JP2010519083A - 5層バリアフィルムと食品包装のためのシーリング加工及びその使用 - Google Patents
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Abstract
本発明は、EVOHとPAの第一混合物を含む中心のバリア層と、第二混合物を含む2枚の外層と、中心層と2枚の外層の間にある2枚の粘着層を備えた5枚の重ね合わせ層よりなるバリアフィルムに関する。少なくとも1枚の外層は、第二混合物としてエチレンとα−オレフィンのコポリマーである第一コポリマー(密度0.915g/cm3以上、0.925g/cm3以下)と、エチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマーである第二コポリマー(密度0.910g/cm3以下)のみを含む。本発明に従うと、外層に対する第二コポリマーの割合は20%以上、45%以下であり、15N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール開始温度は120℃以下であり、85℃のウォーターバスで1.5時間処理した後のフィルムのシール破壊強度は10N/30mm以上である。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、EVOHを基にした中心バリア層を含む、5層よりなるバリアフィルムに関する。
5層バリアフィルムは、食品のMA包装(Modified Atomosphere)の現場で使用されている。
この用途に対し、EVOH(エチレン−ビニルアルコールコポリマー)は気体、特に酸素に対する不透過性という望ましい性質で知られている。
包装の気密性を確実にするため、バリアフィルムは熱によってシールすることができる方がよい。
従って、シーリング層は外層フィルムの片側あるいは両側に設けられている。
中間層は、それぞれの外層をバリア層にしっかりと固定し、フィルムの層構造の破壊に対する抵抗性を確実にするために備えられている。
6層、7層あるいはそれ以上の層を有するフィルムと比較して、このような5層構造は、薄いフィルムを低コストの原料で造ることを可能とする。
他の5層フィルムが既に知られている。
特許文献1は以下を含むフィルムについて記述している:
ポリアミドと混合されたEVOHを含むコア層と、
酸あるいは酸無水物で修飾されたポリオレフィンを含む粘着性の中間層と、
LLDPEとVLDPEの混合物を含む外層。
ポリアミドと混合されたEVOHを含むコア層と、
酸あるいは酸無水物で修飾されたポリオレフィンを含む粘着性の中間層と、
LLDPEとVLDPEの混合物を含む外層。
特許文献2は以下を含むフィルムに関する:
EVOHとポリアミドの混合物を含むコア層と、
酸あるいは酸無水物で修飾されたポリマーを含む2枚の内側粘着層と、
3つの構成要素、LLDPE、LMDPE、EVAの混合物を含む2枚の外層。
EVOHとポリアミドの混合物を含むコア層と、
酸あるいは酸無水物で修飾されたポリマーを含む2枚の内側粘着層と、
3つの構成要素、LLDPE、LMDPE、EVAの混合物を含む2枚の外層。
特許文献3は以下のものを含むフィルムに関する:
EVOHを含むコア層と、
コア層と外層の間にある2枚の粘着層と、
少なくともそのうちの1枚が以下の3つの構成要素の混合物を含む、2枚の外層であって、
構成要素Aは、密度が0.915g/cm3から0.925g/cm3の均一系あるいは不均一系のエチレンとα−オレフィンのコポリマーであり、
構成要素Bは、密度が0.925g/cm3以上である均一系あるいは不均一系のエチレンとα−オレフィンのコポリマーであり、
構成要素Cは密度が0.915g/cm3以下である均一系あるいは不均一系のエチレンとα−オレフィンのコポリマーである。
EVOHを含むコア層と、
コア層と外層の間にある2枚の粘着層と、
少なくともそのうちの1枚が以下の3つの構成要素の混合物を含む、2枚の外層であって、
構成要素Aは、密度が0.915g/cm3から0.925g/cm3の均一系あるいは不均一系のエチレンとα−オレフィンのコポリマーであり、
構成要素Bは、密度が0.925g/cm3以上である均一系あるいは不均一系のエチレンとα−オレフィンのコポリマーであり、
構成要素Cは密度が0.915g/cm3以下である均一系あるいは不均一系のエチレンとα−オレフィンのコポリマーである。
特許文献4は以下を含むフィルムに関する:
920kg/m3未満の熱シーリングVLDPE層と、
PVDCあるいはEVOHを含むバリア層と、
920kg/m3超のLLDPE、直鎖状高密度PE、EVAコポリマー、エチレンとアルキルアクリレート(炭素原子1〜8個)のコポリマー、エチレンとアクリル酸のコポリマー及びそのイオノマポリマー(ionomeric polymers)から選択される熱可塑性の外層と、
バリア層と熱可塑性外層の間にある中間VLDPE層と、
920kg/m3超のLLDPE、直鎖状高密度PE、EVAコポリマー、エチレンとアルキルアクリレート(炭素原子1〜8個)のコポリマー、エチレンとアクリル酸のコポリマー及びそのイオノマポリマーから選択される、バリア層とVLDPEの熱シーリング層の間のさらなる熱可塑性層。
920kg/m3未満の熱シーリングVLDPE層と、
PVDCあるいはEVOHを含むバリア層と、
920kg/m3超のLLDPE、直鎖状高密度PE、EVAコポリマー、エチレンとアルキルアクリレート(炭素原子1〜8個)のコポリマー、エチレンとアクリル酸のコポリマー及びそのイオノマポリマー(ionomeric polymers)から選択される熱可塑性の外層と、
バリア層と熱可塑性外層の間にある中間VLDPE層と、
920kg/m3超のLLDPE、直鎖状高密度PE、EVAコポリマー、エチレンとアルキルアクリレート(炭素原子1〜8個)のコポリマー、エチレンとアクリル酸のコポリマー及びそのイオノマポリマーから選択される、バリア層とVLDPEの熱シーリング層の間のさらなる熱可塑性層。
バリアフィルムは、多くの要求を満たさなければならない。
シールは、包装された製品を扱い、保管することができるように、ある程度力学的な強さを有している必要がある。
またシールは、包装ラインでのシーリング工程の速度を高めるため、エネルギーを節約するために、比較的低温で機械を用いてなされることが望まれる。
フィルムが収縮オーブン内を通過するときに包装された食品を変質させないため、そして、オーブン内での時間を短縮し、生産性を向上させるために、フィルムの自由収縮は低い温度で大きくなければならない。
シールは、シール強度を下げることなく、低温殺菌を目的としてフィルムを85℃のウォーターバスで1.5時間処理することができるように、耐熱性のものでなければならない。
また、食品を開封するときには、シール部でシールを剥がすことができなければならない。
このように、シールは抵抗力を有していなければならないが、同時に、開封時には利用者によって剥がされなければならない。
上に示した既知のフィルムは、これらの要求を全く満たしていないか、あるいはその一部しか満たしていない。
本発明は、これらの要求、特にシールに関しての要求を満たしたバリアフィルムを得ることを課題とする。
この課題に対する本発明の最初の対象は、以下を含む5枚の重ね合わせ層からできたバリアフィルムである:
エチレン−ビニルアルコールコポリマーとポリアミドの第一混合物を含み、当該エチレン−ビニルアルコールコポリマーが第一混合物の重量の過半を占める中心のバリア層と、
エチレンとα−オレフィンのコポリマーが2種以上含まれる第二混合物を含む2枚の外層と、
中心層と2枚の外層の間にある2枚の粘着層とを備え、
少なくとも1枚の外層は、上記第二混合物としてエチレンとα−オレフィンのコポリマー(密度0.915g/cm3以上、0.925g/cm3以下)である第一コポリマーと、エチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマー(密度0.910g/cm3以下)である第二コポリマーのみを含むことを特徴とする。
エチレン−ビニルアルコールコポリマーとポリアミドの第一混合物を含み、当該エチレン−ビニルアルコールコポリマーが第一混合物の重量の過半を占める中心のバリア層と、
エチレンとα−オレフィンのコポリマーが2種以上含まれる第二混合物を含む2枚の外層と、
中心層と2枚の外層の間にある2枚の粘着層とを備え、
少なくとも1枚の外層は、上記第二混合物としてエチレンとα−オレフィンのコポリマー(密度0.915g/cm3以上、0.925g/cm3以下)である第一コポリマーと、エチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマー(密度0.910g/cm3以下)である第二コポリマーのみを含むことを特徴とする。
本発明の他の特徴に従うと以下の通りである:
・第二混合物の第一コポリマーはLLDPEである。
・LLDPEで形成された第一コポリマーの割合は、例として、その外層に対する重量比で40%以上である。
・第二コポリマーの割合は、外層に対する重量比で20%以上、45%以下であり、特には35%以上である。
・第二混合物の第二コポリマーの密度は0.905g/cm3以下である。
・それぞれの外層は、前述したエチレンとα−オレフィンのコポリマーの第二混合物を含む。
・バリア層の厚さは4マイクロメーター以上である。
・第二混合物の第一コポリマーはLLDPEである。
・LLDPEで形成された第一コポリマーの割合は、例として、その外層に対する重量比で40%以上である。
・第二コポリマーの割合は、外層に対する重量比で20%以上、45%以下であり、特には35%以上である。
・第二混合物の第二コポリマーの密度は0.905g/cm3以下である。
・それぞれの外層は、前述したエチレンとα−オレフィンのコポリマーの第二混合物を含む。
・バリア層の厚さは4マイクロメーター以上である。
フィルムは例として、中心のバリア層に対して対称的である。
一つの実施態様として、バリア層の第一混合物は、重量比で少なくとも80%のEVOHを含み、好ましくは、少なくとも90%のEVOHを含む。
一つの実施態様として、バリア層の第一混合物は、コポリアミド(copolyamide)6/66を含む。例として、第一混合物は重量比でその90%がEVOHであり、10%がコポリアミド6/66である。
他の実施態様として、バリア層の第一混合物はターポリアミド(terpolyamide)6/66/12を含む。バリア層の第一混合物中のターポリアミド6/66/12の割合は、9%未満であってもよい。例として、第一混合物は、重量比で92%のEVOHと、8%のターポリアミド6/66/12を含む。
LLDPEは直鎖状低密度ポリエチレン(密度0.915g/cm3以上、0.925g/cm3以下)である。
LLDPE−g−MAHは、無水マレイン酸と結合されたLLDPEである。
LDPEは低密度エチレンホモポリマーである。
片側あるいは両側の中間層は、例として、無水マレイン酸と結合したLLDPEのような、無水マレイン酸と結合したポリエチレンを含む。それぞれの中間層の厚さは少なくとも2マイクロメーターである。
一つの実施態様として、フィルム全体の厚さに対する各層の厚さの割合は、(外層)30%/(中間層)10%/(コア層)20%/(中間層)10%/(外層)30%である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施態様の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
本発明によるフィルムの例となる実施態様(以下、比較例1という)は、以下の構造を有している:
重量比90%のEVOH(密度1.14g/cm3、融点161℃〜165℃)と重量比10%のコポリアミド6/66(密度約1.13g/cm3、融点192℃)で形成される厚さ5マイクロメーターのバリア層と、
LLDPE−g−MAH(密度1.14g/cm3、融点161℃)で形成される各々の厚さが2.5マイクロメーターの2枚の中間層と、
重量比46%のLLDPE(密度0.916g/cm3、融点122℃)と、重量比40%のエチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマー(密度0.902g/cm3、融点95℃)と、重量比8%の防曇成分と、重量比6%のブロッキング防止剤で形成される各々の厚さが7.5マイクロメーターの2枚の外層。
重量比90%のEVOH(密度1.14g/cm3、融点161℃〜165℃)と重量比10%のコポリアミド6/66(密度約1.13g/cm3、融点192℃)で形成される厚さ5マイクロメーターのバリア層と、
LLDPE−g−MAH(密度1.14g/cm3、融点161℃)で形成される各々の厚さが2.5マイクロメーターの2枚の中間層と、
重量比46%のLLDPE(密度0.916g/cm3、融点122℃)と、重量比40%のエチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマー(密度0.902g/cm3、融点95℃)と、重量比8%の防曇成分と、重量比6%のブロッキング防止剤で形成される各々の厚さが7.5マイクロメーターの2枚の外層。
防曇成分は、LDPE支持体に10%の防曇剤を含むマスターバッチである。すなわち、外層中の重量比で8%添加された防曇成分は0.8%の活性防曇剤と7.2%のLDPE支持体(0.920g/cm3)を含む。
ブロッキング防止成分は、LDPE支持体に5%の合成シリカを含むマスターバッチである。すなわち、層中の重量比で6%添加された合成シリカは、0.3%の合成シリカと5.7%のLDPE支持体(0.920g/cm3)を含む。
このフィルムは、例として、当業者の間ではよく知られている、円筒状のシース(sheath)を形成する二軸延伸ブロー加工(Double bubble process)によって造られる。二軸延伸ブロー加工は以下のような方法で行われる:一次シースと呼ばれる最初の円筒状シースは、冷却のため水に沈められ、そして例えば高さ20mの高所まで運ばれる。その後、決められた配向温度に達するようオーブンの中で加熱される。次に、シースは下側から注入される空気によって膨らまされる。その結果得られたバブル(bubble)は下からクリップ(nip)によって閉じられ、2枚の刃を用いて両側に切断される。得られた2枚別々のフィルムはローラーに巻き取られる。フィルムは縦方向又は機械方向、すなわち製造時のローラーの巻き取り方向と、ローラー軸に対して平行な横方向を有している。
比較例2のフィルムは、クライオバック社(Cryovac)の最新のバリアフィルムBDF 8050である。
フィルムのシール強度は、この2枚のフィルム要素をシーリングし、そのピール強度(peel strength)を評価することによって測定された。フィルムは異なる温度下で、同じブラガータイプ(Brugger type)の機械を用いて、120ニュートン、0.7秒間シーリングバーをフィルムに当ててシールされた。
引張破壊強度(tensile breaking force)は直交してシールされた2枚のフィルム要素の試験片を用い、一定の速度(150mm/分)で測定された。試験片の幅は30mm±0.5mmである。破壊強度はシールされた試験片の幅に対して表示される。Nで示された値は厳密には、ニュートン/30mmである。
図1はシール強度(N)を縦軸に、異なるシーリング温度(℃)を横軸に示し、本発明によるフィルムを比較例1としてカーブC1(四角形で示す。)で示し、先行技術によるフィルムを比較例2としてカーブC2(三角形で示す。)で示している。
本発明によるフィルムの比較例1について、シール強度は115℃から135℃で高くなり、この温度では既知のものである比較例2のシール強度よりも大きく、このように非常に低い温度でシール可能領域W(シール強度が15N〜20Nの開始閾値を超えるものとして定義される)を形成する。そしてこれにより、機械は速いペースで包装することができる。この領域ではシールを剥がすことができる。シール開始温度は120℃未満である。
135℃を超えると、フィルムの層構造は破壊される。
既知のものである比較例2のシール可能領域は140℃から160〜170℃である。この領域では、比較例2は組織的にフィルムの層構造が破壊されている。
T.sit=シール開始温度=115℃(本発明による比較例1)
T.sit=シール開始温度=140℃(先行技術による比較例2)
T.sit=シール開始温度=140℃(先行技術による比較例2)
また別に、ウルマ社(Ulma)のフローパックタイプ(Flowpack type)(熱溶接エンベロープ)の機械を用いてシールし、前述した方法に従ってその強度を測定し、表1に示す結果を得た。
SLは縦のシーリング方向である。STは横のシーリング方向である。本発明の比較例1は、かなり低い温度でシールすることができ、かなり短時間で収縮オーブンを通過することができる。これは、図2に示すように(93℃において本発明の比較例1は25%収縮し、比較例2では12%収縮している。)低温下における高い収縮率のためである。これにより、本発明の有利な点として、シーリングバーの温度を35℃から40℃下げることができる。本発明のフィルムに対する収縮オーブンの温度は160℃でもよいが、オーブンの通過速度は70%増している。比較例1の収縮率は1秒あたり13〜15%であるのに対し、比較例2では9.5%である。
また、フローパックタイプによるシール強度を、表2に示す低温殺菌条件下でも測定した。
1.5時間のウォーターバス処理ではフローパック包装のシール強度は低下しなかった。
本発明による比較例1は、比較例2とは異なり、フィルムの層構造を破壊することなく低温下で剥がすことができた。
本発明の特徴は以下である:
・15N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール開始温度は、120℃未満である。
・10N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール可能領域は、115℃から135℃である。
・15N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール可能領域は、115℃から135℃である。
・フィルムのシール破壊強度は、85℃ウォーターバスで1.5時間処理した後でも、10N/30mm以上である。
・弾性のモジュールは700メガパスカル以上である。
・湿度0%、23℃における酸素透過性は、20cm3/m2/24時間である。
・湿度80%、23℃における酸素透過性は、25cm3/m2/24時間である。
・フィルムの全体の厚さは30マイクロメーター以下である。
・15N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール開始温度は、120℃未満である。
・10N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール可能領域は、115℃から135℃である。
・15N/30mm以上のシール破壊強度に対するシール可能領域は、115℃から135℃である。
・フィルムのシール破壊強度は、85℃ウォーターバスで1.5時間処理した後でも、10N/30mm以上である。
・弾性のモジュールは700メガパスカル以上である。
・湿度0%、23℃における酸素透過性は、20cm3/m2/24時間である。
・湿度80%、23℃における酸素透過性は、25cm3/m2/24時間である。
・フィルムの全体の厚さは30マイクロメーター以下である。
低温でシール可能なフィルムであるにもかかわらず、比較例1の弾性モジュールは700メガパスカルから800メガパスカルと十分に大きい。
酸素透過率(OTR)は表3に記載したように測定された。比較例1のバリア層の厚さは4.7マイクロメーターであるのに対して、比較例2のバリア層の厚さは3.0マイクロメーターである。
比較例1のバリア層が10%のコポリアミド6/66の代わりに、前述したように8%のターポリアミド6/66/12を含む場合は、酸素透過率はバリア層の厚さに従う。このバリア層の厚さは4.1マイクロメーターである。
コポリアミド(coPA)6/66よりも低い割合で、ターポリアミド(terPA)6/66/12を加えることにより(coPA6/66が10%であるのに対し、terPA6/66/12は8%である。)、バリア特性を低下させることなく、フィルムのより良い伸縮性(加工性の向上)を得ることができる。
本発明の対象はまた、包装の少なくとも2枚の膜壁をシーリングする方法であり、その膜壁が上述したようなフィルムよりなり、
少なくとも一つのシーリングするための加熱突起要素をその膜壁に適用するための少なくとも一つのステップを備えており、
シーリングするための要素の温度は130℃以下であることを特徴とするものである。
少なくとも一つのシーリングするための加熱突起要素をその膜壁に適用するための少なくとも一つのステップを備えており、
シーリングするための要素の温度は130℃以下であることを特徴とするものである。
本発明の特徴に従うと以下の通りである:
・シーリングするための要素を適用するステップの後に、少なくとも1回は収縮オーブンを通過するための少なくとも一つのステップが続き、その収縮オーブン内の滞在時間は4秒以内、収縮オーブンの温度は150℃以上である。
・フィルムの収縮率は1秒あたり10%以上である。
・シーリングするための要素を適用するステップの後に、少なくとも1回は収縮オーブンを通過するための少なくとも一つのステップが続き、その収縮オーブン内の滞在時間は4秒以内、収縮オーブンの温度は150℃以上である。
・フィルムの収縮率は1秒あたり10%以上である。
前述した実施態様は、食品のMA包装おけるシーリングである。
Claims (25)
- エチレン−ビニルアルコールコポリマーとポリアミドの第一混合物を含み、当該エチレン−ビニルアルコールコポリマーが第一混合物重量の過半を占める中心のバリア層と、
エチレンとα−オレフィンのコポリマーが2種以上含まれる第二混合物を含む2枚の外層と、
中心層と2枚の外層の間にある2枚の粘着層とを備え、
少なくとも1枚の外層が上記第二混合物として、
エチレンとα−オレフィンのコポリマーであり、0.915g/cm3以上、0.925g/cm3以下の密度を有する第一コポリマー及び、エチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマーであり、0.910g/cm3以下の密度を有する第二コポリマーのみを含み、
外層に対する第二コポリマーの割合は、重量比で20%以上、45%以下であり、
シール破壊強度15N/30mm以上におけるシール開始温度は、120℃未満であり、
85℃のウォーターバスで1.5時間処理した後フィルムのシール破壊強度は10N/30mm以上であることを特徴とする、5枚の重ね合わせ層よりなるバリアフィルム。 - 第二混合物の第一コポリマーはLLDPEであることを特徴とする、請求項1に記載されたフィルム。
- 第一コポリマーの割合が外層に対して重量比40%以上であることを特徴とする、請求項1から2のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 第二コポリマーの割合が外層に対して重量比35%以上であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 第二混合物中の第二コポリマーの密度が0.905g/cm3以下であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 各々の外層が、エチレンとα−オレフィンのコポリマーであり、0.915g/cm3以上、0.925g/cm3以下の密度を有する第一コポリマー及び、エチレンとα−オレフィンのメタロセンコポリマーであり、0.910g/cm3以下の密度を有する第二コポリマーのみからなる第二混合物を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一つに記載されたフィルム。
- バリア層の第一混合物が少なくとも重量比80%のEVOHを含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一つに記載されたフィルム。
- バリア層の第一混合物がコポリアミド6/66を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに記載されたフィルム。
- バリア層の第一混合物がターポリアミド6/66/12を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに記載されたフィルム。
- バリア層の第一混合物中のターポリアミド6/66/12の割合が9%未満であることを特徴とする、請求項9に記載されたフィルム。
- 少なくとも1枚の中間層が無水マレイン酸で修飾されたポリエチレンを含むことを特徴とする、請求項1から10のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 少なくとも1枚の中間層が無水マレイン酸で修飾されたLLDPEを含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 各々の中間層が少なくとも2マイクロメーターの厚みを有することを特徴とする、請求項1から12のいずれか一つに記載されたフィルム。
- シール破壊強度が10N/30mm以上の場合のシール可能領域が115℃から135℃までの幅を有することを特徴とする、請求項1から13のいずれか一つに記載されたフィルム。
- シール破壊強度が15N/30mm以上の場合のシール可能領域が115℃から135℃までの幅を有することを特徴とする、請求項1から14のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 弾性モジュールが700メガパスカル以上であることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 湿度0%、23℃での酸素透過率が20cm3/m2/24時間以下であることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 湿度80%、23℃での酸素透過率が25cm3/m2/24時間以下であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 中心のバリア層に対して対称的に配置されていることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 全体の厚みが30マイクロメーター以下であることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一つに記載されたフィルム。
- バリア層が4マイクロメーター以上の厚みを有することを特徴とする、請求項1から20のいずれか一つに記載されたフィルム。
- 包装の膜壁が請求項1から21のいずれか一つに記載されたフィルムよりなり、
少なくとも一つのシーリングするための加熱突起要素を膜壁に適用するための少なくとも一つのステップを含み、
シーリングするための要素の温度が130℃以下であることを特徴とする、少なくとも2枚の包装の膜壁をシーリングする方法。 - シーリングするための要素を適用するステップと、
それに続く、フィルムが少なくとも1回は収縮オーブンの中を通過するための少なくとも一つのステップとを備え、
収縮オーブン内での滞在時間は4秒以内で、収縮オーブン内の温度は150℃以上であることを特徴とする、請求項22に記載されたシーリング方法。 - フィルムの収縮率が1秒あたり10%以上であることを特徴とする、請求項23に記載されたシーリング方法。
- 請求項22から24のいずれか一つに記載されたシーリング方法を、食品のMA包装に適用することを特徴とする方法。
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