JP2010507125A - 内部円錐回折に基づく光学装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図5
Description
本実施例によれば、検知された光の強度分布が初期配光の微分値と比例する。
本実施例によれば、強度分布を検知するステップが:円検光子の後に幾何学的な軸に沿って第2の2軸結晶を設ける工程と;第2の2軸結晶の後に幾何学的な軸に沿って回転子を設ける工程と;回転子の後に幾何学的な軸に沿って第3の2軸結晶を設ける工程と;検出器を有する第3の2軸結晶の後の平面において光の強度分布を検知する工程と;を具える。
本実施例によれば、検知された光の強度分布が初期配光の微分値に比例する。
本実施例によれば、入力光が点の集合から与えられ、画像化が光検光子の後で体積の光強度を投影する工程を備え、体積が幾何学的な軸に垂直であり、方法が、光トラッピングの概念を使用して粒子をトラップするために光強度を使用する工程をさらに具える。
本実施例によれば、複数の波長を具える入力光が点の集合から与えられ、画像化が光検光子の後で塊状の光強度を投影する工程を備え、塊状物が幾何学的な軸に垂直であり、方法が、光トラッピングの概念を使用して粒子をトラップするために光強度を使用する工程をさらに具える。
本実施例によれば、入力された非偏光で部分的にコヒーレントな光が幾何学的な軸に対しある角度をなす伝播方向を有し、方法が、検知された光強度の分布から角度を計算する工程をさらに具える。
本実施例によれば、未知の対象物が位相物体である。
本実施例によれば、未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを備え、方法が、ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具える。
本実施例によれば、強度の分布を検知するステップが:円検光子の後に幾何学的な軸に沿って第2の2軸結晶を設ける工程と;第2の2軸結晶の後に幾何学的な軸に沿って回転子を設ける工程と;回転子の後に幾何学的な軸に沿って第3の2軸結晶を設ける工程と;検出器を有する第3の2軸結晶の後の平面において光の強度分布を検知する工程と;を具える。
本実施例によれば、方法は、結合された渦波からの光で材料を機械加工する工程をさらに具える。
本実施例によれば、方法は、結合された渦波からの光で光学記憶ディスクに情報を記録する工程をさらに具える。
本実施例によれば、検出器が2つの検出器を備え、各光学チャンネルから生起する光が各検出器に入射する。
本実施例によれば、方法は、未知の対象物の出力され画像化された特徴を記録する工程をさらに具える。
本実施例によれば、未知の対象物が測定マークであり、方法が、検知された強度分布の数学的な計算から測定マークの位置を計算する工程をさらに具える。
本実施例によれば、未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを備え、方法が、ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具える。
本実施例によれば、検出器が2つの検出器を備え、各光学チャンネルから生起する光が各検出器に入射する。
本実施例によれば、方法は、未知の対象物の出力され画像化された特徴を記録する工程をさらに具える。
本実施例によれば、光の検知された分布が初期配光の1つの軸における微分値に比例する。
本実施例によれば、未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを備え、方法が、ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具える。
本実施例によれば、強度の分布を検知するステップが:円検光子の後に幾何学的な軸に沿って第2の2軸結晶を設ける工程と;第2の2軸結晶の後に幾何学的な軸に沿って回転子を設ける工程と;回転子の後に幾何学的な軸に沿って第3の2軸結晶を設ける工程と;検出器を有する第3の2軸結晶の後の平面において光の強度分布を検知する工程と;を具える。
本実施例では、光の検知された分布が初期配光の1つの軸における微分値に比例する。
本実施例では、未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを備え、方法が、ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具える。
上述した及び関連する目的を達成するために、本発明は、図面を用いて記載された形状に具現化されるが、図面は説明のためのみに使用され、図示された特定の構成を変更できること、に注意のこと。
本発明の種々の他の目的、特徴及びそれに伴う効果は、複数の図面を通して同一または類似する部材に近似する符号を付することで、図面と併せて検討したとき、より良く理解されるであろう。
光学解像度は、電磁手段によって、物理的な細部を区別し、検知し、および/または、記録するシステムの能力を記載する。超解像技術と名付けられたいくつかの技術は、画像化システムの光学解像度の典型的な解像度限度を超えるほど発展している。これらの技術は、現存の光学情報をより良く利用し、OSTを提供している。OSTは、最終強度の画像の光学的な解像度を増加させるために付加的な光学サブアセンブリが使用される技術を参照している。OSTの本質は、異なる光学手段を通しての光変換関数の修正に基づいている。3つの主要な関数:測定及び計測、検知及び計算、光学的な対象物の直接的画像化が、画像化システムによって実行される。測定システムは、所定時間内に既知の特徴の正確な位置を検知することを目的とする。特徴は、例えば、天文学における星、生物学における蛍光点、あるいは、オーバーレイ計測におけるAIM構造である。検知(計算)システムは、粒子の存在を検知することを指向している。粒子は、天文学における星、マシン・ビジョンにおける欠陥、または、生物学における蛍光点である。直接画像システムは、一般的な未知の光学対象物の忠実な表示を観察者に伝達することを目的とする。光学的な解像度を定量化するためのいくつかの評価指標は偏在するレイリー評価範囲の他に存在する;これは画像化システムによって実行される任務に依存する。異なる関数は、専用のアルゴリズムを使用して結果としての画像を処理することによって実行される。OST技術は、以下に一例を記載するように、任務のパーフォーマンスの評価指標を向上させることができる。それらの技術は、それよりも前に認識されなかった粒子、欠陥を検知するため、あるいは、観察中の対象物のより良い画像を得るため、計測学におけるより良い正確さを可能とする。
そのような光学装置のための一つのアプリケーションが光学記憶装置である。光学記憶装置における実際の次世代は、赤色ダイオードレーザに代えて青色ダイオードレーザ技術の統合に基づく。一般公衆に対する第1のシステムの有用性により、研究者や業界のトップは、光学記憶装置の次世代のコンセプトの研究を始めている。さらに、現在の世代は、2つの対抗する、非互換性の基準である、HD−DVDおよびブルーレイに展開している。ユーザーが同じ読み取り装置で両方の基準を読めるようにすることは、両基準の各々の内在する複雑性のために、大変複雑で高価な光学システムを必要とする。以下に記載するCVI及びPCIの付加的な解像度は、少ない開口数及びより少ない複雑さで、OPU(光学処理ユニット:Optical Processing Unit)の構築を可能にする。これにより、HD−DVD及びブルーレイの両者を適切なコストで認識することのできる、ハイブリッドOPUを達成できる。
いくつかの機能性は、照明において、特に、レーザ光を高い品質の照明に変換するとき、必要である。光が均一でなければならず、ホットスポットは除かれなければならない。ある場合、環状のパターンなどの特定の形状が生成されなければならない。また、光の偏光及びコヒーレントの状態が制御されなければならない。
多くの偏光計及び偏光解析器が文献に記載されている。それらのうちのいくつかは、いくつかのフレームの時間系列の取得を必要とし、高速に変化する現象にそれらの用途を限定している。他のものは偏光選択素子に基づいているが、楕円偏光のための完全な偏光状態の検索は面倒である。内部円錐回折は、パルス化された光か星の画像を取得することができる完全な偏光計用のシンプルなセットアップを提供することができる。
単色及び無彩色の渦のアプリケーションは、それらに限定されるものではないが、天文学及び光学トラップを含んでいる。
異なるセットアップを使用する、放射状に偏光されたドーナツ形状の光分布の生成は、小スポット生成との関連で、また、リソグラフィー用の照明のために記載されている。
光学ドメインにおける評価能力となる中心対称性の光分布の軸の角度は、いくつかの実践装置への途を開く。今日、使用される主な解法はファブリーペロー(Fabry-Perot)に基づく装置であるが、これらの装置は、強い波長及び温度依存性に悩んでいる。
光を単一の光分布としてコーディングし、フーリエ変換処理などに再構築する能力は、いくつかの光学処理作業を、入力光の分布上で実行可能とする。
ここで、n2は中間の屈折率である。これは結晶の等価等方回折の方法として以下の展開に従って使用されている。また、θ0をz軸に対する光学軸の角度と定義する。同様に、Aは円錐のサブアングルとして定義され、R0は新たなリングの半径として定義され、lは結晶長さとして定義され、wは入力ビームの幅として定義される。また、一般化された幅pをw/R0の比として定義する。kは材料中の波長ベクトルを示す(2π/n2λ)。
・高周波フィルタ:
光学情報は光学場の高周波数により運ばれる。多くの場合、低周波数成分は、ゆっくり変化するバックグランドのみを含むが、一方、光子ノイズを生成するとともに強度画像のコントラストを減少する大量のエネルギーを含むことがある。
・直交偏光及び方位偏光:
直交偏光への場の選択された部分の変換には、以下に示すように、CVI及びPCIとの間で区別できる2つの異なる方法を用いることができる。
−相モードにおいて、基本場は偏光子に吸収され、渦場が使用される。それは、基本場に伝達される、入力場の低周波数成分及びDC成分を除く。情報は相で構成され、最小限の空間的コヒーレンスがそれを最終的な強度画像中に表現するために必要である。
−偏光モードにおいて、多くの場合無駄なエネルギーを除去するために弱められた基本場は、渦場と干渉する。それらは同じ入力光から引き出されるため、それらは完全に非コヒーレントな光において同等である。情報は、偏光情報として運ばれ、2つの直交線型偏光を別々に記録し、2つの画像を数値的に引き算することによって、検知される。
・渦相:
渦相の項は、周波数ドメインにおいて同じkベクトルと反対の相を有する対となる項の間の相を逆転する。それは、振幅変調を相変調に(あるいは逆に)変換する。その行動はラインパターンに対しより顕著となり、リソグラフィーおける、相マスクによく似た周波数重畳(以下に記載する)及びそれらの解像度の強調を生成する。
CVIは、コヒーレント画像化、あるいは部分的コヒーレント画像化用の新しいOSTを提供する。CVIは、コントラストの強化、光場の導出、相対象物の画像化、サブ−レーリー解像度、及び周波数の重畳を提供する。
これは、最適アルゴリズムに対する特徴位置の間違いの分散と同じである。
−点エミッタのアレイまたは体積物を生成するステップ、
−各々の放射点が光学渦によって置き換えられる、円錐回折を使用するステップ。
−使用されるセットアップが、図5の円錐渦セットアップの代わりに図6に記載されたドーナツ状ビームのセットアップであること、
−ドーナツ形状のビームにおける偏光変数が、渦波における相変数と同様に、同じ速度で方位角の周りを回転していること。
円錐回折セットアップは、それが方位方向に光を集めるため、光分布を均一化する。
の割合に保持すべきである。幸運にも、光学軸の方向のある材料に対する変動は大変に小さい。540nmから700nmの間のMDTにおいて、方向は0.1度未満変化する。KTPの場合、角度は、1350nm及び2100nmの間で0.05度だけ変動し、1450nmから1650nmの電気通信窓において、0.02度未満である。YCOBは、400nmから1350mmの広い範囲において0.3度に近い角度だけ変動する。これに対し、θ0は、例えばMBANP等のある結晶において大変変動する。また、円錐回折セットアップの無彩色性は、幾何学的な光学系における色収差の補正の標準的な方法と本質的に相違していない。単一ウェッジ板またはダブルウェッジ板を使用するシンプルな有色解法は、ガラスの自然分散をに基づいて存在する。しかし、分散要素の付加は全体のシステム設計を考慮しなければならない。材料パラメータのわずかな変更は、また、大変簡単に許容される。渦のアプリケーションにおいて、変動は気がつかれず;大きなp0アプリケーションにあっても、円錐半径の分散を生成する。また、この変動はシステム全体の有色設計の部分として補正される。YCOB及びKTPのようなある結晶では、反射構成物の自然分散と比較して二次のものであってもよい。斜方晶系及び三斜晶系の結晶に対し、光学フレームは結晶軸と一致する。単斜晶系の結晶に対し、軸の2つのセットは異なる。単斜晶系の結晶において、光学フレームと結晶軸の相対的な方向は、光学軸の分散を生成する波長に依存し、有色設計において考慮されなければならない。方法は、波長の関数として、θ0の変動と光学フレームの方向とを別々に測定するよう発展している。
Claims (52)
- 第1の円偏光を提供するように構成された円偏光子と;
前記円偏光子の後に配置された2軸結晶と;
2軸結晶の後に配置された円検光子であって、前記第1の円偏光に対する反対の偏光特性の第2の円偏光を提供する円検光子と;を具える光学装置であって、
幾何学的な軸が、前記円偏光子、前記2軸結晶および前記円検光子を通って横切るとともに、前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的な軸に沿って存在することを特徴とする光学装置。 - 投影すべき対象物からの光を受け取るように構成された映写レンズと;
映写レンズからの光を受け取るように構成された結像レンズと;
結像レンズにより結像された光を受け取るように構成された光学検波器と;
前記結像レンズと前記光学検波器との間に設けられた、請求項1に記載の光学装置と;
を具えることを特徴とする光学システム。 - 前記光学検波器が電荷結合素子(CCD)検波器であることを特徴とする請求項2に記載の光学システム。
- 2軸結晶と;
前記2軸結晶の後に配置された偏光ビームスプリッタと;を具える光学装置であって、
幾何学的な軸が、前記2軸結晶および前記ビームスプリッタを通って横切るとともに、前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的な軸に沿って存在することを特徴とする光学装置。 - 投影すべき対象物からの光を受け取るように構成された映写レンズと;
前記映写レンズからの光を受け取るように構成された結像レンズと;
前記結像レンズにより結像された光を受け取るように構成され、それぞれがビームスプリッタの各チャンネル用である2つの光学検波器と;
前記結像レンズと前記光学検波器との間に設けられた、請求項4に記載の光学装置と;
を具えることを特徴とする光学システム。 - 前記光学検波器が単一の電荷結合素子(CCD)を備え、2つの画像が、前記CCD検波器の2つの異なる領域上に、または、2つの異なるCCD検波器上に、投影されることを特徴とする請求項5に記載の光学システム。
- 第1の円偏光を提供するように構成された第1の円偏光子と;
前記第1の円偏光子の後に配置された2軸結晶と;
前記2軸結晶の後に配置された第2の円偏光子であって、第2の円偏光を提供するように構成された第2の円偏光子と;を具える光学装置であって、
幾何学的な軸が、前記第1の円偏光子、前記2軸結晶および前記第2の円偏光子を通って横切るとともに、前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的な軸に沿って存在することを特徴とする光学装置。 - 光学ディスク上のスポットに光を提供するとともにスポットから反射された光を導くように構成された画像化モジュールと;
前記スポットから反射されるとともに円偏光子に導かれた光を受け取るように構成された円偏光子と;
前記円偏光子の後に配置された2軸結晶と;
前記2軸結晶の後に配置された円検光子であって、前記円偏光子によって提供される偏光特性とは逆の偏光特性の円偏光を提供するように構成された円検光子と;
前記円検光子から受け取られた光を検知するために前記円検光子の後に設けられた光検出器と;を具える光学システムであって、
幾何学的な軸が、前記円偏光子、前記2軸結晶および前記円検光子を通って横切るとともに、前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的軸に沿って存在することを特徴とする光学システム。 - 前記画像化モジュールが:
光を提供する光源と;
前記光源からの光を受け取るように構成されたビームスプリッタと;
前記ビームスプリッタからの光をスポットへ焦点を合わせ、および、当該スポットから反射された光を受け取るとともに前記スポットから受け取った光をビームスプリッタに導くように構成された合焦光学系と;
を具えることを特徴とする請求項8に記載の光学システム。 - 前記光検出器が、単一の光検出器、セグメント化された光検出器、または、マトリックス構成要素を具える光検出器のいずれか一つを具えることを特徴とする請求項9に記載の光学システム。
- 光学ディスク上のスポットに光を提供するとともにスポットから反射された光を導くように構成された画像化モジュールと;
前記スポットから反射されるとともに円偏光子に導かれた光を受け取るように構成された円偏ビームスプリッタと;
前記円偏光子の後に配置された2軸結晶と;
前記2軸結晶の後に配置された円検光子であって、円偏光ビームスプリッタによって提供される偏光特性とは逆の偏光特性の円偏光を提供するように構成された円検光子と;
前記円検光子から受け取った光を検知するために前記円検光子の後に設けられた光検出器と;を具える光学システムであって、
幾何学的な軸が、前記円偏光ビームスプリッタ、前記2軸結晶および前記円検光子を通って横切り、前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的軸に沿って存在し、前記光検出器が、同時に使用される2つの分離した検知モジュールを具えることを特徴とする光学システム。 - 対象物が基準マークであり、光学検出器によって受け取られた光に基づいて検索されたデータが基準マークの位置を提供することを特徴とする請求項2に記載の光学システム。
- 対象物が基準マークであり、前記2つの光学検出器によって受け取られた光に基づいて検索されたデータが前記基準マークの位置を提供することを特徴とする請求項5に記載の光学システム。
- 前記2軸結晶が、KTP、KTA、LBO、MDT、YCOB、LiInS2、LiInSe2、有機POM、または有機NPPのいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の光学システム。
- 前記2軸結晶が、KTP、KTA、LBO、MDT、YCOB、LiInS2、LiInSe2、有機POM、または有機NPPのいずれか一つであることを特徴とする請求項4に記載の光学システム。
- 前記2軸結晶が、KTP、KTA、LBO、MDT、YCOB、LiInS2、LiInSe2、有機POM、または有機NPPのいずれか一つであることを特徴とする請求項7に記載の光学システム。
- 前記2軸結晶が、KTP、KTA、LBO、MDT、YCOB、LiInS2、LiInSe2、有機POM、または有機NPPのいずれか一つであることを特徴とする請求項7に記載の光学システム。
- 前記2軸結晶が、KTP、KTA、LBO、MDT、YCOB、LiInS2、LiInSe2、有機POM、または有機NPPのいずれか一つであることを特徴とする請求項11に記載の光学システム。
- 2軸結晶を提供する工程と;
前記2軸結晶を介して未知の対象物から円偏光の入力光を有するコヒーレント光を部分的に入力する工程と;
前記2軸結晶の後に円検光子を設け、当該円検光子が、偏光の入力光の偏光特性と反対の偏光特性の第2の円偏光を提供するために設けられている工程あって、
幾何学的な軸が前記2軸結晶および前記円検光子を通って横切り、
前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的軸に沿って存在し、
初期配光が検出器上に光学システムによって画像化され、
前記2軸結晶が2軸結晶の平均インデックスとほぼ同じインデックスを有する等方性の材料によって置き換えられた場合、前記2軸結晶内への入力の前に画像が検出器に位置し、
前記検出器を有する前記円検光子の後の平面における光の強度分布を検知し、
平面が前記幾何学的軸と垂直である工程と;
検知した強度分布から未知の対象物の特徴を画像化する工程と;
前記未知の対象物の画像化した特徴を出力する工程と;を具えることを特徴とする方法。 - 前記未知の対象物の画像化した特徴を記録する工程をさらに具えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
- 前記検知された光の強度分布が前記初期配光の微分値に比例することを特徴とする請求項19に記載の方法。
- 前記強度分布を検知するステップが:
前記円検光子の後に前記幾何学的な軸に沿って第2の2軸結晶を設ける工程と;
前記第2の2軸結晶の後に前記幾何学的な軸に沿って回転子を設ける工程と;
前記回転子の後に前記幾何学的な軸に沿って第3の2軸結晶を設ける工程と;
検出器を有する前記第3の2軸結晶の後の平面において光の強度分布を検知する工程と;
を具えることを特徴とする請求項19に記載の方法。 - 入射光上に第1の円偏光を与えるように構成された円偏光子を配置する工程と;
前記円偏光子の後に2軸結晶を配置する工程と;
前記円偏光子および前記2軸結晶を通して未知の対象物から非偏光で部分的にコヒーレントな光を入力する工程と;
前記2軸結晶の後に円検光子を設け、当該円検光子が、前記第1の偏光と反対の偏光特性の第2の円偏光を提供する工程あって、
幾何学的な軸が、前記円偏光子、前記2軸結晶および前記円検光子を通って横切り、
前記2軸結晶の光学軸が前記幾何学的軸に沿って存在し、
前記非偏光で部分的にコヒーレントな光が前記円偏光子上に画像化され、
初期配光が検出器上に光学システムによって画像化され、
前記2軸結晶が2軸結晶の平均インデックスとほぼ同じインデックスを有する等方性の材料によって置き換えられた場合、前記2軸結晶内への入力の前に画像が前記検出器に位置し、
前記検出器を有する前記円検光子の後の平面における光の強度分布を検知し、
前記平面が前記幾何学的軸と垂直である工程と;
前記検知した強度分布から前記未知の対象物の特徴を画像化する工程と;
前記未知の対象物の画像化した特徴を出力する工程と;
を具えることを特徴とする方法。 - 前記未知の対象物の画像化された特徴を記録する工程をさらに具えることを特徴とする請求項23に記載の方法。
- 前記検知された光の強度分布が前記初期配光の微分値に比例することを特徴とする請求項23に記載の方法。
- 請求項23に記載の方法において、
前記入射光が点の集合から与えられ、
前記画像化工程が光検光子の後で体積中の光強度を投影する工程を備え、当該体積が幾何学的な軸に垂直であり、
前記方法が、光トラッピングの概念を使用して粒子をトラップするために光強度を使用する工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 請求項23に記載の方法において、
複数の波長を具える入射光が点の集合から与えられ、
前記画像化工程が光検光子の後で体積中の光強度を投影する工程を備え、当該体積が前記幾何学的な軸に垂直であり、
前記方法が、光トラッピングの概念を使用して粒子をトラップするために光強度を使用する工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 請求項23に記載の方法において、
入力された非偏光で部分的にコヒーレントな光が幾何学的な軸に対しある角度をなす伝播方向を有し、
前記方法が、前記検知された光強度の分布から角度を計算する工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 前記未知の対象物が位相物体であることを特徴とする請求項23に記載の方法。
- 請求項23に記載の方法において、
前記未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを具え、前記方法が、当該ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 前記強度の分布を検知するステップが:
前記円検光子の後に前記幾何学的な軸に沿って第2の2軸結晶を設ける工程と;
前記第2の2軸結晶の後に前記幾何学的な軸に沿って回転子を設ける工程と;
前記回転子の後に前記幾何学的な軸に沿って第3の2軸結晶を設ける工程と;
前記検出器を有する第3の2軸結晶の後の平面において光の強度分布を検知する工程と;を具えることを特徴とする請求項23に記載の方法。 - 第1の偏光ビームスプリッタを設ける工程と;
前記第1の偏光ビームスプリッタの後に第1の4分の1波長板を設ける工程と;
前記第1の4分の1波長板の後に2軸結晶を設ける工程と;
前記2軸結晶の後に第2の4分の1波長板を設ける工程と;
前記第2の4分の1波長板の後に第2の偏光ビームスプリッタを設ける工程あって、
幾何学的な軸が、前記第1の4分の1波長板、前記2軸結晶および前記第2の4分の1波長板を通って横切り、
前記2軸結晶の光軸が前記幾何学的な軸に沿って存在する工程と;
前記第1の偏光ビームスプリッタを通る点からの光を導く工程と;
前記第1の偏光ビームスプリッタで光を2つの平行ビームに分割する工程であって、
前記2つの平行ビームが、前記第1の4分の1波長板、前記2軸結晶、前記第2の4分の1波長板および前記第2の偏光ビームスプリッタを横切る工程と;
前記2つの分割された平行ビームからの渦波を前記第2のビームスプリッタで第1の方向に伝播する1つのビームに結合する工程と;
必要に応じて、方位角方向の偏光から放射方向の偏光へまたはその逆に変換するために、波長板または回転要素を付加する工程と;
前記2つの分割された平行ビームからの基本波を、前記結合した渦波が伝播する第1の方向と垂直な第2の方向に伝播する別のビームに結合する工程と;
前記結合された渦波から来る光をリソグラフィの照明としてのレーザ応用のための、および/または、切断加工、ドリル加工および機械加工用の高出力レーザのための、または、光学記憶装置の応用のための、方位角方向または放射方向に偏光した照明光源として、使用する工程と;
を具えることを特徴とする方法。 - 半導体ウェハ上に装置構造を製造するために、前記結合された渦波からの光でリソグラフィーを実施する工程をさらに具えることを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 前記結合された渦波からの光で材料を機械加工する工程をさらに具えることを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 前記結合された渦波からの光で光学記憶ディスクに情報を記録する工程をさらに具えることを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 2軸結晶を設ける工程と;
前記2軸結晶を通って未知の対象物から非偏光のあるいは円偏光のいずれかの光を入力する工程と;
前記2軸結晶の後に直線偏光ビームスプリッタを設ける工程であって、
幾何学的な軸が、前記2軸結晶を通って横切り、前記偏光ビームスプリッタの後で2つの副軸に分割され、
前記2軸結晶の光軸が前記幾何学的な軸に沿って存在し、
初期配光が光学システムにより検出器上に画像化され、
前記2軸結晶が2軸結晶の平均インデックスとほぼ同じインデックスを有する等方性の材料によって置き換えられた場合、前記2軸結晶内への入力の前に画像が前記検出器に位置する工程と;
前記検出器上のビームスプリッタによって造られる2つの幾何学的な軸に対して垂直な平面において、前記偏光ビームスプリッタから新たに生起する両光学チャンネル内の光強度分布を検知する工程と;
前記検知した強度分布の数学的な結合から前記未知の対象物の特徴を画像化する工程と;
前記未知の対象物の画像化した特徴を出力する工程と;
を具えることを特徴とする方法。 - 前記検出器が2つの領域を具え、前記光学チャンネルの一方から生起する光が前記検出器の一方の領域に入射し、前記光学チャンネルの他方から生起する光が前記検出器の他方の領域に入射することを特徴とする請求項36に記載の方法。
- 前記検出器が2つの検出器を備え、前記各光学チャンネルから生起する光が各検出器に入射することを特徴とする請求項36に記載の方法。
- 前記未知の対象物の出力され画像化された特徴を記録する工程をさらに具えることを特徴とする請求項36に記載の方法。
- 請求項36に記載の方法において、
前記未知の対象物が測定マークであり、前記方法が、
前記検知された強度分布の数学的な計算から測定マークの位置を計算する工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 請求項36に記載の方法において、
前記未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを具え、前記方法が、前記ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 2軸結晶を設ける工程と;
前記2軸結晶を通って未知の対象物から非偏光のあるいは円偏光のいずれかの光を入力する工程と;
前記2軸結晶の後に直線偏光ビームスプリッタを設ける工程であって、
幾何学的な軸が、前記2軸結晶を通って横切り、前記偏光ビームスプリッタの後で2つの副軸に分割され、
前記2軸結晶の光軸が前記幾何学的な軸に沿って存在し、
初期配光が光学システムにより検出器上に画像化され、
前記2軸結晶が2軸結晶の平均インデックスとほぼ同じインデックスを有する等方性の材料によって置き換えられた場合、前記2軸結晶内への入力の前に画像が検出器に位置する工程と;
前記検出器上のビームスプリッタによって造られる2つの幾何学的な軸に対して垂直な平面において、前記偏光ビームスプリッタから新たに生起する両光学チャンネル内の光強度分布を検知する工程と;
前記未知の対象物の特徴を画像化する工程と;
前記未知の対象物の特徴を出力する工程と;
を具えることを特徴とする方法。 - 前記検出器が2つの領域を具え、光学チャンネルの一方から生起する光が前記検出器の一方の領域に入射し、前記光学チャンネルの他方から生起する光が前記検出器の他方の領域に入射することを特徴とする請求項42に記載の方法。
- 前記検出器が2つの検出器を具え、前記各光学チャンネルから生起する光が各検出器に入射することを特徴とする請求項42に記載の方法。
- 前記未知の対象物の出力され画像化された特徴を記録する工程をさらに具えることを特徴とする請求項42に記載の方法。
- 前記検知された光の分布が初期配光の1の軸における微分値に比例することを特徴とする請求項42に記載の方法。
- 請求項42に記載の方法において、
前記未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを備え、前記方法が、
当該ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具えることを特徴とする方法。 - 前記強度の分布を検知する工程が:
前記円検光子の後に前記幾何学的な軸に沿って第2の2軸結晶を設ける工程と;
前記第2の2軸結晶の後に前記幾何学的な軸に沿って回転子を設ける工程と;
前記回転子の後に前記幾何学的な軸に沿って第3の2軸結晶を設ける工程と;
前記検出器を有する第3の2軸結晶の後の平面において光の強度分布を検知する工程と;
を具えることを特徴とする請求項42に記載の方法。 - 2軸結晶を設ける工程と;
前記2軸結晶を通って未知の対象物から非偏光のあるいは円偏光のいずれかの光を入力する工程と;
前記2軸結晶の後に直線偏光子およびコントロール可能な回転子を設ける工程であって、
幾何学的な軸が、前記2軸結晶、前記偏光子および前記回転子を通って横切り、
前記2軸結晶の光軸が幾何学的な軸に沿って存在し、
初期配光が光学システムにより検出器上に画像化され、
前記2軸結晶が2軸結晶の平均インデックスとほぼ同じインデックスを有する等方性の材料によって置き換えられた場合、前記2軸結晶内への入力の前に画像が検出器に位置する工程と;
前記幾何学的な軸に対して垂直な平面において、前記コントロール可能な回転子を駆動することによって2つあるいはそれ以上の偏光状態における光強度分布を検知する工程と;
前記検知した強度分布の数学的な結合から前記未知の対象物の特徴を画像化する工程と;
前記未知の対象物の画像化した特徴を出力する工程と;
を具えることを特徴とする方法。 - 未知の対象物の出力され画像化された特徴を記録する工程をさらに具えることを特徴とする請求項49に記載の方法。
- 前記検知された光の分布が前記初期配光の1つの軸における微分値に比例することを特徴とする請求項50に記載の方法。
- 請求項51に記載の方法において、
前記未知の対象物が光学ディスクの表面にピット部とランド部とを具え、前記方法が、
当該ピット部とランド部に記憶された情報を読み取る工程をさらに具えることを特徴とする方法。
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