JP2010510709A - 制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法 - Google Patents

制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法に関する。本発明は、人体通信システムにおける送信機であって、ユーザ識別情報(ID)を含むデータ情報、前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号でスクランブルされたデータを用いて、人体通信用伝送フレームを生成するための人体通信用伝送フレーム生成手段と、前記生成された人体通信用伝送フレームを所定の変調方式でシンボル化するためのシンボルマッピング手段と、該シンボルマッピング手段から出力されるシンボルを拡散させるための拡散手段と、該拡散手段において拡散されたデータに対し、所定の範囲に帯域制限された基底帯域信号を生成するための波形生成手段と、前記基底帯域信号を、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号に変調するための中間帯域送信手段と、備える。

Description

本発明は、制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法に関し、さらに詳細には、人体を介して伝送される信号の周波数帯域を、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉(例えば、他のユーザや他の電子機器による干渉)の影響を最小化できる周波数帯域(5MHz〜40MHz)内に制限して使用し、また、ユーザ識別情報(ID)を用いてデータスクランブルを行なうことによって、低電力、かつ安定した人体通信ができる、制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法に関する。
「人体通信」とは、伝導性を有する人体を通信チャネルとして用いて人体と連結している機器間に信号を伝達する技術、すなわち伝導性を有する人体を通信チャネルとして用いて人体の一部に取り付けられている送信機の電極に情報を送信し、人体内の他の部分に取り付けられている、または人体の外部にある受信機の電極に接触して送信された情報を復元する技術を指す。このような「人体通信」技術は、個人携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯用パソコン(Portable Personal Computer)、デジタルカメラ(Digital Camera)、MP3プレーヤ(MP3 player)、携帯電話機などの多様な携帯機器間の通信、またはプリント(プリンタとの通信)、クレジットカードの決済、TV受信、出入(出入システムとの通信)、バス、および地下鉄の搭乗時の運賃支払いなどを目的とする「固定機器との通信」がユーザの簡単な接触だけで行なわれる技術である。
従来の人体通信技術は、FSK(Frequency Shift Keying)やASK(Amplitude Shift Keying)など、特定の周波数を用いて最大数十Kbps程度の低速データの通信を具現し、その応用分野は、簡単なデータ伝送のみを必要とする分野に限定された。
従来の人体通信技術として「光電効果を用いた技術」があるが、これはデジタル信号(NRZ:Non Returnto Zero)を直接人体に印加し、これを光電効果を用いて受信する技術であって、伝送速度を画期的に改善し、10Mbpsの通信を可能にした。このような高速のデータ伝送は、いままで制約的であった応用分野を拡大させることによって、生活周辺に至るまで幅広く適用できるようにした。
かかる通信速度の改善にもかかわらず、従来の光電効果を用いた技術は、モジュールのサイズ、消費電力、他の照明による干渉などの技術的な問題によって小型の携帯機器に適用することが困難であった。
このような問題点を解決する方法として、「電気的な復元方式を用いた技術」が紹介され、このような技術は、現在2Mbpsの通信を具現しただけでなく、単一チップの具現が可能になることで生活周辺の多様な電子機器への適用の可能性を見せている。
かかる技術は心電図(ECG:Electro Cardio Graph)、非観血式血圧(NIBP:Non−Invasive Blood Pressure)、心拍モニタ(Heart Monitor)など、人体に適用可能な多様なセンサ間のネットワークをはじめ、今まで具現上において多くの困難を伴っていたウェアラブルコンピュータのような人体基盤のネットワーク具現において最適の技術になり得る。
人体は非常に多様な物質および形態から構成され、低い伝導性および高い誘電率を有しているため、広い周波数領域においてアンテナのような役割を行なう。このような特性によって人体をアンテナとして用いて通信することができるが、隣接の他のユーザの信号や外部電子機器から希望しないノイズが人体で誘起される不具合があり、また周囲の物体や機器間の距離および位置によって通信が不安定になる不具合があった。
FSK、ASK、PSKなどの「周波数変調方式」は、前述のような外部干渉の少ない領域を選択して使用することができ、また通信の具現において比較的低い信号対ノイズ比を要求するものの、干渉が発生したとき、その解決に困難がある。
一方、「デジタル信号を直接伝送する方式」は非常に広い帯域を必要とし、受信信号の特性を復元すると、送信機から送信された信号以外に、周辺機器から誘起される強い干渉も共に入力されることが分かる。仮りに、信号帯域内に干渉が発生した場合、受信機の感度が優れていても希望する信号を正しく分離することができない。また、数Mbps以上のデジタル信号を直接送信するためには数十MHz以上の帯域幅が必要であり、このような信号が人体に印加されると、特定の周波数以上の信号は放射されることによって、多数のユーザが存在する場合、互いに接触しなかった場合でも他のユーザに干渉を起こすことで安定したネットワークの構成が難しくなる問題がある。
したがって、隣接している多数のユーザが互いに干渉することなく安定した通信を行なうために、人体を介して送信する信号の占有周波数を、隣接している人に影響が与えられない周波数以下に制限する方法が提案されているが、このように人体をチャネルとして使用するとき使用可能な周波数を制限すると、具現できる通信速度においても相当な制約が伴ってしまう。現在、このような方式で具現された最高の通信速度は10Mbpsであり、この方式における伝送信号は多くの高調波信号を含んでいることから、占有周波数帯域を考慮する際に最小の数十MHzの信号が人体に印加され、かかる成分は人体で留まることなく放射され、近接のユーザに干渉を引き起こすようになる。
要するに、現在までの従来技術は、多数のユーザが限定された空間に存在する場合、ユーザ相互間に干渉を引き起こすことにより安定した通信の具現が困難という問題があった。
本発明は前述した問題を解決するために提案され、その目的は、人体を介して伝送される信号の周波数帯域を、人体が導波管の特性を維持しつつ、干渉(例えば、他のユーザや他の電子機器による干渉)の影響を最小化できる周波数帯域(5MHz〜40MHz)内に制限して使用し、また、ユーザ識別情報(ID)を用いてデータスクランブルを行なうことによって、低電力、かつ安定した人体通信ができる、制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法を提供することにある。
本発明の他の目的および長所は、下記の説明によって理解でき、本発明の実施形態によってさらに明らかに理解することができるであろう。また、本発明の目的および長所は、特許請求の範囲に示す手段およびその組合せによって実現できることが容易に分かる。
本発明の目的を達成するための本発明は、人体通信システムにおける送信機であって、ユーザ識別情報(ID)を含むデータ情報と、前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号でスクランブルされたデータを用いて、人体通信用伝送フレームを生成するための人体通信用伝送フレーム生成手段と、前記生成された人体通信用伝送フレームを所定の変調方式でシンボル化するためのシンボルマッピング手段と、該シンボルマッピング手段から出力されるシンボルを拡散させるための拡散手段と、該拡散手段において拡散されたデータに対し、所定の範囲に帯域制限された基底帯域信号を生成するための波形生成手段と、前記基底帯域信号を、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号に変調するための中間帯域送信手段と、を備える。
一方、本発明は、人体通信システムにおける受信機であって、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号を人体チャネルを介して受信し、基底帯域信号に復調するための受信処理手段と、前記復調された受信基底帯域信号を逆拡散させてシンボルデータを復元するための逆拡散手段と、該逆拡散手段で復元されたシンボルデータをデータビットにデマッピングするためのシンボルデマッピング手段と、該シンボルデマッピング手段から出力される人体通信用伝送フレームをプリアンブル、ヘッダ、およびデータに分離し、前記ヘッダからユーザ識別情報(ID)を抽出した後、前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号で前記分離されたデータをデスクランブルするための人体通信用伝送フレーム処理手段と、を備える。
一方、本発明は、人体通信システムに適用される人体通信データの送信方法であって、人体チャネルを介して外部に伝送するデータ、およびユーザ識別情報(ID)を含むデータ情報をMAC処理部から受信する伝送データ受信ステップと、前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号を用いて、前記データをスクランブルするスクランブルステップと、前記データ情報および前記スクランブルされたデータを用いて人体通信用伝送フレームを生成する伝送フレーム生成ステップと、前記生成された人体通信用伝送フレームを所定の変調方式によりシンボル化するマッピングステップと、該マッピングステップを介して生成されたシンボルを拡散させる拡散ステップと、該拡散ステップにおいて拡散されたデータに対し、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号を生成して人体チャネルに送信する送信ステップと、を含む。また、前記本発明は、前記伝送フレーム生成ステップにおける人体通信用伝送フレームの生成前に、前記データ情報および前記スクランブルされたデータに対してチャネルエンコードおよびインターリーブを行うステップをさらに含む。
一方、本発明は、人体通信システムに適用される人体通信データの受信方法であって、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号を人体チャネルを介して受信し、基底帯域信号に復調する受信処理ステップと、前記復調された受信基底帯域信号を逆拡散させ、シンボルデータを復元する逆拡散ステップと、該逆拡散ステップにおいて、復元されたシンボルデータをデータビットでデマッピングするデマッピングステップと、該デマッピングステップを介して復元された人体通信用伝送フレームをデータ情報とデータとに分離し、前記分離されたデータ情報からユーザ識別情報(ID)を抽出する分離ステップと、前記抽出されたユーザ識別情報(ID)に応じて直交符号を生成し、前記直交コードで前記分離されたデータをデスクランブルして復元するデータ復元ステップと、を含む。また、前記本発明は、前記分離されたデータ情報および前記デスクランブルされたデータをMAC処理部に伝送するステップ、および前記分離ステップにおいて分離されたデータに対し、デインターリーブおよびチャネルデコードを行うステップをさらに含む。
本発明は、人体を媒質とした通信方式に関し、詳細には、人体の周辺のノイズ電力が他の帯域に比べて集中しているDCから5MHzまでの周波数帯域を避け、人体が導波管の役割を行なって伝送される信号の強度が人体の外部に放射される信号の強度よりも更に大きくなる周波数帯域(40MHz)を使用することによって、情報伝送のエネルギー消費が少なく、外部のノイズにも強い人体通信を行なう。
さらに、本発明は、前述の制限された周波数帯域を使用しても、隣接のユーザから放射されて入ってくる干渉を最小化するために、ユーザIDを使用した固有のPN直交符号で伝送データをスクランブルして伝送する。
さらに、本発明では、人体周辺の他の電子機器から誘起される干渉に対して安定的な通信を行なうようにDCから5MHz帯域(かかる周波数帯域は、他の周波数帯域よりも干渉が集中されている周波数帯域であって、数多い実験測定の結果を介して獲得されたものである)を避け、さらに付加的に伝送エラーの訂正のためのチャネルコーディングと外部干渉によるバーストエラーに対処するためのインターリーバ/デインターリーバ方式を組み合わせることができる。
要するに、本発明は、安定的、かつ低電力で人体通信が具現できるように、5MHz帯域から40MHz帯域までの制限された通過帯域(passband)を使用し、また、固有のユーザIDを使用したスクランブル、チャネルコーディング、インターリーブ、拡散などを有機的に組み合わせることで人体通信を行なうことにある。
本発明は、多数のユーザが存在する環境において、ユーザ相互間の干渉および他の電子機器から誘起される強い干渉の影響を最小化することによって、安定した人体通信ができる効果がある。
すなわち、本発明は、5MHz帯域から40MHz帯域までの制限された通過帯域(pass band)を使用し、これにユーザ識別情報(ID)を使用したデータのスクランブル、エラー訂正およびバーストエラーを防止のためのチャネルエンコードおよびインターリーブ、プロセス利得のための拡散などの技術を效率よく組み合わせることによって、人体を用いた高速データの伝送時、他のユーザや他の機器からの干渉に安定的に動作しながらも、データの保安性を維持し、低電力で人体通信を行なうことができる効果がある。
人体内の伝達電力および人体外の放射電力を測定するための測定方法に対する説明図である。 図1の測定方法に係る周波数別の人体内の伝達信号電力、人体外の放射電力と人体周辺のノイズ電力との関係に対する説明図である。 本発明に係る制限された通過帯域を用いる人体通信システムの一実施形態の構成図である。 本発明に係る人体通信用のフレームに対する一実施形態の構成図である。
前述した目的、特徴、および長所は、添付の図面と関連した次の詳細な説明を介してさらに明確になり、それに沿って本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明の技術的な思想を容易に実施することができる。また、本発明を説明することにおいて、本発明と関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に濁すものと判断される場合、その詳説は省略する。以下、添付の図面を参照して本発明に係る好ましい一実施形態を詳説する。
図1は、人体内の伝達電力および人体外の放射電力を測定するための測定方法に対する説明図である。
人体1の10に取り付けられた送信電極101を介して伝達された信号は、人体を媒質にして一定の距離に位置した人体1の10に取り付けられた受信電極102を介して受信され、このような人体内の伝達電力は、測定装置12によって測定される。
人体の伝導性は非常に低いため、人体を介して伝達される信号の一部は外部に放射され、他のユーザの人体内の通信を妨害する。このような人体外に放射される信号の電力を測定するためには、人体2の11の送信電極111を介して信号を伝達し、人体2の11と一定の距離(約10cm)離れた人体1の10の受信電極102で信号を受信し、測定装置12はこのように人体1の10の受信電極102で受信された信号から人体外の放射電力を測定する。
図2は、図1の測定方法に係る周波数別の人体内の伝達信号電力、人体外の放射電力、および人体周辺のノイズ電力の関係に対する説明図である。
同図に示すように、人体通信において使用される周波数帯域が、DCから40MHzまでにおいては人体内の伝達信号(人体を導波管にして伝達される信号)の電力が人体外に放射される信号(人体がアンテナの役割を行って人体外に放射される信号)の電力よりもさらに大きいものの、40MHz以上になると、人体外の放射電力が人体内の伝達電力よりも大きくなる現象を示す。
また、人体周囲に存在する種々の機器、例えば自動車、蛍光灯、携帯電話機、コンピュータ、TV、ラジオから発生する各種の電子波は、人体内に信号を誘起させ、このような人体で誘起した信号は人体内の通信において干渉信号として作用する。
多様な測定場所において人体で誘起する干渉信号を測定した結果を獲得し、この測定結果を加えて5MHz単位で平均することにより、図2に示すようなノイズ電力23を獲得した。
同図におけるノイズ電力23のグラフに示すように、DCにおいて5MHzまでの周波数帯域において最も大きいノイズ電力を発生していることが分かる。
したがって、本発明においては、ノイズ電力が最も大きい区間(DC〜5MHz)と、人体外の放射信号電力が人体内の伝達信号電力よりも大きくなる40MHz(図2において「21」および「22」が交差する点に該当する周波数)以上の区間を除いた5MHzから40MHzまでの周波数帯域を通過帯域として使用する。すなわち、本発明においては、信号対ノイズ比が良好な周波数帯域を人体通信の周波数帯域として使用することによって、相対的に低い送信電力を使用して人体への電子的な影響を減少させるだけでなく、人体通信システム(送受信装置)における消費電力も減少させる効果がある。また、本発明において、人体外の放射信号電力が小さいため、伝達されるデータの保安にも役に立つ。
図3は、本発明に係る制限された通過帯域を用いる人体通信システムの一実施形態の構成図である。以下、同図を説明しながら本発明に係る人体通信システムに適用される人体通信方法(送受信方法)も共に説明する。
人体通信システム(送受信機)は、人体通信MAC(Medium Access Control)処理部31、人体通信物理階層モデム32、人体通信IF(Intermediate Frequency)処理部33、信号電極34、および接地電極35を備えてなる。人体通信MAC処理部31は、伝送するデータおよびデータ情報を人体通信物理階層モデム32内の送信部321に伝達し、受信部322により受信されたデータおよびデータ情報を受信して処理する役割を行なう。
まず、人体通信システムにおける送信機に対して説明すると、送信機は人体通信MAC処理部31における送信処理機能、人体通信物理階層モデム32の送信部321、人体通信IF処理部33における中間帯域送信機330を備えてなる。特に、人体通信物理階層モデム32内の送信部321は、プリアンブル生成器3215、ヘッダ生成器3210、データ生成器3211、スクランブラ3212、チャネルエンコーダ3213、インターリーバ3214、フレーム形成器3216、シンボルマッパ3217、拡散器3218、波形生成器3219を備えてなる。ここで、ヘッダ生成器3210、データ生成器3211、スクランブラ3212、チャネルエンコーダ3213、インターリーバ3214、プリアンブル生成器3215、フレーム形成器3216をまとめて「人体通信用伝送フレーム生成部321a」とし、これは、ユーザ識別情報(ID)を含むデータ情報と、そのユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号にスクランブルされたデータとを用いて人体通信用伝送フレームを生成する機能を有するものである。以下、各々の構成要素に対して詳説する。
プリアンブル生成器3215は、全てのユーザが知っている初期値にセットされ、一定の長さのフレーム同期用のプリアンブルを生成する。
ヘッダ生成器3210は、人体通信MAC処理部31から伝送するデータ情報(伝送速度、変調方式、ユーザID、データの長さ)を受信してCRC(Cyclic Redundancy Check)を行い、図4に示すようなフォーマットのヘッダ(人体通信用フレームのヘッダ)を生成する。
データ生成器3211は、人体通信MAC処理部31から伝送されるデータを受信して希望の時間に出力する。スクランブラ3212は、直交符号生成器およびXOR論理ゲートから構成されるが、ここで、直交符号生成器は、ユーザIDにより初期化されることによってPN直交符号を出力し、XOR論理ゲートは、その直交符号およびデータ生成器3211の出力を排他的論理和XORを演算することによってデータスクランブルが完成される。
チャネルエンコーダ3213は、前述のような過程を介して生成されたデータに対してチャネルエンコードを行い、そのチャネルエンコードされた信号は、インターリーバ3214によってインターリーブされる。ここで、チャネルエンコードおよびインターリーブは周辺の干渉から発生するバーストエラーを分散させて訂正することを目的とする。
その後、フレーム形成器3216は、「プリアンブル」、「ヘッダ」、および「チャネルエンコード/インターリーブされたデータ」を含み、図4に示すような人体通信用伝送フレームを生成する。この生成されたフレームは、シンボルマッパ3217で希望の変調方式(例えば、BPSK、QPSKなど)によりシンボル化され、このシンボルは、拡散器3218に入力されて時間軸に拡散されたり周波数軸に拡散されるが、このような拡散過程を介して充分な処理利得が獲得され得る。ここで、拡散器3218は、制限された通過帯域内において時間軸の拡散および周波数軸の拡散をすべて使用することができ、または時間軸の拡散または周波数軸の拡散のいずれか1つのみを使用し得る。
波形生成器3219は、パルス成形フィルタから構成され、拡散されたデータに対して帯域制限された基底帯域(base band)の信号TX_IFを出力する。このTX_IF信号は、中間帯域の送信機330に入力され、「制限された通過帯域(pass band)信号」(すなわち、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる所定の周波数範囲に制限された通過帯域信号であって、5MHz〜40MHz内の信号)に変調されて出力され、この通過帯域信号は、信号電極34を介して人体内に伝送される。そして、接地電極35は、人体通信システム(送受信機)の接地のように基準電位を提供する。
ここで、人体通信システムにおける受信機に対して説明すると、受信機は、人体通信IF処理部33における中間帯域受信機331および周波数生成器332、人体通信物理階層モデム32の受信部322および同期化部323、ならびに人体通信MAC処理部31における受信処理機能を備えてなる。
特に、人体通信物理階層モデム32内の受信部322は、受信DFE(Digital Front End)3220、逆拡散器3221、シンボルデマッパ3222、フレーム処理器3223、プリアンブル処理器3224、デインターリーバ3225、チャネルデコーダ3226、デスクランブラ3227、データ処理器3228、およびヘッダ処理器3229を備えてなる。ここで、フレーム処理器3223、デインターリーバ3225、チャネルデコーダ3226、デスクランブラ3227、データ処理器328、およびヘッダ処理器3229をまとめて「人体通信用伝送フレーム処理部322a」とすることができ、これは、シンボルデマッパ3222から出力される人体通信用伝送フレームをプリアンブル、ヘッダ、およびデータに分離し、そのヘッダからユーザ識別情報(ID)を抽出してから前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号で前記分離されたデータをデスクランブルすることである。以下、各々の構成要素に対して詳説する。
信号電極34を介して入力された受信信号は、中間帯域受信機331に入力されて基底帯域信号RX_IFに復調された後、受信DFE3220に入力される。受信DFE3220は、受信自動利得制御、DCオフセット制御、周波数オフセット制御などを行なった後、自動利得制御信号およびDCオフセット制御信号は、中間帯域受信機331にフィードバックさせることによって利得制御およびDCオフセット制御を完成し、一方、周波数オフセット制御信号は、周波数生成器332にフィードバックさせることによって周波数オフセット制御を完成する。ここで、中間帯域受信機331、周波数生成器332、および受信DFE3220を「受信処理部」とし、これは人体チャネルを介して受信された「制限された通過帯域信号」を基底帯域信号に復調する。
まず、フレーム同期の前に同期化部323内のプリアンブル検出器3230は、受信DFE3220から出力信号を受信してプリアンブルを検出し、正確なフレーム開始時間を検出し、タイミング検出器3231は正確なタイミング同期を行い、時間追跡器3232は受信信号のタイミングオフセットを補正する。
前記同期化の後、受信DFE3220を経た基底帯域信号RX_IFは、逆拡散器3221に入力されて逆拡散され、その逆拡散された結果は、シンボルデマッパ3222に入力されてデータビットにデマッピングされる。
フレーム処理器3223は、デマッピングされたフレームをプリアンブル、ヘッダ、およびデータに分離する機能を行なう。
前記同期化の後、フレーム処理器3223で分離された「プリアンブル」は、プリアンブル処理器3224を経て同期化部323内のプリアンブル検出器3230、タイミング検出器3231、時間追跡器3232に入力される。ここで、プリアンブル検出器3230は正確なフレーム開始時間を再検出し、タイミング検出器3231は正確なタイミング同期を再度行い、時間追跡器3232は受信信号のタイミングオフセットを再度補正する。
一方、フレーム処理器3223から出力される「ヘッダ」がヘッダ処理器3229に入力されると、ヘッダ処理器3229は、CRCデコードして受信信号データ情報を抽出し、人体通信MAC処理部31へ伝送する。
一方、フレーム処理器23の出力のうち、データは、デインターリーバ3225でデインターリーブされ、チャネルデコーダ3226において伝送中に発生したエラーが訂正される。チャネルデコーダ3226から出力されるデータは、デスクランブラ3227において「ユーザID」によって生成されたPN直交符号にデスクランブルされる。すなわち、デスクランブラ3227は、「ユーザID」によって初期化されることによって直交符号を生成する直交符号生成器と、その生成された直交符号およびチャネルデコーダ3226の出力をXORすることによってデスクランブルを完了する。ここで、「ユーザID」はヘッダ処理器3229から抽出されたものである。
デスクランブルされた受信データは、データ処理器3228に入力されて処理された後、レジスタなどを介して人体通信MAC処理部31に伝送される。
図4は、本発明に係る人体通信用フレームの一実施形態の構成図である。
同図に示すように、人体通信用フレーム400は、一定の長さの複数のスロット410から構成され、1つまたは複数のスロットは、さらにプリアンブル420、ヘッダ421、データ422、およびデータCRC423を含んで構成され、ここで、ヘッダ421には、送信すべきデータの伝送速度430、変調方式431、ユーザID432、データの長さ433などのようなデータ情報、ヘッダCRC出力値434が含まれる。
前述したような本発明の方法は、プログラムで具現されてコンピュータで読み取ることができる形態で記録媒体(CDROM 、RAM、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスクなど)に保存され得る。このような過程は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるため、これ以上の詳説はしない。
以上で説明した本発明は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的な思想が離脱しない範囲内で様々な置換、変形、および変更が可能であるため、前述した実施形態および添付の図面により限定されるのでない。

Claims (20)

  1. 人体通信システムにおける送信機であって、
    ユーザ識別情報(ID)を含むデータ情報と、前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号でスクランブルされたデータを用いて、人体通信用伝送フレームを生成するための人体通信用伝送フレーム生成手段と、
    前記生成された人体通信用伝送フレームを所定の変調方式でシンボル化するためのシンボルマッピング手段と、
    該シンボルマッピング手段から出力されるシンボルを拡散させるための拡散手段と、
    該拡散手段において拡散されたデータに対し、所定の範囲に帯域制限された基底帯域信号を生成するための波形生成手段と、
    前記基底帯域信号を、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号に変調するための中間帯域送信手段と、
    を備えることを特徴とする制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  2. 前記人体通信用伝送フレーム生成手段は、
    タイミング同期用のプリアンブルを生成するためのプリアンブル生成手段と、
    MAC(Medium Access Control)処理部から伝送される伝送速度、変調方式、ユーザ識別情報(ID)、およびデータの長さを含むデータ情報を受信してCRC(Cyclic Redundancy Check)を行い、前記伝送フレームのヘッダを生成するためのヘッダ生成手段と、
    前記MAC処理部から伝送されるデータを受信し、所定の時間に出力するためのデータ生成手段と、
    前記データ情報のうち、ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号を用いてデータスクランブルを行うためのスクランブル手段と、
    前記生成されたヘッダ、前記スクランブルされたデータ、および前記生成されたプリアンブルを用いて前記人体通信用伝送フレームを生成するためのフレーム形成手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  3. 前記フレーム形成手段における人体通信用伝送フレームの生成前に、前記スクランブルされたデータに対してチャネルエンコードを行なうためのチャネルエンコーダ手段をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  4. 前記チャネルエンコーダ手段において、チャネルエンコードされたデータをインターリーブするためのインターリーブ手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  5. 前記ヘッダ生成手段において生成されたヘッダは、データの伝送速度、変調方式、ユーザ識別情報(ID)、データの長さ、およびこれらに対するCRC値を含むことを特徴とする請求項2に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  6. 前記拡散手段は、前記シンボルマッピング手段から出力されるシンボルを時間領域または周波数領域上で拡散させることを特徴とする請求項1に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  7. 前記中間帯域送信手段は、前記基底帯域信号を5MHz〜40MHz内の信号に変調することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける送信機。
  8. 人体通信システムにおける受信機であって、
    人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号を人体チャネルを介して受信し、基底帯域信号に復調するための受信処理手段と、
    前記復調された受信基底帯域信号を逆拡散させてシンボルデータを復元するための逆拡散手段と、
    該逆拡散手段で復元されたシンボルデータをデータビットにデマッピングするためのシンボルデマッピング手段と、
    該シンボルデマッピング手段から出力される人体通信用伝送フレームをプリアンブル、ヘッダ、およびデータに分離し、前記ヘッダからユーザ識別情報(ID)を抽出した後、前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号で前記分離されたデータをデスクランブルするための人体通信用伝送フレーム処理手段と、
    を備えることを特徴とする制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  9. 前記受信処理手段は、
    人体チャネルを介して受信された中間帯域受信信号を復調し、基底帯域信号に変換するための中間帯域受信手段と、
    該中間帯域受信手段から出力される基底帯域の受信信号を介して受信利得制御、DCオフセット制御、および周波数オフセットの制御を行うための受信デジタルフロントエンド(DFE)と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  10. 前記人体通信用伝送フレーム処理手段は、
    前記シンボルデマッピング手段から出力される人体通信用伝送フレームをプリアンブル、ヘッダ、およびデータに分離するためのフレーム処理手段と、
    前記分離されたヘッダに含まれたデータ情報に対し、CRCデコードを行なってMAC処理部に伝送するためのヘッダ処理手段と、
    前記データ情報のうち、ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号で前記フレーム処理手段において分離されたデータをデスクランブルするためのデスクランブル手段と、
    前記デスクランブルされたデータを前記MAC処理部に伝送するためのデータ処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  11. 前記フレーム処理手段から分離されたデータをデインターリーブするためのデインターリーブ手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  12. 前記デインターリーブ手段において、デインターリーブされたデータに対してチャネルデコードを行うためのチャネルデコード手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  13. 前記受信デジタルフロントエンド(DFE)から出力される受信信号からプリアンブルを検出し、フレーム開始時間の検出、タイミング同期、タイミングオフセット補正を行うための同期化手段をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  14. 前記人体通信用伝送フレーム処理手段から分離されたプリアンブルを前記同期化手段に伝送するためのプリアンブル処理手段をさらに備え、
    前記同期化手段は、前記伝送されたプリアンブルを用いてフレーム開始時間の検出、タイミング同期、およびタイミングオフセット補正を再度行うことを特徴とする請求項13に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信システムにおける受信機。
  15. 人体通信システムに適用される人体通信データの送信方法であって、
    人体チャネルを介して外部に伝送するデータ、およびユーザ識別情報(ID)を含むデータ情報をMAC処理部から受信する伝送データ受信ステップと、
    前記ユーザ識別情報(ID)に応じて生成された直交符号を用いて、前記データをスクランブルするスクランブルステップと、
    前記データ情報および前記スクランブルされたデータを用いて人体通信用伝送フレームを生成する伝送フレーム生成ステップと、
    前記生成された人体通信用伝送フレームを所定の変調方式によりシンボル化するマッピングステップと、
    該マッピングステップを介して生成されたシンボルを拡散させる拡散ステップと、
    該拡散ステップにおいて拡散されたデータに対し、人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号を生成して人体チャネルに送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とする制限された通過帯域を用いる人体通信データの送信方法。
  16. 前記伝送フレーム生成ステップにおける人体通信用伝送フレームの生成前に、前記データ情報および前記スクランブルされたデータに対してチャネルエンコードおよびインターリーブを行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信データの送信方法。
  17. 前記送信ステップは、前記拡散ステップにおいて拡散されたデータに対し、5MHz〜40MHzの範囲内に制限された通過帯域信号を生成することを特徴とする請求項15または16に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信データの送信方法。
  18. 人体通信システムに適用される人体通信データの受信方法であって、
    人体が導波管の特性を維持しつつ干渉の影響を最小化できる周波数範囲に制限された通過帯域信号を人体チャネルを介して受信し、基底帯域信号に復調する受信処理ステップと、
    前記復調された受信基底帯域信号を逆拡散させ、シンボルデータを復元する逆拡散ステップと、
    該逆拡散ステップにおいて、復元されたシンボルデータをデータビットにデマッピングするデマッピングステップと、
    該デマッピングステップを介して復元された人体通信用伝送フレームをデータ情報とデータとに分離し、前記分離されたデータ情報からユーザ識別情報(ID)を抽出する分離ステップと、
    前記抽出されたユーザ識別情報(ID)に応じて直交符号を生成し、前記直交コードで前記分離されたデータをデスクランブルして復元するデータ復元ステップと、
    を含むことを特徴とする制限された通過帯域を用いる人体通信データの受信方法。
  19. 前記分離されたデータ情報および前記デスクランブルされたデータをMAC処理部に伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信データの受信方法。
  20. 前記分離ステップにおいて分離されたデータに対し、デインターリーブおよびチャネルデコードを行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項18または19に記載の制限された通過帯域を用いる人体通信データの受信方法。
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