JP2011000208A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの撮像系と被観察部との距離が変化した場合においても位置ずれのない適切な重畳画像を生成する。
【解決手段】同一の被写体を第1の撮像手段および第1の撮像手段とは別個に設けられた第2の撮像手段により撮像し、第1の撮像手段によって撮像された第1の画像内における第1の領域(x1,x2)を取得するとともに、第2の撮像手段によって撮像された第2の画像内における第2の領域(x3,x4)を取得し、第1または第2の撮像手段における光学系と被写体との距離情報を取得し、その距離情報の変化に基づいて、第1の領域および第2の領域に補正を施して第1の補正済領域(x1’,x2’)および第2の補正済領域(x3’,x4’)を取得し、これらの補正済領域内の部分画像を重ね合わせて重畳画像を生成する。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の撮像系を備え、その複数の撮像系によって撮像された複数の画像を重畳した重畳画像を生成する撮像装置に関するものである。
従来、体腔内の組織を観察する内視鏡システムが広く知られており、白色光によって照明された体腔内の観察対象を撮像して通常画像を得、この通常画像をモニタ画面上に表示する電子式内視鏡システムが広く実用化されている。
そして、上記のような内視鏡システムとして、複数の撮像系を備え、同一の被観察部を各撮像系で撮像し、各撮像系で撮像された画像を重ね合わせて重畳画像を表示する内視鏡システムが提案されている。
たとえば、特許文献1においては、2つの撮像系によってそれぞれ通常画像と蛍光画像とを撮像し、通常画像と蛍光画像を重ね合わせた重畳画像を表示する蛍光内視鏡装置が提案されている。特許文献1に記載のような蛍光内視鏡装置を用いることによって、たとえば、通常画像上では脂肪で覆われて現われていないが、蛍光画像には現われている血管画像を通常画像上に重ねて見ることができる。
そして、特許文献1においては、2つの撮像系によって撮像された通常画像と蛍光画像の位置ずれを防止するため、撮像前に予め位置ずれを検出しておき、その検出した位置ずれに基づいて通常画像と蛍光画像とを補正する方法が提案されている。
また、上記のようにして2つの撮像系によって撮像された蛍光画像と通常画像の一部の領域の画像を切り出し、その切り出された画像同志を重ね合わせて重畳画像を表示する方法も提案されている。そして、この方法においては、蛍光画像の一部の領域と通常画像の一部の領域とを操作者により手動で設定し、その設定された領域内の部分画像同志を重ね合わせて重畳画像を表示するようにしている。
特開2002−74330号公報
しかしながら、上記のようにして重畳画像を表示している際、たとえば、体腔内に挿入される内視鏡挿入部の先端が被観察部に近づいて上記先端と被観察部との距離が変化した場合、すなわち、2つの撮像系と被観察部との距離が変化した場合、撮像される蛍光画像と通常画像が変化するのに対し、操作者によって指定された一部の領域が最初に設定したままであると、蛍光画像の領域内の部分蛍光画像と通常画像の領域内の部分通常画像とが異なる画像になってしまい、適切な重畳画像を表示させることができない。また、蛍光画像における一部の領域と通常画像における一部の領域とを操作者により再設定することも考えられるが手間がかかる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、2つの撮像系と被観察部との距離が変化した場合においても位置ずれのない適切な重畳画像を生成することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、同一の被写体を撮像する第1の撮像手段および第1の撮像手段とは別個に設けられた第2の撮像手段と、第1の撮像手段によって撮像された第1の画像内における第1の領域を取得する第1の領域取得手段と、第2の撮像手段によって撮像された第2の画像内における第2の領域を取得する第2の領域取得手段と、第1の撮像手段における光学系と被写体との距離情報または第2の撮像手段における光学系と被写体との距離情報を取得する距離情報取得手段と、距離情報取得手段により取得された距離情報の変化に基づいて、第1の領域および第2の領域に補正を施して第1の補正済領域および第2の補正済領域を取得する補正領域取得手段と、第1の補正済領域内の第1の部分画像の大きさと第2の補正済領域内の第2の部分画像の大きさとが同じになるように第1の部分画像および第2の部分画像のうちの少なくとも一方に補正を施して第1の部分画像に対応する第3の部分画像と第2の部分画像に対応する第4の部分画像を生成する補正手段と、補正手段により生成された第3の部分画像と第4の部分画像とを重ね合わせた重畳画像を生成する重畳手段とを備えたことを特徴とする。
また、上記本発明の撮像装置においては、補正領域取得手段を、第1の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第1の画像の端辺を超える場合には、第1の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第1の画像の端辺に一致するように補正を施すとともに、第2の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第2の画像の端辺を超える場合には、第2の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第2の画像の端辺に一致するように補正を施すものとすることができる。
ここで、上記「端辺」とは、上端、下端、左端または右端のことを意味し、補正済領域の端辺に対応する画像の端辺とは、補正済領域の端辺が上端である場合には画像の上端、補正済領域の端辺が下端である場合には画像の下端、補正済領域の端辺が左端である場合には画像の左端、補正済領域の端辺が右端である場合には画像の右端を意味する。また、第1の領域取得手段を、第1の領域の指定を受け付けてその第1の領域を取得するものとし、第2の領域取得手段を、第1の領域取得手段によって取得された第1の領域の情報に基づいて、第2の領域を自動的に算出して取得するものとすることができる。
また、第1の撮像手段および第2の撮像手段のうちのいずれか一方を、特殊光の照射によって被写体から発せられた蛍光または被写体に吸収された吸光に基づく特殊像を撮像するものとし、他方を、通常光の照射によって被写体から反射された反射光に基づく通常像を撮像するものとすることができる。
本発明の撮像装置は、同一の被写体を第1の撮像手段および第1の撮像手段とは別個に設けられた第2の撮像手段により撮像し、第1の撮像手段によって撮像された第1の画像内における第1の領域を取得するとともに、第2の撮像手段によって撮像された第2の画像内における第2の領域を取得し、第1または第2の撮像手段における光学系と被写体との距離情報を取得し、その距離情報の変化に基づいて、第1の領域および第2の領域に補正を施して第1の補正済領域および第2の補正済領域を取得し、第1の補正済領域内の第1の部分画像の大きさと第2の補正済領域内の第2の部分画像の大きさとが同じになるように第1の部分画像および第2の部分画像のうちの少なくとも一方に補正を施して第3の部分画像と第4の部分画像を生成し、これらを重ね合わせた重畳画像を生成するようにしたので、2つの撮像手段の光学系と被観察部との距離が変化した場合においても位置ずれのない適切な重畳画像を生成することができる。
また、上記本発明の撮像装置において、第1の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第1の画像の端辺を超える場合には、第1の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第1の画像の端辺に一致するように補正を施し、第2の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第2の画像の端辺を超える場合には、第2の補正済領域の端辺がその端辺に対応する第2の画像の端辺に一致するように補正を施すようにした場合には、補正済領域が画像の範囲を超えて重畳画像が生成できなくなるのを回避することができる。
また、第1の領域取得手段を、第1の領域の指定を受け付けてその第1の領域を取得するものとし、第2の領域取得手段を、第1の領域取得手段によって取得された第1の領域の情報に基づいて、第2の領域を自動的に算出して取得するものとした場合には、第1の領域の指定のみを行えばよいので、操作者の手間を省くことができる。
本発明の撮像装置の一実施形態を用いた腹腔鏡システムの概略構成図 硬質挿入部の概略構成図 撮像ユニットの概略構成図 画像処理装置の概略構成を示すブロック図 画像処理部の概略構成を示すブロック図 操作者により指定された蛍光画像上の第1の領域と通常画像上の第2の領域とを示す図 撮像系と被観察部との距離が変化した場合における、従来の蛍光画像上の第1の領域と通常画像上の第2の領域とを示す図 撮像系と被観察部との距離が変化した場合における、蛍光画像上の第1の補正済領域と通常画像上の第2の補正済領域とを示す図 撮像系と被観察部との距離が変化した場合における、蛍光画像上の第1の領域と通常画像上の第2の領域との補正方法を説明するための図 蛍光画像上の第1の領域に基づいて、通常画像上の第2の領域を自動的に設定する方法を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の撮像装置の一実施形態を用いた腹腔鏡システムについて詳細に説明する。図1は、本実施形態の腹腔鏡システム1の概略構成を示す外観図である。
本実施形態の腹腔鏡システム1は、図1に示すように、白色の通常光を射出する通常光源2と、特殊光を射出する特殊光源3と、通常光源2から射出された照明光および特殊光源3から射出された特殊光を導光して被観察部に照射するとともに、照明光の照射により被観察部から反射された反射光に基づく通常像および特殊光の照射により被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像を撮像する硬性鏡撮像装置10と、硬性鏡撮像装置10によって撮像された画像信号に所定の処理を施す画像処理装置4と、画像処理装置4において生成された表示制御信号に基づいて被観察部の通常画像を表示するモニタ6とを備えている。
通常光源2は、約400〜700nmの広帯域の波長からなる通常光(白色光)L1を射出するものであって、たとえばハロゲンランプを備えている。通常光源2は第1光ケーブルLC1を介して硬性鏡撮像装置10に光学的に接続されている。
特殊光源3は、700nm〜800nmの近赤外光であり、たとえば蛍光色素としてICGを用いた場合には750〜790nmの近赤外光を特殊光L2として射出する。なお、特殊光L2としては上記波長域の光に限定されず、蛍光色素の種類もしくは自家蛍光させる生体組織の種類によって適宜決定される。特殊光源3は第2光ケーブルLC2を介して硬性鏡撮像装置10に光学的に接続されている。
なお、第1光ケーブルLC1と第2光ケーブルLC2とは、図1に示すように、途中で合流して光学的に接続されている。
硬性鏡撮像装置10は、図1に示すように、腹腔内に挿入される硬質挿入部30と、硬質挿入部30によって導光された被観察部の通常像および蛍光像を撮像する撮像ユニット20とを備えている。
また、硬性鏡撮像装置10は、図2に示すように、硬質挿入部30と撮像ユニット20とが着脱可能に接続されている。そして、硬質挿入部30は接続部材30a、挿入部材30b、ケーブル接続口30c、照射窓30d、およびレーザー測距部30eを備えている。
接続部材30aは、硬質挿入部30(挿入部材30b)の一端側30Xに設けられており、たとえば撮像ユニット20側に形成された開口20aに嵌め合わされることにより、撮像ユニット20と硬質挿入部30とが着脱可能に接続される。
挿入部材30bは、腹腔内の撮影を行う際に腹腔内に挿入されるものであって、硬質な材料から形成され、たとえば、直径略5mmの円柱形状を有している。挿入部材30bには、被観察部の像を結像するためのレンズ群が収容されており、他端側30Yから入射された被観察部の通常像および蛍光像はレンズ群を介して一端側30Xの撮像ユニット20側に射出される。
挿入部材30bの側面にはケーブル接続口30cが設けられており、このケーブル接続口30cに第1光ケーブルLC1および第2光ケーブルLC2が機械的に接続される。これにより、通常光源2と挿入部材30bとが第1光ケーブルLC1を介して光学的に接続されるとともに、特殊光源3と挿入部材30bとが第2光ケーブルLC2を介して光学的に接続されることになる。
照射窓30dは、硬質挿入部30の他端側30Yに設けられており、第1光ケーブルLC1によって導光された通常光および第2光ケーブルLC2によって導光された特殊光を被観察部に対し照射するものである。なお、挿入部材30b内にはケーブル接続口30cから照射窓30dまで通常光を導光するライトガイドが収容されており(図示せず)、照射窓30dはライトガイドによって導光された通常光および特殊光を被観察部に照射するものである。
レーザー測距部30eは、レーザダイオードを備え、レーザダイオードから射出されたレーザーを被観察部に照射するとともに、その照射によって被観察部から反射された反射光を検出することによって被観察部と硬質挿入部30の先端との距離を計測し、その距離情報を撮像ユニット20を介して画像処理装置4に出力するものである。なお、本実施形態においては、被観察部と硬質挿入部30の先端との距離を計測するものとしてレーザー測距部を用いるようにしたが、被観察部と硬質挿入部30の先端との距離を計測するものであれば、その他の超音波測距手段などを利用するようにしてもよい。また、通常画像信号の輝度情報に基づいて距離情報を取得するようにしてもよい。
図3は、撮像ユニット20の概略構成を示す図である。撮像ユニット20は、硬質挿入部30内のレンズ群により結像された被観察部の蛍光像を撮像して被観察部の蛍光画像信号を生成する第1の撮像系と、硬質挿入部30内のレンズ群により結像された被観察部の通常像を撮像して通常画像信号を生成する第2の撮像系とを備えている。
第1の撮像系は、被観察部において反射した特殊光をカットする特殊光カットフィルタ21、硬質挿入部30から射出された蛍光像L3を結像する第1結像光学系22、および第1結像光学系22により結像された蛍光像を撮像する高感度撮像素子23を備えている。
第2の撮像系は、硬質挿入部30から射出された通常像L4を結像する第2結像光学系24および第2結像光学系24により結像された通常像を撮像する撮像素子25を備えている。
高感度撮像素子23は、蛍光像の波長帯域の光を高感度に検出し、蛍光画像信号に変換して出力するものである。高感度撮像素子23は、モノクロの撮像素子である。
撮像素子25は、通常像の波長帯域の光を検出し、通常画像信号に変換して出力するものである。撮像素子25の撮像面には、3原色の赤(R)、緑(G)および青(B)、またはシアン(C)、マゼンダ(M)およびイエロー(Y)のカラーフィルタがベイヤー配列またはハニカム配列で設けられている。
また、撮像ユニット20は、撮像制御ユニット26を備えている。撮像制御ユニット26は、高感度撮像素子23から出力された蛍光画像信号および撮像素子25から出力された通常画像信号に対し、CDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理を施し、ケーブル5(図1参照)を介して画像処理処置4に出力するものである。
画像処理処置4は、図4に示すように、画像入力コントローラ31、画像処理部32、メモリ33、ビデオ出力部34、操作部35およびCPU36を備えている。
画像入力コントローラ31は、所定容量のラインバッファを備えており、撮像ユニット20の撮像制御ユニット26から出力された1フレーム分の通常画像信号または蛍光画像信号を一時的に記憶するものである。そして、画像入力コントローラ31に一時的に記憶された画像信号は、バスを介してメモリ33に格納される。
画像処理部32は、メモリ33から読み出された1フレーム分の通常画像信号および蛍光画像信号が入力され、これらの画像信号に所定の画像処理を施し、バスに出力するものであるが、画像処理部32のより具体的な構成を図5に示す。
画像処理部32は、入力された通常画像信号に対し、通常画像に適した所定の画像処理を施して出力する通常画像生成部32aと、入力された蛍光画像信号に対し、蛍光画像に適した所定の画像処理を施して出力する蛍光画像生成部32bと、操作部35によって操作者により指定された蛍光画像内の第1の領域の情報と通常画像内の第2の領域の情報とを受け付ける指定領域受付部32cと、硬性鏡撮像装置10の硬質挿入部30の先端に設けられたレーザー測距部30eから出力された距離情報を受け付ける距離情報受付部32dと、指定領域受付部32cにより受け付けられた第1の領域情報と第2の領域情報を、距離情報受付部32dにより受け付けられた距離情報の変化に基づいて補正し、第1の補正済領域情報と第2の補正済領域情報とを取得する補正領域取得部32eと、補正領域取得部32eにより取得された第1の補正済領域内の蛍光画像信号を部分蛍光画像信号として取得するとともに、第2の補正済領域内の通常画像信号を部分通常画像信号として取得する部分画像取得部32fと、部分画像取得部32fにより取得された部分蛍光画像信号と部分通常画像信号とを重ね合わせて重畳画像信号を取得する重畳画像生成部32gとを備えている。
ビデオ出力部34は、画像処理部32から出力された通常画像信号、蛍光画像信号および重畳画像信号がバスを介して入力され、所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ6に出力するものである。
操作部35は、種々の操作指示や制御パラメータなどの操作者による入力を受け付けるとともに、蛍光画像内における第1の領域および通常画像内における第2の領域の入力を受け付けるものである。また、CPU36は画像処理処置4の全体を制御するものである。
次に、本実施形態の腹腔鏡システムの作用について説明する。
まず、第1および第2光ケーブルLC1,LC2が接続された硬質挿入部30およびケーブル5が撮像ユニット20に取り付けられた後、通常光源2、特殊光源3および撮像ユニット20および画像処理処置4の電源が投入され、これらが駆動される。
次に、操作者により硬質挿入部30が腹腔内に挿入され、硬質挿入部30の先端が被観察部の近傍に設置される。
そして、まず、被観察部の通常像および蛍光像が撮像され、通常画像および蛍光画像の表示が行われる。
具体的には、本実施形態の腹腔鏡システムにおいては、通常像の撮像と、蛍光像の撮像とが時分割で1/30秒毎に1/60秒間ずつ交互に行われ、通常像を撮像して得た通常画像信号に基づいた通常画像(カラー画像)がモニタ6に表示され、蛍光像を撮像して得た蛍光画像信号に基づいた蛍光画像がモニタ6に表示される。各画像はモニタ6内のそれぞれ異なるウィンドウで表示され、1/30秒毎に更新される動画として表示される。
蛍光像の撮像時には、特殊光源3から射出された特殊光L2が第2光ケーブルLC2により導光されて挿入部材30bに入射し、さらに挿入部材30b内のライトガイドによって導光され、照射窓30dから被観察部に照射される。
そして、特殊光の照射によって被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像L3が挿入部材30bの先端30Yから入射し、挿入部材30b内のレンズ群により導光されて撮像ユニット20に射出される。
撮像ユニット20に入射された蛍光像L3は、特殊光カットフィルタ21を通過した後、第1結像光学系22により高感度撮像素子23の撮像面上に結像され、高感度撮像素子23によって撮像される。高感度撮像素子23から出力された蛍光画像信号は、撮像制御ユニット26においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル5を介して画像処理処置4に出力される。
画像処理処置4に入力された蛍光画像信号は、画像入力コントローラ31において一時的に記憶された後、メモリ33に格納される。そして、メモリ33から読み出された1フレーム分の蛍光画像信号は、画像処理部32の蛍光画像生成部32bにおいて所定の画像処理が施された後、ビデオ出力部34に出力される。
そして、ビデオ出力部34は、入力された蛍光画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ6に出力する。そして、モニタ6は、入力された表示制御画像信号に基づいて蛍光画像を表示する。
一方、通常像の撮像時には、通常光源2から射出された通常光L1が第1光ケーブルLC1により導光されて挿入部材30bに入射し、さらに挿入部材30b内のライトガイドによって導光され、照射窓30dから被観察部に照射される。
そして、通常光の照射によって被観察部から反射された反射光に基づく通常像L4が挿入部材30bの先端30Yから入射し、挿入部材30b内のレンズ群により導光されて撮像ユニット20に射出される。
撮像ユニット20に入射された通常像L4は、第2結像光学系24により撮像素子25の撮像面上に結像され、撮像素子25によって撮像される。撮像素子25から出力された通常画像信号は、撮像制御ユニット26においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル5を介して画像処理処置4に出力される。
画像処理処置4に入力された通常画像信号は、画像入力コントローラ31において一時的に記憶された後、メモリ33に格納される。そして、メモリ33から読み出された1フレーム分の通常画像信号は、画像処理部32の通常画像生成部32aにおいて所定の画像処理が施された後、ビデオ出力部34に出力される。
そして、ビデオ出力部34は、入力された通常画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ6に出力する。そして、モニタ6は、入力された表示制御画像信号に基づいて通常画像を表示する。
ここで、上記のようにして通常画像と蛍光画像が表示されている状態において、操作者が画像内の特定の領域について通常画像と蛍光画像とを重ね合わせた重畳画像を見たい場合がある。たとえば、通常画像上には脂肪などで覆われて現われていないが、蛍光画像には現われている血管画像を通常画像上に重ねて見たい場合などがある。
このような場合、本実施形態の腹腔鏡システムにおいては、まず、モニタ6に表示された蛍光画像上において重畳画像として表示したい領域が第1の領域として操作者によって指定されるとともに、モニタに表示された通常画像上において重畳画像として表示したい領域が第2の領域として操作者によって指定される。第1の領域および第2の領域の指定は操作部35によって行われ、具体的には、たとえば、図6に示すように、蛍光画像上において第1の領域の対角する2点の座標x1,x2を指定することによって、矩形状の第1の領域が指定され、また、通常画像上において第2の領域の対角する2点の座標x3,x3を指定することによって、矩形状の第2の領域が指定される。なお、図6においては図示省略してあるが、通常画像上および蛍光画像上には、予め撮像されたチャート画像(方眼図)が重ねて表示されており、そのチャート画像の格子点を指定することによって座標x1〜x4が指定される。そして、第1の撮像系と第2の撮像系で同じチャート画像を撮像するので、通常画像上と蛍光画像上とで同じマス目を指定することによって、同じ範囲の画像を指定することができる。
そして、上記のようにして指定された第1の領域の情報および第2の領域の情報は、画像処理処置4の指定領域受付部32cによって受け付けられる。そして、指定領域受付部32cによって受け付けられた第1の領域情報および第2の領域情報は補正領域取得部32eに入力され、補正領域取得部32eおいて、距離情報受付部32dによって受け付けられた硬質挿入部30の先端と被観察部との間の距離変化情報に基づいて補正されるが、ここではまず、距離変化はないものとして説明を進める。
上記のように距離変化がない場合には、指定領域受付部32cによって受け付けられた第1の領域情報および第2の領域情報は、そのまま部分画像取得部32fに入力される。そして、部分画像取得部32fは、入力された第1の領域情報と第2の領域情報に基づいて、蛍光画像信号のうちの第1の領域内の部分蛍光画像信号を取得するとともに、通常画像信号のうちの第2の領域内の部分通常画像信号を取得する。そして、さらに、上記のようにして取得した部分蛍光画像信号が表す部分蛍光画像の大きさと部分通常画像信号が表す部分通常画像の大きさとが異なる場合には、いずれか一方の画像信号に対して拡大処理または縮小処理を施して同じ大きさの部分画像信号とする。
そして、上記のようにして取得した部分蛍光画像信号と部分通常画像信号とが重畳画像生成部32gに出力され、重畳画像生成部32gにおいて所定の処理が施されて重畳画像を表す重畳画像信号が生成される。
そして、重畳画像信号はビデオ出力部34に出力され、ビデオ出力部34は、入力された重畳画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ6に出力する。そして、モニタ6は、入力された表示制御画像信号に基づいて、図6に示すような、重畳画像を表示する
ここで、上記のようにして重畳画像を表示している際、たとえば、硬質挿入部30の先端が被観察部に近づいて硬質挿入部30の先端と被観察部との距離が変化した場合、撮像される蛍光画像と通常画像はその距離変化に応じて拡大または縮小されるが、この画像の変化に対し、操作者によって指定された第1の領域と第2の領域が最初に設定したままであると、図7に示すように、第1の領域内の部分蛍光画像と第2の領域内の部分通常画像とが被観察部の異なる範囲を表す画像になってしまい、適切な重畳画像を表示させることができない。たとえば、図7に示す重畳画像の点線楕円内に示すように、血管画像が本来あるべき範囲に表示されないことになる。また、第1の領域と第2の領域を操作者が再設定するのは手間がかかる。
そこで、本実施形態の腹腔鏡システムにおいては、硬質挿入部30の先端と被観察部との距離が変化したとしても適切な重畳画像が表示されるように、操作者によって指定された第1の領域と第2の領域を自動的に補正する。
具体的には、硬質挿入部30のレーザー測距部30eによって取得された距離情報が距離情報受付部32dによって受け付けられ、その距離情報が補正領域取得部32eに入力される。
ここで、硬質挿入部30の先端と被観察部との距離が変化して、たとえば、被観察部と硬質挿入部30との距離が、図9に示すようにLからL’に変化した場合には、撮像素子25および高感度撮像素子23上に結像される像の範囲が、それぞれ(x1,x2)から(x1’,x2’)、(x3,x4)から(x3’,x4’)に変化する。
このとき、第1の撮像系については、図9から下式(1)、(2)の関係が成立するため、これらの関係から下式(3)を算出することができる。なお、下式(1)〜(3)におけるxiはx1、x2を示し、LはL+ΔLを示し、L’はL’+ΔLを示す。なお、ΔLは硬質挿入部30の先端から第1結像光学系22までの距離であり、lは高感度撮像素子23の撮像面と第1結像光学系22との距離である。ΔLとlは、第1の撮像形の配置から予め設定されるものである。また、x0_1は第1の撮像系の光軸を示し、図8のx0_1に対応する。x0_1は、第1の撮像系の配置から予め設定されるものである。また、Aは、図9に示すように被観察部の共通領域の長さを示す。
Figure 2011000208
Figure 2011000208
Figure 2011000208
また、第2の撮像系については、図9から下式(4)、(5)の関係が成立するため、これらの関係から下式(6)を算出することができる。なお、下式(4)〜(6)におけるxiはx3、x4を示し、LはL+ΔLを示し、L’はL’+ΔLを示す。なお、ΔLは硬質挿入部30の先端から第2結像光学系24までの距離であり、lは撮像素子25の撮像面と第2結像光学系24との距離である。ΔLとlは、第1の撮像形の配置から予め設定されるものである。また、x0_2は第2の撮像系の光軸を示し、図8のx0_2に対応する。x0_2は、第2の撮像系の配置から予め設定されるものである。
Figure 2011000208
Figure 2011000208
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そこで、補正領域取得部32eは、入力された距離情報Lおよび距離情報L’と第1の領域情報(x1,x2)および第2の領域情報(x3,x4)と上式(3)および上式(6)とに基づいて補正を行い、第1の補正済領域情報(x1’,x2’)および第2の補正済領域情報(x3’,x4’)を取得する。
そして、補正領域取得部32eにおいて取得された第1の補正済領域情報と第2の補正済領域情報とが部分画像取得部32fに入力される。そして、部分画像取得部32fは、入力された第1の補正済領域情報と第2の補正済領域情報に基づいて、蛍光画像信号のうちの第1の補正済領域内の部分蛍光画像信号を取得するとともに、通常画像信号のうちの第2の補正済領域内の部分通常画像信号を取得する。
図8に、蛍光画像上における第1の補正済領域情報(x1’,x2’)と通常画像上における第2の補正済領域情報(x3’,x4’)とを示す。図9に示すように、第1の補正済領域情報(x1’,x2’)内の部分蛍光画像の範囲と第2の補正済領域情報(x3’,x4’)内の部分通常画像の範囲とを一致させることができる。
そして、上記のようにして取得した部分蛍光画像信号が表す部分蛍光画像の大きさと部分通常画像信号が表す部分通常画像の大きさとが異なる場合には、いずれか一方の画像信号に対して拡大処理または縮小処理を施して同じ大きさの部分画像信号とする。
そして、上記のようにして取得した部分蛍光画像信号と部分通常画像信号とが重畳画像生成部32gに出力され、重畳画像生成部32gにおいて所定の処理が施されて重畳画像を表す重畳画像信号が生成される。
そして、重畳画像信号はビデオ出力部34に出力され、ビデオ出力部34は、入力された重畳画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ6に出力する。そして、モニタ6は、入力された表示制御画像信号に基づいて重畳画像を表示する。
なお、上記実施形態の腹腔鏡システムにおいて、補正領域取得部32eにより第1の領域情報と第2の領域情報とを補正して第1の補正済領域および第2の補正済領域を取得する際、第1の補正済領域の端辺がその端辺に対応する蛍光画像の端辺を超える場合には、第1の補正済領域の端辺がその端辺に対応する蛍光画像の端辺に一致するように補正を施すようにしてもよい。また、同様に、第2の補正済領域の端辺がその端辺に対応する通常画像の端辺を超える場合には、第2の補正済領域の端辺がその端辺に対応する通常画像の端辺に一致するように補正を施すようにしてもよい。そして、上記のように第1の補正済領域または第2の補正済領域の端辺を補正した場合には、その補正した端辺を除く端辺を基準にして部分通常画像と部分蛍光画像とを重ね合わせるようにすればよい。
また、上記実施形態の腹腔鏡システムにおいては、硬質挿入部30の先端と被観察部との間が所定の撮像距離にある場合に、蛍光画像上の第1の領域と通常画像上の第2の領域の両方を操作者によって設定入力するようにしたが、これに限らず、いずれか一方の画像上で操作者により領域を設定し、他方の画像上の領域は自動的に設定するようにしてもよい。また、任意の撮像距離において、一方の画像上で操作者により領域を設定し、他方の画像上の領域を自動的に設定するようにしてもよい。
ここで、上記のような領域の自動設定を行うために予め行っておく処理について、以下に説明する。
まず、硬質挿入部30の先端と被観察部との距離を所定の基準撮像距離Lrefとした後、蛍光画像および通常画像の撮像を行い、蛍光画像上と通常画像上とで所定の共通領域を操作者によってそれぞれ設定する。共通領域とは、被観察部内において同じ範囲を示す領域である。共通領域を設定する際には、上記実施形態で説明したように、チャート画像を用いることが望ましい。
そして、蛍光画像上で設定された共通領域の1つの角x1のx座標値と、通常画像上で設定された共通領域の上記x1に対応する角x3のx座標値とを下式(7)に代入し、蛍光画像上で設定された共通領域の上記角x1に対向する角x2のx座標値と、通常画像上で設定された共通領域の上記角x3に対向する角x4のx座標値とを下式(8)に代入し、これらの式からAとBとをそれぞれ求める。
Figure 2011000208
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なお、上記説明では、実際に蛍光画像および通常画像における共通領域を設定することによってAおよびBを取得するようにしたが、AおよびBは理論上は、下式(9)で表わされることになる。下式(9)におけるX0_1は、被観察部の蛍光画像上における第1の撮像系の光軸の位置を示し、X0_2は、被観察部の通常画像上における第2の撮像系の光軸の位置を示すものである。
Figure 2011000208
そして、上記のようにしてA、Bが決定された上式(7)と上式(8)とが予め補正領域取得部32eに設定される。
そして、上記のような初期設定の後、任意の撮像距離において、蛍光画像と通常画像の撮像が行われ、図10に示すように、蛍光画像上でのみ操作者によって第1の領域(x1’,x2’)が設定される。
そして、蛍光画像上で設定された第1の領域(x1’,x2’)の座標に基づいて、第1の領域と共通の範囲を示す通常画像上の第2の領域(x3’,x4’)が自動的に設定される。
具体的には、まず、蛍光画像上で設定された第1の領域(x1’,x2’)の座標が、上式(3)に代入され、第1の基準領域(x1,x2)の座標が算出される。なお、このときの式(3)におけるL1=Lref+ΔL1、L1’=任意の撮像距離+ΔL1である。任意の撮像距離とは、現時点における計測された硬質挿入部30の先端と被観察部との距離である。
そして、次に、上記のようにして算出して第1の基準領域(x1,x2)の座標が、上式(7)と上式(8)に代入され、第2の基準領域(x3,x4)の座標が算出される。
そして、さらに、第2の基準領域(x3,x4)の座標が、上式(6)に代入され、蛍光画像上の第1の領域(x1’,x2’)に対応する通常画像上の第2の領域(x3’,x4’)の座標が算出される。なお、このときの式(6)におけるL2=Lref+ΔL2、L2’=任意の撮像距離+ΔL2である。任意の撮像距離とは、現時点における計測された硬質挿入部30の先端と被観察部との距離である。
上記のようにして、任意の撮像距離において蛍光画像上で設定された第1の領域(x1’,x2’)の座標に基づき、上記第1の領域と共通の範囲を示す通常画像上の第2の領域(x3’,x4’)が自動的に算出されて設定される。
そして、硬質挿入部30の先端と被観察部との距離が変化した場合には、上記実施形態で説明したように、さらに蛍光画像上の第1の補正済領域と通常画像上の第2の補正済領域とが自動的に設定されて重畳画像が取得されるが、距離が大きく変化するなどして重畳画像として表示させたい範囲を変更したい場合には、改めて蛍光画像上で第1の領域(x1’,x2’)を操作者により設定し、上記と同様の演算を行って、上記第1の領域と共通の範囲を示す通常画像上の第2の領域(x3’,x4’)を自動的に設定するようにすればよい。
また、上記実施形態においては、第1の撮像系により撮像される蛍光画像上において、重畳画像として表示したい第1の領域を操作者によって指定するようにしたが、これに限らず、たとえば、第1の撮像系により撮像される蛍光画像(たとえば、血管画像)の画角が、第2の撮像系により撮像される通常画像(たとえば、臓器画像)よりも狭い場合には、蛍光画像の被観察部の領域が通常画像の被観察部の領域に包含されることになるので、第1の撮像系により撮像される蛍光画像のサイズ(たとえば、1024 pixel×768 pixel)そのものを第1の領域としてもよい。この場合、たとえば、操作者によって蛍光画像の一部をマウスなどによって一度だけクリックすることによって第1の領域を設定するようにしてもよいし、装置側で自動的に第1の領域を設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、第1の撮像系により撮像される蛍光画像上において、重畳画像として表示したい第1の領域を操作者によって指定するようにしたが、前回の撮像において指定した第1の領域を保持しておき、操作者による指定を受け付けることなくその保持された第1の領域を使用するようにしてもよい。そして、第1の領域を変更したときのみ操作者による第1の領域の指定を受け付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、第1の撮像系により蛍光画像を撮像するようにしたが、これに限らず、被観察部への特殊光の照射による被観察部の吸光特性に基づく画像を撮像するようにしてもよい。
また、上記実施形態は、本発明の撮像装置を腹腔鏡システムに適用したものであるが、これに限らず、たとえば、軟性内視鏡装置を有するシステムなど複数の撮像系を有するその他の装置に適用してもよい。
1 腹腔鏡システム
2 通常光源
3 特殊光源
4 画像処理装置
5 ケーブル
6 モニタ
10 硬性鏡撮像装置
20 撮像ユニット
21 特殊光カットフィルタ
22 第1結像光学系
23 高感度撮像素子
24 第2結像光学系
25 撮像素子
26 撮像制御ユニット
30 硬質挿入部
30e レーザー測距部
31 画像入力コントローラ
32 画像処理部
32a 通常画像生成部
32b 蛍光画像生成部
32c 指定領域受付部
32d 距離情報受付部
32e 補正領域取得部
32f 部分画像取得部
32g 重畳画像生成部
33 メモリ
34 ビデオ出力部
35 操作部

Claims (4)

  1. 同一の被写体を撮像する第1の撮像手段および該第1の撮像手段とは別個に設けられた第2の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段によって撮像された第1の画像内における第1の領域を取得する第1の領域取得手段と、
    前記第2の撮像手段によって撮像された第2の画像内における第2の領域を取得する第2の領域取得手段と、
    前記第1の撮像手段における光学系と前記被写体との距離情報または前記第2の撮像手段における光学系と前記被写体との距離情報を取得する距離情報取得手段と、
    該距離情報取得手段により取得された距離情報の変化に基づいて、前記第1の領域および前記第2の領域に補正を施して第1の補正済領域および第2の補正済領域を取得する補正領域取得手段と、
    前記第1の補正済領域内の第1の部分画像の大きさと前記第2の補正済領域内の第2の部分画像の大きさとが同じになるように前記第1の部分画像および前記第2の部分画像のうちの少なくとも一方に補正を施して前記第1の部分画像に対応する第3の部分画像と前記第2の部分画像に対応する第4の部分画像を生成する補正手段と、
    該補正手段により生成された前記第3の部分画像と前記第4の部分画像とを重ね合わせた重畳画像を生成する重畳手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正領域取得手段が、前記第1の補正済領域の端辺が該端辺に対応する前記第1の画像の端辺を超える場合には、前記第1の補正済領域の端辺が該端辺に対応する前記第1の画像の端辺に一致するように補正を施すとともに、前記第2の補正済領域の端辺が該端辺に対応する前記第2の画像の端辺を超える場合には、前記第2の補正済領域の端辺が該端辺に対応する前記第2の画像の端辺に一致するように補正を施すものであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の領域取得手段が、前記第1の領域の指定を受け付けて該第1の領域を取得するものであり、
    前記第2の領域取得手段が、前記第1の領域取得手段によって取得された第1の領域の情報に基づいて、前記第2の領域を自動的に算出して取得するものであることを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記第1の撮像手段および前記第2の撮像手段のうちのいずれか一方が、特殊光の照射によって前記被写体から発せられた蛍光または前記被写体に吸収された吸光に基づく特殊像を撮像するものであり、他方が、通常光の照射によって前記被写体から反射された反射光に基づく通常像を撮像するものであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017082047A1 (ja) * 2015-11-13 2017-05-18 オリンパス株式会社 内視鏡システム

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