JP2011002967A - アニメーション生成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】アニメーションを視認する側に飽きさせない映像を提供する。
【解決手段】所定のフレーム間の第3のフレームを取得すると(S101)、その第3のフレームに設定するアトリビュート値の上限値及び下限値が取得される(S102)。これらの取得された値に基づいて、アニメーションが生成される際に、第3のフレームのアトリビュート値が上限値及び下限値の範囲内でランダムに設定され(S106)、その値を通過するように、各フレームのアトリビュート値が算出され(S107)、アニメーションが生成される(S108)。そして、第3のフレームにアトリビュート値がランダムに設定され、その値に基づいて異なるアニメーションが生成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、エフェクト効果等のアニメーションを生成する際に利用するアニメーション生成プログラム及び当該アニメーション生成プログラムを記録した記録媒体に関する。
グラフエディタ(Graph Editor)は、所定のシーンにおけるアトリビュートを視覚的に表現するエディタであり、このグラフエディタを使用してユーザは各アトリビュートを設定し、アニメーションを生成する。例えば、ボールをより鋭角に地面からリバウンドさせるとともに、ボールの水平方向の動きをスピードアップさせるような2つ(移動X及び移動Y)のアトリビュートの修正を、ユーザはグラフエディタを介して行う。このように修正をすることによって、よりリアルな動きをするボールのアニメーションを生成することができる(例えば、非特許文献1参照)。なお、ここで、アトリビュートとは、オブジェクト等に設定された属性をいい、例えば、仮想空間におけるXYZ方向の移動、回転、大きさ、または可視性等をいう。
グラフエディタは、例えばY軸がアトリビュート値、X軸がフレーム値からなる2次元の表示エリアを有しており、上記のようにボールの動きのアニメーションである場合は、そのボールのフレーム毎の位置が表示エリアに表示される。ユーザは、上記のようにアニメーションの動き(カーブ)を変化させるために、表示エリアの表示に基づいて、フレーム値を選択した後、アトリビュート値を設定する作業を行なう。このように設定されたフレーム値及びアトリビュート値に基づいて生成されるアニメーションはその動きが従前の動きから変化し、例えばボールを地面から鋭角にリバウンドさせ、水平方向の動きをスピードアップさせることができるようになる。
Autodesk社 Autodesk Maya 2008 Mayaスタートアップガイド
上記非特許文献1の技術では、フレーム値及びアトリビュート値を再設定することによりアニメーションの動きを変化させることができる。
しかしながら、例えば、ゲームの背景やエフェクトとしてアニメーションを繰り返し再生する場合は、同じ動きのアニメーションが繰り返し再生される。このように同じ動きのアニメーションが繰り返し再生されると、このアニメーションを視認するユーザにとって退屈な映像となってしまう。
また、従来のアニメーション作成ツールでは、ランダムさを全体的に指定することはできても、時間軸に応じてそのランダムさを「任意に」変化させるような設定は難しく、また、グラフエディタにより視覚的な設定することもできなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、所定のフレーム間のオブジェクトのアニメーションが再生される際に、ユーザに退屈となる映像を見せないアニメーションを生成するアニメーション生成プログラム及び記録媒体を提供することにある。
本発明は、コンピュータに、第1のアトリビュート値が設定された第1のフレームから第2のアトリビュート値が設定された第2のフレームまでのオブジェクトのアニメーションを生成する場合に、前記第1のアトリビュート値、前記第1のフレーム、前記第2のアトリビュート値及び前記第2のフレームに基づくポインタを表示手段に表示される所定のエディタ内に表示させる機能と、前記所定のエディタ内に表示させた前記ポインタに基づいて前記第1のフレームから前記第2のフレームまでのいずれかの第3のフレームの設定を入力手段から受け付けさせる機能と、前記第3のフレームの設定を受け付けると、前記第3のフレームに設定されるアトリビュート値の範囲の設定を前記入力手段から受け付けさせる機能と、前記アトリビュート値の範囲の設定を受け付けると、前記範囲内でランダムにアトリビュート値を決定し、そのアトリビュート値を第3のアトリビュート値として前記第3のフレームに設定させる機能と、前記第1のフレームから前記第3のフレームまでの間の各フレームについて、前記第1のフレームに設定された前記第1のアトリビュート値と前記第3のフレームに設定されたアトリビュート値を用いてアトリビュート値を補間させるとともに、前記第3のフレームから前記第2のフレームまでの間の各フレームについて、前記第3のフレームに設定された第3のアトリビュート値と前記第2のフレームに設定されたアトリビュート値を用いてアトリビュート値を補間させる機能と、前記第1のフレームから前記第2のフレームまでの各フレームに設定されたアトリビュート値に基づいて前記オブジェクトのアニメーションを生成させる機能と、を実現させるプログラムである。
また、前記プログラムは前記コンピュータに、前記生成させたアニメーションが、前記第1のフレームから前記第2のフレームまで生成された後、さらに、前記第1のフレームから前記第2のフレームまでの前記オブジェクトのアニメーションの生成を行なう際に、前記第3のフレームに設定させる機能、前記補間させる機能、前記アニメーションを生成させる機能をこの順に繰り返して前記オブジェクトのアニメーションを生成させる機能、さらに実現させるようにすることができる。
また、これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することもできる。
本発明によると、所定のフレーム間のオブジェクトのアニメーションが再生される際に、ユーザに退屈となる映像を見せないアニメーションを生成することができる。
さらに、本発明によると、例えば、オブジェクトが、ある1点から移動等を開始し、ランダムな場所を通り、ある1点にたどり着く、といったアニメーションを容易に設定することができる。
本発明の実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示す図。 同実施形態におけるグラフエディタの一例を示す図。 同実施形態におけるフレーム設定時のグラフエディタの一例を示す図。 同実施形態におけるアトリビュート値の範囲設定時のグラフエディタの一例を示す図。 同実施形態におけるアトリビュート値の範囲を示す図。 同実施形態におけるフレーム及びアトリビュート値の設定時のグラフエディタの一例を示す図。 同実施形態におけるフレーム及びアトリビュート値の範囲を示す図。 同実施形態におけるアニメーション生成処理を示すフローチャート。 同実施形態におけるアニメーションの生成がループして行なわれるときの作用を説明するための図。
本発明は、ユーザがグラフエディタ等の表示装置に表示されるインターフェース画像を視認しながら、グラフエディタ上に表示された第1のフレームから第2のフレームまでのアニメーションを生成する際に、第1のフレームから第2のフレームまでのいずれかの第3のフレームのアトリビュート値の上限値及び下限値を少なくとも設定する。一方、情報処理装置は、第3のフレームに設定されるアトリビュート値を上限値及び下限値の範囲内でランダムに設定し、そのランダムに設定された値を用いて、第1のフレームから第2のフレームまでの各フレームについてアトリビュート値を算出する処理を行い、このように算出されたアトリビュート値に基づいて、第1のフレームから第2のフレームまでのオブジェクトのアニメーションを生成するものである。
以下では、本発明を情報処理装置内に保存されるプログラムに適用した場合の一実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理装置1は、CPU11、メモリ12、入力コントローラ13、入力装置14、表示コントローラ15、表示装置16、ディスクコントローラ17及びディスクドライブ18を有している。また、CPU11と、メモリ12、入力コントローラ13、表示コントローラ15及びディスクコントローラ17とはそれぞれバスラインを介して接続されている。また、入力コントローラ13には入力装置14が接続され、表示コントローラ15には表示装置16が接続され、ディスクコントローラ17にはディスクドライブ18が接続されている。
CPU11は、メモリ12に記憶されたプログラムやデータを用いて、入力コントローラ13、表示コントローラ15、ディスクコントローラ17を制御し、入力装置14からの入力制御、表示装置16への表示制御及びディスクドライブ18の制御等を実行する。
メモリ12は、アニメーション生成プログラム保存部121及び設定データ保存部122を有するグラフエディタプログラム保存部120を含んでいる。グラフエディタプログラム保存部120は、グラフエディタを表示装置16に表示するとともに入力装置14からの入力指示に基づいて、アニメーションを生成するためのグラフエディタプログラムを保存する。アニメーション生成プログラム保存部121は、詳細は後述するアニメーションを生成するためのアニメーション生成プログラムが保存される。また、設定データ保存部122は、アニメーション生成プログラムを実行するための各種設定データが保存される。メモリ12には、アニメーション生成プログラム及び各種設定データ以外のプログラム及びデータも保存されるが、本発明と直接関係がないため詳細な説明は省略する。
入力コントローラ13は、入力装置14を用いてユーザにより入力されたキー等の入力情報をCPU11に送信する。入力装置14は、例えばキーボードやマウスである。ユーザは、キーボードに配置されたキーの入力及びマウスを操作することにより、情報処理装置1に所望の機能を実現させるための入力を行なう。なお、入力装置14は、キーボード及びマウスに代えてポインティングデバイスやタッチパッド等を用いて入力するように構成しても良い。
表示コントローラ15は、ユーザが入力装置14を用いて入力した入力情報に対応する情報を表示装置16に表示する。表示装置16は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイである。ユーザは、表示装置16に表示される情報を視認しながら、アニメーション生成処理等の作業を行う。
ディスクコントローラ17は、ディスクドライブ18に挿入されたディスクから情報を読み取り、メモリ12に保存する。ディスクドライブ18は、具体的には、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブやCD(Compact Disc)ドライブなどの光ディスクドライブ18であり、ディスクコントローラ17は、光ディスク(DVDやCD)からデータやプログラムを読み取り、又は、光ディスクにデータを書き込む制御を行なう。
アニメーション生成プログラム保存部121に保存されるアニメーション生成プログラムは、この実施形態では、ディスクドライブ18にセットされた光ディスクから当該プログラムが読み出され、メモリ12内に保存されることにより、情報処理装置1にインストールされる。なお、情報処理装置1がネットワーク機能を備えている場合には、ネットワークを介してサーバ等のプログラム提供元からアニメーション生成プログラムをダウンロードし、情報処理装置1にインストールされるように構成しても良い。
次に、ユーザがフレーム値やアトリビュート値を設定するときのグラフエディタ20について説明する。グラフエディタ20は、表示装置16の表示部(図示しない。)に表示されるエディタである。また、図2乃至図7は、グラフエディタ20を用いたユーザの入力操作を説明するための図である。
図2に示すように、グラフエディタ20は、X軸とY軸とで構成されている。X軸はフレーム(フレームは時間として表現しても良い。)を示しており、Y軸はアトリビュートを示している。
また、グラフエディタ20内には、ポインタP1及びポインタP2が表示されている。ポインタP1は、第1のフレーム(X1)及びこの第1のフレームに設定されたアトリビュート値(Y1)から定まるポインタである。ポインタP2は、第2のフレーム(X2)及びこの第2のフレームに設定されたアトリビュート値(Y2)から定まるポインタである。
アニメーション生成プログラム保存部121に保存されるアニメーション生成プログラムは、このポインタP1からポインタP2までのオブジェクトのアニメーションを生成するプログラムである。例えば、オブジェクトがボールであり、アトリビュート値が仮想空間における移動成分である場合は、ポインタP1からポインタP2までボールが移動する動きのアニメーションが生成されるプログラムである。
グラフエディタ20にポインタP1とポインタP2が表示されている状態で、ユーザが入力装置14を操作することにより、ポインタP1とポインタP2との間の第3のフレームを設定する。このようにユーザが第3のフレーム(X3)を設定すると、図3に示すように、第3のフレームと対応するポインタP3がグラフエディタ20に表示される。
ポインタP3が表示されると、その第3のフレームに設定するアトリビュート値の上限値及び下限値を入力するための表示が表示装置16に例えばポップアップ表示される(図示しない)。このポップアップ表示に基づいて、ユーザは入力装置14を操作してアトリビュート値の上限値及び下限値(アトリビュート値の範囲)を設定する。このように、ユーザがアトリビュート値の上限値(Y31)及び下限値(Y32)を設定すると、図4に示すように、それぞれポインタP31及びポインタP32としてグラフエディタ20に表示される。
なお、この実施形態では、ユーザが第3のフレームに設定するアトリビュート値の上限値及び下限値をポップアップ表示に基づいて設定する場合で説明したが、このような設定方法に限られるものではない。例えば、ユーザが第3のフレームを設定するときに、その第3のフレームのアトリビュート値を1つ設定し、その設定されたアトリビュート値から所定値を加算、減算した値をそれぞれ上限値及び下限値として設定するようにしても良い。このようにすると、ユーザが所定のアトリビュート値を1つ設定することにより、自動的にアトリビュート値の上限値及び下限値(アトリビュート値の範囲)が定まり、入力が容易となる。
上記のように、第3のフレームの設定及びその第3のフレームに設定されるアトリビュート値の上限値及び下限値の設定が行なわれたときに、ユーザの所定の操作で、或いは自動的に、ポインタP1からポインタP2までのオブジェクトの取りうる範囲がどのようになるかをグラフエディタ20に表示するようにしても良い。このときのグラフエディタ20には、オブジェクトの取りうる範囲が図5に示すように、ポインタP1,P31,P2及びP32とで囲まれる範囲として表示される。なお、図5における矢印は、アトリビュート値の取りうる範囲を示している。
次に、アトリビュート値の上限値及び下限値を設定するだけでなく、第3のフレームの範囲を設定する場合について説明する。図6は、図4で設定したアトリビュート値の上限値及び下限値に加え、第3のフレームの範囲をさらに設定する場合について説明するための図である。
ユーザが入力装置14を操作して、ポインタP3(X3)より前のフレームであるポインタP33(X33)とポインタP3より後のフレームであるポインタP34(X34)とを設定すると、図6に示すように、第3のフレームの範囲がポインタP33とポインタP34が表示される。このように設定すると、第3のフレームは、アニメーションが生成されるときは、このポインタP33とポインタP34との間のいずれかのフレームが第3のフレームとしてランダムに設定される。
このように、第3のフレームの設定及びその第3のフレームに設定されるアトリビュート値の上限値及び下限値の設定が行なわれ、さらに、第3のフレームの範囲の設定が行なわれた後に、ユーザの所定の操作により、或いは自動的に、ポインタP1からポインタP2までのオブジェクトの取りうる範囲がどのようになるかをグラフエディタ20に表示するようにしても良い。このときのグラフエディタ20には、オブジェクトの取りうる範囲が図7に示すように、ポインタP1,P41,P42,P2,P44及びP43で囲まれる範囲として表示される。なお、P41(X33,Y31)及びP42(X34,Y31)は第3のフレームより前のフレームとアトリビュートの上限値との交点であり、P43(X33,Y32)及びP44(X34、Y32)は、第3のフレームより後のフレームとアトリビュート値の下限値との交点である。また、図7における矢印は、アトリビュート値の取りうる範囲及び第3のフレームの取りうる範囲をそれぞれ示している。
また、この実施形態では、アトリビュート値の上限値及び下限値を設定した後、第3のフレームの範囲を設定する場合で説明したが、設定する順序は逆でも良い。また、アトリビュート値の上限値及び下限値のみ設定するようにしても良いし、第3のフレームの範囲のみを設定するようにしても良い。
次に、アニメーション生成プログラム保存部121に保存されるアニメーション生成プログラムをCPU11が実行したときの処理について説明する。図8は、CPU11がアニメーション生成プログラムを実行したときの処理を示すフローチャートである。ユーザが入力装置14を操作して、アニメーション生成開始の指示がなされると、この処理が開始される。
先ず、CPU11は、グラフエディタ20の表示に基づいて、第1のフレームから第2のフレームの間のフレームである第3のフレームを指定する情報を入力装置14から入力コントローラ13を介して取得する(S101)。この第3のフレームを指定する情報は、ユーザが入力装置14を操作してフレームを設定した後、入力完了を指示する入力が行なわれることにより、入力された第3のフレームの情報がCPU11に送信され、取得される。なお、この設定された第3のフレームと対応するポインタが表示装置16に表示される。
次に、CPU11は、第3のフレームに設定するアトリビュート値の上限値及び下限値の情報を取得する(S102)。このアトリビュート値の上限値及び下限値の情報は、ユーザの操作に基づいて入力装置14から送信され、取得される。
次に、CPU11は、入力終了か否かを判定する(S103)。この判定は、ユーザによりアトリビュート値の上限値及び下限値入力の終了指示がなされたか否かに基づいて判定される。
ステップS103で入力が終了したと判定すると(S103:YES)、CPU11は、設定データ保存部122に保存した値に基づいて、ポインタをグラフエディタ20に表示する(S104)。アトリビュート値の上限値及び下限値のみが入力された場合は、グラフエディタ20の表示は例えば既述の図4の表示となる。ここでユーザにより、オブジェクトの範囲を表示するための入力指示がなされる場合は、グラフエディタ20の表示は例えば既述の図5で説明した表示となる。
次に、CPU11は、第3のフレームの入力が終了したか否かを判定する(S105)。この判定は、例えば、ユーザによる所定ボタンが入力されたか否かの情報に基づいて判定される。入力が終了していないと判定した場合は(S105:NO)、CPU11は、ステップS101からS104の処理を繰り返す。つまり、既述の図2から図7の説明では1つの第3のフレームが設定された場合について説明しているが、第3のフレームは複数設定することができ、複数の第3のフレームが設定された場合は、それぞれの第3のフレームについてアトリビュート値の上限値及び下限値が設定される。
一方、第3のフレームの入力が終了したと判定した場合は(S105:YES)、設定された全ての第3のフレームについて、それぞれ設定されたアトリビュート値の上限値及び下限値内でランダムにアトリビュート値を算出する(S106)。
続いて、CPU11は、第1のフレームに設定されたアトリビュート値、第2のフレームに設定されたアトリビュート値、及び第3のフレームに設定されたアトリビュート値に基づいて、第1のフレームから第2のフレームまでの全てのフレームについてのアトリビュート値を算出する(S107)。この算出は、例えば、補間処理により求めることができる。
このように、第1のフレームから第2のフレームまでの全てのフレームについてのアトリビュート値が算出されると、CPU11は、アニメーションを生成する(S108)。これにより、第1のフレームから第2のフレームまでの各フレームについて動きのあるアニメーションとなる。
アニメーションが第2のフレームまで生成されると、CPU11は、ループ処理を行うか否かについて判定する(S109)。この判定は、例えば、データ設定保存部122内の所定領域に設けられるフラグに基づいて判定され、デフォルトの状態ではループ処理を行うように設定される。
ループ処理を行うと判定した場合は(S109:YES)、CPU11は、ループ処理を終了するか否かを判定する(S110)。ループ処理を終了しないと判定した場合は(S110:NO)、CPU11は、ステップS106からS109の処理を繰り返す。この際、設定された全ての第3のフレームについて、それぞれ設定されたアトリビュート値の上限値及び下限値内でアトリビュート値がランダムに設定されるので、ループされる毎に異なるアニメーションが生成される。
ステップS109でループ処理を行うように設定されていない場合(S109:NO)、又は、ループ処理を終了すると判定した場合は(S110:YES)、CPU11は、この処理を終了する。
次に、上記のように生成されるアニメーションの作用について説明する。図9は、既述の図2乃至図5を用いて説明したように、第3のフレーム及びアトリビュート値の上限値,下限値が設定された場合のアニメーションの動き21を説明するための図である。
図9に示すように、1度目のアニメーションが生成される際には、第3のフレーム(X)と、この第3のフレームに設定された範囲内でランダムに設定されたアトリビュート値とによりポインタP41が設定され、ポインタP1とポインタP41との間、ポインタP41とポインタP2との間におけるフレーム毎にそれぞれ補間処理が行なわれアトリビュート値が設定される。そして、ラインL1(図9において実線)で示すアニメーションが生成される。
次に、このラインL1が生成された後、ループ処理が行われ2度目のアニメーションが生成される際には、第3のフレーム(X)と、この第3のフレームに再びランダムに設定されたアトリビュート値とによりポインタP42が設定され、ポインタP1とポインタP42との間、ポインタP42とポインタP2との間におけるフレーム毎にそれぞれ補間処理が行なわれアトリビュート値が設定される。そして、ラインL2(図9において破線)で示すアニメーションが生成される。
このように、本実施形態の情報処理装置1によると、ポインタP1とポインタP2との間に第3のフレームを設定し、その第3のフレームに設定されるアトリビュート値の取り得る範囲を設定することにより、アニメーションが生成される際に、アトリビュート値が当該範囲内でランダムに設定され、そのランダムに設定されたアトリビュート値を通過するように、ポインタP1からポインタP2へのアニメーションが生成され、アニメーションが繰り返し生成される毎に、第3のフレームで異なるアトリビュート値を通過するアニメーションが生成される。
したがって、ユーザは、第3のフレームと、その第3のフレームに設定するアトリビュート値の上限値及び下限値(アトリビュート値の範囲)を設定するだけで、ループ処理が行われる毎に異なるアニメーションを生成することができる。
このため、ユーザは簡単な操作でループ処理が行われる毎に変化するアニメーションを生成することができるとともに、アニメーションを視認する側に飽きさせない映像を提供することができる。
また、ユーザは、複数のオブジェクト(パーティクル)をポイントP1から発生させ、それぞれランダムに移動、回転等をして、ポイントP2に収束するようなアニメーションが生成することもできる。このように設定することにより、ループ処理(繰り返し生成)を行わなくても、アニメーションを視認する側に飽きさせない映像を提供することができる。
また、アトリビュート値の上限値及び下限値の設定に加え、既述の図6及び図7を参照して説明したように第3のフレームもアニメーションが繰り返し生成される毎に予め設定された範囲内でランダムに設定されるように構成することにより、ループ処理が行われる毎に、さらに、変化に富んだ動きのアニメーションを生成することができ、アニメーションを視認する側に飽きさせない映像を提供することができる。
なお、上記実施形態では、ポイントP1(第1のフレーム)とポイントP2(第2のフレーム)との間のフレームからポイントP3(第3のフレーム)を設定する場合で説明したが、これに限るものではなく、ポイントP3を、ポイントP1又はP2のいずれかと同じポイントに設定するようにしても良い。
1・・・・情報処理装置
11・・・CPU
12・・・メモリ
14・・・入力装置
16・・・表示装置
18・・・ディスクドライブ
20・・・グラフエディタ
121・・アニメーション生成プログラム保存部
122・・設定データ保存部

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    第1のアトリビュート値が設定された第1のフレームから第2のアトリビュート値が設定された第2のフレームまでのオブジェクトのアニメーションを生成する場合に、前記第1のアトリビュート値、前記第1のフレーム、前記第2のアトリビュート値及び前記第2のフレームに基づくポインタを表示手段に表示される所定のエディタ内に表示させる機能と、
    前記所定のエディタ内に表示させた前記ポインタに基づいて前記第1のフレームから前記第2のフレームまでのいずれかの第3のフレームの設定を入力手段から受け付けさせる機能と、
    前記第3のフレームの設定を受け付けると、前記第3のフレームに設定されるアトリビュート値の範囲の設定を前記入力手段から受け付けさせる機能と、
    前記アトリビュート値の範囲の設定を受け付けると、前記範囲内でランダムにアトリビュート値を決定し、そのアトリビュート値を第3のアトリビュート値として前記第3のフレームに設定させる機能と、
    前記第1のフレームから前記第3のフレームまでの間の各フレームについて、前記第1のフレームに設定された前記第1のアトリビュート値と前記第3のフレームに設定されたアトリビュート値を用いてアトリビュート値を補間させるとともに、前記第3のフレームから前記第2のフレームまでの間の各フレームについて、前記第3のフレームに設定された第3のアトリビュート値と前記第2のフレームに設定されたアトリビュート値を用いてアトリビュート値を補間させる機能と、
    前記第1のフレームから前記第2のフレームまでの各フレームに設定されたアトリビュート値に基づいて前記オブジェクトのアニメーションを生成させる機能と
    を実現させるプログラム。
  2. 前記コンピュータに、前記生成させたアニメーションが、前記第1のフレームから前記第2のフレームまで生成された後、さらに、前記第1のフレームから前記第2のフレームまでの前記オブジェクトのアニメーションの生成を行なう際に、前記第3のフレームに設定させる機能、前記補間させる機能、前記アニメーションを生成させる機能をこの順に繰り返して前記オブジェクトのアニメーションを生成させる機能を、
    更に実現させる請求項1記載のプログラム。
  3. コンピュータに読み取り可能なプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    第1のアトリビュート値が設定された第1のフレームから第2のアトリビュート値が設定された第2のフレームまでのオブジェクトのアニメーションを生成する場合に、前記第1のアトリビュート値、前記第1のフレーム、前記第2のアトリビュート値及び前記第2のフレームに基づくポインタを表示手段に表示される所定のエディタ内に表示させる機能と、
    前記所定のエディタ内に表示させた前記ポインタに基づいて前記第1のフレームから前記第2のフレームまでのいずれかの第3のフレームの設定を入力手段から受け付けさせる機能と、
    前記第3のフレームの設定を受け付けると、前記第3のフレームに設定されるアトリビュート値の範囲の設定を前記入力手段から受け付けさせる機能と、
    前記アトリビュート値の範囲の設定を受け付けると、前記範囲内でランダムにアトリビュート値を決定し、そのアトリビュート値を第3のアトリビュート値として前記第3のフレームに設定させる機能と、
    前記第1のフレームから前記第3のフレームまでの間の各フレームについて、前記第1のフレームに設定された前記第1のアトリビュート値と前記第3のフレームに設定されたアトリビュート値を用いてアトリビュート値を補間させるとともに、前記第3のフレームから前記第2のフレームまでの間の各フレームについて、前記第3のフレームに設定された第3のアトリビュート値と前記第2のフレームに設定されたアトリビュート値を用いてアトリビュート値を補間させる機能と、
    前記第1のフレームから前記第2のフレームまでの各フレームに設定されたアトリビュート値に基づいて前記オブジェクトのアニメーションを生成させる機能と、
    を実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 前記コンピュータに、
    前記生成させたアニメーションが、前記第1のフレームから前記第2のフレームまで生成された後、さらに、前記第1のフレームから前記第2のフレームまでの前記オブジェクトのアニメーションの生成を行なう際に、前記第3のフレームに設定させる機能、前記補間させる機能、前記アニメーションを生成させる機能をこの順に繰り返して前記オブジェクトのアニメーションを生成させる機能を、
    更に実現させる請求項3記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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