JP2010510007A - 手動式搾乳器 - Google Patents

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Abstract

円筒状中空ピストンであって、中空ピストンの円筒形の外表面に対する下端部に、その外側で周回する少なくとも1つの窪みを備えた円筒状中空ピストンと、流体用通路を介して中空ピストンの上端部に接続されている吸引カップと、中空ピストンと吸引カップの支持面との間にある、軟弾性の補正要素(8)と、軟弾性材料でできており窪みに挿入される、少なくとも1つの円周状シール要素と、閉止された下端部を備え、内部で中空ピストンが軸方向に移動可能であるシリンダとを有する、母乳を汲み出す手動式搾乳器であって、中空ピストンの外表面はシリンダの内壁に案内され、シール要素はシリンダの内壁と中空ピストンとの間に気密に配置され、少なくとも吸引カップはシリンダの外側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、母乳を汲み出す手動で作動可能な搾乳器に関する。
搾乳器は、母親の胸部上に置かれる少なくとも1つの吸引カップを有する。母親の胸部から母乳を引き出すために、負圧が吸引カップに付与される。吸引カップは、吸引された母乳を収容する容器に接続されている。
欧州特許公開番号EP0116186A1から、手動で作動可能な搾乳器が知られている。この搾乳器は、閉止された下端部を備えた長手方向の外側シリンダと、長手方向のパイプ形状部または中空ピストンとをそれぞれ有し、中空ピストンはその上端部で吸引カップと一体的に接続されており、その下端部でシールリングと着脱可能に接続されている。吸引カップが胸部上に置かれる時に吸引効果を得るために、パイプ形状部は外側シリンダに移動可能に配置されている。シールリングは、上方に突出するリップを有し、リップは吸引する時には実際に十分に密封するが、パイプ形状部および外側シリンダが互いに押し込まれると、このリップを介して母乳が流れ出る可能性がある。シリンダを傾斜させた後であっても吸引カップが胸部上でその位置を保つように、外側シリンダの長手方向軸がパイプ形状部の長手方向軸に対して傾斜できるようにすべく、パイプ形状部の外径は吸引カップの近くがその下端部の近くの外径よりも小さくなるように、長手方向のパイプ形状部はテーパを付けられている。加えて、ポンプをその作動中にほぼ垂直の状態に保つために、吸引カップは、パイプ形状部の長手方向軸に対して約30度から90度までの角度で傾斜している。小さいかあるいは平らな胸部に適応させるために、吸引カップはアダプタまたはクラッドを備えていてもよい。
独国実用新案第DE8702791U1から、外側シリンダに旋回可能に配置されているパイプ形状部を備えた類似の手動式搾乳器が知られている。この手動式搾乳器では、軟弾性の高分子物質でできているインサートが、吸引カップ内に配置されている。
欧州特許公開番号EP0116186A1 独国実用新案第DE8702791U1
この知られている手動で作動可能な搾乳器には、中空ピストンがシリンダ内部で傾斜する恐れがあり、したがって中空ピストンが詰まり得るという欠点がある。さらに、母乳がシールリングに流れ出る可能性がある。シリンダから中空ピストンに逆流する母乳は、胸部と容易に接触したり、吸引カップから洩出したりする可能性がある。吸引行程を数回行うためには、シリンダに中空ピストンを押し込む前に吸引カップを胸部から離さなければならない。押し込んだ後、吸引カップを再び胸部に密封配置しなければならない。中空ピストンが押されて完全にシリンダに入ると、吸引カップへの傾斜した接続パイプがシリンダの上縁部に密接して位置する。その結果、吸引するために(zum Ansaugen)シリンダが下方へ引かれることになる時に、中空ピストンをしっかりと保持することが困難になる。
本発明は、より良好な使用特性を備えた、手動で作動可能な搾乳器を提供するという目的に基づくものである。
本目的は、請求項1の特徴を備えた手動式搾乳器によって解決される。
請求項1によると、母乳を汲み出す手動式搾乳器が、
・円筒状中空ピストンであって、中空ピストンの円筒形の外表面に対する下端部に、その外側で周回する少なくとも1つの窪み(Vertiefung)を備えた円筒状中空ピストンと、
・流体用通路を介して中空ピストンの上端部に接続されている吸引カップと、
・中空ピストンと吸引カップの支持面との間にある、軟弾性の補正要素と、
・軟弾性材料でできており窪みに挿入される、少なくとも1つの円周シール要素と、
・閉止された下端部を備え、内部で中空ピストンが軸方向に移動可能であるシリンダと、
を有し、
中空ピストンの外表面がシリンダの内壁に案内され、シール要素がシリンダの内壁と中空ピストンとの間に気密に配置され、少なくとも吸引カップがシリンダの外側に配置されている。
本発明の搾乳器では、シリンダ内にある中空ピストンのその外表面上の長い案内面によって、中空ピストンがシリンダ内で固定したり詰まったりするのを回避する。シール要素は外表面内の窪みに位置し、変形可能な部分だけで外表面の上方に突出しており、その外側でシリンダの内壁に密接して位置する。シール要素を実質的に外表面内に収容するために、シリンダの内径が中空ピストンの外径よりもわずかに大きくすることが可能であるので、中空ピストンをシリンダ内で極めて良好に案内することができる。搾乳器を使用する場合のシリンダの様々な向きが、軟弾性の補正要素によって補正されるので、吸引カップの支持面が使用者の胸部でその位置を保つ。使用者に対する搾乳器の様々な向きと関係する欠点が、回避される。
軟弾性の補正要素を、種々の方法で実現することができる。たとえば、補正要素は、中空ピストンの上端部と吸引カップの流体用通路との間にある、可撓性パイプまたは可撓性チューブである。
好ましい一実施態様によると、軟弾性の補正要素は、軟弾性材料でできていて吸引カップに配置されているインサートであり、インサートは、吸引カップの大きな開口部の縁部のその縁面で気密に保持され、それを通って吸引負圧が付与され母乳が流れ落ちる中央通路孔を有する。可撓性のインサートはそれ自体が母親の胸部に特に適切に適合し、このインサートを使用する時には極めて快適である。そのうえ、シリンダの傾斜によって搾乳器がその位置において変化する場合に、インサートは胸部上でその支持位置を維持し、インサートは弾性変形によって位置の変化を補正する。
さらに、本目的は、請求項3の特徴を備えた搾乳器によって解決される。
請求項3によると、母乳を汲み出す手動式搾乳器は、
・円筒状中空ピストンと、
・流体用通路を介して中空ピストンの上端部に接続されている吸引カップと、
・中空ピストンの下端部に配置されている軟弾性材料でできた円周状二重リップシールであって、異方向に向いているとともにそれぞれ中空ピストンの軸に対して同時に鋭角に向いている2つの二重リップを有する円周状二重リップシールと、
・閉止された下端部を備え、内部で中空ピストンが中で軸方向に移動可能であるシリンダと、
を有し、
二重リップシールが、シリンダの内壁と中空ピストンとの間に気密に配置されており、少なくとも吸引カップがシリンダの外側に配置されている。
本発明の搾乳器では、吸引のために負圧が発生した場合に、二重リップシールが中空ピストンをシリンダに対して効果的に密封し、二重リップシールによって、特に効果的な方法で、母乳がシリンダから中空ピストンとシリンダとの間の隙間に溢れ出ることを防ぐ。吸引される場合には、特にシリンダの閉止された端部から離れる方に向いているシールリップによって密接し、母乳が溢れ出ることを防ぐのために、特にシリンダの閉止された端部に向かうシールリップによって密接する。
有利にも、搾乳器は、すでに知られている搾乳器の1つまたは複数の特徴を有することができる。
二重リップシールを、種々の方法で成形することができる。たとえば、二重リップシールは、たとえばその上に可撓性プラスチック材料を射出成形することによって中空ピストンと一体的に形成されてもよい。好ましい実施態様によると、二重リップシールは、中空ピストンのシールシートに配置されている二重リップシール部材である。別々に取り付けられるシール部材によって、摩耗したり損傷したりすると交換ができるようになる。
さらに、本目的は、請求項6の特徴を備えた搾乳器によって解決される。
請求項6によると、母乳を汲み出す手動式搾乳器が、
・円筒状中空ピストンと、
・流体用通路を介して中空ピストンの上端部に接続されている吸引カップと、
・吸引カップに配置され、吸引カップの大きな開口部の縁部のその縁面で密封して保持され、中央通路孔を有するインサートであって、吸引カップとインサートとの間に、中空ピストンに向かう少なくとも1つのさらなる流体用通路を備えた保持空間が存在する、インサートと、
・中空ピストンの下端部にある軟弾性材料でできた少なくとも1つの円周状シール要素と、
・閉止された下端部を備え、内部で中空ピストンが軸方向に移動可能であるシリンダと、
を有し、
シール要素がシリンダの内壁と中空ピストンとの間に気密に配置されており、少なくとも吸引カップがシリンダの外側に配置されている。
本発明の搾乳器では、逆流した母乳が、吸引カップとインサートとの間にあるさらなる流体用通路を通って保持空間に入り、そこで集められる。逆流した母乳と母親の胸部との接触、不便さや母乳の考え得る汚染、ならびに吸引カップからの母乳の漏出が回避される。搾乳器が後で正しく設定されると、母乳は逆流してシリンダに入り、そこで集められる。
有利にも、搾乳器は、すでに知られている搾乳器の1つまたはいくつかの特徴を有することができる。
インサートを、さまざまに成形することができる。好ましい実施態様によると、インサートは略漏斗形あるいは略円すい形である。漏斗形のインサートと漏斗形あるいは円すい形の吸引カップでは、インサートが吸引カップよりも大きなテーパ角度(Konuswinkel)を有することによって、保持空間を実現することができる。さらなる一実施形態によると、インサートは略トランペット形である。トランペット形を実現することによって、特に大きな保持空間を漏斗形の吸引カップに備えることができる。
原則として、インサートは、硬質材料または硬弾性材料から構成されていてもよい。好ましい実施態様によると、インサートが軟弾性材料から構成されているので、インサートはそれ自体が胸部に良好に適合し、弾性変形によってシリンダの位置の変更を補正する。
さらなる流体用通路を、種々の方法で実現することができる。たとえば、流体用通路は、部分的にインサートを包囲する少なくとも1つの通路開口部のようなものであってもよい。好ましい実施態様によると、流体用通路は、吸引カップとインサートとの間にある環状隙間である。
さらに、本目的は、請求項11の特徴を有する搾乳器によって解決される。
請求項11によると、母乳を汲み出す手動式搾乳器が、
・円筒状中空ピストンと、
・流体用通路を介して中空ピストンの上端部に接続されている吸引カップと、
・吸引カップの壁に配置され、吸引カップの圧力負荷で開放し、そうでなければ閉止する、逆止め弁と、
・中空ピストンの下端部にある軟弾性材料でできた少なくとも1つの円周状シール要素と、
・閉止された下端部を備え、内部で中空ピストンが軸方向に移動可能であるシリンダと、
を有し、
シール要素が、シリンダの内壁と中空ピストンとの間に密封配置されており、少なくとも吸引カップがシリンダの外側に配置されている。
複数の吸引行程を行う場合、本発明の搾乳器を胸部から離して設定する必要はない。
中空ピストンとシリンダとが互いに押される時に発生する圧力負荷は、逆止め弁によって低減する。異なる吸込行程ごとに搾乳器を外して再びセットすることは、使用を不快にさせるが、結果としてそれを回避することができる。さらなる吸込行程前に、吸引カップを密閉して固定する位置を見つける必要はない。
有利にも、搾乳器は、上述の搾乳器の1つまたはいくつかの特徴を有することができる。
たとえば、逆止め弁を、弁ゲートとしてばねにより張力を付与されるボールを備えたボール逆止め弁のように、種々の方法で実現することができる。一実施形態によれば、逆止め弁はフラップ弁である。これによって、逆止め弁をとりわけ簡単に実行することができる。さらなる一実施形態によると、逆止め弁は、弾性ブリッジを介して内側周縁に接合されるフラップを備えた環状の囲いを有し、この囲いは有孔底部を包囲する吸引カップの円筒形の座面に配置され、ここでは、フラップは曲げられていない状態で有孔底部に密接して位置する。このような実施形態は、その構造がとりわけ簡潔であり、使い勝手がよい。特に、摩耗または損傷の場合に、逆止め弁を容易に交換できる。さらなる一実施形態によると、逆止め弁が軟弾性材料から一体的に作られる。
さらに、本目的は、請求項16の特徴を備えた搾乳器によって解決される。
請求項16によると、母乳を汲み出す手動式搾乳器が、
・円筒状中空ピストンと、
・流体用通路を介して中空ピストンの上端部に接続されている吸引カップと、
・中空ピストンの下端部にある軟弾性材料でできた少なくとも1つの円周状シール要素と、
・閉止された下端部を備え、内部で中空ピストンが軸方向に移動可能であるシリンダと、
を有し、
シール要素が、シリンダの内壁と中空ピストンとの間に気密に配置されており、シリンダおよび中空ピストンの軸方向の伸張部が、中空ピストンがシリンダに最大限に押し込まれる時に、吸引カップが少なくとも親指1つ分の幅だけシリンダの上端部を超えて突出するように選択される。
本発明による搾乳器では、中空ピストンとシリンダとが互いに最大限に押される時に、吸引カップがシリンダを超えて少なくとも親指の幅だけ突出していることによって、中空ピストンの握持が容易になる。汲み出し動作を開始する時に、使用者は、親指と人さし指の間または他の個々の指間に中空ピストンをしっかりと保持することができ、シリンダを適宜下げることができる。親指幅は、約2センチメートルの間隔に相当する。
有利にも、搾乳器は、上述の搾乳器の1つまたはいくつか特徴を有することができる。
一実施形態によると、中空ピストンが最大限にシリンダに押し込まれる時、シリンダの上端部からの吸引カップの間隔は、少なくとも2センチメートルである。これによって、シリンダを握持することがさらに容易になる。
本特許出願では、「吸引カップ」は、一端に向かってテーパが付けられており、他端に1つの開口部を有する中空構造であると解釈されている。テーパ部は、種々の形状を有していてもよく、それぞれ漏斗形や円すい形、カップ状やベル状、あるいはアーチ状や段のあるものであってもよく、これらの形状のうち異なるものを組み合わせてもよい。好ましくは、吸引カップが乳首または乳輪に触れずに女性の胸部を収容することができるように、吸引カップを成形して寸法を決める。
原則として、吸引カップは、円すい形状を有していてもよい。一実施形態によると、胸部の形状に適合するか、あるいは、吸引カップとインサートとの間の保持空間を有する本発明の変形例における保持空間を収容するためにそれぞれ、吸引カップが円すいに対して隆起した形状を有する。
吸引カップは、たとえばチューブやパイプなど接合部を介して中空ピストンに接続される、独立した部分であってもよい。一実施形態によると、吸引カップが中空ピストンと一体的に接続されている。
母乳をシリンダに収集した後は、さまざまな方法を用いることができる。たとえば、母乳が哺乳瓶に充填されてもよい。シリンダが飲用瓶の容器として使用されてもよい。この目的のために、一実施形態に従って、シリンダは上縁部の外側にねじ山を有する。外側のねじ山によって、蓋や飲用おしゃぶりをそれぞれ螺合することができる。
さらなる一実施形態によると、シリンダは下端部に台座を有し、この台座によって、充填されたシリンダの保持が容易になる。台座は、吸引行程中にシリンダを握持するために使用されてもよい。好ましい実施態様によると、台座は楕円形であり、これによって、ハンドルとしての台座の使用が有利となる。
原則として、シリンダおよび中空ピストンは、透明材からできていてもよい。一実施形態によると、シリンダおよび/または中空ピストンは、少なくとも部分的に透明である。透明なシリンダおよび/または中空ピストンによって、汲み出す過程や充填量の観察が容易になる。さらなる実施形態によると、容積表示された目盛がシリンダの透明領域にあり、これによって充填量の測定が容易になる。
中空ピストンおよび/または吸引カップの様々な材料が考え得る。好ましくは、これらの材料は、硬質または硬弾性である。一実施形態によると、中空ピストンおよび/またはシリンダ、および/または吸引カップが、ポリプロピレン(PP)、および/またはポリカーボネート(PC)、および/またはポリエチレン(PE)、および/またはアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、および/またはポリアミド(PA)、および/またはポリエーテルスルフォン(PES)、および/またはガラスから作られる。特に、少なくとも1つの熱可塑性材料が使用されてもよい。前述の材料は、製造上の利点を提供し、洗浄するのが簡単であり、衛生面において有利である。
原則として、吸引カップは、母親の胸部に直接設定されてもよい。弾性の補正要素として、また保持空間を限定するものとしてすでに述べられているインサートは、さらなる実施形態によるさらなる搾乳器で使用されており、すでに述べられた利点を備えている。一実形態によると、インサートは漏斗形かトランペット形であり、母親の胸部に密着するのに好都合であり、インサートと吸引カップとの間の保持空間の形成を支持する。
一実施形態によると、インサートは軟弾性である。さらなる実施形態によると、インサートは外側に複数のいぼ状の突起(Noppen)を有し、この突起によって、自然な流出運動および汲み出し中の出入り運動によるマッサージ効果が生じる。
一実施形態によると、インサートは、天然ゴム製または合成ゴム(特にシリコーンゴム)製である。ゴム製のインサートは、特に軟弾性であり、洗浄するのが簡単で衛生的である。
その構造がとりわけ簡潔な一実施形態によると、シール要素はOリングである。複数のOリングを使用してもよい。さらに、Oリングを、単一リップシールまたは二重リップシールと組み合わせてもよい。
さらなる実施形態によると、シール要素および/または逆止め弁が、天然ゴム製または合成ゴム(特にシリコーンゴム)製である。ゴム製のシール要素は、とりわけ弾性があり、洗浄するのが簡単で、衛生的な材料である。
本発明を、その実施形態例の添付図面によって、以下により詳細に説明する。
トランペット形のインサート、逆止め弁、および二重リップシール部材を備えた手動式搾乳器の断面図である。 同じ搾乳器の縦断面斜視図である。 同じ搾乳器の逆止め弁の正面図である。 同じ搾乳器の側面図である。 同じ搾乳器の吸引カップを備えた中空ピストンの側面図である。 透明シリンダを備えた搾乳器の側面図である。 同じ搾乳器の縦断面図である。 透明シリンダおよび短いインサートを備えた搾乳器の縦断面図である。 透明シリンダおよびシール用Oリングを備えた搾乳器の斜視側面図である。 同じ斜視図における同じ搾乳器の縦断面図である。
以下のさまざまな実施形態例の説明において、同じであるか本質的に一致した構成部品には、同一の参照番号が付けられている。
図1から図4による搾乳器は、円筒状中空ピストン1を有し、この中空ピストン1はその上端部で吸引カップ2と一体的に接続されている。吸引カップ2は中空の回転体であり、その中心軸は、中空ピストン1の中心軸に対して鋭角に傾斜している。中空ピストン1への接続断面に、吸引カップ2は、中空ピストン1に向かう流体用通路3を有する。
吸引カップ2は、略漏斗形である。その断面は、流体用通路3から外端部にある大きな円形開口部4まで離れながら、段階的に拡張する。開口部4は、縁部ビード5によって囲まれている。吸引カップ2の形状は、円錐体に対していくぶん外方へ膨らんでいる。
中空ピストン1は、円周溝6の形状をした窪みを下端部に有する。中空ピストン1は、下端部に隣接して、溝6を収容する増大した壁厚を備えた部分7を有する。
中空ピストン1および吸引カップ2は、好ましくは、ポリプロピレン、ポリカーボネート、またはガラスから、一体的に作られる。
略漏斗形のインサート8が、吸引カップ2に設定される。インサート8の形状は、より正確にはトランペット形であると言えよう。インサート8には中央通路孔9があり、短い円筒形部分10がこれに接合している。段階的に外方に拡張する領域11が、円筒形部分10から離れる。領域11には裏側に折り曲げた縁部12があり、縁部12は縁部ビード5をおおってパチンと嵌められ、したがって、縁部ビード5に密封固定される。
インサート8は、複数個の突出したいぼ状の突起13を外側に有する。
インサート8は、好ましくはシリコーンゴムで一体的に作られる。
溝6には、二重リップシール部材14が配置されている。二重リップシール部材14は、溝6の底部に位置する環状本体15上に、環状本体15に対して異なる方向に鋭角に傾斜する2つの円周リップ16,17を有する。二重リップシール部材14は、好ましくはシリコーンゴムから一体的に作られる。
中空ピストン1は、シリンダ18に押し込まれ、シリンダ18は中空ピストン1の円筒形の外表面に対して内側がわずかに大きい。この大きさは、中空ピストン1がシリンダ18内で容易に移動可能であるが、中空ピストン1が中で詰まらないようにシリンダ18に案内されるように、選択される。
二重リップシール部材14の2つのリップ16,17が、シリンダ18の内壁に密接して気密に配置されている。
シリンダ18は下側で底部19によって閉止されている。底部19は、シリンダ18に対して外方へ突出している台座20の一部分である。
さらに、シリンダ18はその上縁部に外側のねじ山21を有する。
シリンダ18は、好ましくは、ポリプロピレン、ポリカーボネート、またはガラスから、一体的に作られる。
吸引カップ2は、逆止め弁22を支持する。逆止め弁22は、吸引カップ2の外表面に配置されているスリーブ形のネック部24の円筒形座面23に位置決めされている(図2参照)。ネック部24は、有孔の孔底25を有する。
逆止め弁22は、座面23に密接して位置する環状の囲い26を有する。フラップ28が、可撓性のブリッジ27を介して、囲いの内縁部に接合されて、有孔底部25に密接に位置する。圧力負荷がかかると、フラップ28が持ち上げられて有孔底部25から離される。
別の実施形態によれば、バルブは膜に弁ゲートを有する。膜は外縁部で吸引カップ上に支持され、吸引カップの通路孔のシール弁座は弁ゲートに関連付けられている。
吸引カップ内が負圧または常圧である場合、弁ゲートはシール弁座に密接して位置し、通路は閉止される。圧力負荷がかかると、膜および弁ゲートが曲がり、通路孔自体が開口する。
中空ピストン1およびシリンダ18の長さは、中空ピストン1の下端部が底部19に密接に位置して、中空ピストン1がシリンダ18に完全に押し込まれる時に、吸引カップ2が少なくともほぼ親指1つ分の幅だけシリンダ18の上端部を超えて突出するように寸法を決められる(図1から図3参照)。
使用時に、可撓性のインサート8は女性の胸部に設定される。使用者は、親指と人さし指の間で、吸引カップ2とシリンダ18の上端部との間の中空ピストン1をしっかりと保持し、シリンダ18を他方の手で下方へ引く。このようにして、母乳がシリンダ18に流入する。二重リップシール部材14は、吸引時に大きな負圧を確保し、中空ピストン1とシリンダ18との間の隙間に母乳が侵入するのを防ぐ。シリンダ18を逆に押し込む場合の圧力負荷は、逆止め弁22を介して逃がすことができる。搾乳器が上半身を後方に傾斜したりや横になった状態で使用される場合、逆流する母乳は、環状隙間29を通ってインサート8と吸引カップ2との間の保持空間30にせいぜい達するかも知れないが、母親の胸部との接触や洩出は回避される。
使用後、中空ピストン1を引き抜くことができ、図示されていない蓋や図示されていない飲用おしゃぶりを外側のねじ山21に螺合することができる。
図5および図6による実施形態例は、上述のものと透明シリンダ18によって異なり、このシリンダ18によって、吸引された母乳量を観察することができる。好ましくは、シリンダ18は、図示されていない垂直方向の目盛を備えている。場合によっては、目盛には容積表示が備えられている。
図7の実施形態は、上述のものとインサート8の形状によって異なる。このインサート8には円筒形部分10がないので、小さな開口部9が拡張部分11に直接接合する。「煙突」のない本実施形態は、特定の用途において有利となり得る。加えて、逆止め弁22がない。
図8および図9の実施形態は、シール用Oリング14’が、中空ピストン1の下端部の適切に成形された環状溝6’に配置されている点において、図5および図6による実施形態と異なる。さらにまた、吸引カップ2にはインサート8がなく、シリンダ18には外側のねじ山21がない。しかし、この極めて簡潔な変形例では、吸引カップ2が少なくとも親指1つ分の幅だけシリンダ18を超えて突出している。

Claims (31)

  1. 母乳を汲み出す搾乳器であって、
    ・円筒状中空ピストン(1)であって、前記中空ピストン(1)の円筒形の外表面に対する下端部に、その外側で周回する少なくとも1つの窪み(6)を備えた円筒状中空ピストン(1)と、
    ・流体用通路(3)を介して前記中空ピストン(1)の上端部に接続されている吸引カップ(2)と、
    ・前記中空ピストン(1)と前記吸引カップ(2)の支持面との間にある、軟弾性の補正要素(8)と、
    ・軟弾性材料でできており、前記窪み(6)に挿入される、少なくとも1つの円周シール要素(14)と、
    ・閉止された下端部を備え、内部で前記中空ピストン(1)が軸方向に移動可能であるシリンダ(18)と、
    を備え、
    前記中空ピストン(1)の外表面が前記シリンダ(18)の内壁に案内され、前記シール要素(14)が前記シリンダ(18)の内壁と前記中空ピストン(1)との間に気密に配置され、少なくとも前記吸引カップ(2)が前記シリンダ(18)の外側に配置されている搾乳器。
  2. 前記弾性補正要素が、軟弾性材料でできていて前記吸引カップ(2)に配置されているインサート(8)であり、前記インサート(8)は前記吸引カップ(2)の大きな開口部(4)の縁部のその縁面で気密に保持され、吸引負圧がそれを通って付与されて母乳が流れ落ちる中央通路孔(9)を有する、請求項1に記載の搾乳器。
  3. 母乳を汲み出す手動式搾乳器であって、
    ・円筒状中空ピストン(1)と、
    ・流体用通路(3)を介して前記中空ピストン(1)の上端部に接続されている吸引カップ(2)と、
    ・前記中空ピストン(1)の下端部に配置されている軟弾性材料でできた円周状二重リップシール(14)であって、異方向に向いているとともにそれぞれ前記中空ピストン(1)の軸に対して同時に鋭角に向いている2つの二重リップ(16,17)を有する円周状二重リップシール(14)と、
    ・閉止された下端部を備え、内部で前記中空ピストン(1)が軸方向に移動可能であるシリンダ(18)と、
    を備え、
    前記二重リップシール(14)が、前記シリンダ(18)の内壁と前記中空ピストン(1)との間に気密に配置されており、少なくとも前記吸引カップ(2)が前記シリンダの外側に配置されている手動式搾乳器。
  4. 請求項3、および、請求項1または2に記載の搾乳器。
  5. 前記二重リップシール(14)が、前記中空ピストン(1)のシール弁座に配置されている二重リップシール部材である、請求項3または4に記載の搾乳器。
  6. 母乳を汲み出す手動式搾乳器であって、
    ・円筒状中空ピストン(1)と、
    ・流体用通路(3)を介して前記中空ピストン(1)の上端部に接続されている吸引カップ(2)と、
    ・前記吸引カップ(2)に配置され、前記吸引カップ(2)の前記大きな開口部(4)の縁部のその縁面で保持され、中央通路孔(9)を有するインサート(8)であって、前記吸引カップ(2)とインサート(8)との間に、前記中空ピストン(1)に向かう少なくとも1つのさらなる流体用通路(29)を備えた保持空間(30)が存在する、インサート(8)と、
    ・前記中空ピストン(1)の下端部にある軟弾性材料でできた少なくとも1つの円周状シール要素(14)と、
    ・閉止された下端部を備え、内部で前記中空ピストン(1)が軸方向に移動可能であるシリンダ(18)と、
    を備え、
    前記シール要素(14)が前記シリンダ(18)の内壁と前記中空ピストン(1)との間に気密に配置されており、少なくとも前記吸引カップ(2)が前記シリンダ(18)の外側に配置されている手動式搾乳器。
  7. 請求項6、および、請求項1から5のいずれか一項に記載の搾乳器。
  8. 前記さらなる流体用通路(29)が、前記吸引カップ(2)と前記インサート(8)との間にある環状隙間である、請求項6または7に記載の搾乳器。
  9. 母乳を汲み出す手動式搾乳器であって、
    ・円筒状中空ピストン(1)と、
    ・流体用通路(3)を介して前記中空ピストン(1)の上端部に接続されている吸引カップ(2)と、
    ・前記吸引カップ(2)の壁に配置され、前記吸引カップ(2)の圧力負荷で開口し、そうでなければ閉止する、逆止め弁(22)と、
    ・前記中空ピストン(1)の下端部にある軟弾性材料でできた少なくとも1つの円周状シール要素(14)と、
    ・閉止された下端部を備え、内部で前記中空ピストン(1)が軸方向に移動可能であるシリンダ(18)と、
    を備え、
    前記シール要素(14)が前記シリンダ(18)の内壁と前記中空ピストン(1)との間に気密に配置されており、少なくとも前記吸引カップ(2)が前記シリンダ(18)の外側に配置されている手動式搾乳器。
  10. 請求項9、および、請求項1から8のいずれか一項に記載の搾乳器。
  11. 前記逆止め弁(22)がフラップ弁である、請求項9または10に記載の搾乳器。
  12. 前記逆止め弁が、弾性ブリッジ(27)を介して内側周縁に接合されているフラップ(28)を備えた環状の囲い(26)を有し、前記囲いは有孔底部(25)を包囲する前記吸引カップ(2)の円筒形の座面(23)に配置されており、前記フラップ(28)が曲げられていない状態で前記有孔底部(25)に密接して位置する、請求項11に記載の搾乳器。
  13. 前記逆止め弁(22)が軟弾性材料から一体的に作られる、請求項12に記載の搾乳器。
  14. 母乳を汲み出す手動式搾乳器であって、
    ・円筒状中空ピストン(1)と、
    ・流体用通路(3)を介して前記中空ピストン(1)の上端部に接続されている吸引カップ(2)と、
    ・前記中空ピストン(1)の下端部にある軟弾性材料でできた少なくとも1つの円周状シール要素(14)と、
    ・閉止された下端部を備え、内部で前記中空ピストン(1)が軸方向に移動可能であるシリンダ(18)と、
    を備え、
    前記シール要素(14)が、前記シリンダ(18)の内壁と前記中空ピストン(1)との間に気密に配置されており、前記シリンダ(18)および前記中空ピストン(1)の軸方向の伸張部が、前記中空ピストン(1)が前記シリンダ(18)に最大限に押し込まれる時に、前記吸引カップ(2)が少なくとも親指1つ分の幅だけ前記シリンダ(18)の上端部を超えて突出するように選択される、手動式搾乳器。
  15. 請求項14、および、請求項1から13のいずれか一項に記載の搾乳器。
  16. 前記中空ピストン(1)が前記シリンダ(18)に最大限に押し込まれる時、前記シリンダ(18)の上端部からの前記吸引カップ(2)の間隔が、少なくとも2cmである、請求項14または15に記載の搾乳器。
  17. 前記吸引カップ(2)が、円錐体に対して膨らむ形状を有する、請求項1から16のいずれか一項に記載の搾乳器。
  18. 前記吸引カップ(2)が前記中空ピストン(1)と一体的に接続されている、請求項1から17のいずれか一項に記載の搾乳器。
  19. 前記シリンダ(18)が上縁部に外側のねじ山(21)を有する、請求項1から18のいずれか一項に記載の搾乳器。
  20. 前記シリンダ(18)が下端部に台座(20)を有する、請求項1から19のいずれか一項に記載の搾乳器。
  21. 前記台座(20)が楕円形である、請求項20に記載の搾乳器。
  22. 前記シリンダ(18)および/または前記中空ピストン(1)が、少なくとも部分的に透明である、請求項1から21のいずれか一項に記載の搾乳器。
  23. 前記シリンダ(18)が目盛を有する、請求項1から22のいずれか一項に記載の搾乳器。
  24. 前記中空ピストン(1)および/または前記シリンダ(18)、および/または前記吸引カップ(2)が、ポリプロピレン、および/またはポリカーボネート、および/またはポリエチレン、および/またはアクリロニトリルブタジエンスチレン、および/またはポリアミド、および/またはポリエーテルスルフォン、および/またはガラスから作られる、請求項1から23のいずれか一項に記載の搾乳器。
  25. 前記インサート(8)は、前記吸引カップ(2)に配置され、前記吸引カップ(2)の大きな開口部の縁部のその縁面で気密に保持され、中央通路(9)を有する、請求項1から24のいずれか一項に記載の搾乳器。
  26. 前記インサート(8)が漏斗形かトランペット形である、請求項1から25のいずれか一項に記載の搾乳器。
  27. 前記インサート(8)が軟弾性である、請求項1から26のいずれか一項に記載の搾乳器。
  28. 前記インサート(8)が、複数個のいぼ状の突起(13)をその外側に有する、請求項1から27のいずれか一項に記載の搾乳器。
  29. 前記インサート(8)が、天然ゴム製または合成ゴム製である、請求項1から28のいずれか一項に記載の搾乳器。
  30. 前記シール要素(14)がOリングである、請求項1から29のいずれか一項に記載の搾乳器。
  31. 前記シール要素(14)および/または前記逆止め弁(22)が、天然ゴム製または合成ゴム製である、請求項1から30のいずれか一項に記載の搾乳器。
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