JP2010538833A - 携帯可能自律材料加工システム - Google Patents

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Abstract

材料を加工するために、携帯可能プラズマアークトーチシステムを使用することができる。システムは、交換可能または再充電可能電源と交換可能または再充填可能ガス源とを含む。コントローラは、電源またはガス源のうちの少なくとも1つと連通する。プラズマ送達デバイスは、コントローラを介して、電源からの電流およびガス源からのガスを受容し、プラズマ送達デバイスの出力においてプラズマアークを生成する。プラズマアークは、金属工作物等の材料を加工するために使用することができる。プラズマアークトーチは、交換可能または再充電/再充填可能電源およびガス源を含む、装着型携帯可能アセンブリを含むことができる。プラズマ送達デバイスは、アセンブリにおける電源からの電流およびアセンブリにおけるガス源からのガスを受容して、プラズマアークを生成する。

Description

(技術分野)
本発明は、概して、材料を加工する携帯可能工具に関する。より具体的には、本発明は、手持ち式または装着型であるもの等の、材料を加工する携帯可能プラズマアークトーチシステムに関する。
(背景)
プラズマアークトーチシステムは、暖房、換気、および空気調節システムに使用される金属の薄板、または厚板の切断等の、多種多様な材料加工用途に適用することができる。従来、プラズマアーク切断システムは、大きくて扱いにくいガス源(または連続的な固定ガス源)、およびコード取付を介して電力網から引き出される大量の電力を必要とするため、携帯可能ではない。
プラズマアークトーチは、概して、トーチ本体と、本体内に載置される電極と、中央出口を伴うノズルと、電気接続と、冷却液およびアーク制御液用の通路と、流体流動パターンを制御する旋回リングと、電力供給部とを含む。トーチは、高温および高運動量のプラズマガスの圧縮イオン化噴流である、プラズマアークを産生する。トーチで使用されるガスは、非反応性または反応性となり得る(例えば、アルゴン、窒素、酸素、または空気)。
操作中、電極(陰極)とノズル(陽極)との間で、パイロットアークが最初に生成される。パイロットアークは、ノズル出口を通過するガスをイオン化する。イオン化ガスが電極と工作物との間の電気抵抗を十分に低減した後、アークはノズルから工作物へと移行する。トーチは、工作物を切断するための、電極から工作物へのイオン化ガスの導電性流れによって特徴付けられる、この移行プラズマアークモードで操作されてもよい。
コードレス電動工具が商業市場で普及しているにもかかわらず、プラズマアークトーチシステムは、まだ容易な携帯可能な使用(例えば、手持ち式、手動、または接触起動システム)に対して効率的に適合していない。1つの設計上の難点は、プラズマアークトーチの比較的大量のガス消費によって引き起こされる。別の設計の難点は、プラズマアークトーチシステムの高所要電力によって引き起こされ、例えば、Hypertherm,Inc.(Hanover,NH)製のPowermax(登録商標)190C等の低電力システムに対しては1.32kW出力、Hypertherm製のPowermax 1000等の中電力トーチシステムに対しては8.4kW出力、およびHypertherm製のPowermax 1650等の高電力トーチシステムに対しては最高16kW出力である。いくつかのトーチシステムは、さらに大きな電力のために760A出力を得るように働かせることができる、400Aシステムに対して、最高約80kWを有することができる。プラズマアークトーチシステムの高所要電力は、AC電力の連続供給を利用して、壁のコンセントにプラグを差し込むことによってプラズマアークトーチシステムが使用されるという、設計をもたらしている。トーチの性能と、ガスおよび電源の寿命と、プラズマアークトーチシステムの実際の物理的サイズとの間に、困難な平衡が存在する。
したがって、上記で説明される用途のための携帯性および性能を提供しながら、より低いガス消費およびより低い電力レベルで効率的にトーチを操作する電力を考慮した、携帯可能プラズマアーク切断システムを提供することが望ましい。加えて、プラズマアークトーチシステムのガスおよび電源が、反復可能な使用のために、再充電/再充填または交換が容易で、商業的に実用的な持続時間にわたって動作することが望ましい。
(本発明の概要)
本発明の実施形態が、大きくて扱いにくいガス源(または連続的な固定ガス源)を必要とせずに、かつ電力網に継続的に接続されることなく、材料を加工することができる携帯可能システムであるという点で、本発明の局面は、プラズマ加工業界の進展を表す。そのようなものとして、本発明の実施形態は、建設現場で、農業地域で、緊急安全人員(例えば、消防士、警察等)によって、電力網への接続性が可能ではない遠隔場所における労働者によって、または独自の専門分野の消費者によって、使用され得る。
一局面では、本発明は、材料を加工するプラズマアークトーチ装置を特色とする。プラズマアークトーチ装置は、交換可能または再充電可能電源、あるいは交換可能または再充填可能ガス源のうちの少なくとも1つを含む、装着型携帯可能アセンブリを含む。装置はまた、プラズマアークを生成するために、電源からの電流およびガス源からのガスを受容するプラズマ送達デバイスも含む。いくつかの実施形態では、装着型携帯可能アセンブリはバックパックである。いくつかの実施形態では、携帯可能アセンブリは、耐熱性、非導電性、および/または耐衝撃性である、層を含む。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチ装置は、電源またはガス源のうちの少なくとも1つと連通するように適合される、遠隔制御デバイスを含む。装置は、電源またはガス源のうちの少なくとも1つと連通するように適合される、プラズマ送達デバイス上の制御デバイスを含むことができる。いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチ装置は、電源に残存する電力のインジケータまたはガス源の残存ガスのインジケータのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、ガス源は、プラズマ送達デバイスに送達されるガスを圧縮する圧縮器を含む。電源は、圧縮器に電力供給してガス源を再充填することができる。いくつかの実施形態では、プラズマ送達デバイスは、装着型携帯可能アセンブリに取付可能である。携帯可能アセンブリは、電源またはガス源のうちの少なくとも1つを充電/充填するように構成される、充電/充填デバイスに取付可能となり得る。いくつかの実施形態では、携帯可能アセンブリは、フィラメント巻装複合タンクを含む。プラズマアークトーチアセンブリは、電源からプラズマ送達デバイスによって受容される電流を調節する電流調節器を含むことができる。いくつかの実施形態では、電源は、ポリマーリチウムイオンバッテリである。
別の局面では、本発明は、装着型携帯可能アセンブリを含むシステムを特色とする。いくつかの実施形態では、装着型携帯可能アセンブリは、バックパックである。装着型携帯可能アセンブリは、交換可能または再充電可能電源、あるいは交換可能または再充填可能ガス源のうちの少なくとも1つを有するプラズマアークトーチシステムを含む。システムは、アセンブリに取付可能なドッキングステーションを含む。ドッキングステーションは、電源を再充電する電力供給部またはガス源を再充填するガス供給部のうちの少なくとも1つを含む。
別の局面では、本発明は、材料を加工する方法を特色とする。方法は、装着型携帯可能アセンブリと連通しているプラズマ送達デバイスを提供することを含む。アセンブリは、交換可能または再充電可能電源、あるいは交換可能または再充填可能ガス源のうちの少なくとも1つを有する。方法は、電源からの電流およびガス源からのガスをそれに提供することによって、アセンブリがユーザによって装着されている間にプラズマ送達デバイスから発するプラズマアークを生成することを含む。
さらに別の局面では、本発明は、携帯可能プラズマアークトーチ装置を充電/充填するデバイスを特色とする。デバイスは、携帯可能プラズマアークトーチ装置を受容するように構成されるドッキングポートを含み、携帯可能プラズマアークトーチ装置は、再充電可能電源と、最充填可能ガス源とを含む。デバイスは、装置がドッキングポートにドッキングされると電源に電気的に連結されるように構成される、第1のコネクタであって、電源を再充電するように電力を提供する、第1のコネクタを含む。デバイスはまた、装置がドッキングポートにドッキングされるとガス源に流体的に連結するように構成される、第2のコネクタであって、ガス源を再充填するようにガスを提供する、第2のコネクタも含む。いくつかの実施形態では、携帯可能プラズマアークトーチ装置は、装着型である。いくつかの実施形態では、電源およびガス源のうちの少なくとも1つは、取外し可能である。
別の局面では、本発明は、携帯可能溶接装置を充電/充填するデバイスを特色とする。デバイスは、携帯可能溶接装置を受容するように構成されるドッキングポートを含み、携帯可能溶接装置は、再充電可能電源と、再充填可能電ガス源とを含む。デバイスは、装置がドッキングポートにドッキングされると電源に電気的に連結するように構成される、第1のコネクタであって、電源を再充電するように電力を提供する、第1のコネクタを含む。デバイスはまた、装置がドッキングポートにドッキングされるとガス源に流体的に連結するように構成される、第2のコネクタであって、ガス源を再充填するようにガスを提供する、第2のコネクタも含む。
別の局面では、本発明は、溶接装置を特色とする。装置は、例えば、交換可能または再充電可能電源、あるいは交換可能または再充填可能ガス源のうちの少なくとも1つを含む、装着型または携行型携帯可能アセンブリを含む。装置はまた、溶接アークを生成するために電源からの電流およびガス源からのガスを受容する、溶接送達デバイスも含む。
別の局面では、本発明は、材料の加工(例えば、金属工作物の切断、穿孔、マーキング、線引き)ために使用することができる、携帯可能プラズマアークトーチシステムを特色とする。いくつかの実施形態では、システムは、1つ以上のバッテリ等の交換可能または再充電可能電源を含む。システムはまた、電源に対して配置される、交換可能または再充填可能ガス源も含む。ガス源は、使い捨てまたは詰め替え可能となり得る(例えば、1つ以上のガス容器)。いくつかの実施形態では、ガス源は、連続ガス源となり得る(例えば、圧縮器)。いくつかの実施形態では、電源およびガス源は、携帯可能エンクロージャに貯蔵される。
いくつかの実施形態では、コントローラが、電源またはガス源のうちの少なくとも1つと連通する。コントローラは、電気制御機器と、流体制御機器とを含むことができる。プラズマ送達デバイス(例えば、プラズマアークトーチ)は、プラズマ送達デバイスの出力においてプラズマアークを生成するために、電源からの電流および電圧、ならびにガス源からのガスを使用する。プラズマアークは、金属工作物等の材料を加工するために使用され得る。
コントローラは、連通経路(例えば、バス、無線接続等)によって、電源、ガス源、およびプラズマ送達デバイスに電気的に接続される。いくつかの実施形態では、伝送媒体が、それぞれ、電源およびプラズマ送達デバイスと、ガス源およびプラズマ送達デバイスとに、電気および流体連通経路を提供する。電源は、電気連通経路(例えば、導線セット、無線接続等)を介して、プラズマ送達デバイスと電気連通している。ガス源は、流体導管を介して、プラズマ送達デバイスと流体連通している。いくつかの実施形態では、導線セット、流体導管、およびプラズマ送達デバイスは、携帯可能エンクロージャに格納可能となり得る。加えて、エンクロージャは、可搬型であり、手持ち式筐体および/またはブリーフケースサイズの筐体となり得る。
別の局面では、本発明はまた、工作物を切断するために使用することができる携帯可能プラズマアークトーチシステムも特色とする。システムは、エンクロージャ内に配置される、交換可能または再充電可能電力手段および交換可能または再充填可能ガス手段とともに、携帯可能エンクロージャを含むことができる。制御手段および伝送手段が、電力手段およびガス手段と連通している。プラズマ送達手段は、工作物を切断するために使用することができるプラズマアークを生成するために、電力手段からの電流および電圧、ならびにガス手段からのガスを受容する。
制御手段は、電力手段、ガス手段、およびプラズマ送達手段と電気連通することができる。伝送手段は、電力手段およびガス手段からプラズマ送達手段への電気および流体連通経路を提供する。電力手段は、電気連通経路(例えば、導線セット、無線接続等)を介して、プラズマ送達デバイスと電気連通している。ガス手段は、流体導管を介して、プラズマ送達デバイスと流体連通している。いくつかの実施形態では、導線セット、流体導管、およびプラズマ送達手段は、携帯可能エンクロージャに格納可能となり得る。エンクロージャは、可搬型であり、手持ち式筐体および/またはブリーフケースサイズの筐体となり得る。
接触起動は、プラズマトーチにおいてパイロットアークを生成する1つの既知の技法である。接触起動は、高周波機器を必要とせず、通常は電磁妨害を生成しないため、有利である。通常の接触起動システムは、パイロットアークモードから移行アークモードへと電流を移行させるために、パイロットアーク電流を供給する手段、パイロットアーク抵抗器、電流センサ、およびパイロットアークリレー、またはそれらの組み合わせを有する、パイロットアーク回路を含む。これらのパイロットアーク回路は、システムのサイズおよび生産費用を増加させる。
トーチのサイズおよび費用を減少させる、受動パイロットアーク回路を含む、接触起動プラズマアークトーチが提供される。プラズマアークトーチは、トーチ本体と、長手方向に配置された軸を有し、本体に載置される電極と、長手方向に配置された軸であって、電極軸と実質的に同一線上に配置されているノズル軸を有するノズルと、電極、ノズル、および工作物に連結される電力供給部であって、パイロットアークモードおよび移行アークモードでトーチを操作する電流を提供する電力供給部と、電力供給部とノズルとの間に連結されるパイロットアーク回路であって、パイロットアークモードでのトーチの操作を制御するパイロットアーク回路とを含む。電極またはノズルのいずれか一方は、平行移動可能となり得る。
パイロットアーク回路は、パイロットコンデンサと、パイロット抵抗器とを含むことができる。パイロットコンデンサおよびパイロット抵抗器は、直列に連結することができる。パイロットコンデンサは、10マイクロファラッドから100,000マイクロファラッドに及ぶ値を有することができる(例えば、30Aパイロットアークに対しては、約333ミリ秒で100Vを構築することができる)。いくつかの実施形態では、パイロット時間に一致するようにコンデンサをサイズ決定することができるため、パイロットコンデンサは、100,000マイクロファラッドより高くなり得る。パイロット抵抗器は、0.1オームから100オームに及ぶ値を有することができる。いくつかの実施形態では、パイロットアーク回路は、パイロットコンデンサおよびパイロット可変抵抗器、またはパイロットコンデンサおよびインダクタを含むことができる。パイロットアーク回路はさらに、パイロットコンデンサを放電するために、パイロットコンデンサに並列に連結される放電回路を含むことができる。放電回路は、放電抵抗器と、放電リレーとを含むことができる。
接触起動プラズマアークトーチの操作方法は、電極と、トーチ本体の中に配置されるノズルとを有する、接触起動プラズマアークトーチを提供することと、パイロットアークモードおよび移行アークモードでの操作のためにトーチに電力を供給することと、受動パイロットアーク回路を通してトーチのパイロットアークモードへの電力を断絶することとを含む。パイロットアーク回路は、パイロットアークコンデンサが充電または実質的に充電されると、断絶する。電力は、所定の時間に断絶することができ、所定の時間は、パイロットアーク回路のRC時定数によって決定することができる。パイロットアーク電流の大きさも、パイロットアーク回路のRC時定数によって決定することができる。RC成分値は、固定または可変となり得る。
方法はさらに、トーチへの電力を取外すことと、放電回路を通してパイロットアークコンデンサを放電することとを含むことができる。放電回路は、放電抵抗器と、放電リレーとを含むことができる。
パイロットアークモードおよび移行アークモードでの操作のために、接触起動プラズマアークトーチに電力を供給する手段と、受動パイロットアーク回路を通してトーチのパイロットアークモードへの電力を断絶する手段とを含む、接触起動プラズマアークトーチも提供される。
パイロットアークモードおよび移行アークモードでの操作のために、トーチに電力を供給する電力供給部と、パイロットアークモードへの電力を断絶する受動パイロットアーク回路とを含む、接触起動プラズマアークシステム用の電源も提供される。
接触起動プラズマアークトーチの利点は、受動パイロットアーク起動回路、所定の時間にパイロットアーク回路を自動的に断絶すること、パイロットアーク電流の大きさを容易に設定すること、パイロットアーク回路の電流感知および論理制御の必要性を排除すること、パイロットアーク回路から工作物へと電流を途切れなく移行させること、およびプラズマトーチの減少した生産費用をもたらす、構成要素の最小限化を含む。
一局面では、本発明は、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムを特色とする。携帯可能プラズマアークトーチシステムは、筐体と、プラズマアークトーチアセンブリとを含むことができる。プラズマアークトーチアセンブリは、プラズマアークトーチ制御ユニットと、プラズマアークトーチとを含むことができ、プラズマアークトーチ制御ユニットは、筐体の中に配置され、トーチに接続される。携帯可能プラズマアークトーチシステムは、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリであって、筐体に対して配置され、電力調節回路を必要とせずに(例えば、電圧調節回路または電流調節回路を必要とせずに)トーチ操作を可能にするように、トーチ電極に十分な電圧を提供する、バッテリを含むことができる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチ制御ユニットは、オン・オフ電気スイッチと、プラズマアークトーチにガスを提供するガス制御機器とを含む。携帯可能プラズマアークトーチシステムは、プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供する携帯可能ガス源であって、筐体によって支持されるガス源を含むことができる。いくつかの実施形態では、携帯可能ガス源は、高圧ガス容器である。
バッテリによってプラズマアークトーチアセンブリに供給される電圧は、少なくとも約45ボルトのDC電力となり得る。いくつかの実施形態では、バッテリは、電圧漸増回路または高周波スイッチングを含む電力調節回路を必要とせずに(例えば、電圧調節回路または電流調節回路を必要とせずに)、工作物に対するトーチ電極に十分な電圧を提供する。
いくつかの実施形態では、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムは十分に携帯可能であり、プラズマアークトーチの操作中にユーザによって完全に担持または装着される。バッテリおよびガス源は、取付モジュールの一部となり得て、取付モジュールは、システムから分離可能である。いくつかの実施形態では、取付モジュールは、バッテリ用の電力接続またはガス源用のガス接続により、プラズマアークトーチアセンブリに接続される。取付モジュールは、バッテリで電力を移動する電気接続またはガスを移動するホース接続のうちの少なくとも1つにより、プラズマアークトーチアセンブリに接続することができる。
本発明は、別の局面では、携帯可能筐体と、携帯可能筐体に対して配置される切断ガス源と、トーチ操作のために十分なDC電力を提供するバッテリであって、携帯可能筐体に対して配置されるバッテリとを含むことができる、携帯可能プラズマアークトーチシステム用の充電/充填可能な電力およびガスユニットを特色とする。充電/充填可能な電力およびガスユニットはまた、携帯可能筐体に対して配置される第1のコネクタアセンブリであって、切断ガス源を充填するようにガスを受容する入力を備える、第1のコネクタアセンブリと、携帯可能筐体に対して配置される第2のコネクタアセンブリであって、バッテリを充電するように充電を受容する入力を備える、第2のコネクタアセンブリとを含むこともできる。
いくつかの実施形態では、バッテリは、電力調節回路を必要とせずに(例えば、電圧調節回路または電流調節回路を必要とせずに)、トーチ操作のために十分なDC電力を提供する。第1のコネクタアセンブリは、プラズマアークトーチシステム上のガス接続と嵌合するように適合される出力を含むことができる。いくつかの実施形態では、第1のコネクタアセンブリはさらに、充電/充填可能な電力およびガスユニットをプラズマアークトーチシステムと接続するようにホースを含む。第2のコネクタアセンブリは、プラズマアークトーチシステム上の電力接続と嵌合するように適合される出力を含むことができる。いくつかの実施形態では、第2のコネクタアセンブリは、充電/充填可能な電力およびガスユニットをプラズマアークトーチシステムと接続するようにワイヤを含む。
本発明は、別の局面では、携帯可能プラズマアークトーチシステムの充電/充填可能な電力およびガスユニットを補充する充電/充填ユニットを特色とする。充電/充填ユニットは、プラズマガス切断源への接続と、充電電力を提供する電源への接続とを含むことができる。充電/充填ユニットは、充電/充填可能な電力およびガスユニットのガス源にガス充填を提供する第1のコネクタアセンブリと、充電/充填可能な電力およびガスユニットのバッテリを充電するように電力を提供する第2のコネクタアセンブリとを含むことができる。
いくつかの実施形態では、第2のコネクタアセンブリは、充電/充填可能な電力およびガスユニットにDC電力を提供する。第1および第2のコネクタアセンブリは、充電/充填可能な電力およびガスユニットが充電/充填ユニットに載置されると、充電/充填可能な電力およびガスユニット上の対応するコネクタと嵌合することができる。
本発明は、別の局面では、プラズマアークトーチシステムを特色とする。プラズマアークトーチシステムは、非携帯可能電源から遠隔電力を受容する電力リード線と、非携帯可能ガス源からトーチガスを受容するガスリード線とを含むことができる。プラズマアークトーチシステムはまた、取付モジュールのプラズマガス切断源からプラズマガスを受容する第1のコネクタアセンブリと、第1のコネクタからのガスおよび第2のコネクタからの電力のみを使用して、電力リード線およびガスリード線が接続されていない時に、トーチを操作することができるように、取付モジュールのDCバッテリからDC電力を受容する第2のコネクタアセンブリとを含むこともできる。
いくつかの実施形態では、取付モジュールのバッテリは、電力調節回路を必要とせずに(例えば、電圧調節回路または電流調節回路を必要とせずに)、トーチ操作のために十分な電圧を提供する。電力調節回路を必要とせずに、トーチ操作のために十分な電圧を提供することは、電圧を漸増することなく、または電圧の高周波スイッチングを行うことなく、電圧を提供することを含むことができる。いくつかの実施形態では、取付モジュールのバッテリは、プラズマアークトーチに少なくとも80ボルトのDC電力を提供する。
本発明は、別の局面では、携帯可能プラズマアークトーチのガス消費を最小限化する方法を特色とする。方法は、ガスの携帯可能有限供給部から携帯可能プラズマアークトーチへのガス流を開始することと、プラズマアークを始動することと、プラズマアークを終了することと、プラズマアークの開始前または終了後約10秒未満までに、流動前または流動後状態中のプラズマアークトーチの電極の周囲のガス流を排除するか、または実質的に低減することによって、ガス消費を最小限化するために電極寿命を犠牲にし、それにより、ガス消費を最小限化することとを含むことができる。
本発明は、一局面では、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムを特色とする。システムは、筐体と、プラズマアークトーチ制御ユニットおよびプラズマアークトーチを備える、プラズマアークトーチアセンブリであって、プラズマアークトーチ制御ユニットは、筐体の中に配置され、トーチに接続される、プラズマアークトーチアセンブリと、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリであって、筐体に対して配置され、トーチ電極に少なくとも80ボルトのDC電力を提供する、バッテリとを含むことができる。
本発明は、さらに別の局面では、材料を加工する携帯可能プラズマアークトーチ装置を特色とする。装置は、プラズマ送達デバイスと、プラズマ送達デバイスに対して配置される、交換可能または再充電可能バッテリであって、プラズマ送達デバイスに少なくとも約80ボルトを提供するバッテリとを含むことができる。装置はまた、プラズマ送達デバイスに対して配置され、プラズマアークの生成のためにプラズマ送達デバイスにガスを提供する、交換可能または再充填可能ガス源も含むことができる。
本発明は、さらに別の局面では、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムを特色とする。システムは、筐体と、プラズマアークトーチアセンブリと、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリと、プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供するガス源とを含むことができる。システムはまた、バッテリの電力レベル、バッテリに残された有効容量、ガス源に残存するガス、システムに残存する切断能力の量、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを表す、インジケータも含むことができる。
いくつかの実施形態では、システムは、ガス源のガスレベルが閾値レベルに到達した時、またはバッテリ源のエネルギーレベルが閾値レベルに到達した時に、指標を表示するインジケータを含むことができる。
本発明は、別の局面では、軽量携帯可能プラズマアークトーチシステムを特色とする。システムは、プラズマアークトーチ制御ユニットと、プラズマアークトーチとを備える、プラズマアークトーチアセンブリを含むことができる。システムはまた、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリと、プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供するガス源とを含むこともでき、軽量携帯可能プラズマアークトーチシステムの電力対重量比は、1ポンドあたり少なくとも約80ワットである。
本発明は、さらに別の局面では、材料の高温熱加工用のプラズマアークを生成する携帯可能プラズマアークトーチ装置を特色とする。装置は、プラズマトーチを含むプラズマ送達デバイスを含むことができ、トーチは電極およびノズルを有し、その間でプラズマチャンバを画定する。装置はまた、プラズマ送達デバイスに連結される、交換可能または再充電可能バッテリであって、プラズマ送達デバイスに切断電力を提供するバッテリも含むことができる。装置はまた、ガスの有限供給を有し、プラズマ送達デバイスにガスを提供するようにプラズマ送達デバイスに連結される、交換可能または再充填可能ガス源も含むことができ、ガス源の放出中に、実質的に全てのガスは、プラズマチャンバを通して放出される。
いくつかの実施形態では、ガス流は、プラズマアークが始動されるのと実質的に同時に始動される。ガス流は、プラズマアークの始動前約10秒以内の時間に始動される。いくつかの実施形態では、ガス流は、プラズマアークが終了されるのと実質的に同時に、実質的に低減または終了される。ガス流は、プラズマアークの終了後約10秒以内の時間に、実質的に低減または終了される。
本発明は、さらに別の局面は、切断ガス源と、プラズマアークトーチと、プラズマアークトーチに電力供給し、隔離エンクロージャの中に配置される、電子的電力供給部とを含むことができる、ファンレス(例えば、受動または非換気回路)ガス冷却プラズマアークトーチシステムを特色とする。プラズマアークトーチシステムはまた、切断ガスの少なくとの一部分を、電子的電力供給部を冷却するヒートシンクに方向付ける、切断ガス源と電子的電力供給部との間に配置される導管と、切断ガスをプラズマアークトーチに方向付ける、ヒートシンクとプラズマアークトーチとの間に配置される第2の導管とを含むこともできる。
本発明は、一局面では、切断ガス源を提供することと、切断ガスを電子的電力供給部に方向付け、切断ガスで電子的電力供給部を冷却することと、プラズマアークを生成するために、電力電子機器からトーチに切断ガスを方向付けることとを含むことができる、プラズマアークトーチを冷却する方法を特色とする。
先述の内容および本発明は、添付図と一緒に読むと、種々の実施形態の以下の説明から、さらに十分に理解されるであろう。図面は、必ずしも一定の縮尺ではなく、その代わり、本発明の原則を図示することが強調されている。
図1は、自律プラズマアークトーチシステムの代表的な機能構成要素を示す、ブロック図である。 図2は、単一制御手段および単一伝送媒体を使用する、自律プラズマアークトーチシステムの代表的構成要素の実装を示す、ブロック図である。 図3は、単一コントローラおよび一対の伝送媒体を使用する、図2の実装の変形例を示すブロック図である。 図4は、3つのコントローラおよび2つの伝送媒体を使用する、図2の実装の変形例を示すブロック図である。 図5aは、1つの区分におけるプラズマ送達デバイスを伴い、別の区分に収納された電力手段、コントローラ、および伝送媒体に接続される、機能的実装の物理的区分化の例である。 図5bは、1つの区分に収納されたプラズマ送達、コントローラ、および伝送媒体を伴い、別の区分における電力手段およびガス手段に接続される、図5aの変形例である。 図5cは、単一区分に収納されたシステムの全構成要素を伴う、5aの変形例である。 図5dは、1つの区分におけるプラズマ送達デバイスを伴い、第2の区分における制御機器および伝送媒体に接続され、第3の区分における電力手段およびガス手段に接続される、図5aの変形例である。 図6は、例示的な自律プラズマアークトーチシステムの詳細ブロック図である。 図7aは、プラズマアークトーチシステムの例示的な装着型携帯可能アセンブリを着けたユーザの説明図である。 図7bは、プラズマアークトーチシステムの例示的な装着型携帯可能アセンブリおよびプラズマ送達デバイスを着けたユーザの代替図である。 図8aは、例示的実施形態による、装着型携帯可能アセンブリ用のドッキングステーションの構成要素のブロック図である。 図8bは、例示的実施形態による、携帯可能プラズマアークトーチシステム用のドッキングステーションの構成要素のブロック図である。 図8cは、例示的実施形態による、携帯可能溶接装置用のドッキングステーションの構成要素のブロック図である。 図9は、プラズマアークトーチシステムの例示的な装着型携帯可能アセンブリおよびプラズマ送達デバイスの構成要素のブロック図である。 図10は、プラズマアークトーチシステムの例示的な装着型携帯可能アセンブリおよびプラズマ送達デバイスの物理的区分の例である。 図11は、例示的実施形態による、接触起動プラズマアークトーチのブロック図である。 図12は、図11の接触起動プラズマアークトーチの詳細概略図である。 図13は、例示的実施形態による、プラズマアークトーチシステムの概略図である。 図14Aは、例示的実施形態による、エネルギーレベルインジケータを含むプラズマアークトーチシステムの概略図である。 図14Bは、別の例示的実施形態による、エネルギーレベルインジケータを含むプラズマアークトーチシステムの概略図である。 図14Cは、さらに別の例示的実施形態による、エネルギーレベルインジケータを含むプラズマアークトーチシステムの概略図である。 図15Aは、例示的実施形態による、ガスレベルインジケータを含むプラズマアークトーチシステムの概略図である。 図15Bは、別の例示的実施形態による、ガスレベルインジケータを含むプラズマアークトーチシステムの概略図である。 図15Cは、さらに別の例示的実施形態による、ガスレベルインジケータを含むプラズマアークトーチシステムの概略図である。 図16Aは、例示的実施形態による、取付モジュールおよびプラズマアークトーチアセンブリの概略図である。 図16Bは、別の例示的実施形態による、取付モジュールおよびプラズマアークトーチアセンブリの概略図である。 図17Aは、充電/充填ユニット、ならびに図16Aの取付モジュールおよびプラズマアークトーチアセンブリの概略図である。 図17Bは、充電/充填ユニット、ならびに図16Bの取付モジュールおよびプラズマアークトーチアセンブリの概略図である。 図18は、従来技術による、電力電子機器のファン冷却とともにプラズマシステムを通るガスおよび電気流を示す、概略図である。 図19は、本発明の例示的実施形態による、ファンレスガス冷却プラズマシステムを通るガスおよび電気流の概略図である。
(詳細な説明)
プラズマアークトーチは、金属の厚板の切断、ならびに、暖房、換気、および空気調節(HVAC)システムで一般的に使用される亜鉛めっき金属の比較的薄い板の切断等の、多種多様な用途を有する。プラズマアークトーチの基本構成要素は、トーチ本体と、本体内に載置される電極(陰極)と、中央出口を伴うノズル(陽極)と、イオン性ガス流を提供するガス源と、電気接続と、冷却液およびアーク制御液用の通路と、通常は、電極とノズルとの間のガス中でパイロットアークを産生し、次いで、電極から工作物へのイオン化ガスの導電性流れである、プラズマアークを産生する電源とを含む。ガスは、非酸化性、例えば、窒素、アルゴン/水素、またはアルゴン、あるいは酸化性、例えば、酸素または空気となり得る。
この一般的種類の種々のプラズマアークトーチは、全て本出願と同一の出願人による、米国特許第4,791,268号、第4,902,871号、第5,170,033号、第5,317,126号、および第5,994,663号で説明されている。プラズマアークトーチおよび関連製品は、Hyperthermを含む多数の製造業者によって、種々のモデルで販売されている。Hyperthermによって販売されている、Powermax 1000ブランドのトーチは、作業ガスとして空気および窒素(N)を使用する、中電力トーチの典型であり、プレート製造およびHVACの両方の用途に有用である。Hyperthermによって販売されている、Powermax 1650ブランドのトーチは、作業ガスとして空気および/または窒素をしばしば使用する、高電力トーチの典型である。いくつかの実施形態では、高電力トーチは、水冷し、厚い金属板、例えば、厚さ1インチの軟鋼板を穿孔および切断するために使用することができる。
ここで図1を参照すると、プラズマアークトーチシステム10の代表的な機能構成要素を示す、ブロック図が示されている。このプラズマアークトーチシステムは、大きくてかさばるガスボンベがなく(いくつかの実施形態では、連続固定ガス源がない)、かつ電源コードによる電力網への接続がない、金属材料を加工することが可能な携帯可能システムであるという点で、「自律」している。種々の実施形態では、システムは、可動型および可搬型である。いくつかの実施形態では、システムは、手で持って運ぶか、またはそうでなければ使用するために局部および遠隔場所に輸送することができる、「ブリーフケースサイズの」(および/または手持ち式)筐体の中に配置することができる。他の実施形態では、システムは、より小型であり、充電されて電源から取外され、遠隔使用のためにブリーフケースサイズの筐体の中に配置されたプラズマ送達デバイスを含んでもよい(例えば、サイズがコードレスドリルと同程度のシステム)。本発明の実施形態は、建設現場で、農業地域で、緊急安全人員(例えば、消防士、警察等)によって、電力網への接続性が可能ではないか、または望ましくない遠隔場所における労働者によって、または独自の専門分野の消費者によって、使用され得ることが、期待される。
1つの例示的な実施形態では、システム10は、電源12、ガス源14、伝送媒体16、コントローラ18、およびプラズマ送達デバイス20といった、5つの主要構成要素を含む。電源12は、再充電可能および/または交換可能(例えば、1つ以上のバッテリ)となり得る。ガス源14は、1つ以上の交換可能および/または再充填可能ガス容器または携帯可能圧縮器となり得る。送電能力および/または流体伝送能力を含むことができる、伝送媒体16は、プラズマ送達デバイス20に接続される。送電能力は、Hypertherm Inc.製のもののうちのいずれか等の導線セット、バス、または無線接続を含むことができる。流体伝送能力は、流体導管を含むことができる。コントローラ18は、電気制御機器および/または流体制御機器(例えば、トリガ、リレー、ソレノイド弁、圧力調節器等)を含むことができる。プラズマ送達デバイス18は、Hypertherm Inc.製のもの等のプラズマアークトーチを含むことができる。トーチは、デバイス18上に配置されたトリガ(図示せず)を操作することによって起動することができる。加えて、システム10は、電流制限スイッチ、トグルスイッチ、キーパッド、タッチパッド、ダイヤル、ノブ、またはユーザがトーチのパラメータを操作あるいは制御することを可能にする他の手段等の、種々のユーザ制御機器(図示せず)を含むことができる。いくつかの実施形態では、本明細書で説明される自律プラズマアークトーチシステム100で使用される特徴を、携帯可能溶接装置(図示せず)に適用することができる。
図2は、単一伝送媒体24および単一コントローラ26を使用する、自律プラズマアークトーチシステム22の代表的構成要素の1つの例示的実装を示す、ブロック図である。コントローラ26は、共通電気接続32(例えば、バス)を介して、電源28およびガス源30と連通する。加えて、コントローラは、プラズマ送達デバイス34と連通するために別の電気接続32bを使用する。電源36は、電流を提供し、ガス源38は、伝送媒体24を介してプラズマ送達デバイス34にガスを提供する。1つの実装では、伝送媒体24は、電源36からプラズマ送達デバイス34に電流を提供する導線セットと、ガス源38からプラズマ送達デバイス34にガスを提供する流体導管とを備える。プラズマ送達デバイス34は、プラズマアークトーチとなり得る。システム22はまた、トーチのパラメータを制御するように、前述のようなユーザ制御機器を含むこともできる。自律プラズマアークトーチシステム22の代表的構成要素を、携帯可能溶接装置に適用することができる。
図3は、携帯可能プラズマアークトーチシステム40の別の実装を示すブロック図である。システム40は、単一コントローラ42および一対の伝送媒体44、46を使用する。コントローラ42は、第1の電気接続48を介して電源50と連通し、別の電気接続52を介してガス源54と連通する。コントローラ42はまた、プラズマ送達デバイス56とも連通する。電源50は、伝送媒体44を介してプラズマ送達デバイス56に電流を提供し、ガス源54は、伝送媒体46を介してプラズマ送達デバイス56にガスを提供する。プラズマ送達デバイス56は、プラズマアークトーチとなり得る。システム40はまた、トーチのパラメータを制御するように、ユーザ制御機器(図示せず)も含むことができる。いくつかの実施形態では、実装は携帯可能溶接装置で使用される。
図4は、3つのコントローラ62、64、66および2つの伝送媒体68、70を使用する、携帯可能プラズマアークトーチシステム60の実装の変形例を示すブロック図である。コントローラ62は、電気接続72を介して電源74と連通し、別個の電気接続76を介してガス源78と連通する。コントローラ62は、別の電気接続82を介してプラズマ送達デバイス80と連通する。コントローラ64は、2つの電気接続84、86を介して伝送媒体68と連通する。同様に、コントローラ66は、2つの電気接続88、90を介して伝送媒体70と連通する。電力手段74は、伝送媒体68を経由してプラズマ送達デバイス80に電流を提供し、ガス源78は、伝送媒体70を経由してプラズマ送達デバイス80にガスを提供する。プラズマアークトーチとなり得る、プラズマ送達デバイス80は、切断動作のために工作物に対して位置付けられる。システム60はまた、前述のようなユーザ制御機器も含むことができる。いくつかの実施形態では、実装は携帯可能溶接装置で使用される。
図5a、5b、5c、および5dは、自律プラズマ切断システムの種々の物理的区分化の例示的な実施形態である。いくつかの実施形態では、種々の物理的区分化構成は、携帯可能溶接装置で使用される。
図5aは、エンクロージャセクション101およびトーチセクション102に区分化されたプラズマトーチシステム100を示す。一実施形態では、2つのセクションは、単一のブリーフケース型筐体(図示せず)に格納される。筐体は、ユーザがシステム100を遠隔場所に運ぶことを可能にするように、手持ち式となり得る。エンクロージャセクション101は、電源120と、ガス源124と、伝送媒体126と、コントローラ128とを含む。プラズマ送達デバイス122は、トーチセクション102に位置する。
図5bは、トーチ取付セクション201およびトーチセクション202に区分化されたプラズマトーチシステム200を示す。一実施形態では、2つのセクションは、単一のブリーフケース型筐体に格納される。取付セクション201(例えば、取付モジュール、キャニスタ、または充電・充電可能/再充電・再充填可能ユニット)は、電源212およびガス源214の両方を含むことを除いて、取外し可能バッテリパックに類似するものとして考えることができる。トーチセクション202は、伝送媒体216と、コントローラ220と、プラズマ送達デバイス218とを含む。
図5cは、単一エンクロージャ301(または筐体)の中に主要構成要素を有する、プラズマトーチシステム300を示す。エンクロージャセクション301は、電源312と、ガス源314と、伝送媒体316と、コントローラ320と、プラズマ送達デバイス318とを含む。
図5dは、エンクロージャ取付セクション401(例えば、取付モジュール、または充電・充填可能/再充電・再充填可能ユニット)、エンクロージャセクション402、およびトーチセクション403に区分化することができる、プラズマトーチシステム400を示す。エンクロージャセクション402は、伝送媒体416と、コントローラ418とを含む。プラズマ送達デバイス418は、トーチセクション403に位置する。一実施形態では、3つのセクションは、ユーザによって手で持って運ばれることが可能な単一のブリーフケース型筐体に格納される。
図6は、工作物501を切断することが可能な自律プラズマアークトーチシステム500の詳細ブロック図である。電力系統は、一対の再充電可能および/または交換可能電源502および504を含む。1つの詳細実施形態では、電源502は、例えば、IMC Power製の、12V、1.3アンペアアワー、最大放電電流19.5アンペアの鉛酸バッテリである。1つの詳細実施形態では、電源502は、ポリマーリチウムイオンバッテリである。いくつかの実施形態では、トーチに印加される電圧を増加させるために、ブーストコンバータおよび/またはバックコンバータを電源508とともに使用することができる。実施形態はまた、電圧漸増技法、単巻変圧器、およびトーチに印加される電圧を増加させ、バッテリの電圧出力よりも大きくさせる種々の他の回路等の、他の既知の技法も使用することができる。ガス源506は、交換可能および/または再充填可能ガスボトルとなり得る。一実施形態では、ガス源506は、例えば、Pure Energy製の、3,000PSI容量の炭素繊維包装ボトルである。導線セット(図示せず)は、電源502、504とトーチ508との間の連通経路を提供し、流体導管(図示せず)は、ガス源506とトーチ508との間の流体流路を提供する。
システムは、プラズマアークトーチ508、例えば、Hypertherm,Inc.製のPAC 105ハンドトーチを含む。トーチ508は、トリガ509を操作することによって、オンおよびオフにすることができる。動作中、トーチ508は、ソリッドステートリレー510を介して電源502から電流および電圧を受容する。1つの詳細実施形態では、リレー510は、例えば、Teledyne Relay製の、100A、200VDCの出力のDCソリッドステートリレーである。トーチ508内でパイロットアークを生成するために、電源502によって電力供給されるパイロットアーク回路512が提供される。回路512は、特注設計、またはプラズマトーチ技術の分野で公知である種々のパイロットアーク回路のうちのいずれか1つとなり得る。
ガス源506は、圧力調節器514およびソレノイド弁516を介して、トーチ508にガスの供給を提供する。1つの詳細実施形態では、3,000PSIの入力、2−80PSIの出力、および最大100PSIを有する減圧調節器(例えば、Premier Industries製)が採用され、コイル入力24VDC、公称動作範囲6ワット、および弁の流量係数(Cv)0.155の二方ソレノイド弁(例えば、GEMS Sensors and Controls製)が使用される。
システム500を操作するためには、トーチ508に供給されるガスの圧力を(例えば、60psigに)事前設定するように、調節器514が調整される。トーチ508が工作物501に対して遠隔に位置し、ユーザは、リレー510を閉じるように、およびパイロットアーク回路512を稼働させるように、トリガ509を引く。ソレノイド弁516は、電源504によって活性化される。ガス流が確立され、パイロットアーク回路を使用して、パイロットアークが始動される。この時点で、トーチを工作物501に近づけることができる。
より具体的には、リレー510が閉じられると、電源504がパイロットアーク回路512に電流および電圧を供給し、トーチ508の中の電極とノズルとの間でパイロットアークを形成させる。弁516を介したガス流の始動は、電極およびノズルの分離を引き起こし、アークを始動し、プラズマを着火する。プラズマガスがトーチから出ると、トーチ508は、工作物501にごく接近して位置付けられる。パイロットアークおよびガス流は、工作物501と電極との間の電気経路の形成を促進する。最終的に、電極と工作物との間で第2のアークが形成する。パイロットアーク電流がゼロになり、パイロットアーク自体が消えるにつれて、第2のアークが残存するように、パイロットアーク回路512は、減少するパイロットアーク電流を提供するように構成することができる。一実施例では、トーチ508は、30アンペアおよび100ボルトで約30秒間、移行アークを生成することが可能である。
図6で説明されるような要素は、携帯可能溶接装置を形成するために利用することもできる。溶接装置は、電源と、ガス源と、1つ以上のコントローラ(図1−6で説明されるコントーラと同様)と、伝送媒体(図1−6で説明される伝送媒体と同様)とを含むことができる。
図7aは、装着型携帯可能アセンブリ604を着けたユーザ601を示す。プラズマアークトーチシステム600は、装着型携帯可能アセンブリ604と、プラズマ送達デバイス(図示せず)とを含むことができる。1つ以上の再充電可能または交換可能電源608、および1つ以上の再充填可能または交換可能ガス源612を、装着型携帯可能アセンブリ604に含むことができる。電源608およびガス源612は、取外し可能となり得る。電源608およびガス源612は、図1−6で上記に説明されるようなものと同様となり得る。いくつかの実施形態では、プラズマユニット616をアセンブリ604に含むことができる。プラズマユニット616は、1つ以上のコントローラ634(上記の図1−6で説明されるコントーラと同様)と、1つまたは複数の伝送媒体(上記の図1−6で説明される伝送媒体と同様)とを含むことができる。電源608は、プラグコンセントを含むことができ、ガス源612は、「迅速接続」コネクタを含むことができ、ユーザ601がプラズマユニット616(Hyperthermによって製造され、Hypermax Corporationによって流通されている、Powermax 30(登録商標)等)をアセンブリ604にプラグで接続することを可能にする。
装着型携帯可能アセンブリ604は、バックパック、フロントパック、および/またはショルダーストラップ搭載パックとなり得る。いくつかの実施形態では、装着型携帯可能アセンブリ604は、耐熱性、非導電性、および/または耐衝撃性である、アセンブリ604とユーザ601との間の保護層を有する。アセンブリ604は、プラズマユニット616および電源608の自然冷却を可能にするように、通気性材料となり得る。アセンブリ604はまた、プラズマユニット616および電源608の両方を冷却する中央冷却チャンバ(図示せず)を含むこともできる。アセンブリ604は、剛体、耐火性となり得て、防弾外殻またはフレームを含むことができる。いくつかの実施形態では、アセンブリ604は、消耗容器を含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリ604は、フィラメント巻装複合タンクを含む。電源608、ガス源612、またはプラズマユニット616は、アセンブリ604の重量を低減するように、1つ以上の複合タンクによって封入することができ、携帯性を増加させる。アセンブリ604の携帯性を増加させるために、電源608において電流調節器を使用することができる。
いくつかの実施形態では、アセンブリ604は、電力およびガスを貯蔵する、電源608およびガス源612を含む。アセンブリは、アセンブリの携帯性を増加させるために、充電/充填機構を含まなくてもよい。いくつかの実施形態では、アセンブリ604の電源608およびガス源612は、アセンブリ604のプラグを壁に差し込むことによって再充電/再充填することができる。いくつかの実施形態では、アセンブリ604は、アセンブリ604がステーション上に格納されている間に電源608および/またはガス源612を再充電/再充填する、ドッキングステーション(以下の図8でさらに説明)上に配置するか、または接続することができる。いくつかの実施形態では、電源608およびガス源612は、装着型プラズマアークトーチアセンブリとともに使用することができる取付モジュール(例えば、取付セクション201)等の、分離可能な充電/充填可能なおよび再充電/再充填可能ユニットを形成するように、封入/結合することができる。いくつかの実施形態では、ドッキングステーション上にアセンブリ604を配置する代わりに、充電/充填するために、取付モジュール/ユニット(電源608およびガス源612を備える)をドッキングステーション上に配置するか、または接続することができる。
いくつかの実施形態では、アセンブリ604は、ガス源612として使用することができる、ガス圧縮器を含む。電源608は、ガス圧縮器を使用してガス源612を再充填することができる。いくつかの実施形態では、電源608からの電流およびガス源612からのガスを温存するように、流動前および流動後ステップが排除される。流動前および流動後ステップの排除は、電力およびガスを節約するように、図1−6で説明されるような実施形態に適用することができる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステム600は、アセンブリ604を取外さずにユーザ601によって見ることができる、ガス充填および電力充電インジケータを含む。インジケータは、電源608に残存する電力およびガス源612に残存するガスを明示することができる。一実施形態では、インジケータは、プラズマ送達デバイス上に位置する計測器であってもよい。別の実施形態では、インジケータは、可聴信号を発して、ユーザに低電力および/または低ガスを警告してもよい。いくつかの実施形態では、インジケータは、電源に残存する電力が最小閾値レベルに到達した時、ガス源に残存するガスが閾値レベルに到達した時にユーザに示す情報、またはシステム600に残存する切断能力の量を含む。あるいは、装置が動作するために電力およびガスの両方を必要とする際に、プラズマアークトーチ装置にどれだけ動作時間(例えば、切断能力)が残っているかをユーザに示すために、インジケータを使用することができる。
図7bは、図7aのユーザの代替図を示す。携帯可能プラズマアークトーチシステム600は、装着型アセンブリ604に取り付けられたプラズマ送達デバイス620を含む。いくつかの実施形態では、プラズマ送達デバイス620は、装着型携帯可能アセンブリ604から延在するプラズマトーチを含む。ユーザ601は、トーチを操作しながらアセンブリ604を装着することができ、ユーザ601がプラズマシステム600を輸送することを可能にする。アセンブリはまた、プラズマ送達デバイス620へのリード線624を含むこともできる。いくつかの実施形態では、過剰なリード線を有することなく、ユーザ601の腕の長さに適応するように、プラズマ送達デバイス620までの短縮したリード線の長さを形成することができる。
アセンブリ604は、薄型外形を有するように形成することができ、または、ユーザ601によって装着されるヘルメットに適応するように形成することできる。いくつかの実施形態では、アセンブリ604は、ユーザの肩より上側に延在しないか、またはヘルメットの切り欠きを含む。
いくつかの実施形態では、プラズマトーチシステム600は、ユーザ601が、アセンブリ604を外さずに、電源608、プラズマユニット616、および/またはガス源612を調整することができるように、リモートコントローラを含む。いくつかの実施形態では、制御機器は、プラズマ送達デバイス620上に載置される。
電源608、ガス源612、コントローラ634、伝送媒体、アセンブリ604を形成するために使用される材料、ガスおよび電力インジケータ、およびアセンブリ604の構造設計等の、図7a−bで説明されるような装着型携帯可能アセンブリ604の特徴は、携帯可能溶接装置に使用することができる。
図8aは、例示的実施形態による、装着型携帯可能アセンブリ604用のドッキングステーション625の構成要素のブロック図である。ドッキングステーション625は、アセンブリ604を受容するように構成されるドッキングポート626と、アセンブリ604がドッキングポート626にドッキングされると電源608に電気的に連結し、電力を提供して電源608を再充電する、第1のコネクタ627とを含む。ドッキングステーション625はまた、アセンブリ604がドッキングポート626にドッキングされるとガス源612に流体的に連結し、ガスを提供してガス源612を再充填する、第2のコネクタ628も含む。いくつかの実施形態では、アセンブリ604のガス源612が圧縮器を含む場合、圧縮器に電力供給してガス源612を再充填するために、第1のコネクタ627を使用することができる。
いくつかの実施形態では、装着型アセンブリ604は、ガス源612および電源608を含む取付モジュール(例えば、取付セクション201)等の、分離可能な充電/充填可能なまたは再充電/再充填可能ユニットを含む。いくつかの実施形態では、アセンブリ604をドッキングする代わりに、電源608および/またはガス源612を充電/充填するように、取付モジュールがドッキングステーション625(例えば、充電/充填ユニット)にドッキングされる。取付モジュールは、ドッキングステーション625に遠隔接続/取付することができ、その場合、電源608をワイヤでドッキングステーション625に接続することができ、および/またはガス源612をホースでドッキングステーション625に接続することができる。取付モジュールはまた、ドッキングステーション625に直接接続することもでき、その場合、電源608は電力接続627を介して接続され、ガス源612はガス接続628を介して接続される。いくつかの実施形態では、ガス源612および電源608が再充填/再充電された後に、取付モジュールは、ドッキングステーションから取外され、装着型アセンブリ604の操作のために装着型アセンブリ604に組み込まれる。
図8bは、携帯可能プラズマアークトーチシステム604’(上記の図1−6で説明される例示的実施形態と同様)用のドッキングステーション625’の構成要素のブロック図である。ドッキングステーション625’は、携帯可能プラズマアークトーチシステム604’を受容するように構成されるポート626’を含む。携帯可能プラズマアークトーチシステム604’は、図1−6で上記に説明される電源およびガス源と同様である、電源608’およびガス源612’を有する。ドッキングステーション625’は、システムがドッキングポート626’にドッキングされると電源608’に電気的に連結し、電力を提供して電源608’を再充電する、第1のコネクタ627’を含む。ドッキングステーション625’はまた、システムがドッキングポート626’にドッキングされるとガス源612’に流体的に連結し、ガスを提供してガス源612’を再充填する、第2のコネクタ628’も含む。いくつかの実施形態では、システムのガス源612’が圧縮器を含む場合、圧縮器に電力供給してガス源612’を再充填するために、第1のコネクタ627’を使用することができる。
いくつかの実施形態では、携帯可能プラズマアークトーチシステム604’は、ガス源612’および電源608’を含む取付モジュール(例えば、取付セクション201)等の、分離可能な充電/充填可能なまたは再充電/再充填可能ユニットを含む。いくつかの実施形態では、携帯可能プラズマアークトーチシステム604’をドッキングする代わりに、電源608’および/またはガス源612’を充電/充填するように、取付モジュールがドッキングステーション625’(例えば、充電/充填ユニット)にドッキングされる。取付モジュールは、ドッキングステーション625’に遠隔接続/取付することができ、その場合、電源608’をワイヤでドッキングステーション625’に接続することができ、および/またはガス源612’をホースでドッキングステーション625’に接続することができる。取付モジュールはまた、ドッキングステーション625’に直接接続することもでき、その場合、電源608’は電力接続627’を介して接続され、ガス源612’はガス接続628’を介して接続される。いくつかの実施形態では、ガス源612’および電源608’が再充填/再充電された後に、取付モジュールは、ドッキングステーションから取外され、携帯可能プラズマアークトーチシステム604’の操作のために携帯可能プラズマアークトーチシステム604’に組み込まれる。
図8cは、携帯可能溶接装置604”用のドッキングステーション625”の構成要素のブロック図である。ドッキングステーション625”は、溶接装置604”を受容するように構成されるポート626”を含む。溶接装置604”はまた、電源608”および/またはガス源612”を含むこともできる。ドッキングステーション625”は、システムがドッキングポート626”にドッキングされると電源608”に電気的に連結し、電力を提供して電源608”を再充電する、第1のコネクタ627”を含む。ドッキングステーション625”はまた、システムがドッキングポート626”にドッキングされるとガス源612”に流体的に連結し、ガスを提供してガス源612”を再充填する、第2のコネクタ628”も含む。いくつかの実施形態では、装置604”のガス源612”が圧縮器を含む場合、圧縮器に電力供給してガス源612”を再充填するために、第1のコネクタ627”を使用することができる。
いくつかの実施形態では、溶接装置604”は、ガス源612”および電源608”を含む取付モジュール(例えば、取付セクション201)等の、分離可能な充電/充填可能なまたは再充電/再充填可能ユニットを含む。いくつかの実施形態では、溶接装置604”をドッキングする代わりに、電源608”および/またはガス源612”を充電/充填するように、取付モジュールがドッキングステーション625”(例えば、充電/充填ユニット)にドッキングされる。取付モジュールは、ドッキングステーション625”に遠隔接続/取付することができ、その場合、電源608”をワイヤでドッキングステーション625”に接続することができ、および/またはガス源612”をホースでドッキングステーション625”に接続することができる。取付モジュールはまた、ドッキングステーション625”に直接接続することもでき、その場合、電源608”は電力接続627”を介して接続され、ガス源612”はガス接続628”を介して接続される。いくつかの実施形態では、ガス源612”および電源608”が再充填/再充電された後に、取付モジュールは、ドッキングステーションから取外され、溶接装置604”の操作のために溶接装置604”に組み込まれる。
図9は、装着型携帯可能アセンブリ604を含むプラズマアークトーチシステム600の構成要素のブロック図である。電源608、ガス源612、およびプラズマユニット616に加えて、装着型アセンブリ604は、プラズマおよび電源608を冷却する冷却デバイス631を含むことができる。いくつかの実施形態では、冷却デバイス631は、冷却チャンバである。他の実施形態では、冷却デバイス631は、1つ以上の冷却チャネルを含む。
いくつかの実施形態では、プラズマユニット616は、1つ以上のコントローラ634(上記の図1−6で説明されるコントーラと同様)と、1つまたは複数の伝送媒体638(上記の図1−6で説明される伝送媒体と同様)とを含むことができる。いくつかの実施形態では、装着型携帯可能プラズマアークトーチシステム600は、図6で上記に説明されるような、パイロットアーク回路512、ソリッドステートリレー510、圧力調節器514、および/または電流および/またはガス流を制御するソレノイド弁516を伴う、制御システムを含む。
図10は、装着型携帯可能アセンブリ604の例示的な物理的区分のブロック図である。いくつかの実施形態では、装着型アセンブリ604は、筐体642に封入される。いくつかの実施形態では、筐体642は、可撓性材料であり、装着型アセンブリとなるように構成される。他の実施形態では、筐体642は、装着型アセンブリ内に配置される。
図10は、筐体642の中の装着型アセンブリの例を示すが、アセンブリ604またはアセンブリの複数部分を封入するために、他の物理的区分化配設を使用することができる。いくつかの実施形態では、電源608、ガス源612、プラズマユニット616、またはそれらの任意の組み合わせを封入するために、1つ以上の筐体要素を使用することができる。いくつかの実施形態では、筐体は、可撓性材料であり、装着型アセンブリとなるように構成される。他の実施形態では、筐体は、装着型アセンブリ内に配置される。
他の実施形態では、電源608、ガス源612、およびプラズマユニット616は、筐体に封入されないが、装着型アセンブリ604を形成するように構造的に接続される。図11は、電力およびガス源1101と、接触起動トーチ本体1110とを含む、接触起動プラズマシステム1100のブロック図である。概して、接触起動プラズマシステム1100は、追加回路の必要性を実質的に排除して、パイロットアークモードと移行アークモードとの間を移行する。通常の追加回路は、パイロットアーク回路の電流感知および論理制御を含むが、それに限定されない。接触起動プラズマシステム1100は、受動パイロットアーク回路1124を利用することによって、この必要性を排除する。接触起動プラズマシステム1100は、トーチ本体1110と、電力供給部1120と、ガス源1156とを含む。トーチ本体は、電極(陰極)1112と、ノズル(陽極)1114とを含む。電極1112およびノズル1114は、最初は互いに接触している。電力供給部1120は、電源1122と、パイロットアーク起動回路1124とを含む。
トーチ1110を起動するためには、電極1112および隣接するノズル1114を通して、低レベル電流が提供される。その後、高圧ガスシリンダ/源1156がプラズマチャンバ1116にガスを提供する。ガスは、電極1112およびノズル1114を分離するように十分な力を有する。電極1112およびノズル1114が分離するにつれて、パイロットアークが生成され、ガスがイオン化される。パイロットアークは、電極1112およびノズル1114を通って電源1124からパイロットアーク起動回路1124へ流れる、電流から提供される。分離距離が増加するにつれて、イオン化ガスは、電極と工作物1150との間の電気抵抗を低減し、電極1112と工作物1150との間の移行アーク1158の低抵抗電流路を生成する。移行アークは、電源1122から工作物1150へ流れる電流から提供される。この時点で、パイロットアークはもはや必要ではなくなり、パイロットアークを生成するために使用される電流を移行アーク1158に切り替えることができる。上述のように、従来技術のトーチは、この移行を達成するために、電流感知デバイスおよびスイッチまたは類似デバイスを使用し、それにより、全体的なシステムの費用およびサイズを増大させる。ところが、パイロットアーク起動回路1124は、受動RC回路の使用を通して電流の途切れのない移動を提供する。つまり、RC回路におけるコンデンサがますます充電されるにつれて、パイロット電流は、自然にゼロに向かう傾向を取り、パイロット回路は、非常に高い抵抗値またはスイッチによって開かれたかのように挙動する。システム1100の運転停止時に、プラズマチャンバ1116へのガス流が終了され、RC回路が同時に消散されて、次の起動順序のために準備をする。
図12は、接触起動プラズマシステム1100の詳細概略図である。プラズマシステム1100は、トーチ本体1110と、電力供給部1120と、ガス源1156とを含む。
トーチ本体1110は、電極1112と、ノズル1114と、点火回路1140とを含む。電極1112およびノズル1114は、最初は互いに接触している。電極1112およびノズル1114は、順方向吹出型または逆吹出型として構成することができ、電極1112およびノズル1114は、相互または当該分野で公知の任意の種類に対して移動または平行移動する。点火回路1140は、トリガ1142と、点火リレー1144と、電源1146とを含む。いくつかの実施形態では、電源1146は、直列に接続された一対の12ボルトバッテリを含むことができるが、当該分野で公知の任意の種類の電源を使用することができる。
電力供給部1120は、電源1122と、パイロットアーク起動回路1124と、パイロットアーク放電回路1130とを含む。電源1122は、外部電源による操作のための調節電子機器、またはエネルギー貯蔵デバイス(例えば、バッテリ)を含むことができる。いくつかの実施形態では、電源1122は、直列に接続された12〜16個の12ボルトバッテリを含むことができるが、当該分野で公知の任意の種類の電源を使用することができる。パイロットアーク起動回路1124は、受動RC回路を形成するように直列に連結された、パイロットアークコンデンサ1126およびパイロットアーク抵抗器1128を含む。パイロットアークコンデンサ1126の値は、10マイクロファラッドから100,000マイクロファラッドに及ぶことができる。パイロットアーク抵抗器1128の値は、0.1オームから100オームに及ぶことができる。いくつかの実施形態では、パイロットアークコンデンサ1126は、18,000マイクロファラッドの値を有し、パイロットアーク抵抗器1128は、5オームの値を有する。パイロットアーク放電回路1130は、パイロット放電リレー1132と、パイロット放電抵抗器1134とを含む。いくつかの実施形態では、パイロット放電リレー1132は、通常は閉じたリレーであるが、当該分野で公知の任意の種類のリレーとなり得る。パイロット放電抵抗器1134の値は、0.1オームから100オームに及ぶことができる。いくつかの実施形態では、パイロット放電抵抗器1134は、5オームの値を有する。
ガス源は、ガスソレノイド1152と、ガス調節器1154と、ガスシリンダ1155とを含む。ガスソレノイド1152は、ガスがプラズマチャンバ1116に流入することを可能にする。ガス調節器1154は、プラズマチャンバ1116に流入するガス圧力の量を制御する。ガスシリンダ1155は、使用される種類のガスを含有する。
トーチ1110を起動させるためには、トーチトリガ1142が閉じられ、それにより、パイロット放電リレー1132を開き、点火リレー1144を閉じる。閉止は、電源1122から電極1112を通ってノズル1114へと流れる電圧および電流をもたらす。さらに、結果として生じる閉止は、ガスソレノイド1152を活性化して、ガスがプラズマチャンバ1116に流入することを可能にする。プラズマチャンバ1116中のガス圧力が所定の値まで上昇すると、電極1112またはノズル1114のいずれか一方が移動/平行移動し始める。ガス圧力は、ガス調節器1154によって設定することができる。いくつかの実施形態では、ガス圧力は、60psiに設定される。いくつかの実施形態では、高圧空気が高圧ガスシリンダ1155に含有されるが、任意の種類の反応性または非反応性加圧ガスを使用することができる。いくつかの実施形態では、ガスシリンダ1155は、繊維巻装高圧空気シリンダとなり得る。いくつかの実施形態では、ガスシリンダ1155は、92立方インチの容積で4500psiまで充填される。
パイロット/起動電流はまた、パイロットアーク抵抗器1128を通ってパイロットアークコンデンサ1126へと同時に流れる。電流を充電するパイロットアークコンデンサ1126は、プラズマチャンバ1116中のガス圧力が電極1112およびノズル1114を分離するにつれてガスをイオン化する、パイロットアークを生成する。電流を充電するパイロットアークコンデンサ1126の大きさ、および電流が流れる時間の長さは、パイロットアーク回路1124のRC時定数によって決定される。パイロット/起動電流は、パイロットアークコンデンサ1126が充電し始める(すなわち、エネルギーを貯蔵する)ことを可能にする。いくつかの実施形態では、パイロットアークコンデンサ1126は、電極1112およびノズル1114の分離の前に部分的に充電され、パイロットアークが形成されるように充電し続ける。
電極1112およびノズル1114との間に形成されるパイロットアークは、工作物1150へのイオン化電気経路を生成し、工作物1150への主要切断電流(移行アーク)1158の流れをもたらす。いくつかの実施形態では、主要切断電流(移行アーク)1158および電圧は、数10ミリ秒にわたってそれらの最大動作値まで上昇する。パイロット電流は、コンデンサ1126が本質的に完全に充電されるまで、継続的に減少する割合でパイロットアークコンデンサ1126を充電し続ける。コンデンサを完全に充電するために必要とされる充電時間の量は、RC時定数のみによって決定される。この時点で、パイロットアーク回路1124は自然に開き、パイロット電流は、パイロット回路1124を通って流れるのを止め、主要切断電流(移行アーク)1158のみが工作物1150へと流れる。したがって、受動パイロットアーク回路1124は、工作物1150への電流の途切れのない/自動的な/自然な移動を提供する。
システム1103をオフにするためには、トリガ1142が解放され、点火リレー1144を開き、放電回路1130の放電リレー1132を閉じる。放電リレー1132の閉止は、パイロットアークコンデンサ1126がパイロット放電抵抗器1134を通して放電することを可能にする。現在、プラズマシステム1103は再起動する準備ができている。手動トリガを介して手動で起動されるプラズマトーチ等のいくつかの実施形態では、放電リレー1132を「二極双投」スイッチ型トリガと交換することができ、回路は、トリガの解放時に放電される。
工作物1150への電流の流れの大きさは、電源1122の電流出力容量および移行プラズマアークの電気的特性によって決定される。トーチの電流出力容量を制御することに貢献する、いくつかの要因は、単独または組み合わせで、a)動作プラズマアーク電圧およびプラズマアークの抵抗性を決定する消耗設計、b)全体的な切断回路電気抵抗、c)バッテリ充電の状態、およびd)バッテリ開回路電圧を含む。他の要因も考慮されてもよいことが、当業者によって理解されるべきである。
図13は、例示的実施形態による、プラズマアークトーチシステム2000の概略図である。プラズマアークトーチシステム2000は、制御ユニット2005と、DC電力のみを使用するトーチ2010とを含むことができる。プラズマシステムへの入力2015は、DCとなり得て、制御のためであろうと操作のためであろうと、システムで、またはシステムによって使用される全電気エネルギーは、DCとなり得る。システム2020の出力もDCとなり得る。制御ユニット2005は、オン・オフスイッチおよびソレノイド弁等の、基本的な電気およびガス制御機器を含むことができる。好ましくは、この実施形態での制御ユニットには、いずれの電力調節回路(例えば、ブースト回路、バック回路、電圧漸増回路、電圧調節回路、または電流調節回路)もなく、いずれのインバータまたは高周波(例えば、MOSFETまたはFET)スイッチングも必要とされない。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステム2000は、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムである。自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムは、筐体(図示せず)と、プラズマアークトーチ制御ユニット2005およびプラズマアークトーチ2010を備えるプラズマアークトーチアセンブリとを含むことができ、プラズマアークトーチ制御ユニット2005は、筐体の中に配置され、トーチに接続される。プラズマアークトーチシステム2000は、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力2015を提供するバッテリであって、筐体に対して配置され、電力調節回路を必要とせずにトーチ操作を可能にするように、工作物に対するトーチ電極に十分な電圧を提供する、バッテリを含むことができる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステム2000はまた、プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供する携帯可能ガス源(図示せず)であって、筐体(図示せず)によって支持されるガス源も含む。携帯可能ガス源は、高圧ガス容器の周囲にあり得る。いくつかの実施形態では、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムは十分に携帯可能であり、プラズマアークトーチの操作中にユーザによって完全に担持または装着される。いくつかの実施形態では、バッテリおよびガス源は、取付モジュール(以下でさらに説明)の一部であって、取付モジュールは、システム2000から分離可能である。取付モジュールは、バッテリ用の電力接続またはガス源用のガス接続により、プラズマアークトーチアセンブリに接続することができる。取付モジュールは、バッテリで電力を移動する電気接続またはガスを移動するホース接続のうちの少なくとも1つにより、プラズマアークトーチアセンブリに接続することができる。
いくつかの実施形態では、バッテリによってプラズマアークトーチアセンブリに供給される電圧は、動作電圧よりも大きい(例えば、少なくとも約45ボルトのDC電力)。バッテリは、(例えば、電圧漸増回路または高周波スイッチングを含む)電力調節回路を必要とせずに、工作物に対するトーチ電極に十分な電圧を提供することができる。
DC入力電圧2015は、受入電力の調節の必要性を最小限化または排除するために、または、既知のブーストまたは電圧漸増技術を使用して、切断に利用可能な電圧を増加させる必要性を排除するために、最小閾値電圧を有することができる。実施形態は、ポリマーリチウムバッテリ技術を使用して、このことを達成する。プラズマアークトーチアセンブリ2025(例えば、制御ユニット2005およびトーチ2010)は、バッテリ、または、プラズマアークトーチアセンブリ2025が工作物を切断することを可能にするために必要とされる最小電圧閾値と同じくらいの大きさであるか、またはそれより大きい、他の手段を通して供給される、DC入力2015を有することができる。例えば、いくつかの実施形態では、80ボルト以上でDC入力2015に供給すると、電圧を漸増させずに、プラズマアークトーチアセンブリ2025が入力エネルギー2015を使用することを可能にする。このことは、より単純で、より低重量で、より小さいプラズマアークトーチアセンブリ(例えば、制御ユニット2005を含むことができる)をもたらす。トーチのオン・オフ制御切替、ガスソレノイド作動、または異なる電圧の使用によって利益を得る場合がある他の機能等の、他の目的で、(例えば、より小さい、またはより低容量のバッテリ(図示せず)からの)異なる電圧量を使用することができる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチ2025にDC電圧2015を提供する電源(例えば、バッテリ)は、複数の電池を含むモジュールであって、貯蔵容量を有するモジュールを含むことができる。電源は、軽量自給式携帯可能(例えば、手持ち式、携行型(例えば、ショルダーベルト)、装着型、または持ち運び型)プラズマアークトーチシステム用のガスボンベと組み合わせることができる。自給式システムは、独自の電源またはガス源、あるいは両方を有することができる。以下の表1は、例示的実施形態による、バッテリおよびガスボンベ(例えば、充電/充填可能なまたは再充電/再充填可能ユニット)の異なるエネルギー対重量構成を示す。
Figure 2010538833
モジュールは、例えば、10個の電池を含むことができ、42ボルトで動作することができる。いくつかの実施形態では、4つのモジュールが直列に配置され、プラズマアークトーチに148ボルトを提供する電源をもたらすことができる。いくつかの実施形態では、個別モジュールは、約15分の切断時間を提供することができる、8Ahの貯蔵容量を有する。他の実施形態では、個別モジュールは、2.1Ahの貯蔵容量を有し、より重量が少ないが、依然として約4分の切断時間を提供することができる。
個別モジュールの貯蔵容量は、プラズマトーチ2025の切断時間と、軽量自給式携帯可能(例えば、手持ち式、携行型(例えば、ショルダーベルト)、装着型、または持ち運び型)プラズマアークトーチシステムで使用することができる電源およびガスボンベの重量とに関係する。自給式システムは、独自の電源またはガス源、あるいは両方を有することができる。8Ahのモジュールを利用する電源およびガスボンベは、約72lbsの重さがあり、18.7の電力対重量比をもたらすことができる。同様に、2.1Ahのモジュールを利用する電源およびガスボンベは、約26lbsの重さがあり、9.8の電力対重量比をもたらすことができる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステム2000は、軽量携帯可能プラズマアークトーチシステムである。システム2000は、プラズマアークトーチ制御ユニットおよびプラズマアークトーチを備えるプラズマアークトーチアセンブリと、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリと、プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供するガス源とを含むことができ、軽量携帯可能プラズマアークトーチシステムの電力対重量比は、1ポンドあたり少なくとも約80ワットである。
携帯可能な、例えば、手持ち式、携行型(例えば、ショルダーベルト)、装着型、または持ち運び型プラズマトーチシステム用のガス貯蔵容量に関して、空気貯蔵SCBA容器を使用することができる。そのような容器の例は、Luxfer Gas Cylinders(Graham,NC)より入手可能なL17Dタンク(http://www.luxfercylinders.com/products/lifesupport/specifications/us_imperial.shtmlを参照)である。4500psiまで充填された、そのようなタンクは、約17標準立方フィートの空気を担持することができ、4.57インチの外径、11.7インチの全長、および約110立方インチの内部容積を有する。試験は、この空気量が少なくとも3〜4分の持続時間にわたって約30アンペアでの切断を支援するのに十分であることを示している。
ガス貯蔵容量は、いくつかの実施形態では、制限することができる。例えば、材料の高温熱加工用のプラズマアークを生成する携帯可能プラズマアークトーチ装置は、プラズマトーチを含むプラズマ送達デバイスを含むことができ、トーチは電極およびノズルを有し、その間でプラズマチャンバを画定する。装置は、プラズマ送達デバイスに連結される、交換可能または再充電可能バッテリであって、プラズマ送達デバイスに切断電力を提供するバッテリを含むことができる。装置はまた、ガスの有限供給を有し、プラズマ送達デバイスにガスを提供するようにプラズマ送達デバイスに連結される、交換可能または再充填可能ガス源を備えることもでき、ガス源の放出中に、実質的に全てのガスは、プラズマチャンバを通して放出される。
いくつかの実施形態では、ガス流は、プラズマアークが始動されるのと実質的に同時に始動される。ガス流は、プラズマアークの始動前約10秒以内の時間に始動することができる。いくつかの実施形態では、ガス流は、プラズマアークが終了されるのと実質的に同時に、実質的に低減または終了される。ガス流は、プラズマアークの終了後約10秒以内の時間に、実質的に低減または終了することができる。
携帯可能プラズマアークトーチのガス消費を最小限化する方法は、ガスの携帯可能有限供給部から携帯可能プラズマアークトーチへのガス流を開始することを含むことができる。方法はまた、プラズマアークを始動することと、プラズマアークを終了することと、プラズマアークの開始前または終了後約10秒未満までに、流動前または流動後状態中のプラズマアークトーチの電極の周囲のガス流を排除するか、または実質的に低減することによって、ガス消費を最小限化するために電極寿命を犠牲にし、それにより、ガス消費を最小限化することとを含むこともできる。
一例として、出願者らは、30アンペアの出力とともに100ボルトで動作し、37ポンド以下の重さがある、完全自律(すなわち、自給式電力およびガス供給)トーチシステムを開発している。このシステムは、システム重量の1ポンドあたり81ワットという電力対重量比を有し、電力およびガス容器の再充電/再充填が必要となる前に、1/4”軟鋼上で数分の切断動作を提供することができる。80ポンドの重さがある別のシステムは、同様の工作物を最大20分間切断することができる。それにもかかわらず、本明細書の技術を実証する第3のプロトタイプは、80アンペアで同程度の電圧にて20分間切断することができる。このシステムは、20分の切断持続時間を別にすれば、380ポンドの重さがあり、システム重量の1lbあたり21ワットという電力対重量比を有する。システムは各々、システムが上記で説明されるように動作することを可能にするように、切断ガスの対応する量を含み、その切断ガスの重量および関連エンクロージャは、上記のデータに含まれる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステムは、バッテリに残存する電力、ガス源に残存するガス、システムに残存する切断能力の量、またはそれらの任意の組み合わせのインジケータを含む。
一例として、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムは、筐体と、プラズマアークトーチアセンブリと、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリと、プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供するガス源と、バッテリの電力レベル、バッテリに残された有効容量、ガス源に残存するガス、またはシステムに残存する切断能力の量のうちの少なくとも1つを表す、インジケータとを含むことができる。インジケータは、ガス源のガスレベルが閾値レベルに到達した時、またはバッテリ源のエネルギーレベルが閾値レベルに到達した時に、指標を表示することができる。
図14A−Cは、異なる例示的実施形態による、エネルギーレベルインジケータ2035を含むプラズマアークトーチシステム2030の概略図である。エネルギーレベルインジケータ2035は、バッテリ2040が工作物(例えば、金属)を切断するのに十分なエネルギー(例えば、電力または電圧)を有するかどうかをユーザに伝えることができる。インジケータ2035は、緑色ライト/赤色ライト配設等の作動/非作動となり得るか、または、計測器またはデジタル読取機等のエネルギー(例えば、電力または電圧)の異なるレベルを示す可変インジケータとなり得る。バッテリレベルインジケータ2035は、図14Aに示されるようにバッテリ2040自体の上、バッテリのケースの上、図14Bに示されるようにプラズマアークトーチアセンブリ2025(例えば、制御ユニット)の制御盤の上、または図14Cに示されるようにユーザが見るのに便利な場所に配置することができる係留読取機の上(例えば、ダイバーが、見やすくするために載置または取付または接続されるタンク中の空気量を示す計測器を見るために、遠隔計測器を使用することに似ている)等の、多数の場所に位置することができる。インジケータ2035’は、エネルギー源2040に対して配置することができ(例えば、係留読取機)、またはインジケータ2035”は、制御ユニット2005に対して配置することができる(例えば、係留読取機)。エネルギーレベルインジケータ2035は、常に測定値を表示する、またはバッテリ2040の電力が閾値に到達した時に計測値を表示する、またはユーザによって促されると表示する等の、多くのモードを有することができる。エネルギーレベルインジケータ2035は、電力が最小閾値に到達した(例えば、システムの残存動作または切断時間に対応することができる、最小閾値近くまで電力が消費されている)時、電源2040が閾値まで充電された時、またはそれらの任意の組み合わせの時の指標を含むことができる。
図15A−Cは、異なる例示的実施形態による、ガスレベルインジケータ2045を含むプラズマアークトーチシステム2030の概略図である。ガスレベルインジケータ2045は、ガス源2050が工作物(例えば、金属)を切断するのに十分なガス(例えば、圧力または流量)を有するかどうかをユーザに伝えることができる。インジケータ2045は、緑色ライト/赤色ライト配設等の作動/非作動となり得るか、または、計測器またはデジタル読取機等のガス(例えば、圧力または流量)の異なるレベルを示す可変インジケータとなり得る。ガスレベルインジケータ2045は、図15Aに示されるようにガス源2050自体の上、ガス源のケースの上、図15Bに示されるようにプラズマアークトーチアセンブリ2025(例えば、制御ユニット)の制御盤の上、または係留読取機の上等の、多数の場所に位置することができる。インジケータ2045’は、ガス源2050に対して配置することができ(例えば、係留読取機)、またはインジケータ2045”は、図15Cに示されるようにユーザが見るのに便利な場所に配置することができる(例えば、ダイバーが、見やすくするために載置または取付または接続されるタンク中の空気量を示す計測器を見るために、遠隔計測器を使用することに似ている)、制御ユニット2005(例えば、係留読取機)に対して配置することができる。ガスレベルインジケータ2045は、常に測定値を表示する、またはガス源2050のガスレベルが閾値に到達した時に計測値を表示する、またはユーザによって促されると表示する等の、多くのモードを有することができる。ガスレベルインジケータ2045は、ガスレベルが最小閾値に到達した(例えば、システムの残存動作または切断時間に対応することができる、最小閾値近くまでガスが消費されている)時、電源2040が閾値まで充電された時、またはそれらの任意の組み合わせの時の指標を含むことができる。
図16A−Bは、異なる例示的実施形態による、プラズマアークトーチアセンブリ2025用の取付モジュール2055の概略図である。いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチアセンブリ2025は、プラズマアークトーチシステムのガス源2050および電源2040を収納/含有する取付モジュール2055(例えば、取付可能または接続可能ユニット)とともに、プラズマアークユニット(例えば、制御ユニット2005)を含むことができる。取付モジュール2055(例えば、充電/充填可能な電力およびガスユニット)は、図16Aに示されるように、プラズマアークトーチアセンブリ2025から遠隔にあり、ワイヤおよびホースによって接続することができる。取付モジュール2055は、図16Bに示されるように、プラズマアークトーチアセンブリ2025に物理的に取り付けられ、ワイヤおよびホースで接続するか、またはガス接続および電力接続で直接接続することもできる。いくつかの実施形態では、取付モジュール2055は、壁にプラグを差し込むことができ、動作中にプラズマアークトーチアセンブリ2025を取付モジュール2055に接続して、取付モジュール2055での電源2040(例えば、バッテリ)の使用を回避することができる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステム2000は、低ガス消費のために設計される有限ガス源2050を伴って設計される。プラズマアークトーチアセンブリ2025は、アークが終了された後にガス流を最小限化して、ガス消費を最小限化するように設計することができる。いくつかの実施形態では、ガス流は、アークが終了された後の30秒未満に停止され、および/または、ガス流は、アークが終了された後の30秒未満に低減される。システムの切断持続時間が増加され、所与のサイズおよび重量に対してさらなる切断容量をもたらすため、ガス消費を低減することが有益となり得る。また、有限ガス供給部のサイズを縮小して、より小さくてより軽い、さらに携帯可能なプラズマアークトーチアセンブリ2025をもたらすことができるため、ガス消費を低減することが有益となり得る。
いくつかの実施形態では、取付モジュール2055は、携帯可能プラズマアークトーチシステム用の充電/充填可能な電力およびガスユニットである。充電/充填可能な電力およびガスユニットは、携帯可能筐体(図示せず)と、携帯可能筐体に対して配置される(例えば、筐体の中に配置されるか、または筐体に取付けられる/筐体によって支持されるかのいずれか一方)切断ガス源と、トーチ操作のために十分なDC電力を提供するバッテリであって、携帯可能筐体に対して配置される(例えば、筐体の中に配置される)バッテリとを含むことができる。充電/充填可能な電力およびガスユニットは、携帯可能筐体に対して配置される第1のコネクタアセンブリであって、切断ガス源を充填するようにガスを受容する入力を備える、第1のコネクタアセンブリ(図示せず)と、携帯可能筐体に対して配置される第2のコネクタアセンブリであって、バッテリを充電するように充電を受容する入力を備える、第2のコネクタアセンブリ(図示せず)とを含むことができる。
いくつかの実施形態では、取付モジュール2055のバッテリは、電力調節回路を必要とせずに、トーチ操作のために十分なDC電力を提供することができる。第1のコネクタアセンブリは、プラズマアークトーチシステム上のガス接続と嵌合するように適合される出力2042’を含むことができる。第1のコネクタアセンブリは、充電/充填可能な電力およびガスユニットをプラズマアークトーチシステムと接続するように2042ホースを含むことができる。第2のコネクタアセンブリはまた、プラズマアークトーチシステム上の電力接続と嵌合するように適合される出力2041’を含むこともできる。第2のコネクタアセンブリはまた、充電/充填可能な電力およびガスユニットをプラズマアークトーチシステムと接続するようにワイヤ2041を含むこともできる。
いくつかの実施形態では、プラズマアークトーチシステムは、非携帯可能電源から遠隔電力を受容する電力リード線と、非携帯可能ガス源からトーチガスを受容するガスリード線とを含む、プラズマアークトーチを含むことができる。システムはまた、取付モジュール2055のプラズマガス切断源からプラズマガスを受容する第1のコネクタアセンブリ2042または2042’と、第1のコネクタ2042または2042’からのガスおよび第2のコネクタ2041または2041’からの電力のみを使用して、電力リード線およびガスリード線が接続されていない時に、トーチを操作することができるように、取付モジュール2055のDCバッテリからDC電力を受容する第2のコネクタアセンブリ2041または2041’とを含むこともできる。いくつかの実施形態では、取付モジュール2055のバッテリは、電力調節回路(例えば、電圧調節回路または電流調節回路)を必要とせずに、トーチ操作のために十分な電圧を提供する。電力調節回路を必要とせずに、トーチ操作のために十分な電圧を提供することは、電圧を漸増することなく、または電圧の高周波スイッチングを行うことなく、電圧を提供することを含むことができる。取付モジュール2055のバッテリは、プラズマアークトーチに少なくとも80ボルトのDC電力を提供することができる。
いくつかの実施形態では、自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムは、筐体(図示せず)と、プラズマアークトーチ制御ユニット2005およびプラズマアークトーチ2010を備えるプラズマアークトーチアセンブリであって、プラズマアークトーチ制御ユニット2005は、筐体の中に配置され、トーチに接続される、プラズマアークトーチアセンブリと、プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリであって、筐体に対して配置され、トーチ電極に少なくとも80ボルトのDC電力を提供する、バッテリとを含む。
いくつかの実施形態では、材料を加工する携帯可能プラズマアークトーチ装置は、プラズマ送達デバイス(例えば、プラズマアークトーチ2010を含むことができる)と、プラズマ送達デバイスに対して配置される、交換可能または再充電可能バッテリであって、プラズマ送達デバイスに少なくとも約80ボルトを提供するバッテリと、プラズマ送達デバイスに対して配置され、プラズマアークの生成のためにプラズマ送達デバイスにガスを提供する、交換可能または再充填可能ガス源とを含む。
図17A−Bは、異なる例示的実施形態による、プラズマアークトーチアセンブリ2065用のガス源および/または電源の充填/充電ユニット2060の概略図である。プラズマアークトーチシステムは、ガス源および/または電源(例えば、取付モジュール2055のガス源および電源)を充填/充電することができる、充填/充電ユニット2060を含むことができる。充填/充電ユニット2060は、図17Aに示されるように、プラズマアークトーチアセンブリ2065から遠隔にあり、ワイヤおよびホースによって接続することができる。充填/充電ユニット2060はまた、図17Bに示されるように、プラズマアークトーチアセンブリ2065(例えば、制御ユニット2005およびトーチ2010)に物理的に取り付けられ、ワイヤおよびホースで接続するか、またはガス接続および電力接続で直接接続することもできる。電源およびガス源は、別々に収納され、プラズマアークトーチアセンブリ2065に接続されるか、またはプラズマアークトーチアセンブリ2065の遠隔にあるかのいずれかであってもよい。
充填/充電ユニット2060は、携帯可能プラズマアークトーチシステムの充電/充填可能な電力およびガスユニット(例えば、上記の取付モジュール2055等)を補充することができる。充電/充填可能な電力およびガスユニットは、プラズマガス切断源への接続と、充電電力を提供する電源への接続と、充電/充填可能な電力およびガスユニットのガス源にガス充填を提供する第1のコネクタアセンブリ(例えば、ワイヤ等の遠隔接続2067または電力接続等の直接接続2067’)と、充電/充填可能な電力およびガスユニットのバッテリを充電するように電力を提供する第2のコネクタアセンブリ(例えば、ホース等の遠隔接続2066またはガス接続等の直接接続2066’)とを含むことができる。第2のコネクタアセンブリ2066または2066’は、充電/充填可能な電力およびガスユニットにDC電力を提供することができる。いくつかの実施形態では、第1のコネクタアセンブリ2067または2067’および第2のコネクタアセンブリ2066または2066’は、充電/充填可能な電力およびガスユニットが充電/充填ユニットに載置される時に、充電/充填可能な電力およびガスユニット上の対応するコネクタと嵌合する。
図18は、従来技術による、電力電子機器のファン冷却とともにプラズマシステム2070を通るガス流2068および電流2069を示す、概略図である。ガスは、ガス源2071から電力電子機器2075における流量コントローラを通って、トーチ2080およびアーク2085へと流れ、次いで、大気2090へと出る。冷却ガス流2095は、ファン2100を通って入り、電力電子機器2075を冷却し、再び大気中へ出る。電流2069は、電源(例えば、バッテリ2105)へおよび電源から流れ、電力電子機器2075を冷却するように冷却ガス流2095を提供する、ファン2100に電力供給する。図18の設計の欠点は、電力の供給が限定されている環境(例えば、バッテリ用途)では、ファンが電力の供給から電力を引き出すことである。
図19は、本発明の例示的実施形態による、ファンレス(例えば、受動または非換気回路)ガス冷却プラズマシステム2116を通るガス流2110および電気流2115の概略図である。いくつかの実施形態では、プラズマシステム用の切断ガス源(例えば、ガス源2071)からのガスは、電力電子機器2075を冷却するためにも使用される。ファンレスガス冷却システムでは、ガスは、ガス源2071から電力電子機器2075へと流れ、電力電子機器2075を冷却する。当該分野で公知であるように、電力電子機器2075は、電力電子機器2075を冷却するように1つ以上のヒートシンクを含むことができる。いくつかの実施形態では、ガスは、ガスラインに載置される構成要素を冷却する(例えば、ヒートシンクの中央を通してガスを方向付け、電力切替デバイスを冷却する)。次いで、ガスは、トーチ2080から流れてプラズマアーク2085を生成し、次いで、大気2090へと出る。ファンレスガス冷却プラズマアークトーチの概念を、本明細書で説明されるようなプラズマアークトーチシステム(例えば、図1−17Bで説明および/または参照されるプラズマアークトーチシステムおよび構成要素)に組み込まれ得ることが企図される。
いくつかの実施形態では、ファンレスガス冷却システム2116は、切断ガス源(例えば、ガス源2071)と、プラズマアークトーチ(例えば、トーチ2080)と、プラズマアークトーチに電力供給し、隔離エンクロージャの中に配置される電子的電力供給部(例えば、電力電子機器2075)とを含むことができる。システム2116は、切断ガスの少なくとの一部分を、電子的電力供給部を冷却するヒートシンクに方向付ける、切断ガス源と電子的電力供給部との間に配置される導管を含むことができる。システム2116はまた、切断ガスをプラズマアークトーチに方向付ける、ヒートシンクとプラズマアークトーチとの間に配置される第2の導管を含むこともできる。
ファン(例えば、図18のファン2100)の使用は、電力を消費し、バッテリ駆動式システムの有効容量を減少させる。ファンレスガス冷却プラズマシステム(例えば、電力電子機器2075を冷却するために切断ガスまたは他のトーチガスを使用する)は、システムを冷却するために電力を必要とせず、アーク2085に送達されるより多くの電力(例えば、バッテリ容量)を電源2105に残す。例えば、電力は、電力電子機器2075を冷却するために電源2105からファンへと供給される必要はない。
ファンの使用は通常、電力電子機器2075を外部汚染物質に暴露させる、空気経路も必要とする。ファンレスガス冷却システムは、システムを通る外部空気流を必要とせず、それがシステムをエンクロージャ(例えば、バックパック、肩に掛けるカバン等の、携帯可能エンクロージャまたは拘束エンクロージャ)内で使用するためにより都合良くする。
ファンレスガス冷却システムはまた、ファンを伴うことが可能となる熱交換器内により高い(したがってより効率的な)圧力降下を組み込むことによって、熱交換器の設計上のさらなる融通性も可能にする。ガス源2071と電力電子機器2075との間でさらなる高い圧力降下が生成され、プラズマアークトーチシステムの電源2105によって駆動されるファン(例えば、図18のファン2100)と比較して、さらに優れた熱交換およびさらに優れた冷却能力をもたらすことができる。
いくつかの実施形態では、電力供給部の磁性構成要素を冷却するように、ファンをシステムに組み込むことができる。例えば、バッテリを使用する代わりに、ファンを駆動するためにガス流2110を使用することができる。ガス流2110は、ファンを回転させることができる羽根車を回転させるために使用され得る。バッテリからの電力は、ファンを回転させるために使用される必要がなく、十分なガス流2110があれば(例えば、電力供給部が熱を生じさせている期間中)ファンが常に作動するため、制御システムがファンを回転させる必要がない。
プラズマアークトーチを冷却する方法は、切断ガス源を提供することと、切断ガスを電子的電力供給部に方向付け、切断ガスで電子的電力供給部を冷却することと、プラズマアークを生成するために、電力電子機器からトーチに切断ガスを方向付けることとを含むことができる。
本発明は特に、具体的実施形態を参照して示され、説明されているが、上記の説明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細の種々の変更がそれに行われてもよいことが、当業者によって理解されるべきである。

Claims (36)

  1. 自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムであって、
    筐体と、
    プラズマアークトーチ制御ユニットとプラズマアークトーチとを備える、プラズマアークトーチアセンブリであって、該プラズマアークトーチ制御ユニットは該筐体の中に配置され該トーチに接続される、プラズマアークトーチアセンブリと、
    該プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリであって、該バッテリは、該筐体に対して配置され、トーチ電極に十分な電圧を提供して、電力調節回路を必要とせずにトーチ操作を可能にする、バッテリと
    を備える、システム。
  2. 前記プラズマアークトーチ制御ユニットは、オン・オフ電気スイッチと、前記プラズマアークトーチにガスを提供するガス制御機器とを備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供する携帯可能ガス源であって、該ガス源は前記筐体によって支持される、ガス源をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記携帯可能ガス源は、高圧ガス容器である、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記バッテリによって前記プラズマアークトーチアセンブリに供給される電圧は、少なくとも約45ボルトのDC電力である、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記バッテリは、電圧漸増回路または高周波スイッチングを含む電力調節回路を必要とせずに、トーチ電極に十分な電圧を提供する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムは、十分に携帯可能であり、前記プラズマアークトーチの操作中にユーザによって完全に担持または装着される、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記バッテリおよびガス源は、取付モジュールの一部であって、該取付モジュールは、前記システムから分離可能である、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記取付モジュールは、前記バッテリ用の電力接続または前記ガス源用のガス接続により、前記プラズマアークトーチアセンブリに接続される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記取付モジュールは、前記バッテリで電力を移動する電気接続またはガスを移動するホース接続のうちの少なくとも1つにより、前記プラズマアークトーチアセンブリに接続される、請求項8に記載のシステム。
  11. 携帯可能プラズマアークトーチシステム用の充電/充填可能な電力およびガスユニットであって、
    携帯可能筐体と、
    該携帯可能筐体に対して配置される切断ガス源と、
    トーチ操作のために十分なDC電力を提供するバッテリであって、該バッテリは該携帯可能筐体に対して配置される、バッテリと、
    該携帯可能筐体に対して配置される第1のコネクタアセンブリであって、該第1のコネクタアセンブリは、該切断ガス源を充填するためにガスを受容する入力を備える、第1のコネクタアセンブリと、
    該携帯可能筐体に対して配置される第2のコネクタアセンブリであって、該第2のコネクタアセンブリは、該バッテリを充電するために充電を受容する入力を備える、第2のコネクタアセンブリと
    を備える、充電/充填可能電力およびガスユニット。
  12. 前記バッテリは、電力調節回路を必要とせずに、トーチ操作のために十分なDC電力を提供する、請求項11に記載の充電/充填可能な電力およびガスユニット。
  13. 前記第1のコネクタアセンブリは、プラズマアークトーチシステム上のガス接続と嵌合するように適合される出力をさらに備える、請求項11に記載の充電/充填可能な電力およびガスユニット。
  14. 前記第1のコネクタアセンブリは、前記充電/充填可能な電力およびガスユニットをプラズマアークトーチシステムと接続するためにホースをさらに備える、請求項11に記載の充電/充填可能な電力およびガスユニット。
  15. 前記第2のコネクタアセンブリは、プラズマアークトーチシステム上の電力接続と嵌合するように適合される出力をさらに備える、請求項11に記載の充電/充填可能な電力およびガスユニット。
  16. 前記第2のコネクタアセンブリは、前記充電/充填可能な電力およびガスユニットをプラズマアークトーチシステムと接続するためにワイヤをさらに備える、請求項11に記載の充電/充填可能な電力およびガスユニット。
  17. 携帯可能プラズマアークトーチシステムの充電/充填可能な電力およびガスユニットを補充する充電/充填ユニットであって、
    プラズマガス切断源への接続と、
    充電電力を提供する電源への接続と、
    該充電/充填可能な電力およびガスユニットのガス源にガス充填を提供する第1のコネクタアセンブリと、
    該充電/充填可能な電力およびガスユニットのバッテリを充電するために電力を提供する第2のコネクタアセンブリと
    を備える、充電/充填ユニット。
  18. 前記第2のコネクタアセンブリは、前記充電/充填可能な電力およびガスユニットにDC電力を提供する、請求項17に記載の充電/充填ユニット。
  19. 前記第1および第2のコネクタアセンブリは、前記充電/充填可能な電力およびガスユニットが前記充電/充填ユニットに載置される時に、該充電/充填可能な電力およびガスユニット上の対応するコネクタと嵌合する、請求項17に記載の充電/充填ユニット。
  20. プラズマアークトーチシステムであって、
    非携帯可能電源から遠隔電力を受容する電力リード線と、非携帯可能ガス源からトーチガスを受容するガスリード線とを含む、プラズマアークトーチと、
    取付モジュールのプラズマガス切断源からプラズマガスを受容する第1のコネクタアセンブリと、
    該取付モジュールのDCバッテリからDC電力を受容する第2のコネクタアセンブリと
    を備え、それにより、該電力リード線および該ガスリード線が接続されていない時に、該トーチは、該第1のコネクタからのガスおよび該第2のコネクタからの電力のみを使用して操作され得る、システム。
  21. 前記取付モジュールの前記バッテリは、電力調節回路を必要とせずに、トーチ操作のために十分な電圧を提供する、請求項20に記載のシステム。
  22. 電力調節回路を必要とせずに、トーチ操作のために十分な電圧を提供することは、該電圧を漸増することなく、または該電圧の高周波スイッチングを行うことなく、電圧を提供することを含む、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記取付モジュールの前記バッテリは、前記プラズマアークトーチに少なくとも80ボルトのDC電力を提供する、請求項20に記載のシステム。
  24. 携帯可能プラズマアークトーチのガス消費を最小限化する方法であって、
    ガスの携帯可能有限供給部から該携帯可能プラズマアークトーチへのガス流を開始することと、
    プラズマアークを始動することと、
    該プラズマアークを終了することと、
    該プラズマアークの開始前または終了後約10秒未満までに、流動前または流動後状態中の該プラズマアークトーチの電極の周囲のガス流を排除するか、または実質的に低減することによって、ガス消費を最小限化するために電極寿命を犠牲にすることであって、それにより、ガス消費を最小限化する、ことと
    を含む、方法。
  25. 自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムであって、
    筐体と、
    プラズマアークトーチ制御ユニットとプラズマアークトーチとを備える、プラズマアークトーチアセンブリであって、該プラズマアークトーチ制御ユニットは、該筐体の中に配置され該トーチに接続される、プラズマアークトーチアセンブリと、
    該プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリであって、該バッテリは、該筐体に対して配置され、トーチ電極に少なくとも80ボルトのDC電力を提供する、バッテリと
    を備える、システム。
  26. 材料を加工する携帯可能プラズマアークトーチ装置であって、
    プラズマ送達デバイスと、
    該プラズマ送達デバイスに対して配置される、交換可能または再充電可能バッテリであって、該バッテリは、該プラズマ送達デバイスに少なくとも約80ボルトを提供する、バッテリと、
    該プラズマ送達デバイスに対して配置され、プラズマアークの生成のために該プラズマ送達デバイスにガスを提供する、交換可能または再充填可能ガス源と
    を備える、装置。
  27. 自給式携帯可能プラズマアークトーチシステムであって、
    筐体と、
    プラズマアークトーチアセンブリと、
    該プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリと、
    該プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供するガス源と、
    該バッテリの電力レベル、該ガス源に残存するガス、または該システムに残存する切断能力の量のうちの少なくとも1つを表す、インジケータと
    を備える、システム。
  28. ガス源のガスレベルが閾値レベルに到達した時、または前記バッテリ源のエネルギーレベルが閾値レベルに到達した時に、指標を表示するインジケータをさらに備える、請求項27に記載のシステム。
  29. 軽量携帯可能プラズマアークトーチシステムであって、
    プラズマアークトーチ制御ユニットとプラズマアークトーチとを備える、プラズマアークトーチアセンブリと、
    該プラズマアークトーチアセンブリにDC電力を提供するバッテリと、
    該プラズマアークトーチアセンブリにガスを提供するガス源と
    を備え、該軽量携帯可能プラズマアークトーチシステムの電力対重量比は、1ポンドあたり少なくとも約80ワットである、システム。
  30. 材料の高温熱加工用のプラズマアークを生成する携帯可能プラズマアークトーチ装置であって、
    プラズマトーチであって、トーチは電極とノズルとを有し、その間でプラズマチャンバを画定する、トーチを含む、プラズマ送達デバイスと、
    該プラズマ送達デバイスに連結される、交換可能または再充電可能バッテリであって、該バッテリは、該プラズマ送達デバイスに切断電力を提供する、バッテリと、
    ガスの有限供給を有し、該プラズマ送達デバイスにガスを提供するために該プラズマ送達デバイスに連結される、交換可能または再充填可能ガス源と
    を備え、該ガス源の放出中に、実質的に全ての該ガスは該プラズマチャンバを通して放出される、装置。
  31. 前記ガス流は、前記プラズマアークが始動されるのと実質的に同時に始動される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記ガス流は、前記プラズマアークの始動前約10秒以内の時間に始動される、請求項31に記載の装置。
  33. 前記ガス流は、前記プラズマアークが終了されるのと実質的に同時に、実質的に低減または終了される、請求項30に記載の装置。
  34. 前記ガス流は、前記プラズマアークの終了後約10秒以内の時間に、実質的に低減または終了される、請求項33に記載の装置。
  35. ファンレスガス冷却プラズマアークトーチシステムであって、
    切断ガス源と、
    プラズマアークトーチと、
    該プラズマアークトーチに電力供給し、隔離エンクロージャの中に配置される、電子的電力供給部と、
    該切断ガス源と該電子的電力供給部との間に配置され、該切断ガスの少なくとの一部分を、該電子的電力供給部を冷却するヒートシンクに方向付ける、導管と、
    該ヒートシンクと該プラズマアークトーチとの間に配置され、該切断ガスを該プラズマアークトーチに方向付ける、第2の導管と
    を備える、システム。
  36. プラズマアークトーチを冷却する方法であって、
    切断ガス源を提供することと、
    該切断ガスを電子的電力供給部に方向付け、該切断ガスで該電子的電力供給部を冷却することと、
    プラズマアークを生成するために、該電力電子機器から該トーチに該切断ガスを方向付けることと
    を含む、方法。
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