JP2010515327A - パイロット信号またはプリアンブル信号におけるzadoff−chu系列の使用制限を提供する装置、方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

パイロット信号またはプリアンブル信号におけるzadoff−chu系列の使用制限を提供する装置、方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

非限定的かつ例示的な一実施形態に従う方法は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めること(601)と、求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択すること(602)とを含む。ただし前記前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
【選択図】図11

Description

本発明の例示的かつ非限定的な実施形態は、概ね、無線通信システム、方法、機器、およびコンピュータプログラムに関し、より具体的には、パイロット系列や、(アップリンクランダムアクセスチャネルにおけるプリアンブルのような)プリアンブル、また他の同期信号もしくは基準信号の伝送および検出のための手法に関する。
背景
以下の説明および図面において記載される種々の略語は、以下のように定義される。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
(third generation partnership project)
CAZAC 一定振幅ゼロ自己相関(constant amplitude zero autocorrelation)
CP サイクリックプレフィックス(cyclic prefix)
DFT 離散フーリエ変換(discrete Fourier transform)
eNB E-UTRANノードB(E-UTRAN Node-B)、
進化型ノードB(evolved Node-B)
E-UTRAN 進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク
(evolved universal terrestrial radio access network)
IDFT 逆DFT(inverse DFT)
LTE UTRANの長期的進化(long term evolution)(E-UTRAN)
Node-B 基地局(base station)
OFDMA 直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access)
RACH ランダムアクセスチャネル(random access channel)
UE 移動局または移動端末等のユーザ装置(user equipment)
UL アップリンク(uplink)(UEからノードB)
UTRAN ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク
(universal terrestrial radio access network)
ZC Zadoff-Chu
3GPPのE-UTRAN標準化に関し、非同期RACHプリアンブル構造について広範囲に議論されている。Zadoff-Chu CAZAC系列は、LTE ULのプリアンブル系列として合意されている。その理想的な周期的自己相関特性は、RACHプリアンブルとしての使用に有益であると考えられており、例えば、系列をサイクリックシフトさせることにより、単一の基本Zadoff-Chu系列から、多くのプリアンブルを得ることができる。奇数長のZadoff-Chu系列は、
Figure 2010515327
によって与えられる。式中、qは整数であり、系列インデックスuは基本系列を規定する。以下において、
Figure 2010515327
は、系列auのd番目のサイクリックシフトを表す。これらの系列は、E-UTRANに関する前の考察に基づいている。
LTE ULの多数のアクセススキームは、時分割リソース割当(time division resource allocations; TDMA)に組み合わせられるシングルキャリア周波数分割多元接続(single carrier frequency division multiple access; SC-FDMA)である。周波数リソースおよび時間リソースの一部は、ランダムアクセスプリアンブルの伝送にリザーブされる。3GPPにおける現在の作業仮定は、RACHプリアンブルが1.08MHzの帯域幅で伝送され、セル毎に64個のプリアンブルが用いられることである。サイクリックプレフィックスに続いて送信されるプリアンブルは、単一の0.8msのZadoff-Chu系列から成り、フレーム構造型1のバーストフォーマット2および3において繰り返され、その後、ガード期間が続く。単一の0.8msのZadoff-Chu系列の代わりに、0.4msのZadoff-Chu系列の繰り返し(つまり合計8ms)も考えられた。現在の作業仮定において、プリアンブルに利用可能なサイクリックシフトは、高速で移動している端末を含む環境においては制限される。以下において、Zadoff-Chu系列の長さはTsで示される。参考に、下掲非特許文献1を参照されたい。
シングルキャリアプリアンブル信号を生成する別の方法を図6に示す。スキームAは時間領域処理に関し、スキームBおよびCは周波数領域処理に関する。LTEはスキームBを採用する可能性が高い。スキームBにおける処理は、スケジュール化されたリソースの伝送に用いられるDFT-S-OFDMAシステムに従う。一方、スキームCは、スキームBよりも処理が簡略化されている。BおよびCにおけるフィルタリングブロックは、最終的なシステムには存在しなくてもよい。
周波数オフセットによるプリアンブル検出の特性は次のように説明することができる。
Zadoff-Chu系列のNGサイクリックシフトは、NG次元空間の直交基底とみなすことができる。
1/Ts(ただしTsはプリアンブルの持続時間)の周波数オフセットは、元々の方向から別のサイクリックシフトBの方向に、伝送された系列を回転させる。結果として、受信される系列は、伝送された系列に直交する。サイクリックシフトBは、周波数オフセットの符号および系列のuインデックスに依存する。
周波数オフセットが1/Ts未満である場合、回転は、元々の系列およびサイクリックシフトBによって規定される平面に制限されない。しかしながら、その最大成分は、これらの方向にある。
周波数オフセット+/-1/Tsに対応する
Figure 2010515327
のサイクリックシフトは、それぞれ
Figure 2010515327
および
Figure 2010515327
である。プリアンブルが時間領域において規定される場合(図6のスキームAおよびB)、サイクリックシフトオフセットは、
Figure 2010515327
によって与えられる。ここで式中、mはcoffが整数である場合の最小の正の整数である。一方、プリアンブルが周波数領域において規定される場合、つまり、伝送が図6のスキームCに従う場合、サイクリックシフトオフセットcoff = uである。図6のスキームCの場合、
Figure 2010515327
である。ただし式中、IDFT()は離散逆フーリエ変換を表し、また
Figure 2010515327
である。
以下、
Figure 2010515327

Figure 2010515327
のサイクリックシフトのトリプレットと呼ぶ。また、
Figure 2010515327

Figure 2010515327
の周波数サイクリックシフト対と呼ぶが、これは、これらが
Figure 2010515327
を周波数領域で+-1のサイクリックシフトを実行することによって得られるためである。周波数サイクリックシフトは、系列の周波数領域表現に対してサイクリックシフトが実行されることを意味する。
すなわち、
Figure 2010515327
に対する+/-1の周波数サイクリックシフトは、基本系列(root sequence)
Figure 2010515327
のサイクリックシフトであり、これは、系列
Figure 2010515327
の要素の位相をそれぞれ+/-1/Tsの周波数オフセットに対応するように回転することによる、系列の位相回転に対して等しい。また、+/-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセットcoffによって、
Figure 2010515327
および
Figure 2010515327
のように与えられてもよい。
RACHプリアンブル
Figure 2010515327
つまりZadoff-Chu系列
Figure 2010515327
のcsn番目のサイクリックシフトを検出する際、タイミング不確定性ウィンドウ(timing uncertainty window)に対応するサイクリックシフト
Figure 2010515327
が検証される。タイミング不確定性ウィンドウの幅Dは、最大期待往復伝播遅延(maximum expected round trip propagation)およびチャネル遅延スプレッド(channel delay spread)に関連する。この組のサイクリックシフト
Figure 2010515327
は、以下において、プリアンブル
Figure 2010515327
のタイミング不確定性ウィンドウ(timing uncertainty window)と呼ばれ、これはプリアンブル毎に異なる。
いくつかの異なるRACHプリアンブル検出方法が、非特許文献2において考察されている。また、参考として非特許文献3及び4も参照されたい。
R1-070377, 3GPP TSG RAN WG1 #47bis, Sorrento, Italy, January 15-19, 2007, "Restricted sets of RACH preamble signatures for environments with high Doppler shifts", Nokia. R1-063214, 3GPP TSG RAN WG1 #47, Riga, Latvia, November 6-10, 2006, entitled: Non Synchronous Random Access Design for High Doppler Conditions", Texas Instruments. R1-070226, 3GPP TSG RAN WG1 #47bis, Sorrento, Italy, January 15-19, 2007, "Non-synchronized Random Access Design under Frequency Offset", LG Electronics R1-070227, 3GPP TSG RAN WG1 #47bis, Sorrento, Italy, January 15-19, 2007, "Ways to Mitigate Frequency Offset with CAZAC Cyclic Shift", LG Electronics
概要
本発明のある例示的実施形態に係る方法は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータ(timing uncertainty window)を求めることと、前記求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択することを含む。ただし、前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
本発明のある例示的実施形態に係る機械可読プログラム記憶デバイスは、処理を遂行する機械により実行可能な命令のプログラムを有形的に具現化する機械可読プログラム記憶デバイスであって、前記処理が、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めることと、前記求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択することを含む、機械可読プログラム記憶デバイスである。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
本発明のある例示的実施形態に係る装置は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを受信するように構成される受信機と、前記受信したタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択するように構成されるプロセッサとを備える。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
本発明のある例示的実施形態に係る装置は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求める手段と、前記求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択する手段とを備える。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
本発明の例示的実施形態に関する前述の側面および他の側面は、添付図面を参照しつつ以下の詳細説明にあたることにより、より明らかになるだろう。
単一のZadoff-Chu系列のサイクリックシフトの使用に対する制限を示す。ただしX軸は系列のサイクリックシフトを表す。 サイクリックシフト制限を含む0.8ms系列(実線)と、サイクリックシフト制限を含まない2x0.4ms系列(破線)との検出失敗確率を判断するために実行されるシミュレーションの結果を示すグラフである。 サイクリックシフト制限を含む0.8ms系列(実線)と、サイクリックシフト制限を含まない2x0.4ms系列(破線)との誤警報率を判断するために実行されるシミュレーションの結果を示すグラフである。 本発明の例示的実施形態の実施における使用に適切な種々の電子機器の簡単なブロック図である。 例示的なRCHプリアンブル受信/検出アルゴリズムを提供するための、方法およびコンピュータプログラムの実行を例証する論理フロー図である。 時間領域(スキームA)および2つの周波数領域(スキームBおよびC)のプリアンブル生成の実装を示す。 緩和されたサイクリックシフト制限を示し、ここで、タイミング不確定性ウィンドウの周波数サイクリックシフトの重複が許可される。 多数のRACHプリアンブル系列および64個のRACHプリアンブルを含む多数の基地局の組を示すグラフである。 RCHプリアンブルのサイクリックシフトを選択するための、例示的方法および例示的コンピュータプログラムの実行を例証する論理フロー図である。 本発明の例示的実施形態に従う、方法およびコンピュータプログラムの実行を例証する論理フロー図を示す。 本発明の例示的実施形態を実用化するための方法およびコンピュータプログラムに関する別の非限定的な例を示すフローチャートを示す。 本発明の例示的実施形態を実用化するための方法およびコンピュータプログラムに関する別の非限定的な例を示すフローチャートを示す。 本発明の例示的実施形態を実用化するための方法およびコンピュータプログラムに関する別の非限定的な例を示すフローチャートを示す。
詳細な説明
本発明の例示的実施形態は、UTRAN LTE(E-UTRAN)のULに関し、より具体的には、非同期RACHプリアンブルの提供に関し、さらにより具体的には、周波数オフセットおよびドップラースプレッドが存在する状況における検出および誤警報確率の観点から、確実なプリアンブル検出を可能にするRACHプリアンブル系列に関する。
まず、本発明の例示的実施形態の実施における使用に適当な種々の電子機器の簡単なブロック図である図4を参照されたい。図4において、無線ネットワーク1は、Node-B(基地局)12を介したUE 10との通信に対応している。ネットワーク1は、GW等のネットワーク制御要素(network control element; NCE)14を含んでもよい。UE 10は、データプロセッサ(data processor; DP)10Aやプログラム(PROG)10Cを格納するメモリ(MEM)10B、Node-B 12との双方向無線通信に適切な無線周波数(radio frequency; RF)送受信機10Dを備え、またNode-B 12も、DP 12Aや、PROG 12Cを格納するMEM 12B、適切なRF送受信機12Dを備える。Node-B 12は、データ経路13を介してNCE 14に連結されるが、NCE 14も、DP 14Aや、関連するPROG 14Cを格納するMEM 14Bを含む。PROG10C、12C、14Cのうちの少なくとも1つは、関連のDPによって実行される場合に、本発明の例示的実施形態に従うように電子機器を動作可能にするプログラム命令を含むように想定されており、これについては以下により詳細に論じられる。
NCE 14のPROG 14Cは、シグニチャがネットワークのセル間に分割されるため、サイクリックシフトに対する制限を考慮することに関係しうることに留意されたい。RACH(またはその他の)シグニチャリソース(系列の適切な基本系列インデックスおよびサイクリックシフト)は、正しく制御された形態でネットワークのセルに割り当てられる必要がある。従って、本発明の側面は、ネットワークプランニングにも適用可能である。
このように、本発明の例示的実施形態は、UE 10のDP 10Aや、Node-B 12のDP 12A、および/またはNCE 14のDP 14Aによって実行可能であるコンピュータソフトウェアによって、もしくはハードウェアによって、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって、少なくとも部分的に実装されてもよい。
一般的に、UE 10の種々の実施形態には、移動端末、移動電話機、携帯電話機、無線通信能力を有する携帯情報端末(personal digital assistant; PDA)、無線通信能力を有する携帯用コンピュータ、無線通信能力を有するデジタルカメラ等の画像取り込み装置、無線通信能力を有するゲーム機、無線通信能力を有する音楽録音および再生機器、無線インターネットアクセスおよび閲覧を可能にするインターネット機器、ならびにこのような機能の組み合わせが組み込まれる携帯型ユニットもしくは端末が含まれることが可能であるが、これらに限定されない。
MEM 10B、12B、14Bは、ローカル的な技術環境に適切な任意のタイプであってもよく、任意の適切なデータストレージ技術を使用して実装されてもよく、例えば、非限定的な例として、半導体ベースのメモリ装置、磁気メモリ装置およびシステム、光メモリ装置およびシステム、固定式メモリおよび着脱式メモリが挙げられる。DP 10A、12A、14Aは、ローカル的な技術環境に適切な任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor; DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含んでもよい。
UE 10の送受信機10DとNode-B 12の送受信機12Dとの間の周波数オフセットが大きいと、Zadoff-Chu系列の自己相関特性が大幅に劣化することが指摘されている。このような場合、メインの相関ピークよりもさらに大きいと思われうるサイド相関のピークが出現しうる。サイド相関ピークの相対的位置は、系列インデックスuに依存する。Zadoff-Chu系列の複数のサイクリックシフトを異なるプリアンブルとして使用するため、誤警報の確率は周波数オフセットの増大とともに増加する。誤警報は、プリアンブルの伝送が、別のプリアンブルの検出もトリガすることを意味する。また、メイン相関ピークは、周波数オフセットの増大とともに減少することから、検出失敗の確率が増加する
周波数オフセットによるプリアンブル検出に関する問題について、以下のようにまとめることができる。
Zadoff-Chu系列のNGサイクリックシフトは、NG次元空間の直交基底として考えることができる。
1/Tsの周波数オフセットは、元々の方向から別のサイクリックシフトBの方向に、伝送された系列を回転させる。ここでTsは系列の長さである。すると、受信した系列は伝送された系列に直交する。サイクリックシフトBは、周波数オフセットの符号ならびに系列のuインデックスに依存する。
周波数オフセットが1/Ts未満である場合、回転は、元々の系列およびサイクリックシフトBによって規定される平面に制限されない。しかしながら、その最大成分は、これらの方向にある。
+/-1/Ts周波数オフセットに対応する
Figure 2010515327
のサイクリックシフトが、それぞれ
Figure 2010515327
および
Figure 2010515327
であることが観測できる。伝送が図6のスキームAまたはBに従う場合、サイクリックシフトオフセットは、
Figure 2010515327
によって与えられる。ただし式中、mはcoffを整数にする最小の正の整数である。一方、伝送が図6のスキームCに従う場合、サイクリックシフトオフセットcoff = uである。図6のスキームCの場合、
Figure 2010515327
である。ただし式中、IDFT()は離散逆フーリエ変換を表し、また
Figure 2010515327
である。
以下、
Figure 2010515327
を、
Figure 2010515327
のサイクリックシフトのトリプレットと呼ぶ。また、
Figure 2010515327
を、
Figure 2010515327
の周波数サイクリックシフト対と呼ぶ。これは、
Figure 2010515327
の+/-1の周波数領域サイクリックシフトによる位相回転に対して等しいことによる。周波数サイクリックシフトは、系列の周波数領域表現に対してサイクリックシフトを実行することを意味する。
RACHプリアンブル
Figure 2010515327
つまりZadoff-Chu系列
Figure 2010515327
のcsn番目のサイクリックシフトを検出する際、タイミング不確定性に対応するサイクリックシフト
Figure 2010515327
が検証される。パラメータDは、最大期待往復伝播遅延およびチャネル遅延スプレッドに関連する。サイクリックシフト
Figure 2010515327
の組は、以下において、プリアンブル
Figure 2010515327
のタイミング不確定性ウィンドウ(timing uncertainty window)と呼ばれる。
本発明の例示的実施形態は、RACHプリアンブルとして使用可能な系列
Figure 2010515327
のサイクリックシフトを、次のような有利な形で制限する。
(A) 各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対が、任意のRACHプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内に存在しないようにする。
(B) 各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトが、全てのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトとは異なるようにする。
サイクリックシフトの数を制限することに加え、ポイント(A)および(B)は、いくつかの基本系列(base sequence)インデックスuが禁止されうることを意味してもよいことに留意されたい。これらの禁止されたuについては、周波数サイクリックシフト対が、同じプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内に存在しうる。ポイント(A)および(B)は、タイミング不確定性ウィンドウがプリアンブル毎に異なるという従来の制約に加えて用いられる新しい条件である。
すなわち、許される全てのサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウは、対応する組の周波数サイクリックシフト対から隔てられる。また、タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから離れている。単一の系列のサイクリックシフトの使用について、図1に示す。
また、本発明の例示的実施形態は、RACHプリアンブル検出におけるタイミング不確定性ウィンドウの相関値に加え、対応する周波数サイクリックシフト対の相関値も使用する。
RACHプリアンブルのサイクリックシフトの選択は簡単であり、少なくとも2つの選択方法のバリエーションを含むことができる。
第1の選択方法によれば、プリアンブルのサイクリックシフトは、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...、を含む候補リストから選択される。サイクリックシフトの選択は、サイクリックシフト0から始まる。
第2の選択方法によれば、プリアンブルのサイクリックシフトの選択は、サイクリックシフト0から始まるが、選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対に対応するサイクリックシフトの利用可能性が検討され、利用可能である場合にはリザーブされる。次のプリアンブルのサイクリックシフトの選択は、次に利用可能なサイクリックシフトから始まる。
ネットワークのセルにおいて基本系列インデックスuの使用を制御するのは、NCE14のタスクである。3GPPにおいて既に論じられているように、好適な手法は、近傍のセルには異なる基本系列インデックスuを使用することである。
本発明の例示的実施形態に従う、サイクリックシフトの制限に対処するための一手法によれば、NCE14が、利用可能なインデックスuおよび許されるサイクリックシフトをNode-B 12に知らせる。そしてNode-B 12は、この情報を、システム情報の一部としてUE 10にブロードキャストする。別の手法によれば、第1、第2、または他のサイクリックシフト選択方法をUE 10、Node-B 12、NCE14が把握することが挙げられるが、これは通常、システム情報を短縮する。この場合、次に、NCE14は、セル毎に、インデックスuとタイミング不確定性ウィンドウの幅との組を提供する。Node-B 12は、この情報を、システム情報の一部としてUE 10に転送する。そしてUE 10およびNode-B 12は、各々に既知である共通のルールを使用して、利用可能なサイクリックシフトを計算する。また、さらに別の手法として、NCE14が、タイミング不確定性ウィンドウの幅およびただ1つのインデックスuを、システム情報に提供することがある。これも、システム情報の量を減少させる。UE 10およびNode-B 12は、利用可能なサイクリックシフトを計算し、系列の総数が、基準またはシステム情報によって特定される値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスuを付加する。
前述の3つの手法は例示的であり、NCE14が必要な情報をNode-B 12ひいてはUE 10に提供するプロセスに任意の制限を加えるものとして解釈されるべきではない。
受信側(例えば、Node-B 12)において、サイクリックシフトのトリプレットの相関値は、コヒーレントまたは非コヒーレントに組み合わせられてもよい。また、検出の閾値は、サイクリックシフトのトリプレットの相関値を、仮に検出されたピークに関して比較することに基づいて調整されてもよい。ある例示的な受信/検出アルゴリズムは以下のステップを含む(図5も参照されたい)。
5A:受信した信号をZadoff-Chu系列と相関させる。
5B:雑音および干渉のレベルを推定する。
5C:タイミング不確定性ウィンドウ内における遅延波から、第1の組のピークを暫定的に検出する。
5D:タイミング不確定性ウィンドウ内の遅延波毎に、サイクリックシフトのトリプレットに亘って相関値を非コヒーレントに組み合わせ、組み合わされた相関から第2の組のピークを暫定的に検出する。
5E:暫定的に検出されたピークについて、タイミング不確定性ウィンドウおよび周波数サイクリックシフト対におけるそれぞれの相関値の比を計算する。その比のいずれかが1に十分近く、対応する相関値が閾値よりもかなり大きい場合、暫定的に検出されたピークの両方の組に関して、閾値を大きくする。
5F:暫定的に検出されたピークが、いずれかの組の更新された閾値を超える場合、プリアンブルが検出される。
図5に示す種々のブロックは、方法ステップとして、および/またはコンピュータプログラムコードによる制御から生じる処理として、および/または集積回路に見られうるような、互いに関連する機能を実行するように構成される複数の論理回路要素の結合として考えることができることに留意されたい。
本発明の例示的実施形態の使用によって、高速で移動するUEを含むUE 10のRACH伝送の誤警報率が低下し、検出確率が改善する。
検出失敗率および誤警報率について、図2および図3においてそれぞれ提示する。これらの図面において、サイトチャネルの単純な1つの経路ラインが想定され、周波数オフセットは、ドップラー周波数の2倍になるように設定される。したがって、440Hz、880Hz、および1320Hzの周波数オフセットは、それぞれ、120km/h、240km/h、および360km/hのUE 10速度に対応する。誤警報率が1を超えることは、64個のプリアンブルうち平均して複数個が誤って検出されていることを意味する。結果は、サイクリックシフト制限のある0.8ms系列について(実線)、ならびに、0.4ms系列の繰り返し(破線)について提示される。0.4ms系列の繰り返しについては、繰り返された系列について非コヒーレント結合されている。考察されたシミュレーション事例において、本発明の例示的実施形態を用いることが、大幅な利得を提供することが分かる。この利得は、サイクリックシフト制限を含まない0.8ms系列と比べてさらに大きい。
上の説明によれば、本発明の例示的実施形態が、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対が、任意のプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内に存在しないように、また、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトが、全てのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトとは異なるように、プリアンブルとして使用可能である系列au(k)のサイクリックシフトを制限する方法や装置、コンピュータプログラムを提供することが、明らかであろう。つまり、本発明の例示的実施形態は、全ての許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウが、対応する組の周波数サイクリックシフト対とは離れており、また、タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトが、タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから離れている方法、装置、およびコンピュータプログラムを提供する。
上の段落に言及されるプリアンブルは、RACH上で伝送される信号であり得ることに留意することが重要である。また、それは、タイミングの判断に使用され、かつデータ検出の基準としての役割を果たす任意の他の同期信号であり得る。このような他の同期信号または基準信号の場合、本発明の例示的実施形態は、周波数サイクリックシフト対がタイミング不確定性ウィンドウの外に存在するような基本系列インデックスuのみを使用してもよい。
本発明の例示的実施形態は、RACHプリアンブル検出プロセス等の、プリアンブル検出プロセスにおけるタイミング不確定性ウィンドウの相関値に加え、対応する周波数サイクリックシフト対の相関値を用いる方法、装置、およびコンピュータプログラムをさらに提供する。
本発明の例示的実施形態は、選択方法およびそのバリエーションを提供する方法、装置、およびコンピュータプログラムをさらに提供する。ここで、プリアンブルのサイクリックシフトは、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...を含む候補リストから選択される。サイクリックシフトの選択は、サイクリックシフト0から始められる。または、プリアンブルのサイクリックシフトをサイクリックシフト0から始め、選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対に対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合は予約し、次のプリアンブルのサイクリックシフトの選択を、次に利用可能なサイクリックシフトから始める。
本発明の例示的実施形態は、RACHプリアンブルまたはZadoff-Chu系列に基づく他の同期信号もしくは基準信号の受信機において使用するための方法、装置、およびコンピュータプログラムをさらに提供する。ここで、サイクリックシフトのトリプレットの相関値は、コヒーレントまたは非コヒーレントに組み合わせられ、また、検出の閾値は、暫定的に検出されたピークにおける、サイクリックシフトのトリプレットの相関値の比較に基づいて調整される。
本発明の例示的実施形態は、RACH(または他の)シグニチャリソースをネットワークのセルに制御された形態で割り当てる手段を備えるネットワークノードにおいて使用するための方法、装置、およびコンピュータプログラムをさらに提供する。ここでシグニチャリソースは、プリアンブルとして使用可能である系列au(k)のサイクリックシフトを制限するように選択される。この制限は、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対が、任意のプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内に存在しないようにすることと、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトが、全てのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトとは異なるようにすることを含む。
本発明のさらなる例示的実施形態について以下に説明する。これらの例示的実施形態は、上述の例示的実施形態と併用して、またはそれらとは別々に利用してもよく、これらの実施形態は、Zadoff-Chu CAZAC系列のサイクリックシフトの制限を次のように緩和する。

(1)各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対が、任意のRACHプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内に存在しない。さらに加えて、

(2)各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトが、異なるプリアンブルに対応するタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトおよび-1の周波数サイクリックシフトとは異なる。

(3)さらに、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブルの同一の要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットcOLによって隔てられる。
すなわち、これらのさらなる例示的実施形態と併用して、全ての許されるプリアンブルサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウは、対応する組の周波数サイクリックシフト対から隔てられる。また、タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、異なるプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1および-1の周波数サイクリックシフトから離れている。しかしながら、同じプリアンブルの+/-1の周波数サイクリックシフトに対応するタイミング不確定性ウィンドウは、cOLのサイクリックシフトオフセットまでは重なり合うことが許容される。
従来のやり方に従う単一系列のサイクリックシフトの使用について図1に示し、この事例は、本発明の例示的実施形態の使用によって対処される。
タイミング不確定性ウィンドウの-1および+1の周波数サイクリックシフトが重なり合う事例について図7に示す。サイクリックシフト制限の緩和によって、このようなプリアンブルの使用が可能になるが、元々の制限では、このようなサイクリックシフトの使用は可能にならず、一般的に、対応する系列インデックスuの使用は阻止されうる。図7におけるプリアンブルは、本発明の例示的実施形態の使用により可能になるサイクリックシフト制限の緩和を行なわずには許容され得ない。
原理上、サイクリックシフトの制限は、条件(3)に類似するように上記条件(2)を緩和することによってさらに緩和可能であることに留意されたい。すなわち、異なるプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウの周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセットcOL2まで重なり合うことも許容される。
また、本発明の例示的実施形態の使用によって、タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を、対応する周波数サイクリックシフト対における相関値と比較することによって、受信機が、周波数オフセットの存在および符号に関する決定を下すことが可能になる。決定は、検出されたRACHプリアンブルの信号タイミングおよびパワーの推定に利用してもよい。
図9を参照すると、RACHプリアンブルのサイクリックシフトの選択は、以下のように処理されてもよい。
ブロック9A:プリアンブルのサイクリックシフトの選択は、例えば、サイクリックシフト0から開始される。選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性が検討される。
ブロック9B:タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトを予約する前に、タイミング不確定性ウィンドウの上記周波数サイクリックシフトの間に、cOLより大きいサイクリックシフトオフセットが存在するかを判断する検討が行なわれる。
ブロック9C:次のプリアンブルのサイクリックシフトの選択は、次に利用可能なサイクリックシフトから始められる。用いられるサイクリックシフトオフセットcOLは、期待されるチャネル遅延スプレッドよりも大きいことが好ましい。例えば、cOLは、10usまたは20usの遅延に相当する。
受信機において、以下の3つの相関値を使用する。

第1の組:タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値。

第2の組:対応する+1の周波数サイクリックシフトにおける相関値と組み合わせられるタイミング不確定性ウィンドウの相関値。

第3の組:対応する-1の周波数サイクリックシフトにおける相関値と組み合わせられるタイミング不確定性ウィンドウの相関値。
組み合わせは、コヒーレントまたは非コヒーレントに行うことができる。検出の閾値は、暫定的に検出されたピークにおいて、異なる組における相関値の比較に基づいて調整されてもよい。プリアンブルの検出の後、タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値と、対応する周波数サイクリックシフト対における相関値とを比較することによって、周波数オフセットの存在および符号に関する決定を下す。
図10を参照すると、例示的手順は以下のステップを含んでもよい。
ブロック10A:受信した信号をZadoff-Chu系列と相関させる。
ブロック10B:雑音および干渉のレベルを推定する。
ブロック10C:タイミング不確定性ウィンドウ内における遅延波から第1の組のピークを暫定的に検出する。
ブロック10D:タイミング不確定性ウィンドウ内における遅延波毎に、タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を、対応する+1の周波数サイクリックシフトにおける相関値と非コヒーレントに組み合わせ、組み合わされた相関から第2の組のピークを暫定的に検出する。
ブロック10E:タイミング不確定性ウィンドウ内における遅延波毎に、タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を、対応する-1の周波数サイクリックシフトにおける相関値と非コヒーレントに組み合わせ、組み合わされた相関から第3の組のピークを暫定的に検出する。
ブロック10F:暫定的に検出されたピークについて、それぞれ、タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値と、+1の周波数サイクリックシフトにおける相関値との比を計算する。また、-1の周波数サイクリックシフトにおける相関値を使用して、同様の比が計算される。それらの比のいずれかが1に近いことが発見され、対応する相関値が、閾値よりも著しく大きい場合、暫定的に検出されたピークの3つの組の全てに対して閾値を大きくする。
ブロック10G:暫定的に検出されたピークが、いずれの組においても更新された閾値を超える場合、プリアンブルが検出される。
ブロック10H:検出されたプリアンブルのインパルス応答の暫定タイミングが、プリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウにおける相関値から推定される。インパルス応答検索ウィンドウが、推定されたインパルス応答位置に基づき、先の遅延および後の遅延についてそれを広げることによって、規定される。インパルス応答検索ウィンドウの幅はcOL未満であるべきことに留意されたい。インパルス応答が、タイミング不確定性ウィンドウにおいて発見可能でない場合、プリアンブルの検出は無効になる。
ブロック10I:-1の周波数サイクリックシフトに対応するインパルス応答検索ウィンドウ内における相関値の中に相関ピークが検出できる場合、それは負の周波数オフセットの存在を示している。+1の周波数サイクリックシフトに対応するインパルス応答検索ウィンドウ内における相関値の中に相関ピークが検出できる場合、それは正の周波数オフセットの存在を示している。これらの条件のいずれにも当てはまらない場合、周波数オフセットは検出されない。
ブロック10J:負の周波数オフセットの存在が示される場合、第3の組の相関値は、最終タイミングおよび受信した信号のパワー推定に用いられる。正の周波数オフセットの存在が示される場合、第2の組の相関値が代わりに使用され、周波数オフセットの存在が示されない場合、第1の組が用いられる。
本発明の例示的実施形態の使用によって、高速で移動する端末等の環境において利用可能なRACHプリアンブルの数が増加する。したがって、有利なことに、RACHプリアンブル再利用因子はこのような環境において増加する(例えば、30kmのセル領域において2倍になり得る)。これについて、図8に示す。
周波数オフセットが大きい場合には検出およびタイミング推定性能が若干低下することに留意されたい。しかしながら、性能の劣化は、約200km/h以上の速度のUE 10でなければ顕著でないと思われる。したがって、本発明の例示的実施形態の使用は、任意のサイクリックシフト制限を含まない0.8msのRACH系列に比べて、大幅に速いUE 10の速度に対応する。さらに、本発明の例示的実施形態の使用によって、先のサイクリックシフト制限に比べて、誤警報率が増加しなくなる。
上の説明に基づくと、本発明の例示的実施形態が、サイクリックシフト0等の特定のサイクリックシフトからサイクリックシフト選択を開始することと、サイクリックシフト選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよび関連の周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討することと、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトを予約する前に、タイミング不確定性ウィンドウの周波数サイクリックシフト間に、cOLより大きいサイクリックシフトオフセットが存在するかを判断することと、次のプリアンブルのサイクリックシフトの選択を、次に利用可能なサイクリックシフトから開始することと、に関するステップおよび処理を実行することによって、プリアンブル等に関してサイクリックシフトを選択するための方法、装置、およびコンピュータプログラムをも提供することが明らかである。
用いられるサイクリックシフトオフセットcOLが、期待されるチャネル遅延スプレッドよりも大きい、先行する段落に記載の方法、装置、およびコンピュータプログラム。
プリアンブルはRACHプリアンブルである、先行する段落に記載の方法、装置、およびコンピュータプログラム。
E-UTRAN無線通信システムの通信ノードにおいて実行される、先行する段落に記載の方法、装置、およびコンピュータプログラム。
非限定的例示的実施形態のさらなる説明が以下に提供される。後述の例示的実施形態は、明確化および識別のために個々に番号が付けられる。1つ以上の例示的実施形態の種々の側面が、1つ以上の他の側面または例示的実施形態と併用して実用化されてもよいため、この番号は、以下の説明を全く分離してしまうものとは解釈されないものとする。
(1)一例示的実施形態に従う方法は、図11に示すように、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めること(601)と、求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列(root sequence)のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択すること(602)とを含む。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトは、前記タイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
非限定的な例として、タイミング不確定性ウィンドウパラメータには、タイミング不確定性ウィンドウの幅(例えば、Dと呼ばれる値、NCSと呼ばれる値)、タイミング不確定性ウィンドウの幅を示すインデックス(例えば、NCSの論理インデックス)、タイミング不確定性ウィンドウの別の側面もしくは属性を示すインデックス、またはそれらの組み合わせが含まれてもよい。タイミング不確定性ウィンドウの幅は、セル固有であってもよく、セル領域に関連してもよい。非限定的な例として、タイミング不確定性ウィンドウパラメータは、システム情報において基地局から移動端末に伝送されてもよい。
許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから離れている、上述のいずれかに記載の方法。
タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、上述のいずれかに記載の方法。
あるサイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGは、プリアンブル系列の長さであり、uは、基本系列インデックスであり、mは、整数coffを与える最小の正の整数である。上述のいずれかに記載の方法。
前記許されるサイクリックシフトの群は、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...、を含む候補リストから上記の1つに従ってサイクリックシフトを選択し、かつサイクリックシフトの選択を、サイクリックシフト0から始めることによって形成され、ここで、Dはタイミング不確定性ウィンドウの幅を含む、上述のいずれかに記載の方法。
前記許されるサイクリックシフトの群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、次いで選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの群にサイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、上述のいずれかに記載の方法。
インデックスを求めることをさらに含み、前記プリアンブル系列を選択することが、利用可能なサイクリックシフトを計算し、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、上述のいずれかに記載の方法。
信号を受信することと、相関値を求めるために、受信した信号を選択されたプリアンブル系列に相関させることと、プリアンブル検出プロセスにおいて、-1および+1の対応する周波数サイクリックシフトの相関値ならびにタイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を用いることとをさらに含む、上述のいずれかに記載の方法。
選択したプリアンブル系列を含むメッセージを伝送することをさらに含む、上述のいずれかに記載の方法。伝送されたメッセージはランダムアクセスチャネル伝送を含む、前述の方法。
メッセージは、無線通信システムにおいて移動端末から基地局に伝送される、前述の方法。無線通信システムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークを含む、前述の方法。コンピュータプログラムによって実装される、前述の方法。
(2)別の例示的実施形態において、処理を遂行する機械により実行可能な命令のプログラムを有形的に具現化する機械可読プログラム記憶デバイスであって、上記動作は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めること(601)と、求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列(root sequence)のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択すること(602)とを備える機械可読プログラム記憶デバイス。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトは、前記タイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから離れている、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
あるサイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGはプリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mは整数coffを与える最小の正の整数である、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
前記許されるサイクリックシフトの群は、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...、を含む候補リストから上記の1つに従ってサイクリックシフトを選択し、かつサイクリックシフトの選択を、サイクリックシフト0から始めることによって形成され、ここで、Dはタイミング不確定性ウィンドウの幅を含む、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
前記許されるサイクリックシフトの群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、次いで選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの群にサイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
上記動作は、インデックスを求めることをさらに含み、前記プリアンブル系列を選択することが、利用可能なサイクリックシフトを計算し、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
上記動作は、信号を受信することと、相関値を求めるために受信した信号を選択されたプリアンブル系列に相関させることと、プリアンブル検出プロセスにおいて、-1および+1の対応する周波数サイクリックシフトの相関値ならびにタイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を用いることとをさらに含む、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
上記動作が、選択したプリアンブル系列を含むメッセージを伝送することをさらに含む、上述のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。伝送されたメッセージはランダムアクセスチャネル伝送を含む、前述のプログラム記憶デバイス。メッセージは、無線通信システムにおいて移動端末から基地局に伝送される、前述のプログラム記憶デバイス。無線通信システムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークを含む、前述のプログラム記憶デバイス。機械には、移動端末、移動電話機、移動ノード、または携帯電話機が含まれる、前述のプログラム記憶デバイス。
(3)別の例示的実施形態に従う装置(10)は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを受信するように構成される受信機(10D)と、受信したタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択するように構成されるプロセッサ(10A)とを備える。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトは、タイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから離れている、上述のいずれかに記載の装置。
タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、上述のいずれかに記載の装置。
あるサイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGはプリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mはcoffを整数にする最小の正の整数である、上述のいずれかに記載の装置。
許されるサイクリックシフトの群は、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...、を含む候補リストから上記の1つに従ってサイクリックシフトを選択し、かつサイクリックシフトの選択を、サイクリックシフト0から始めることによって形成され、ここで、Dはタイミング不確定性ウィンドウの幅を含む、上述のいずれかに記載の装置。
前記許されるサイクリックシフトの群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、次いで選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの群にサイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、上述のいずれかに記載の装置。
前記受信機は、インデックスを受信するようにさらに構成され、前記プリアンブル系列を選択することは、利用可能なサイクリックシフトを計算すると共に、前記受信したインデックスを利用して、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、上述のいずれかに記載の装置。
前記受信機は、信号を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサは、相関値を求めるために、受信した信号を、選択したプリアンブル系列に相関させるようにさらに構成され、また、プリアンブル検出プロセスにおいて、-1および+1の対応する周波数サイクリックシフトの相関値ならびにタイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を用いるように構成される、上述のいずれかに記載の装置。
選択したプリアンブル系列を含むメッセージを伝送するように構成される送信機をさらに備える、上述のいずれかに記載の装置。
伝送されたメッセージはランダムアクセスチャネル伝送を含む、前述の装置。メッセージは、無線通信システムにおいて基地局に伝送される、前述の装置。無線通信システムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークを含む、前述の装置。前記装置には、移動端末、移動電話機、移動ノード、または携帯電話機がさらに含まれる、上述のいずれかに記載の装置。
選択されたプリアンブル系列を格納するように構成されるメモリをさらに備える、上述のいずれかに記載の装置。
(4)別の例示的実施形態に従う装置は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求める手段と、求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択する手段とを備える。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトは、タイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトが、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから離れている、上述のいずれかに記載の装置。
前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列のタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、上述のいずれかに記載の装置。
あるサイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGはプリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mはcoffを整数にする最小の正の整数である、上述のいずれかに記載の装置。
許されるサイクリックシフトの群は、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...、を含む候補リストから上記の1つに従ってサイクリックシフトを選択し、かつサイクリックシフトの選択を、サイクリックシフト0から始めることによって形成され、ここで、Dはタイミング不確定性ウィンドウの幅を含む、上述のいずれかに記載の装置。
前記許されるサイクリックシフトの群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、次いで選択の度に、タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの群にサイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、上述のいずれかに記載の装置。
インデックスを求める手段を備え、前記プリアンブル系列を選択することは、利用可能なサイクリックシフトを計算すると共に、前記求めたインデックスを利用して、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、上述のいずれかに記載の装置。
前記求める手段は受信機を備える、上述のいずれかに記載の装置。
信号を受信する手段と、相関値を求めるために、受信した信号を、選択したプリアンブル系列に相関させる手段と、プリアンブル検出プロセスにおいて、-1および+1の対応する周波数サイクリックシフトの相関値ならびにタイミング不確定性ウィンドウにおける相関値を用いる手段とをさらに備える、上述のいずれかに記載の装置。
前記受信する手段は受信機を備え、前記相関する手段および用いる手段はプロセッサを備える、前述の装置。
選択したプリアンブル系列を含むメッセージを伝送する手段をさらに備える、上述のいずれかに記載の装置。
伝送されたメッセージはランダムアクセスチャネル伝送を含む、前述の装置。メッセージは、無線通信システムにおいて基地局に伝送される、前述の装置。無線通信システムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークを含む、前述の装置。伝送する手段は、送信機を備える、上述のいずれかに記載の装置。
前記装置には、移動端末、移動電話機、移動ノード、または携帯電話機が含まれる、上述のいずれかに記載の装置。
前記求める手段は、受信機を備え、選択する手段は、プロセッサを備える、上述のいずれかに記載の装置。
選択されたプリアンブル系列を格納する手段をさらに備える、上述のいずれかに記載の装置。
前記格納する手段はメモリを備える、上述のいずれかに記載の装置。
(5)別の例示的実施形態による装置は、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択するように構成されるプロセッサと、選択されたプリアンブル系列を格納するように構成されるメモリとを備える。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトは、タイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない。
本明細書に記載の種々の例示的実施形態の1つ以上の追加の側面をさらに備える、前述の装置。
(6)別の例示的実施形態による方法は、図12に示すように、基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を生成すること(701)と、生成したプリアンブル系列を格納すること(702)とを含む。ただし、前記プリアンブル系列は、許されるプリアンブルの群に属する許されるプリアンブルを含み、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対は、どの前記許されるプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内にも存在せず、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるプリアンブルに対応するタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトおよび-1の周波数サイクリックシフトとは異なり、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブルの同一の要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる。
(7)別の例示的実施形態に従う機械可読プログラム記憶デバイスは、処理を遂行する機械により実行可能な命令のプログラムを有形的に具現化する装置であって、上記処理は、基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を生成することと、生成したプリアンブル系列を格納することとを含む。ただし前記プリアンブル系列は、許されるプリアンブルの群に属する許されるプリアンブルを含み、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対は、どの前記許されるプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内にも存在せず、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるプリアンブルに対応するタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトおよび-1の周波数サイクリックシフトとは異なり、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブルの同一の要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる。
(8)別の例示的実施形態に従う装置は、基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を生成するように構成されるプロセッサと、生成されたプリアンブル系列を格納するように構成されるメモリとを備える。ただし前記プリアンブル系列は、許されるプリアンブルの群に属する許されるプリアンブルを含み、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対は、どの前記許されるプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内にも存在せず、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるプリアンブルに対応するタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトおよび-1の周波数サイクリックシフトとは異なり、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブルの同一の要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる。
(9)別の例示的実施形態に従う装置は、基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を生成する手段と、生成されたプリアンブル系列を格納する手段とを備える。ただし前記プリアンブル系列は、許されるプリアンブルの群に属する許されるプリアンブルを含み、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対は、どの前記許されるプリアンブルのタイミング不確定性ウィンドウ内にも存在せず、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるプリアンブルに対応するタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトおよび-1の周波数サイクリックシフトとは異なり、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブルの同一の要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる。
他の例示的実施形態において、前記生成する手段はプロセッサを備え、前記格納する手段はメモリを備える。
(10)別の例示的実施形態による方法は、図13に示すように、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めること(801)と、求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列(root sequence)のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択すること(802)とを含む。ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトは、前記タイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記各タイミング不確定性ウィンドウ要素の周波数サイクリックシフト対は、他のどの前記許されるサイクリックシフトのタイミング不確定性ウィンドウ内にも存在せず、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトに対応するタイミング不確定性ウィンドウ要素の+1の周波数サイクリックシフトおよび-1の周波数サイクリックシフトとは異なり、各タイミング不確定性ウィンドウ要素の-1の周波数サイクリックシフトは、同一のサイクリックシフトの同一の要素の+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる。
図13に示す方法は、本発明の上述の追加の例示的実施形態と同様に、コンピュータプログラムとして、または装置によって実装されてもよい。
例示的な方法に関して上に論じられ、かつ具体的に説明された本発明の例示的実施形態は、有形的コンピュータ可読媒体において具現化されるプログラム命令を含むコンピュータプログラムとして実装されてもよい。プログラム命令の実行によって、上記方法の例示的実施形態またはステップを利用するステップを含む処理が実現される。
例示的な方法に関して上に論じられ、かつ具体的に説明された本発明の例示的実施形態は、処理を遂行する機械により実行可能な命令のプログラムを有形的に具現化する機械可読プログラム記憶デバイスと併用して実装されてもよい。この処理は、上記方法の例示的実施形態またはステップを利用するステップを含む。
用語の「接続」、「組み合わせ」、またはその任意の変形は、2つ以上の要素の直接的または間接的な任意の接続または組み合わせを意味し、また、ともに「接続」または「組み合わ」される2つの要素の間に1つ以上の中間要素が存在することを含み得ることに留意されたい。要素間の連結または接続は、物理的、論理的、またはそれらの組み合わせであることができる。本明細書において使用する際、2つの要素は、非限定的かつ限定的な例として、1つ以上のワイヤや、ケーブル、プリント電気接続を使用して、また無線周波数領域やマイクロ波領域、光(可視および不可視の両方)領域において波長を有する電磁エネルギー等の電磁エネルギーを使用して、ともに「接続」または「組み合わ」されると考えることができる。
一般的に、種々の例示的実施形態は、ハードウェアもしくは専用回路、ソフトウェア、論理、または任意のそれらの組み合わせにおいて実行されてもよい。例えば、いくつかの側面は、ハードウェアにおいて実装されてもよいが、他の側面は、制御器、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティング機器により実行されうるファームウェアまたはソフトウェアにおいて実装されてもよい。そして本発明はそれらに限定されない。本発明の例示的実施形態の種々の側面は、ブロック図、フローチャート、またはいくつかの他の図形表現を使用して例証および説明されうるが、本明細書に記載のこれらのブロック、装置、システム、手法、または方法が、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路もしくは論理、汎用ハードウェアもしくは制御器もしくは他のコンピューティング機器、またはそれらの組み合わせにおいて実装されてもよいことを十分理解されたい。
したがって、本発明の例示的実施形態の少なくともいくつかの側面が、集積回路チップおよびモジュール等の種々の構成要素において実用化されてもよいことを理解されたい。集積回路の設計は、全般的に、高度に自動化されたプロセスである。複雑かつ強力なソフトウェアツールは、論理レベル設計を、半導体基板上の作製のために準備の整えられた半導体回路設計に変換するために利用可能である。このようなソフトウェアツールは、十分確立された設計ルールならびに事前に格納された設計モジュールのライブラリを使用して、自動的に導体の経路を決定し、構成要素の半導体基板上の位置を決定することができる。半導体回路の設計が完了すると、結果としてもたらされた設計は、標準化電子フォーマット(例えば、Opus、GDSII、またはその同等物)において、1つ以上の集積回路装置として作製するための半導体作製施設に伝送されうる。
本発明の前述の例示的実施形態に対する種々の修正および適応は、添付の図面と併用して熟読する際に、前述の説明を考慮することによって当業者に明白になり得る。しかしながら、任意および全ての修正は、依然として本発明の非限定的かつ例示的実施形態の範囲内にある。例えば、タイミング不確定性ウィンドウパラメータを(例えば、基地局からの伝送を介して)求める(例えば、受信する)ことに関して本明細書に論じられたが、本発明の例示的実施形態は、それに限定されない。非限定的な例として、タイミング不確定性ウィンドウパラメータは、他の方法または構成要素を介して入手されてもよく、例えば、最近、以前に(例えば、所定の時間間隔内に)接続されていたNode-BにUEが接続中である場合、例えば、メモリからそれを検索することによって入手されてもよい。他のこのような修正および類似の修正が可能であり、さらに、これらの修正が、本発明の例示的実施形態の実用化を可能にすることを、当業者は理解されたい。
例えば、UTRAN-LTE(E-UTRAN)システムに関連して、例示的実施形態について上述したが、本発明の例示的実施形態が、この1つのみの特定の種類の無線通信システムにおける使用に限定されるべきではないこと、ならびに本発明の例示的実施形態を使用して、他の通信無線システムにおいて利点をもたらすことができることを理解されたい。
さらに、本発明の種々の非限定的かつ例示的実施形態の特徴のいくつかを使用して、他の特徴を対応して使用せずに利点をもたらすことができる。したがって、前述の説明は、本発明の原理、教示、および例示的実施形態を単に例証するものとして考えられるべきであり、それを限定するものとして考えられるべきではない。

Claims (35)

  1. タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めることと、
    前記求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列(root sequence)のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択すること(602)と、
    を含み、ただし前記前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない、方法。
  2. 前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから離れている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記サイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGは前記プリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mはcoffを整数にする最小の正の整数である、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記許されるサイクリックシフトの前記群は、サイクリックシフト0,D,2D,3D,...、を含む候補リストから、請求項2または3に従ってサイクリックシフトを選択し、かつ前記サイクリックシフトの前記選択をサイクリックシフト0から始めることによって形成され、ここでDは、前記タイミング不確定性ウィンドウの幅を含む、請求項2または3に記載の方法。
  6. 前記許されるサイクリックシフトの前記群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、選択の度に、前記タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの前記群に前記サイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、請求項2または3に記載の方法。
  7. インデックスを求めることをさらに含み、前記プリアンブル系列を選択することは、利用可能なサイクリックシフトを計算すると共に、前記求めたインデックスを使用して、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めることは、該タイミング不確定性ウィンドウパラメータを、無線通信システムにおいて、移動端末によって、基地局から受信することを含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 信号を受信することと、相関値を求めるために、前記受信した信号を前記選択したプリアンブル系列に相関させることと、プリアンブル検出プロセスにおいて、対応する-1および+1の周波数サイクリックシフトの相関値ならびに前記タイミング不確定性ウィンドウにおける相関値とを用いることとをさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記選択したプリアンブル系列を含むメッセージを伝送することをさらに含む、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記伝送されたメッセージはランダムアクセスチャネル伝送を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記メッセージは、無線通信システムにおいて移動端末から基地局に伝送される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記無線通信システムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 処理を遂行する機械により実行可能な命令のプログラムを有形的に具現化する機械可読のプログラム記憶デバイスであって、前記処理が、
    タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求めることと、
    前記求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列(root sequence)のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択することと、
    を含み、ただし前記前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない、プログラム記憶デバイス。
  15. 前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから離れている、請求項14に記載のプログラム記憶デバイス。
  16. 前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、請求項14に記載のプログラム記憶デバイス。
  17. 前記サイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGは前記プリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mはcoffを整数にする最小の正の整数である、請求項15または16に記載のプログラム記憶デバイス。
  18. 前記許されるサイクリックシフトの前記群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、選択の度に、前記タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの前記群に前記サイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、請求項15または16に記載のプログラム記憶デバイス。
  19. 前記処理は、インデックスを求めることをさらに含み、前記プリアンブル系列を選択することは、利用可能なサイクリックシフトを計算すると共に、前記求めたインデックスを使用して、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、請求項14から18のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
  20. 前記機械には、移動端末が含まれる、請求項14から19のいずれかに記載のプログラム記憶デバイス。
  21. タイミング不確定性ウィンドウパラメータを受信するように構成される受信機(10D)と、
    前記受信したタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択するように構成されるプロセッサ(10A)と、
    を備え、前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない、装置(10)。
  22. 前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから離れている、請求項21に記載の装置(10)。
  23. 前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、請求項21に記載の装置(10)。
  24. 前記サイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGは前記プリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mはcoffを整数にする最小の正の整数である、請求項22または23に記載の装置(10)。
  25. 前記許されるサイクリックシフトの前記群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、選択の度に、前記タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの前記群に前記サイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、請求項22または23に記載の装置(10)。
  26. 前記受信機(10D)は、インデックスを受信するようにさらに構成され、前記プリアンブル系列を選択することは、利用可能なサイクリックシフトを計算すると共に、前記受信したインデックスを利用して、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、請求項21から25のいずれかに記載の装置(10)。
  27. 前記装置には移動端末が含まれる、請求項21から26のいずれかに記載の装置(10)。
  28. タイミング不確定性ウィンドウパラメータを求める手段と、
    前記求めたタイミング不確定性ウィンドウパラメータを使用して、Zadoff-Chu基本系列のサイクリックシフトを含むプリアンブル系列を選択する手段と、
    を備え、ただし前記サイクリックシフトは、許されるサイクリックシフトの群に属する許されるサイクリックシフトを含み、前記許されるサイクリックシフトの群に属する前記許されるサイクリックシフトは、それぞれタイミング不確定性ウィンドウ要素から構成されるタイミング不確定性ウィンドウを有し、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウは、互いに重なり合わず、あるいは前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の+1または-1の周波数サイクリックシフトに重なり合わず、前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、他の前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトに重なり合わない、装置。
  29. 前記許されるサイクリックシフトの前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトが、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから離れている、請求項28に記載の装置。
  30. 前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記-1の周波数サイクリックシフトは、同じプリアンブル系列の前記タイミング不確定性ウィンドウ要素の前記+1の周波数サイクリックシフトから、少なくとも1つのサイクリックシフトオフセットによって隔てられる、請求項28に記載の装置。
  31. 前記サイクリックシフトの+1または-1の周波数サイクリックシフトは、サイクリックシフトオフセット+coffまたは-coffによって与えられ、ここで、coff=(NGm-1)/uであり、NGは前記プリアンブル系列の長さであり、uは基本系列インデックスであり、mはcoffを整数にする最小の正の整数である、請求項29または30に記載の装置。
  32. 前記許されるサイクリックシフトの前記群は、前記許されるサイクリックシフトの選択をサイクリックシフト0から始め、選択の度に、前記タイミング不確定性ウィンドウおよびその周波数サイクリックシフト対について対応するサイクリックシフトの利用可能性を検討し、利用可能である場合に、許されるサイクリックシフトの前記群に前記サイクリックシフトを付加し、次に利用可能なサイクリックシフトから前記選択を続けることによって形成される、請求項29または30に記載の装置。
  33. インデックスを求める手段を備え、前記プリアンブル系列を選択することは、利用可能なサイクリックシフトを計算すると共に、前記求めたインデックスを利用して、系列の総数が所定の値に等しくなるまで新しい連続的なインデックスを付加することを含む、請求項28から32のいずれかに記載の装置。
  34. 前記装置には移動端末が含まれる、請求項28から33のいずれかに記載の装置。
  35. 前記求める手段は受信機を備え、前記選択する手段はプロセッサを備える、請求項28から34のいずれかに記載の装置。
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