JP2010527375A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 有効量のGpr12 siRNA分子、生物学的に活性な有効量のGpr12アンチセンス断片および/またはGpr12タンパク質特異的な有効量の抗体の1つ以上を含む薬剤であって、哺乳動物においてGpr12活性を調節するために哺乳動物に該薬剤を投与する工程を含む方法に使用される、薬剤。
2. 哺乳動物が成体哺乳動物である、請求項1記載の薬剤。
3. 哺乳動物がヒトである、請求項1記載の薬剤。
4. 前記投与工程により長期記憶形成の調節が生じる、請求項1記載の薬剤。
5. 長期記憶形成が増強される、請求項4記載の薬剤。
6. 該方法が、前記長期記憶形成の前記調節を検出する工程をさらに含む、請求項4記載の薬剤。
7. 前記調節の検出工程が海馬依存性認知課題の調節の検出である、請求項6記載の薬剤。
8. 前記調節の検出工程が扁桃体依存性認知課題の調節の検出である、請求項6記載の薬剤。
9. 前記調節の検出工程が海馬依存性認知課題および扁桃体依存性認知課題の調節の検出である、請求項6記載の薬剤。
10. Gpr12活性の調節が哺乳動物におけるGpr12タンパク質発現の調節を含む、請求項1記載の薬剤。
11. 前記投与工程により認知機能の増強が生じる、請求項1記載の薬剤。
12. 該方法が、特定の認知課題の成績の改善を生じるのに充分な条件下で哺乳動物を訓練する工程をさらに含む、請求項1記載の薬剤。
13. 前記投与工程なしの訓練工程のみで達成される前記認知課題の成績と比較して成績増大が達成される、請求項12記載の薬剤。
14. 訓練工程が複数の訓練期間を含む、請求項12記載の薬剤。
15. 訓練工程が分散訓練期間を含む、請求項12記載の薬剤。
16. 前記薬剤が各訓練期間の前および/または間に投与される、請求項12記載の薬剤。
17. (a)Gpr12タンパク質を発現する宿主細胞に目的の薬剤を導入する工程；および(b)Gpr12機能を測定する工程を含む方法であって、前記薬剤が投与されなかった(a)の宿主細胞のGpr12機能と比較しての(b)で測定されたGpr12機能の相違によって、Gpr12機能を調節し得るものとして薬剤が同定される、方法。
18. (a) Gpr12機能を調節する薬剤を非ヒト哺乳動物に投与する工程；
    (b)工程(a)の非ヒト哺乳動物および前記薬剤が投与されなかった同種の対照非ヒト哺乳動物を、前記非ヒト哺乳動物において長期記憶形成が生じるのに充分な条件下で訓練する工程；
    (c)工程(b)で訓練された非ヒト哺乳動物の長期記憶形成を評価する工程；ならびに
    (d)工程(c)で評価された非ヒト哺乳動物の長期記憶形成を比較する工程を含む方法であって、対照非ヒト哺乳動物で評価された長期記憶形成と比較しての薬剤を投与された非ヒト哺乳動物で評価された長期記憶形成の相違によって、長期記憶形成を調節し得るものとして薬剤が同定される、方法。
19. 前記非ヒト哺乳動物が成体非ヒト哺乳動物である、請求項１８記載の方法。
20. 前記長期記憶形成が海馬依存性長期記憶形成である、請求項１８記載の方法。
21. 前記長期記憶形成が扁桃体依存性長期記憶形成である、請求項１８記載の方法。
22. 前記長期記憶形成が海馬依存性および扁桃体依存性長期記憶形成である、請求項１８記載の方法。
23. Gpr12活性の調節が非ヒト哺乳動物におけるGpr12タンパク質発現の調節を含む、請求項１８記載の方法。
24. 訓練工程が複数の訓練期間を含む、請求項１８記載の方法。
25. 訓練工程が分散訓練期間を含む、請求項１８記載の方法。
26. 前記薬剤が各訓練期間の前および/または間に投与される、請求項１８記載の方法。
27. 前記薬剤が、有効量のGpr12 siRNA分子、生物学的に活性な有効量のGpr12アンチセンス断片および/またはGpr12タンパク質特異的な有効量の抗体の1つ以上を含む、請求項１８記載の方法。