JP2010508463A - エンジンブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

エンジンバルブの油圧バルブ作動のための装置と方法が開示される。本発明の例示的な実施例は、第1と第2のロッカーアームの間の動作を、選択的に補助エンジンバルブ作動動作を提供するために、エンジンバルブに伝達する空転ピストン組立体を含んでおり、これにより、エンジンブレーキや排気ガス再循環のようなエンジン作動がもたらされる。空転ピストン組立体は、空転装置が補助バルブ作動のためにオンされたりオフとされたりする間にエンジンバルブトレイン要素に別の方法で伝達される一時的な負荷を減じたりなくしたりすることができる。

Description

本発明は、内燃機関のエンジンバルブを作動する方法及び装置に関する。
(関連技術の相互参照)
本出願は、「バルブトレイン用エンジンブレーキ内蔵一時除去及びその方法」という名称の、2006年10月27日付で出願された米国予備出願一連番号60/854,716に関連し、その優先権を主張する。
内燃機関のバルブ操作は、エンジンが正の動力を生み出すために必要である。正の動力作動の間に、1つ以上の吸気弁が、燃焼のために燃料及び/又は空気を収容するために開放される。1つ以上の排気弁が、燃焼ガスがシリンダから逃げるために開放される。吸気、排気及び/又は補助弁は、改良された排気のためにガスを再循環するために正の動力の間に何度も開放される。
バルブ作動は、例えば、エンジンブレーキのような補助エンジンバルブ作動を生み出すために要求される。圧縮空気漏れ型のエンジンブレーキの間に、排気弁は、少なくとも一時的に、動力発生内燃機関を動力吸収空気圧縮機に変換するために選択的に開放される。ピストンがその圧縮行程で上に動くので、シリンダに閉じ込められるガスは圧縮される。圧縮されたガスは、ピストンの上への動きに対抗する。ピストンが上死点に接近すると、少なくとも1つの排気弁が、シリンダの圧縮ガスを排気マニホールドに開放するために開けられ、これにより、圧縮ガスに蓄えられたエネルギが続く膨張下降行程でエンジンに戻されることが防止される。こうすることによって、エンジンは減速動力を作り、車両が減速するのを助ける。従来技術による圧縮開放エンジンブレーキの一例が、カミンズ(Cummins)の米国特許第3,220,392号(1965年11月)の開示によって提供されており、これは参照としてここに取り込まれる。
主排気弁事象に加えて及び/又はそれに代えて、ピストンの排気行程の間に起きる抽気エンジンブレーキの間に、排気弁は、残りの3つのエンジンサイクルの間(完全サイクル抽気ブレーキ)あるいは、残りの3つのエンジンサイクルの一部の間(部分サイクル抽気ブレーキ)僅かに開放して保持されている。シリンダへの及びシリンダからのガスの流出は、エンジンを減速するように作用する。通常は、抽気ブレーキ作動におけるブレーキバルブの最初の開放は、圧縮上死点(すなわち、早期バルブ作動)に先立って起こり、リフトは所定期間一定に保持される。そういう次第で、抽気型エンジンブレーキは、早期バルブ作動によりバルブを作動するために小さな力を必要とし、圧縮開放型ブレーキの急速吹き出しの代わりに連続抽気による少ないノイズを生み出すのである。
もう一つの補助エンジンバルブ作動は、排気ガス再循環(EGR)であり、その間、排気ガスの一部は、正の動力作動の間、エンジンシリンダに戻る。EGRは、正の動力作動の間にエンジンによって生み出されるNOの量を減じるために使われる。EGR装置は、エンジンブレーキサイクルの間に排気マニホールドとエンジンシリンダにおける圧力と温度を制御するために使われる。一般に、内部EGRと外部EGRの2種類のEGR装置がある。外部EGR装置は、排気マニホールドから吸気マニホールドへの直接通路によってエンジンシリンダに排気ガスを再循環し、吸気弁によってシリンダに戻すようになっている。内部EGR装置は、排気マニホールドから排気弁を通ってエンジンシリンダに排気ガスを再循環して戻し、エンジンシリンダから吸気弁を通って吸気マニホールドへ戻すかもしれない。本発明の実施例は、主として内部EGR装置に関している。
また別の補助エンジンバルブ作動は、ブレーキガス再循環(BGR)であり、その間、排気ガスの一部は、エンジンブレーキ作用中にエンジンシリンダに戻るようになっている。吸気行程中のエンジンシリンダへの排気ガスの再循環戻りは、例えば、圧縮開放ブレーキに利用可能なシリンダにおけるガスの質量を増やすことができる。その結果、BGRは、ブレーキ現象から得られるブレーキ効果を増やすことができる。
多くの内燃機関においては、吸気弁と排気弁は、固定輪郭のカムによって開放され閉鎖され、より詳細には、各カムの一体部分である1つ以上の固定ローブによって開放され閉鎖される。吸気弁と排気弁のタイミング及び/又はリフトが可変であれば、性能改善、燃料経済改善、排気ガス低下及び/又は運転性とブレーキ性の向上のような利点が、得られる。しかし、固定輪郭カムの使用が、異なるエンジン速度のような様々なエンジン作動条件のためにタイミング及び/又はエンジンバルブリフトの量を改善するために、それらを調整することを困難にしている。
固定カム輪郭を与えるバルブタイミングとリフトを調整する方法の一つは、バルブとカムの間のバルブトレインリンケージにおける「空転」装置を提供することであった。空転は、バルブトレインにおける可変長機械的、流体的等のリンケージ装置を備えたカム輪郭によって禁止されたバルブ動作を修正するための技術的な解決策に適用される用語である。空転装置においては、カムローブは、完全なエンジン作動条件にわたって必要とされる「最大」リフト動作を提供する。可変長装置は、カムによって与えられる持続時間を過ぎて最大リフトの持続時間を選択的に延長するため及び/又はカムによって与えられるリフトの一部又は全てを減じたりなくしたりするために、開放すべき弁と最大動作を与えるカムの間で、バルブトレインリンケージに含まれるようになっている。
この可変長装置は(あるいは、空転装置)は、完全に伸ばされた時に、カム動作の全てを弁に伝達し、カムによって普通与えられるバルブ現象を越えたバルブ現象の持続時間を延長する。そして、完全に縮められた時に、カム動作を何も伝達しないか最小限の量をバルブに伝達する。空転装置及びその方法の例が、ヒュー(Hu)の米国特許第5,537,976号及び米国特許第5,680,841号に提供されており、これら特許は、本出願の譲受人に与えられており、参照としてここに取り込まれる。
空転バルブ作動装置の第2の例が、2005年5月6日に出願され、2006年1月12日に米国特許公報第2006/0005796号として発行された、米国特許出願一連番号11/123,063(以下、063出願という)に開示されており、これは、参照として本願に取り込まれる。063出願は、ロッカーアームシャフト上に相互に隣接して配置された、主ロッカーアームと補助ロッカーとを用いたバルブ作動装置を開示している。主ロッカーアームは、カムローブのような第1バルブトレイン要素からの入力に応答して、主排気現象のような主バルブ作動動作のためのエンジンバルブを作動することができる。補助ロッカーアームは、第2カムローブのような第2バルブトレイン要素から、エンジンブレーキや、排気ガス再循環及び/又はブレーキガス再循環現象のための1つ以上の補助バルブ作動動作を受け取ることができる。調整可能な油圧アクチュエータピストンが、補助ロッカーアームと主ロッカーアームの間に配置される。アクチュエータピストンは、補助ロッカーアームから主ロッカーアームへそしてその後のエンジンバルブへの1つ以上の補助バルブ作動動作を選択的に伝達するように主ロッカーアームと補助ロッカーアームの間の延長位置に選択的にロックされるようになっている。油圧アクチュエータピストンは、好ましくは、主ロッカーアームあるいは補助ロッカーアームのいずれかに設けられる。
米国特許第5,537,976号 米国特許第5,680,841号 米国特許第3,220,392号 米国特許公報第2006/0005796号
本発明の様々な実施例が、特に063出願に開示されているような主ロッカーアームと補助ロッカーアーム装置と関連して使われるが、いずれの実施例もそのような装置だけを使うことに限定されてはいない。従って、本出願に開示されている、油圧装置及びその作動方法は、圧縮開放エンジンブレーキ、抽気型エンジンブレーキ、排気ガス再循環、ブレーキガス再循環、及び/又は、063出願に開示されたような装置によって行なわれる何らの補助バルブ現象のための改良されたバルブ作動を提供することができる。より詳細には、本発明の様々な実施例が、補助ロッカーアームが最初に、エンジンブレーキ等のような補助エンジンバルブ現象のために主ロッカーアームを連結し連結解除するときに、エンジンバルブ、ロッカーアーム、ロッカーシャフト、プッシュチューブ及び/又はカムのようなバルブトレイン要素によって経験される過渡荷重を減じたりなくしたりすることができる。
本発明の追加の利点は、一部は、以下の記載にあり、また、一部は、以下の記載及び/又は本発明の実施から当業者には自明である。
出願人は、第1と第2バルブトレイン要素間のエンジンバルブ作動動作を伝達する革新的な装置を開発した、当該装置は、第2バルブトレイン要素に形成されるアクチュエータピストンボアと、該アクチュエータピストンボアに摺動自在に配置されるアクチュエータピストンと、ソレノイド制御弁と、該ソレノイド制御弁に連結される第1油圧流体供給通路と、前記アクチュエータピストンボアと前記ソレノイド制御弁の間を延びる油圧回路と、前記ソレノイドバルブと前記アクチュエータピストンボアの間の前記油圧回路に配置されるソレノイド作動バルブと、前記ソレノイド制御弁が油圧流体を前記第1油圧流体供給通路から前記ソレノイド作動バルブへ提供するために開放する時に、油圧回路の容量を拡張する手段とを備える。
出願人は、また、第1と第2バルブトレイン要素間のエンジンバルブ作動動作を伝達する革新的な装置を開発した、当該装置は、第2バルブトレイン要素に形成されるアクチュエータピストンボアと、該アクチュエータピストンボアに摺動自在に配置されるアクチュエータピストンと、ソレノイド制御弁と、該ソレノイド制御弁に連結される第1油圧流体供給通路と、前記ソレノイド制御弁と流体連結するソレノイド作動バルブボアと、前記ソレノイド作動バルブボアに摺動自在に配置されるソレノイド作動バルブピストンであって、該ソレノイド作動バルブピストンは第1、第2及び第3環状凹部を有する、ソレノイド作動バルブピストンと、前記ソレノイド作動バルブピストンを前記ソレノイド制御弁に向けて偏奇する手段と、前記ソレノイド作動バルブボアに連結される第2油圧流体供給通路と、前記ソレノイド作動バルブボアに連結される第1油圧流体排出通路と、前記ソレノイド作動バルブボアに連結される第2油圧流体排出通路と、前記アクチュエータボアの上部と前記ソレノイド作動バルブボアの間に延びる第1アクチュエータ油圧通路と、前記アクチュエータボアの下部と前記ソレノイド作動バルブボアの間を延びる第2アクチュエータ油圧通路とを備え、前記ソレノイド作動バルブピストンの位置が、前記ソレノイド制御弁によって選択的に制御され、(1)前記第2油圧流体供給通路と前記第1アクチュエータ油圧通路の間、及び前記第2油圧流体排出通路と前記第2アクチュエータ油圧通路の間の流体連絡を提供し、また、(2)前記第2油圧流体供給通路と前記第2アクチュエータ油圧通路の間、及び前記第1油圧流体排出通路と前記第1アクチュエータ油圧通路の間の流体連絡を提供することを特徴とする、装置。
以下の概略的な記載と以下の詳細な記載は共に例示と説明のためのものであって、本発明を限定するものではないことは理解されるべきである。参照として取り込まれ、この明細書の一部をなす添付の図は、本発明の特定の実施例を示し、詳細な説明と共に本発明の原理を説明する役割を果たす。
本発明の理解を助けるために、添付の図面を参照する。該図面において、同様の参照番号は、同様の要素を示している。図面は、例示としてのみ示され、本発明を制限するものと解釈されるべきではない。
本発明の実施例によるバルブ作動装置のブロック図である。 本発明の第1実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オフ」位置の概略図である。 本発明の第1実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オン」位置の概略図である。 本発明の第2実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オフ」位置の概略図である。 本発明の第2実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オン」位置の概略図である。 本発明の第3実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オフ」位置の概略図である。 本発明の第3実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オン」位置の概略図である。 本発明の第4実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オフ」位置の概略図である。 本発明の第4実施例によるバルブ作動装置の補助バルブ作動「オン」位置の概略図である。
ここで例示されるように、本発明は、限定されるわけではないが、エンジンブレーキのような補助エンジンバルブ作動現象のためのエンジンバルブの作動を制御する装置及び方法を含んでいる。添付の図面に示した、本発明の第1実施例を詳細に参照する。
本発明の第1実施例が、バルブ作動装置10として、図1に示される。バルブ作動装置10は、油圧バルブ作動装置300に作動的に連結される動作連絡手段100を含み、これは、順に、1つ以上のエンジンバルブ200に作動的に連結されている。エンジンバルブ200は、排気弁、吸気弁あるいは補助弁からなる。動作連絡手段100は、カム、プッシュチューブ、ロッカーアーム又は入力動作を油圧バルブ作動装置300に提供するその他のバルブトレイン要素の何らの組み合わせを含むことができる。説明の簡単化のために、動作連絡手段は、以下、ロッカーアーム100と称する。本発明と関連して用いられるロッカーアームを含む、動作連絡手段の例が、本出願の譲受人に属し参照としてここに取り込まれる、米国特許公報第2006−0005796号に記載されている。
油圧バルブ作動装置300は、選択的に、ロッカーアーム100によって入力される動作を減らし、ロッカーアーム100から入力される動作をエンジンバルブ200に伝達し、実施例によっては、制御手段400からの信号あるいは入力に応答してロッカーアームからエンジンバルブに入力される動作の持続時間を延長する。エンジンバルブ200に伝達される動作及びそのような動作の減少は、限定されるわけではないが、主吸気、主排気、圧縮解放エンジンブレーキ、抽気ブレーキ、外部及び/又は排気ガス再循環、早期排気弁開放、早期吸気弁閉鎖、集中リフト、給排気弁閉鎖遅延等の様々なエンジンバルブ現象を生み出すために使われることができる。
油圧バルブ作動装置300は、少なくとも部分的にエンジンバルブ200を油圧作動する何らの構成を含んでいる。油圧バルブ作動装置300は、例えば、機械的リンケージ、油圧回路、油圧機械的リンケージ、電気機械的リンケージ及び/又は1つ以上の作動長さを有しエンジンバルブを作動するようにされたその他のリンケージを有している。
制御手段400は、油圧バルブ作動装置300と連絡するための何らの電子的あるいは機械的装置を有している。制御手段400は、空転装置300の適切なモードを決定し選択するために、適切な車両要素に連結されるマイクロプロセッサを含んでいる。車両要素は、限定されるわけではないが、エンジン速度感知手段、クラッチ位置感知手段、燃料位置感知手段、及び/又は車両速度感知手段を含んでいる。規定された条件下で、制御手段400は、信号を生み出し、その信号を油圧バルブ作動装置300に伝達し、そして当該装置は次に、作用の適切なモードに切り替わる。例えば、制御手段400がエンジンブレーキのような補助的なバルブ作動が必要であると、残りの燃料、係合したクラッチ及び/又は所定速度よりも速いエンジン回転数に基づいて判断した時には、制御手段400は、信号を生み出し、油圧バルブ作動装置300に送って、エンジンブレーキモードに切り替える。バルブ作動装置10は、バルブ作動が1つ以上のエンジン速度及びエンジン作動条件で最適化されるように設計されることが予期される。
補助バルブ作動「オフ」位置を示す油圧バルブ作動装置300の部分の例示的な実施例が、図2に示される。対応する補助バルブ作動「オン」位置が、図3に示される。これらを参照して、バルブ作動装置300は、アクチュエータピストン310、ハウジング313(省略断面に示されている)内に形成された油圧回路315、アキュムレータ320、ソレノイド制御弁345、油圧流体供給源325、及びソレノイド作動バルブ330を含んでいる。バルブ作動装置300は、第1と第2の逆止弁335,336を含んでいる。
アクチュエータピストン310は、選択的にロッカーアーム100に接触し、これは次に、ロッカーアーム100へ入力される又はロッカーアーム100から入力される動作をバルブ作動装置300へ又はバルブ作動装置300からエンジンバルブ(図示せず)へ伝達する。ロッカーアーム100は、ロッカーアーム100とアクチュエータピストン310間のがたxを調節するために使われるがた調整装置110を含んでいる。アクチュエータピストン310は、ピストンハウジング312に形成されるボア311に摺動自在に配置され、ハウジング312との流体シールを維持しつつ、ボア311内を前後に摺道できるようになっている。好適実施例では、ハウジング312は、第1ロッカーアーム100に伝達すべきカム(図示せず)からの動作を受けるかあるいは、エンジンバルブに伝達されるべき第1ロッカーアーム100からの動作を受ける第2ロッカーアームに装着されている。アクチュエータピストン310の本質的特徴は、好ましくはロッカーアームである、アクチュエータピストン310を介して互いに接触しカム又は他の動作連絡手段からの動作を1つ以上のエンジンバルブに伝達する、第1と第2のバルブトレイン要素間に配置されることである。従って、アクチュエータピストン310の一端は、カム(図示せず)から入力される動作を1つのロッカーアームから他へと伝達するためにロッカーアーム100に選択的に接触することができる。
油圧回路315は、装置10の目的を達成するようにされた油圧通路のいかなる組み合わせも含むことができる。1つの実施例においては、図2に示すように、油圧回路315は、アクチュエータピストン310を油圧流体供給源325に接続するための一定供給通路316を含んでいる。一定供給通路316は、また、ソレノイド制御弁345に接続されている。油圧回路315は、油圧回路をアキュムレータ320に接続する第1部分337と、ソレノイド作動バルブ330によって二分される第2部分338と、第2逆止弁336を収容しソレノイド作動バルブ330をバイパスする第3部分339とを有している。
ソレノイド作動バルブ330は、図2に示すように、弁開放位置へばね偏奇される2直径ピストンを組み込んでいる。ソレノイド制御弁345に最も近い2直径ピストンの部分は、ソレノイド制御弁からの末端であるピストンの部分の直径よりも十分に大きいので、油圧回路315が低圧であるときには、2直径ピストンのソレノイド制御弁側からの油圧は、2直径ピストンの油圧回路315の圧力よりも大きくなる。更に、2直径ピストンを偏奇するばねが存在するボアは、ボア内の油圧がソレノイド作動バルブ330と対抗して図3に示す位置を前提とし下方に動くことを防止するように、大気(図示せず)へ排出されるようになっている。本発明の代替的な実施例によれば、ソレノイド作動バルブ330は、例えば、スプールバルブ又はスラグバルブであってもよい。
アキュムレータ320は、アキュムレータボア322に摺動自在に配置され、アキュムレータばね323によってアキュムレータボアに偏奇されるアキュムレータピストン321を含んでいる。アキュムレータばね322のばね負荷は、好ましくは、典型的には20から50psiの低圧である一定供給通路316に生み出される最大圧力よりも大きい。
続いて、図1から図3を参照すると、バルブ作動装置300は、以下のように作動する。装置300は、エンジンが始動された後、第1逆止弁335を通って、油やその他の油圧流体がまず充填される。ソレノイド作動バルブ330は、この時、図2に示すように開放されており、油圧回路315の通路に油を充填し、ピストンボア311を満たすようになっている。装置300は、エンジンが正の動力作動モードである一方、この状態に維持されている。油圧流体供給口325からの低圧油圧流体は、アクチュエータピストン310が、第1ロッカーアーム100に接触するまで上方に移動するようにする。
エンジンの正の動力作動の間、アクチュエータピストン310は、固定されておらず、(好ましくは、第2ロッカーアームに配置される)ハウジング312又は第1ロッカーアーム100に入力される何らの動作が、アクチュエータピストン310がピストンボア311へ引っ込み、アクチュエータピストン310下の油圧流体が油圧回路315に戻るようにする。ピストンボア311から押される油圧流体と同等の量がアキュムレータ320によって吸収される。ロッカーアームの1つに動作を伝えるカムが基礎円に戻るように回転するに従って、カム第1ロッカーアーム100とハウジング312が再び離れると、アキュムレータばね322は、アキュムレータピストン321をアキュムレータボアに押し戻し、アキュムレータ320によって吸収された流体と同等の体積がピストンボア311に押し戻されるようになる。このようにして、油圧流体は、エンジンの正の動力作動の間にアキュムレータ320とピストンボア311の間を自由に流れるようになる。
エンジンブレーキ動作を始めるために、制御装置400は、一定供給通路316からの油圧流体がソレノイド作動バルブ330に流入するように、ソレノイド制御弁345を開放する。その結果、ソレノイド作動バルブ330は、図3に示すように、閉じる。一旦、ソレノイド作動バルブ330が閉鎖されると、アクチュエータピストン310は、ハウジング312に対して相対的に固定された位置にロックされる。
アキュムレータ320がないと、アクチュエータピストン310がピストンボア311内を下方に遷移する間にソレノイド作動バルブ330を閉鎖することは、ソレノイド作動バルブを、図2に示す「オフ」位置に戻し、その結果、第1ロッカーアーム100、第2ロッカーアーム、及び/又はその他のバルブトレイン要素への望ましくない一時的な負荷の伝達を引き起こす。アキュムレータ320の油圧回路315への接続は、アクチュエータピストン310の下方への動きによって変位される油圧流体の貯蔵場所を提供することによって、そのような一時的な負荷を減じたりなくしたりすることができる。言い換えれば、エンジンブレーキに使われるエンジンバルブは、ソレノイド作動バルブ330が完全に補助バルブ作動「オン」位置になるまで、開くことはない。このようにして、アキュムレータ320は、システムが「オン」される間にピストンボア311と連絡する油圧回路の体積を効果的に増やし、同じ期間の過剰なバルブトレイン負荷を減じるか無くすことができるのである。
本発明の代替的実施例においては、制御装置400は、所望レベルのバルブ作動を達成するために、所望レベルのエンジンバルブ作動を選択し、アクチュエータピストン310の必要な位置を決定することができる。このようにする時に、制御装置400は、ロッカーアーム100がアクチュエータピストン310をボア311に力を加えるに従って油圧流体がボア311から逃げることができるように、選択的にソレノイド作動バルブ330を開放することができる。ロッカーアーム100が、アクチュエータピストン310を下方に押す位置になければ、ソレノイド作動バルブ330を開放することは、油圧流体をボア311に加えることになる。一旦、ソレノイド作動バルブ330が再び閉じられると、アクチュエータピストン310は、第1ロッカーアーム100とハウジング312間の動作を伝達する位置にロックされる。
本発明の第2実施例が、バルブ作動装置300として図4及び図5に示されている。同様の参照番号は、図1から図5の同様の要素を示すのに使われている。第2実施例では、バルブ作動装置300は、ハウジング312に設けられたボア311に摺動自在に配置されているアクチュエータピストン310を含んでいる。アクチュエータピストン310は、規定のばね荷重L1を有するばね341によってボア311内に偏奇されている。アクチュエータピストン310は、油圧流体圧力が作用する規定の表面積A1の底面を有している。がた空間xが、アクチュエータピストン310の外端と第1ロッカーアーム100の間に設けられ得る。
油圧回路315は、ボア311を、ハウジング313に配置される油圧バルブ作動装置300の残りの部分に接続することができる。油圧回路は、一定油圧流体供給通路316、任意圧力除去通路327、任意圧力除去バルブ326、撹拌(poker)ピストン350、及び逆止弁352に接続されるソレノイド制御弁345を更に含むことができる。撹拌ピストン350は、選択的に逆止弁352を開放するようにされたピン形状の延長部を含んでいる。撹拌ピストン350は、ピン形状の延長部が延長する規定の表面積A2の表面353を有している。ばね負荷L2を有する撹拌(poker)ばね351は、撹拌ピストン350を逆止弁352に向けて偏奇する。好ましくは、アクチュエータピストン310の底面354の面積A1は、撹拌ピストン表面353の面積A2よりも大きい。また、一定油圧流体供給通路316によってもたらされる油圧流体の圧力は、撹拌ばね351のばね荷重L2よりも大きく、これはまた、ピストンばね341のばね荷重L1よりも大きいのが好ましい。図3に示すように、圧力除去バルブ326を閉鎖位置に偏奇するばねの力は、一定油圧流体供給通路316によってもたらされる油圧流体の圧力よりも大きくあるべきである。
引き続き図4及び図5を参照すると、エンジンの正の動力作動中には、制御装置400は、かなりの量の油圧流体が油圧回路315にもたらされることのないように、閉鎖された状態に維持される。その結果、撹拌ばね351は、逆止弁が開放されたままとなるように、撹拌ピストン350を逆止弁352へと偏奇する。次に、アクチュエータピストン310は、アクチュエータピストン310下方にはピストンばね341の偏奇力に対抗するのに十分な油圧流体があるわけではないので、ボア311内の最下位置に維持されている。
エンジンブレーキあるいはその他の補助バルブ作動のためには、バルブ作動装置300は、制御装置400の制御の元にソレノイドバルブ345を開放することによって作動される。このことは、油圧流体が、供給通路316から油圧回路315へ供給されることを可能にする。油圧回路315が満ちると、アクチュエータピストン310は、最も軽い相対ばね荷重でばね341によって下方に偏奇されているので、まず、ボア311内の油圧の増加によって上方に動き、第1ロッカーアーム100に接触する。油圧回路315の圧力がさらに増えると、撹拌ピストン350は、図4に示す「オフ」位置から、図5に示すように、撹拌ピストン350が逆止弁352にボア311と連通する油圧回路315の部分をロックするようにさせる位置へと動き始める。
逆止弁352が閉じることを許される前に、アクチュエータピストン310が、ハウジング312の上方への動き又は第1ロッカーアーム100の下方への動きによって下方へ動くと、バルブ作動装置あるいはバルブトレインのその他の部分に別の方法で伝達される一時的な負荷は、開放ソレノイド制御弁345を通って一定供給通路316へ吸収され、及び/又は任意の圧力除去通路327を通って、及び/又は任意の圧力除去バルブ326の作動を通して吸収される。このようにして、規定のばね荷重値のばね351を備えた撹拌ピストン350と、規定のばね荷重値のばね341を備えたアクチュエータピストン310は、装置が「オン」である間、ピストンボア311と連絡する油圧回路の体積を効果的に増加することができる。
撹拌ピストン350が、逆止弁352と完全に非接触で押された後で、アクチュエータピストン310下方のピストンボア311の油圧流体は、逆止弁352の作用によって、アクチュエータピストン310を固定位置へとロックすることができる。一旦、アクチュエータピストン310がこの位置にロックされると、バルブ作動動作は、アクチュエータピストン310と第1ロッカーアーム100間で伝達される。
本発明の第3実施例が、バルブ作動装置300として、図6及び図7に示されている。この第3実施例では、バルブ作動装置300は、ハウジング312内に設けられたボア311に摺動自在に配置されるアクチュエータピストン310を有している。アクチュエータピストン310は、アクチュエータピストンの底面からアクチュエータピストンの側壁に設けられる環状の凹部361に延びる1つ以上の排出通路360を有している。ピストンばね341が、アクチュエータピストン310をボア311内へ偏奇している。
第1油圧通路318が、ボア311の側壁からソレノイド作動バルブ365へと延びている。第1油圧通路318は、図6に示すように、アクチュエータピストン310がピストンばね341によってボア内へ完全に押し込まれるときに環状の凹部361に位置合わせするように、ボア311の側壁に沿って設けられている。第2油圧通路319は、ボア311の下部からソレノイド作動バルブ365へと延びている。逆止弁329は、第2油圧通路319に設けられている。
ソレノイド作動バルブ365は、スラグ363とスラグばね364を有している。ソレノイド制御弁345は、第3油圧通路によってソレノイド作動バルブ365に接続されている。一定油圧供給通路316は、ソレノイド制御弁345に接続されている。制御装置400は、ソレノイド作動バルブ365へ選択的に油圧流体を提供するためにソレノイド制御弁の開放と閉鎖を制御している。
正の動力作動中において、ソレノイド制御弁345は、かなりの量の油圧流体がソレノイド作動バルブ365にもたらされることのないように閉鎖されたままである。その結果、スラグ363は、スラグばね364によって、図6に示すように、第2油圧通路319をソレノイド制御弁345から隔離する位置へと偏奇されている。第1と第2の油圧通路318と319でのかなりの量の油圧流体圧力の不足は、ピストンばね341が、図6の位置のアクチュエータピストン310をピストン341と第1ロッカーアーム100の間にがた空間xで維持することを可能としている。
エンジンブレーキ又はその他の補助バルブ作動を実施するために、ソレノイド制御弁345は、一定油圧流体供給通路316からの油圧流体がソレノイド作動バルブ365に提供されるように、制御装置400によって開放される。一定供給通路316からの低圧流体は、油圧流体圧力が第1及び第2通路318と319を通ってアクチュエータピストン310に適用されるように、図7に示す位置へとスラグ363を押すことができる。その結果、アクチュエータピストン310は、ボア311の上限に到達するかあるいは、第1ロッカーアーム100に接触するまで、ピストンばね341の偏奇に逆らって上方へ押される。アクチュエータピストン310と環状の凹部361の大きさは、図7に示すように、アクチュエータピストン310がその上限位置にある時に、環状の凹部が第1通路318に僅かに位置合わせされないように選ばれる。アクチュエータピストン310は、油圧流体の第2通路319を通る逆流を防止する逆止弁329によって、上限位置にロックされるようになる。一旦、アクチュエータピストン310がこの位置にロックされると、バルブ作動動作は、アクチュエータピストン310と第1ロッカーアーム100の間に伝達される。
アクチュエータピストンがその上限位置にロックされる前に、第1ロッカーアーム100がアクチュエータピストン310上へ押し下げられると、別の方法でバルブトレインに伝達される一時的な負荷は、油圧流体の逆流を吸収するスラグ363によって減じられるかあるいは無くされる。このようにして、スラグ363は、ピストンボア311に連絡する油圧回路の体積を効果的に増やすのである。
エンジンブレーキやその他の補助的なエンジンバルブ作動がもはや必要なくなると、ソレノイド制御弁345は、閉じられる。任意の小さな油圧流体流出口346は、ソレノイド制御弁345とソレノイド作動バルブ365の間の第3油圧通路に設けられる。任意の流出口346及び/又はその他の装置の漏れは、環状の凹部361が第1の通路318に位置合わせするのにちょうど十分なだけ僅かにアクチュエータピストン310が下方に摺動するならば、第2通路319の油圧が平常の位置に戻る。逆止弁329を通るかアクチュエータピストン310の側壁を通るかしたボア311からの油圧流体の漏れの少量によって、アクチュエータピストン310は、環状の凹部361が第1通路318に位置合わせするのに十分なだけ下方に摺動することができるようになる。一旦、環状の凹部361と第1通路318の間で位置合わせが起こると、アクチュエータピストン310下方の残りの油圧流体は、1つ以上の流出通路360と第1通路318を通って、任意の油圧流出口346へ又は一定油圧流体供給通路316へ流出する。
図6及び図7に示したバルブ作動装置の性能は、アクチュエータピストン310の外径、アクチュエータピストン流出通路360及び第1通路318の位置及び形状によって影響されることは注目すべきである。更に、油圧流体は回路を離れることはないので、一時的な負荷を取り除くために変位される油圧流体の体積は、同一の回路の他のバルブ作動装置の要素が通常の作動におけるよりも早くオンになるのを助ける。
図6及び図7を引き続き参照すると、一時的な負荷の伝達を減じるために装置の能力は、エンジンブレーキ又は補助バルブ作動装置300がオフにされ及び/又はオンにされる間にアキュムレータとして効果的に作用するスラグ363によって助けられる。例えば、装置300がオンの間には、アクチュエータピストン310の不完全な行程は、一時的な負荷の装置への伝達の代わりにスラグ363を変位する油圧流体に帰することになる。装置300がオフで、油圧流体が流出口346を通って逃げ、同一のソレノイド制御弁345に接続されるアクチュエータピストン310が全てそれらのボア311に押し戻される間には、アキュムレータのように油圧流体を吸収するためのスラグ363の能力は、アクチュエータピストン310が図6で示す位置に急速に戻ることを可能にする。
本発明の第4実施例が、図8及び図9に示されており、同様の参照番号は、他の図面で示された同様の要素を示している。本発明の第4実施例においては、バルブ作動装置300は、第1と第2のハウジング312と313を備えている。第1ハウジング312は、アクチュエータピストン310が摺動自在に配置されているピストンボア311を有している。アクチュエータピストン310は、第1ハウジング312と少なくとも部分的な油圧シール314を形成する中央上部延長部を有している。
引き続き図8と図9を参照すると、ピストンの軸に沿って長手方向に間隔を空けられた第1、第2及び第3環状凹部を有するソレノイド作動ピストン390が、第2ハウジング313に設けられたボア391に摺動自在に配置されている。ソレノイド作動ピストン390は、図8に示すばね392によって第1位置に偏奇されている。油圧流体は、一定供給通路316を通って油圧流体供給口325からソレノイド制御弁345と逆止弁335にもたらされる。ソレノイド制御弁345は、制御装置400の制御下で、油圧流体を一定供給通路316からボア391へと選択的に供給する。油圧流体は、逆止弁335とボア391の間を延びるハウジング供給通路393を通ってボア391へ耐えず供給される。それぞれ選択的に間隔をおかれた第1と第2のアクチュエータ通路397と398は、ボア391からアクチュエータピストンボア311へ延びている。選択的に間隔を空けられた第1と第2の流出通路395と396は、直接か又は油圧流体が最終的に油圧流体供給口325へ戻る位置へ流出することによって、ボア391から油圧流体供給口325へと延びている。
エンジンの正の動力作動の間に、ソレノイド制御弁345は、ソレノイド作動ピストン390がばね392によって図8に示す位置に偏奇されるように閉鎖された状態に維持される。その結果、ピストン390に設けられる第2環状凹部は、第1アクチュエータ通路397をハウジング供給通路393と流体連絡するようにし、ピストン390上の第3環状凹部は、第2アクチュエータ通路398を第2流出通路396と流体連絡するようにする。ピストン390の先の位置は、油圧流体がアクチュエータピストン310上部のアクチュエータピストンボア311にもたらされるようにすると共に、アクチュエータピストン310下方のボア311の油圧流体を排出する。がた空間xの形成は、正の動力作動中に第1ロッカーアームとアクチュエータピストン間に動作が伝達されないように、アクチュエータピストン310と第1ロッカーアーム100の間に生じる。
補助的なバルブ作動動作を提供するために、ソレノイド作動バルブ345は、開放され、ピストン390がばね392の偏奇力に逆らって図9に示す位置に動かされる。その結果、ピストン390に設けられた第2環状凹部は、第2アクチュエータ通路398をハウジング供給通路393と油圧連絡し、ピストン390上の第1環状凹部は、第1アクチュエータ通路397を第1流出通路395と油圧連絡する。ピストン390の先の位置は、アクチュエータピストン310下方のアクチュエータピストンボア311に油圧流体がもたらされるようにし、一方、アクチュエータピストン310上方のボア311の油圧流体を流出するようにする。これにより、アクチュエータピストン310は、上方に動き、第1ロッカーアーム100に接触する。装置が「オン」である間にアクチュエータピストン310が下方に動かされるならば、他の方法でバルブトレインに伝達される一時的な負荷は、先の装置によって減じられるか又は無くされる。必ずしも必要ではないが、この実施例の1つの潜在的な利点は、作動中ピストン動作を防止し、アクチュエータピストンの慣性が補助バルブ作動時間を最適化することのできるアクチュエータピストンを偏奇するためにばねよりも油圧流体を用いることによってもたらされる。
本発明の変更と改良が、本発明の範囲又は精神から逸脱することなくなしうることは、当業者には自明のことである。例えば、油圧バルブ作動装置及び共に使われる油圧制御バルブの要素と配置は、例として示しただけである。更に、装置は、第1と第2のハウジング312と313に設けられたものとして記載されたが、装置要素は、単一のハウジングに設けられてもかまわないし、また2つより多いハウジングに設けられてもかまわないものである。バルブ作動装置と制御バルブの改良と変更が、特許請求の範囲から逸脱することなく本発明の代替的実施例において用いられることは理解されるべきである。このようにして、本発明の特許請求の範囲は、本発明のそのような改良と変更を含むものである。

Claims (19)

  1. 第1と第2バルブトレイン要素間のエンジンバルブ作動動作を伝達する装置であって、当該装置は、
    第2バルブトレイン要素に形成されるアクチュエータピストンボアと、
    該アクチュエータピストンボアに摺動自在に配置されるアクチュエータピストンと、
    ソレノイド制御弁と、
    該ソレノイド制御弁に連結される第1油圧流体供給通路と、
    前記アクチュエータピストンボアと前記ソレノイド制御弁の間を延びる油圧回路と、
    前記ソレノイドバルブと前記アクチュエータピストンボアの間の前記油圧回路に配置されるソレノイド作動バルブと、
    前記ソレノイド制御弁が油圧流体を前記第1油圧流体供給通路から前記ソレノイド作動バルブへ提供するために開放する時に、油圧回路の容量を拡張する手段とを備えることを特徴とする装置。
  2. 前記油圧回路の容量を拡張する手段が、油圧流体アキュムレータであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置が更に、前記油圧回路に含まれるバイパス回路であって、該バイパス回路が前記油圧流体アキュムレータと前記アキュムレータピストンボアとの間を延び、前記バイパス回路が前記ソレノイド作動バルブの回りを延びるようになった、バイパス回路と、
    前記バイパス回路に配置される第1逆止弁とを有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記装置が更に、前記油圧回路に直接接続される第2油圧流体供給通路を有することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記装置が更に、前記第2油圧流体供給通路に配置される第2逆止弁を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記油圧流体アキュムレータが、前記第1油圧流体供給通路の油圧よりも大きなばね荷重の少なくとも1つのアキュムレータばねを有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  7. 前記装置が更に、前記ソレノイド作動バルブと前記アクチュエータピストンボアとの間の前記油圧回路に配置される逆止弁を備え、
    前記ソレノイド作動バルブが選択的に前記逆止弁を開放するようにされたピン形状の延長部を有する撹拌ピストンを有し、
    前記油圧回路からの油圧に露出される前記撹拌ピストンの面積が、前記油圧回路からの油圧に露出される前記アクチュエータピストンの面積よりも小さく、
    前記油圧回路の容量を拡張する手段が、
    前記アクチュエータピストンを前記アクチュエータピストンボアに偏奇する手段であって、該アクチュエータピストンを偏奇する手段が第1ばね荷重値を有する、手段と、
    前記撹拌ピストンを前記逆止弁に偏奇する手段であって、該撹拌手段を偏奇する手段が第2ばね荷重値を有し、前記第1ばね荷重値が前記第2ばね荷重値よりも小さく、前記第2ばね荷重値が前記油圧流体供給通路の油圧よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記油圧回路の容量を拡張する手段が、圧力除去通路であることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記油圧回路の容量を拡張する手段が更に、前記油圧流体圧力除去通路に接続される油圧流体圧力除去弁であることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記装置が更に、前記ソレノイド作動バルブと前記アクチュエータピストンボアの中間部の間に延びる前記油圧回路の第1油圧通路と、
    前記ソレノイド作動バルブと前記アクチュエータピストンボアの端部壁部の間に延びる前記油圧回路の第2油圧通路と、
    前記油圧回路に配置される逆止弁と、
    前記アクチュエータピストンを前記アクチュエータピストンボアに偏奇する手段とを備え、
    前記ソレノイド作動バルブが、前記油圧通路を前記ソレノイド制御弁との油圧流体連絡から選択的に隔離するスラグを有し、
    前記油圧回路の容量を拡張する手段が、
    前記アクチュエータピストンが上限位置にあるときに前記油圧回路と位置合わせしないように前記アクチュエータピストンに設けられた環状凹部と、
    前記環状凹部から前記アクチュエータピストンの底面に延びる流出通路とを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 前記油圧回路の容量を拡張する手段が、前記スラグがアキュムレータピストンとして作用するように前記スラグを偏奇する手段からなることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記油圧回路の容量を拡張する手段が、前記油圧回路に設けられる流出口を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記第1バルブトレイン要素が、ロッカーアームであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 前記第2バルブトレイン要素が、ロッカーアームであることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  15. 第1と第2バルブトレイン要素間のエンジンバルブ作動動作を伝達する装置であって、当該装置は、
    第2バルブトレイン要素に形成されるアクチュエータピストンボアと、
    前記アクチュエータピストンボアに摺動自在に配置されるアクチュエータピストンと、
    ソレノイド制御弁と、
    前記ソレノイド制御弁に連結される第1油圧流体供給通路と、
    前記ソレノイド制御弁と流体連結するソレノイド作動バルブボアと、
    前記ソレノイド作動バルブボアに摺動自在に配置されるソレノイド作動バルブピストンであって、該ソレノイド作動バルブピストンは第1、第2及び第3環状凹部を有する、ソレノイド作動バルブピストンと、
    前記ソレノイド作動バルブピストンを前記ソレノイド制御弁に向けて偏奇する手段と、
    前記ソレノイド作動バルブボアに連結される第2油圧流体供給通路と、
    前記ソレノイド作動バルブボアに連結される第1油圧流体排出通路と、
    前記ソレノイド作動バルブボアに連結される第2油圧流体排出通路と、
    前記アクチュエータボアの上部と前記ソレノイド作動バルブボアの間に延びる第1アクチュエータ油圧通路と、
    前記アクチュエータボアの下部と前記ソレノイド作動バルブボアの間を延びる第2アクチュエータ油圧通路とを備え、
    前記ソレノイド作動バルブピストンの位置が、前記ソレノイド制御弁によって選択的に制御され、(1)前記第2油圧流体供給通路と前記第1アクチュエータ油圧通路の間、及び前記第2油圧流体排出通路と前記第2アクチュエータ油圧通路の間の流体連絡を提供し、また、(2)前記第2油圧流体供給通路と前記第2アクチュエータ油圧通路の間、及び前記第1油圧流体排出通路と前記第1アクチュエータ油圧通路の間の流体連絡を提供することを特徴とする、装置。
  16. 前記装置が更に、前記第2油圧流体供給通路の逆止弁を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記第1バルブトレイン要素がロッカーアームであることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 前記第2バルブトレイン要素がロッカーアームであることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記装置が更に、前記アクチュエータピストンから前記第1バルブトレイン要素へ延びる中央上部延長部と、
    少なくとも前記中央上部延長部と前記アクチュエータピストンボアの上部を定義する第2バルブトレイン要素の部分との間の部分的な油圧シールとを有することを特徴とする請求項15に記載の装置。
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