JP2011002208A - 冷暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器体内に冷熱源又は温熱源などの熱源を設置し、制御ユニットにより循環ポンプを作動させると、容器体内の熱源と熱交換器の熱交換流路との間で熱交換した熱媒体は循環管を通過して放熱体内の放熱流路を通過し、この熱媒体が放熱流路を通過することにより放熱体は冷却又は加温されることになり、熱源を冷熱源又は温熱源に選択することにより冷房作用又は暖房作用を得ることができる。
【解決手段】容器体1内に冷熱源又は温熱源である熱源2を設置し、容器体内に熱源と熱交換可能な熱媒体4が通過する熱交換流路5をもつ熱交換器3を設置し、放熱体6内に熱媒体が通過する放熱流路7を設け、容器体内の熱交換器の熱交換流路と放熱体内の放熱流路との間に熱媒体が循環可能な閉回路状の循環管8を設けると共に循環管内で熱媒体を循環させる循環ポンプ9を設けてなる。
【選択図】図1
【解決手段】容器体1内に冷熱源又は温熱源である熱源2を設置し、容器体内に熱源と熱交換可能な熱媒体4が通過する熱交換流路5をもつ熱交換器3を設置し、放熱体6内に熱媒体が通過する放熱流路7を設け、容器体内の熱交換器の熱交換流路と放熱体内の放熱流路との間に熱媒体が循環可能な閉回路状の循環管8を設けると共に循環管内で熱媒体を循環させる循環ポンプ9を設けてなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、自動車の車内で寝泊まりしたり仮眠したりする際に用いられる冷暖房装置に関するものである。
従来、この種の冷暖房装置として、自動車を空運転して車内に既設のエアコンを使用する構造や自動車を空運転してエンジンの冷却水を利用する構造のものが知られている。
しかしながらこの従来構造の場合、いずれも自動車の空運転を継続する必要があり、燃料の浪費はもちろんのこと、周囲に対する騒音や排気ガス放散による公害を引き起こすことがあるという不都合を有している。
本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、容器体内に冷熱源又は温熱源である熱源を設置し、該容器体内に該熱源と熱交換可能な熱媒体が通過する熱交換流路をもつ熱交換器を設置し、放熱体内に該熱媒体が通過する放熱流路を設け、該容器体内の熱交換器の熱交換流路と該放熱体内の放熱流路との間に熱媒体が循環可能な閉回路状の循環管を設けると共に該循環管内で該熱媒体を循環させる循環ポンプを設けてなることを特徴とする冷暖房装置にある。
又、請求項2記載の発明は、上記放熱体に温度センサーを設け、該温度センサーからの温度信号により上記熱媒体の通過流量を制御する温度制御ユニットを設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記熱媒体は、水又は不凍液などの液体であることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記熱源は、氷又は保冷剤であることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上記熱源は、温水であることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、容器体内に冷熱源又は温熱源などの熱源を設置し、制御ユニットにより循環ポンプを作動させると、容器体内の熱源と熱交換器の熱交換流路との間で熱交換した熱媒体は循環管を通過して放熱体内の放熱流路を通過し、この熱媒体が放熱流路を通過することにより放熱体は冷却又は加温されることになり、熱源を冷熱源又は温熱源に選択することにより冷房作用又は暖房作用を得ることができ、例えば、自動車の空運転を継続する必要がなくなり、燃料の浪費や周囲に対する騒音や排気ガス放散による公害を引き起こすことも無く、複雑な構造を採用することなく、簡易な構造により例えば使用者への冷房作用又は暖房作用を得ることができ、使用の融通性を高めることができ、かつ、上記循環管は容器体内の熱交換器の熱交換流路と放熱体内の放熱流路との間に熱媒体が循環可能な閉回路状に設けられているから、熱源の熱を放熱体に輸送する熱媒体の外部への漏れを確実に防ぐことができ、熱媒体の水量を経年維持することができると共に管路内の汚れを防ぐことができ、耐久的に使用することができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記放熱体に温度センサーを設け、該温度センサーからの温度信号により上記熱媒体の通過流量を制御する温度制御ユニットを設けてなるから、上記放熱体の冷却温度又は加温温度を制御することができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記熱媒体は、水又は不凍液などの液体が用いられているから、熱の輸送を効率的に行うことができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記熱源は、氷又は保冷剤であるから、氷を容器体内に収納することにより冷房作用を得ることができ、例えば、野外において、自動車の車内で寝泊まりしたり仮眠したりする際に容易に冷房作用を得ることができ、請求項5記載の発明にあっては、上記熱源は、温水であるから、容器体内に収納することにより暖房作用を得ることができる。
図1乃至図4は本発明を掛布団に適用した実施の形態例を示し、1は容器体であって、この場合、開閉自在な蓋体1a及び容器本体1bからなり、その内部に発泡樹脂材などの断熱材1cを内蔵してなる断熱容器が用いられ、例えば、可搬可能なクーラーボックスが用いられ、この容器体1内に冷熱源又は温熱源である熱源2が取替自在に設置されている。
上記熱源2としては、例えば、冷熱源の場合には氷又は保冷剤、温熱源の場合には、温水が用いられる。この場合、冷房が必要なので、冷熱源たる氷を用いている。
3は熱交換器であって、上記容器体1内に設置され、この熱交換器3には上記熱源2と熱交換可能な熱媒体4が通過する熱交換流路5が設けられている。
この熱媒体4としては、この場合、水又は不凍液などの液体が用いられ、勿論、熱媒体としての空気や他の流体を用いることもある。
6は放熱体であって、この場合、シート状に形成され、上記熱媒体4が通過する放熱流路7が設けられ、この場合、管からなる放熱流路7を渦巻状に配設して熱伝導良好な材質たるアルミ箔6a及び基布6bにより被覆し、掛布団状に形成している。
8は循環管であって、上記容器体1内の熱交換器3の熱交換流路5と上記放熱体6内の放熱流路7との間に熱媒体4が循環可能な閉回路状に設けられ、この循環管8内で熱媒体4を循環させる循環ポンプ9を設けて構成している。
この場合、上記循環管8にはワンタッチ継手K・Kが設けられ、容器体1側と熱交換器3側との分離を容易に行うようにしている。
10は温度センサーであって、上記放熱体6に設けられ、この温度センサー10からの温度信号により上記熱媒体4の通過流量を温度制御ユニット11により制御するように構成されている。尚、温度制御ユニット11の電源として蓄電池を用いることができる。
この実施の形態例は上記構成であるから、容器体1内に冷熱源又は温熱源などの温熱源2を設置し、制御ユニット11により循環ポンプ9を作動させると、容器体1内の熱源2と熱交換器3の熱交換流路5との間で熱交換した熱媒体4は循環管8を通過して放熱体6内の放熱流路7を通過し、この熱媒体4が放熱流路7を通過することにより放熱体6は冷却又は加温されることになり、熱源2を冷熱源又は温熱源に選択することにより冷房作用又は暖房作用を得ることができ、例えば、自動車Wの空運転を継続する必要がなくなり、燃料の浪費や周囲に対する騒音や排気ガス放散による公害を引き起こすことも無く、複雑な構造を採用することなく、簡易な構造により例えば使用者Mへの冷房作用又は暖房作用を得ることができ、使用の融通性を高めることができ、かつ、上記循環管は容器体1内の熱交換器3の熱交換流路5と放熱体6内の放熱流路7との間に熱媒体が循環可能な閉回路状に設けられているから、熱源2の熱を放熱体6に輸送する熱媒体4の外部への漏れを確実に防ぐことができ、熱媒体4の水量を経年維持することができると共に管路内の汚れを防ぐことができ、耐久的に使用することができる。
この場合、上記放熱体6に温度センサー10を設け、該温度センサーからの温度信号により上記熱媒体4の通過流量を制御する温度制御ユニット11を設けてなるから、上記放熱体6の冷却温度又は加温温度を制御することができ、又、この場合、上記熱媒体4は、水又は不凍液などの液体が用いられているから、熱の輸送を効率的に行うことができ、又、この場合、上記熱源として、氷を用いているから、製氷した氷や冷却した保冷剤を容器体1内に投入収納することにより冷房作用を得ることができ、例えば、野外において、自動車の車内で寝泊まりしたり仮眠したりする際に容易に冷房作用を得ることができる。
又、上記熱源2として、沸騰させた温水を容器体1内に投入収納することにより使用者Mへの暖房作用を容易に得ることができる。
尚、本発明は上記の形態例に限られるものではなく、例えば、犬や猫などのペットの冷暖房や水枕、温又は冷湿布などの治療器具などの他用途に適用することができる。
又、上記容器体1、熱交換器3、放熱体4、温度制御ユニット11の構造や形態、上記熱源2、上記熱媒体4の種類の種類や大きさ、形態等は適宜変更して設計されるものである。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
1 容器体
2 熱源
3 熱交換器
4 熱媒体
5 熱交換流路
6 放熱体
7 放熱流路
8 循環管
9 循環ポンプ
10 温度センサー
11 温度制御ユニット
2 熱源
3 熱交換器
4 熱媒体
5 熱交換流路
6 放熱体
7 放熱流路
8 循環管
9 循環ポンプ
10 温度センサー
11 温度制御ユニット
Claims (5)
- 容器体内に冷熱源又は温熱源である熱源を設置し、該容器体内に該熱源と熱交換可能な熱媒体が通過する熱交換流路をもつ熱交換器を設置し、放熱体内に該熱媒体が通過する放熱流路を設け、該容器体内の熱交換器の熱交換流路と該放熱体内の放熱流路との間に熱媒体が循環可能な閉回路状の循環管を設けると共に該循環管内で該熱媒体を循環させる循環ポンプを設けてなることを特徴とする冷暖房装置。
- 上記放熱体に温度センサーを設け、該温度センサーからの温度信号により上記熱媒体の通過流量を制御する温度制御ユニットを設けてなることを特徴とする請求項1記載の冷暖房装置。
- 上記熱媒体は、水又は不凍液などの液体であることを特徴とする請求項1又は2記載の冷暖房装置。
- 上記熱源は、氷又は保冷剤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷暖房装置。
- 上記熱源は、温水であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009147703A JP2011002208A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009147703A JP2011002208A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 冷暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011002208A true JP2011002208A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43560300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009147703A Pending JP2011002208A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011002208A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113847642A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-28 | 王静杭 | 一种可制冷的供暖设备 |
-
2009
- 2009-06-22 JP JP2009147703A patent/JP2011002208A/ja active Pending
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CN113847642A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-28 | 王静杭 | 一种可制冷的供暖设备 |
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