JP2010528278A - 表面上における接触位置を特定する方法、およびその方法を実施するための装置 - Google Patents

表面上における接触位置を特定する方法、およびその方法を実施するための装置 Download PDF

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Abstract

物体(7)の感知面における接触位置を特定するために、上記物体内に機械的波動を伝播し、当該機械的波動を取得する。検出した信号の特定の特性と、参照特性のライブラリとを比較することによって接触位置を導く。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、表面上における接触位置を特定する方法、およびその方法を実施するための装置に関する。
より具体的には、本発明は、物体の感知面上における接触位置(例えば指、スタイラス、または、他の装置が該感知面に接触している)を特定する方法に関する。本方法は、少なくとも下記のステップを含む:
(a)機械的波動を、物体の一部である少なくとも1つの放出点から物体に伝播させ、上記機械的波動を、物体の一部である少なくとも1つの受信点において取得することによって、少なくとも1つの検出信号を得るモニタリングステップと、
(b)上記検出信号を分析することによって、上記感知面における接触位置を特定する位置特定ステップ。
文献FR-A-2 644 309に記載の方法については次のような問題がある。第一に、当該方法は、多数の変換器を含む複雑で高価な機器を必要とする。第二に、当該方法では、解像度に限界がある。
WO2006/133018には、従来技術である様々な接触位置を特定する技術の組み合せが記載されている。しかし、これらは、複雑さが増してしまうという欠点がある。
また、文献FR−A−2 841 022、および、WO03/067511には、受動的な原理を用いる位置特定技術が記載されているが、これらの受動処理を用いても、非常に低い衝撃エネルギーの接触を検知することはできない。
本発明の目的は、特に、これらの欠点を軽減することにある。
このため、本発明によると、上記の構成における方法は、位置特定ステップにおいて、上記検出信号の少なくとも特定の特性と、上記感知面の既定の領域各々における接触に対応する参照特性のライブラリとを比較することを特徴とする。
このように構成することにより、多数の変換器を必要とせず(代表的な例としては、放出につき1つの変換器、受信につき1つまたは2つの変換器を用いることができる)、それでいて、ミリメートル単位の正確な位置特定を容易に行うことができる接触位置特定方法を得ることができる。特に、これにより、高精度の触覚インターフェース(例えばタッチスクリーン、タッチキーボードなど)を製造することができる。
本発明に係る方法の様々な形態では、下記の構成のうちの1つまたは複数を有していてもよい。
−位置特定ステップにおいて用いられる上記検出信号の特性は、上記検出信号の少なくとも1つの振幅を含むこと;
−位置特定ステップにおいて用いられる上記検出信号の特性は、上記検出信号の少なくとも1つの位相を含むこと;
−位置特定ステップにおいて用いられる上記検出信号の特性は、複数の既定の周波数の個数Nに対応しており、Nは、2以下の整数、好適には10以下の整数であること;
−上記既定の周波数は、上記機械的波動によって励起される上記物体の固有周波数であること;
−上記既定の周波数は、上記検出信号のスペクトルが、上記既定の周波数において閾値よりも大きい振幅を示すような周波数であること;
−上記既定の周波数は、既定の最小ギャップよりも大きいギャップにおいて、対になって分離されること;
−上記既定の最小ギャップは、少なくとも150Hz以上、好適には200Hzを上回る、さらにより好適には300Hzを上回ること;
−上記既定の周波数は、10kHzから100kHzの範囲内、好適には15kHzから70kHzのスパンにおいて送信されること;
−上記既定の周波数の少なくとも1つは30kHz未満であり、上記既定の周波数の少なくとも1つは50kHzよりも大きいこと;
−使用される物体は、上記感知面を形成するプレートを備えること;
−機械的波動はラム波であること;
−ラム波は屈曲波であること;
−ラム波はA0反対称波であること;
−モニタリングステップにおいて用いられる放出点および受信点は、物体のいずれの対称軸上にも位置しないように配置されていること;
−モニタリングステップは、1秒間に数十回、好適には1秒間に少なくとも50回繰り返されること;
−モニタリングステップにおいて、物体内に共振が発生するのに十分な持続時間の放出時間枠の間、少なくとも1つの波形が、上記既定の周波数の少なくとも1つにて放出されること;
−モニタリングステップにおいて、重畳したN個の波形を有するフレームが、N個の既定の周波数にて放出される(上記N個の波形が、例えば正弦波形および四角波形の中から選択され得る)こと;
−上記放出時間枠が、10msから25msの範囲内(例えば、16ms程度)の持続時間を有すること;
−モニタリングステップにおいて、機械的波動は、5msから15msの範囲内(例えば、10ms程度)の持続時間を有する受信時間枠の間に取得されること;
−受信時間枠の少なくとも一部は、放出時間枠と重複しており、上記少なくとも1つの受信点と、上記少なくとも1つの放出点とは別個のものであること;
−受信時間枠は、放出時間枠に重複することなく、その後に続くこと;
−モニタリングステップにおいて、受信点と同一である単一の放出点が用いられること;
−モニタリングステップにおいて、インパルス信号によって生成される機械的波動(例えば、その幅が、最も高い固有周波数の半分の期間未満であるノッチ信号)が、放出点から放出された後に、上記機械的波動が、5msから15msの範囲内の持続時間を有する受信時間枠の間に取得されること;
−モニタリングステップにおいて、検出信号は、少なくとも8量子化ビット、好適には少なくとも10ビット、さらに好適には少なくとも12ビットにおいてデジタル化されること;
−モニタリングステップにおいて、音波の相対吸収ベクトルArel=〔Arel〕は、N個の既定の周波数における係数および位相に関して決定され、このとき、
Arel=(rim/r0im)ej(ψim−ψ0im)を満たし、
−iは、上記既定の周波数を特定する、1からNの間の値をとる指数であり、
−mは、上記受信点を特定する、1からMの間の値をとる指数であり、
n=N(m−1)+iを満たし、
−r0imは、上記既定の周波数iに対応するとともに、感知面における接触がないときの受信点mに対応する振幅値であり、
−rimは、上記既定の周波数iに対応するとともに、感知面における接触があるときの受信点mに対応する振幅値であり、
−ψ0imは、上記既定の周波数iに対応するとともに、感知面における接触がないときの受信点mに対応する位相値であり、
−ψimは、上記既定の周波数iに対応するとともに、感知面における接触があるときの受信点mに対応する位相値であること;
−モニタリングステップにおいて、下記の式を用いて、正規化および中心化された相対吸収ベクトルを求めること;
Figure 2010528278
−位置特定ステップにおいて、接触位置は、相対吸収ベクトルArelに関連する吸収ベクトルと、物体の感知面上において抽出された座標(X,Y)を有する既定の各点における接触に対応する、1群の参照吸収ベクトルAref(X,Y)からなる少なくとも1つの参照行列との間の相互相関テストから導かれること;
−位置特定ステップにおいて、接触位置は、中心化された相対吸収ベクトルAnorと、
物体の感知面上において抽出された座標(X,Y)を有する既定の各点における接触に対応する、1群の正規化および中心化された相対参照吸収ベクトルAref(X,Y)からなる少なくとも1つの参照行列との間の相互相関テストから導かれること;
−位置特定ステップにおいて、複数の大きさの接触に対応する複数の参照行列が用いられ、使用する参照行列を決定するために、上記接触の大きさは、相対吸収ベクトルArelから導かれること;
−位置特定ステップにおいて、接触の大きさに最も敏感な上記既定の周波数に対応するサブベクトルArelxは、相対吸収ベクトルArelから抽出され、これにより当該サブベクトルArelxの係数が算出され、これにより相互相関オペレーションを実施するために使用される参照行列が導かれ、これにより接触位置が導かれること;
−サブベクトルArelxを構成するために、相対吸収ベクトルの構成要素は1未満の係数を有しており、閾値(代表的には4%)未満のプレートにわたる変化を有する既定の周波数のみが使用されること;
−参照行列は、物体の感知面上にて抽出される座標(X,Y)を含む既定の点における接触に対応する1群の参照吸収ベクトルAref(X,Y)からなり、該座標(X,Y)は、励起スペクトルの最小空間周波数の波長の半分未満の間隔にて抽出されるものであること;
−観察ステップにおいて、相対吸収ベクトルの係数を算出し、当該係数と、既定の閾値とを比較することによって、感知面における接触の有無を判断すること;
−観察ステップにおいて、相対吸収ベクトルの係数を算出し、当該係数と、特定の動的プロファイル(例えば、増加後の急速な減少)とを経時的に比較することによって、感知面における接触の有無を判定することである。
さらに、本発明の目的は、物体の感知面における接触位置を特定するための装置を提供することにもあり、この装置は、上記物体における音波を放出および取得するように構成された少なくとも1つの変換器を備えており、上記変換器は、少なくとも1つの電子中央ユニットに接続されており、当該電子中央ユニットは;
−上記少なくとも1つの変換器を用いて、物体内に機械的波動を伝播させるとともに、上記少なくとも1つの変換器を用いて、上記機械的波動を取得し、
−上記検出信号を分析することによって、上記感知面における接触位置を特定する構成となっており、
上記電子中央ユニットが、検出信号の少なくとも特定の特性と、参照特性のライブラリとを比較するように構成されており、上記参照特性は、それぞれ、上記感知面の既定の領域各々における接触に対応することを特徴とする。
本発明に係る装置の様々な実施形態では、下記に挙げる構成のうちの1つないし複数をさらに備えることができる:
−装置は、タッチキーボードを備えていること;
−装置は、表示スクリーン上にてポインタを連続的に動かすように構成されていること;
−上記少なくとも1つの変換器は、物体のいかなる対称軸から遠い位置に配置されていること;
−上記物体は、上記感知面を含むプレートを備えていること;
−上記物体は、接触時における音波の吸収現象を増大させるように、(感知面の位置、または、物体の反対の面において)吸収性の軟質フィルムに覆われている。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して例によって示された複数の実施形態についての記載から明らかとなるであろう。なお、本発明は上記例に限定されるものではない。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために構成された触覚インターフェースを備える装置の一例の概略を示す斜視図である。
図2は、図1に示した装置の音響インターフェースのプレートを示す平面図である。
図3は、図2のプレートの部分断面図である。
図4は、図1の装置を示すブロック図である。
図5は、本発明の第二の実施形態を示す、図3と同様の図である。
図6は、前段階である導入段階における、図1の音響インターフェースを抽出するために使用可能な装置を示す断面概略図である。
図7は、本発明の第三実施形態を示す、図3と同様の図である。
図8は、本発明の第四実施形態を示す、図3と同様の図である。
各図においては、同一または同様の要素には同じ参照番号を付して示す。
図1には、本発明を実施する装置1が例示されている。例えば、装置1は、
−具体的には、スクリーン3およびキーボード4を備えるマイクロコンピュータ2と、
−配線もしくは他の方法によるリンク5によってマイクロコンピュータに接続される、例えばタブレット状の触覚入力インターフェース6とを備える。
触覚インターフェース6は、音響機械的波動に対して共振する固体の物体を備える。該固体の物体は、例えば相対的に薄いプレート7などである。物体プレート7は、具体的には、ガラス製、金属製、プラスチック製、セラミック製、または他の材料によって構成されていてもよい。プレート7は、均質でも不均質であってもよく、等方性でも非等方性でもあってもよい。また、プレート7は、任意に、多層として構成されていてもよい。
プレート7は、例えば、実質的に四角形であり、その大きさは、それぞれ横座標xおよび縦座標yの大きさを示すlおよびLにて示される(図2を参照)。プレート7の大きさは、想定される用途に応じて選択され得る。例えば、プレート7は、A4フォーマット、またはそれ未満であってもよく(例えば、プレート7を数センチメートルと想定することができ)、または大きくしてもよい(例えば、l=300mm、および、L=400mm)。
プレート7は、厚さeを有しており(図4参照)、この厚さは、例えば1mmから5mmと相対的に薄く、特に、A4フォーマットのガラスプレートの場合は、4.5mmの厚さである。
図1に示すように、プレート7は、プラスチックまたは他のフレーム8によって囲まれていてもよく、フレーム8がプレート7の下面に重なって、プレート7の上面のみが開放された状態であってもよく、示された具体例における感知面を形成してもよい。
図1から図3の例では、プレートは、例えば、プレート7の上部感知面上(または、適宜その下部表面上)に固定された圧電音響変換器E、R1、R2をさらに備える。
圧電変換器は、
−プレート7に共振の領域を形成するために、弾性の機械的波動(すなわち、広義の音響波)、特にラム波を放出するために使用される放出変換器Eと、
−上記機械的波動を示す信号を検出するために使用される2つの受信変換器R1、R2とを備える。
変換器E、R1、R2は、好適にはプレート7の対称軸から遠い位置に配置されている。ここで示す例では、
−放出変換器Eは、プレートの、長さlを有しy軸を規定する辺上の横座標x=0、および縦座標y=3 l/4 の放出点に配置され、
−第1受信変換器R1は、x軸を規定する長さLの辺で、変換器Eを備える上記辺に隣接している辺上の横座標x=2L/3、および縦座標y=0の第1受信点に配置されており、
−第2受信変換器R2は、横座標および縦座標の原点0に対向する角上、横座標x=Lおよび縦座標y=lの第2受信点に配置されている。
300mm×400mm×4.5mmの大きさのプレートを使用する場合、変換器E、R1、R2は、例えば約1.5cmの大きさであってもよい。放出変換器Eに送信される励起信号は、例えば1Vppである場合に、受信変換器R1、R2によって検出される検出信号は、0.4Vppとなり得るため増幅の必要がない。
上記変換器は、低価格のブザータイプの圧電ウエハとしてもよい。当該圧電ウエハは、例えば真鍮のディスク上、または強誘電性セラミック変換器上に設けられている。それらは、例えば、具体的には接着剤によってプレート7上に貼り付けられている。それらは、速乾性の2液性エポキシ系、または超速乾性のシアノリット(Cyanolit)系などの剛性接着剤によって、プレート上に貼り付けられている。
圧電変換器の代わりに、適宜、磁歪変換器を用いてもよい。
プレート7は、好適には、上記プレートにおける機械的波動の固有モードの振動ノードにて、フレーム8に固定され得る。
図1に概略的に示されたように、例えばユーザの指9、または、スタイラスなどが感知面に接触するとき、変換器E、R1、R2によって、プレート7の感知面における接触の位置を特定することができる。例えば、ユーザが、プレート7の感知面に渡って指9で特定される軌道10を描く場合、軌道の点が触覚インターフェース6によって位置特定され、マイクロコンピュータ2に再送信される。マイクロコンピュータ2は、上記軌道10の画像である軌道12に従ってスクリーン3上にカーソル11を動かす。さらに、感知面へ接続時間が短い接触が検出された場合、この接触は、例えば物体の選択を表示するもの(例えば、一般的なマウスまたは触覚インターフェースにおけるクリックなど)と解釈される。同様に、感知面の1つおよび同じ領域に2回素早く接触すると、この接触は、アクションの起動を表示するもの(例えば、一般的なマウスまたは触覚インターフェースにおけるダブルクリック)として解釈される。
プレート7の感知面は、プログラミング可能なタッチキーボードを構成するためにも使用され得る。
図4に示したように、触覚インターフェース6は、演算装置および論理演算装置を備えたマイクロコントローラ13(MC)を有する。このマイクロコントローラは、デジタル −アナログ変換器14(CNA)に連結された出力を備えており、この出力は、増幅器15によって放出変換器Eに連結されている。
さらに、2つの受信変換器R1、R2は、マルチプレクサ16(MULT.)によって帯域通過フィルタ17の入力に連結されている。該マルチプレクサは、マイクロコントローラ13によって制御される。バンドパスフィルタ17は、例えば10kHzから100kHz、好適には、15kHzから70kHzの通過帯域を有する。帯域通過フィルタ17の出力は、(マイクロコントローラ13が統合アナログ−デジタル変換器を有する場合)マイクロコントローラ13のアナログ入力に連結されている(そうでない場合、フィルタ17の出力がアナログ−デジタル変換器によってマイクロコントローラのデジタル入力に連結される)。アナログ−デジタル変換器(マイクロコントローラ13の中に統合されていてもよい)は、少なくとも8ビット、好適には10ビット、または実際には12ビット以上にて、検出信号の検出を実施するように適合されている。
変換器E、R1、R2への連結は、具体的には、オーディオ型の同軸ケーブル、または他のシールド連結によって構成されていてもよい。
上記装置は、下記のように動作する。等間隔、例えば1秒間に数十回、例えば1秒間に50回から100回、マイクロコントローラ13がプレート7の感知面のモニタリングステップを始動させ、続いて、位置特定ステップにおいて、感知面における接触がある場合は、それが認識および検出される。
a)モニタリングステップ
各モニタリングステップにおいて、マイクロコントローラ13は、放出変換器Eが弾性機械的波動、特にラム波、より具体的には屈曲ラム波を放出するように構成されている。これらの波は、プレート7において共振現象を起こし、受信変換器R1、R2によって検出される。モニタリングステップの後に続く位置特定ステップでは、プレート7の固有周波数であるN個の既定の周波数にて、受信変換器R1、R2によって測定される検出した信号の特性(特に、これらの信号の振幅、および/または、位相)が抽出される。上記既定の周波数の個数は、10より概ね大きく、例えば20から40程度であり得る。上記既定の周波数のいくつか(または、実際には全て)は、好適にはA0非対称モードに対応し得る。
上記既定の周波数は、下記の基準に従って受信変換器R1、R2によって検出される信号のスペクトルに基づき、プレート7の固有周波数の中から予め選択される。
−上記既定の周波数は、検出された信号のスペクトルが、既定の周波数にて、閾値よりも大きい振幅を示すように構成されている(例えば、実施には、20を上回る品質係数に対応する固有周波数を選択することが可能である);
−上記既定の周波数は、既定の最小ギャップを上回るギャップによって隔離されるとともに、対になって分離される(上記既定の最小ギャップは、例えば少なくとも150Hz、好適には200Hzを上回る、さらに好適には300Hzを上回るものであり得る;既定の周波数は、スペクトル線の中間通過帯域の少なくとも3倍の間隔、すなわち、実際は300Hzから500Hzの間隔を空けて配置される必要がある);
−上記既定の周波数は、測定される周波数の範囲(例えば、上述のように、10kHzから100kHz、好適には15kHzから70kHz)に分布している:一例では、既定の周波数の少なくとも1つが30kHz未満であり、既定の周波数の少なくとも1つが50kHzを上回るようにすることができる;
−既定の周波数は、所定の固有モードのための低い空間周波数、およびその他の固有モードのための高い空間周波数にそれぞれ対応する固有モードに対応する必要がある:実際、高い空間周波数を示すモードは、多くの場合複雑であり、優れた解像度を実現できるが、多くの場合高度な対称性を特徴としており、異なる場所への複数の接触が、同じ吸収係数に対応することになる。一方で、低い空間周波数を示すモードは、より単純なパターンを有しており、対称性の問題を取り除くことができ、この2つの組み合せによって接触の位置を最適に特定することができる。
なお、上記既定の周波数の選択は、各プレート7に基づいて、または、より好適には、各タイプのプレート7に基づいて実験的に選択し、その後、全てのプレート7を同タイプとして通常の使用状態にて行われる(同じタイプのプレート7とは、同じ寸法および同じ材質のプレートである)。
上記N個の既定の周波数にてこの測定を実施するために、複数の方法を用いることができる。
第一の好適な方法によれば、マイクロコントローラ13は、変換器EがN個の既定の周波数にて、重畳表示されたN個の波形を備えるフレームを放出するように構成されている(上記N個の波形は、例えば正弦波形および四角波形の中から選択される)。この放出は、プレート7において共振を起こすのに十分な持続時間の放出時間枠に関連して実施され得る。この持続時間は、例えば10msから25msの間、特に16ms程度であり得る。
モニタリングステップにおいて、機械的波動は、放出時間枠に含まれる(または少なくとも重複する)受信時間枠の間に、受信変換器R1、R2によって取得可能であるが、上記受信時間枠の開始の前にプレート7に共振を起こすために、放出時間枠の後で開始することができる。受信時間枠は、5msから15msの持続時間を示す;当該時間枠は、10ms程度であり得るとともに、放出時間枠の6ms後に開始し得る。
変形例として、受信時間枠は、放出時間枠と重複することなく、その後に続くものであってもよい。この場合、放出および受信の両方の役割を果たす単一の変換器Eのみを使用できる。
他の変形例によると、インパルス信号(例えば、最も高い固有周波数の半分の期間未満である幅を有するノッチ信号)によって生成される機械的波動を、放出変換器Eによって放出させ、そして、上記機械的波動を、5msから15msの範囲内の持続時間を有する受信時間枠の間に(受信変換器または変換器R1、R2、または、適当な場合、同じ変換器Eによって)取得させる。
本発明のある実施形態によると、受信変換器R1、R2によって検出され、抽出された信号に基づき、例えば、(フーリエ変換、または、デジタル同期検出によって)既定の周波数にて検出された信号の振幅、すなわちrimを抽出することができる。このとき、iは、既定の周波数を指定する特性で、1とNとの間の値をとり、mは、受信変換器R1、R2を指定する特性で、1と2との間の値をとる。感知面における接触がないときに既定の周波数にて受信される信号の振幅を均一化するために、周波数の関数として、放出時の波形を調整することができる。
上記既定の周波数における受信変換器R1、R2によって検出される信号の位相、すなわち、ψimもまた抽出される。ここで、iは、既定の周波数を指定する特性であり、1とNとの間の値をとり、mは、受信変換器R1、R2を指定する特性であり、1と2との間の値をとる。
これらのデータ抽出、およびその後行われる計算は、マイクロコントローラ13が算術演算装置および論理演算装置を有する場合、当該コントローラ13を介して実施することができ、そうでない場合には、コンピュータ2を介して実施することもできる。
これらのデータに基づき、各変換器に関して複合吸収ベクトルArelが算出される。
rel=〔Arel
−このとき、n=i+N.(m−1)は、M=2であるので、ここで取り挙げられた例では、1から2Nの範囲内の整数である(nは、M=1の場合、単一の受信変換器に関して1からNの範囲内に存在する)。
Arel=(rim/r0im)ej(ψim−ψ0im)
−このとき、r0imは、感知面における接触がない場合の、固有周波数i、および受信変換器mに対応しており、この数値は、後述する初期導入ステップにおいて予め決定され、
−ψ0imは、感知面における接触がない場合の、固有周波数i、および受信変換器mに対応しており、この数値は、後述する初期導入ステップにおいて予め決定される。
r0imおよびψ0imは、例えば周囲温度または劣化などによって引き起こされうる変化について自動的に修正される構成としてもよい。
中心化された相対吸収ベクトルは、相対吸収ベクトルArelに基づき、下記の式によって求められる。
Figure 2010528278
このとき、Nは、考慮される既定の周波数の個数であり、Mは、受信変換器の数(ここではM=2)である。
その後、中心化された相対吸収ベクトルを正規化することにより、正規化および中心化された相対吸収ベクトルが得られる。
Figure 2010528278
該相対吸収ベクトルは、上記初期導入ステップにおいて得られた基準マトリクスを介して、感知面における接触を検出および位置特定するために用いられる。
さらに、相対吸収ベクトルArelの係数を用いて、閾値基準、および/または時間的な基準(例えばクリック、ダブルクリックの区別)に従って接触を検出することができる。相対吸収ベクトルArelの係数は、下記の式に等しい。
Figure 2010528278
相対吸収ベクトルの係数が、既定の閾値よりも大きい場合、または時間経過に伴うこの係数の変化が、特定の動的プロファイル当てはまる場合(例えば、増加後の急速な減少)、マイクロコントローラ13は、感知面における接触が生じたと判断し、その後、位置特定ステップに進む。そうでない場合、既定の時間間隔を空けた後で、新しい観測ステップが始動する。
a0)初期導入ステップ
触覚インターフェース6を使用する前に、初期の導入ステップが実施される。該初期の導入ステップは、各個別の触覚インターフェース6に対して行われても、各タイプの触覚インターフェース6に対して行われてもよい。
上記観測ステップのように実施される初期導入ステップにより、既定の条件下において、装置の通常使用時に観測ステップおよび位置特定ステップにおいて後々使用される検出の基準値を得ることができる。
初期導入ステップにおいて、プレート7の感知面における接触がないときに変換器R1、R2によって検出される信号に基づいて上記値r0imおよびψ0imを求めることができる。これは、rimおよびψimの算出方法と同じである(上記観測ステップ参照)。上述したように、これらの値r0imおよびψ0imは、上記各観測ステップにおいて使用される。
さらに、初期導入ステップにおいて、参照吸収マトリクスAref=〔Aref(X,Y)〕が算出され、この値は、その後、観測ステップにおいて用いられる。各参照吸収マトリクスの項Aref(X,Y)は、正規化および中心化された相対吸収ベクトルの構成要素に対応しており、感知面上にて抽出される座標(X,Y)を備える既定の点における接触に関して上述のように判断される(上記観測ステップ参照)。ここで、tおよびuは、接触の位置に関する特性であり、kは、接触の特有の大きさに関する指標である。
該特有の大きさは、感知面と、感知面に接触する物体または指との間の接触の表面積を表す。
空間サンプリング周波数は、十分に高いものである必要があり、一般に、共振モード時の観察に使用される空間周波数のスペクトルの上限の倍と少なくとも等しい。例えば、x軸およびy軸に沿った3mmのサンプリング間隔が選択される。
参照吸収マトリクスは、図6に例示するような測定用指18を用いて得られるものである。該測定用指18の移動は、ロボットアーム19により行われる。ロボットアーム19により、感知面上の座標(X,Y)を有する様々な点に対して測定用指18を連続して押し付ける。図6の検出の例では、測定用指18は、支持部20を備えており、支持部20の上で、ポリウレタン製の主容器21を上下に摺動させることができる。主容器21は円形又は長方形の接触子22の形状にて底部に成形されている。接触子22は、プレート7の感知面と接触するように構成されている。容器21は、弾性リンク23(例えばゴムバンド)によって支持部20に連結されており、例えばシリコン樹脂製の所定の重量物24(例えば、20g程度)を含有する。測定用指18が、支持部20と容器21との間における同じ相対移動により、常に同じ速度で、同一の接触パッド22を介して感知面上に置かれる場合、該接触パッドと感知面との接触は常に同じものになる。異なる表面領域の接触パッド22を使用して様々な値のkを求める。例えば、3mm、5mm、7mm、10mm、15mmの直径の円形接触パッドを使用することができる(なお、接触パッド22の形状は非円形、例えば楕円または正方形でもよい)。好適には、特性kのうちの少なくとも1つが、小さいサイズの接触パッドであることが好ましい。その特性kの大きさは、共振パターンに関して感知面上にて観測される最も高い空間周波数の2分の1の大きさである。このようにして、接触面に対応するマトリクスの複数の要素に渡って移動平均を適用することによって、指に覆われたより大きいサイズの表面領域を判断することができる。
特に接触が標準化されている場合(例えば、スタイラスを用いて接触を行う場合)、接触の接触面を無視して単一の基準マトリクスのみを用いることができる。
b)位置特定ステップ
各モニタリングステップの後で、マイクロコントローラ13(または、任意にはマイクロコンピュータ2)が、位置特定ステップを始動させる。位置特定ステップにおいて、少なくとも検出した検出信号の特性と、参照特性のライブラリとを比較することによって、プレート7の感知面における接触の位置を特定することができる。当該参照特性は、感知面の既定の領域における接触にそれぞれ対応する。ここで取り上げた例では、当該参照値は、上記参照マトリクスである。
これらの参照マトリクスは、下記2つの間の相互相関関数を算出するために、各位置特定ステップにおいて用いられる。すなわち、現行の位置特定ステップにおいて算出された、低減済みの、中心化および正規化吸収ベクトルAnorと、参照マトリクスのうちの1つ(または、使用される基準マトリクスが1つである場合、当該参照マトリクス)における要素Aref(X,Y)の各々との間の相互相関関数を算出する。
適した参照マトリクスA(X,Y)の選択、すなわち、適切な測定用指の大きさに対応する特性kは、相対吸収ベクトルArelの係数から導かれる。
このため、これらの固有周波数は、同一タイプの物体に関連して予め決定されており、固有周波数に関して、接触面の関数として吸収が最も大きく変化する。例えば、200mm×141mm×1mmのガラス板に関して、25kHzから35kHzの範囲内にあるスペクトル線が、接触の接触面に応じて(殆ど比例して)変化する。その後、接触面に対して最も感度の高い共振スペクトル線に対応するサブベクトルArelxが、相対吸収ベクトルArelから導かれ、このサブベクトルArelxの係数が算出される。この係数の値によって、対応するテーブルに応じて、接触位置を割り出す相互相関の実施に用いられる参照マトリクスkが求められる。
上記サブベクトルに対応する固有周波数の選択のために、係数1未満の係数Arelによって特徴づけられるとともに、閾値未満のプレートを超える変分を有する固有周波数のみを使用することができる。このとき、当該閾値は例えば4%である(これは、吸収サブベクトルArelxの係数が、プレート全体についての平均値に対して4%未満変化することを意味する)。この場合、相対吸収サブベクトルArelxの係数は、平均してプレート全面において低いが、プレート全面に渡ってより均一であり、その標準偏差値も低い。それゆえに、重複する表面領域の測定の信頼性が高くなる。これが、固有周波数の選択のための第四の基準となる。抽出された相対吸収ベクトルの係数は、重複する表面領域の単調増加に応じて変化する。
Figure 2010528278
このとき、p≦Nは、ベクトルArelxを構成するために使用される固有周波数の数値である。
一旦、適切な基準マトリクスkを求め、上記相互相関ステップが終わると、感知面における接触位置が判断され、マイクロコンピュータ2に送信される。マイクロコンピュータ2は、それに基づいて、スクリーン上にポインタ11を配置するか、またはタブレット6がキーボードとして使用される場合、どの文字が叩かれたのかを記録する。
感知面を備えるとともに、変換器または変換器E、R1、R2を備える物体は、
−マイクロコンピュータ2の画面3、
−携帯電話、電子手帳、支払端末の画面、
−LCD、プラズマ、DLP、FED、SED、OLEDスクリーンなど、
−ロボット工学において感知インターフェースとして使用可能な、または、プログラミング可能なタッチキーを備えたキーボードとして使用可能な、相対的に軟質の金属またはプラスチックシート、
−店、博物館、美術館などに配置される板ガラスまたは他の表面であって、客または訪問者が、展示されている製品または作品に関して、スクリーン上に詳細を表示させることができる、あるいは、スピーカを用いて詳細を再生させることができる板ガラス、または他の表面、
−表示パネルの板ガラスまたは他の表面であって、通行人が、現在表示されている広告についての詳細を表示させることができる、またはある地域もしくは他の場所に関する一般情報(例えば、現在のイベント、または実用的情報、例えば、場所のプラン)などを表示させることができるものであり、これらの詳細またはこの情報を、例えば表示パネルの底部における可視スクリーン上に表示させる板ガラス、または他の表面、
−例えばホームオートメーションシステムを制御するために使用される、壁の一部、床の一部、またはその他の物体(したがって、特に、アパートの住人が、上記アクティブ領域10のみからなるスイッチの位置を求め、所望の場所の壁などに配置することができる)、
−特に厳しい環境下(爆発物を扱う場所、高温の場所、高濃度の放射能を扱う場所など)において産業用機器を制御するために使用される、壁の一部、床の一部、またはその他の物体、
−冷蔵庫、洗濯機などの家電、または産業目的または軍事目的の物体の入力キーパッドを構成する、滑らかで扱いが容易な表面、
−デジコードの仮想キーボードなどを構成する入力インターフェースとして用いられる建物のドアパネル、
−その上を歩くヒトの位置を特定するフロア部、
−入力インターフェースを形成する自動車または他の車の一部、
であり得る。
本発明の利点について特筆すべきことは、コスト/性能の比率が低いこと、低消費電力、温度変化への耐性、共振を起こす物体の形状に関する許容性、およびミリメートル単位の高精度の位置特定が可能な点である。
本発明のある変形例によると、図5に示されたように、各放出点または受信点は、プレート7の両面上に互いに対向するように配列された2つの変換器(例えば、図7の放出点のための変換器EおよびE´)を備える。この構成によって、モードの選択的放出/受信の実行が可能となり、
−各対の変換器(例えばEおよびE´)が並列接続されている場合、放出および受信に関してS0対称モードが選択され(受信変換器が放出変換器E、E´と同じように配列されている)、
−各対の変換器が、並列接続されていない場合、放出および受信に関してA0非対称モードが選択される。
図7に示された他の変形例によると、プレート7は、感知面のレベルにおいてプレート7の上面と乾接触するフレキシブルプラスチックフィルム25に覆われていてもよい。フィルム25は、弾性波を吸収することができ、それによって、感知面が接触を受信するとき、特に、スタイラスなどの細長いものによる接触を受信する場合には、よりよく吸収することができる。フィルム25は、接着剤によって密着されずに、プレート7と乾接触されていることが好ましい。これは、すなわち、インターフェースの凹凸に薄い空気の層を閉じ込めるということである。指の腹またはスタイラスペンの先端によって、フィルム25がプレートに対して局所的に押し付けられると、フィルム25の吸収機能が働く。
図8に、上記フィルム25と同様の吸収性のフレキシブルプラスチックフィルム26が、プレート7と固体の基板28との間に配置されている構成を例示する。このとき、プレート7は、何らかの柔軟性を有する。
小さい寸法のスペーサ27(ミクロビーズなど)が、プレート7とフィルム26との間に配置されているため、プレート7が、当該プレート7へのスタイラスまたは指の接触の位置特定レベルにおいて、単独でフィルム26と接触する。そして、接触レベルにおいて、フィルム26が弾性波を吸収する。
任意に、プレート7は液晶画面の上面を構成していてもよく、このとき、吸収フィルム26は液晶画面の液晶自体である。
本発明の一実施形態に係る方法を実施するために構成された触覚インターフェースを備える装置の一例の概略を示す斜視図である。 図1に示した装置の音響インターフェースのプレートを示す平面図である。 図2のプレートの部分断面図である。 図1の装置を示すブロック図である。 本発明の第二の実施形態を示す、図3と同様の図である。 前段階である導入段階における、図1の音響インターフェースを抽出するために使用可能な装置を示す断面概略図である。 本発明の第三実施形態を示す、図3と同様の図である。 本発明の第四実施形態を示す、図3と同様の図である。

Claims (41)

  1. 物体(7)の感知面における接触位置を特定する方法であって、
    (a)上記物体の一部である少なくとも1つの放出点(E)から上記物体内に機械的波動を伝播させ、上記物体の一部である少なくとも1つの受信点(R1、R2)において上記機械的波動を取得することによって、少なくとも1つの検出信号を得るモニタリングステップと、
    (b)上記検出信号を分析することによって、上記感知面における接触位置を特定する位置特定ステップとを少なくとも含んでおり、
    上記放出された機械的波動が、上記物体(7)の少なくとも2つの振動固有周波数に対応する少なくとも2つの周波数成分を有しており、上記位置特定ステップにおいて、上記検出信号の少なくとも特定の特性と、上記感知面の既定の領域各々における接触に対応する参照特性のライブラリとを比較することを特徴とする方法。
  2. 上記位置特定ステップにおいて用いられる上記検出信号の上記特性は、上記検出信号の少なくとも1つの振幅を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 上記位置特定ステップにおいて用いられる上記検出信号の上記特性は、上記検出信号の少なくとも1つの位相を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 上記位置特定ステップにおいて用いられる上記検出信号の上記特性は、個数Nの既定の周波数に対応しており、Nは、2以下の整数、好適には10以下の整数であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 上記既定の周波数は、上記機械的波動によって励起される上記物体の固有周波数であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 上記既定の周波数は、上記検出信号のスペクトルが、上記既定の周波数において閾値よりも大きい振幅を示す周波数であることを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. 上記既定の周波数は、既定の最小ギャップよりも大きいギャップにおいて、対になって分離されることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 上記既定の最小ギャップは、少なくとも150Hz以上、好適には200Hzを上回る、さらにより好適には300Hzを上回ることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 上記既定の周波数は、10kHzから100kHzの範囲内、好適には15kHzから70kHzのスパンにおいて送信されることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 上記既定の周波数の少なくとも1つは30kHz未満であり、上記既定の周波数の少なくとも1つは50kHzよりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 上記使用される物体は、上記感知面を形成するプレート(7)を備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 上記機械的波動は、ラム波であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 上記ラム波は、屈曲波であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 上記ラム波は、A0反対称波であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 上記モニタリングステップにおいて使用される上記放出点と上記受信点とは、上記物体(7)のいずれの対称軸上にも位置しないように配置されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 上記モニタリングステップは、1秒間に数十回、好適には1秒間に少なくとも50回繰り返されることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 上記モニタリングステップにおいて、上記物体(7)内に共振が発生するのに十分な持続時間の放出時間枠の間、少なくとも1つの波形が、上記既定の周波数の少なくとも1つにて放出されることを特徴とする請求項4から10のいずれか一項に記載の方法。
  18. 上記モニタリングステップにおいて、重畳したN個の波形を有するフレームが、N個の既定の周波数にて放出されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 上記放出時間枠は、10msから25msの範囲内の持続時間を有することを特徴とする請求項17または18に記載の方法。
  20. 上記モニタリングステップにおいて、上記機械的波動は、5msから15msの範囲内の持続時間を有する受信時間枠の間に検出されることを特徴とする請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 上記受信時間枠の少なくとも一部は、上記放出時間枠と重複しており、上記少なくとも1つの受信点と、上記少なくとも1つの放出点とは別個のものであることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 上記受信時間枠は、上記放出時間枠に重複することなく、その後に続くことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 上記モニタリングステップにおいて、上記受信点と同一である単一の放出点が用いられることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 上記モニタリングステップにおいて、インパルス信号によって生成される機械的波動が上記放出点から放出された後に、上記機械的波動が、5msから15msの範囲内の持続時間を有する受信時間枠の間に取得されることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  25. 上記モニタリングステップにおいて、上記検出信号は、少なくとも8量子化ビット、好適には少なくとも10ビット、さらに好適には少なくとも12ビットにおいてデジタル化されることを特徴とする請求項1から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 上記モニタリングステップにおいて、音波の相対吸収ベクトルArel=〔Arel〕は、上記N個の既定の周波数における係数および位相に関して決定され、このとき、
    Arel=(rim/r0im)ej(ψim−ψ0im)を満たし、
    −iは、上記既定の周波数を特定する、1からNの間の値をとる指数であり、
    −mは、上記受信点を特定する、1からMの間の値をとる指数であり、
    n=i+N(m−1)を満たし、
    −r0imは、上記既定の周波数iに対応するとともに、上記感知面における接触がないときの上記受信点mに対応する振幅値であり、
    −rimは、上記既定の周波数i対応するとともに、上記感知面における接触があるときの上記受信点mに対応する振幅値であり、
    −ψ0imは、上記既定の周波数i対応するとともに、上記感知面における接触がないときの上記受信点mに対応する位相値であり、
    −ψimは、上記既定の周波数iに対応するとともに、上記感知面における接触があるときの上記受信点mに対応する位相値であることを特徴とする請求項1から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 上記モニタリングステップにおいて、
    Figure 2010528278
    を用いて、正規化および中心化された相対吸収ベクトルを求めることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 上記位置特定ステップにおいて、上記接触位置は、上記相対吸収ベクトルArelに関連する吸収ベクトルと、上記物体の上記感知面上において抽出された座標(X,Y)を有する既定の各点における接触に対応する、1群の参照吸収ベクトルAref(X,Y)からなる少なくとも1つの参照行列との間の相互相関テストから導かれることを特徴とする請求項26または27に記載の方法。
  29. 上記位置特定ステップにおいて、上記接触位置は、中心化された相対吸収ベクトルAnorと、上記物体の上記感知面上において抽出された座標(X,Y)を有する既定の各点における接触に対応する、1群の正規化および中心化された相対参照吸収ベクトルAref(X,Y)からなる少なくとも1つの参照行列との間の相互相関テストから導かれることを特徴とする27に記載の方法。
  30. 上記位置特定ステップにおいて、複数の大きさの接触に対応する複数の参照行列が用いられ、使用される上記参照行列を決定するために、上記接触の大きさは、上記相対吸収ベクトルArelから導かれることを特徴とする請求項28または29に記載の方法。
  31. 上記位置特定ステップにおいて、上記接触の上記大きさに最も敏感な上記既定の周波数に対応するサブベクトルArelxは、上記相対吸収ベクトルArelから抽出され、これにより当該サブベクトルArelxの上記係数が算出され、これにより上記相互相関オペレーションを実施するために使用される上記参照行列が導かれ、これにより上記接触位置が導かれることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 上記サブベクトルArelxを構成するために、上記相対吸収ベクトルの構成要素は1未満の係数を有しており、閾値未満の上記プレートにわたる変化を有する上記既定の周波数のみが保持されることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 上記参照行列は、上記物体の上記感知面上にて抽出される座標(X,Y)を含む既定の点における接触に対応する1群の参照吸収ベクトルAref(X,Y)からなり、該座標(X,Y)は、上記励起スペクトルの最小空間周波数の波長の半分未満の間隔にて抽出されるものであることを特徴とする請求項29または30に記載の方法。
  34. 観察ステップにおいて、上記相対吸収ベクトルの係数を算出し、当該係数と、既定の閾値とを比較することによって、上記感知面における接触の有無を判定することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  35. 上記観察ステップにおいて、上記相対吸収ベクトルの係数を算出し、当該係数と、特定の動的プロファイルとを経時的に比較することによって、上記感知面における接触の有無を判定することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  36. 物体(7)の感知面における接触位置を特定するための装置であって、
    上記物体における音波を放出および取得するように構成された少なくとも1つの変換器(E、R1、R2)を備えており、上記変換器は、少なくとも1つの電子中央ユニットに接続されており、当該電子中央ユニットは、
    −上記少なくとも1つの変換器を用いて、上記物体内に機械的波動を伝播させるとともに、上記少なくとも1つの変換器を用いて、上記機械的波動を取得し、
    −上記検出した信号を分析することによって、上記感知面における接触位置を特定する装置において、
    上記放出された機械的波動が、上記物体(7)の少なくとも2つの振動固有周波数に対応する少なくとも2つの周波数成分を有しており、上記電子中央ユニット(2、13)は、上記検出信号の少なくとも特定の特性と、参照特性のライブラリとを比較するように構成されており、上記参照特性は、それぞれ、上記感知面の既定の領域各々における接触に対応することを特徴とする装置。
  37. タッチキーボードを備えていることを特徴とする請求項36に記載の装置。
  38. 表示スクリーン上にてポインタを連続的に動かすように構成されていることを特徴とする請求項36に記載の装置。
  39. 上記少なくとも1つの変換器(E、R1、R2)は、上記物体(7)のいかなる対称軸から遠い位置に配置されていることを特徴とする請求項36から38のいずれか一項に記載の装置。
  40. 上記物体は、上記感知面を含むプレート(7)を備えていることを特徴とする請求項36から39のいずれか一項に記載の装置。
  41. 上記物体(7)は、接触時における上記音波の吸収現象を増大させるように、吸収性の軟質フィルム(25;26)に覆われていることを特徴とする請求項36から40のいずれか一項に記載の装置。
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