JP2010518785A - Ofdma用の専用パイロット・トーンを用いたユーザーパワーオフセットの推定 - Google Patents

Ofdma用の専用パイロット・トーンを用いたユーザーパワーオフセットの推定 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおける、ユーザーパワーオフセットの推定方法について開示される。ユーザーに対して少なくとも1つの時間−周波数領域に送信された専用パイロット・シンボルが受信される。ユーザーのパワーオフセットは、受信された専用パイロット・シンボルに基づいて推定される。

Description

本開示は、無線通信システムに関し、さらに詳細には、そのようなシステムにおけるユーザーパワーのオフセットの推定に関する。
直交周波数分割多重アクセス(orthogonal frequency division multiple access:OFDMA)システムは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用している。OFDMは、システム全体のバンド幅を、効率良く、複数個(N個)の直交する周波数サブバンドに分割する。このサブバンドは、トーンや、サブキャリアや、ビンや、周波数チャンネル等と呼ばれる。各々のサブバンドは、データにより変調され得る、各々のサブキャリアに関連付けられている。1つのOFDMAシステムは、時間、周波数、および/または、符号分割多重の任意の組み合わせを用いている。
OFDMAシステムでは、多重“トラフィック”チャンネルが定義され、それによって、(1)各々のサブバンドが、任意の与えられた時間間隔においても、唯一のトラフィック・チャンネルとして使用される、および(2)各々のトラフィック・チャンネルが、各々の時間間隔において、0個、1個または複数のサブバンドに割り当てられ得る。トラフィック・チャンネルは、トラフィック/パケット・データを送信するのに使用される、“データ”チャンネルと、オーバーヘッド/コントロール・データを送信するのに使用される、“コントロール”チャンネルを含み得る。トラフィック・チャンネルは、物理チャンネルや、トランスポート・チャンネルや、その他の用語で呼ばれることがある。
各々のセクターのトラフィック・チャンネルは、任意の与えられた時間間隔において、2つのトラフィック・チャンネルが同じサブバンドを使うことがないように、時間および周波数について、互いに直交であるように定義されている。この直交性は、同一セクター内で複数のトラフィック・チャンネルに同時に送信された、複数の送信の中で、セクター内の干渉を回避する。直交性の何らかの喪失は、たとえば、キャリア間干渉(ICI)および符号間干渉(ISI)のような、種々の効果により、生じるかもしれない。
OFDMAシステムのような無線通信システムでは、送信機から受信機までの無線チャンネルの応答を推定することが多くの場合必要である。チャンネルの推定は、データの検出や、時間の同期や、周波数補正や、空間の処理や、レートの選択等、種々の目的のために使用され得る。チャンネルの推定は、一般的には、送信機と受信機の双方にとってアプリオリに知られている、パイロット・シンボルを含むパイロット信号を送信することにより、実行される。それから、受信機は、受信したパイロット・シンボルの既知のパイロット・シンボルに対する比として、チャンネル利得を推定することができる。
パイロット信号では、一般的には、雑音と干渉によって、悪化する。この悪化は、受信したパイロット信号に基づいて、受信機により得られるチャンネル推定の質を低下する。雑音は、無線チャンネルや、受信機の特性などのような、さまざまなソースから生じ得る。雑音悪化は、受信機がチャンネル推定において、所望の質を得ることができるように、適切な手法により、および/または、十分な長さの時間をかけて、パイロット信号を送信することにより、通常、取り扱うことができる。干渉は、複数の送信機が、そのパイロット信号を、同時に送信する結果として生じ得る。これらの送信機は、システムの中の異なる基地局の場合もあるし、同じ基地局の異なるアンテナの場合もあるし、その他の場合もあり得る。各々の送信機からのパイロット信号は、他の送信機のパイロット信号に対して干渉として作用するかもしれない。パイロットの干渉は、チャンネルの推定の質を低下させる。
チャンネルと干渉のレベルとを推定することが、しばしば要求される。フォワードリンク(FL)では、共通のパイロット・シンボルが使われていることがわかっている。OFDMAシステムでは、このような共通パイロット・シンボルが、全てのユーザーが共有しているバンド幅全体に、一般的に、分散している。従来の単一アンテナ送信では、このような共通パイロット・シンボルが、FLチャンネル推定を目的として、全てのユーザーによって利用され得る。携帯電話への適用が典型的である、バンド幅とチャンネル・コヒーレンス時間の値は、共通パイロット・トーンを、特に有用なものにしている。
共通パイロットと専用パイロットとの、相対的なバンド幅効率は、共通パイロットで推定される全体の共有バンド幅に対応する、ブロードバンド・チャンネルにおける自由度の総計と、ユーザーごとに割り当てられる、ナローバンドのサブ・チャンネルにおける自由度の数と、このようなナローバンドのサブ・チャンネルの数との積とを比較することにより得られる。携帯電話のアプリケーションにおいて、一般的なバンド幅とチャンネル・コヒーレンス時間の値については、これは共通パイロットの方にバランスしている。それにもかかわらず、専用パイロットを使う方法は、多くの魅力的な特徴を持つ。
送信信号が単位パワーを持つ場合、ユーザーパワーオフセットは、信号の平均受信パワーを与える。ユーザーパワーオフセットは既知であり、チャンネル推定ブロックへの入力として受信されることが、伝統的に、仮定される。しかしながら、ユーザーパワーオフセットを、どのようにして推定するかについては、これまでに示されていない。
したがって、OFDMA用の、専用パイロット・トーンを使ったユーザーパワーオフセットを推定する方法と装置とを提供する必要がある。
一つの態様では、本開示は、無線通信システム用のユーザーパワーオフセットの推定方法を提供するものである。1ユーザーに対して、少なくとも1つの時間−周波数領域に送信された、専用パイロット・シンボルが受信される。そのユーザーのパワーオフセットは、受信された専用パイロット・シンボルを基にして推定される。
もう一つの態様で、本開示は無線通信システムで動作可能な装置を提供する。この装置は、1ユーザーに対して、少なくとも1つの時間−周波数領域に送信される専用パイロット・シンボルを受信し、受信した専用パイロット・シンボルを基にして、そのユーザーのパワーオフセットを推定するように構成されているプロセッサーを備える。さらに、この装置には、プロセッサーに結合されているメモリーを備える。
もう一つの態様で、本開示は、無線通信システムで動作可能な装置を提供する。その装置は、1ユーザーに対して、少なくとも1つの時間−周波数領域に送信される、専用パイロット・シンボルを受信する手段と、受信した専用パイロット・シンボルを基にして、ユーザーパワーオフセットを推定する手段とを備えている。
さらなる態様では、本明細書は、コンピューター読み取り可能な媒体を含んでいるコンピューター・プログラム製品を提供する。このコンピューター読み取り可能な媒体は、1ユーザーに対して、少なくとも1つの時間−周波数領域に送信される、専用パイロット・シンボルを受信するように、コンピューターを動作させるコードと、受信した専用パイロット・シンボルを基にして、ユーザーパワーオフセットを推定するように、コンピューターを動作させるコードとを含んでいる。
本開示の特徴、性質および利点は、同じ参照文字が全体を通して対応するものを明らかにする図面と共に把握されたとき、下に述べられた詳細な記述からより明白になるであろう。
典型的な多重アクセス・無線通信システムを示す。 多重アクセス・無線通信システムにおける典型的な送信機と典型的な受信機を示す。 チャンネル推定ブロックの先行技術を示す。 本開示の一態様に従う、埋め込みユーザーパワーオフセット推定を備えた典型的なチャンネル推定ブロックを示す。 本開示の典型的な態様に従う、時間−周波数領域のデータ・シンボルの中に配置された専用パイロット・シンボルを示す。 本開示の典型的な態様に従う、時間−周波数領域のデータ・シンボルの中に配置された専用パイロット・シンボルを示す。 本開示の典型的な態様に従う、時間−周波数領域のデータ・シンボルの中に配置された専用パイロット・シンボルを示す。 本開示の1つの態様に従う、無線通信システムのためのユーザーパワーオフセット推定の典型的な方法のフローチャート。 本開示の1つの態様に従う、無線通信システムのためのユーザーパワーオフセットを推定する装置のブロック・ダイアグラム。
詳細な説明
ある態様において、本開示は、ユーザーパワーオフセットを推定する方法および装置を提供する。ユーザーパワーオフセットは、チャンネルおよび干渉の推定ブロックにおいて、MMSE(Minimum Mean Square Error:最小自乗平均誤差)比を計算するために必要である。本方法は、チャンネルと干渉の推定ブロックのいくつかの中間出力を使用する。したがって、ユーザー電力オフセット推定ブロックはチャネルおよび干渉の推定ブロックに埋め込まれているかもしれない。各ユーザーパワーオフセットが、特定のタイルのパイロットを使って、各々のタイルについて別々に計算され得るので、このアプローチは有利である。このように、本方法により、全バンド幅にわたる受信パワーの分布にも関らず、チャンネル推定を適切に実行することができる。
ユーザーパワーオフセットを推定するブロックは、チャンネル推定ブロックの中に組み込まれ得るので、チャンネル推定ブロックの改善と見なすことができる。しかしながら、パワーオフセットは、チャンネル品質指標(Channel Quality Indicator:CQI)の計算のような、他の目的にも使うことができる。
図1を参照して、本開示の1つの態様に従って、多重アクセス無線通信システム100を説明する。本開示の、ユーザーパワーオフセットの推定方法が、システム100において実施され得る。多重アクセス無線通信システム100は、多重アクセス・ポイント142、144、および146を含んでいる。1つのアクセス・ポイントは、各々の地理的領域に対して通信範囲を提供する。その用語が使用される文脈に依存して、アクセス・ポイント、および/または、そのサービス範囲は、“セル”として表され得る。たとえば、多重アクセス無線通信システム100は、複数のセル102、104、および106を含んでいる。通信容量を増加するために、各々のアクセス・ポイントのサービス区域は複数(たとえば3)のセクターに分割され得る。各々のアンテナが、セルの一部分のアクセス・ターミナルとの通信について責任を持つ、アンテナのグループにより、複数セクターは構成され得る。たとえば、セル102において、アンテナのグループ112、114、および116が、それぞれ、異なるセクターに対応し、セル104では、アンテナのグループ118、120、および122が、それぞれ、異なるセクターに対応し、セル106では、アンテナのグループ124、126、および128が、それぞれ、異なるセクターに対応する。
各々のセルにおいて、1つまたはそれ以上のアクセス端末が、1つまたはそれ以上の、各々のアクセス・ポイントのセクターと通信することができる。たとえば、アクセス端末130と132が、アクセス・ポイント142と通信中であり、アクセス端末134と136が、アクセス・ポイント144と通信中であり、そして、アクセス端末138と、140か、アクセス・ポイント146と通信中である。
集中アーキテクチャーでは、システム・コントローラー150がアクセス・ポイント142、144、および146に結合し、これらのアクセス・ポイントに調整と制御とを提供し、さらに、これらのアクセス・ポイントのサービスを受けている端末のデータのルートを制御する。分散アーキテクチャーでは、アクセス・ポイントは、たとえば、端末がアクセス・ポイントと通信するために、また、サブバンドの使用を調整するために、およびその他のために、必要に応じてお互いに通信することができる。
図1に示すように、アクセス端末130、132、134、136、138、および140の各々は、各々が所属するセルの異なる部分に存在していて、同じセルのアクセス端末と各々互いに関連している。さらに、各々のアクセス端末は、通信している、対応するアンテナグループからは異なる距離に存在し得る。この2つの要因は、セルにおける環境およびその他の条件により、各々のアクセス端末と、それが通信をしている対応するアンテナグループとの間に存在する、異なるチャンネルの状態を引き起こす状況を提供する。
ここで使用されるように、アクセス・ポイント(AP)は、端末と通信をするために使用される固定局であり、基地局や、ノードBや、その他の用語でも表され、これらの一部または、すべての機能を備え得る。アクセス端末(AT)は、ユーザー機器(UE)、無線通信機器、端末、移動局、またはその他の用語でも表され、これらの一部または、すべての機能を備え得る。
図2を参照して、多重アクセス無線通信システム200における送信システム210と受信システム250は、本開示の一態様に従って、説明される。本開示による、ユーザーパワーオフセット推定方法は、システム200において実現され得る。送信システム210では、多くのデータの流れのためのトラフィック・データが、データ供給源212から送信(TX)データ・プロセッサー214に供給される。ある実施例では、各々のデータの流れは、各々の送信アンテナから送信される。TXデータ・プロセッサー214は、コード化したデータを供給するために、そのデータの流れのために選択された特定のコーディング・スキームに基づいて各々のデータの流れのためにトラフィック・データをフォーマットし、コード化し、インターリーブする。いくつかの実施例においては、TXデータ・プロセッサー214は、ユーザーとシンボルが送信されているアンテナとに基づいて、データの流れのシンボルに、プリ・コーディングの重み付けを適用する。いくつかの実施例では、プリ・コーディングの重み付けは、トランシーバー254で生成されるコードブックに対するインデックスに基づいて生成され、フィードバックとして、コードブックとそのインデックスについての知識を有する、トランシーバー222に供給され得る。さらに、これらのスケジュールされた送信の場合には、TXデータ・プロセッサー214は、ユーザーから送信される、ランク情報に基づいてパケットのフォーマットを選択することができる。
各々のデータの流れをコード化したデータは、OFDM技術を使って、パイロット・データと共に、多重化される。パイロット・データは、一般的には、既知のデータ・パターンであり、既知の方法により処理され、受信機側でチャンネル・レスポンスを推定するのに使用され得る。各データ・ストリームのための多重化されたパイロットおよびコード化されたデータは、次に、このデータ・ストリームが変調されたシンボルを供給するために、選択された特定の変調方式(たとえば、BPSKか,QSPKか,M−PSKか、またはM−QAM)により、変調される(すなわち、シンボルにマップされる)。各データ・ストリームの、データレートと、コーディングと、変調はプロセッサー230により実行される命令によって決まる。以上に説明したように、いくつかの実施例では、1つまたはそれ以上のデータの流れに使うパケット・フォーマットは、ユーザーから送信されたランク情報に従って、変更され得る。
全てのデータ・ストリームの変調シンボルは、次に、TX MIMOプロセッサー220に供給される。それは、さらに、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルを処理する。TX MIMOプロセッサー220は、次に、N個の変調シンボル・ストリームをN個のトランシーバー(TMTR)222aから222tに供給する。ある実施例では、TX MIMOプロセッサー220は、データ・ストリームのシンボルに対して、シンボルが送信されるユーザーと、シンボルを送信しているアンテナとに基づいて、ユーザーのチャンネル応答情報により、プリ・コーディングの重み付けを適用する。
各々のトランシーバー222は、各々のシンボル・ストリームを受信し、処理して、1つまたはそれ以上のアナログ信号を供給し、さらに、MIMOチャンネルに送信するのに適した変調信号を供給するために、アナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルター、アップコンバート)する。N個トランシーバー222a〜222tからの、N個の変調信号は、次に、N個のアンテナ224a〜224tで、それぞれ送信される。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナにより構成されているMIMOチャンネルは、NS個の独立チャンネルに分解することができる。ただし、
Figure 2010518785
である。NS個の独立チャンネルの各々は、さらに、MIMOのチャンネルの、空間のサブ・チャンネル(あるいは、送信チャンネル)として表すことができ、1つの次元に対応し得る。
受信システム250では、送信された変調信号は、NR個のアンテナ252a〜252rにより受信され、各々のアンテナ252で受信された信号は、各々のトランシーバー(PCVR)254に供給される。各々のトランシーバー254は、各々の受信信号を調整(たとえば、フィルター、増幅、ダウンコンバート)し、サンプルを供給するために、調整した信号をディジタル化し、対応する“受信”シンボル・ストリームを供給するために、サンプルをさらに処理する。
RXデータ・プロセッサー260は、N個のトランシーバー254から受け取った、N個の受信シンボル・ストリームを、特別の受信機処理技術に基づいて処理し、N個の検出されたシンボル・ストリームを供給する。この時点で受け取り、処理する。RXデータ・プロセッサー260の処理は、さらに詳細に、以下で説明される。検出したシンボル・ストリーム各々は、対応するデータ・ストリームのために送信された変調シンボルの推定値であるシンボルを含んでいる。RXデータ・プロセッサー260は、次に、各々の検出されたシンボル・ストリームを復調し、デインターリーブし、デコードし、データ・ストリームのトラフィック・データを再生する。RXデータ・プロセッサーの処理は、送信システム210におけるTX MIMOプロセッサー220とTXデータ・プロセッサー214によって実行される処理と、相補的である。
RXプロセッサー260により生成させた、チャンネル応答の推定は、受信機における空間処理、空間/時間処理を行うために、パワーレベルを調整するために、変調レートまたは変調方式を変更するために、または他のアクションをするために使用される。RXプロセッサー260は、さらに、検出されたシンボル・ストリームの信号対雑音および干渉比(SNR)と、ことによると、他のチャンネル特性を推定し、これらの数値をプロセッサー270に提供する。RXデータ・プロセッサー260またはプロセッサー270は、さらに、システムの“動作時(operating)”のSNRの推定を導出する。プロセッサー270は、次に、通信リンク、および/または、受信データ・ストリームに関する、種々のタイプの情報を含む推定されたチャンネル・状態情報(channel state information:CSI)を提供する。たとえば、CSIは動作時のSNRだけを含むかもしれない。次に、CSIはTXデータ・プロセッサー278により処理される。それは、データ・ソース276から多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを受け取り、変調器280により変調され、トランシーバー254a〜254rにより調整され、送信システム210に戻るように送信される。
送信システム210では、受信システム250からの変調信号は、アンテナ224で受信され、受信機222で調整され、復調器240で復調され、RXデータ・プロセッサー242により処理され、受信システムにより報告されたCSIを再生する。報告された、定量化された情報、たとえば、CQIは、次に、プロセッサー230に供給され、(1)このデータ・ストリームのために使うべきデータレートと、コーディングと変調の方式を決定し、(2)TXデータ・プロセッサー214と、TX MIMOプロセッサー220のための種々の制御を生成する。
1. システム・モデル
一般に、送信バンド幅はホップ領域に分割され得る。1つのホップ領域のシンボルは、複数のユーザーに割り当てられ、そして、このホップ領域に割り当てられた複数のユーザーのためのATやAPにより、共に処理される。1つのホップ領域は、同一の連続した組のN個のトーン上で、N個の連続するOFDMシンボルとして送信された、シンボルを含んでいる。したがって、N×N個のシンボルが1つのホップ領域に存在する。ホップ領域は、時間―周波数領域とも呼ばれる。文脈によって、時間−周波数領域は、タイル(tile)かサブ・タイル(subtile)であるかもしれない。
ある態様において、1つのホップ領域を共有しているQユーザーがいるかもしれない。フォワードリンクにおいてここで使用されているように、“ユーザー”という用語は、“レイヤー”という用語と置き換えることができる。この態様おいて、複数の送信アンテナを備えている場合、複数のストリームを送信することができるので、1台の端末は複数のユーザーに相当する。しかしながら、ある場合には、各端末は、1つのレイヤーにだけ送信するので、1ユーザーであるかもしれない。
1つのホップ領域において、受信シンボルのベクトルは、yで表示され、複素数のN×1ベクトルであり、次の式で与えられる。
Figure 2010518785
ここで、y(および式(1)の他の全てのベクトル)の最初のN個のエレメントは、最初のOFDMシンボルのトーンのためのチャンネルに対応する。そして以下同様である。
Figure 2010518785
ここでq=1,..,Q,は、ユーザーqのパワーオフセットであり、チャンネル推定アルゴリズムの第2段階で必要であり、受信パイロットを基に推定され得る。送信される信号が単位パワーを持つとき、ユーザーパワーオフセットは、信号の平均受信パワーを与える。図3に示されるように、従来は、ユーザーパワーオフセット
Figure 2010518785
が既知であり、チャンネル推定ブロック302の入力として、受信されると仮定されていた。しかしながら、ユーザーパワーオフセット
Figure 2010518785
がどのようにして求められるかについては、示されていなかった。本方法では、チャンネルのいくつかの中間の出力と、干渉推定ブロックとを使用して、受信されたパイロットに基づいてユーザーパワーオフセット
Figure 2010518785
を推定することができる。したがって、図4に示されるように、ユーザーパワーオフセット推定ブロック404は、チャンネルと干渉の推定ブロック402に埋め込まれているかもしれない。さらに、パワーオフセットは、チャンネル品質指標(Channel Quality Indicator:CQI)の計算等、この他の目的に使用され得る。
式(1)において、S(q)、ここでq=1,...,Q、N×1の複素数ベクトルは、1つのホップ領域内でユーザーqにより送信された、変調シンボルのベクトルである。h(q)、ここでq=1,...,Q、N×1の複素数ベクトルは、ユーザーqの周波数領域のチャンネルである。チャンネル係数h(q)は、ユーザー間で、独立であると仮定することができる。各々のユーザーにとって、h(q)は、一般に、平均がゼロで既知の共分散行列を持つ、複素ガウシアン関数であると考えられる。n、N×1の複素数ベクトルは、(干渉を含む)CAWGNであり、平均がゼロで共分散行列σIを持つと仮定される。ノイズの分散σは、未知である。
ある態様において、本開示のシステム・モデルは、全てのユーザーと干渉のチャンネル係数を推定するのに使用することができる。このために、専用パイロット・シンボルは、与えられたホップ領域で、データ・シンボルの中に挿入される。推定は、受信パイロット・シンボルと、チャンネルの統計的性質の知識とに基づいたものであるかもしれない。
1.1 チャンネル・モデル
チャンネルの統計的性質は、既知であると仮定される。各々のユーザーにとって、1つのホップ領域のチャンネル係数は、相関されると仮定され得る。もし、これが正しければ、以下の近似は、チャンネルの推定に利用する上で十分な精度を持ち得る。
1.1.1 チャンネル共分散行列の構造
実用的には、1ユーザーのチャンネル共分散行列の構造は、せいぜい、3個の意味のある固有値を持つだけであり、対応する固有ベクトルは、解析的な表現で近似することができる。
Figure 2010518785
ただし、U、U、Uについて以下に説明する。
以下のクロネッカー積(Kronecker product)の定義は、共分散行列を近似するのに使うことができる。ベクトル
Figure 2010518785
が与えられると、それらのクロネッカー積は
Figure 2010518785
は、以下のように定義される。
Figure 2010518785
さらに、以下のベクトルが定義される。
Figure 2010518785
Figure 2010518785
Figure 2010518785
Figure 2010518785
×1の大きさを持つ、以下の3個のベクトルは、近似固有ベクトルと呼ばれ、真の固有ベクトルの代わりに、データ・シンボルに対応するチャンネルの推定に使用される。
Figure 2010518785
ある態様では、おそらく、第1の固有値は、この他の2つよりも、少なくとも1桁以上大きいかもしれない。すでに説明した、共分散行列の構造は、以下のチャンネルの近似表現を与えるのに利用することができる。
1.1.2 チャンネル関数のテーラー近似
ホップ領域の各々のユーザーのチャンネルは、時間と周波数のランダム関数ξ(q)(t、f)として記述できる。ここで、ξ(q)(t、f)は、テーラー級数展開における最初の3項により、精度良く近似できる。
Figure 2010518785
したがって、この近似では、1つのホップ領域のチャンネルを、3個の複素数パラメーターによりその特徴を表すことができる。
(t、f)がホップ領域の対称の中央に定義される場合には、座標(n,n)のシンボルに対応するユーザーのチャンネルは、以下のように記述できる。
Figure 2010518785
ここで、nT0:=(N+1)/2およびNS0:=(N+1)/2は、ホップ領域の中心の座標である。α(q)は、直流成分であり、
Figure 2010518785
は、それぞれ、周波数と時間の傾きである。
1.2 パイロット挿入スキーム
ある態様において、ホップ領域のパイロット・シンボルは、以下の条件を満たすパターンに配置されている。(1)1つのホップ領域には、全部でN個のパイロット・シンボルが存在する。(2)パイロット・シンボルは、4個のクラスターにグループ分けされる。各々のクラスターは、M個のシンボルを持っている。したがって、N=4Mとなる。(3)1つのクラスターのパイロット・シンボルは、時間−周波数ドメインにおいて、連続した領域を占める。このようになっていれば、各々のユーザーにとって、1つのクラスターのシンボル内におけるチャンネルの変動はできるだけ小さくなる。(4)パイロット配置スキームは、ホップ領域の対称の中心に対して対称である。ある態様において、1つのホップ領域を共有するユーザーの数は、クラスター・サイズ
Figure 2010518785
を越えることはできない。図5Aと、図5Bと、図5Cは、本開示の典型的な態様に従って、時間−周波数領域のデータ・シンボルの中に配置されている、専用のパイロット・シンボルを示している。図5Aに示されているように、4個のクラスターにある、4個のパイロット・シンボルは、8×8のサブ・タイル502の中の60個のデータ・トーンに分散している。ここで、N=4かつM=1である。図5Bを参照すると、4個のクラスターにある、8個のパイロット・シンボルは、8×8のサブ・タイル504の中で、56個のデータ・トーンに分散している。ここで、N=8かつM=2である。図5Cに示されているように、4個のクラスター中の、12個のパイロット・シンボルは、8×8のサブ・タイル506の中で、52個のデータ・トーンに分散している。ここで、N=12かつM=3である。
多重化ができるように、同じクラスターに属している、1ユーザーのパイロット・シンボルは、スクランブル・シーケンスに従って、スクランブルされる。単純にするために、各々のユーザーは、同じスクランブル・シーケンスを、全てのクラスターで使う。別のユーザーのスクランブル・シーケンスは、長さMの直交ベクトルであり、単位長の要素を持つと仮定される。このようなシーケンスの数は、多くてもM個であり得て、s,k=1,...,Mで表される、
ユーザーqによって送信される、パイロット・シンボルのN×1ベクトルは次の式で書くことができる。
Figure 2010518785
ここで、
Figure 2010518785
は、N個の1を持つ列ベクトルであり、
Figure 2010518785
は、クロネッカー積を表す。ベクトル、r1q、q=1、...,Q、は正規直交である。次のN×1の複素ベクトルriq、i=1,...,4,q=1,...,MQ、を定義する。
Figure 2010518785
ただし、
Figure 2010518785
各々のクラスターについて、ユーザーのスクランブル・シーケンスが、直交であるという事実は、このアルゴリズムの導出において役割を演じている。
2.埋め込まれたパワーオフセット推定を有する、チャンネルと干渉の推定アルゴリズム
2.1 干渉推定
1つの態様において、干渉パワーについての情報は、受信パイロット・シンボルだけを使って得られる。観測空間は、Nの次元を持ち、各々のユーザーのチャンネルは、3個のパラメーターにより与えられる。したがって、観測空間の、残りのN−3Q個の次元は、干渉パワーについての情報を得るのに使用され得る。したがって、図5Aにおいては、観測空間のうち、N−3Q(つまり、4−3=1)個の次元が、干渉パワーに関する情報を得るのに使用され得る。図5Bにおいて、観測空間のN−3Q(つまり、8−6=2)個の次元が、干渉パワーについての情報を得るのに使用される。図5Cにおいて、観測空間のN−3Q(つまり、12−9=3)個の次元が、干渉パワーについての情報を得るのに使用され得る。
干渉は、送信されたパイロット信号により占有されていない次元で、受信された信号のプロジェクション(projection)のパワーとして推定される。言い換えれば、受信信号xは、式(11)で定義された、基本式riq、i=1,...,4,q=1,...,Mにプロジェトされ、干渉に対応する成分のパワーが加え合わされる。wi,q
Figure 2010518785
と定義されると、干渉パワーは、得られたサンプルのパワーを平均することにより推定され得る。
Figure 2010518785
各々のユーザーのチャンネルが、タイルにおいて完全に直線的な変化をもつ場合には、最初の総和が、ノイズパワーの推定値となり得る。しかしながら、実際には、チャンネルのモデリングの誤差が含まれている。第2の総和は、Q<Mである場合にのみ存在し、送信しているユーザーのシーケンスと直交する、拡散シーケンスによって逆拡散された受信信号のパワーである。
2.2 ユーザーパワーオフセットの推定
ある態様において、ユーザーパワーオフセットの推定に使用される方法は、干渉の推定に使用される方法と類似している。
Figure 2010518785
この方法は、対象とするユーザーの信号により占有されている次元上への、受信パイロットのプロジェクションのエネルギーとして、各ユーザーのパワーオフセットを推定する。この推定は、それぞれの次元において、ノイズエネルギーを含み得る。
干渉の影響は、
Figure 2010518785
であり、N=12の場合には、実際のノイズ・レベルから6dB減じた値である。高いSNR(信号対雑音比)では、干渉の項は無視できるが、低いSNRでは重大になり得る。
上記の推定の補正バージョンは次のとおりである。
Figure 2010518785
maximumは、パワー推定値が負でないことを保証するのに必要である。
チャンネル推定アルゴリズムは、各々のタイルについて、独立に動作する。より精度の高いユーザーパワーオフセットの推定は、異なるサブ・タイルについて求めた結果を平均することによって得られる。
複数の受信アンテナが使用される場合には、複数の受信アンテナにわたって、パワーオフセットの平均を取ることによって、より精度の高い推定が得られる。
計算処理を減らす必要がある場合には、パワーオフセット推定に、DC成分のみを使うことができる。
Figure 2010518785
および
Figure 2010518785
2.3 チャンネル推定
ある態様において、チャンネル推定は、次のMMSE推定の近似により与えられる。
Figure 2010518785
次が得られる。
Figure 2010518785
βの量は以下により与えられる。
Figure 2010518785
Figure 2010518785
Figure 2010518785
θとθの値は、パイロット・シンボルの実際の配置により得られる。それらは、タイル内の、パイロット・シンボルのクラスターの中心を識別する。さらに正確には、パイロット・シンボルの、上左のクラスターの中心は、
Figure 2010518785
によって与えられる。パイロット・シンボルが、一番上の“行”に配置されている場合には、θ=1であり、2番目の“行”にある場合には、θ=3であり、以下同様である。
図6は、本開示の1つの態様に従う、無線通信システムのためのユーザーパワーオフセットの推定をする、典型的な方法600のフローチャートである。ユーザーに対して少なくとも1つの時間−周波数領域に送信された、専用パイロット・シンボルが受信される602。ホップ領域も、時間−周波数領域の1つとして呼ばれる。文脈により、時間−周波数領域は、タイルまたは、サブ・タイルであるかもしれない。少なくとも1つの時間−周波数領域は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)のフォワードリンクまたはリバースリンクのためであり得る。少なくとも1つの時間−周波数領域のうち1つの場所は、周波数ホッピング・アルゴリズムに基づいて決定され得る。専用パイロット・シンボルは、クラスターにグループ化され得る。クラスターは、少なくとも1つの時間−周波数領域のうちの1つの中心に対して、対象に分布する。1つの態様では、少なくとも1つの時間−周波数領域の1つを共有しているユーザーの数は、1つのクラスターに含まれる専用パイロット・シンボルの数よりも多くないかもしれない。
さらに図6を参照すると、受信した専用パイロット・シンボルに基づいて、ユーザーのパワーオフセットを推定され得る604。ある態様において、ユーザーのパワーオフセットは、ユーザーの信号で占有されている次元にある、受信された専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定できる。たとえば、ユーザーのパワーオフセットは、前述の式(14)または類似の式を使用して推定することができる。もう1つの態様では、その次元が信号のエネルギーのほとんどを捕捉しているとき、ユーザーの信号により占められている1つの次元上の、受信された専用パイロット・シンボルをプロジェクションのエネルギーとして、ユーザーのパワーオフセットは推定され得る。たとえば、前述の式(16)または(17)および類似の式を使って、ユーザーのパワーオフセットは推定され得る。さらに他の態様において、ユーザーのパワーオフセットは、少なくとも1つの時間−周波数領域の1つにある、専用パイロット・シンボルの少なくとも1つに基づいて推定され得る。SNR(信号対雑音比)が低い場合には、ユーザーのパワーオフセット推定値は、補正され得る606。1つの態様では、ユーザーの推定されたパワーオフセットは、干渉パワーの推定値に基づいて補正され得る。たとえば、ユーザーの推定されたパワーオフセットは、前述の式(15)または(17)または類似の式を使って、補正され得る。
1つの態様において、無線通信システムが複数の受信アンテナを備える場合には、パワーオフセットは、ユーザー用の複数の受信アンテナ、各々について、計算され得る。計算されたパワーオフセットは、次に、ユーザー用の複数の受信アンテナにわたって、平均化される。
他の態様においては、パワーオフセットは、ユーザー側の1つより多い時間−周波数領域について計算され得る。計算されたパワーオフセットは、次に、ユーザーの1つより多い時間−周波数領域にわたって、平均化され得る。
さらに他の態様において、無線通信システムが複数の受信アンテナを備えるとき、パワーオフセットは、ユーザーのための複数の受信アンテナ、各々について計算され得る。パワーオフセットは、ユーザーの、1つより多い時間−周波数領域について、計算され得る。計算されたパワーオフセットは、複数の受信アンテナにわたって、平均化され、そして、計算されたパワーオフセットは、ユーザーの、1つより多い時間−周波数領域にわたって、平均化され得る。
図7は、本開示の1つの態様に従う、無線通信システムためのユーザーパワーオフセット推定の装置700のブロック・ダイアグラムである。装置700は、プロセッサー702と、プロセッサー702に結合されているメモリー704とを備えている。プロセッサー702は、図6に図示された、方法600を実施するように構成され得る。あるいは、このプロセッサーは、ユーザーの、少なくとも1つの時間−周波数領域に送信された、専用パイロット・シンボルを受信するための、プロセッサー706と、受信したパイロット・シンボルに基づいて、ユーザーのパワーオフセットを推定するための、プロセッサー708と、SNR(信号対雑音比)が低い場合に、ユーザーのパワーオフセットの推定値を補正する、プロセッサー710とを備えている。
本方法は、プログラムを形成する、1つまたはそれ以上のソフトウエア・モジュールの種々のコードを使って実行され得る。そして、たとえば中央処理装置により、または、本方法を実行するために特別に構成され、専用化されたハードウエア・モジュールを使って、命令/データとして実行され得る。あるいは、ある実施例において、本方法は、ソフトウエア・モジュールと、ハードウエア・モジュールとの組み合わせを使って、実行され得る。
ここで説明されている手法は、種々の手段を用いて実施され得る。たとえば、これらの手法は、ハードウエアやソフトウエアや、それらの組み合わせによって実施される。ハードウエアの実施では、チャンネルの推定に使用される処理ユニットは、1個またはそれ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)や、ディジタル信号処理プロセッサー(DSPs)や、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)や、プログラム可能なロジックデバイス(PLD)や、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)や、プロセッサーや、コントローラーや、マイクロ・コントローラーや、マイクロプロセッサーや、ここに記載の機能を実行するように設計された、その他の電子ユニットや、これらの組み合わせである。ソフトウエアによる実施では、本明細書に記載されている機能を実行するモジュール(たとえば、手順と、関数およびその様なもの)を通して実施できる。
以上に述べてきたことには、1つまたはそれ以上の実施例の実例が含まれている。前述の実施例を説明する目的で構成する要素および手法の、考えうるすべての組み合わせについて説明することは、もちろん、不可能であるが、当業者は、種々の実施例の、多くの、さらなる組合せや並べ替えが可能であることを認識できる。したがって、説明された実施例は、添付された請求項の精神と範囲内に入るような、すべての変更と、修正と、変形とを、含むことを意図している。さらに、“含む”という用語が、詳細な説明または請求項のどちらかに使われている範囲について、そのような用語が、ある意味では、含むと意図しているのは、“備える”が、請求項で繋ぎの言葉として使用される時の、“備える”という語句と類似している。
開示された処理におけるステップの特定の順番や、階層は、典型的な手法の例であるということが理解される。本開示の範囲に留まる限り、処理における特定の順番や階層は、再配列できるということが、設計における選択に基づいて理解される。添付されている方法の請求項は、種々のステップの要素を、ある見本の順番として示したものであり、提示された特定の順番や階層に制限されることを意図するものではない。
当業者は、情報および合図が、多種の異なる技術や技法の任意のものを使用して、表すことができるということを、理解するであろう。たとえば、上記の説明全体で参照されているデータ、命令、情報、信号、ビット、シンボル、チップは、電圧、電流、電磁波、磁界や磁性粒子、光の電磁界や光粒子、あるいはこれらの組み合わせにより、表すことができる。
当業者は、さらに、ここに開示された実施例に関連して記載された、種々の実例となる論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズム・ステップが、電子ハードウエア、コンピューター・ソフトウエア、またはその両方の組み合わせによって、実施される得ることを認識するはずである。ハードウエアとソフトウエアとの互換性を明確に示すために、種々の実例となる部品、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、一般に、それらの機能の点から、以上で説明された。このような機能が、ハードウエアで実現されるか、ソフトウエアで実現されるかは、個別のアプリケーションと、システム全体に課せられる設計制約に依存している。当業者は、各々のアプリケーションに応じて種々の方法で、上述した機能を実施することできるが、そのような実施の決定が、本開示の範囲から逸脱を引き起こすと、解釈されるべきではない。
ここに開示された実施例に関連して説明した、種々の実例となる、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサー、ディジタル信号処理プロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPGA)、その他のプログラム可能は論理デバイス、個別部品のゲートやトランジスター論理回路、個別のハードウエア素子、ここに説明された機能を実行するように設計された、それらの任意の組み合わせにより実施され、動作させることができる。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーでかまわないが、その代わりに、このプロセッサーは、任意の従来型プロセッサー、コントローラー、マイクロ・コントローラー、またはステート・マシーンであってもよい。プロセッサーは、さらに、たとえば、DSPとマイクロプロセッサーの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと接続する1つまたはそれ以上のマイクロプロセッサー、または、任意のその他の類似の構成の組み合わせ、のごとくのコンピューティング装置の組み合わせとして実装され得る。
ここに開示された実施例と関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウエアや、プロセッサーによって実行されるソフトウエア・モジュールや、この2つの組み合わせにより、直接、実施され得る。ソフトウエア・モジュールは、RAMメモリー、フラッシュ・メモリー、ROMメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスター、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、または、この分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在することができる。典型的な記憶媒体は、プロセッサーと結合されていて、そのプロセッサーは、記憶媒体から情報を読み出すことができ、記憶媒体に情報を書き込むことができる。この代わりに、記憶媒体は、プロセッサーに統合されていてもよい。プロセッサーと記憶媒体はASICの中に存在しても良い。ASICはユーザー端末の中に存在できる。この代わりに、プロセッサーと記憶媒体とは、個別部品として、ユーザー端末の中に存在しても良い。
開示された実施例の上記の説明は、当業者が本開示を作り、使用することが可能となるように提供されている。これらの実施例の種々の修正は、当業者にとっては、容易に類推可能であり、ここにおいて規定した、包括的な原理は、本開示の精神や範囲から乖離することなく、他の実施例にも適用される得るものである。このように、本開示は、ここに開示された実施例に限られることを意図したものではなく、ここに開示された原理や新規の特徴と一致する限りにおいて、最も広い範囲に与えられるべきものである。

Claims (52)

  1. ユーザーに対して少なくとも1つの時間−周波数領域にわたって送信される専用パイロット・シンボルを受信することと、
    受信した専用パイロット・シンボルに基づいて前記ユーザーのパワーオフセットを推定すること、
    を含む、無線通信システム用のユーザーパワーオフセット推定方法。
  2. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている次元における、前記受信した専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項1の方法。
  3. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている1つの次元であって、前記信号のエネルギーのほとんどを捕捉する前記次元上で、前記受信した専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項1の方法。
  4. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つにおける、前記専用パイロット・シンボルの少なくとも1つを基に推定される、請求項1の方法。
  5. SNR(信号対雑音比)が低いときに、前記ユーザーの前記推定パワーオフセットを補正することを、さらに含む、請求項1の方法。
  6. 前記ユーザーの推定パワーオフセットを干渉パワーの推定を基に補正する、請求項5の方法。
  7. 前記無線通信システムが複数の受信アンテナを備えるときに、前記ユーザーの前記複数の受信アンテナのそれぞれについてパワーオフセットを計算することと、
    前記ユーザーの前記複数の受信アンテナにわたって計算したパワーオフセットを平均することを、
    さらに含む、請求項1の方法。
  8. 前記ユーザーの1つより多い時間−周波数領域についてパワーオフセットを計算することと、
    前記ユーザーの前記1つより多い時間−周波数領域にわたって計算したパワーオフセットの平均すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  9. 前記無線通信システムが、複数の受信アンテナを備えるとき、前記ユーザーに対する前記複数の受信アンテナの各々のパワーオフセットを計算することと、
    前記ユーザーの1つより多い時間−周波数領域でのパワーオフセットを計算することと、
    前記複数の受信アンテナにわたって計算したパワーオフセットと、前記ユーザーの前記1つより多い時間−周波数領域にわたって計算したパワーオフセットを平均すること、
    をさらに含む請求項1の方法。
  10. 前記専用パイロット・シンボルはクラスターにグループ分けされていて、前記クラスターが前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの中心に対して、対称的に分布している、請求項1の方法。
  11. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つを共有するユーザーの数が、1つの前記クラスターに含まれる専用パイロット・シンボルの数より大きくない、請求項10の方法。
  12. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムのフォワードリンクまたはリバースリンクのためである、請求項1の方法。
  13. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの位置は、周波数ホッピング・アルゴリズムに基づいて決定される、請求項1の方法。
  14. ユーザーに対して少なくとも1つの時間−周波数領域で、送信される専用パイロット・シンボルを受信するように、そして、
    前記受信した専用パイロット・シンボルに基づいて、前記ユーザーのパワーオフセットを推定するように構成されているプロセッサーと、
    前記プロセッサーに接続されているメモリーと、
    から構成される、無線通信システムにおいて動作可能な装置。
  15. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている次元における、前記受信した専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項14の装置。
  16. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている1つの次元であって、前記信号のエネルギーのほとんどを捕捉する前記次元で、前記受信した専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項14の装置。
  17. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つにおける前記専用パイロット・シンボルの少なくとも1つに基づいて推定される、請求項14の装置。
  18. 前記プロセッサーは、さらに、SNR(信号対雑音比)が低いとき、前記ユーザーの推定パワーオフセットを補正するように構成されている、請求項14の装置。
  19. 前記ユーザーの推定パワーオフセットは、干渉パワーの推定に基づいて補正される、請求項18の装置。
  20. 前記プロセッサーは、さらに、前記無線通信システムが複数の受信アンテナを備えるときに、前記ユーザーの前記複数の受信アンテナのそれぞれについて、パワーオフセットを計算するように、そして、
    前記ユーザーの前記複数の受信アンテナにわたって計算されたパワーオフセットを平均するように、構成されている、請求項14の装置
  21. 前記プロセッサーは、さらに、前記ユーザー用の1つより多い時間−周波数領域について、パワーオフセットを計算するように、そして、
    前記ユーザーの前記1つより多い時間−周波数領域について計算されたパワーオフセットを平均するように、構成されている、請求項14の装置。
  22. 前記プロセッサーは、さらに、前記無線通信システムが、複数の受信アンテナを備えるとき、前記ユーザーの前記複数の受信アンテナの各々のパワーオフセットを計算するように、
    前記ユーザーの1つより多い時間−周波数領域でパワーオフセットを計算するように、そして、
    前記ユーザーの、前記複数の受信アンテナにわたり計算されたパワーオフセットと、前記1つより多い時間−周波数領域にわたり計算されたパワーオフセットとを平均するように、構成されている、請求項14の装置。
  23. 前記専用パイロット・シンボルは、クラスターにグループ分けされていて、前記クラスターが前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの中心に対して、対称的に分布している、請求項14の装置。
  24. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つを共有するユーザーの数は、前記クラスターの1つに含まれる専用パイロット・シンボルの数よりも大きくない、請求項23の装置。
  25. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムにおけるフォワードリンクまたはリバースリンクのためである、請求項14の装置。
  26. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの位置は、周波数ホッピング・アルゴリズムに基づいて決定される、請求項14の装置。
  27. ユーザーに対して少なくとも1つの時間−周波数領域にわたって送信される専用パイロット・シンボルを受信する手段と、
    前記受信された専用パイロット・シンボルに基づいて前記ユーザーのパワーオフセットを推定する手段とを
    備える、無線通信システムにおいて動作可能な装置。
  28. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている次元における、前記受信された専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項27の装置。
  29. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている1つの次元であって、前記信号のエネルギーのほとんどを捕捉する前記次元で受信された前記専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項27の装置。
  30. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つにおける、前記専用パイロット・シンボルの少なくとも1つに基づいて推定される、請求項27の装置。
  31. SNR(信号対雑音比)が低いとき、前記ユーザーの推定パワーオフセットを補正する手段をさらに備える、請求項27の装置。
  32. 前記ユーザーの推定パワーオフセットは、干渉パワーの推定に基づいて補正される、請求項31の装置。
  33. 前記無線通信システムが複数の受信アンテナを備えるとき、前記ユーザーの前記複数の受信アンテナのそれぞれについて、パワーオフセットを計算する手段と、
    前記ユーザーの前記複数の受信アンテナにわたって計算されたパワーオフセットを平均する手段とを、
    さらに備える、請求項27の装置。
  34. 前記ユーザーの1つより多い時間−周波数領域について、パワーオフセットを計算する手段と、
    前記ユーザーの前記1つより多い時間−周波数領域にわたって計算されたパワーオフセットを平均する手段とを、
    さらに備える、請求項27の装置。
  35. 前記無線通信システムが、複数の受信アンテナを備えるとき、前記ユーザーに対する、前記複数の受信アンテナの各々のパワーオフセットを計算する手段と、
    前記ユーザーの1つより多い時間−周波数領域でのパワーオフセットを計算する手段と、
    前記複数の受信アンテナにわたって、計算されたパワーオフセットと、前記ユーザーの前記1つより多い数の時間−周波数領域にわたって計算されたパワーオフセットとを平均する手段とを、
    さらに備える、請求項27の装置。
  36. 前記専用パイロット・シンボルは、クラスターにグループ分けされていて、前記クラスターが前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの中心に対して、対称的に分布している、請求項27の装置。
  37. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つを共有するユーザーの数は、前記1つのクラスターに含まれる専用パイロット・シンボルの数より大きくない、請求項36の装置。
  38. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムにおけるフォワードリンクまたはリバースリンクのために備えられている、請求項27の装置。
  39. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの位置は、周波数ホッピング・アルゴリズムに基づいて決定される、請求項27の装置。
  40. ユーザーに対する少なくとも1つの時間−周波数領域にわたって、送信される専用パイロット・シンボルを受信することをコンピューターにさせるコードと、
    受信された専用パイロット・シンボルに基づいて、前記ユーザーのパワーオフセットを推定することをコンピューターにさせるコードとを、
    含むコンピューターにより読み取り可能な媒体、
    を含むコンピューター・プログラム製品。
  41. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている次元における、前記受信された専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される、請求項27のコンピューター・プログラム製品。
  42. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記ユーザーの信号により占められている1つの次元であって、前記信号のエネルギーのほとんどを捕捉する前記次元で、受信された前記専用パイロット・シンボルのプロジェクションのエネルギーとして推定される請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  43. 前記ユーザーのパワーオフセットは、前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つにおける、前記専用パイロット・シンボルの少なくとも1つに基づいて推定される、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  44. 前記コンピューターにより読み取り可能な媒体は、SNR(信号対雑音比)が低いとき、前記ユーザーの推定パワーオフセットを補正することをコンピューターにさせるコード、をさらに含む、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  45. 前記ユーザーの推定パワーオフセットは、干渉パワーの推定に基づいて補正される、請求項44のコンピューター・プログラム製品。
  46. 前記コンピューターにより読み取り可能な媒体は、前記無線通信システムが複数の受信アンテナを備えるとき、前記ユーザーの前記複数の受信アンテナのそれぞれについて、パワーオフセットを、コンピューターに計算させるコードと、
    前記ユーザーの前記複数の受信アンテナにわたって計算されたパワーオフセットをコンピューターに平均させるコードとを、
    にさらに含む、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  47. 前記コンピューターにより読み取り可能な媒体は、前記ユーザー用の1つより多い時間−周波数領域について、パワーオフセットをコンピューターに計算させるコードと、
    前記ユーザーの前記1つより多い時間−周波数領域にわたって計算されたパワーオフセットをコンピューターに平均させるコードとを、
    さらに備える、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  48. 前記コンピューターにより読み取り可能な媒体は、前記無線通信システムが、複数の受信アンテナを備えるとき、前記ユーザーの前記複数の受信アンテナの各々のパワーオフセットをコンピューターに計算させるコードと、
    前記ユーザーの1つより多い時間−周波数領域でのパワーオフセットをコンピューターに計算させるコードと、
    前記ユーザーの、前記複数の受信アンテナにわたって計算された前記パワーオフセットと、前記1つより多い時間−周波数領域にわたって計算された前記パワーオフセットとをコンピューターに平均させるコードとを、
    さらに備える、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  49. 前記専用パイロット・シンボルは、クラスターにグループ分けされていて、前記クラスターが前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの中心に対して、対称的に分布している、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  50. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つを共有するユーザーの数が、1つの前記クラスターに含まれる専用パイロット・シンボルの数より大きくない、請求項49のコンピューター・プログラム製品。
  51. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムにおけるフォワードリンクまたはリバースリンクのためである、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
  52. 前記少なくとも1つの時間−周波数領域の1つの位置は、周波数ホッピング・アルゴリズムに基づいて決定される、請求項40のコンピューター・プログラム製品。
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