JP2010538373A - クラスタidとイントラクラスタidとを有する論理apicidの作成 - Google Patents

クラスタidとイントラクラスタidとを有する論理apicidの作成 Download PDF

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Abstract

幾らかの実装例では、装置であって、論理割り込み識別番号作成ロジックを備え、論理割り込み識別番号作成ロジックは、複数の物理プロセッサ識別番号を受信して、複数の物理プロセッサ識別番号を利用して複数の論理プロセッサ識別番号を作成する。複数の論理プロセッサ識別番号の各々は、複数の物理プロセッサ識別番号のいずれか1つに対応しており、複数の論理プロセッサ識別番号の各々は、プロセッサクラスタ識別番号とイントラクラスタ識別番号とを含む。プロセッサクラスタ識別番号はそれぞれ、位置をシフトされた対応する物理プロセッサ識別番号からのビット群を含むように形成され、イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、対応する物理プロセッサ識別番号のビットのうち他のものの値に呼応して形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、概してプロセッサの割り込みに係る。
APIC(マルチプロセッサ用割込み制御機構)は、プログラム可能な手順または優先度に応じて、割り込み要求を受け取り、割り込み出力を提供するプログラム可能な割り込みコントローラ(PIC)である。ローカルAPICはプロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)で利用される。I/O APICは、チップセットデバイス(例えば入力(I/O)コントローラハブ(ICH))および周辺デバイスで利用される。周辺デバイスの例には、PCI規格(Peripheral Component Interconnect)規格のいずれか、または、PCI−SIG(登録商標)が提供する2006年12月20日発行のPCIエクスプレス(登録商標)ベース仕様改訂版2.0等のPCIエクスプレス(PCIe)規格のいずれかに準拠したICHに連結されるデバイスが含まれる。xAPICは拡張APICであり、所期のAPICに類似しているが、さらなる特徴が追加されており、xAPICアーキテクチャでは、ローカルおよびI/O APICは、APICバスを介するのではなく、システムバスを介して通信する。さらなる拡張xAPICには、さらに拡張および特徴が追加されている。
プロセッサパッケージは、1を超える数のコアを含んでよく、これら各々が1を超える数のプロセッサを含んでよい。物理モード割り込みは、割り込みデバイスが対象プロセッサを物理識別番号により指定する、あるいは、全てのプロセッサにブロードキャストする割り込みである。論理モード割り込みは、割り込みデバイスが論理識別番号(1または複数)により対象プロセッサ(1または複数)を指定する割り込みである。APIC割り込み配信には、有向割り込み(単一のプロセッサを対象とする)、マルチキャスト(多数のプロセッサを対象とする)、およびブロードキャスト(全てのプロセッサ)が含まれる。最低優先度割り込みでは、割り込みに応答する際に最低プロセッサ優先度のプロセッサを選択する手順が利用される。最低優先度は、チップセットにおいて決定されていてよく、しばしばアドホック様式で、または、古いプロセッサ優先度とともに存在している。優先度情報は信頼性が低い場合が多いので、チップセットのなかには単に特定のプロセッサを選択して(ラウンドロビン方式等により)、割り込みをブロードキャスト様式でそのプロセッサに提供して、他のプロセッサもその割り込みを受信するが応答はできないようにしているものがある。
論理モードは、有向割り込みに比して柔軟性が大きく、Microsoft Windows(登録商標)および幾らかのLinux(登録商標) shrink-wrapオペレーティングシステムで用いられているモードである。xAPICアーキテクチャの論理モードは、オペレーティングシステムのソフトウェアに対して、システムの各プロセッサに固有の識別子である論理APIC識別番号(ID)の初期設定における柔軟性を与える。プロセッサはさらに物理APIC IDも有する。他のプロセッサおよびデバイスまたはIOxAPICも、このIDを利用してこのプロセッサに対して割り込みを送る。論理xAPIC IDの初期設定における柔軟性を前提とすると、プラットフォームの実際の物理トポロジーと、IDの割り当て方法との間に関係性はない。オペレーティングシステムの初期設定によりオペレーティングシステムにはプロセッサのグループ化における大きな柔軟性が与えられるが、プラットフォームレベルでは、これにより、有向論理モード割り込みのルーティングに複雑性が増す。論理モード割り込みのルーティングは、割り込みをブロードキャストして、論理プロセッサロジックに、論理APIC IDと整合する場合にその割り込みを受諾させることにより実行される。
各プロセッサにすべての割り込みをチェックさせることにより、性能面および電力効率の面両方に悪影響が出る。例えば、ブロードキャスト法においては、各プロセッサが、例え低電力状態にある間であっても、ある割り込みがそのプロセッサに向けられたものであるかをチェックすることになる。割り込みはかなり頻繁に起こるので、プロセッサが深い低電力状態に留まることが難しくなる。さらに、割り込みが向けられていないパッケージへの割り込みを送る相互接続にもトラフィックが存在してしまうので、性能が低減する。一つの方法としては、オペレーティングシステムが、プロセッサの開始順序に応じて論理IDを割り当てることで同じパッケージ内のプロセッサについて論理プロセッサクラスタを持つようにするというものがある。この方法は利用されたとしても部分的な解決にしかならず、ブロードキャストは依然として利用されることになる。故に、効率的にプロセッサにルーティング可能な論理APICを作成する必要性がある。
本発明は、以下の詳細な記載および本発明の実施形態の添付図面からより完全な理解が促されるが、これらは本発明をこれら記載される特定の実施形態に限定するとして捉えられるべきものではなく、説明を容易にして、理解を促す目的のみから提示されていることを理解されたい。
本発明の幾らかの実施形態によるマルチコアプロセッサパッケージ、入出力ハブ、およびデバイスを含むシステムのブロック図である。
本発明の幾らかの実施形態によるマルチコアプロセッサパッケージ、入出力ハブ、およびデバイスを含むシステムのブロック図である。
本発明の幾らかの実施形態で利用される回路基板上のソケットのブロック図である。
本発明の幾らかの実施形態で利用される物理APIC IDレジスタのブロック図である。
本発明の幾らかの実施形態で利用される論理APIC IDレジスタのブロック図である。
論理APIC ID作成ロジックのブロック図である。
本発明の幾らかの実施形態で利用される物理APIC IDからの論理APIC IDの生成法を示す。
本発明の幾らかの実施形態による、1パッケージにつき4つのコアおよび1コアにつき2つの論理プロセッサを有する2つのソケットシステム用の物理および論理APIC IDを示す。
本発明の幾らかの実施形態で利用される多数のエントリを有するAPICリダイレクションテーブルのブロック図である。
本発明の幾らかの実施形態で利用されるAPICリダイレクションテーブルのエントリのブロック図である。
幾らかの実施形態では、システムは、プロセッサ物理IDから各プロセッサ用に論理APIC ICを作成する。論理APIC IDは、プロセッサクラスタIDおよびクラスタのプロセッサ番号(イントラクラスタID)を有する。論理APIC IDは、1クラスタ内の全てのプロセッサが同じプロセッサパッケージ内に含まれるように作成される。これにより、割り込みを、全てのプロセッサパッケージに対してブロードキャストするのではなく、1つだけのプロセッサパッケージに向けることができるので、インターコネクト上のトラフィックが低減される。さらに、これにより、他のプロセッサパッケージ内のプロセッサ(場合によっては同じプロセッサパッケージ内の他のクラスタも含む)が割り込みを受信しないので、割り込みが彼らに向けられたものであるか否かを判断する手間が省け、消費電力も低減される。場合によっては、これにより、プロセッサは、スリープ状態から退出する必要もなくなる。
幾らかの実施形態では、論理宛先識別番号は、割り込みに応答可能なプロセッサを含むことができる。プロセッサ選択ロジックは、利用可能なプロセッサのうち1つを選んで、割り込みを受信させる。
以下の説明では、物理APIC IDは、物理プロセッサ識別番号の例であり、論理APIC IDは論理プロセッサ識別番号の例である。論理APIC ID作成ロジックは、論理識別番号作成ロジックの一例である。
1.システムの概略
図1は、本発明の幾らかの実施形態で利用されうるシステムを示しているが、他の実施形態は、詳細の異なるシステムを含むことができる。図1を参照すると、システムでは、少なくとも1つのプロセッサパッケージ0とプロセッサパッケージ1とが入出力ハブ(IOH)12に連結されている。IOH12は、IOH I/O APIC14、リダイレクションロジック18、およびプロセッサ選択ロジック20を含む。PCIe I/O APIC28を含むPCIeデバイス26が、割り込みインタフェース回路30を介してIOH12に連結されている。デバイス36(例えばキーボードおよびマウス)は、IOH I/O APIC14を介して割り込みを提供する。IOH I/O APIC14、I/O PCIe APIC28、およびローカルAPIC72−1・・・72−4および78−1・・・78−4は、xAPICまたは拡張xAPIC等の様々な種類のAPICであってよい。または、APIC以外の割り込みコントローラを利用することもできる。
パッケージ0は、コア0および1、および、非コア42と称される追加回路を含む。コア0は、プロセッサ70−1および70−2を含み、これらはローカルAPIC72−1および72−2をそれぞれ含み、コア1はプロセッサ70−3および70−4を含み、これらはローカルAPIC72−3および72−4をそれぞれ含む。パッケージ1は、コア2および3、および、非コア52と称される追加回路を含む。コア1は、プロセッサ76−1および76−2を含み、これらはローカルAPIC78−1および78−2をそれぞれ含み、コア3はプロセッサ76−3および76−4を含み、これらはローカルAPIC78−3および78−4をそれぞれ含む。パッケージ0および1は、特に図示されていない様々なコンポーネントを含んでよい。メモリ64(メインメモリDRAM等)が非コア42に連結され、メモリ66が非コア52に連結される。メモリ60(オペレーティングシステム(OS)を保持するハードドライブを含む)が、IOH12に連結されている。メモリ60とIOH12との間には複数の中間コンポーネントが存在していてよい。BIOSメモリ62がIOH12に連結されている。
プロセッサ70−1、70−2、70−3、および70−4は、物理APIC ID P0、P1、P2、およびP3をそれぞれ有する。プロセッサ70−1、70−2、70−3、および70−4は、物理APIC IDP0、P1、P2、およびP3をそれぞれ有する。論理APIC ID作成ロジック(図6参照)は、それぞれ物理ID P0、P1、P2、およびP3、且つ、P16、P17、P18、およびP19に基づいて、論理APIC ID L0、L1、L2、およびL3、且つ、L16、L17、L18、およびL19を提供する。もちろん、P0・・・P4およびP16・・・P19およびL0・・・L3およびL16・・・L19は、IDビットを表し、「P」「L」とその番号だけを表すのではない。幾らかの実施形態では、パッケージ0および1は、2を超える数のコア(例えば図8を参照)を含み、1つのコアが2を超える数のプロセッサを含みうる。図示されている実施形態では、物理IDにはP3とP16と間に間隙があり、対応する論理IDにもL3とL16との間に間隙がある。この理由は、これら実施形態では、1つのクラスタが、実際のプロセッサが16個はないとしても、16個のプロセッサのIDを含む。1つのプロセッサパッケージは、1つのチップ(ダイ)または1を超える数のチップを含みうる。1つのプロセッサパッケージは0、1、またはそれ以上のメモリチップを含みうる。
リダイレクションロジック18は、デバイス26から値(例えば16ビットの値)を受信して、パッケージ0またはパッケージ1に割り込みを提供する。割り込みに応答するのに利用するプロセッサの決定は、様々な場所で行われうる。実施形態によっては、決定は、IOH12内のプロセッサ選択ロジック20でなされてよく、および/または、非コアのプロセッサ選択サブロジック(非コア42のプロセッサ選択サブロジック46、または非コア52のプロセッサ選択サブロジック56等)で行われてよい。サブロジック48のフィルタ48、およびサブロジック56のフィルタ58は、例えば電力状態(c状態)および/またはプロセッサ優先度に基づいてプロセッサ候補をフィルタリングするのに利用されてよい。同様のフィルタがプロセッサ選択ロジック20で利用されてもよい。幾らかの実施形態では、プロセッサ選択ロジック20がなく、単にプロセッサ選択サブロジックのみがある。
図2は図1に類似しており、IOH APIC114、リダイレクションロジック118、プロセッサ選択ロジック120、および割り込みインタフェース回路130(これらは、それぞれ図1のIOH APIC14、リダイレクションロジック18、プロセッサ選択ロジック20、および割り込みインタフェース回路30に類似していてよい)を有するIOH112を示す。図2はさらに、プロセッサクラスタ0、プロセッサクラスタ1を含むプロセッサパッケージ0、プロセッサクラスタ2、プロセッサクラスタ3を含むプロセッサパッケージ1、および、プロセッサクラスタ2(N−1)、プロセッサクラスタ2(N−1)+1を含むプロセッサパッケージN−1を示す。プロセッサパッケージ0、1、・・・N−1は、インターコネクト142−0、142−1、・・・142−N−1によりIOH112に連結されている。幾らかの実施形態では、プロセッサ間を分割するインターコネクトが複数独立して存在してもよく、他の実施形態では、各プロセッサパッケージまたは各クラスタ用の一式の割り込みに利用される一式のインターコネクトが存在してもよい。割り込みのクラスタIDは、クラスタのうちいずれに割り込みを受信させるかを示す。
例えば、クラスタIDが0000000000000010bである場合(bは二値を表す)を仮定する。これは、クラスタ2が割り込みを受け取ることを示している。これは、全てのプロセッサに対して割り込みをブロードキャストする方法に比して低電力で行われ、インターコネクト上のトラフィックも少ない。割り込みは、インターコネクト142−0および142−N−1で送信しないことで、帯域幅利用を促進し、且つ電力を低減させるクラスタ0、1、3、2(N−1)、および2(N−1)+1のプロセッサは、割り込みが自身に対して向けられているかチェックする必要がないので、電力を低減につながる(プロセッサが、割り込みが自身に向けられているかを決定するべく深い低電力状態から抜ける必要がある場合等に特に有効である)。さらに、局所化を行ったために、異なるクラスタ内のプロセッサ間ではキャッシュライントラフィックがより低くなりうる。他の実施形態は、プロセッサパッケージ内により多くの数のプロセッサクラスタを含んでもよい。他のコンポーネント(例えば含まれる場合には非コア)は図2には示されていない。IOHとプロセッサパッケージとの間にはブリッジ等のさらなるコンポーネントがあってもよい。さらに、システム内には1を超える数のIOHが存在しうる。
図3は、回路基板190(例えばプリント回路基板)が、プロセッサパッケージ0を受信するソケット0、プロセッサパッケージN−1を受信するソケットN−1、およびIOHチップを受信するソケット194を含むソケットを含む。幾らかの実装例では、回路基板190は、プロセッサパッケージおよび様々な他のチップ用に追加ソケットを含むが、他の実装例では、回路基板190は2つのソケットしか含まない。ここで利用する用語「ソケット」は、回路基板へチップ(1または複数)を連結する様々な技術を包括する概念である。
2.APIC ID初期設定 幾らかの実施形態では、物理APIC IDは、例えばリセットから抜け、次の電力サイクルまで存続する(persist)際に、ハードウェアおよび/またはマイクロコードにより静的に初期設定/ラッチされる。図4は、幾らかの実施形態では対応するローカルAPICに含まれる32ビットの物理APIC IDを保持するレジスタ110を示す。
論理モードで利用される論理APIC IDは、2つのフィールド(そのプロセッサクラスタ内の16ビット幅のクラスタIDと16ビット幅の論理ID)に分割されている。論理IDの16個の最上位ビットは、宛先クラスタのアドレスまたは識別番号を含み、これより下位の16ビットは、クラスタ内の個々のローカルAPICユニットを識別する。論理ID部分は、クラスタ内の1つのプロセッサにつき1ビットのビットマスクであってよい(例えば、ビット0がプロセッサクラスタのプロセッサ0に設定され、ビット1がプロセッサクラスタのプロセッサ1に設定される、等である)。図5は、32ビットの論理APIC IDを保持するレジスタ112を示し、うち、ビット16から31がクラスタIDを保持し、ビット0−15がイントラクラスタ論理IDを保持する。実際的には、多くのシステムは、例えば1または2つのビットのみがクラスタIDの識別に利用される等、少数のプロセッサクラスタを有する。異なる実施形態では、残りのビットは異なる方法で処理されてよい。例えば、あるシステムでビットのうち幾らかが無視され、他のシステムで利用される。
初期設定アルゴリズムにより、プラットフォームトポロジーに基づいて論理APIC IDと物理APIC IDとの間に永久的な関係が構築されてよい。これにより、ブロードキャストの実行と対照的に、ルーティング構造に、割り込みをルーティングする特定のプロセッサパッケージ(ソケット)の知識が提供される。
プロセッサクラスタが16個のプロセッサという制限を課せられた場合には、16個を超える数のプロセッサが1つのプロセッサパッケージにある場合、1つのパッケージについて多数のクラスタを設ける。1つのクラスタ内に16個をより少ないプロセッサがある場合には、APIC IDのパディングが利用されてよい。
論理APIC ID作成ロジック216は、物理APIC IDから論理APIC IDを作成する。論理APIC ID作成ロジック216は、ハードウェア、ソフトウェア、またはマイクロコード、またはこれらの組み合わせで実装されてよい。ハードウェアは非コアあるいはローカルAPIC内にあっても、その他の場所にあってもよい。幾らかの実施形態では、論理APIC IDが、物理APIC IDの下位4ビットが、「復号」され(つまり、1<<物理APIC ID[3:0])、16ビットの論理IDがクラスタ内に提供されるように論理APIC IDを導出する。物理APIC IDの残りの16ビットは、論理xAPIC IDのクラスタID部分を形成する。故に、論理xAPIC IDが、以下の式を利用して論理xAPIC IDから導出される。
論理APIC ID=[(物理APIC ID[19:4]<<16)||(1<<物理APPIC ID[3:0])
この式では、記号||は、「OR」を表すが、加算(addition)として置き換えても同様の結果が得られるであろう。この式は、以下のような換言も可能である。
論理ID=(1<<ローカルxAPIC ID[3:0]) //イントラクラスタ論理ID
||(ローカルxAPIC ID[19:4]<<16)//クラスタID
図7は、レジスタ210の物理APIC IDをレジスタ212の論理APIC IDに変換することで論理APICを導出する処理の一例を示す。ビット20−31は無視され、様々な用途に利用されてよい。
図8は、プロセッサパッケージ0および1(各々が2つのプロセッサをそれぞれ含む4つのコアを含む)に、論理APIC IDを物理APIC IDから得る一例を示す。1つのパッケージについて16個よりも少ない数のプロセッサがあるので、1つのパッケージには1つのクラスタだけがある。パッケージ0を参照すると、プロセッサP0の物理APIC IDが00000bとして示されている。「b」は二値である。第1の0は、クラスタIDからのものであり、このクラスタがパッケージ0のものであることを示す。図面のスペースを確保する目的から、クラスタIDからの他のビットは図8に示されていない。4つの下線が施された0が、イントラクラスタIDにあり、物理APIC IDが0であることを示す(全てのゼロはリストしない)。上述の手順に続いて、さもなくばゼロを含むイントラクラスタ論理IDの最下位ビット(LSB)の「1」から初めて、物理IDの最初の4つのビットに見つかる量分だけ「1」をシフトさせることで、論理APIC IDを作成する。プロセッサP0の物理IDの最初の4つのビットは0000であるので、「1」はシフトされず、故に、論理IDは0001hとなる(「h」は16進数である)。16進数を利用することで、大量の数を図8に示すことができる。クラスタID(0)は、物理IDのビット4−19の場合と同じになる。プロセッサP1の場合、物理IDの4つのLSBは0001であるので、「1」を1ビット分シフトして、クラスタ0のクラスタIDが0となり、論理IDが、1を1ビット分シフトすることで生成される0002hとなるようにする。例えば、プロセッサP5の場合には、「1」は、左に5ビット分シフトするが、これは、二進法では32であり16進法では20に相当する。同様のことはパッケージ1にも当てはまるが、物理および論理APIC ID両方についてクラスタIDが1となる点が異なる。
初期設定は、例えば実装の容易さ等に応じて、多数の時点で起こりうる。初期設定が起こりうる時の例としては、物理APIC IDを初期設定するべくリセットから出る間、または、オペレーティングシステムが最初に論理APIC IDを読み出す時点が含まれる。上述したAPIC IDのパディングを行うアルゴリズムでは、適宜、各APICクラスタを単一のプロセッサパッケージに収めるようにする。
3.プロセッサ選択ロジックおよびリダイレクション
プロセッサ選択ロジックは、利用可能な選択肢の中から割り込みを受信するプロセッサを選択する。ローカルAPICに割り込みを受信させることは、プロセッサが割り込みを受信することの一例である。先行技術では、最低優先度スキームにより割り込み用のプロセッサが選択されてきた。しかし以下に説明するように、どのプロセッサに割り込みを受信させるかの決定については、プロセッサ優先度以外の、またはプロセッサ優先度に加えて、他の要素を考慮に入れることができる。
オペレーティングシステムは、あるクラスタおよびクラスタ内の少なくとも1つのプロセッサを、割り込みに利用可能であるとして選択することができる。この情報は、例えば図1のデバイス26等のデバイスが提供する割り込み内に直接または間接的に含まれていてよい。例えば、直接的な実装例では、割り込みは16ビットフィールドを含み、これは、クラスタの各プロセッサにつき1つずつ、ビットマップ様式で割り当てられていてよい(プロセッサの数が16個未満である場合には、利用されないビットも出てくるであろう)。そのプロセッサに関連付けられた位置の「1」として利用可能なプロセッサでは、その位置が図8について上述した式の物理APIC IDから論理APIC IDを提供するのに利用される。これは論理宛先IDと称されてよい。例えば、論理宛先IDビットマスクは、00101101であり、これはプロセッサP0、P2、P3、およびP5が割り込み用に利用可能であることを示す。これは、1つのクラスタに8個のプロセッサが存在することを仮定しているが、最も左側の8個のビットは示されていない。もちろん、0が利用可能なプロセッサを表し、1が利用不可能なプロセッサを表すという「0」「1」の役割は保持することができる。上述のプロセッサ選択ロジックは、利用可能なプロセッサのうちいずれにより割り込みを受信するかを選択することができる。通常は1つのプロセッサしか割り込みを受信しないが、場合によっては、1を超える数のプロセッサに割り込みを向けることもできる。
この代わりに、デバイス36からの割り込みは、インデックス(例えば16‐ビットのインデックス)を含むことができ、インデックスは、図1のリダイレクションロジック19に含まれうるリダイレクションテーブルに提供される。図9を参照すると、リダイレクションテーブル230は、例えば、それぞれ異なるインデックス値について64ビットのエントリを含む。エントリ234は一例である。図10は幾らかの実施形態による例示的なエントリ234の詳細を示し、他の実施形態では、これが異なっていてもよい。図10を参照すると、ビット48−63は、クラスタIDを示し、図10の例では、これはクラスタ2が割り込みを受信されることを示す。図2の例を参照のこと。図10を参照すると、論理宛先IDは、プロセッサ選択ロジック(またはサブロジック)が考慮可能な利用可能プロセッサをリストしている。宛先IDビットマスク011bは、プロセッサP0およびP1が利用可能であり、他のプロセッサが利用不可能であることを示す。説明の便宜上、16ビットのうち3つが図10に示されている。宛先ビットマスクは、00101101bであり、これは、プロセッサP0、P2、P3、およびP5が利用可能であり、プロセッサP1、P4、P6、およびP7が利用不可能であることを示していてよい。この例にはプロセッサP8−P15が存在しない。プロセッサは1つだけが利用可能であることもある。ビット0から31は、直接割り込みが関与するか否か等の様々な種類のルーティング情報を有することができる。「最低優先度」は図10に示されているが、上述したように、電力状態等の他の要素も考慮することができるので、厳密に言うと、最低優先度選択法とは考えられないであろう。
プロセッサ電力状態の知識および優先度に基づくクラスタ内の割り込みのルーティングには、幾らかの実装例が存在する。「非コア」の1つの可能性ある実装例は、プロセッサ電力状態の知識および優先度を利用して、割り込みルーティングを行い、電力および性能面両方を考慮に入れた割り込みルーティングを可能とする。非コアは、プロセッサのC状態(節電状態)についての知識を有し、これらは、例えばC0、C1、C2、・・・C6と称され、C0はプロセッサ(またはコア)がコードを実行している状態であり、C1、・・・C6は、プロセッサが休止しているアイドル状態である(C1は、最低節電状態であり、C6がこれより高い節電状態である)。さらに、C1に入るまでの待ち時間(およびマイクロアーキテクチャ側の効果)が最短となり、C6に入るまでの待ち時間が最長となる。より深いC状態(例えばC6)から最高値を提供するには、C6に入ったプロセッサをその状態に最長時間留まらせると好適であろう。この可能性ある実装例では、非コアは、(1)最低数のC状態にあるプロセッサを特定し、(2)これらプロセッサ内で最低優先度を有するプロセッサを見つけて、割り込み対象とすることにより、対象を特定してよい。これら方法の実装には幾らかの方法がある。1つの実装例では、パッケージ内の様々なC状態のプロセッサのビットマップを維持し、且つ、これらを受信する対象ビットマップと対照して、このビットマップ内の最高または最低APIC IDを対象として選択する。他の実装例も利用可能である。
別の情報および実施形態について ここで利用する「論理」は、回路、ソフトウェア、マイクロコード、またはこれらの組み合わせに実装されてよい。
一実施形態とは、本発明の実装例または例示のことである。明細書中の「一実施形態」「1つの実施形態」「幾らかの実施形態」「他の実施形態」といった言い回しは、その実施形態との関連で記載された特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも幾らかの実施形態に含まれることを示すが、必ずしも全ての実施形態に含まれなくてもよい。「一実施形態」「1つの実施形態」「幾らかの実施形態」といった言い回しは随所に出てくるが、必ずしもこれら全部が同じ実施形態のことを意味しているわけではない。
要素「A」が要素「B」に連結されているという場合、要素Aは直接、要素Bに連結されている場合もあれば、例えば要素Cを介して間接的に連結されている場合もある。
明細書または請求項が、コンポーネント、特徴、構造、プロセス、または特性Aが、コンポーネント、特徴、構造、プロセス、または特性Bを「引き起こす」、というように書かれている場合、これは、「A」が少なくとも部分的に「B」の原因であるという意味であり、「B」の誘発にはさらに少なくとも1つの他のコンポーネント、特徴、構造、プロセス、または特性が関与してもよい。同様に、AがBに応答する、といった言い回しは、Cに応答しない、という意味ではない。
明細書がコンポーネント、特徴、構造、プロセス、または特性が含まれうる、含まれてよい、含まれる場合がある、含んでもよい、等の言い回しを利用している場合、特定のコンポーネント、特徴、構造、プロセス、または特性を含むことは必須ではない。明細書または請求項が、1つの要素について言及する場合、これはその要素が1つだけしかないという意味ではない。
本発明は、ここに記載する特定の詳細に限定されない。上述の記載および図面には、本発明の範囲内で多くの他の変形例が可能である。故に、添付請求項には、本発明の範囲を定義する補正が含まれうる。

Claims (20)

  1. 装置であって、
    論理割り込み識別番号作成ロジックを備え、
    前記論理割り込み識別番号作成ロジックは、
    複数の物理プロセッサ識別番号を受信して、
    前記複数の物理プロセッサ識別番号を利用して複数の論理プロセッサ識別番号を作成し、
    前記複数の論理プロセッサ識別番号の各々は、前記複数の物理プロセッサ識別番号のいずれか1つに対応しており、前記複数の論理プロセッサ識別番号の各々は、プロセッサクラスタ識別番号とイントラクラスタ識別番号とを含み、前記プロセッサクラスタ識別番号はそれぞれ、位置をシフトされた対応する物理プロセッサ識別番号からのビット群を含むように形成され、前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、対応する物理プロセッサ識別番号の前記ビットのうち他のものの値に呼応して形成される装置。
  2. 前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、対応する物理プロセッサ識別番号の幾らかのビットに含まれる量分だけ値をシフトさせることで形成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数の論理プロセッサ識別番号(論理ID)の各々は、対応する物理プロセッサ識別番号(物理ID)に関する、論理ID=[(物理ID[19:4]<<16)||(1<<物理ID[3:0])という式に従い形成される請求項1に記載の装置。
  4. 前記複数の論理プロセッサ識別番号および前記複数の物理プロセッサ識別番号のそれぞれが関連付けられるプロセッサパッケージ内の複数のプロセッサをさらに備える請求項1に記載の装置。
  5. 前記複数のプロセッサはそれぞれ、ローカルAPIC(マルチプロセッサ用割込み制御機構)を有し、前記論理割り込み識別番号作成ロジックは前記ローカルAPICに含まれる請求項4に記載の装置。
  6. 複数のローカルAPICをさらに備え、前記論理割り込み識別番号作成ロジックは前記複数のローカルAPICに含まれる請求項1に記載の装置。
  7. 前記複数の論理プロセッサ識別番号はそれぞれ論理APIC識別番号(ID)であり、前記複数の物理プロセッサ識別番号はそれぞれ物理APIC IDである請求項1に記載の装置。
  8. 前記APIC IDはxAPIC IDである請求項7に記載の装置。
  9. 前記APIC IDは拡張xAPIC IDである請求項7に記載の装置。
  10. 方法であって、
    複数のプロセッサに対してそれぞれ物理割り込み識別番号を割り当てる段階と、
    複数の物理プロセッサ識別番号を利用して複数の論理プロセッサ識別番号を作成する段階とを備え、
    前記複数の論理プロセッサ識別番号の各々は、前記複数の物理プロセッサ識別番号のいずれか1つに対応しており、前記複数の論理プロセッサ識別番号の各々は、プロセッサクラスタ識別番号とイントラクラスタ識別番号とを含み、前記プロセッサクラスタ識別番号はそれぞれ、位置をシフトされた対応する物理プロセッサ識別番号からのビット群を含むように形成され、前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、対応する物理プロセッサ識別番号の前記ビットのうち他のものの値に呼応して形成される方法。
  11. 前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、対応する物理プロセッサ識別番号の幾らかのビットに含まれる量分だけ値をシフトさせることで形成される請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数の論理プロセッサ識別番号(論理ID)の各々は、対応する物理プロセッサ識別番号(物理ID)に関する、論理ID=[(物理ID[19:4]<<16)||(1<<物理ID[3:0])という式に従い形成される請求項10に記載の方法。
  13. 前記複数の論理プロセッサ識別番号は、APICで作成される請求項10に記載の方法。
  14. システムであって、
    第1のプロセッサクラスタと、第1の論理割り込み識別番号作成ロジックとを有する第1のプロセッサパッケージと、
    第2のプロセッサクラスタと、第2の論理割り込み識別番号作成ロジックとを有する第2のプロセッサパッケージとを備え、
    前記第1の論理割り込み識別番号作成ロジックは、
    それぞれが前記第1のプロセッサクラスタのプロセッサのいずれか1つに関連付けられる第1群の物理プロセッサ識別番号を受信して、
    それぞれが前記第1のプロセッサクラスタのプロセッサのいずれか1つに関連付けられる第1群の論理プロセッサ識別番号を作成し、
    前記第1群の論理プロセッサ識別番号の各々は、プロセッサクラスタ識別番号とイントラクラスタ識別番号とを含み、前記プロセッサクラスタ識別番号は、位置をシフトされた前記第1群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものからのビット群を含むように形成され、前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、前記第1群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものの前記ビットのうち他のものの値に呼応して形成され、
    前記第2の論理割り込み識別番号作成ロジックは、
    それぞれが前記第2のプロセッサクラスタのプロセッサのいずれか1つに関連付けられる第2群の物理プロセッサ識別番号を受信して、
    それぞれが前記第2のプロセッサクラスタのプロセッサのいずれか1つに関連付けられる第2群の論理プロセッサ識別番号を作成し、
    前記第2群の論理プロセッサ識別番号の各々は、プロセッサクラスタ識別番号とイントラクラスタ識別番号とを含み、前記プロセッサクラスタ識別番号は、位置をシフトされた前記第2群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものからのビット群を含むように形成され、前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、前記第2群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものの前記ビットのうち他のものの値に呼応して形成されるシステム。
  15. 前記第1群の論理プロセッサ識別番号の前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、前記第1群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものの幾らかのビットに含まれる量分だけ値をシフトさせることで形成され、前記第2群の論理プロセッサ識別番号の前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、前記第2群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものの幾らかのビットに含まれる量分だけ値をシフトさせることで形成される請求項14に記載のシステム。
  16. 前記論理プロセッサ識別番号(論理ID)の各々は、対応する物理プロセッサ識別番号(物理ID)に関する、論理ID=[(物理ID[19:4]<<16)||(1<<物理ID[3:0])という式に従い形成される請求項14に記載のシステム。
  17. 前記第1のプロセッサクラスタの前記プロセッサはそれぞれ、ローカルAPICを含み、前記第1の論理割り込み識別番号作成ロジックは前記第1のプロセッサクラスタの前記ローカルAPICに含まれる請求項14に記載のシステム。
  18. 前記第1群の物理プロセッサ識別番号はそれぞれローカルAPIC識別番号である請求項17に記載のシステム。
  19. 前記論理プロセッサ識別番号はそれぞれ論理APIC識別番号(ID)であり、前記物理プロセッサ識別番号はそれぞれ物理APIC IDである請求項14に記載のシステム。
  20. 前記第1のプロセッサパッケージは、第3のプロセッサクラスタと、第3の論理割り込み識別番号作成ロジックとを有し、
    前記第3の論理割り込み識別番号作成ロジックは、
    それぞれが前記第3のプロセッサクラスタのプロセッサのいずれか1つに関連付けられる第3群の物理プロセッサ識別番号を受信して、
    それぞれが前記第3のプロセッサクラスタのプロセッサのいずれか1つに関連付けられる第3群の論理プロセッサ識別番号を作成し、
    前記第3群の論理プロセッサ識別番号の各々は、プロセッサクラスタ識別番号とイントラクラスタ識別番号とを含み、前記プロセッサクラスタ識別番号は、位置をシフトされた前記第3群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものからのビット群を含むように形成され、前記イントラクラスタ識別番号はそれぞれ、前記第3群の物理プロセッサ識別番号のうち対応するものの前記ビットのうち他のものの値に呼応して形成される請求項14に記載のシステム。
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