JP2010511486A - 弱視及び眼球偏位の矯正のためのシステム、方法、及び装置 - Google Patents
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Abstract
弱視及び眼球偏位の矯正のためのシステム、方法、及び装置が開示される。一態様において、本開示の実施形態は、弱視矯正のためのシステムを含み、システムは、イメージパラメータを認証するイメージ処理ユニットを含み、イメージ処理ユニットは、稼働中に、ビジュアルコンテンツを生成するためのイメージパラメータに基づいて1以上のソースビジュアルコンテンツを修正する。システムは、イメージ処理ユニットからビジュアルコンテンツを受信できるように動作する、イメージ処理ユニットに接続される視覚化ユニットを含み、視覚化ユニットは、稼働中にビジュアルコンテンツを表示するスクリーンを有する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本開示は、一般に、視力障害の非浸襲性治療に関し、特に、ユーザがビジュアルコンテンツを見ている間の弱視及び眼球偏位のための処理/矯正の促進に関する。
レイジーアイとして一般に知られる弱視は、子供に最も共通して起こる視力障害の1つである。臨床試験のほとんどは、弱視について、弱い目より優れた支配的な目を脳が優先することを原因としている。その状態は、しばしば大人になっても続き、両目の視力障害と、失明のリスクさえも負う。実際、弱視は、状態についての処理と同様に発見を改良する必要性を含む20−70歳の年齢のグループにとって1つの目の失明の原因を誘う。
子供が診断されるとき、状態は伝統的に、支配的な目における視力を除外又は低下させる眼球治療で処理される。閉塞療法は、一般に、支配的な目を完全に又は部分的に覆うアイパッチを使用することを患者に求める。閉塞療法の遵守は、しかし、患者が一般に7歳以下であるために問題がある。これらの若い患者は、個人的な嫌悪、皮膚のかぶれ、表面的な恥ずかしさ、及び他の社会的、精神的な要因を含む様々な理由で、療法を遵守しそうにない。
弱視を処理するのに信頼できるもう1つの処理は、アトロピンとして知られる毛様体筋麻痺薬を使用する療法である。アトロピンは、瞳孔散大及び支配的な目を通じて見える像をぼかすことによって機能する。アトロピンは、閉塞療法の低い遵守率を是正するが、薬物療法は閉塞療法よりも遅く進行し、支配的な目の主要な光学機能を長期間にわたって麻痺させる。
閉塞療法及びアントロピンは、患者の視力を改善するかもしれないが、視覚の利益は、安定したままであることを保証せず、しばしば、治療が終わると逆戻りする。さらに、最近の国立眼病研究所(National Eye Institute)の研究において、7歳から17歳までの弱視をもつ多くの子供が、治療で効果が得られるかもしれないことが示されるまでは、弱視は、7歳を越えた人に対処できないと一般に信じられていた。
人間の目には、両方の目を同期運動で一緒に動かす6つの外部筋肉がある。眼球偏位は、異常な視力の受容を生じることにより、1つまたは両方の目が普通に動かないときに起こる。結果として、患者は、患者がダブルヴィジョンを有する複視、又は患者の両目が同時に同じ点を見ない「クロスアイ」として知られる斜視を含む1以上の症状又は視力障害を経験し得る。眼球偏位は、眼球神経麻痺、血管障害、甲状腺疾患、多発性硬化症、重症筋無力症、外傷性脳損傷、脳梗塞、顔面骨折、又は眼外傷を含む眼球の又は神経学的な損傷の結果である。
状態が、脳損傷や脳梗塞のような外傷の結果である多数の患者は、12ヶ月以内に回復し、適切な視力補助が回復に重大な意味をもつ。眼球偏位についての伝統的な治療は、その目から受けるイメージ(像)を除去するために一方の目に当て布を当てること、そして、患者の単眼を表示すること、及び両目によって受けるイメージ(像)を結合させるためのプリズムを使用すること、を含む。しかしながら、当て布を当てることは、不快なものであり、化粧の不安を生じる。他方、プリズムは、使用されるプリズムのレンズが不適切に調整され、又は不安定なときに、目のストレスのような他の問題を生じ得る。
両眼視力(「binocular 」は両眼に関する)は、両目の連携、及び目の環境のそれぞれの視力の統一の結果である。両眼視力は、深さの評価及び立体視を与える。両眼視力は、弱視(又は一方の目の視力の低下)、目の遠近の調節不良(又は単一の目標が2重に見える状態)、及び/又はふくそう(convergence)及び統合不全(又は、2つの像の重ね合わせを維持する能力の欠如)のような欠陥によって影響を受け得る。
立体視及び改善された視界に加えて、良好な両眼視力を有することの利点は、進んだ看視作業の能力を含む。ふくそう及び統合の不全(2つの像の重ね合わせを維持する能力の欠如)のような両眼の衰弱は、視力の性能を低下させる。
弱視、眼球偏位、及び両眼視力の診断及び矯正のためのシステム、方法、装置がここに記述される。本開示のいくつかの実施例がこの項で要約される。
1つの態様において、本開示の実施形態は、弱視の診断及び/又は処理のシステムで実行される方法を含む。処理方法は、ユーザの第1の目の第1の視力機能を測定すること、及び第1の目の第1の視力機能に基づくイメージパラメータの第1のセットを定義すること、を含む。処理方法は、さらに、1つの実施形態において、ソースビジュアルコンテンツを受けること、及び、イメージパラメータの少なくとも1つの第1のセットに基づくソースビジュアルコンテンツを処理することによって、第1の目のための第1のビジュアルコンテンツを生成すること、を含む。
一実施形態は、さらに、第1の目の視覚機能が不全であることを決定することに応答して、第1のビジュアルコンテンツを生成するためのソースビジュアルコンテンツを強化すること、及び第1の目の視覚機能が不全でないことを決定することに応答して、第1のビジュアルコンテンツを生成するための第1のソースビジュアルコンテンツを減少(薄く)させること、を含む。第1の目の不全は、視力の欠如、コントラスト感度の欠如、空間周波数の欠如、輪郭検出の欠如、エッジ検出の欠如、立体視、方向性の誤り、の状態を含み得る。
一実施形態はさらに、更新された第1の目の第1の視覚機能を再度測定することを介して第1の目の視力の進展を評価すること、及び、少なくとも1つの更新されたイメージパラメータの第1のセットに基づいてソースビジュアルコンテンツを処理することによって、更新された第1のビジュアルコンテンツを生成するための更新された第1の視覚機能に基づいてイメージパラメータの更新された第1のセットを再定義すること、を含む。
一実施形態はさらに、ユーザの第2の目の第2の視覚機能を測定すること、及び第2の目の第2の視覚機能に基づいてイメージパラメータの第2のセットを定義すること、を含む。その処理方法は、さらに、一実施形態において、ソースビジュアルコンテンツを受けること、及び少なくとも1つのイメージパラメータの第2のセットに基づいて、ソースビジュアルコンテンツを処理することによって第2の目のための第2のビジュアルコンテンツを生成すること、を含む。
さらなる態様において、本開示は、弱視の診断及び/又は矯正のためのシステムを含む。システムは、ビジュアルコンテンツを生成するためのイメージパラメータの1以上のセットに基づいて、稼動中にソースビジュアルコンテンツを修正する、イメージパラメータを認証するためのイメージ処理ユニット、及び/又は稼動中にビジュアルコンテンツを表示するスクリーンを有し、イメージ処理ユニットからビジュアルコンテンツを受信するように作動する、イメージ処理ユニットに接続される視覚化ユニット、を含み得る。
イメージプロセッシングユニットは、コンテンツソースに接続され、運転中に、コンテンツソースがイメージ処理ユニットにソースコンテンツを与える。コンテンツソースは、ビデオゲーム、テレビ、コンピュータ、ビデオソース、デジタルカメラ、カムコーダ、及び/又はポータブルメディアプレーヤであり得る。視覚化ユニットは、一実施形態において、ユニットに取り付けられた単眼ヘッド及び/又はユニットに取り付けられた双眼ヘッドである。
さらなる態様において、本開示の実施形態は、眼球偏位診断及び/又は矯正のための頭に取り付け可能なディスプレイ装置を含む。装置は、調整可能な回転運動及び/又は調整可能な鉛直方向の運動について動作可能に構成される第1の光学レンズを含む。一実施形態は、第1のレンズに光学的に接続される第1のディスプレイスクリーンを含む。第1のディスプレイスクリーンは、調整可能な回転運動及び/又は調整可能な鉛直方向の運動に対して動作可能に構成され得る。装置は、一実施形態において、第1の光学レンズ及び第1のディスプレイスクリーンに接続される第1の調整システムをさらに含む。第1の調整システムは、一実施形態において、調整可能な回転運動及び/又は調整可能な鉛直方向の運動に対して動作可能に構成される。
調整可能な回転運動及び調整可能な鉛直方向の運動は、一般に、所定の軸からの第1の目の第1の視線の偏位に基づいて決定される。いくつかの実施形態において、所定の軸は、第2の目の第2の視線上から決定される。一実施形態は、所定の軸からの第1の目の第1の視線の量及び偏位を探知する測定手段をさらに含む。
一実施形態において、装置は、1以上の回転運動及び鉛直方向の運動に対して動作可能に構成される第2の光学レンズ、及び/又は第2の光学レンズに光学的に接続される第2のディスプレイスクリーンをさらに含む。第2のディスプレイスクリーンは、一実施形態において、1以上の回転運動及び鉛直方向の運動に対して動作可能に構成される。装置は、第2の光学レンズ及び第2のディスプレイスクリーンに接続される第2の調整システムをさらに含む。第2の調整システムは、回転運動及び/又は鉛直方向の運動に対して動作可能に構成され得る。回転運動及び鉛直方向の運動は、それぞれ、調整可能な回転運動及び調整可能な鉛直方向の運動から独立している。
一態様において、本開示の実施形態は、眼球偏位の診断及び/又は矯正のシステムにおいて実行され得る方法を含む。矯正方法は、ユーザの第1の目の第1の視線を特定すること、及び/又はユーザの第2の目の第2の視線を特定すること、を含む。第1の目と第2の目のうち、偏位した目は、第1の視線及び第2の視線に基づいて特定され得る。目の偏位の量及び種類は、さらに、偏位している目に表示しているビジュアルコンテンツのためのディスプレイの位置を調整するように決定され得る。一実施形態は、偏位した目の、目の偏位の量及び種類を再評価すること、及びディスプレイの位置を再調整することをさらに含む。
一態様において、本開示の実施形態は、双眼の視界の診断及び/又は矯正のシステムにおいて実行され得る方法を含む。方法は、ユーザの第1の目に第1のイメージを表示すること、及びユーザの第2の目に第2のイメージを表示すること、を含む。一実施形態は、第1のイメージと第2のイメージを同時に表示すること、をさらに含む。例えば、第1のイメージ及び第2のイメージは互いに離れるように及び/又は互いに近づくように動かされ得る。1つのイメージの一方の移動は、1つの目の偏位を測定するために使用され得る。
本開示は、これらの方法を実行するプロセッシングシステムを含む、これらの方法を実行する方法及びシステム、及びプロセッシングシステムが実行されたときに、システムにこれらの方法を実行するようにするコンピュータ可読媒体を含む。
本開示の他の特徴は、添付する図面及び以下の詳細な記載から明らかとされるであろう。
以下の記述及び図面が例示的であり、かつ、限定を構成するものではない。多くの詳細な例が本開示の完全な理解を与えるために記述される。しかしながら、場合によっては、よく知られた、又は慣用された例は、記載の曖昧さを避けるために記載されない。本開示における一実施形態に対する参照は、必須ではないが、同じ実施形態であり、そして、そのような参照は、少なくとも1つの実施形態を意味する。
この明細書において『一実施形態( 「one embodiment」 or「an embodiment」)』についての参照は、実施形態に関して記載される、特別な特徴、構造、又は特性は、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれる。明細書中の様々の箇所における「一実施形態において」という表現の外観は、同じ実施形態を全て必須として参照することではなく、互いに他の実施形態を除いた、別個の又は替わりの実施形態でもない。さらに、他の実施形態によってではなく、いくつかの実施形態によって示される様々な特徴が記載される。同様に、他の実施形態ではなくいくつかの実施形態についての要求となり得る様々な要求が記載される。
この明細書で使用される用語は、一般に、開示の状況内、及び各用語が使用される特定の状況において、その技術分野におけるその通常の意味を有する。開示を記述するために使用される特定の用語が以下で、または、明細書の他の箇所で、開示の記述に関係するする業者への付加的な案内を与えるために、議論される。簡便のため、特定の用語は、例えば、イタリック及び/又はクォーテーションマークを用いて強調表示される。強調表示の使用は、用語の範囲及び意味において何ら影響を与えず、用語の範囲及び意味は、同じ状況において、強調表示されているか否かに関わらず、同じである。1以上の方法で、同じ事が言及され得ることが評価されるであろう。
結果として、代替の言語及び類義語は、ここで議論される1以上の用語について使用され、用語がここで詳細に述べられるか又は議論されるかに関わらず、設けられるべき特別な重要性ではない。1以上の類義語は、他の類義語の使用を除外しない。ここで議論されるいくつかの用語の例を含むこの明細書における例の使用は、例示的なもののみであり、開示又は用例の範囲及び意味をさらに限定することを意図するものではない。同様に、開示は、明細書中に与えられる様々な実施形態に限定されない。
開示の範囲をさらに限定する目的ではなく、本開示の例による、器具、装置、方法及び関係する結果物の例が以下に与えられる。タイトル又はサブタイトルが、読者の簡便のための例において使用され、ここで使用される全ての記述的な又は科学的な用語は、この開示が関係する当業者によって共通して理解されるものとして同じ意味を有する。不一致の場合に、定義を含む本書類はコントロールするであろう。
本開示の実施形態は、弱視及び眼球偏位の処理及び/又は矯正のための、システム、方法、及び装置を含む。
本開示の一実施形態は、影響を受ける目の弱視の状態を処理及び/又は改善するためのシステムを含む。
弱視(「レイジーアイ」としても参照される)は、検出可能な病状も構造的な異常も伴わない、1以上の目の視力機能の欠陥である。視覚機能の欠陥は、1つ目を他の目よりも脳が優先することに起因する。その優先は、例えば、幼少期に、視覚皮質の領域が適切な視覚入力を奪われることによる。いくつかの状況において、眼位異常(斜視)は、目から実質的に異なるイメージを受けることを脳に生じさせることによって弱視を生じさせる。これが起こると、脳は、ぼやけたイメージを抑え、最終的に弱視となる。
2つの目の間の屈折状態の違いがある場合、弱視のもう1つの共通要因は、不同視であある。屈折状態の違いは、1つの目が抑圧されるように脳に表示される2つの目からの異なるイメージを生じさせ、目を弱視にする。さらに白内障、又は目の水晶体の曇りは、ぼやけたイメージを生じさせ、さらに白内障の目の弱視となる。概念的に、弱視の処理/治療は、弱視の目に対応する視覚野に十分な刺激を与える間に、影響を受けていない目に対応する視覚野から刺激を奪うことを含む。
弱視処理のためのシステムは、ビジュアルコンテンツを表示するように、弱視の目を修正するためのイメージプロセッサを含み得る。例えば、空間周波数及び影響を受ける目に表示されるビジュアルコンテンツのコントラストは、皮質の知覚力を改良するように高められ得る。イメージの強調の度合いは、弱視の目の視力欠陥の度合いから典型的に決定される。特に、弱視の目の視覚機能は、イメージの修正に基づくイメージパラメータの決定のために測定され得る。
弱視処理のイメージの処理は、限定されることのない、テレビコンテンツ、ポータブルデバイスを介するビデオゲームコンテンツ、テレビセット、及び/又はコンピュータ/ラップトップ、コンテンツに基づくコンピュータ、携帯電話コンテンツ等を含むビジュアルコンテンツの様々なタイプで実行され得る。いくつかの例において、影響を受けない目(例えば、弱視の目に対して欠陥のない目)に表示されるビジュアルコンテンツは、同様に修正される。例えば、空間周波数/コントラスト及び/又は影響を受けない目に表示されるコンテンツの他のイメージパラメータは、影響を受けない目からの皮質の刺激を減少させる強調したイメージに関して低下させられ得る。
いくつかの例において、システムは、ビジュアルコンテンツソースに接続される視覚化ユニット(例えば、頭に取り付け可能なディスプレイ)を含む。視覚化ユニットは、ビジュアルコンテンツを修正するためのイメージプロセッサを含む。ユーザは、視覚化ユニットのディスプレイレンズを通じてコンテンツソースを見ることができる。コンテンツソースを通じて表示されるイメージが修正(例えば、強調及び/又は薄く)されるので、ユーザは、日々の課題(例えば、テレビを見ること、宿題をすること、コンピュータで働くこと、ウェブを検索すること、ビデオゲームをすること等)を実行する間に、弱視の治療を受ける。ソースビジュアルコンテンツで実行されるイメージ処理は、ユーザが利用を始めた後から典型的に調節可能であり、弱視の目は、視覚機能において、改善を証明することを開始する。視覚テストは、定期的に(自動で及び/手動で)、イメージ処理におけるパラメータセッティングの調整のために実行される。
本開示の一実施形態は、眼球偏位の矯正のための方法及び装置を含む。
患者が眼球偏位で苦しむ場合、2つの目は間隔を有していて同じ位置を指していない。人間の目は、典型的に、目を連動して動かす6つの外部筋肉を有する。1以上のこれらの外部筋肉が害されるとき、視線間の位置合わせの誤りが2つの目の間で起こる。位置合わせの誤りはまた、眼球の損傷、神経障害、及び/又は他の健康障害によっても生じ得る。眼球偏位の原因は、限定されることなしに、眼球神経麻痺、血管障害、高血圧、甲状腺疾患、多発性硬化症、重症筋無力症、脳損傷、打撃顔面骨折、及び/又は眼外傷を含み得る。いくつかの場合において、眼球偏位は、複視、又は同じが2つイメージに見えることを引き起こす。2つのイメージは、水平状、垂直状、又は互いに傾いて現れ得る。
一実施形態において、眼球偏位の治療のための装置は、可動に調整可能なディスプレイ及び/又はレンズシステムを含む。ディスプレイは、いくつかの例において、頭に取り付け可能なディスプレイである。ディスプレイ及び/又はレンズは、偏位した目とともに位置あわせされるように、調整され得る。偏位の量及び偏位の種類に基づいて、対応するディスプレイ及び/又はレンズは偏位した目の視線(例えば視界軸)の前に動かされ得る。いくつかの実施形態において、偏位の量及び/又は偏位の種類は、ディスプレイ/レンズシステムの変位を決定するために測定される。偏位した目に位置あわせされたイメージ及び影響を受けていない目に位置あわせされたもう1つのイメージを表示することによって、脳は、2つのイメージを1つの立体的なイメージに統合することができる。典型的に、ディスプレイ/レンズシステムの変位を発展的に減少させることによって、偏位した目は、徐々に他方の目に位置あわせされる。
弱視及び眼球偏位の治療/矯正の本開示に含まれる技術は、弱視及び/又は眼球偏位の処理を限定するものではなく、実質的に、1以上の目及び/又は他の目から偏位した目の視覚機能の低下を含む眼球障害及び/又機能不全の処理に広く適用可能にするように補償され、そして、新規な開示の範囲内であると考えられる。
[弱視の診断/治療]
図1は、弱視の処理及び/矯正を促進するためのビジュアルコンテンツを修正するためのシステム100の例を示す。
図1は、弱視の処理及び/矯正を促進するためのビジュアルコンテンツを修正するためのシステム100の例を示す。
図1のシステム100の例は、ビジュアルコンテンツソース102、イメージプロセッサ104、及び/又は視覚化ユニット106を含む。ビジュアルコンテンツソース102は、ビジュアルコンテンツ(例えばイメージコンテンツ、ビデオコンテンツ)、及び/又は計算装置(例えばデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ等)を生成及び/又は再生することができる、1以上の装置及び/又はシステムの組み合わせを含み、限定されない例として、デジタルカメラ、カムコーダ、ゲームマシ(例えば、プレイステーションI、II、III、エックスボックス、ニンテンドー等)、メディアプレイヤ、ポータブルホン(例えば、セルホン、Blackberry、 Treo、 iPhone、及び/又はイメージング及びビデオ機能を伴う他のポータブルデバイス )を含む。
いくつかの例において、イメージプロセッサ104は、ビジュアルコンテンツソース102と外部接続される。図1の例において示すように、イメージプロセッサ104は、Sビデオ接続、合成ビデオ、アナログRBG、VGI、HDMI、及び/又はDVI接続に接続可能である。いくつかの実施形態において、イメージプロセッサ104は、ソースビジュアルコンテンツ上でイメージ処理を実行するためにビジュアルコンテンツソース102の内部にある。いくつかの実施形態において、イメージプロセッサ104は、ビジュアルコンテンツソース102に無線接続される。例えば、イメージプロセッサ104は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、キャンパスエリアネットワーク(CAN)、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、パーソナルコミュニケーションサービス(PCS)、デジタルアドバンスドモバイルホンサービス(D−Amps)、Wi−Fi、フィクスドワイヤレスデータ(Fixed Wireless Data)、又は他のワイヤレスデータネットワークのような、ワイヤレスネットワークを経由して、ソース102からビジュアルコンテンツを受信できる。
視覚化ユニット106は、一実施形態において、イメージプロセッサ104及び/又はビジュアルコンテンツソース102に接続可能な頭に取り付け可能なディスプレイである。視覚化ユニットは典型的に、各目にビジュアルコンテンツを表示するために適合可能な2つのディスプレイを含み、限定されない例により、ディスプレイ/レンズ結合システム、ビデオアイウェア、耳に取り付け可能なディスプレイ、イメージ/ビデオディスプレイ能力を伴う、頭に取り付け可能なディスプレイであり得る。それぞれの目に表示されるビジュアルコンテンツは、異なるか又は同じであり得る。例えば、イメージプロセッサ104は、例えば、目の障害/機能不全の処理を促進する治療目的のために異なる目に表示されるように、ソースビジュアルコンテンツから2つのビジュアルコンテンツを生成し得る。視覚化ユニットの稼働中に、イメージプロセッサ104から受信された2つのイメージは、それぞれの目に別々に表示され得る。
図2は、弱視の処理/又は矯正を促進するビジュアルコンテンツを修正するためのイメージ処理ユニット204のブロック図を示す。
図2の例におけるイメージ処理ユニット204は、レシーバモジュール210、強調モジュール及び減少モジュールを有するイメージ修正器212、修正されたコンテンツデータベース218、イメージパラメータ生成モジュール214、及び/又は視覚機能測定モジュール216を含む。付加的な又はそれより少ないモジュールがイメージ処理ユニット204に含まれ得る。イメージ処理ユニット204は、1以上のビジュアルコンテンツソース202、視覚コンテンツデータベース208、及び/又は視覚化ユニット206に接続され得る。いくつかの例において、イメージ処理ユニット204は、ビジュアルコンテンツソース202の内部にある。いくつかの実施形態において、イメージ処理ユニット204は、視覚化ユニット206の内部にある。
ビジュアルコンテンツデータベース208及び修正されたコンテンツデータベース218は、達成されたビデオ及び/又はイメージファイルを含むオペレーションのためのビジュアルコンテンツソース202又はイメージ処理ユニット204の要素によって利用される、ソフトウェア、記述的なデータ、イメージ、システム情報、ドライバ、及び/又は他のデータアイテムを保存できる。特に、修正されたコンテンツデータベース218は、イメージ修正器212によって修正されたビジュアルコンテンツを保存できる。データベース218に保存されたコンテンツは、視覚化ユニット206及び/又はイメージ修正器212によってアクセス可能である。
データベース208及び218は、限定されない例として、Oracle、DB2、Microsoft Access、Microsoft SQL Server、PostgreSQL、MySQL、FileMakerのような、データベースマネジメントシステム(DBMS)によってマネジメントされる。ビジュアルコンテンツデータベース208は、オブジェクト指向技術を介して、及び/又はテキストファイルを介して実行可能であり、さらに、記述的データベースマネジメントシステム、オブジェクト指向データベースマネジメントシステム(OODBMS)(例えば、ConceptBase、FastDB Main Memory Database Management System、JDOInstruments、ObjectDB等)、オブジェクトリレーショナルデータベースマネジメントシステム(ORDBMS)(例えば、Informix、OpenLink Virtuoso、VMDS等)、ファイルシステム、及び/又は他の便利な又はよく知られたデータベースマネジメントパッケージによってマネジメントされ得る。
レシーバモジュール210は、よく知られた及び/又は便利な方法によって実行されるように、ビジュアルコンテンツを受信するソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアモジュールの組合せであり得る。例えば、ビジュアルコンテンツは、ビデオコネクタ(例えば、DVI、HDMI、コンポジット、S−ビデオ、PAL、VGA等)を経由して、及び/又はビジュアルコンテンツソース202とともに構築されるワイヤレス接続を経由して、受信され得る。
イメージ修正器212は、イメージコンテンツを修正することが可能な、ソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアコンポーネントの組合せである。一実施形態において、イメージ修正器は、ビジュアルコンテンツを強調し又は薄くするための、強調モジュール及び低下モジュールを含む。イメージ修正は、1以上のよく知られた及び/又は便利な、限定されない幾何学変換、色の矯正(例えば、明るさ及び/又はコントラスト調整、量子化、異なるカラースペースへの変換)、登録(例えば1以上のアライメント)、補間、デモザイキング、セグメンテーション、イメージ編集、イメージスケーリング、イメージクロッピング、デコンボリューション、エッジ保持平滑化、エッジ強調、遠近矯正、及び、ゆがみ矯正、イメージ指向性調整、分類、ノイズ除去、特徴抽出、及び/又はパターン認識等を含むイメージ処理技術によって実行される。
いくつかの実施形態において、図2の例において示されるイメージ修正器212は、静止及び/又は動いている目標をイメージキャプチャを促進するためのソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを有する1以上のモジュールを含み得る。いくつかの例において、イメージ修正器212のいくつかの機能性は、ビデオイメージを捕らえるために使用され得る。例えば、イメージ装置は、限定されずに、ウェブカム、デジタル一眼レフカメラ、デジタルカメラ(例えば、コンパクトデジタルカメラ、ブリッジカメラ等)、レンジファインダカメラ、フィルムカメラ、ムービーカメラ、及び/又はビデオカメラであり得る。1つのイメージ修正器が、この図に示される例において示されるが、イメージ修正器212は、例えば、イメージ/ビデオへの異なる方向に示される、同じか異なるタイプの1以上のカメラの組合せであり得る。
イメージ処理機能、オーディオレコーディング機能、ビデオ/イメージ編集機能、テーピング/プレイバック機能、ライブプレビュー機能のような付加的な機能性は、本開示の新規な技術の精神から偏位することなしに、イメージ修正器212によって与えられ得る。
イメージ修正器212は、本開示の新規な技術の精神から偏位することなしに、1以上の、又はいくつかの上記の機能を含み得る。
イメージ修正器212は、本開示の新規な技術の精神から偏位することなしに、1以上の、又はいくつかの上記の機能を含み得る。
イメージパラメータジェネレータ214は、入力データ(例えば、ユーザの視覚機能に関係する入力データ)に基づいて1以上のイメージパラメータを生成することが可能なソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアモジュールの組合せである。イメージ修正器212は、いくつかの実施形態において、イメージパラメータジェネレータ214に接続される。イメージパラメータジェネレータは、イメージ修正器212に、ソースビジュアルコンテンツを修正するための1以上のパラメータを与える。イメージパラメータは、限定されない例として、コントラスト、明るさ、カラー(例えばカラーマップ、カラーデプス、カラー調整)、空間周波数、シャープネス、サイズ、ノイズ、モーション、特別な効果、及び/又は指向性を含み得る。いくつかの実施形態において、イメージパラメータジェネレータは、イメージ修正器の内部にある。
視覚機能測定モジュール216は、ユーザの1以上の目の視覚機能にアクセス可能なソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアモジュールの組合せであり得る。人間の視覚機能の評価は、限定されることなしに、視力、コントラスト感度、空間周波数、輪郭及びエッジの検知能力、立体視、及び/又は方位弁別能力を含み得る。視覚機能測定は、限定されることなしに、瞳孔拡張、ハンドヘルドスリップランプ試験、網膜、あざ、及び/又は視神経の検眼鏡試験、網膜電図(ERG)、及び/又は視覚誘発電位(VEP)等を含み得る。視覚機能測定モジュール216は、予備評価試験を行い、ユーザの1以上の目の評価された視覚機能の結果をイメージパラメータジェネレータ214に与える。
ユーザの視覚評価に基づいて、イメージパラメータジェネレータ214は、強調又は減少の目的のためにビジュアルコンテンツに適用できる1以上のイメージパラメータを決定する。例えば、強調パラメータは、ユーザの目が視覚能力の欠陥を有していることを決定することで、ソースビジュアルコンテンツの空間周波数及び/又はコントラストを強調するために生成され得る。強調パラメータは、典型的に、視力欠陥の度合いに比例する。同様に、減少パラメータは、欠陥のない目のためにソースコンテンツの空間周波数及び/又はコントラストを減少させるために生成され得る。減少パラメータもまた、典型的に、欠陥のない目の視覚の強さに比例する。
イメージパラメータジェネレータ214は、いくつかの例において、視覚機能測定モジュール216の内部にある。加えて、視覚機能測定モジュールは、例えば、欠陥のある目が改善されたかどうかを決定するために、定期的に視力評価を行うことができる。いくつかの実施形態において、目の機能の改善は、更新されるイメージパラメータのセットを生成するために、定量化及び利用される。更新されたイメージパラメータは、改良された目に適合するように、ソースビジュアルコンテンツを修正するために使用され得る。視覚機能の評価は、所定の期間に自動的に実行され、又は、例えば、ユーザ又は監督者によって、手動で始動され得る。
視覚機能測定モジュール216は、視覚化ユニット206に接続され得る。視覚化ユニット206を通じて、視覚機能測定モジュール216は、ユーザの1以上の目の視覚機能の評価を実行するために、目に光学的に接続され得る。いくつかの例において、視覚機能測定モジュールは、視覚化ユニット206の内部にある。
視覚化ユニット206は、一実施形態において、イメージ修正器212及び/又はビジュアルコンテンツソース202に接続できる、頭に取り付け可能なディスプレイである。視覚化ユニットは、典型的に、それぞれの目にビジュアルコンテンツを表示できるような2つのディスプレイを含み、そして、限定されない例として、イメージ/ビデオディスプレイ能力を伴う、ディスプレイ/レンズ結合システム、ビデオアイウェアであり得る。それぞれの目に表示されるビジュアルコンテンツは、異なるか同じであり得る。例えば、イメージ修正器212は、目の障害/機能不全の処理を促進するための治療目的のために、視覚化ユニット206に修正されたコンテンツを送ることによって、異なる目に表示されるように、ソースビジュアルコンテンツから2つのビジュアルコンテンツをを生成できる。視覚化ユニット206が稼働しているとき、イメージ修正器212から受信された2つのイメージは、それぞれの目に個別に表示される。
いくつかの実施形態において、イメージ処理ユニット204の各コンポーネントは、物理的及び/又は機能的(例えば、ハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネント)に、1以上の他のコンポーネントと統合(合成)され得る。例えば、1以上の上記の装置又は、上記の1以上の装置の物理的又は機能的な部分は、図2の例として示されるビジュアルコンテンツソースに外部接続されることなく、ビジュアルコンテンツソースに統合され得る。
図3は、欠陥のある目に表示される強調されたイメージ304の例、及び、弱視処理のために欠陥のない目に表示される薄くされたイメージ306の例を示す。
図3の例におけるオリジナルイメージ302は、修正(例えば強調又は薄く)され、弱視の目及び影響を受けていない目にそれぞれ表示され得る。例えば、視覚欠陥及び視覚の強さの度合いから決定されるイメージ調整パラメータに基づいて、強調イメージ304及び薄くされたイメージ306が生成され得る。図に示されるように、薄くされたイメージがオリジナルイメージ302から薄くされたコントラストを有するのに対し、強調イメージ304は、オリジナルイメージ302からシャープにされたコントラストを有する。強調イメージ及び薄くされたイメージは、典型的に、ユーザに普通に知覚されるような皮質レベルで互いに統合され得るように生成される。
[目の偏位診断/矯正]
図4は、眼球偏位の治療及び/又は矯正を促進するためのディスプレイ/レンズシステムの位置を調整する視覚化ユニット406の例を示す。
図4は、眼球偏位の治療及び/又は矯正を促進するためのディスプレイ/レンズシステムの位置を調整する視覚化ユニット406の例を示す。
視覚化ユニット406は、1以上のビジュアルコンテンツをユーザの目に表示するソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアモジュールの組み合わせを含み得る。例えば、視覚化ユニット406は、それぞれの目にビジュアルコンテンツを表示するのに適した2つのディスプレイを含み、そして、限定されない例として、イメージ/ビデオディスプレイ能力を伴う、ディスプレイ/レンズ結合システム、ビデオアイウェアであり得る。それぞれの目に表示されるビジュアルコンテンツは、異なるか又は同じであり得る。図4の例において、視覚化ユニット406は、目の偏位測定モジュール408、調整システム410、及びディスプレイ/レンズシステム412を含む。
目の偏位測定モジュール408は、目の偏位を認証できるソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアモジュールを組合せを含み得る。目の偏位測定モジュール408は、稼働中に、レンズを通じてユーザの目が見えるように、視覚化ユニット406に光学的に接続される。目の偏位測定モジュール408は、その後、例えば、ユーザのそれぞれの目の視線を決定することができ、そして、測定から偏位した目を認証する。一実施形態において、目の偏位測定モジュール408は、さらに、偏位の量及び/又は偏位の種類(例えば、水平偏位、垂直偏位、回転偏位、及び/又は傾斜偏位)を評価する。例えば、2つのイメージが、視覚化ユニットにおけるそれぞれの目に送られ得る。2つのイメージが2つのイメージとして見える場合、ユーザは典型的に目の偏位を有する。例えば、1つのイメージが見えるまで、ディスプレイ/レンズシステムの位置を調整することによって、イメージの位置は、その後調整される。その位置は、他の人、又はユーザによって調整され得る。偏位の量は、ユーザが1つのイメージを見るまでになされる調整量によって決定され得る。目の偏位測定モジュールは、いくつかの実施形態において、例示されるように視覚化ユニット406の外部にある。
調整システム410は、ディスプレイ/レンズシステム412の動き/位置調整を統制する制御信号を受信し、処理し、及び/又は実行することが可能なソフトウェアエージェント及び/又はハードウェアコンポーネントの組み合わせである。例えば、調整システム410は、運転中に、ディスプレイ/レンズシステム412の動き及び/又は位置を制御するアクチュエータ(例えば空圧式、電気式、モータ、磁力式、圧電物質等)を含み得る。調整システム410はまた、ディスプレイ/レンズシステムの位置を手動で制御できる。調整システム410は、いくつかの実施形態において、ディスプレイ/レンズシステムを、水平に、垂直に、回転的に、及び/又は傾斜方向に移動させることができように、動作可能に構成される。
調整システム410は、いくつかの実施形態において、目の偏位測定モジュール408に通信可能に接続される。調整システム410は、目の偏位測定モジュール408によって与えられる測定結果に基づいて、ディスプレイ/レンズシステム412の位置を移動可能に調整する。例えば、目の偏位測定モジュール408が、所定の軸からの目の視線の偏位に基づいて、あるユーザの目が偏位していることを決定した場合、調整システム410は、ディスプレイ/レンズシステムが偏位した視線に位置合わせされるように、偏位した目のために、ディスプレイ/レンズシステム410の位置を調整できる。いくつかの例において、所定の軸は、影響を受けていない目の視線から決定される。いくつかの実施形態において、調整システム410は、手動で調整可能である。
目とディスプレイ/レンズシステム412との間の距離は、典型的に、光学的な障害を防ぐため、ディスプレイ/レンズシステム412の位置を調整する間、調整システム410によって維持される。例えば、調整システム410は、目に対する半径方向距離が、位置調整中、実質的に同じであるように、円運動軌道を有し得る。ディスプレイ/レンズシステム412は、典型的に、光学レンズ(例えば拡大鏡)に光学的に接続される1以上のディスプレイを含む。ほとんどの場合、システム412は、それぞれの目にビジュアルコンテンツを表示するのに適したレンズに接続されるディスプレイの2つのセットを含む。本開示の実施形態によれば、ディスプレイレンズシステムの各ディスプレイ/レンズは、個別に制御可能である。例えば、各セットは、ディスプレイ/レンズが、他のディスプレイ/レンズから独立した位置に調整され得るように、対応する調整システム410を有し得る。
図5Aは、眼球偏位の治療/矯正治療期間に加わるために視覚化ユニットを通じて視覚化コンテンツを見ることの図例である。
図5Aの視覚化ユニットは、2つのビューイング領域を含む。各ビューイング領域は、個別に修正可能であり得る。各ビューイング領域に表示されるビジュアルコンテンツは個別に修正され得る。例えば、各ビューイング領域に表示されるビジュアルコンテンツは、異なるイメージ処理技術を受けていてもよい。加えて、各ビューイング領域に関係するディスプレイ及び/又はレンズは、一実施形態に従って、適切な位置に個別に調整可能である。
図5B-Cは、目に関する視覚化ユニットのディスプレイ510及びレンズ512の位置を説明する図例を示す。
図5Bに示されるように、ディスプレイ/レンズシステムは、ユーザの目について、様々な方向に動き及び/又は回転することができる。例示されるように、ディスプレイ510及びレンズ512は、ユーザの目に関して、上、下、右、左、回転、及び/又は傾斜して動き得る。図5Cに例示されるディスプレイ/レンズシステムの例は、ディスプレイ及び/又はレンズが動く円軌道を示す。ディスプレイ/レンズシステムを円軌道上に維持することによって、ユーザの目とディスプレイ/レンズシステム412との間の距離(a=b=cで示されるように)は、本開示の一実施形態に従って、維持され得る。
図6A−Cは、眼球偏位の処理及び/又は矯正のための目に関する視覚化ユニットのディスプレイ610及びレンズ612の調整を説明する図例を示す。
図6Aの例において、ディスプレイ610及びレンズ612に関する、影響を受けていない目(例えば偏位していない目)の位置が例示される。この例における視線616Aは、視線616A及び所定の軸614Aの重なったラインによって示され得るように、ディスプレイ610及びレンズ612に位置合わせされる。ディスプレイ610又はレンズ612の位置の調整がこの場合には必要ない。
図6Bの例において、ディスプレイ610及びレンズ612に関する、偏位した目の位置が例示される。この例における視線616Bは、所定の軸614B及び視覚軸は、ディスプレイ610及びレンズ612の中心から垂直に移動される。この状態で、図6Cの例に示すように、ディスプレイ610及び/又はレンズ612は、ディスプレイ610及びレンズ612の中心に視覚軸が位置あわせされるように視線616Cが所定の軸614Cに位置あわせされるように垂直に動かされ得る。
[双眼視力の診断/処理]
図7は、両眼の視界を診断及び/又は矯正するためにユーザに表示される動的イメージのためのシステムの一例の図を示す。
図7は、両眼の視界を診断及び/又は矯正するためにユーザに表示される動的イメージのためのシステムの一例の図を示す。
図7のシステムの例は、イメージ、形状、テキスト、写真、動画、ビデオ、及び/又は他の種類のビジュアルコンテンツを生成するためのコンピュータシステムを含む。コンピュータシステムは、イメージをそれぞれの目に送る視覚化ユニット(例えば頭に取り付けられるディスプレイ)に接続され得る。目の試験の目的に基づいて、コンピュータ図が、患者が着けている頭に取り付け可能なディスプレイのそれぞれの目に対して、サイズ、カラー、アニメーション、第2選択イメージにおいて修正され得る。例えば、診断テストの間に、患者の視覚化ユニットを通じたイメージスクリーンの知覚が、(例えば自動的に又はインタビューを通じて)決定される。患者の初期の知覚に基づいて、イメージは、適切な位置/特性に修正及び/又は調整され得る。ポータブルデバイス、ポータブルホン、PDA等を含む他の装置/方法が、同様に使用されるのであるが、コンピュータシステムは、典型的に、イメージの修正及び/又は再配置のために使用される。
一実施形態において、客観的な診断が実行される。例えば、ユーザは、2つのイメージが1つに知覚されるまで、視覚化ユニットを通じて表示されるイメージを調整する。監督者(例えば目の試験者)は、その調整を観察でき、及び結果を確認し、又はさらなる調整を行う。この調整に基づいて、双眼の視覚の度合いが決定される。
一実施形態において、図7のシステムの例を介して視覚トレーニングが実行される。例えば、サイズ、カラー、アニメーション、位置において修正される2つのイメージは、ユーザが着けている視覚化ユニットのそれぞれの目に表示される。トレーニング期間は、ユーザが2つのイメージの統合からの結果である単一の双眼イメージを知覚したときに始まり得る。例えば、それぞれからの又はそれぞれへの2つのイメージの同時移動は、それらが物理的に互いに離れる間、2つのイメージを1つのイメージとして知覚するために、ユーザの目の統合能力の進歩を促進するであろう。
コンピュータシステムは、(例えばユーザ、目の試験者、監督者、親等によって)結果を見たり、相互に作用したり、記録したりするために使用される。結果は、それぞれの目の試験期間にコンピュータに保存され得る。各期間の前に、前の結果は、前の結果及び/又は進歩のレベルに基づいて、新たな診断期間及び/又はトレーニング期間を自動的に開始するために再検討され得る。いくつかの実施形態において、診断及び/又は視覚トレーニングは、例えば、家及び/又は毎日の課題を行う仕事から、(有線及び/又は無線のインターネット接続)ネットワークを通じて実行される。結果は、アイケアの専門家に見られ及び/又は送られる。アイチャート、イメージ及び他のテストの特性が、期間中にアイケアプロバイダによって遠隔的に修正され得る。
図8は、弱視の処理及び/又は矯正に対するビジュアルコンテンツを修正するための処理の例を説明するフローチャートを示す。
プロセス802において、ユーザの目の視覚機能が測定される。ユーザの目の視覚機能は、瞳孔拡張、ハンドヘルドスリップランプ試験、網膜、あざ、及び/又は視神経の検眼鏡試験、網膜電図(ERG)及び/又は視覚誘発電位(VEP)等のような、1以上の視覚評価技術を介して測定され得る。この技術は、視力、コントラスト感度、空間周波数、輪郭及びエッジ検知能力、立体視、及び/又は方位弁別能力を含む視覚機能の決定を促進できる。典型的に、第1の測定は、ユーザの目の予備評価として行われる。予備評価は、視覚治療期間に使用されるイメージパラメータを決めるために用いられ得る。
プロセス804において、イメージパラメータは、測定された視覚機能に基づいて定められる。イメージパラメータは、限定されない例として、コントラスト、ブライトネス、カラー(例えば、カラーマップ、カラーの深み、カラー調整)、空間周波数、シャープネス、サイズ、ノイズ、モーション、特別な効果、及び/又はイメージ及び/又はビデオの指向性を含む。典型的に、特定のイメージパラメータの強調は、ユーザの目が特定の機能において欠陥を有しているときに決定される。強調パラメータの値は、典型的に、欠陥の度合いに比例する。同様に、ユーザの目が影響を受けておらず、機能的である場合、視覚の強さに比例してイメージパラメータにおける低減が生成される。
プロセス806において、ソースビジュアルコンテンツが受信される。ソースビジュアルコンテンツは、内部的に生成され、又は、例えばビデオコネクタを介して、外部ソースから受信される。ソースビジュアルコンテンツはまた、外部ソース(例えばサーバ、データベース、コンピュータ等)に対する無線接続を経由して無線で受信され得る。
プロセス808において、ソースビジュアルコンテンツは、イメージパラメータに基づいて処理される。イメージ処理手続は、ソースビジュアルコンテンツで実行され得る。イメージパラメータは、視覚の欠陥又は視覚の強さの度合いを反映する。典型的に、イメージパラメータは、欠陥のある目についての強調されたイメージ及び影響のない目の薄くされたイメージを生じさせる。いくつかの実施形態において、強調されたイメージの定量化は、欠陥の度合いに比例し、及び薄くされたパラメータは、強さの度合いに比例する。プロセス810において、ビジュアルコンテンツは、視覚機能の測定が実行されユーザの目のために生成される。ビジュアルコンテンツは、視覚化装置を経由してユーザの目に届けられる。他の目のために届けられるビジュアルコンテンツは、異なる処理技術を受け、及び/又は他の目の測定された視覚機能によって、イメージパラメータの異なる値で処理される。典型的に、視覚化装置は、それぞれの目に異なるビジュアルコンテンツを表示できる。
プロセス812において、ユーザの目の更新された視覚機能は再測定される。目の機能が治療の間に改善されるので、視覚機能は、ユーザの目の状態に適合するイメージパラメータを調整することによってイメージを適切に調整するために、定期的に再測定され得る。再測定は、所定の間隔で自動的に実行され、又は手動で開始され得る。
図9は、眼球偏位の処理及び/又は矯正を促進するために、ディスプレイ/レンズ位置を調整するための処理の例を説明するフローチャートを示す。
プロセス902において、ユーザの第1の目の第1の視線が認証される。プロセス904において、ユーザの第2の目の第2の視線が認証される。プロセス906において、ユーザの第1の目と第2の目との間で、偏位した目が、第1の視線と第2の視線に基づいて認証される。例えば、第1及び第2の視線の位置が異なるとき、1つの目が偏位している。他の実施形態において、所定の軸が、目の偏位を決定するために使用される。それ故、各視線は、所定の軸からの位置の誤りが目の偏位を示している所定の軸と比較され得る。
プロセス908において、目の偏位の量及び/又は種類が決定される。目の偏位の種類は、水平、垂直、回転、及び/又は傾斜の偏位を含む。偏位の各種類の量はまた、ディスプレイ及び/又はレンズの位置調整の量の決定を促進するために決定され得る。プロセス910において、ビジュアルコンテンツを偏位した目に表示するためのディスプレイ位置は、目の偏位の量及び/又は種類に基づいて調整される。典型的に、ディスプレイの位置及び/又は方向性は、偏位した目の視線がディスプレイの中央に位置合わせされるように調整される。一実施形態において、ディスプレイに光学的に接続されるレンズはまた、適切な位置及び/又は方向性に調整される。
プロセス912において、目の偏位の量及び/又は種類は再評価される。偏位した目は、徐々に偏位しない位置に移動することが明らかになり得るので、治療中の再評価は、ディスプレイ及び/又はレンズとともに改善された目の位置あわせを保証するために、ディスプレイ及び/又はレンズの位置及び/又は方向性の再調整のために実行される。再評価は、所定の間隔で実行され又は手動で開始され得る。
図10は、双眼の視覚の処理及び/又は矯正を促進するために、ユーザのそれぞれの目に表示される2つの動的なイメージのための処理を例を説明するフローチャートを示す。
プロセス1002において、第1のイメージがユーザの第1の目に表示される。プロセス1004において、第2のイメージがユーザの第2の目に表示される。イメージは、写真、静的なイメージ、動的なイメージ、アニメーション、及び/又はビデオ(ストリーミング又は静止)を含むビジュアルコンテンツを参照する。イメージは、限定されることのない、テレビ、メディアソース(DVD、VCD、BluRay、HD−DVD等)、カメラ、カムコーダ、画像化能力を有するポータブルホン等を含むビジュアルコンテンツソースから与えられる。一実施形態において、2つのイメージのユーザの知覚が決定される。ユーザが2つの視覚を有する場合は、ユーザが2つのイメージを1つとして知覚するように、イメージ位置が最初に適切な位置及び/又は特性に調整される。ユーザの2つの目に表示された2つのイメージを統合するための、視覚能力のトレーニングに進むために、プロセス1006において、第1及び第2のイメージが互いに同時に移動させられる。例えば、イメージは、プロセス1008に従って一方が他方から離れるように動かされ得る。イメージはまた、プロセス1010に従って、一方が他方に向かうように動かされ得る。
文脈がはっきりと他に要求しない限り、明細書及び特許請求の範囲を通じて、『構成する(「comprise」、「comprising」)』の語及び同類のものは、包括的な意味で解釈され、排他的又は限定的な意味に対するものとして、つまり、「限定されることなく含む」意味である。ここで使用される『接続され(「connected」、「coupled」)』又はその変形の用語は、2以上の要素の間の、直接又は間接のいかなる接続又は結合(connection or coupling)をも意味し、要素の間の接続の結合は、物理的、論理的、又はその結合であり得る。加えて、「ここで(herein)」、「上に(above)」、「下に(below)」、及び同じ意味の語は、本出願で使用されるとき、全体として、及びこの出願の特定の部分としてではなく、参照すべきである。文章が許容するのは、上記の詳細な説明において単数又は複数を使用する用語は、単数又は複数をそれぞれ含み得ることである。「又は」の用語は、2以上のアイテムのリストを参照して、以下の用語、リストのいくつかのアイテム、リストの全てのアイテム、及びリストのアイテムのいくつかの組合せ、の解釈を全て含む。
上記された本開示の実施形態の詳細な説明は、上記の正確な形式に対する技術を限定的又は技術を限定又は制限することを意図したものではない。本開示の明確な実施形態及び本開示のための例は、例示的な目的で記述されているので、関連する当業者が認識できるものとして、本開示の範囲内で様々な等価の修正が可能である。例えば、プロセス又はブロックが所定の方式で表現されているので、異なる方式で、代替の実施形態がステップを有するルーティンを実行し、又は、ブロックを有するシステムを採用することができ、そして、代替又サブコンビネーションを与えるために、はいくつかのプロセス又はブロックが消去され、動かされ、加えられ、細分され、結合され、及び/又は修正され得る。これらの処理又はブロックのそれぞれは、様々な異なる方法で実行され得る。また、プロセス又はブロックが、時々、連続して実行されるように示されると同時に、プロセス又はブロックは、替わりに平行に実行され、又は、異なる時に実行され得る。さらに、いくつかのここで付された特定の数値は、例のみであり、代替の実施が異なる値又は範囲を採用し得る。
ここで与えられる本開示の技術は、上記のシステムのみに必要でなく、他のシステムに適用され得る。上述された様々な実施形態の要素及び行為は、さらなる実施形態を与えるために組合せられる。
ファイリングペーパを伴ってリストされた得ることを含む特許及び出願及び他の上記の参照は、参照によってここに組み込まれる。本開示の態様は、必要であれば、本開示のさらなる実施形態を与えるために、上記の様々な参照のシステム、機能及び概念を採用するために修正され得る。
これらの及び他の変化は、上記の詳細な説明を考慮すると、本開示によってなされ得る。上の記載は、本開示の明確な実施形態を記述し、そして、考えられる最良の形態を記述し、どんなに文章中に上記が記載されていたとしても、教示は、多くの方法で実現される。システムの詳細が、実施の詳細をかなり変化させ、ここで開示される主題によって網羅される。上記のように、本開示の明確な特徴又は態様が記載されているときに使用される特定の専門語は、専門語が関係する本開示のいかなる独特な特性、特徴、又は態様をも制限されるようにここで再定義されているということを暗示すると解釈されるべきではない。一般に、特許請求の範囲で使用される用語は、上記の詳細な説明の欄がその用語を明確に定義しない限り、明細書で開示される特定の実施形態に対する開示を限定するように解釈されるべきではない。したがって、本開示の実際の範囲は、開示された実施形態だけでなく、特許請求の範囲の下の開示を実現又は実行する全ての等価な方法を網羅する。
本開示の明確な態様が特許請求の範囲の形式で表示されるので、発明者は、多くの請求項の形式で解除の様々な態様を補償する。例えば、本開示のだだ1つの態様がミーンズプラスファンクションクレームととして、35 U.S. C sec. 112の第6段落の下に列挙され、他の態様が同様に、コンピュータ可読媒体に具体化されているような、ミーンズプラスファンクションクレーム又は他の形式として具体化され得る。(35 U.S. C sec. 112第6段落の下で取り扱われるべきいくつかの請求項は、「means for」の語で始まる。)したがって、出願人は、本開示の他の態様のための付加的な請求項の形式を追求するために、出願後に付加的な請求項を加える権利を留保する。
Claims (37)
- イメージパラメータのセットを認証し、かつ、稼動中に、ビジュアルコンテンツを生成するためのイメージパラメータの1以上のセットに基づいてソースビジュアルコンテンツを修正するイメージ処理ユニット、及び、稼動中に、ビジュアルコンテンツを表示するスクリーンを有し、イメージ処理ユニットからビジュアルコンテンツを受信するように作動可能なイメージ処理ユニットに接続される視覚化ユニット、を含む弱視矯正のためのシステム。
- イメージパラメータのセットがユーザの視覚機能に基づいて認証される請求項1に記載のシステム。
- イメージパラメータのセットが、イメージコントラスト、空間周波数、解像度、シャープネス、カラー、ブライトネス、モーション、及び指向性を含むイメージ特性を含む請求項1に記載のシステム。
- イメージ処理ユニットがコンテンツソースに接続され、稼働中に、コンテンツソースが、ソースコンテンツをイメージ処理ユニットに与える請求項1に記載のシステム。
- コンテンツソースが、1以上の、ビデオゲーム、テレビ、コンピュータ、ビデオソース、デジタルカメラ、カムコーダ、及びポータブルメディアプレーヤである請求項4に記載のシステム。
- イメージ処理ユニットは、ユーザの1以上の視覚機能の欠陥の認証に応答して、ユーザに表示されるソースビジュアルコンテンツの1以上の空間周波数及びコントラストを高める請求項4に記載のシステム。
- イメージ処理ユニットは、強調されたビジュアルコンテンツ及び薄くされたビジュアルコンテンツを生成する請求項6に記載のシステム。
- 強調されたビジュアルコンテンツは、ユーザの1以上の視覚欠陥の度合いに比例して強調される請求項7に記載のシステム。
- 薄くされたビジュアルコンテンツは、ユーザの1以上の目の視覚強度の度合いに比例して薄くされる請求項7に記載のシステム。
- 1以上の視覚機能の欠陥は、視力の欠如、コントラスト感度の欠如、空間周波数の欠如、輪郭の検知の欠如、エッジ検知の欠如、立体視及び指向性の誤りのうちの少なくとも1つを含む請求項8に記載のシステム。
- 視覚化ユニットは、頭に取り付けられる単眼のユニット及び頭に取り付けられる双眼のユニットである請求項1に記載のシステム。
- 頭に取り付けられる双眼のユニットは、第1の目に表示される第1のスクリーンに強調されたビジュアルコンテンツを表示し、第2の目に表示される第2のスクリーンに薄くされたビジュアルコンテンツを表示する請求項11に記載のシステム。
- ユーザの第1の目の第1の視覚機能を測定すること、第1の目の第1の視覚機能に基づいてイメージ処理ユニットのイメージパラメータの第1のセットを定めること、ソースビジュアルコンテンツを受信すること、及び、イメージパラメータの少なくとも1以上の第1のセットに基づいてビジュアルコンテンツを処理することによって、第1の目のための第1のビジュアルコンテンツを生成すること、を含む弱視の処理方法。
- 第1の目の視覚機能に欠陥があることを決定することに応答して、第1のビジュアルコンテンツを生成するためのソースビジュアルコンテンツを強調することをさらに含む請求項13に記載の方法。
- 第1の目の視覚機能に欠陥がないことを決定することに応答して、第1のビジュアルコンテンツを生成するためのソースビジュアルコンテンツを薄くすることをさらに含む請求項13に記載の方法。
- 前記強調は、第1のビジュアルコンテンツを生成するためのソースビジュアルコンテンツの1以上の空間周波数及びコントラストを含む請求項14に記載の方法。
- 第1の目の欠陥は、視力の欠如、コントラスト感度の欠如、空間周波数の欠如、輪郭の検知の欠如、エッジ検知の欠如、立体視及び指向性の誤りのうちの少なくとも1つの状態を含む請求項14に記載の方法。
- 第1の目の更新された第1の視覚機能を再測定することを通じて、第1の目の視覚の進展を評価することをさらに含む請求項14に記載の方法。
- イメージパラメータの第1のセットの少なくとも1つに基づいて、ソースビジュアルコンテンツを処理することによって、更新された第1のビジュアルコンテンツを生成するために、更新された第1の視覚機能に基づいてイメージパラメータの更新された第1のセットを再度定めることをさらに含む請求項18に記載の方法。
- 視覚の進展を評価することは、自動的に実行され、又は手動で始動される請求項18に記載の方法。
- ユーザの第2の目の第2の視覚機能を測定すること、第2の目の第2の視覚機能に基づいてイメージパラメータの第2のセットを定めること、ソースビジュアルコンテンツを受信すること、及びイメージパラメータの少なくとも1つの第2のセットに基づいてソースビジュアルコンテンツを処理することによって、第2の目の第2のビジュアルコンテンツを生成することをさらに含む請求項13に記載の方法。
- 1以上の調整可能な回転の動き及び垂直の動きを動作可能に構成される第1の光学レンズ、第1の光学レンズに光学的に接続され、1以上の調整可能な回転の動き及び調整可能な垂直の動きを動作可能に構成される第1のディスプレイスクリーン、第1の光学レンズ及び第1のディスプレイスクリーンに接続され、1以上の調整可能な回転の動き及び調整可能な垂直の動きを動作可能に構成される第1の調整システム、を含む頭に取り付け可能なディスプレイ装置であって、1以上の調整可能な回転の動き及び調整可能な垂直の動きが、所定の軸からの第1の目の第1の視線の偏位に基づいて決定されるディスプレイ装置。
- 所定の軸は、第2の目の第2の視線から決定される請求項22に記載の装置。
- 第1の調整システムはさらに、第1の目と第1の光学レンズの間のレンズ距離、及び第1の目と第1のディスプレイスクリーンの間のディスプレイ距離を実質的に維持するべく動作可能に構成される請求項22に記載の装置。
- 第1の調整システムはさらに、1以上の水平の動き及び傾斜の動きについて動作可能に構成される請求項22に記載の装置。
- 所定の軸から第1の目の第1の視線の偏位の量を探知する測定手段をさらに含む請求項22に記載の装置。
- 第1のディスプレイスクリーンは、コンテンツソースに接続可能であり、コンテンツソースは、1以上の、ビデオゲーム、テレビ、コンピュータ、ビデオソース、デジタルカメラ、カムコーダ、及びポータブルメディアプレーヤである請求項22に記載の装置。
- 1以上の回転の動き及び垂直の動きを動作可能に構成される第2の光学レンズ、第2の光学レンズに光学的に接続され、1以上の回転の動き及び垂直の動きを動作可能に構成される第2のディスプレイスクリーン、第2の光学レンズ及び第2のディスプレイスクリーンに接続される第2の調整システムを含む装置であって、1以上の回転の動き及び垂直の動きが、それぞれ調整可能な回転の動き及び調整可能な垂直の動きから独立している装置。
- 1以上の回転の動き及び垂直の動きが、第1の目の第1の視線からの第2の目の第2の視線の偏位に基づいて決定される請求項28に記載の装置。
- ユーザの第1の目の第1の視線を認証すること、ユーザの第2の目の第2の視線を認証すること、第1の視線と第2の視線に基づいて第1の目と第2の目の間で偏位した目を認証すること、偏位した目の偏位の量及び種類を決定すること、及び、目の偏位の量及び種類に基づいて偏位した目にビジュアルコンテンツを表示するためにディスプレイの位置を調整することを含む眼球偏位の矯正方法。
- 位置を調整することは、1以上の水平位置、垂直位置、傾斜位置及び回転位置を調整することを含む請求項30に記載の方法。
- 偏位した目の、目の偏位の量及び種類を再評価することをさらに含む請求項30に記載の方法。
- 偏位した目の、目の偏位の量及び種類を再評価することに基づいて、ディスプレイの位置を再調整することをさらに含む請求項32に記載の方法。
- ユーザの第1の目に第1のイメージを表示すること、ユーザの第2の目に第2のイメージを表示すること、及び第1のイメージ及び第2のイメージを同時に表示することを含む双眼の視界矯正の方法。
- 第1のイメージ及び第2のイメージのユーザの知覚を決定することをさらに含む請求項34に記載の方法。
- 移動することは、第1のイメージ及び第2のイメージの一方を他方から離れるように動かすことを含む請求項34に記載の方法。
- 移動することは、第1のイメージ及び第2のイメージの一方を他方に向けて動かすことをさらに含む請求項34に記載の方法。
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