JP2010518154A5

JP2010518154A5 -

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Publication number: JP2010518154A5
Application number: JP2009549466A
Authority: JP
Filing date: 2008-02-07
Publication date: 2011-03-31

Claims

正常成体組織構造の衰退に関連する障害の処置又は防止を意図する医薬としての使用のための、少なくとも２つの活性成分、又は医薬的に許容可能なその塩の混合物を含んでなる医薬組成物あって、ここで、
（ａ）第一活性成分は、ＴＧＦ−ベータ産生刺激因子であり、及び
（ｂ）第二の及びさらなる任意の活性成分は、第一活性成分の投与に関連する副作用を低減するように選択され、
ここで、ＴＧＦ−ベータ産生刺激因子が、式IIの化合物：

（式中、
Ｚは、Ｃ＝Ｏ又は共有結合であり、
Ｙは、Ｈ又はＯ（Ｃ1〜Ｃ4アルキル）であり、
Ｒ ₁₀ 及びＲ ₁₁ は、独立に（Ｃ1〜Ｃ4）アルキルであるか、それが結合するＮと共に飽和へテロシクロ環を形成し、
Ｒ ₁₂ は、エチル又はシクロエチルであり、
Ｒ ₁₃ は、Ｈ、又はＲ ₁₂ と共に−ＣＨ ₂ −ＣＨ ₂ −又は−Ｓ−であり、
Ｒ ₁₄ 及びＲ ₁₅ は、独立にＨ、Ｉ、Ｏ（Ｃ1〜Ｃ4）アルキルから選択される）
又は医薬的に許容可能なその塩であり、及び
ここで、構造式IIの化合物は、タモキシフェン、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン又はイドキシフェン、又は医薬的に許容可能なその塩である、医薬組成物
。
少なくとも２つの活性成分、又は医薬的に許容可能なその塩の混合物が、本質的に均一な混合物である、請求項１に記載の医薬組成物。
第二活性成分が、第一活性成分と同じ障害の回復、処置又は防止用として知られ、両活性成分が、別々に投与する場合のいずれか一方の活性成分の最適用量と比較して、より低い用量で混合物中に存在するような、請求項１又は２に記載の医薬組成物。
前記第二活性成分が抗血小板剤である抗凝血剤である、請求項１〜３のいずれか１項に記載の医薬組成物。
前記抗血小板剤が、アスピリン又は銅アスピリナートである、請求項４に記載の医薬組成物。
前記抗血小板剤が、クロピドグレル、チロフィバン、低分子量ヘパリン、アデノシン、プロスタサイクリン又はイロプロストである、請求項４に記載の医薬組成物。
前記活性成分が、タモキシフェン及びアスピリナートである、請求項１〜４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
前記アスピリナートがアスピリンである、請求項７に記載の医薬組成物。
前記活性成分が、タモキシフェン及びクロピドグレルである、請求項１〜４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
前記活性成分が、タモキシフェン、アスピリン及びクロピドグレルである、請求項１〜４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
前記クロピドグレル及び／又は存在する場合はアスピリンの各錠剤中の用量が、タモキシフェンの用量の２〜４倍である、請求項８〜１０のいずれか１項に記載の医薬組成物。
前記タモキシフェンが、各錠剤中15mgである、請求項１１に記載の医薬組成物。
前記活性成分が、いずれかの賦形剤及び／又は担体とともに、単一の錠剤として製剤化される、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の医薬組成物。
２つの活性成分が、単離される場合に両方が各々所有する活性を維持するように化学的に結合する、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の医薬組成物。
２以上の活性成分が共に塩を形成する、請求項１４に記載の医薬組成物。
前記活性成分が共に、塩タモキシフェンアスピリナートを形成する、請求項１５に記載の医薬組成物。
正常成体組織構造の衰退に関与する疾患の症状の、処置、回復又は予防のために、治療有効量を投与されることを特徴とする、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
前記正常成体組織構造の衰退に関連する障害が、自己免疫疾患、脈管障害、骨粗鬆症（低骨塩密度）、腫瘍増殖、リウマチ様関節炎、多発性硬化症、器官移植拒絶及び／又は遅延移植又は臓器機能、乾癬、アルツハイマー病、特発性認知症、パーキンソン病、ハンチトン病又は外傷性脳損傷及び臨床的に有意な慢性的後遺症からなる群選択される、請求項１７に記載の医薬組成物。
前記脈管障害が、アテローム、不安定狭心症、心筋梗塞又は脳卒中である、請求項１８に記載の医薬組成物。
正常成体組織構造の衰退に関連する障害の処置又は防止を意図する医薬の製造のための、請求項１〜１９のいずれか１項に記載の医薬組成物の使用であって、ここで正常成体組織構造の衰退に関連する障害が、自己免疫疾患、脈管障害、骨粗鬆症（低骨塩密度）、腫瘍増殖、リウマチ様関節炎、多発性硬化症、器官移植拒絶及び／又は遅延移植又は臓器機能、乾癬、アルツハイマー病、特発性認知症、パーキンソン病、ハンチトン病又は外傷性脳損傷及び臨床的に有意な慢性的後遺症からなる群選択される、使用。
前記脈管障害が、アテローム、不安定狭心症、心筋梗塞又は脳卒中である、請求項２０に記載の、医薬組成物の使用。