JP5752236B2 - ダウンリンクマルチユーザmimoのための相反性に基づいたトレーニング方式におけるパイロット再利用のための方法及び装置 - Google Patents

ダウンリンクマルチユーザmimoのための相反性に基づいたトレーニング方式におけるパイロット再利用のための方法及び装置 Download PDF

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Description

[0002]本発明は、ダウンリンク(DL)マルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信の状況における相反性に基づいたトレーニングを可能にするために、マルチサイトワイヤレス配備の全体にわたってユーザ端末(UT)によって使用されるパイロットシーケンスの分野に関し、より詳細には、本発明は、セルに依存する基準に基づいて、パイロットのサブセットをセル内のユーザ端末に割り当てることを含め、トポロジ内の基地局の全体にわたってパイロットシーケンスの割当てを調整することによる、パイロット再利用に関する。
[優先権]
[0001]本特許出願は、2010年4月8日に出願された、「Method and Apparatus for the Joint Design and Operation of Pilot−Reuse Methods in Reciprocity−Based Training Schemes for Downlink Multi−User MIMO」と題する、対応する特許仮出願第61/322,109号の優先権を主張し、この特許仮出願を参照により組み込む。
[0003]ダウンリンク(DL)送信方法は、送信基地局(BS)でのチャネルについての知識に依存し、又は、より正確には、BSアンテナとこのBSが情報を送信している宛先のUTとの間のチャネルについての推定の有用性に依存する。次いで、このチャネル状態情報は、それぞれのUTが各自の対象の信号を復号することができるように、送信前にそれぞれのUTに向けた情報を「プリコード」するために使用される。
[0004]必要なチャネル状態情報は、ワイヤレス媒体を介してパイロット(すなわち、既知のシグネチャ波形)を送信し、受信した波形に基づいてこれらのチャネルを推定することによって取得される。次いで、これらの推定値は、マルチユーザMIMO(MU−MIMO)プリコーダ(すなわち、送信方法)を生成するため及びデータをUTに送信するために使用される。チャネルは時間(及び周波数)とともに変化するので、トレーニングのプロセスは、ネットワークの全体にわたって周期的に繰り返される。「パイロットオンパイロット(pilot−on−pilot)」方式と呼ばれるものでは、パイロット送信サイクルは、全てのBSにわたって時間的にそろえられるが、パイロットオンデータ(pilot−on−data)方式では、所与のBSのパイロット送信サイクルは、他のBSからのデータ送信と重なり合う。単一のトレーニングセッションに割り当てられる断片的時間(fraction of time)(又は時間−周波数スロット)は、パイロットトレーニングのためにそれぞれのBSに割り当てられるチャネル使用の数に影響する。この「パイロットトレーニング」信号空間の次元数は、それぞれのトレーニングフェーズ中に信号で送ることができる可能な直交(又は、線形独立)パイロットの数に制約を与える。全ネットワークにわたって取得する必要があるBS−UTチャネルの数が、それぞれのトレーニングサイクルにおいてトレーニングのために割り当てられたチャネル使用を大きく上回る場合、又は同じことであるが、パイロットトレーニングのために割り当てられた信号空間次元の数を大きく上回る場合、パイロットをネットワークの全体にわたって再利用しなければならない。
[0005]送信BSでチャネル推定値を取得するためにダウンリンク(DL)マルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信で使用される、2つのクラスのトレーニング方法がある。この2つのクラスは事実上、パイロットを送信する側(parties)によって区別される。FDDベースのトレーニング方式では、BSとそれぞれのUTとの間のチャネルを推定するために、パイロットが最初にBSによって送信される。次いで、それぞれのUTは、送信されたパイロットの測定値を収集し、各自のチャネルを推定する。次いで、別の帯域上の共有チャネルを介して、UTは、そのセル内のBSにこれらの推定値を伝達(フィードバック)する。
[0006]本明細書においてTDDベースのトレーニング方式と呼ばれる第2のクラスのトレーニング方式では、それぞれのUTからその送信BSへのチャネルについての推定値は、それぞれのUTからパイロットを送信することによって、BSで直接取得される。これらの方式は「チャネル相反性」の概念に依存しており、チャネル相反性とは、2つのチャネルの時間インスタンス及び周波数帯域の隔たりが十分に小さい、すなわち、それぞれチャネルコヒーレンス時間内及び帯域幅内にあるとすれば、所与の帯域及び所与の時間インスタンスでのBSからUTへのチャネルは、場合によっては異なる帯域及び場合によっては異なる時間インスタンスでのUTからBSへのチャネルと同じである、又はより正確には、相関があることを示すものである。これらの方式は、1組のUTからアップリンクにおいてパイロットを送り、BSで測定値を収集し、BSでのこれらの測定値に基づいてBS−UTチャネルを推定し、次いで、同じ帯域を介してチャネルコヒーレンス時間内にBSからUTへのマルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信を実行することに依存する。
[0007]パイロットの空間再利用率が低下すると、それぞれのトレーニングサイクル内で信号により送られる必要があるパイロットの数が減少する。したがって、これはパイロットオーバヘッドを減少させ、より多くのスロットをデータ送信のために使用することを可能にする。しかし、これら全てのトレーニング方式においてパイロットを空間的に再利用する必要性は、チャネル推定品質の犠牲を伴う。(1組の直交パイロットからの)所与のパイロットを使用することによって、BSとそのセル内のUTとの間のチャネルを推定することについて考察する。同じパイロットを使用する、ネットワーク全体におけるUTは、BSと対象のUTとの間の推定値に干渉する又はこの推定値を「劣化」させる。典型的には、干渉するUTが対象のBSに近くなるほど、「パイロット劣化」レベルが高くなる。その結果、パイロット空間再利用率が低下すると、データ送信専用の断片的時間が増加するが、これはパイロット劣化のレベルも高め、したがって、データ送信サイクルの効率を低下させる。
[0008]TDDベースのトレーニング方式における重要な問題は、隣接セル内でのパイロットの再利用によって引き起こされるパイロット劣化が、その隣接セル内でどのUTが同じパイロットに割り当てられているかに大きく依存するということである。具体的には、TDDベースのトレーニング方式によって取得される、BSとそのセル内のUTとの間のチャネルの推定の品質は、以下の量に依存する。
・UTからBSへの送信に影響を与える大規模な電力減衰、及び実効パイロット送信電力。これらは、対象のBSでのチャネル推定のために使用される測定信号内の「有用パイロット信号」成分の電力に影響する。
・(隣接セル内の)同じパイロットを再利用するUTから対象のBSへの送信に影響を与える大規模な電力減衰、及びこれらのパイロットにおける関連する送信電力。これらは、対象のBSでのチャネル推定のために使用される測定信号内の干渉又はパイロット劣化信号成分の電力に影響する。
[0009]任意のそのような大規模な電力減衰量の値は、送信側と受信側との間の距離、シャドウイング、及び他の環境要因を含む、いくつかの要因によって影響される。これらの量を知ることにより、BSは、推定品質を最大化するように、そのチャネル推定値を形成する際に測定値を最適に使用することが可能になる。
[0010]任意の所与のセルが、他のセルパイロット割当てとは独立して、そのパイロットをセル内のそのUTにランダムに割り当てる、基本的な状況設定について考察する。そのような状況設定では、UTのいずれか1つによって送信されるパイロットは、パイロット劣化を経験し、その電力は、隣接セル内でこのパイロットを再利用するUTの位置(及び送信電力)に応じて、場合によっては広い範囲にわたる値をとることができる。一般に、BSは、そのUTによって使用されるそれぞれのパイロットが経験する干渉レベルについての知識を所有することができない。その場合、その推定値を形成する際は控えめでなければならない(すなわち、可能な干渉レベルの中で、可能な最も高いレベル又は非常に高いレベルを想定しなければならない)。これは、チャネル推定品質の著しい低下をもたらすことがある。
[0011]その結果、ダウンリンク(DL)マルチユーザMIMO(MU−MIMO)セルラ配備及び他のマルチサイト配備のためのTDDベースのトレーニング方式の性能を改善する可能性があることは明らかである。
[0012]ワイヤレス通信ネットワークのダウンリンクにおいてトレーニングするためにパイロット再利用を用いるための方法及び装置が、本明細書で開示される。一実施形態では、この方法は、1組のパイロットコードから、コードのサブセットをトポロジ内のそれぞれのセルに割り当てること、及びセルに依存する基準に基づいて、それぞれのコードのサブセット内のコードを前記それぞれのセル内のユーザ端末に割り当てることを含め、トポロジ内の基地局の全体にわたってパイロットコードの割当てを調整し、基地局−ユーザ端末のペアの全体にわたってコードの割当てを調整するステップと、割り当てられたパイロットを送信するユーザ端末から波形を受信するステップと、基地局アンテナと基地局が送信している宛先のユーザ端末との間のチャネルのチャネル推定情報を取得するステップであり、チャネル推定値が受信した波形に基づく、ステップと、チャネル推定情報に基づいてユーザ端末に送信するステップとを含む。本発明は、以下で与えられる詳細な説明から及び本発明の様々な実施形態の添付の図面からより完全に理解されるであろうが、これらは、本発明を特定の実施形態に限定するものと解釈されるべきではなく、単に説明及び理解のためのものと解釈されるべきである。
それぞれのセルにおける独立したUT−パイロット割当てを用いた、セル再利用−2パイロットパターンを示す図である。 それぞれのセル内での一様なパイロット割当てを用いた、セル再利用−2パイロットパターンを示す図である。 左/右パイロット反転調整を用いた、セル再利用−2パイロットパターンを示す図である。 可変セル再利用−パイロットパターンを示す図である。 それぞれのセル内での一様なパイロット割当てを用いた、セル再利用−2パイロットパターンを示す図である。 左/右側パイロット反転調整を用いた、可変セル再利用−パイロットパターンを示す図である。 ワイヤレス通信システムの一実施形態のブロック図である。 ワイヤレス通信ネットワーク内のダウンリンクをトレーニングするためのプロセスの一実施形態の流れ図である。
[0014]本発明の実施形態は、セルラワイヤレスネットワークのダウンリンクにおけるスペクトル効率の高い送信を可能にするために、これらのネットワークにおいて使用することができるトレーニング機構のいくつかの態様に焦点を当てる。本発明の実施形態は、カバレージエリア内のユーザ端末(UT)に同時に送信する送信(コロケート(collocated)又は非コロケート(non−collocated))アンテナの組を含む状況設定に適用可能である。本明細書で開示される方法は、それぞれの送信リソースブロック(TRB)内で、アンテナのクラスタからのジョイント送信を制御する基地局(BS)コントローラが、送信のためにUTのサブセットをスケジュールし、重ね合わされ、一般にマルチユーザ多入力多出力送信方法と呼ばれるものを使用して同時に送信される複数の空間ストリームを生成する場合にも適用可能である。
[0015]より具体的には、本発明の実施形態は、ダウンリンク(DL)マルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信の状況におけるTDDベースのトレーニング方式のためのパイロット再利用パターン及びパラメータを設計し、操作するための方法を含む。本発明の実施形態は、マルチサイトトポロジ全体にわたるパイロットの協調的再利用のための方法及びそれぞれのセル内のこれらのパイロットを割り当てるための技法を含む。そのような協調的再利用は、全体的なシステム性能を改善するために実行される。本発明の実施形態は、それぞれのセルにおけるパイロットを割り当てる際に、UT特有の情報の使用を活用する。加えて、本発明の実施形態は、パイロットをUTに割り当てる際に、セルに依存する基準の使用を活用する。これらのセルに依存する基準は、システム性能を改善するために、静的な又は半静的な方法でネットワークの全体にわたって変化させることができる。
[0016]本発明の実施形態は、ネットワークの全体にわたってパイロット割当て方法及びパラメータを調整することによって、ネットワークの全体にわたってパイロット劣化のレベルを制御するための方法を含む。
[0017]以下の説明では、本発明のより完全な説明を提供するために、多くの詳細が説明される。しかし、これらの特定の詳細なしに本発明を実施することができることは、当業者には明らかであろう。他の場合では、よく知られた構造及びデバイスは、本発明を不明瞭にすることを避けるために、詳細にではなく、ブロック図形式で示される。
[0018]以下の詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビット上での操作のアルゴリズム及び記号表現によって提示される。これらのアルゴリズムによる説明及び表現は、自分の仕事の内容を他の当業者に最も効率的に伝えるためにデータ処理分野の当業者によって使用される手段である。アルゴリズムは、ここでは、また一般的には、所望の結果をもたらす自己矛盾のないステップのシーケンスであると考えられる。ステップは、物理量の物理的操作を必要とするステップである。通常、必ずしも必要ではないが、これらの量は、記憶、伝送、組合せ、比較、及び他の操作が可能な電気的又は磁気的な信号の形態をとる。時には、主として共通使用の理由で、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、項、数などと呼ぶことが便利であると分かっている。
[0019]しかし、これらの用語及び類似の用語の全ては、適切な物理量に関連付けられるべきであり、これらの量に添付された便利なラベルにすぎないことに留意されたい。別途具体的に述べられない限り、以下の説明から明らかなように、説明の全体を通して、「処理する」又は「計算する」又は「算出する」又は「決定する」又は「表示する」などの用語を利用する説明は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内の物理(電子的)量として表されるデータを操作し、このデータを、コンピュータシステムのメモリ若しくはレジスタ、又は他のそのような情報記憶デバイス、送信デバイス、若しくは表示デバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換する、コンピュータシステム又は類似の電子的コンピューティングデバイスの動作及び処理に言及していることを理解されたい。
[0020]本発明は、本明細書の操作を実行するための装置にも関する。この装置は、必要な目的のために特別に構成することができ、又はコンピュータ内に記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に起動される若しくは再構成される汎用コンピュータを含むことができる。そのようなコンピュータプログラムは、フレキシブルディスク、光ディスク、CD−ROM、及び磁気光ディスクを含む任意のタイプのディスク、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、又は電子的命令を記憶するのに適した任意のタイプの媒体などの、ただしこれらに限定されない、それぞれがコンピュータシステムバスに結合される、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。
[0021]本明細書で提示されるアルゴリズム及び表示は、任意の特定のコンピュータ又は他の装置と本質的に関連していない。様々な汎用システムを本明細書の教示に従ったプログラムとともに使用することができ、又は必要な方法ステップを実行するために、より特殊化した装置を構成することが便利であると分かる場合がある。様々なこれらのシステムに必要な構造は、以下の説明から明らかとなろう。加えて、本発明は、任意の特定のプログラミング言語を参照して説明されない。本明細書に記載される本発明の教示を実施するために、様々なプログラミング言語を使用することができることを理解されたい。
[0022]機械可読媒体は、機械(例えば、コンピュータ)によって可読な形式で情報を記憶する又は送信するための任意の機構を含む。例えば、機械可読媒体は、読取り専用メモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイスなどを含む。
ワイヤレス通信システムの概要
[0023]本発明の実施形態は、ワイヤレス多入力多出力(MIMO)システムを対象とする。MIMOシステムは、比較的大きい地理的エリアをカバーするいくつかのセルを含む。それぞれのセルは、複数のアンテナを有する基地局及び複数のモバイルを含む。基地局は、セル内のモバイルにサービス提供する。近隣のセルは、複数のアンテナを有する基地局を含み、基地局は、そのセル内の複数のモバイルにサービス提供する。
[0024]本明細書で使用される場合、「モバイル」という用語は、クライアント、移動体、移動局、移動ユーザ、ユーザ機器(UE)、加入者、ユーザ、遠隔局、アクセス端末、受信機などと同義と見なされてもよく、以下では、時として、クライアント、移動体、移動局、移動ユーザ、ユーザ機器(UE)、加入者、ユーザ、遠隔局、アクセス端末、受信機などを指す場合があり、ワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレスリソースの遠隔ユーザについて説明する場合がある。また、本明細書で使用される場合、「基地局」という用語は、ノードB、トランシーバ基地局(BTS)などと同義と見なされてもよく、以下では、時として、ノードB、トランシーバ基地局(BTS)などを指す場合があり、ワイヤレス通信ネットワークにおけるモバイルと通信中であって、モバイルにワイヤレスリソースを提供しているトランシーバについて説明する場合がある。本明細書で説明されるように、基地局は、本明細書で説明される方法を実行するための能力に加えて、従来のよく知られた基地局と完全に機能的に関連付けられていてもよい。
[0025]例示的な実施形態は、時分割複信(TDD)直交周波数分割多重(OFDM)方式に関して説明され、アップリンク(モバイルから基地局)及びダウンリンク(基地局からモバイル)におけるデータ送信は互いに時間シフトされる。しかし、例示的な実施形態を他のMIMOシステム並びに他のワイヤレス通信システム及び/又は方式で実施することができることを理解されたい。例えば、本明細書で説明される方法を周波数分割複信(FDD)又は類似の方式に関連して実施することができる。
[0026]よく知られているように、従来のOFDM方式は、いくつかの周波数ビンを含む。それぞれの周波数ビンでは、データは他のビンとは独立して送信される。例示的な実施形態は、単一の周波数ビンにおけるデータ送信に関して説明される。しかし、例示的な実施形態による方法を、同じ又は実質的に同じ方法で、全ての他のビンにおいて適用することができることを理解されたい。
[0027]それぞれの(時間)コヒーレンス間隔の間に、本明細書に記載される方法を独立して実行することができることに留意されたい。よく知られているように、OFDM通信方式では、コヒーレンス間隔は、BSアンテナと所与のUTアンテナ(両方とも同じOFDM周波数スロットにある)との間のチャネル利得が一定のままであると想定される時間間隔である。TDDベースのOFDM マルチユーザMIMO(MU−MIMO)通信方式の状況において、任意の所与のコヒーレンス間隔は、アップリンクトレーニング間隔及びデータ送信間隔の2つのフェーズを含む。
例示的な実施形態
[0028]本発明並びにその潜在的な利益が対象とする1組のサンプルの実施形態が、図1に示すBSの1次元線形トポロジの状況において例示されている。所与のBSに関連付けられたセル内には、合計6つのUTがある。左から右に、セル内のこれらのUTを、全体を通してそれぞれ、左端UT、左中間UT、左中央UT、右中央UT、中間中央UT、及び右端UTと呼ぶ。間隔Δは任意の2つの連続するBSの間と想定され、それぞれのセルは、そのBSの周りでセグメント±Δ/2に拡大する。この例では、それぞれのセル内で、中央UT、中間UT、及び端UTが、そのサービングBSから距離±δ、±Δ/4、及び±(Δ/2−δ)のところにあり、δはΔに比べて非常に小さいとも想定される。したがって、中央UTは事実上、そのセルの中央にあり、端UTは事実上、そのセルのちょうど端にあるが、中間UTはまさにセル端とセルBSとの間の中間点にある。いくつかの提示される方式の利益を例示するために、大規模なSNR(又は受信信号電力レベル)は経路損失に基づく、すなわち、受信電力は、送信機と受信機との間の距離に応じて減衰するとも想定される。特に、公称受信パイロット電力、すなわち、所与のUTによって送信された単位電力パイロットに関連付けられたBSでの平均受信信号電力は、BSとUTとの間の距離dのみに依存すると想定される。範囲[0,Δ/20]におけるdの値については、経路損失は一定であると想定されるが、d>Δ/20の値については、経路損失はd−αとして拡大し、α≧2は経路損失指数を表す(典型的なα値は範囲[3,4]内にある)。
[0029]例示の目的のために、例は1Dネットワーク全体にわたる1組の直交パイロットの再利用に焦点を当てる。「パイロット劣化」比較は、本明細書で便宜上、パイロット信号対パイロット劣化干渉比(S/Ipilot)と呼ばれるものに依存する。この簡略化された測定法は、同じパイロットを再利用する全てのセルから生じるパイロット劣化のレベルをとらえることを試みる。この測定法は、以下の量によって与えられる。
S/Ipilot(UT,BS)=
10log10(UTにより送信されたパイロットのBSでの受信電力/同じパイロットを有する他の全UTにおいて各UTにより送信されたパイロットのBSでの受信電力の最大値)dB
[0030]S/Ipilotメトリックは概算であるが、多くの劣化パイロット送信のうちの1つ(同じパイロットを使用し、対象のBSに最も近いUTからのもの)の寄与のみを含むので、本明細書に記載されるいくつかのパイロット割当て方法の利益をとらえ、説明するのに便利なメトリックとして働く。
[0031]図1におけるシナリオは、合計12個の直交パイロットが、トレーニングのために1Dトポロジの全体にわたってUTによって使用される、基準状況設定に対応する。この例では、i番目のパイロットはラベルcによって図示される。12個のパイロットは、それぞれ6個のパイロットの2つのグループに分割される。グループ{c,c,...,c}はそれぞれの奇数でインデックス付けされたBSに提供され、グループ{c,c,...,c12}は偶数のBSに提供される。それぞれのパイロットは2つのセル毎に再利用されるので、実効パイロットセル再利用は2に等しい。図1の例では、それぞれのBSは、全ての他のBSとは独立して、そのパイロットを割り当てている。例えば、BSは、パイロットcをその左端UTに割り当てている。BS及びBSはそれぞれ、同じパイロットをその中央右UT及び左端UTに割り当てている。同様に、BSは、パイロットcをその右端UTに割り当てている。BS及びBSはそれぞれ、同じパイロットをその左端UT及び右端UTに割り当てている。
[0032]図1に図示されたものなどの独立した割当て方式に関連付けられた課題は、BSとそのUTのうちの1つとの間のチャネル推定におけるパイロット劣化レベルは、BSで先験的に(a priori)知られていない広い範囲の値をとることができるということである。この「劣化レベル」の変動は、UTのパイロットが隣接セルにおいて再割当てされる方法によるものである。例えば、セルBSにおける左端のユーザ及び右端のユーザの位置が対称であっても、これらの位置は異なるS/Ipilotレベルを経験する。左端UTの場合、S/Ipilot(セル3における左端UT、BS)=10log10(3α)dBがあるが、右端UTの場合、S/Ipilot(セル3における右端UT、BS)=10log10(5α)dBがある。α=3と想定すると、これらのS/Ipilot値はそれぞれ、14.3dB及び21dBとなり、6.7dBの差がある。
[0033]図1における例が明らかにしているように、パイロットが隣接セルにおいて独立して再利用され、したがって、結果として生じるパイロット劣化レベルが広い範囲の値にまたがる可能性があるということにより、パイロット推定の品質は、2つの端のユーザでかなり異なる。BSでのチャネル推定の品質を最適化するためには、BSは干渉レベルを正確に知る必要があるので、S/Ipilotにおける結果として生じる大きい変動性は、さらなる性能低下を引き起こす。言い換えれば、同じパイロット干渉レベルを有する2つの状況設定を考慮すると、干渉レベルの先験的な知識が正確であるほど、形成されるチャネル推定の品質が良くなる。
[0034]上記の例は、BSレベル(すなわち、BSの全体にわたってコードの割当てを調整する)でだけでなく、UTレベル(BS−UTのペアの全体にわたってコードの割当てを調整する)で、配備の全体にわたって協調的な方法でパイロットパターンを使用する潜在的な利益を示唆している。図2〜図6は本発明の実施形態を表す。
[0035]図2は、図1に図示されたシナリオについてのそのようなパイロットパターン調整の最も単純な具体例を示す。図2を参照すると、それぞれのBSによって使用されるパイロットの組は、図1の場合と同じである。ただし、パイロットの組は、それぞれのBSで同じ方法(左から右)で割り当てられる。与えられた例では、これはそれぞれのセルにおける全ての端UTに共通のS/Ipilot、全ての中間UTに共通のS/Ipilot及び全ての中央UTに共通のS/Ipilotを保証する。それぞれのセルにおける中央/端/中間UTの位置が変化する「実際」により近い状況設定では、この方法は、BSからの距離に関して、最も大きい距離(最も小さい大規模なSNR)から最も小さい距離(最も大きいSNR)に、左セル側にあるUTを並べ、次いで、このUTリストの末端に、BSからの増大する距離(減少するSNR)に関して並べられた右セル側にあるUTを連結し、最後に、結果として生じたUTリストにコードを順次割り当てることを含む。そのような方式は、全ての端(又は中間、又は中央)UTに別個のS/Ipilot値をもたらすであろうが、S/Ipilotレベルの変動は図1の独立した方式の場合よりもはるかに小さい。SNR値の代わりに、又はSNR値とともに信号対干渉雑音比(SINR)値を使用することができることに留意されたい。
[0036]図3は、本発明の別の実施形態を示す。それぞれのBSによって使用されるパイロットの組は、図1及び図2の場合と同じである。ただし、図2とは異なり、パイロットが隣接セルにおいて再利用されるとき、パイロットは同じ方法で割り当てられない。例えば、図2及び図3の両方においてUTに対して同じパイロット割当てを使用するセル3(BSによってサービス提供される)について考察する。これらのパイロットは、セル1及び5において再利用されるが、セル3とは異なるUTに割り当てられる。特に、これらのセル内の左側のUTに割り当てられるパイロットは、これらのセル3内の左側のUTに逆の順序(左側パイロット割当て反転)で割り当てられるものである。同じことが右に再利用されるパイロットに当てはまる。図3の例における結果として、パイロットは2つのセル毎に再利用されるが、同じパイロット順序は4つのセル毎にしか再利用されず、任意の2つの連続する奇数(又は偶数)番号が付けられたセルは、それぞれの左側反転及び右側反転であるパイロット割当てを使用する。
[0037]図3における例は、中央UTのS/Ipilotレベルを犠牲にして、端UTに対して改善されたS/Ipilotレベルをもたらす(この例では、中間UTのS/Ipilotレベルは影響を受けないままである)。実際、経路損失指数についてα=3の値を想定すると、図3における構成は端UTのS/Ipilotを14.3dBから18.1dbに(3.8dBの改善)改善するが、中央UTのS/Ipilotレベルを48.1dBから44.3dBに(3.8dBの品質低下)低下する。端のユーザの性能は、セルラアーキテクチャ及び他のマルチサイトワイヤレスアーキテクチャにおけるシステム設計及び性能を支配する傾向があるので、これは魅力的な妥協であり得る。
[0038]図3の例では、それぞれのセルにおける全ての端UTに共通のS/Ipilot、全ての中間UTに共通のS/Ipilot及び全ての中央UTに共通のS/Ipilotが保証される。それぞれのセルにおける中央/端/中間UTの位置が変化する「実際」により近い状況設定では、この方法は、例えば、全てのUTの位置に対して別個のS/Ipilotレベルをもたらすであろうが、全体的な端のS/Ipilotレベルは、中央のユーザのS/Ipilotレベルを犠牲にして改善される。図2における方式とは異なり、パイロットをUTに割り当てるために、異なるセルにおいて異なる基準が使用されることにも留意されたい。特に、任意の所与のセルにおけるパイロット割当て基準を、同じパイロットセットを使用する他の隣接セルにおけるパイロット基準とは別個のものとすることができ、隣接セルにおけるS/Ipilotを最適化するために、静的に(又は適応的に)(再)選択することができる。
[0039]図1〜図3における全ての例は、12個のパイロットの使用に依存し、それぞれのパイロットは2つのセル毎に再利用される。図4及び図6における例も、12個のパイロットを使用するが、セル再利用率はパイロットに依存する。図4における例を参照すると、12個のパイロットは、便宜上、{x,x,y,y,y,y,z,z,...,z}に改称されている。図4では、「x」パイロットは中央UTに使用され、「y」パイロットは中間UTに使用され、「z」パイロットは端UTに使用される。全ての中央UTパイロットはそれぞれのセルにおいて使用される(セル再利用1)が、中間及び端UTパイロットはそれぞれ、2つのセル毎及び3つのセル毎に再利用される。[便宜上、図5は、パイロットの「x−y−z」の改称を伴った図2における例を改めて示す。]図4における例は、図2及び図3における例と同じS/Ipilotレベルを中間UTにもたらす。端UTのS/Ipilotレベルは21dB(図2及び図3に関して、それぞれ6.7dB及び3.8dBのS/Ipilot利得をもたらす)であるが、中央UTのS/Ipilotレベルは39dB(図2及び図3に関して、それぞれ9dB及び5.3dBのS/Ipilotレベル低下をもたらす)である。結果として、図4に示す可変再利用パイロット構成は、中央UTと端UTとの間のより積極的なS/Ipilotトレードオフを可能にする。最後に、図4の例では、それぞれのパイロットセット構成は6つのセル毎に再利用されることに留意されたい。
[0040]図6は、可変セル再利用と左側反転割当て方法及び右側反転割当て方法の両方が組み合わされた一例を示す。12個のパイロットは、便宜上、{x,x,x,x,y,y,...,y}に改称されている。「x」パイロットは中央UTと中間UTの両方に割り当てられるが、「y」パイロットは端UTに割り当てられる。全ての「x」パイロットは左/右側反転を用いて全てのセルにおいて再利用される(セル再利用1)が、端UTのパイロットは4番目のセル毎に再利用される。図3及び図4における割当てに関して、図6における割当ては、よりいっそう積極的なトレードオフの一例を表し、端UTのS/Ipilotレベルは、中央UTと中間UTの両方のS/Ipilotレベルを犠牲にしてさらに改善される。
[0041]図2〜図6における例によって示唆される多くの直接的な拡張は重要である。まず、可変再利用方法を、任意の方法で左/右側反転あり又はなしで組み合わせることができる。一般に、それぞれのBSには、パイロットセットの集合が与えられる(例えば、図4〜図6における「x」、「y」及び「z」セットは、そのような集合に対応することになる)。相対的な位置、相対的なSNRなどに応じて、UTはグループに分割され、それぞれのグループにパイロットセットが割り当てられる。次いで、それぞれのセット(例えば、「x」セット)内で、BSに対するUTの相対的な位置(及び/又は受信信号レベル)、場合によってはいくつかの干渉された隣接BSに対するUTの相対的な位置(及び/又は受信信号レベル)、及び場合によっては干渉された隣接BSが各自のパイロットの割当てを実行している基準を再度考慮して、パイロットがUTに割り当てられる。
[0042]本明細書に記載される例は、一様な線形トポロジ及びUT分布について考察しているが、本明細書に記載される技法を、一様な又は非一様なBS分布を有する2Dトポロジ、一様で静的な又はランダムに変化するUTセル分布に容易に適用することができることは明らかである。これらの場合、パイロットのいくつかのクラスを再利用するための機構が使用され、この機構において、それぞれのBSコントローラには、それぞれのクラスにおけるサブセットパイロット、並びにいくつかの調整パラメータが与えられる。これは、他の情報(セル内のUTの相対的な位置、隣接BSのサブセットに対する大規模なSNR値など)と一緒に使用されて、セル(又はクラスタ)内のそれぞれのUTに、UTパイロットが選択されるクラスを割り当てる。次いで、このパイロットクラスに割り当てられたその他全てのUTとともに、パイロットをクラス内のUTに分布することができる。それぞれのUTに使用されるパイロットを選択するために使用されるさらなるパラメータは、UTとBSとの間の大規模なSNR、パイロットが再利用されるセル内のUTとBSとの間の距離、パイロットが再利用されるUTとBSとの間の大規模なSNR値、トポロジ内のUTの相対的な位置、及びセル内の他のUTに関する類似の形態の情報との比較を含んでもよい。
[0043]別の実施形態は、パイロットの送信電力レベルもセルに依存する方法で変化する、単純な拡張を含む。例えば,図3におけるセル1、5、9、...でcとラベル付けされたパイロットの送信電力を低減することにより、セル3、7、11、...でパイロットcを使用する端UTによって体験されるパイロット劣化レベルを低減することができる。
[0044]別の実施形態では、異なるセルの全体にわたってBSコントローラによってパイロットを再利用する方法は、順序においてだけでなく、パイロットの大きさがパイロットに分けられる形態において異なっていてもよい。偶数のセルが左中間UT及び中央UTにラベルx及びxを有するパイロットを使用せず、パイロットz及びz(パイロットzはx及びxの合計に比例するが、パイロットzはx及びxの差に比例する)を使用するように、図6の例を変更することによって、そのような一例を生成することができる。
コントローラの一例
[0045]一実施形態では、パイロットパターン割当ては、単一又は複数のセル内のアンテナからの送信を制御するコントローラによって実行される。一実施形態では、セル内のそれぞれのUT(トレーニングのために選択される又は選択されることが考慮される)について、以下の入力が考慮される。
1.以下のうちの1つ又は複数を含んでもよい、大規模なUT特有の測定値/入力のサブセット
・コントローラによって制御される(1つ又は複数の)セル内のそれぞれのTXアンテナに対するそれぞれのUTの相対的な位置、
・コントローラによって制御される(1つ又は複数の)セル内のそれぞれのTXアンテナに対するそれぞれのUTの平均(大規模な)受信電力レベル、
・セクタライズされた配備の場合、UTが常駐するセクタ、及び
・UTのパイロットが再利用される隣接セルにおけるBSアンテナが所与のUTからパイロット送信を受信する電力レベルの(場合によっては粗な)推定値。
2.任意の所与のパイロットが再利用される隣接セルにおいて使用されるパイロット割当て方法の「基準」についての情報。この情報を静的にBSコントローラに押し付けてもよく、又は相対的に長い時間スケールにわたって更新してもよい。これらの基準は、以下のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
・隣接「パイロット劣化」セルにおいて使用されるパイロット割当て基準、
・特定のパイロットでの干渉要件に対する、又はこれらのパイロットを用いるユーザの相対的な位置に対する潜在的な制約。一例として、2つのセットのパイロット、{c及びc}並びに{c及びc}を、2つの異なる隣接BSに対する大規模なSNRに基づいてUTに割り当てることができる、すなわち、{c及びc}は、BS1に対して「許容できる程度に」低い大規模な受信信号レベルを有する2つのUTに割り当てられるが、{c及びc}は、BS2に対して「許容できる程度に」低い大規模な受信信号レベルを有する2つのUTに割り当てられる。さらに、BS1に対してより低い(より高い)大規模な受信信号レベルを有するUTは、c(c)に割り当てられる。さらに、「許容できる程度に低い」大規模な受信信号レベルであるものは、リソースブロックからリソースブロックへ体系的に変化して、全てのユーザを適応させること/スケジューリングすることを可能にすることができる、および、
・隣接セル内のパイロット劣化UTによって使用されるパイロット電力レベル。
[0046]上記の情報に基づいて、BSコントローラはパイロット(及び潜在的にパイロット電力レベル)をそのUTに割り当てる。具体的には、BSコントローラは最初に、上記の項目2からの利用可能な情報に基づいて、それ自体のパイロット割当て基準を設定する。次いで、基準及び大規模なUT測定値入力に従って、BSは、そのUTのセットへのパイロットの割当てを決定する。
[0047]別の実施形態では、別のエンティティが、BSコントローラによって使用されるいくつか又は全てのパイロット割当て基準を選択して、そのパイロットを割り当てる。この実施形態によれば、このエンティティは、パイロットを再利用している隣接セルから情報及び場合によってはこれらのセル内のUT情報についてのいくつかの集約統計を収集することができる。次いで、エンティティは、これらのセルを制御するBSコントローラ(のサブセット)によって(使用されるパイロットのサブセットにおいて)使用されるパイロット割当て基準を決定し、次いで、これらのパイロット割当て基準を対象のBSコントローラに押し付けることができる。
[0048]図7は、ワイヤレス通信システムの一実施形態のブロック図である。図7を参照すると、通信システムは、トポロジ内のセルに配置された複数の基地局701と、複数のユーザ端末702と、1組の送信アンテナからのジョイント送信を制御し、トポロジの全体にわたってパイロットの協調的再利用を制御するための基地局コントローラ703とを備える。
[0049]基地局コントローラ703は、トポロジ内の基地局の全体にわたってパイロットコードの割当てを調整し、基地局−ユーザ端末のペアの全体にわたってコードの割当てを調整することによって、ジョイント送信を制御する。一実施形態では、これは、1組のパイロットコードから、コードのサブセットをトポロジ内のそれぞれのセルに割り当て、セルに依存する基準に基づいて、それぞれのコードのサブセット内のコードを前記それぞれのセル内のユーザ端末に割り当てることによって実行される。
[0050]それぞれの基地局701は、前記それぞれの基地局が信号を送信する宛先の1組のユーザ端末から、その組のユーザ端末に割り当てられたパイロットコードに対応する波形を受信し、前記それぞれの基地局の基地局アンテナとその組のユーザ端末との間のチャネルの、受信した波形に基づくチャネル推定情報を取得し、チャネル推定情報に基づいて、その組のユーザ端末に送信するように動作可能である。
[0051]一実施形態では、全てのモバイルから送信された波形(トレーニングシーケンス)を受信した後、基地局は、波形を送信するモバイルと基地局でのアンテナとの間のチャネル係数行列を推定する。基地局は、当技術分野でよく知られた方法で、受信信号ベクトルに基づくそれぞれの推定されたチャネル行列並びに、信号及び干渉電力の推定値を生成する。一実施形態では、基地局は、当技術分野でよく知られた方法で標準的な最小平均二乗誤差(MMSE)推定器を使用して、推定されたチャネル行列を生成する。次いで、データ送信間隔の間、基地局は推定されたチャネル係数行列に基づいて、プリコーダ/プリコーディング行列を計算する。
[0052]一実施形態では、パイロットの割当ては、UTのスケジューリングと関連している。より具体的には、隣接セル(又はBSの隣接クラスタ、クラスタ内の全てのBSが合同マルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信に関与する)におけるジョイント送信がスケジュールされたユーザ端末のグループには、協調的な方法でセルの全体にわたってパイロットが割り当てられ、その結果、これらの隣接セルにおけるパイロット再割当ては、優れた性能レベルを取得するように体系的に行われる。例えば、コントローラ703は、大きい組のセルにおける割当てを制御することができ、パイロット割当ての更新された基準をそのBSに周期的に押し付けることができる。例えば、コントローラ703は、コントローラ703が制御するそれぞれのセル(それぞれのBS)によって周期的に提供される、UTから隣接BSへの大規模なSINRの「集計」統計/分布(これらは、1日の中で時間とともにゆっくりと変化する)を考慮し、これを使用して、コントローラ703がパイロットを割り当てるためにそれぞれのセルに押し付ける基準を更新することができる。これは、例えば、閾値タイプの大規模な受信電力レベル基準、すなわち、ある閾値よりも大きい(又は小さい)このBSに対して大規模な受信信号強度を有するこのパイロットユーザ上で「スケジュールしない」(又は、「のみスケジュールする」)、順序タイプの基準(例えば、所与のパイロットセットを、所与のBSに対して信号レベルが増加する又は減少する順序で、UTに割り当てる)、又はこれらの組合せに対応することができる。コントローラ703は、セルが利用可能なパイロットの数を変更することさえもできる(例えば、隣接セルがトラフィックにより非常にビジーになったとき)。したがって、コントローラ703は、セルに割り当てられたパイロット及びこれらの割り当てられたパイロットを使用するためにユーザ端末を割り当てることができるルールを示す。
[0053]ここで、これらのセル特有の基準がセルに押し付けられると、それぞれのセル内の基地局は、その基準をパイロット割当て、パイロット電力レベルの選択に使用し、場合によってはUTスケジューリングにさえも使用する。
[0054]したがって、このシステムの一実施形態では、コントローラ703は、(セル特有の)基準を決定し、この基準をそれぞれのセルに周期的に押し付ける。これは、それぞれのセルについて、1組のスケジューリングクラス(及びこれらのクラスへのリソースブロックのマッピング)、それぞれのクラスにおけるパイロットのグループ、及びそれぞれのグループにおけるパイロットをユーザに割り当てるための基準を定義する。次いで、実際のパイロット割当ては、それぞれのBSによって、各自のセル特有の命令に基づいて自立的に行われる。また、BSは、そのパイロットのうちの1つ又は複数を再利用する隣接BSによって提供された情報(例えば、隣接BSでのそのUTのうちの1つ又は複数の大規模な受信信号強度)を利用することができる。
[0055]図8は、セルのトポロジの全体にわたってパイロットの協調的再利用を使用する当該トポロジを有するワイヤレス通信ネットワーク内のダウンリンクをトレーニングするためのプロセスの一実施形態の流れ図であり、それぞれのセルは基地局を含む。このプロセスは、ハードウェア(例えば、回路、専用ロジックなど)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム又は専用マシン上で動作するものなど)、又は両方の組合せを備えることができる処理ロジックによって実行される。一実施形態では、この処理ロジックは基地局コントローラの一部である。
[0056]図8を参照すると、このプロセスは、1組のパイロットコードから、トポロジ内のそれぞれのセルにおいて使用するためのコードのサブセットを割り当てること、及びセルに依存する基準に基づいて、それぞれのコードのサブセット内のコードを前記それぞれのセル内のユーザ端末に割り当てることを含め、トポロジ内の基地局の全体にわたってパイロットコードの割当てを調整し、基地局−ユーザ端末のペアの全体にわたってコードの割当てを調整する処理ロジックによって開始する(処理ブロック801)。一実施形態では、ワイヤレスネットワーク内のコントローラは、それぞれのセルにおいて使用することができるコードのサブセットを割り当て、セルにそのコードのサブセットを通知する。一実施形態では、セル内のUTは、どのパイロットが、トレーニングのために、そのチャネル上で、UTへのセルのBSシグナリングによって、BSから制御チャネルを介して使用される送信電力レベルの識別子とともに、パイロット識別子を送信するかについて通知される。別の実施形態では、送信電力レベルは信号で送られない。
[0057]一実施形態では、基準は信号対雑音比(SNR)に基づく基準である。一実施形態では、基準は位置に基づく基準である。一実施形態では、コードのサブセットをそれぞれのセルに割り当てることは、ユーザ端末特有の情報に基づく。一実施形態では、パイロットコードは、第1のユーザ端末に送信する基地局に対する第1のユーザ端末の信号レベルに基づいて、第1のユーザ端末に割り当てられる。一実施形態では、パイロットコードは、第1のユーザ端末に送信する基地局に対する第1のユーザ端末の相対的な位置に基づいて、第1のユーザ端末に割り当てられる。一実施形態では、パイロットコードは、パイロットコードを送信する第1のユーザ端末によって干渉される1つ又は複数の隣接基地局に対する第1のユーザ端末の信号レベルに基づいて、第1のユーザ端末に割り当てられる。一実施形態では、パイロットコードは、パイロットコードを送信する第1のユーザ端末によって干渉される1つ又は複数の隣接基地局に対する第1のユーザ端末の相対的な位置に基づいて、第1のユーザ端末に割り当てられる。
[0058]一実施形態では、1つのパイロットコードは、パイロットコードを送信する第1のユーザ端末によって干渉される隣接基地局のどれがその1つのパイロットコードの割当てを実行しているかに基づいて、第1のユーザ端末に割り当てられる。一実施形態では、セル依存の基準に基づいて、それぞれのコードのサブセット内のコードをそれぞれのセル内のユーザ端末に割り当てることは、第1のセルに依存する基準に基づいて、第1のコードのサブセット内のコードを第1のセル内の第1の組のユーザ端末に割り当て、第2のセルに依存する基準に基づいて、第2のコードのサブセット内のコードを第2のセル内の第2の組のユーザ端末に割り当てることを含み、第1及び第2のセルに依存する基準は異なる。
[0059]続いて、処理ロジックは、割り当てられたパイロットを送信するユーザ端末から波形を受信する(処理ブロック802)。これは、波形を受信するためにフロントエンドで受信アンテナを使用する基地局によって実行されてもよい。
[0060]受信した波形を使用して、処理ロジックは、基地局アンテナと基地局が送信している宛先のユーザ端末との間のチャネルのチャネル推定情報を取得する(処理ブロック803)。これは、当技術分野でよく知られた方法で、基地局における制御ロジック(例えば、プロセッサ)を使用して実行される。
[0061]次いで、処理ロジックは、チャネル推定値に基づいてプリコーダを作成し、プリコーダは、それぞれのユーザ端末に送信される情報をプリコードするために使用される(処理ブロック804)。これは、当技術分野でよく知られた方法で実行され、本発明を不明瞭にすることを避けるために、本明細書には記載されていない。
[0062]プリコーダを使用して、処理ロジックは、生成されたプリコーダを使用するユーザ端末にワイヤレス信号を送信する(処理ブロック805)。一実施形態では、これらの送信は、基地局のフロントエンドにおける基地局送信機を使用して実行される。
[0063]本発明の多くの改変形態及び変更形態が、上記の説明を読んだ後では、間違いなく当業者に明らかとなろうが、例証として示され、説明されたどの特定の実施形態も、限定するものとして見なされることは全く意図していないことを理解されたい。したがって、様々な実施形態の詳細への言及は、それ自体が本発明に必須と見なされる特徴のみを列挙している特許請求の範囲の範囲を限定することを意図していない。

Claims (2)

  1. セルのトポロジの全体にわたってパイロットの協調的再利用を使用する前記トポロジを有するワイヤレス通信ネットワークにおいてトレーニングするための方法であり、それぞれのセルが基地局を含み、前記それぞれの基地局によって実行される当該方法であって、
    1組のパイロットコードから、前記トポロジ内の前記それぞれのセルに、使用するためのコードのサブセットて、前記サブセット内のパイロットを前記それぞれのセル内のユーザ端末に割り当てるステップであって、該ユーザ端末に係るセルとは異なるセルであり該ユーザ端末に係るセルに割り当てられたサブセット内のパイロットが再利用されるセルである隣接セルの基地局に対する、該ユーザ端末の、相対的な位置及び受信信号レベルの少なくともいずれか一方に基づいて、該ユーザ端末に割り当てるパイロットを決定し、決定したパイロットを該ユーザ端末に割り当てる、当該ステップと、
    割り当てられたパイロットを送信するユーザ端末から、該ユーザ端末に割り当てられたパイロットに対応する波形を受信するステップと、
    基地局アンテナと前記基地局が送信している宛先のユーザ端末との間のチャネルのチャネル推定情報を取得するステップであって、前記チャネル推定情報が前記受信した波形に基づく、当該ステップと、
    前記チャネル推定情報に基づいて、前記ユーザ端末に送信される情報をプリコードするために使用されるプリコーダを作成し、該プリコーダによってプリコードした情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、
    を含む、当該方法。
  2. トポロジ内のセルに配置された複数の基地局と、
    複数のユーザ端末と、
    1組のパイロットコードから、コードのサブセットを前記トポロジ内のそれぞれのセルに割り当てること、及び
    前記サブセット内のパイロットを前記それぞれのセル内のユーザ端末に割り当てることであって、該ユーザ端末に係るセルとは異なるセルであり該ユーザ端末に係るセルに割り当てられたサブセット内のパイロットが再利用されるセルである隣接セルの基地局に対する、該ユーザ端末の、相対的な位置及び受信信号レベルの少なくともいずれか一方に基づいて、該ユーザ端末に割り当てるパイロットを決定し、決定したパイロットを該ユーザ端末に割り当てること、
    を含め、前記トポロジ内の基地局の全体にわたってパイロットの協調的再利用を制御するための基地局コントローラと、
    を備えるワイヤレス通信システムであって、
    それぞれの基地局が、
    前記それぞれの基地局が信号を送信する宛先のユーザ端末から、ユーザ端末に割り当てられたパイロットに対応する波形を受信し、
    前記それぞれの基地局の基地局アンテナと前記基地局が送信している宛先のユーザ端末との間のチャネルの、前記受信した波形に基づくチャネル推定情報を取得し、
    前記チャネル推定情報に基づいて、前記ユーザ端末に送信される情報をプリコードするために使用されるプリコーダを作成し、該プリコーダによってプリコードした情報を前記ユーザ端末に送信する、
    ように動作可能とされた、当該ワイヤレス通信システム。
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