JP2010531824A - ウイルス媒介生物を防除するためのテトラミン酸誘導体の使用 - Google Patents

ウイルス媒介生物を防除するためのテトラミン酸誘導体の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、昆虫によって伝染されるウイルス病を防除するための、テトラミン酸誘導体それ自体ならびに知られているテトラミン酸誘導体および他の知られている殺虫性物質から成る活性物質の組合せの使用に関する。

Description

本発明は、媒介生物(昆虫)によって伝染されるウイルス病を防除するための、テトラミン酸誘導体単独での使用ならびに第1に知られているテトラミン酸誘導体および第2にその他の知られている殺虫性の活性化合物を含む活性化合物の組合せにおける使用に関する。
ある種の環状ケトエノール類が除草剤としての、殺虫剤としてのおよび殺ダニ剤としての性質を有することは既に知られている。これらの化合物の活性は良好であるが、少ない施用率では不満足なこともある。
殺虫および/または殺ダニ活性を有することが知られているのは、1H−3−アリールピロリジン−2,4−ジオン誘導体類(国際公開第98/05638号)およびこれらのシス異性体(国際公開第04/007448号)である。
また、国際公開第98/05638号からの化合物の他の殺虫剤および/または殺ダニ剤との混合物も知られている:国際公開第01/89300号、国際公開第02/00025号、国際公開第02/05648号、国際公開第02/17715号、国際公開第02/19824号、国際公開第02/30199号、国際公開第02/37963号、国際公開第05/004603号、国際公開第05/053405号、国際公開第06/089665号、独国特許出願公開第10342673号明細書、国際公開第2008/006516号。しかし、これらの混合物の活性は必ずしも満足なものとは限らない。
国際公開第98/05638号 国際公開第04/007448号 国際公開第01/89300号 国際公開第02/00025号 国際公開第02/05648号 国際公開第02/17715号 国際公開第02/19824号 国際公開第02/30199号 国際公開第02/37963号 国際公開第05/004603号 国際公開第05/053405号 国際公開第06/089665号 独国特許出願公開第10342673号明細書 国際公開第2008/006516号
双方の化合物が国際公開第04/007448号から知られている式(I−1)および(I−2)
Figure 2010531824
の化合物、
ならびに式(I−1)または(I−2)の化合物およびアセチルコリン受容体の少なくとも1つのアゴニストまたはアンタゴニスト、特に以下の式
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00192060号明細書から知られているイミダクロプリド(A1)
および/または
Figure 2010531824
の国際公開第91/04965号から知られているアセタミプリド(A2)および/または
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00580553号明細書から知られているチアメトキサム(A3)
および/または
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00302389号明細書から知られているニテンピラム(A4)
および/または
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00235725号明細書から知られているチアクロプリド(A5)
および/または
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00649845号明細書から知られているジノテフラン(A6)
および/または
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00376279号明細書から知られているクロチアニジン(A7)
および/または
Figure 2010531824
の欧州特許出願公開第00192060号明細書から知られているイミダクロチズ(A8)
を含む活性化合物の組合せは、
ダイズ、ワタ、ビート、トウモロコシ、イネ、ジャガイモ、タバコ、穀類、トロピカルフルーツ、野菜および観賞植物などの作物におけるウイルスのまん延を防ぐために特に適切であることが今では見出されている。
式(I−1)および(I−2)の化合物のような成長調節殺虫剤は一般的に緩徐に作用し、成熟した動物に対する殺虫効果はない。遅発性の作用の発現の故に、ウイルスの防除のために適切であることは予想されなかった。全く意外なことに、遅発性の作用の発現にもかかわらず、式(I−1)および(I−2)の化合物はウイルスを運ぶ媒介生物を防除することによるウイルスの防除のために適切である。ウイルスを運ぶ媒介生物は、例えばコナジラミ、ヨコバイ、アザミウマ、ハダニおよびアブラムシなどの昆虫を意味すると理解されるものとし、これらの昆虫は植物病原性ウイルスを運ぶ。
さらに驚くべきことは、ウイルスのまん延に対する活性化合物の組合せの効果は個々の活性化合物の効果の和よりもかなり高いことである。予測できない真の相乗効果が存在し、単に活性の相加ではない。
式(I−1)の化合物およびアセチルコリン受容体のアゴニストまたはアンタゴニストの群からの少なくとも1つの活性化合物を含む活性化合物の組合せが優先的に選択される。
同様に、式(I−2)の化合物およびアセチルコリン受容体のアゴニストまたはアンタゴニストの群からの少なくとも1つの活性化合物を含む活性化合物の組合せが優先的に選択される。
以下の組合せが特に注目される:(I−1)+(A1)、(I−1)+(A2)、(I−1)+(A3)、(I−1)+(A4)、(I−1)+(A5)、(I−1)+(A6)、(I−1)+(A7)、(I−1)+(A8)、(I−2)+(A1)、(I−2)+(A2)、(I−2)+(A3)、(I−2)+(A4)、(I−2)+(A5)、(I−2)+(A6)、(I−2)+(A7)、(I−2)+(A8)
活性化合物の組合せは、加えてさらなる殺真菌剤として、殺ダニ剤としてまたは殺虫剤として有効な付加成分を含むことができる。
向上した活性は、活性化合物の組合せの中の活性化合物が特定の重量比で存在する場合に顕著である。しかし、活性化合物の組合せの中の活性化合物の重量比は比較的広い範囲内で変化させられ得る。一般に、本発明による組合せは、式(I−1)または(I−2)の活性化合物および混合相手を下の表に記載されている好ましい混合比および特に好ましい混合比において含む。
混合比は重量比による。比は式(I−1)の活性化合物:混合相手または式(I−2):混合相手を意味すると理解されるものとする。
Figure 2010531824
活性化合物の組合せ、また式(I−1)および(I−2)の化合物単独でも、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ビート、穀類(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、ライコムギ)、タバコ、ワタ、野菜、トロピカルフルーツ、ジャガイモ、および観賞植物におけるウイルスのまん延を防ぐために適切であり、これらは植物によって十分に許容され、好都合な恒温動物毒性を有する。
好ましいのは環状一本鎖DNAを有する植物ウイルス、いわゆるジェミニウイルス、例えばビーンゴールデンモザイクウイルス(BGMV)、キャッサバLatendウイルス(CLV)、トマトゴールデンモザイクウイルス(TGMV)、トウモロコシストリークウイルス(MSV)、トマト黄化壊疽ウイルス(TSWV)、タバコモザイクウイルス(TMV)、トマトモザイクウイルス(ToMV)、ポテト黄斑モザイクウイルス(PYMV)、トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)、オオムギ黄斑萎縮ウイルス(BYDV)、ビートモザイクウイルス(BtMV)、ビート黄斑ウイルス(BYV)、ビート西部萎黄ウイルス(BWYV)などである。
一般的な方法でしか記載してこなかった保護されるべき作物を、以下により細分化してより具体的な表現で記載する。したがって、使用に関して野菜は以下のものを意味すると理解されるものとし、例えば果菜および野菜としての頭花/花蕾、例えばピーマン(bell pepper)、トウガラシ(chilli pepper)、トマト、ナス、キュウリ、ウリ、ズッキーニ、ソラマメ、ベニバナインゲン、ツルナシインゲンマメ、エンドウマメ、アーティチョーク、トウモロコシ;
また、葉物野菜、例えばレタス、チコリ、エンダイブ、クレス、ロケットサラダ、フィールドサラダ、アイスバーグレタス、リーキ、ホウレンソウ、スイスチャード;
さらに、塊茎野菜、根野菜および茎野菜、例えば根用セロリ、ビート根、ニンジン、ガーデンラディッシュ、ホースラディッシュ、フタナミソウ、アスパラガス、テーブルビート、ヤシの芽、竹の子、さらに球根野菜、例えばタマネギ、リーキ、フェンネル、ニンニク;
さらに、アブラナ属の野菜、カリフラワー、ブロッコリー、コールラビ、赤キャベツ、白キャベツ、緑キャベツ、サボイキャベツ、ブラッセルスプラウト、白菜などを意味する。
したがって、穀物作物における使用に関して、穀物は以下のものを意味すると理解されるものとし、例えばコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、ライコムギ、またトウモロコシ、キビおよびイネ;
さらに、ブドウおよび熱帯作物、例えばマンゴー、パパイヤ、イチジク、パイナップル、ナツメヤシ、バナナ、ドリアン、カキ、ココナッツ、カカオ、コーヒー、アボカド、レイシ、マラクジャ、グアバなど、
さらに、アーモンドおよびナッツ、例えばヘーゼルナッツ、クルミ、ピスタチオ、カシューナッツ、ブラジルナッツ、ピーカンナッツ、バターナッツ、クリ、ヒッコリーナッツ、マカダミアナッツ、ピーナッツなどを意味し、
加えて、ソフトフルーツ、例えばクロスグリ、グースベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、イチゴ、レッドビルベリー、キウィ、クランベリーなども意味する。
使用に関して、鑑賞用植物は一年生植物および多年生植物を意味すると理解されるものとし、例えば切花、例えばバラ、カーネーション、ガーベラ、ユリ、マーガレット、キク、チューリップ、ラッパスイセン、アネモネ、ケシ、アマリリス、ダリア、アザレア、ゼニアオイなど、
また、例えば花壇用植物、鉢植え植物および灌木、例えばバラ、マンジュギク、パンジー、ゼラニウム、フクシア、ハイビスカス、キク、ホウセンカ、シクラメン、セントポーリア、ヒマワリ、ベゴニアなど、
さらに、例えば低木および針葉樹、例えばイチジクの木、シャクナゲ、トウヒの木、モミの木、マツの木、イチイの木、ビャクシンの木、カサマツ、ローズベイなども意味する。
すべての植物および植物の部分が本発明によって処理され得る。この場合には、植物は望まれるおよび望まれない野生植物または収穫植物(自然に生じる収穫植物を含む)などのすべての植物および植物群を意味すると理解される。収穫植物は伝統的な育種手法および最適化手法によってまたはバイオテクノロジー手法および組換え手法によって得ることができる植物であり得、トランスジェニック植物を含み、また植物育種者の権利によって保護され得るまたは保護され得ない植物変種を含む。植物の部分は、すべての地上および地下の部分ならびに芽、葉、花および根などの植物の器官を意味すると理解され、挙げることができる例は葉、針、柄、茎、花、子実体、果実および種子、また根、塊茎および根茎である。植物の部分は穀物材料ならびに栄養および生殖繁殖材料、例えば挿し木、塊茎、根茎、接ぎ穂および種子も含む。
植物および植物の部分の活性化合物を用いる本発明による処理は、直接にまたはこれらの環境、生育場所もしくは貯蔵場所を、常套的な処理方法を使用して、例えば浸漬、スプレー、燻蒸、霧でおおう、分散、刷毛塗り、注入することによって処理することにより、また繁殖材料、特に種子の場合は、さらに1層または複数の被覆をコーティングすることによって達成される。
既に上記で述べた通り、すべての植物およびこれらの部分が本発明によって処理され得る。好ましい実施形態においては、野生で見られるまたは交配もしくは原形質融合などの伝統的な生物育種方法によって得られる植物種および植物変種ならびにこれらの種および変種の部分が処理される。さらなる好ましい実施形態においては、トランスジェニック植物および組換え手法によって、適切な場合は伝統的な手法と組み合わせて、得られる植物変種(遺伝子によって修飾された生物)ならびにこれらの部分が処理される。「部分」、「植物の部分」または「植物部分」という用語は上記で説明されている。
本発明によって特に好ましく処理される植物は、いずれの場合も市販されているまたは使用されている変種の植物である。植物の変種は、従来の育種によって、突然変異誘発によってまたは組換えDNA技法によって品種改良された、新規な形質を有する植物を意味すると理解される。これらは変種、生物型(バイオタイプ)または遺伝子型の形態を取り得る。
植物種または植物変種、これらの生育場所および生育条件(土壌、気候、生育期間、栄養)に依存して、本発明による処理の結果として超相加効果(「相乗効果」)が起こり得る。実際に予想される効果を超える効果は、例えば、低減された施用率および/または拡大された活性スペクトルおよび/または本発明によって使用され得る物質および組成物の高められた活性、植物のより良好な成長、高温または低温に対する高められた耐性、渇水または水もしくは土壌の塩分濃度に対する高められた耐性、増大した開花能力、促進される収穫、より迅速な成熟、より高い収穫量、作物生産物のより高い品質および/またはより高い栄養価、作物生産物のより良好な貯蔵性および/または加工性である。
本発明によって処理される好ましいトランスジェニック植物または植物変種(遺伝子工学によって得られた植物または植物変種)は、これらの植物に特に有利で価値のある形質を与える遺伝子素材を組換え遺伝子修飾によって受け取ったすべての植物を含む。かかる形質の例は、植物のより良好な成長、高温または低温に対する高められた耐性、渇水または水もしくは土壌の塩分濃度に対する高められた耐性、増大した開花能力、促進される収穫、より迅速な成熟、より高い収穫量、作物生産物のより高い品質および/またはより高い栄養価、作物生産物のより良好な貯蔵性および/または加工性である。かかる形質の特に重要視される他の例は、昆虫、ダニ、植物病原真菌、細菌および/またはウイルスなどの動物および微生物の有害生物に対する植物の向上した防御ならびに特定の除草活性化合物に対する植物の向上した耐性である。挙げられるトランスジェニック植物の例は、穀類(コムギ、イネ)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、ワタ、タバコ、菜種および果物のなる植物(リンゴ果実、ナシ、かんきつ果物およびブドウ)などの重要な収穫植物であり、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、ワタ、タバコおよび菜種が特に重要視される。特に重要視される形質は、植物中に形成される毒素、特にバシラス・スリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)の遺伝子素材(例えば遺伝子CryIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c、Cry2Ab、Cry3BbおよびCryIFならびにこれらの組合せ)によって植物(以下「Bt植物」)において生成される毒素によってもたらされる昆虫、クモ形類、線虫ならびにナメクジおよびカタツムリに対する植物の増強された防御である。同じく特に重要視される形質は、全身的獲得耐性(SAR)、システミン、フィトアレキシン、エリシトールおよび抵抗性遺伝子ならびに対応して発現されるタンパク質および毒素による、真菌、細菌およびウイルスに対する植物の増強された防御である。さらに特に重要視される特質は、特定の除草剤として活性な化合物、例えばイミダゾリノン、スルホニル尿素、グリホサートまたはホスフィノトリシン(例えば「PAT」遺伝子)に対する植物の増大された耐性である。所望の形質を与える特定の遺伝子は、互いに組み合わさってトランスジェニック植物中に生じ得る。挙げることができる「Bt植物」の例は、トウモロコシの変種、ワタの変種、ダイズの変種およびジャガイモの変種であり、YIELD GARD(登録商標)(例えばトオウモロコシ、ワタ、ダイズ)、KnockOut(登録商標)(例えばトウモロコシ)、StarLink(登録商標)(例えばトウモロコシ)、Bollgard(登録商標)(ワタ)、Nucotn(登録商標)(ワタ)およびNewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)の商品名で販売されている。挙げることができる除草剤耐性植物の例は、トウモロコシの変種、ワタの変種およびダイズの変種であり、これらの変種はRoundup Ready(登録商標)(グリホサート耐性、例えばトウモロコシ、ワタ、ダイズ)、Liberty Link(登録商標)(ホスフィノトリシン耐性、例えば菜種)、IMI(登録商標)(イミダゾリノン耐性)およびSTS(登録商標)(スルホニル尿素耐性、例えばトウモロコシ)の商品名で販売されている。同様に挙げることができる(従来法によって除草剤耐性を目的として品種改良された)除草剤抵抗性植物は、Clearfield(登録商標)(例えばトウモロコシ)の商品名で販売されている。当然、前記されたことは将来において開発されるまたは市販される植物変種にも、またこれらの遺伝的形質または将来開発されることになる遺伝的形質を有する植物変種にも当てはまる。
活性化合物の組合せまたは活性化合物(I−1)および(I−2)は、溶液、乳液、水和性粉末、懸濁液、粉末、微粉、ペースト、可溶性粉末、顆粒、サスポエマルジョン濃縮物、活性化合物を含浸させた天然および合成材料ならびにポリマー材料中の超微細カプセル化物などの通例の製剤に加工され得る。
これらの製剤は、知られている態様で、例えば活性化合物を増量剤すなわち液体溶媒および/または固体担体と共に、界面活性剤すなわち乳化剤および/または分散化剤および/または起泡剤を場合によって使用して、混合することによって製造される。
適切な増量剤は、例えば水、極性および非極性有機化学液体、例えば芳香族および非芳香族炭化水素(パラフィン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、クロロベンゼンなど)、アルコールおよびポリオール(これらは適切であれば置換、エーテル化および/またはエステル化されていてもよい。)、ケトン(アセトン、シクロヘキサノンなど)、エステル(脂肪および油を含む)および(ポリ)エーテル、非置換および置換されたアミン、アミド、ラクタム(N−アルキルピロリドンなど)およびラクトン、スルホンおよびスルホキシド(ジメチルスルホキシドなど)の部類からの液体である。
使用される増量剤が水である場合は、例えば有機溶媒を補助溶媒として使用することも可能である。適切な液体溶媒は本質的に:キシレン、トルエンまたはアルキルナフタレンなどの芳香族、クロロベンゼン、クロロエチレンまたは塩化メチレンなどの塩素化芳香族および塩素化脂肪族の炭化水素、シクロヘキサンまたはパラフィン、例えば石油留分などの脂肪族炭化水素、鉱油および植物油、ブタノールまたはグリコールなどのアルコールおよびこれらのエーテルおよびエステル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンまたはシクロヘキサノンなどのケトン、ジメチルフォルムアミドおよびジメチルスルホキシドなどの強極性溶媒および水である。
適切な固体担体は:
例えばアンモニウム塩およびカオリン、粘土、タルク、白亜、石英、アタパルジャイト、モンモリロナイトまたは珪藻土などの粉砕された天然鉱物ならびに微粉シリカ、アルミナおよび珪酸塩などの粉砕された合成鉱物であり、顆粒のために適切な固体担体は:例えば破砕され分級された、方解石、大理石、軽石、セピオライトおよびドロマイトなどの天然岩石、無機および有機粉末の合成顆粒、おがくず、ココナツ殻、トウモロコシ穂軸およびタバコ柄などの有機材料の顆粒であり;適切な乳化剤および/または起泡剤は:例えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル(例えばアルキルアリールポリグリコールエーテル)、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アリールスルホン酸塩およびタンパク質加水分解物などの非イオン性およびアニオン性乳化剤であり;適切な分散化剤は:例えばリグノサルファイト廃液およびメチルセルロースである。
カルボキシメチルセルロース、粉末、顆粒またはラテックス形態の天然および合成のポリマーなどの粘着付与剤、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコールおよびポリ酢酸ビニルならびにセファリンやレシチンなどの天然リン脂質および合成リン脂質も製剤において使用され得る。可能性のある他の添加物は鉱油および植物油である。
無機顔料(例えば酸化鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー)ならびにアリザリン染料、アゾ染料および金属フタロシアニン染料などの有機染料などの着色料、ならびに鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩などの痕跡量栄養素を使用することが可能である。
製剤は一般に、0.1と95重量%の間、好ましくは0.5と90重量%の間の活性化合物を含み、加えて好ましくは増量剤および/または界面活性剤を含む。
市販の配合剤から調製される使用形態の活性化合物含有量は、広い限界内で変わり得る。使用形態の活性化合物濃度は、0.0000001から95重量%、好ましくは0.0001と1重量%の間の活性化合物であり得る。
施用は使用形態に適合された慣例的な態様で行われる。
使用実施例
3連制において、栽培品種「Jumbo」のトマトを有する7.5mサイズの区画をウイルスを運ぶ媒介生物シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)に備えて処理する。施用はモーター作動のナップザックスプレーヤーを使用して行う。0.186%a.i.のダイズ油Natur’L Oleo(OL 930)を有する貯槽混合物中の活性化合物例(I−2)(240SC)および市販の標準的イミダクロプリド(200SC)を記載されている施用率で施用する。それぞれ7日間の間隔で4回の施用をそれぞれ300l/ha、500l/haおよび600l/haの水溶液施用率を使用して行う。
4回目の処理の25日後に、植物に対するトマト黄化葉巻ウイルス(Tomato Yellow Leaf Curl Virus)(TYLCV)によるウイルス侵入を採点することによって評価を行う。
Figure 2010531824
対照においては、15の植物体のうち11.7植物体がTYLCVに感染していた。
3連制において、栽培品種「Jumbo」のトマトを有する7.5mサイズの区画をウイルスを運ぶ媒介生物シルバーリーフコナジラミに対して処理する。施用は加圧空気作動のナップザックスプレーヤーを使用して行う。活性成分が0.186%のダイズ油Natur’L Oleo(OL 930)を有する貯槽混合物中の活性化合物例(I−2)(240SC)および市販の標準的イミダクロプリド(200SC)を記載されている施用率で施用する。それぞれ7日間の間隔で3回の施用を行う。水溶液施用率は300l/ha、400l/haおよび600l/haである。
3回目の処理の14日後に、植物に対するトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)によるウイルス感染を採点することによって評価を行う。
Figure 2010531824
対照中の18植物体すべてがTYLCVに感染していた。
3連制において、栽培品種「Carioca」のツルナシインゲンマメを有する12mサイズの区画をウイルスを運ぶ媒介生物シルバーリーフコナジラミに備えて処理する。施用は加圧空気作動のナップザックスプレーヤーを使用して行う。活性成分が0.186%のダイズ油Natur’L Oleo(OL 930)を有する貯槽混合物中の活性化合物例(I−2)(240SC)および市販の標準的イミダクロプリド(200SC)を記載されている施用率で施用する。それぞれ7日間の間隔で3回の施用を行う。水溶液施用率はそれぞれ300l/haである。
1回目の処理の16日後に、植物に対するビーンゴールデンモザイクウイルス(Bean Golden Mosaic Virus)(BGMV)によるウイルス感染を採点することによって評価を行う。
Figure 2010531824
対照中の10植物体すべてがBGMVに感染していた。
本発明によれば、列挙された植物を活性化合物混合物を用いて特に有利に処理することもできる。混合物に関して上記で示された好ましい範囲は、これらの植物の処理に対しても当てはまる。本文において具体的に列挙された混合物を用いる植物の処理が特に重要視される。
ウイルスを運ぶ媒介生物の防除における活性化合物の組合せの良好な活性は、以下の実施例によって例示される。個々の活性化合物はこれらの活性において弱さを有するが、組合せは活性の単純な足し算を超える活性を有する。
異なる活性化合物について、活性化合物の組合せの活性が、個々に施用される活性化合物の活性の和よりも大きい場合は常に相乗効果が存在する。
2つの活性化合物の所与の組合せについて予想される活性は、S.R.Colby、Weeds 15巻(1967年)、20−22頁によって以下の通り計算され得る:
Xは、活性化合物Aをm g/haの施用率またはm ppmの濃度において使用する場合の処理されていない対照の%で表現された防除の程度であり、
Yは、活性化合物Bをn g/haの施用率またはn ppmの濃度において使用する場合の処理されていない対照の%で表現された防除の程度であり、
Eは、活性化合物AおよびBをm+n g/haの施用率またはm+n ppmの濃度において使用する場合の処理されていない対照の%で表現された防除の程度である
場合は、
Figure 2010531824
である。
実際の防除の程度が計算された防除の程度よりも大きい場合は、組合せの防除は超相加的であり、すなわち相乗効果が存在する。この場合には、実際に観察される防除の程度は上に示した式を使用して計算される予想殺滅率(E)よりも大きくなければならない。
所望の時間後、%で表した防除が決定される。100%はウイルスに感染していた植物はないことを意味する。0%はすべての植物がウイルスに感染していたことを意味する。
3連制において、栽培品種「Jumbo」のトマトを有する7.5mサイズの区画をウイルスを運ぶ媒介生物シルバーリーフコナジラミに備えて圧縮空気作動のスプレーヤーを使用して処理する。活性化合物(I−2)(SC240)およびイミダクロプリド(SC200)の(組合せの)貯槽混合物を、0.186%a.i.のダイズ油(Natur’L Oleo)(OL 930)を貯槽混合物として使用する活性化合物(I−2)(SC240)単独およびイミダクロプリド(SC200)単独と比較するために表示施用率で施用する。それぞれ7日間の間隔での4回の施用をそれぞれ300l/ha、300l/ha、500l/haおよび600l/haの水溶液施用率を使用して行う。処理の25日後に、植物に対するトマト黄化壊疽ウイルス(Tomato Spotted Wilt Virus)(TSWV)によるウイルス感染を採点することによって評価を行う。
Figure 2010531824
対照においては、15植物体のうち3.3植物体がTSWVに感染していた。

Claims (8)

  1. 式(I−1)または(I−2)
    Figure 2010531824
    の化合物の、昆虫によって運ばれるウイルス病の防除のための使用。
  2. 請求項1に記載の式(I−1)の化合物の使用。
  3. 請求項1に記載の式(I−2)の化合物の使用。
  4. 式(I−1)または(I−2)の化合物およびアセチルコリン受容体の少なくとも1つのアゴニストまたはアンタゴニストを含む活性化合物の組合せの、昆虫によって運ばれるウイルス病の防除のための使用。
  5. 化合物A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8の少なくとも1つを含む、請求項4に記載の活性化合物の組合せの使用。
  6. ダイズ、ワタ、ビート、トウモロコシ、イネ、ジャガイモ、タバコ、穀類、トロピカルフルーツ、野菜または観賞用植物における昆虫によって運ばれるウイルス病を防除するための、請求項1に記載の化合物または請求項4に記載の活性化合物の組合せの使用。
  7. 野菜における昆虫によって運ばれるウイルス病を防除するための、請求項1に記載の化合物または請求項4に記載の活性化合物の組合せの使用。
  8. コナジラミによって運ばれるウイルス病を防除するための、請求項1に記載の化合物または請求項4に記載の活性化合物の組合せの使用。
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