JP2011003782A - ステージ装置 - Google Patents
ステージ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011003782A JP2011003782A JP2009146537A JP2009146537A JP2011003782A JP 2011003782 A JP2011003782 A JP 2011003782A JP 2009146537 A JP2009146537 A JP 2009146537A JP 2009146537 A JP2009146537 A JP 2009146537A JP 2011003782 A JP2011003782 A JP 2011003782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- movement stage
- axis
- fine movement
- coarse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】微動ステージの走査方向の微小駆動のモータ容量の低減を図り、微動ステージ部および粗動ステージの小型軽量化とともに、粗動ステージと微動ステージの磁気浮上により非接触支持を実現し、ステージの高速化、高精度な6自由度制御を可能にするステージ装置を提供する。
【解決手段】粗・微動構成のステージにおいて、微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)側にも粗動駆動の機能を付加すべく微動ステージの微動水平2軸に粗動の1軸を加えて3軸とし、粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)に同期して走査(Y軸)方向の粗動駆動を行わせべく粗動ステージの走査軸と微動ステージの粗動1軸とを同期走査させる構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】粗・微動構成のステージにおいて、微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)側にも粗動駆動の機能を付加すべく微動ステージの微動水平2軸に粗動の1軸を加えて3軸とし、粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)に同期して走査(Y軸)方向の粗動駆動を行わせべく粗動ステージの走査軸と微動ステージの粗動1軸とを同期走査させる構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ステージを電磁力で非接触に支持し、リニアモータで駆動され、任意の位置に位置決めされるステージ装置に関する。また、このステージ装置が備えられた露光装置に関するものである。
半導体素子または液晶表示素子等を製造するリソグラフィ工程においては、マスクまたはレチクル(以下、「レチクル」と総称する)が配置されるレチクルステージとウェハまたはガラスプレート等の感光物体(以下、「ウェハ」と総称する)が配置されるウェハステージとを所定の走査方向(スキャン方向)に沿って同期移動しつつ、レチクルのパターンを投影光学系を介してウェハ上に転写する、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置などが比較的多く用いられる。
近年の走査型EUV露光装置のレチクル側の駆動装置としては、例えば、レチクルステージ定盤上にエアベアリング等で非接触支持され非走査(X軸)方向の両端に配置されたリニアモータによって走査方向(Y軸)に所定のストローク範囲で駆動されるレチクル粗動ステージ部と、該レチクル粗動ステージに対して、走査(Y軸)方向、非走査(X軸)方向、Z軸まわりの回転方向(θz)の微小駆動とX軸まわりの回転方向(θx)、Y軸まわりの回転方向(θy)に微小駆動されるレチクル微動ステージ部とから成る粗・微動構造のステージ装置が用いられている。
また、粗動ステージの走査(Y軸)方向への駆動よって生じる反力や微動ステージの非走査(X軸)方向への駆動によって生じる反力が、レチクルステージ定盤の振動要因や姿勢変化の要因となるのを抑制するために、粗動ステージの走査(Y軸)方向に駆動のリニアモータ固定子をエアベアリング等で非接触支持して、駆動方向と反対側に移動させる反力キャンセラ機構が設けられている(例えば特許文献1参照)。
また、反力処理としてレチクルステージとは反対方向に移動するカウンタマス(錘部材)を有するカウンタマス機構が設けられたステージ装置もある(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、近年、走査型露光装置が採用するレチクルステージ装置においては、微細化や高スループットに対応した高い制御性能、高速・高加減速が要求され、レチクルステージ装置の小型軽量化を図ることが不可欠である。
また、EUV光を露光光として使用するEUV露光装置においては、真空中での露光になるため、真空環境への対応も重要である。
また、EUV光を露光光として使用するEUV露光装置においては、真空中での露光になるため、真空環境への対応も重要である。
例えば、粗・微動構造のステージの小型軽量化に際しては、以下の課題がある。
(1)微動ステージの走査方向の駆動モータ推力は、微動本来の制御推力の他に粗動ステージの加減速時の加速力分の推力を付与する必要があるため、加速度の増加に伴いモータ容量が増大し、微動ステージ部の軽量化を困難にするという課題がある。
(2)また、微動ステージの高精度な6自由度制御(X、Y、Z、θx、θy、θz)を行うためには、微動ステージの微動機構部は非接触支持が好ましく、この支持機構を粗動ステージと微動ステージ間に配置すると、微動ステージおよび粗動ステージの形状がともに大きくなるという課題がある。
(1)微動ステージの走査方向の駆動モータ推力は、微動本来の制御推力の他に粗動ステージの加減速時の加速力分の推力を付与する必要があるため、加速度の増加に伴いモータ容量が増大し、微動ステージ部の軽量化を困難にするという課題がある。
(2)また、微動ステージの高精度な6自由度制御(X、Y、Z、θx、θy、θz)を行うためには、微動ステージの微動機構部は非接触支持が好ましく、この支持機構を粗動ステージと微動ステージ間に配置すると、微動ステージおよび粗動ステージの形状がともに大きくなるという課題がある。
(3)さらに、ガイド部の非接触化のために真空環境でエアベアリングを採用する場合には、供給する気体がエアベアリング外に漏出するのを防止するためにエアパッドから排出される気体を回収する溝の形成が必要になるため、エアベアリング形状が大きくなりステージの大型化・質量増大のほか、エアベアリング面の精密な加工を伴うために装置のコストアップ要因になるなどの課題がある。
(4)また、エアベアリングに不具合が発生した場合には復旧に長い期間を要するなどの問題が発生する可能性がある。
(4)また、エアベアリングに不具合が発生した場合には復旧に長い期間を要するなどの問題が発生する可能性がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、粗・微動構成で、粗動側と微動側ステージをともに小型軽量化し、高速・高加減速に対応させるとともに、ステージの各可動部を磁気浮上による非接触支持を実現させ、パーティクルレス・メンテナンス性・信頼性を向上させることができるステージ装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1の記載の発明は、ステージ定盤に対してステージフレームを浮上させる第1浮上手段と、該ステージフレームに対して粗動ステージを浮上させる第2浮上手段と、前記ステージフレームに対して微動ステージを浮上させる第3浮上手段と、前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して水平面内の第1軸方向移動する第1駆動手段と、前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動する第2駆動手段と、該粗動ステージを前記ステージフレームに対して水平面内の第1軸方向に移動する第3駆動手段と、前記粗動ステージを前記ステージフレームに対して前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動する第4駆動手段と、該微動ステージを前記ステージフレームに対して前記1軸方向に移動する第5駆動手段と、前記微動ステージを前記粗動ステージに対して前記1軸方向に微小に移動する第6駆動手段と、前記微動ステージを前記粗動ステージに対して前記2軸方向に微小に移動する第7駆動手段と、前記微動ステージを前記粗動ステージに対して移動する範囲を制限する移動制限手段と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項1の記載の発明は、ステージ定盤に対してステージフレームを浮上させる第1浮上手段と、該ステージフレームに対して粗動ステージを浮上させる第2浮上手段と、前記ステージフレームに対して微動ステージを浮上させる第3浮上手段と、前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して水平面内の第1軸方向移動する第1駆動手段と、前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動する第2駆動手段と、該粗動ステージを前記ステージフレームに対して水平面内の第1軸方向に移動する第3駆動手段と、前記粗動ステージを前記ステージフレームに対して前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動する第4駆動手段と、該微動ステージを前記ステージフレームに対して前記1軸方向に移動する第5駆動手段と、前記微動ステージを前記粗動ステージに対して前記1軸方向に微小に移動する第6駆動手段と、前記微動ステージを前記粗動ステージに対して前記2軸方向に微小に移動する第7駆動手段と、前記微動ステージを前記粗動ステージに対して移動する範囲を制限する移動制限手段と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記粗動ステージの前記第3駆動手段と前記微動ステージの前記第5駆動手段に同一の移動指令を与え同期移動させる制御手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明の前記第1浮上手段は、前記ステージフレームが前記粗動ステージおよび前記微動ステージの走行によって生じる反力を受けて移動する領域内を浮上制御させる少なくとも3つの磁気浮上電磁石であり、前記第2浮上手段は、前記粗動ステージを第1軸方向の全移動領域を浮上制御させる4つの磁気浮上電磁石であり、前記第3浮上手段は、前記微動ステージを第1軸方向の全移動領域および前記微動ステージの前記第2軸の移動領域を磁気浮上制御させる少なくとも3つのボイスコイルモータであることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明の前記第1駆動手段と前記第2駆動手段は、前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して水平面内の第1軸方向と前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動させるボイスコイルモータであり、前記第3駆動手段は、前記粗動ステージを前記第1軸方向に移動させるリニアモータであり、前記第4駆動手段は、前記粗動ステージを前記第2軸方向に移動させるボイスコイルモータであり、前記第5駆動手段は、前記微動ステージを前記第1軸方向に移動させるリニアモータであり、前記第6駆動手段と第7駆動手段は、前記粗動ステージに対して前記1軸方向および前記2軸方向に微小に移動するボイスコイルモータであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明の前記移動制限手段は、前記粗動ステージと前記微動ステージが近接する前記第1軸方向の四隅に、同極のマグネットが対向するように少なくとも4組を配置し、マグネットとの間に弾性体の衝撃緩和材を配置したことを特徴とするものである。
請求項6に記載の露光装置の発明は、真空チャンバーと、前記真空チャンバー内にある光源と、前記真空チャンバー内にあってレチクルを取り付けるためのステージ装置と、前記真空チャンバー内にあるウェハ載置用ウェハステージと、前記真空チャンバー内にあって前記光源からの光をレチクルの上に集光する集光ミラーと、前記真空チャンバー内にあって前記レチクルで反射された光を反射させて最終的にウェハに達せしめる光学系ミラーと、から成る露光装置において、前記ステージ装置として請求項1〜5のいずれか1項に記載のステージ装置を備え、前記ステージ装置によって搬送物を位置決めすることを特徴としている。
請求項1および2に記載の発明によると、粗動ステージと微動ステージの粗動駆動を独立した駆動手段で同期走査させるため、微動ステージの走査方向の微動駆動手段のモータを微動ステージ本来に必要な制御推力の容量で構成できるため、微動ステージ部と粗動ステージ部の小型軽量化を実現できる。
請求項3に記載の発明によると、第1から3の浮上手段を磁気的に行うため、気体を用いるエアベアリングのように、エアパッド間の隙間が微小でないため、エアパッド間が接触することも無く、信頼性・メンテナンス性に優れる。
請求項4に記載の発明によると、モータ可動部を可動マグネット型で構成するため、モータ配線等のケーブル外乱を皆無にでき、ステージの制御性能が向上する。
請求項5に記載の発明によると、同極マグネットの磁気反発力を利用した粗動ステージと微動ステージの衝突保護機構なので、粗・微動ステージ間の微小空間に組み込むことができ、最大加速時やステージ暴走等の大きな衝撃力が作用した場合においても、ステージ間の衝突によるステージ損傷を保護できる。
また、請求項6に記載の発明によると、ステージを小型化できるため装置フットプリントを小さくでき、また、ステージのすべての可動部を磁気浮上による非接触支持ガイドできるため、パーティクルを皆無にした露光作業ができる。
以下、粗・微動構成で、粗動側と微動側ステージをともに小型軽量化し、高速・高加減速に対応させるとともに、ステージの各可動部を磁気浮上による非接触支持を実現させ、パーティクルレス・メンテナンス性・信頼性を向上させることができる本発明のステージ装置の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明のステージ装置の平面図であり、図2は図1のステージ装置の粗・微動ステージ間の衝突保護機構の拡大平面図、図3〜図7は図1のステージ装置の各断面をY軸方向から見た図である。
図1において、1はステージ装置、2はステージ装置1のステージ定盤、3はステージフレーム、4は粗動ステージ、5は微動ステージである。なお、6(図4)は静電チャック、7(図4)はレチクルである。
以下に、1〜5の各構成について説明する。
図1において、1はステージ装置、2はステージ装置1のステージ定盤、3はステージフレーム、4は粗動ステージ、5は微動ステージである。なお、6(図4)は静電チャック、7(図4)はレチクルである。
以下に、1〜5の各構成について説明する。
〈ステージ装置1とステージ定盤2〉
ステージ装置1(図1)のステージ定盤2(図1、図7)の四隅には、11A(図1)、11B(図1、図7)、11C(図1)、11D(図1、図7)の取り付け部材に保持されたステージフレーム3(図1、図7)の浮上用電磁石固定子12A(図1)、12B(図1、図7)、12C(図1)、12D(図1、図7)と、この浮上量を検出する4つの変位センサ15A(図1)、15B(図1)、15C(図1)、15D(図1)と、ステージフレーム3を走行(Y軸)方向に駆動するボイスコイルモータの固定子16A(図1)、16B(図1)と、ステージフレーム2を走行方向と直交する方向(X軸方向)に駆動するボイスコイルモータの固定子19(図1)と、が取り付けられている。
ステージ装置1(図1)のステージ定盤2(図1、図7)の四隅には、11A(図1)、11B(図1、図7)、11C(図1)、11D(図1、図7)の取り付け部材に保持されたステージフレーム3(図1、図7)の浮上用電磁石固定子12A(図1)、12B(図1、図7)、12C(図1)、12D(図1、図7)と、この浮上量を検出する4つの変位センサ15A(図1)、15B(図1)、15C(図1)、15D(図1)と、ステージフレーム3を走行(Y軸)方向に駆動するボイスコイルモータの固定子16A(図1)、16B(図1)と、ステージフレーム2を走行方向と直交する方向(X軸方向)に駆動するボイスコイルモータの固定子19(図1)と、が取り付けられている。
〈ステージフレーム3〉
ステージフレーム3(図1、図3、図4、図6、図7)には、ステージフレーム3の四隅に設けられた磁気浮上用電磁石の可動子13A(図1)、13B(図1、図7)、13C(図1)、13D(図1、図7)と、粗動ステージ4の反力を受けて移動する範囲内を磁気浮上させる4つの電磁石固定子31A(図1、図3)、31B(図1、図6)、31C(図1、図3)、31D(図1、図6)と、微動ステージ5を走査ストローク範囲内磁気浮上させる3つのボイスコールモータ固定子51A(図1、図4)、51B(図1、図4)、51C(図1、図4)と、粗動ステージ4を走査方向(Y軸方向)に粗動駆動する2つのリニアモータ固定子34A(図4)、34B(図4)と、粗動ステージ4の走査方向と直交する方向(X軸方向)に微小駆動する1つのボイスコイルモータ固定子37(図1、図4)と、微動ステージ5を走査(Y軸)方向に粗動駆動する2つのリニアモータ固定子54A(図1、図4)、54B(図1、図4)と、粗動ステージ4の走査ストローク範囲内の浮上量を計測する4つの変位センサターゲット44A(図1、図3)、44B(図1、図6)、44C(図1、図3)、44D(図1、図6)と、粗動ステージ4の走査(Y軸)方向と直交した方向(X軸)の位置と回転角を計測するための2次元と1次元のエンコーダ走査ヘッド42(図1、図4)と44(図1、図4)と、ステージフレーム3を走査(Y軸)方向に駆動する2つのリニアモータ可動子17A(図1)、17B(図1)と、ステージフレーム3を走査(Y軸)方向と直交する方向(X軸方向)に駆動する1つのリニアモータ可動子20(図1)と、から構成されている。
ステージフレーム3(図1、図3、図4、図6、図7)には、ステージフレーム3の四隅に設けられた磁気浮上用電磁石の可動子13A(図1)、13B(図1、図7)、13C(図1)、13D(図1、図7)と、粗動ステージ4の反力を受けて移動する範囲内を磁気浮上させる4つの電磁石固定子31A(図1、図3)、31B(図1、図6)、31C(図1、図3)、31D(図1、図6)と、微動ステージ5を走査ストローク範囲内磁気浮上させる3つのボイスコールモータ固定子51A(図1、図4)、51B(図1、図4)、51C(図1、図4)と、粗動ステージ4を走査方向(Y軸方向)に粗動駆動する2つのリニアモータ固定子34A(図4)、34B(図4)と、粗動ステージ4の走査方向と直交する方向(X軸方向)に微小駆動する1つのボイスコイルモータ固定子37(図1、図4)と、微動ステージ5を走査(Y軸)方向に粗動駆動する2つのリニアモータ固定子54A(図1、図4)、54B(図1、図4)と、粗動ステージ4の走査ストローク範囲内の浮上量を計測する4つの変位センサターゲット44A(図1、図3)、44B(図1、図6)、44C(図1、図3)、44D(図1、図6)と、粗動ステージ4の走査(Y軸)方向と直交した方向(X軸)の位置と回転角を計測するための2次元と1次元のエンコーダ走査ヘッド42(図1、図4)と44(図1、図4)と、ステージフレーム3を走査(Y軸)方向に駆動する2つのリニアモータ可動子17A(図1)、17B(図1)と、ステージフレーム3を走査(Y軸)方向と直交する方向(X軸方向)に駆動する1つのリニアモータ可動子20(図1)と、から構成されている。
〈粗動ステージ4〉
粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)には、浮上用電磁石の可動子32A(図1)、32B(図1、図6)、32C(図1)、32D(図1、図6)、走査ストローク範囲の浮上量を計測する4つの変位センサ45A(図1)、45B(図1、図6)、45C(図1)、45D(図1、図6)と、走査方向に粗動駆動する2つのリニアモータ可動子35A(図4)、35B(図4)と、微動ステージ5(図1、図4)を走査方向に微小駆動する図示されていない2つのボイスコイル固定子57A(図3)、57B(図3)と、微動ステージ5を走査方向と直交する方向に微小駆動する1つのボイスコイル固定子60(図4)と、走査範囲の走査方向および走査方向と直交した方向の位置と回転角を検出する2次元エンコーダスケール41(図1、図4)[例えば、独ハイデンハイン社製のPP281R]と1次元エンコーダスケール43(図1、図4)と、微動ステージ4の浮上量を検出する変位センサヘッド63A(図1、図4)、63B(図1)、63C(図1)と、から構成されている。
粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)には、浮上用電磁石の可動子32A(図1)、32B(図1、図6)、32C(図1)、32D(図1、図6)、走査ストローク範囲の浮上量を計測する4つの変位センサ45A(図1)、45B(図1、図6)、45C(図1)、45D(図1、図6)と、走査方向に粗動駆動する2つのリニアモータ可動子35A(図4)、35B(図4)と、微動ステージ5(図1、図4)を走査方向に微小駆動する図示されていない2つのボイスコイル固定子57A(図3)、57B(図3)と、微動ステージ5を走査方向と直交する方向に微小駆動する1つのボイスコイル固定子60(図4)と、走査範囲の走査方向および走査方向と直交した方向の位置と回転角を検出する2次元エンコーダスケール41(図1、図4)[例えば、独ハイデンハイン社製のPP281R]と1次元エンコーダスケール43(図1、図4)と、微動ステージ4の浮上量を検出する変位センサヘッド63A(図1、図4)、63B(図1)、63C(図1)と、から構成されている。
〈微動ステージ5〉
微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)には、走査ストロークの範囲内を磁気浮上させる3つのボイスコールモータ可動子52A(図1、図5)、52B(図1、図5)、52C(図1)と、走査方向に粗動駆動する2つのリニアモータ可動子55A(図4)、55B(図4)と、走査方向に微小駆動する2つのボイスコイル可動子58A(図3)、58B(図3)と、走査方向と直交する方向に微小駆動する1つのボイスコイル可動子61(図4)と、レーザ測長のための走査方向軸と直交方向計測用の反射ミラー76と、走査方向と走査方向に対して上下方向の変位を計測する反射ミラー(図示なし)と、から構成されている。
微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)には、走査ストロークの範囲内を磁気浮上させる3つのボイスコールモータ可動子52A(図1、図5)、52B(図1、図5)、52C(図1)と、走査方向に粗動駆動する2つのリニアモータ可動子55A(図4)、55B(図4)と、走査方向に微小駆動する2つのボイスコイル可動子58A(図3)、58B(図3)と、走査方向と直交する方向に微小駆動する1つのボイスコイル可動子61(図4)と、レーザ測長のための走査方向軸と直交方向計測用の反射ミラー76と、走査方向と走査方向に対して上下方向の変位を計測する反射ミラー(図示なし)と、から構成されている。
〈粗動ステージ4と微動ステージ5間の移動制限手段〉
粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)と微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)間の移動制限手段として、粗動ステージ4の4隅にマグネット71A(図2)、71B、71C、71Dを、微動ステージ5の4隅にマグネット72A(図2)、72B、72C、72Dを同極が対向するように配置し、それぞれの中間に走査方向側の緩衝材73A(図2)、73B、73C、73D、走査方向と直交の方向側の緩衝材74A(図2)、74B、74C、74Dが配置されている。
粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)と微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)間の移動制限手段として、粗動ステージ4の4隅にマグネット71A(図2)、71B、71C、71Dを、微動ステージ5の4隅にマグネット72A(図2)、72B、72C、72Dを同極が対向するように配置し、それぞれの中間に走査方向側の緩衝材73A(図2)、73B、73C、73D、走査方向と直交の方向側の緩衝材74A(図2)、74B、74C、74Dが配置されている。
次に、動作について説明する。
〈ステージフレーム3の動作〉
ステージフレーム3(図1、図3、図4、図6、図7)は、4つの浮上電磁石14A(図1)(=固定子12A(図1)+可動子13A(図1))、14B(図1、図7)(=固定子12B(図1、図7)+可動子13B(図1、図7))、14C(図1)(=固定子12C(図1)+可動子13C(図1))、14D(図1、図7)(=固定子12D(図1、図7)+可動子13D(図1、図7))によって浮上させ、変位センサ15A(図1)、15B(図1)、15C(図1)、15D(図1)によって、ステージフレーム3とステージ定盤2との間の浮上量を計測して、一定の浮上量に制御する。ステージフレーム3は浮上しているので、粗動ステージ4と微動ステージ5が走査方向および走査方向と直交する方向に移動すると、その移動に伴う反力を受け、水平面内を反対方向に移動し、ステージ移動に伴う反力の振動がステージ外部に出さないようになっている。
〈ステージフレーム3の動作〉
ステージフレーム3(図1、図3、図4、図6、図7)は、4つの浮上電磁石14A(図1)(=固定子12A(図1)+可動子13A(図1))、14B(図1、図7)(=固定子12B(図1、図7)+可動子13B(図1、図7))、14C(図1)(=固定子12C(図1)+可動子13C(図1))、14D(図1、図7)(=固定子12D(図1、図7)+可動子13D(図1、図7))によって浮上させ、変位センサ15A(図1)、15B(図1)、15C(図1)、15D(図1)によって、ステージフレーム3とステージ定盤2との間の浮上量を計測して、一定の浮上量に制御する。ステージフレーム3は浮上しているので、粗動ステージ4と微動ステージ5が走査方向および走査方向と直交する方向に移動すると、その移動に伴う反力を受け、水平面内を反対方向に移動し、ステージ移動に伴う反力の振動がステージ外部に出さないようになっている。
〈粗動ステージ4の動作〉
粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)は、4つの電磁石33A(=固定子31A(図1)+可動子32A(図1))、33B(図6)(=固定子31B(図1、図6)+可動子32B(図1、図6))、33C(=固定子31C(図1)+可動子32C(図1))、33D(図6)(=固定子31D(図1、図6)+可動子32D(図1、図6))で浮上させ、粗動ステージ4に取り付けられた変位センサ45A(図1)、45B(図1、図6)、45C(図1)、45D(図1、図6)で、ステージフレーム3(図1、図7)に取り付けられたセンサターゲット44A(図1)、44B(図1、図6)、44C(図1)、44D(図1、図6)との変位量を計測して浮上量を制御する。
浮上した粗動ステージ4は、リニアモータ36A(図4)(=固定子34A(図4)+可動子35A(図4))とリニアモータ36B(図4)(=固定子34B(図4)+可動子35B(図4))で走査方向に粗動駆動を行う。
また、ステージフレーム3に設けられたボイスコイルモータ39(図1、図4)(=固定子37(図1、図4)+可動子38(図1、図4))で、走査方向と直交する方向の位置を制御する。
粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)は、4つの電磁石33A(=固定子31A(図1)+可動子32A(図1))、33B(図6)(=固定子31B(図1、図6)+可動子32B(図1、図6))、33C(=固定子31C(図1)+可動子32C(図1))、33D(図6)(=固定子31D(図1、図6)+可動子32D(図1、図6))で浮上させ、粗動ステージ4に取り付けられた変位センサ45A(図1)、45B(図1、図6)、45C(図1)、45D(図1、図6)で、ステージフレーム3(図1、図7)に取り付けられたセンサターゲット44A(図1)、44B(図1、図6)、44C(図1)、44D(図1、図6)との変位量を計測して浮上量を制御する。
浮上した粗動ステージ4は、リニアモータ36A(図4)(=固定子34A(図4)+可動子35A(図4))とリニアモータ36B(図4)(=固定子34B(図4)+可動子35B(図4))で走査方向に粗動駆動を行う。
また、ステージフレーム3に設けられたボイスコイルモータ39(図1、図4)(=固定子37(図1、図4)+可動子38(図1、図4))で、走査方向と直交する方向の位置を制御する。
〈微動ステージ5の動作〉
微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)は、3つのボイスコールモータ53A(図1、図5)(=固定子51A(図1、図4、図5)+可動子52A(図1、図4、図5))と53B(図1、図5)(=固定子51B(図1、図4、図5)+可動子52B(図1、図4、図5))と53C(図1)(=固定子51C(図1、図4)+可動子52C(図1、図4))で浮上させ、浮上制御は粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)と微動ステージ5間の変位を変位センサ63A(図1、図4)、63B(図1)、63C(図1、図5)の3点で計測して行う。
ステージフレーム3に設けられたリニアモータ固定子54A(図1、図4)、54B(図1、図4)と微動ステージ5に設けられた可動子55A(図4)、55B(図4)で、粗動ステージ4と同期走査させる。
また、粗動ステージ4と微動ステージ5との間の走査方向の微小位置決めはボイスコイルモータ59A(図1、図3)(=固定子57A(図3)+可動子58A(図3))とボイスコイルモータ59B(図1、図3)(=固定子57B(図3)+可動子58B(図3))で行ない、走査方向と直交する方向の微小位置決めはボイスコイルモータ62(図1)(=固定子60(図4)+可動子61(図4))で行う。
微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)は、3つのボイスコールモータ53A(図1、図5)(=固定子51A(図1、図4、図5)+可動子52A(図1、図4、図5))と53B(図1、図5)(=固定子51B(図1、図4、図5)+可動子52B(図1、図4、図5))と53C(図1)(=固定子51C(図1、図4)+可動子52C(図1、図4))で浮上させ、浮上制御は粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)と微動ステージ5間の変位を変位センサ63A(図1、図4)、63B(図1)、63C(図1、図5)の3点で計測して行う。
ステージフレーム3に設けられたリニアモータ固定子54A(図1、図4)、54B(図1、図4)と微動ステージ5に設けられた可動子55A(図4)、55B(図4)で、粗動ステージ4と同期走査させる。
また、粗動ステージ4と微動ステージ5との間の走査方向の微小位置決めはボイスコイルモータ59A(図1、図3)(=固定子57A(図3)+可動子58A(図3))とボイスコイルモータ59B(図1、図3)(=固定子57B(図3)+可動子58B(図3))で行ない、走査方向と直交する方向の微小位置決めはボイスコイルモータ62(図1)(=固定子60(図4)+可動子61(図4))で行う。
〈ステージ装置1の初期化動作〉
ステージ装置(図1)1の初期化動作を説明する。
初期化動作は以下の手順で行われる。
(1)最初に、微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)をボイスコイルモータ53A(図1、図5)と53B(図1、図5)と53C(図1)で浮上させ、非走査(X軸)方向のボイスコイルモータ62(図1)を駆動して片側に引き寄せる。
(2)次に、粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)を電磁石33A、33B(図6)、33C、33D(図6)で浮上させ、非走査(X軸)方向のボイスコイルモータ39(図4)を駆動して片側に引き寄せる。
(3)最後に、ステージフレーム3(図1、図3、図4、図6、図7)を電磁石14A(図1)、14B(図1、図7)、14C(図1)、14D(図1、図7)で浮上させ、非走行(X軸)方向のボイスコイルモータ21(図1)を駆動して片側に引き寄せる。
(4)浮上動作と非走査(X軸)方向への位置合わせが完了すると、ステージフレーム3の制御を2次元エンコーダ22A(図1)、22B(図1)に切り替え、原点位置に位置決めする。粗動ステージ4はリニアエンコーダスケール41(図4)と走査ヘッド42(図4)、リニアエンコーダスケール43(図4)と走査ヘッド44(図4)で制御し、原点位置に位置決めする。
(5)次に、微動ステージ5をレーザ測長器の制御に切り替え、レチクルセンタ位置決めと姿勢制御(走査(X軸)方向、非走査(Y軸)方向)、上下方向(Z軸)、Z軸まわりの回転方向(θz)、X軸まわりの回転方向(θx)、Y軸まわりの回転方向(θy))を行い、初期位置に位置決めする。
ステージ走査は粗動ステージ4の粗動モータ36A(図4)と36B(図4)、微動ステージ5の粗動モータ56A(図4)と56B(図4)に同一指令を与え、微小位置決めは微動ステージ5の走査(Y軸)方向のボイスコイルモータ59A(図3)と59B(図3)、非走査(X軸)方向のボイスコイルモータ62(図1、図4)および磁気浮上用の3つのボイスコイルモータ53A(図1、図5)53B(図1、図5)、53C(図1)で6自由度の制御を行う。
万一、粗動ステージ4と微動ステージ5間が接近した場合は、衝突防止用に装着している粗・微動ステージ間衝突保護70A(図1)、70B(図1)、70C(図1)、70D(図1)のマグネット反発力と緩衝材で衝突を防止する。
ステージ装置(図1)1の初期化動作を説明する。
初期化動作は以下の手順で行われる。
(1)最初に、微動ステージ5(図1、図2、図4、図5)をボイスコイルモータ53A(図1、図5)と53B(図1、図5)と53C(図1)で浮上させ、非走査(X軸)方向のボイスコイルモータ62(図1)を駆動して片側に引き寄せる。
(2)次に、粗動ステージ4(図1、図2、図4、図6)を電磁石33A、33B(図6)、33C、33D(図6)で浮上させ、非走査(X軸)方向のボイスコイルモータ39(図4)を駆動して片側に引き寄せる。
(3)最後に、ステージフレーム3(図1、図3、図4、図6、図7)を電磁石14A(図1)、14B(図1、図7)、14C(図1)、14D(図1、図7)で浮上させ、非走行(X軸)方向のボイスコイルモータ21(図1)を駆動して片側に引き寄せる。
(4)浮上動作と非走査(X軸)方向への位置合わせが完了すると、ステージフレーム3の制御を2次元エンコーダ22A(図1)、22B(図1)に切り替え、原点位置に位置決めする。粗動ステージ4はリニアエンコーダスケール41(図4)と走査ヘッド42(図4)、リニアエンコーダスケール43(図4)と走査ヘッド44(図4)で制御し、原点位置に位置決めする。
(5)次に、微動ステージ5をレーザ測長器の制御に切り替え、レチクルセンタ位置決めと姿勢制御(走査(X軸)方向、非走査(Y軸)方向)、上下方向(Z軸)、Z軸まわりの回転方向(θz)、X軸まわりの回転方向(θx)、Y軸まわりの回転方向(θy))を行い、初期位置に位置決めする。
ステージ走査は粗動ステージ4の粗動モータ36A(図4)と36B(図4)、微動ステージ5の粗動モータ56A(図4)と56B(図4)に同一指令を与え、微小位置決めは微動ステージ5の走査(Y軸)方向のボイスコイルモータ59A(図3)と59B(図3)、非走査(X軸)方向のボイスコイルモータ62(図1、図4)および磁気浮上用の3つのボイスコイルモータ53A(図1、図5)53B(図1、図5)、53C(図1)で6自由度の制御を行う。
万一、粗動ステージ4と微動ステージ5間が接近した場合は、衝突防止用に装着している粗・微動ステージ間衝突保護70A(図1)、70B(図1)、70C(図1)、70D(図1)のマグネット反発力と緩衝材で衝突を防止する。
〈実施例1が特許文献1と異なる点〉
実施例1が特許文献1と異なる点は、微動ステージ5側にも粗動駆動の機能を付加し、粗動ステージ4に同期して走査(Y軸)方向の粗動駆動を行わせることで、微動ステージ5の走査(Y軸)方向の微小駆動用のモータ容量に低く抑え、微動ステージ5の非接触支持をステージフレーム3との間で行うことにより、微動ステージ5と粗動ステージ4の小型軽量化を同時に図った点である。
実施例1が特許文献1と異なる点は、微動ステージ5側にも粗動駆動の機能を付加し、粗動ステージ4に同期して走査(Y軸)方向の粗動駆動を行わせることで、微動ステージ5の走査(Y軸)方向の微小駆動用のモータ容量に低く抑え、微動ステージ5の非接触支持をステージフレーム3との間で行うことにより、微動ステージ5と粗動ステージ4の小型軽量化を同時に図った点である。
〈実施例1の効果〉
この軽量化によって、ステージのすべての可動部を磁気浮上による非接触支持を実現することで、パーティクルレスとガイド部の摩擦を皆無とし、また真空環境下での使用も可能にしたことである。
さらに粗動ステージ4と微動ステージ5の移動に伴う反力をすべてステージフレーム3で受けるステージ外部に振動を出さない構成とし、ステージ装置全体の形状の小型化を実現したことである。
この軽量化によって、ステージのすべての可動部を磁気浮上による非接触支持を実現することで、パーティクルレスとガイド部の摩擦を皆無とし、また真空環境下での使用も可能にしたことである。
さらに粗動ステージ4と微動ステージ5の移動に伴う反力をすべてステージフレーム3で受けるステージ外部に振動を出さない構成とし、ステージ装置全体の形状の小型化を実現したことである。
実施例2として、微動ステージ4の微小駆動の他の構成を示す。
図8は、本発明のステージ装置の平面図であり、図9〜図13は図8に示す各縦断面を同じくY方向から見た側面図である。
図8は、本発明のステージ装置の平面図であり、図9〜図13は図8に示す各縦断面を同じくY方向から見た側面図である。
〈実施例2が実施例1と異なる点〉
実施例2が実施例1と異なる点は、微動ステージ5の走査(Y軸)方向と直交した方向(X軸方向)に駆動するボイスコイルモータ2つを微動ステージ5の対角の位置に配置し、走査(Y軸)方向に微小駆動するボイスコイルを走査(Y軸)方向の中心に1つ配置したことである。この微動ステージ5の微小駆動モータの配置を除き、その他の構成は実施例1と同一である。
実施例2が実施例1と異なる点は、微動ステージ5の走査(Y軸)方向と直交した方向(X軸方向)に駆動するボイスコイルモータ2つを微動ステージ5の対角の位置に配置し、走査(Y軸)方向に微小駆動するボイスコイルを走査(Y軸)方向の中心に1つ配置したことである。この微動ステージ5の微小駆動モータの配置を除き、その他の構成は実施例1と同一である。
〈実施例2の特徴的構成の説明〉
この配置が異なる微動ステージ駆動部の構成のみ説明する。
粗動ステージ4には、微動ステージ5を走査(Y軸)方向に微小駆動する1つのボイスコイルモータ固定子64(図9)と走査方向と直交する方向に微小駆動する2つのボイスコイルモータ固定子67A(図12)、67B(図10)が組み込まれている。
微動ステージ5には、走査方向に微小駆動する1つのボイスコイルモータ可動子65(図9)と、微動ステージ5を走査方向と直交する方向に駆動する2つのボイスコイル可動子68A(図12)、68B(図10)が組み込まれている。
この配置が異なる微動ステージ駆動部の構成のみ説明する。
粗動ステージ4には、微動ステージ5を走査(Y軸)方向に微小駆動する1つのボイスコイルモータ固定子64(図9)と走査方向と直交する方向に微小駆動する2つのボイスコイルモータ固定子67A(図12)、67B(図10)が組み込まれている。
微動ステージ5には、走査方向に微小駆動する1つのボイスコイルモータ可動子65(図9)と、微動ステージ5を走査方向と直交する方向に駆動する2つのボイスコイル可動子68A(図12)、68B(図10)が組み込まれている。
〈実施例2の動作〉
次に、実施例2の動作について説明する。
微動ステージ5の走査方向と走査方向と直交する方向の微小位置決めは、それぞれのボイスコイルモータ66(図8)(=固定子64(図9)+可動子65(図9))、ボイスコイルモータ69A(図8、図12)(=固定子67A(図12)+可動子68A(図12))、ボイスコイルモータ69B(図8、図10)(=固定子67B(図10)+可動子68B(図10)で行う。
微動ステージ5を回転させるときは、69A(図8、図12)、69B(図8、図10)のボイスコイルモータに、X+方向とX−方向またはX−方向とX+方向の推力指令を与える。
また、X軸方向に平行移動させるときは、ともにX+方向とX+方向、X−方向とX−方向の推力指令を与える。走査方向の微小駆動はボイスコイルモータ66(図8)によって行う。
次に、実施例2の動作について説明する。
微動ステージ5の走査方向と走査方向と直交する方向の微小位置決めは、それぞれのボイスコイルモータ66(図8)(=固定子64(図9)+可動子65(図9))、ボイスコイルモータ69A(図8、図12)(=固定子67A(図12)+可動子68A(図12))、ボイスコイルモータ69B(図8、図10)(=固定子67B(図10)+可動子68B(図10)で行う。
微動ステージ5を回転させるときは、69A(図8、図12)、69B(図8、図10)のボイスコイルモータに、X+方向とX−方向またはX−方向とX+方向の推力指令を与える。
また、X軸方向に平行移動させるときは、ともにX+方向とX+方向、X−方向とX−方向の推力指令を与える。走査方向の微小駆動はボイスコイルモータ66(図8)によって行う。
〈本発明のステージ装置を備えた露光装置の構成〉
図14は、本発明のレチクルステージ装置を備えた露光装置の概念図である。
81は露光装置であり、82は露光装置81を収納する真空チェンバーである。83は光源であり、波長0.1〜400nmのEUV光を発する。
84はレチクルステージ装置であり、本発明の実施例1又は実施例2で説明した6自由度位置の決め装置を用いている。
レチクルステージ装置84の下面にはレチクル85が取り付けられている。レチクル85にはウェハ86に形成される回路のパターンが描かれている。
ウェハ86はウェハステージ87に載置されている。
図14は、本発明のレチクルステージ装置を備えた露光装置の概念図である。
81は露光装置であり、82は露光装置81を収納する真空チェンバーである。83は光源であり、波長0.1〜400nmのEUV光を発する。
84はレチクルステージ装置であり、本発明の実施例1又は実施例2で説明した6自由度位置の決め装置を用いている。
レチクルステージ装置84の下面にはレチクル85が取り付けられている。レチクル85にはウェハ86に形成される回路のパターンが描かれている。
ウェハ86はウェハステージ87に載置されている。
〈露光装置の動作〉
光源83を発したEUV光は集光ミラー88で集光され、レチクル85で反射され、凹面ミラー89、凹面ミラー90、91、凹面ミラー92の順に反射を繰り返して、ウェハ86に達する。また、レチクルステージ装置84およびウェハステージ87は、ウェハ86の表面にレチクル85上に描かれた回路パターンの縮小像をウェハ86上に形成するように、相対的に位相を合せて移動する。
光源83を発したEUV光は集光ミラー88で集光され、レチクル85で反射され、凹面ミラー89、凹面ミラー90、91、凹面ミラー92の順に反射を繰り返して、ウェハ86に達する。また、レチクルステージ装置84およびウェハステージ87は、ウェハ86の表面にレチクル85上に描かれた回路パターンの縮小像をウェハ86上に形成するように、相対的に位相を合せて移動する。
本発明は、半導体製造やバイオ等の分野や真空環境下で、対象物を平面内で自在に位置決めするステージ装置として有用である。
1:ステージ装置
2:ステージ定盤
3:ステージフレーム
4:粗動ステージ
5:微動ステージ
6:静電チャック
7:レチクル
11A、11B、11C、11D:ステージフレーム磁気浮上用電磁石固定子の取付具
12A、12B、12C、12D:電磁石固定子(ステージフレーム磁気浮上用)
13A、13B、13C、13D:電磁石可動子(ステージフレーム磁気浮上用)
14A、14B、14C、14D:電磁石(ステージフレーム磁気浮上用)
15A、15B、15C、15D:変位センサ(ステージフレーム浮上量検出用)
16A、16B:ボイスコイルモータ固定子(ステージフレーム走査方向駆動用)
17A、17B:ボイスコイルモータ可動子(ステージフレーム走査方向駆動用)
18A、18B:ボイスコイルモータ(ステージフレーム走査方向)
19:ボイスコイルモータ固定子(ステージフレーム走査方向と直交の軸駆動用)
20:ボイスコイルモータ可動子(ステージフレーム走査方向と直交の軸駆動用)
21:ボイスコイルモータ(ステージフレーム走査方向と直交の軸駆動用)
22A、22B:2次元エンコーダ(ステージフレーム走行方向、直交方向、回転検出)
31A、31B、31C、31D:電磁石固定子(粗動ステージ磁気浮上用)
32A、32B、32C、32D:電磁石可動子(粗動ステージ磁気浮上用)
33A、33B、33C、33D:電磁石(粗動ステージ磁気浮上用)
34A、34B:リニアモータ固定子(粗動ステージ駆動用)
35A、35B:リニアモータ可動子(粗動ステージ駆動用)
36A、36B:リニアモータ(粗動ステージ駆動用)
37:ボイスコイルモータ固定子(粗動ステージ走査方向と直交の軸)
38:ボイスコイルモータ可動子(粗動ステージ走査方向と直交の軸)
39:ボイスコイルモータ(粗動ステージ走査方向と直交の軸)
41:2次元エンコーダスケール(粗動スケール)
42:2次元エンコーダ走査ヘッド(粗動ステージ)
43:1次元エンコーダスケール(粗動スケール)
44:1次元エンコーダ走査ヘッド(粗動ステージ)
44A、44B、44C、44D:変位センサターゲット(粗動ステージ浮上量検出用)
45A、45B、45C、45D:変位センサ(粗動ステージ浮上量検出用)
51A、51B、51C:Z軸ボイスコイルモータ固定子(微動ステージ磁気浮上用)
52A、52B、52C: Z軸ボイスコイルモータ可動子(微動ステージ磁気浮上用)
53A、53B、53C:Z軸ボイスコイルモータ(微動ステージ磁気浮上用)
54A、54B:リニアモータ固定子(微動ステージ粗動駆動用)
55A、55B:リニアモータ可動子(微動ステージ粗動駆動用)
56A、56B:リニアモータ(微動ステージ粗動駆動用)
57A、57B:ボイスコイルモータ固定子(微動ステージ走査軸微動駆動用)
58A、58B:ボイスコイルモータ可動子(微動ステージ走査軸微動駆動用)
59A、59B:ボイスコイルモータ(微動ステージ走査軸微動駆動用)
60:ボイスコイルモータ固定子(微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
61:ボイスコイルモータ可動子(微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
62:ボイスコイルモータ(微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
63A、63B、63C:変位センサ(微動ステージ浮上量検出用)
64:ボイスコイルモータ固定子(第2実施例の微動ステージ走査軸微動駆動用)
65:ボイスコイルモータ可動子(第2実施例の微動ステージ走査軸微動駆動用)
66:ボイスコイルモータ(第2実施例の微動ステージ走査軸微動駆動用)
67A、67B:ボイスコイルモータ固定子(第2実施例の微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
68A、68B:ボイスコイルモータ可動子(第2実施例の微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
69A、69B:ボイスコイルモータ(第2実施例の微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
70A、70B、70C、70D:粗・微動ステージ間衝突保護
71A、71B、71C、71D:粗動ステージ側に設けたマグネット
72A、72B、72C、72D:微動ステージ側に設けたマグネット
73A、73B、73C、73D:緩衝材(走査方向の衝突防止用)
74A、74B、74C、74D:緩衝材(走査方向と直交の方向の衝突防止用)
76:反射ミラー(レーザ測長器 走査方向と直交の軸の変位計測用)
81:露光装置
82:真空チェンバ
83:光源
84:レチクルステージ装置
85:レチクル(マスク)
86:ウェハ
87:ウェハステージ
88:集光ミラー
89:凹面ミラー
90:凸面ミラー
91:凸面ミラー
92:凹面ミラー
2:ステージ定盤
3:ステージフレーム
4:粗動ステージ
5:微動ステージ
6:静電チャック
7:レチクル
11A、11B、11C、11D:ステージフレーム磁気浮上用電磁石固定子の取付具
12A、12B、12C、12D:電磁石固定子(ステージフレーム磁気浮上用)
13A、13B、13C、13D:電磁石可動子(ステージフレーム磁気浮上用)
14A、14B、14C、14D:電磁石(ステージフレーム磁気浮上用)
15A、15B、15C、15D:変位センサ(ステージフレーム浮上量検出用)
16A、16B:ボイスコイルモータ固定子(ステージフレーム走査方向駆動用)
17A、17B:ボイスコイルモータ可動子(ステージフレーム走査方向駆動用)
18A、18B:ボイスコイルモータ(ステージフレーム走査方向)
19:ボイスコイルモータ固定子(ステージフレーム走査方向と直交の軸駆動用)
20:ボイスコイルモータ可動子(ステージフレーム走査方向と直交の軸駆動用)
21:ボイスコイルモータ(ステージフレーム走査方向と直交の軸駆動用)
22A、22B:2次元エンコーダ(ステージフレーム走行方向、直交方向、回転検出)
31A、31B、31C、31D:電磁石固定子(粗動ステージ磁気浮上用)
32A、32B、32C、32D:電磁石可動子(粗動ステージ磁気浮上用)
33A、33B、33C、33D:電磁石(粗動ステージ磁気浮上用)
34A、34B:リニアモータ固定子(粗動ステージ駆動用)
35A、35B:リニアモータ可動子(粗動ステージ駆動用)
36A、36B:リニアモータ(粗動ステージ駆動用)
37:ボイスコイルモータ固定子(粗動ステージ走査方向と直交の軸)
38:ボイスコイルモータ可動子(粗動ステージ走査方向と直交の軸)
39:ボイスコイルモータ(粗動ステージ走査方向と直交の軸)
41:2次元エンコーダスケール(粗動スケール)
42:2次元エンコーダ走査ヘッド(粗動ステージ)
43:1次元エンコーダスケール(粗動スケール)
44:1次元エンコーダ走査ヘッド(粗動ステージ)
44A、44B、44C、44D:変位センサターゲット(粗動ステージ浮上量検出用)
45A、45B、45C、45D:変位センサ(粗動ステージ浮上量検出用)
51A、51B、51C:Z軸ボイスコイルモータ固定子(微動ステージ磁気浮上用)
52A、52B、52C: Z軸ボイスコイルモータ可動子(微動ステージ磁気浮上用)
53A、53B、53C:Z軸ボイスコイルモータ(微動ステージ磁気浮上用)
54A、54B:リニアモータ固定子(微動ステージ粗動駆動用)
55A、55B:リニアモータ可動子(微動ステージ粗動駆動用)
56A、56B:リニアモータ(微動ステージ粗動駆動用)
57A、57B:ボイスコイルモータ固定子(微動ステージ走査軸微動駆動用)
58A、58B:ボイスコイルモータ可動子(微動ステージ走査軸微動駆動用)
59A、59B:ボイスコイルモータ(微動ステージ走査軸微動駆動用)
60:ボイスコイルモータ固定子(微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
61:ボイスコイルモータ可動子(微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
62:ボイスコイルモータ(微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
63A、63B、63C:変位センサ(微動ステージ浮上量検出用)
64:ボイスコイルモータ固定子(第2実施例の微動ステージ走査軸微動駆動用)
65:ボイスコイルモータ可動子(第2実施例の微動ステージ走査軸微動駆動用)
66:ボイスコイルモータ(第2実施例の微動ステージ走査軸微動駆動用)
67A、67B:ボイスコイルモータ固定子(第2実施例の微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
68A、68B:ボイスコイルモータ可動子(第2実施例の微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
69A、69B:ボイスコイルモータ(第2実施例の微動ステージ走査方向と直行の軸の微動駆動用)
70A、70B、70C、70D:粗・微動ステージ間衝突保護
71A、71B、71C、71D:粗動ステージ側に設けたマグネット
72A、72B、72C、72D:微動ステージ側に設けたマグネット
73A、73B、73C、73D:緩衝材(走査方向の衝突防止用)
74A、74B、74C、74D:緩衝材(走査方向と直交の方向の衝突防止用)
76:反射ミラー(レーザ測長器 走査方向と直交の軸の変位計測用)
81:露光装置
82:真空チェンバ
83:光源
84:レチクルステージ装置
85:レチクル(マスク)
86:ウェハ
87:ウェハステージ
88:集光ミラー
89:凹面ミラー
90:凸面ミラー
91:凸面ミラー
92:凹面ミラー
Claims (6)
- ステージ定盤に対してステージフレームを浮上させる第1浮上手段と、
該ステージフレームに対して粗動ステージを浮上させる第2浮上手段と、
前記ステージフレームに対して微動ステージを浮上させる第3浮上手段と、
前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して水平面内の第1軸方向移動する第1駆動手段と、
前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動する第2駆動手段と、
該粗動ステージを前記ステージフレームに対して水平面内の第1軸方向に移動する第3駆動手段と、
前記粗動ステージを前記ステージフレームに対して前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動する第4駆動手段と、
該微動ステージを前記ステージフレームに対して前記1軸方向に移動する第5駆動手段と、
前記微動ステージを前記粗動ステージに対して前記1軸方向に微小に移動する第6駆動手段と、
前記微動ステージを前記粗動ステージに対して前記2軸方向に微小に移動する第7駆動手段と、
前記微動ステージを前記粗動ステージに対して移動する範囲を制限する移動制限手段と、
を備えたことを特徴とするステージ装置。 - 前記粗動ステージの前記第3駆動手段と前記微動ステージの前記第5駆動手段に同一の移動指令を与え同期移動させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
- 前記第1浮上手段は、前記ステージフレームが前記粗動ステージおよび前記微動ステージの走行によって生じる反力を受けて移動する領域内を浮上制御させる少なくとも3つの磁気浮上電磁石であり、
前記第2浮上手段は、前記粗動ステージを第1軸方向の全移動領域を浮上制御させる4つの磁気浮上電磁石であり、
前記第3浮上手段は、前記微動ステージを第1軸方向の全移動領域および前記微動ステージの前記第2軸の移動領域を磁気浮上制御させる少なくとも3つのボイスコイルモータであることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。 - 前記第1駆動手段と前記第2駆動手段は、前記ステージフレームを該ステージ定盤に対して水平面内の第1軸方向と前記第1軸に前記水平面内で直交する第2軸方向に移動させるボイスコイルモータであり、
前記第3駆動手段は、前記粗動ステージを前記第1軸方向に移動させるリニアモータであり、
前記第4駆動手段は、前記粗動ステージを前記第2軸方向に移動させるボイスコイルモータであり、
前記第5駆動手段は、前記微動ステージを前記第1軸方向に移動させるリニアモータであり、
前記第6駆動手段と第7駆動手段は、前記粗動ステージに対して前記1軸方向および前記2軸方向に微小に移動するボイスコイルモータであることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。 - 前記移動制限手段は、前記粗動ステージと前記微動ステージが近接する前記第1軸方向の四隅に、同極のマグネットが対向するように少なくとも4組を配置し、マグネットとの間に弾性体の衝撃緩和材を配置したことを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
- 真空チャンバーと、前記真空チャンバー内にある光源と、前記真空チャンバー内にあってレチクルを取り付けるためのステージ装置と、前記真空チャンバー内にあるウェハ載置用ウェハステージと、前記真空チャンバー内にあって前記光源からの光をレチクルの上に集光する集光ミラーと、前記真空チャンバー内にあって前記レチクルで反射された光を反射させて最終的にウェハに達せしめる光学系ミラーと、から成る露光装置において、前記ステージ装置として請求項1〜5のいずれか1項に記載のステージ装置を備え、前記ステージ装置によって搬送物を位置決めすることを特徴とする露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009146537A JP2011003782A (ja) | 2009-06-19 | 2009-06-19 | ステージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009146537A JP2011003782A (ja) | 2009-06-19 | 2009-06-19 | ステージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011003782A true JP2011003782A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43561489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009146537A Pending JP2011003782A (ja) | 2009-06-19 | 2009-06-19 | ステージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011003782A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012234109A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Nikon Corp | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び移動体装置の組立方法。 |
CN103048891A (zh) * | 2012-12-19 | 2013-04-17 | 哈尔滨工业大学 | 一种六自由度磁浮微动台 |
CN103105742A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-15 | 清华大学 | 带光电位置探测器测量的六自由度粗动台的掩膜台系统 |
CN103105743A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-15 | 清华大学 | 带平面衍射光栅测量的具有六自由度粗动台的掩膜台系统 |
CN103116250A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-22 | 清华大学 | 带激光干涉仪测量的具有六自由度粗动台的掩膜台系统 |
-
2009
- 2009-06-19 JP JP2009146537A patent/JP2011003782A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012234109A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Nikon Corp | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び移動体装置の組立方法。 |
CN103048891A (zh) * | 2012-12-19 | 2013-04-17 | 哈尔滨工业大学 | 一种六自由度磁浮微动台 |
CN103105742A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-15 | 清华大学 | 带光电位置探测器测量的六自由度粗动台的掩膜台系统 |
CN103105743A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-15 | 清华大学 | 带平面衍射光栅测量的具有六自由度粗动台的掩膜台系统 |
CN103116250A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-22 | 清华大学 | 带激光干涉仪测量的具有六自由度粗动台的掩膜台系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100436323B1 (ko) | 스테이지장치및그스테이지장치를갖춘노광장치 | |
JP4027916B2 (ja) | レチクルマスキングブレードシステムおよびレチクルマスキングブレードの制御方法 | |
KR101862234B1 (ko) | 물체 처리 장치, 노광 장치와 노광 방법, 및 디바이스 제조 방법 | |
KR100625625B1 (ko) | 기판, 스테이지 장치, 스테이지 구동 방법, 노광 장치 및노광 방법 | |
JP5910992B2 (ja) | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法 | |
JP2003197519A (ja) | 露光装置および露光方法 | |
JP2011003782A (ja) | ステージ装置 | |
JP5849955B2 (ja) | 移動体装置、露光装置、露光方法、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法 | |
JP2001307983A (ja) | ステージ装置及び露光装置 | |
KR102022788B1 (ko) | 노광 장치 및 디바이스 제조 방법 | |
KR20120031076A (ko) | 이동체 장치, 노광 장치 및 디바이스 제조 방법 | |
KR102014586B1 (ko) | 이동체 장치 및 노광 장치, 그리고 디바이스 제조 방법 | |
JP4020890B2 (ja) | レチクルマスキングブレードシステムおよびレチクルマスキングブレードの制御方法およびレチクルマスキングブレードの浮上装置 | |
JP2016186570A (ja) | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法 | |
JP2012058391A (ja) | 露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法 | |
KR102151930B1 (ko) | 노광 장치, 플랫 패널 디스플레이의 제조 방법, 및 디바이스 제조 방법 | |
JP2000216082A (ja) | ステ―ジ装置および露光装置 | |
JP6086299B2 (ja) | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法 | |
JP5772196B2 (ja) | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び移動体装置の組立方法。 | |
JP4626753B2 (ja) | ステージ装置及び露光装置 | |
JP2007311597A (ja) | 干渉計システム、ステージ装置及び露光装置 | |
JP6197909B2 (ja) | 移動体装置 | |
JP2000182931A (ja) | 露光装置 | |
JP2012234108A (ja) | 用力伝達部材案内装置、移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び用力伝達部材の案内方法 | |
JP5958692B2 (ja) | 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び移動体の駆動方法並びに露光方法 |