JP2010512209A - 外科用マイクロマニピュレータ・チップ、外科用マイクロマニピュレータおよび前記外科用マイクロマニピュレータ用のチップの製造方法 - Google Patents

外科用マイクロマニピュレータ・チップ、外科用マイクロマニピュレータおよび前記外科用マイクロマニピュレータ用のチップの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、基端側の取り付けベース(5)と、少なくとも1つの第1屈曲部(4)と、該第1屈曲部(4)により取り付けベース(5)に接続されるとともに、終端がチップの自由端(10)となっている末端側の操作フィンガ(6)と、を具える外科用マイクロマニピュレータ・チップの製造方法に関連する。加えて、取り付けベース(5)は末端側に少なくとも1つのセグメント(9)を含んでいる。第1屈曲部(4)および操作フィンガ(6)がともにチップ部(11)を形成し、先を尖らせることでこのチップ部(11)を均一な先細形状とする。

Description

本発明は、マイクロ手術、例えば眼科手術に用いられる精密器具の分野に関する。より詳細には、外科用マイクロマニピュレータ・チップ、該チップを備える外科用マイクロマニピュレータおよび前記チップの製造方法に関するものである。
白内障手術の間、水晶体を扱うためにマイクロマニピュレータが使用される。より詳しく言えば、かかるマニピュレータは、眼中で非常に高精密に実行されるべき2つの手術手順、すなわち置換すべき本来の水晶体を切除する手順と、その切除部位に人工水晶体を位置づける手順とに用いられる。
白内障手術用のマイクロマニピュレータは、通常、鋼製のハンドルと、その一端にある屈曲した(elbowed)チップとを具えている。現在のマイクロマニピュレータに見られるチップは、基端側の取り付けベース7を含む直線部5と、屈曲部4と、この屈曲部4で前記直線部5に接続される末端側の操作フィンガ6とを含んでいる。取り付けベース7はマイクロマニピュレータのハンドルに固定して設けられる一方、フィンガ6は目を貫いて水晶体を操作するべく設けられるものである。取り付けベース7からのチップの部分、すなわちチップの本質的な残部9,4,6は、極めて細密な自由端の方向に向かって傾斜している。
かかるチップは現在、円筒研削により研磨された直線状の鋼製ワイヤセグメントから作製されている。より詳しくは、このセグメントは2つの砥石車(grinding wheel)により研磨される。これら2つの砥石車の間で、セグメントは、それ自身のまわりに、前記砥石車の回転方向とは反対の方向とは反対の方向に回転する。その回転軸および2つの砥石車の回転軸は互いに平行である。砥石車は、研磨動作でセグメントに与えようとする長手方向セクションの輪郭に対して相補的な輪郭を有している。この趣旨で、砥石車はダイヤモンドが装着されたものとなっている。従って、鋼製ワイヤのセグメントの円筒研削には高価な砥石車を要している。
この種のチップが設けられた現在のマイクロマニピュレータは、それ自身に起因して不都合なほどに非常に高価なものとなっている。さらに、高価であるがゆえに、使用後にそれらのマニピュレータをそのまま廃棄することができない。従って、予め清浄化し、無菌化すること無しには、これらを再使用することができない。これは、汚染されたマイクロマニピュレータの回収から始め、それらを殺菌した後に汚染なく保管するまでを行う特殊な機関の設立を意味するとともに、有能な人材の動員、設備投資および人材の訓練に起因してさらにコストがかかるものとなる。
円筒研削による眼科手術用マイクロマニピュレータの製造コストは、一度だけ使用されるハイブリッド型(プラスチックおよび金属)の器具を通常的に利用する上で主な障害となっている。
本発明の目的は、少なくとも外科用マイクロマニピュレータを使用する際のコストを低減できるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、基端側の取り付けベースと、少なくとも1つの第1屈曲部と、該第1屈曲部により前記取り付けベースに接続されるとともに、終端がチップの自由端となっている末端側の操作フィンガと、を具え、前記取り付けベースの末端側の少なくとも1つのセグメント、前記第1屈曲部および前記操作フィンガがともに、前記自由端の方向における全長にわたって本質的に均一に先細とされた、本質的に一定の線形減少割合で減少する直径を有するチップ部を形成している、ないしは、各々が前記自由端の方向における全長にわたって本質的に均一に先細である複数の部分を連続して有する連続体であって、第1円錐台および第2円錘台である少なくとも2つの円錐台をもち、前記第1屈曲部が第2円錘台の基端側底部と前記第1円錐台の末端側頂部とを接続している当該連続体を形成している外科用マイクロマニピュレータ・チップを提供し、先を尖らせて(pointing)先細形状(tapered)としたことで顕著な特徴を持つマイクロマニピュレータ・チップを提供する。
本発明はまた、基端側の取り付けベースと、少なくとも1つの第1屈曲部と、該第1屈曲部により前記取り付けベースに接続されるとともに、終端がチップの自由端となっている末端側の操作フィンガと、を具え、前記取り付けベースの末端側の少なくとも1つのセグメント、前記第1屈曲部および前記操作フィンガがともにチップ部を形成しているタイプの外科用マイクロマニピュレータ・チップの製造方法であって、先を尖らせることで前記チップ部を均一に先細にすることを特徴とする外科用マイクロマニピュレータ・チップの製造方法を提供する。
先を尖らせることにより先細形状とした眼科用マイクロマニピュレータは、特別な砥石車を必要とせず、製造の速度を高め、かつ製造のコストを低減できることから、単一回の使用を目的とする器具を廉価に製造できるようになる。
本発明による眼科手術用マイクロマニピュレータの模式的側面図である。 本発明に係り、図1のマイクロマニピュレータの構成要素であるチップの側面図である。 図2と同様の図であり、本発明の異なる製造方法に従った眼科手術用マイクロマニピュレータ・チップを表している。 図3に示すマイクロマニピュレータ・チップの自由端を拡大した詳細図である。 先端を尖らせることによるチップの製造方法を説明するための模式的正面図である。 先端を尖らせることによるチップの製造方法を説明するための、図5のA−A線に沿った模式的断面図である。 先端を尖らせることによるチップの製造方法を説明するための模式的上面図である。
以下の説明は単なる例示であるが、添付の図面を参照しつつこれを読むことで本発明が理解される。
それらの図面は、マイクロマニピュレータの製造および本発明に係る方法の応用の有利な例を説明するために参照されるものであり、限定を意味するものではない。
図1は眼科手術用マイクロマニピュレータ1を示し、これはポリマーで成形したハンドル2と、このハンドル2に保持され、好ましくはステンレス鋼、特にInox302で作製された金属製のチップ3とを含んでいる。
図2から明らかなように、マイクロマニピュレータのチップ3は屈曲部4を有し、これは基端側の取り付けベース5と末端側の操作フィンガ6との間にあってそれらを接続している。フィンガ6とは反対側の取り付けベース5の基端側セクション7はハンドル2内に固定されることを目的としたものであって、この趣旨で平坦化した部分8を有している。基端側セクション7は、平坦化部分8の面を除いて、本質的に円筒状である。取り付けベース5はまた、全体的に先細形状の末端側セクション7を含んでおり、これは基端側セクション7から屈曲部4まで延在し、この屈曲部4に向かう方向において、その全長にわたり一様に細くなってゆく。
セクション9と同様に、フィンガ6は全体的に円錐台形状を有している。フィンガ6は屈曲部4の部位を始端としてその全長にわたり均一に細くなってゆくが、その終端は丸みのついた自由端10である。
参照符号11はセクション9、屈曲部4およびフィンガ6により形成されるアセンブリ、すなわち、自由端10から取り付けベースの円錐台7および9の接合部までの区画を示している。この区画は、自由端10に向かう方向において、その全長にわたり均一に細くなってゆくものであり、いかなる孤立部分も含まない。
セクション9において、チップ3は円形断面を有し、直径d9に等しい幅は、自由端10に向って、本質的に一定である線形の減少率に従って狭くなってゆく。
セクション6上において、チップ3は円形断面を有し、直径d6に等しい幅は、自由端10に向って、本質的に一定である線形の減少率に従って狭くなってゆく。
直径d9が線形に減少する割合は、最大で直径d6と等しくなるまでである。
直径d9およびd6は同じ線形減少率で減少するものであってもよい。その場合、参照符号11は、自由端10に向かう方向において、その全長にわたり均一に先細となっている部分を表す。
好ましくは、直径d9の線形減少の割合は直径d6よりも小とされ、これは図示の例の場合である。この場合、参照符号11は、孤立部分をもたない連続体を表す。すなわち、円錐台6と、屈曲部4によって円錐台6の底部に接続された末端側頂部をもつ円錐台9との2つの円錐台の連続体である。
セクション9は、有利には10mm〜20mm、好ましくは13mm〜17mmの長さL9を有し、一例では15mmのオーダである。
フィンガ6は、有利には8mm〜13mm、好ましくは9mm〜12mmの長さL6を有し、一例では11mmのオーダである。
取り付けベース5の基端側セクション7は、有利には0.7mm〜0.9mm、好ましくは0.75mm〜0.85mmの直径d7を有し、一例では0.8mmのオーダである。
取り付けベース5のセクション7および9は、それらの接合部において等しい直径を有する。
この接合部から始まって、セクション9は自由端10に向かってその直径d9を減じてゆく。有利には、自由端10に向かって1mmあたり0.015mm〜0.025mmずつ直径が小さくなるようにされる。好ましくは、自由端10に向かって1mmあたり0.017mm〜0.023mmずつ直径が小さくなるようにされる。一例では、自由端10に向かって1mmあたり0.017mmのオーダで直径が小さくなるようにされる。
屈曲部4において、チップ3は、有利には0.48mm〜0.60mm、好ましくは0.50mm〜0.58mmの直径を有し、一例では0.56mmのオーダである。
屈曲部4から始まって、フィンガ6は自由端10に向かってその直径d6を減じてゆく。有利には、自由端10に向かって1mmあたり0.015mm〜0.025mmずつ直径が小さくなるようにされる。好ましくは、自由端10に向かって1mmあたり0.017mm〜0.023mmずつ直径が小さくなるようにされる。一例では、自由端10に向かって1mmあたり0.021mmのオーダで直径が小さくなるようにされる。
自由端10において、チップ3は、有利には0.18mm〜0.42mm、好ましくは0.20mm〜0.40mmの直径を有し、一例では0.38mmのオーダである。
本発明では、チップ3は、例えば鋼製ワイヤの巻線、好ましくはInox 302の巻線から得た金属製のセグメントFの先を尖らせる(pointing)ことで作製される。
図5、図6および図7は、金属性ワイヤの円筒状セグメントの先を尖らせることで先細形状とする応用例を模式的に示している。これは、マイクロマニピュレータ・チップの形態に成形するに先立って所要の先細形状を円筒状セグメントに与えるために行われる。
この方法では、金属性ワイヤの円筒状セクション12はマガジン13によって給送され(distribute)、それらの一方に形成される極限部分(extreme portions)12aまでの途中段階(intermediary)から、駆動ホイール14および丸みのついたガイドパス15間に1つずつ引き込まれる。駆動ホイール14および/またはガイドパス15は、良好な摩擦係数を呈する材料で作製され、セクション12が回転しながらそれらのまわりをガイドパス15の入口から出口まで(矢印F)移動してゆくことができるようにしている。
この通過の過程で、駆動ホイール14とガイドパス15との間にないチップの部分が二重円錐ロール(dual-conical roll)形状の砥石車に適用される。ここで、ロールの曲率半径は、ガイドパス15の曲率半径および駆動ホイール14の曲率半径と等しく、前記部分には、図から分るように、丸みのついたガイドパスの一端から他端までのチップの移動過程で次第に先細の形状とされてゆく。
二重円錐ロール形状の砥石車の回転軸は、円筒研削とは異なり、チップ12ないし3の長さ方向と直交していることがわかる。従って、チップの表面に現われる微細溝の方向を顕微鏡観察することで、円筒研削による従来方法により得られたチップから本チップを容易に区別することができる。
この研磨が完了すると、部分9ないし6は全体的に円錐台形状を有するものとなる。
次いで、スタンプ加工により平坦部分8がセグメント7に形成され、さらに振動を利用して研磨される。その後、円錐状部分11を一位置で曲げることで屈曲部4が形成され、管制したチップ3が超音波により脱脂される。
基端側部分7にハンドル2を成形し、ハンドルが硬化すると、基端側部分7の平坦部分8は、そのハンドル2に対する特に回転を阻止する機能を有するものとなる。
チップ3は特に低廉である。低廉であることは、マイクロマニピュレータ1についても当てはまることである。このことにより、1回使用した後に廃棄される物品としてマイクロマニピュレータ1を提供することができ、これ自体が既に有利な点である。
以上は本発明の目的と合致し得るものであり、マイクロマニピュレータ1が特に低廉であることは、一方で眼科手術用マイクロマニピュレータとしての使用を好適にする特性を持つものとなる。
かかる利用は図1に示されており、ここでは、白内障手術の過程で、フィンガ6が0.5mmのオーダで作られた切開部I内に進入し、眼Eの角膜Cを通り、眼Eの内側で水晶体(明瞭科のために不図示)を操作している。チップ3の特有の寸法特性は、眼の内側で水晶体を操作するフィンガとしての機能をフィンガ6が完全に実現できるようにされている。特に、チップ3は、水晶体を操作するのに必要な剛性を有する一方、そのフィンガ6が切開部Iを通して動作可能で、その自由端10が水晶体を十分に操作できるものである。
図3および図4は、本発明の他の応用例としてのチップ103を示している。チップ3と同様、チップ103は眼科手術用マイクロマニピュレータの一部をなすことを企図したものであり、マイクロマニピュレータのハンドルまたはその類似物に固定されるものとなる基端側セクション107を特徴づけている。以下では、チップ3との差異のみを説明する。また、チップ3の参照部分と類似または同等のチップ103の部分を参照するべく以下で用いられる参照符号は、チップ3の部分を表す参照符号に「100」を加えて示すものとする。
セクション11と同様、セクション111は、先を尖らせてから一位置で曲げることにより作製される。セクション11とは異なり、セクション111は、その全長にわたり単一で一定の線形減少率でのみ減少してゆく直径d111を有する。しかしながら、セクション11と同様に、セクション111は、連続するいくつかの部分のそれぞれにおいては一定であるような、いくつかの線形減少率で特徴づけられるものであってもよい。
操作フィンガ106は直線状ではなく、自由端110から短い距離をおいた部位に本質的に直角である屈曲部120を有し、終端がオフセット・チップ121となっている。
このオフセット・チップ121は、有利には0.5mm〜0.9mm、好ましくは0.6mm〜0.8mmの長さL121を有し、一例では0.7mmのオーダである。
屈曲部104および120間の距離Lは、有利には8mm〜12mm、好ましくは9mm〜11mmであり、一例では10mmのオーダである。
自由端110において、セクション111の直径d111は、例えば0.22mmのオーダである。
本発明は、本発明を実施する上述したような手法に限られない。特に、直径の線形減少の割合が変る位置は、屈曲部4のレベルでなくてもよく、チップ3に沿ってそこからずれた位置であってもよい。

Claims (7)

  1. 基端側の取り付けベース(5)と、少なくとも1つの第1屈曲部(4;104)と、該第1屈曲部(4;104)により前記取り付けベース(5)に接続されるとともに、終端がチップの自由端(10)となっている末端側の操作フィンガ(6;106)と、を具え、前記取り付けベース(5)の末端側の少なくとも1つのセグメント(9)、前記第1屈曲部(4;104)および前記操作フィンガ(6;106)がともに、前記自由端の方向における全長にわたって本質的に均一に先細とされた、本質的に一定の線形減少割合で減少する直径(d111)を有するチップ部(11,111)を構成することで、各々が前記自由端(10)の方向における全長にわたって本質的に均一に先細である複数の部分(9,6)を連続して有する連続体であって、第1円錐台(9)および第2円錘台(6;106)である少なくとも2つの円錐台をもち、前記第1屈曲部(4;104)が第2円錘台(6;106)の基端側底部と前記第1円錐台(9)の末端側頂部とを接続している当該連続体が提供され、前記チップ部(11,111)が先細形状とされていることを特徴とする外科用マイクロマニピュレータ・チップ。
  2. 基端側の取り付けベース(5)と、少なくとも1つの第1屈曲部(4;104)と、該第1屈曲部(4;104)により前記取り付けベース(5)に接続されるとともに、終端がチップの自由端(10)となっている末端側の操作フィンガ(6;106)と、を具え、前記取り付けベース(5)の末端側の少なくとも1つのセグメント(9)、前記第1屈曲部(4;104)および前記操作フィンガ(6;106)がともに、チップ部(11,111)を形成する外科用マイクロマニピュレータ・チップの製造方法であって、先を尖らせることで前記チップ部(11;111)を均一に先細にすることを特徴とする外科用マイクロマニピュレータ・チップの製造方法。
  3. 先細形状の前記チップ部(11;111)の前記本質的に一定の線形減少割合は、前記自由端(10)に向かって1mmあたり0.015mm〜0.025mmであることを特徴とする請求項1に記載の外科用マイクロマニピュレータ・チップ。
  4. 前記操作フィンガ(6;106)は、長さが8mm〜13mmであり、前記第1屈曲部(4;104)のレベルでの直径が0.48mm〜0.60mmであり、前記自由端(10)のレベルでの直径が0.18mm〜0.42mmであることを特徴とする請求項3に記載の外科用マイクロマニピュレータ・チップ。
  5. 前記操作フィンガ(106)は第2屈曲部(120)を具えることを特徴とする請求項1、3または4に記載の外科用マイクロマニピュレータ・チップ。
  6. 前記取り付けベース(5)には、ポリマー製のハンドル(2)に固定するための横方向に平坦にされた部分(8)が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3〜5のいずれかに記載の外科用マイクロマニピュレータ・チップ。
  7. 請求項1または請求項3〜5のいずれかに記載のチップ(3;103)と、該チップ(3;103)を保持するハンドル(2)とを具え、該ハンドル(2)が、前記チップ(3;103)の構成要素である前記取り付けベース(5)の少なくとも一部の区域(7;107)上に、成形ポリマーにより作製されていることを特徴とする外科用マイクロマニピュレータ。
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