JP2011000213A - 履物収納具 - Google Patents
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Abstract
【課題】玄関扉等に取り付けて使用する際に慣性力により履物が揺動することを抑制し、履物の損傷や履物底の汚れの飛散を防止すると共に、見栄えが良く使用価値の高い履物収納具を提供する。
【解決手段】支持部材Dに対向する背板1Bと、背板1Bとの間を履物Sの収納空間とするように、背板1Bから前方へ離間する前板1Fと、背板1B及び前板1Fを連結する連結部材4と、背板1B及び前板1F間の左右方向中間部分を仕切る仕切2と、背板1B及び前板1F間の左右方向端部に設けられた、履物Sの左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材5と、背板1Bの外面に取り付けた、支持部材Dに吸着するシート状磁石3とを備え、前記収納空間における仕切2により隔てられた個別の履物収納部CL,CRに、履物の左右SL,SRを、それらの爪先側を下向きとした状態で個別に収納する。
【選択図】図1
【解決手段】支持部材Dに対向する背板1Bと、背板1Bとの間を履物Sの収納空間とするように、背板1Bから前方へ離間する前板1Fと、背板1B及び前板1Fを連結する連結部材4と、背板1B及び前板1F間の左右方向中間部分を仕切る仕切2と、背板1B及び前板1F間の左右方向端部に設けられた、履物Sの左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材5と、背板1Bの外面に取り付けた、支持部材Dに吸着するシート状磁石3とを備え、前記収納空間における仕切2により隔てられた個別の履物収納部CL,CRに、履物の左右SL,SRを、それらの爪先側を下向きとした状態で個別に収納する。
【選択図】図1
Description
本発明は、扉、壁又は側板等に取り付けられ、前記扉等に履物底を向けた状態で履物を保持する履物収納具に関するものである。
履物を載置する棚を備えた履物収納具ではなく、扉、壁又は側板等に取り付けられ、前記扉等に履物底を向けた状態で履物を保持するようにした履物収納具として、履物を掛ける2本の突起部及びその根本に取り付けた磁石部により構成され、玄関等の金属扉の屋内側金属面に前記磁石部を吸着保持せしめ、前記突起部に履物を掛けて収納することにより、通常は使用されない玄関等の金属扉を利用して、玄関等における履物の収納場所を確保することにより履物を整理可能にするもの(特許文献1参照。)、可撓性長方形板の両端に吸盤を取り付けて構成され、可撓性長方形板を丸めた状態で前記吸盤により机又はロッカーの側板等に吸着保持せしめ、可撓性長方形板により形成された空間内に履物を収納することにより、通常は使用されない机又はロッカーの側板等を利用して、机の下、ロッカー内又は扉の周辺等における履物の収納場所を確保することにより履物を整理可能にするもの(特許文献2参照。)等がある。
これらのような履物収納具によれば、通常は使用されない箇所を利用して履物が散乱しないように整頓することができるとともに、履物底を扉、壁又は側板等に向けた状態で保持することから、履物が邪魔になりにくいため空間を有効活用することができる。
これらのような履物収納具によれば、通常は使用されない箇所を利用して履物が散乱しないように整頓することができるとともに、履物底を扉、壁又は側板等に向けた状態で保持することから、履物が邪魔になりにくいため空間を有効活用することができる。
しかしながら、特許文献1のような履物収納具では、爪先側を上向きとした状態の履物の履口に突起部を入れるようにして、2本の突起部に左右の履物を掛ける構成であることから履物が揺動しやすく、したがって、玄関等の扉が開閉された際の慣性力により左右の履物が揺動し、左右の履物同士が擦れて傷付くことや、突起部が履物を変形させたり履物の内面を擦って傷付けることがある。
その上、履物底が汚れている場合に、前記慣性力により左右の履物が揺動して履物底の汚れが飛散し、玄関等の扉を汚すことがある。
その上さらに、磁石部からアーム状に延びる突起部を設けているため、突起部に履物を掛けた状態では揺動しやすく不安定な履物全体が露出すること、突起部に履物を掛けない状態では突起部全体が露出することから、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉内面に取り付けて使用する際に、見栄えが悪いものである。
その上、履物底が汚れている場合に、前記慣性力により左右の履物が揺動して履物底の汚れが飛散し、玄関等の扉を汚すことがある。
その上さらに、磁石部からアーム状に延びる突起部を設けているため、突起部に履物を掛けた状態では揺動しやすく不安定な履物全体が露出すること、突起部に履物を掛けない状態では突起部全体が露出することから、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉内面に取り付けて使用する際に、見栄えが悪いものである。
また、特許文献2のような履物収納具では、玄関又はロッカーの扉等の開閉部材への取付けは想定していないと考えられるが、仮に前記開閉部材に取り付けて使用した場合においては、可撓性長方形板を丸めて形成された空間内に左右の履物をこれらが接触した状態で収納する構成であることから、前記開閉部材が開閉された際の慣性力により、変形しやすい可撓性長方形板の内側で接触している左右の履物が揺動し、左右の履物同士が擦れて傷付くことや左右の履物同士が互いに押し合って変形する場合がある。
その上、2個の吸盤を用いて可撓性長方形板を取り付ける構成であることから、履物が水平方向及び前後方向に揺動しやすく、よって、履物底が汚れている場合において、履物底が対向する前記開閉部材に接触して前記開閉部材を汚すことや、前記開閉部材が開閉された際の慣性力により履物が揺動し、履物底の汚れが飛散して前記開閉部材を汚すことがある。
その上さらに、特に履物を収納していない場合において、可撓性長方形板が垂れ下がった状態になるとともに吸盤が目視されるため、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉内面に取り付けて使用する際に、見栄えが悪いものである。
その上、2個の吸盤を用いて可撓性長方形板を取り付ける構成であることから、履物が水平方向及び前後方向に揺動しやすく、よって、履物底が汚れている場合において、履物底が対向する前記開閉部材に接触して前記開閉部材を汚すことや、前記開閉部材が開閉された際の慣性力により履物が揺動し、履物底の汚れが飛散して前記開閉部材を汚すことがある。
その上さらに、特に履物を収納していない場合において、可撓性長方形板が垂れ下がった状態になるとともに吸盤が目視されるため、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉内面に取り付けて使用する際に、見栄えが悪いものである。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、特に玄関又はロッカーの扉等の開閉部材に取り付けて使用する際に慣性力により履物が揺動することを抑制し、履物の損傷や履物底の汚れの飛散を防止することができるとともに、見栄えが良く使用価値の高い履物収納具を提供する点にある。
本発明に係る履物収納具は、前記課題解決のために、扉、壁又は側板等の略垂直な面を有する支持部材に取り付けられ、該支持部材に履物底を向けた状態で履物を保持する履物収納具であって、前記支持部材に対向する背板と、該背板との間を前記履物の収納空間とするように、前記背板から前方へ離間する前板と、前記背板及び前板を連結する連結部材と、前後方向に延び、前記背板及び前板間の左右方向中間部分を仕切る単又は複数個の仕切と、前記背板及び前板間の左右方向端部にこれらと一体又は別体に設けられた、前記履物の左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材と、前記背板の外面に取り付けた、前記支持部材に吸着する吸着手段とを備え、前記収納空間における前記仕切により隔てられた個別の履物収納部の各々に、前記履物の左右を、それらの爪先側を下向きとした状態で個別に収納するものである。
ここで、履物の甲から爪先に向かって窄まる部分がフィットしやすいように、前記収納空間を下方が窄まる形状としてなると好ましい。
また、履物の爪先に向かって幅が小さくなる部分がフィットしやすいように、前記仕切の左面を下方へ行くにしたがって左方向へ傾斜させ、前記仕切の右面を下方へ行くにしたがって右方向へ傾斜させてなると好ましい。
さらに、履物の甲を前記前板の内面に添わせた状態で、履物底が前記支持部材に接触しないように、前記前板を下方に行くにしたがって後方へ傾斜させてなると好ましい。
さらにまた、前記背板を上方及び下方の少なくともどちらかに延長して前記履物底と前記支持部材との間に介在させてなると好ましい。
また、前記吸着手段がシート状磁石であると好ましい。
本発明に係る履物収納具によれば、扉、壁又は側板等の略垂直な面を有する支持部材に取り付けられ、該支持部材に履物底を向けた状態で履物を保持する履物収納具であって、前記支持部材に対向する背板と、該背板との間を前記履物の収納空間とするように、前記背板から前方へ離間する前板と、前記背板及び前板を連結する連結部材と、前後方向に延び、前記背板及び前板間の左右方向中間部分を仕切る単又は複数個の仕切と、前記背板及び前板間の左右方向端部にこれらと一体又は別体に設けられた、前記履物の左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材と、前記背板の外面に取り付けた、前記支持部材に吸着する吸着手段とを備え、前記収納空間における前記仕切により隔てられた個別の履物収納部の各々に、前記履物の左右を、それらの爪先側を下向きとした状態で個別に収納するので、棚の上に履物を載置する構成ではなく、略垂直な面を有する支持部材に履物底を対向させた状態で保持することができるため、通常は使用されない箇所を利用して履物が散乱しないように整頓することができるとともに、履物が邪魔になりにくいため空間を有効活用することができる。
その上、背板と前板との間の収納空間における仕切により隔てられた個別の履物収納部の各々に履物の左右を個別に収納することから、仕切によって履物が離間した状態が保持されるため、履物同士が擦れて傷付くこと及び履物同士が互いに押し合って変形することを防止することができる。
その上さらに、個別の履物収納部に収納された履物が安定した状態で保持され、この安定保持状態を前記支持部材が玄関又はロッカーの扉等の開閉部材である場合であっても維持することができるとともに、履物収納部に履物を収納していない状態でも、吸着手段が背板に隠れて視認できないとともに、連結部材により背板に連結された前板が、特許文献1のように突起が露出するようなものではなく、特許文献2のように垂れ下がることもなく、履物を収納している状態と同様のスマートな形状を保っている。
よって、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉の内面に履物収納具を取り付けて使用する際にも見栄えが良く、その使用価値を高めることができる。
その上さらに、個別の履物収納部に収納された履物が安定した状態で保持され、この安定保持状態を前記支持部材が玄関又はロッカーの扉等の開閉部材である場合であっても維持することができるとともに、履物収納部に履物を収納していない状態でも、吸着手段が背板に隠れて視認できないとともに、連結部材により背板に連結された前板が、特許文献1のように突起が露出するようなものではなく、特許文献2のように垂れ下がることもなく、履物を収納している状態と同様のスマートな形状を保っている。
よって、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉の内面に履物収納具を取り付けて使用する際にも見栄えが良く、その使用価値を高めることができる。
また、履物の甲から爪先に向かって窄まる部分がフィットしやすいように、前記収納空間を下方が窄まる形状としてなると、前記効果に加え、履物の甲から爪先に向かって窄まる部分が収納空間にフィットし、個別の履物収納部に収納された履物がより安定した状態となるため、玄関又はロッカーの扉等の開閉部材に履物収納具を取り付けて使用して慣性力が作用した際における履物の揺動を抑制することができる。
よって、前記開閉部材に履物収納具を取り付けて使用する際における左右の履物同士の擦れによる損傷や履物底の汚れの飛散を防止することができる。
よって、前記開閉部材に履物収納具を取り付けて使用する際における左右の履物同士の擦れによる損傷や履物底の汚れの飛散を防止することができる。
さらに、履物の爪先に向かって幅が小さくなる部分がフィットしやすいように、前記仕切の左面を下方へ行くにしたがって左方向へ傾斜させ、前記仕切の右面を下方へ行くにしたがって右方向へ傾斜させてなると、前記効果に加え、履物の爪先に向かって幅が小さくなる部分が仕切の左右面にフィットし、個別の履物収納部に収納された履物がより安定した状態となるため、玄関又はロッカーの扉等の開閉部材に履物収納具を取り付けて使用して慣性力が作用した際における履物の揺動を抑制することができる。
よって、前記開閉部材に履物収納具を取り付けて使用する際における左右の履物同士の擦れによる損傷や履物底の汚れの飛散を防止することができる。
よって、前記開閉部材に履物収納具を取り付けて使用する際における左右の履物同士の擦れによる損傷や履物底の汚れの飛散を防止することができる。
さらにまた、履物の甲を前記前板の内面に添わせた状態で、履物底が前記支持部材に接触しないように、前記前板を下方に行くにしたがって後方へ傾斜させてなると、前記効果に加え、爪先側を下向きとした履物を支持部材に履物底を向けて収納する際に、履物の甲を前板の内面に添わせた状態とすることにより履物底が支持部材に接触しないため、履物収納時に履物底の汚れが支持部材に付着することがない。
その上、履物を取り出す際にも、履物の甲を前板の内面に添わせた状態から前板の傾斜に添って引き上げることにより履物底が支持部材に接触しないため、履物取出時に履物底の汚れが支持部材に付着することがない。
その上、履物を取り出す際にも、履物の甲を前板の内面に添わせた状態から前板の傾斜に添って引き上げることにより履物底が支持部材に接触しないため、履物取出時に履物底の汚れが支持部材に付着することがない。
また、前記背板を上方及び下方の少なくともどちらかに延長して前記履物底と前記支持部材との間に介在させてなると、前記効果に加え、背板の延長部分が履物底と支持部材との間に介在するため、履物収納時等に前記延長部分に被われた支持部材に対して履物底の汚れが付着することがない。
さらに、前記吸着手段がシート状磁石であると、前記効果に加え、支持部材が鉄等の強磁性体である場合に、履物収納具を容易に着脱することができるとともに、面積が大きく薄く変形しやすいシート状磁石が支持部材の取付面に沿って密着するため、支持部材に対して背板をより近づけた状態で見栄え良く取り付けることができる。
その上、履物収納具が汚れた際に、支持部材から履物収納具を容易に取り外して水洗い等により清掃することができる。
その上、履物収納具が汚れた際に、支持部材から履物収納具を容易に取り外して水洗い等により清掃することができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
なお、本明細書においては、支持部材に履物底を向けた履物を履物収納具に収納した状態で、履物の表側を前、履物底側(支持部材側)を後とし、左右は前方に向かって言うものとする。
なお、本明細書においては、支持部材に履物底を向けた履物を履物収納具に収納した状態で、履物の表側を前、履物底側(支持部材側)を後とし、左右は前方に向かって言うものとする。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る履物収納具Aは、扉、壁又は机の側板若しくは幕板等の略垂直な面を有する支持部材Dに取り付けられ、支持部材Dに履物底Bを向けた状態で一足の履物Sを保持するものである。
なお、略垂直な面を有する支持部材Dは、引戸であってもよく、ロッカーの側板やキャビネット等の引出しの前板等であってもよい。
また、図1では、履物Sの例としてハイヒールを示しているが、履物Sはハイヒールに限定されるものではなく、他の短靴又はサンダル若しくはスリッパ等であってもよい。
なお、略垂直な面を有する支持部材Dは、引戸であってもよく、ロッカーの側板やキャビネット等の引出しの前板等であってもよい。
また、図1では、履物Sの例としてハイヒールを示しているが、履物Sはハイヒールに限定されるものではなく、他の短靴又はサンダル若しくはスリッパ等であってもよい。
図1〜図3に示すように、履物収納具Aは、支持部材Dに対向する背板1B、背板1Bの左右端から前方へ延びる左右側板1L,1R、左右側板1L,1Rの前端同士を繋ぐ前板1Fからなる周板状(水平断面が角部に丸みを持たせた薄肉矩形管状)である本体1と、本体1と一体に形成された、前後方向に延び、背板及1Bび前板1F間の左右方向中間部分を仕切る仕切2と、背板1Bの外面(後面)に例えば接着により取り付けられた、吸着手段である、ゴム磁石又はプラスチック磁石等のシート状磁石3とにより構成され、背板1Bと背板1Bから前方へ離間した前板1Fとの間隔を履物Sの収納空間としている。
図1〜図3の履物収納具Aの構成において、左右側板1L,1R及び仕切2が、背板1B及び前板1Fを連結する連結部材4であり、左右側板1L,1Rが、履物Sの左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材5である。
ここで、本体1は、ポリプロピレン、ポリアセタール若しくはナイロン等の合成樹脂の射出成形、又は、アルミニウム、マグネシウム若しくは亜鉛等の軽合金のダイカスト等により、仕切2も含めて一体成形されるが、仕切2は本体1と別体に製作して本体1に取り付けてもよい。
ここで、本体1は、ポリプロピレン、ポリアセタール若しくはナイロン等の合成樹脂の射出成形、又は、アルミニウム、マグネシウム若しくは亜鉛等の軽合金のダイカスト等により、仕切2も含めて一体成形されるが、仕切2は本体1と別体に製作して本体1に取り付けてもよい。
吸着手段であるシート状磁石3は支持部材Dが鉄等の強磁性体である場合に用いられ、支持部材Dが鉄等の強磁性体ではなく磁石が吸着しない場合は、吸着手段として、シート状磁石3ではなく吸盤又は両面テープ等を使用することができる。
例えば玄関扉である支持部材Dが鉄等の強磁性体であり、吸着手段としてシート状磁石3を用いた場合には、履物収納具Aを容易に着脱することができるとともに、面積が大きく薄く変形しやすいシート状磁石3が支持部材Dの取付面に沿って密着するため、支持部材Dに対して背板1B(本体1)をより近づけた状態で見栄え良く取り付けることができる。
また、履物収納具Aが汚れた際に、支持部材Dから履物収納具Aを容易に取り外して水洗い等により清掃することができる。
例えば玄関扉である支持部材Dが鉄等の強磁性体であり、吸着手段としてシート状磁石3を用いた場合には、履物収納具Aを容易に着脱することができるとともに、面積が大きく薄く変形しやすいシート状磁石3が支持部材Dの取付面に沿って密着するため、支持部材Dに対して背板1B(本体1)をより近づけた状態で見栄え良く取り付けることができる。
また、履物収納具Aが汚れた際に、支持部材Dから履物収納具Aを容易に取り外して水洗い等により清掃することができる。
図2に示すように、履物Sの収納空間は、上述のとおり背板1Bと背板1Bとの間に形成されており、仕切2により左脚側の履物である左履物SLを収納する左履物収納部CLと右脚側の履物である右履物SRを収納する右履物収納部CRとが個別に形成され、左右の履物SL,SRを、それらの爪先(足先)側を下向きとした状態で、上側から履物収納部CL,CRに入れることにより、図1に示すように履物収納具Aに個別に収納される。
また、上述のとおり、抜止部材5(左右側板1L,1R)により、左右の履物SL,SRの左右方向外側への抜け落ちを防止することができる。
また、上述のとおり、抜止部材5(左右側板1L,1R)により、左右の履物SL,SRの左右方向外側への抜け落ちを防止することができる。
また、履物Sの収納空間は、履物Sの甲から爪先に向かって窄まる部分がフィットしやすいように、下方が窄まる形状(上面開口が下面開口よりも大きく、水平断面の開口が下方に行くにしたがって小さくなる形状)とされ、仕切2は、履物Sの爪先に向かって幅が小さくなる部分がフィットしやすいように、その左面を下方へ行くにしたがって左方向へ傾斜させ、その右面を下方へ行くにしたがって右方向へ傾斜させた形状とされる。
さらに、前板1Fは、図1及び図3に示すように、履物Sの甲を前板1Fの内面(後面)に添わせた状態で、履物底Bが支持部材Dに接触しないように、下方に行くにしたがって後方へ傾斜させている。
さらに、前板1Fは、図1及び図3に示すように、履物Sの甲を前板1Fの内面(後面)に添わせた状態で、履物底Bが支持部材Dに接触しないように、下方に行くにしたがって後方へ傾斜させている。
以上のような履物収納具Aの構成によれば、棚の上に履物S(SL,SR)を載置する構成ではなく、略垂直な面を有する支持部材Dに履物底Bを対向させた状態で履物Sを保持することができるため、通常は使用されない箇所を利用して履物Sが散乱しないように整頓することができるとともに、履物Sが邪魔になりにくいため空間を有効活用することができる。
また、背板1Bと前板1Fとの間の収納空間における仕切2により隔てられた個別の履物収納部CL,CRの各々に左右の履物SL,SRを個別に収納することから、仕切2によって左右の履物SL,SRが離間した状態が保持されるため、左右の履物SL,SR同士が擦れて傷付くことや左右の履物SL,SR同士が互いに押し合って変形することを防止することができる。
また、背板1Bと前板1Fとの間の収納空間における仕切2により隔てられた個別の履物収納部CL,CRの各々に左右の履物SL,SRを個別に収納することから、仕切2によって左右の履物SL,SRが離間した状態が保持されるため、左右の履物SL,SR同士が擦れて傷付くことや左右の履物SL,SR同士が互いに押し合って変形することを防止することができる。
さらに、個別の履物収納部CL,CRに収納された左右の履物SL,SRが安定した状態で保持され、この安定保持状態を支持部材Dが玄関又はロッカーの扉等の開閉部材であり開閉する場合であっても維持することができるとともに、履物収納部CL,CRに履物SL,SRを収納していない状態でも、シート状磁石3が背板1Bに隠れて視認できないとともに、連結部材4により背板1Bに連結された前板1Fが、特許文献1のように突起が露出するようなものではなく、特許文献2のように垂れ下がることもなく、履物SL,SRを収納している状態と同様のスマートな形状を保っている。
よって、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉の内面に履物収納具Aを取り付けて使用する際にも見栄えが良く、その使用価値を高めることができる。
よって、特に家の外部と内部の接点であり家の顔である玄関の扉の内面に履物収納具Aを取り付けて使用する際にも見栄えが良く、その使用価値を高めることができる。
さらにまた、履物Sの甲から爪先に向かって窄まる部分がフィットしやすいように、前記収納空間を下方が窄まる形状としていることから、履物Sの甲から爪先に向かって窄まる部分が下方に窄まる形状の前記収納空間にフィットし、個別の履物収納部CL,CRに収納された左右の履物SL,SRがより安定した状態となるため、玄関又はロッカーの扉等の開閉部材に履物収納具Aを取り付けて使用して慣性力が作用した際における履物Sの揺動を抑制することができる。
また、履物Sの爪先に向かって幅が小さくなる部分がフィットしやすいように、仕切2の左面を下方へ行くにしたがって左方向へ傾斜させ、前記仕切の右面を下方へ行くにしたがって右方向へ傾斜させていることから、履物Sの爪先に向かって幅が小さくなる部分が仕切2の左右面にフィットし、個別の履物収納部CL,CRに収納された履物SL,SRがより安定した状態となるため、前記開閉部材に履物収納具Aを取り付けて使用して慣性力が作用した際における履物Sの揺動を抑制することができる。
よって、前記開閉部材に履物収納具Aを取り付けて使用する際における左右の履物SL,SR同士の擦れによる損傷や履物底Bの汚れの飛散を防止することができる。
また、履物Sの爪先に向かって幅が小さくなる部分がフィットしやすいように、仕切2の左面を下方へ行くにしたがって左方向へ傾斜させ、前記仕切の右面を下方へ行くにしたがって右方向へ傾斜させていることから、履物Sの爪先に向かって幅が小さくなる部分が仕切2の左右面にフィットし、個別の履物収納部CL,CRに収納された履物SL,SRがより安定した状態となるため、前記開閉部材に履物収納具Aを取り付けて使用して慣性力が作用した際における履物Sの揺動を抑制することができる。
よって、前記開閉部材に履物収納具Aを取り付けて使用する際における左右の履物SL,SR同士の擦れによる損傷や履物底Bの汚れの飛散を防止することができる。
さらに、履物Sの甲を前板1Fの内面に添わせた状態で、履物底Bが支持部材Dに接触しないように、前記前板を下方に行くにしたがって後方へ傾斜させていることから、爪先側を下向きとした履物Sを支持部材Dに履物底Bを向けて収納する際に、履物Sの甲を前板1Fの内面に添わせた状態とすることにより履物底Bが支持部材Dに接触しないため、履物収納時に履物底Bに付着した汚れが支持部材Dを汚すことがない。
また、履物Sを取り出す際にも、履物Sの甲を前板1Fの内面に添わせた状態から前板1Fの傾斜に添って引き上げることにより履物底Bが支持部材Dに接触しないため、履物取出時に履物底Bに付着した汚れが支持部材Dを汚すことがない。
また、履物Sを取り出す際にも、履物Sの甲を前板1Fの内面に添わせた状態から前板1Fの傾斜に添って引き上げることにより履物底Bが支持部材Dに接触しないため、履物取出時に履物底Bに付着した汚れが支持部材Dを汚すことがない。
履物収納具Aの背板1Bは、図4(a)に示すように上方へ延長、又は、図4(b)に示すように上方及び下方へ延長等、上方及び下方の少なくともどちらかに延長して履物底Bと支持部材Dとの間に介在させるようにしてもよく、このような構成によれば、背板1Bの延長部分が履物底Bと支持部材Dとの間に介在するため、履物収納時等に前記延長部分に被われた支持部材Dに対して履物底Bの汚れが付着することがない。
また、図5(a)に示すように履物収納具Aの前板1Fの左右方向中央部を後方へ屈曲させた形状とし、この屈曲部を仕切2としてもよく、図5(b)に示すように背板1Bの左右方向中央部を前方へ屈曲させた形状とし、この屈曲部を仕切2としてもよい。
すなわち、前後方向に延びて左右方向の空間を仕切る仕切2は、前板1F及び背板1Bの少なくともどちらかに接続されていればよく、左右の履物収納部CL,CRを形成することができるものであればよい。
このように、仕切2は、背板1Bと背板1Bとの間に形成された履物Sの収納空間を境界線で完全に仕切って区画するものでなくてもよい。
さらに、例えば図5(b)の構成において、前板1Fの左右方向中央に上下方向のスリットがあってもよい。すなわち、左右側板1L,1Rの前端から左右方向内側に延びる前板前板1Fは、例えば図2のように左右側板1L,1Rの前端同士を繋ぐ構成に限定されるものではなく、左右方向の中央で分離していてもよい。
すなわち、前後方向に延びて左右方向の空間を仕切る仕切2は、前板1F及び背板1Bの少なくともどちらかに接続されていればよく、左右の履物収納部CL,CRを形成することができるものであればよい。
このように、仕切2は、背板1Bと背板1Bとの間に形成された履物Sの収納空間を境界線で完全に仕切って区画するものでなくてもよい。
さらに、例えば図5(b)の構成において、前板1Fの左右方向中央に上下方向のスリットがあってもよい。すなわち、左右側板1L,1Rの前端から左右方向内側に延びる前板前板1Fは、例えば図2のように左右側板1L,1Rの前端同士を繋ぐ構成に限定されるものではなく、左右方向の中央で分離していてもよい。
さらにまた、図6(a)〜(c)に示すように、履物収納具Aに履物Sの爪先側が挿通される孔が形成された底板1Dを設けて、これを連結手段4としてもよく、このような構成を採用した場合には、履物Sの左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材5を、図6(a)のように板材を背板1B及び前板1Fの左右端に渡設したものとしてもよいし、図6(b)のように前後に分離させた板材を背板1B及び前板1Fの左右端に前後方向内側に突設したものとしてもよいし、図6(c)のように前板1F自体を平面視において例えば円弧状のように屈曲させてその左右端を後方へ傾斜させたものとしてもよい。
また、図6(d)に示すように、背板1B及び前板1Fを連結する連結部材4を、仕切2のみとしてもよい。図6(d)のように仕切2を連結部材4とし、前板1F自体を抜止部材5とした場合には、履物収納具Aを非常に簡素に構成することができる。
また、図6(d)に示すように、背板1B及び前板1Fを連結する連結部材4を、仕切2のみとしてもよい。図6(d)のように仕切2を連結部材4とし、前板1F自体を抜止部材5とした場合には、履物収納具Aを非常に簡素に構成することができる。
以上の説明においては、履物収納具Aに一足の履物S(SL,SR)を収納する構成を示したが、履物収納具Aに二足以上の履物S,…を収納するように構成してもよい。
このように、二足以上の履物S,…を収納するには、背板及1Bび前板1F間の左右方向中間部分に、前後方向に延びて左右方向の空間を仕切る仕切2を、3個、5個,…設けることになる。
例えば、二足の履物を収納するためには仕切2を3個設けて履物収納部を4個とし、三足の履物を収納するためには仕切2を5個設けて履物収納部を6個とすればよく、すなわち、履物収納具Aには奇数個の仕切2,…を設けるようにすればよい。
なお、仕切2の個数は、必ずしも奇数でなくてもよく、すなわち、本発明の履物収納具Aにおいて、仕切2は単又は複数個設けられる。
このように、二足以上の履物S,…を収納するには、背板及1Bび前板1F間の左右方向中間部分に、前後方向に延びて左右方向の空間を仕切る仕切2を、3個、5個,…設けることになる。
例えば、二足の履物を収納するためには仕切2を3個設けて履物収納部を4個とし、三足の履物を収納するためには仕切2を5個設けて履物収納部を6個とすればよく、すなわち、履物収納具Aには奇数個の仕切2,…を設けるようにすればよい。
なお、仕切2の個数は、必ずしも奇数でなくてもよく、すなわち、本発明の履物収納具Aにおいて、仕切2は単又は複数個設けられる。
A 履物収納具
B 履物底
CL,CR 履物収納部
D 扉(支持部材)
S 履物
SL 左履物
SR 右履物
1 本体
1B 背板
1D 底板
1F 前板
1L 左側板
1R 右側板
2 仕切
3 シート状磁石(吸着手段)
4 連結部材
5 抜止部材
B 履物底
CL,CR 履物収納部
D 扉(支持部材)
S 履物
SL 左履物
SR 右履物
1 本体
1B 背板
1D 底板
1F 前板
1L 左側板
1R 右側板
2 仕切
3 シート状磁石(吸着手段)
4 連結部材
5 抜止部材
Claims (6)
- 扉、壁又は側板等の略垂直な面を有する支持部材に取り付けられ、該支持部材に履物底を向けた状態で履物を保持する履物収納具であって、
前記支持部材に対向する背板と、
該背板との間を前記履物の収納空間とするように、前記背板から前方へ離間する前板と、
前記背板及び前板を連結する連結部材と、
前後方向に延び、前記背板及び前板間の左右方向中間部分を仕切る単又は複数個の仕切と、
前記背板及び前板間の左右方向端部にこれらと一体又は別体に設けられた、前記履物の左右方向外側への抜け落ちを規制する抜止部材と、
前記背板の外面に取り付けた、前記支持部材に吸着する吸着手段とを備え、
前記収納空間における前記仕切により隔てられた個別の履物収納部の各々に、前記履物の左右を、それらの爪先側を下向きとした状態で個別に収納する履物収納具。 - 履物の甲から爪先に向かって窄まる部分がフィットしやすいように、前記収納空間を下方が窄まる形状としてなる請求項1記載の履物収納具。
- 履物の爪先に向かって幅が小さくなる部分がフィットしやすいように、前記仕切の左面を下方へ行くにしたがって左方向へ傾斜させ、前記仕切の右面を下方へ行くにしたがって右方向へ傾斜させてなる請求項1記載の履物収納具。
- 履物の甲を前記前板の内面に添わせた状態で、履物底が前記支持部材に接触しないように、前記前板を下方に行くにしたがって後方へ傾斜させてなる請求項1記載の履物収納具。
- 前記背板を上方及び下方の少なくともどちらかに延長して前記履物底と前記支持部材との間に介在させてなる請求項1記載の履物収納具。
- 前記吸着手段がシート状磁石である請求項1記載の履物収納具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009144028A JP2011000213A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 履物収納具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009144028A JP2011000213A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 履物収納具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011000213A true JP2011000213A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43558690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009144028A Pending JP2011000213A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 履物収納具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011000213A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT12823U1 (de) * | 2011-11-02 | 2012-12-15 | Mahmoud Shukry | Magnetische schuhaufbewahrung |
EP3120736A1 (de) | 2015-07-18 | 2017-01-25 | Daniel Schmitt | Magnetkraftgestütztes präsentations- und aufbewahrungssystem für schuhe und dafür geeigneter schuhspanner |
-
2009
- 2009-06-17 JP JP2009144028A patent/JP2011000213A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AT12823U1 (de) * | 2011-11-02 | 2012-12-15 | Mahmoud Shukry | Magnetische schuhaufbewahrung |
EP3120736A1 (de) | 2015-07-18 | 2017-01-25 | Daniel Schmitt | Magnetkraftgestütztes präsentations- und aufbewahrungssystem für schuhe und dafür geeigneter schuhspanner |
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