JP2011007878A - 表示媒体固定装置および書き込み装置 - Google Patents

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Kyotaro Tomoda
恭太郎 友田
Tsutomu Ishii
努 石井
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茂彦 佐々木
Akira Ichiboshi
彰 一星
Masahiro Sato
政寛 佐藤
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Abstract

【課題】表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できるようにする。
【解決手段】磁石22が磁石12Aおよび磁石15Aと対向すると、磁石22と磁石12Aとの間に斥力が発生し、蓋部1Bと表示装置2との間に隙間が生じる。また、磁石15Aと磁石22との間にも斥力が発生する。磁石22が、磁石12Cおよび磁石15Cと対向すると、磁石22と磁石12Cとの間に引力が発生する。また、磁石15Cと磁石22との間にも引力が発生する。磁石22と磁石12Cおよび磁石15Cとの間に引力が発生すると、この引力によって表示装置2が本体部1Aに密着すると共に、蓋部1Bが表示装置2に密着する。
【選択図】図8

Description

本発明は、表示媒体固定装置および書き込み装置に関する。
情報記録用シートに対して画像の書き込みを行う装置として、例えば特許文献1に開示された装置がある。この装置は、情報記録用シートに対して電圧を印加することにより画像の書き込みを行う装置であり、情報記録用シートが装置の側面から装置内部に挿入される。側面から装置内部に挿入された情報記録用シートは、装置内部において持ち上げられ、樹脂薄膜に密着させられる。樹脂薄膜を挟んで情報記録用シートと反対側には、透明電極が配置されており、樹脂薄膜に密着させられた情報記録用シートに対しては、この透明電極から電圧が印加され、画像の書き込みが行われる。
特開2002−7068号公報
本発明は、表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できる技術を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る表示媒体固定装置は、表示媒体と磁石とを有する表示装置を固定する表示媒体固定装置であって、表示媒体と磁石とを有する表示装置が載せられる表面と、前記表面と交わる第1側面と、前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第1磁石と、前記第1側面から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第2磁石と、前記第1側面から見て前記第2磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、該表面側に前記第1極とは異なる第2極が向けられた第3磁石と、を有する本体部と、前記本体部の表面と対向し、前記表面の方向および前記表面の方向と反対方向へ移動可能な上壁部と、前記上壁部において前記第1磁石と対向し、前記第1磁石側に前記第2極が向けられた第4磁石と、前記上壁部において前記第2磁石と対向し、前記第2磁石側に前記第2極が向けられた第5磁石と、前記上壁部において前記第3磁石と対向し、前記第3磁石側に前記第1極が向けられた第6磁石と、を有する蓋部を有する。
本発明の請求項2に係る表示媒体固定装置は、表示媒体と磁石とを有する表示装置を固定する表示媒体固定装置であって、表示媒体と磁石とを有する表示装置が載せられる表面と、前記表面と交わる第1側面と、前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、前記第1側面に沿って配置され、前記表面側に第1極が向けられた第1磁石とを有する本体部と、前記本体部の表面と対向する上壁部と、前記上壁部と対向して前記本体部の内部に位置する下壁部と、前記上壁部において前記第1磁石と対向し、前記第1磁石側に前記第1極と異なる第2極が向けられた第2磁石と、前記下壁部において前記第2磁石と対向し、前記第2磁石側に前記第1極が向けられた第3磁石とを有し、前記第1側面に沿った軸で回転可能に支持された蓋部とを有する。
本発明の請求項3に係る表示媒体固定装置は、請求項2に記載の構成において、前記上壁部は、前記第1側面側から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、前記表面側に第2極が向けられた第4磁石を有することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る表示媒体固定装置は、表示媒体が載せられる表面と、前記表面と交わる第1側面と、前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、前記第1側面に沿って配置され、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第1電磁石と、前記第1側面から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第2電磁石とを有する本体部と、前記第1電磁石と前記第2電磁石に流す電流の方向を可変可能な制御部と、前記本体部の表面と対向し、前記表面の方向および前記表面の方向と反対方向へ移動可能な上壁部と、前記上壁部において前記第1電磁石と対向し、前記第1磁石側に第1極が向けられた第1磁石と、前記上壁部において前記第2電磁石と対向し、前記第2磁石側に第1極が向けられた第2磁石と、を有する蓋部を有する。
本発明の請求項5に係る表示媒体固定装置は、表示媒体が載せられる表面と、前記表面と交わる第1側面と、前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第1磁石と、前記第1側面から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第2磁石と、を有する本体部と、前記本体部の表面と対向し、前記表面の方向および前記表面の方向と反対方向へ移動可能な上壁部と、前記上壁部において前記第1磁石と対向し、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第1電磁石と、前記上壁部において前記第2磁石と対向し、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第2電磁石と、を有する蓋部と、前記第1電磁石と前記第2電磁石に流す電流の方向を可変可能な制御部とを有する。
本発明の請求項6に係る書き込み装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の表示媒体固定装置と、前記本体部の前記表面に載せられる表示媒体に対して電圧を印加する電圧印加部と、前記表面に面し、前記表示媒体に対して光を照射する光出力部とを有する。
本発明の請求項1に係る発明によれば、表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できる。
本発明の請求項2に係る発明によれば、表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できる。
本発明の請求項3に係る発明によれば、表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できる。
本発明の請求項4に係る発明によれば、表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できる。
本発明の請求項5に係る発明によれば、表示媒体が載せられる面に表示媒体を固定し、表示媒体の着脱時には容易に表示媒体を着脱できる。
本発明の請求項6に係る発明によれば、光出力部が面する光出力部に表示媒体を密着させることができる。
本発明の一実施形態に係る書き込み装置の外観図。 書き込み装置1と表示装置2の上面図。 表示装置2を書き込み装置1にセットした状態の上面図。 表示媒体21の断面を模式的に示した図。 表示層に印加される電圧と表示層の反射率の関係を示した図。 書き込み装置1のハードウェア構成を示したブロック図。 書き込み装置1の本体部1Aと蓋部1Bとを分離した状態を示した図。 実施形態の動作を説明するための図。 本発明の第2実施形態に係る書き込み装置と表示装置の上面図。 第2実施形態に係る蓋部1Dの三面図。 第2実施形態に係る本体部1Cの外観図。 第2実施形態の動作を説明するための図。 本発明の第3実施形態に係る書き込み装置と表示装置の上面図。 第3実施形態の動作を説明するための図。 第4実施形態の本体部1Fと蓋部1Gとを分離した状態を示した図。 第4実施形態の動作を説明するための図。 第4実施形態の変形例に係る本体部1Fの外観を示した図。
[第1実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る書き込み装置1および表示装置2の外観を示した図であり、図2は、書き込み装置1と表示装置2の上面図、図3は、表示装置2を書き込み装置1にセットした状態の上面図である。
表示装置2は、照明器具の光や太陽光などの外光を反射して画像の表示を行う反射型の表示装置である。表示装置2は、矩形で板状の形状をしており、矩形の一辺の両端部分に磁石22を有している。また、表示装置2は、コレステリック液晶を有する表示層と、光に反応して電荷を発生する感光体を有する感光層、および表示層と感光層を挟んだ導電層が積層された表示媒体21を備えている。表示装置2は、導電層にパルス状の電圧が印加されている状態で光が照射されると、光が照射された位置にあるコレステリック液晶の配向状態が変化する。すると、光の照射に応じて表示層が外光を透過する部分と外光を反射する部分とに分かれて画像を表示する。
書き込み装置1は、書き込み装置1にセットされた表示装置2に画像を表示させる装置である。書き込み装置1は、表示装置2の導電層と電気的に接続される端子と、表示装置2の表示媒体21に光を照射する書き込み部を備えており、端子を介して表示装置2の導電層に電圧を印加しつつ表示装置2に対して光を照射し、表示媒体21に画像を表示させる。
(表示装置2の構成)
図4は、表示装置2が有する表示媒体21の断面を模式的に示した図である。表示媒体21は、基板層、導電層、表示層、感光層及びラミネート層を積層した構成となっており、各層の形状は矩形となっている。図4に示したように、基板層201Aが配置されている側が、使用者が画像を視認する側(表示面側)となっており、基板層201Cが配置されている側が、書き込み装置1から出力された光が照射される側(書き込み面側)となっている。
基板層201A,201B,201Cは、画像を表示する部分の保護や形状の保持を行う層であり、基板層201Aと基板層201Cは表示装置2の表面に露出している。また、基板層201Bは、導電層202Bと導電層202Cとの間を絶縁する役割を果たしている。なお、本実施形態においては、各基板層は光を透過するポリエチレンテレフタレートで形成されているが、各基板層の素材は、ポリエチレンテレフタレートに限定されるものではなく、透明性及び絶縁性を有するのであれば他の素材であってもよい。
導電層202A,202B,202C,202Dは、本実施形態においては酸化インジウムスズで形成されており、透明で光を透過し、且つ導電性を有する層である。なお、各導電層は、透明で光を透過して導電性を有するのであれば、その素材は酸化インジウムスズに限定されず、他の素材であってもよい。
導電層202Aは、基板層201Aの書き込み面側に接しており、導電層202Bは基板層201Bの表示面側に接している。また、導電層202Cは、基板層201Bの書き込み面側に接しており、導電層202Dは基板層201Cの表示面側に接している。
また、導電層202Aには端子203Aが接続され、導電層202Bには端子203Bが接続されており、導電層202Cには端子203Cが接続され、導電層202Dには端子203Dが接続されている。端子203A〜203Dは、書き込み装置1から電圧が印加される端子であり、表示装置2の表面に露出するように配置されている。
導電層202Aの書き込み面側に接している表示層204B、表示層204Bの書き込み面側に接している表示層204G、および導電層202Cの書き込み面側に接している表示層204Rは、コレステリック液晶や光を透過する樹脂など複数の材料からなる層であり、樹脂の中にコレステリック液晶が分散した構成となっている。
コレステリック液晶は、液晶分子がらせん状に捩れて配向しており、電場によって配向が変化し、特定の波長の光を反射する状態又は光を透過する状態に変化する。なお、本実施形態においては、表示層204Bのコレステリック液晶は青の光(波長が400nm〜500nmの範囲内の光)を反射し、表示層204Gのコレステリック液晶は緑の光(波長が500nm〜600nmの範囲内の光)を反射し、表示層204Rのコレステリック液晶は赤の光(波長が600nm〜700nmの範囲内の光)を反射するように調整されているが、各表示層が反射する光は上述のものに限定されるものではない。表示層毎に各々異なる予め定められた波長帯の光を反射するように、コレステリック液晶の材料を選択してもよい。
また、各表示層に用いられている樹脂は、コレステリック液晶を保持し、液晶の流動(画像の変化)を抑制する機能を有するものであり、液晶材料に溶解せず、また液晶と相溶しない液体を溶剤とする高分子材料が用いられている。また、各表示層に用いられている樹脂は、外力に耐える強度をもち、光に対して透過性を示す。
導電層202Bの表示面側に接している感光層205Rと、導電層202Dの表示面側に接している感光層205BGは、光電効果が生じる層であり、本実施形態においては、電荷発生層2051,2053と電荷輸送層2052を有し、電荷発生層2051、電荷輸送層2052、電荷発生層2053の順で積層された構造となっている。
感光層は、光が照射されると、光が照射された部分の抵抗値が低下する。表示層と感光層を挟む導電層に印加される電圧は、表示層と感光層とに分圧されるが、感光層の抵抗値が低下すると分圧比が変化して表示層に掛かる電圧が増加する。
電荷発生層2051と電荷発生層2053は、光を吸収して光キャリアを発生する層である。電荷発生層2051は、表示面側の導電層から書き込み面側の導電層の方向に流れる光キャリアの量を左右し、電荷発生層2053は、書き込み面側の導電層から表示面側の導電層の方向に流れる光キャリアの量を左右している。
電荷輸送層2052は、各電荷発生層で発生した光キャリアが注入され、導電層に印加される電圧により生じる電場の方向にドリフトする機能を有する層である。本実施形態においては、感光層205Rの電荷発生層は、赤色の電荷発生物質(一例としてジブロモアントアントロン)を有しており、青〜緑色の光を吸収する。また、感光層205BGの電荷発生層は、青色と緑色の電荷発生物質(一例としてチタニルフタロシアニン)を有しており、赤色の光を吸収する。
感光層205Rと表示層204Gの間と、感光層205BGと表示層204Rの間にあるラミネート層207は、表示層を感光層に貼りあわせる際に、凹凸の吸収および接着の役割を果たす目的で設けられる層である。ラミネート層207は、ガラス転移点の低い高分子材料からなるものであり、熱や圧力によって表示層と感光層とを密着・接着させることができる材料が選択される。また、少なくとも入射する光に対して透過性を有する。ラミネート層207に用いられる材料としては、粘着性の高分子材料(例えばウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂)を挙げることができる。
これらの各層が積層された表示媒体21において、表示層にあるコレステリック液晶は、電圧が印加される前の初期状態がプレーナ相である場合には、印加される電圧の増加に伴ってプレーナ相、フォーカルコニック相、ホメオトロピック相の順番に変化し、初期状態がフォーカルコニック相である場合には、印加される電圧の増加に伴ってフォーカルコニック相、ホメオトロピック相の順番に変化する。そして、フォーカルコニック相の状態で電圧が除去されると、コレステリック液晶はフォーカルコニック相の状態を保持し、ホメオトロピック相の状態で電圧が除去されると、コレステリック液晶はホメオトロピック相からプレーナ相に変化し、プレーナ相の状態を保持する。
図5(a)と図5(b)は、導電層と感光層を介して表示層全体に印加される電圧と表示層における光の反射率との関係を示した図であり、図5(a)の曲線Rは、印加される電圧と表示層204Rにおける光の反射率との関係を示したものである。また、図5(b)の曲線Gは、印加される電圧と表示層204Gにおける光の反射率との関係を示したものであり、図5(b)の曲線Bは、印加される電圧と表示層204Bにおける光の反射率との関係を示したものである。
表示層204Bにおいてプレーナ相またはフォーカルコニック相からフォーカルコニック相へ変化する時の電圧の閾値をVb1、フォーカルコニック相からホメオトロピック相へ変化する時の電圧の閾値をVb2とすると、電圧除去前に導電層と感光層とを介して印加されている電圧がVb2以上の場合、電圧除去後にコレステリック液晶はプレーナ相となって外光中の青の光を反射する。一方、電圧除去前に導電層と感光層とを介して印加されている電圧がVb1とVb2の間の電圧である場合には、電圧除去後にコレステリック液晶はフォーカルコニック相となって外光が透過する。
また、表示層204Gにおいてプレーナ相またはフォーカルコニック相からフォーカルコニック相へ変化する時の電圧の閾値をVg1、フォーカルコニック相からホメオトロピック相へ変化する時の電圧の閾値をVg2とすると、電圧除去前に導電層と感光層とを介して印加されている電圧がVg2以上の場合、電圧除去後にコレステリック液晶はプレーナ相となって外光中の緑の光を反射する。一方、電圧除去前に導電層と感光層とを介して印加されている電圧がVg1とVg2の間の電圧である場合には、電圧除去後にコレステリック液晶はフォーカルコニック相となって外光が透過する。
また、表示層204Rにおいてプレーナ相またはフォーカルコニック相からフォーカルコニック相へ変化する時の電圧の閾値をVr1、フォーカルコニック相からホメオトロピック相へ変化する時の電圧の閾値をVr2とすると、電圧除去前に導電層と感光層とを介して印加されている電圧がVr2以上の場合、電圧除去後にコレステリック液晶はプレーナ相となって外光中の赤色の光を反射する。一方、電圧除去前に導電層と感光層とを介して印加されている電圧がVr1とVr2の間の電圧である場合には、電圧除去後にコレステリック液晶はフォーカルコニック相となって外光が透過する。
このように、各表示層のコレステリック液晶は、印加される電圧がプレーナ相(またはフォーカルコニック相)からフォーカルコニック相へ変化する時の電圧の閾値(第1閾値(Vr1,Vg1,Vb1):表示層の反射率が10%となる時の電圧)を超えると、フォーカルコニック相に変化し、印加される電圧の電圧値がフォーカルコニック相からホメオトロピック相へ変化する時の電圧の閾値(第2閾値(Vr2,Vg2,Vb2):表示層の反射率が90%となる時の電圧)を超えると、ホメオトロピック相に変化する。
次に、表示装置2が備える2つの磁石22について説明する。磁石22は、矩形で板状の永久磁石であり、本実施形態においては表示面側がN極であり、書き込み面側がS極とである。なお、本実施形態においては、磁石22は矩形となっているが、形状は矩形に限定されず、多角形や円形または楕円形など他の形状であってもよい。
(書き込み装置1の構成)
図6は、書き込み装置1のハードウェア構成を示したブロック図、図7は、書き込み装置1の本体部1Aと蓋部1Bとを分離した状態を示した図、図8(a)は、図3のA−A線断面図である。
書き込み装置1は、大別すると本体部1Aと蓋部1Bで構成されている。
蓋部1Bは、例えば磁石に引きつけられないプラスチックなどの素材で形成されており、矩形の上壁部11と、上壁部11の三つの辺から垂直に立ち上がった側壁部12を有している。側壁部12は、後述する本体部1Aのスリット13に挿入され、蓋部1Bは本体部1Aに対して上下に移動する。
なお、上壁部11においては、矩形で板状の永久磁石である磁石12A〜12Cが配置されている。上壁部11において側壁部12が設けられていない側にある2つの磁石12Aは、本体部1Aと対向する側がN極であり、その反対側がS極となっている。また、磁石12Aと磁石12Cとの間にある2つの磁石12Bは、本体部1Aと対向する側がN極であり、その反対側がS極となっている。また、磁石12Bから見て磁石12Aと反対側にある2つの磁石12Cは、本体部1Aと対向する側がS極であり、その反対側がN極となっている。
次に、直方体の形状をして内部に空間を有する本体部1Aは、スリット13、挿入口14、磁石15A〜15Cを有している。スリット13は、蓋部1Bの側壁部12が挿入されるスリットであり、本体部1Aの内部の空間へ貫通している。挿入口14は、記憶媒体としてフラッシュメモリを採用したカード型のメモリーカードが挿入されるスリットである。
磁石15A〜15Cは、矩形で板状の永久磁石であり、蓋部1Bがスリット13に挿入されると、磁石15Aは磁石12Aと対向する。また、蓋部1Bがスリット13に挿入されると、磁石15Bは磁石12Bと対向し、磁石15Cは磁石12Cと対向する。なお、2つの磁石15Aは、磁石12Aと向かい合う側がS極であり、その反対側がN極となっている。また、2つの磁石15Bは、磁石12Bと向かい合う側がS極であり、その反対側がN極となっている。また、2つの磁石15Cは、磁石12Cと向かい合う側がN極であり、その反対側がS極となっている。
また、本体部1Aは、制御部101、書き込み部102、電圧印加部103、インターフェース部105、操作部106を有している。
書き込み部102は、光を表示媒体21に照射する機能を有し、制御部101によって制御され、表示媒体21の感光層205R,205BGへ光を照射する。この光は、感光層205Rや感光層205BGが吸収する光の波長域内にピーク強度を持ち、バンド幅の狭い光である。また、この光のスペクトルは、感光層205R,205BGが吸収する光の波長域のエネルギーが多く含まれるようなスペクトルである。
具体的には、書き込み部102は、赤、緑、青の三色で構成された画素を複数有する透過型の液晶パネルと、光源として機能するバックライトを備えた液晶ディスプレイ102Aを備えている。バックライトから出力された光は、液晶パネルを透過し、液晶パネルの上方に固定される表示装置2の書き込み面側に照射される。なお、液晶ディスプレイ102Aは、制御部101により制御されて光を出力する画素が制御される。
なお、表示媒体21に光を照射する構成は、上述した構成に限定されるものではなく、光源としては、例えば冷陰極管、キセノンランプ、ハロゲンランプ、EL(Electro Luminescence)のいずれかと導光板とを組み合せた光源がある。
また、面発光型のディスプレイ装置(たとえばCRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)、EL、FED(Field Emission Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display))などで表示媒体21に光を照射してもよい。
電圧印加部103は、端子203Aに接続される端子と、端子203Bに接続される端子を備えており、これらの端子を用いて導電層202A及び導電層202Bへパルス状の電圧を印加する。また、電圧印加部103は、端子203Cに接続される端子と、端子203Dに接続される端子を備えており、これらの端子を用いて導電層202C及び導電層202Dへパルス状の電圧を印加する。
操作部106は、画像を表示する液晶ディスプレイ106Aと、透明で液晶ディスプレイ106Aの表面に配置されたタッチパネル106Bを備えている。液晶ディスプレイ106Aには、制御部101の制御の下、書き込み装置1を操作するための画面が表示される。また、タッチパネル106Bは、使用者が触れた位置を示す信号を制御部101へ出力する。
インターフェース部105は、記憶媒体としてフラッシュメモリを採用したカード型のメモリーカードが装着される端子を備えており、メモリーカードに記憶されたデータを読み出すインターフェースとして機能する。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力ポートおよび出力ポートなどを備えた、所謂マイクロコンピュータを有している。ROMには、各部を制御するための制御プログラムが記憶されており、CPUにより制御プログラムが実行されると、書き込み装置1の各部が制御され、表示媒体21に画像を表示させる機能が実現する。
(実施形態の動作)
まず、表示装置2を書き込み装置1にセットする時の動作について説明し、次に表示装置2に画像を表示させる時の動作について説明する。
表示装置2が書き込み装置1にセットされていない状態においては、図8(a)に示したように、蓋部1Bに配置された磁石12AのN極と本体部1Aに配置された磁石15AのS極が対向する。また、磁石12BのN極と磁石15BのS極が対向し、磁石12CのS極と磁石15CのN極が対向する。このように、蓋部1Bに配置された磁石と本体部1Aに配置された磁石は、互いに異なる極が向かい合うため、磁石12A〜12Cと磁石15A〜15Cとの間で引力が発生する。磁石12A〜12Cと磁石15A〜15Cとの間で引力が発生すると、磁石12A〜12Cを備えた蓋部1Bが本体部1A側へ引き寄せられ、上壁部11が本体部1Aに密着する。
ユーザは、表示装置2を書き込み装置1にセットする場合、表示装置2において磁石22が配置されている側の側面を、蓋部1Bにおいて側壁部12が設けられていない側に移動させる。上壁部11においては、側壁部12が設けられていない側は、面取りされているため、この面取りされた部分に表示装置2が接触し、さらに表示装置2が磁石12Cの方向へ押されると表示装置2が上壁部11を押し上げて蓋部1Bが上方へ移動する。
また、表示装置2の磁石22が上壁部11に配置されている磁石12Aに近づく。ここで、磁石22の表示面側はN極であり、磁石12Aにおいて磁石22と対向する側はN極であるため、磁石22と磁石12Aとの間に斥力が発生し、図9(b)に示したように蓋部1Bと表示装置2との間に隙間が生じる。なお、磁石22の書き込み面側はS極であり、本体部1Aの磁石15Aにおいて磁石22と対向する側はS極であるため、磁石15Aと磁石22との間にも斥力が発生する。
図9(b)に示した状態からさらに表示装置2が磁石12Cの方向へ押され、表示装置2が図9(c)に示した位置まで移動すると、磁石22と磁石12Bが対向する。ここで、磁石22の表示面側はN極であり、磁石12Bにおいて磁石22と対向する側はN極であるため、磁石22と磁石12Bとの間に斥力が発生する。なお、磁石22の書き込み面側はS極であり、本体部1Aの磁石15Bにおいて磁石22と対向する側はS極であるため、磁石15Bと磁石22との間にも斥力が発生する。
そして、図9(c)の状態からさらに表示装置2が磁石12Cの方向へ押されて図9(d)(図4のB−B線断面図)に示した状態になると、磁石22は、磁石12Cおよび磁石15Cと対向する。磁石22の表示面側はN極であり、磁石12Cにおいて磁石22と対向する側はS極であるため、磁石22と磁石12Cとの間に引力が発生する。また、磁石22の書き込み面側はS極であり、本体部1Aの磁石15Cにおいて磁石22と対向する側はN極であるため、磁石15Cと磁石22との間にも引力が発生する。磁石22と磁石12Cおよび磁石15Cとの間に引力が発生すると、この引力によって表示装置2が本体部1Aに密着すると共に、蓋部1Bが表示装置2に密着する。
なお、磁石12BのN極と磁石15BのS極が表示装置2を挟んで対向し、磁石12AのN極と磁石15AのS極が表示装置2を挟んで対向するため、磁石12Bと磁石15Bとの間および磁石12Aと磁石15Aとの間においても引力が発生する。すると、磁石12Bと磁石12Aが表示装置2を本体部1A側へ押して表示装置2を本体部1Aに密着させ、表示装置2の表示媒体21が書き込み装置1の液晶ディスプレイ102Aに密着すると共に、電圧印加部103の端子と端子203A〜203Dが電気的に接続される。
次に、表示媒体21に画像を表示させる時の動作について説明する。
図8(d)に示したように表示装置2が書き込み装置1にセットされた後、画像を表す画像データを記録したメモリーカードが挿入口14に挿入され、メモリーカードがインターフェース部105に装着されると、制御部101は、メモリーカードが挿入されたことを検知し、メモリーカードに記憶されている画像データのファイル名を表示デバイス106Aに表示する。ここで、書き込み装置1の使用者が、表示されたファイル名を選択する操作をタッチパネル106Bにおいて行うと、制御部101の制御の下、選択された画像データが表す画像がメモリーカードから読み出され、画像データの示す画像が表示デバイス106Aに表示される。
次に、表示デバイス106Aに表示された画像を表示装置2へ表示させる操作がタッチパネル106Bにおいて行われると、書き込み装置1は、使用者に選択された画像データが表す画像に従って書き込み部102と電圧印加部103を制御する。なお、画像データが表す画像は、赤、緑、青の三色の画像で構成されたカラーの画像である。
具体的には、表示層204B全体と表示層204G全体に分圧される実効電圧をVg2とVb2との間にするパルス状の電圧が電圧印加部103から導電層202A,202Bへ印加され、表示層204Bは、配向状態がホメオトロピック相となり、表示層204Gは、配向状態がフォーカルコニック相となる。その際、画像データの示す画像のうち緑色の画像に応じて液晶ディスプレイ102Aが制御され、表示媒体21において緑の光を反射させる部分に液晶ディスプレイ102Aから青の光が照射されると、感光層205Rの抵抗が低下し、光が照射された部分については、実効電圧がVg2以上に増加し、表示層204Gにおいて電圧が増加した部分はホメオトロピック相となる。そして、パルス状の電圧の印加を停止すると、表示層204Gの配向状態は、光が照射されていない部分はフォーカルコニック相となり、光が照射された部分はプレーナ相となる。また、表示層204Bは全面がプレーナ相となる。
次に、表示層204B全体と表示層204G全体に分圧される実効電圧をVb1以下の電圧Vb3にするパルス状の電圧が電圧印加部103から導電層202A,202Bへ印加され、表示層204Gは上記の配向状態を保ち、表示層204Bはプレーナ相のままとなる。その際、画像データの示す画像のうち青色の画像に応じて液晶ディスプレイ102Aが制御され、表示媒体21において、青の光を透過させたい部分について液晶ディスプレイ102Aから青の光が照射されると、感光層205Rの抵抗が低下し、光が照射された部分については、分圧されて印加される実効電圧がVb1とVg1との間の電圧に増加する。これにより、表示層204Bの配向状態は、光が照射されていない部分はプレーナ相となり、光が照射された部分はフォーカルコニック相となる。また、表示層204Gは上記の配向状態を保つ。
また、表示層204R全体に分圧される実効電圧をVr1とVr2との間の電圧にするパルス状の電圧が電圧印加部103から導電層202C,202Dへ印加され、表示層204Rは、配向状態がフォーカルコニック相となる。その際、画像データの示す画像のうち赤色の画像に応じて液晶ディスプレイ102Aが制御され、表示媒体21において赤の光を反射させる部分について液晶ディスプレイ102Aから赤の光が照射されると、光が照射された部分については、感光層205BGの抵抗が低下し、印加される電圧が電圧Vr2以上の電圧に増加する。そして、パルス状の電圧の印加を停止すると、表示層204Rの配向状態は、光が照射されていない部分はフォーカルコニック相となり、光が照射された部分はプレーナ相となる。
各表示層においてプレーナ相となった部分は光を反射し、フォーカルコニック相となった部分は光を透過する。各表示層で反射した光がユーザに到達し、反射した光に応じた画像が視認される。
なお、液晶ディスプレイ102Aと表示媒体21との間に隙間があると、液晶ディスプレイ102Aから出力された光が拡散して感光層に到達し、表示媒体21に表示される画像がぼやけることとなる。しかしながら、本実施形態においては、磁石の引力によって蓋部1Bが表示装置2を本体部1A側へ押すため、表示媒体21が液晶ディスプレイ102Aに密着し、液晶ディスプレイ102Aから出力された光が拡散することなく表示媒体21の感光層へ到達するため、意図しない位置まで表示層の配向状態を変更させることがなく、画像がぼやけるのを抑えられる。
書き込み装置1のユーザは、表示装置2を書き込み装置1から取り外す場合には、表示装置2を書き込み装置1にセットした時と反対側へ引っ張る。そして、表示装置2が図8(c)に示した位置まで移動すると、磁石22と磁石12Bとの間に斥力が発生し、蓋部1Bが上昇する。なお、磁石15Bと磁石22との間にも斥力が発生する。
図8(c)に示した状態からさらに表示装置2を書き込み装置1にセットした時と反対側へ引っ張り、図8(b)の位置まで移動すると、磁石22は、磁石12Aおよび磁石15Aと対向する。ここでも磁石22と磁石12Aとの間に斥力が発生し、磁石15Aと磁石22との間にも斥力が発生する。
そして、さらに表示装置2を引っ張り、図8(a)に示したように表示装置2が書き込み装置1から離れると、磁石12Aと磁石15Aとの間、磁石12Bと磁石15Bとの間、および磁石12Cと磁石15Cとの間に引力が発生する。この引力により蓋部1Bは本体部1A側へ引き寄せられ、蓋部1Bが本体部1Aに密着する。
このように、表示装置2が書き込み装置1にセットされていない状態においては、蓋部1Bが本体部1Aに密着するため、液晶ディスプレイ102Aの表面が外部に露出せず、液晶ディスプレイ102Aが傷ついたり、液晶ディスプレイ102Aに埃がついたりすることを防ぐことができる。また、書き込み装置1に表示装置2がセットされていない状態においては、蓋部1Bが本体部1A側に引き寄せられるため、書き込み装置1における出っ張りを小さくし、持ち運びが容易になる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係る書き込み装置は、第1実施形態と比較して蓋部の形状と、磁石の配置位置が異なる。なお、他の構成については同じであるため、以下の説明においては、第1実施形態と同じ構成については説明を省略し、第1実施形態との相違点を説明する。
図9は、本実施形態に係る書き込み装置と表示装置の上面図であり、図10は、本実施形態に係る蓋部1Dの三面図である。蓋部1Dは、磁石12A,12Bを備えている点で蓋部1Bと一致しているが、磁石12Cを備えていない点で蓋部1Bと相違している。なお、本実施形態においては、磁石12Bの磁力を磁石12Aの磁力より強くしてもよい。
また、蓋部1Dは、上壁部11と対向し、側壁部12と一体となった下壁部16を有している。この下壁部16は、矩形で板状の永久磁石である磁石17を有している。なお、磁石17は、磁石12Aと対向しており、磁石12Aと対向する側がS極であり、その反対側がN極となっている。また、側壁部12には、側壁部12を貫通する孔18が設けられている。
図11は、本実施形態に係る本体部1Cの外観図である。同図に示したように本体部1Cは、第1実施形態の本体部1Aと比較すると磁石15Bおよび磁石15Cを備えていない点で相違している。
蓋部1Dの側壁部12はスリット13を通り、下壁部16は本体部1Cの内部に位置し、上壁部11は本体部1Cの外部に位置する。なお、本体部1Cの内部においてはピン19が支持されており、このピン19が側壁部12の2つの孔18を貫通し、蓋部1Dを回転可能に支持している。
次に、本実施形態の動作について説明する。図12(a)は、図9のC−C線断面図である。表示装置2が書き込み装置1にセットされていない状態においては、図12(a)に示したように、蓋部1Dに配置された磁石12AのN極と本体部1Aに配置された磁石15AのS極が対向している。ここで、磁石12Aと磁石15Aは互いに異なる極が向かい合っているため、磁石12Aと磁石15Aとの間で引力が発生しており、磁石12Aが本体部1A側へ引き寄せられ、磁石12Aが磁石15Aに接している。
次に、ユーザが表示装置2において磁石22が配置されている側を磁石12Aと磁石15Aとの間に挿入すると、磁石22の表示面側はN極であり、磁石12Aにおいて磁石22と対向する側はN極であるため、磁石22と磁石12Aとの間に斥力が発生して磁石12Aが磁石22から離れ、蓋部1Dが図中ではピン19を中心にして反時計方向に回転する。すると、下壁部16の磁石17が磁石15Aに近づく。ここで、磁石15Aにおいて磁石17に向いている側はN極であり、磁石17において磁石15Aに向いている側はS極であるため、磁石17と磁石15Aとの間に引力が発生し、磁石17が磁石15Aに引き寄せられて接触する。
図12(b)に示した状態からさらに表示装置2が押され、表示装置2が図12(c)に示した位置まで移動すると、磁石22の表示面側はN極であり、磁石12Bにおいて磁石22と対向する側はN極であるため、磁石22と磁石12Bとの間に斥力が発生する。
そして、図12(c)の状態からさらに表示装置2を押して、表示装置2の側面が蓋部1Dの側壁部12に接した後、ユーザが磁石12Aの部分を押し下げると、磁石12Aが磁石15Aに近づく。すると、磁石12Aと磁石15Aとの間に生じる引力により、図12(d)に示したように蓋部1Dが表示装置2を本体部1C側へ押して表示装置2を本体部1Cに密着させ、表示装置2の表示媒体21が書き込み装置1の液晶ディスプレイ102Aに密着すると共に、電圧印加部103と端子203A〜203Dが電気的に接続される。
このように本実施形態においても、磁石の引力によって蓋部1Dが表示装置2を本体部1C側へ押すことにより、表示媒体21が液晶ディスプレイ102Aに密着する。そして、液晶ディスプレイ102Aから出力された光が拡散することなく表示媒体21の感光層へ到達するため、意図しない位置まで表示層の配向状態を変更させることがなく、画像がぼやけるのを抑えられる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態に係る書き込み装置は、第2実施形態と比較して磁石の配置位置が異なる。また、本実施形態においては表示装置2の構成が異なり、第2実施形態と比較して磁石の数が異なっている。なお、他の構成については第2実施形態と同じであるため、以下の説明においては、第2実施形態と同じ構成については説明を省略し、第2実施形態との相違点について説明する。
図13は、本実施形態に係る書き込み装置1と表示装置2の上面図である。蓋部1Eは、磁石12Bを備えていない点で蓋部1Dと相違している。また、表示装置2は、2つの磁石23を備えている点で第2実施形態の表示装置2と相違している。磁石23は矩形で板状の永久磁石であり、表示媒体21の角部の近くに配置されている。また、磁石23は、表示面側がN極であり、書き込み面側がS極となっている。
図14(a)は、図13のD−D線断面図である。蓋部1Eの側壁部12はスリット13を通り、下壁部16は本体部1Cの内部に位置し、上壁部11は本体部1Cの外部に位置する。なお、本体部1Cの内部においてはピン19が支持されており、このピン19が側壁部12の2つの孔18を貫通し、蓋部1Eを回転可能に支持している。
表示装置2が書き込み装置1にセットされていない状態においては、図14(a)に示したように、蓋部1Eに配置された磁石12AのN極と本体部1Aに配置された磁石15AのS極が対向している。ここで、磁石12Aと磁石15Aとの間で引力が発生しており、磁石12Aを備えた蓋部1Dが本体部1A側へ引き寄せられ、磁石12Aが磁石15Aに接している。
次に、表示装置2において磁石22が配置されている側を磁石12Aと磁石15Aとの間に挿入すると、磁石22の表示面側はN極であり、磁石12Aにおいて磁石22と対向する側はN極であるため、磁石22と磁石12Aとの間に斥力が発生して磁石12Aが磁石22から離れ、蓋部1Eが図中ではピン19を中心にして反時計方向に回転する。すると、下壁部16の磁石17が磁石15Aに近づく。ここで、磁石15Aにおいて磁石17に向いている側はN極であり、磁石17において磁石15Aに向いている側はS極であるため、磁石17と磁石15Aとの間に引力が発生し、磁石17が磁石15Aに引き寄せられて接触する。
図14(b)に示した状態からさらに表示装置2が押され、表示装置2が図14(c)に示した位置まで移動すると、ここで、磁石23と磁石12Aが対向する。磁石23の表示面側はN極であり、磁石12Aにおいて磁石23と対向する側はN極であるため、磁石23と磁石12Aとの間に斥力が発生する。
そして、図14(c)の状態からさらに表示装置2が押され、表示装置2の側面が蓋部1Eの側壁部12に接した後、ユーザが磁石12Aの部分を押し下げると、磁石12Aが磁石15Aに近づく。すると、磁石12Aと磁石15Aとの間に生じる引力により、図14(d)に示したように蓋部1Eが表示装置2を本体部1C側へ押して表示装置2を本体部1Cに密着させ、表示装置2の表示媒体21が書き込み装置1の液晶ディスプレイ102Aに密着すると共に、電圧印加部103と端子203A〜203Dが電気的に接続される。
このように本実施形態においても、磁石の引力によって蓋部1Eが表示装置2を本体部1C側へ押すことにより、表示媒体21が液晶ディスプレイ102Aに密着する。そして、液晶ディスプレイ102Aから出力された光が拡散することなく表示媒体21の感光層へ到達するため、意図しない位置まで表示層の配向状態を変更させることがなく、画像がぼやけるのを抑えられる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態に係る書き込み装置は、第1実施形態と比較して磁石の配置位置と、配置されている磁石の種類、表示装置2を検知するセンサを有している点が異なる。
また、本実施形態においては表示装置2の構成が異なり、磁石22を備えていない点で第1実施形態の表示装置2と相違している。なお、他の構成については第1実施形態と同じであるため、以下の説明においては、第1実施形態と同じ構成については説明を省略し、第2実施形態との相違点について説明する。
図15は、本実施形態に係る書き込み装置1の本体部1Fと蓋部1Gとを分離した状態を示した図である。同図に示したように、蓋部1Gは、磁石12Bを備えていない点で第1実施形態の蓋部1Bと相違している。また、本体部1Fにおいては、磁石15Aと同じ位置に電磁石15D、磁石15Cと同じ位置に電磁石15Eが配置されている。電磁石15Dと電磁石15Eは、制御部101に接続されており、制御部101から流す電流の方向を変更することにより極を変えることができる。また、本体部1Fにおいては、センサ110Aとセンサ110Bが配置されている。センサ110Aとセンサ110Bは、光を出力する光源と、光を検知する素子を備えており、素子は光源から出力されて表示装置2で反射した光を検知する。
次に、本実施形態の動作について説明する。まず、図16(a)〜図16(d)は、本実施形態に係る書き込み装置1の断面図である。図16(a)に示したように、表示装置2が書き込み装置1にセットされていない状態においては、電磁石15Dと電磁石15Eには電流が流されていない。このため、磁石12Aと電磁石15Dの鉄芯との間、および磁石12Cと電磁石15Eの鉄芯との間に引力が発生し、磁石12Aと磁石12Cを備えた蓋部1Gが本体部1F側へ引き寄せられ、蓋部1Gと本体部1Fが密着している。
次に、センサ110Aの位置に表示装置2が位置すると、センサ110Aから出力された光が表示装置2で反射し、反射した光はセンサ110Aに入射する。この反射した光がセンサ110Aの素子で検知されると、制御部101は、電磁石15Dと電磁石15Eにおいて蓋部1Gに向いている側がN極となるように各電磁石に電流を流す。すると、磁石12A,12Cにおいて本体部1Fに向いている側はN極であるため、蓋部1Gの磁石と本体部1Fの電磁石との間に斥力が発生する。この斥力により蓋部1Gが本体部1Fから離れ、図16(b)に示したように、蓋部1Gと本体部1Fとの間に隙間が生じる。
ユーザは、図16(b)、図16(c)に示したように、この隙間に表示装置2を挿入する。そして、表示装置2が移動し、センサ110Bの位置に表示装置2が位置すると、センサ110Bから出力された光が表示装置2で反射し、反射した光はセンサ110Bに入射する。この反射した光がセンサ110Bの素子で検知されると、制御部101は、電磁石15Dと電磁石15Eにおいて蓋部1Gに向いている側がS極となるように各電磁石に電流を流す。
ここで、磁石12A,12Cにおいて本体部1Fに向いている側はN極であるため、蓋部1Gの磁石と本体部1Fの電磁石との間に引力が発生し、この引力により蓋部1Gが本体部1F側へ引き寄せられる。蓋部1Gが本体部1F側へ引き寄せられると、蓋部1Gが表示装置2を本体部1F側へ押し下げ、表示装置2が本体部1Fに密着すると共に、蓋部1Gが表示装置2に密着する。ここで、表示装置2の表示媒体21が書き込み装置1の液晶ディスプレイ102Aに密着すると共に、電圧印加部103と端子203A〜203Dが電気的に接続される。
このように本実施形態においても、磁石の引力によって蓋部1Gが表示装置2を本体部1F側へ押すことにより、表示媒体21が液晶ディスプレイ102Aに密着する。そして、液晶ディスプレイ102Aから出力された光が拡散することなく表示媒体21の感光層へ到達するため、意図しない位置まで表示層の配向状態を変更させることがなく、画像がぼやけるのを抑えられる。
なお、本実施形態においては、蓋部1Gに永久磁石を配置し、本体部1Fに電磁石を配置しているが、蓋部1Gに電磁石を配置し、本体部1Fに永久磁石を配置してもよい。
また、本実施形態においては、ユーザがタッチパネル106Bを操作することにより電磁石15D,15Eに電流が流れるようにしてもよい。
図17は、この変形例に係る書き込み装置1の本体部1Fと蓋部1Gとを分離した状態を示した図である。同図に示したように、この構成に係る書き込み装置1は、センサ110A,110Bを備えていない。
この構成において、ユーザが本体部1Fのタッチパネル106Bを操作し、蓋部1Gを本体部1Fから上げるように指示する操作を行うと、制御部101は、電磁石15Dと電磁石15Eにおいて蓋部1Gに向いている側がN極となるように各電磁石に電流を流す。すると、磁石12A,12Cにおいて本体部1Fに向いている側はN極であるため、蓋部1Gの磁石と本体部1Fの電磁石との間に斥力が発生する。この斥力により蓋部1Gが本体部1Fから離れ、蓋部1Gと本体部1Fとの間に隙間が生じる。
ユーザは、この隙間に表示装置2を挿入し、表示装置2の側面を側壁部12に接触させると、本体部1Fのタッチパネル106Bを操作し、蓋部1Gを本体部1F側へ下げるように指示する操作を行う。すると、制御部101は、電磁石15Dと電磁石15Eにおいて蓋部1Gに向いている側がS極となるように各電磁石に電流を流す。ここで、磁石12A,12Cにおいて本体部1Fに向いている側はN極であるため、蓋部1Gの磁石と本体部1Fの電磁石との間に引力が発生し、この引力により蓋部1Gが本体部1F側へ引き寄せられる。蓋部1Gが本体部1F側へ引き寄せられると、蓋部1Gが表示装置2を本体部1F側へ押し下げ、表示装置2が本体部1Fに密着すると共に、蓋部1Gが表示装置2に密着する。ここで、表示装置2の表示媒体21が書き込み装置1の液晶ディスプレイ102Aに密着すると共に、電圧印加部103と端子203A〜203Dが電気的に接続される。
なお、本実施形態においては、センサ110A,110Bは、光を使用するセンサとなっているが、表示装置2を検知するセンサは、光を使用するもの以外であってもよく、例えば、超音波を出力し、表示装置2で反射した超音波を検出するものであってもよい。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した第2実施形態においては、蓋部1Dに下壁部16を設けているが、第2実施形態においては、蓋部1Dに下壁部16を設けない構成としてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、矩形の蓋部1Bの三辺に側壁部12が設けられているが、蓋部1Bは、磁石12Bから見て磁石12Bと反対側にある側壁を有しない構成であってもよい。
上述した実施形態においては、書き込み装置1は、表示媒体21に光を照射する書き込み部102を備えているが、書き込み装置1は、書き込み部102を備えていない構成であってもよい。なお、この構成においては、透明電極で構成された複数のアドレス線を蓋部に配置し、このアドレス線と直交し、透明電極で構成された複数のデータ線を本体部に設け、このデータ線とアドレス線に印加する電圧を制御部101が制御することにより表示媒体への電圧の印加位置と印加電圧を制御し、表示層の配向状態を変更するようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、磁石の極が向く方向は上述した方向に限定されるものではなく、上述した方向と逆の方向に向けられていてもよい。
また、上述した実施形態において磁石15A〜15Cは、本体部の表面に露出せず、本体部の内部に位置していてもよい。
また、上述した実施形態において電磁石15D,15Eも、本体部の表面に露出せず、本体部の内部に位置していてもよい。
また、磁石12A〜12Cについても、蓋部の表面に露出せず、蓋部の内部に位置していてもよい。
また、磁石22,23についても、表示装置2の表面に露出せず、表示装置2の筐体内部に位置していてもよい。
1・・・書き込み装置、2・・・表示装置、1A,1C,1F・・・本体部、1B,1D,1E,1G・・・蓋部、11・・・上壁部、12・・・側壁部、12A〜12C・・・磁石、13・・・スリット、15A〜15C・・・磁石、15D,15E・・・電磁石、16・・・下壁部、17・・・磁石、18・・・孔、19・・・ピン、21・・・表示媒体、22,23・・・磁石、101・・・制御部、102・・・書き込み部、102A・・・液晶ディスプレイ、103・・・電圧印加部、105・・・インターフェース部、106・・・操作部、106A・・・液晶ディスプレイ、106B・・・タッチパネル、110A,110B・・・センサ

Claims (6)

  1. 表示媒体と磁石とを有する表示装置を固定する表示媒体固定装置であって、
    表示媒体と磁石とを有する表示装置が載せられる表面と、
    前記表面と交わる第1側面と、
    前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、
    前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第1磁石と、
    前記第1側面から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第2磁石と、
    前記第1側面から見て前記第2磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、該表面側に前記第1極とは異なる第2極が向けられた第3磁石と、
    を有する本体部と、
    前記本体部の表面と対向し、前記表面の方向および前記表面の方向と反対方向へ移動可能な上壁部と、
    前記上壁部において前記第1磁石と対向し、前記第1磁石側に前記第2極が向けられた第4磁石と、
    前記上壁部において前記第2磁石と対向し、前記第2磁石側に前記第2極が向けられた第5磁石と、
    前記上壁部において前記第3磁石と対向し、前記第3磁石側に前記第1極が向けられた第6磁石と、
    を有する蓋部
    を有する表示媒体固定装置。
  2. 表示媒体と磁石とを有する表示装置を固定する表示媒体固定装置であって、
    表示媒体と磁石とを有する表示装置が載せられる表面と、
    前記表面と交わる第1側面と、
    前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、
    前記第1側面に沿って配置され、前記表面側に第1極が向けられた第1磁石と
    を有する本体部と、
    前記本体部の表面と対向する上壁部と、
    前記上壁部と対向して前記本体部の内部に位置する下壁部と、
    前記上壁部において前記第1磁石と対向し、前記第1磁石側に前記第1極と異なる第2極が向けられた第2磁石と、
    前記下壁部において前記第2磁石と対向し、前記第2磁石側に前記第1極が向けられた第3磁石とを有し、
    前記第1側面に沿った軸で回転可能に支持された蓋部と
    を有する表示媒体固定装置。
  3. 前記上壁部は、前記第1側面側から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、前記表面側に第2極が向けられた第4磁石を有すること
    を特徴とする請求項2に記載の表示媒体固定装置。
  4. 表示媒体が載せられる表面と、
    前記表面と交わる第1側面と、
    前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、
    前記第1側面に沿って配置され、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第1電磁石と、
    前記第1側面から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第2電磁石と
    を有する本体部と、
    前記第1電磁石と前記第2電磁石に流す電流の方向を可変可能な制御部と、
    前記本体部の表面と対向し、前記表面の方向および前記表面の方向と反対方向へ移動可能な上壁部と、
    前記上壁部において前記第1電磁石と対向し、前記第1磁石側に第1極が向けられた第1磁石と、
    前記上壁部において前記第2電磁石と対向し、前記第2磁石側に第1極が向けられた第2磁石と、
    を有する蓋部
    を有する表示媒体固定装置。
  5. 表示媒体が載せられる表面と、
    前記表面と交わる第1側面と、
    前記表面と交わり前記第1側面と対向する第2側面と、
    前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第1磁石と、
    前記第1側面から見て前記第1磁石より前記第2側面側で前記第1側面に沿って配置され、該表面側に第1極が向けられた第2磁石と、
    を有する本体部と、
    前記本体部の表面と対向し、前記表面の方向および前記表面の方向と反対方向へ移動可能な上壁部と、
    前記上壁部において前記第1磁石と対向し、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第1電磁石と、
    前記上壁部において前記第2磁石と対向し、流される電流の方向により前記表面側の極が変化する第2電磁石と、
    を有する蓋部と、
    前記第1電磁石と前記第2電磁石に流す電流の方向を可変可能な制御部と
    を有する表示媒体固定装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の表示媒体固定装置と、
    前記本体部の前記表面に載せられる表示媒体に対して電圧を印加する電圧印加部と、
    前記表面に面し、前記表示媒体に対して光を照射する光出力部と
    を有する書き込み装置。
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KR20140024326A (ko) * 2011-04-27 2014-02-28 제이엑스 닛코닛세키에너지주식회사 유기 el 소자용의 광 취출 투명 기판 및 그것을 사용한 유기 el 소자
WO2015025374A1 (ja) * 2013-08-21 2015-02-26 堺ディスプレイプロダクト株式会社 表示装置

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