JP2011008624A - 情報処理装置、項目選択受付方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】項目の選択を容易化することのできる情報処理装置の提供。
【解決手段】情報処理装置は、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出可能な入力部を備え、前記キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、前記2以上のキーの同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示する。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置は、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出可能な入力部を備え、前記キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、前記2以上のキーの同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、項目選択受付方法およびプログラムに関し、特に、ユーザから項目の選択を受け付ける情報処理装置、項目選択受付方法およびプログラムに関する。
携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の機器では、ディスプレイやキーボード等の制約から、多数の項目から特定の項目の選択を受け付ける際に、これら項目を階層化したツリー構造を用意して、ユーザの項目選択操作に従って、項目選択画面を切り替えていく方式が広く採用されている。
特に、携帯電話端末やデジタルカメラ等においては多機能化が目覚しく、上記ツリーの枝および階層が増えてきており、入力操作の複雑化や操作数の増大による操作性の低下が懸念されている。このような観点から、特許文献1には、2つのポインティングデバイスを備えて、ある階層の項目選択と、その上位の階層の項目選択を行いうるようにした携帯情報端末が開示されている。
また、特許文献2には、鍵盤状の発光キーを設けて、演奏操作をガイドする演奏ガイドデータに従って、前記発光キーを光学的に視覚表示させることのできる携帯電話が開示されている。
上記特許文献1にも記載されているとおり、近年の情報処理装置は、多機能化とともにユーザが所望の機能やデータ等の項目を選択するまでの操作数が増大し、また、その途中経過で表示される選択肢も増大している傾向にある。このため、当該機器の操作に不慣れな者にとっては、しばしば間違った項目を選択してしまったり、現在表示されている階層がわからなくなってしまったりして、結果としてマニュアルや他の者の助けを借りなければならないといった事態が生じている。
この点、特許文献1の携帯情報端末では、上記2つのポインティングデバイスの使い分けを行う必要があり、2つ目のポインティングデバイスを使いこなせなければ、操作数を低減できないという問題点がある。
この点、特許文献2の携帯電話によれば、演奏操作のガイドを行うことができるが、上記所望の項目にたどり着くまでの操作数や選択肢の数を低減することは不可能である。
これらは携帯電話端末に限らず、各種の組み込み製品における機能等の選択時や、パーソナルコンピュータにおける項目の選択時にも共通するものである。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、階層化されたツリー構造を用いてユーザから項目の選択を受け付ける際の操作数やその途中で表示される選択肢の数を低減し、目的とする項目の選択を容易化することのできる情報処理装置を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出可能な入力部を備え、前記キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、前記2以上のキーの同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示する情報処理装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示するステップと、前記表示した項目のいずれかの選択を受け付けるステップと、を含む項目選択受付方法が提供される。なお、本方法は、ユーザに対して項目を提示し、ユーザから項目の選択を受け付けるコンピュータという、特定の機械に結びつけられている。
本発明の第3の視点によれば、キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示する表示する処理と、前記表示した項目のいずれかの選択を受け付ける処理と、をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、階層化されたツリー構造を用いてユーザから項目の選択を受け付ける際の操作数やその途中で表示される選択肢の数を低減し、目的とする項目の選択を容易化することが可能になる。その理由は、2以上のキーが所定時間同時に押下された場合に、当該時点の項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示するよう構成したことにある。
続いて、本発明の概要について説明する。本発明は、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出可能な入力部を備え、ユーザから機能の選択や処理対象データの選択等を受け付ける情報処理装置に適用することができる。本発明に係る情報処理装置は、n個のキーが同時に押下された場合、項目選択画面からこれらのキーをそれぞれ時間的に前後して押下した場合のn!通りの操作が行われた場合に表示される項目を抽出して表示する。
図1の下段に示すように、1オクターブに相当する1a1〜1l12の12個の鍵盤状のキーがあり、キー1a1は、項目Aまたは項番1、キー1b2は、項目Bまたは項番2というように、左から順に、アルファベットまたは数字と対応付けられているものとする。例えば、ユーザがキー1a1〜1l12のうちのドミソ(1a1、1e5、1h8)を同時に押下した場合、情報処理装置は、それぞれのキーが順番に押下された場合に表示されるべき項目を抽出して表示する。即ち、情報処理装置は、項目A(項番1)、項目E(項番5)、項目H(項番8)の組み合わせを抽出し、合計6通りの項目を表示する。
項目A−5−8を選択したいユーザは、キー1a1、キー1e5、キー1h8を同時に押すことで、項目A−5−8を含むリストを呼び出すことが可能になり、キー1a1、キー1e5、キー1h8を順番に押し、各階層の項目選択画面を閲覧して次の項目を選択する操作を繰り返す操作を省くことが可能になる。
以上のように、本発明によれば、例えば、階層化された多数の選択対象の項目の中から所望の項目を選択する過程で、階層毎に項目一覧を参照し、1階層ずつ項目を選択していく手間を削減することが可能になる。例えば、上記項目A−5−8が、機能メニューのうちの(設定−サウンド設定―着信音設定)である場合、ユーザは、図1の左側上段に例示するトップメニュー(図1の左上図参照)から、ドミソに相当するキーを同時押しすることで、すぐに着信音設定機能を利用することができる。
[第1の実施形態]
続いて、本発明を携帯電話端末に適用した本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話端末の外観を表した図である。
続いて、本発明を携帯電話端末に適用した本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話端末の外観を表した図である。
図2を参照すると、液晶表示装置等によって構成された表示部107が設けられたレシーバ側筺体と、鍵盤状のキー1a1〜1l12および音色変更等に用いるファンクションキー114、ポインティングデバイス115等が配設された操作部109が設けられたマイク側筺体とによって構成された携帯電話端末10が示されている。
図2の携帯電話端末10は、通信機能(通話、メール送受信、インターネット接続)、TV放送受信機能やGPS(Global Positioning System)測位機能等を備えているものとする。図3は、図2の携帯電話端末の構成を表したブロック図である。図3を参照すると、無線通信部101と、放送受信部102と、カメラ部103と、音声処理部104と、表示部107と、測位部111と、操作部109と、スピーカ部110と、記憶部112と、制御部113と、を備えた携帯電話端末10の構成が示されている。
無線通信部101は、アンテナを介して図示しない基地局装置との間で無線により情報の送受を行う。
放送受信部102は、放送局(地上局、衛星など)から送信された放送信号を、アンテナを介して受信し、該受信した信号を復調して映像データ、音声データ、情報データ等として出力する処理を行う。
音声処理部104は、マイク(送話部)105およびレシーバ(受話部)106と接続され、マイク105およびレシーバ106を介して入出力された音声信号の処理を行う。
表示部107は、画像、図形、文字、記号などの情報表示出力を行う。操作部109は、鍵盤状に配列され、それぞれが1オクターブを構成する音高が割り当てられているキー1a1〜1l12および音色変更等に用いるファンクションキー114、ポインティングデバイス115等から構成され、上述した同時押下操作を検出可能な入力部に相当する。なお、操作部109のほかに、抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルを表示部107や別途設けた第2の表示部に併設することもできる。なお、タッチパネルを同時押下操作を検出する入力部として用いる場合、多点検出に適した静電容量方式等のものを用いることが望ましい。
スピーカ部110は、楽音や報知音などの鳴音出力を行う。鍵盤状のキー1a1〜1l12の操作時に楽音を出力する場合、スピーカ部110または図示省略するイヤホン端子から楽音を出力することになる。
測位部111は、図示しないGPS衛星から発信されたGPS測位信号に基づいて自機の位置座標を求める。
記憶部112は、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、コンテンツやアプリケーションプログラム、撮影画像および携帯電話端末10の諸設定情報等の格納先として使用される。
制御部113は、記憶部112に格納されたプログラムを読み出して実行し、電話機能、メール機能、インターネット(web)接続機能、カメラ機能、テレビ受信機能、コンテンツ再生機能、測位機能、その他の端末の有する機能や各部の制御を行う。制御部113は、後記する方法を用いて、ユーザから起動したい機能の選択を受け付ける。
続いて、本実施形態の携帯電話端末の動作について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯電話端末10は、上記鍵盤状のキー1a1〜1l12を操作してスピーカ部110から楽音を出力させる楽器モードと、多機能携帯電話として用いるノーマルモードとを有する。楽器モードにおける携帯電話端末10の動作については、各種の電子楽器装置や楽器機能を備えた携帯端末等と同様である。例えば、特許文献2のようにキー1a1〜1l12内に発光機能を備えて、演奏ガイド演奏ガイドデータに従って演奏ガイドを行うようにしてもよい。
はじめに、本発明に係る同時押下操作による項目選択方法との比較のため、携帯電話端末10の動作モードがノーマルモードである場合における機能選択機能の動作について説明する。制御部113は、ユーザから所定のキー押下等による機能選択画面起動操作を受け付けると、図4の左上図に示すように、携帯電話端末10の表示部107に、項目A〜項目Lまでの項目リストと、五線譜を表示する。
前記項目A〜項目Lは、放送受信部102によるTV放送受信機能、カメラ部103による撮像(動画、静止画)機能、測位部111による位置情報測位機能等、携帯電話端末10に備えられた機能項目にそれぞれ対応する。鍵盤状のキー1a1〜1l12は、前記項目A〜項目Lにそれぞれ対応している。例えば、ユーザが項目Aを選択しようとしてキー1a1を押下すると、キー1a1に対応する楽音が出力され、図4の中央上図のように、項目Aの下位の項目A−1〜A−10と、キー1a1に対応する音符が五線譜上に表示される。ここでは、キー1a1はドの位置の鍵に対応しているので、音高ドの楽音出力と、ドの位置に音符が書き込まれる。なお、図4の例では、8分音符の音符で表しているが、実際にキー1a1を押下した時間に応じて音符の種類を変えるようにしてもよい。
続いて、ユーザが項目A−1〜A−10のうちの項目A−8を選択しようとしてキー1h8を押下すると、キー1h8に対応する楽音が出力され、図4の右上図のように、項目A−8の下位の項目A−8−1〜A−8−6と、キー1h8に対応する音符が五線譜上に表示される。ここでは、キー1h8はソの位置の鍵に対応しているので、音高ソの楽音出力と、前記ドの音符に続けてソの位置に音符が書き込まれる。
同様に、図5の左上図に示すように、携帯電話端末10の表示部107に、項目A〜項目Lまでの項目リストと五線譜が表示されている状態にて、ユーザが項目Hを選択しようとしてキー1h8を押下すると、キー1h8に対応する楽音が出力され、図5の中央上図のように、項目Hの下位の項目H−1〜h−7と、キー1h8に対応する音符が五線譜上に表示される。キー1h8はソの位置の鍵に対応しているので、音高ソの楽音出力と、ソの位置に音符が書き込まれる。
続いて、ユーザが項目H−1〜H−7のうちの項目H−1を選択しようとしてキー1a1を押下すると、キー1a1に対応する楽音が出力され、図5の右上図のように、項目H−1の下位の項目H−1−1〜H−1−4と、キー1a1に対応する音符が五線譜上に表示される。ここでは、キー1a1はドの位置の鍵に対応しているので、音高ドの楽音出力と、前記ソの音符に続けてドの位置に音符が書き込まれる。
本発明に係る同時押下操作による項目選択方法について説明する。図6の左上図に示すように、携帯電話端末10の機能選択画面にて、項目A〜項目Lまでの項目リストと、五線譜を表示する点は、上記した図4、図5の左上図と同様である。
[同時押下操作キー数=2]
図6の左上図の状態から、ユーザが2以上のキーを同時に押下すると、制御部113は、これらのキーがそれぞれ順番に押下された場合に表示されるべき項目を抽出して表示する。ここで、「同時」とは、厳密に同時であることを要求するものではなく、少なくとも所定の時間内に、2つのキーが押下状態になり、その状態が継続していれば足りるものとする。
図6の左上図の状態から、ユーザが2以上のキーを同時に押下すると、制御部113は、これらのキーがそれぞれ順番に押下された場合に表示されるべき項目を抽出して表示する。ここで、「同時」とは、厳密に同時であることを要求するものではなく、少なくとも所定の時間内に、2つのキーが押下状態になり、その状態が継続していれば足りるものとする。
例えば、ユーザがキー1a1とキー1h8とを同時に押下した場合、制御部113は、スピーカ部110からドとソの音を出力させるとともに、キー1a1が先に押下されて次にキー1h8が押下された場合に表示される項目A−8−1〜A−8−6と(図4の右上図参照)、キー1h8が先に押下されて次にキー1a1が押下された場合に表示される項目H−1−1〜H−1−4と(図5の右上図参照)を表示する。結果として表示部107には、項目A−8−1〜A−8−6、項目H−1−1〜H−1−4との10項目が表示される。
例えば、ユーザが利用したい機能が項目A−8−2である場合、ユーザは、図4に示した順序で操作するのではなく、図6に示したようにキー1a1とキー1h8とを同時に押下することで、目的とする項目にたどり着くことができる。
また、上記のように項目の選択とともに楽音の出力も行われるため、ドとソという音で、操作内容を覚えたり、人に教えたりすることが可能になる。また、ドとソという音が出力されたことを確認し、あるいは、五線譜上に表示された音符を確認することで、操作内容を確認することも可能になる。特に、携帯電話端末が所謂マナーモードに設定されているような場合は、上記五線譜上に表示された音符を確認することで、操作が正しく行われたことを確認することができる。
なお、図6の例では、五線譜上に、キーの押下を検出した順序で、ドとソの順番で音符を表示しているが、例えば、和音記号のように全音符等を用いてドとソを同一の時間的位置に上下に表示するようにしてもよい。
[同時押下操作キー数=3]
続いて、3つのキーの同時押下を検出した場合の動作について説明する。ユーザが3以上のキーを同時に押下すると、制御部113は、これらのキーがそれぞれ順番に押下された組み合わせ、つまり3!=6通りの操作が行われた場合に表示されるべき項目を抽出して表示する。
続いて、3つのキーの同時押下を検出した場合の動作について説明する。ユーザが3以上のキーを同時に押下すると、制御部113は、これらのキーがそれぞれ順番に押下された組み合わせ、つまり3!=6通りの操作が行われた場合に表示されるべき項目を抽出して表示する。
例えば、ユーザがキー1a1とキー1e5とキー1h8とを同時に押下した場合、制御部113は、スピーカ部110からドとミとソの和音を出力させるとともに、(キー1a1、キー1e5、キー1h8)、(キー1a1、キー1h8、キー1e5)、(キー1e5、キー1a1、キー1h8)、(キー1e5、キー1h8、キー1a1)、(キー1h8、キー1a1、キー1e5)、(キー1h8、キー1e5、キー1a1)との6通りの組み合わせを抽出し、表示部107に図1に示すように、項目A−5−8、項目A−8−5、項目E−1−8、項目E−8−1、項目H−1−5、項目H−5−1を抽出して、表示する。
ここで例えば、図5の右上図に示したように、項目H−1の下位項目がH−1−1〜H−1−4までしかない場合、上記H−1−5は、表示されないことになり、図7に示すように、項目A−5−8、項目A−8−5、項目E−1−8、項目E−8−1、項目H−5−1の5項目が表示されることになる。
例えば、ユーザが利用したい機能が項目H−5−1である場合、ユーザは、図5に示した順序で操作するのではなく、図1、図7に示したようにキー1a1とキー1e5とキー1h8とを同時に押下することで、目的とする項目にたどり着くことができる。
また、上記のように項目の選択とともに楽音の出力も行われるため、ドとミとソの和音(コード)で、操作内容を覚えたり、人に教えたりすることが可能になる。また、ドとミとソの和音(コード)が出力されたことを確認し、あるいは、五線譜上に表示された音符を確認することで、操作内容を確認することも可能になる。
以上のように本実施形態によれば、携帯電話端末やPDAの多く機能の中から使用したい機能を起動する際に、トップメニューから階層をたどって所望の機能項目を選択起動する操作方法のほか、複数のキーの同時押下操作にて目的の機能を呼び出すことのできる操作方法をユーザに提供することが可能になる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、上記した実施形態では、携帯電話端末に適用した例を挙げて説明したが、PDA、PC(パーソナルコンピュータ)、各種組み込み機器や車載端末等の多数の項目を階層化してユーザに提示し、上位の項目から段階的に選択させる処理を行う情報処理装置一般に適用することが可能である。このとき、入力部は、装置本体に配設されている必要はなく、例えば、リモートコントローラにて同時押下操作を検出するものとしてもよい。
また例えば、上記した実施形態では、複数のキーの同時操作検出時に、スピーカ部110からの音の出力と、表示部107への楽譜の表示との双方を行うものとして説明したが、いずれか一方を省略してもよいことはもちろんである。
また、上記した実施形態では、同時操作キーの数が2の場合と3の場合を説明したが、同時操作キーの数が4以上であってもよい。
また、上記した実施形態では、携帯電話端末の機能を選択する例を挙げて説明したが、例えば、各種機器の設定を変更する項目の選択、処理対象フォルダやファイルの選択等、階層構成を持つ多数の項目群の中から、任意の項目の選択を受け付ける場合にも適用することが可能である。
また携帯電話端末に適用する場合、さらなる変形構成が可能である。例えば、上記した実施形態では、図2に携帯電話端末の構成を例示したが、例えば、図8に示すように、表示部107と操作部109とを相対回転できるように構成してもよい。このようにすることにより、鍵盤楽器のようになり、複数キーの同時押下操作が一層容易化される。
また、上記した実施形態では、例えば、図9に示すように、操作部109側に、第2の表示部116を設けて、鍵盤状のキーの上方に楽譜が表示されるようにしてもよい。このようにすることにより、操作したキーの視認性が一層向上する。
また、上記した実施形態では、各キーが1オクターブ分の鍵に対応し、それぞれ音高を割り当て操作時に、音および楽譜の表示を行うものとして説明したが、各キーにその他の情報をそれぞれ割り当て、操作時にこれらの情報を出力させるようにしてもよい。例えば、各キーにそれぞれ固有の色、文字、図形等を割り当て、同時押下操作の検出時に、各キーに対応付けられた色、文字、図形等をそれぞれ表示する態様を採ることができる。
さらに、上記した実施形態では、操作部109はハードウェアキーにて構成されているものとして説明したが、鍵盤状のキーまたはすべてのキーをタッチパネル上に表示されたソフトウェアキーにて実現することも可能である。
10 携帯電話端末
101 無線通信部
102 放送受信部
103 カメラ部
104 音声処理部
105 マイク
106 レシーバ
107 表示部
109 操作部
110 スピーカ部
111 測位部
112 記憶部
113 制御部
114 ファンクションキー
115 ポインティングデバイス
116 第2の表示部
1a1〜1l12 キー
101 無線通信部
102 放送受信部
103 カメラ部
104 音声処理部
105 マイク
106 レシーバ
107 表示部
109 操作部
110 スピーカ部
111 測位部
112 記憶部
113 制御部
114 ファンクションキー
115 ポインティングデバイス
116 第2の表示部
1a1〜1l12 キー
Claims (6)
- 複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出可能な入力部を備え、
前記キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、前記2以上のキーの同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 前記複数のキーには、それぞれ固有の情報が割り当てられており、
前記項目選択画面にて、前記2以上のキーの同時押下操作を検出すると、前記各キーに割り当てられた情報を出力する請求項1の情報処理装置。 - 前記各キーに割り当てられた情報は、音の高さを示す音高情報であり、
前記項目選択画面でのキーの操作時に、各キーに割り当てられた音高の音を出力する請求項2の情報処理装置。 - 前記各キーに割り当てられた情報は、音の高さを示す音高情報であり、
前記項目選択画面でのキーの操作時に、画面に表示された楽譜上に、各キーに割り当てられた音高に対応する音符を表示する請求項2の情報処理装置。 - キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示するステップと、
前記表示した項目のいずれかの選択を受け付けるステップと、を含む項目選択受付方法。 - キーの操作によりユーザから項目の選択を受け付ける項目選択画面にて、複数のキーのうちの2以上のキーが所定時間内にそれぞれ押下された状態となった同時押下操作を検出すると、前記項目選択画面から前記2以上のキーをそれぞれ前後して押下した場合に表示される項目を抽出して表示する表示する処理と、
前記表示した項目のいずれかの選択を受け付ける処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。
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