JP2010523188A - 自動洗濯装置 - Google Patents

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Abstract

発明における自動洗濯装置(1)は、複数の分離したモジュール(3,5,7)、及び洗濯物を受け取るための少なくとも1つの管状ドラム(2)を含み、それぞれのドラム(2)は1つのモジュールから他のモジュールへと移動可能であり、且つそれぞれのモジュールにおいて着脱自在及び一時的に配置させることができる。前記モジュール(3,5,7)の少なくとも1つ(5)は洗濯物の洗濯及び乾燥モジュールである。洗濯及び乾燥モジュール(5)は、ドラム(2)において洗濯物の洗濯及び乾燥の両方を行うためにドラム(2)を収容するための容器(50)を備えている。

Description

本発明はいくつかの分かれたモジュール及び洗濯物を保持するための少なくとも1つの管状のドラムを有するタイプの洗濯物処理自動装置又は処置装置に関連し、そのドラムは1つのモジュールから他のモジュールへと移動させられ、且つそれぞれのモジュールにおいて着脱自在であり及び一時的に配置することが可能である。
自動コインランドリー又は共用の洗濯施設において同時に洗濯物を洗濯、乾燥及び保管するための装置が備えられていることが知られている。仏国特許出願公開第2824339号明細書には、洗濯物を積込み、洗濯、乾燥及び保管するために、装置の様々なモジュールに配置可能であるいくつかの洗濯物保持ドラムを有するそのような装置が記載されている。そのような装置によって、1つのモジュールから他のモジューへの洗濯物の移動は使用者の部分的な介入を必要とせず、並びにドラムを把持すること及びそれらをモジュール間で移動させることを可能とする把持手段を用いて自動的に行われる。
仏国特許出願公開第2824339号明細書には、ドラムマガジン(drum magazine)、積込みモジュール、洗濯モジュール及び乾燥モジュールを有する装置が記載されており、前記モジュールは分かれて且つ独立している。それらの装置は大きな体積を占め、このことは狭い部屋に納めなければならないときに問題となる。さらに、装置が多数の部品及び機構を備えることによって、それらの装置を製造する費用は高く、組立てのために必要な時間は長くなる。また、多数の部品によって装置が故障する危険性が増すため、頻繁なメンテナンスが必要となり、高額な費用を負担することとなる。
仏国特許出願公開第2824339号明細書
発明は、製造費用が少なくて、組立て時間も短く且つメンテナンス費用が安価な小型の装置を提案することで、これらの欠点を克服することを重要な目的とする。
この目的のため、本発明の対象は本明細書に添付された請求項1に係る洗濯物処理装置である。発明の利点となる特徴は従属項の対象を形成するであろう。
本発明の特徴及び利点は、単に実施例として示されており添付の図面に関する本発明に係る装置の2つの実施形態の以下の説明によって明確となるであろう。
本発明の第1実施形態に基づく装置の斜視図である。 図1における装置の平面図である。 図1における装置の操作部を把持するためのキャリッジの斜視図である。 図1の装置における洗濯/乾燥モジュールの正面図であり、モジュールの容器のカバーは容器の開放位置と閉鎖位置との間の中間位置にある。 図4における洗濯/乾燥モジュールの斜視図であり、モジュールの容器のカバーは容器の閉鎖位置にある。 閉鎖位置にて洗濯/乾燥モジュールの容器の内部でドラムが回転する間における図1の部分VIの拡大図である。 図6における部分VIIの断面図である。 ドラムを洗濯/乾燥モジュールを駆動させるための駆動板と一緒に回転させるように固定させる前の状態を示す図7と類似する断面図である。 閉鎖位置における洗濯/乾燥モジュールの容器の内部における図1の装置のドラムの拡大断面図である。 内部ネットの開放構成における図1の装置のドラムの拡大正面図であり、このネットは点線で示されている。 ネットの閉鎖構成における図10と類似する図である。 本発明の第2実施形態に基づく装置の図1と類似する図である。 本発明の第3実施形態に基づくドラムを示す断面斜視図である。 それぞれ第1使用位置における図13のドラム及び洗濯/乾燥モジュールを示す断面図及び斜視図である。 それぞれ第2使用位置における本ドラム及び本モジュールを示す図14及び15と類似する断面図及び斜視図である。 ドラムの内部において洗濯物を回転及び乾燥させるそれぞれの段階を示す図である。
図1及び2に示される装置1は個々のドラム2内で洗濯物を洗濯、乾燥及び保管することを目的としており、ドラム2は装置の(図示されない)エンクロージャ内部で移動し、且つ様々なモジュール内に連続して配置されるように設計されている。図1及び2に示されるように、装置1は汚れた洗濯物を個々のドラム2に積込むため、及び清潔な洗濯物をこれらのドラム2から排出するための積込モジュール3を備えている。また、装置1は積込みモジュール3の後方に配置される洗濯/乾燥モジュール5を有する。洗濯/乾燥モジュール5は容器50を備えており、その中においてそれぞれのドラム2は入れられた洗濯物の洗濯及び乾燥の両方の目的のために移動可能に配置できる。装置1は積込モジュール3及び洗濯/乾燥モジュール5の横に配置される保管モジュール7をさらに有する。保管モジュール7はマトリクス入口(matrix access)を有する保管ラックを形成し、それの寸法は装置1のドラム2の数に適合されている。装置1の縦方向はXで表され、装置1の横方向はYで表され、及び装置1の高さ方向はZで表されており、この方向はほぼ垂直である。
それぞれのドラム2は様々なモジュール3、5及び7において洗濯物を移動させるための個々のユニットを構成しており、ドラム2に積込まれた洗濯物は同一ドラム内で洗濯、乾燥及び保管される。それぞれのドラム2はモジュール3,5及び7の間で移動され、また、操作部9によってモジュールに配置される。本実施形態において、ドラム2は円形断面を有する円筒であり、互いに同一である。非制限的な実施例として、それぞれのドラム2の外径及び長さは約55cmの値を有し、そしてそれぞれのドラム2は約6から8kgの洗濯物を入れることができる。装置1において、それぞれのドラム2はその中心軸X2を装置の長手方向Xとほぼ平行に永久的に維持される。
それぞれのドラム2は2つの端部2A及び2Bにおいて開いており、それぞれのドラム2内部の洗濯物は微細格子のネット8によって閉じ込められている。より詳細には、それぞれのドラム2は円筒外筒21、及び端部2A及び2Bにおいてドラム2の内側に向かって半径方向に伸びる2つの末端フランジ23を備えている。それぞれのフランジ23の外部半径部分は、ドラム2の半径方向に沿って配向される複数のスロット25によって貫通されている。本実施形態において、それぞれのフランジ23はフランジの周囲にわたって均一に分配される60個のスロット25を有しており、2つの隣接するスロット25の間の角距離αは6°であり、これは2つの隣接するスロット25の間における約1cmの距離に相当する。特に、それぞれのフランジ23の3つのスロット25は、ドラム2の撹拌部27の外部形状に基づいて形成されており、それはドラム2の内側に向かって突出しており、ドラムが回転している間に洗濯物に対する機械的動作をもたらすことを目的としている。さらに、それぞれのフランジ23の内部半径部分はドラム2を中心に置くためのコーン29を形成する円錐表面を有する。
図10及び11に示されるように、それぞれのドラム2の内部ネット8は洗濯物バックを形成し、そこには六角形状の縁81が設けられており、それの直径はそのドラムよりわずかに小さい。小穴83は六角形縁81のそれぞれの頂点に設けられており、ドラム2の外筒21と一つのフランジ23との間の接合部にネット8を固定することを目的としている。ネット8は任意の適した方法、特に小穴83を通るネジ又はピンを使用することによってドラム2の内部に固定できる。
ネット8はドラム2に対面する側面、すなわちドラム2が積込モジュール3に位置するときに使用者に向けられている側面が開いており、ネット8の開口部はゴムひも87が通過している縁85によって境界が形成されている。縁85は圧縮可能であってネット8を閉じるときに引き寄せられ、圧縮ループ89はゴムひも87にそって摺動するように備えられている。ゴムひも87を使用することで、大きな洗濯物がネット8を通過できるように確実にネット8を十分に広く開口できる。さらに、ゴムひも87の端部はドラム2の内部にそれを固定する手段を有するため、ネット8及び入れられた洗濯物はドラム2の内部に閉じ込められたままであり、ドラム2のセンタリングコーン29を超えて伸びない。
装置1のそれぞれのドラム2は、少なくとも部分的に赤外線照射を透過させる材料で作られており、特に射出成形又は回転成形されたポリカーボネートである。さらに、それぞれのドラム2の外筒21は穿孔されており、外筒21の(図示されない)孔はドラム2から蒸気を取り除くため、及びドラムの外側からドラムの内側へ赤外線照射をより通過させるように設計されている。従ってそのようなドラム2は、ドラム2の外側に当てられた赤外線照射の約90%をドラムの内側に通過させることができる。他の形態として、装置1のそれぞれのドラム2は、ステンレス鋼で形成されたメッシュから成り、ポリエチレンで外側被覆された構造を有している。この場合において、円筒外筒21及び撹拌部27は開口部を備えたステンレス鋼から形成されており、2つのフランジ23は外側被覆されている。メッシュはポリエチレン外側被覆内に保持されるため、ドラム2は全体的に良好な剛性を有している。ステンレス鋼メッシュ及びポリエチレン外側被覆から成るそのようなドラム2はドラムの外側に当てられる赤外線照射の約60%をドラムの内側に通過させることができる。
装置1は積込モジュール3のための支持部を形成する部材41、並びに保管ラック7及び操作部9のための支持部を形成する部材42を有する内部骨格4を備えている。利点として、骨格4は例えばアルミニウム製の軽金属部品によって形成される。骨格4は自立型であり、実施例において示されるように、装置1が設置された部屋のまさに床に固定されている。その他の形態として、骨格4は、例えば部屋の天井又は壁に固定されるように、単一面に位置する部屋の任意の表面に固定することができる。
装置1の横寸法を制限するために、モジュール3、5及び7は装置の横方向Yと平行にそれぞれ最小限の幅を有しており、具体的には幅はドラム2の外径に近い。本実施形態において、ドラム2の外径は約55cmであるため、それぞれのモジュールの幅は約60cmが選択される。さらに、図2に示される平面図によってより詳しく明らかとなるように、装置1の横寸法は操作部9が沿って移動する通路10の両側にモジュール3、5及び7が配置されることによって最小となり、またY方向におけるこの通路10の幅はとなる。したがって、Y方向における装置1の全幅は3である。
図1から明らかなように、操作部9は長方形のフレーム91を備えており、骨格部42の縦方向のレール44間をX方向に摺動するように取り付けられている。また操作部9はフレーム91に対してZ方向に摺動可能な把持キャリッジ93を備えている。キャリッジ93は、2つの横アングルブラケット92によって形成される本体部95、及びドラム2を把持するための2つの伸縮アーム97を備えており、それぞれのアームはアングルブラケット92によって支持されている。本体部95はアーム97を伸長させるためのセンサ及びアクチュエータを備えており、さらにそれぞれのアングルブラケット92は、アーム97の相対的な間隔を変えるために、垂直軸回りに回動可能である。
それぞれのアングルブラケット92は横方向Yにおいてよりも狭い幅を有し、それぞれのアーム97が完全に格納された形態であるとき、それを支持するアングルブラケット92に対して横方向に突出しないように設計されている。さらに、それぞれのドラム2が装置1の3つのモジュール3,5及び7に配置可能なように、それぞれのアーム97はそれを支持するアングルブラケット92の両側においての距離だけY方向に平行に伸長され得る。したがって、アーム97の完全に伸長した形態において、操作部9の横幅はアーム97が完全に引込まれた形態におけるその幅の2倍となる。ドラム2を2つのモジュール間で移動させるために操作部9を通路10に沿って移動させるとき、アーム97は計画的に引込まれる。従って伸縮自在アーム97によって、操作部9は、アーム97が完全に引込まれた形態において横方向Yにおける小幅の通路10に沿って移動することによって、結果的に装置1の横方向を制限すること、及びアーム97が完全に伸長した形態においてそれぞれのドラム2を通路10の両側にてY方向に距離を移動させることによって、結果的にそれぞれのドラム2を様々なモジュール3,5及び7に配置可能にすることの両方が可能である。
アングルブラケット92の両側におけるアーム97の伸縮性の二重の移動は、重ね合わせられた滑斜面によってもたらされる。より詳細には、図3から明らかなように、操作部9のそれぞれのアーム97は、対応するアングルブラケット92の内壁においてY方向に摺動するように取り付けられており、且つアングルブラケット92の両側においてこの内壁に対して/3の距離を超えて摺動可能な第1プレート94を備えている。また、それぞれのアーム97はプレート94に対してY方向のどちらにも/3の距離を超えて摺動するように取り付けられた中間プレート96、及びプレート94及び96よりも小さく、プレート96に沿ってY方向のどちらにも/3を超えて摺動するように設計された末端プレート98を備えている。それぞれのアーム97のプレート94、96及び98の相対的な移動は2つのリターンベルト99によって同期されており、この構成は、+/3又は−/3の距離を越えて中間プレート96の位置のみを制御することによって、アーム97を所望の長さとすることを可能にする。
それぞれのアーム97の末端プレート98はそれぞれのドラム2のセンタリングコーン29とほぼ相補的な円錐台状表面981を有するナイロン(登録商標)製のシュー(shoe)を備えている。アーム97を完全に伸長させ、ブラケット92の同時回動により長さp以上に相対的に離れさせ、その後に把持されるドラム2のセンタリングコーン29に各アーム97の面981を対向させるためにフレーム91に対してキャリッジ93を移動させることによって、ドラム2は操作部9によって保持される。その後、アーム97の間隙は、ドラム2の2つのセンタリングコーン29とそれぞれの表面981が接触する値に相当する値に到達するように、アングルブラケット92を同時に回動させることで減少される。2つのモジュール間でドラム2を移動させるために、操作部9の2つのアーム97は完全に引込まれ、モジュールの1つにおけるドラム2の取り外しはアーム97を伸長させた後にそれらを相対的に離間することによって達成される。
図1から明らかなように、積込モジュール3はドラム2を収納する台31を備えており、前記台は装置1のX方向とほぼ平行に骨格部41の長手方向のレールに沿って摺動可能であることによって、ドラム2をモジュール3に最適に配置することができる。台31には計量手段が取り付けられており、例えば、台31に位置するドラム2に入れられた洗濯物の重さを正確に測定できるように歪みゲージが組み込まれている。また、モジュール3はモジュール3を閉鎖するためのハッチ33を有し、前記ハッチの外面33Aは使用者が接近可能な装置1の(図示されない)フロントパネルの一部を形成する。装置1のフロントパネルは、特に、使用者が洗濯物処理オプションを入力可能とするために、及びコインランドリーに装置1が設置される場合には支払いスロットを備えることを可能にするために、(これも図示されない)制御装置を備えていることが有益である。
モジュール3のハッチ33は装置1のZ方向とほぼ平行な骨格部41の垂直レールに沿って摺動可能である。ハッチ33には開口部35が設けられており、図1に示される積込モジュール3の閉鎖位置と積込モジュール3の開口位置との間で移動可能であり、閉鎖位置にあるとき、開口部35は台31に位置するドラム2の開口端部に対して鉛直方向に移動しており、ドラムの開口部はハッチ33の中実部34によって閉鎖され、開口位置にあるとき、ハッチ33の上部キャップ39がドラム2に当接すると開口部35はドラム2の開口部と一直線に並ぶ。ハッチ33が積込モジュール3の開口位置にあるとき、ドラム2は回動すること、及びキャップ39と台31との間でX軸方向に平行移動することができない。また、モジュール3は、モジュール3の閉鎖位置と開口位置との間を摺動することによってハッチ33を移動させるように設計されたアクチュエータ32、及びハッチ33の移動の間に使用者が負傷するあらゆる危険を避けることを目的とする(図示されない)無形バリアを備えている。
図4及び5に拡大されて示されている洗濯/乾燥モジュール5は、入れられた洗濯物の洗濯及び乾燥を目的とするドラム2を保持するための容器50を備えている。容器50はモジュール5の土台を形成しているほぼ平行六面体の安定皿53に対して固定された支持体51を備えている。安定皿53は部屋の床に結合されており、そこではモジュール5からの振動が床に伝わることを制限するのに適した衝撃吸収体54を介して装置1が設置されている。また、容器50はカバー52を備えており、カバー52は密閉するよう支持体51と協働し、かつ図1に示される開放位置と図5に示される閉鎖位置との間で支持体51と向かい合って移動できる。操作部9は、カバー52が容器50の開放位置にあるときにドラム2を容器50の支持体51内に位置決めするように設計されている。
支持体51に対面するカバー52の移動は、モジュール5の2つの側部アーム55及び56によって誘導され、それらは安定皿53を中心に回動するよう取付けられている。アーム55は、このドラム内に入れられた洗濯物を洗濯及び乾燥させるために、閉鎖された状態の容器50に配置されたドラム2を回転させるための取付具58に連結されているギアモータ57を支持しており、一方で、アーム56は取付具58によって駆動されるドラム2の回転に伴って自由に回転できる取付具59を支持している。利点として、滑車を伴う駆動モータを備える装置に代わる取付具58を回転させるためのギアモータ57の使用は、モジュール5の構成部品のサイズ及び数を減らすことが可能である。それぞれの取付具58及び59は容器50に配置されたドラム2の末端フランジ23と協働し、且つドラム2のセンタリングコーン29とほぼ相補的な円錐台状表面60を備えている。それ故ドラム2は、2つの取付具58及び59の円錐台状表面60をドラム2の2つのセンタリングコーン29と接触させることで、取付具58及び59に対して中心に配置される。
取付具58及び59とドラム2の末端フランジ23との接触は、容器50の開放位置からそれの閉鎖位置へのカバー52の移動の間に行われる。より詳細には、図1に示されるように容器50が開放位置にあるとき、取付具58及び59はフランジ23から離れており、カバー52が容器50の閉鎖位置へと低くなるにつれてフランジ23に対して徐々に非対称的に押圧される。従って、自由取付具59が第2フランジ23に当接して一緒に回転するように自由取付部59がドラム2の第2フランジに対して押圧する前に、駆動取付具58は図4に示されるようにドラム2の対応するフランジ23と接触する。逆に、カバー52が容器50の開放位置へ上昇するとき、取付具58及び59はフランジ23から徐々に非対称的に離間する。
取付具58及び59は、支持体51と対向するカバー52の移動を案内するために、アーム55及び56の非対称的な外形によって非対称的に作動される。カバー52はカバー52を移動させるための駆動ピニオン68を有し、前記ピニオンはギアモータ67に接続されている。駆動ピニオン68はアーム55及びアーム56のラックとそれぞれ協働可能な2つのピニオン65及び66に(図示されない)チェーンを介して連結されている。図1、4及び5に示されるように、アーム55のラックはアーム55の内側面に設けられており、一方でアーム56のラックはアーム56の外側面に設けられている。それぞれのピニオン65又は66は対応するアーム55及び56の円滑カムと協働するローラと接続されており、前記カムはラックと対向している。したがって、取付具58及び59が支持体51に位置するドラム2のフランジ23から離れること及びフランジ23に押圧されることに伴ってそれぞれ起こる容器50の開放及び閉鎖は、駆動ピニオン68の単独の作動によってもたらされる。
図6に示される詳細図においてより明らかとなるように、駆動取付具58は、取付具58の回りに均一に配置されて且つ取付具58の半径方向に沿って配向される12個の固定ロッド61を備えている。それぞれのロッド61の第1端部61Aは、取付具58の2つのプレート63と65との間にはめ込まれることで、取付具58に対して強固に固定され、一方でそれぞれのロッドの第2端部61Bは容器50に位置するドラム2のスロット25と係合可能なホック62を備えている。ロッド61の12個のホック62がドラム2の12個のスロット25と係合するとき、ドラム2は取付具58と一体となって回転するよう固定されるため、ドラム2は効率的に回転することができる。それぞれのドラム2のスロット25の数は、駆動取付具58によって支持される固定ロッド61の倍数である。スロット25の数は、2つの連続するスロット25の間に比較的小さい角距離αを有する一方で、スロット25においてそれぞれのロッド61の確実な固定を確保するように最適化されており、本実施例における適切な妥協点は60個のスロット25となった。
本実施形態において、それぞれのロッド61は弾性的に変形可能なステンレス鋼ワイヤから成る。操作部9がモジュール5内にそれぞれのドラム2を無作為な角度配向で配置するとき、ドラム2を回転させることは、通常、ロッド61をドラム2のスロット25と係合させるためにドラム2に対する取付具58の事前の回転を必要とする。ドラム2の2つの連続するスロット25の間の角距離αが比較的小さいため、ドラムに対する取付具の事前の回転時間は短く、且つロッド61はドラム2のスロット25と速やかに係合する。さらに、ロッド61の変形能によって、図8に示されるロッド61のホック62が2つのスロット25の間でドラム2の対応するフランジ23に当接する第1構成と、図7に示されるロッド61のホック62がスロット25と係合する第2構成との間を行き来するそれぞれのロッド61に対応するこの事前の回転は、それぞれのロッド61とドラム2のフランジ23との間の接触面において実質的な摩擦力を発生させず、且つスロット25に固定されているホック62上に衝撃を与えることなく行うことができる。利点として、それぞれのホック62は、ドラム2の対応するフランジ23に対するロッド61の当接面の磨耗を制限するために弾性材料で形成されたスリーブを備えている。さらに、取付具58のプレート63はロッド61の横方向の移動を防ぐのに適した溝63Aを有している。従って、ドラム2の末端フランジ23と協働可能な取付具58の可撓性ロッド61を備えるモジュール5を回転させるための駆動システムは、非常に信頼でき且つ長い耐用年数を有する。
その他の形態として、それぞれの弾性変形可能なロッド61は、端部61Bのホック62がワイヤの曲げ部によって形成されるように、2重に折り曲げられたステンレス鋼ワイヤから形成可能であり、一方で端部61Aはワイヤの2つの端部によって形成されている。駆動取付具58のプレート63と65との間にはめ込まれる端部61Aを形成するワイヤの2つの端部の間に十分な間隔を設けることは、溝63Aにおけるプレート63によるロッド61の横方向の案内はもはや必要でないことを意味する。これによってプレート63の機械加工を簡単に行うことができる。
モジュール5においてドラム2内に入れられた洗濯物は、閉鎖状態である容器50に水及び補助剤を注入し、続いて洗濯物を浸すことによって従来どおり洗濯され、それはそのX2軸周りに回転するドラム2の3つの撹拌部27によって機械的に促進される。洗濯物は同一ドラム2内で洗濯及び乾燥されるので、このドラム2はそれが乾燥されている間、洗濯物をかき回して空気にさらすことができるように大きな容積を有している。ドラム2のこれらの大きな容積は洗濯物を洗濯することに好ましい。これは、含浸の間、撹拌部27によって動かされる洗濯物はドラム2の内部で大きな落下を経て大きな機械力を受ける一方で、水及び補助剤は洗濯物の中心部により良く広まることに起因する。従って、洗濯のサイクル時間はより小さい容積のドラムを使用する洗濯モジュールと比較すると実質的に減少されるであろう。
モジュール5内の洗濯物は、ドラム2内で回転する洗濯物の周囲を約40℃の温度に予熱された温かい空気が循環することによって乾燥されて、有孔外筒21はドラム2から湿った空気を排出させることができる。この温かい空気の循環は外筒21を介した洗濯物の表面への赤外線加熱と一緒に行われる。この目的のために、容器50のカバー52は、図9に示されるように、赤外線放射体521を備えている。赤外線照射による洗濯物の補足的な乾燥によって、乾燥サイクルタイム及び電力消費は、洗濯物を単に熱い空気を循環させることによって乾燥させるモジュールと比較すると実質的に減少可能である。特に、ドラム2内を循環する空気の温度は、洗濯物を単に熱い空気を循環させることによって乾燥させる、一般的には約60℃から80℃の間である所望の温度と比較するとはるかに低い。結果として、洗濯物の生地の品質は保たれ、前記生地は乾燥の間に傷まない。さらに熱交換器が、乾燥の間に発生するいくらかの熱を回収するために容器50の出口に備えられる。
特に利点として、それぞれのドラム2は洗濯及び乾燥の間に取付具58及び59の軸によって支持されているため、モジュール5の容器50は比較的応力を受けにくく、回転成形された塑性材料で作ることができる。また、容器50は容器から不純物を取り除くことを容易とするために、テフロン(登録商標)などの焦げ付かない材料で作られた内装を備えている。
図1に示されるように、保管ラック7はドラム2を受け取るための3つの段を備えており、前記段は装置1の長手方向Xに伸びるバー71によって区切られている。利点として、バー71はそれらの連動した回転によってモジュール5内で事前に洗濯及び乾燥された洗濯物を含む特定のドラム2をそれらの中心軸X2周りに回転するよう選択的に駆動することができるように、バー71は骨格42に対して回転するように取り付けられる。従って保管ラック7は、保管ラック7上で回転するドラム2によって、清潔な洗濯物のしわを取り除く機能を提供することが可能である。また、保管ラック7はドラムを回転させることによってしわを取り除く作用に寄与するために、ドラム2内部の洗濯物を加熱するのに適した(図示されない)赤外線放射体を備えることができる。
装置1は、装置1内でドラム2によって実施される連続した段階の操作及び同期のために適した様々なモジュール及び操作部9を制御するための(図示されない)制御ユニットを備えている。使用者が使用者の清潔で乾燥されてしわのない洗濯物を取り出したいとき、装置1のフロントパネル上の制御装置を作動させることで、保管ラック7から対応するドラム2を除荷モジュールの機能を果たす積込モジュール3に移動させるように操作部9を作動させることが可能である。
上述の実施形態から明らかなように、本発明の装置1は洗濯物を洗濯、乾燥及び保管するために、使用者によってドラム2に入れられた洗濯物の効果的な処理を保証する。ドラム2に入れられた洗濯物の洗濯及び乾燥の両方が可能な洗濯/乾燥モジュール5を取り付けることによって、1つが洗濯用でもう1つが乾燥用である2つの独立したモジュールを備える装置と比較して、装置1のサイズを制限することができる。また、装置1内部の様々なモジュール3、5及び7、並びに操作部9の配置は装置1の全体的なサイズを最小化するために最適化される。また、洗濯及び乾燥の両方のためにモジュール5を提供することによって、装置1内部の部品及び機構の数を減らすことができる。これは装置を組立てる時間、並びに製造及びメンテナンス費用を減少させる。さらに、洗濯/乾燥モジュール5は、モジュールの容器50に配置されたドラム2が、変形可能なロッド61を備えた駆動取付具58によって効果的及び確実に回転することを保証する。その閉鎖が駆動取付具58をドラム2の対応するフランジ23に押圧するための手段を作動させる容器50の2つの部品の配置は、モジュール5の構成要素を製造する費用を制限するとともに、容器50の閉鎖とドラム2の回転との間の機械的同期をもたらす。さらに、赤外線照射に対して少なくと部分的に透過性である材料によるドラム2の製造、及び容器50のカバーにおける赤外線放射体の組み込みは、モジュール5の洗濯物を洗濯物の生地を傷めることなく効果的に乾燥させることを可能とする。
図12に示される第2実施形態において、それらの第1実施形態の構成要素と類似の構成要素は100だけ増加した同一の参照番号を付与されている。この第2実施形態における装置101は、装置101の(図示されない)エンクロージャの内部に移動して、且つ様々なモジュール内に連続して配置されるように設計された個々のドラム102内で洗濯物を洗濯、乾燥及び保管することを目的とする。第1実施形態と同様に、装置101は、汚れた洗濯物を個々のドラム102に投入し且つこれらのドラム102から清潔な洗濯物を取り出すための積込モジュール103、洗濯/乾燥モジュール105及び保管モジュール107を備えている。モジュール103、105及び107の間のそれぞれのドラム102の移動、及びモジュールにおけるそれぞれのドラム102の配置は、操作部109によって確保される。モジュール105及び107並びに操作部109の構造及び相対的な配置は、第1実施形態のモジュール5及び7並びに操作部9の構造及び配置と同様である。
この第2実施形態において、積込モジュール103はレール136上をほぼ垂直方向に摺動するように取り付けられた昇降プラットホーム134を備えている。第1実施形態の台31と類似したドラム102を保持するための台131は、プラットホーム134に固定されており、その一方でプラットホーム134がレール136の高い位置にあるとき、モジュール103のハッチ133は台131によって支持されるドラム102の開口部の位置に正確に合うよう、モジュール105及び107及び操作部109より上方に取り付けられる。積込モジュール103のそのような構成は、モジュール105及び107、さらに操作部109を使用者が接近可能な装置101のフロントパネルの下に位置する空間に収容可能とする。従って、装置101のフロントパネルのために必要とされる空間は非常に小さく、それは装置のために利用可能な空間が使用者接近領域において制限されているときに非常に有利であり、そして装置の大きな構成要素は、例えば床面高さより下に位置する空間へと、積込モジュール103に対して鉛直方向に移動される。
図13及びそれ以下の図は発明における第3実施形態を示している。これらの図面において、第1実施形態の構成要素と類似する機械的構成要素には200増加された同じ参照番号が付与されている。
最初の2つの実施形態と同様に、装置はその2つの端部202A及び202Bが開放されているドラム202を有し、それは円筒外筒221及び2つの末端フランジ223を備えている。外筒221は特に図18から明らかなように開口部209によって穿孔されており、それは半径方向周囲に存在する。後で参照するように、具体的に3から4mmの間である小さな横寸法を有するこれらの開口部209は、特に洗濯物が回転させられる際に水を取り除くことを目的としている。最後に、それぞれのフランジ223はセンタリングコーン229と連結している。
さらに、ドラム202は同一構造の2つのプラグ230、240を含み、それの1つの240は固定されており、それのもう1つの230は外筒に対して着脱可能である。それぞれのプラグ230、240は、ハウジング234、244が備えられたハブ232、242を備えている。以下により詳細に説明されるそれぞれのこれらのハウジングは、全体的に円錐台形状であり、ドラムの軸を基準として軸方向に伸びており、ドラムの外側に向かって広がっている。
それぞれのプラグ230、240はさらに周縁236、246を備えており、それらの円錐台形状は対応するセンタリングコーン229の形状と協働可能である。最後に、縁及びハブは、例えば6つのスポークであるスポーク238及び248によって連結されている。取り外し可能なプラグ230は、例えばボールブッシングなどの任意の適切な方法によってそれに対面するセンタリングコーン229に固定されている。
また、図18及び19から明らかなように、装置は特にプラグ230及び240の内部表面を保護するメッシュ211を備えている。言い換えると、このメッシュ211はドラム202の2つの端部202A及び202Bを塞いでいる。このメッシュ211は以下に参照されるように、乾燥空気が流れて通過するように意図された端面孔213を形成する。
これらの孔213のそれぞれの横寸法は上述された回転開口部209よりも実質的に大きい。例えば、これらの通気孔は0.5から1cmの間の横寸法を有している。
前述した実施形態の場合と同様に、装置は洗濯/乾燥モジュール205を備えており、それは入れられた洗濯物を洗濯及び乾燥させるためのドラム202の1つのを収納するための容器250を備えている。この容器は支持体251と、この支持体に対して移動するカバー252から構成される(特に図14から17参照)。
このカバーは具体的には2つのアーム255及び256によって移動されて、それらはモジュールのフレームに対して回動するように取付けられている。これらの管状のアーム255及び256は、お互いに対して回転する自由端2551及び2561を有している。ハブ232及び242と反対側のそれらの中心部分において、それぞれのアームは対応するハウジング234、244を貫通するのに適したノーズコーン265、266を支持している。
それぞれのノーズコーンはそれを支持するアームに対して平行移動させることはできないが、ドラムの軸とほぼ平行な形状軸を中心にこのアームに対して自由に回転する。一方のノーズコーン265はギアモータ257によって回転させられ、一方で、以下に参照されるように、他方のノーズコーン266はドラムの実際の動きに影響されて回転するように設計されている。ギアモータを有するアームの機械軸はその中にはめ込まれることによってノーズコーンを駆動し、一方でノーズコーン266はモータの付いていないアームに設けられた案内シャフトに固定されている。
カバー252は、フレームに取り付けられたベルト262によって駆動されるように設計された2つの長手部材260に固定される。長手部材260は、アーム255及び256をそれらの回動動作の間に案内可能なように2対の止め具、つまり内部ストップ264’と称される2つの隣接する止め具及び外部ストップ264”と称される2つの向かい合う止め具を形成する。
最後に、4つのばね270はフレームと支持体251の対向壁との間に配置されている。これらのばねは、最初に部屋の床に対する支持体の若干の移動を許容する。さらに、前記ばねは、支持体及びカバーの相互の密封を確実に行うために支持体をカバーに押圧させることができるため、製造上の欠陥を修正する。
例えば上述された物であるモジュール205及びドラム202の使用を今から以下に説明する。
最初に、ドラムは洗濯及びその後の乾燥サイクルを行う容器内に位置することを前提とする(図14及び15)。これらの状況下では、支持体251及びカバー252は密閉するよう互いに協働する。さらに、モータ257は第1ノーズコーン265を回転させ、第1ノーズコーンは対面するプラグ230を同様に回転させる。このノーズコーンと、具体的には指示部を有するボールジョイントを有するハウジング234の壁との間の接続は、形状間で協働するタイプである。
ノーズコーン265によって回転されるプラグ230は、順番にドラムの外筒を回転させ、それ自体は他方のプラグ240に固定されている。最後に、プラグ240は上述されたようにモータの付いていないアームのシャフトに固定された第2ノーズコーン266を回転させる。このシャフトはギアモータの制御との調和を確認できるように回転速度計を備えることができる。これによって、容器内にドラムが入っていないこと、又はドラムが詰まることなどの不具合を許容する。
一旦、サイクルが終了すると、モータ257は停止する。そして、ベルト262は長手部材260及びカバー252を上方に移動させ、その結果、カバーは支持体251から離れる。この動作のある段階において、内部ストップ264’は互いにアーム255及び256の自由端を押し返す。
その結果、それはノーズコーンが止め具から離れる動作をもたらすため、これらのノーズコーンはハウジング234及び244から外に出る(図16及び17)。言い換えると、ドラム202はもはやアーム255及び256に固定されていないため、操作部によって操作可能となる。これらの状態において、その後使用者は使用者の洗濯されて乾燥された洗濯物を回収するために取り外し可能なプラグを取り外すことができる。
次のサイクルの間、使用者は取り外し可能なプラグを取り外し、使用者の汚れた洗濯物をドラムの内部空間に入れて、その後上述したプラグを元の位置へ戻す。その後、操作部はドラムを支持体251に配置して、カバーを上述のその高い位置に配置する。
その後、ベルト262は長手部材260及びカバー252を下げて元に戻す。この動作の途中の段階において、外部ストップ264”はアーム255及び256を互いに向けて押す。従って、この動作はノーズコーンをドラムに向けて移動させるため、これらのノーズコーンはプラグのハブによって形成されるハウジング234及び244において固定される。
カバーの動作が完了した後に、カバーは密閉状態となるよう再度支持体に固定される。この段階の間、ばね270は上述したように調整機能を果たす。最後に、モータ257は再度稼働されて、このノーズコーンは再度プラグ230に対して固定されるため、モータはノーズコーン265を回転させて、その結果ドラム202全体を回転させる。
上記された第3実施形態は特別な利点を有している。従って、ドラムを回転させることは、特にノーズコーンとハブの「テーパー係合」によって堅固な状態で実施される。さらに、アーム255及び256は対称であり管状形状であるため、それは特に設計及び操作を容易とする。
さらに、この実施形態において、それぞれの回転及び乾燥段階はドラム内において分かれて実行される。従って回転の間(図18)、水は矢印F1に示されるように外筒221の小さい開口部209のみを通過して遠心力によって取り除かれる。この小さいサイズは、(参照記号Lで示される)洗濯物が穿孔を通過することを妨げて、洗濯物を損傷させる危険を大幅に減少させる利点を有する。
さらに、この回転の間、洗濯物が外筒の周囲の壁に対して押し付けられることを考慮すると、端面に対してほとんど動作は及ぼされない。これらの状況下で、メッシュ211はこの回転段階の間、実質的に応力を受けないため、それは比較的弱い材料で作られてもよい。
さらに、このメッシュに設けられた孔213は比較的大きくてもよく、乾燥段階の間、ドラムの後方から前方に十分に空気を流すことができる。この乾燥段階の間の空気の流れは、矢印F2によって示されている。
発明は説明及び図示された実施例に制限されない。特に、装置内部のモジュール及び操作部の配置は、第1及び第2実施形態において示されたそれらとは異なっていてもよい。例えば、保管モジュールは円形形状であって、操作部が沿って移動する通路も同様に円形であってもよい。
発明の(図示されない)他の実施形態において、それぞれのドラムは積み込みモジュール及び装置の内部において異なる向きであってもよく、そして積込モジュールの台はドラムが適切な回転をするように設計されている。
さらに、発明に基づく装置が取り付けられる環境に応じて、汚れた洗濯物と清潔な洗濯物との間で交差するあらゆる危険性を避けるために、装置は異なる積込モジュール及び除荷モジュールを有していても良い。従って、2つの別々の保管ラックも提供され、1つは汚れた洗濯物が入れられるドラムの保管専用に用意され、一方で、もう一つは清潔な洗濯物が入れられるドラムの保管専用に用意される。
他の実施形態において、発明に基づく装置は、第1,2及び3の実施形態の装置1、101及び201の場合において説明されたそれぞれのタイプのいくつかのモジュールと、様々なモジュール間でドラムを移動させることを目的とするいくつかの操作部とを有することができる。

Claims (15)

  1. いくつかの分離したモジュール(3,5,7;103,105,107;205)及び洗濯物を保持するための少なくとも1つの管状ドラム(2;102;202)を備える洗濯物処理装置(1;101)であって、ドラム(2;102;202)は1つのモジュールから他のモジュールへと移動されて且つそれぞれのモジュールにおいて着脱自在及び一時的に配置されるように設計されており、
    前記モジュール(3,5,7;103,105,107;205)の少なくとも1つ(5;105;205)は洗濯物の洗濯/乾燥モジュールであり、洗濯/乾燥モジュール(5;105;205)はドラム(2;102;202)を保持するための容器(50;250)を備えており、前記容器はドラム(2;102;202)内に入れられた洗濯物の洗濯及び乾燥の両方を目的とすることを特徴とする洗濯物処理装置。
  2. 請求項1の装置であって、容器(50)は赤外線を放射する加熱セル(521)を有し、ドラム(2;102)は赤外線が少なくとも部分的に透過する外筒(21)を有していることを特徴とする装置。
  3. 請求項1又は2の装置であって、ドラム(2;102)を1つのモジュールから他のモジュールへ移動させ且つドラム(2;102)をそれぞれのモジュール(3,5,7;103,105,107)に配置することが可能な少なくとも1つの操作部(9;109)を備え、操作部(9;109)は間隔を変更可能な2つの把持アーム(97)を有することを特徴とする装置。
  4. 請求項1から3のいずれかの装置であって、容器(50;250)は密閉するよう相互に協働可能な支持体(51;251)及びカバー(52;252)を備えており、支持体はモジュール(5;105)の土台(53)に対して固定されており、カバーは容器(50;250)の開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であることを特徴とする装置。
  5. 請求項1から4のいずれかの装置であって、洗濯/乾燥モジュール(5;105;205)は容器(50;250)に配置されたドラム(2;102;202)をドラムの中心軸(X2)周りに回転させるための手段(58,61,25;257,265)を含むことを特徴とする装置。
  6. 請求項5の装置であって、洗濯/乾燥モジュール(5;105;205)は、容器(50;250)の開放位置と閉鎖位置との間におけるカバー(52;252)の移動の間に、上記駆動手段(58,61,25;257,265)を機械的に作動させるための手段(55,56;255,256)を含むことを特徴とする装置。
  7. 請求項5又は6の装置であって、上記駆動手段は、ドラム(2)の端部(23)と協働可能であり且つ細長い形状の固定部材(61)を備えた駆動取付具(58)を備えており、固定部材(61)は駆動取付具(58)の半径方向に沿って配向されており、それぞれの固定部材の第1端部(61A)は駆動取付具に強固に固定されており、一方でそれぞれの固定部材の第2端部(61B)はドラム(2)と駆動取付具(58)とが一体となって回転するようにドラムのハウジング(25)と係合可能であり、それぞれの固定部材(61)は、第2端部(61B)が2つのハウジング(25)の間でドラム(2)に当接する第1形態と、第2端部(61B)がハウジング(25)と係合する第2形態との間で弾性的に変形可能であることを特徴とする装置。
  8. 請求項7の装置であって、前記機械式作動手段は支持体(51)に対するカバー(52)の移動を案内するための非対称アーム(55,56)を備えており、駆動取付具(58)は案内アームの1つ(55)に固定されており、このアーム(55)は、モジュール(5;105)のフレーム(53)に対して回動し、且つ容器(50)の開放位置と閉鎖位置との間をカバーが移動する間に回動が可能であるように取り付けられることを特徴とする装置。
  9. 請求項5又は6の装置であって、駆動手段は、モータ(257)によって回転させられて且つドラム(202)の中心回転軸に沿って設けられたハウジング(234)内に収納されるように設計された駆動部材(265)を有し、この駆動部材は形状が協働することによってドラムを駆動させることに適していることを特徴とする装置。
  10. 請求項9の装置であって、駆動部材はドラムから外へ広がる円錐台形状且つ非円形断面の第1ノーズコーン(265)であり、ドラム用のハウジング(234)はノーズコーンの形状と相補的な形状を有していることを特徴とする装置。
  11. 請求項10の装置であって、ドラムを回転させることによって駆動されることに適した第2ノーズコーン(266)を備えており、第2ノーズコーンは第1ノーズコーン(265)の反対側に軸上に配置されることを特徴とする装置。
  12. 請求項1から11のいずれかの装置であって、それぞれのモジュール(3,5,7;103,105,107)はドラム(2;102)の直径()に近い幅()を有しており、モジュール(3,5,7;103,105,107)は操作部(9;109)が沿って移動する通路(10)の周囲に配置され、前記通路はドラム(2;102)の直径()に近い幅()を有していることを特徴とする装置。
  13. 請求項1から12のいずれかの装置であって、単一平面の表面に固定可能な自立型内部骨格(4)を備えていることを特徴とする装置。
  14. 請求項1から13のいずれかの装置であって、ドラムは、2つの端部(202A、202B)に乾燥空気を流すための孔(213)、及び外周上に水排出開口部(209)を有することを特徴とする装置。
  15. 請求項1から14のいずれかの装置であって、空気流孔(213)の横寸法は水排出開口部(209)の断面よりも大きいことを特徴とする装置。
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