JP2011002117A - 輸送用冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トレーラ用冷凍装置(20)は、蒸発器(25)に付着した霜を加熱して溶かす加熱ヒータ(60)を備え、加熱ヒータ(60)は、波長のピークが3μmから15μmの間の赤外線を発生するよう構成されたニクロム線を備えている。
【選択図】図6
Description
トレーラ用冷凍装置(20)は、冷凍車両(10)の庫内空間(13)の空気を冷却するための冷却装置を構成している。図2に示すように、トレーラ用冷凍装置(20)は、冷媒が充填される冷媒回路(21)を備えている。冷媒回路(21)には、圧縮機(22)と凝縮器(23)と膨張弁(24)と蒸発器(25)とが接続されている。冷媒回路(21)では、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。凝縮器(23)の近傍には、庫外ファン(26)が設けられている。凝縮器(23)では、庫外ファン(26)によって搬送される庫外(室外)空気と冷媒とが熱交換する。蒸発器(25)の近傍には、庫内ファン(27)が設けられている。蒸発器(25)では、庫内ファン(27)によって搬送される庫内空気と冷媒とが熱交換する。蒸発器(25)は、トレーラ(11)の庫内空間(13)の空気を冷却するためのものであって、本発明に係る吸熱器を構成している。
前面カバー(32)は、庫外ケーシング(50)の前面に着脱自在に構成されている。前面カバー(32)は、幅方向(図3における左右方向)の中間部位が前方に膨出する弓形の板状部材で構成されている。前面カバー(32)は、幅方向両端の側辺部(32a,32a)が庫外ケーシング(50)に保持される。これにより、前面カバー(32)の背面と庫外ケーシング(50)の前面との間には、各種の構成機器(詳細は後述する)が収容される機器室(35,36)が形成される。
庫外ケーシング(50)は、トレーラ(11)の外側に設けられている。庫外ケーシング(50)は、アルミニウム材料で構成されている。庫外ケーシング(50)は、正方形板状のベース部(51)と、ベース部(51)の上方部位に形成される膨出部(52)とを有している(図3、図4、図6を参照)。
図6に示すように、庫内ケーシング(33)は、トレーラ(11)の庫内空間(13)に臨むように、庫外ケーシング(50)の背面側に設けられている。庫内ケーシング(33)は、例えばFRP(ガラス繊維強化プラスチック)材料で構成されている。なお、庫内ケーシング(33)を、他の樹脂材料や金属材料等で構成することもできる。庫内ケーシング(33)は、庫外ケーシング(50)の背面に沿うような形状をしている。
次に、トレーラ用冷凍装置(20)の運転動作について、図6及び図7を参照しながら説明する。
次に、トレーラ用冷凍装置(20)のデフロスト運転について説明する。トレーラ用冷凍装置(20)の運転が開始されると、トレーラ(11)の庫内に取り込まれた空気が流入口(37a)より内気流路(38)に吸い込まれる。内気流路(38)に吸い込まれた空気は、上方へ流れて蒸発器(25)を通過する。この空気は、蒸発器(25)を通過する際に冷媒へ放熱して冷却される。この際、蒸発器(25)の下方側(空気の上流側)では、空気に含まれる水分が冷却されて氷(霜)となって蒸発器(25)の下部に付着する。冷凍車両(10)では、トレーラ(11)の後部側の扉(11a)を頻繁に開けて貨物の積み込みや積み出しを行っている。このため、扉(11a)の開閉時に水分を含んだ外部空気がトレーラ(11)の内部に取り込まれ易くなる。つまり、冷凍車両(10)では、庫内に取り込まれる外部空気が多いため、蒸発器(25)に大量の氷(霜)が付着する。蒸発器(25)に大量の霜が付着すると、蒸発器(25)を通過する空気量が減少し、トレーラ用冷凍装置(20)の冷凍能力が低下する。従って、蒸発器(25)に大量の霜が付着すると、トレーラ用冷凍装置(20)では、デフロスト(除霜)運転が開始される。
上記実施形態によれば、ニクロム線(61)から7μmのピーク波長の赤外線を発生させたため、この赤外線を蒸発器(25)へ付着した霜に吸収させて加熱することができる。つまり、氷(霜)に対して吸収性の高いピーク波長の赤外線によって、氷(霜)を加熱することができる。これにより、蒸発器(25)に付着した霜を速やかに溶かすことができる。また、ニクロム線(61)を蒸発器(25)の空気の上流側に設けたため、蒸発器(25)に付着した霜とニクロム線(61)との距離を近づけることができる。つまり、蒸発器(25)に付着した霜に吸収される赤外線量が増加する。これにより、蒸発器(25)に付着した霜を速やかに溶かすことができる。これらの結果、トレーラ用冷凍装置(20)のデフロストに要する時間を短縮することができる。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
60 加熱ヒータ
61 ニクロム線
70 コントローラ
71 電圧調節部
Claims (5)
- 吸熱器(25)に付着した氷を加熱して融解させる加熱装置(60)を備えた輸送用冷凍装置であって、
上記加熱装置(60)は、波長のピークが3μmから15μmの間の赤外線を発生するよう構成された赤外線発生器(61)を備えている
ことを特徴とする輸送用冷凍装置。 - 請求項1において、
上記加熱装置(60)は、赤外線発生器(61)の温度を吸熱器(25)に付着した氷が融解し、且つ蒸発しない温度に調節する温度調節器(70)を備えている
ことを特徴とする輸送用冷凍装置。 - 請求項2において、
上記温度調節器(70)は、赤外線発生器(61)の温度を100℃から150℃の間の温度に調節するよう構成されている
ことを特徴とする輸送用冷凍装置。 - 請求項2または3において、
上記赤外線発生器(61)は、電熱線に構成され、
上記温度調節器(70)は、上記電熱線への通電量を調節する通電調節部(71)を備えている
ことを特徴とする輸送用冷凍装置。 - 請求項1〜4の何れか1つにおいて、
上記赤外線発生器(61)は、吸熱器(25)の空気の上流側に設けられている
ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009143236A JP2011002117A (ja) | 2009-06-16 | 2009-06-16 | 輸送用冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009143236A JP2011002117A (ja) | 2009-06-16 | 2009-06-16 | 輸送用冷凍装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2011002117A true JP2011002117A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43560217
Family Applications (1)
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JP2009143236A Pending JP2011002117A (ja) | 2009-06-16 | 2009-06-16 | 輸送用冷凍装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011002117A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2009
- 2009-06-16 JP JP2009143236A patent/JP2011002117A/ja active Pending
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