JP2011007568A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検体の成分によらず、血漿、血清および血球それぞれの成分を共通の分注ノズルを用いて、反応容器内に検体を規定量で確実に吐出することができる自動分析装置を提供すること。
【解決手段】分注ポンプ46と分注ノズル41とを管路で連結し、分注ポンプ46を吸排動作させることによって分注ノズル41内に検体容器内から検体を吸引し、吸引した検体を容器に吐出して分注する検体分注機構12を備え、吸引した検体と試薬とを反応させ、この反応液の吸光度を測定し、該検体を分析する自動分析装置において、吸引した検体の情報または該検体に対して予め設定された分析項目を取得する取得部34aと、取得部34aが取得した吸引した検体の情報または該検体に対して予め設定された分析項目をもとに、分注ノズル41による吸引した検体の吐出位置を制御する位置制御部34と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、検体と試薬とを容器に分注し、この容器内で生じる反応液の吸光度を測定することによって検体を分析する自動分析装置に関するものである。
従来から、血液中の血糖やヘモグロビンA1c(HbA1c)は、糖尿病の診断マーカとして使用されており、自動分析装置においては、被験者から採取した血液検体を遠心分離により血漿と血球とに分離し、血漿成分を含む検体から血糖値を測定する。一方、血球成分を含む検体からHbA1c値を測定している。
ところで、近年、自動分析装置においては、血漿または血清成分を分析する分析項目で分注する検体が1μL程度まで微量化されている。このため、高い精度で検体を分注するには、分注ノズルの先端部の内径を0.3mm程度まで細くする必要がある。しかし、血清または血清成分用の分注ノズルを用いて血球成分を分注する場合、血球成分が血漿または血清成分に比べて粘度が高いため、血球成分の吸引は可能であるが、吐出時に血球成分が分注ノズルの先端部に液滴となり、精度高く吐出することができない場合がある。このため、自動分析装置では、血漿または血清成分を分注する分注ノズルに比べ、血球成分に対して先端部の内径を太くした分注ノズルを用いて、それぞれの分析項目に応じて使い分けるのが一般的であり、装置が複雑かつ大型化するため、種々の分注方法が提案されている。
たとえば、特許文献1では、血漿または血清成分と血球成分とを共通の分注ノズルを用いて、液面検知手段が検知した検体容器内の液面位置と分析項目毎に予め設定された分注ノズルの侵入距離とに基づいて、分注ノズルが液面から下降する下降距離を算出し、この算出した下降距離まで分注ノズルを下降させて血球成分を含む検体を吸引して分注する方法が開示されている。
また、特許文献2では、血漿または血清成分と血球成分とを共通の分注ノズルを用いて、液面検知手段が検知した検体容器内の液面位置と検体容器の種類毎に予め設定された分注ノズルの浸入距離とに基づいて、分注ノズルが液面から下降する下降距離を算出し、この算出した下降距離まで分注ノズルを下降させて血球成分を含む検体を吸引して分注する方法が開示されている。
また、特許文献3では、液体を分注ノズルに吸引し、吸引した液体を分注ノズルから容器に吐出後、分注ノズルの先端部を容器内の液面に接触させ、その後この液面から離すように分注ノズルを移動させることにより、検体のキャリーオ−バ−の低減を図りつつ、分注ノズルへの液滴残留または液滴形成分の液体付着による分注精度低下の防止を図る方法が開示されている。
特開2000−46843号公報 特開平11−316239号公報 特開平7−333230号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2では、血漿または血清成分と血球成分との吸引位置をそれぞれ分け、血球成分を確実に吸引するための方法として提示されているが、血漿または血清成分と血球成分とを共通の分注ノズルで行う場合の問題点が解決されていない。つまり、血球成分を含む検体を容器内に吐出する場合、分注ノズルの先端部に検体の液滴が生じることによって、容器内に規定量の検体を吐出することができず、精度の高い分析結果を得ることができないことがあった。
また、特許文献3では、検体として血清または血漿成分など粘性の低いものを分注する場合に、液面との接触を利用して分注ノズルの先端部への液滴の付着防止を目的としているが、検体の種類や粘性に関係なく一律に同じ動作を行うため、血球成分のように粘性の高いものと血清または血漿成分のように粘性の低いものを同一の自動分析装置内で混在して測定を行うときに、それぞれの試料の特性に合わせた分注ができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検体の成分によらず、血漿、血清および血球それぞれの成分を共通の分注ノズルを用いて、容器内に検体を規定量で確実に吐出することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、分注ポンプと分注ノズルとを管路で連結し、前記分注ポンプを吸排動作させることによって前記分注ノズル内に検体容器内から検体を吸引し、吸引した検体を容器に吐出して分注する分注装置を備え、前記容器内で検体と試薬とを反応させ、この反応液の吸光度を測定し、該検体を分析する自動分析装置において、前記吸引した検体の検体情報と該検体に対して予め設定された分析項目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記検体情報および/または前記分析項目の情報をもとに、前記分注ノズルによる前記吸引した検体の吐出位置を制御する位置制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる自動分析装置は、上記の発明において、前記検体を吸引した際に前記管路内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が検出した圧力の時間的な変化をもとに、前記検体情報としての前記吸引した検体の粘度を算出する粘度算出手段と、前記粘度算出手段が算出した前記吸引した検体の粘度が、吐出可能な粘度であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記吸引した検体の粘度を吐出可能な粘度であると判定した場合に、前記吸引した検体の粘度に応じて検体を吐出する吐出方式を選択する選択手段と、を備え、前記選択手段は、前記吸引した検体の粘度が所定の閾値を超えた場合に、液中で検体を吐出する液中吐出方式を選択することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動分析装置は、上記の発明において、前記容器内に収容された液体の液面高さを算出する液面算出手段を備え、前記位置制御手段は、前記選択手段が選択した吐出方式と前記液面算出手段が算出した液面高さに応じて、前記吸引した検体の吐出位置を制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動分析装置は、上記の発明において、前記分析項目は、血球成分を含む検体を分析する項目であることを特徴とする。
本発明にかかる自動分析装置は、分注装置が吸引した検体の検体情報および/またはこの検体に対して予め設定された分析項目の情報をもとに、分注ノズルにより吸引した検体の吐出位置を制御することによって、検体の成分によらず、容器内に検体を規定量で確実に吐出することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる自動分析装置の構成を示す模式図である。 図2は、検体分注機構および位置制御部の構成を示す模式図である。 図3は、血球成分を含む検体に対して分注ノズルが吸引した際の圧力変化図である。 図4は、検体分注機構の動作の概要を示す動作図である。 図5は、位置制御部による検体分注処理の概要を示すフローチャートである。 図6は、位置制御部による特別分注処理の概要を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の自動分析装置にかかる実施の形態について説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態にかかる自動分析装置の構成を示す模式図である。図1に示すように、本発明の実施の形態にかかる自動分析装置1は、試薬と検体とを反応容器20に分注し、反応容器20内で反応させ、この反応液の吸光度を測定する測定機構2と、測定機構2を含む自動分析装置1全体の制御を行うとともに測定機構2における測定結果の分析を行う制御機構3と、を備える。自動分析装置1は、これらの2つの機構が連携することによって複数の検体の分析を自動的に行う。
まず、測定機構2について説明する。図1に示すように、測定機構2は、血液や尿等の液体である検体を収容した複数の検体容器11aを保持する検体ラック11bを図中の矢印方向に順次移送する検体移送部11と、検体移送部11上の検体吸引位置P1で停止した検体容器11aから検体を吸引して反応容器20に検体を吐出して分注する検体分注機構12と、検体と接触した部分を洗浄する洗浄部13と、反応容器20内に分注される試薬が収容された試薬容器14aを複数収納する試薬庫14と、試薬庫14内の試薬吸引位置P2で停止した試薬容器14aから第1試薬または第2試薬を吸引して反応容器20に試薬を吐出して分注する試薬分注機構15と、反応容器20内に分注された試薬と検体とを攪拌する攪拌部16と、反応容器20内に分注された液体の吸光度を測定する測光部17と、測光部17による測定が終了した反応容器20を洗浄する洗浄部18と、反応容器20への検体や試薬の分注、攪拌、測光および洗浄を行うために反応容器20を所定の位置まで搬送する反応槽19と、を備える。
また、検体容器11aおよび検体ラック11bには、内部に収容する検体を識別する識別情報を記憶した記録媒体がそれぞれ貼付されている(図示せず)。このため、検体移送部11には、検体容器11aおよび検体ラック11bに貼付された記録媒体を読み取る検体容器読取部11cが設けられている。
つぎに、制御機構3について説明する。制御機構3は、CPU等によって実現され、自動分析装置1の各部の処理および動作を制御する制御部31と、キーボード、マウス、入出力機能を備えたタッチパネル等によって実現され、検体の分析に必要な情報や自動分析装置1の操作情報が入力される入力部32と、測光部17によって測定された吸光度の測定結果に基づいて検体の成分分析を行う分析部33と、吸引した検体を吐出する際に反応容器20内の鉛直方向における吸引した検体の吐出位置および検体分注機構12の動作を制御する位置制御部34と、ハードディスクやメモリ等によって実現され、自動分析装置1の各部の処理および動作にかかる各種プログラムや検体の分析に関する情報を含む各種情報を記憶する記憶部35と、ディスプレイやプリンタ等によって実現され、検体の分析に関する情報等を出力する出力部36と、を備える。
以上のように構成された自動分析装置1では、反応槽19上で順次移送される複数の反応容器20に対して、試薬分注機構15が試薬庫14の試薬容器14aから第1試薬を分注後、検体分注機構12が検体吸引位置P1で停止した検体容器11aから検体を分注する。その後、試薬分注機構15が試薬庫14の試薬容器14aから第2試薬を反応容器20に分注する。さらに、測光部17が第1試薬、検体および第2試薬を反応させた状態の反応液の吸光度を測定し、この測定結果をもとに分析部33が分析することによって、検体の成分分析等が自動的に行われる。その後、洗浄部18が測光部17による測定が終了した後に搬送される反応容器20を搬送させながら洗浄し、反応容器20を再利用する。その後、洗浄された反応容器20を再利用し、複数の分析処理を行う。
つぎに、図1に示した検体分注機構12および位置制御部34について詳細に説明する。図2は、検体分注機構12および位置制御部34の構成を示す模式図である。検体分注機構12は、図2に示すように、分注ノズル41、分注ポンプ46および洗浄水ポンプ50を有する。
分注ノズル41は、ステンレス等によって棒管状に形成されたものからなり、アーム42に装着されている。アーム42は、駆動部43の駆動によって動作し、アーム42と駆動部43とを連結する連結部44を介して、鉛直方向の昇降および連結部44を通る鉛直軸を中心とする回転を自在に行う。駆動部43は、位置制御部34による制御のもと、アーム42を駆動させ、分注ノズル41の先端部を検体容器11a内または反応容器20内に下降させる。
分注ポンプ46は、シリンジポンプで実現され、配管45を介して分注ノズル41と、配管45内の圧力を検出する圧力センサ48と、洗浄水Waの流量を調整する電磁弁49とに接続されている。分注ポンプ46は、プランジャ駆動部47によるプランジャ46aの往復動によって、分注ノズル41内に検体を吸引し、吸引した検体を反応容器20に吐出して分注を行う。プランジャ駆動部47は、位置制御部34による制御のもと、プランジャ46aを駆動することによって、検体の分注量を調整する。電磁弁49には、別の配管52が接続され、この配管52の他端には、洗浄水Waを供給する洗浄水ポンプ50が接続されている。さらに、洗浄水ポンプ50には、別の配管53が接続され、この配管53の他端は、洗浄水Waを収容する洗浄水タンク51に達している。
圧力センサ48は、配管45内における洗浄水Waの圧力を検出し、アナログ圧力信号として増幅回路48aへ出力する。増幅回路48aは、圧力センサ48から出力されるアナログ圧力信号を増幅し、増幅した圧力信号を処理部48bへ出力する。処理部48bは、A/D変換器によって実現され、増幅回路48aから入力されるアナログ圧力信号をデジタル信号に変換して処理し、検出部48cに出力する。検出部48cは、処理部48bによって変換された圧力信号における所定時間の圧力、たとえば、分注ノズル41内に検体を吸引し終えた時点の圧力を検出し、制御部31を介して記憶部35へ出力する。
洗浄水ポンプ50は、洗浄水タンク51に貯蔵された洗浄水Waを吸い上げ、圧力センサ48との間に設けた電磁弁49を介して配管45内に洗浄水Waを供給する。ここで、電磁弁49は、位置制御部34の制御のもと、吸い上げた洗浄水Waを配管45内に供給する場合には開かれ、分注ポンプ46によって分注ノズル41が検体を吸引する場合には閉じられる。なお、洗浄水Waは、脱気されたイオン交換水または蒸留水等の非圧縮性流体である。
位置制御部34は、取得部34a、粘度算出部34b、判定部34c、選択部34d、液面算出部34eおよび駆動制御部34fを有する。取得部34aは、制御部31を介して、検体分注機構12が分注ノズル41内に吸引した検体の検体情報と吸引した検体に対して予め設定された分析項目の情報を記憶部35から取得する。具体的には、検体容器読取部11cが読み取った検体の識別情報をもとに設定された検体の分析項目を記憶部35から取得する、および/または分注ノズル41内に検体を吸引した際に生じる様々な検体の検体情報を記憶部35から取得する。
粘度算出部34bは、制御部31を介して、検体分注機構12が分注ノズル41内に検体を吸引した際に圧力センサ48が検出する圧力を取得し、取得した圧力の時間的な変化をもとに吸引した検体の粘度を算出する。具体的には、圧力センサ48が検出する圧力に対応する出力電圧の時間変化と検体の粘度との関係を示す検量線を参照して、吸引した検体の粘度を算出する。なお、検量線は、記憶部35に記憶されている。
判定部34cは、粘度算出部34bが算出した分注ノズル41内に吸引した検体の粘度が、吐出可能な粘度であるか否かを判定する。判定部34cは、粘度算出部34bが算出した分注ノズル41内に吸引した検体の粘度が、吐出不可能な粘度である場合、吸引した検体の粘度が異常であると判定する。
選択部34dは、判定部34cが分注ノズル41内に吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度であると判定した場合に、分注ノズル41内に吸引した検体の粘度に応じて検体を吐出する吐出方式を選択する。選択部34dは、分注ノズル41内に吸引した検体の粘度が所定の閾値を超えた場合に、液中で検体を吐出する液中吐出方式を選択する。なお、選択部34dは、分注ノズル41内に吸引した検体に対して予め設定された分析項目の情報に応じて検体を吐出する吐出方式を選択してもよい。
液面算出部34eは、反応容器20内に収容された液体の液面高さを算出する。具体的には、液面算出部34eは、制御部31を介して、分注ノズル41内に吸引した検体の分析項目に対応して反応容器20内に分注される第1試薬の液量を記憶部35から取得し、この取得した液量と反応容器20の形状とに基づいて、反応容器20内に収容された液体の液面高さを算出する。
駆動制御部34fは、取得部34aが取得した吸引した検体の検体情報および/または吸引した検体に対して予め設定された分析項目の情報をもとに、分注ノズル41により吸引した検体の吐出位置を制御する。吸引した検体の吐出位置は、検体の吐出方式によって決定される。このため、駆動制御部34fは、取得部34aが取得した検体の検体情報、検体の分析項目の情報および選択部34dが選択した吐出方式の少なくともいずれか一つを用いて、分注ノズル41による吸引した検体の吐出位置を制御する。具体的には、駆動制御部34fは、選択部34dが液中吐出方式を選択した場合、駆動部43を駆動させ、反応容器20内に収容された液体液面より下方の位置まで分注ノズル41の先端部を下降させて吸引した検体を吐出する。また、駆動制御部34fは、選択部34dが空中吐出方式を選択した場合、駆動部43を駆動させ、反応容器20内に収容された液体液面より上方の位置まで分注ノズル41の先端部を下降させて吸引した検体を吐出させる。
つぎに、図3を参照して、血球成分を含む検体を分注ノズル41内に吸引させた際に圧力センサ48が検出する配管45内における洗浄水Waの圧力変化について説明する。折れ線L1は、少なくとも血球成分を含む検体を分注ノズル41内に吸引させた際に圧力センサ48が検出する配管45内における洗浄水Waの圧力変化を示す。また、図3において、横軸は、時間を示し、縦軸は、圧力センサ48が検出する圧力信号の出力電圧を示す。時点t1は、検体の吸引開始時を示し、時点t2は、検体の吸引終了時を示す。
図3に示すように、少なくとも血球成分を含む検体を分注ノズル41内に吸引した際に配管45内における洗浄水Waの圧力値が負圧状態となる。この圧力値は、吸引した検体の粘度によって変化する。具体的には、吸引した検体の粘度が高いほど、配管45内の圧力における負圧が大きくなるため、圧力センサ48が検出する出力電圧が低く検出される。
そこで、この実施の形態では、圧力センサ48が検出する出力電圧と検体の粘度との関係をもとに、吐出可能な粘度を設定するとともに、検体の粘度に応じて検体の吐出する吐出方式を選択する範囲を設定する。具体的には、V1を検体の吸引前後の出力電圧とする場合に、圧力センサ48が検出する出力電圧をVとしたとき、圧力センサ48が検出する出力電圧の時間的な変化の絶対値をΔV=|V―V1|とする。これにより、圧力センサ48が検出する出力電圧の時間的な変化の絶対値がΔV>|V3−V1|の場合に吐出が不可能な粘度とし、|V2−V1|≦ΔV<|V3―V1|の範囲を液中吐出方式の範囲として、ΔV<|V2―V1|の範囲を空中吐出方式の範囲とする。ここで、V2およびV3は、V1<V2<V3を満たす所定の定数である。なお、図3の範囲は、検体の種類、分析項目および自動分析装置1の能力等によって変更してもよい。
ここで、検体分注機構12の動作について詳細に説明する。図4は、検体分注機構12の動作の概要を示す図である。なお、少なくとも血球成分を含む検体に対して分注する場合の検体分注機構12の動作について説明する。まず、検体分注機構12は、血漿層R1と血球層R2とに層分離した検体を収容した検体容器11a内に分注ノズル41を下降する(図4(a))。この場合、分注ノズル41による吸引位置は、血漿層R1で停止しているが、分注ノズル41による吸引位置は、検体の分析項目、液量や種類等によって設定される。
その後、検体分注機構12は、分注ノズル41内に検体を吸引する(図4(b))。この際、圧力センサ48は、配管45内の圧力変化を検出し、制御部31を介して記憶部35に出力する。その後、検体分注機構12は、分注ノズル41を上昇し(図4(c))、反応容器20上に分注ノズル41を移送する。
その後、検体分注機構12は、吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度の場合において、空中で分注可能な検体の粘度の範囲内であるとき、分注ノズル41を反応容器20内に収容された試薬Laの液面の上方まで下降し(図4(d))、分注ノズル41内に吸引した検体を反応容器20内に吐出する(図4(e))。この場合、吸引した検体の粘度が低く、空中で吐出が可能であるため、分注ノズル41の先端部に液滴が生じず、吸引した検体を規定量で確実に吐出することができる。なお、この吐出は、通常の分析項目における吐出方法と同様である。その後、検体分注機構12は、反応容器20内から分注ノズル41を上昇し(図4(f))、洗浄部13に分注ノズル41を移送後、分注ノズル41を洗浄し(図4(g))、検体の分注処理を終了する。
これに対して、検体分注機構12は、吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度の場合において、液中で分注可能な検体の粘度の範囲内であるとき、分注ノズル41の先端部を反応容器20内に収容された試薬La中に潜り込ませるように下降し(図4(h))、吸引した検体を試薬La中に吐出する(図4(i))。この場合、分注ノズル41の先端部に生じる液滴Sを試薬Laの吸着力を利用することによって除去することができ、検体の粘度が高くても反応容器20内に確実に吐出することができる。なお、この検体の吐出方法を液中吐出方式とする。その後、検体分注機構12は、反応容器20内から分注ノズル41を上昇し(図4(j))、洗浄部13に分注ノズル41を移送後、分注ノズル41を洗浄し(図4(g))、検体の分注処理を終了する。
また、検体分注機構12は、吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度の場合において、空中で分注可能な検体の粘度の範囲内であり、反応容器20内が空であるとき、分注ノズル41の先端部を反応容器20内の底面近傍まで下降し(図4(k))、吸引した検体を吐出する(図4(l))。この場合、分注ノズル41の先端部に生じる液滴Sを反応容器20内の底面に吸着させることによって、分注ノズル41の先端部に生じる液滴Sを除去することができ、検体の粘度が高くても反応容器20内に確実に分注することができる。なお、この検体の吐出方法を底面吐出方式とする。その後、検体分注機構12は、反応容器20内から分注ノズル41を上昇し(図4(m))、洗浄部13に分注ノズル41を移送後、分注ノズル41を洗浄し(図4(g))、検体の分注処理を終了する。
さらに、検体分注機構12は、吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度を超える場合、分注ノズル41の先端部を反応容器20内に下降し(図4(n))、吸引した検体を吐出する際に分注ノズル41の先端部に吸引した検体による液滴Sが生じる(図4(o))。この場合、分注ノズル41の先端部に生じる液滴Sによって反応容器20内に規定量で検体を分注することができない(図4(p))。このため、吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度を超える場合、検体分注機構12は、分注ノズル41を洗浄部13に移送し、分注ノズル41を洗浄し(図4(g))、検体の分注処理を終了する。
つぎに、図5に示すフローチャートを参照して、位置制御部34による検体分注処理について説明する。図5において、まず、位置制御部34は、制御部31を介して、新たに受付された検体があるか否かを判断する(ステップS101)。具体的には、検体容器11aが検体容器読取部11cを横切った際に、検体容器読取部11cが検体容器11aに貼付された情報を読み込んだ情報が記憶部35に記憶されているか、または操作者によって入力部32に入力された情報に基づいて新たに受付された検体があるか否かを判断する。新たに受付された検体がないと判断した場合(ステップS101:No)、このステップS101の判断処理を繰り返す。一方、新たに受付された検体がある場合(ステップS101:Yes)、取得部34aは、制御部31を介して、新たに受付された検体の種類およびこの検体に対して設定された分析項目の情報を記憶部35から取得する(ステップS102)。
その後、位置制御部34は、取得部34aが取得した検体に対して設定された分析項目の情報が血球成分を含む検体の分析項目、たとえば、HbA1cであるか否かを判断する(ステップS103)。血球成分を含む検体の分析項目でない場合(ステップS103:No)、位置制御部34は、検体分注機構12を駆動させ、通常の分注処理を実行する(ステップS104)。一方、血球成分を含む検体の分析項目である場合(ステップS103:Yes)、位置制御部34は、検体分注機構12を駆動させ、後述する特別分注処理を実行する(ステップS105)。
その後、位置制御部34は、制御部31から分析終了の指示があるか否かを判断する(ステップS106)。分析終了の指示がない場合(ステップS106:No)、ステップS101に移行し、上述した処理を繰り返す。一方、分析終了の指示がある場合(ステップS106:Yes)、本処理を終了する。
ここで、図6に示すフローチャートを参照して、位置制御部34による特別分注処理について説明する。図6において、駆動制御部34fは、駆動部43およびプランジャ駆動部47を駆動させ、検体吸引位置で静止している検体容器11a内に収容された検体を分注ノズル41内に吸引させる(ステップS201)。
その後、粘度算出部34bは、分注ノズル41内に検体を吸引する際に圧力センサ48が検出した配管45内における洗浄水Waの圧力変化波形における出力電圧を記憶部35から取得し(ステップS202)、取得した圧力変化波形における出力電圧の時間変化をもとに、吸引した検体の粘度を算出する(ステップS203)。
その後、判定部34cは、吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度であるか否かを判定する(ステップS204)。吸引した検体の粘度が吐出可能な粘度である場合(ステップS204:Yes)、ステップS206に移行する。一方、吸引した検体の粘度が吐出不可能な粘度である場合(ステップS204:No)、位置制御部34は、異常処理を行う(ステップS205)。具体的には、駆動制御部34fは、駆動部43およびプランジャ駆動部47を駆動させ、吸引した検体を洗浄部13に吐出させるとともに、分注ノズル41を洗浄する。その後、位置制御部34は、制御部31を介して出力部36に吸引した検体の粘度に異常が生じていることを示す情報を出力させる。
その後、液面算出部34eは、吐出対象の反応容器20内の液体の液面高さを算出する(ステップS206)。具体的には、取得部34aが取得した検体の種類または分析項目に対応して反応容器20内に分注される第1試薬の液量と吸引した検体を吐出する反応容器20の形状とに基づいて、反応容器20内に収容された液体の液面高さを算出する。
その後、選択部34dは、吸引した検体の粘度が空中で吐出可能な粘度の範囲内であるか否かを判断する(ステップS207)。吸引した検体の粘度が空中で吐出可能な粘度の範囲外である場合(ステップS207:No)、位置制御部34は、液面算出部34eが算出した液面高さをもとに反応容器20内に試薬が分注されているか否かを判断する(ステップS208)。反応容器20内に試薬が分注されていない場合(ステップS208:No)、選択部34dは、底面吐出方式(図4に示した(k)〜(m))を選択し、駆動制御部34fが駆動部43を駆動させ、反応容器20内の底面まで分注ノズル41の先端部を下降させ(ステップS209)、ステップS212に移行する。一方、反応容器20内に試薬が分注されている場合(ステップS208:Yes)、選択部34dは、液中吐出方式(図4に示した(h)〜(j))を選択し、駆動制御部34fが駆動部43を駆動させ、反応容器20内に収容された液体液面より下方の位置まで分注ノズル41の先端部を下降させ(ステップS210)、ステップS212に移行する。
これに対して、吸引した検体の粘度が空中で吐出可能な粘度の範囲内である場合(ステップS207:Yes)、選択部34dは、空中吐出方式(図4に示した(d)〜(f))を選択し、駆動制御部34fが駆動部43を駆動させ、反応容器20内に収容された液体液面より上方の位置まで分注ノズル41の先端部を下降させ(ステップS211)、ステップS212に移行する。
その後、駆動制御部34fは、プランジャ駆動部47を駆動させ、分注ノズル41内に吸引した検体を反応容器20内に吐出させる(ステップS212)。その後、駆動制御部34fは、駆動部43を駆動させ、分注ノズル41を洗浄部13に移送し、分注ノズル41を洗浄させ(ステップS213)、本処理を終了する。
この実施の形態では、検体分注機構12が吸引した検体の情報および/またはこの吸引した検体に対して予め設定された分析項目をもとに、検体を反応容器20内に吐出する際に分注ノズル41の吐出位置を制御することによって、検体の成分によらず、血漿、血清および血球それぞれの成分を共通の分注ノズルを用いて、反応容器内に検体を規定量で確実に吐出することができる。
また、上述した実施の形態では、分注ノズル41内に吸引した検体の検体情報をもとに、吸引した検体の吐出方式を選択していたが、これに限らず、吸引した検体の分析項目の情報、たとえば、血球成分を含む検体の分析項目の情報に応じて検体の吐出方式を選択してもよい。この場合、血球成分を含む検体を分析する分析項目では、液中吐出方式を選択するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、吸引した検体の粘度が異常の場合、この検体に対応した第2試薬を分注しないため、試薬の無駄を防止することができる。
また、上述した実施の形態では、吸引した検体を反応容器20に吐出する場合、分注ノズル41を吐出位置まで下降させて吸引した検体を吐出していたが、これに限らず、検体の種類、分析項目および吸引した検体の液量に対応させて、分注ノズル41を吐出位置まで下降後、再度、分注ノズル41を吐出位置から下降または上昇させながら検体を吐出してもよい。
また、上述した実施の形態では、液中吐出方式で吸引した検体を反応容器20内で吐出する場合、分注ノズル41の先端部を反応容器20内の液体液面より下方の位置まで下降させて吐出させていたが、たとえば、反応容器20内の液体液面に分注ノズル41の先端部を接触させて吸引した検体を吐出する液面吐出方式でもよい。これによって、分注ノズル41の先端部に生じる液滴Sを反応容器20内に収容された液体の吸着力を利用することによって除去することができる。なお、液面吐出方式を選択する場合、分析項目に応じて選択し、または分析の開始前に操作者が液面吐出方式を選択するように設定してもよい。
また、上述した実施の形態では、血球成分を含む検体の吐出を行っていたが、これに限らず、分析までの時間の相違に起因して沈降する検体の吐出、たとえば、赤血球、白血球
また血小板を含む検体の吐出にも適用できる。
また、上述した実施の形態では、検体容器11aに収容された検体を吸引し、吸引した検体を反応容器20に吐出する場合の検体分注処理であったが、これに限らず、試薬容器14aに収容された試薬を吸引し、吸引した試薬を反応容器20に吐出する試薬分注処理であってもよい。試薬容器14a内に収容された試薬は、時間の経過に伴って水分が蒸発し、粘度が高くなる場合がある。このため、従来の自動分析装置は、規定量で試薬を反応容器に分注することができない場合があった。これに対して、試薬分注機構15が試薬容器14a内から反応容器20内に試薬を分注する際に圧力センサ48が検出する圧力値に基づいて、試薬分注機構15における分注ノズル41の先端部の位置を制御することによって、規定量で試薬を確実に分注することが可能となる。
また、上述した実施の形態では、検体容器11aに収容された検体を吸引し、吸引した検体を反応容器20に吐出する場合の検体分注処理であったが、これに限らず、吸引した検体を反応容器20に吐出する前に、一旦、希釈容器等の別の容器に吐出して希釈し、希釈した検体を反応容器20内に分注するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、検体の分注毎に分注ノズル41の先端部の位置を制御しているため、吐出動作に対応した洗浄処理をすることができ、分注ノズル41を洗浄する洗浄液を削減することができる。
また、上述した実施の形態では、試薬庫および試薬分注機構を1つ備えた場合であったが、試薬庫および試薬分注装置それぞれが2つであってもよい。
1 自動分析装置
2 測定機構
3 制御機構
11 検体移送部
11a 検体容器
11b 検体ラック
11c 検体容器読取部
12 検体分注機構
13,18 洗浄部
14 試薬庫
14a 試薬容器
15 試薬分注機構
16 攪拌部
17 測光部
19 反応槽
20 反応容器
31 制御部
32 入力部
33 分析部
34 位置制御部
34a 取得部
34b 粘度算出部
34c 判定部
34d 選択部
34e 液面算出部
34f 駆動制御部
35 記憶部
36 出力部
41 分注ノズル
42 アーム
43 駆動部
44 連結部
45,52,53 配管
46 分注ポンプ
46a プランジャ
47 プランジャ駆動部
48 圧力センサ
48a 増幅回路
48b 処理部
48c 検出部
49 電磁弁
50 洗浄水ポンプ
51 洗浄水タンク
La 試薬
R1 血漿層
R2 血球層
S 液滴
Wa 洗浄水

Claims (4)

  1. 分注ポンプと分注ノズルとを管路で連結し、前記分注ポンプを吸排動作させることによって前記分注ノズル内に検体容器内から検体を吸引し、吸引した検体を容器に吐出して分注する分注装置を備え、前記吸引した検体と試薬とを反応させ、この反応液の吸光度を測定し、該検体を分析する自動分析装置において、
    前記吸引した検体の検体情報と該検体に対して予め設定された分析項目の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記検体情報および/または前記分析項目の情報をもとに、前記分注ノズルによる前記吸引した検体の吐出位置を制御する位置制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記検体を吸引した際に前記管路内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段が検出した圧力の時間的な変化をもとに、前記検体情報としての前記吸引した検体の粘度を算出する粘度算出手段と、
    前記粘度算出手段が算出した前記吸引した検体の粘度が、吐出可能な粘度であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記吸引した検体の粘度を吐出可能な粘度であると判定した場合に、前記吸引した検体の粘度に応じて検体を吐出する吐出方式を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、前記吸引した検体の粘度が所定の閾値を超えた場合に、液中で検体を吐出する液中吐出方式を選択することを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記容器内に収容された液体の液面高さを算出する液面算出手段を備え、
    前記位置制御手段は、前記選択手段が選択した吐出方式と前記液面算出手段が算出した液面高さに応じて、前記吸引した検体の吐出位置を制御することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記分析項目は、血球成分を含む検体を分析する項目であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動分析装置。
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