JP2011004377A - ハンドオーバ方法、無線基地局及び移動局 - Google Patents

ハンドオーバ方法、無線基地局及び移動局 Download PDF

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Abstract

【課題】「PCI Confusion」を回避する。
【解決手段】本発明に係る無線基地局eNB#2は、無線基地局eNB#1から受信した「HO Preparation」に対する「HO Preparation ACK」によって、無線基地局eNB#1に対して、セル#2において使用可能なC-RNTIを送信するように構成されている送信部11と、移動局UEから受信した「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIであると判定した場合、「HO Complete」に含まれているC-RNTIを用いて、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部14とを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ハンドオーバ方法、無線基地局及び移動局に関する。
図9を参照して、従来のLTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムにおいて、移動局UEが「セル#1(Source cell)」から「セル#2(Target cell)」にハンドオーバを行う動作について説明する。
図9に示すように、ステップS2001において、移動局UEは、セル#1を管理する無線基地局eNB#1に対して、「RRC Measurement Report」を送信する。
ステップS2002において、無線基地局eNB#1が、セル2を管理する無線基地局eNB#2に対して、「第1セキュリティ情報」を含む「HO Preparation」を送信する。
この「第1セキュリティ情報」は、セル#1及びセル#2を含む移動通信システムと移動局UEとの通信に適用するセキュリティ鍵であってもよいし、セル#1及びセル#2を含む移動通信システムと移動局UEとの間で予め決められたルールに基づき算出された「秘密情報(shared secret)」であってもよい。
ステップS2003において、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1に対して、セル#2内における移動局UEの識別情報である「new C-RNTI」を含む「HO Preparation Ack」を送信する。
ステップS2004において、無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、「new C-RNTI」を含む「RRC Reconfiguration(HO Command)」を送信する。
ステップS2005において、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、MACレイヤ(レイヤ2)における「RRC Reconfiguration(HO Command)」の受信処理が成功したことを通知するための「HARQ Ack」を送信する。
ステップS2006において、移動局UEは、「RRC Reconfiguration(HO Command)」によって指示されたセル#2に移り、セル#2に対して下り同期を確立する。
ステップS2007において、移動局UEは、RACH(Random Access Channel)を介して、無線基地局eNB#2に対して、「Dedicated RA Preamble(個別のランダムアクセスプリアンブル)」又は「Common RA Preamble(共通のランダムアクセスプリアンブル)」を送信する。
ステップS2008において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、「RA Response」を送信する。「RA Response」により、次のステップ2009において用いるべき上りリソースが割り当てられる。
ステップS2009において、移動局UEが、無線基地局eNB#2に対して、「RA Response」によって割り当てられた上りリソースを用いて、「第2セキュリティ情報」を含む「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」を送信する。
ステップS2010において、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1によって通知された「第1セキュリティ情報」及び「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」に含まれる「第2セキュリティ情報」を用いて移動局UEに対する検証処理を行う。
ステップS2011において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、MACレイヤ(レイヤ2)における「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」の受信処理が成功したことを通知するための「HARQ Ack」を送信する。
ステップS2012において、無線基地局eNB#2が、交換機MMEに対して、「Path Switch」を送信する。
ステップS2013において、無線基地局eNB#2が、移動局UE宛てのデータが発生した場合に、「new C-RNTI」を用いた「PDCCH(Physical Downlink Control Channel)」を用いて、移動局UEに対して、スケジューリング情報を送信する。
ステップS2014において、無線基地局eNB#2が、かかるスケジューリング情報によって割り当てた下りリソースを用いて、移動局UEに対して、移動局UE宛てのデータ(U-Plane Data)を送信する。
或いは、移動局UEが、ステップ2014において、かかるスケジューリング情報によって割り当てられた上りリソースを用いて、無線基地局eNB#2に対して、セル#2宛てのデータ(U-Plane Data)を送信する。
ステップS2015において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、RLCレイヤの送達確認情報である「RLC Status」を送信する。
ステップS2016において、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1に対して、「Release Resource」を送信する。
3GPP TS36.300 V8.9.0、2009年6月 3GPP TS36.331 V8.6.0、2009年6月
しかしながら、従来のLTE方式の移動通信システムでは、各セルを識別するための識別情報である「PCI(Physical Cell ID)」は、隣接していない複数のセルに対して繰り返し割り当てられるように構成されているため、図10に示すように、移動局UEが「セル#2(Target cell)」として想定しているセル(例えば、セル#3)と、無線基地局eNB#1が「セル#2(Target cell)」として想定しているセル(例えば、セル#2)とが異なるケース(PCI Confusion)が存在し得る。
移動局UEが、セル#1が意図していないセル#3へハンドオーバを行った場合、かかるセル#3において、既に「new C-RNTI」と同一の「C-RNTI」を用いる他の移動局UEが存在した場合、誤ってハンドオーバしてきた移動局UEが、他の移動局UEに宛てられたPDCCH情報を、あたかも自分宛てのPDCCH情報のように受信し、PDCCHによって割り当てられた下りリソースを使ってデータを受信したり、PDCCHによって割り当てられた上りリソースを使ってデータを送信したりする場合があるという問題点があった。
特に、移動局UEが、下りデータに対するHARQ Ackや上りデータを送信した場合、他の移動局UEの通信を妨げてしまうという問題点があった。
このような問題は、特に、フェムト無線基地局やホーム無線基地局やCSG(closed subscriber cell)を管理する無線基地局といった小型基地局が数多く設置される場合に顕在化する可能性が特に高い。
また、このような問題は、各セルにおいて自律的に「PCI(Physical Cell ID)」を選択設定するような自己設定機能や自己最適化機能が導入された場合に、顕在化する可能性がある。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、「PCI Confusion」の発生を回避することができるハンドオーバ方法、無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局が、第1セルから第2セルにハンドオーバを行うハンドオーバ方法であって、前記第1セルを管理する第1無線基地局が、前記移動局に対して、前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報を含むハンドオーバ指示信号を送信する工程と、前記移動局が、前記ハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、共通のランダムアクセスプリアンブルを送信する工程と、前記移動局が、前記共通のランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、前記ハンドオーバ指示信号に含まれている移動局識別情報を含むハンドオーバ完了信号を送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報が前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報であると判定した場合、該ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報を用いて、前記移動局に対して割り当てる無線リソースを通知する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局が、第1セルから第2セルにハンドオーバを行うハンドオーバ方法であって、前記第1セルを管理する第1無線基地局が、前記移動局に対して、移動局識別情報を含むハンドオーバ指示信号を送信する工程と、前記移動局が、前記ハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、該第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルを送信する工程と、前記第2無線基地局が、受信した前記個別のランダムアクセスプリアンブルが前記第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルであると判定した場合、前記移動局に対して、ランダムアクセス応答を送信する工程と、前記移動局が、前記ランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、ハンドオーバ完了信号を送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記ハンドオーバ完了信号を受信した後、前記移動局に対して割り当てる無線リソースを通知する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局が第1セルから第2セルにハンドオーバを行う場合に該第2セルを管理する第2無線基地局として動作可能な無線基地局であって、前記第1セルを管理する第1無線基地局から受信したハンドオーバ準備信号に対する応答によって、該第1無線基地局に対して、前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報を送信するように構成されている送信部と、前記移動局から受信したハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報が前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報であると判定した場合、該ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報を用いて、該移動局に対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局が第1セルから第2セルにハンドオーバを行う場合に該第2セルを管理する第2無線基地局として動作可能な無線基地局であって、前記移動局から受信した個別のランダムアクセスプリアンブルが前記第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルであると判定した場合、前記移動局に対してランダムアクセス応答を送信するように構成されている送信部と、前記移動局に対して前記ランダムアクセス応答を送信した後、該移動局からハンドオーバ完了信号を受信した場合、該移動局に対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部とを具備することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、第1セルから第2セルにハンドオーバを行うことができる移動局であって、前記第1セルを管理する第1無線基地局から、前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報を含むハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、共通のランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成されているランダムアクセスプリアンブル送信部と、前記共通のランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、前記ハンドオーバ指示信号に含まれている移動局識別情報を含むハンドオーバ完了信号を送信するように構成されているハンドオーバ完了信号送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第1セルから第2セルにハンドオーバを行うことができる移動局であって、前記第1セルを管理する第1無線基地局からハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、該第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成されているランダムアクセスプリアンブル送信部と、前記第2無線基地局から、前記個別のランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、ハンドオーバ完了信号を送信するように構成されているハンドオーバ完了信号送信部とを具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、「PCI Confusion」による致命的な問題の発生を回避することができるハンドオーバ方法、無線基地局及び移動局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおいて各セルで用いられるC-RNTIの一例について示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムにおいて各セルで用いられるRA Preambleの一例について示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムの動作を説明するための図である。 従来の移動通信システムの動作を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、セル#1を管理する無線基地局eNB#1や、セル#2を管理する無線基地局eNB#2や、セル#3を管理する無線基地局eNB#3等を具備している。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEが、「セル#1(Serving cell、Source cell)」から「セル#2(Target cell)」にハンドオーバを行うように構成されている。
なお、無線基地局eNB#1乃至eNB#3の構成は、基本的に同一であるため、以下、無線基地局eNBの構成として説明する。
図2に、「PCI Confusion」が発生した場合の本実施形態に係る移動通信システムの動作について示す。
図2に示すように、本実施形態に係る移動通信システムにおいて「PCI Confusion」が発生した場合、「Re-establishment(再接続手順)」が行われるか、或いは、「Deadlock」状態となるかのいずれかであると想定される。
ここで、「PCI Confusion」が発生した場合に「Deadlock」状態となることを回避することが好ましい。したがって、「PCI Confusion」が発生した場合、図2に示すステップS108の「Re-establishment」が行われるように、本実施形態に係る移動通信システムを構成した。以下、このようにして構成された本実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図3に示すように、無線基地局eNBは、記憶部10と、送信部11と、受信部12と、判定部13と、リソース管理部14とを具備している。
無線基地局eNBが、「セル#2(Target cell)」を管理する無線基地局eNB#2として動作している場合、記憶部10は、セル#2において使用可能な「C-RNTI(Cell-Radio Network Temporary ID、移動局識別情報)」を管理するように構成されている。
なお、本実施形態に係る移動通信システムでは、図4に示すように、各セル専用のC-RNTI、すなわち、各セルにおいて使用可能なC-RNTIが規定されている。
これら使用可能なC-RNTIは、「PCI confusion」の恐れがあるセル間(すなわち、同一PCIを用いる近隣のセル間)で重複しないよう、規定されている。
送信部11は、移動局UEや他の無線基地局eNB等に信号を送信するように構成されている。
例えば、無線基地局eNBが、上述の無線基地局eNB#2として動作している場合、送信部11は、セル#1を管理する無線基地局eNB#1から受信した「HO Preparation(ハンドオーバ準備信号)」に対する「HO Preparation ACK(応答)」によって、無線基地局eNB#1に対して、セル#2において使用可能なC-RNTIの中から「HO Command(ハンドオーバ制御信号)」によって移動局UEに割り当てるC-RNTI(例えば、C-RNTI#11)を送信するように構成されている。
受信部12は、移動局UEや他の無線基地局eNB等によって送信された信号を受信するように構成されている。
判定部13は、移動局UEによって送信され受信部12によって受信された「HO Complete(ハンドオーバ完了信号)」に含まれているC-RNTIが、セル#2において使用可能なC-RNTIであるか否かについて判定するように構成されている。
リソース割当部14は、無線基地局eNB配下のセルにハンドオーバしてきた移動局UEに対して無線リソースを割り当て、かかる無線リソースを当該移動局UEに対して通知するように構成されている。
ここで、判定部13が、「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIであると判定した場合、リソース割当部14は、「HO Complete」に含まれているC-RNTIを用いて、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されている。
なお、リソース割当部14は、「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIでないと判定した場合、移動局UEに対して無線リソースを割り当てることなく(すなわち、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知することなく)、「HO Complete」を廃棄するように構成されていてもよい。
図5に示すように、移動局UEは、送信部21と、受信部22と、再接続手順実施部23とを具備している。
送信部21は、無線基地局eNBに対して信号を送信するように構成されており、受信部22は、無線基地局eNBによって送信された信号を受信するように構成されている。
例えば、受信部22が、無線基地局eNB#1から、セル#2において使用可能なC-RNTIを含む「HO Command(ハンドオーバ指示信号)」を受信した後、送信部21は、無線基地局eNB#2に対して、「Common RA Preamble(共通のランダムアクセスプリアンブル)」を送信するように構成されている。
また、受信部22が、「Common RA Preamble」に対する「RA Response(ランダムアクセス応答)」を受信した後、無線基地局eNB#2に対して、「HO Command」に含まれているC-RNTIを含む「HO Complete」を送信するように構成されている。
また、再接続手順実施部23は、送信部21によって「HO Command」が送信された後、無線基地局eNB#2によって割り当てられる無線リソースが通知されることなく、所定期間が経過した場合(例えば、「HO Command」受信時に起動したタイマT304が満了した場合)、再接続手順(Re-establishment)を行うように構成されている。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。以下、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について、上述した図9の動作との相違点に着目して説明する。
図6に示すように、ステップS1001において、移動局UEは、セル#1を管理する無線基地局eNB#1に対して、「RRC Measurement Report」を送信する。
ステップS1002において、無線基地局eNB#1が、セル2を管理する無線基地局eNB#2に対して、「第1セキュリティ情報」を含む「HO Preparation」を送信する。
ステップS1003において、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1に対して、セル#2において使用可能なC-RNTIの1つである「C-RNTI#11」を含む「HO Preparation Ack」を送信する。
ステップS1004において、無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、「C-RNTI#11」を含む「RRC Reconfiguration(HO Command)」を送信する。
ステップS1005において、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、MACレイヤ(レイヤ2)における「RRC Reconfiguration(HO Command)」の受信処理が成功したことを通知するための「HARQ Ack」を送信する。
ステップS1006において、移動局UEは、「RRC Reconfiguration(HO Command)」によって指示されたセル#2に移り、セル#2に対して下り同期を確立する。
ステップS1007において、移動局UEは、RACHを介して、無線基地局eNB#2に対して、「Common RA Preamble」を送信する。
ステップS1008において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、「RA Response」を送信する。「RA Response」により、次のステップ1009において用いるべき上りリソースが割り当てられる。
ステップS1009において、移動局UEが、無線基地局eNB#2に対して、「RA Response」によって割り当てられた上りリソースを用いて、「C-RNTI#11」及び「第2セキュリティ情報」を含む「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」を送信する。
ステップS1010において、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1によって通知された「第1セキュリティ情報」及び「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」に含まれる「第2セキュリティ情報」を用いて移動局UEに対する検証処理を行う。
また、無線基地局eNB#2は、「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」に含まれる「C-RNTI#11」が、セル#2において使用可能であるC-RNTIであるか否かについて判定する。
ここで、かかる判定結果が「Yes」である場合、本動作は、ステップS1011に進み、かかる判定結果が「No」である場合、無線基地局eNB#2は、「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」を廃棄する。
かかる状態で、所定期間が経過すると、移動局UEによって「Re-establishment(図2に示すステップS108)」が行われる。
ステップS1011において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、MACレイヤ(レイヤ2)における「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」の受信処理が成功したことを通知するための「HARQ Ack」を送信する。
ステップS1012において、無線基地局eNB#2が、交換機MMEに対して、「Path Switch」を送信する。
ステップS1013において、無線基地局eNB#2が、移動局UE宛てのデータが発生した場合に、「C-RNTI#11」を用いた「PDCCH(Physical Downlink Control Channel)」を用いて、移動局UEに対して、スケジューリング情報を送信する。
ステップS1014において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、「RRC Reconfiguration Complete Acknowledgement」を送信する。
ステップS1015において、無線基地局eNB#2が、かかるスケジューリング情報によって割り当てた下りリソースを用いて、移動局UEに対して、移動局UE宛てのデータ(U-Plane Data)を送信する。
或いは、移動局UEが、ステップ1015において、かかるスケジューリング情報によって割り当てられた上りリソースを用いて、無線基地局eNB#2に対して、セル#2宛てのデータ(U-Plane Data)を送信する。
ステップS1016において、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、RLCレイヤの送達確認情報である「RLC Status」を送信する。
ステップS1017において、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1に対して、「Release Resource」を送信する。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、第2無線基地局eNB#2が、移動局UEから、セル#2において使用可能なC-RNTI以外のC-RNTIを含む「HO Complete」を受信した場合には、かかる「HO Complete」に対して応答しないため、図2に示すS108の「Re-establishment」が行われることになり、「PCI Confusion」が発生した際に、「Deadlock」状態となる事態を回避することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本実施形態に係る移動通信システムは、「PCI Confusion」が発生した場合、図2に示すステップS104の「Re-establishment」を行うように構成した。以下、このようにして構成された本実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
無線基地局eNBが、「セル#2(Target cell)」を管理する無線基地局eNB#2とて動作している場合、記憶部10は、セル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble(個別のランダムアクセスプリアンブル)」を管理するように構成されている。
なお、本実施形態に係る移動通信システムでは、図7に示すように、各セルにおいて使用可能な「Dedicated RA Preamble」が規定されている。
これらの使用可能な「Dedicated RA Preamble」は、「PCI confusion」の恐れがあるセル間(すなわち、同一PCIを用いる近隣のセル間)で重複しないよう、規定されている。
例えば、無線基地局eNBが、上述の無線基地局eNB#2として動作している場合、送信部11は、無線基地局eNB#1から受信した「HO Preparation」に対する「HO Preparation ACK」によって、無線基地局eNB#1に対して、セル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」の中から「HO Command(ハンドオーバ制御信号)」によって移動局UEに割り当てる「Dedicated RA Preamble(例えば、Dedicated RA Preamble#3)」を送信するように構成されている。
また、無線基地局eNBが、上述の無線基地局eNB#2として動作している場合、判定部13は、移動局UEから受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」であるか否かについて判定するように構成されている。
なお、判定部13が、移動局UEから受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」であると判定した場合、送信部11は、移動局UEに対して「RA Response」を送信するように構成されている。
一方、判定部13が、移動局UEから受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」ではないと判定した場合、送信部11は、移動局UEに対して「RA Response」を送信しないように構成されている。
図8を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作について、上述した図9の動作との相違点に着目して説明する。
図8に示すように、ステップS1001Aにおいて、移動局UEは、セル#1を管理する無線基地局eNB#1に対して、「RRC Measurement Report」を送信する。
ステップS1002Aにおいて、無線基地局eNB#1が、セル2を管理する無線基地局eNB#2に対して、「第1セキュリティ情報」を含む「HO Preparation」を送信する。
ステップS1003Aにおいて、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1に対して、セル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」の1つである「Dedicated RA Preamble#3」を含む「HO Preparation Ack」を送信する。
ステップS1004Aにおいて、無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、「Dedicated RA Preamble#3」を含む「RRC Reconfiguration(HO Command)」を送信する。
ステップS1005Aにおいて、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、MACレイヤ(レイヤ2)における「RRC Reconfiguration(HO Command)」の受信処理が成功したことを通知するための「HARQ Ack」を送信する。
ステップS1006Aにおいて、移動局UEは、「RRC Reconfiguration(HO Command)」によって指示されたセル#2に移り、セル#2に対して下り同期を確立する。
ステップS1007Aにおいて、移動局UEは、RACHを介して、無線基地局eNB#2に対して、「RRC Reconfiguration(HO Command)」に含まれている「Dedicated RA Preamble#3」を送信する。
ここで、無線基地局eNB#2は、受信した「Dedicated RA Preamble#3」が、セル#2において使用可能である「Dedicated RA Preamble」である場合、ステップS1008Aにおいて、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、「RA Response」を送信する。「RA Response」により、次のステップ1009Aにおいて用いるべき上りリソースが割り当てられる。
一方、受信した「Dedicated RA Preamble#3」が、セル#2において使用可能である「Dedicated RA Preamble」でない場合、ステップS1008Aにおいて、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、「RA Response」を送信しない。
かかる状態で、所定期間が経過すると、移動局UEによって「Re-establishment(図2に示すステップS104)」が行われる。
ステップS1009Aにおいて、移動局UEが、無線基地局eNB#2に対して、「RA Response」によって割り当てられた上りリソースを用いて、「第2セキュリティ情報」を含む「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」を送信する。
ステップS1010Aにおいて、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1によって通知された「第1セキュリティ情報」及び「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」に含まれる「第2セキュリティ情報」を用いて移動局UEに対する検証処理を行う。
ステップS1011Aにおいて、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、MACレイヤ(レイヤ2)における「RRC Reconfiguration Complete(HO Command Complete)」の受信処理が成功したことを通知するための「HARQ Ack」を送信する。
ステップS1012Aにおいて、無線基地局eNB#2が、交換機MMEに対して、「Path Switch」を送信する。
ステップS1013Aにおいて、無線基地局eNB#2が、移動局UE宛てのデータが発生した場合に、セル#2内における「new C-RNTI」を用いた「PDCCH(Physical Downlink Control Channel)」を用いて、移動局UEに対して、スケジューリング情報を送信する。
ステップS1014Aにおいて、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、「RRC Reconfiguration Complete Acknowledgement」を送信する。
ステップS1015Aにおいて、無線基地局eNB#2が、かかるスケジューリング情報によって割り当てた下りリソースを用いて、移動局UEに対して、移動局UE宛てのデータ(U-Plane Data)を送信する。
或いは、移動局UEが、ステップ1015Aにおいて、かかるスケジューリング情報によって割り当てられた上りリソースを用いて、無線基地局eNB#2に対して、セル#2宛てのデータ(U-Plane Data)を送信する。
ステップS1016Aにおいて、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、RLCレイヤの送達確認情報である「RLC Status」を送信する。
ステップS1017Aにおいて、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1に対して、「Release Resource」を送信する。
本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEが、セル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」以外の「Dedicated RA Preamble」を送信した場合には、かかる「Dedicated RA Preamble」に対して第2無線基地局eNB#2が応答しないため、図2に示すS104の「Re-establishment」が行われることになり、「PCI Confusion」が発生した際に、「Deadlock」状態となる事態を回避することができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動局UEが、セル#1(第1セル)からセル#2(第2セル)にハンドオーバを行うハンドオーバ方法であって、セル#1を管理する無線基地局eNB#1(第1無線基地局)が、移動局UEに対して、セル#2において使用可能なC-RNTI(移動局識別情報)を含む「HO Command(ハンドオーバ指示信号)」を送信する工程と、移動局UEが、「HO Command」を受信した後、セル#2を管理する無線基地局eNB#2(第2無線基地局)に対して、「Common RA Preamble(共通のランダムアクセスプリアンブル)」を送信する工程と、移動局UEが、「Common RA Preamble」に対する「RA Response(ランダムアクセス応答)」を受信した後、無線基地局eNB#2に対して、「HO Command」に含まれているC-RNTIを含む「HO Complete(ハンドオーバ完了信号)」を送信する工程と、無線基地局eNB#2が、「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIであると判定した場合、「HO Complete」に含まれているC-RNTIを用いて、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UEが、「HO Command」を送信した後、無線基地局eNB#2からの「HARQ Ack(応答)」を受信することなく、所定期間が経過した場合(例えば、タイマT304が満了した場合)、再接続手順を行う工程を更に有してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNB#2が、「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIでないと判定した場合、「HO Complete」に対して応答することなく、「HO Complete」を廃棄する工程を更に有してもよい。
本実施形態の第2の特徴は、移動局UEが、セル#1からセル#2にハンドオーバを行うハンドオーバ方法であって、セル#1を管理する無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、C-RNTIを含む「HO Command」を送信する工程と、移動局UEが、「HO Command」を受信した後、セル#2を管理する無線基地局eNB#2に対して、セル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble(個別のランダムアクセスプリアンブル)」を送信する工程と、無線基地局eNB#2が、受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」であると判定した場合、移動局UEに対して、「RA Response」を送信する工程と、移動局UEが、「RA Response」を受信した後、無線基地局eNB#2に対して、「HO Complete」を送信する工程と、無線基地局eNB#2が、「HO Complete」を受信した後、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、移動局UEが、「Dedicated RA Preamble」を送信した後、「RA Response」を受信することなく、所定期間が経過した場合(例えば、タイマT304が満了した場合)、再接続手順を行う工程を更に有してもよい。
本実施形態の第2の特徴において、無線基地局eNB#2が、受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」でないと判定した場合、移動局UEに対して「RA Response」を送信しない工程を更に有してもよい。
本実施形態の第3の特徴は、移動局UEがセル#1からセル#2にハンドオーバを行う場合にセル#2を管理する無線基地局eNB#2として動作可能な無線基地局eNBであって、セル#1を管理する無線基地局eNB#1から受信した「HO Preparation(ハンドオーバ準備信号)」に対する「HO Preparation ACK(応答)」によって、無線基地局eNB#1に対して、セル#2において使用可能なC-RNTIを送信するように構成されている送信部11と、移動局UEから受信した「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIであると判定した場合、「HO Complete」に含まれているC-RNTIを用いて、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部14とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴において、リソース割当部14は、「HO Complete」に含まれているC-RNTIがセル#2において使用可能なC-RNTIでないと判定した場合、「HO Complete」に対して応答することなく、「HO Complete」を廃棄するように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴は、移動局UEがセル#1からセル#2にハンドオーバを行う場合にセル#2を管理する無線基地局eNB#2として動作可能な無線基地局eNBであって、移動局UEから受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」であると判定した場合、移動局UEに対して「RA Response」を送信するように構成されている送信部11と、移動局UEに対して「RA Response」を送信した後、移動局UEから「HO Complete」を受信した場合、移動局UEに対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部14とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴において、リソース割当部14は、移動局UEから受信した「Dedicated RA Preamble」がセル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」でないと判定した場合、移動局UEに対して「RA Response」を送信しないように構成されていてもよい。
本実施形態の第5の特徴は、セル#1からセル#2にハンドオーバを行うことができる移動局UEであって、セル#1を管理する無線基地局eNB#1から、セル#2において使用可能なC-RNTIを含む「HO Command」を受信した後、セル#2を管理する無線基地局eNB#2に対して、「Common RA Preamble」を送信するように構成されており、「Common RA Preamble」に対する「RA Response」を受信した後、無線基地局eNB#2に対して、「HO Command」に含まれているC-RNTIを含む「HO Complete」を送信するように構成されている送信部21とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴において、「HO Command」を送信した後、無線基地局eNB#2からの「HARQ Ack(応答)」を受信することなく、所定期間が経過した場合(例えば、タイマT304が満了した場合)、再接続手順を行うように構成されている再接続手順実施部23を更に具備してもよい。
本実施形態の第6の特徴は、セル#1からセル#2にハンドオーバを行うことができる移動局UEであって、セル#1を管理する無線基地局eNB#1から「HO Command」を受信した後、セル#2を管理する無線基地局eNB#2に対して、セル#2において使用可能な「Dedicated RA Preamble」を送信するように構成されており、無線基地局eNB#2から、「Dedicated RA Preamble」に対する「RA Response」を受信した後、無線基地局eNB#2に対して「HO Complete」を送信するように構成されている送信部21とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第6の特徴において、「Dedicated RA Preamble」を送信した後、「RA Response」を受信することなく、所定期間が経過した場合(例えば、タイマT304が満了した場合)、再接続手順を行うように構成されている再接続手順実施部23を更に具備してもよい。
以上を鑑みると、「PCI confusion」により、移動局UEが、無線基地局eNB#1によって送信された「HO Command」で指示されたセルと異なるセルを管理する無線基地局eNB#2に対してハンドオーバを行い、「HO Complete」を送信した場合に、かかる無線基地局eNB#2が、「HO Complete」に対して反応しなければ、混信等の致命的な問題を回避することができる。
無線基地局eNB#2が、かかる「HO Complete」を受信しない或いは受信しても破棄することを保証するために、先に詳述した通り、各セルにおいて使用可能な「C-RNTI」或いは「Dedicated RA Preamble」を分けることが考えられる。
「PCI confusion」が生じ得る近隣セル間で、使用可能な「C-RNTI」或いは「Dedicated RA Preamble」の範囲が分割されていればよい。
また、無線基地局eNB#2が、かかる「HO Complete」を受信しない或いは受信しても破棄することを保証するためには、「Common RA Preamble」乃至「Dedicated RA Preamble」を送信する物理ランダムアクセスチャネル「PRACH」のconfigurationを、「PCI confusion」が生じ得る近隣セル間で、異なるように設定することができる。
例えば、「RA Preamble」の系列を生成するための「root sequence」の設定を変えることや、「PRACH」の時間/周波数方向の物理リソースブロック割り当て、すなわち、「PRACH configuration」を変えればよい。
また、前記使用可能な「C-RNTI」や「Dedicated RA Preamble」の設定、「root sequence」や「PRACH configuration」の設定は、無線基地局の起動時等に、「plug and play」手順によって、自動的に設定されてもよい。
例えば、無線基地局の起動時に、OAMサーバに接続し、かかる設定が、OAMサーバから無線基地局に対して設定されてもよい。
なお、上述において、「PCI confusion」が生じ得る近隣セルとは、任意のセルに着目した場合に、当該セルからのハンドオーバ先候補となるセルの内、同一PCIを用いるセルの総体を示す。
「PCI confusion」が生じ得る近隣セルのセットに含まれるセルは、無線基地局の「plug and play」機能により自動的に求められてもよい。
なお、上述の無線基地局eNBや交換局MMEや移動局UEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、無線基地局eNBや交換局MMEや移動局UE内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして無線基地局eNBや交換局MMEや移動局UE内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局
UE…移動局
11、21…送信部
12、22…受信部
13…判定部
14…リソース割当部
23…再接続処理実行部

Claims (14)

  1. 移動局が、第1セルから第2セルにハンドオーバを行うハンドオーバ方法であって、
    前記第1セルを管理する第1無線基地局が、前記移動局に対して、前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報を含むハンドオーバ指示信号を送信する工程と、
    前記移動局が、前記ハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、共通のランダムアクセスプリアンブルを送信する工程と、
    前記移動局が、前記共通のランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、前記ハンドオーバ指示信号に含まれている移動局識別情報を含むハンドオーバ完了信号を送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報が前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報であると判定した場合、該ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報を用いて、前記移動局に対して割り当てる無線リソースを通知する工程とを有することを特徴とするハンドオーバ方法。
  2. 前記移動局が、前記ハンドオーバ指示信号を送信した後、前記第2無線基地局からの応答を受信することなく、所定期間が経過した場合、再接続手順を行う工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバ方法。
  3. 前記第2無線基地局が、前記ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報が前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報でないと判定した場合、該記ハンドオーバ完了信号に対して応答することなく、該ハンドオーバ完了信号を廃棄する工程を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハンドオーバ方法。
  4. 移動局が、第1セルから第2セルにハンドオーバを行うハンドオーバ方法であって、
    前記第1セルを管理する第1無線基地局が、前記移動局に対して、移動局識別情報を含むハンドオーバ指示信号を送信する工程と、
    前記移動局が、前記ハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、該第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルを送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、受信した前記個別のランダムアクセスプリアンブルが前記第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルであると判定した場合、前記移動局に対して、ランダムアクセス応答を送信する工程と、
    前記移動局が、前記ランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、ハンドオーバ完了信号を送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記ハンドオーバ完了信号を受信した後、前記移動局に対して割り当てる無線リソースを通知する工程とを有することを特徴とするハンドオーバ方法。
  5. 前記移動局が、前記個別のランダムアクセスプリアンブルを送信した後、前記ランダムアクセス応答を受信することなく、所定期間が経過した場合、再接続手順を行う工程を更に有することを特徴とする請求項4に記載のハンドオーバ方法。
  6. 前記第2無線基地局が、受信した前記個別のランダムアクセスプリアンブルが前記第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルでないと判定した場合、前記移動局に対してランダムアクセス応答を送信しない工程を更に有することを特徴とする請求項4又は5に記載のハンドオーバ方法。
  7. 移動局が第1セルから第2セルにハンドオーバを行う場合に該第2セルを管理する第2無線基地局として動作可能な無線基地局であって、
    前記第1セルを管理する第1無線基地局から受信したハンドオーバ準備信号に対する応答によって、該第1無線基地局に対して、前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報を送信するように構成されている送信部と、
    前記移動局から受信したハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報が前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報であると判定した場合、該ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報を用いて、該移動局に対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  8. 前記リソース割当部は、前記ハンドオーバ完了信号に含まれている移動局識別情報が前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報でないと判定した場合、該ハンドオーバ完了信号に対して応答することなく、該ハンドオーバ完了信号を廃棄するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の無線基地局。
  9. 移動局が第1セルから第2セルにハンドオーバを行う場合に該第2セルを管理する第2無線基地局として動作可能な無線基地局であって、
    前記移動局から受信した個別のランダムアクセスプリアンブルが前記第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルであると判定した場合、前記移動局に対してランダムアクセス応答を送信するように構成されている送信部と、
    前記移動局に対して前記ランダムアクセス応答を送信した後、該移動局からハンドオーバ完了信号を受信した場合、該移動局に対して割り当てる無線リソースを通知するように構成されているリソース割当部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  10. 前記リソース割当部は、前記移動局から受信した前記個別のランダムアクセスプリアンブルが前記第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルでないと判定した場合、該移動局に対して前記ランダムアクセス応答を送信しないように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の無線基地局。
  11. 第1セルから第2セルにハンドオーバを行うことができる移動局であって、
    前記第1セルを管理する第1無線基地局から、前記第2セルにおいて使用可能な移動局識別情報を含むハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、共通のランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成されているランダムアクセスプリアンブル送信部と、
    前記共通のランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、前記ハンドオーバ指示信号に含まれている移動局識別情報を含むハンドオーバ完了信号を送信するように構成されているハンドオーバ完了信号送信部とを具備することを特徴とする移動局。
  12. 前記ハンドオーバ指示信号を送信した後、前記第2無線基地局からの応答を受信することなく、所定期間が経過した場合、再接続手順を行うように構成されている再接続手順実施部を更に具備することを特徴とする請求項11に記載の移動局。
  13. 第1セルから第2セルにハンドオーバを行うことができる移動局であって、
    前記第1セルを管理する第1無線基地局からハンドオーバ指示信号を受信した後、前記第2セルを管理する第2無線基地局に対して、該第2セルにおいて使用可能な個別のランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成されているランダムアクセスプリアンブル送信部と、
    前記第2無線基地局から、前記個別のランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセス応答を受信した後、前記第2無線基地局に対して、ハンドオーバ完了信号を送信するように構成されているハンドオーバ完了信号送信部とを具備することを特徴とする移動局。
  14. 前記個別のランダムアクセスプリアンブルを送信した後、前記ランダムアクセス応答を受信することなく、所定期間が経過した場合、再接続手順を行うように構成されている再接続手順実施部を更に具備することを特徴とする請求項13に記載の移動局。
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