JP2010517523A - 改良されたマルチウェルプレート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PCR用途の薄い壁部を有するマルチウェルプレートは、(i)デッキ部及びスカート部であって、外側面と内側面とを有するデッキ部及びスカート部と、(ii)化学的な反応体を保持する複数のウェル部であって、各ウェル部は内側面と外側面とを有するウェル部壁部を有する複数のウェル部とを有し、デッキ部及びスカート部と複数のウェル部とは一体構造で同じプラスチック材料で形成され、デッキ部及びスカート部は1.5mm±10%乃至3mm±10%の平均厚さを有する。
【選択図】図33
【選択図】図33
Description
本発明は、ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction(PCR))等の化学的又は生物学的反応の容器、或いは、化学的又は生物学的試料の貯蔵容器として使用されるマルチウェルプレートや滴定プレート(titre plates)に関係し、及び、そのようなプレートの製造方法に関係する。決して限定するわけではないが、硬いPCRプレートとその製造方法に特に適用可能である。
マルチウェルプレート又は2次元に拘束されたウェル部又は反応室の列は、多数の試料のスクリーニングと評価のための研究と臨床処置に共通に使用される。マルチウェルプレートは、幅広く使用されるポリメラーゼ連鎖反応、即ち、「PCR」の実施のため、及び、DNAサイクルシーケンス等のための自動化されたサーマルサイクラー(thermal cycler)に関連して、特に有効である。それらはまた、生物学的なマイクロ培養と分析手順、及び、ミクロの尺度での化学的合成の実行に特に有効である。
マルチウェルプレートは、従来の試験管や遠心機の管(centrifuge tubes)に類似して、頂部端に単一の開口部を有するウェル部(窪み、well)や管を有し、また、それらは底面端にフリット(frit)やフィルター媒体に適合する第2の開口部を組み込み、濾過機能を提供することがある。上にて暗に示したように、マルチウェルプレートは比較的小さい規模の実験室の手順に大変頻繁に使用され、それ故に「マイクロプレート」としても一般に知られている。マルチウェルプレートの例は、欧州特許0,638,364号、英国特許2,288,233号、米国特許3,907,505号と米国特許4,968,625号に開示されている。
PCR用途のマルチウェルプレートは、一般に管の中心間の距離(即ち、管の端数(fractions thereof))が業界標準9mm(0.35インチ)の、一般に3×8の管(24ウェルプレート)、6×8の管(48ウェルプレート)或いは8×12の管(96ウェルプレート)の長方形の平面の列に並べられた複数のプラスチックの管で構成される。技術が進歩して、例えば16×24の管(384ウェルプレート)のような非常に多くのウェル部を備えたプレートが開発されてきた。
PCRマルチウェルプレートは管の底面が一般に丸みを帯びた円錐形状である。代替的にそれらが平底の場合もある(一般に、光学式読取機で使われる丸みを帯びた形状又は四角形状のいずれかのデザインを備える)。
水平に配置されたトレイ又はプレートは一般に各々の管の間を一体となって延伸し、各管をその隣の管と十字網状に相互接続する。プレートの周縁部は、プレートの下で下方に向けて延伸するスカート部を備えて共通に形成される。スカート部はプレート成型時にプレートと一体として形成され、一般にプレートの周りに一定の高さを有する連続した壁部を形成する。その結果、このスカート部は、表面上に置かれるときプレートに安定性を与えると共に、プレートが扱われるときいくらかの剛性を与える。
マルチウェルプレートを使用する研究技術は、これに限定されるわけではないが、放射免疫測定(radioimmuniassay)(RIA)や酵素結合免疫収着検定法(enzyme-linked immunosorbant assay)(ELISA)等のような定量的な結合分析(binding assay)を含み、組合せ化学(combinatorial chemistry)、セルベース・アッセイ(cell-based assays)、サーマルサイクルのDNAシーケンスとポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を含む。後ろの2つでは一連のサーマルサイクルを使用して特殊なDNAシーケンスを増幅する。これらの技術の各々は試料ウェルの物理的で物質的な性質と表面特性とに特殊な要求をする。例えば、RIAとELISAとは高い蛋白結合を備えた表面を要求し、組合せ化学は大きな化学的及び熱的な抵抗を要求し、セルベース・アッセイはある種の応用に対して良好な透明性と同様に滅菌に匹敵する表面及び細胞付着性(cell attachment)を要求し、サーマルサイクルは蛋白質及びDNAの低結合、良好な熱伝導率、適度な熱抵抗を要求する。
5マイクロリットル以下の液体をしばしば含むウェル部を充填することと空にすること、それらを取り扱うことは多くの実験室で自動化されるので、これらのプレートが自動化設備で互換性を有することはますます重要になってきた。従って、ロボット設備と共に使用される際に助けとなりロボットによる把持と操作に耐えられるマルチウェルプレートを使用することは望ましい。
PCR用途を意図したマルチウェルプレートの場合、ウェル部の壁部を可能な限り薄くするべきであるという更に重要な要求がある。そのような薄いウェルを有するマイクロプレートは、サーマルサイクルの厳しい要求に適応するように設計され、試料ウェルに含まれた試料への熱遷移を改善するように設計される。試料ウェルは一般に円錐形状であり、サーマルサイクラーの対応する円錐形状の加熱・冷却ブロックにウェル部が入れ子状に収まることを可能にする。試料ウェルの入れ子形状の特徴は、加熱・冷却ブロックに接触し、その結果、試料の加熱と冷却を容易にすることを助ける一方で、薄いウェルを有するマイクロプレートの表面領域を増やすことを助ける。
それゆえに、薄いウェルを有するマイクロプレートは、最適なロボットの操作、液体の扱い、サーマルサンプリングのために、物理的で物質的な性質の特別な結合を要求する。これらの性質は、ロボットのプレート操作に要求される剛性と強度と直線性、正確で信頼できる液体試料の扱いに要求される試料ウェルアレイの平面度、ほぼ摂氏100度に等しい温度に晒される間とその後に物理的で寸法的な安定性と統合性、試料への最適な熱遷移に要求される薄い壁部を有する試料ウェルで構成される。これらの様々な性質は矛盾しがちである。例えば、改善された剛性、及び/又は、安定性を提供するポリマーは、生物学的に互換であり、及び/又は、薄い壁部を有する試料管を形成するのに要求される物質的な性質を一般に有しない。
一般に、工程のコスト効率のために、PCRプレートは単一部品のポリマー射出成型によって製造される。最終製品の強度と剛性と平面度とを改善するために、様々な構造的特徴がマイクロプレートに組み込まれる。例えば、平面度と剛性とを補強するために、リブ部がマルチウェルプレートの下側面部に組み込まれることがある。しかし、そのようなプレートはサーマルサイクラーに適合しなければならないという要求によって、そのような構造的特徴は大きさと形状とが制限される。マルチウェルプレートの剛性と平面度とを高める更なる選択肢は、剛性と平面度とをプレートに自然に与えるポリマーを使用することを含む。しかし、プレートがサーマルサイクルの間に正しく機能するために、選択されたポリマーもまた、薄いウェルを有するマイクロプレートの物理的で物質的な性質の要求を満たさなければならない。
実際には、今日使用されるたいていのPCRプレートは、ポリオレフィン、一般にはポリプロピレンで、ワンショットの射出成型工程で製造される。溶解したポリプロピレンの流動特性によって充分に薄い壁部を備えた試料ウェルの一貫した成型は可能になり、試料ウェルアレイがサーマルサイクラーブロックに取り付けられるとき最適な熱遷移を促進するから、ポリプロピレンが使用される。加えて、サーマルサイクリングの高温に晒されるとき、ポリプロピレンは柔らかくなったり溶けたりしない。しかし、この方法でポリプロピレン又はポリエチレンで構成された薄いウェルを有するマイクロプレートは固有の内部応力を有し、それは複雑な特徴を備えプレート本体全体で厚い断面部分と薄い断面部分を示す成型部品に見られることがある。これらの内部応力は、成型工程が完了した後に、プレート本体の厚い部分と薄い部分との冷却速度の相違に起因する。その上、仮に更なる問題とはならないにせよ、等しく、薄いウェルを有するマイクロプレートがサーマルサイクリング工程の条件に晒されるとき、これらの内部応力の開放による反り(warping)と縮み(shrinking)等の更なる湾曲(distortions)が結果として生じることがある。平面度と足跡(footprint)の大きさの両方で寸法が結果としてばらつくので、自動化設備を使用するとき、試料の搭載(loading)と試料の回収(recovery)が信頼性のないものとなる場合もある。
マルチウェルプレートが剛性と平面度に関する仕様を一貫して厳守することを確実にするために、先行技術のマルチウェルプレートの製造者はある種の設計上の選択肢を使用する。即ち、構造的特徴をマルチウェルプレートに組み込み、マルチウェルプレートを構築するのに好適で経済的なポリマーを使用する。欧州特許EP−B−0106662号は、抑制され、又は、減じられた固有蛍光(native fluorescence)を有する材料で形成された単一部品のマルチウェルプレートを開示する。
構造的特徴をマルチウェルプレートに組み込む第1の選択肢は、リブ部をマルチウェルプレートの下側面部に組み込んで平面度と剛性とを補強することを含む。しかし、そのような構造的特徴をサーマルサイクリング手順で使用される薄いウェルを有するマイクロプレートに組み込むことはできない。そのような構造的特徴のために試料ウェルはサーマルサイクラーブロックのウェル部に入れ子状に収まることはできないし、それ故に、そのような構造的特徴はブロックのウェル部との効率的な結合を妨げ、試料ウェル内に含まれる試料へのより低効率の熱遷移という結果となるだろう。
マルチウェルプレートの剛性と平面度とを高める第2の選択肢は、プレートに剛性と平面度とを与える好適で経済的なポリマーを使用することを含む。同時に、そのような試料ウェルがサーマルサイクルの間に正しく機能するために、選択されるポリマーは薄いウェルを有するマイクロプレート試料ウェルの物理的で物質的な特性要求にも合致しなければならない。多くの先行技術のマルチウェルプレートはポリスチレン又はポリカーボネートで構成される。ポリスチレン樹脂とポリカーボネート樹脂とは、薄いウェルを有するマイクロプレートに要求される試料ウェルの薄い壁部を形成するのに好適でない型流動特性を示す。成型されたポリスチレンは、サーマルサイクリング手順で決まって使用される温度に晒されるとき、柔らかくなるか、溶ける。それ故に、そのようなポリマー樹脂は、サーマルサイクリング手順のための薄いウェルを有するマイクロプレートの構造に好適でない。
これらの問題を克服するために、他の様々な試みが先行技術においてなされてきた。そのような例の1つが、欧州特許EP1198293号と米国特許出願US2002/0151045号(エム・ジェイ・リサーチ社(M J Research Inc.))に記載されている。そこには、分離されたウェル部とデッキ部とに適合し単一のプレートを形成するために結合されることがあるスカート部とフレーム部とで形成される薄いウェルを有するマイクロプレートが記載されている。この形式の構造は製造するにはかなり高価である。高スループットの実験室ではこれら薄いウェルを有するマイクロプレートが週に何万個も使用されるから、価格は重要な要素である。
他のそのような例は、欧州特許EP1161994号と米国特許出願US2005/0058578号(エッペンドルフ・エイジイ(Eppendorf AG))に記載されている。そこには、ツーショットの射出成型によって形成される薄いウェルを有するマイクロプレートが記載されている。スカート部とフレーム部とデッキ部とは硬いプラスチック材料で一体成型される。それから、薄い壁部のウェル部は、第2のプラスチック材料を直接デッキ部の穴に入れることによって形成される。2つの型と2つの成型工程とが必要とされるので、標準的なプレートに比較して、この設計は製造するにはかなり高価である。この製造方法はまた、1またはそれ以上のウェル部が使用中にデッキ部から分離するかもしれないという可能性を残したままである。
英国特許UK2,288,233号(アクゾ・ノーベル・エヌ・ヴィー(Akzo Nobel N.V.))には、マイクロ滴定のウェル部の列が四角い穴の格子の中に位置し、各穴がウェル部を収納するように適合されるタイプのマイクロ滴定プレート(microtitre plate)が記載されている。格子状の穴は、スカート部を有するフレーム部の統合された一部を形成する。組み立てユニットはサーマルサイクラー内で機能しないか機能できないから、そのような配列はPCRプレートには実用的でない。
それ故に、上述したいくつかの設計では、従来の薄いウェルを有するプレートに存在した内部応力は未だに存在し、サーマルサイクル工程の間にこれらの応力を制御することを望んで、更なる構成要素が使用されてきたことが理解される。その結果、両方の先行技術の例において固有の問題は解決されず未だに存在し、内部応力の必然的な影響を相殺しようとして更なるプラスチック又は金属の構成要素が加えられてきた。そして、先行技術の設計は、必然的に、従来のマルチウェルプレートよりも製造にコストがかかる。
本発明の目的は、上記した問題のいくつか又はすべてを克服するか、或いは、少なくとも緩和することである。
本発明の一つの特徴は、マルチウェルプレートが、(i)デッキ部及びスカート部であって、外側面と内側面とを有するデッキ部及びスカート部と、(ii)化学的な反応体を保持する複数のウェル部であって、各ウェル部は内側面と外側面とを有するウェル部壁部を有する複数のウェル部とを有し、デッキ部及びスカート部と複数のウェル部とは一体構造で同じプラスチック材料で形成され、デッキ部及びスカート部は1.5mm±10%乃至3mm±10%の平均厚さを有することである。プレート全体が同じプラスチック材料で形成された硬いマルチウェルプレートを形成するために単一ショットの射出成型工程を考慮するとき、このことは特に有利である。デッキ部及びスカート部の厚さを増すことで、複雑なツーショットの射出工程に退避する必要はなく、及び/又は、先行技術で提供された異なるプラスチック材料を成型組み立ての後に使用することもなく、しかも、ウェル部の厚さに影響を与えることなく、実質的な剛性をプレートに与える。
好ましくは、デッキ部及びスカート部は1.7mm±10%乃至2.5mm±10%の平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部は1.9mm±10%の平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の厚さの比であって、外側面と内側面との間の内部距離の平均値とウェル部壁部の厚さの平均値との比は6以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は12以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は20以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は30以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は40以上である。
好ましくは、ウェル部壁部は約0.05mm乃至0.25mmの平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部は1.9mm±10%の平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の厚さの比であって、外側面と内側面との間の内部距離の平均値とウェル部壁部の厚さの平均値との比は6以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は12以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は20以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は30以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は40以上である。
好ましくは、ウェル部壁部は約0.05mm乃至0.25mmの平均厚さを有する。
本発明の他の特徴は、マルチウェルプレートが、(i)デッキ部及びスカート部であって、外側面と内側面とを有するデッキ部及びスカート部と、(ii)化学的な反応体を保持する複数のウェル部であって、各ウェル部は内側面と外側面とを有するウェル部壁部を有する複数のウェル部とを有し、デッキ部及びスカート部と複数のウェル部とは一体構造で同じプラスチック材料で形成され、デッキ部及びスカート部の厚さの比であって、外側面と内側面との間の内部距離の平均値とウェル部壁部の厚さの平均値との比は6以上であることである。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は12以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は20以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は30以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は40以上である。
好ましくは、ウェル部壁部は約0.05mm乃至0.25mmの平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部は約1.5mm乃至3mmの平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は20以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は30以上である。
好ましくは、デッキ部及びスカート部の平均厚さのウェル部壁部の平均厚さに対する比は40以上である。
好ましくは、ウェル部壁部は約0.05mm乃至0.25mmの平均厚さを有する。
好ましくは、デッキ部及びスカート部は約1.5mm乃至3mmの平均厚さを有する。
本発明の好ましい実施形態は今や実施例によってのみ更に特別に記載される。これらは本発明を実施に移す出願人に知られた最良の方法を表わすが、それらはこれを達成できる唯一の方法ではない。
図1乃至図5は、先行する96ウェルプレートを一般的な寸法と共に示す。これらのプレート10は、複数のウェル部12を規則的な列又は行列に支持するデッキ部11を有する。デッキ部は、近接するウェル部を各ウェル部の頂部近く又は頂部で結合し、それらを望ましい行列に保持する。各ウェル部は、その上部リム部の周りに小さい煙突状部(chimney)16を有し、その煙突状部はデッキ部の高さを誇りとして立っている。これらの煙突状部やリム部はウェル部の改良されたシール部を提供する。
スカート部13は、デッキ部11に取り付けられて一体化される。これはデッキ部の周縁部から下に延伸し、スカート部14の底部はウェル部15の底部と実質的に同一水準である。そのとき、スカート部はある程度の剛性を提供し、また、図5に示されるように、プレートが互いの頂部に積み重ねられることを可能にする。
デッキ部及びスカート部は、図2に符号17と18としてそれぞれ示されるように、一般に外側面と内側面とを有し、これらの面の間に所定の厚さを有するプラスチック層があるということが先の記載から続く。これらの面の間のプラスチック層の厚さは、一般に先行する96ウェルプレートでは約0.5mm乃至約0.8mmであり、最大約1.0mmである。これらの値は正確な限界を表すことを意図しないが、むしろデッキ部及びスカート部に使用される厚さの範囲の指標を与えることが理解されるべきである。
図4はウェル部20の断面を示す。これらのウェル部は薄い壁部を備えて設計され、熱遷移がサーマルサイクラーブロックとウェル部の内容物との間で起こることを可能にする。一般に、ウェル部の壁部21は厚さが約0.05mm乃至約0.25mmである。これらの値は正確な限界を表すことを意図しないことが理解されるべきである。例えば、将来の技術によってウェル部が0.05mm未満の壁部厚さで構成されることが可能になるかもしれない。しかし、現在使用可能な技術を使用すれば、0.1mmは、信頼性を有して達成されることができ各ウェルを完全無欠なものにすることができる一般的な最小値を表す。このことは、好適なウェル部の壁部に0.1mm乃至0.25mmの厚さ範囲を与える。
ウェル部の壁部はいたるところで均一な厚さを有するわけでないということも理解されるだろう。例えば、管22の底部は僅かに厚い壁部厚さを有し、デッキ部に触れるウェル部23の頂部も僅かに厚い。その結果、ウェル部の壁部厚さを参照するとき、任意の材料のバルクが蓄えられる領域である記号「A」で示されるウェル部の領域において、このことは壁部の厚さを参照する。
上にて説明したように、そのようなプレートはサーマルサイクラー内で加熱された後に歪む傾向がある。しかし、デッキ部及びスカート部の厚さを増加することによってプレートは更にかなり堅くなるが、驚いたことにプレートはワンショットの成型工程を使用して未だに首尾よく作られることが、予期せず発見されてきた。そのようなプレートの例は、寸法を含めて、図6乃至図9において包括して与えられ、その中では対応するナンバリングシステムが使用されている。
これらのプレートはワンショット成型工程を使用して作られる。ウェル部の壁部厚さ、デッキ部及びスカート部の厚さ、湯口(injection point)の相対的な寸法は、成型がうまくいくのに極めて重要である。問題は一般に信頼できる製品を形成するときに現れる。そこでは、製品は非常に薄い壁部厚さの領域、即ち、ウェル部の壁部を含み、ずっと厚い領域、即ち、デッキ部及びスカート部を含む。これらの状況では非常に薄い領域での成型は不完全になる傾向がある。
図7と図9とから、より厚いデッキ部及びスカート部は可能であるが、この新しい設計におけるデッキ部及びスカート部の領域のための一般的な厚さは1.5mm乃至3mmであるということが見られる。それ故に、ウェル部の壁部厚さの平均値に比較して、デッキ部及びスカート部の厚さの平均値の間に比があるということになる。これらの厚さは実際には成型全体で完全に一様ではないから、平均値を採用することが必要である。この比は約6から約60へ変化する。仮にウェル部の壁部厚さが0.05mm未満であれば、それは60よりも大きくなることもある。しかし、それは6未満にはなりそうになく、要求される程度の剛性を未だに保持しそうにない。
デッキ部及びスカート部の厚さの一般的な寸法は1.5mm乃至3mmであり、好ましくは約2mmである。
上にて説明したように、この種の製品に厚い断面を使用することに対する偏見が産業界にある。溶解したプラスチック材料が型を流れる流動特性は貧弱で、サイクル時間は劇的に増加する。しかし、6つの湯口130乃至135を使用し、湯口の領域、例えば、図7における符号136でのデッキ部の厚さを減らすことによって、ワンショット成型が合理的なサイクル時間で可能になることを発見した。湯口に隣接した成型品の厚さを減らすことによって、型に入るときプラスチック材料は更に高い温度にまで加熱され、その結果、成型操作は更に信頼できるものとなる。この領域におけるプラスチックの厚さは、先行技術のプレートと実質的に同じである。
いずれにせよ、この変更による予期しない結果として、これらの新しいプレートのデッキ部及びスカート部では内部応力と歪み(strains)がかなり低くなる。その結果、サーマルサイクルを繰り返した後にそれらが受ける変形は最小となる。
本発明は今や、実施形態によって、添付図面との関連において記載されるであろう。
それぞれ先行技術の96ウェルPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図を示す。
それぞれ先行技術の96ウェルPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図を示す。
それぞれ先行技術の96ウェルPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図を示す。
それぞれ先行技術の96ウェルPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図を示す。
それぞれ先行技術の96ウェルPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図を示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含まずに示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含まずに示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含まずに示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、端面図、ウェルの断面図を寸法を含まずに示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
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それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、ウェルの断面図、積み重ねられた状態の図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
それぞれ本発明の実施形態に係るPCRプレートの上面図、側面断面図、側面図、正面断面図、正面図、プレートの中央でのウェルの断面図、スカート部を備えたプレートの端でのウェルの断面図、スカート部及び壁部の断面図、積み重ねられた状態の断面図、下面図を寸法を含んで示す。
Claims (17)
- (i)デッキ部及びスカート部であって、外側面と内側面とを有するデッキ部及びスカート部と、
(ii)化学的な反応体を保持する複数のウェル部であって、当該各ウェル部は内側面と外側面とを有するウェル部壁部を有する複数のウェル部と
を有するマルチウェルプレートであって、
前記デッキ部及び前記スカート部と前記複数のウェル部とは一体構造で同じプラスチック材料で形成され、
前記デッキ部及び前記スカート部は1.5mm±10%乃至3mm±10%の平均厚さを有することを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部は1.7mm±10%乃至2.5mm±10%の平均厚さを有することを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部は1.9mm±10%の平均厚さを有することを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の厚さの比であって、前記外側面と前記内側面との間の内部距離の平均値と前記ウェル部壁部の厚さの平均値との比は6以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は12以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は20以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は30以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は40以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記ウェル部壁部は約0.05mm乃至0.25mmの平均厚さを有することを特徴とするマルチウェルプレート。 - 図5乃至図13に含まれる任意の組み合わせにおいて実質的に参照されて記載され図示されたマルチウェルプレート。
- (i)デッキ部及びスカート部であって、外側面と内側面とを有するデッキ部及びスカート部と、
(ii)化学的な反応体を保持する複数のウェル部であって、当該各ウェル部は内側面と外側面とを有するウェル部壁部を有する複数のウェル部と
を有するマルチウェルプレートであって、
前記デッキ部及び前記スカート部と前記複数のウェル部とは一体構造で同じプラスチック材料で形成され、
前記デッキ部及び前記スカート部の厚さの比であって、前記外側面と前記内側面との間の内部距離の平均値と前記ウェル部壁部の厚さの平均値との比は6以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項11に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は12以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項11に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は20以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項11に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は30以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項11に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部の平均厚さの前記ウェル部壁部の平均厚さに対する比は40以上であることを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項11に記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記ウェル部壁部は約0.05mm乃至0.25mmの平均厚さを有することを特徴とするマルチウェルプレート。 - 請求項11乃至請求項16のいずれかに記載のマルチウェルプレートにおいて、
前記デッキ部及び前記スカート部は約1.5mm乃至3mmの平均厚さを有することを特徴とするマルチウェルプレート。
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