JP2010537653A - 望ましくない成分の含有量が段階ごとに管理される常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食 - Google Patents
望ましくない成分の含有量が段階ごとに管理される常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010537653A JP2010537653A JP2010523326A JP2010523326A JP2010537653A JP 2010537653 A JP2010537653 A JP 2010537653A JP 2010523326 A JP2010523326 A JP 2010523326A JP 2010523326 A JP2010523326 A JP 2010523326A JP 2010537653 A JP2010537653 A JP 2010537653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- months
- infants
- stage
- age
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
- A23L33/40—Complete food formulations for specific consumer groups or specific purposes, e.g. infant formula
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mycology (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Pediatric Medicine (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
【選択図】なし
Description
[0010]用語「約」は、プラス又はマイナス20%、より好ましくはプラス又はマイナス10%、さらにより好ましくはプラス又はマイナス5%、最も好ましくはプラス又はマイナス2%を意味する。
[0011]用語「食品」は、人間用であれ動物用であれ、いずれかの食物、餌、軽食、補助食品、おやつ、食事代用品、又は食事代替品を意味する。
[0012]用語「非栄養因子」は、栄養の摂取を妨げる成分のいずれかの構成要素を意味する。非栄養因子の例としては、レクチン(血球凝集素)、トリプシン、及びキモトリプシン阻害剤が挙げられる。
[0013]用語「本質的な構成物質」は、食物成分中に本来存在するいずれかの因子を意味する。
[0014]用語「望ましくない成分」は、消費するには安全でないことがあるか、又は、栄養上の悪影響をもたらすことがあるいずれかの成分を意味する。望ましくない成分としては、とりわけ、非栄養因子、毒素、及びアレルゲンを挙げることができる。
[0015]用語「常温貯蔵可能な離乳食品」は、安全に貯蔵し、室温で密封容器に入れて販売でき、その一方でさらに、例えば少なくとも約2ヶ月間、好ましくはそれより長い有用な貯蔵寿命を有する離乳食品を意味する。
[0021]1つの態様において、本発明は、常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品を提供し、望ましくない成分の含有量は、乳幼児の発達段階に応じて管理され、(i)月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品は、野菜、豆果、肉、果物、並びに香草及びスパイスの1種又は複数種を含み、(ii)月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)、月齢約12から約36ヶ月まで(第4段階又はジュニア段階)の乳幼児のための離乳食品は、野菜、豆果、肉、魚、卵、果物、香草及びスパイス、並びにナッツの1種又は複数種を含む。
(i)成分中の本質的な構成物質の安全性を評価するステップ、
(ii)成分中の非栄養因子の存在を評価するステップ、
(iii)アレルギー反応を引き起こす成分の可能性を評価するステップ、及び
(iv)ステップ(i)から(iii)までの結果を組み合わせ、1つ又は複数の安全性のカテゴリーに成分を割り当てるステップ
を含む。
(a)1群に割り当てられる成分は、月齢約4から約6ヶ月までの乳児のための離乳食品中に含まれて安全であり、
(b)2群に割り当てられる成分は、月齢約6から約8ヶ月までの乳児のための離乳食品中に含まれて安全であり、
(c)3群に割り当てられる成分は、月齢約8から約12ヶ月までの乳児のための離乳食品中に含まれて安全であり、及び
(d)ジュニア群に割り当てられる成分は、月齢約12から約36ヶ月までの幼児のための離乳食品中に含まれて安全である。
(a)1Aに割り当てられる成分は、特定の乳幼児個体群における使用の安全な履歴を有し、安全性の懸念がなく、具体的な予防措置を必要とせず、
(b)1Bに割り当てられる成分は、特定の乳幼児個体群における使用の安全な履歴を有するが、調達、取り扱い、加工、又は使用のレベルにおいて特定の予防措置を伴い、
(c)2Aに割り当てられる成分は、悪影響の根拠がなく、特定の毒物学上の懸念がある構成物質がなく、特定の予防措置を必要とせず、
(d)2Bに割り当てられる成分は、悪影響の根拠、及び/又は特定の毒物学上の懸念がある構成物質を有するが、
(i)調達、取り扱い、加工、又は使用のレベルにおいて特定の予防措置をとること、
(ii)確立された健康に基づくガイダンス値より低い曝露レベルを維持すること、又は
(iii)最大限度に従うこと
によって安全性を保証することができ、及び
(e)2Cに割り当てられる成分は、悪影響の根拠、及び/又は特定の毒物学上の懸念がある構成物質を有し、
(i)調達、取り扱い、加工、又は使用のレベルにおいて特定の予防措置をとること、
(ii)確立された健康に基づくガイダンス値より低い曝露レベルを維持すること、又は
(iii)最大限度に従うこと
によって安全なレベルを保証することができない。
[0062]乳幼児の食物における使用のためのいくつかの食物成分の化学的な安全性及び適切な導入年齢を調べた。乳幼児の食物は、年齢4から6ヶ月から3歳までの乳幼児のために意図された乳幼児食及び飲料、並びに牛乳ベースの製品などの様々な製品を含んだ。
[0071]乳幼児の食物における使用のためのいくつかの食物成分の化学的な安全性及び適切な導入年齢を調べた。乳幼児の食物は、年齢4から6ヶ月から3歳までの乳幼児のために意図された乳幼児食及び飲料、並びに牛乳ベースの製品などの様々な製品を含んだ。
Claims (30)
- 望ましくない成分の含有量が、乳幼児の発達段階に応じて管理される常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品であって、
(i)月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品が、野菜、豆果、肉、果物、並びに香草及びスパイスの1種又は複数種を含み、
(ii)月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)、又は月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の乳幼児ための離乳食品が、野菜、豆果、肉、魚、卵、果物、香草及びスパイス、並びにナッツの1種又は複数種を含む
常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。 - 月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品が、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、及びズッキーニから選択される1種又は複数種の野菜を含む、請求項1に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品が、豆果のダイズを含む、請求項1又は2に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品が、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、及び鴨肉から選択される1種又は複数種の肉を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品が、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、及びスイカから選択される1種又は複数種の果物を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための離乳食品が、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、及びソレルから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための離乳食品が、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、サツマイモ、トマト、エンドウマメ、及びホウレンソウから選択される1種又は複数種の野菜を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための離乳食品が、ダイズ、ブラックグラムシード、ヒヨコマメ、ササゲ、インゲンマメ、ヒラマメ、ヤエナリ、及びキマメから選択される1種又は複数種の豆果を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳幼児のための離乳食品が、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、及び鴨肉から選択される1種又は複数種の肉、及び/又は魚を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための離乳食品が、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、スイカ、イチジク、パパイヤ、パッションフルーツ、イチゴ、及びタンジェリンから選択される1種又は複数種の果物を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための離乳食品が、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、ソレル、カルダモン、アサツキ、クミン、タマネギ、サフラン、サボリー、エシャロット、及びタイムから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための離乳食品が、ココナッツを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための離乳食品が、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、サツマイモ、トマト、エンドウマメ、ホウレンソウ、アスパラガス、ビート(の根)、芽キャベツ、キャベツ、ガーデンピー、ダイコン、及びカブから選択される1種又は複数種の野菜を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための離乳食品が、ダイズ、ブラックグラムシード、ヒヨコマメ、ササゲ、インゲンマメ、ヒラマメ、ヤエナリ、キマメ、ライマメ、及びシカクマメから選択される1種又は複数種の豆果を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための離乳食品が、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、及び鴨肉から選択される1種又は複数種の肉、及び/又は魚、及び/又は卵を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための離乳食品が、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、スイカ、イチジク、パパイヤ、パッションフルーツ、イチゴ、タンジェリン、及びルバーブから選択される1種又は複数種の果物を含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための離乳食品が、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、ソレル、カルダモン、アサツキ、クミン、タマネギ、サフラン、サボリー、エシャロット、タイム、コリアンダー、クルクマ、ガーデンソレル、ニンニク、ミント、及びバニラから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための離乳食品が、ココナッツ及び/又はココアを含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための離乳食品が、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、サツマイモ、トマト、エンドウマメ、ホウレンソウ、アスパラガス、ビート(の根)、芽キャベツ、キャベツ、ガーデンピー、ダイコン、カブ、マッシュルーム、及びクレソンから選択される1種又は複数種の野菜を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための離乳食品が、ダイズ、ブラックグラムシード、ヒヨコマメ、ササゲ、インゲンマメ、ヒラマメ、ヤエナリ、キマメ、ライマメ、及びシカクマメから選択される1種又は複数種の豆果を含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための離乳食品が、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、鴨肉から選択される1種又は複数種の肉、及び/又は魚、及び/又は卵、及び/又は甲殻類を含む、請求項1〜20のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための離乳食品が、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、スイカ、イチジク、パパイヤ、パッションフルーツ、イチゴ、タンジェリン、ルバーブ、グレープフルーツ、及びキーウィから選択される1種又は複数種の果物を含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための離乳食品が、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、ソレル、カルダモン、アサツキ、クミン、タマネギ、サフラン、サボリー、エシャロット、タイム、コリアンダー、クルクマ、ガーデンソレル、ニンニク、ミント、バニラ、バジル、ゲッケイジュ、チャービル、シナモン、クローブ、ショウガ、カンゾウ、メース、マジョラム、ナツメグ、オレガノ、パセリ、コショウ、ローズマリー、セージ、及びテラゴンから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む、請求項1〜22のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための離乳食品が、ココナッツ、ココア、アーモンド、ブナの木の実、ブラジルナッツ、カシューナッツ、クリ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツ、ピーカンナッツ、ピスタチオナッツ、及びクルミから選択される1種又は複数種のナッツを含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 離乳食品が、ピーナッツ、ゴマ種子、カラシ、又はセロリを含まない、請求項1〜24のいずれか一項に記載の常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食品。
- 離乳食品成分の安全性を評価する方法であって、
(i)成分中の本質的な構成物質の安全性を評価するステップ、
(ii)成分中の非栄養因子の存在を評価するステップ、
(iii)アレルギー反応を引き起こす成分の可能性を評価するステップ、及び
(iv)ステップ(i)から(iii)までの結果を組み合わせ、1つ又は複数の安全性のカテゴリーに成分を割り当てるステップ
を含む方法。 - 安全性のカテゴリーが、1群、2群、3群、及びジュニア群から選択され、
(a)1群に割り当てられる成分が、月齢約4から約6ヶ月までの乳児のための離乳食品中に含まれて安全であり、
(b)2群に割り当てられる成分が、月齢約6から約8ヶ月までの乳児のための離乳食品中に含まれて安全であり、
(c)3群に割り当てられる成分が、月齢約8から約12ヶ月までの乳児のための離乳食品中に含まれて安全であり、及び
(d)ジュニア群に割り当てられる成分が、月齢約12から約36ヶ月までの幼児のための離乳食品中に含まれて安全である、
請求項26に記載の方法。 - 安全性のカテゴリーが、1A、1B、2A、2B、及び2Cから選択され、
(a)1Aに割り当てられる成分が、特定の乳幼児個体群における使用の安全な履歴を有し、安全性の懸念がなく、具体的な予防措置を必要とせず、
(b)1Bに割り当てられる成分が、特定の乳幼児個体群における使用の安全な履歴を有するが、調達、取り扱い、加工、又は使用のレベルにおいて特定の予防措置を伴い、
(c)2Aに割り当てられる成分が、悪影響の根拠がなく、特定の毒物学上の懸念がある構成物質がなく、特定の予防措置を必要としない、
(d)2Bに割り当てられる成分が、悪影響の根拠及び/又は特定の毒物学上の懸念がある構成物質を有するが、
(i)調達、取り扱い、加工、又は使用のレベルにおいて特定の予防措置をとること、
(ii)確立された健康に基づくガイダンス値より低い曝露レベルを維持すること、又は
(iii)最大限度に従うこと
によって安全性を保証することができ、及び
(e)2Cに割り当てられる成分が、悪影響の根拠及び/又は特定の毒物学上の懸念がある構成物質を有し、
(i)調達、取り扱い、加工、又は使用のレベルにおいて特定の予防措置をとること、
(ii)確立された健康に基づくガイダンス値より低い曝露レベルを維持すること、又は
(iii)最大限度に従うこと
によって安全なレベルを確立することができない、
請求項26又は27に記載の方法。 - 1A、1B、2A、及び2Bに割り当てられる成分が、月齢約4ヶ月からの乳幼児のための離乳食品中に含まれて安全であり、2Cに割り当てられる成分が、月齢約12ヶ月からの幼児のための離乳食品中へ含まれて安全である、請求項28に記載の方法。
- 2Cに割り当てられる成分が、大人の食品における使用レベルより約4倍〜約5倍低い使用レベルで存在する場合、月齢約12ヶ月からの幼児のための離乳食品中に含まれて安全である、請求項29に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP07017567 | 2007-09-07 | ||
PCT/EP2008/007262 WO2009030487A2 (en) | 2007-09-07 | 2008-09-05 | Range of shelf stable baby foods in which the content of undesirable ingredients is controlled by stage |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010537653A true JP2010537653A (ja) | 2010-12-09 |
JP2010537653A5 JP2010537653A5 (ja) | 2012-03-22 |
Family
ID=39030315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010523326A Pending JP2010537653A (ja) | 2007-09-07 | 2008-09-05 | 望ましくない成分の含有量が段階ごとに管理される常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20110183062A1 (ja) |
EP (1) | EP2197298A2 (ja) |
JP (1) | JP2010537653A (ja) |
CN (1) | CN101795582A (ja) |
AR (1) | AR068239A1 (ja) |
AU (2) | AU2008295077A1 (ja) |
BR (1) | BRPI0816698A8 (ja) |
CA (1) | CA2698830A1 (ja) |
CL (1) | CL2008002647A1 (ja) |
MX (1) | MX2010002787A (ja) |
RU (1) | RU2512380C2 (ja) |
TW (1) | TW200938094A (ja) |
WO (1) | WO2009030487A2 (ja) |
ZA (1) | ZA201002398B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190069586A1 (en) * | 2016-03-11 | 2019-03-07 | Evolve Biosystems, Inc. | Food Compositions for Weaning |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2187766B1 (en) | 2007-09-07 | 2013-10-23 | Nestec S.A. | Range of aseptically produced infant foods having low concentrations of undesired by-products and methods for making the same |
TR201107872A2 (tr) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Tuerkiye Bilimsel Ve Teknolojik Arastirma Kurumu Tuebitak | Bütün zeytinli bebek ve çocuk maması. |
RU2498632C1 (ru) * | 2013-01-22 | 2013-11-20 | Олег Иванович Квасенков | Способ производства закусочных консервов из лагенарии в сладком томатном соусе |
IL274474B2 (en) | 2013-02-12 | 2024-04-01 | Else Nutrition Gh Ltd | A non-dairy formula to supplement a patient's diet |
WO2014148885A1 (en) | 2013-03-21 | 2014-09-25 | N.V. Nutricia | Stage 1 and stage 2 food products for infants |
RU2514773C1 (ru) * | 2013-07-24 | 2014-05-10 | Олег Иванович Квасенков | Способ получения консервов "салат из индейки с овощами" |
US11185561B2 (en) * | 2017-01-28 | 2021-11-30 | National Center For Child Health And Development | Method and composition for preventing egg allergy |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11332513A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-07 | Beech Nut Nutrition Corp | フルクタン含有ベビーフード組成物およびその製造方法 |
US6051235A (en) * | 1998-07-16 | 2000-04-18 | Beech-Nut Nutrition Corporation | Ginger-containing baby-food preparation and methods therefor |
JP2002119197A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-04-23 | Okashi No Piero:Kk | 離乳食及びその製造方法 |
US20030207004A1 (en) * | 1998-05-21 | 2003-11-06 | Theuer Richard C. | Baby-food compositions containing egg yolk and methods therefor |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4301539A1 (de) * | 1993-01-21 | 1994-07-28 | Jiri Linhart | Nahrungsmittel |
US5955138A (en) * | 1996-02-21 | 1999-09-21 | Beech-Nut Nutrition Corporation | Baby food compositions comprising light fleshed vegetables, and related methods |
US7223434B2 (en) * | 2001-11-21 | 2007-05-29 | Gerber Products Company | Blended baby foods |
US20040213886A1 (en) * | 2003-04-23 | 2004-10-28 | Toves Frances Ann | Soy-based fruit and/or vegetable food product and processes for making same |
-
2008
- 2008-09-05 TW TW097134244A patent/TW200938094A/zh unknown
- 2008-09-05 MX MX2010002787A patent/MX2010002787A/es unknown
- 2008-09-05 CN CN200880105826A patent/CN101795582A/zh active Pending
- 2008-09-05 EP EP08801857A patent/EP2197298A2/en not_active Ceased
- 2008-09-05 JP JP2010523326A patent/JP2010537653A/ja active Pending
- 2008-09-05 WO PCT/EP2008/007262 patent/WO2009030487A2/en active Application Filing
- 2008-09-05 US US12/672,906 patent/US20110183062A1/en not_active Abandoned
- 2008-09-05 CL CL2008002647A patent/CL2008002647A1/es unknown
- 2008-09-05 BR BRPI0816698A patent/BRPI0816698A8/pt not_active IP Right Cessation
- 2008-09-05 RU RU2010113380/13A patent/RU2512380C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2008-09-05 CA CA2698830A patent/CA2698830A1/en not_active Abandoned
- 2008-09-05 AU AU2008295077A patent/AU2008295077A1/en not_active Abandoned
- 2008-09-08 AR ARP080103899A patent/AR068239A1/es unknown
-
2010
- 2010-04-06 ZA ZA2010/02398A patent/ZA201002398B/en unknown
-
2014
- 2014-08-08 AU AU2014210628A patent/AU2014210628A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030207004A1 (en) * | 1998-05-21 | 2003-11-06 | Theuer Richard C. | Baby-food compositions containing egg yolk and methods therefor |
JPH11332513A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-07 | Beech Nut Nutrition Corp | フルクタン含有ベビーフード組成物およびその製造方法 |
US6051235A (en) * | 1998-07-16 | 2000-04-18 | Beech-Nut Nutrition Corporation | Ginger-containing baby-food preparation and methods therefor |
JP2002119197A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-04-23 | Okashi No Piero:Kk | 離乳食及びその製造方法 |
Non-Patent Citations (6)
Title |
---|
JPN6012041979; Feeding Infants, A Guide for Use in the Child Nutrition Programs , 200112, p.43-59, Food and Nutrition Service, USDA * |
JPN6014010534; News Release,和・洋・中のバラエティ豊かなメニューが揃って新登場 ピジョンベビーフード「レトルトカッ , 20060817, ピジョン株式会社 * |
JPN6014010536; ニュースリリース,素材をおいしく食べるフリーズドライベビーフード 「やさしいそざい」シリーズ19品新発 , 20070817, 和光堂株式会社 * |
JPN6014050157; 授乳・離乳の支援ガイド , 20070314, 44 * |
JPN6014050158; '節約子育てミッション' 離乳食食材早見表 , 2006 * |
JPN6014050160; '離乳食で使ってはいけない食材' 離乳食の食材とメニュー , 2005 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190069586A1 (en) * | 2016-03-11 | 2019-03-07 | Evolve Biosystems, Inc. | Food Compositions for Weaning |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX2010002787A (es) | 2017-10-12 |
BRPI0816698A8 (pt) | 2016-10-18 |
AR068239A1 (es) | 2009-11-11 |
RU2010113380A (ru) | 2011-10-20 |
RU2512380C2 (ru) | 2014-04-10 |
TW200938094A (en) | 2009-09-16 |
WO2009030487A3 (en) | 2009-08-06 |
ZA201002398B (en) | 2011-12-28 |
EP2197298A2 (en) | 2010-06-23 |
BRPI0816698A2 (pt) | 2016-06-21 |
CL2008002647A1 (es) | 2009-10-16 |
US20110183062A1 (en) | 2011-07-28 |
AU2014210628A1 (en) | 2014-08-28 |
AU2008295077A1 (en) | 2009-03-12 |
WO2009030487A2 (en) | 2009-03-12 |
CN101795582A (zh) | 2010-08-04 |
CA2698830A1 (en) | 2009-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010537653A (ja) | 望ましくない成分の含有量が段階ごとに管理される常温貯蔵可能な一定範囲の離乳食 | |
JP2010537653A5 (ja) | ||
RU2472399C2 (ru) | Способ получения продуктов для детского питания | |
Bouzari et al. | Mineral, fiber, and total phenolic retention in eight fruits and vegetables: a comparison of refrigerated and frozen storage | |
Poulsen et al. | Results from the Danish monitoring programme for pesticide residues from the period 2004–2011 | |
Byrom et al. | Food consumption rates for use in generalised radiological dose assessments | |
JP5457354B2 (ja) | 低濃度の望ましくない副産物を有する無菌で作製された一組の乳幼児食製品及び同乳幼児食製品を作製する方法 | |
Weetch et al. | The determination of phenylalanine content of foods suitable for phenylketonuria | |
Sin et al. | Menu development and evaluation through eating behavior and food preference of preschool children in day-care centers | |
Clune | Calculating GHG impacts of meals and menus using streamlined LCA data | |
JP2010537654A5 (ja) | ||
Da Silva et al. | Multivariate analysis of nutritional information of foodstuff of plant origin for the selection of representative matrices for the analysis of pesticide residues | |
European Food Safety Authority | Statement on the dietary risk assessment for proposed temporary maximum residue levels (t‐MRLs) for fosetyl‐Al in certain crops | |
JP2010537652A (ja) | 「自然に含まれる」糖のみを含む常温貯蔵可能な一定範囲の乳幼児食品及び同乳幼児食品を作製する方法 | |
Nielsen et al. | Fruit and Vegetable Consumption of US Youth, 2009-2010. NCHS Data Brief. Number 156. | |
Bowman et al. | Methodology and User Guide for The Food Intakes Converted to Retail Commodities Databases: CSFII 1994–1996 and 1998 NHANES 1999–2000 WWEIA, NHANES 2001–2002 | |
Sack | Monitoring Programs in the United States | |
Dodson et al. | Safe handling and storing of raw fruits and vegetables | |
US4985267A (en) | Method of producing dried food | |
EFSA (European Food Safety Authority) et al. | Modification of the existing maximum residue levels for fluxapyroxad in kaki/Japanese persimmons and cultivated mushrooms | |
Nijkamp et al. | Overview of chemical hazards in the Dutch fruit chain | |
Eiphert | Enhancing the safety of locally prepared foods. What do I need to know to sell dehydrated foods at the farmers market? | |
European Food Safety Authority | Reasoned opinion on the review of the existing maximum residue levels (MRLs) for methyl bromide according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005 | |
Liebman et al. | Fruit finds | |
Wolf | Spices continue to show steady gain in popularity |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110316 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20120203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121114 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121121 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121214 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121221 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130115 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140311 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150331 |