JP2010531204A - 生体組織の誘導加熱治療システムおよび方法 - Google Patents

生体組織の誘導加熱治療システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

人体の組織(111)を熱エネルギーによって治療するための装置(110)であって、交流電流を、それを通して伝送し交流電磁場を発生させる、電磁場に応じて熱エネルギーを誘導的に発生するように作用する体内に置かれた材料をこの交流電磁場によって励起することができるコイル(136)、電流の振幅を測定する手段、および、振幅を磁性材料の温度に換算する手段を含む。

Description

本開示は、一般に医療方法および装置に関し、特に、高周波誘導加熱による種々の生体組織の治療に関する。
ヒトおよび/または動物は、例えば乳癌や腫瘍など、種々の組織関連の病気にかかる可能性がある。病気を治療する手法の1つに温熱療法がある。ハイパーサーミア治療のような温熱療法は、強磁性体材料を含む極めて小さい粒子を標的組織に注入し、その後外部交流磁場で加熱することにより悪性細胞を破壊するものであり、標的組織の領域のみを対象とした加熱を可能とする。この粒子は、悪性細胞に対し親和性を有する酵素の分子層でコーティングしてもよい。
ハイパーサーミア治療では、病変組織を、その個々の細胞の温度を致死レベルまで上昇させることによって治療することができる。例えば、約40℃から約45℃の範囲の温度で異常細胞に不可逆的損傷をもたらすことができ、一方正常細胞は46.5℃前後までの温度の暴露に耐えることができる。このため、安全で効果的なハイパーサーミア治療には、正確な温度制御が要求される。
治療中に標的組織の温度を測定する周知の技術は、特許文献1に開示されているように、事前に組織内に温度プローブを挿入し、プローブからの信号を治療中に読み取ることができるものである。この技術は、ある種の組織を治療する際には問題がある。例えば脳腫瘍では、組織内にプローブを押し込むため頭蓋骨にドリルで孔を開けることが必要となるかもしれない。別の例として、侵入性の乳癌細胞は、その発生した場所を抜け出し乳房の乳管や小葉を支持している周辺組織に侵入している。この場合には、温度プローブはせいぜい限られた領域の温度監視に用いられる。侵された小葉の大きさや分布によっては、治療のために複数のプローブを乳房の異なる位置に挿入することが必要となるかもしれないが、これは時間を要するであろうし、また患者にとって好ましくないことであろう。
ハイパーサーミア治療における別の困難な点は、注入された粒子と外部磁場とが操作中に効果的に結合するように、粒子を位置付けることであろう。注入された粒子を位置付ける技術としては、X線を用いたリアルタイムの蛍光透視法が周知であろうが、X線を不注意に過度に露出とすると正常細胞を損傷する可能性がある。注入された粒子の位置が分かっていても、従来のシステムでは粒子に対して外部磁場を配置することができないであろう。
米国特許出願公開第2005/0159780A1号明細書
このため、注入された粒子に対して外部磁場を正確に位置付け、さらに治療中に粒子の温度を監視するシステムおよび方法が強く要望されている。
一実施の形態において、人体の組織を熱エネルギーによって治療するための装置は、交流電流を、それを通して伝送して、体内に置かれた材料を励起することができる交流電磁場を発生させるコイルであって、この材料が、電磁場に応じて熱エネルギーを誘導的に発生するように作用するものであるコイル、電流に関連する量を測定する手段、および、電流の振幅を磁性材料の温度に換算する(mapping)手段、を含む。
別の実施の形態において、人体の組織を熱エネルギーによって治療する方法は、人体の外部の電磁場に応じて熱エネルギーを誘導的に発生するように作用する材料を体内に配置する工程、交流電流を、コイルを通して伝送し電磁場を発生させて、材料に熱エネルギーを発生させる工程、電流に関連する量を測定する工程、測定された量を材料の温度に換算する工程、および、温度を表示する工程、を含む。
本発明の一実施の形態による、標的組織を治療するためのシステムを示す概略図 図1に含まれるパドルを示す概略斜視図 図2のパドルを示す概略側面図 図2のパドルに含まれるコイルユニットを示す概略正面図 図4のコイルユニットの線V−Vに沿った概略断面図 本発明の別の実施形態によるパドルを示す概略斜視図 図6のパドルを示す概略側面図
以下の詳細な説明は、現在のところ考えられる本発明を実施するための最良の形態に関する。本発明の範囲は添付の請求項によって最適に画定されるため、この説明は限定的な意味に理解されるべきものではなく、単に本発明の一般的原理を説明するためになされるものである。
ここで図1を参照すると、図1は、本発明の一実施の形態による標的組織を治療するためのシステム100の概略図を示している。説明のため、乳癌が例示的な標的組織111として示されている。しかしながら当業者には明らかであろうが、システム100は、破壊される静脈瘤のような血管の他、他の適切な異常および/または悪性組織の治療に用いることもできる。図示のように、システムはコントローラ102、パドル110、およびパドル110をコントローラ102に接続する接続コード104を備えている。例示的な実施形態では、取外し可能なコネクタ106を介して接続コード104をコントローラ102に接続してもよく、このコネクタにより、種々のパドルをコントローラ102に取外し可能に接続することができる
後述するが、パドル110で発生させた電磁場によって、患者体内に送達された粒子を励起することができる。いくつかの用途では、パドル110で発生させた電磁束は標的組織に達するほど患者体内深部には浸透しないかもしれない。別の例示的な実施形態では、複数のパドルを複数の接続コード104を介してコントローラ102に連結することもできる。例えば、コイルで発生させた電磁束を体内深部に浸透させるように、ヘルムホルツ配置を形成し、患者の体に対して相対して配置された2つのパドルを同時に作動させてもよい。さらに別の例示的な実施形態においては、コイルで発生させた電磁束が体内深部に浸透し得るように、患者の体の一部を取り囲む程の大きさに形成されたコイルを操作するためにコントローラ102を用いることもできる。
コントローラ102は、インジケータ105、107、表示パネル108、オン/オフスイッチ109、または同様のものを含む。インジケータ105は、LEDインジケータでもよく、例えば電源オン、障害状況、磁場の起動、または同様のものなどの運転状況を示してもよい。インジケータ107は、LEDインジケータであることが好ましく、冷却液のイン/アウト、パドルへの電源供給、または同様のものなどの運転状況を示してもよい。表示パネル108は、種々の数量、例えば治療中の粒子の温度、各治療サイクルでの経過時間、または同様のものなどを表示してもよい。コントローラ102のインジケータ、スイッチ、および表示パネルの数およびサイズは、本発明の教示の範囲および精神から逸脱することなく変更可能であることに留意されたい。
コントローラ102は、主(AC)電源を高周波交流電源に変換するマイクロプロセッサベースのサブシステムを含む。交流電流、好ましくは高周波周波数帯の交流電流をパドル110に印加し、より具体的には電気コイルに印加し、交流電磁場を発生させる。図4〜5とともに後述するように、このコイルは、冷却液が通る伝導管で作られたものでもよい。コントローラ102は、コイル内を通して冷却液を循環させるポンプと、熱エネルギーを冷却液から放散するための熱交換器を含んでもよい。インジケータ107のうちのいくつかを、コイルを通る流れを示すために用いてもよい。コントローラ102は、冷却液の温度を監視しかつ流量を管理して流体温度を管理する、自動フィードバック制御サブシステムを含んでもよい。
コントローラ102は、所定時間経過後にシステム100がコイルの電力を断つようにユーザが治療の時間間隔をセットすることができる、ユーザがプログラム可能なタイマーを含んでもよい。コントローラ102は、ユーザが手動で時間間隔をセットできる制御ボタンをさらに含んでもよい。
コントローラ102はさらに、標的組織111に送られる(熱という形の)エネルギーの量を制御することもできる。1つの例示的な実施形態において、コントローラ102は、標的組織111が目標温度に達している時間を測定することができる。コントローラ102に含まれる閉ループ制御サブシステムを用いると、血管を介する伝導に起因する治療中の熱損失を時間決定の際に考慮に入れることができる。例えば、肝臓は血管が多く、大きなヒートシンクを呈するであろう。完全に時間を合わせたモードでの作動により、このような標的組織が治療されるであろう。
図2および3は、図1のパドル110の概略斜視図および側面図を示している。図示のようにパドル110は、ハンドル112と、ハンドル112に固定されたコイルユニット120とを備えている。ハンドル112は、コイルユニット120内のコイルを作動させる制御スイッチ116と、好ましくはLEDインジケータでありコントローラの電源やパドル110内のコイルの起動などシステム100の運転状況を示すように作動する2つのインジケータ114a、114bを含んでもよい。ハンドル112は、これに限定されないが、空洞すなわち空の空間121を画定する中空のプラスチックで形成され、改良されたグリップとユーザの人間工学的快適性を提供するように構成されることが好ましい。接続コード104の一端は、接続コード104内のいくつかの電線(図2に図示なし)が空洞121に延伸し得るようにハンドル112に接続される。電線はインジケータ114a、114bとコントローラ102に接続されている。1つの例示的な実施形態では、コイルユニット120内のコイルを作動させるためにユーザはスイッチ116を操作してもよく、このスイッチは、空洞121を通ってコントローラ102まで延びている一対の電線を介してコントローラ102と連結している。別の例示的な実施形態では、足踏みスイッチ(図2に図示なし)をコントローラ102に連結してもよく、こうすることでユーザはそのスイッチを操作することによってコイルユニット120を遠隔操作することができる。さらに別の例示的な実施形態において、空気または光スイッチのような他の種類のスイッチを、コイルユニット120を操作するために用いてもよい。
コイルユニット120に冷却液を供給するための一対の管が同様に、接続コード104と空洞121を通ってコントローラ102から延びている。ハンドル112は他のインジケータや表示パネルを含み得ることに留意されたい。例えば、システム100によって測定された粒子の温度を1つの表示パネルに表示してもよい。別の例として、各治療サイクルの経過時間を別の表示パネルに表示してもよい。さらに別の例として、コイルユニット120内の流れのためのLEDインジケータをハンドル112に取り付けてもよい。
コイルユニット120は、標的組織111に送達された粒子を励起する交流電磁場を発生する。粒子を種々の標的組織に送達するシステムおよび方法については、2007年6月27日に出願された「患者体内に粒子を送達するシステムおよび方法(Systems and Methods for Delivering Particles Into Patient Body)」という名称の米国特許出願第11/823,380号明細書に開示されており、その全てが参照することにより本書に組み込まれる。
図4は、方向124(図3)から見たコイルユニット120の概略正面図を示している。図5は、線V−V(図4)に沿ったコイルユニット120の概略断面図を示している。図示のように、コイルユニット120は概して円筒形状を有し、さらに、電気絶縁性材料で形成された外側筐体130、この筐体の内表面に固定され、前面部分に形成されたU字型溝を有して成る概して円筒形状の磁束集中器132、および、この溝に配置され、磁束集中器132と電気的に絶縁されるように電気絶縁性接着剤134によって磁束集中器に固定された誘導コイル136を含む。
外側筐体130はハンドル112にしっかりと接続されている。1つの例示的な実施形態において、筐体130およびハンドル112は一体に形成される。磁束集中器132は高透磁率の材料で形成してもよく、この材料はフェライトのような半導体のまたは導電性のない材料を含んでもよい。この材料はまた、ニッケル合金のような導電性材料を含んでもよい。磁束集中器132は、電磁束が後方に、恐らくはユーザに向かって伝播するのを遮断し、遮断された磁束をコイルユニット120の前面122に向けて方向変換することができる。
理想的な磁束集中器は、もし100%の効率であったら熱くなることはないであろう。しかし磁束集中器132はいくらか損失が多いため、すなわち磁束の一部が集中器によって熱エネルギーに変換されるため温かくなる可能性がある。磁束集中器132で熱が上昇するのを最小限に抑えるため、集中器132からの熱を液体冷却コイル136に輸送するよう、熱エポキシ(heat epoxy)などの熱伝導性の(ただし導電性ではない)接着剤134を用いてもよい。
コイル136は銅などの金属管で形成され、一対の電線142a、142bを介してコントローラ102に含まれる電源150と連結している。電源150は、好ましくは高周波電源であり、ハンドル112上のスイッチ116および/またはコントローラ102上のスイッチで作動させることができる。コイル136の両端部144は、磁束集中器132を貫いて連結器146まで延びている。各連結器146は、コイルの一端を、冷却液の通路としてコントローラ102に接続された可撓性チューブ145と連結する。この可撓性チューブ145は、接続コード104内に配置され、これに限定されないがポリマーで形成してもよく、冷却液をコントローラ102からコイル136に運ぶように動作する。
典型的には、コイル136に印加された交流電流はコイルの表面、より具体的には表面から表皮深さ(skin depth)の範囲内に沿って伝播する。このため、コイルユニット120によって発せられる電磁束の強度を増加させるためには、コイル136の表面積すなわち回転密度(回転数/コイル径)を増加させる必要がある。コイル136は、磁束集中器132に設けられた溝に対してより多くのコイル巻数を可能とする概して扁平な管状形状を有し、コイル136の表面積を増加させて結果的に磁束強度を高める。1つの例示的な実施形態において、コイル136は銅管で形成してもよく、さらに磁束密度を高めるために、コイル136の表面を銀などの高伝導性材料でめっきしてもよい。コイル136は高周波で動作させてもよいため、ほとんどの電流は銅コイルの表面に沿って流れ得る、すなわち、電流は高伝導性材料を通って流れ得る。
コイルユニット120は、コイル136とともにLCタンク回路を形成するコンデンサ138を含んでもよい。1つの例示的な実施形態において、コンデンサ138はハンドル112のコイル136にごく近接した位置に設置してもよい。マッチング回路140を、コイルユニット120またはコントローラ102のいずれかに設置してもよく、電線142a、142bと連結してコントローラ102の出力インピーダンスをコイル136のインピーダンスと一致させることができる。
パドル110は、パドル110の前面122から事前に設定した距離、例えば0〜2センチメートルの範囲内にある粒子を活性化するように設計されている。一般的に言えば、粒子は磁束集中器132の前面122の照射野の範囲内に位置しているときに外部電磁場とより結合する。各パドル110には、有効照射野の他、事前設定距離、負荷サイクル、および共振周波数などの運転特性に関する情報に関連付けられる固有IDを割り当てることもできる。この情報には、期待される標的質量、すなわちパドル110によって加熱される粒子質量の期待値をさらに含んでもよい。
標的組織111に送達される粒子は、コイルユニット120により発生する電磁場に応じて熱エネルギーを発生する材料で形成することができる。この材料としては、これに限定されないが、金属、プラスチック、ポリマー、セラミック、またはこれらの合金が挙げられる。典型的には、粒子用材料の透磁率は、その温度がキュリー温度、すなわち材料が常磁性体となる温度まで上昇するにつれて減少する。動作中、コイル136は粒子と電磁的に結合し、LCタンク回路(コイル136およびンデンサ138)の共振周波数を無負荷時の周波数から変化させ得る。以下、無負荷(あるいは、同等に、基準)という用語は、コイルが粒子から遠く離れて配置されている状態を称する。粒子の温度が変化すると、この周波数も変化する可能性があり、結果的にコイル136の電流または電圧の振幅も変化し得る。以下、振幅という用語は交流電流または電圧のピークピーク値または実効値を称する。1つの例示的な実施形態において、コントローラ102は、電源150の動作周波数をLCタンク回路の共振周波数に合わせることによりコイル136の動作効率を最適化する閉ループ制御サブシステムを含んでもよい。
コイル136内の電流の振幅が変化すると、電磁場の強度も変化し得る。1つの例示的な実施形態において、閉ループ制御サブシステムがコイル136の電流および/または電圧の振幅を継続的に監視し、コイル136の最適な動作を維持するために、電源150の電圧、周波数、および負荷サイクルなどの1つ以上の動作パラメータを変化させてもよい。別の実施形態では、コイル136の電流または電圧の振幅の変化を監視し、その変化を粒子温度に換算することもできる、すなわち測定された電流または電圧の振幅を粒子温度に換算することができる。標的組織に送達された粒子の投与量に対して、コイル136の電流または電圧と粒子温度との間の関係を得ることができる。その後、その関係に基づいて、コイル136の測定された電流または電圧の振幅を粒子の温度を読むために用いることができる。その粒子温度は、コントローラ102および/またはハンドル112上に取り付けられた表示窓に表示することもできる。
1つの例示的な実施形態において、コイル136の電流は、コイル136に電流を供給している回路と一直線上にある電流検出変圧器によって測定することができる。別の例示的な実施形態において、コイル136の電流は、コイル136によって発生した交流磁場を捕捉し得るコイル136にごく接近して配置されたコイルまたはループによって測定することができる。コントローラ102は、測定された電流を粒子温度に換算することができる適当な回路およびマイクロプロセッサを含んでもよい。
各パドル110(またはコイル)は固有IDを有していてもよく、この固有IDによって、コントローラ102はコイル136を動作させるための最適な周波数および負荷サイクルをセットすることができる。ユーザがパドルを患者の体に対して設置する際に、パドル110により発生する交流電磁場の最適作用範囲内に粒子を位置付けるように設置するのを補助するため、コントローラ102を「誘導」モードに切り替えることができる。誘導モードにおいて、コントローラ102は、固有IDに関連付けられた無負荷共振周波数でパドル110を作動させてもよい。その後、ユーザが患者の体の周りでパドル110を動かすと、コイル136の電流または電圧の振幅の、例えば無負荷状態の振幅などの基準値からの変化または偏差を示す音声および/または視覚信号を、コントローラ102は送ることができる。典型的には、偏差が大きくなればなるほどパドルの位置は粒子に近づく。一実施の形態では、その変化が大きくなるにつれて、コントローラ102(または、ハンドル112)はビープ音の周波数を上げてもよく、こうすることでユーザがパドル110の粒子に対する最適位置を見つける助けとなる。別の実施形態では、その変化が大きくなるにつれてコントローラ102(または、ハンドル112)はLEDの光強度を増加させてもよい。
誘導モードで測定された偏差は、安全機能として用いることができることに留意されたい。もしパドル110が診察台のような大きい強磁性体塊上に不注意に配置されたら、コントローラ102は予想される質量より大きいことを感知してシステム100を作動させないこともできる。
図6および7は、本発明の別の実施形態によるパドルの概略斜視および側面図を示している。図示のように、パドル200は、ハンドル204と、このハンドルに固定されたコイルユニット202とを備えている。このハンドルは、コイルユニット202内のコイルを作動させる制御スイッチ208と、2つのインジケータ206a、206bを含み、このインジケータはLEDインジケータであることが好ましい。ハンドル204は接続コード212に接続され、図2〜5のハンドル112と類似の構造を有している。このパドルは、パドル110(図2〜3)に類似の構造および動作機構を有していてもよいため、パドル200の詳細な説明は簡単のため繰り返さない。
システム100は、粒子に代えて他の種類の熱を発生する塊とともに用いることができることに留意されたい。例えば、2007年5月9日に出願された「生体組織を治療するためのシステムおよび方法(Systems and Methods for Treating Body Tissue)」という名称で、その全体が参照することにより本書に組み込まれる米国出願第11/801,453号明細書に開示されている種々のカテーテルは、類似するハイパーサーミア治療のために患者の体内に挿入することができる。この特許出願に開示されているカテーテルの熱を発生している部分と、パドルとの相互作用は、パドルと粒子間の相互作用と類似し得ることから、システム100をこのカテーテルと共に作動するやり方に関する詳細な説明は簡単のため繰り返さない。
当然のことであるが、上述したものは本発明の例示的な実施形態に関し、以下の請求範囲に記載される本発明の精神および範囲から逸脱することなく変更可能であることを理解されたい。
100 システム
102 コントローラ
104 接続コード
105、107 インジケータ
108 表示パネル
110 パドル
112 ハンドル
114a、114b インジケータ
116 スイッチ
120 コイルユニット
132 磁束集中器
136 誘導コイル
140 マッチング回路
142a、142b 電線
150 電源

Claims (24)

  1. 人体の組織を熱エネルギーによって治療するための装置であって、
    交流電流を、それを通して伝送して、体内に置かれた材料を励起することができる交流電磁場を発生させるコイルであって、該材料が、電磁場に応じて熱エネルギーを誘導的に発生するように作用するものであるコイル、
    前記電流に関連する量を測定する手段、および、
    前記電流の振幅を前記磁性材料の温度に換算する手段、
    を備えていることを特徴とする装置。
  2. 前記量が、前記電流の振幅であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記量が、前記コイルに印加された電圧の振幅であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 前記温度を表示するための表示部をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 前記電流が高周波帯周波数の交流電流であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記コイルが管で形成されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 表面部分に形成された溝を有して成る磁束集中器をさらに備え、前記コイルが該溝に配置され、該コイルによって発生した電磁束が前記表面部分から発せられることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 量を測定するための前記手段が、前記コイルに近接して配置された測定コイルを含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 量を測定するための前記手段が、前記コイルに近接して配置されたループを含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 基準値からの前記量の偏差を示す信号を送るための手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  11. 前記信号が、前記偏差に相当する周波数を有するビープ音を含むことを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 前記信号が、前記偏差に相当する強度を有する光信号を含むことを特徴とする請求項10記載の装置。
  13. 前記材料が、少なくとも1つの粒子を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  14. 前記材料が、カテーテルの一部を形成していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  15. 人体の組織を熱エネルギーによって治療する方法であって、
    前記人体の外部の電磁場に応じて前記熱エネルギーを誘導的に発生するように作用する材料を体内に送達する工程、
    交流電流を、コイルを通して伝送し前記電磁場を発生させて、前記材料に前記熱エネルギーを発生させる工程、
    前記電流に関連する量を測定する工程、
    前記測定された量を前記材料の温度に換算する工程、および、
    前記温度を表示する工程、
    を含んでいることを特徴とする方法。
  16. 前記コイルが管で形成され、かつ交流電流を伝送する前記工程が、冷却液を前記コイルに通過させる工程を含むことを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記コイルが、磁束集中器の表面部分に形成された溝に配置され、前記コイルによって発生した電磁束を該磁束が前記表面部分から発せられるように導く工程をさらに備えていることを特徴とする請求項15記載の方法。
  18. 量を測定する前記工程が、前記コイルに近接して配置された測定コイルを用いて行われることを特徴とする請求項15記載の方法。
  19. 量を測定する前記工程が、前記コイルに近接して配置されたループを用いて行われることを特徴とする請求項15記載の方法。
  20. 基準値からの前記測定された量の偏差を示す信号を送る工程をさらに含んでいることを特徴とする請求項15記載の方法。
  21. 信号を送る前記工程が、前記偏差に相当する周波数のビープ音を送る工程を含むことを特徴とする請求項20記載の方法。
  22. 信号を送る前記工程が、前記偏差に相当する強度を有する光信号を送る工程を含むことを特徴とする請求項20記載の方法。
  23. 量を測定する前記工程が、前記電流の振幅を測定する工程を含むことを特徴とする請求項15記載の方法。
  24. 量を測定する前記工程が、前記コイルに印加される電圧の振幅を測定する工程を含むことを特徴とする請求項15記載の方法。
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