JP2011001329A - 皮膚外用剤および抗菌剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】オウバク抽出液と少なくとも同等の抗菌活性を有し、かつ塩化ベルベリンを実質的に含まない抗菌剤、及びこの抗菌剤が配合された皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】バラ科植物のコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物を含むこととする。
【選択図】図1

Description

本発明は特定の植物体由来物を有効成分とする抗菌剤に関し、さらにこれを含む皮膚外用剤に関するものである。
近年、皮膚外用剤や洗浄剤などに配合される抗菌性物質は、安全性や皮膚への刺激などの問題から化学合成品の使用が避けられる傾向にある。そこで安全性が高く、皮膚に対して温和であり、さらに抗菌活性の高い天然由来の抗菌性物質が種々探索され、検討されている。
従来そのような天然由来の抗菌性物質としては、例えば、オウバク抽出物が知られており(特許文献1及び2)、オウバクエキス入りの抗アクネ化粧品などが市販されている。
しかしながら、オウバク抽出物中の抗菌成分である塩化ベルベリンは、海外では、法規制により化粧品などへの使用が禁止されている国がある。このため、塩化ベルベリンを成分として含むオウバク抽出物を配合した抗アクネ化粧品などは、海外で販売できないことがあるという問題がある。そこで、塩化ベルベリンを実質的に含有しない天然由来の抗菌性物質が求められている。
しかしながら、オウバク抽出物と少なくとも同等の抗菌活性を有し、かつ塩化ベルベリンを実質的に含まない抗菌性物質は未だ得られていない。
特開平11−322630号公報 特開平11−116436号公報
本発明は、前記問題を解決し、オウバク抽出物と少なくとも同等の抗菌活性を有し、かつ塩化ベルベリンを実質的に含まない抗菌剤、及び該抗菌剤が配合された皮膚外用剤を提供することを目的とする。
そこで、本発明者らは種々の植物抽出物について抗菌性を調べた結果、抽出物中に塩化ベルベリンを実質的に含有しない特定の植物抽出物が優れた抗菌活性を有することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、バラ科植物のコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物を含むことを特徴とする皮膚外用剤である。
本発明において、コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物の配合量が、乾燥残分として0.0001〜10質量%であることが好ましい。
また、コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物が、コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)のアルコール又は含水アルコール抽出物であることが好ましい。
また本発明は、コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物を含むことを特徴とする抗菌剤である。
前記コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の異名としては、キジムシロ属のポテンティラ サレソビアナ(Potentilla salesoviana)が挙げられる。
キジムシロ属植物については、「ほとんど汎世界的に分布するが、とくに北半球の温帯に多く、約500種ある。」(世界有用植物辞典、平凡社)とされている。このキジムシロ属植物としては同属異種のトルメンチラ(Potentilla tormentilla)についてトルメンチラを含有するリパーゼ阻害剤が知られている(特開2002−179586号公報、特開2006−348054号公報)。
このように、本発明で用いられる植物は同属植物では一部知られているものがあるが、同一種の植物からなる生薬を含む外用剤は知られておらず、また本植物が抗菌性を有することも勿論今回初めて見出されたものである。
本発明によると、抗菌活性が高く、かつ塩化ベルベリンを実質的に含まない植物由来の抗菌剤、及び該抗菌剤が配合された皮膚外用剤を提供することができ、ニキビ、アトピー性皮膚炎、化膿部位等に広く適用することができる。
実施例における発育阻止帯試験の測定方法を示す図である。
以下に、本発明の最良の実施の形態について説明する。
本発明の皮膚外用剤に用いられるバラ科植物のコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物体由来物は抗菌性を有し、特に黄色ブドウ球菌に対する抗菌活性が強い。前記コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)は、モンゴルなどに生育する植物である。
本発明の皮膚外用剤に用いられるコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の態様としては、植物体の粉砕物、乾燥物、乾燥粉砕物、及び抽出物が挙げられ、これらの中でも抽出物が好ましい。前記抽出物としては、例えば、抽出液、該抽出液の希釈液、該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、該乾燥物を溶媒に溶解して得られるエキスなどが挙げられる。また、これらの粗精製物、及び精製物なども含まれる。
前記抽出物としては、例えば、前記植物体を乾燥した後そのまま、または粗砕機などを用い粉砕し、溶媒に供することにより得られる。
前記植物体を乾燥する方法としては、特に制限は無く、公知の方法を目的に応じて適宜選択することができる。
前記抽出物を得る方法としては、特に制限は無く、公知の抽出方法を目的に応じて適宜選択することができる。
前記溶媒としては、通常抽出に用いられる溶媒であれば何でもよく、特に水、メタノール、エタノール等のアルコール類、含水アルコール類、アセトン、酢酸エチルエステル等の有機溶媒を単独あるいは組み合わせて用いることができるが、特にメタノール、エタノール、1,3−ブチレングリコール等のアルコール類、含水アルコールを用いることが好ましい。また前記溶媒は、室温乃至溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。
本発明の抗菌剤はコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物からなるものが好ましいが、これを単独で用いても、あるいは他の植物又はその抽出物を混合して用いても良い。
コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)及び混合して用いられる植物は、自生したものであっても、あるいは栽培されたものであってもよい。
前記植物体の部位としては、茎部、葉部、及び花部の少なくともいずれかが好ましいが、根、果実等の他の部位の抽出物も用いることができる。
本発明の抗菌剤は、実質的にコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物からなることが好ましいが、その他の成分を含んでいてもよい。この抗菌剤が皮膚外用剤基剤中に配合されて本発明の皮膚外用剤が提供される。
本発明の皮膚外用剤における前記生薬の配合量は外用剤全量中、抽出物の乾燥物残分として0.0001〜10.0質量%、好ましくは0.001〜10.0質量%であり、さらに好ましくは0.01〜10.0質量%である。0.0001質量%未満であると本発明でいう効果が乏しくなる傾向にあり、10.0質量%を超えると製剤化が難しいので好ましくない。また、5.0質量%を超えて配合してもさほど大きな効果の向上はみられない。
本発明の皮膚外用剤は、本発明による抗菌性を有する生薬を皮膚外用剤の基剤に配合して製造される。本発明の皮膚外用剤は、上記必須成分以外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、その他の美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、火棘の果実の熱水抽出物、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸、ルシノール、エラグ酸、カモミラ等の他の美白剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類なども適宜配合することができる。
本発明の皮膚外用剤とは、医薬品、医薬部外品、化粧品等の分野にて、皮膚に適用され
る組成物を意味する。その剤型は本発明の効果が発揮される限り限定されない。例えば軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、浴用剤等、従来皮膚外用剤に用いるものであればいずれでもよく、剤型は特に問わない。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り質量%で示す。
実施例に先立ち、本発明による植物抽出物の抗菌効果に関する試験方法とその結果について説明する。抽出に用いた植物はいずれもモンゴル産の植物を使用した。
1.Comarum salesovianum抽出物の調製
(1)Comarum salesovianumの茎葉部の抽出物
Comarum salesovianumの茎葉部乾燥物10gに80mlのメタノールを加え、室温で一週間浸漬し、得られた抽出液をろ過、溶媒を留去し、乾燥残分としてメタノール抽出物(以下、「抽出物A」と表す)1.7gを得た。
この抽出物Aを、終濃度1%となるようにDMSO(ジメチルスルホキシド)に溶解し(以下、「抽出液A」と表す)、この溶液を原液のまま、又は希釈して濃度を調整し、以下の実験に使用した。
(2)Comarum salesovianumの花部の抽出物
Comarum salesovianumの花部乾燥物10gに100mlのメタノールを加え、室温で一週間浸漬し、得られた抽出液をろ過、溶媒を留去し、乾燥残分としてメタノール抽出物(以下、「抽出物B」と表す)0.9gを得た。
この抽出物Bを終濃度1%となるようにDMSO(ジメチルスルホキシド)に溶解し(以下、「抽出液B」と表す)、この溶液を原液のまま、又は希釈して濃度を調整し、以下の実験に使用した。
2.発育阻止帯試験法
本発明の生薬について、細菌及び真菌に対する発育阻止効果を調べ、抗菌活性を評価した。表1に示す菌を、それぞれ表1に示す培地上に塗抹した。各培地は常法にしたがって調製した。
図1に示すように、培地中央に評価対象の上記抽出液A、抽出液B、又はオウバクエキス(香栄興業株式会社製のオウバク抽出液より調製した乾燥残分を終濃度で1%となるようにDMSOに溶解したエキス)を50μl含浸させた直径8mmのペーパーディスクをそれぞれ静置し、表1に示す条件で培養した。培養後、培地上に発現した阻止帯の直径(発育阻止帯径)を測定し、その大きさにより次の基準で抗菌性を評価した。結果を表2に示す。
(評価基準)
○(抗菌性有り):阻止帯が直径15mm以上
×(抗菌性無し):阻止帯が直径15mm未満
Figure 2011001329
Figure 2011001329
表2からわかるように、Comarum salesovianumの茎葉部由来の抽出液A、及び花部由来の抽出液Bは、アクネ菌及びブドウ球菌に対する比較的大きな阻止帯が観察され、オウバクエキスと同様の強い抗菌効果を確認することができた。
3.MIC(最小発育阻止濃度)測定
上記発育阻止帯試験法で大きな阻止帯が確認されたアクネ菌(Propionibacterium acnes ATCC11827)及び黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC12732)について、2次評価として最小発育阻止濃度を測定した。
表3に示す液体培地に抽出液A、抽出液B又はオウバクエキスを乾燥残分換算の終濃度で1000ppmとなるように加え混合、希釈し、これをさらに同じ液体培地で2倍系列希釈し、500ppm、250ppm、125ppm、及び62.5ppmの濃度としたものをそれぞれ調製した。ここに、液体培地で試験菌を培養して得た試験菌液を約10cfu/mLとなるように接種し、表3に示す条件で培養した。
培養後、菌体の沈殿の有無を観察し、菌体の発育を阻止した各エキスの最小濃度(乾燥残分濃度)を求めた。結果を表4に示す。なお表4において、単位はppmである。
Figure 2011001329
※:アクネ菌用培地の組成
グルコース 1.00%
イースト抽出物 0.30%
NB培地 0.50%
変法GAM培地 0.50%
Tween80 0.20%
Figure 2011001329
表4からわかるように、Comarum salesovianumの茎葉部由来の抽出物A、及び花部由来の抽出物Bは、オウバクエキスと同等又はそれ以上のアクネ菌(Propionibacterium acnes ATCC11827)及び黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC12732)に対する抗菌活性を確認することができた。
以下に、本発明の皮膚外用剤の処方例を挙げる。本発明はこの処方例によって何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲によって特定されるものであることはいうまでもない。
処方例1(石鹸乳化(O/W)クリーム)
流動パラフィン 3 質量%
ワセリン 1
ジメチルポリシロキサン 1
ステアリルアルコール 1.8
ベヘニルアルコール 1.6
グリセリン 8
ジプロピレングリコール 5
マカデミアナッツ油 2
硬化油 3
スクワラン 6
ステアリン酸 2
ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 4
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 3
水酸化カリウム 0.15
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
トリメチルグリシン 2
α−トコフェロール 2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム 1
酢酸トコフェロール 0.1
甜茶エキス 0.1
パラベン 適量
エデト酸3ナトリウム 0.05
4−t−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン 0.05
ジパラメトキシ桂皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル 0.05
色剤 適量
カルボキシビニルポリマー 0.05
Comarum salesovianum90%エタノール抽出物 0.01
精製水 残余
処方例2(乳液(O/W)高分子(ペミュレン)乳化)
ジメチルポリシロキサン 3 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 4
エタノール 5
グリセリン 6
1,3−ブチレングリコール 5
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 3
ヒマワリ油 1
スクワラン 2
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ビワ葉エキス 0.1
L−グルタミン酸ナトリウム 0.05
ウイキョウエキス 0.1
酵母エキス 0.1
ラベンダー油 0.1
ジオウエキス 0.1
ジモルホリノピリダジノン 0.1
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.1
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(ペミュレンTR−1) 0.1
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
パラベン 適量
Comarum salesovianum50%エタノール抽出物 0.03
精製水 残余
処方例3(化粧水可溶化系)
エチルアルコール 5 質量%
グリセリン 1
1,3−ブチレングリコール 5
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 0.2
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
トリメチルグリシン 1
ポリアスパラギン酸ナトリウム 0.1
α−トコフェロール 2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム 0.1
チオタウリン 0.1
緑茶エキス 0.1
西洋ハッカエキス 0.1
イリス根エキス 0.1
EDTA3ナトリウム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.05
水酸化カリウム 0.02
フェノキシエタノール 適量
Comarum salesovianumエタノール抽出物 0.03
精製水 残余
香料 適量
処方例4(ノンアルコール化粧水)
グリセリン 2 質量%
1,3−ブチレングリコール 4
エリスリトール 1
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
フェノキシエタノール 適量
N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸 0.1
Comarum salesovianum 水抽出物 0.03
精製水 残余
処方例5(ファンデーション(ハード両用))
ジメチルポリシロキサン 5 質量%
イソステアリン酸 0.5
リンゴ酸ジイソステアリル 3
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 1
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1
球状PMMA被覆雲母 6
プリズムトーンパウダーYR 1
微粒子酸化亜鉛 0.5
微粒子酸化チタン 2
合成金雲母 2
金属石鹸処理タルク 8
球状シリカ 5
ビタミンEアセテート 0.1
δートコフェロール 0.1
エチルパラベン 適量
トリメトキシ桂皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル 1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 3
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 6
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆タルク 残余
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 20
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 15
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5
Comarum salesovianumアセトン抽出物 0.1
処方例6(ファンデーション リキッド(W/O))
ジメチルポリシロキサン 3 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 10
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5
グリセリン 4
1 3−ブチレングリコール 5
パルミチン酸 0.5
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
金属石鹸処理タルク 2
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
N−ラウロイル−L−リジン 2
L−グルタミン酸ナトリウム 2
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
フェノキシエタノール 0.2
球状ナイロン末 1
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3
メリロートエキス 2
精製水 残余
デキストリン脂肪酸処理タルク 3
デキストリン脂肪酸処理二酸化チタン 15
デキストリン脂肪酸処理黄酸化鉄 3
デキストリン脂肪酸処理黒酸化鉄 0.5
Comarum salesovianum 70%1 3-ブチレングリコール抽出液(乾燥残分濃度0.1%) 1.0
処方例7(化粧下地(O/W))
ジメチルポリシロキサン 2 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 5
エタノール 3
ベヘニルアルコール 0.1
バチルアルコール 0.1
ジプロピレングリコール 5
1,3−ブチレングリコール 3
ポリエチレングリコール1500 4
植物性スクワラン 0.1
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 0.3
酸化チタン・ベンガラ被覆雲母 0.3
雲母チタン 0.3
水酸化カリウム 0.2
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
酢酸トコフェロール 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
チタン酸リチウムコバルト 適量
多孔性球状セルロース末 0.5
ポリエチレングリコール(MW=100万) 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2
Comarum salesovianum 酢酸エチル抽出物 0.005
精製水 残余

Claims (4)

  1. バラ科植物のコマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物を含むことを特徴とする皮膚外用剤。
  2. コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物の配合量が、乾燥残分として0.0001〜10質量%であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物が、コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)のアルコール又は含水アルコール抽出物であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  4. コマラム サレソビアナム(Comarum salesovianum)の植物又はその抽出物を含むことを特徴とする抗菌剤。
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