JP2010510467A - ばねホルダ装置 - Google Patents

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スティーブン デニス ガブリーズ,
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Abstract

一つあるいはより多くのばねを保持するばねホルダ装置(2a)は、第一の床(6)、第一の床の少なくとも一部分から広がった第一のフランジ(8)、第一の壁(10)と第一のフレキシブルロッキング部品(12)とを有する第一のベース(4)と、第二の床(6)、第二の床の少なくとも一つの部分から広がった第二のフランジ(8)、第二の壁(10)と第二のフレキシブルロッキング部品(12)とを有する第二のベース(4)とで構築される。フランジ(8)は、ばねを軸方向に保持するように適合され、壁は半径方向にばねを保持するように適合される。ばねの圧縮の間にベースがお互いに向かって推し進められるとき、お互いを超えて動くことを許すように、壁(10)はさらにお互いを挿入するように適合される。ばねの圧縮の間に、ベースがお互いを動かなくするように、フレキシブルロッキング部品は、滑りながら係合するように適合される。

Description

本開示は、一つまたはそれより多くのベルビルばねやコイルばねのようなばねを保持するのに適しているばねホルダに関するものである。
ベルビルばねは、軸方向に荷重をかけられるように設計された円錐形をしたワッシャである。ベルビルばねは、連続的にまたは断片的にのいずれかの方法で静的に負荷がかけられるか、または周期的にたわむ、つまり、動的に負荷がかけられる。ベルビルばねは、たびたび内燃エンジン、タービンとジェットシステム、原子力発電所、石油とガス探査、燃料セルに使用され、特に、熱膨張と収縮を経験するジョイントを含むジョイントに、予荷重または柔軟な特質を適用するのに使用される。ベルビルばねの荷重たわみ曲線は、下降、上昇または直線型であってもよい。空間を有効に使えることに加えて、長い動作寿命、自己減衰特性、通常の負荷とストレス下で調整または疲労が限定されるか、または、ないことを含んでいる、他の多くの都合のよい特質をベルビルばねの積層は有している。
特定のばね特性は、多重のベルビルばねを積層の列に整えることにより得られる。例えば、多重ベルビルばねは、同じ全体の最大たわみ能力を保持しながら、実効ばね定数を増大させるために整列して同軸状(Aligned coaxial orientation)に積層されてもよい。多重ベルビルばねは、実効ばね定数を減少させ最大たわみ能力を増加させるために、交互に同軸状(Alternating coaxial orientation)に積層されてもよい。多重ベルビルばねは、望ましいばね定数とたわみ能力を合わせ込むために、整列して同軸状と交互に同軸状の組合せで積層されてもよい。
ばねの他のタイプは、コイルばねである。コイルばねは、螺旋形状をしていてもよく、外力の下で圧縮されてもよい弾性のある材料で作られている。多重コイルばねは、望ましいばね定数特性とたわみ能力を得るために、整列して同軸状に積層されてもよい。
とりわけ、エネルギを格納しその後に開放するため、または衝撃を吸収するために、または接触表面間の力を保持するために、一つまたはより多くのばねの積層が採用される。そのような用途で、ばねの積層の向き、整列と位置がばねの積層を保持する装置により維持されるのが望ましい。この分野の技術として知られており、典型的には非圧縮性内部円筒形シャフトあるいは外部円筒状シリンダを、ばねの積層を保持する装置は含んでいる。しかしながら、この分野で知られている非圧縮性内部円筒形シャフトあるいは外部円筒状シリンダの整列装置は、問題の多いものである。ばねの積層に外力が与えられた場合、ばねはその力の下で圧縮する。非圧縮性内部シャフトあるいは外部円筒状シリンダは圧縮しないが、しかしながら、それらの間で全体長さの差を生むことになる。従って、ばねホルダ装置は、非圧縮性内部シャフトまたは外部円筒状シリンダを受け入れるために、穴あるいは空洞を有していなければならない。
この問題に対処して、ばねの積層と調和して押しつぶれるばねホルダ装置はこの領域の技術で知られている。しかしながら、そのような装置は複雑であり、製造するのに高価であり、多くの部品を必要として、重要で複雑な時間を消耗する組立を要求する。
ばねの積層と調和して圧縮し、製造組立が簡単なこれらのばねホルダ装置に対する必要性は残っている。本開示は、この必要性に対処し、関連する利益を提供するものである。
短く言うと、少なくとも一つの実施形態は、第一の床と、第一のベースの少なくとも一部分から延びている第一のフランジと、第一の壁と第一のフレキシブルロッキング部品とを有する第一のベースと、第二の床と、第二のベースの少なくとも一部分から延びている第二のフランジと、第二の壁と第二のフレキシブルロッキング部品とを有する第二のベースと、を含んでいる、ばねを保持するための装置に関係している。フランジは、軸方向にばねを保持するように適合されており、壁は、半径方向に該ばねを保持するように適合されている。ばねの圧縮の間にベースがお互いに向かって推し進められるとき、壁がお互いを越えて動くことを許すように、第一の壁は、第二の壁に挿入するように適合されている。ばねの圧縮の間にベースがお互いに向かって動くことを許しながら、ベースがお互いを動かなくするように、フレキシブルロッキング部品はお互いに滑りながら係合するように適合されている。
短く言うと、少なくとも一つの実施形態は、第一のベースであって、周囲を有する第一の床と、第一の床の周囲に近接して、第一の床から軸方向に延びている第一の壁の少なくとも一つの部分と、第一の壁の少なくとも一つの部分の外側で第一の床の周囲から横方向に伸びる第一のフランジと、第一のフレキシブルロッキング部品と、を含んでいる第一のベースと、第二のベースであって、周囲を有する第二の床と、第二の床の周囲に近接して、第二の床から軸方向に延びている第二の壁の少なくとも一つの部分と、第二の壁の少なくとも一つの部分の外側で第二の床の周囲から横方向に伸びる第二のフランジと、第二のフレキシブルロッキング部品と、を含んでいる第二のベースとを含み、第二の壁の少なくとも一つの部分は、第一の壁の少なくとも一つの部分によりお互いに滑りながら係合し、第一と該第二のフレキシブルロッキング部品は、第一と第二のベースを共に動きながら結合するためにお互いにロックして係合するように構成されている、ばねを保持するための装置に関係している。
図において、同じ参照番号は同様な要素あるいは動作を識別する。図における要素の大きさと相対的な位置は、必ずしも縮尺通りに描かれてはいなく、図の鮮明度を改善するために、これらの要素のいくつかは任意に拡大され配置されている。さらに、描かれている要素の特定の形状は、特定の要素の実際の形状に関していかなる情報をも伝えるようには意図されていなく、図の認識の容易さのために、選択されたものに過ぎない。
図1は、一つの図示の実施形態によるばねホルダ装置の縦方向の断面図である。 図1Aは、図1によるI−I線に沿ってとられたばねホルダ装置の断面図である。 図2は、他の図示の実施形態による、一つの可能な構成で保持されている若干のベルビルばねを示しているばねホルダ装置の縦方向の断面図である。 図3は、さらに他の図示の実施形態による、他の可能な構成で保持されている若干のベルビルばねを示しているばねホルダ装置の縦方向の断面図である。 図4は、さらになお他の図示の実施形態による、一つの可能な構成で保持されている若干のコイルばねを示しているばねホルダ装置の縦方向の断面図である。 図5は、さらになお他の図示の実施形態によるばねホルダ装置の分解図である。 図6は、他の図示の実施形態による、一つの可能な構成で保持されている若干のベルビルばねを示しているばねホルダ装置の縦方向の断面図である。 図7は、図6のばねホルダ装置の透視図である。 図8は、さらになお他の図示の実施形態による、ばねホルダ装置の透視図である。
以下の記述では、種々の実施形態の完全な理解を提供するため、ある特定の詳細が述べられる。しかしながら、種々の実施形態がこれらの詳細がなくても実行されうることを、当業者は理解するであろう。他の例では、実施形態の不必要なはっきりしない記述を避けるため、周知の構造は示されていないか、あるいは詳細に述べられていない。
文脈が他のものを要求しない限り、以下の明細書と特許請求の範囲を通じて、単語「含む」と、その変形である「含む(単数の)」と、「含んでいる」は、「含んでいるが、限定はされない」というオープンな非排他的意味で解釈されるべきである。
本明細書を通じての参照で、「一つの実施形態」あるいは「ある実施形態」は、実施形態に関連して記述される特別な特徴、構造あるいは特性が、少なくとも一つの実施形態に含まれていることを意味する。従って、本明細書を通じて種々部分におけるフレーズ「一つの実施形態においては」あるいは「ある実施形態においては」の表示は、必ずしも全てが同じ実施形態を参照しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造あるいは特性は、一つあるいはより多くの実施形態においてどのような適切な方法で結合されてもよい。
図1は、ばねホルダ装置2aの例示的な実施形態による縦方向の断面図である。ばねホルダ装置2aは、第一の床6を有している第一のベース4と、第一のフランジ8と、第一の壁10と、第一のフレキシブルロッキング部品12とを含んでいる。ばねホルダ装置2aはまた、第二の床6’を有している第二のベース4’と、第二のフランジ8’と、第二の壁10’と、第二のフレキシブルロッキング部品12’とを含んでいる。第一および第二のフランジ8、8’は、第一および第二の床6、6’の少なくとも一部分からそれぞれ延びており、軸方向にばねを保持する(図1には示されていない)ように適合され配置されている。壁10、10’は、半径方向にばねを保持するように適合され配置されており、さらにお互いに挿入するように適合され配置されているので、ばねの圧縮の間にベース4、4’がお互いに向かって推し進められるとき、壁10、10’がお互いを超えて動くことを許す。第一および第二の壁10、10’の挿入は、図1Aでよりよく見られる。ベース4、4’がお互いを動かなくするように、フレキシブルロッキング部品12、12’はお互いに滑りながら係合するように適合されている。
本明細書中の教示に基づいて、当業者は、所与の応用に対する材料と製造方法とを容易に選択できるであろう。実施形態は、例えば、プラスチック、金属および/または合成物のような、種々のいかなる材料から製造されてもよい。プラスチックから作られる場合は、この技術では周知の射出成形金型が採用されてもよい。
動作中では、フレキシブルロッキング部品12、12’が互いに整列するように、ベース4、4’は配置されている。ばねが軸方向にフランジ8、8’により保持されており、半径方向には壁10、10’により保持されているベース4、4’の間に、ばね(図1と図1Aには示されていない)は捕捉されている。壁10、10’がお互いに挿入し、フレキシブルロッキング部品12、12’がベース4、4’をお互いに対して動かなくするためにお互いを滑りながら係合するように、ベース4,4’はお互いに推し進められる。外部要素はばねを圧縮する力を与え続け、壁10,10’はお互いを超えてあるいはさらにお互いを超えて動くように、そしてフレキシブルロッキング部品12、12’はベース4,4’がお互いに向かって進んで行くことを許すように、ベース4,4’はさらにお互いに向かって推し進められる。
図2は、他の例示的な実施形態によるばねホルダ装置2bの縦方向断面図である。特に、図2は、最外部のばね16、16’がフランジ8、8’を超えて延びているように凹部構成に保持された、若干のベルビルばね14を示している。ここで「最外部のばね」は、ばねの積層の第一のまたは最後のばねを意味する。図2に図示された実施形態では、フランジ8,8’は、外側ばね16,16’の肩20,20’をそれぞれ軸方向に保持している。ベルビルばね14の積層がいくつかの実施形態では、単一のベルビルばねで構成されていてもよいことを、当業者は容易に理解するであろう。
図3は、さらに他の例示的な実施形態によるばねホルダ装置2cの縦方向断面図である。特に、図3は、最外部のばね16,16’がフランジ8、8’を超えては延びていないような凸部構成に保持された若干のベルビルばね14を示している。フランジ8,8’は最外部のばね16,16’の内径22の外面を軸方向に保持している。
図4は、さらに他の例示的な実施形態のばねホルダ装置2dの縦方向断面図である。特に、図4は、コイルばね24の積層の軸方向の外側終端26をフランジ8,8’が保持している一つの可能な構成の若干のコイルばね24を示している。コイルばねの積層が単一のコイルばねで構成されていてもよいことを、当業者は容易に評価するであろう。
図5は、さらに他の例示的な実施形態のばねホルダ装置2eの分解図で示した平面図である。ばねホルダ装置2eは八角形の床6,6’を有している。床6,6’の形は、種々の実施形態には本質的なことではなく、ばねの形あるいはプロファイルに適応させるように、当業者により選択されてもよい。例えば、床6,6’の形は、円形、直線からなる形、五角形、六角形あるいは無定形でもよい。例えば、図1Aは円形の第一の床6を示している。床6,6’は、望むままに特定の応用に適するならばどのような材料、寸法、厚さであってもよい。例えば、より薄い材料がより軽い一方で、より厚い材料はより大きい構造的な一貫性の利点を有し得る。
フランジ8,8’の大きさ、形と構成は種々の実施形態には本質的なことではなく、ばねを軸方向にフランジ8,8’が保持するように適合される限り、特定の応用に依存して、当業者により容易に選択されてもよい。例えば、図2は、ベルビルばね14の肩に整列するために、より薄く床6,6’に対して角度をなしているフランジ8,8’を示している。薄いフランジ8,8’の一つの利点は、圧縮下のベルビルばねと調和して、もし望むならこれらはより容易に平らにされることである。また、例であるが、図3は、フランジ8,8’の柔軟性が要求されない場合、実質的に同一平面であり、より大きな構造的一貫性が提供される床6,6’と同じ厚さであるフランジ8,8’を示している。例えば、ベルビルばねの凸部の構成が使用されているか、またはコイルばね24の積層が保持されている場合には、柔軟性のあるフランジ8,8’は望ましくないかも知れない。
フランジ8,8’は特定の応用に要求されるどのような寸法で作られてもよい。例えば、高いばね定数のばねは、より低いばね定数のばねに要求される性能に比較して、より大きい保持性能をフランジ8,8’が有することを要求してもよい。
図1Aは、連続的で第一の床6に完全に外接しているフランジ8を示している。対照的に図5は、少なくとも、平坦にするためのそれらの柔軟性の増加の目的のために、または、より軽い重量、削減された材料コスト、製造の容易さの向上を含む当業者に明らかな他の理由のために、規則正しく中断される28と不規則に中断される30として、フランジ8,8’を示している。
壁10,10’の形状は種々の実施形態には本質的ではなく、ばねの圧縮の間にベース4,4’がお互いに向かって推し進められるとき、壁10,10’がお互いを超えて動くことを許すように、壁10,10’が半径方向にばねを保持するように適合される限り、そして壁10,10’がお互いに挿入されるように適合される限り、壁10,10’はどのような形状を有してもよい。壁10,10’はさらにベース4,4’の相対的な回転を妨げるように適合されてもよい。そのような回転の防止は、フレキシブルロッキング部品12、12’が回転下でお互いを解放するのを防止する。
図1Aは、対称的に挿入されている円形状のばね(図1Aには示されていない)を半径方向に壁10,10’が保持している弧形状の壁10,10’を示している。図5は壁10,10’が非対称に挿入されている、八角形、円周あるいは他の形をしたばね(図5には示していない)を半径方向に保持している八角形の弧形状の壁10,10’を示している。壁10,10’による弦に対する角度の合計は、360度に等しい必要はなく、360度より大きくてもまたは小さくてもよい。図5は、半径方向に階段状を形成している数字32で示されている壁10’の一つの部分を示している。図5の破線は、反対側のベースの位置の組立状態での半径方向の階段状壁32を表している。より大きな構造的安全性と、さらにベース4,4’の相対的な回転の防止を、階段状の壁32の利点は含んでいる。図5は、また、壁10,10’の番号34で表されているギャップを示している。より軽い重量と、製造のための材料がより少なくてすむことと、製造の容易性とを、ギャップ34の利点は含んでいる。
壁10,10’の高さは、それらが十分な半径方向のばねの保持と特定の応用に望ましいばねの圧縮を提供するように適合されることを保証するように選択されてもよい。多くのばねを含んでいるばねの積層は、より少ないばねを含むばねの積層により要求されるよりも、壁10,10’が大きい高さであることを要求してもよい。さらに、壁10,10’は均一の高さである必要はなく、フレキシブルロッキング部品12、12’がお互いに滑りながら係合する前に、ベースがお互いに向かって推し進められるとき、少なくとも壁10,10’はお互いに挿入することを許す目的で、軸方向に階段状の可変の高さで作られてもよい。図6は、壁10に対して数字36により、また、壁10’に対して数字36’により示されているように、階段を構成している壁10,10’を示している。軸方向に階段状である壁10,10’の利点は、壁10,10’がお互いに挿入している場合に、ベース4,4’がお互いに向かって押し進むときにフレキシブルロッキング部品12,12’が滑りながら係合するためにお互いに整列することを保証するような方法で、動作の容易さを改善されることである。
フレキシブルロッキング部品12,12’は、ばねの圧縮の間にベース4,4’がお互いに向かって動くことを許す一方で、フレキシブルロッキング部品12,12’が、ベース4,4’がお互いを動かなくするために、お互いに滑りながら係合するのであれば、どのような変化の形状をとってもよい。例えば、種々の実施形態で、フレキシブルロッキング部品12,12’は一つあるいはそれより多くのフレキシブルスナップロックアームあるいはボールとソケットスナップを含んでいてもよい。
他の実施形態では、ベース4,4’のうち少なくとも一つはレジストレーション要素を含んでいる。例えば、図3は装置を外部部品(示されてはいない)に対して整列させるためのレジストレーション要素38を示している。レジストレーション要素38の形状と位置は、種々の実施形態には本質的ではない。レジストレーション要素38は、応用と外部部品の性質に依存して、例えば、くぎ、柱、はり札、細孔あるいは空洞、あるいは他の公知のあるいは今後開発されるレジストレーション要素の形状を望むままにとってもよい。レジストレーション要素38の大きさ、形状と位置は望むままに種々の形をとってもよい。
図7は、少なくとも床6,6’のうちの一つが空洞を形成してもよいばねホルダ装置2fの他の実施形態を示している。特に、図7は、第一の床6を通っている通路を含んでいる第一の床6の中の第一の空洞40を示している。第一の空洞40は、第二のフレキシブルロッキング部品12’がばねの圧縮の下で第一の床6の中に広がるのを許す。同様に、第二の床6’の中の第二の空洞40’は、第一のフレキシブルロッキング部品12がばねの圧縮の下で第二の床6’の中に広がるのを許す。第一および第二の空洞40,40’は、フレキシブルロッキング部品12、12’のお互いの解放のための工具の挿入を許す。
図8は、他の例示的な実施形態によるばねホルダ装置2gの透視図である。特に、図8は、数字36’により示されているように、ばねの圧縮の下で第一の床6の中に、軸方向に階段状を形成している第二の壁10’が広がるのを第一の空洞40は許す。同様に、数字36により示されているように、ばねの圧縮の下で第二の床6’の中に、軸方向に階段状を形成している第一の壁10が広がるのを第二の空洞40’は許す。
空洞40,40’は、また、製造に於いて助けになってもよい。例えば、射出成形金型による製造では、空洞40,40’はベース4,4’がそれらの金型にトラップされていないことを保証するのに使われてもよいし、一般にこの技術領域ではテレスコーピング・シャットオフと引用されているが、溶けたプラスチックや同じような材料が凝固するあるいは固まる前に、金型が完全に満たされ得ることを保証するのに使われてもよい。
空洞40,40’はくぼみを含んでもよいし、ばねの圧縮下で、少なくとも、フレキシブルロッキング部品12,12’の少なくとも一つが床6,6’の少なくとも一つの中に広がってゆくのを許す目的のためと、軸方向に階段状の壁10,10’の少なくとも一つが床6,6’の少なくとも一つの中に広がってゆくのを許すための通路を含んでもよい。例えば、通路は図7と図8に図示されている。
空洞40,40’の大きさ、形状と位置は、フレキシブルロッキング部品12,12’の性質、壁10,10’の性質、必要な圧縮の広がり、フレキシブルロッキング部品12,12’をお互いに解放するために使用される道具(もし、道具が使われるとして)と製造の性質とタイプに依存して選択されてもよい。
一つの実施形態によると、二つのベース4,4’はお互いに同等である。図1,1A,2,3,4,6,7と8は、いかなる所与の実施形態のベース4,4’の両方ともがお互いに同等であるような実施形態を示している。そのような実施形態の利点は、工具による仕上げとコストと部品点数の削減と、製造、組立と操業の簡単さと容易さの増加とを含んでいる。
概要で述べたことを含む例示的な実施形態の上の記述は、完全であることあるいは実施形態を開示された正確な形式に制限することを意図してはいない。特定の実施形態と例は、本明細書中では、図示の目的で記述されているが、関連技術に精通している人により認識されるように、種々の同等な変更が本開示の精神と観点から外れることなく行われ得る。ここに提供された種々の実施形態の教示は、必ずしも一般的に上に述べられた例示のばねホルダアセンブリではなく、他のばねホルダアセンブリに応用され得る。
上で述べた種々の実施形態は、さらなる実施形態を提供するために結合され得る。必要ならば、さらなる実施形態を提供するために、種々の特許、出願および公表の構造および概念を採用するために、実施形態の観点は修正され得る。
これらと他の変更は、上の詳細記述に照らして実施形態に適用され得る。一般的に、以下の特許請求の範囲において、使用された用語は明細書と特許請求の範囲に開示された特定の実施形態に特許請求の範囲を限定すると解釈されるのではなく、そのような特許請求の範囲が含まれる同等の全ての観点に従って、全ての可能な実施形態を含んでいると解釈されるべきである。従って、特許請求の範囲は本開示の内容により限定されるものではない。

Claims (20)

  1. ばねホルダ装置であって、
    第一の床と、該第一の床の少なくとも一部分から延びている第一のフランジと、第一の壁と、第一のフレキシブルロッキング部品とを有する第一のベースと、
    第二の床と、該第二の床の少なくとも一部分から延びている第二のフランジと、第二の壁と、第二のフレキシブルロッキング部品とを有する第二のベースと、
    を含んでおり、
    該第一および該第二のフランジは、軸方向にばねを保持するように適合されており、
    該第一および該第二の壁は、該ばねの圧縮の間に該ベースがお互いに向かって推し進められるとき、該壁がお互いを越えて動くことを許すように、半径方向に該ばねを保持しお互いに挿入するように適合されており、
    該ばねの圧縮の間に該第一および該第二のベースがお互いに向かって動くことを許しながら、該第一および該第二のベースがお互いを動かなくするように、該第一および該第二のフレキシブルロッキング部品は、お互いに滑りながら係合するように適合されている、
    ばねホルダ装置。
  2. 前記第一および前記第二のベースは同等である、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  3. 前記第一および前記第二の床のうちの少なくとも一つは、実質的に平面である、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  4. 前記第一の壁は、前記第一の床に実質的に垂直である、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  5. 前記第一および前記第二のフレキシブルロッキング部品のうちの少なくとも一つは、フレキシブルスナップロックアームを含んでいる、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  6. 前記第一および前記第二のフレキシブルロッキング部品のうちの少なくとも一つは、前記第一の壁と前記第二の壁との上方により描かれた領域内に配置されている、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  7. 前記第一の壁は、さらに前記第二の壁と挿入するように適合されており、前記第二のベースに対する前記第一のベースの回転を防止している、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  8. 前記第一および前記第二の壁のうちの少なくとも一つは、半径方向に階段状の壁である、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  9. 前記第一および前記第二の壁のうちの少なくとも一つは、軸方向に階段状の壁である、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  10. 前記第一および前記第二の床のうちの少なくとも一つは、空洞を形成している、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  11. 前記第一および前記第二のベースのうちの少なくとも一つは、レジストレーション要素をさらに含んでいる、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  12. 前記第一および前記第二の床のうちの少なくとも一つは、実質的に円形の周囲を有している、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  13. 前記第一および前記第二のフランジのうちの少なくとも一つは接触している、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  14. 前記第一および前記第二の壁のうちの少なくとも一つは弧形状をしている、請求項1に記載のばねホルダ装置。
  15. ばねホルダ装置であって、
    第一のベースであって、周囲を有する第一の床と、該第一の床の周囲に近接して、該第一の床から軸方向に延びている第一の壁の少なくとも一つの部分と、該第一の壁の少なくとも一つの部分の外側で該第一の床の周囲から横方向に延びる第一のフランジと、第一のフレキシブルロッキング部品と、を含んでいる第一のベースと、
    第二のベースであって、周囲を有する第二の床と、該第二の床の周囲に近接して、該第二の床から軸方向に延びている第二の壁の少なくとも一つの部分と、該第二の壁の少なくとも一つの部分の外側で該第二の床の周囲から横方向に延びる第二のフランジと、第二のフレキシブルロッキング部品と、を含んでいる第二のベースと、
    を含んでおり、
    該第二の壁の少なくとも一つの部分は、該第一の壁の少なくとも一つの部分によりお互いに滑りながら係合し、
    該第一および該第二のフレキシブルロッキング部品は、該第一および該第二のベースを共に動きながら結合するためにお互いをロックして係合するように構成されている、
    ばねホルダ装置。
  16. 前記第一のベースの部材は、第一の壁の少なくとも二つの部分を含み、
    前記第二のベースの部材は、第二の壁の少なくとも二つの部分を含み、
    該第二の壁の部分は、該第一の壁の部分の対応する対の間に挿入されている、請求項15に記載のばねホルダ装置。
  17. 前記第一および前記第二の壁の部分は、前記ばねを収容するような寸法の外周を有している、請求項16に記載のばねホルダ装置。
  18. 前記第一および前記第二のフランジのそれぞれは、前記第一および前記第二の壁の各部分から、その上に前記ばねを保持するのに十分な距離だけ、横方向に広がっている、請求項17に記載のばねホルダ装置。
  19. 前記第一および前記第二のフレキシブルロッキング部品は、前記第一および前記第二の壁の部分の外周の内側に間隔を置かれている、請求項18に記載のばねホルダ装置。
  20. 前記第一の壁の部分の少なくとも一つは、前記第一の床から直角に軸方向に広がっている、請求項15に記載のばねホルダ装置。
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