JP2010528565A - 同期チャネルのためのスクランブル方法 - Google Patents

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Abstract

無線通信システムにおける、同期チャネルの生成と検出を容易にするシステムと方法が提供される。P−SCHチャネルの検出を通して決定される、再使用可能なセクタ識別子により決定される、スクランブル・コード(SCs)と第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスの間の1対1の関係が確立される。スクランブル・コードのセットは、(i)再使用可能なセクタ識別子がいったん検出されると、S−SCHシーケンスの検出を容易にする第2の同期チャネル・シーケンスをスクランブルするか、または、(ii)連結指示が移動端末で受信されると、順次のまたはインターリーブされたSCsの連結を通して、スクランブルされていないS−SCHシーケンスを構成するために、利用される。基礎シーケンスに適用される、循環シフトとサイン・フリップ操作は、SCsを生成するために使用される。ルックアップ・テーブルとSCsのライブラリは、関連するP−SCHとS−SCHシーケンスを受信する移動端末において、スクランブル・コードの決定を容易にする。

Description

35U.S.C.§119の下の優先権主張
本出願は、2007年5月25日に提出され、「E−UTRAにおける同期チャネルのためのスクランブル方法(SCRAMBLING METHODS FOR SYNCHRONIZATION CHANNELS IN E-UTRA)」と題する、米国仮特許出願番号60/940,354の優先権を主張する。この出願の全体は、引用により、ここに組み込まれる。
本明細書は、一般的には、無線通信に関わり、さらに詳細には、同期チャネルのシーケンス生成および効率的なセル捕捉のためのスクランブルに関わる。
無線通信システムは、音声、動画、データ等のような、種々のタイプの通信コンテンツを提供するために、広く展開されている。これらのシステムは、1つ以上の基地局と複数の端末の同時通信をサポートする、多重アクセス・システムかもしれない。多重アクセス通信は、利用可能なシステム資源(例えばバンド幅と送信電力)の共有に依存する。多重アクセス・システムの例は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、時分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多重(FDMA)システム、および直交周波数分割多重(OFDMA)システムを含んでいる。
無線システム(例えば、多重アクセス・システム)内の端末と基地局との間の通信は、順方向リンクと逆方向リンクを含む無線リンク上の通信を通して達成される。そのような通信リンクは、単一入力・単一出力(SISO)、複数入力・単一出力(MISO)、または、複数入力・複数出力(MIMO)システムを介して確立され得る。MIMOシステムは、それぞれ、複数(N)個の送信アンテナと複数(N)個の受信アンテナを備えた、送信機と受信機により構成される。SISOおよびMISOシステムは、MIMOシステムの特別な例である。N個の送信アンテナとN個の受信アンテナにより形成されたMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれる、N個の独立したチャネルに分解されて得る、ただしN≦min{N,N}である。N個の独立チャネルの各々は、1つの次元に対応する。複数の送信と受信アンテナにより形成された、追加の次元を利用することができれば、MIMOシステムは、改善された性能(例えば、より高いスループット、より大きな容量、改善された信頼性)を提供することができる。
多くの利用可能な無線通信システムの特性にもかかわらず、これらのシステムの各々において、無線デバイスは、スイッチを入れたとき動作可能になるために、セル捕捉、または、セル探索を実行しなければならない。セル捕捉は、端末がネットワークとの時間と周波数の同期、セルの識別、および、システムのバンド幅とセルの送信機のアンテナの構成等の、動作に欠くことのできない、システム情報の追加の識別を得る手続きである。セル捕捉に引き続いて、移動端末が、例えば、ドップラー効果のような、種々の原因により引き起こされる周波数シフトを補正するために、トラッキングを目的として、時間と周波数を同期させ続けることができることは、認識されるべきである。セクタ化された無線環境では、捕捉はセルの中に存在する、各々のセクタごとに実行されることになっている。
セルまたはセクタ捕捉を実行するためには、無線システムは、一般的には、同期のための物理チャネルと同報通信のチャネルのセットを通して伝達される、パイロット信号を使用する。セルまたはセクタの基地局からの、同期チャネルの送信において、異なるセクタから発生する信号は衝突するか干渉して、同期プロセスを非効率的にすることがあり得る。非効率な同期プロセスは、次には、例えば、加速された電池の放電という結果となる。さらに、同期チャネルの衝突は、同期チャネルがデータ・チャネルのための位相基準として働くことをできなくし得る。したがって、衝突と干渉を減らして、同期プロセスを効率的にする、同期チャネルのための技術に必要性がある。
以下は、開示された実施例のいくつかの態様の、基本的な理解を提供するための、単純化した概要を示す。この概要は、広範な概観ではなく、そのような実施例の基本的な、または、重大な要素を識別したり、範囲を描いたりすることを意図していない。その目的は、後に示される、さらに詳細な説明の前置きとして、単純化された形式で、説明される実施例のいくつかの概念を示すことである。
ある態様において、その方法が、第1の同期チャネル(primary synchronization channel:P−SCH)シーケンスのセットの生成、生成された第1の同期シーケンスのセットとスクランブル・コードのセットの関連付けの生成、第2の同期チャネル(secondary synchronization channel:S−SCH)シーケンスのセットの生成、および、スクランブル・コードのセットを含む、S−SCHシーケンスのセットにおける、各々の要素をスクランブルすることを含む、無線通信システムにおける同期チャネルを生成する方法が、本明細書において説明される。
他の1つの態様においては、その装置は、第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットを生成し、スクランブル・コードのセットを生成し、そのセットの中の各々の要素を、P−SCHシーケンスのセットの中の要素と関連付け、第2の同期チャネルのセットを生成し、S−SCHのセットの中の少なくとも1つの要素を、生成されているスクランブル・コードのセットとスクランブルするように設定されているプロセッサと、プロセッサに結合されているメモリとを含む無線通信システムにおいて動作する装置が説明される。
さらに別の態様において、本明細書は、コンピュータに、そのP−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素が、再使用可能な通信セクタ・インデックスで識別される、第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットを生成させるコードと、生成された第1の同期シーケンスのセットとスクランブル・コードのセットとの中で、1対1の関連付けを、コンピュータに生成させるコードと、第2の同期チャネルシーケンス(S−SCH)のセットをコンピュータに生成させるコードと、そのスクランブル・コードのセットとともに、その組のS−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素をコンピュータにスクランブルさせるコードを含むコンピュータ可読媒体を含む、コンピュータ・プログラム製品を明らかにする。
さらなる次の態様において、そのデバイスが、そのセットにおける、各々のPSCsが無線通信の再使用可能なセクタ識別子により、インデックスを付けられている場合に、第1の同期コード(primary synchronization codes:PSCs)のセットを生成するための手段と、そのセットがPSCsのセットと1対1の関係で関連付けられているスクランフル・コードのセットを生成するための手段と、第2の同期コード(secondary synchronization codes:SSCs)のセットを生成するための手段と、スクランブル・コードのセットのサブセットを用いて、SSCsのセットにおける要素をスクランブルするための手段と、PSCsのセットの要素とSSCsのセットの要素とを伝達するための手段とを含む、無線通信デバイスが開示される。
さらに、本明細書の態様は、その方法が、そのセットにおける各々の要素がセクタ識別子によりインデックスされている、第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットと、第2の同期化ネル(S−SCH)のシーケンスのセットを受信することと、受信したP−SCHシーケンスのセットを復号し、関連するセクタ識別子を決定することと、各々の決定したセクタ識別子に関連付けられたスクランブル・コードを確立することと、受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、確立されたスクランブル・コードを使用することにより、受信したS−SCHシーケンスのセットを復号することを含む、無線通信環境において送信された同期チャネルを処理する方法を示す。
他の態様において、そのコンピュータ・プログラム製品が、P−SCHシーケンスにおける各々の要素がセクタ識別子によりインデックスをつけられている、第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットと、第2の同期チャネル(S−SCH)シーケンスのセットとを、コンピュータに受信させるコードと、コンピュータに、受信したP−SCHシーケンスのセットを復号させ、関連するセクタ識別子を決定させるコードと、コンピュータに、各々の決定したセクタ識別子に関連付けられたスクランブル・コードを確立させるコードと、コンピュータに、受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、確立したスクランブル・コードを使用することにより、受信したS−SCHシーケンスのセットを復号させるコードを含む、コンピュータ可読媒体を有する、コンピュータ・プログラム製品が開示される。
さらに、さらなる他の態様において、本開示は、P−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素がセクタ識別子によりインデックスをつけられている、第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットと、第2の同期チャネル(S−SCH)シーケンスのセットとを、受信し、受信したP−SCHシーケンスのセットを復号し、関連するセクタ識別子を決定し、各々の決定したセクタ識別子に関連付けられたスクランブル・コードを確立し、受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、確立したスクランブル・コードを使用することにより、受信したS−SCHシーケンスのセットを復号するように、構成されているコンピュータと、プロセッサに結合されたメモリとを含む、無線通信デバイスを説明する。
さらに、さらなる態様において、本開示は、無線環境において動作する、PSCsのセットにおける各々の要素がセクタ識別子によりインデックスをつけられている、第1の同期コード(PSCs)のセットと、第2の同期コード(SSCs)のセットとを、受信する手段と、受信したPSCsのセットを復号し、関連するセクタ識別子を決定する手段と、各々の決定したセクタ識別子に関連付けられたスクランブル・コードを確立する手段と、受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、確立したスクランブル・コードを使用することにより、受信したSSCsのセットを復号する手段と、スクランブル・コードとスクランブル・コードのライブラリを識別するのを容易にする、ルックアップ・テーブルを記憶する手段とを含む、装置を明らかにする。
前述の目的の達成に向けて、1つ以上の実施例は、以下において十分に説明され、特に請求項に指摘される特徴を含む。以下の説明および添付された図面は、確実に図示できる態様を詳細に明らかにし、実施例の原理が使用される種々の方法を、数個ではあるが、示している。図と結び付けて熟考すれば、他の利点および新規な特徴は、以下の詳細な説明から明らかになり、そして、開示された実施例は、そのような態様とそれらと等価なものを全て含むように意図されている。
図1は、ここに明らかにされる種々の態様に従う、例示の無線多重アクセス通信システムを示す。 図2は、本明細書に説明されている態様に従って、同期チャネルのセットを生成し、通信し、処理する、例示のシステムのブロック・ダイアグラムである。 図3は、第2の同期シーケンスのための、第1の同期シーケンスのセットと、スクランブル・コードのセットとの間の、例示のマッピングのダイアグラムである。 図4Aは、例示のS−SCHスクランブルされたシーケンスを示す。 図4Bは、3つの連結されたシーケンスの循環シフトを通して生成される、複数の例示S−SCHシーケンスを示す。 図5は、本明細書の態様に従って、基礎シーケンスから生成された、例示のシーケンス構造のダイアグラムを示す。 図6Aは、本明細書において明らかにされる、P−SCHシーケンス、S−SCHシーケンス、および、連結指示を生成し、伝達するための、例示の方法のフローチャートを示す。 図6Bは、本明細書において明らかにされる、P−SCHシーケンス、S−SCHシーケンス、および、連結指示を生成し、伝達するための、例示の方法のフローチャートを示す。 図7Aは、受信したP−SCHとS−SCHシーケンスを処理すること、ならびに、ここに開示された態様に従ってコードをスクランブルすることのための、例示の方法のフローチャートを示す。 図7Bは、受信したP−SCHとS−SCHシーケンスを処理すること、ならびに、ここに開示された態様に従ってコードをスクランブルすることのための、例示の方法のフローチャートを示す。 図8は、本説明書において説明された態様に従って、セル/セクタ通信のために提供する、MIMO動作の展開における、送信機システムと受信機システムの実施例のブロック・ダイアグラムである 図9は、本開示の態様に従って、第1と第2の同期チャネルを生成し、スクランブルし、伝達することを可能にする、例示のシステムのブロック・ダイアグラムである。 図10は、本開示の態様に従って、第1と第2の同期チャネル・シーケンスを受信し、復号することを可能にする、例示のシステムのブロック・ダイアグラムを示す。
詳細な説明
次に、種々の実施例は、全体にわたって、同じ参照数字が、同じの要素を表すように使用されている、図を参照して説明される。以下の説明において、説明の目的のために、1つ以上の実施例の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が、明らかにされる。しかしながら、そのような実施例がこれらの特定の詳細なしに、実施されるかもしれないことは、明白かもしれない。他の事例においては、1つ以上の実施例を説明するのを容易にするために、よく知られている構造とデバイスが、ブロック・ダイアグラムの形で示される。
この出願において使用されるように、「システム」、「構成要素(component)」、「モジュール」などは、コンピュータ関連のエンティティ(computer-related entity)、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または、実行中のソフトウェアのいずれかを表すように意図されている。例えば、構成要素は、これに限定されはしないが、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、エクゼキュータブル(executable)、実行のスレッド(thread of execution)、プログラムおよび/またはコンピュータであってもよい。実例として、演算デバイスの上で動作するアプリケーションと演算デバイスの両方が、構成要素になり得る。1つ以上の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッドの中に存在することができ、構成要素は、1つのコンピュータに局在化および/または2つ以上のコンピュータに分散してもよい。さらに、これらの構成要素は、種々のデータ構造をその上に記憶している、種々のコンピュータ可読媒体から実行することができる。構成要素は、ローカルおよび/または1つ以上のデータ・パケット(例えば、ローカルシステム、分散システムの中で、および/またはインターネットのように、他のシステムと信号を通して、ネットワーク経由で、他の構成要素と相互に作用する1つの構成要素からのデータ)を有する信号に従う等のリモート・プロセスを通して、通信することができる。
さらに、用語「または」は、排他的な「または」よりも、むしろ包括的な「または」を意味するように意図される。すなわち、他の方法で指定されるか、または、文脈から明らかでなければ、「XがAまたはBを使用する」は、任意の自然で包括的な入れ替えを意味する。すなわち、もし、XがAを使用するか、XがBを使用するか、XがAとBの両方を使用すれば、「XがAまたはBを使用する」は、前の事例のいずれについても、満足される。さらに、この出願および添付された請求項において使用される、冠詞「1つの(「a」と「an」)」は、他の方法で指定されるか、単数形と指示されることが文脈から明らかでない限り、「1つ以上の」を意味すると、一般的には解釈されるべきである。
さらに、「コード」と「シンボル・シーケンス」という用語、または、より単純な「シーケンス」という用語は、同じ概念を伝達することを意図され、入れ替えて使用され得る。本明細書において、「コード」という用語は、さらに、「コンピュータ・プログラミング・コード」を指すために利用されることを、注意しなければならない。「コード」が使用される、説明の節の文脈は、当業者に、主題の用語のための意図された意味を伝える。文脈が十分に明らかでないかもしれない事例においては、用語「コード」の意味への、明示的な参照が提供される。
種々の実施例が、無線端末に関連して、ここに、説明される。無線端末は、ユーザに、音声および/またはデータの接続を供給するデバイスを表し得る。無線端末は、ラップトップ・コンピュータまたはデスクトップ・コンピュータのような、演算デバイスに接続されてもよいし、個人情報端末(PDA)のような、必要な物が全て揃ったデバイスであってもかまわない。無線端末は、さらに、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動端末、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、顧客宅内装置、または、ユーザ装置と呼ばれ得る。無線端末は、加入者局、無線デバイス、携帯電話、PCS電話、コードレス電話、セッション設定プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、個人情報端末(PDA)、無線接続性能を有するハンドヘルド・デバイス、または、無線モデムに接続された他の処理デバイスであり得る。
基地局は、無線インターフェイス上で、1つ以上のセクタを通して、無線端末と、バックホール・ネットワークを通しての通信により他の基地局と通信する、アクセス・ネットワーク内のデバイスを指すかもしれない。基地局は、受信した無線インターフェイス・フレームをIPパケットに変換することにより、無線端末と、IPネットワークを含み得る、それ以外のアクセス・ネッドワークとの間のルーターとして動作することができる。基地局は、さらに、無線インターフェイスのために、属性の管理を調整する。さらに、種々の実施例が、基地局に関連して、ここに説明される。基地局は移動デバイスと通信するために利用されるかもしれないし、さらに,アクセス・ポイント(AP)、ノードB、改良型ノードB(eNodeB)、改良型基地局(eBS)、アクセス・ネットワーク(AN)または他の用語で表されるかもしれない。
本イノベーションにおいて、無線通信システムにおける、同期チャネルの生成と検出を容易にする、システムと方法が提供される。1対1の関係が、P−SCHチャネルの検出を通して決定される、再使用可能なセクタ識別子により決定される、スクランブル・コード(SCs)のセットおよび第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットの中で確立される。スクランブル・コードのセットが、(i)一旦、再使用可能なセクタ識別子が検出されると、その検出を容易にする、第2の同期チャネル(S−SCH)シーケンスをスクランブルし、(ii)連結指示が移動端末で受信されている場合に、順次の、または、インターリーブされた連結のSCsを通して、スクランブルされていないS−SCHシーケンスを構成するために、利用される。基礎シーケンスに適用された、循環シフトとサイン・フリップ操作(sign-flip operation)が、SCsを生成するために使用される。SCsのルックアップ・テーブルとライブラリは、関連するP−SCHとS−SCHシーケンスを受信する移動端末での、スクランブル・コードの決定を容易にする。本イノベーションの態様は、次に詳細に論じられる。
ここで、図面を参照すると、図1は、本明細書に開示された、種々の態様に従う、無線多重アクセス通信システム100の図示である。1つの例において、無線多重アクセス通信システム100は、複数の基地局110と複数の端末120を含んでいる。さらに、1つ以上の基地局110は、1つ以上の端末120と通信することができる。非限定的な例として、基地局110は、アクセス・ポイント、ノードB、および/または、他の適切なネットワーク構成要素であり得る。各々の基地局110は、特定の地理的な領域102a−cのための、通信サービス区域を提供する。ここにおいて、また、当該分野で一般的に使用されるように、用語「セル」は、その用語が使われる文脈に依存して、基地局110および/またはそのサービス区域102a−cを参照することができる。
システムの容量を改善するためには、基地局110に対応する、サービス区域102a、102bまたは102cは、複数のさらに小さい領域(例えば、104a、104bと104c)に分割され得る。各々のさらに小さい領域104a、104bと104cは、それぞれの基地局トランシーバ・サブシステム(base transceiver subsystem:BTS、示されていない)によって、受け持たれ得る。ここにおいて、また、当該分野で一般的に使用されるように、用語「セクタ」は、その用語が使われる文脈に依存して、BTSおよび/またはそのサービス区域を表すことができる。一例として、セル102a(または、セル102bと102c)の中のセクタ104a、104b、104cは、各々のアンテナのグループが、セル102a、102bまたは102cの一部の中の端末120との通信の責任を負う、基地局110におけるアンテナ・グループ(示されていない)によって形成され得る。アンテナの特定グループの、このような利用は、複数のアンテナが、方向付けされ、局在化されたパターンで、信号を送信するために使用される、ビーム形成として知られている。例えば、セル102aを取り扱う基地局110は、セクタ104aに対応する第1のアンテナ・グループ、セクタ104bに対応する第2のアンテナ・グループ、および、セクタ104cに対応する第3のアンテナ・グループを持つことができる。ある態様において、セクタ化されたセル102a(または、102bと102cのセル)内の、各々のセクタ104a、104bと104cは、セクタ識別子を持つことができる。そのような識別子は、セル探索の間に得ることができる。ここにおいて説明される種々の態様が、セクタ化された、または、セクタ化されていないセルを持つシステムに使用され得ることは認識されるべきである。さらに、実質的には、任意の数のセクタ化された、または、セクタ化されていないセルを持つ、すべての適切な無線通信ネットワークは、ここに添付された請求項の範囲内に入るように意図されている。単純化のために、ここに使用される、用語「基地局」(または、「基地局」を示す他の用語)は、セルを取り扱う局、ならびにセクタを取り扱う局の両方を表すことができる。単純化のために、各々の端末が、1つの取り扱うアクセス・ポイントと通信するシステムについて、以下の説明が一般的に述べているが、端末は任意の数の取り扱うアクセス・ポイントと通信することができることを認識されるべきである。
1つの態様に従うと、端末120はシステム100の至る所に分散させ得る。各々の端末120は、固定でも移動でもかまわない。非限定的な例として、端末120は、アクセス端末(AT)、移動局、ユーザ機器、加入者局、および/または、その他の適切なネットワーク構成要素であり得る。端末120は、無線デバイス、携帯電話、個人情報端末(PDA)、無線モデム、ハンドヘルド・デバイス、あるいは、他の適切はデバイスであり得る。さらに、端末120は、任意の与えられた時点で、任意の数の基地局110と通信することができるか、または、どの基地局とも通信することができない。
他の1つの例では、システム100は、1つ以上の基地局110と結合され得るとともに、基地局110のために、調整と制御を提供する、システム・コントローラ130を使用することにより、集中型のアーキテクチャを利用することができる。代替の態様に従って、システム・コントローラ130は、単一のネットワーク・エンティティ、または、ネットワーク・エンティティの集合になり得る。さらに、システム100は、基地局110が、必要に応じて、お互いに通信することを可能にするために、分散型アーキテクチャを利用することができる。1つの例において、システム・コントローラ130は、複数のネットワークとの、1つ以上の接続を、さらに含むことができる。これらのネットワークは、システム100において1つ以上の基地局110と通信する、端末120への、および/または、からの情報を提供することができる、インターネット、他のパケットに基づくネットワーク、および/または、回線交換音声ネットワークを含むことができる。もう1つの例において、システム・コントローラ130は、端末120への、および/または、からの送信をスケジュールすることができる、スケジューラ(示されていない)を含むことができるか、に接続され得る、この代わりに、スケジューラは各々のセル102、各々のセクタ104、または、この組み合わせに存在することができる。
ある例において、システム100は、CDMA,TDMA,FDMA,OFDMA,単一キャリアFDMA(SC−FDMA)、および/または、その他の適切な多重アクセス・スキーム等の、1つ以上の多重アクセス・スキームを利用することができる。TDMAは、異なる端末120のための送信が、異なる時間間隔において送信することにより、直交化(orthogonalize)されている、時分割多重化(TDM)を利用する。FDMAは、異なる端末120のための送信が、異なる周波数において送信することにより、直交化されている、周波数分割多重(FDM)を利用する。1つの例において、TDMAとFDMAシステムは、さらに、それらが同じ時間間隔または周波数のサブキャリアで送信されても、複数の端末のための送信が、異なる直交化コード(例えばウオルシュ・コード)を使うことにより、直交化され得る、コード分割多重(CDM)を使うことができる。OFDMAは、直交化周波数分割多重(OFDM)を利用し、SC−FDNAは、単一キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMとSC−FDMは、システムのバンド幅を、各々がデータにより変調され得る、複数の直交サブキャリア(例えばトーン、ビン、・・・)に分割できる。一般的には、変調シンボルは、周波数ドメインでは、OFDMで、時間ドメインでは、SC−FDMにより送信される。さらに、および/または、その代わりに、システムのバンド幅は、各々が1つ以上のサブキャリアを含む、1つ以上の周波数キャリアに分割され得る。システム100は、例えばOFDMAとCDMAのような、多重アクセス・スキームの組み合わせを、さらに利用することができる。ここに提供される電力制御技術は、一般的には、OFDMAシステムのために説明されるので、ここで説明された技術は、任意の無線通信システムに、同様に適用され得ることを認識されるべきである。
他の1つの例では、システム100の中の、基地局110と端末120は、1つ以上のデータ・チャネルを用いてデータを、1つ以上の制御チャネルを用いて信号を通信することができる。システム100で利用されるデータ・チャネルは、各々のデータ・チャネルが、任意の与えられた時間において、ただ1つの端末により使用されるように、活動中の端末120に割り当てられ得る。あるいは、データ・チャネルは、データ・チャネル上で重ね合わせるか、または、直交化するようにスケジュールされ得る、複数の端末120に割り当てられ得る。システム資源を保持するために、システム100に利用される制御チャネルは、さらに、複数の端末120の間で、例えば、コード分割多重を使用して、共有され得る。1つの例において、周波数と時間だけで直交多重化されたデータ・チャネル(例えば、CDMを使用して多重化されていないデータ・チャネル)は、対応する制御チャネルよりも、チャネルの状態および受信機の不完全性による、直交性の損失に対して、より少なく敏感である。
一態様に従って、システム100は、例えば、システム・コントローラ130および/または各々の基地局110に実装された、1つ以上のスケジューラを通して、集中化されたスケジューリングを使用することができる。集中化されたスケジューリングを利用するシステムでは、スケジューラは、適切はスケジューリングの決定を下すために、端末120からのフィードバックに依存することができる。例として、そのようなフィードバックは、スケジューラが、そのようなフィードバックがそこから受信された端末120のために、サポートできる逆方向リンクのピーク・レートを推定し、システムのバンド幅を割り当てることを可能にするために、他のセクタ干渉情報を受信するために加えられる、オフセットを含むことができる。
図2は、無線通信システムの動作パラメータの決定と、データ通信の同期検波を容易にできる、同期チャネルのセットを生成し、通信し、処理するシステム200のブロック・ダイアグラムである。ノードB 210は、同期チャネル生成器215を通して、同期チャネルのセットの信号、または捕捉パイロットを生成することができる。そのような、同期シーケンス、例えば第1の同期チャネル(P−SCH)と第2の同期チャネル(S−SCH)は、セル/セクタ捕捉のために使用され得るし、無線システムの順方向リンク(forward link:FL)240を通して、同期チャネル処理の構成要素265を介して、これらを処理する、アクセス端末260に送信される。いったん、アクセス端末260が捕捉パイロットを復号すれば、無線通信システムの動作パラメータ、すなわち、(i)FDMAシステムの場合に、FFTの大きさにより特徴付けられた、システムバンド幅;(ii)穴のあいたスペクトル割り当ての場合の、穴のあいたプロファイル(perforation profile);(iii)特定のTDD分割およびFDDの半二重(後者はさらに、順方向および逆方向リンクのために、周波数ドメインのガード間隔と同様に時間ガード間隔を有する)の更なる指示を含む、時分割多重(TDD)または周波数分割多重(FDD)の指示;(iv)循環プリフィックス長;(v)同期または非同期動作の指示;(vi)周波数の再利用;(vii)セル/セクタ識別インデックスまたはセル/セクタ識別子;および(viii)基地局(たとえばノードB 210)のアンテナ構成、など、が利用可能になる。さらに、受信された同期シーケンスは、受信したデータ・チャネルの同期検波のための位相基準として使用され得ることは、認識されるべきである。
同期チャネル生成器215の態様に従って、シーケンス生成構成要素218は、少なくともセル/セクタ探索情報(i)−(viii)を含むことができる、長さL(Lは正の整数)のビットまたは複素数シンボルのシーケンスを生成できる。シーケンスは、擬似ランダム・コード、または、擬似雑音シーケンス、ゴールド(Gold)シーケンス、ウォルシュ−アダマール(Walsh-Hadamard)シーケンス、指数関数シーケンス、ゴロム(Golomb)シーケンス、ライス(Rice)シーケンス、M−シーケンス、または、一般化されたチャープ状(generalized Chirp-like:GCL)のシーケンス(例えばザドフ−チュー(Zadoff-Chu sequence)シーケンス)であり得る。生成されたシーケンスは、データまたは制御チャネルをスクランブルするために使用され得る。別の態様において、関連付け構成要素222は、P−SCHまたはS−SCHのような同期チャネル信号を形成するために、2つ以上の生成されたシーケンス(連結は、順次(sequential)、または、インターリーブ配列において実装され得る)を連結することができる。このような同期チャネルに関連付けられたシーケンスは、P−SCHのための第1の同期コード(primary synchronization code)({PSC})、または、S−SCHのための第2の同期コード(secondary synchronization code)({SSC})であると識別され得る。シーケンス生成要素218は、一般的には、通信が実行される、無線システムの仕様書に従って、パイロット・シーケンスを生成する。例として、E−UTRA(発展した世界的な地球上の無線アクセス(evolved universal terrestrial radio access))においては、P−SCH信号は、3つの物理レイヤーの一致指標の1つにより指定される、2つの31ビット周波数ドメインのザドフ−チュー・シーケンスの順次連結(sequential concatenation)に対応し、S−SCHは、変調の前にスクランブルされた、2つの31ビットシーケンスのインターリーブ連結(interleaved concatenation)である。
同期チャネル生成器215の、さらなる他の態様においては、関連付け構成要素222は、PSCを、無線システム内の複数のセルの至る所で再利用可能であり得る、セクタまたはセルの識別子とリンクすることができ、その入口が、順方向リンク(例えばFL 240)を通して、アクセス端末260のような移動局に、示され得るか、伝達され得る、ルックアップ・テーブルを構成する、関連付けテーブルを生成することができる。基地局(例えばノードB 210)により取り扱われる、セクタ化されたセル内の、各々の第1の同期コードは、セクタ識別子にリンクされ得ることを、注意するべきである。例えば、E−UTRAにおいて、PSCを含む各々のザドフ−チューのシーケンスを決定する、ルート・インデックスは、0,1,または2の値を採用することができる、物理レイヤーのインデックスに依存する。
シーケンス生成構成要素215は、レジスターを初期化し、生成したシーケンスと更新したカウンターの値をメモリ225に記憶させるのと同様に、擬似乱数生成、ウォルシュ−アダマール・シーケンスの構築に含まれる行列の操作、GCLシーケンスの生成、セル/セクタ識別子の決定、連結指示の生成のような、シーケンス生成と関連付けの一部を実行するために、プロセッサ225を使用することができるが注意されるべきである。さらに、プロセッサ225は、制御とデータ・チャネルと同様に、シーケンスを通信するために必要な、データの操作を実行することができる。ある態様において、FDMA無線システムでは、プロセッサ225は、直列−並列/並列−直列操作と同様に、通信に先立って、シーケンスを周波数−時間リソース・ブロックにマップするのに必要な、直接/逆フーリエ変換(D/IFT)、アダマール変換、シーケンスへの循環プリフィックスの付加、制御とデータのストリームの変調を実行することができる。CDMA無線システム(例えば超モバイル・ブロードバンド)において、制御シーケンスまたはトラフィック・シーケンスにおけるシンボルのスクランブルは、プロセッサ222により実行され得る。プロセッサ222は、そのような追加の動作が当業者には容易に明白である、ノードB 210のアクセス端末260との通信に関係する、他の動作を実行することができることは、認識されるべきである。
メモリ225は、シーケンスと、セル/セクタ識別インデックスとシーケンスとの関連付けを、生成するために使用される、コードの命令/モジュール、並びに、そのようなシーケンス、制御およびデータを、取り扱い、順方向リンク上に送信するために必要なコード命令、を記憶することができる。
アクセス端末260と接続して、同期チャネル処理構成要素265は、同期チャネル信号を検出し、復号(あるいは復調)する。ある態様においては、ビットまたは複素シンボルは、スクランブルされているか、スクランブルされていないの、どちらかで、直交コード(例えば、ウォルシュ−アダマール、指数関数など)、または、非直交コードに基づいたシーケンスを生成して、ノードB210によりFL240を通してS−CH245またはS−SCH255により送信されていて、各々の適切な直交または非直交シーケンス(例えばコード仮説(code hypotheses))について、相関を取ることにより、復号される。P−SCHの検出(または、PSCの復調)は、循環プリフィックスのスロット持続のような、タイミング情報の決定に導くことができる。さらに、PSCの検出は、セル/セクタ識別子のようなPSCにリンクされた情報の決定に帰着することができる。特定のセル/セクタ識別子により決定されたコードの仮説が、適切なセル/セクタ・インテックスを識別するために、相関として使用されることに注意すべきである。PSCまたはSSCの効率的な検出は、一般的には、ウォルシュ−アダマール・シーケンスには、アマダール変換を、指数関数シーケンスには、高速フーリエ変換を使用して達成され得ることが認識されるべきである。
同期チャネル捕捉の一部として、1つの構成要素、相関器248が、タイミング情報(例えば、スーパーフレーム、フレームおよびシンボル境界検出)、周波数同期、および、セル/セクタ識別子のような、他のシステム情報を抽出するために、(一時的に)異なるシーケンスの相関を取る。相関器248は、逆FFT(IFFT)のような他の動作と同様に、時間の相関を実行するのに、プロセッサ232に依存する。ムース(Moose)法、ヴァン・デ・ビーンク(Van De Beenk)法およびシュミードル(Schmidl)法のような、時間と周波数の同期方法は、周波数オフセットと同様に、フレームおよびサブ・フレームの境界を推定するために、送信されたビット・シリーズまたは複素シンボル・シリーズ(例えば、PSCまたはSSC)の繰り返される部分を含む、特有のコード・シーケンスを提案する。他の方法が、さらに、時間相関、スーパーフレーム、フレームおよびシンボル境界の検出、CP持続時間と周波数同期のために使用され得る。タイミングと周波数同期の後に、完全なセル/セクタ同一性およびシステム情報(例えば、バンド幅、TDD・FDD動作、周波数再使用)を伝えるコード・シーケンスが、アクセス端末260により復調され得る。
同期チャネル処理構成要素265における復号は、特定のスクランブル・コードを使用して送信された、パイロット・シーケンスまたはデータ・シーケンスのスクランブルの解除を含むことができる。そのような復号は、シーケンス生成構成要素(例えば、構成要素215)が、受信したパイロット・シーケンス(例えばS−SCH255)を生成するために使用した、特定のスクランブル・シーケンスを利用することにより達成され得る。ある態様においては、PSCおよびスクランブル・コードの中で、関連付け構成要素222により確立される関連を利用するために、復号されたP−SCHから抽出されたセル/セクタ識別子は、構成要素265またはメモリ285に存在し得る、ルックアップ・テーブルの中で、スクランブル・コードを識別するキーとして利用され得るし、その後に、スクランブル・コードのライブラリから、識別されたスクランブル・シーケンスを抽出する。あるいは、構成要素(示されていない)は、検出されたセル/セクタ・インジケータに従って、適切なスクランブル・シーケンスを生成することができる。もう1つの態様においては、同期チャネル処理構成要素265は、受信された指示(制御チャネルにおける1つ以上のビット)を、リンクされた/関連付けられたコードと、例えば、2つ以上の短いスクランブル・シーケンスの順次の連結、または、インターリーブされた連結などの、あらかじめ決められた方法で連結する。更なる態様において、関連付けられたスクランブル・シーケンスは、S−SCH信号を生成するために、連結され得る。連結指示を受信すること(例えば復調すること)により負う処理のオーバーヘッドが、受信されたSSCの復調における、低減された複雑さにより、相殺され得ることに注意すべきである。
同期チャネル処理構成要素265は、復号された同期チャネル信号(例えば、P−SCH245またはS−SCH255)を、データ・チャネルの同期検波における基準信号として、使用することができることを認識されたい。このようなシナリオにおいて、整合フィルターと追加の回路(示されていない)は、構成要素265の一部になり得る。
図3は、第1の同期シーケンスのセットと第2の同期シーケンスのためのスクランブル・コードのセットとの間の、例示のマッピングのダイアグラム300である。無線通信セル305は、3つのセクタ310,310と310が、基地局315により取り扱われる、セクタ化されたセルである。(セル305は、他の形状に展開され得るが、六角形として示されるし、一般には、セルの形状は、サービス区域の地形と無線通信システムの性質によって決定される。)ダイアグラム300が描くように、各々のセクタ310λは、たとえば、セル内の各々の最初のセクタが、携帯無線環境において、各々の通信セルの至る所で、共通の最初の識別子を使用することができ、セル内の各々の第2のセクタが、共通の第2の識別子を使用できる等のように、再使用可能であり得る、セクタ識別子N(λ)(λ=1,2,3)を所有する。セクタ310は、識別子N(1)にリンクされている{PSC1}320と、{SSC1}330に関連付けていて、セクタ310は、識別子N(2)にリンクされている{PSC2}320と、{SSC2}330を所有し、セクタ310は、識別子N(3)にリンクされている{PSC3}320と、{SSC3}330を持つ。セクタ内の第1の同期シーケンスが、セクタ識別子にリンクされている特定の方法が、図2の議論に関連して、上記のように決定され得ることを、認識するべきである。第1の同期シーケンスの{{PSC1}320、{{PSC2}320、{PSC3}320}のセットのために、1対1の関連付けが、{SC1}355、{SC2}355、{SC3}355の要素を有する、スクランブル・コードのセット({SC}s)により確立される。1つの態様において、スクランブル・コードのセット、{SC1}355、{SC2}355、{SC3}355は、各々の第2の同期コード{SSCλ}320λをスクランブルする365ために使用される。代わりの、または追加の態様において、{PSC1}320、{PSC2}320と{PSC3}320に関連付けられた、3つの短いシーケンス{S1}、{S2}と{S3}のセットは、S−SCH信号のセットのために、{SSCλ}320λのセットを生成するために連結され得る。したがって、{SC}s(または代わりに{S}s)と{PSC}sの1対1の関連付けの少なくとも1つの利点が、いったん第1の同期シーケンスのセットが移動局(例えばアクセス端末260)で受信され、復号されると、関連付けられたスクランブル・コードのセットが決定され、したがって、第2の同期シーケンスが、移動局で容易に復号され得る。スクランブル・コード(または、代わりの短いシーケンス)の再使用ファクタは、セクタ識別子の再使用ファクタにより決定されることが注記される。スクランブル・シーケンス、たとえば、{SC1}355、{SC2}355または{SC3}355、あるいは、{S1}、{S2}または{S3}は、本質的には、当業者にとって既知の、任意のシーケンスであり得る。例えば、シーケンスは擬似ランダム・コードまたは擬似雑音シーケンス、ゴールド・シーケンス、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、指数関数シーケンス、ゴロム・シーケンス、ライス・シーケンス、M・シーケンス、または、一般化されたチャープ状の(GCL)シーケンス(例えばザドフ−チュー・シーケンス)であり得る。
セル305は、一般的にはM個のセクタ(M≧1)の中にセクタ化され得るし、M個のスクランブル・コードの対応するセット、または、代わりの短いシーケンスは、セクタ識別子のセットの各々の要素、N(λ)(λ=1,2,...,M−1,M)と関連付けられ得ることが、認識されるべきである。SSCの実例となる構造は、次に論じられる。
図4Aと4Bは、それぞれ、例示のS−SCHスクランブルされたシーケンスのダイアグラム400と、3つの連結シーケンスの循環シフトにより生成された、複数の例示S−SCHシーケンスのダイアグラム450を示す。ダイアグラム400は、N+M+P=Qの場合に、3つのシーケンス、N−シンボル・シーケンス{SC1}418、M−シンボル・シーケンス{SC2}422とP−シンボル・シーケンス{SC3}426によりスクランブルされた、Q−シンボルの第2の同期コード{SSC}414を伝達するS−SCH410を描く。上に示されるように、E−UTRAシステムにおいて、{SSC}414は、2つの31ビットのシーケンスの、インターリーブされた連結であり得る。{SSC}414のスクランブルは、それについての変調より前に生じることを認識されるべきである。ダイアグラム400において、3つ以上のスクランブル・シーケンスのセットが、{SSC}414をスクランブルするために、使用され得る。1つの態様においては、{SSC}をスクランブルするために、使用され得るスクランブル・シーケンスの数は、通信セルの中にあるセクタの数に等しくなり得る。連結され、{SSC}をスクランブルするために使用される、各々のスクランブル・シーケンス(例えば、{SC}α(α=N,M,P))は、P−SCHシーケンス({PSC}β、β=1,2,3)と1対1の関係を持つことが認識されるべきである。{SSC}410は、追加のセクタを有するセルにおいて、S−SCH信号410は、各々が、各々の追加セクタに関連付けられる、追加のスクランブル・コードでスクランブルされ得る3つのセクタのセル(例えばセル305)の中で、各々のS−SCHに使用され得ることが、認識されるべきである。
図4Bのダイアグラム450は、追加のまたは代わりの第2の同期チャネル信号のクラスを示す。シーケンス、例えば、短いシーケンス、{S1}453、{S2}456と{S3}459は、スクランブルが適用されない、S−SCHのQ−シンボル・シーケンスを形成するために、連結され得る。ダイアグラム450に示されるように、3つのシーケンス{S1}453、{S2}456と{S3}459は、S−SCH信号460,470と480を生成するために、順次連結の前に、循環的にシフトされ得る。シーケンス{S1}453、{S2}456と{S3}459がインターリーブ配置で連結される場合には、3つのS−SCH信号の、複数のセットが、さらに、生成され得ることが認識されるべきである。シーケンス{S1}453、{S2}456および{S3}459の独特な特徴は、これらの{PSCλ}との関連付けを考慮すると、S−SCHに適用されるスクランブルが無くても差し支えない。
図5は、基礎シーケンス(例えば基礎スクランブル・シーケンス、または、短いシーケンス)から生成された、例示のシーケンス構造のダイアグラム500を示し、それは、第2の同期チャネルにおいて使用され得る。基礎シーケンス510は、PSCシーケンスにリンクされている、N個のシンボルの基礎シーケンスである。上述のように、シンボルC−CN−1は、特定の符号化に従う、2進数のシンボルまたは複素数のシンボルであり得る。基礎シーケンス510から、サイン・フリップ操作は、シーケンス{−C、−C,−C,・・・、−CJ+1,−C,−CJ+1,・・・、−CN−1,−C}520に帰着させる。サイン・フリップ操作は、各々のシーケンス要素のp位相シフトと等価である。2進シーケンスにおいて、サイン・フリップ操作は、例えば、1←→0のビット交換操作であると解釈され得ると、認識されるべきである。サイン・フリップまたはビット交換操作は、基礎シーケンス510の自己相関特性を変化させないままにしておくことが、認識されるべきである。基礎シーケンス510に適用され得る、追加の、または、代わりの操作はシフト操作である。シーケンス530は、J−シンボル(J≦N)の左シフト・シーケンスである。同様にシーケンス540は、K−シンボル(K≦N)のシフト複素共役操作{C 、C K+1、・・・、C 、C 、C 、・・・、C K−1}より生じる。シフト複素共役操作は、2進シーケンスを変化させないままにすることを、注目すべきである。右シフトするシーケンスは、請求された主題の事項の範囲内になるように意図されている。ある態様において、基礎シーケンス{C、C、C、・・・、CJー1、CJ、CJ+1、・・・、CN−1、C}510は、最初の2進基礎シーケンスの変調の結果として、複素シンボルを持つことが認識されるべきである。変調方式は、位相シフト変調、たとえばBPSK(2進)、QPSK(4進)とMPSK(M進)でM>4)、直交振幅変調(例えば、MQAM(M進))および非対称(振幅と位相)シフト変調(M進APSKで、他のM次数が検討されているとしても、例えばMが16か32)を含むことができる。
上に示され、説明された、例示のシステムを考慮すると、開示された主題の事項に従って実施されるかもしれない、セル間の電力制御のための方法は、図6AとB,図7Aと7Bのフローチャートを参照して、より良く認識されるであろう。説明を単純にする目的のために、一連のブロックとして、方法が示され、説明されるが、いくつかのブロックは、ここに描かれ、説明されるのとは、異なる順番および/または他のブロックと同時に起きるかもしれないので、請求される主題事項が、ブロックの番号または順番により制限されないことを理解し、認識するべきである。さらに、示されたブロックの全てが、以下に説明される方法を実施するために、必要とはされない。ブロックに関連付けられた機能が、ソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、または、任意の他の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、構成要素、・・・)により実施されてもよいことが認識されてもよい。さらに、以下およびこの明細書全体にわたって、開示される方法が、種々のデバイスにそのような方法が運ばれ、転送されるのを容易にするために、製造業者の装置に記憶され得ることが、さらに認識されてもよい。当業者は、ある方法が、状態遷移図にあるような、一連の相互に関連した状態またはイベントとして、代わりに表現され得ることを、理解し認識するであろう。
図6Aと6Bは、P−SCHシーケンスとS−SCHシーケンス、および、S−SCHシーケンスと連結指示を、生成し伝達するための、例示の方法のフローチャートを、それぞれ示す。方法600において、アクト610では、第1の同期コード(PSCs)のセットと第2の同期コード(SSCs)のセットは、セクタ化された無線通信セルのセクタのセットのために、生成され得る。各々の生成されたセットにおける要素の数は、そのセル内のセクタの数に依存する。ある態様において、PSCsのコードは、例えば、各々のセクタは、無線通信システムの各々のセルのために、同じインデックスを持つので、そのようなインデックスと、再使用ファクタを有する、再使用可能な要素が1に等しい、セクタ識別インデックスにより、一義的に決められ得る。SSCsは、また、セクタ識別子と関連付けられ得る。PSCsとSSCsの生成は、同期チャネル生成構成要素(例えば構成要素215)により達成され得るし、各々の生成コードは、当分野で知られている、擬似ランダム・コードまたは擬似雑音シーケンス、ゴールド・シーケンス、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、指数関数シーケンス、ゴロム・シーケンス、ライス・シーケンス、M−シーケンス、または、一般化されたチャープ状の(GCL)シーケンス(例えばザドフ−チュー・シーケンス)のような、2進コード系列、または、複素シンボル系列であり得る。アクト620では、スクランブル・コードのセットは、対応するセクタ・インテックスによって一致する、PSCsのセットに関連付けられている。例として、E−UTRAにおいて、通信は、各々のインデックスが、各々のセクタのザドフ−チューPSCを決定する、識別子インデックス、N(i)=0,1,2、3により、3つのセクタに分割され得る。スクランブル・コードは、同期チャネル・シーケンスを生成する、同じ構成要素により生成され得る。アクト630において、生成されたシーケンスのセット内の各々のSSCは、生成されたPSCs(例えば、3つのシーケンスのセットのためのダイアグラム400を参照)に関連付けられている、スクランブル・コードのセットにおける全ての要素を含む、シーケンスによりスクランブルされる。アクト640において、第1の同期シーケンスのセットと、スクランブルされた第2の同期シーケンスのセットが、伝達される。E−UTRA無線通信システムにおける場合であるので、そのようなシーケンスの伝達は、シーケンス・シンボルの、周波数時間資源ブロックへのマッピングを含むことができる。
方法650(図6B)に関連して、アクト660では、PSCsのセットが、セクタのセットのために生成される。そのようなアクトは、本質的には、例示の方法600における、アクト610と同じである。同様に、アクト670は、アクト620と実質的には同じ方法で、対応するセクタ識別子インデックスによって、SCsのセットを第1の同期シーケンスのセットに関連付ける、アクト680において、連結指示は、第2の同期チャネルのセットが、PSCsのセットに関連付けられている、スクランブル・コードの連結により生成されるために、発行され得る。そのような連結は、順次(例としてダイアグラム450を参照)でも、またはインターリーブされていてもよい。アクト690において、通信が行われる、無線システムに対応する、変調と多重化の手順に従って、生成されたPSCsのセットと連結指示が伝達され得る。
図7Aと7Bは、ここに開示した態様に従って、スクランブル・コードと同様に、受信したP−SCHとS−SCHのシーケンスを処理するための、例示の方法のフローチャートを示す。例示の方法700に関して、アクト710において、セクタのための、第1と第2の同期シーケンスが受信される。そのような同期シーケンスは、実質的には、例示の方法600における、610のようなアクトに従って、基地局で生成された、任意のシーケンスであり得る。さらに、そのようなPSCは、関連付けが1対1の関係になり得る、スクランブル・コード(SC)と関連付けられ得る。アクト720において、移動局(例えばアクセス端末260)の中の相関器(例えば相関器268)と、移動局のメモリ(例えばメモリ285)に記憶され得る、コード仮説のセットを使用して、PSCは復号され得る。PSCの復号は、さらに、PSCに関連付けられた、セクタ識別子インデックスの決定に帰着する。アクト730では、セクタ識別子である、検出されたPSCインデックスに従って、SCが確立される。ある態様において、PSCインデックスは、検出を処理する移動局のメモリに記憶される、ルックアップ・テーブルのキーとして使用され得る。そのキーは、さらにメモリに記憶されるSCsのライブラリにアクセスを提供する。アクト740では、受信されたSSCが復号される。そのような復号は、復号されたPSCのセットに対応する、スクランブル・コードのセットを使用することができる。SSCのスクランブル解除に関係する操作は、同期シーケンスを受信する、移動局のプロセッサにより達成され得る。
例示の方法750に関連して、アクト760において、セクタのセットおよび連結指示のためのPSCsのセットが受信され、アクト770において、PSCsのセットが復号され、対応するセクタ・インテックスが決められる。復号は、実質的には、アクト720と同じ方法で進むことができる。アクト780では、PSCインデックスに関連付けられたSCsのセットは、アクト730と実質的には同じやり方で確立される。アクト790では、第2の同期シーケンスのセットが、受信された連結指示に従って、確立されたスクランブル・コードのサブセットを連結することにより生成される。そのような指示は、連結すべき特定のSCsと、連結を行うことができる方式、例えば、順次の、または、インターリーブされた構成、を識別することができる。SCsの連結と取り扱いに関連付けられた操作は、PSCsのセットと連結指示を受信する、アクセス端末内のプロセッサにより達成され得る。
図8は、例えば、同期シーケンス(例えば、P−SCHとS−SCH)の生成と通信と復号がこの前に説明されたように、生じ得るように、ここに明らかにされた1つ以上の態様に従う、無線通信環境におけるセル/セクタ通信を提供することができる、MIMOシステム内の(ノードB210、または、基地局110a、110bまたは110cのような)送信機システム810と、(例えば、アクセス端末260の)受信機システム850の実施例のブロック・ダイアグラム800である。送信機システム810では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データは、データ・ソース812から送信(TX)データ・プロセッサ814に提供され得る。一実施例において、各々のデータ・ストリームは、それぞれの送信アンテナを通して送信される。TXデータ・プロセッサ814は、符号化したデータを提供するために、そのデータ・ストリームに対して選択された、特定の符号化スキームに基づいて、各々のデータ・ストリームのためのトラフィック・データを、フォーマットし、符号化し、インターリーブする。各々のデータ・ストリームのために、符号化したデータは、OFDM技術を使用して、パイロットデータにより多重化されるかもしれない。パイロットデータは、一般的には、既知の方法で処理され、チャネル応答を推定するために、受信機システムで使用され得る、既知のデータ・パターンである。各々のデータ・ストリームのための、多重化パイロットと符号化データは、次いで、変調シンボルを提供するためにデータ・ストリームに対して選択された、特定の変調スキーム(例えば、2進位相シフト変調(BPSK)、4位相シフト変調(QPSK)、複数位相シフト変調(M−PSK)、または、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて、変調(シンボル・マップ)される。各々のデータ・ストリームのデータ・レート、符号化と変調は、データと同様にメモリ832に記憶され得る、プロセッサ830により実行される命令によって、決定され得る。
全てのデータ・ストリームのための変調シンボルは、次いで、さらに変調シンボル(例えばOFDM)を処理するかもしれない、TX MIMOプロセッサ820に提供される。TX MIMOプロセッサ820は、次いで、N個のトランシーバ(TMTR/RCVR)822乃至822に対して、N個の変調シンボル・ストリームを提供する。一実施例において、TX MIMOプロセッサ820は、データ・ストリームのシンボル、および、シンボルがそこから送信されているアンテナに対して、ビーム形成の重み付け(または、プリ・コーディング)を適用する。各々のトランシーバ822は、1つ以上のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを、受信し、処理し、MIMOチャネルを通しての送信に適切な変調信号を提供するために、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルター、アップ・コンバート)する。トランシーバ822乃至822、からのN個の変調信号は、次いで、N個のアンテナ824乃至824の、それぞれから送信される。受信機システム850において、送信された変調信号が、N個のアンテナ852乃至852により受信され、各々のアンテナからの受信された信号は、それぞれのトランシーバ(RCVR/TMTR)、854乃至854に提供される。各々のトランシーバ854−854は、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルター、増幅、ダウン・コンバート)し、サンプルを提供するために、調整された信号をディジタル化し、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供するために、サンプルをさらに処理する。
RXデータ・プロセッサ860は、次いで、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供するために、特定の受信機処理技術に基づいて、N個のトランシーバ854−854からの、N個の受信したシンボル・ストリームを受信し処理する。RXデータ・プロセッサ680は、次いで、データ・ストリームのためのトラフィック・データを再生するために、各々の検出されたシンボル・ストリームを、復調し、インターリーブを解除し、復号する。RXデータ・プロセッサ860による処理は、TX MIMOプロセッサ820とTXデータ・プロセッサ814により実行されるそれとは、相補的である。プロセッサ870は、そのような行列がメモリ872に記憶され得る、どのプリ・コーディング行列を利用するかを、周期的に決めることができる。プロセッサ870は、行列のインデックス部分とランク値部分を含む、逆方向リンク・メッセージを定式化することができる。メモリ872は、プロセッサ870により実行されると、逆方向リンク・メッセージを定式化する結果となる命令を記憶している。逆方向リンク・メッセージは、通信リンクまたは受信データ・ストリーム、または、これらの組み合わせに関する、種々のタイプの情報を含むことができる。例として、そのような情報は、調整された通信資源、スケジュールされた資源の調整のためのオフセット、および、データ・パケットのフォーマットを復号するための情報を含むことができる。逆リンク・メッセージは、データ・ソース836から、多くのデータ・ストリームのために、トラフィック・データを受信する、TXデータ・プロセッサ838により、次いで処理され、変調器880により変調され、送信機854乃至854により調整され、基地局810に戻るように、送信される。
送信機システム810では、受信機システム850により送信された、逆リンク・メッセージを抽出するために、受信システム850からの変調信号が、アンテナ824乃至824により受信され、トランシーバ822−822により調整され、復調器840により復調され、RXデータ・プロセッサ842により処理される。プロセッサ830は、次いで、ビーム形成の重み付けを決定するために、どのプリ・コーディング行列を使用するのかを決め、抜き出したメッセージを処理する。
単一ユーザ(single-user:SU)のMIMO動作モードは、図8に示され、上記の動作に従うように、単一の受信機システム850が、送信機システム810と通信する場合に対応する。主題の動作モードにおいて、前記のように、セル内の電力が達成されうることが、認識されるべきである。SU−MIMOシステムにおいては、N個の(さらにTXアンテナとして既知の)送信機824−824と、N個の(さらにRXアンテナとして既知の)受信機852−852は、無線通信のための行列チャネル(例えばレーリー・チャネルまたはガウシアン・チャネル)を形成する。SU−MIMOチャネルは、一般的には、ランダムな複素数のN×N行列により記述される。このチャネルのランクは、N×Nチャネルの代数的なランクと等しい。空間−時間、または、空間−周波数の符号化において、ランクは、チャネルを通して送信される、データ・ストリームまたはレイヤーの数に等しい。ランクは、せいぜい、min{N,N}であることが認識されるべきである。N個の送信およびN個の受信アンテナにより形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれる、N≦min{N,N}である、N個の独立チャネルに分解され得る。各々のN個の独立チャネルは、次元か通信レイヤーに対応する。同期チャネル生成器215は、変調した後に、生成したシーケンスを、MIMOチャネルが分解され得る、N個の通信レイヤーにマップすることができる。プロセッサ225は、マッピングの一部を実行することができる。
1つの態様において、OFDMによりトーンωで送信され/受信されたシンボルは、
y(ω)=(ω)c(ω)+n(ω) (1)
によりモデル化され得る。ここで、y(ω)は受信されたデータ・ストリームであり、N×1のベクトルであり、(ω)は、トーンω(例えば、時間に依存するチャネル応答行列のフーリエ変換)における、N×Nのチャネル応答行列であり、c(ω)は、N×1の出力シンボル・ベクトルであり、n(ω)はN×1のノイズ・ベクトル(例えば、付加白色ガウス雑音)である。プリ・コーディングは、N×1レイヤーのベクトルをN×1プレイコーディング出力ベクトルに変換する。Nは、送信機810により送信された、データ・ストリーム(レイヤー)の事実上の数であり、Nは、チャネルの状態と端末から報告されるランクの少なくとも一部に基づいて、送信機(例えば、アクセス・ポイント250)の裁量によりスケジュールされ得る。c(ω)は、送信機により適用された、少なくとも1つの多重化スキームと、少なくとも1つのプリ・コーディング(またはビーム形成)スキームの結果であることが、認識されるべきである。さらに、c(ω)は、送信機810が、各々のデータ・ストリームNを送信するのに割り当てる、電力の量を決める、電力利得行列によりコンボリュート(convolute)される。そのような電力利得行列が、アクセス端末240に割り当てられる、資源であり得ることと、それは、ここに説明されるように、電力オフセットの調節を通して、管理され得ることは、認識されるべきである。無線チャネルのFL/RL相互関係を考慮して、MIMO受信機850からの送信は、また、同じ要素を本質的に含む、式(1)のやり方で、モデル化され得ることが、認識されるべきである。さらに、受信機850は、逆方向リンクにデータを送信する前に、また、プリ・コーディング・スキームを適用することができる。PSC(例えば、320,320,320)またはSSC(例えば、330,330,330)の生成は、生成されたシーケンスのOFDM時間−周波数資源ブロックへのマッピングに先行することが、認識されるべきである。上述のように、同期チャネル生成器215は、以上に説明された方法で伝達され得る、生成されたシーケンスをマッピングすることができる。
システム800(図8)において、N=N=1の場合には、システムは、ここで明らかにされた、1つ以上の態様に従って、無線通信環境においてセクタ通信を提供することができる、単一入力・単一出力(SISO)システムへと縮小する。あるいは、単一入力・複数出力(SIMO)動作モードは、N>1およびN=1に相当する。さらに、複数の受信機が、送信機システム810と通信する場合には、複数ユーザ(multiuser:MU)MIMO動作モードが確立される。
次に、開示された主題の事項の態様を可能にすることができるシステムが、図9と10に関連して説明される。そのようなシステムは、プロセッサまたは電子機械、ソフトウェア、または、それらの組み合わせ(例えばファームウェア)により、実施された機能を表す機能ブロックであり得る、機能ブロックを含むことができる。
図9は、本開示の態様に従って、第1および第2の同期チャネルを生成し、スクランブルし、伝達する、例示のシステムのブロック・ダイアグラム900を示す。システム900は、無線移動局(例えば、ノードB 210)に、少なくとも部分的に、存在し得る。システム900は、結合して動作できる、電子構成要素の論理的なグルーピング1010を含む。一態様おいては、論理的グルーピング1010は、インデックスが付加される、すなわち、セット内の各々のPSCsが無線通信の再使用可能なセクタ識別子にインデックスされる、第1の同期コード(PSCs)のセットを生成するための、電子構成要素915と、PSCsのセットと1対1の関係で関連付けられたセットである、スクランブル・コードのセットを生成するための、電子構成要素925と、第2の同期コード(SSCs)のセットを生成するための電子構成要素935と、スクランブル・コードのセットのサブセットにより、SSCsのセットの要素をスクランブルするための電子構成要素945と、PSCsのセットの要素、SSCsのセットの要素を伝達するための電子構成要素955を含む。
システム900は、また、そのような機能を実行する間に生成されるかもしれない、測定され、演算されたデータと同様に、電子構成要素915,925,935,945と1055に関連付けられた機能を、実行するための命令を保持する、メモリ960を含むことができる。メモリ960の外側にあるとして示されたが、1つ以上の電子構成要素915,925,935,945と955は、メモリ960の中に存在し得ることを理解するべきである。
図10は、本開示の態様に従って、第1と第2の同期チャネルの受信と復号を可能にする、例示のシステムのブロック・ダイアグラム1000を示す。システム1000は、無線基地局(例えば、アクセス端末260)の中に、少なくとも部分的には存在することができる。システム1000は、結合して動作できる、電子構成要素の論理的なグルーピング1010を含む。ある態様おいては、論理的グルーピング1010は、PSCsのセットの各々の要素が、セクタ識別子によりインデックスを付けられている、第1の同期コード(PSCs)のセットと第2の同期コード(SSCs)のセットを受信するための電子構成要素1415と、受信したPSCsのセットを復号し、関連付けられたセクタ識別子を決定するための電子構成要素1025と、各々の決定されたセクタ識別子に関連付けられた、スクランブル・コードを確立するための電子構成要素1035と、受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、確立されたスクランブル・コードを使用することにより、受信したSSCsのセットを復号するための電子構成要素1045と、スクランブル・コードとスクランブル・コードのライブラリを識別するのを容易にする、ルックアップ・テーブルを記憶するための電子構成要素を含む。
システム1000は、また、そのような機能を実行する間に生成されるかもしれない、測定され、演算されたデータと同様に、電子構成要素1015、1025、1035、1045と1055に関連付けられた、機能を実行する命令を保持する、メモリ1060を含むことができる。メモリ1060の外側にあるとして示されたが、1つ以上の電子構成要素1015,1025,1035,1045と105は、メモリ1060の中に存在し得ることが理解されるべきである。
ソフトウェアによる実装について、ここに説明された技術は、ここに説明される機能を実行する、モジュール(例えば、手続き、機能など)により実施されるかもしれない。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに記憶され、プロセッサにより実行されるかもしれない。メモリ・ユニットは、プロセッサの中に、または、プロセッサの外部に、その場合には、当業者とって既知の、種々の手段を通してプロセッサと結合され得るように、実装されるかもしれない。
ここに説明された、種々の態様または特徴は、方法、装置、または、標準プログラミングおよび/または工学技術を用いた、製造業者の物品として実施される。ここで使われる「製造業者の物品(article of manufacture)」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または、媒体からアクセス可能な、コンピュータ・プログラムを含むように意図されている。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定されるわけではないが、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)など)、スマート・カード、および、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EEPROM、カード、スティック、キー・ドライブなど)を含むことができる。さらに、ここに説明された種々の記憶媒体は、1つ以上のデバイスおよび/または情報を記憶するための、他のマシーン可読媒体を表すことができる。用語「マシーン可読媒体」は、これだけには限定されないが、無線チャネルと、命令および/またはデータを、記憶し、保持し、および/または、運ぶことができる、種々の他の媒体を含むことができる。
ここで使用されるように、用語「プロセッサ」は、古典的なアーキテクチャまたは量子コンピュータを表すことができる。古典的なアーキテクチャは、含むことを限定されはしないが、単一コア・プロセッサ、ソフトウェアの複数スレッド実行機能を有する単一プロセッサ、マルチ・コア・プロセッサ、ソフトウェアの複数スレッド実行機能を有するマルチ・コア・プロセッサ、ハードウェアの複数スレッド技術を有するマルチ・コア・プロセッサ、並列プラットフォーム、および、分散型共有メモリを備えた、並列プラットフォームを含むことを意図している。さらに、プロセッサは、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPGA)、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(CPLD)、個別ゲートまたはトランジスタ・ロジック、個別ハードウェア構成要素、または、ここに説明された機能を実行するために、それについて設計された任意の組み合わせを指すことができる。量子コンピュータアーキテクチャは、ゲートされた、または、自己整合された量子ドット、核磁気共鳴プラットフォーム、超伝導ジョセフソン接合等などで実施されるキュービット(qubit)に基づくかもしれない。プロセッサは、空間の利用を最適化し、ユーザ機器の性能を向上するために、これに制限されるわけではないが、分子および量子ドットに基づくトランジスタ、スイッチおよびゲートのような、ナノ・スケールのアーキテクチャを、利用することができる。プロセッサは、また、演算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数個のマイクロプロセッサ、DSPコアまたはその他のそのような構成と連結された1つ以上のマイクロプロセッサ、として実装される。
さらに、本明細書において、用語「メモリ」は、データの記憶、アルゴリズムの記憶、および、これらに限定はされないが、イメージの記憶、ディジタル音楽と動画の記憶、およびチャートとデータベースのような、他の情報の記憶を指す。ここに説明される、メモリ構成要素は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれでもかまわないし、揮発性と不揮発性の両方のメモリを含むことができることが、認識されるであろう。限定ではなく実例として、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能なROM(EEPROM)、または、フラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作する、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができる。限定ではなく実例として、RAMは、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、倍速データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、向上されたSDRAM(ESDRAM)、シンク・リンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトRambus RAM(DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。さらに、ここに開示されたシステムまたは方法のメモリ構成要素は、これに制限されはしないが、これらの、および、その他の適切なタイプのメモリを含むように意図される。
以上に説明されたことには、1つ以上の実勢形態の例を含んでいる。もちろん、前述の実施例を説明する目的のために、全ての考え得る、構成要素または方法の組み合わせを説明することはできないが、当業者が、種々の実施例の、多くのさらなる組み合わせと置き換えが可能であることを認識するかもしれない。したがって、説明された実施例は、添付された請求項の精神と範囲内に入るような、全てのそのような変更、修正および変形を、包含するように意図されている。さらに、用語「含む(includes)」、「含んでいる(including)」、「所有する(possess)」、「所有している(possessing)」またはこれらの変形が、詳細な説明、または、請求項のいずれかに使用される程度に、過渡的な単語として使われる場合に、「構成する(comprising)」が解釈されるように、用語「構成する(comprising)」と同じ程度に、そのような用語が包括的になることを意図している。

Claims (55)

  1. 無線通信システムにおいて同期チャネルを生成する方法であって、
    第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットを生成することと、
    前記生成された第1の同期チャネル・シーケンスのセットとスクランブル・コードのセットの間での、関連付けを生成することと、
    第2の同期チャネル・シーケンス(S−SCH)のセットを生成することと、
    前記スクランブル・コードのセットを用いて、前記S−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素をスクランブルすること、
    を含む方法。
  2. 前記P−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素が、セクタ・インデックスにより識別される、請求項1の方法。
  3. 前記生成されたP−SCHシーケンスのセットと前記スクランブル・コードの間の前記関連付けが1対1の関係である、請求項1の方法。
  4. P−SCHシーケンスのセットを生成することが、基礎シーケンスにサイン・フリップ操作を適用することにより、前記セットの要素を生成することを含む、請求項1の方法。
  5. P−SCHシーケンスのセットを生成することが、基礎シーケンスに共役循環シフトを適用することにより、前記セットの要素を生成することを含む、請求項1の方法。
  6. S−SCHシーケンスのセットを生成することが、基礎シーケンスにサイン・フリップ操作を適用することにより、前記セットの要素を生成することを含む、請求項1の方法。
  7. S−SCHシーケンスのセットを生成することが、基礎シーケンスに共役循環シフトを適用することにより、前記セットの要素を生成することを含む、請求項1の方法。
  8. S−SCHシーケンスのセットを生成するために、前記P−SCHシーケンスのセットに関連付けられた、シーケンスのセットにおける2つ以上の要素を連結するための、連結指示の発行をさらに含む、請求項1の方法。
  9. 前記生成されたS−SCHシーケンスのセットが、スクランブルされていないシーケンスを含む、請求項8の方法。
  10. S−SCHシーケンスのセットを生成するために、前記P−PSCHシーケンスのセットに関連付けられた、前記シーケンスのセットにおける2つ以上の要素の連結が、前記連結を順次に実行することと、順次に連結された前記スクランブル・シーケンスの循環シフトを達成することを含む、請求項8の方法。
  11. S−SCHのシーケンスのセットを生成するために、前記P−SCHシーケンスのセットに関連付けられた、前記シーケンスのセットにおける2つ以上の要素の連結が、インターリーブ連結を含む、請求項8の方法。
  12. 前記P−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項1の方法。
  13. 前記スクランブル・シーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項1の方法。
  14. 前記シーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項8の方法。
  15. 前記S−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項1の方法。
  16. 前記スクランブル・シーケンスのセットを生成することを、さらに含む請求項1の方法。
  17. 前記スクランブル・コードのセットを生成することが、基礎シーケンスにサイン・フリップ操作を適用することによって、前記セットにおける要素を生成することを含む、請求項16の方法。
  18. 前記スクランブル・コードのセットを生成することが、基礎シーケンスに共役循環シフトを適用することによって、前記セットにおける要素を生成することを含む、請求項16の方法。
  19. 前記発行された連結指示の伝達をさらに含む、請求項10の方法。
  20. 前記P−SCHシーケンスのセットにおける少なくとも1つの要素の伝達をさらに含む請求項1の方法。
  21. 前記S−SCHシーケンスのセットにおける少なくとも1つの要素の伝達をさらに含む、請求項1の方法。
  22. 無線通信システムにおいて動作する装置であって、
    第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットを生成し、
    スクランブル・コードのセットを生成し、前記セットの各々の要素と、前記P−SCHシーケンスのセットにおける要素を関連付け、
    第2の同期チャネル・シーケンス(S−SCH)のセットを生成し、
    前記生成されたスクランブル・コードのセットを用いて、前記S−SCHシーケンスのセットにおける少なくとも1つの要素をスクランブルするように
    構成されたプロセッサと、
    プロセッサに結合されたメモリを含む、装置。
  23. 前記P−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素が、セクタ・インデックスにより識別される、請求項22の装置。
  24. 前記プロセッサが、さらに、連結指示を生成するように構成されており、前記連結指示は、S−SCHシーケンスを形成するために、前記P−SCHシーケンスのセットに関連付けられたシーケンスのセットにおける2つ以上のシーケンスを結合するための連結プロトコルを伝達する、請求項22の装置。
  25. 前記連結プロトコルが、前記2つ以上のシーケンスの順次の連結またはインターリーブされた連結の少なくとも1つを含む、請求項24の装置。
  26. 前記連結プロトコルが、さらに、前記2つ以上のシーケンスの循環左シフトまたは循環右シフトの少なくとも1つを含む、請求項25の装置。
  27. 前記P−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項22の装置。
  28. 前記S−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項22の装置。
  29. 前記スクランブル・シーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項22の装置。
  30. 前記P−SCHシーケンスのセットに関連付けられているシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項24の方法。
  31. 前記プロセッサが、さらに、前記生成された連結支持を伝達するように構成されている請求項26の装置。
  32. 前記プロセッサが、さらに、前記P−SCHシーケンスのセットの要素またはS−SCHシーケンスのセットの要素の少なくとも1つを伝達するように、構成されている請求項22の装置。
  33. 第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットを、コンピュータに生成させるコードと、ただし、前記P−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素が再使用可能な通信セクタ・インデックスで識別される、
    前記生成された第1の同期チャネル・シーケンスのセットとスクランブル・コードのセットの間での、1対1の関連付けをコンピュータに生成させるコードと、
    第2の同期チャネル・シーケンス(S−SCH)のセットをコンピュータに生成させるコードと、
    前記スクランブル・コードのセットを用いて、前記S−SCHシーケンスのセットにおける各々の要素をコンピュータにスクランブルさせるコード、を含む、
    コンピュータ可読媒体を含む、
    コンピュータ・プログラム製品。
  34. プロセッサに連結指示を発行させるコードをさらに含む、ただし、前記連結指示が、S−SCHシーケンスを形成するために、P−SCHシーケンスのセットに関連付けられた、2つ以上のシーケンスを結合するための連結プロトコルを伝達する、請求項33のコンピュータ・プログラム製品。
  35. 連結プロトコルをコンピュータに実行させるコードをさらに含む、
    ただし、前記連結プロトコルが、
    前記連結を順次に実行することと、
    順次に連結された前記2つ以上のシーケンスの循環シフトを達成することを、
    含む、
    請求項34のコンピュータ・プログラム。
  36. 第1の同期コード(PSCs)のセットを生成する手段、
    ただし、前記セットにおける各々の前記PSCsが、無線通信の再使用可能な通信セクタ識別子で識別される、
    スクランブル・コードのセットを生成する手段、ただし、前記セットは前記PSCsのセットと1対1の関係で関連付けられている、
    第2の同期チャネル・コード(SSCs)のセットを生成する手段、
    前記スクランブル・コードのセットのサブセットを用いて、前記SSCのセットにおける要素をスクランブルする手段、および、
    前記PSCsのセットの要素、前記SSCsのセットの要素を運ぶ手段、
    を含む、無線通信デバイス。
  37. 無線通信環境において送信された同期チャネルを処理する方法であって、
    第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットと第2の同期チャネル(S−SCH)シーケンスのセットを受信すること、ただし、前記P−SCHシーケンスのセットの各々の要素がセクタ識別子でインデックスされている、
    受信したP−SCHシーケンスのセットを復号すること、および関連するセクタ識別子を決定すること、
    各々の決定したセクタ識別子に関連するスクランブル・コードを確立すること、
    前記受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、前記確立されたスクランブル・コードを使用して、前記受信したS−SCHシーケンスのセットを復号すること、
    を含む方法。
  38. 決定したセクタ識別子の各々に関連するスクランブル・コードを確立することが、P−SCHシーケンスとスクランブル・コードの間の1対1の関連を明らかにする、ルックアップ・テーブルに対するキーとして、前記識別子を使用することを含む、請求項37の方法。
  39. スクランブル・コードのライブラリから前記スクランブル・コードを抜き出すために、前記ルックアップ・テーブルの前記キーを使用することをさらに含む、請求項38の方法。
  40. さらに、S−SCHの連結指示の受信すること、ただし、前記連結指示が、P−SCHシーケンスのセットと1対1の関係を示すシーケンスのセットにおける、2つ以上のシーケンスを連結することにより、第2の同期シーケンスを生成するために、連結プロトコルを伝達する、を含む、請求項37の方法。
  41. 前記連結を順次に実行することと、順次に連結された前記2つ以上のシーケンスの循環シフトを達成することを、前記受信した連結プロトコルが含む、請求項40の方法。
  42. 前記受信した連結プロトコルが、インターリーブされた連結を実行することを含む、請求項40の方法。
  43. 前記P−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項40の方法。
  44. 前記S−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項40の方法。
  45. 前記確立されたスクランブル・コードが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項40の方法。
  46. P−SCHシーケンスのセットと1対1の関係を示す前記シーケンスのセットにおけるシーケンスが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項40の方法。
  47. コンピュータに、第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットと第2の同期チャネル(S−SCH)シーケンスのセットを、受信するようにさせるコード、ただし、前記P−SCHシーケンスのセットの各々の要素がセクタ識別子でインデックスされている、
    コンピュータに、受信したP−SCHシーケンスのセットを復号し、関連するセクタ識別子を決定するようにさせるコードと、
    コンピュータに、決定したセクタ識別子の各々に関連するスクランブル・コードを確立するようにさせるコードと、
    コンピュータに、前記受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、前記確立されたスクランブル・コードを使用して前記受信したS−SCHシーケンスのセットを復号するようにさせるコードを含む、
    コンピュータ可読媒体を含む、
    コンピュータ・プログラム製品。
  48. 第1の同期チャネル(P−SCH)シーケンスのセットと第2の同期チャネル(S−SCH)シーケンスのセットを受信し、ただし、前記P−SCHシーケンスのセットの各々の要素が、セクタ識別子でインデックスされている、
    前記受信したP−SCHシーケンスのセットを復号し、関連するセクタ識別子を決定し、
    決定したセクタ識別子の各々に関連するスクランブル・コードを確立し、
    前記受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、前記確立されたスクランブル・コードを使用して、前記受信したS−SCHシーケンスのセットを復号する、プロセッサと、
    プロセッサに結合されているメモリを備える、
    無線通信デバイス。
  49. 前記プロセッサが、さらに、S−SCH連結指示を受信するように、ただし、前記連結指示が、2つ以上の確立されたスクランブル・コードを、順次の、またはインターリーブされた連結により、第2の同期シーケンスを生成する連結プロトコルを伝達する、構成されている、請求項48の無線通信デバイス。
  50. 前記プロセッサと結合された前記メモリに記憶されるルックアップ・テーブルをさらに含む、ただし、前記ルックアップ・テーブルはスクランブル・コードを識別するのを容易にする、請求項48の無線通信デバイス。
  51. 前記プロセッサと結合されたメモリに記憶される、スクランブル・コードのライブラリをさらに含む、請求項48の無線通信デバイス。
  52. 前記P−SCHシーケンスのセットが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項48の無線通信デバイス。
  53. 前記S−SCHシーケンスのセットが、少なくとも1つの、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスを含む、請求項40の無線通信。
  54. 前記確立されたスクランブル・コードが、ウォルシュ−アダマール・シーケンス、ゴールド・シーケンス、ライス・シーケンス、ゴロム・シーケンス、M−シーケンス、擬似雑音シーケンス、または、一般化されたチャープ状のシーケンスの少なくとも1つを含む、請求項48の無線通信デバイス。
  55. 無線環境で動作する装置であって、
    第1の同期コード(PSCs)のセットと第2の同期コード(SSCs)のセットを受信する手段と、ただし、前記PSCsのセットの各々の要素がセクタ識別子でインデックスされている、
    前記受信したPSCsのセットを復号し、前記関連するセクタ識別子を決定する手段と、
    各々の決定されたセクタ識別子に関連するスクランブル・コードを確立する手段と、
    前記受信したシーケンスのセットのスクランブルを解除するために、前記確立されたスクランブル・コードを使用して前記受信したSSCsのセットを復号する手段と、
    スクランブル・コードとスクランブル・コードのライブラリを識別するのを容易にするルックアップ・テーブルを記憶するための手段、
    を備える、装置。
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