JP2010511917A - 低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のためのシステムと方法 - Google Patents

低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のためのシステムと方法 Download PDF

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Abstract

信号の現在のフレームに対する正規化係数が決定される。正規化係数は、信号の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数はまた、正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の、状態の値に依拠していてもよい。決定された正規化係数に基づいて、信号の現在のフレームが正規化されてもよい。決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数が調整されてもよい。
【選択図】図1

Description

米国法第35部第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、「低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化」と題され、2006年12月4日に出願された、仮出願第60/868,476号に対する優先権を主張し、これは、本出願譲受人に譲渡され、ここで参照により明示的に組み込まれている。
本開示は、一般的に信号処理技術に関連する。より詳細には、本開示は、低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のためのシステムと方法に関連する。
背景
用語、信号処理は、信号の処理と解釈を指してもよい。該当する信号は、音声、画像、および他の多くのものを含んでもよい。このような信号の処理は、記憶と再構成、雑音からの情報の分離、圧縮、および将来の抽出を含んでいてもよい。用語、デジタル信号処理は、デジタル表現における信号の分析を指してもよく、これらの信号の処理方法を指してもよい。デジタル信号処理は、移動体電話機およびインターネットのような数多くの通信技術のエレメントである。デジタル信号処理のために利用されるアルゴリズムは、(DSPとして接頭辞化されることもある)デジタル信号プロセッサと呼ばれる専用マイクロプロセッサを使用してもよい専用コンピュータを使用して実行されてもよい。
図1は、ワイヤレス通信システムを図示する。 図2は、ワイヤレス通信システム中で利用される広帯域エンコーダを図示する。 図3は、図2の広帯域エンコーダの高帯域エンコーダを図示する。 図4は、図3の高帯域エンコーダの係数決定コンポーネントを図示する。 図5は、ワイヤレス通信システム中で利用される広帯域デコーダを図示する。 図6は、低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のための方法を図示する。 図7は、低帯域励起信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定する方法を図示する。 図8は、通信装置において利用されてもよいさまざまなコンポーネントを図示する。
詳細な説明
低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のために構成された装置を開示する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子的に通信しているメモリとを含んでもよい。命令がメモリ中に記憶されてもよい。命令は、信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定するように実行可能であってもよい。正規化係数は、信号の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数はまた、正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の、状態の値に依拠していてもよい。命令はまた、決定された正規化係数に基づいて、信号の現在のフレームを正規化するように実行可能であってもよい。命令はまた、決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整するように実行可能であってもよい。
低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のための方法が開示される。方法は、信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定することを含んでもよい。正規化係数は、信号の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数はまた、正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の、状態の値に依拠していてもよい。方法はまた、決定された正規化係数に基づいて、信号の現在のフレームを正規化することも含んでもよい。方法はまた、決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整することも含んでもよい。
低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のために構成された装置を開示する。装置は、信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定する手段を含んでもよい。正規化係数はまた、信号の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数は、正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の、状態の値に依拠していてもよい。装置はまた、決定された正規化係数に基づいて、信号の現在のフレームを正規化する手段を含んでもよい。装置はまた、決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整する手段を含んでもよい。
コンピュータ読取可能媒体も開示する。コンピュータ読取可能媒体は、1組の命令を記憶するように構成されていてもよい。1組の命令は、信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定するように実行可能であってもよい。正規化係数は、信号の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数はまた、正規化された信号の前のフレームに1つ以上の操作が実行された後の、状態の値に依拠していてもよい。1組の命令はまた、決定された正規化係数に基づいて、信号の現在のフレームを正規化するように実行可能であってもよい。1組の命令はまた、決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整するように実行可能であってもよい。
低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のためのシステムも開示する。システムは、係数決定コンポーネントを含んでもよい。係数決定コンポーネントは、信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定するように構成されていてもよい。正規化係数は、信号の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数はまた、正規化された信号の前のフレームに1つ以上の操作が実行された後の、状態の値に依拠していてもよい。システムはまた、信号正規化器を含んでもよい。信号正規化器は、決定された正規化係数に基づいて、信号の現在のフレームを正規化するように構成されていてもよい。システムはまた、状態正規化係数調整器を含んでもよい。状態正規化係数調整器は、決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整するように構成されていてもよい。
ここで使用するように、用語“決定する”(および、この文法的変化形)を、非常に広い意味で使用する。用語“決定する”は、幅広い動作を包含し、したがって、“決定する”は、計算すること、演算すること、処理すること、導出すること、調べること、ルックアップすること(例えば、表、データベース、または別のデータ構造の中をルックアップすること)、確認すること、および類似物を含んでもよい。また、“決定すること”は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)、および類似物を含むことができる。また、“決定すること”は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、および類似物を含むこともできる。
フレーズ“〜に基づいて”は、そうではないと明示的に指定されない限り、“〜だけに基づいて”を意味していない。言い換えると、フレーズ“〜に基づいて”は、“〜だけに基づいて”、および“少なくとも〜に基づいて”の両方を記述する。
図1は、複数の移動局102、複数の基地局104、基地局制御装置(BSC)106、および移動局スイッチングセンター(MSC)108を含んでもよいワイヤレス通信システム100を図示する。MSC108は、公衆電話交換ネットワーク(PSTN)110とインターフェースするように構成されていてもよい。MSC108はまた、BSC106とインターフェースするように構成されていてもよい。システム100中に1つより多いBSC106があってもよい。移動局102は、セルラまたはポータブル通信システム(PCS)電話機を含んでもよい。
それぞれの基地局104は、(表示していない)少なくとも1つのセクタを含んでいてもよく、ここで、それぞれのセクタは、全方向性アンテナを持っていてもよく、または、基地局104から放射状に広がった特定の方向を指すアンテナを持っていてもよい。代わりに、それぞれのセクタはダイバーシティ受信に対する2つのアンテナを含んでもよい。各基地局104は、複数の周波数割り当てをサポートするように設計されていてもよい。ワイヤレス通信システム100は、コード分割多重アクセス(CDMA)技術を実現するように構成されていてもよい。CDMAシステム100において、セクタの共通部分と、周波数割当は、CDMAチャネルとして呼んでもよい。
ワイヤレス通信システム100の演算の間に、基地局104は、複数の組の移動局102からの、複数の組のリバースリンク信号を受信してもよい。移動局102は、電話通信または他の通信を行ってもよい。所定の基地局104によって受信されるそれぞれのリバースリンク信号は、その基地局104内で処理されてもよい。結果としてのデータは、BSC106に進められてもよい。BSC106は、通話リソース割当と、基地局104の間でのソフトハンドオフの組織化を含む、モビリティ管理機能とを提供してもよい。BSC106はまた、受信したデータを、MSC108にルーティングしてもよく、MSC108は、PSTN110とインターフェースするための追加的なルーティングサービスを提供してもよい。同様に、PSTN110は、MSC108とインターフェースしてもよく、MSC108は、BSC106とインターフェースしてもよく、BSC106は次に基地局104を制御して、複数の組のフォワードリンク信号を、複数の組の移動局102に送信させてもよい。
例示の目的のために、広帯域ボコーダによって処理されてもよいスピーチ信号に関連して、あるシステムと方法を説明することとする。(用語“広帯域ボコーダ”は、以下により詳細に説明することとする。)しかしながら、ここで説明するシステムと方法は、スピーチ信号の文脈以外でも適用可能である。実際に、ここで説明したシステムと方法は、有限の精度で、任意のタイプの信号(例えば、音楽、ビデオ等)を処理することに関連して使用されてもよい。
以下の説明は、フィルタ状態に対する参照を含む。しかしながら、ここで開示するシステムと方法は、他のタイプの状態に対しても適用可能である。また、用語“状態”は、プログラム中の情報、または、機械中のメモリの任意の構成を意味するとして、広く解釈すべきである。
デジタル技術による音声の送信は、特に、長距離およびデジタル無線電話アプリケーションにおいて広く行きわたっている。過去において、音声通信は、300−3400kHzの周波数範囲に対する帯域に制限されてきた。セルラテレフォニーおよびボイスオーバーIPのような音声通信に対する新しいネットワークは、同一の帯域幅制限を持たないかもしれず、このようなネットワークを通して広帯域周波数範囲を含む音声通信を送信および受信することが望ましいかもしれない。
音声コーダ、すなわち“ボコーダ”は、通信チャネルにわたって、圧縮されたスピーチ信号の送信を容易にする装置である。ボコーダは、エンコーダおよびデコーダを含んでもよい。到来するスピーチ信号は、時間のブロック、または解析フレームに分割されてもよい。エンコーダは、到来するスピーチフレームを解析して、特定の該当するパラメータを抽出してもよく、次に、このパラメータをバイナリ表現に量子化してもよい。バイナリ表現は、送信フレームへとパッケージ化されてもよく、通信チャネルを通して、デコーダを備える受信機に送信されてもよい。デコーダは、送信フレームを処理し、これらを非量子化してパラメータを生成し、非量子化されたパラメータを使用してスピーチフレームを再統合してもよい。スピーチ信号のエンコーディングとデコーディングは、ボコーダを実行させるデジタル信号プロセッサ(DSP)によって実行されてもよい。いくつかの音声通信アプリケーションの性質のために、スピーチ信号のエンコーディングとデコーディングは、リアルタイムで行われてもよい。
ワイヤレス通信システム100中に配備される装置(例えば、移動局102、または基地局104)は、広帯域ボコーダ、すなわち、広帯域周波数範囲をサポートするように構成されているボコーダを含んでもよい。広帯域ボコーダは、広帯域エンコーダ、および広帯域デコーダを含んでもよい。
図2は、広帯域エンコーダ212を図示する。広帯域エンコーダ212は、ワイヤレス通信システム100内で利用されてもよい装置中で実現されてもよい。装置は、移動体電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ、音楽プレーヤ、ゲームデバイス、または、プロセッサを備える、他の任意の装置であってもよい。装置は、ワイヤレス通信システム100内の、移動局102、または基地局104として機能してもよい。
広帯域スピーチ信号214が、広帯域エンコーダ212に提供されてもよい。広帯域エンコーダ212は、解析フィルタバンク216を含んでもよい。フィルタバンク216は、広帯域スピーチ信号214をフィルタして、低帯域信号218と、高帯域信号220とを生成してもよい。
低帯域信号218が、低帯域エンコーダ222に提供されてもよい。低帯域エンコーダ222は、低帯域信号218をエンコードしてもよく、これによって、エンコードされた低帯域信号224を生成させる。低帯域エンコーダ222はまた、低帯域励起信号226も出力してもよい。
高帯域信号220がまた、高帯域エンコーダ228に提供されてもよい。高帯域エンコーダ228は、低帯域励起信号226中の情報にしたがって、高帯域信号220をエンコードしてもよく、これによって、エンコードされた高帯域信号230を生成してもよい。
図3は、高帯域エンコーダ228を図示する。上に説明したように、低帯域励起信号226が、高帯域エンコーダ228に提供されてもよい。高帯域エンコーダ228は、高帯域励起発生器332を含んでもよい。高帯域励起発生器332は、低帯域励起信号226から高帯域励起信号334を導出してもよい。
到来する広帯域スピーチ信号214、および低帯域信号226のような、広帯域エンコーダ212内の信号の振幅を表現するために、有限数のビットが利用可能である。これらの信号が表現されることのできる精度は、これらを表現するのに使用されるビットの数に直接比例していてもよい。ここで使用するように、用語“振幅”は、振幅値のうちの配列の任意の振幅値を指してもよい。例えば、用語“振幅”は、振幅値の配列のある構成要素の最大の絶対値を指してもよい。
高帯域励起信号334を生成するために、高帯域励起発生器332は、低帯域励起信号226(または、以下に説明することになるように、低帯域励起信号226の正規化されたバージョン336)に、多くの算術演算を実行してもよい。低帯域励起信号226に、これらの算術演算のうちの少なくともいくつかのものを実行する際に、高帯域励起発生器332は、低帯域励起信号226内のN個の上位ビット(MSB)を利用してもよい。言い換えると、低帯域励起信号226の振幅を表現するためにM個のビットが使用されている場合、高帯域励起発生器332は、低帯域励起信号226内のM−N個の下位のビット(LSB)を破棄してもよく、低帯域励起信号226のN個のMSBを、実行される算術演算に対して利用してもよい。
人のスピーチは、多くの異なる方法で分類されてもよい。スピーチのいくつかの分類は、有声音のスピーチ、無声音の音声、瞬間的なスピーチ、および、単語の間の区切りの間の、沈黙の間隔/背景の雑音を含んでもよい。ある状況下では(例えば、無声音の音声、瞬間的なスピーチ、および沈黙の間隔/背景の雑音に対して)、広帯域スピーチ信号214の振幅は、比較的低いかもしれない。ここで、用語、低レベル信号を使用して、比較的低い振幅を持つ広帯域スピーチ信号214を指してもよい。到来する広帯域スピーチ信号214が低レベル信号である場合、低帯域励起信号226の振幅が、利用可能なビットのLSB内で完全に表現されてもよく、または、少なくとも大部分は表現されてもよい。LSBが高帯域励起発生器332によって破棄される場合、次に、低帯域励起信号226が表現される精度のかなりの損失があるかもしれない。極端なケースでは、低帯域励起信号226は、高帯域励起発生器332によって、ゼロに概算されるかもしれない。
この問題に対処するため、そして、精度の損失を潜在的に減少させるため、高帯域エンコーダ228は、信号正規化器338を含んでもよい。信号正規化器338は、低帯域励起信号226を正規化してもよく、これによって、正規化された低帯域励起信号336を取得する。低帯域励起信号226を正規化する際の、信号正規化器338の演算についての追加の詳細を、以下で説明することとする。
低帯域励起信号226は、正規化係数344に基づいて正規化されてもよい。代わりに、正規化係数344を、Q係数344として呼んでもよい。以下に説明することになるように、正規化係数344は、飽和を防ぐために選択されてもよい。正規化係数344を決定するコンポーネントを、係数決定コンポーネント346として呼んでもよい。
低帯域励起信号226は、多くのフレームに分割されてもよい。用語“現在のフレーム”は、高帯域エンコーダ212によって、現在、処理されているフレームを指してもよい。用語“前のフレーム”は、現在のフレームの直前に処理された、低帯域励起信号226のフレームを指してもよい。
正規化は、フレームごとのベースで実行されてもよい。したがって、低帯域励起信号226の異なるフレームに対して、異なる正規化係数344を決定してもよい。正規化係数344は、時間にわたって変化してもよいので、信号正規化器338と、フィルタ状態正規化係数調整器340とによって、実行されてもよい正規化のタイプを、動的正規化として呼んでもよい。
一度、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344が決定されると、信号正規化器338は、正規化係数344に基づいて、低帯域励起信号226の現在のフレームを正規化してもよい。低帯域励起信号226を正規化することは、正規化係数344に対応する量によって、低帯域励起信号226のビットを左シフトさせることを含んでもよい。
いくつかの実現では、正規化係数344は、負であってもよい。例えば、一度、正規化係数344が最初に決定されると、飽和を防ぐ予防として、正規化係数344の初期値から、ある量(例えば、1)が減算されてもよい。このことは、“ヘッドルーム”を提供するとして呼んでもよい。正規化係数344が負の場合、負の正規化係数344によって左シフトさせることは、対応する正の数によって右シフトさせることと、同じであってもよい。
追加的に、フィルタ状態正規化係数調整器340が提供されてもよい。フィルタ状態正規化係数調整器340は、決定された正規化係数344に基づいて、フィルタ状態342の正規化係数を調整してもよい。フィルタ状態342の正規化係数を調整することは、低帯域励起信号226の現在のフレームに対して決定される正規化係数344と、低帯域励起信号226の前のフレームに対して決定された正規化係数344との間の差に対応する量によって、フィルタ状態342のビットを左シフトさせることを含んでもよい。この演算は、フィルタ状態342を、正規化された低帯域励起信号336と同じ正規化係数344にしてもよく、このことは、実行されているフィルタリング演算を容易にしてもよい。
正規化係数344が決定され、低帯域励起信号226の現在のフレームが正規化され、高帯域励起発生器332のフィルタ状態342の正規化係数が調整されたとき、高帯域励起発生器332は、正規化された低帯域励起信号336から高帯域励起信号334を導出してもよい。このことは、調整されたフィルタ状態342を使用して、正規化された低帯域励起信号336にフィルタリング演算を実行することを含んでもよく、調整されたフィルタ状態342と、正規化された低帯域励起信号336の両方は、正規化係数344を持つ。
飽和が発生しないように、低帯域励起信号226の現在のフレームに対して、正規化係数344が選択されてもよい。飽和が発生するかもしれない、いくつかの方法がある。例えば、低帯域励起信号が、低帯域励起信号を表現するのに使用されるビットの数によって与えられる範囲の外に出る範囲まで、低帯域励起信号226のビットを左シフトさせることによって、飽和は発生するかもしれない。上に説明した例では、Mビットを使用して、低帯域励起信号226を表現することが仮定されていた。このケースでは、2の補数の符号付き演算(2’s complement signed arithmetic)を使用した、低帯域励起信号226の最大値は、2(M-1)−1であってもよく、最小値は、−2Mであってもよい。M=16(すなわち、16ビットを使用して、低帯域励起信号226を表現している)の場合、2の補数の符号付き演算を使用した、低帯域励起信号226の最大値は、215−1、すなわち、32767であってもよく、最小値は、−2M、すなわち、−32768であってもよい。この状況では、低帯域励起信号226の値が(正の数に対して)32767を超え、(負の数に対して)−32768より少なくなるように、低帯域励起信号226のビットが左シフトされる場合に、飽和が発生するかもしれない。このタイプの飽和が発生しないように、正規化係数344が決定されてもよい。したがって、正規化係数344は、低帯域励起信号226の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。したがって、低帯域励起信号226の現在のフレームは、係数決定コンポーネント346に提供されてもよく、正規化係数344を決定するのに使用されてもよい。
別の例として、高帯域励起発生器332のフィルタ状態342のビットを、フィルタ状態が範囲の外に出る範囲まで、左シフトさせることによって、飽和が発生するかもしれない。上の例で説明したように、M=16である場合、この範囲は、+32767より大きくなく、−32768より少なくない数の分類に入る1組の数によって与えられる。飽和が発生しないように、正規化係数344を決定してもよい。フィルタ状態342の正規化係数が調整されるとき、フィルタ状態342の値は、正規化された低帯域励起信号336の前のフレームに実行されたフィルタリング演算に依拠してもよい。したがって、正規化係数344は、正規化された低帯域励起信号336の前のフレームに、フィルタリング演算が実行された後のフィルタ状態342の値に依拠していてもよい。したがって、正規化された低帯域励起信号336の前のフレームに、フィルタリング演算が実行された後のフィルタ状態342の値についての情報348が、係数決定コンポーネント346に提供されてもよく、正規化係数344を決定するのに使用されてもよい。
低帯域励起信号226のそれぞれのフレームを、上に説明した方法で正規化してもよい。より詳細には、低帯域励起信号226のそれぞれのフレームに対して、正規化係数344を決定してもよい。低帯域励起信号226の現在のフレームは、そのフレームに対して決定される正規化係数344に基づいて、正規化されてもよい。また、そのフレームに対して決定された正規化係数344に基づいて、フィルタ状態342の正規化係数を調整してもよい。これらのステップ(すなわち、正規化係数344を決定し、低帯域励起信号226の現在のフレームを正規化し、フィルタ状態342の正規化係数を調整すること)は、低帯域励起信号226のそれぞれのフレームに対して実行されてもよい。
図4は、係数決定コンポーネント346を図示する。上に説明したように、係数決定コンポーネント346は、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344aを決定してもよい。
上に説明したように、低帯域励起信号226の現在のフレームは、係数決定コンポーネント346に提供されてもよい。低帯域励起信号226の現在のフレームを解析して、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344aに対する最適値を決定してもよい。(最適値は、図4中の参照番号450でラベル付けされ、以後最適値450として呼ぶこととする。)この機能を実現するコンポーネントを、最適値決定コンポーネント452として呼んでもよい。
低帯域励起信号226の現在のフレームの振幅に基づいて、正規化係数344に対する最適値450を決定してもよい。低帯域励起信号226の現在のフレームは、数の配列を含むので、正規化係数344の最適値450は、飽和を引き起こすことなく左シフトさせることができる数の配列の絶対値の最大数のビットの数を指してもよく、最適値450をブロック正規化係数として呼んでもよい。正規化係数344に対する最適値450は、飽和を引き起こすことなく、どの範囲まで低帯域励起信号226の現在のフレームのビットを左シフトさせることができるかを示してもよい。
上に説明したように、正規化された低帯域励起信号336の前のフレームにフィルタリング演算が実行された後の、フィルタ状態342の値についての情報348もまた、係数決定コンポーネント346に提供されてもよい。この情報348を使用して、高帯域励起発生器332のフィルタ状態に対するスケーリング係数454を決定してもよい。この機能を実現するコンポーネントを、スケーリング係数決定コンポーネント456として呼んでもよい。
スケーリング係数454は、受信されたフィルタ状態情報348に基づいて決定されてもよい。スケーリング係数454は、飽和を引き起こすことなく、どの範囲までビットを左シフトさせることができるかを指してもよい。このスケーリング係数454を取得するための手続は、前述の正規化係数344に対する最適値450を決定する上記の手続に類似していてもよく、このケースにおける数の配列は、フィルタ状態であり、ここで、フィルタ状態は、異なるフィルタからの状態であってもよい。
いくつかの実現では、倍精度(DP、32ビット)であってもよいフィルタ状態もあり、単精度(SP、16ビット)であってもよいフィルタ状態もある。このような実現では、倍精度のフィルタ状態のブロック正規化係数を取得してもよい。このブロック正規化係数を、次に、2の係数によって、スケールダウンして、これを単精度ドメインにしてもよい。このスケールダウンされた倍精度のブロック正規化係数と、単精度のフィルタ状態のブロック正規化係数との間で、どちらが最も低い、ブロック正規化係数であるかを決定してもよい。最も低いブロック正規化係数を次に、スケーリング係数454として出力してもよい。この特定の例では、用語、現在のフレーム正規化係数344aと、前のフレーム正規化係数344bとは、単精度ドメインの正規化係数を指してもよい。フィルタ状態正規化係数調整器340は、倍精度のフィルタ状態342のビットを左シフトさせる前に、低帯域励起信号226の現在のフレームに対して決定された正規化係数344と、低帯域励起信号226の前のフレームに対して決定された正規化係数342との間の違いを2の係数によって、スケールアップする。
飽和条件を評価してもよい。この機能を実現するコンポーネントを、条件評価コンポーネント458と呼んでもよい。飽和条件は、低帯域励起信号226の現在のフレームの正規化係数344aに対する最適値450に依拠していてもよい。飽和条件はまた、高帯域励起発生器332のフィルタ状態342に対するスケーリング係数454に依拠していてもよい。
飽和条件はまた、低帯域励起信号226の前のフレームに対する正規化係数344bに依拠していてもよい。低帯域励起信号226の前のフレームに対する正規化係数344bは、正規化された低帯域励起信号336の前のフレームに、フィルタリング演算が実行される前に、どの範囲まで、低帯域励起信号226の前のフレームに対するビットをシフトさせることができたかを示してもよい。
評価されている飽和条件は、以下のように表現してもよい:
Qinp−prev_Qinp > Q_states (1)
式(1)において、用語、Qinpは、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344aの最適値450を指してもよい。用語、prev_Qinpは、低帯域励起信号226の前のフレームに対する正規化係数344bを指してもよい。用語、Q_statesは、フィルタ状態342に対するスケーリング係数454を指してもよい。
飽和条件が満たされないことが決定された場合、このことは、正規化係数344aを、決定された最適値450に等しく設定することは、飽和を引き起こすことにならないことを意味するとして解釈されてもよい。このケースでは、低帯域励起信号226の現在のフレームに対して正規化係数344aを決定することは、正規化係数344aを、決定された最適値450に等しく設定することを含んでもよい。
飽和条件が満たされることが決定された場合、このことは、正規化係数344aを、決定された最適値450に等しく設定することは、飽和を引き起こすことになることを意味するとして解釈されてもよい。このケースでは、低帯域励起信号226の現在のフレームに対して正規化係数344aを決定することは、正規化係数344aを、prev_Qinp+Q_statesに等しく設定することを含んでもよい。この表現では、用語、Qinp、prev_Qinp、およびQ_statesは、式(1)に関連して上で説明したものと同じ意味を持っていてもよい。したがって、正規化係数344aは、表現MIN(Qinp,prev_Qinp+Q_states)によって、与えられてもよい。
図5は、広帯域デコーダ560を図示する。広帯域デコーダ560は、ワイヤレス通信システム100内で利用されてもよい装置中で実現されてもよい。装置は、移動体、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ、音楽プレーヤ、ゲームデバイス、または、プロセッサを有する、他の任意の装置であってもよい。装置は、ワイヤレス通信システム100内の移動局102または基地局104として機能してもよい。
エンコードされた低帯域信号524(すなわち224)は、広帯域デコーダ560に提供されてもよい。広帯域デコーダ560は、低帯域デコーダ562を含んでもよい。低帯域デコーダ562は、エンコードされた低帯域信号524をデコードしてもよく、これによって、デコードされた低帯域信号518を取得してもよい。低帯域デコーダ562はまた、低帯域励起信号526も出力してもよい。
エンコードされた高帯域信号530(すなわち、230)もまた、広帯域デコーダ560に提供されてもよい。広帯域デコーダ560は、高帯域デコーダ564を含んでもよい。エンコードされた高帯域信号530が、高帯域デコーダ564に提供されてもよい。低帯域デコーダ562による出力である低帯域励起信号526もまた、高帯域デコーダ564に提供されてもよい。高帯域デコーダ564は、低帯域励起信号526中の情報にしたがって、エンコードされた高帯域信号530をデコードしてもよく、これによって、デコードされた高帯域信号520を取得してもよい。
広帯域デコーダ560はまた、合成フィルタバンク516も含んでいてもよい。低帯域デコーダ562による出力であるデコードされた低帯域信号518と、高帯域デコーダ564による出力であるデコードされた高帯域信号520とが、合成フィルタバンク516に提供されてもよい。合成フィルタバンク516は、デコードされた低帯域信号518とデコードされた高帯域信号520とを結合させて、広帯域スピーチ信号514を生成してもよい。
高帯域デコーダ564は、高帯域エンコーダ228に関連して上に説明したものと同一のコンポーネントのいくつかのものを含んでいてもよい。例えば、高帯域デコーダ564は、高帯域励起発生器332と、信号正規化器338と、フィルタ状態正規化係数調整器340と、係数決定コンポーネント346とを含んでいてもよい。(これらのコンポーネントは図5には示していない。)これらのコンポーネントの動作は、高帯域エンコーダ228に関連して上で説明した対応するコンポーネントの動作に類似していてもよく、または、同一であってもよい。したがって、広帯域エンコーダ212の文脈で、低帯域励起信号226の動的正規化に対して上で説明した技術を、広帯域デコーダ560の文脈で、図5に示した低帯域励起信号526にも適用してもよい。
図6は、低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のための方法600を図示する。ワイヤレス通信システム100内の、移動局102または基地局104内の、広帯域エンコーダ212によって、方法600を実現してもよい。代わりに、ワイヤレス通信システム100内の、移動局102または基地局104内の、広帯域デコーダ560によって、方法600を実現してもよい。
方法600にしたがうと、602において、低帯域励起信号226の現在のフレームが受信されてもよい。604において、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344を決定してもよい。正規化係数344は、低帯域励起信号226の現在のフレームの振幅に依拠していてもよい。正規化係数344はまた、正規化された低帯域励起信号336の前のフレームにフィルタリング演算が実行された後の、高帯域励起発生器332のフィルタ状態342の値に依拠していてもよい。
604において決定された正規化係数344に基づいて、606において、低帯域励起信号226の現在のフレームを正規化してもよい。加えて、604において決定された正規化係数344に基づいて、608において、高帯域励起発生器332のフィルタ状態の正規化係数を調整してもよい。
図7は、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344aを決定する方法700を図示する。(参照番号344aは、現在のフレームに対する正規化係数344aを指し、参照番号344bは、前のフレームに対する正規化係数344bを指す。)ワイヤレス通信システム100内の移動局102または基地局104内の、広帯域エンコーダ212によって、方法700を実現してもよい。代わりに、ワイヤレス通信システム100内の、移動局102または基地局104内の、広帯域デコーダ560によって、方法700を実現してもよい。
方法700にしたがうと、702において、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344aに対する最適値450を決定してもよい。正規化係数344aに対する最適値450は、飽和を引き起こすことなく、どの範囲まで低帯域励起信号226の現在のフレームのビットを左シフトさせることができるかを示してもよい。
704において、高帯域励起発生器332のフィルタ状態342に対するスケーリング係数454を決定してもよい。スケーリング係数454は、飽和を引き起こすことなく、どの範囲までフィルタ状態342のビットを左シフトさせることができるかを示してもよい。
706において、飽和条件を評価してもよい。飽和条件は、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344aに対する最適値450に依拠していてもよい。飽和条件はまた、高帯域励起発生器332のフィルタ状態342に対するスケーリング係数454に依拠していてもよい。飽和条件はまた、低帯域励起信号226の前のフレームに対する正規化係数344bに依拠していてもよい。
706において、飽和条件が満たされないことが決定される場合、このことは、702において決定された最適値450に等しく、正規化係数344を設定することは、飽和を引き起こすことにならないことを意味するとして解釈されてもよい。したがって、708において、低帯域励起信号226の現在のフレームに対して正規化係数344aを、702において決定された最適値450に等しく設定してもよい。
706において、飽和条件が満たされることが決定される場合、このことは、702において決定された最適値450に等しく、正規化係数344aを設定することは、飽和を引き起こすことになることを意味するとして解釈されてもよい。したがって、710において、低帯域励起信号226の現在のフレームに対する正規化係数344を、prev_Qinp+Q_statesに等しく設定してもよい。上で説明したように、用語prev_Qinpは、低帯域励起信号226の前のフレームに対する正規化係数344bを指してもよい。用語Q_statesは、フィルタ状態342に対するスケーリング係数を指してもよい。
図8は、通信装置801において利用されてもよいさまざまなコンポーネントを図示する。通信装置801は、装置801の動作を制御するプロセッサ803を含んでもよい。プロセッサ803を、CPUとして呼んでもよい。読出専用メモリ(ROM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含んでもよいメモリ805は、プロセッサ803に命令およびデータを提供する。メモリ805の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでもよい。
通信装置801はまた、筐体809も含んでもよく、筐体809は、通信装置801と遠隔ロケーションとの間のデータの送受信を可能にする、送信機811および受信機813を含んでいてもよい。送信機811および受信機813は、トランシーバ815に結合されていてもよい。アンテナ817が筐体809に取り付けられていてもよく、トランシーバ815に電子的に結合されていてもよい。
通信装置801はまた、トランシーバ815によって受信された信号のレベルを検出し、量を測定するのに使用されてもよい、信号検出器807を含んでいてもよい。信号検出器807は、総エネルギー、擬似雑音(PN)チップ後とのパイロットエネルギー、電力スペクトル深度、および他の信号のような信号を検出してもよい。
状態変更器819は、現在の状態と、トランシーバ815によって受信され、信号検出器807によって検出された追加の信号とに基づいて、通信装置801の状態を制御してもよい。通信装置801は、いくつかの状態の任意のものにおいて動作することができてもよい。通信装置801はまた、システム決定器821も含んでもよく、システム決定器821を使用して、装置801を制御し、現在のサービスプロバイダシステムが不適切であることが決定されたときに、装置801が、どのサービスプロバイダシステムに転送すべきであるかを決定してもよい。
通信装置801のさまざまなコンポーネントは、バスシステム823によって、互いに結合されてもよく、バスシステム823は、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含んでもよい。しかしながら、明瞭さのために、図8において、さまざまなバスを、バスシステム823として図示した。通信装置801はまた、信号を処理するのに使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)825も含んでもよい。
さまざまな異なる技術および技法を使用して、情報および信号を表してもよい。例えば、上の説明を通して参照された、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気の粒子、光学界または光の粒子、あるいはこれらの何らかの組み合わせにより、表してもよい。
ここで開示した実施形態に関連して述べてきた、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、方法、およびアルゴリズムステップが、ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは双方の組み合わせたものとして実現されてもよい。ハードウェアおよびソフトウェアの交換可能性を明確に図示するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップを一般的にこれらの機能に関して上述した。このような機能がハードウェアあるいはソフトウェアとして実現されるか否かは、特定の応用および全体的なシステムに課せられた設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用に対して方法を変化させて、述べてきた機能を実現してもよいが、このような実現決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
ここで開示した実施形態に関連して述べた、さまざまな例示的な論理的ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成部品、あるいは、ここで述べてきた機能を実施するために設計されたこれらの組み合わせで、実現されるか、あるいは、実施されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは、このような構成の他の何らかのものとして実現してもよい。
ここで開示した方法は、ハードウェアで、ソフトウェアで、または、これらの両方で具体化してもよい。ソフトウェアは、技術的に知られている他の何らかの形態の記憶媒体に存在していてもよい。使用されてもよい記憶媒体の例のいくつかは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーブバルディスク、光学ディスク等を含む。ソフトウェアは、単一の命令、または、多くの命令を含んでもよく、異なるプログラムおよび複数の記憶媒体にわたって、いくつかの異なるコードセグメントに分散されていてもよい。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化されていてもよい。
ここで説明した方法は、説明した方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を含んでいてもよい。特許請求の範囲を逸脱することなく、これらの方法のステップおよび/または動作を相互交換してもよい。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されない限り、特定のステップまたは動作の使用は、特許請求の範囲を逸脱することなく、変更してもよい。
特定の特徴、観点、および構成を図示し、説明してきたが、特許請求の範囲は、上に説明した特定の構成およびコンポーネントに制限されていないことを理解すべきである。特許請求の範囲を逸脱することなく、さまざまな修正、変更、および変形が、上に説明した配置、特徴の動作および詳細、観点、および構成において、行われてもよい。

Claims (21)

  1. 低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のために構成されている装置において、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子的に通信しているメモリと、
    前記メモリ中に記憶されている命令と
    を具備し、
    前記命令は、
    信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定し、
    前記決定された正規化係数に基づいて、前記信号の現在のフレームを正規化し、
    前記決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整する
    ために実行可能であり、
    前記正規化係数は、前記信号の現在のフレームの振幅に依拠し、前記正規化係数はまた、前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の状態の値に依拠する装置。
  2. 飽和が発生しないように、前記正規化係数が選択される、請求項1記載の装置。
  3. 前記信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定することは、
    前記信号の現在のフレームの振幅に基づいて、前記現在のフレームの正規化係数に対する最適値を決定することと、
    前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の状態の値についての情報に基づいて、前記状態に対するスケーリング係数を決定することと、
    飽和条件を評価することと
    を含み、
    前記飽和条件は、前記現在のフレームの正規化係数に対する最適値と、前記スケーリング係数と、前記信号の前のフレームに対する正規化係数とに依拠する、請求項1記載の装置。
  4. 前記前のフレームの正規化係数は、前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行される前に、前記信号の前のフレームのビットを、どの範囲までシフトさせることができるかを示す、請求項3記載の装置。
  5. 前記現在のフレームの正規化係数に対する最適値は、飽和を引き起こすことなく、前記信号の現在のフレームのビットを、どの範囲まで左シフトさせることができるかを示す、請求項3記載の装置。
  6. 前記状態に対するスケーリング係数は、飽和を引き起こすことなく、前記状態のビットを、どの範囲まで左シフトさせることができるかを示す、請求項3記載の装置。
  7. 前記飽和条件は、Qinp−prev_Qinp>Q_statesとして表現され、ここで、Qinpは、前記現在のフレームの正規化係数に対する最適値であり、prev_Qinpは、前記前のフレームの正規化係数であり、Q_statesは、前記状態に対するスケーリング係数である、請求項3記載の装置。
  8. 前記飽和条件が満たされる場合、前記現在のフレームの正規化係数を決定することは、前記現在のフレームの正規化係数を、prev_Qinp+Q_statesに設定することをさらに含み、ここで、Qinpは、前記現在のフレームの正規化係数に対する最適値であり、prev_Qinpは、前記前のフレームの正規化係数であり、Q_statesは、前記状態に対するスケーリング係数である、請求項3記載の装置。
  9. 前記飽和条件が満たされない場合、前記現在のフレームの正規化係数を決定することは、前記現在のフレームの正規化係数を、前記現在のフレームの正規化係数に対する最適値に設定することをさらに含む、請求項3記載の装置。
  10. 前記信号の現在のフレームを正規化することは、前記現在のフレームの正規化係数に対応する量だけ、前記信号の現在のフレームのビットを左シフトさせることを含む、請求項1記載の装置。
  11. 前記状態を調整することは、前記現在のフレームの正規化係数と、前記前のフレームの正規化係数との間の差に対応する量だけ、前記状態のビットをシフトさせることを含む、請求項1記載の装置。
  12. 前記現在のフレームの正規化係数を決定することと、
    前記信号の現在のフレームを正規化すること、
    前記状態を調整することと
    は、前記信号のそれぞれのフレームに対して実行される、請求項1記載の装置。
  13. 前記信号は低帯域励起信号であり、前記正規化された信号は正規化された低帯域励起信号であり、前記状態は高帯域励起発生器のフィルタ状態であり、前記高帯域励起発生器は、前記正規化された低帯域励起信号から高帯域励起信号を導出する、請求項1記載の装置。
  14. 前記正規化された低帯域励起信号から前記高帯域励起信号を導出することは、正規化されたフィルタ状態を使用して、前記正規化された低帯域励起信号の現在のフレームにフィルタリング演算を実行することを含む、請求項13記載の装置。
  15. 前記高帯域励起発生器は、高帯域励起信号を導出するために、前記正規化された低帯域励起信号からの下位のビットを使用しない、請求項13記載の装置。
  16. 前記装置は、移動局および基地局のうちから選択される、請求項1記載の装置。
  17. 前記命令は、広帯域エンコーダおよび広帯域デコーダのうちから選択されるコンポーネントのインプリメンテーション内に含まれる、請求項1記載の装置。
  18. 低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のための方法において、
    信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定することと、
    前記決定された正規化係数に基づいて、前記信号の現在のフレームを正規化することと、
    前記決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整することと
    を含み、
    前記正規化係数は、前記信号の現在のフレームの振幅に依拠し、前記正規化係数はまた、前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の状態の値に依拠する方法。
  19. 低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のために構成されている装置において、
    信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定する手段と、
    前記決定された正規化係数に基づいて、前記信号の現在のフレームを正規化する手段と、
    前記決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整する手段と
    を具備し、
    前記正規化係数は、前記信号の現在のフレームの振幅に依拠し、前記正規化係数はまた、前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の状態の値に依拠する装置。
  20. 1組の命令を記憶するように構成されているコンピュータ読取可能媒体において、
    前記1組の命令は、
    信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定し、
    前記決定された正規化係数に基づいて、前記信号の現在のフレームを正規化し、
    前記決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整する
    ように実行可能であり、
    前記正規化係数は、前記信号の現在のフレームの振幅に依拠し、前記正規化係数はまた、前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の状態の値に依拠するコンピュータ読取可能媒体。
  21. 低レベル信号の精度の損失を減少させる動的正規化のためのシステムにおいて、
    信号の現在のフレームに対する正規化係数を決定するように構成されている係数決定コンポーネントと、
    前記決定された正規化係数に基づいて、前記信号の現在のフレームを正規化するように構成されている信号正規化器と、
    前記決定された正規化係数に基づいて、状態の正規化係数を調整するように構成されている状態正規化係数調整器と
    を具備し、
    前記正規化係数は、前記信号の現在のフレームの振幅に依拠し、前記正規化係数はまた、前記正規化された信号の前のフレームに1つ以上の演算が実行された後の状態の値に依拠するシステム。
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