JP2010525619A - 無線セルラネットワーク内の基地局及び移動局間で協調して通信するための方法及びシステム - Google Patents

無線セルラネットワーク内の基地局及び移動局間で協調して通信するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

方法及びシステムは、無線セルラネットワーク内の基地局及び移動局間で協調して通信する。ハンドオーバ領域内で少なくとも2つの移動局を検出する。ハンドオーバ領域内の移動局毎にダイバーシティセットを確立する。各ダイバーシティセットは、関連付けられる移動局と通信することができる少なくとも2つの基地局を特定する。それらの少なくとも2つの基地局及び少なくとも2つの移動局を協調セットのメンバに組み合わせる。協調セットの選択されたメンバに資源を割り当てる。選択されたメンバに、割り当てられた資源を通知する。次に、同じ割り当てられた資源を使用して、協調セットの選択された基地局は選択された移動局間と同時に通信する。

Description

本発明は、包括的には無線ネットワークに関し、より詳細には無線セルラネットワーク内の複数の局間の協調通信に関する。
セル間干渉(ICI)
無線セルラネットワークは、セル内に配置される基地局(BS)及び移動局(MS)を含む。BS及びMSは送受信機を備える。移動局はしばしば、「ユーザ」又は加入者局と呼ばれる。これらの局は、チャネル資源、すなわち時間及び周波数を使用して互いに信号を通信する。同じ資源が隣接セル内で使用される場合がある。これによって、複数のセル内の信号が物理的に重複する領域においてセル間干渉(ICI)が生じ得る。受信機におけるICIの電力はノイズ電力よりもはるかに大きくなり得るため、ICIは無線セルラネットワークのスペクトル効率を制限する主な要因である。
空間分割多元接続(SDMA)
SDMAは、プレコーディング及びマルチユーザスケジューリングを用いて多入力多出力(MIMO)技法を使用することによって、マルチユーザチャネル接続を提供する。SDMAはセル内のMSのロケーションに関する空間情報を利用する。SDMAによって、信号の放射パターンは、特定の方向において最も高い利得を得るようになっている。これは、ビーム形成又はビーム偏向と呼ばれることが多い。SDMAをサポートするBSは、同じ資源を使用して複数のユーザに同時に信号を送信する。SDMAは空間多重化を可能にするため、ネットワーク容量を増大させることができる。それにもかかわらず、ICIは、SDMAが使用される場合であっても依然として重要な課題であり続ける。
マクロダイバーシティハンドオーバ(MDHO)
マクロダイバーシティハンドオーバの間、ハンドオーバ(HO)領域において複数の基地局が同じ信号を単一のMSに送信する。マクロダイバーシティは受信信号強度を増大させ、HO領域におけるフェージングを減少させる。MSが1つのセルから別のセルへと移動するとき、MDHOが使用される。この移行は、BSからMSへのダウンリンク(DL)において、BSに、同じ情報の複数のコピーをMSに送信させ、それによってMSがRF合成又はダイバーシティ合成のいずれかを実施することができるようにすることによって達成される。
MSからBSへのアップリンク(UL)において、移行は、2つ以上のBSにHO領域内のMSからの同じ信号を受信させ、それによって選択ダイバーシティが「最良の」アップリンクを使用することができるようにすることによって達成される。MDHOは同じ資源が同じ信号のために使用される場合であってもICIを低減させることができる。しかしながら、MDHOは資源を浪費する。これは、MSが2つ以上のセルからの資源を使用し、この資源はそうでない場合他のMSによって使用可能であるためである。
ダイバーシティセットの確立
図3に示すように、従来のMDHOは、HO領域内でMSを検出する(305)ときに開始する。ステップ311において判断されるように、MS又はBSのいずれかがダイバーシティセット310の確立を開始することができる。ダイバーシティセット310は、HO領域内でMSと通信することが可能な基地局のみから成る。BSの場合、BSはMOB_BSHO_REQメッセージ312を送信する。MSの場合、MSはMOB_MSHO_REQメッセージ313及びMOB_BSHO_RSPメッセージ314を送信する。いずれの場合においても、ダイバーシティセットはMOB_HO_INDメッセージ315を用いて確認される。メッセージは適用可能な規格において詳細に規定されている。
IEEE802.16標準規格によれば、MDHO及びSDMAは、BS及びMS間の任意選択で且つ独立したプロトコルである。MDHO及びSDMAを使用して、無線セルラ移動ネットワーク内の複数の局間の協調を改善することが所望されている。
本発明の実施の形態は、マクロダイバーシティハンドオーバ(MDHO)及び空間分割多元接続(SDMA)を使用することによって無線セルラネットワーク内の複数の局間の協調を実施する。協調に関与する複数の局は、2つ以上の基地局及び2つ以上の移動局を含む1つの協調セットにグループ化される。協調セット内の複数のBSは、同じ割り当てられたチャネル資源、すなわち時間及びサブチャネルを使用して複数のMSに対し送受信を行う。
より詳細には、方法及びシステムは、無線セルラネットワーク内の基地局及び移動局間で協調して通信する。ハンドオーバ領域内で少なくとも2つの移動局が検出される。ハンドオーバ領域内の移動局毎にダイバーシティセットが確立される。各ダイバーシティセットは、関連付けられる移動局と通信することができる少なくとも2つの基地局を特定する。
それらの少なくとも2つの基地局及び少なくとも2つの移動局は、1つの協調セットに組み合わされる。協調セットの選択された基地局及び移動局に資源が割り当てられる。割り当てられた資源は、選択された基地局及び移動局に通知される。
次に、協調セットのそれらの選択された局は、同じ割り当てられた資源を使用して互いに同時に通信する。
本発明の実施形態によって使用される無線セルラネットワークの概略図である。 本発明の実施形態によって使用されるフレーム構造のブロック図である。 従来のマクロダイバーシティハンドオーバのフロー図である。 本発明の実施形態による局間協調のフロー図である。 本発明の実施形態による協調の概略図である。 本発明の実施形態による協調セットの確立、更新、及び終了の概略図である。 本発明の実施形態による協調のフロー図である。
無線セルラネットワーク
図1は、本発明の一実施形態による無線セルラネットワークを示す。ネットワークは、一組(2つ以上)の基地局(BS)101と、一組(2つ以上)の移動局(MS)102とを含む。各局は送受信機を備える。送受信機はアンテナセット103に接続される。破線104は送受信機間のチャネル(リンク)を示す。
基幹回線又はインフラストラクチャ105は複数のBSを接続する。典型的には、インフラストラクチャは、有線接続及び無線接続と、本明細書において記載されるような高レベルのネットワーク機能を実施するプロセッサとを備える。基地局は通常、基幹回線105を介して互いに通信し、制御情報、チャネル情報、及びデータトラフィックさえも交換し、それによって複数の基地局が共同で符号化及び復号を実施することが可能になる。
基地局からの信号のレンジによってセルが画定する。複数の基地局からの信号が重複する場所は、ハンドオーバ(HO)領域106として知られている。
本発明による協調において、複数の(2つ以上の)基地局が、同じ資源、すなわち時間及び周波数を使用して、複数の(2つ以上の)MSと連携して通信する。協調はICIを低減すると共にスペクトル効率を改善することができる。
フレーム構造
図2は、本発明による協調するBS及びMSによるOFDMAチャネルアクセスのために使用されるフレーム構造を示している。図2において、水平軸は時間領域資源を示し、垂直軸はサブチャネル(周波数)領域資源を示す。各サブチャネルは1つ又は複数の副搬送波を含むことができる。
OFDMAにおいて割り当てるための資源の基本単位はスロット200である。スロットのサイズはMS及びBSがアップリンク及びダウンリンクにおける送信に使用するパーミュテーション(permutation)モードに基づく。パーミュテーションモードは時間領域及び周波数領域における資源割り当てのタイプを定義する。UL及びDLのために異なるモードが定義される。特定のパーミュテーションを使用することによって、所与の数のOFDMAシンボル201及びサブチャネルが各スロット内に含まれる。
スロットは関連付けられる時間(k)及びサブチャネル(s)を有する。各スロットは1つ又は複数のシンボルを保有することができる。基地局は時間領域を、ダウンリンク(DL)サブフレーム251及びアップリンク(UL)サブフレーム252を含む連続した複数のフレーム210に分割する。ダウンリンクサブフレームの間、全てのトラフィックは基地局から移動局へのものである。アップリンクサブフレームの間、全てのトラフィックは移動局から基地局へのものである。
DLサブフレームは、全てのサブチャネルにおいてプリアンブル220から開始する。プリアンブルによって、移動局は同期及びチャネル推定を実施することが可能になる。ダウンリンクにおける第1の2つのOFDMAシンボルにおける第1のサブチャネルはフレーム制御ヘッダ(FCH)202である。FCHは、QPSKレート1/2を使用して4回反復して送信される。FCHは、すぐ後に続くダウンリンクMAP(DL−MAP)260の長さと、DL−MAPのために使用される反復符号化とを指定する。
BSはダウンリンクMAP(DL−MAP)及びアップリンクMAP(UL−MAP)261を使用して、現在のフレーム内でダウンリンク方向及びアップリンク方向それぞれにおいてデータバースト204に割り当てられる資源をMSに通知する。バーストは接続識別子(CID)に関連付けられる。BSから受信されるスケジュールに基づいて、各MSは、BSに対し送受信(送信又は受信)を行うべきとき(すなわちOFDMAシンボル)及び行うべきところ(すなわちサブチャネル)を求めることができる。ULサブフレーム内の第1の2つのサブチャネル203はレンジングのために使用される。
受信/送信ギャップ(RTG)は複数のフレームを分離し、伝送遷移ギャップ(TTG)はフレーム内の複数のサブフレームを分離する。これによって、送受信機が送信モードと受信モードとの間で切り換えることが可能になる。
データ信号(OFDMAシンボル)は1つ又は複数のスロットを含むバースト204において送信される。BSとMSとの間の各チャネル又は接続104は時間領域及び周波数領域資源を割り当てられ、これは2次元ブロック、すなわち時間期間及び周波数サブチャネルを含む。OFDMAを用いて、複数の局は、割り当てられた2次元資源を使用することによって接続104上で互いに通信することができる。
時分割複信(TDD)を使用するネットワークにおいて、DLサブフレーム及びULサブフレームは各フレームにおいて同じ周波数帯域を共有する。IEEE802.16ネットワークのフレーム持続期間は約10msであり、これは通常、チャネルコヒーレンス時間よりも短い。したがって、ULチャネル及びDLチャネルのチャネル状態情報(CSI)が反比例すると推定するのが妥当である。このため、アップリンクの場合にBSにおいて取得されるCSIは、後続のダウンリンク通信においてMSによって把握されるCSIに類似する。そうではなく、UL及びDLが反比例しない場合、BSは、それに従ってデータをプレコーディングするためのフィードバックをMSに要求することができる。
協調
本発明の実施形態によれば、2つ以上の基地局及び2つ以上の移動局が協調して同時に送受信を行うことができる。協調している基地局及び移動局は、少なくとも2つの基地局及び少なくとも2つの移動局から成る協調セットにグループ化される。協調によって、ネットワークのスペクトル効率が増大する。
これは、複数の基地局が1つ移動局としか通信しない従来のMDHOとは異なる。これは、1つの基地局のみが複数の移動局と通信する従来のSDMAとも異なる。
本発明のネットワークでは、1つの基地局がアンカー基地局として選択され、協調に関与する全ての基地局及び移動局のDL送信及びUL送信を連携させる。用語アンカーBSは、MSの視点からのものである。異なるMSは異なるBSを自身のアンカーとして使用することができる。
本発明による協調において、アンカーBSは異なるMSに異なるパイロットパターンを割り当て、各MSに関連付けられるパイロットが直交することを保証し、それによって各MSが受信したパイロットを使用してチャネルを首尾よく推定することを可能にする。しかしながら、同じデータサブチャネルが、データトラフィック伝送のための協調に関与する全てのMSによって共有される。
MSは、実際のDL送信の前に、該MSが(1)RF合成を実行するべきか、又は(2)ソフトデータ合成を実行するべきかを通知される。これは、第1のケースでは同じDL資源が複数のBSによって使用され、第2のケースでは異なる資源が異なるBSによって使用されるためである。
ULの間、複数のMSが送信を行い、各送信アンテナは、BSによって割り当てられた異なるパイロットパターンを使用する。協調に関与する複数のBSは、共同で復号を実施するための情報を交換することができるか、又は複数のアンテナを用いて独立して情報の複数のコピーを復号することができ、アンカーBSは復号に成功したコピーを選択する。アップリンクにおける送信電力はBSによってUL MAPメッセージ内で指定される。
IEEE802.16e標準規格は、プロトコル、MACメッセージ、及びPHYサポートを、SDMA及びMDHOのために別個に規定する。対照的に、本発明はSDMA及びMDHOを組み合わせて本発明の協調を可能にする。さらに、様々な協調セットをグループ化、更新、及び終了することができる方法も説明する。加えて、本発明の協調をサポートするMACシグナリングプロトコルを説明する。
SDMAプロトコル及びMDHOプロトコルを使用する協調
図4に示すように、本発明の協調は、ハンドオーバゾーン106において少なくとも2つの移動局102を検出する(410)ときに開始する。ダイバーシティセット310をHO領域内の移動局毎に確立する(420)。ダイバーシティセットは関連付けられるMSと通信することができる複数の基地局を特定する。ダイバーシティセット310内の基地局及び関連付けられる移動局を組み合わせて(430)協調セット401を形成する。資源(時間領域及び周波数領域)402を協調セットの選択された基地局及び移動局451に割り当てる(440)。選択されたメンバに資源割り当てを通知する(450)。次に、選択されたメンバは同じ選択された資源402を使用して互いとの間で同時に通信する(460)ことができる。資源割り当ては一フレームベースで実施することができる。協調セットを、要求に応じて、又は移動局がHO領域に出入りするのに応じて動的に更新することも可能である。
初期化
協調を実施するために、MSはBSとメッセージを交換することによってBSに協調能力を知らせる。全てのBSが、そのようなメッセージを交換するための従来のMDHO及びSDMAをサポートすると想定する。具体的に、MSがネットワークに参加し、初期化を実行すると、MSは登録要求(REG-REQ)メッセージを送信して、MSが協調をサポートすることをBSに示す。表1はREG-REQメッセージのフォーマットを示す。ビット5は本発明による協調をサポートする能力を示すのに使用される。
代替的に、MSは基本能力要求(SBC-REQ)メッセージを送信して、MSが協調を実施することができることをBSに示す。SBC-REQメッセージのフォーマットは表2に示される。ここで、ビット2は本発明による協調のサポートを示すのに使用される。MSは、REG-REQメッセージ及びSBC-REQメッセージの双方をBSに送信することもできる。
ダイバーシティセット及びアンカーBSの更新
IEEE802.16標準規格は、MDHOのためのダイバーシティセット310を指定する。ダイバーシティセットは特定のMSに関して定義され、少なくとも2つの基地局を含み、それらの基地局のすべてがその特定のMSへのダウンリンクにおける送信に参加する。MSに関連付けられるダイバーシティセットの中に、主制御の役割を担うBSが存在し、そのためそのBSは通常、そのMSのアンカーBSと呼ばれる。
ダイバーシティセットは、MS毎に、H_Add閾値よりも高い平均搬送波対干渉雑音比(CINR)を有する全ての基地局を含む。ダイバーシティセット310はMS又はBSのいずれかによって更新することができる。ダイバーシティセット内に追加されるBS候補は信号強度測定の間H_Add閾値よりも高いCINRを有し、ダイバーシティセットから除去されるBS候補は信号強度測定の間H_Delete閾値よりも低いCINRを有する。
MSは、MOB_MSHO-REQメッセージを送信するとき、MSのダイバーシティセットに含まれる、可能性のあるBSのリストを提供することができる。MSは、受信したMOB_NBR-ADVメッセージ、並びに前回実施した信号強度測定値、伝播遅延測定値、スキャン、レンジング、及び他の関連動作を通じて、可能性のあるBSのリストを評価することができる。
MSの現在のダイバーシティセット内のBSは、MOB_BSHO-REQメッセージを送信するとき、MSのダイバーシティセット内に含まれるBSの推奨リストを提供することができる。推奨の判断基準は期待されるQoS性能に基づくことができる。MDHO SS内に含むことができるBSのリストはMOB_NBR-ADVメッセージ内でブロードキャストされる。MSは、MOB_HO-INDメッセージ内のMDHO_IND_typeフィールドが0b00にセットされていることにより、MOB_HO-INDメッセージ315内のダイバーシティセット更新を確認することができる。
MSは、MOB_HO-INDメッセージ内のMDHO_IND_typeフィールドを0b10にセットすることによって、アンカーBSによって推奨されたダイバーシティセットを拒絶することができる(ダイバーシティセット更新拒絶)。
BSはダイバーシティセットを再構成し、MOB_BSHO-RSPメッセージをMSに再送信することができる。MS又はBSがMOB_MSHO-REQメッセージ/MOB_BSHO-REQメッセージのいずれかを使用してダイバーシティセット更新を開始した後、MSは任意の時点でダイバーシティセット更新を取り消すことができる。取り消しは、MDHO_IND_typeフィールドを0b01にセットしたMOB_HO_INDメッセージを送信することによって行われる。
CINR測定に基づいて、1つのBSがダイバーシティセット内のアンカーBSとして選択される。MSが、前回実施した信号強度測定を通じて新たなBSがアンカーBSとなることを選好するとき、アンカーBSは更新される。BSはMSの選好に基づいてターゲットアンカーBSを決定する。ダイバーシティセットのメンバ及びアンカーBSはダイバーシティセット内のBS及びMSに知られていることに留意されたい。
これより、基地局及び移動局の協調のためにMDHO及びSDMAを使用することの詳細を説明する。
協調セットの確立
基地局及び移動局の協調のために、本発明の一実施形態による協調セット401を定義する。同じハンドオーバ領域106内の異なるMSの複数のダイバーシティセット310が、空でない交差部を有する可能性がある。すなわち、同じHO領域内に、異なるMSのダイバーシティセットに属する同じBSが存在する。これらのBSは同じ資源を使用するMSのグループにサービス提供する協調セットのメンバとすることができる。空でないダイバーシティセットを有するMSも、協調に参加することが可能である場合があるため、協調セットのメンバとすることができる。協調セットのメンバ構成はセット内のMS及びBSによって知られている。複数のMSのダイバーシティセットの交差部が可能な限り多くのBSを含むように、それらのMSを組み合わせることができる。
図5は本発明の協調通信を概略的に示す。MSはダイバーシティセット501(BS、BS、BS)を有する。MSはダイバーシティセット502(BS、BS、BS)を有する。ダイバーシティセット501及び502の交差部並びにこれらのダイバーシティセットに関連付けられるMSを取ることによって、これらのダイバーシティセットのメンバ及びMS(MS、MS)を組み合わせて、協調セット、たとえば(BS、BS、BS、BS、MS、MS)を形成する。
HO領域内の各MSは、いずれのBSが自身のダイバーシティセット内にあるかを知っている。また、各BSは自身がいずれのMSのダイバーシティセット内にあるかを知っている。インフラストラクチャ105が存在する場合、BS間の通信はMS間の通信よりもはるかに簡単である。したがって、全てのBSに、情報、たとえばMS毎のダイバーシティセットのメンバ構成を交換させると共に、協調セットを形成することができる方法及び協調のアンカーとしての役割を果たすBSを決定させることが好ましい。BS及びMSを組み合わせて協調セットにすることは、MDHOプロトコル及びSDMAプロトコルを使用して実施することができる。
協調セット更新
図6において概略的に示されているように、協調セットの更新は、(1)MSの移動、又は(2)協調を困難若しくは不可能にする準最適グループ化決定に応じて行うことができる。第1のケースでは、MSの移動はそのMSのダイバーシティセットの変化を引き起こす可能性があり、その結果協調セットの変化が生じる。たとえば、MSはHO領域から出るか又はHO領域内に入る可能性があり、それによってアンカーBSのみを有するダイバーシティセットが生じ、協調が不可能になる。最終的に、協調セットはその特定のMSに関して終了する。第2のケースでは、協調セットはBSによって行われる再グループ化要求に基づいて更新される。このプロセスは下記でさらに詳細に説明される。
各フレーム内の送信
各フレーム内において、1つのゾーンから別のゾーン、たとえばAASゾーンからSTCゾーンへの切り替えはゾーン切り替え情報要素(IE)によって示される。IEEE802.16標準規格はSTCゾーンにおいてMDHOのサポートを指定し、STCゾーン及びAASゾーンの双方においてSDMAのサポートを指定する。
データを送信する前に、幾つかのDL MAP IE及びUL MAP IEをブロードキャスト(通信)し、MSに資源割り当て及び機能指示を知らせる。スペクトル効率を改善するために、同じ協調セット内の複数のMSに同じチャネル資源(周波数帯域及び時間スロット)を割り当てる。
パイロットパターンの割り当ては異なるパーミュテーション、たとえばFUSC、PUSC、AMC、TUSC1、TUSC2等に固有のものである。パターンは、AASゾーン内のゾーン切り換えIE(OFDMA_AAS_DL_IE/OFDMA_AAS_UL_IE若しくはOFDMA_STC_DL_Zone_IE/OFDMA_STC_UL_Zone_IE)又はAAS_SDMA_DL_IE/AAS_SDMA_UL_IE、及びSTCゾーン内のSDMA_Compact_DL_MAP_IE/SDMA_Compact_UL_MAP_IEにおいて示される。
さらに、アンカーBSは協調セット内のアクティブな送信アンテナを示す。協調セット内の各BSは複数のアンテナを有するため、複数の符号化/変調層の数、各層のCID、及び層インデックスによって、アクティブな送信アンテナの数をMSに通知することができる。これは、MIMO_in_Another_BS_IE又はMacro_MIMO_DL_Basic_IE又はSDMA_Compact_DL_MAP_IEによって実現することができる。
MSに対する冗長な情報を削減するために、上記のIEの機能を組み合わせる代替的な方法は、BSに、表5に示されるSTC_BS_Cooperation_DL_IEを送信させることである。従来のMDHOでは、BSはMIMO_in_Another_BS_IEを送信して、同じサブフレームの間にデータが他のBSを介してMSに送信されることを示すことができる。BS及びMSが何らかのダイバーシティ合成、たとえばRF合成又はソフトデータ合成をサポートする場合、BSはMacro_MIMO_DL_Basic_IEを送信してデータ領域毎のパケットインデックスを示すことができる。データ領域は、サブフレーム内の1つ又は複数の連続したサブチャネル及び1つ又は複数の連続したシンボルとして定義される。
MSは同じパケットインデックスを有する領域に関しソフトデータ合成を実施する。協調において、データ領域毎にパケットインデックスと共にもう一次元のユーザインデックスが示され、それによって、協調セット内の各MSは自身のパケットのみに焦点を当て、それに応じて復号を実施し、異なる複数のデータ領域からそのMS自身のパケットのみを合成することに留意されたい。したがって、Macro_MIMO_DL_Basic_IEを表4のように更新することができるか、又は新規のDL_IEを使用して協調をサポートする。
プレコーディングはダウンリンク送信の前にBSにおいて実施される。MSは、パイロットを使用して各BSからのプレコーディングされたチャネルを推定した後、BSからの信号を復号することができる。プレコーディングはアップリンク送信の間、MSにおいて要求されないが、BSはMSの送信電力をUL_IE内で示すことができる。
協調通知のためにIEをブロードキャストする2つの方法が存在する。一方の方法は、SDMAに関連するIE及び更新されたMDHOに関連するIEの双方を連続して送信することであり、これによって幾らかの冗長性が生じ得る。他方の方法は、SDMA機能及びMDHO機能を効率的に組み合わせる新規のIEを送信することである。
表5において本発明の実施形態によるSTCゾーン内のSTC_BS_Cooperation_DL_IEが示され、表6において本発明の実施形態によるAASゾーン内のAAS_BS_Cooperation_DL_IEが示される。結果として、本発明は、表3に示すような、DIUC=14の場合の拡張2DIUCコード割り当てへの更新を提供する。
協調方法
図7は、本発明の実施形態による、無線セルラネットワーク内の複数の局間で協調して通信する方法700の詳細を示す。協調は、同じHO領域106内に複数のMSを検出する(410)ときに開始する。移動局のそれぞれに関してダイバーシティセットを確立(420)した後、ダイバーシティセット内のMS及びBSを組み合わせて(430)協調セットを形成する。
BSは基幹回線105を通じて情報を交換し、BS及びMSを組み合わせて協調セットを形成する方法に関して決断を下すと共に、協調セットのアンカーBSを選択することができる。各フレーム内の協調通信700はSTCゾーン又はAASゾーンの間で切り換えるか否かを判断する(740)ことで開始する。AAZゾーンの場合、OFDM_AAS_DL_IE745を送信し、続いてAAS_BS_cooperation_DL_IE750を送信する。STCゾーンの場合、OFDMA_STC_DL_Zone_IE760を送信し、続いてSTC_BS_cooperation_DL_IE762を送信する。
いずれのモードにおいても、送信は一フレームベースで発生する。その後、協調セットは、MSの移動性、又はより良いグループ化及びアンカー選択が利用可能であることに起因して、更新765を決定する(755)場合がある。更新765が完了すると、協調を終了するか否かに関する決定780を行うことができる。たとえば、協調セット更新765によって空のセットが生じる場合、協調を終了する必要がある場合がある。協調が継続する場合、前回の送信手順を繰り返すことができる。
協調セット終了
協調は以下の理由で終了し得る。第1に、協調セット内にアンカーBSのみが残されているとき、MSは従来のMDHOに切り換えなくてはならない場合がある。これは、このMSと同じ協調セット内にあった別のMSがそのMSのダイバーシティセットから除去されるときに発生し得る。この場合、アンカーBSは従来のMDHOに切り換えると共に、これらの2つのMSに異なる資源を割り当てることができる。
第2に、協調セットが1つの非アンカーBSのみを有するか又はBSを全く有しないとき、協調は終了し得る。これは、同じ協調セットに属する全てのMSのダイバーシティセットの交差部が、或るMSのアンカーBSを含んでいないことを意味する。したがって、次回の協調のために協調セットの更新が必要とされる。更新前に、各MSは異なる資源を使用して別個にHOを実施することができる。
第3に、或るMSがハンドオーバ領域から出るとき、協調は終了する。この場合、MSは自身のダイバーシティセット内にアンカーBSのみを有し、このMSのためにハンドオーバが実施される。結果として、協調セット内に或るMSが残される場合があり、それによってそのMSは従来のMDHOに切り換える。他のMSのハンドオーバに起因してセット内に複数のMSが存在するとき、それらのMSのダイバーシティセットの交差部内に2以上のBSが存在する場合、それらのMSをグループ化して新たな協調セットにすることができる。
図6は協調セットのライフサイクルを示している。3つのBS(BS、BS、BS)のセルの共通の境界において、丸付きの1〜4でマーク付けされた4つのハンドオーバ領域が存在する。最初に、MSはHO領域1内にあり、MS及びMSの双方はHO領域3内にある。次に、MS及びMSは、点線で示されるようにBS及びBSと協調セットを形成する。MSは最初にBS及びBSと従来のMDHOを実施することができる。
幾らかの時間が経過した後、MSは領域4内に移動し(601)、次にMSはMS及びMSの協調セットに加わると共に、BS及びBSとの協調を実施することができる。
その後、MSは領域2内に移動し(602)、次にMSを除去することによって協調セットが更新される。次に、MSが領域3から出て(603)、完全にBSのセル内に入ると、協調セットはMSのためのハンドオーバによって終了し、MSはBS及びBSと従来のMDHOを実施することができる。
MACシグナリング
上述したMACメッセージ及び情報要素(IE)は以下の表において詳述される。本発明の実施形態によって使用されるフィールドは太字で示される。
Figure 2010525619
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本発明を好ましい実施形態の例として説明してきたが、本発明の精神及び範囲内で様々な他の適応及び変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内に入るすべての変形及び変更を包含することである。
付録
OFDMA
直交波周波数分割多重(OFDM)は、多数の無線ネットワーク、たとえばIEEE802.11a/g標準規格及び802.16/16e標準規格に従って設計されるネットワークの物理層(PHY)において使用される変調技法である。OFDMAはOFDMに基づく多元接続方式である。OFDMAでは、複数の送受信機(ユーザ)に、直交トーン(サブチャネル)及びタイムスロットの別個のセットが割り当てられ、それによってこれらの送受信機が同時に通信することができる。
WiMAX
IEEE802.16標準規格は、移動通信のための無線インタフェースを規定する。マイクロ波アクセスの国際的な相互運用可能性(WiMAX)は、無線データを、ポイントツーポイントリンクから全セルラタイプのアクセスまで、様々な方法で提供することを目的とした通信技術である。WiMAXはIEEE802.16標準規格に基づく。
スロット:スロットは、UL及びDLにおいてMSに割り当てられる最小資源単位である。スロットは2次元であり、時間期間及び周波数サブチャネルにおいて測定される。
ゾーン:ゾーンはシンボルの1つ又は複数の(時間的に)連続した列である。
データ領域:OFDMAにおいて、データ領域は、連続サブチャネルのグループを連続OFDMAシンボルのグループで2次元割り当てしたものある。データ領域の2次元割り当ては、サブチャネル及びシンボルの4×3の長方形のような長方形として視覚化することができる。
AASゾーン:適応アンテナシステム(AAS)は、IEEE802.16標準規格に従って設計されるネットワークのための任意選択の機能である。AASは複数のアンテナを使用して、送信信号を特定の受信アンテナに向けることによって、システムの適用範囲及び容量を改善する。AASはRFビームを空間的に「偏向」することができ、それによって空間再利用及びダイバーシティ利得が増大する。AASゾーンは、各フレーム中の、AASによってサポートされるMS専用の時間期間である。
STCゾーン:時空間符号化(STC)は、IEEE802.16ネットワークのための任意選択の機能であり、該標準規格において規定される。STCは複数の送信アンテナを使用して無線通信システムにおけるデータ伝送の信頼性を向上させる。STCは、データストリームの複数の冗長なコピーを受信機に送信して、信頼性のある復号の確率を高める。STCゾーンは、各フレーム中の、STCによってサポートされるMS専用の時間期間である。
パーミュテーションゾーン:パーミュテーションゾーンはDL又はULにおける複数の連続したOFDMAシンボルである。パーミュテーションゾーンは同じパーミュテーション式を使用する複数のMSを含むことができる。ULサブフレーム及びDLサブフレームの双方は2つ以上のパーミュテーションゾーンを含むことができる。
パイロットパターン:パイロットパターンはパイロットサブチャネルの割り当てである。マルチユーザ通信、たとえばSDMA又は基地局及び移動局の協調におけるようなBSから複数のMSへのダウンリンク送信において、受信機は直交パイロットパターンを使用してチャネルを推定する。

Claims (19)

  1. 無線セルラネットワーク内の基地局及び移動局間で協調して通信するための方法であって、
    無線セルラネットワークのハンドオーバ領域内の少なくとも2つの移動局を検出するステップと、
    前記ハンドオーバ領域内の前記移動局毎にダイバーシティセットを確立するステップであって、各該ダイバーシティセットは、関連付けられる移動局と通信することができる少なくとも2つの基地局を特定する、ステップと、
    前記少なくとも2つの基地局及び前記少なくとも2つの移動局を協調セットに組み合わせるステップと、
    前記協調セットの選択された基地局及び選択された移動局に資源を割り当てるステップと、
    前記選択された基地局及び前記選択された移動局に前記割り当てられた資源を通知するステップと、
    同じ割り当てられた資源を使用して、前記協調セットの前記選択された基地局及び前記選択された移動局間で同時に通信するステップと
    を備えた方法。
  2. 前記基地局及び前記移動局間でメッセージを交換して、前記移動局が前記無線セルラネットワークに入るときに前記協調通信をサポートする能力を取り決めるステップをさらに備えた請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動局の前記ダイバーシティセットの交差部が3つ以上の基地局を含む場合、該移動局を前記協調セットに組み合わせるステップをさらに備えた請求項1に記載の方法。
  4. 前記協調セットからアンカー基地局を選択するステップをさらに備えた請求項1に記載の方法。
  5. 前記資源は時間領域におけるシンボルを含み、ゾーンは1つ又は複数の連続したシンボルであり、前記アンカー基地局は、前記協調セットの前記基地局及び前記移動局間の通信に使用される前記ゾーンを示す、請求項4に記載の方法。
  6. 前記アンカー基地局は、DL MAP情報要素(IE)及びUL MAP情報要素(IE)において、前記協調セット内の前記移動局に前記割り当てられた資源を通知する、請求項4に記載の方法。
  7. 前記アンカー基地局は、マクロダイバーシティハンドオーバ(MDHO)及び空間分割多元接続(SDMA)のために別個に規定されたIEを使用して、前記協調セット内の前記移動局に前記割り当てられた資源を通知する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記アンカー基地局は、前記MDHOのためのIE及び前記SDMAのためのIEから組み合される単一のIEを使用して、前記協調セット内の前記移動局に前記割り当てられた資源を通知する、請求項6に記載の方法。
  9. 前記資源は異なる複数の移動局のためのパイロットパターンを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記資源は、数、接続識別子、及び複数の符号化/変調層のインデックスによって示される、基地局上のアクティブな送信アンテナを含む、請求項6に記載の方法。
  11. 前記アンカー基地局によって、前記選択された移動局に対し、異なる複数のデータ領域のユーザインデックス及びパケットインデックスを示すステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  12. 前記アンカー基地局によって、前記選択された移動局に対し、該移動局において使用されるダイバーシティ合成を示すステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  13. 前記協調セットを周期的に又は要求に応じて更新するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記アンカー基地局を周期的に又は要求に応じて更新するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記協調セットが前記少なくとも2つの基地局及び前記少なくとも2つの移動局を含んでいる間のみ該協調セットを維持するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記組み合わせるステップは、マクロダイバーシティハンドオーバメッセージを使用する、請求項1に記載の方法。
  17. 前記資源はシンボル及びサブチャネルを含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記サブチャネルはデータ副搬送波を含み、前記移動局は該データ副搬送波を共有する、請求項1に記載の方法。
  19. 無線セルラネットワーク内の基地局及び移動局間で協調して通信するためのシステムであって、
    無線セルラネットワークのハンドオーバ領域内の少なくとも2つの移動局と、
    前記ハンドオーバ領域内の前記移動局毎にダイバーシティセットを確立する手段であって、各該ダイバーシティセットは、関連付けられる移動局と通信することができる少なくとも2つの基地局を特定する、確立する手段と、
    前記少なくとも2つの基地局及び前記少なくとも2つの移動局を協調セットに組み合わせる手段と、
    前記協調セットの選択された基地局及び選択された移動局に資源を割り当てる手段と、
    前記選択された基地局及び前記選択された移動局に前記割り当てられた資源を通知する手段と、
    同じ割り当てられた資源を使用して、前記協調セットの前記選択された基地局及び前記選択された移動局間で同時に通信する手段と
    を備えたシステム。
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