JP2010503309A - Ptサービスにおける発言権制御方法及び装置 - Google Patents

Ptサービスにおける発言権制御方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、PT(例えば、Push−To−Talk、Push−To−View、又はPush−To−Data)サービスに関し、特に、PTサービスにおける発言権(floor、talk burst authority、permission to send media burstなど)制御方法及び装置に関する。一実施形態によれば、PTサーバの状態制御方法は、第2状態のPTサーバが、メディアバースト解除メッセージを受信すると第1状態に遷移する段階と、前記第1状態のPTサーバがPTクライアントからメディアパケットを受信した場合、及び以前の前記第2状態のPTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信した場合、前記PTサーバが前記第1状態を維持する段階とを含む。

Description

本願は、2006年10月18日に出願された米国仮出願第60/852,412号、及び2007年6月25日に大韓民国に出願された韓国出願第10−2007−0062429号の優先権を主張するものであり、これらの全ての内容は参照によりここに援用される。
本発明は、PT(Push−To)(例えば、PTT(Push−To−Talk)、PTV(Push−To−View)、PTD(Push−To−Data))サービスに関し、特に、PTサービスにおける発言権(floor、talk burst authority、media burst authority、又はメディアバースト送信権限(permission to send media burst)など)制御方法及び装置に関する。
PTサービスは、音声(オーディオ)データを送信して通話サービスを提供するためのPTT、画像(ビデオ)データを送信するためのPTV、各種データ送信のためのPTDなどのように、一種の半二重通信(half duplex communication)サービスである。PTサービスにおいてサーバを介して設定されたセッションに参加したクライアントのうち、発言権(talk burst authority、media burst authority、floor)又はメディアバースト送信権限を有する1つのクライアントは、オーディオ又はビデオを含むメディアデータ(例えば、トークバースト(talk burst)又はメディアバースト(media burst))を送信し、前記セッションに参加した残りのクライアントは、前記送信されたメディアデータを受信する。
PTサービスにおけるPTクライアントは、ダイヤル作業、電話接続のための待機、電話呼出音の提供などの手順を行うことなく、複数の異なるPTクライアントと通信を行うので、一般的な移動通信端末に比べて速い通信を提供することができる。また、PTサービスは、ユーザの音声とデータを、1人の受信者(1対1)、又はグループチャットセッションのように複数の受信者(1対多)に送信することができる。
従来のPTサービスは、特定のクライアントが少なくとも1つの他のクライアントを選択してこれらをPTセッションに招待する過程と、前記招待するクライアント(発信クライアント)と前記招待されるクライアント(着信クライアント)間にセッションを設定する過程と、前記セッションが設定されたクライアントの間で音声(オーディオ)及び/又はその他のデータを送受信する過程とを含む。
PTサービスにおいて、ユーザがユーザのPT端末によりオーディオ、ビデオ、又はその他のデータなどのメディアデータを送信する前に、前記ユーザは、メディアデータ送信権限(又は、発言権(talk burst authority、media burst authority、floor)、以下「発言権(media burst authority)」という)をPTサーバ(例えば、PoC(Push to Talk over Cellular)サーバ)に要求しなければならない。前記ユーザは、前記PTサーバから発言権が付与(grant)されると、メディアデータを送信することができる。このように、ユーザ端末の発言権を制御することを、発言権制御(Talk Burst ControlもしくはMedia Burst Control)という。また、このような発言権制御において、発言権を取得した特定のユーザが通信チャネルでメディアデータを送信することを制限することができるが、このような機能を「発言権取消(Talk Burst Revoke)」という。
図1は、従来のPTクライアントへのメディアバースト動作についての(PTサーバ面での)PTサーバの状態遷移図(状態マシン図)である。図1は、PTクライアント(すなわち、端末)へのメディアバースト(もしくは、トークバースト)動作についてのPTサーバの各状態を示す図である。図1で楕円内に示す状態は、各状態の性質によって安定状態(stable state)と遷移状態(transition state)とに分類される。イベントは図1でボックスで示している。
図1に示す関連状態を説明すると次の通りである。
(a)「Start−stop」状態は、PTサーバと関連PTクライアント間にSIP(Session Initiation Protocol)セッションが存在しない状態である。以下、「Start−stop」状態を「第0(ゼロ)状態」という。
(b)「U:not permitted and MB−Idle」状態は、安定状態であって、PTサーバがPTクライアントから発言権要求を受けることのできる状態である。すなわち、PTクライアントがメディアバーストをPTサーバに送信するために発言権要求(これをMB_Requestという)を送信することのできる状態である。以下、「U:not permitted and MB−Idle」状態を「第1状態」という。
(c)「U:permitted」状態は、安定状態であって、PTサーバが関連PTクライアントにメディアバースト送信権限を付与し、前記関連PTクライアントがメディアバーストを前記PTサーバに送信することのできる状態である。以下、「U:permitted」状態を「第2状態」という。この状態で、前記PTサーバは、T1タイマ(すなわち、End of RTP Media timer)及びT2タイマ(すなわち、Stop talking timer)を作動(スタート)させる。これらのタイマについては後述する。
(d)「U:not permitted but sends media」状態は、遷移状態であって、PTサーバが発言権を有しないPTクライアントからメディアデータ(又は、RTPメディアパケット)を受信する状態である。以下、「U:not permitted but sends media」状態を「第3状態」という。この状態で、前記PTサーバは、T8タイマ(すなわち、Media Burst Revoke timer)を作動(スタート)させる。
(e)「U:pending MB_Revoke」状態は、遷移状態であって、PTサーバがMBCP(Media Burst Control Protocol)メディアバースト取消(Media Burst Revoke)メッセージを送信した後、猶予期間(grace period)中にこの状態を利用する。以下、「U:pending MB_Revoke」状態を「第4状態」という。この状態で、前記PTサーバは、T3タイマ(すなわち、Start talking grace timer)を作動(スタート)させ、そのT3タイマが作動する期間が前記猶予期間に該当する。
(f)「U:waiting MB_Revoke」状態は、安定状態であって、T9タイマが作動する所定期間、PTサーバが関連PTクライアントにより要求されたメディアバースト送信権限を付与しない状態である。前記関連PTクライアントがメディアバースト送信権限期間(すなわち、T2タイマが満了するまで作動する期間)を超えてメディアデータを送信し続ける場合に、前記PTサーバは前記関連PTクライアントにペナルティを課す。この状態で、前記PTサーバは、T9タイマ(すなわち、Retry−after timer)を作動(スタート)させる。以下、このような「U:waiting MB_Revoke」状態を「第5状態」という。
(g)「U:not permitted MB_Taken」状態は、安定状態であって、メディアバースト送信権限を取得した関連PTクライアント以外の他のPTクライアント(すなわち、関連のないPTクライアント)がメディアバースト送信権限を要求する場合に、PTサーバが前記他のPTクライアントにメディアバースト送信権限が既に取得されていることを通知する状態である。以下、このような「U:not permitted MB_Taken」状態を「第6状態」という。
図1の説明で紹介されたT1タイマ、T2、T3、T8、及びT9は、PTサーバと関連PTクライアント間のメディアバースト(Media Burst;MB)の送信を制限又は制御するために使用される。以下、このようなタイマの動作を説明する。一般に、PTクライアントからPTサーバに送信されるメディアデータは、RTP(Real Time Protocol)パケットフォーマットで送信される。
T1タイマ(End of RTP Media timer)
T1タイマは、PTサーバが以前のRTPパケットを受信した後、有効期間内に次のRTPパケットを受信したか否かをカウントするタイマである。通常、T1タイマはデフォルトで4秒に設定される。端末がメディアデータ、すなわちRTPメディアパケットをPTサーバに送信した後、前記PTサーバが最初のRTPパケットを受信すると、T1タイマが作動し、次のRTPパケットを受信する毎に再作動する。前記PTサーバが最後のRTPパケットを受信すると、T1タイマは停止又は満了する。
T2タイマ(Stop talking timer)
T2タイマは、メディアバースト送信権限(発言権)を有する端末がメディアデータを送信することのできる許容(有効)期間をカウントするタイマである。端末が最初のRTPパケットを送信するときに、PTサーバがT2タイマを作動させる。通常、T2タイマはデフォルトで30秒に設定される。
T3タイマ(Stop talking grace timer)
T3タイマは、T2タイマが満了した後も、PTサーバがメディアデータをさらに受信することのできる猶予期間をカウントするタイマである。ここで、前記猶予期間とは、T2タイマが満了した後もPTサーバがメディアデータを受信することができるようにする一種の限界超過時間(marginal excess time)をいう。すなわち、メディアデータ送信権限を有する端末が、メディアデータの送信のために前記端末に許容される期間が経過した後にメディアデータを送信したとしても、前記PTサーバは、T3タイマの設定期間の間、すなわちT3タイマが満了するまで、前記端末から受信したメディアデータを許容する。
T9タイマ(Retry−after timer)
T9タイマは、端末が許可された期間を超えてメディアデータを送信するとき、前記端末がPTサーバに発言権(media burst authority)を要求できないように前記端末に課されたペナルティ時間をカウントするタイマである。前記端末がT2タイマに設定された値(期間)を超えて(すなわち、メディアデータの送信のために許容される期間後に)メディアデータを送信する場合、前記PTサーバは、前記端末にMBCP取消メッセージ(MBCP Revoke message)又はTBCP取消メッセージ(TBCP Revoke message)を送信した後、T3タイマを作動させる。前記PTサーバは、T3タイマに設定された時間の間に、前記端末からMBCP解除メッセージ又はTBCP解除メッセージを受信していない場合、T9タイマを作動させ、T9タイマに設定された時間値に該当する所定期間(すなわち、T9タイマの作動期間)、前記端末が発言権を要求してメディアデータを送信することができないようにする。
T8タイマ(Talk Burst Revoke timer)
T8タイマは、PTサーバがMB_Revokeメッセージを送信する時点で作動させるタイマである。前記PTサーバは、端末がT8タイマに設定された値(すなわち、期間)内にMB_Releaseメッセージを送信しないと、再びT8タイマを作動させ、前記端末が送信するMB_Releaseメッセージの受信を待つ。
図2は、従来のPTサーバと端末間のメディアバースト送信権限の取得及びメディアデータの送信を示す信号フロー図である。
以下、図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1におけるPTサーバの第0状態でSIPセッションが開始され、前記PTサーバは各端末(PTクライアント装置)にMB_Idleメッセージを送信して第1状態に遷移(変化)したと前提する。すなわち、前記PTサーバは、前記各端末が前記PTサーバにメディアバースト送信権限(すなわち、発言権(media burst authority))を要求できる状態にある。
端末A、B、及びCのそれぞれは、発言権(floor、media burst authority、talk burst authority)又はメディアバースト送信権限を要求するメッセージ(すなわち、MB_Request)をPTサーバに送信する(S1)。PTサーバが端末Aにメディアバースト送信権限を付与すると決定した場合、PTサーバは、端末AのMB_Requestメッセージに対する応答として、MB_Grantedメッセージを端末Aに送信する。一方、PTサーバは、端末B及びCには、メディアバースト送信権限が端末Aに付与されたことを示すメッセージ(すなわち、MB_Taken)を送信する(S2)。前記ステップS1及びS2により、端末Aに対するPTサーバの動作状態は、図1に示すように、第1状態から第2状態(すなわち「U:permitted」)に遷移する。従って、端末Aは、T2タイマに設定された期間の間(すなわち、T2タイマの動作期間の間)、メディアデータ(又は、RTPメディアパケット)をPTサーバに送信することができる。また、前記ステップS1及びS2により、端末B及びCはMB_Takenメッセージを受信した状態になるので、端末B及びCに対するPTサーバの動作状態は、図1に示すように、第6状態(すなわち、「U:not permitted and MB_Taken」)に該当する。
図1における端末Aに対するPTサーバの状態は第2状態(すなわち、「U:permitted」状態)に該当するので、端末Aは、メディアデータ(RTPメディアパケット)をPTサーバに送信することができる(S3)。ここで、PTサーバは、端末Aから送信された最初のRTPメディアパケットを受信すると、T1タイマとT2タイマを同時に作動させることができる。
端末Aにメディアデータ送信が許容される期間(すなわち、T2タイマに設定された値(期間))内に、端末Aがメディアバースト送信権限の解除のためのメッセージ(すなわち、MB_Releaseメッセージ)を送信すると、端末Aに対するPTサーバの状態は、図1に示すように、第2状態から第1状態に遷移する。また、PTサーバは、作動中のT2タイマを停止する(すなわち、T2タイマは満了前に停止する)。しかし、前記端末Aにメディアデータ送信が許容される期間(すなわち、T2タイマに設定された値(期間))が満了すると、PTサーバは、メディアバースト送信権限を取り消すためのメッセージ(すなわち、MB_Revokeメッセージ)を端末Aに送信する。
一般に、端末からのメッセージ及びメディアデータ(又は、RTPメディアパケット)は、物理的な通信環境下で異なるネットワークルーティング経路で送信される。ところが、このような物理的な通信環境においては、異なるネットワークルーティング経路でのメッセージ及びメディアデータの受信中に、送信遅延(遷移遅延)を伴うことがある。また、このような状況により、前記端末に対するPTサーバの現在の状態が、意図せずに図1の状態マシン図の第3状態(例えば、「U:not permitted but sends media」)になることがある。
例えば、PTサーバが第2状態にあり、端末からMB_Releaseメッセージを受信した場合、PTサーバは、第2状態から第1状態に遷移する。その後、PTサーバが、端末により前記MB_Releaseメッセージよりも先に送信されたがルーティング経路の遅延でより遅くPTサーバに到着したメディアデータ(RTPパケット)を受信した場合、前記PTサーバは、図1に示すように、第1状態から第3状態に遷移する。しかし、第3状態では端末がPTサーバにメディアバースト送信権限を要求することができず、PTサーバは端末がメディアバースト送信権限を要求できるようにするために第1状態に戻らなければならないため、第3状態は現在望ましい状態ではない。さらに、PTサーバはその時期に第1状態に戻ることもできない。なぜならば、そうするためには、PTサーバは、その時期に発生しそうにない他のMB_Releaseメッセージの受信を行わなければならないからである。その結果、従来の図1の状態マシン図による端末は、PTサーバにメディアバースト送信権限を要求できない望まない状態(すなわち、第3状態)に継続して留まることになるという問題がある。
例えば、端末がRTPメディアパケットとMB_Releaseメッセージを順次送信した場合、前記RTPメディアパケットよりも前記MB_Releaseメッセージが先にPTサーバに到着することもあり、その逆もあるであろう。この場合、PTサーバは、前記MB_Releaseメッセージを所定のネットワークルーティング経路で受信した後、他のネットワークルーティング経路で前記RTPメディアパケットの一部(例えば、端末が送信した前記RTPメディアパケットのうち、最後又は他のRTPメディアパケット)を受信することができる。ここで、PTサーバが前記MB_Releaseメッセージを既に受信したので、図1の状態図における端末に対するPTサーバの状態は、第2状態(すなわち、「U:permitted」)から第1状態(すなわち、「U:not permitted and MB_idle」)に遷移する。その後、PTサーバが最後のRTPメディアパケットを受信した場合も、前記受信した最後のRTPメディアパケットが前記既に受信したMB_Releaseメッセージよりも先に送信されたことを認識することができない。これにより、PTサーバは、メディアバースト送信権限のない端末がメディアデータ(すなわち、前記受信した最後のRTPメディアパケット)を送信したと判断する。従って、PTサーバは、前記受信した最後のRTPメディアパケットを廃棄し、(前記端末に付与されたメディアバースト送信権限が取り消されたことを示す)MB_Revokeメッセージを前記端末に送信する(すなわち、これは図1の「状況1」に該当する)。すなわち、従来の図1の状態図における前記端末に対するPTサーバの状態は、第1状態(すなわち、「U:not permitted and MB_Idle」)から第3状態(すなわち、「U:not permitted but sends media」)に変化する。図1の第3状態で、PTサーバは、MB_Revokeメッセージを端末に送信すると共に、T8タイマを作動させる(すなわち、これは図1の「状況2」に該当する)。しかしながら、このような状況2はPTサーバが端末からMB_Releaseメッセージを受信するまで繰り返され、端末に対するPTサーバの状態は図1の状態マシン図の第3状態を維持する。状況2が繰り返される場合、端末は、前記MB_Releaseメッセージを既に送信したにもかかわらず、PTサーバに発言権を要求できない不利益を受けることがある。これは、端末が送信したメッセージのネットワークルーティング経路が異なるために発生し得る問題である。
また、端末が送信したメッセージのネットワークルーティング経路が異なるため、その結果として、端末は、意図せずに図1の状態図における第5状態(すなわち、U:waiting MB_Revoke)に至ることがある。すなわち、端末(又は、PTクライアント)は、メディアバースト送信権限を取得した後、メディアデータ送信が許可される期間(すなわち、T2タイマの設定値に該当する期間)中に、メディアデータ(すなわち、一連のRTPメディアパケット)をPTサーバに送信することができる。場合によっては、端末が送信した一連のRTPメディアパケットはシーケンス番号を含む。また、最後のRTPメディアパケットのシーケンス番号に関する情報は、MB_Releaseメッセージに含まれることもある。
端末がT2タイマの設定期間(例えば、「30秒」)内に一連のRTPメディアパケット(すなわち、メディアデータ)とMB_ReleaseメッセージをPTサーバに順次送信したとしても、前記メッセージ(すなわち、RTPメディアパケット及びMB_Releaseメッセージ)のネットワークルーティング経路が異なるため、順次送信される前記メッセージと比べて、PTサーバの受信が非順次となることがある。例えば、RTPメディアパケットとMB_Releaseメッセージが順次送信される場合、前記RTPメディアパケットよりも前記MB_Releaseメッセージが先にPTサーバに到着することがある。すなわち、PTサーバは端末が送信した前記MB_Releaseメッセージを受信した後、前記RTPメディアパケットの一部(例えば、端末が送信したRTPメディアパケットのうち、最後のRTPメディアパケット)を受信することがある。ここで、PTサーバは、前記MB_Releaseメッセージに含まれる最後のRTPメディアパケットのシーケンス番号に関する情報を確認(すなわち、検索及び分析)した後、前記最後のRTPメディアパケットを受信するまで待つ。すなわち、端末に対するPTサーバの状態は、図1の第2状態(すなわち、「U:permitted」状態)を継続して維持する。しかし、PTサーバが前記最後のRTPメディアパケットの受信を待っているときにT2タイマが満了すると、PTサーバは端末にMB_Revokeメッセージを送信する(すなわち、これは図1の状況3に該当する)。ここで、端末に対するPTサーバの状態は、第2状態から第4状態(すなわち、「U:pending MB_Revoke」状態)に遷移する。その後、前記最後のRTPメディアパケットを受信すると、PTサーバは、前記受信した最後のRTPメディアパケットを、メディアデータの送信のために許容される期間(すなわち、T2タイマの設定期間)内に到着していない無効の(許容されていない)パケットとみなし、前記端末にペナルティを課す。従って、端末に対するPTサーバの状態は、第4状態から第5状態(すなわち、「U:waiting MB_Revoke」状態)、すなわち端末がペナルティを受ける状態に遷移する。すなわち、第5状態で端末は、ペナルティが課される期間(すなわち、T9タイマの設定値に該当する期間)中はPTサーバに発言権(media burst authority)を要求することができない。
従って、端末がメディアデータの送信のために許容される期間(すなわち、T2タイマに設定された期間)(例えば、30秒)内にRTPメディアパケット(メディアデータ)とMB_Releaseメッセージを順次送信した場合、ネットワークルーティング経路の送信遅延(遷移遅延)により、PTサーバが前記MB_Releaseメッセージを先に受信し、一部のRTPメディアパケット(例えば、最後のRTPメディアパケット)を受信していない状態で、前記メディアデータの送信のために許容される期間が経過すると、端末は、T9タイマに設定された期間(例えば、30秒)中はPTサーバに発言権(media burst authority)を要求できない望ましくない状態になることがある。
本発明の目的は、従来技術に関する限界及び欠点を解決する、PTサーバ状態制御方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、効果的なメディアバースト制御技術を提供することのできるPTクライアント装置(端末)及びPTサーバを提供することにある。
また、本発明は、PTサーバが端末(PTクライアント装置)からメディアバースト送信権限(発言権(floor、media burst authority))の解除のためのメッセージを受信した後、所定のメディアデータを受信した場合も、端末がメディアバースト送信権限を要求できるようにするためのものである。
さらに、本発明は、PTサーバが端末(PTクライアント装置)からメディアバースト送信権限の解除のためのメッセージを受信した後、メディアバースト送信権限が許容される期間が経過した場合も、端末が所定期間、メディアバースト送信権限の要求を制限(抑止、制御)されることなく、メディアバースト送信権限を要求できるようにするためのものである。
本発明の一態様によるPTサーバの状態制御方法は、第2状態のPTサーバが、メディアバースト解除メッセージを受信すると第1状態に遷移する段階と、前記第1状態のPTサーバがPTクライアントからメディアパケットを受信した場合、及び以前の前記第2状態のPTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信した場合、前記PTサーバが前記第1状態を維持する段階とを含む。
本発明の他の態様によるPTサーバの状態制御方法は、第2状態のPTサーバが、メディアバースト解除メッセージを受信すると第1状態に遷移する段階と、前記PTサーバが、前記遷移した第1状態にある間にメディアパケットを受信した場合、以前の前記第2状態で前記メディアバースト解除メッセージを受信したか否かを判断する段階と、前記PTサーバが、前記判断段階で以前の前記第2状態で前記メディアバースト解除メッセージを受信したと判断した場合、前記メディアパケットを受信した時点で前記遷移した第1状態を維持する段階とを含む。前記方法は、第2状態のPTサーバが、T2タイマ作動中に、PTクライアントから少なくとも1つのメディアパケットを受信する段階と、前記第2状態のPTサーバが、前記T2タイマ作動中に、前記PTクライアントからメディアバースト解除メッセージを受信する段階とをさらに含む。
本発明のさらに他の態様によるPTサーバの状態制御方法は、第2状態のPTサーバが、T2タイマ満了時に、メディアバースト解除メッセージを受信したか否かを判断する段階と、前記PTサーバが、前記判断段階で前記メディアバースト解除メッセージを受信したと判断した場合に前記第2状態から第1状態に遷移するか、又は前記判断の結果に基づいて前記第2状態から第4状態に遷移する段階とを含む。
本発明のさらに他の態様によるPTサーバの状態制御方法は、PTサーバが、T2タイマ作動中に、メディアバースト解除メッセージを受信する段階と、前記PTサーバが、前記T2タイマ満了時に、前記メディアバースト解除メッセージを受信したか否かを判断する段階と、前記PTサーバが、前記判断段階で前記メディアバースト解除メッセージを受信したと判断した場合、メディアバーストアイドル状態に遷移する段階とを含む。
本発明のさらに他の態様によるPTクライアント装置は、少なくとも1つのメディアパケット及びメディアバースト解除メッセージをPTサーバに送信し、前記メディアバースト解除メッセージに対する応答としてメディアバーストアイドルメッセージを前記PTサーバから受信し、前記メディアバーストアイドルメッセージを受信した後、メディアバースト要求を前記PTサーバに送信する制御部を含み、前記メディアバーストアイドルメッセージは、前記PTサーバがT2タイマ満了前に前記メディアバースト解除メッセージを受信した場合に前記PTサーバから受信される。
本発明のさらに他の態様によるPTクライアント装置は、少なくとも1つのメディアパケット及びメディアバースト解除メッセージをPTサーバに送信し、前記メディアバースト解除メッセージに対する応答としてメディアバーストアイドルメッセージを前記PTサーバから受信し、前記メディアバーストアイドルメッセージを受信した後、メディアバースト要求を前記PTサーバに送信する制御部を含み、前記メディアバースト要求は、前記PTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信した後に第1状態で少なくとも1つのメディアパケットを受信した場合に送信され、前記メディアバースト解除メッセージは、前記PTサーバにより以前の状態で受信される。
本願のこのような目的及びその他の目的は後述する詳細な説明により明らかになるであろう。しかし、本発明の思想や範囲内で詳細な説明から様々な変更及び変形が可能であることは当業者に明らかであるので、詳細な説明及び特定例は、本発明の好ましい実施形態を示しているものの、単なる例示のために与えられたものであることを理解すべきである。
本発明は、後述する詳細な説明及び単なる例示のために与えられた添付図面からより十分に理解できるであろうが、これにより限定されるものではない。
図1は、従来のPTクライアントとPTサーバ間のメディアバーストの送信/受信を示す状態マシン図である。 図2は、従来のPTサーバと端末(PTクライアント)間のメディアバースト送信権限の取得及びメディアデータの送信を示す信号フロー図である。 図3は、本発明の第1実施形態によるメディアバースト制御を示す信号フロー図である。 図4は、本発明の第2実施形態によるメディアバースト制御を示す信号フロー図である。 図5は、本発明のUE(又は、端末)を示すPT構造である。
本発明の好ましい実施形態に関する説明は、PTサービスを提供するPT通信システム及び関連装置に適用することができる。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の技術的特性を適用できる全ての有無線通信システム及び関連装置に適用することができる。
本発明の一態様によれば、メディアバースト送信権限(発言権(floor、media burst authority)を取得した端末が、メディアデータ(例えば、シーケンス番号を有しないRTPメディアパケット)と前記メディアバースト送信権限の解除のためのメッセージ(すなわち、MB_Release)を、メディアバースト送信権限期間内にPTサーバに送信した場合、異なるネットワークルーティング経路での送信遅延(遷移遅延)により、前記PTサーバが、前記MB_Releaseメッセージを受信した後、前記メディアデータの一部(例えば、最後のRTPメディアパケット、又は最後のRTPパケットではない少なくとも1つのRTPメディアパケット)を受信しても、前記端末は、前記PTサーバに何ら制限されることなく、前記メディアバースト送信権限の要求が許容される。
本発明の他の態様によれば、メディアバースト送信権限を取得した端末が、メディアデータ(例えば、シーケンス番号を有するRTPメディアパケット)とMB_Releaseメッセージを、メディアバースト送信権限期間内に順次送信した場合、異なるネットワークルーティング経路での送信遅延(遷移遅延)により、前記PTサーバが、前記MB_Releaseメッセージを先に受信した後、メディアバースト送信権限期間が経過するまでに前記メディアデータの一部(例えば、最後のRTPメディアパケット、又は最後のRTPパケットではない少なくとも1つのRTPメディアパケット)を受信しても、前記端末は、何ら制限されることなく、前記メディアバースト送信権限の要求が許容される。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態の構成及び動作を説明する。本発明においては、単なる例示として第1及び第2実施形態を提案する。
第1実施形態は、RTPメディアパケット(メディアデータ)がシーケンス番号を有する場合にも有しない場合にも適用される。第2実施形態は、RTPメディアパケット(メディアデータ)がシーケンス番号を有しており、PTサーバが受信したメディアバースト解除メッセージ(例えば、MB_Releaseメッセージ)に含まれる「最後のパケットのシーケンス番号」情報を調べることにより、少なくとも1つの追加RTPメディアパケットを受信し得ることが分かり、受信される追加RTPメディアパケットを待つことのできる場合に適用されることが好ましい。ここで、各RTPメディアパケット(メディアデータ)のシーケンス番号は、各パケットの識別子(identity)の役割を果たし、かつ各パケットのシーケンス(順序)を通知する一種のインジケータの役割を果たす。各MB_Releaseメッセージは、「最後のパケットのシーケンス番号」などの最後のRTPメディアパケットを識別できる情報を含む。しかしながら、各RTPメディアパケットは、RTPメディアパケットのシーケンス番号を含んでもよく、含まなくてもよい。
図3は、本発明の第1実施形態によるメディアバースト制御を示す信号フロー図である。
以下、図1及び図3を参照して説明する。ここで、図1におけるPTサーバの第0状態でSIPセッションが開始され、前記PTサーバは各端末にMB_Idleメッセージを送信して第1状態にあると前提する。すなわち、各端末は、PTサーバに発言権(media burst authority、floor、又はメディアバースト送信権限(permission to send media burst))を要求できる状態にある。ただし、ここでは、一例として、端末AがPTサーバからメディアバースト送信権限を取得したことを前提に説明する。
端末A、B、及びC(PTクライアント装置)のそれぞれは、メディアバースト送信権限を要求するメッセージ(例えば、MB_Request)をPTサーバに送信する(S10)。PTサーバが端末Aにメディアバースト送信権限を付与すると決定した場合、PTサーバは、端末Aによるメディアバースト送信権限の要求に対する応答として、承諾メッセージ(例えば、MB_Granted)を端末Aに送信する反面、端末B及びCには、メディアバースト送信権限が端末Aに付与されたことを示すメッセージを送信する(S20)。前記ステップS10〜S20により、端末Aに対するPTサーバの状態は、図1の第1状態から第2状態マシン(すなわち、「U:permitted」状態)に遷移(変化、移動)する。従って、端末Aは、T2タイマに設定された許容(有効)期間の間、メディアデータ(又は、RTPメディアパケット)をPTサーバに送信することができる。また、前記ステップS10〜S20により、端末B及びCはMB_Takenメッセージを受信した状態であるので、端末B及びCに対するPTサーバの動作状態は、図1の第6状態(「U:not permitted and MB_Taken」状態)に該当する。端末Aは、第2状態(すなわち、「U:permitted」状態)にあるので、メディアデータ(又は、RTPメディアパケット)をPTサーバに送信することができる(S30)。ここで、PTサーバは、最初のRTPメディアパケットを受信すると、T1タイマとT2タイマを作動させる。すなわち、端末Aは、T2タイマに設定された時間(期間)(例えば、30秒)内は一連のRTPメディアパケットをPTサーバに送信することができる(S31〜S33)。ここで、PTサーバは、各RTPメディアパケットが到着する毎にT1タイマを再作動(再スタート)させる。T1タイマは、1つのRTPメディアパケットが到着してから次のRTPメディアパケットが到着するまでの期間をカウントする。
もし、T1タイマが満了するか、又は端末AからMB_Releaseメッセージを受信すると、PTサーバは、端末Aがメディアデータの送信を完了したとみなし、図1の第2状態から図1の第1状態、すなわち端末Aが発言権(メディアバースト送信権限)を要求できる状態に遷移する。
以下、ステップS30をより詳細に説明する。図3に示すように、端末Aは、メディアデータの送信のために許容される期間(すなわち、T2タイマに設定された値(期間))内に一連のRTPメディアパケットをPTサーバに送信し(S31〜S33)、その後MB_ReleaseメッセージをPTサーバに送信した(S34)。ここで、端末Aが送信したメッセージ(すなわち、RTPメディアパケットとMB_Releaseメッセージ)は異なるネットワークルーティング経路でPTサーバに送信される。これにより、異なるネットワークルーティング経路の使用による送信遅延(遷移遅延)が発生する。従って、PTサーバは、端末Aが送信したMB_Releaseメッセージを受信した後、最後のRTPメディアパケット又は(最後のRTPメディアパケットではない)少なくとも1つのRTPメディアパケットを受信することがある(S34)。
PTサーバが前記ステップS34でT2タイマ作動中にMB_Releaseメッセージを受信したので、端末Aに対するPTサーバのTBCP(又は、MBCP)状態は、現在の状態である第2状態(すなわち、「U:permitted」状態)から第1状態マシン(すなわち、「U:not permitted and MB_Idle」状態)に遷移する。PTサーバは、端末Aがこの状態で必要に応じて再びPTサーバにメディアバースト要求を送信できることを意味する、メディアバースト送信権限要求メッセージ(例えば、MB_Request)を端末Aから受信することができる。
その後、本発明によれば、前記ステップS33のように、第1状態にあるPTサーバが最後のRTPメディアパケット又は他のRTPメディアパケットを受信すると、PTサーバは、MB_Releaseメッセージ(すなわち、PTサーバが第2状態{すなわち、「U:permitted」状態}で既に受信したメッセージ)を既に受信したか否かを判断する。もし、MB_Releaseメッセージを既に受信したと判断した場合、PTサーバは、第3状態(「U:not permitted but sends media」)に遷移せず、その受信した最後のRTPメディアパケット又は他のRTPメディアパケットを(他のPTクライアントに送信するのではなく)廃棄した後、第1状態を維持するので、端末Aは、所望の場合、再びメディアバースト送信権限を要求することができる。それに対し、MB_Releaseメッセージを受信していないと判断した場合、PTサーバは第1状態から第3状態に遷移する。
図3の実施形態において、第1状態にあるPTサーバは、図1の従来技術とは異なり、MB_Releaseメッセージ(すなわち、PTサーバが第2状態{すなわち、「U:permitted」状態}で既に受信したメッセージ)を既に(例えば、ステップS34で)受信したと判断して、前記受信したRTPメディアパケットを廃棄し、第1状態を維持し、第3状態に遷移しない(S35)。すなわち、第1状態にあるPTサーバがステップS33のRTPメディアパケットを受信するとき、端末Aに対するPTサーバの状態は、第1状態から第3状態(すなわち、図1の「U:not permitted but sends media」状態)に遷移しない。その結果、PTサーバがステップS34のMB_Releaseメッセージを受信した後、ステップS33のRTPメディアパケットを受信したとしても、PTサーバはメディアデータを送信した端末Aがメディアバースト送信権限を有していないとは判断しない。
上記の場合において、PTサーバは、前記ステップS34でMB_Releaseメッセージを受信した後、前記ステップS33で受信した最後のRTPメディアパケット(又は、他のRTPメディアパケット)を廃棄して、端末Aがメディアバースト送信権限を継続して要求できるようにする。すなわち、端末Aに対するPTサーバのTBCP(又は、MBCP)状態は、第1状態を継続して維持する。従って、端末AがT2タイマに設定された時間(期間)、すなわちメディアバースト送信権限期間内に、メディアデータ(すなわち、一連のRTPメディアパケット)を送信した後、MB_Releaseメッセージを送信した場合、ネットワークルーティング経路の送信遅延(遷移遅延)により不利に処理されることを防止することができる。これにより、端末に対するPTサーバの状態マシンは、第1状態から第3状態に遷移しない。従って、本発明において、端末Aは、有利かつ効果的にPTサーバに再びメディアバースト送信権限を要求することができ、ペナルティが課されない。
図4は、本発明の第2実施形態によるメディアバースト制御を示す信号フロー図である。ここで、図1におけるPTサーバの第0状態でSIPセッションが開始され、前記PTサーバは各端末にMB_Idleメッセージを送信して第1状態にあると前提する。すなわち、各端末は、PTサーバにメディアバースト送信権限を要求できる状態にある。ただし、一例として、端末AがPTサーバからメディアバースト送信権限を取得したことを前提に説明する。図4の第2実施形態におけるステップS10及びS20は、図3の第1実施形態におけるステップS10及びS20とその動作及び機能が同一である。図3の第1実施形態とは異なり、図4の第2実施形態においては、RTPメディアパケット(又は、メディアデータ)がそれぞれシーケンス番号を有し、かつMB_Releaseメッセージが最後のRTPメディアパケットのシーケンス番号に関する情報を含んでいる。
また、例えば図4に示すような本発明の第2実施形態においては、MB_Releaseメッセージよりも先に送信された、最後のRTPメディアパケット、又は最後のRTPメディアパケットではない少なくとも1つのRTPメディアパケットが受信される前に、前記MB_Releaseメッセージが端末AからPTサーバに先に受信されても、PTサーバの状態は第2状態から第1状態に遷移(変化)せず、PTサーバの第2状態が端末Aに対して継続して維持される。これは、PTサーバがT2タイマ満了時まで端末Aからの最後のRTPメディアパケット(又は、その他のメディアパケット)の受信を待つことを意味する。図4において、各RTPメディアパケットはシーケンス番号を有するので、PTサーバは、受信したMB_Releaseメッセージに含まれる「最後のパケットのシーケンス番号」情報を確認することにより、最後のパケットが到着するのを待つことができる。
また、図4の第2実施形態は、T2タイマ満了前に、(好ましくは、シーケンス番号を有する)一連のRTPメディアパケットとMB_Releaseメッセージが端末AからPTサーバに送信されたが、ネットワークルーティング経路の送信遅延(遷移遅延)により、MB_ReleaseメッセージがPTサーバに先に受信されることがある。その結果、T2タイマは、PTサーバがRTPメディアパケットの一部(例えば、最後又は少なくとも1つのメディアパケット)を受信していない状態で満了するであろう。以下、前記PTサーバのMB_Releaseメッセージ及び特定のRTPメディアパケットの受信に関する動作を、本発明によるステップS40を参照してより詳細に説明する。
ステップS40を参照すると、メディアバースト送信権限を取得した端末Aは、メディアデータの送信のために許容される期間(すなわち、T2タイマに設定された値(期間))内に、一連のRTPメディアパケットをPTサーバに送信する(S41〜S43)。ここで、前記RTPメディアパケットは、それぞれシーケンス番号を有することが好ましい。端末Aは、メディアデータ送信期間(すなわち、T2タイマに設定された値(期間))中に、MB_ReleaseメッセージをPTサーバに送信する(S44)。ところが、前記RTPメディアパケットと前記MB_Releaseメッセージが端末AからPTサーバに順次送信されたとしても、それぞれのRTPメディアパケット及びMB_Releaseメッセージは送信されるネットワークルーティング経路が異なることがある。従って、前記パケット及びメッセージが送信されるルーティング経路が異なるため、送信遅延(遷移遅延)が発生することがある。
図4の実施形態において、PTサーバは、T2タイマ満了前に、RTPメディアパケット(シーケンス番号1)やRTPメディアパケット(シーケンス番号2)などを受信する(S41〜S42)。その後、送信遅延(遷移遅延)により、MB_Releaseメッセージを、最後又はその他のRTPメディアパケット(すなわち、シーケンス番号nを有するRTPメディアパケット)よりも先に受信することがある(S43及びS44)。このとき、PTサーバは、前記受信したMB_Releaseメッセージに含まれる最後のRTPメディアパケットのシーケンス番号(例えば、n)に関する情報を分析し、その受信したRTPメディアパケットが最後のRTPパケットであるか否かを判断することができる。例えば、前記受信したMB_Releaseメッセージに提供された「最後のパケットのシーケンス番号」情報/パラメータを調べることができる。PTサーバは、前記最後のRTPメディアパケットのシーケンス番号に関する情報を特定のメモリ(例えば、PTサーバに内蔵(装着)されたメモリ又は外部メモリ)に保存することができる。
前記受信したMB_Releaseに含まれる「最後のパケットのシーケンス番号」情報は、PTサーバが依然として最後のパケットを受信する必要があることを示すので、PTサーバは、MB_Releaseメッセージを受信すると、ステップS43の(シーケンス番号を有する)最後のRTPメディアパケットの受信を待つ。また、本発明により、端末Aに対するPTサーバの状態は、第2状態から第1状態に遷移せず、現在の第2状態を維持する(S45)。その結果、PTサーバは、T2タイマ満了前に端末Aが送信したメディアデータ(例えば、シーケンス番号nを有する最後のRTPメディアパケット)を受信することができる。
ところが、T2タイマが満了する時点で最後のRTPメディアパケットを受信することができない場合(例えば、ステップS43でT2タイマ満了後に最後のRTPメディアパケットを受信した場合)、PTサーバは、PTサーバがMB_Releaseメッセージを既に受信したか否かを判断する(S46)。すなわち、PTサーバが第2状態(「U:permitted」)にある間にT2タイマが満了した場合、PTサーバは、第4状態に遷移せず、第2状態をそのまま維持する(S45)。そして、PTサーバは、MB_Releaseメッセージを既に受信したか否かを判断する(S46)。MB_Releaseメッセージを既に受信したと判断した場合、PTサーバは、第2状態から第1状態(「U:not permitted and MB_Idle」)に遷移し、MB_Idleメッセージを端末Aに送信し、後で受信される全てのRTPメディアパケットを廃棄する。図4の実施形態においては、PTサーバが前記ステップS44でMB_Releaseメッセージを既に受信したので、PTサーバは、ステップS45でMB_Releaseメッセージを既に受信したと判断する。従って、PTサーバは、第2状態から第1状態に遷移した後、第1状態を維持してMB_Idleメッセージを端末Aに送信する(S47及びS48)。
それに対し、ステップS45でMB_Releaseメッセージを受信していないと判断した場合、PTサーバは、MB_Revokeメッセージを端末Aに送信し(S49)、第2状態から第4状態(「U:pending MB_Revoke」)に遷移する(S50)。
以上のように、前記ステップS45の判断により、PTサーバは、T2タイマ満了前にステップS44でMB_Releaseメッセージを既に受信したか否かを確認することができる。従って、PTサーバが第2状態から第1状態に遷移し、端末Aはメディアバースト送信権限を要求することができるという利点がある。すなわち、本発明によれば、PTサーバは、T2タイマが満了するや否や端末AにMB_Revokeメッセージを送信するわけではない。また、この場合、端末Aに対するPTサーバの状態は、第2状態から第4状態(すなわち、「U:pending MB_Revoke」状態)に遷移(変化)しない。ところが、ステップS45でPTサーバが、T2タイマが満了する時点でまだMB_Releaseメッセージを受信していないと判断した場合、PTサーバは、MB_Revokeメッセージを端末Aに送信する(S49)。ここで、端末Aに対するPTサーバの状態は、第2状態から第4状態(「U:pending MB_Revoke」状態)に遷移する(S50)。
一方、PTサーバは、T2タイマが満了すると、T3タイマを作動させることができる。PTサーバがT3タイマ満了前に前記(シーケンス番号がnである)最後のRTPメディアパケットを受信した場合、PTサーバは、前記(シーケンス番号がnである)最後のRTPメディアパケットを端末B及び/又は端末Cに送信する(すなわち、図1の状況4に該当する)。しかし、T3タイマが満了するか、又は第4状態にあるPTサーバが前記(シーケンス番号がnである)最後のRTPメディアパケットを受信した場合、PTサーバは、端末Aが発言権(media burst authority)(メディアバースト送信権限)なくメディアデータ(すなわち、前記シーケンス番号がnである最後のRTPメディアパケット)を送信したとみなすことになる。従って、端末Aに対するPTサーバの状態は、第4状態(「U:pending MB_Revoke」状態)から第5状態(「U:waiting MB_Revoke」状態)に遷移(変化)する。このような第5状態で、PTサーバは、端末Aに所定期間(すなわち、T9タイマに設定された期間)メディアバースト送信権限を要求できないペナルティを課す。
従って、本発明の第2実施形態において、PTサーバは、T2タイマの許容期間内に、端末Aから最後のRTPメディアパケットを受信する前に、MB_Releaseメッセージを先に受信した場合、前記MB_Releaseメッセージに含まれる最後のRTPメディアパケットのシーケンス番号に関する情報を確認(分析)した後、第2状態から第1状態に遷移せず、その最後のRTPメディアパケットの受信を待つ。しかし、T2タイマが満了する時点で前記最後のRTPメディアパケットを受信していなくても、PTサーバは、MB_Revokeメッセージを端末Aに自動で送信するのではなく、前記MB_Releaseメッセージを既に受信したか否かを判断した後、その判断に基づいて第2状態から第4状態に移動することができる。従来の技術においては、T2タイマ満了時に、PTサーバが自動で第2状態から第4状態に遷移することによって、T3タイマとT9タイマが作動し、T9タイマ作動中は端末Aはメディアバースト送信権限を要求することができない。これは、PTサーバが端末にあまりにも厳格にペナルティを課すため問題となっている。本発明は、ステップS46の判断結果に基づいて、PTサーバが選択的に第2状態から第4状態に遷移するため、このような限界を克服する。その結果、本発明によれば、ユーザ(端末A)は不要なペナルティを受けず、PTサーバは端末Aがメディアバースト送信権限を要求できるようにすることができる。従って、端末Aは、ネットワーク送信遅延(遷移遅延)により制限されることなく、PTサービスが好ましく提供される。
前述のように、本発明の明細書は単に例示的な実施形態を参照して説明された。本発明においては様々な変更及び変形が可能であることは当業者に明らかであろう。例えば、ここに論議された本発明の方法は、ソフトウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせにより実現、すなわち記憶媒体(例えば、端末の内部メモリ、フラッシュメモリ、ハードディスクなど)に保存することができ、プロセッサ(例えば、端末の内部マイクロプロセッサ)によりプログラミングされたソフトウェアプログラム内にコードやコマンドで実現することができる。また、本発明の実施形態において、トークバーストはオーディオデータを示し、メディアバーストは文字、動画像、又は写真などのデータを示す。トークバーストとメディアバーストの両方ともデータフォーマットに関係なく本発明の実施形態に適用することができる。従って、本発明は、添付された請求の範囲及びその同等物の範囲内で提供される変更及び変形を含むことができる。
本発明による各端末(例えば、端末A、B、Cなど)は、PTサービスを提供できるPTクライアント装置(PTクライアントを含む全ての装置)である。各端末は、ここに論議された本発明の方法を実現するための制御部、メモリ、及びその他の構成要素を含むことができる。例えば、各端末は、全てのタイプの移動通信端末、PTサービスを利用できるノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯用ゲーム機、MPS、又はその他の家電製品の1つでもよい。また、本発明の説明において、各端末は、PTクライアントを含む物理エンティティ(physical entity)を示すことが好ましく、PTクライアントは、端末内に含まれる論理又は物理エンティティ(logical or physical entity)を意味することが好ましい。従って、本発明の説明の便宜上、端末はPTクライアント装置を示すこともあり、その逆も可能である。
図5は、本発明による端末(又は、UE)の構成を含むPTシステム構造である。以下、図5を参照して説明する。
図5の実施形態において、PTクライアントは、移動端末に位置し、PTサービス接続に利用される。前記PTクライアントは、PTセッション開始(例えば、コーデックネゴシエーション)、参加(例えば、トーク(talk)又はリッスン(listen))及び解除のために構成することができる。前記PTクライアントは、SIP/IPコアを利用した登録を行い、SIP/IPコアにPTユーザを認証するために構成することができる。前記PTクライアントは、オーディオレコーディング又はオーディオエンコーディングにより、トークバースト(メディアバースト)を生成及び送信するように構成することができる。前記PTクライアントは、トークバーストを受信し、その受信したトークバーストをデコーディングしてオーディオを生成できるように構成することができる。前記PTクライアントは、トークバースト制御手順及びトークバーストプロトコルネゴシエーションをサポートするために構成することができる。前記PTクライアントは、DMクライアントが提供するPT構成データ(PT configuration data)を統合(incorporate)するために構成することができる。前記PTクライアントは、応答モード指示(answer mode indication)(手動応答、自動応答)、インカミングPTセッション制限(incoming PT session barring)及びインカミングインスタント個人警告禁止(incoming instant personal alert barring)、並びに同時PTセッションサポート(simultaneous PT sessions support)を設定することのできる能力をサポートするために構成することができる。前記PTクライアントは、PTサーバにより開始される場合、ユーザプレーン適用手順(user plane adaptation procedure)をサポートするように構成することができる。前記PTクライアントは、インスタント個人警告の受信をサポートするように構成することができる。前記PTクライアントは、インスタント個人警告の送信をサポートし、グループ通知(group advertisement)を提供するように構成することができる。前記PTクライアントは、複数のトークバースト制御プロトコル、並びに優先順位(priority)及びタイムスタンプに基づいて行えるトークバースト要求待機(talk burst request queuing)をサポートするように構成することができる。前記PTクライアントは、トークバースト終了後に品質フィードバック報告(quality feedback reports)を送信するように構成することができる。前記PTクライアントは、既に設定されているセッションをサポートするように構成することができる。前記PTクライアントは、ユーザID(user identity)に対するプライバシーを要求するために、同時セッション及びセッションオン・ホールド手順(simultaneous sessions and session on−hold procedure)をサポートするように構成することができる。
図5の実施形態において、XDMC(XML Document Management Client)は、ネットワークに保存されているXML文書(例えば、PT XDMSでのPT専用文書(PT−specific document)、例えば共有XDMS(shared XDMS)でのコンタクトリストとして利用されるURIリストなど)を管理するXCAPクライアントでもよい。管理特性には生成、修正、検索、及び削除などの動作が含まれる。
図5の実施形態において、プレゼンスソース(presence source)は、プレゼンスサービスにプレゼンス情報を提供(発行)するエンティティである。ウォッチャーは、プレゼンティティ(presentity)に関するプレゼンス情報、又はウォッチャーに関するウォッチャー情報を要求し、前記プレゼンスサービスを構成するエンティティである。
前述のように、本発明においては、端末がネットワーク送信遅延(遷移遅延)によるPTサーバの制限を受けず、メディアバースト送信権限(発言権(talk burst authority、media burst authority、floor)を要求することができる。従って、端末及びPTサーバは円滑で好ましくPTサービスを利用することができる。
本発明は単に例示的な実施形態を参照して説明された。本発明において、本発明の思想や範囲内で様々な変更及び変形が可能であることは当業者に明らかであろう。従って、本発明は、添付された請求の範囲及びその同等物の範囲内で提供される本発明の変更及び変形を含むことができる。

Claims (22)

  1. 第2状態のPTサーバが、メディアバースト解除メッセージを受信すると第1状態に遷移する段階と、
    前記第1状態のPTサーバがPTクライアントから少なくとも1つのメディアパケットを受信した場合、及び以前の前記第2状態のPTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信した場合、前記PTサーバが前記第1状態を維持する段階と
    を含むことを特徴とするPTサーバの状態制御方法。
  2. 前記第1状態は、前記PTクライアントが前記PTサーバにメディアバースト要求を送信できる状態であり、前記第2状態は、前記PTサーバが前記PTクライアントにメディアバースト送信権限を付与した状態であることを特徴とする請求項1に記載のPTサーバの状態制御方法。
  3. 前記第1状態は、「U:not permitted and MB_Idle」状態であり、前記第2状態は、「U:permitted」状態であることを特徴とする請求項1に記載のPTサーバの状態制御方法。
  4. 前記遷移段階においては、
    前記第2状態のPTサーバが、T2タイマ作動中に、前記メディアバースト解除メッセージを受信することを特徴とする請求項1に記載のPTサーバの状態制御方法。
  5. 第2状態のPTサーバが、メディアバースト解除メッセージを受信すると第1状態に遷移する段階と、
    前記PTサーバが、前記遷移した第1状態にある間にメディアパケットを受信した場合、以前の前記第2状態で前記メディアバースト解除メッセージを受信したか否かを判断する段階と、
    前記PTサーバが、前記判断段階で以前の前記第2状態で前記メディアバースト解除メッセージを受信したと判断した場合、前記メディアパケットを受信した時点で前記遷移した第1状態を維持する段階と
    を含むことを特徴とするPTサーバの状態制御方法。
  6. 第2状態のPTサーバが、T2タイマ作動中に、PTクライアントから少なくとも1つのメディアパケットを受信する段階と、
    前記第2状態のPTサーバが、前記T2タイマ作動中に、前記PTクライアントからメディアバースト解除メッセージを受信する段階と
    をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のPTサーバの状態制御方法。
  7. 前記第1状態は、前記PTクライアントが前記PTサーバにメディアバースト要求を送信できる状態であり、前記第2状態は、前記PTサーバが前記PTクライアントにメディアバースト送信権限を付与した状態であることを特徴とする請求項5に記載のPTサーバの状態制御方法。
  8. 前記第1状態は、「U:not permitted and MB_Idle」状態であり、前記第2状態は、「U:permitted」状態であることを特徴とする請求項5に記載のPTサーバの状態制御方法。
  9. 第2状態のPTサーバが、T2タイマ満了時に、メディアバースト解除メッセージを受信したか否かを判断する段階と、
    前記PTサーバが、前記判断段階で前記メディアバースト解除メッセージを受信したと判断した場合に前記第2状態から第1状態に遷移するか、又は前記判断の結果に基づいて前記第2状態から第4状態に遷移する段階と
    を含むことを特徴とするPTサーバの状態制御方法。
  10. 前記第1状態は、前記PTクライアントが前記PTサーバにメディアバースト要求を送信できる状態であり、前記第2状態は、前記PTサーバが前記PTクライアントにメディアバースト送信権限を付与した状態であることを特徴とする請求項9に記載のPTサーバの状態制御方法。
  11. 前記第1状態は、「U:not permitted and MB_Idle」状態であり、前記第2状態は、「U:permitted」状態であることを特徴とする請求項9に記載のPTサーバの状態制御方法。
  12. 前記遷移段階においては、
    前記PTサーバが、前記判断段階で前記メディアバースト解除メッセージを受信していないと判断した場合、前記T2タイマ満了時に、前記第2状態から前記第4状態に遷移することを特徴とする請求項9に記載のPTサーバの状態制御方法。
  13. 前記第2状態は、前記PTサーバが前記PTクライアントにメディアバースト送信権限を付与した状態であり、前記第4状態は、前記PTクライアントが前記PTサーバへのメディアバースト要求を禁止されるか、又は前記PTサーバが前記PTクライアントから受信した追加メディアパケットを他のPTクライアントに送信できる猶予期間を有する状態であることを特徴とする請求項12に記載のPTサーバの状態制御方法。
  14. 前記第2状態は、「U:permitted」状態であり、前記第4状態は、「U:pending MB_Revoke」状態であることを特徴とする請求項12に記載のPTサーバの状態制御方法。
  15. PTサーバが、T2タイマ作動中に、メディアバースト解除メッセージを受信する段階と、
    前記PTサーバが、前記T2タイマ満了時に、前記メディアバースト解除メッセージを受信したか否かを判断する段階と、
    前記PTサーバが、前記判断段階で前記メディアバースト解除メッセージを受信したと判断した場合、メディアバーストアイドル状態に遷移する段階と
    を含むことを特徴とするPTサーバの状態制御方法。
  16. 前記メディアバーストアイドル状態は、「U:not permitted and MB_Idle」状態であることを特徴とする請求項15に記載のPTサーバの状態制御方法。
  17. 少なくとも1つのメディアパケット及びメディアバースト解除メッセージをPTサーバに送信し、前記メディアバースト解除メッセージに対する応答としてメディアバーストアイドルメッセージを前記PTサーバから受信し、前記メディアバーストアイドルメッセージを受信した後、メディアバースト要求を前記PTサーバに送信する制御部を含み、
    前記メディアバーストアイドルメッセージは、前記PTサーバがT2タイマ満了前に前記メディアバースト解除メッセージを受信した場合に前記PTサーバから受信されることを特徴とするPTクライアント装置。
  18. 前記制御部は、前記T2タイマ満了前に前記PTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信することによって、前記PTサーバからメディアバースト取消メッセージを受信しないことを特徴とする請求項17に記載のPTクライアント装置。
  19. 少なくとも1つのメディアパケット及びメディアバースト解除メッセージをPTサーバに送信し、前記メディアバースト解除メッセージに対する応答としてメディアバーストアイドルメッセージを前記PTサーバから受信し、前記メディアバーストアイドルメッセージを受信した後、メディアバースト要求を前記PTサーバに送信する制御部を含み、
    前記メディアバースト要求は、前記PTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信した後に第1状態で少なくとも1つのメディアパケットを受信した場合に送信され、前記メディアバースト解除メッセージは、前記PTサーバにより以前の状態で受信されることを特徴とするPTクライアント装置。
  20. 前記PTクライアントは、前記PTサーバが前記メディアバースト解除メッセージを受信した後、前記PTサーバにより第2状態から前記第1状態に遷移することを特徴とする請求項19に記載のPTクライアント装置。
  21. 前記以前の状態は、「U:permitted」状態であることを特徴とする請求項19に記載のPTクライアント装置。
  22. 前記第1状態は、前記PTクライアントが前記PTサーバにメディアバースト要求を送信できる状態であり、前記第2状態は、前記PTサーバが前記PTクライアントにメディアバースト送信権限を付与した状態であることを特徴とする請求項20に記載のPTクライアント装置。
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