JP2011002031A - 蒸気弁装置およびそれを備えた発電設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蒸気入口部及び蒸気出口部を有する蒸気弁本体と、この蒸気弁本体の上面開口部を閉塞する上蓋202と、この上蓋の大気側から前記蒸気弁本体内の蒸気室に貫通させて設けられ先端部に有する弁体により前記蒸気出口部より流出する蒸気流量を制御する弁棒205と、この弁棒が貫通する上蓋202の貫通穴に弁棒205が軸方向に往復動するに適正な間隙を存するように設けられたブッシュ201とを備えた蒸気弁装置において、上蓋202の蒸気室側に貫通する弁棒205の周囲に、弁棒205とブッシュ201との間隙よりも狭い間隙を有するか、もしくは上蓋202の蒸気室側に貫通する弁棒205の外表面に接触するように配置された環状の板状シール部材300を備える。
【選択図】図1
Description
(1)弁棒205とブッシュ201の材料組合せによる熱の伸び差
(2)予定された運転期間から予想される弁棒205およびブッシュ201への酸化スケールの付着量
により弁棒205の往復動を阻害しない程度に大きな寸法に決定されており、概ね1mm以下が採用されている。
図1は本発明による蒸気弁装置の第1の実施形態における要部を示す断面図である。
図3は、本発明の第2の実施形態におけるシール保持器に保持されたシール部材の一部を示す斜視図で、図2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図4は、本発明の第3の実施形態におけるシール保持器に保持されたシール部材の一部を示す斜視図で、図2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図5は、本発明による蒸気弁装置の第4の実施形態における要部を示す断面図で、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図6は、本発明による蒸気弁装置の第5の実施形態における要部を示す断面図、図7は図6のシール保持器に保持されたシール部材の一部を示す斜視図であり、図1および図2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図8は、本発明の第6の実施形態におけるシール保持器とこのシール保持器に保持されたシール部材の一部を示す斜視図で、図7と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図9は本発明による蒸気弁装置の第7の実施形態における要部を示す断面図、図10は図9のシール保持器に保持されたシール部材の一部を示す斜視図で、図6と同一構成部品には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
図11は本発明による蒸気弁装置の第8の実施形態における要部を示す断面図で、図6と同一構成部品には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。
図12は本発明による蒸気弁装置の第9の実施形態における要部を示す断面図で、図6と同一構成部品には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点について述べる。また、図13は図12の保護カバーのうち、蒸気室側に面する保護カバー306aの一部を代表して示す斜視図である。
Claims (15)
- 蒸気入口部及び蒸気出口部を有する蒸気弁本体と、この蒸気弁本体の上面開口部を閉塞する上蓋と、この上蓋の大気側から前記蒸気弁本体内の蒸気室に貫通させて設けられ先端部に有する弁体により前記蒸気出口部より流出する蒸気流量を制御する弁棒と、この弁棒が貫通する前記上蓋の貫通穴に前記弁棒が軸方向に往復動するに適正な間隙を存するように設けられたブッシュとを備えた蒸気弁装置において、
前記上蓋の蒸気室側に貫通する弁棒の周囲に、前記弁棒と前記ブッシュとの間隙よりも狭い間隙を有するか、もしくは前記上蓋の蒸気室側に貫通する弁棒の外表面に接触するように配置された環状の板状シール部材を備えることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項1記載の蒸気弁装置において、
環状の板状シール部材は、前記弁棒の動きに追従できるようにシール部材自体が前記弁棒の中心軸と直交する方向にスライド可能にしたことを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項1又は請求項2記載の蒸気弁装置において、
前記上蓋の蒸気室側の前記弁棒の周囲には、内周側に環状の凹部が形成されたシール保持器が設けられ、
前記環状の板状シール部材は、前記弁棒に対する円周方向に配置された複数枚の短冊形状のシール板で構成され、
これら各短冊形状のシール板は前記シール保持器の前記環状の凹部内にその外周側から内周側に向け延出させて保持されていることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項3記載の蒸気弁装置において、
前記環状の板状シール部材を構成する各短冊形状のシール板は、その短辺側が前記弁棒の軸方向に対して任意の角度で傾斜して配列され、前記弁棒との接触部となるシール板の短辺側は前記弁棒の外径寸法と同等または若干大きめの寸法で曲面加工がなされて前記弁棒の外表面に接触して押付けられるように構成されていることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項3記載の蒸気弁装置において、
前記環状の板状シール部材を構成する各短冊形状のシール板は、その長辺側が前記弁棒の径方向に任意の角度で傾斜して配列され、シール板の短辺側は前記弁棒の外表面に接触して押付けられるように構成されていることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項3乃至請求項5の何れかに記載の蒸気弁装置において、
前記環状の板状シール部材を構成する各短冊形状のシール板は、前記弁棒と接触する短辺の軸方向の両端部に曲面が形成されていることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項3乃至請求項6の何れかに記載の蒸気弁装置において、
前記シール保持器の蒸気室側に前記シール保持器の凹部内の外周側から内周側に延出させて保持され、前記ブッシュの内径以上でかつ前記シール保持器の外径より小さい内径を有する保護カバーを配置したことを特徴とする蒸気弁装置。 - 蒸気入口部及び蒸気出口部を有する蒸気弁本体と、この蒸気弁本体の上面開口部を閉塞する上蓋と、この上蓋の大気側から前記蒸気弁本体内の蒸気室に貫通させて設けられ先端部に有する弁体により前記蒸気出口部より流出する蒸気流量を制御する弁棒と、この弁棒が貫通する前記上蓋の貫通穴に前記弁棒が軸方向に往復動するに適正な間隙を存するように設けられたブッシュとを備えた蒸気弁装置において、
前記上蓋の蒸気室側に貫通する弁棒の周囲に、前記弁棒と前記ブッシュとの間隙よりも狭い間隙を有するか、もしくは前記上蓋の蒸気室側に貫通する弁棒の外表面に接触するように配置された環状の針状シール部材を備えることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項8記載の蒸気弁装置において、
環状の針状シール部材は、前記弁棒の動きに追従できるようにシール部材自体が前記弁棒と直交する方向にスライド可能にしたことを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項8又は請求項9記載の蒸気弁装置において、
前記上蓋の蒸気室側の前記弁棒の周囲には、内周側に環状の凹部が形成されたシール保持器が設けられ、
前記環状の針状シール部材は、複数本のワイヤで構成され、
これら各ワイヤは前記シール保持器の前記環状の凹部内にその外周側から内周側に向け延出させて保持されていることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項10記載の蒸気弁装置において、
前記環状の針状シール部材を構成する複数本のワイヤは、その径が全て同一であることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項10記載の蒸気弁装置において、
前記環状の針状シール部材を構成する複数本のワイヤは、少なくとも2種類の異なる径のワイヤから構成されることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項10乃至請求項12の何れかに記載の蒸気弁装置において、
前記環状の針状シール部材を構成するワイヤは、前記弁棒の軸に直交する平面に対して傾斜して配列され、ワイヤのバネ力の作用により前記弁棒の外表面に接触して押付けられるように構成されていることを特徴とする蒸気弁装置。 - 請求項10乃至請求項12の何れかに記載の蒸気弁装置において、
前記シール保持器の前記上蓋側および蒸気室側の両面に前記シール保持器の凹部内に外周側から内周側に延出させて保持された前記ワイヤの内周側延出部を覆うように保護カバーを配置し、これら保護カバーの内径側端に前記針状シール部材側に向けて突起を設け、該突起により前記ワイヤの先端部を保持するようにしたことを特徴とする蒸気弁装置。 - 前記請求項1乃至請求項14の何れかに記載の蒸気弁装置を備えたことを特徴とする発電設備。
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