JP2010537706A - 口腔治療用補助装置およびこれを有するユニットチェアー - Google Patents

口腔治療用補助装置およびこれを有するユニットチェアー Download PDF

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Abstract

【課題】 歯科治療などを含む口腔治療に用いられる補助装置およびこれを有するユニットチェアーを提供すること。
【解決手段】 前記口腔挿入部材を患者の口蓋垂の前方の口腔、望ましくは、軟口蓋に位置させて口腔治療の時に洗浄液や患者の唾液が患者の喉を通ることを防止し、患者の不便さを解決し、治療が中断されることを防止して、医療道具および医療部品が患者の喉を通って患者の咽頭に損傷を与えることを防止しうる口腔治療用補助装置およびこれを有するユニットチェアーを提供することができる。

Description

本発明は、歯科治療などを含む口腔治療に用いられる補助装置およびこれを有するユニットチェアーに関し、より詳細には、口腔治療の時、患者の血または洗浄液が患者の喉を通る不便さを防止し、医療道具および医療部品が患者の喉を通ってしまうことによって患者の咽頭に損傷を与えることを防止するための補助装置に関する。
一般的に歯科治療を含む口腔治療の時、患者は、上体が後ろに倒れるようにユニットチェアー(Unit Chair)に座った後、ユニットチェアーに具備された各種治療用装備を通じて治療を受けるようになる。
この時、患者の体がほぼ寝ている状態であるため、口腔治療の時、洗浄液や患者の血などが患者の口腔に溜まるようになり、ユニットチェアーに具備された流体吸入装置(suction unit)を通じて患者の口腔に溜まっている洗浄液や患者の唾液などを外部に排出するようになる。
たとえ流体吸入装置を通じて洗浄液や患者の唾液などを外部に排出するが、発生するや否や排出されないため、患者は洗浄液や患者の唾液などが喉を通じて気道や食道を通らないように、舌を後に巻いて喉を遮らなければならないという不便さがあった。
また、患者が舌で喉を遮っていても、一部の洗浄液や患者の唾液などが喉を通るようになって、この時、患者は喉を通ってくる洗浄液や血を飲み込むようになるという不快さとともに飲み込む時の口腔の動きによって治療をしばらく止まらなければならないという不便さがあった。
また、口腔治療の時、医師および看護師などの治療を直接に行う医療関係者の他に別途の補助者が流体吸入装置の吸入管を患者の口腔に溜まっている流体に位置させて流体を患者の口腔から排出しなければならないため、別途の補助者が必要な問題点があり、このような補助者を排除して、医療関係者が直接に行う場合は、流体排出の時、治療をしばらく中断するか、あるいは治療用器具および吸入管を同時に操作しなければならないという不便さがあった。
また、口腔治療の時、治療に用いられる各種医療道具および医療部品を医療関係者がミスで落とした時、患者の口腔内の皮膚または喉を通して咽部に傷害を発生させるおそれがある問題点があった。
また、歯科治療の時、患部の汚染を防止するための目的から現在、歯科用ラバーダム(Rubber Dam)を用いる施術方法が用いられている。
ラバーダムは、薄いラテックス膜であって、クランプ(clamp)を用いて治療をしようとする患者の歯に挟んで用いる。
しかし、ラバーダムによる施術は、患者の口腔構造に合うようにクランプを確認および固定しなければならないという不便さがあり、また、ラバーダムによって遮断された領域によって外部の物質(洗浄液など)が喉を通ることを防止することはできても、治療を受ける期間、患者の口腔に溜まる患者の唾のような唾液が喉を通ることを防止することはできない。
よって、ラバーダムによる施術は、患者が唾液が喉を通らないように舌で喉を遮らなければならないという不便さを解決することができなくて、また、ラバーダムを患者に固定する過程が複雑かつ不便な問題点があった。
そこで、本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、口腔治療の時、洗浄液や患者の唾液が患者の喉を通ることを防止し、患者の不便さを解決して、治療が中断されることを防止することにある。
本発明の他の目的は、口腔治療の時、治療に用いられる各種医療道具および医療部品を医療関係者がミスで落とした時、患者の口腔内皮膚または咽部に到達されないようにして患者に傷害が発生することを防止することにある。
本発明の他の目的は、口腔治療の時、流体吸入装置を操作する別途の補助者が必要としないようにすることにある。
前記目的を達成するための本発明の一実施例による口腔治療用補助装置は、流体によって膨張する体積調節部を含む口腔挿入部材と、前記体積調節部に前記流体を供給する流体供給装置を含む。
前記目的を達成するための本発明の他の実施例による口腔治療用補助装置は、患者の口蓋垂の前方の口腔内に挿入されて口腔治療の時に用いられる洗浄液、または前記患者の唾液が前記患者の食道または気道を通ることを防止する口腔挿入部材を含む。
前記目的を達成するための本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置は、内部に流体が流動可能な連結通路を含むボディー部と、前記ボディー部の外周縁に具備され、患者の口腔内の皮膚に吸着される口腔吸着部と、前記口腔吸着部の一面に前記連結通路と連結されるように形成される少なくとも一つ以上の流体吸入ホールと、を含む口腔挿入部材を含む。
前記目的を達成するための本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置は、所定の厚さを有するボディー部と、前記ボディー部の外周縁に具備され、前記ボディー部の厚さより薄い厚さを有する口腔吸着部と、を含む口腔挿入部材を含む。
前記目的を達成するための本発明の一実施例による口腔治療用ユニットチェアーは、内部に流体が流動可能な連結通路を含むボディー部、前記ボディー部の外周縁に具備され、患者の口腔内の皮膚に吸着される口腔吸着部、および前記口腔吸着部の一面に前記連結通路と連結されるように形成される少なくとも一つ以上の流体吸入ホールを含む口腔挿入部材と、前記連結通路に連結され、前記流体吸入ホールに負圧(negative press)を提供するための流体吸入装置を含む。
本発明によると、口腔治療の時、洗浄液や患者の唾液が患者の喉を通ることを防止して患者の不便さを解決し、治療が中断されることを防止しうる効果がある。
また、本発明によると、口腔治療の時、治療に用いられる各種執刀道具を医療関係者がミスで落とした時、患者の口腔内皮膚または咽部に傷害を発生することを防止しうる効果がある。
また、本発明によると、口腔治療の時、流体吸入装置を操作する別途の補助者なしにも治療を遂行する医師または看護師などの医療関係者が口腔治療をしながらも別途の追加操作をすることなく患者の口腔に溜まった洗浄液や患者の唾液を口腔外部に排出できるとの効果がある。
本発明の一実施例による口腔治療用補助装置を患者の口腔に締結した側面図である。 本発明の一実施例による口腔治療用補助装置を患者の口腔に締結した正面図である。 本発明の一実施例による口腔治療用補助装置の斜視図である。 図3のI−I’に沿って見た本発明の一実施例による口腔挿入部材の断面図である。 図3のI−I’に沿って見た本発明の他の実施例による口腔挿入部材の断面図である。 本発明の他の実施例による口腔治療用補助装置の斜視図である。 図6のII−II’に沿って見た本発明のまた他の実施例による口腔挿入部材の断面図である。 本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置の斜視図である。 図8のIII−III’に沿って見た本発明のまた他の実施例による口腔挿入部材の断面図である。 本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置の斜視図である。 図10のIV−IV’に沿って見た本発明のまた他の実施例による口腔挿入部材の断面図である。 本発明の一実施例による流体供給装置に対する構成図である。 本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置の前方の側面から見た斜視図である。 図13の口腔治療用補助装置の後方の側面から見た斜視図である。 図13の口腔挿入部材の分解断面図である。 図13の口腔挿入部材の背面図である。 図13の口腔挿入部材の正面図である。 図17のV−V’に沿って見た本発明のまた他の実施例による口腔挿入部材の断面図である。 図18のVI−VI’に沿って見た本発明のまた他の実施例による口腔挿入部材の断面図である。 口腔治療用補助装置を締結する前、人の口腔構造に対する斜視図である。 図13の口腔治療用補助装置を人の口腔に締結した斜視図である。 ユニットチェアーに本発明の実施例による口腔治療用補助装置を結合する様態を示した図である。 図22のVII領域を拡大した本発明の一実施例によるコネクターを示した図である。 本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置に対する斜視図である。
本発明は、口腔治療において患者の口蓋垂(uvula)の前、望ましくは軟口蓋(soft palate)に本発明による口腔挿入部材を位置させ、患者の口腔(oral cavity)と咽喉(咽頭(pharynx)と喉頭(larynx)を合わせて称する言葉であり、喉ともいう)を遮断することによって、患者が口腔治療を受けて発生する洗浄液または患者の唾、血などの唾液または治療用執刀道具が咽喉を通ることを防止することができる。
よって、以下図2〜図12を参照して本発明の多様な実施例による口腔挿入部材で正圧(positive press)によって体積が変わる例を説明し、また以下図13〜図23を参照して本発明の他の実施例による口腔挿入部材で負圧(negative press)によって患者の口腔に吸着される例を説明する。
また、図11及び図12でのように正圧と負圧とを共に用いることもできる。
また、図24のように正圧と負圧とを用いることなく、本発明の実施例による口腔挿入部材を用いることもできる。
以下、添付する図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例による口腔治療用補助装置の口腔挿入部材を患者の口腔に締結したことを示した側面構成図である。
口腔治療を受ける患者1000は、口腔治療用椅子(ユニットチェアー)にねて、口を開いて口腔1100を外部に露出させる。医師または看護師などの医療関係者は、患者1000の口腔1100に口腔挿入部材10000を入れて患者の喉1130へ洗浄液、患者の唾液、または口腔治療の時に用いられる医療道具および医療部品が通ることを防ぐために、患者の口蓋垂1120の前方、特に軟口蓋(soft palate)と舌の後部分に口腔挿入部材10000を位置させ、口腔挿入部材10000に流体供給装置または流体吸入装置などのポンプ20000を通じて流体を供給または吸入することによって、正圧による口腔挿入部材10000の体積を膨張または負圧による口腔挿入部材10000に含まれた吸着ホールを通じて口腔挿入部材10000を口腔に吸着させる。
患者1000の口腔は、患者に応じてそれの構造と大きさが異なるため、口腔挿入部材10000が膨張するか、口腔挿入部材10000に含まれた吸着ホールによって患者の口腔に吸着して患者1000の口腔1100の前方で喉1130に連結される通路を遮断するようになる。
または、口腔挿入部材10000にポンプ20000を連結することなく、後の図24で説明される方法で口腔挿入部材を患者の口蓋垂1120の前方、特に軟口蓋と舌の後部分に口腔挿入部材10000を位置させて用いることもできる。
この際、口腔治療を受ける時、患者がねているため、口腔挿入部材10000が安定した位置にあり、後の図24の方法のように取っ手部材によって持続的な支持力を有するようにすることもでき、また、患者の口腔内皮膚に接触する口腔挿入部材の面に接着性物質を塗布して用いることもできる。
図2は、本発明の一実施例による口腔治療用補助装置の口腔挿入部材を患者の口腔内に締結した正面構成図を示したものであって、正圧による口腔挿入部材11000についての一実施例を説明するためものである。
患者1000が口を開いた状態で口腔挿入部材11000を患者1000の口蓋垂1120の前口腔1100の深い位置、望ましくは軟口蓋に位置させることによって、医療関係者が患者1000の口腔治療の時、口腔挿入部材11000によって治療用道具がかからないようにする。
また、口腔挿入部材11000は、患者1000の舌1110の上に位置するため、半月形状や三日月形状に構成することが望ましい。
流体供給装置21000は、別途の圧縮機を用いることができ、ユニットチェアーに含まれたエアーポンプを用いることもできる。 この際、別途の圧縮機を用いる場合に、手動によるポンプまたは電気エネルギーを用いるポンプを使うこともできる。
流体は、空気、酸素、窒素などの気体または水などの液体を用いることもでき、本発明では一実施例として空気を用いて、圧縮機としては電気を用いるエアーポンプを使用した。
正圧による口腔挿入部材11000は、体積の変化が可能であるため、患者の多様な口腔構造に対して活用性が高いという長所がある。
図3は、本発明の一実施例による口腔治療用補助装置の斜視図を示したものであり、口腔に挿入される正圧型口腔挿入部材11000、正圧型口腔挿入部材11000に流体を供給する流体供給装置21000を含む。
口腔挿入部材11000は、流体供給装置21000から供給される流体を注入するための流体注入用締結端子10100と供給された流体によって体積が変わる体積調節部11200を更に含む。
流体供給装置21000は、流体移送管41000を口腔挿入部材11000の流体注入用締結端子10100に連結して口腔挿入部材11000に流体を供給することによって、口腔挿入部材11000の体積調節部11200の体積を膨張させることができる。
また、本発明の一実施例で口腔治療の時、患者1000の口腔1100に溜まる洗浄液または患者の唾液を外部へ排出するための流体吸入装置22000を更に含むこともできる。
流体吸入装置22000は、別途のポンプを用いることができ、ユニットチェアーに含まれたエアポンプを用いることもできる。 この際、別途のポンプを用いる場合には手動によってまたは電気エネルギーによって用いることもできる。
本発明では一実施例で流体吸入装置22000をユニットチェアーに含まれたエアポンプ、すなわち、歯科治療で一般的に使われる 吸引器具(suction instrument)を使用した。
流体吸入装置(22000)は、口腔挿入部材11000に含まれた締結端子10200と流体移送管42100を通じて連結される。
また、口腔挿入部材11000の締結端子10200は、患者の口腔1100に溜まった洗浄液または患者の唾液に吸入口を位置させるための流体移送管42200を更に締結しうるように形成されることが望ましい。
前記のように流体吸入装置22000に連結された流体移送管(42100、42200)によって、歯科治療の時に別途の補助者がいなくても医療関係者が患者の口腔に溜まった洗浄液または患者の唾液を外部へ排出しうる効果がある。
これから図4〜図24を参照して説明する本発明の他の実施例には、患者の口腔に溜まった洗浄液または患者の唾液を外部へ排出するために図3に示したような構成の流体吸入装置22000および流体移送管(42100、42200)を図示しなかったが、すべて適用が可能である。
図4および図5は、図3のI−I’に沿って見た本発明の実施例による口腔挿入部材の断面図を示したものである。
口腔挿入部材11000の体積調節部11200は、弾性のある物質で膨張膜11100に形成してそれの内部に流体が供給される。
膨張膜11100の材料としては高分子物質が望ましく、血管または尿道拡張施術で用いられるバルーンカテーテル(Balloon Catheter)に用いられる風船の材料であるポリエステル(Polyester)、ポリアミド(Polyamide)、またはシリコーンなどの医療用に主に用いられる弾性材料を使うことが望ましい。
図5は、図4の断面図に対する変形例を示したものであって、図4による口腔挿入部材11000は患者1000の喉1130の前に位置して流体が喉1130を通ることを防止し、図5による実施例は凸部11110を更に含み、凸部11110が患者1000の喉1130に挿入されるように構成する。
凸部11110は、図4による口腔挿入部材11000によって遮断されなかった口腔1100内に溜まった洗浄液または患者の唾液が喉1130を通らないように再度遮断する役割を果たす。
よって、凸部11110は、膨張の時、患者の喉1130より少し大きいことが望ましく、喉1130に挿入される時、風船のように形が変形されることが望ましい。
また、凸部11110が喉1130に挿入される時、患者1000に嘔吐を誘発させるおそれがあるため、凸部11110の表面には内視鏡検査で内視鏡に一般的に塗る粘液性流体を塗って用いることが望ましい。
図6は、本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置の斜視図を示したものであり、図7は、図6の口腔挿入部材においてII−II'に沿って見た断面図を示したものである。
口腔挿入部材11000は、体積調節部11200と体積固定部11300とに区分される。
体積調節部11200は、体積固定部11300の外周縁(円弧)に対応する郊外に固定され、まるで自動車のホイールとタイヤとの構成に類似に構成される。
流体注入用締結端子10100は、体積調節部11200の所定領域に構成され、流体供給装置21000によって供給される流体(望ましくは空気)によって体積調節部11200が膨張され、膨張膜11100を患者の口腔内の皮膚に密着させる。
体積固定部11300の材料は、体積調節部11200より弾性力が小さい材料であり、人体に無害ないかなる材料であっても使用が可能であり、本発明では一実施例としてシリコーンを用いた。
図8は、本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置の斜視図を示したものであり、図9は、図8の口腔挿入部材に示したIII−III'に沿って見た断面図を示したものである。
口腔挿入部材11000は、体積調節部11200と体積固定部11300とに大きく区分する。
体積調節部11200は、体積固定部11300の外周縁(円弧)に対応する郊外に固定され、まるで自動車のホイールとタイヤとの構成に類似に構成する。
流体注入用締結端子10100は、体積固定部11300の所定領域に構成され、流体供給装置21000によって注入された流体(望ましくは空気)によって体積固定部11300の内部の第1流体貫通部11310および体積固定部11300と体積調節部11200とが締結された領域に少なくとも一つ以上に形成されている穴である流体注入ホール11320を通じて体積調節部11200が膨張され、膨張膜11100を患者の口腔に密着させる。
体積固定部11300の材料は、体積調節部11200より弾性力の小さい材料であり、人体に無害ないかなる材料であっても使用が可能であり、本発明では一実施例としてシリコーンを用いた。
たとえ体積固定部11300の名称において体積が固定されたことに表現したが、体積調節部11200に比べて相対的に体積の変化の小さいことを意味することであって、第1流体貫通部11310の内圧の増加によって体積の変化が発生することもある。
図10は、本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置の斜視図を示したものであり、図11は、図10の口腔挿入部材に示したIV−IV'に沿って見た断面図を示したものである。
図10および図11による実施例は、図3〜図12を参照して説明した口腔挿入部材11000と患者1000の口腔1100内の表面との接着力を向上させるための追加構成として図3〜図12の構成との組合せが可能である。
口腔吸着部11400は、体積調節部11100の外周縁(円弧)に対応する郊外に固定され、まるで車のおもちゃのプラスチック輪に輪と紙面との摩擦力を高めるためにゴムリングを形成する構成と類似である。
口腔吸着部11400には、空気を吸入してこの吸入力によって患者1000の口腔1100内の皮膚、望ましくは軟口蓋に吸着させるための流体吸入ホール11420を含み、流体吸入装置22000を流体移送管42000と流体吸入用締結端子10200を通じて口腔吸着部11400に締結する。
口腔吸着部11400は、内部が空いていて、流体吸入用締結端子10200と連結された第2流体貫通部11410と第2流体貫通部11410に連結されて外部に露出されて患者1000の口腔1100内の表面と吸着するための少なくとも一つ以上の穴を含む流体吸入ホール11420を含む。
また、口腔吸着部11400の形状は、リング形状に構成することができ、このような場合には、口腔吸着部11400は、体積調節部11200の膨張する体積に対応してリング形状の全体長さが増加しなければならないため、口腔吸着部11400は弾性力のある高分子材料またはシリコーンが望ましく、体積調節部11200の膨張膜11100の材料に比べて弾性力が同一であるか或いは小さい材料がより望ましい。
また、口腔吸着部11400の形状が連結されてなくて開口部を含む帯の形状(すなわち、馬蹄磁石に類似の形状)に構成することもできる。
また、口腔吸着部11400の形状は、図13〜図24を参照して後述する本発明の他の実施例による口腔挿入部材のように体積調節部11200の外周縁(円弧)に対応して薄く突出して形成される翼型に構成されることも可能である。
流体吸入装置(22000)は、別途のポンプを用いることができ、ユニットチェアーに含まれたエアポンプを用いることもできる。この際、別途のポンプを使う場合に、手動によってまたは電気エネルギーによって用いることもできる。
本発明では一実施例として流体吸入装置22000をユニットチェアーに含まれたエアポンプ、すなわち、歯科治療で一般的に使われる吸引器具を用いた。
図12は、本発明の一実施例による流体供給装置に対する構成図である。
図1〜図11を参照して説明した本発明の実施例による口腔治療用補助装置の流体供給装置21000は、流体圧縮機21100によって発生する正圧を有する流体が流体移送管41000を通じて口腔挿入部材11000に供給される。
この際、口腔挿入部材11000の内圧を一定に維持して口腔挿入部材11000の膨張された体積を維持するために圧力調節部21200を含み、治療が終わった後、口腔挿入部材11000を患者1000の口腔1100から簡単に除去するために口腔挿入部材11000に供給された流体を外部に排出するための圧力排出ピン21310を含む強制排出部21300を含む。
また、強制排出部21300は、治療中、応急状況に対応して医療関係者が圧力排出ピン21310を除去して口腔挿入部材11000に供給された流体を外部に強制排出して口腔挿入部材11000の体積を減少させた後、患者1000の口腔1100から除去する時にも用いられる。
圧力調節部21200は、一般的に用いられる機械式リリーフ バルブ(Mechanical Releif Valve)を用いて一定の圧力を設定して用いることが望ましい。
図13〜図21は、本発明のまた他の実施例による口腔挿入部材を説明するための図面である。
上述した図2〜図12を参照して説明した本発明の実施例による口腔挿入部材11000は、正圧の提供を受けて体積が膨張することによって患者ごとの多様な口腔構造に対応することが容易な長所があるが、口腔治療の時、ドリル、メスなどの鋭い道具によって割れる恐れがあるとの短所がある。
よって、図13〜図21を参照して後述する口腔挿入部材12000は、負圧を用いて患者1000の口腔1100、望ましくは 軟口蓋に吸着することによって、洗浄液または患者の唾液が喉を通ることを遮断するように構成される。
口腔挿入部材12000は、ボディー部12100と口腔吸着部12200とで大きく構成される。
ボディー部12100は、負圧を提供するための流体移送管42000との締結のための流体吸入用締結端子10200を含み、口腔吸着部12200に負圧を伝達するために口腔吸着部12200と締結端子10200とを連結する連結通路12500を含む。
ボディー部12100は、外部の荷重に対して一定位の形状を維持し、堅すぎないものが望ましく、本発明では一実施例としてシリコーンを用いた。
また、口腔挿入部材12000を患者1000の口蓋垂1120の前方の口腔1100、望ましくは、軟口蓋に吸着することによって、口腔挿入部材12000の裏面12120、すなわち、ボディー部12100は、締結端子10200の反対側面が患者の口蓋垂1120に接触して患者1000に嘔吐を誘発するなどの拒否感を解決するために、ボディー部12100は、締結端子10200の反対側面12120が凹んでいるか、少なくとも扁平であることが望ましい。
また、たとえ口腔吸着部12200によって口腔挿入部材12000が患者1000の口蓋垂1120の前方の口腔1100、望ましくは軟口蓋に吸着していても、口腔挿入部材12000が患者の喉を通らないようにするために、ボディー部12100は患者の喉1130より面積または幅を大きくすることが望ましい。
口腔吸着部12200は、ボディー部12100の連結通路12500と連結された流体吸入ホール12220をボディー部12100が締結端子10200を含む面12211の反対の面12212に含む。
口腔吸着部12200は、患者の口腔表面に吸着することが容易でなければならなく、患者の多様な口腔構造に対応して曲げられることが望ましいため、ボディー部12100より厚さが薄いことが望ましく、弾性力を有していることが望ましい。ここで、本発明の一実施例として口腔吸着部12200は、ボディー部12100と同一のシリコーンで形成した。
また、口腔挿入部材12000は、患者の口腔に挿入および吸着されることによって、患者が鼻を通じてのみ息をしなければならないという不便さを解消して、また、応急時に患者に口で息をすることができるようにするために、ボディー部12100を貫通し、ボディー部12100内部の連結通路12500とは遮断されている呼吸穴12300を含むことが望ましい。
この際、治療の時に患者1000は、ユニットチェアーにねて治療を受けるため、患者1000の口腔1100に溜まった洗浄液または患者の唾液がボディー部12100に含まれた呼吸穴12300を通じて喉を通ることを防止するために呼吸穴12300はボディー部12100の前方、すなわち、流体吸入用締結端子10200を含む面12110から突出していることが望ましい。
また、呼吸穴12300は、治療時に患者の歯に憤出される洗浄液が撥ねかかって呼吸穴12300を通じて喉を通ることを防止するために十字(+)形態に窃取されている薄い膜を呼吸穴12300の前端部に形成することが望ましい。
図15は、図13および図14による本発明の口腔挿入部材12000に対する分解断面を示したものである。
本発明による口腔挿入部材12000のボディー部12100と口腔吸着部12200とは、一体型に形成することが望ましい。
すなわち、喉の方に対応する面(12120、12212)と締結端子10200を含む面(12110、12211)にそれぞれシリコーン射出成形をした後、接合部12400を接合して完成する。
この際、ボディー部12100の一面側12110に含まれて形成される締結端子10200には、流体吸入装置22000から連結する流体移送管42000と締結することが容易であるようにねじ線が形成されることが望ましく、ねじ線は、図11に示したように締結端子10200の内部に雌ねじ形態に形成することもでき、締結端子10200の外部に雄ねじの形態に形成することもできる。
図16は、本発明の口腔挿入部材12000の後面、すなわち、患者の口腔に挿入する時、喉に近い面を示したものであり、図17は、口腔挿入部材12000の前面、すなわち、締結端子10200を含む面を示したものである。
図16〜図17を参照すると、口腔挿入部材12000の流体吸入ホール12220は、口腔吸着部12200の一側面、すなわち、口腔挿入部材12000を患者の口腔に挿入する時、喉に近い口腔吸着部12200の面12212にのみ含まれる。
図20は、本発明の多様な実施例による口腔挿入部材(10000、11000、12000)を患者1000の口腔1100に挿入する前、患者の口腔1100を3Dでモデリングした斜視図であり、図21は、患者1000の口腔1100に口腔挿入部材(10000、11000、12000)を挿入した3Dモデリング斜視図である。
この際、本発明の多様な実施例による口腔挿入部材(10000、11000、12000)を流体供給装置21000または流体吸入装置22000と流体移送管(41000、42000)を通じて連結して用いることもでき、流体供給装置21000または流体吸入装置22000と連結することなく、口腔挿入部材(10000、11000、12000)を患者の口腔に挿入して用いることもできる。
流体供給装置21000または流体吸入装置22000と連結することなく、口腔挿入部材(10000、11000、12000)を患者の口腔に挿入して用いる時には、口腔挿入部材(10000、11000、12000)の挿入および除去を容易にするために、取っ手などを含むことができ、詳細な説明は、後の図24を参照して説明する。
図22は、本発明の一実施例による口腔治療用補助装置およびそれを含むユニットチェアーに対する斜視図である。
一般的に歯科治療用に用いるユニットチェアー50000は、流体吸引器具(suction instrument)を含み、一般高圧と低圧を提供する2つの吸入装置を含む。
本発明による口腔治療用補助装置は、ユニットチェアー50000に穴あけ工具(drilling tool)などの道具で構成されていることもあり、流体吸入装置に連結して用いる吸引機51000を除去し、流体移送管42000に本発明による口腔挿入部材(10000、11000、12000)、より望ましくは、吸着機能を果たす口腔挿入部材12000を連結して用いることができる。
また、このような締結を容易にするために、コネクター30000を更に含むこともできる。
コネクターを用いた締結方法については点線で示したブロックVII領域をさらに詳細に示した図23を参照して次のように説明する。
コネクター30000は、2つの端子を含み、一つの端子32000は、ユニットチェアー50000の流体吸入装置に連結される第2流体移送管42000が締結され、反対側の他の一つの端子32100には、本発明による口腔挿入部材(10000、11000、12000)、より望ましくは、吸着機能を果たす口腔挿入部材12000に連結される第1流体移送管42100が締結される。
また、コネクター30000は、ユニットチェアー50000の流体吸入装置に連結される第2流体移送管42000が締結される端子32000と口腔挿入部材(10000、11000、12000)に連結される第1流体移送管42100が締結される端子32100に追加的に除去された吸引機51000に連結される第3流体移送管42200が締結される端子32200を含んで構成されることも可能である。
この際、流体吸入装置で提供される負圧を調節するための調節レバー31100を含み、調節レバーによって口腔挿入部材12000に提供される負圧を調節することができる。
圧力(負圧)を調節するための手段としては、一般的に用いられる圧力制御バルブをコネクター30000の内部に含んで用いることができる。
また、圧力を調節するための手段として、圧力制御バルブを機械式でない電気/電子式を用いる場合には電源の供給および電源のオン/オフ31200スイッチを更に含むこともできる。
図24は、本発明のまた他の実施例による口腔治療用補助装置に対する斜視図を示したものであり、本発明による口腔挿入部材(10000、11000、12000)に流体供給装置21000または流体吸入装置(22000)を連結して用いることなく、患者の口腔内に口腔挿入部材(10000、11000、12000)を挿入して使用しうるようにするための実施例である。
口腔挿入部材(10000、11000、12000)を患者の口腔内に挿入または口腔から除去するための取っ手部60000を更に含む。
取っ手部60000は、取っ手本体61000が口腔挿入部材(10000、11000、12000)の一側面と結合され、取っ手本体61000の反対側には医療関係者が把持することが容易となるように凹凸部を含む把持部62000)を含んで構成される。
この際、患者の口腔から口腔挿入部材(10000、11000、12000)の除去をより容易にするために取っ手本体61000の所定領域にフック63000を更に含むこともできる。
また、口腔挿入部材(10000、11000、12000)と取っ手部60000とを分離可能であるように構成し、口腔挿入部材を患者の口腔に挿入した後、取っ手部60000を口腔挿入部材から分離することもできる。
また、口腔挿入部材(10000、11000、12000)の取っ手部60000が締結される反対面、すなわち、患者の口腔内に挿入された時、患者の喉の方に向かう一面に接着性物質を塗布して口腔挿入部材が患者の口腔内の皮膚に接着されるようにすることも可能である。
この際、口腔挿入部材は、上述した多様な実施例のうち、図13〜図19を参照して説明した口腔挿入部材において負圧を用いなくても良いため、連結通路12500、流体吸入ホール12220などを排除して構成することができる。
すなわち、ボディー部12100の外周縁(円弧)に形成される口腔吸着部12200を薄く翼型に形成して構成することによって、口腔挿入部材のボディー部12100と口腔吸着部12200とを一体型に射出して成形することもできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10000、11000、12000 口腔挿入部材
10100、10200 締結端子
11100 膨張膜
11200 体積調節部
11110 凸部
11300 体積固定部
11310 第1流体貫通部
11320 流体注入ホール
11400 口腔吸着部
11410 第2流体貫通部
11420 流体吸入ホール
12100 ボディー部
12200 口腔吸着部
12220 流体吸入ホール
12300 呼吸穴
12400 接合部
21000 流体供給装置
22000 流体吸入装置
30000 コネクター
41000、42000 流体移送管
50000 ユニットチェアー

Claims (28)

  1. 流体によって膨張する体積調節部を含む口腔挿入部材と、
    前記体積調節部に前記流体を供給する流体供給装置と、を含むことを特徴とする口腔治療用補助装置。
  2. 前記口腔挿入部材は、前記体積調節部の所定部分に固定され、前記流体供給装置によって体積が膨張しない体積固定部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の口腔治療用補助装置。
  3. 前記口腔挿入部材の所定部分に固定され、患者の口腔に溜まった洗浄液または前記患者の唾液を吸入するための流体吸入装置を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の口腔治療用補助装置。
  4. 前記口腔挿入部材は、流体吸入装置の圧力が伝達される少なくとも一つ以上の流体吸入ホールが形成され、患者の口腔内の皮膚に吸着するための口腔吸着部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の口腔治療用補助装置。
  5. 患者の口蓋垂の前方の口腔内に挿入されて口腔治療のときに用いられる洗浄液、または前記患者の唾液が前記患者の食道または気道を通ることを防止する口腔挿入部材を含むことを特徴とする口腔治療用補助装置。
  6. 前記口腔挿入部材は、外部の圧力によって形状が可変する弾性材料で形成されたことを特徴とする請求項5に記載の口腔治療用補助装置。
  7. 前記口腔挿入部材は、前記患者の口腔内の皮膚に吸着される口腔吸着部を含むことを特徴とする請求項5に記載の口腔治療用補助装置。
  8. 前記口腔吸着部は、前記患者の口腔内の皮膚に吸着する時、負圧(negative press)が形成される流体吸入ホールを含むことを特徴とする請求項7に記載の口腔治療用補助装置。
  9. 内部に流体が流動可能な連結通路を含むボディー部と、
    前記ボディー部の外周縁に具備され、患者の口腔内の皮膚に吸着される口腔吸着部と、
    前記口腔吸着部の一面に前記連結通路と連結されるように形成される少なくとも一つ以上の流体吸入ホールと、を含む口腔挿入部材を含む口腔治療用補助装置。
  10. 前記口腔吸着部は、前記ボディー部より厚さが薄いことを特徴とする請求項9に記載の口腔治療用補助装置。
  11. 前記ボディー部と前記口腔吸着部とは同じ材質で構成され、一体型からなることを特徴とする請求項10に記載の口腔治療用補助装置。
  12. 前記患者の口腔に溜まった洗浄液または前記患者の唾液を吸入するために流体吸入装置に連結され、前記口腔挿入部材の所定領域に締結される流体移送管を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の口腔治療用補助装置。
  13. 流体吸入装置と連結される流体移送管を前記ボディー部に含まれた前記連結通路に連結されるように締結するための締結端子を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の口腔治療用補助装置。
  14. 前記締結端子は、前記流体吸入ホールが形成された反対側の前記ボディー部の一面に形成されることを特徴とする請求項13に記載の口腔治療用補助装置。
  15. 前記締結端子は、前記連結通路と連結されることを特徴とする請求項13に記載の口腔治療用補助装置。
  16. 前記流体吸入装置は、口腔治療用ユニットチェアーに含まれることを特徴とする請求項13に記載の口腔治療用補助装置。
  17. 前記流体移送管は、前記締結端子と連結される第1流体移送管と、前記流体吸入装置と連結される第2流体移送管とを含み、前記第1流体移送管と前記第2流体移送管とを連結するコネクターを更に含むことを特徴とする請求項13に記載の口腔治療用補助装置。
  18. 前記コネクターは、前記流体吸入装置から前記口腔挿入部材に提供される圧力を調節するための圧力制御バルブを含むことを特徴とする請求項17に記載の口腔治療用補助装置。
  19. 前記口腔挿入部材は、前記ボディー部を貫通するように形成される呼吸穴を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の口腔治療用補助装置。
  20. 前記呼吸穴は、前記流体吸入ホールが形成された反対側の前記ボディー部の一面に対して突出したことを特徴とする請求項19に記載の口腔治療用補助装置。
  21. 前記呼吸穴の前記流体吸入ホールが形成された反対側の入口は、液体の流入を遮断するための薄い膜を含むことを特徴とする請求項19に記載の口腔治療用補助装置。
  22. 前記呼吸穴は、前記ボディー部に含まれた前記連結通路と物理的に遮断されていることを特徴とする請求項19に記載の口腔治療用補助装置。
  23. 前記ボディー部は、前記流体吸入ホールが形成された方向の面が凹むか或いは扁平であることを特徴とする請求項9に記載の口腔治療用補助装置。
  24. 所定の厚さを有するボディー部と、
    前記ボディー部の外周縁に具備され、前記ボディー部の厚さより薄い厚さを有する口腔吸着部と、を含む口腔挿入部材を含むことを特徴とする口腔治療用補助装置。
  25. 前記口腔吸着部の一面の少なくとも一部分に接着性物質が塗布されたことを特徴とする請求項24に記載の口腔治療用補助装置。
  26. 内部に流体が流動可能な連結通路を含むボディー部、前記ボディー部の外周縁に具備されて患者の口腔内の皮膚に吸着される口腔吸着部と、前記口腔吸着部の一面に前記連結通路と連結されるように形成される少なくとも一つ以上の流体吸入ホールを含む口腔挿入部材と、
    前記連結通路に連結され、前記流体吸入ホールに負圧を提供するための流体吸入装置を含むことを特徴とする口腔治療用ユニットチェアー。
  27. 前記連結通路と連結される第1流体移送管と前記流体吸入装置と連結される第2流体移送管を連結するコネクターを更に含むことを特徴とする請求項26に記載の口腔治療用ユニットチェアー。
  28. 前記コネクターは、前記流体吸入装置から前記流体吸入ホールに提供される圧力を調節するための圧力制御バルブを含むことを特徴とする請求項27に記載の口腔治療用ユニットチェアー。
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