JP2011004130A - ネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法 - Google Patents

ネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信装置の通信設定に関する特別な知識を有しない作業者や個別の事情を把握していない作業者であっても、簡易、確実に通信装置の設定を行うことのできるネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法を提供する。
【解決手段】通信ネットワークAに接続される第1の通信装置1と、第1の通信装置1に接続される第2の通信装置2と、第2の通信装置2に通信設定を行う携帯情報端末3と、携帯情報端末3に送信される第2の通信装置2への通信設定を行うに必要な設定情報を作成、管理する管理サーバ4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法に関する。
近年、インターネット等を利用するネットワーク通信が普及している。インターネット接続は、インターネットサービスプロバイダ(以下、適宜「ISP」と省略する)と契約して行われるのが一般的である。ネットワーク間のパケット中継を行うためにはルータ(ブロードバンドルータ)が使用される。このようなブロードバンドルータでは、通常ISP接続情報の設定を利用者が行う。
利用者は、加入しているISPに対する接続情報を何らかの方法によって入手し、設定を行うが、利用するブロードバンドルータごとに設定方法が異なる場合も多々見受けられる。また、設定手順や設定項目は利用者の居住地や利用するISPによって異なるため、予めブロードバンドルータに初期設定を施しておくことは困難である。
そこで、このような弊害を回避するために、以下の特許文献1には、次の発明が開示されている。すなわち、無線LAN通信が可能な携帯電話を使用して、ISP接続サーバよりISP接続情報を取得し、無線LAN通信を介してブロードバンドルータに通信設定を行うネットワーク通信システムの設定方法である。この方法によれば、容易かつ迅速に設定を行うことができる、とされる。
特開2007−243365号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているネットワーク通信システムの設定方法では、以下の点に配慮されていない。
すなわち、戸建てであればISPの接続は上述した発明によって容易かつ迅速に行うことができるが、例えば、マンション等の集合住宅に設置された複数の通信装置の通信設定を行う場合には、不適切な場合が生ずる。
集合住宅等においては、インターネット接続のコストを抑えるために、複数戸で1社のISPと契約する形態が散見される。これは、実際にインターネットに接続するために集合住宅等において設置される大元の通信装置と、この通信装置に接続される各戸が設置する通信装置とから構成される。従って、各戸からインターネットへは、自らが設置した通信装置を介して、さらにこの通信装置と接続される大元の通信装置を介して接続されることになる。
このような構成が採用される場合、大元の通信装置と各戸の通信装置とはその設定が互いに影響しないように設定する必要がある。例えば、IPアドレスの割り振り範囲を大元の通信装置と各戸の通信装置とで変更する等である。このような設定は、通常大元の通信装置に対してではなく各戸の通信装置に対して行われる。そのため、この設定を行う作業者は大元の通信装置の設定状態を理解した上で、各戸の通信装置の通信設定を適切に行わなければならない。従って、作業者には適切な知識が要求されるとともに、予め設定対象となる通信装置の設置場所といった固有の設置事情を把握しておく必要がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、通信装置の通信設定に関する特別な知識を有しない作業者や個別の事情を把握していない作業者であっても、簡易、確実に通信装置の設定を行うことのできるネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、ネットワーク通信システムにおいて、通信ネットワークに接続される第1の通信装置と、第1の通信装置に接続される第2の通信装置と、第2の通信装置に通信設定を行う携帯情報端末と、携帯情報端末に送信される第2の通信装置への通信設定を行うに必要な設定情報を作成、管理する管理サーバとを備える。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、ネットワーク通信システムの設定方法において、通信ネットワークに第1の通信装置を介して接続する第2の通信装置の通信設定を行うに必要な設定情報を管理サーバが作成するステップと、第2の通信装置に対して通信設定を行う携帯情報端末を接続するステップと、携帯情報端末が管理サーバにアクセスし、設定情報を取得するステップと、携帯情報端末が第2の通信装置に対して設定情報を送信するステップと、第2の通信装置は設定情報を受信し、通信設定を行うステップとを備える。
本発明によれば、通信装置の通信設定に関する特別な知識を有しない作業者や個別の事情を把握していない作業者であっても、簡易、確実に通信装置の設定を行うことのできるネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法を提供することができる。
本発明の実施の形態におけるネットワーク通信システムを示す全体図である。 本発明の実施の形態における第2の通信装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における携帯情報端末の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における管理サーバの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における第2の通信装置への通信設定の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における第2の通信装置への通信設定の確認の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるネットワーク通信システムSを示す全体図である。ネットワーク通信システムSは、通信ネットワークAに接続される第1の通信装置1と、第1の通信装置1に接続される第2の通信装置2と、第2の通信装置2に通信設定を行う携帯情報端末3と、携帯情報端末3に送信される第2の通信装置2への通信設定を行うに必要な設定情報をIT専門家が作成し、この作成された設定情報を記憶しておく管理サーバ4とから構成される。
第1の通信装置1と第2の通信装置とは、マンション等の集合住宅Hにそれぞれ設置される。第2の通信装置2は集合住宅の各戸に個別に設置される通信装置であり、第1の通信装置1は、これら設置された第2の通信装置2とそれぞれ接続されるとともに、通信ネットワークAに接続され、第2の通信装置2と通信ネットワークAとの通信を仲介している。
但し、これら第1の通信装置1と第2の通信装置2としては、例えば、ブロードバンドルータが好適に用いられるが、特に機種が一様である必要はない。また、これら第1の通信装置1と第2の通信装置2との関係が成立するのであれば、それぞれの設置場所が集合住宅Hではなく、例えば企業内であっても構わない。
また、各戸に設置される第2の通信装置2には、その各戸内で使用される図示しない家電機器が接続されている。これら各家電機器が第2の通信装置2と接続されていることによって、各家電機器から通信ネットワークAに接続することができたり、或いは、利用者が集合住宅H外から各戸の家電機器の動きを制御したりすることが可能となる。
なお、図1に示すネットワーク通信システムSの全体図においては、第2の通信装置2は3つ(第2の通信装置2A〜2C)第1の通信装置1に接続されているが、この第2の通信装置2が第1の通信装置1にいくつ接続されるかは単数、複数の別も含めて全くの任意である。また、これら第2の通信装置2A〜2Cについては、以下、便宜的に「第2の通信装置2」とまとめて表わす。
図2は、本発明の実施の形態における第2の通信装置2の内部構成を示すブロック図である。第2の通信装置2は、受信手段2aと、判断手段2bと、記憶手段2cと、比較手段2dと、送信手段2eとからなる。第2の通信装置2は、第1の通信装置1と、或いは後述するように携帯情報端末3とは、有線、或いは、無線で接続される。従って、受信手段2a、送信手段2eにおける情報の伝達を行うための接続方法は、自由に設定することができる。なお、第2の通信装置2の内部構成における各手段の働きについては、後述する。
携帯情報端末3は、第2の通信装置2の通信設定を行う作業者が携帯する機器である。この携帯情報端末3は、どのような端末であっても良いが、例えば、携帯電話が好適に用いられる。
図3は、携帯情報端末3の内部構成を示すブロック図である。携帯情報端末3は、主に入力手段3aと、制御手段3bと表示手段3cとから構成される。また、制御手段3b内は、さらに、受信手段3b1と、判断手段3b2と、記憶手段3b3と、送信手段3b4とから構成される。入力手段3aは、作業者が作業を行う上で使用する入力デバイスのことであり、例えば、キーボードやタッチ画面を挙げることができる。
また、表示手段3cは、第2の通信装置2への通信設定が適切に行われたか否かを確認等するために用いられ、例えば、携帯電話の画面等を挙げることができる。なお、ここでは、携帯情報端末3として携帯電話を好適に使用することができる観点から、以上のように説明したが、入力手段3aや表示手段3cが携帯情報端末3から独立して存在し、必要に応じて適宜接続されるようにされていても良い。
携帯情報端末3は、第2の通信装置2と或いは後述するように無線局5と有線、或いは、無線で接続される。従って、受信手段3b1、送信手段3b4における情報の伝達を行うための接続方法は、自由に設定することができる。なお、携帯情報端末3の内部構成における各手段の働きについては後述する。
管理サーバ4は、第2の通信装置2に対して通信設定を行う際に用いる設定情報をIT専門家が作成し、この設定情報を記憶しておくサーバである。通常、通信ネットワークAに接続されている。図4は、管理サーバ4の内部構成を示すブロック図である。管理サーバ4は、受信手段4aと、判断手段4bと、記憶手段4cと、送信手段4dと、から構成される。なお、図4においては図示していないが、これら各手段の他、設定情報を作成する際に用いられる入力手段や表示手段等を備えていても良い。
無線局5は、通信ネットワークAに接続されており、携帯情報端末3を通信ネットワークAに接続する役割を果たしている。携帯情報端末3と無線局5との間は、無線にて情報のやりとりが行われる。なお、無線局5は、図1においては1つしか示されていないが、携帯情報端末3が通信ネットワークAに接続されるまでにいくつの無線局5を中継しても構わない。
次に、第2の通信装置2への通信設定を行う流れについて、図5に示すフローチャートを例に挙げて説明する。また、第2の通信装置2、携帯情報端末3、管理サーバ4の各内部構成が果たす役割についても合わせて適宜説明する。
まず、管理サーバ4において、第2の通信装置2の通信設定において使用される設定情報をIT専門家が作成し、記憶する(ST1)。作成された設定情報は、記憶手段4c内に記憶される。なお、設定される第2の通信装置2の数は多数にのぼるが、管理サーバ4においては、各第2の通信装置2ごとに合わせた設定情報が作成される。また、第2の通信装置2と接続される第1の通信装置1との関係も考慮される。そのため、予め記憶手段4cには、第1の通信装置1、第2の通信装置2それぞれの個別情報(例えば、機種、型番等)が記憶されている。
第2の通信装置2の通信設定を行う作業者は、携帯情報端末3と通信設定の対象となる第2の通信装置2とを接続する(ST2)。なお、図1においては、携帯情報端末3が第2の通信装置2Cとのみ接続されているように表わされているが、必要に応じて適宜携帯情報端末3は第2の通信装置2Aや第2の通信装置2Bとも接続されて通信設定が行われる。以下では「第2の通信装置2」とまとめて説明する。
携帯情報端末3は、通信設定の対象である第2の通信装置2と接続しても、この時点ではこの第2の通信装置2の通信設定を行うために必要な設定情報を有していない。そこで、携帯情報端末3は無線局5を介して管理サーバ4にアクセスし、該当する第2の通信装置2に関する設定情報を取得する(ST3)。
ここで、設定情報は、第2の通信装置2のユニークな(個別に付与されている)情報を利用して記憶手段4cの中から選択される。選択の方法は種々考えられるが、例えば、携帯情報端末3が第2の通信装置2と接続された際、第2の通信装置2に関するMACアドレスを取得することから、このMACアドレスを管理サーバ4に送信する。送信されてきたMACアドレスを基に、判断手段4bが記憶手段4cの中から該当するMACアドレスを備える設定情報を入手し、通信ネットワークA、無線局5を介して設定情報の取得要求を出した携帯情報端末3へと送信する。或いは、携帯情報端末3の表示手段3cに第2の通信装置2に関する設定情報のリストを表示させ、作業者が選択した設定情報を管理サーバ4の判断手段4bが選択して携帯情報端末3へと送信する方式を採用しても良い。
管理サーバ4からの設定情報は、携帯情報端末3の受信手段3aを介して制御手段3b内に送信される。設定情報を受信した判断手段3b2は、記憶手段3b3に記憶させる(ST4)。もちろん、設定する第2の通信装置2ごとに、そのたびに管理サーバ4にアクセスして、適切な設定情報を取得する方法を採用しても良い。ただ、このように記憶手段3b3内に記憶させておくことによって、例えば、同一機種の第2の通信装置2に対して通信設定を行う際に簡便かつ、作業効率の向上を図ることができる。
そして、管理サーバ4から取得した適切な設定情報を携帯情報端末3から設定対象となる第2の通信装置2へと送信する(ST5)。この設定情報の送信には、上述したように有線、或いは、無線を使用することができる。第2の通信装置2は設定情報を受信するとともに(ST6)、この設定情報に基づいて自ら通信設定を行う(ST7)。
通信設定が終了した第2の通信装置2は、次に、自己の記憶手段2c内に記憶されている家電機器管理情報を管理サーバ4へと送信する(ST8)。これは、通信設定された結果、第2の通信装置2と管理サーバ4との間で通信が確立されているか否かをチェックするためである。
上述したように、第2の通信装置2には、その第2の通信装置2が設置される戸内に設置される家電機器が接続されている。第2の通信装置2の記憶手段2cには、接続される家電機器と通信するに必要な情報が記憶されている。そこで、この家電機器管理情報を利用してチェックを行う。なお、ここで「必要な情報」とは、例えば、第2の通信装置2のMACアドレス、登録されている家電機器のIPアドレス、家電機器名、型番、等の情報である。
第2の通信装置2から第1の通信装置1、通信ネットワークAを介して家電機器管理情報が管理サーバ4へと送信されると、第2の通信装置2は無事に通信設定がなされた、すなわち、第2の通信装置2と管理サーバ4との間の通信路は無事に確立された、ということになる(ST9)。従って、管理サーバ4の判断手段4bが通信路が確立されたことを確認すると(ST10)、受信した家電機器管理情報を記憶手段4cへと記憶させる(ST11)。
一方、家電機器管理情報が管理サーバ4へと送信できない状態は、第2の通信装置2の通信設定が無事に終了しなかった、ということである(ST9のNO)。この場合は、第2の通信装置2と管理サーバ4との間に通信路が確立されていないので、家電機器管理情報はもちろんのこと、いずれの情報も第2の通信装置2から第1の通信装置1、通信ネットワークAを介して管理サーバ4へと情報を送信することはできない。
そこで、第2の通信装置2の判断手段2bは、接続されている携帯情報端末3に対して、通信設定が失敗した旨、送信する(ST12)。第2の通信装置2と携帯情報端末3との間は、その間の通信路を切断しない限り互いに情報をやりとりすることは可能なため、携帯情報端末3を介して管理サーバ4へ通信設定が失敗した情報を送信する。通信設定が失敗した旨を受信した携帯情報端末3は、判断手段3b2において設定失敗情報を作成し、無線局5を介して管理サーバ4へと送信する(ST13)。
携帯情報端末3から設定失敗情報を受信した管理サーバ4は、判断手段4bにて確認し(ST14)、記憶手段4cに記憶させる(ST15)。この設定失敗情報は、例えばこの情報を送信することになった第2の通信装置2に関する情報として記憶され、例えば、再度設定情報を作成する際にどの点が障害となって通信設定がなされなかったのか、或いは、第2の通信装置2の故障等が発生した場合に解析されて参考にされる。
以上説明した流れによって、第2の通信装置2について通信設定がなされる。但し、上述した第2の通信装置2について通信設定がなされ、管理サーバ4へ家電機器管理情報が無事送信された場合(ST8ないしST11)には、該当する第2の通信装置2にとっては管理サーバ4との間で通信路が確立したのか否か、不明である。
そこで、次に、第2の通信装置2と管理サーバ4との間で無事通信路が確立された場合の、第2の通信装置2における確認方法について、以下、図6に示すフローチャートを示しつつ説明する。なお、前提として、第2の通信装置2から家電機器管理情報が管理サーバ4へと送信され、記憶手段4c内に記憶される(図5のST8ないしST11)。
管理サーバ4へ家電機器管理情報を送信した第2の通信装置2は、次に管理サーバ4に対して記憶済み家電機器管理情報を送信するように要求する(ST21)。上述したように、既に家電機器管理情報が第2の通信装置2から管理サーバ4へと送信され、記憶手段4c内に記憶されている。そこで、この要求を受けた管理サーバ4は、判断手段4bが記憶手段4c内に記憶されている該当する第2の通信装置2に関する家電機器管理情報に記憶済みである旨の情報を付加して、要求を出した第2の通信装置2へと送信する(ST22)。
記憶済み家電機器管理情報は、通信ネットワークA及び第1の通信装置1を介して第2の通信装置2へと送信され、該当する第2の通信装置2が取得する(ST23)。記憶済み家電機器管理情報を取得した第2の通信装置2は、この記憶済み家電機器管理情報を比較手段2dへと送信する。比較手段2dは、併せて記憶手段2cから管理サーバ4へと送った家電機器管理情報を入手する。その上で、「記憶済み家電機器管理情報」と「家電機器管理情報」とを比較する(ST24)。
ここで比較手段2dがこれらの情報を互いに比較するのは、比較した結果、両者が同一であると判断されると、第2の通信装置2と管理サーバ4との間には通信路が確立されている、ということを第2の通信装置2が把握することができるからである。比較手段2dが比較して両者同一であると判断手段2bが判断すると(ST25のYES)、その旨、携帯情報端末3へ送信する(ST26)。送信された内容、すなわち、第2の通信装置2が記憶済み家電機器管理情報を受信した旨、第2の通信装置2と管理サーバ4との間に通信路が確立されていることは、例えば表示手段3cに表示される。作業者はこの情報を確認することで設定作業を終了させることができる。
一方、「記憶済み家電機器管理情報」と「家電機器管理情報」とを比較した結果、同一ではないと判断された場合には(ST25のNO)、第2の通信装置2が携帯情報端末3へ記憶済み家電機器管理情報の受信に失敗した旨、送信する(ST27)。この情報を受信した携帯情報端末3は、受信失敗情報を作成して、管理サーバ4へと送信する(ST28)。
ここで、第2の通信装置2が記憶済み家電機器管理情報の受信に失敗した旨を直接管理サーバ4へと送信しないで携帯情報端末3へと送信するのは、以下の理由からである。すなわち、家電機器管理情報が第2の通信装置2から管理サーバ4へと送信できても、管理サーバ4から第2の通信装置2へと記憶済み家電機器管理情報が送信できなければ、両者の間における通信路は確立されていない、或いは、一旦確立されたものの、何らかの理由により不通になった、と考えることができるからである。そこで、第2の通信装置2が記憶済み家電機器管理情報の受信に失敗した旨を確実に管理サーバ4へと送信するために、携帯情報端末3を経由してその旨を知らせることとした。
以上、通信設定を行う対象に関する設定情報を予め管理サーバ4にて作成しておき、この設定情報を携帯情報端末において設定作業に合わせて取得し、この取得した設定情報を基に第2の通信装置の通信設定を行うことによって、通信装置の通信設定に関する特別な知識を有しない作業者や個別の事情を把握していない作業者であっても、簡易、確実に通信装置の設定を行うことのできるネットワーク通信システム及びネットワーク通信システムの設定方法を提供することができる。
なお、この発明は、上述実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 …第1の通信装置
2 …第2の通信装置
3 …携帯情報端末
4 …管理サーバ
5 …無線局
A …通信ネットワーク
S …ネットワーク通信システム

Claims (7)

  1. 通信ネットワークに接続される第1の通信装置と、
    前記第1の通信装置に接続される第2の通信装置と、
    前記第2の通信装置に通信設定を行う携帯情報端末と、
    前記携帯情報端末に送信される前記第2の通信装置への通信設定を行うに必要な設定情報を作成、管理する管理サーバと、
    を備えることを特徴とするネットワーク通信システム。
  2. 前記携帯情報端末は、前記通信ネットワークに接続される無線局に接続して、前記管理サーバから前記設定情報を入手することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信システム。
  3. 予め作成された通信ネットワークに第1の通信装置を介して接続する第2の通信装置の通信設定を行うに必要な設定情報を管理サーバに記憶するステップと、
    前記第2の通信装置に対して通信設定を行う携帯情報端末を接続するステップと、
    前記携帯情報端末が前記管理サーバにアクセスし、前記設定情報を取得するステップと、
    前記携帯情報端末が前記第2の通信装置に対して前記設定情報を送信するステップと、
    前記第2の通信装置は前記設定情報を受信し、通信設定を行うステップと、
    を備えることを特徴とするネットワーク通信システムの設定方法。
  4. 前記設定情報に基づいて通信設定を行った前記第2の通信装置は、自らが保存する家電管理情報を前記管理サーバへと送信するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク通信システムの設定方法。
  5. 前記第2の通信装置の通信設定に成功した場合、前記管理サーバは、前記家電管理情報を受信し前記第2の通信装置への通信設定が成功した旨を確認するとともに記憶するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク通信システムの設定方法。
  6. 前記第2の通信装置の通信設定に失敗し、前記第2の通信装置から前記管理サーバへの前記家電管理情報の送信ができなかった場合に、前記第2の通信装置は、前記携帯情報端末に対して通信設定が失敗した旨送信するステップを備えることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク通信システムの設定方法。
  7. 前記第2の通信装置の通信設定が成功した場合に、前記第2の通信装置は、前記管理サーバに記憶されている記憶済み家電管理情報を前記第2の通信装置へ送信する旨の要求を行うステップと、
    前記第2の通信装置は、前記要求に基づいて送信された前記記憶済み家電管理情報と自らが保存する家電管理情報とを比較するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のネットワーク通信システムの設定方法。
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