JP2010502122A - 制御遅延パケット転送の機器および方法 - Google Patents

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Abstract

制御遅延を伴うパケット(542)を転送するための機器(302)および方法が記載されている。一実施形態において、本発明は、少なくとも1つの制御遅延値のキュー時間の間に、1つの第1のクラスのパケットを保持する制御遅延キュー論理(508)と、キュー時間が制御遅延値に到達した際に、第1のクラスのパケットの伝送を可能にするために、第2のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断するスケジューリング論理(514)とを含む。

Description

(関連出願の引用)
本出願は、米国仮特許出願第60/839,465号(2006年8月22日出願)の優先権を主張し、その全体が参考として本明細書に援用される。
(発明の分野)
本発明は、概して、コンピュータネットワークのパケットトラフィックの処理に関する。より具体的には、本発明は、ジッタの累積を最小限にするために、それぞれのネットワーク装置における制御された遅延によるパケットの転送を対象とする。
近年、H.261、H.323、およびIPTVのような擬似ワイヤエミュレーション(Pseudo−Wire Emulation:PWE)、ボイスオーバーIP(Voice over IP:VoIP)、ビデオ会議、およびブロードキャスト、マルチキャストならびにメニーキャストストリーミングサービスを含む、コンピュータネットワークにおけるリアルタイムのアプリケーションおよびサービスの送達への要求が急増してきている。これらのリアルタイムサービスは、高いサービスの質を保証するために、高精度の時間調節を必要とする場合がある。例えば、ソースとディスティネーションとの間のクロックの不整合によるデータ損失を排除することが望ましい。これは、グローバルポジショニングシステム(GPS)基準のような、ソースおよびディスティネーションにおいて高精度のタイミング基準を提供すること、またはStratum2のルビジウム発振器のようなより質が低い発振器によって提供することによって実行できるが、Stratum2のクロック品質に関する仕様はTelcordia GR−1244−COREにおいて提供される。しかしながら、同時に、これらのタイミング基準のノード毎の配置に起因する実質的なコストを削減することが望ましい。
図1は、タイミング情報をクライアント装置106A〜106Nに提供する、単一のタイムサーバ100を含む、ネットワークアーキテクチャを説明する。タイムサーバ100は、ネットワークタイムプロトコル(Network Time Protocol:NTP)サーバであってもよく、タイミング情報は、タイムリレーサーバ104へのネットワーク110を横断するタイミングパケット101に含まれていてもよい。これらのタイミングパケット101は、ネットワーク110のスイッチング装置102A〜102Nを横断する。それぞれのスイッチング装置102において、タイミングパケット101は、データパケット120と多重化される。それぞれのスイッチング装置102は、蓄積転送型キュー等の従来のキューを使用することができる。タイムリレーサーバ104は、タイミングパケット101に含まれるタイムサーバ100からのタイミング情報と同期化し、かつタイミングパケット105A〜105Nに含まれるタイミング情報をクライアント106A〜106Nへ生成および伝送することができる。クライアント106は、タイムリレーサーバ104から受信したタイミングパケット105と同期化することができる。
タイミング精度を制限する重要な事実の1つは、タイミングパケット101が、データパケット120との多重化により経験するネットワーク遅延における変動であり、ネットワークジッタとして知られる。ネットワークジッタの最小化、およびそれに対応してタイミングパケット101が経験するネットワーク遅延の厳密な限界設定により、タイミング配信プロトコルのタイミング精度を高め、リアルタイムネットワークアプリケーションおよびサービスの質を向上させる。公衆インターネット上のタイミング配信プロトコルNTPv4のタイミング精度は、約10ミリ秒であり、ローカルエリアネットワークでは、NTPv4のタイミング精度は、約数百マイクロ秒であり得る。実際、Stratum1基準のクロックの標準偏差が100ナノ秒である入力ジッタには、フィルタをかけて、Stratum2品質のタイミング配信を提供することができるが、これはそれぞれのクライアント106におけるGPS基準またはStratum2のルビジウム発振器の必要性を取り除くことが望ましい。しかしながら、従来のNTPv4の実装のタイミング精度は、Stratum2品質のタイミングの配信に必要とされるものからはかけ離れていると考えられる。
パケットネットワークにおいて、遅延は、主に、物理媒体上の局間伝送遅延、および通過ホップ遅延である。タイミングパケット101等のパケットは、スイッチング装置102等の通過局間の伝送遅延、ならびにそれぞれのスイッチング装置102における媒体アクセス制御(MAC)遅延およびキュー遅延を含む通過ホップ遅延を経験する。終端間遅延は、タイミングパケット101が、タイムサーバ100等のソースからタイムリレー104等のディスティネーションまでにおいて経験する、総合遅延である。終端間遅延は、通過ホップ毎に経験するすべての遅延に加えて、ソースおよびディスティネーションノードでのMACならびにキュー遅延を含む。
伝送遅延は、信号が、関連する物理媒体上で光の速度で移動する距離による遅延である。通常操作において、伝送遅延は、熱的効果および日周性(diurnal)効果により、ゆっくりと変動する。ゆっくりと変動する遅延変動は、ワンダとして知られる。ほとんどのネットワークにおける熱的効果および日周性効果による伝送ワンダは、5000キロメーターのファイバ上で約100ナノ秒と一般的に小さく、追跡および容易な補正が可能である。
図2は、媒体アクセス制御遅延200およびネットワークキュー遅延202の構成成分を説明し、タイミングパケット101としてのこれらの構成成分の累積は、ネットワークスイッチ102を横断する。媒体アクセス制御遅延200は、媒体アクセス(MA)最小遅延210と、MAジッタ212と、同期化ジッタ214とを含む。ネットワークキュー遅延202は、ネットワークキュー(NQ)最小遅延216と、NQジッタ218とを含む。タイミングパケット101等のネットワークスイッチ102を通過するパケットは、最早の可能なパケット伝送時間230での伝送の前に、(MA最小遅延210+NQ最小遅延216)程度のわずかな遅延を経験し得る。この場合、ジッタの構成成分のすべては、ゼロである。一般的に、ネットワークスイッチ102を通過するパケットは、実際のパケット伝送時間232での伝送の前に、(MA最小遅延210+MAジッタ212+同期化ジッタ214+NQ最小遅延216+NQジッタ218)の遅延を経験し得る。N個のネットワークスイッチ102を通って蓄積した最小通過遅延は、N*(MA最小遅延210+NQ最小遅延216)であり得る。N個のネットワークスイッチ102を通ったジッタは、標準偏差(最大(MAジッタ212)+最大(同期化ジッタ214)+最大(NQジッタ218))*(N/12)1/2で一様に配信され得る。
MA遅延200は、物理媒体での伝送をスケジューリングするプロトコルによるものであり、ビット伝送レート、パケット間ギャップ、パケット分解、逆多重化および類似の効果に依存する。100Mbpsでの2地点間の全二重イーサネット(登録商標)リンク操作の場合、MA遅延200は、主に、ネットワークスイッチ102内でMAC装置から伝送されたパケットの開始と、前述のパケットの終了との間の96ビットのパケット間ギャップ(Inter−Packet Gap:IPG)、ならびに最小MAC処理遅延を含むいくつかのMA最小遅延210によるものである。蓄積転送型通過キュー等の従来のキュー手法は、タイミングパケット101等のネットワークスイッチ102を通過するパケットを、予想外に遅延させる。これは、ネットワークスイッチ102で挿入されたデータパケット120等のパケットの伝送の終了後に、完全な96ビットIPGまたはその一部が、発信リンク(outgoing link)に挿入される必要があり得るためである。100Mbpsでは、IPGによるこのMAジッタ212は、0から96ビット、または0から960ナノ秒である。タイムサーバ100からクライアント106へのパスに沿ったそれぞれのネットワーク装置は、MAジッタ212を経験する可能性があることから、MAジッタ212単独による複数のネットワークスイッチ102の蓄積された終端間ジッタの標準偏差は、Stratum2のタイミングの配信を対象とする100ナノ秒をはるかに超過する。例えば、MAジッタ212のみによる100個のネットワークスイッチ102の後の蓄積されたジッタの標準偏差は、960ナノ秒*(100/12)1/2=2.77マイクロ秒である。これは、従来の蓄積転送型通過キューが、パケットネットワークにおけるStratumの時間および周波数の高精度伝送には許容できない可能性があることを意味する。
MAC遅延200の変動の二次的原因は、パケットデータをクロックドメインに通過させる際の、フリップフロップの多重安定を阻止するために必要な同期化による。それぞれの同期化段階に対する不確実性は、同期クロックの1つのクロックサイクルであり得る。例えば、タイミングパケット101がネットワークスイッチ102で受信された後、タイミングパケット101は、ネットワークスイッチ102の伝送MACインターフェースクロックの次の立ち上がりエッジで伝送され得る。この場合、同期化ジッタ214は、伝送MACインターフェースクロックの1つのクロックサイクルによって限界設定され得る。100Mbpsイーサネット(登録商標)では、伝送MACインターフェースクロックの根本的な速度は、100MHzである。結果として生じる同期化ジッタは、一様に分配され、ネットワークスイッチ102当たり0から10ナノ秒の間で限界設定される。同期化ジッタ214のみによる100個のネットワークスイッチ102の後の蓄積されたジッタの標準偏差は、10ナノ秒*(100/12)1/2=28.86ナノ秒である。これは、単独で蓄積された同期化ジッタ214の標準偏差が、Stratum2品質のタイミングの配信を対象とした100ナノ秒以内であると考えられることを意味する。
ネットワークキュー遅延202は、おそらく、ネットワークにおける遅延およびジッタの最大の発生源である。ネットワークキューは、通過タイミングパケット101、およびネットワークスイッチ102で多重化された入力データパケット120等の、同一の所望の出力ポートを有する多様な入力ポートから到着するパケットから生じる出力ポートの競合によって引き起こされる可能性がある。単一のパケットのみが、任意の所与の時間でネットワークスイッチ102から出ることができるので、他の全ての競合するパケットもキューに入るか、またはドロップされ得る。NQ最小遅延216およびNQジッタ218の大きさ(magnitude)は、代表的な例として示される。標準イーサネット(登録商標)の実装は、1518バイトの最大パケットサイズ、すなわち最大転送単位(Maximum Transfer Unit:MTU)を有する。IPG伝送時間を除き、100Mbpsで1518バイトのパケットを伝送する時間は、121.44マイクロ秒である。最小サイズである64バイトのパケットの伝送時間は、5.12マイクロ秒であり得る。100Mbpsのイーサネット(登録商標)の蓄積転送型ネットワークでは、NQ最小遅延216は、例えば、その直前のパケットまたはそれと多重化されたパケットを伴わない64バイトのタイミングパケット101のキュー時間に対し、5.12マイクロ秒であり得る。タイミングパケット101が、すべてのデータパケット120よりも厳密な優先度を有するものと想定すると、最大NQジッタ218は、例えば、完全な1518バイトデータパケット120がその前で多重化されることを待機する64バイトのタイミングパケット101のキュー時間に対して、121.44マイクロ秒であり得る(1ミリ秒をはるかに超過する遅延が別途生じる可能性があることに留意されたい)。このNQジッタ218は、タイムサーバ100からタイムリレーサーバ104へ転送される際に、タイミングパケット101によって横断されるすべてのネットワークスイッチ102で発生し得る。NQジッタ218のみによる100個のネットワークスイッチ102の後の蓄積されたジッタの標準偏差は、少なくとも121.44マイクロ秒*(100/12)1/2=350.57マイクロ秒であり得る(実際のネットワークにおいては、蓄積されたNQジッタ218の標準偏差は、多くのネットワークトラフィックパターンの自己相似性により、これよりもずっと高い場合があることに留意されたい)。これは、単独で蓄積されたNQジッタ218の標準偏差が、Stratum2品質のタイミング配信の目標となる100ナノ秒をはるかに超過すると考えられることを意味する。
以上の考察は、従来の蓄積転送型キューを使用した多くのネットワークスイッチ102を横断する、タイミングパケット101によって蓄積されたジッタの標準偏差は、Stratum2のタイミングに対する100ナノ秒といった、高精度のネットワークタイミングを提供するためにフィルタがかけられ得る、目標の標準偏差よりもはるかに高いと考えられることを示す。さらに、この蓄積されたジッタの統計量は、自己相似のトラフィックパターンに極めて大きく依存する可能性があるため、フィルタをかけるには非常に複雑すぎる可能性がある。この欠点に対処するために、それぞれのネットワークスイッチ102において、MAジッタ212およびNQジッタ218のほとんどまたはすべてを排除する、パケットを転送するための機構を提供することが望ましいと考えられ、それらは、大いにタイミングパケット101の通過に影響を及ぼす、ジッタ累積の主要原因と考えられる。これにより、タイミングパケット101を100マイクロ秒未満の蓄積されたジッタの標準偏差で配信することを可能にし得る。NQジッタ218の排除または削減によって、実行する必要があり得る全てのフィルタリングを実質的に簡略化することができる。
制御された遅延を伴ってパケットを転送する機器および方法が記載される。本発明の一実施形態は、少なくとも制御遅延値のキュー時間の間、第1のクラスのパケットを保持するための制御遅延キュー論理を含む。スケジューリング論理は、キュー時間が制御遅延値に到達した際に、第1のクラスのパケットの伝送を可能にするように、第2のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断する。
クライアントをタイムサーバに同期化する方法も記載される。タイミングパケット情報は、タイムサーバで生成される。タイミングパケット情報は、少なくとも1つのスイッチング装置を介して転送される。この転送操作は、少なくとも1つのスイッチング装置において、タイミングパケット情報のキュー時間が制御遅延値に到達した後まで、データパケット情報の伝送を遅延させるか否かを判断するステップを含む。タイミングパケット情報は、クライアントにおいて受信される。クライアントのタイミングは、タイミングパケット情報の処理に基づいて同期化される。
本発明の性質および目的をより理解するために、添付の図面と併せて、以下の発明を実施するための最良の形態を参照されたい。
図1は、先行技術による、タイミング情報をクライアント装置に提供する単一のタイムサーバを含む、ネットワークアーキテクチャを説明する図である。 図2は、媒体アクセス制御遅延およびネットワークキュー遅延の構成成分を説明する図であり、先行技術により、タイミングパケットとしてのこれらの構成成分の累積は、ネットワークスイッチを横断する。 図3は、本発明の一実施形態による、制御遅延機能をネットワークのそれぞれのスイッチング装置に加えた、図1のネットワークアーキテクチャの実施形態を説明する図である。 図4は、本発明の一実施形態による、MAジッタおよびNQジッタを排除するための、ネットワークスイッチにおける制御遅延パケット転送機能による制御遅延の適用を説明する図である。 図5は、本発明の一実施形態による、制御遅延パケットモジュールを伴ってネットワークスイッチを通過する、パケットトラフィックに影響を及ぼす主要な機能ブロックの論理ブロック図を説明する図である。 図6は、本発明の一実施形態による、先制優先、制御遅延、および他の優先度がより低いパケットのスケジューリングに関連する操作を説明する図である。
制御遅延パケットの転送は、ホップ毎に増加した遅延を、ホップ毎に減少したジッタで相殺することにより、通過ホップ毎のジッタのほとんどまたはすべてを排除することができる。制御遅延パケット転送は、制御遅延パケットが、MAジッタ212またはNQジッタ218等の、最大のジッタ源を通過ホップ毎に経験しないように、十分に大きな制御遅延を、制御遅延パケットに適用することによって作用する。これにより、それぞれの通過ホップにおける制御遅延パケットを転送するための予測可能な遅延およびジッタを保証する。制御遅延パケット転送は、厳しいジッタ累積要件を有し、かつ、多くの通過ホップを横断する可能性がある、タイムサーバから配信されたNTPパケット等のタイミングパケットに特に有用である。制御遅延パケット転送を使用し、NTPユニキャスト、メニーキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストパケットを、ほぼ一定の遅延、および小さく、かつ統計的に整合した挙動のジッタを伴って、それぞれの通過ホップを介して転送することができる。
図3は、本発明の一実施形態による、制御遅延モジュール320が、ネットワーク310におけるそれぞれのスイッチング装置302に制御遅延パケット転送機能を挿入する、図1のネットワークアーキテクチャの実施形態を説明する。タイムリレーサーバ104は、タイミングパケット305A〜305Nに含まれるタイミング情報をクライアント106A〜106Nに生成および伝送し得る。クライアント106は、タイムリレーサーバ104から受信されたタイミングパケット305に同期化し得る。一実施形態において、制御遅延モジュール320は、制御遅延を制御遅延パケットとして識別可能なパケットのサブセットに適用する通過キュー機構であってもよい。パケットのこのサブセットは、タイミングパケット101のみを含むか、タイミングパケット101および付加的なタイミングに関連しないパケットを含み得る。
図4は、本発明の一実施形態による、MAジッタ212およびNQジッタ218を排除するための、ネットワークスイッチ302における制御遅延モジュール320による、制御遅延400の適用を説明する。制御遅延パケットの転送は、制御遅延パケットが、いかなるMAジッタ212またはNQジッタ218も経験しないように、十分に大きな制御遅延400を制御遅延パケットに適用する。制御遅延400は、最悪の場合のMAジッタ212およびNQジッタ218を想定すれば、従来のネットワークスイッチ102を通過するときは、ネットワークスイッチ302の制御遅延モジュール320によって制御遅延パケットとして識別可能な任意のパケットを経験するであろう、通過遅延以上の制御遅延値を有する可能性がある。制御遅延値は、従来のネットワークスイッチ102を横断するためのパケットである、すべての制御遅延パケット全体での(MA最小遅延210+MAジッタ212+NQ最小遅延216+NQジッタ218)の最大値に等しいかそれより大きくあるべきである。したがって、制御遅延値は、MTU間隔(最悪の場合のNQジッタ218)にIPG間隔(最悪の場合のMAジッタ212)を加えたものを上回るべきである。この制御遅延値は、ネットワーク操作者により設定可能であってもよい。
タイミングパケット101等のネットワークスイッチ302を通過する制御遅延パケットは、ネットワークスイッチ302での受信から、最早の可能なパケット伝送時間402での伝送までの(制御遅延400)ほどわずかな遅延を経験し得る。この場合、同期化ジッタ214はゼロである。一般的に、ネットワークスイッチ302を横断するパケットは、実際のパケット伝送時間404での伝送の前に、(制御遅延400+同期化ジッタ214)の遅延を経験し得る。これは、制御遅延パケット転送が、MAジッタ212およびNQジッタ218を排除し、ずっと小さな同期化ジッタ214のみを残すことができることを示す。N個のネットワークスイッチ302を通って蓄積された最小通過遅延は、N*(制御遅延400)であり得る。N個のネットワークスイッチ102のジッタは、標準偏差(最大(同期化ジッタ214))*(N/12)1/2で一様に配信され得る。
制御遅延パケット転送のための最小通過遅延は、従来の蓄積転送型キューのためのものよりも大きいが、この遅延は、従来のリアルタイムサービスに依然として許容可能である。例えば、すべての制御遅延パケットが64バイトであり、すべてのデータパケット120よりも厳密な優先度を有していると想定すると、1518バイトMTUおよび96ビットIPGを有する100Mbpsのイーサネット(登録商標)ネットワークにおけるネットワークスイッチ102に対する制御遅延400は、少なくとも(960ナノ秒+121.44マイクロ秒)=122.4マイクロ秒に設定され得る。そこで、100個のネットワークスイッチ102通る遅延は、約12.2ミリ秒である。
概念的に、最小通過遅延は、小さな同期化ジッタ214を除き、従来の蓄積転送型ネットワークにおける遅延に対する上限として考えられることが可能である。前述のとおり、100Mbpsのイーサネット(登録商標)ネットワークの100個のネットワークスイッチ102を通って蓄積された同期化ジッタ214の標準偏差は、28.86ナノ秒である。このジッタは、小さい、かつ統計的に整合して動作するものであり、タイミング源100によって提供された元のタイミング情報の高精度の再現を得るために、タイムリレーサーバ104および/またはクライアント106でローパスフィルタをかけることもできる。
一実施形態において、制御遅延400の適用により排除されない同期化ジッタ214を超える、ジッタの付加的な発生源があり得る。このジッタは、ネットワークスイッチ302によって生成された先制優先パケットによる制御遅延パケットの先制権に起因し得る。制御遅延パケットは、先制権を有しないデータパケット120よりも高い伝送優先度を有するべきであり、このより高い伝送優先度によって、それぞれの制御遅延パケットを、制御遅延400(ならびに、データパケット120とは無関係の小さな同期化ジッタ214)の満了時点で伝送することができるということを保証する。しかしながら、制御遅延パケットは、先制優先パケットよりも低い伝送優先度を有する。これに対する理由の1つは、先制優先度パケットが、ネットワークスイッチ302の安定性があり予測可能な操作に不可欠である、キープアライブインジケータまたはパケット通信アラーム状態等の制御パケットを含み得ることである。この先制優先トラフィックは、一般的に狭い帯域幅であるが、至急の処理を必要とする。制御遅延パケットと比較して、先制優先パケットのより高い伝送優先度は、制御遅延パケットが、先制優先パケットの継続中の伝送により、制御遅延400の満了時点では伝送できない場合があることを意味する。その結果、制御遅延パケットは、ドロップされ得るが、その理由は、制御遅延パケットが、制御遅延転送を必要とするが、保証された送達を必要としない場合があるからである。例えば、タイミングパケット101は、定期的に送信されてもよいため、同期化ジッタ214上のジッタを経験する所与のタイミングパケット101は、もはや有用ではない場合がある。制御遅延パケットは、伝送中の、または伝送待ちの先制優先パケットが無い、第1の利用可能な時間において伝送されてもよい。
図5は、本発明の一実施形態による、制御遅延モジュール320を用いてネットワークスイッチ302を通過するパケットトラフィックに影響を及ぼす、主要な機能ブロックの論理ブロック図を説明する。図5は、入力通過パケット542および出力パケット544を伴う1つの通過パスを示すが、これは通過パケット542を、ネットワークスイッチ302からの入力制御パケット530および入力データパケット540と併合することに起因する。双方向ネットワークスイッチ302に関しては、典型的に2つの通過パスがある。ネットワークスイッチ302の通過パスは、1つ以上の集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、ネットワークプロセッサ、または他の設定可能もしくはプログラム可能なハードウェア構成要素として実装されてもよい。
一実施形態において、制御遅延モジュール320は、制御遅延キュー論理508およびスケジューリング論理514を含む。他の実施形態において、制御遅延モジュール320は、制御遅延キュー論理508およびスケジューリング論理514に加えて、図5に示される他の論理モジュールを含み得ることが理解されよう。
入力通過パケット542は、ネットワークスイッチ302の媒体アクセス論理500によって受信される。媒体アクセス論理500は、ネットワーキングプロトコル層の開放型システム間の相互接続(Open Systems Interconnection:OSI)参照モデルの物理層および媒体アクセス制御副層に関連する受信機能を実施することができる。次いで、タイムスタンプ処理論理502は、通過パケット542がタイムスタンプ処理論理502で受信された時間を示すタイムスタンプ情報を、通過パケット542に添付し得る。この時間は、グローバルポジショニングシステム(GPS)等のグローバル時間基準、またはネットワークスイッチ302のみにおいて意味を有するローカル時間基準を参照し得る。次いで、分類論理504は、通過パケット542を処理し、通過パケット542が、NTPブロードキャストパケット等の制御遅延パケット、キープアライブ制御パケットまたは自動範囲調節パケット等の先制優先パケット、もしくはインターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(Internet Engineering Task Force:IETF)差別化サービス作業グループ(Differentiated Services Working Group)により定義される、完全優先転送(Expedited Forwarding:EF)、相対的優先転送(Assured Forwarding:AF)、またはベストエフォート型(Best Effort:BE)等のパケットサービスに対する典型的な優先レベルのパケットか否かを判断し得る。一実施形態において、自動範囲調節パケット等の制御パケットは、第2の通過パスへ向かう第1の通過パスで、分類論理504によってループバックされ得る。次いで、このループバックトラフィックは、第2の通過パスにおいて分類論理の出力と多重化され得る。
監視論理506は、通過パケット542の制御遅延キュー論理508に対する許容性を判断し得る。分類論理564からのループバックパケットとの通過パケット542の競合(反対方向の通過パス上における)は、ループバックパケットを監視または
形成することによって解決され得る。制御遅延キュー論理508に許容不可能なパケット
は、従来のキュー論理510に向けられ得る。従来のキュー論理510は、例えば、1つのキューがそれぞれ先制優先パケット、EFパケット、AFパケット、およびBEパケットのためのものである複数のキューを含み得る。ネットワークスイッチ302を管理するソフトウェアを実行する中央処理装置(CPU)によって生成される制御パケット等の入力制御パケット530は、先制優先キューのキューに入れられ得る。データパケット120を含み得る入力データパケット540は、EF、AF、またはBEキューのキューに入れられ得る。
制御遅延キュー論理508は、キュー時間が制御遅延値に到達するまで、通過パケット542を保持し得る。制御遅延キュー論理508が、通過パケット542のキュー時間が、制御遅延値に到達したと判断した際に、制御遅延キュー論理508は、スケジューリング論理514に指示を提供する。制御遅延値は、所定の、または設定可能な固定の数のクロックサイクルであり得、そのクロックサイクルは、最大伝送単位(MTU)に、適用可能なMACプロトコルのパケット間のギャップ(IPG)サイズを加えたもの以上である。一実施形態において、キュー時間は、制御遅延キュー論理508に通過パケット542が到着すると開始され得る。制御遅延キュー論理508は、制御遅延値の間ずっと、通過パケット542を格納することができる。別の実施形態において、キュー時間は、タイムスタンプ処理論理502によって通過パケット542に添付されたタイムスタンプ情報に指示された時間に開始し得る。制御遅延キュー論理508は、タイムスタンプ処理論理502によって通過パケット542に添付されたタイムスタンプ情報にアクセスすることができ、通過パケット542に添付されたタイムスタンプ情報に指示された時間後の制御遅延値まで、通過パケット542をキューに入れることを判断することができる。制御遅延キュー論理508は、先入れ先出し(first−in first−out:FIFO)メモリとして、またはタイムスタンプ処理論理502によって通過パケット542に添付されたタイムスタンプ情報に制御遅延値を加えたものに等しい、関連する出口(egress)タイムスタンプを伴うリンクリストとして実装され得る。
スケジューリング論理514は、制御遅延キュー論理508および従来のキュー論理510によってキューに入れられたパケットをスケジューリングし得る。このスケジューリングは、制御遅延キュー、先制優先キュー、またはEF、AF、およびBEキューのうちの1つからのパケットの選択を可能にする、優先スキームに基づき得る。前述のように、概念的に、スケジューリング論理514は、優先度が最も高い先制優先キューからのパケット、次いで降順に制御遅延キュー、EFキュー、AFキュー、およびBEキューからのパケットを伝送し得る。あるいは、キュー間の優先度は、所望のネットワーク動作に一致する任意の方法で判断することができる。スケジューリング論理514は、制御遅延キューから伝送されたそれぞれのパケットが、小さな付加的な同期化ジッタ214を除き、そのパケットに対するキュー遅延が制御遅延値に到達した際に、伝送されることを保証すべきである。制御遅延パケットの伝送が、先制優先パケットの継続中の伝送により、キュー遅延が制御遅延値に到達する時間を越えて遅延した場合に、スケジューリング論理514は、制御遅延キュー論理508に制御遅延パケットを全体としてドロップするように指示し得る。本実施形態において、スケジューリング論理514は、伝送の処理中の任意のパケットをそのソースキューとは無関係に、完了まで伝送し続けることを可能にする。
統計値収集論理520は、それぞれのキューに伝送され、ドロップされたパケット数等の制御遅延キュー論理508および従来のキュー論理510の操作に関連する統計値、ならびにネットワークスイッチ302のそれぞれの入口(ingress)および出口(egress)ポートの統計値を収集する。入口(ingress)および出口(egress)ポートは、物理ポートまたは論理ポートであってもよい。統計値収集論理520もまた、他の任意の論理ブロックに関連する統計値を収集し得る。監視/形成論理512は、先制優先パケットを監視または形成し得る。先制優先トラフィックに利用可能な1秒当たりのバイト数による平均速度、およびバイト数によるバーストサイズを小さな値に制限することにより、この監視または形成は、先制優先トラフィックの一定の遅延トラフィックにおける影響を最小にし得る。
スケジューリング論理514は、伝送のための出力パケット544として、通過パケット542、制御パケット530、またはデータパケット540を選択する。次いで、タイムスタンプ論理516は、タイムスタンプ処理論理502によって通過パケット542に添付されたタイムスタンプ情報等の、出力パケット544に添付された任意のタイムスタンプ情報を削除し得る。そのパケットが、制御パケット530またはデータパケット540である場合、出力パケット544に添付されたタイムスタンプ情報は無い可能性がある。次いで、出力パケット544は、媒体アクセス論理518に伝送され、続いて、ネットワークスイッチ302から伝送される。
図6は、本発明の一実施形態による、先制優先パケット、制御遅延パケット、および他の優先度がより低いパケットのスケジューリングに関連する操作を説明する。スケジューリング論理514は、伝送の準備が整っている先制優先パケットがあるか否かをチェックする(ブロック600)。スケジューリング論理514は、先制優先パケットがキューに入っているか否かを判断するために、従来のキュー論理510を用いてチェックし、およびキューの先頭の先制優先パケットの伝送を可能にする監視器/形成器に十分なトークンがあるか否かを判断するために、監視/形成論理512を用いてチェックし得る。伝送の準備が整った先制優先パケットがある場合、そこで、スケジューリング論理514は、従来のキュー論理510に先制優先パケットを伝送するように指示することによって、伝送をスケジューリングし得る(ブロック602)。「いいえ」である場合、スケジューリング論理514は、伝送の準備が整った制御遅延パケットがあるか否か、また制御遅延パケットのキュー時間が制御遅延値を超過したか否かをチェックする(ブロック604)。「はい」である場合、スケジューリング論理514は、制御遅延キュー論理508に制御遅延パケットをドロップするように指示し得る(ブロック606)。「いいえ」である場合、スケジューリング論理514は、伝送の準備が整った制御遅延パケットがあるか否か、また制御遅延パケットのキュー時間が、制御遅延値に等しいか否かをチェックする(ブロック608)。本図では、スケジューリング論理514は、ブロック608のチェックが、制御遅延値に到達する制御遅延パケットのキュー時間と同時に実行されるように、無限速度(infinite speed)で動作することを想定する。実際の実装では、ブロック608は、伝送の準備が整った制御遅延パケットがあるか否か、またキュー時間が、制御遅延値を上回るかそれに等しいか否か、ならびに制御遅延値にわずかな許容差を加えたものを下回るかそれに等しいか否かをチェックする必要があり得る。ブロック608のチェックを満たした場合、次に、スケジューリング論理514は、制御遅延キュー論理508に制御遅延パケットを伝送するように指示することによって、伝送をスケジューリングし得る(ブロック610)。「いいえ」である場合、スケジューリング論理514は、EF、AF、またはBEパケット等の伝送の準備が整った優先度がより低いパケットがあるか否かをチェックする(ブロック612)。「いいえ」である場合、スケジューリング論理514は、ブロック600に戻る。「はい」である場合、スケジューリング論理514は、伝送の準備が整った制御遅延パケットがあるか否か、また制御遅延値と、制御遅延パケットのキュー時間との間の差が、優先度がより低いパケットを伝送するために要するであろう時間未満であるか否かをチェックする(ブロック614)。このステップでは、キュー時間が制御遅延値に到達した際に、制御遅延パケットを伝送することができるように、スケジューリング論理514は、優先度がより低いパケットの伝送を遅延させるか否かを判断している。ブロック614のチェックを満たした場合、スケジューリング論理514は、従来のキュー論理510に優先度がより低いパケットを伝送するように指示することによって、伝送をスケジューリングし得る(ブロック616)。その後、制御はブロック600に戻る。この場合、優先度がより低いパケットの伝送は、キュー時間が制御遅延値に到達する前に、完了することができるので、制御遅延パケットを、キュー時間が制御遅延値に到達した際に、伝送することができる。「いいえ」である場合、スケジューリング論理514は、優先度がより低いパケットの伝送を遅延させることができ(ブロック618)、ブロック600に戻る。
一実施形態において、優先度がより低いパケットを伝送するか否かを判断するために、スケジューリング論理514は、従来のキュー論理510におけるそれぞれの伝送キューの先頭でのパケットの長さと、制御遅延キュー論理508における空き時間とを追跡し得る。空き時間とは、次の制御遅延パケットが転送されるまでの時間である。制御遅延論理からのパケットが、伝送の処理中である場合、空き時間はゼロである。空き時間がゼロを上回る場合に、スケジューリング論理514は、そこで、従来のキュー論理510のキューのそれぞれの先頭において、パケットの種々のパケット長を検査する。空き時間未満の伝送期間を有する最も優先度が高いパケットは伝送される。これにより、優先度がより低いパケットが、制御遅延キュー論理508によって伝送されたパケットと競合または衝突しないことを保証する。
ブロック612では、スケジューリング論理514は、降順でEF、AF、およびBEキュー等のように、厳密な優先度関係を有し得る、複数のキューをチェックし得る。伝送の準備が整ったEFパケットがある場合、スケジューリング論理514は、ブロック614に進み得る。伝送の準備が整ったEFパケットが無い場合、スケジューリング論理514は、そこで、伝送の準備が整ったAFパケットがあるか否かをチェックする。伝送の準備が整ったAFパケットがある場合、スケジューリング論理514は、ブロック614に進み得る。伝送の準備が整ったAFパケットが無い場合、スケジューリング論理514は、そこで、伝送の準備が整ったBEパケットがあるか否かをチェックする。伝送の準備が整ったBEパケットがある場合、スケジューリング論理514は、ブロック614に進み得る。伝送の準備が整ったBEパケットが無い場合、スケジューリング論理514は、ブロック600に戻り得る。
以上から、制御遅延パケット転送のための機器および方法が記載されることが分かる。説明を行うために、上述においては本発明の完全な理解を提供するために、特定の命名法が用いられた。しかしながら、本発明の実施形態は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく、他の具体的な形態であることが可能であることは明らかであろう。記載される実施形態は、網羅的であること、または開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図したものではなく、明らかに、上の教示を考慮して、多くの修正および変更が可能である。したがって、本明細書に開示される実施形態は、すべての点において説明目的であり、限定目的ではないと見なされる。実施形態は、本発明の原理、およびその実践的な適用を最も良く説明するために選択および記載され、これにより、当業者は、企図される具体的な使用に適した、本発明および種々の実施形態を種々の修正とともに最も良く利用することが可能となる。以下の請求項およびその同等のものが、本発明の精神を定義することを意図する。

Claims (20)

  1. 制御遅延を伴うパケットを転送する機器であって、
    少なくとも制御遅延値のキュー時間の間、第1のクラスのパケットを保持する制御遅延キュー論理と、
    該キュー時間が該制御遅延値に到達した際に、該第1のクラスのパケットの伝送を可能にするために、第2のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断するスケジューリング論理と
    を含む、機器。
  2. 前記スケジューリング論理は、前記第2のクラスのパケットの伝送をスケジューリングし、該第2のクラスのパケットの伝送は、前記キュー時間が前記制御遅延値に到達する前に完了する、請求項1に記載の機器。
  3. 前記スケジューリング論理は、前記キュー時間が前記制御遅延値に到達した際に、前記第1のクラスのパケットの伝送を可能にするために、第3のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断する、請求項1に記載の機器。
  4. 前記スケジューリング論理は、前記第3のクラスのパケットの伝送よりも、厳密により高い優先度を有する前記第2のクラスのパケットの伝送をスケジューリングする、請求項3に記載の機器。
  5. 前記制御遅延値は、設定可能である、請求項1に記載の機器。
  6. 前記制御遅延値は、最大の伝送単位間隔に、パケット間のギャップ間隔を加えたものを上回る、請求項1に記載の機器。
  7. タイムスタンプ情報をパケットに添付するタイムスタンプ論理をさらに含む、請求項1に記載の機器。
  8. 前記タイムスタンプ情報は、前記キュー時間が前記制御遅延値に到達した際の判断の一環として、前記制御遅延キュー論理によってアクセスされる、請求項7に記載の機器。
  9. パケットを前記制御遅延キュー論理に送信するか否かを判断する監視論理をさらに含む、請求項1に記載の機器。
  10. 前記スケジューリング論理は、先制優先クラスのパケットの伝送をスケジューリングし、前記制御遅延キュー論理は、該先制優先クラスのパケットの伝送が、前記キュー時間が前記制御遅延値を超過した後に完了する場合に、前記第1のクラスのパケットをドロップする、請求項1に記載の機器。
  11. 前記第1のクラスのパケットは、ネットワークタイミングパケットを含む、請求項10に記載の機器。
  12. 前記先制優先クラスのパケットを形成する形成論理をさらに含む、請求項10に記載の機器。
  13. 前記先制優先クラスのパケットを監視する監視論理をさらに含む、請求項10に記載の機器。
  14. 制御転送遅延によってパケットを転送する方法であって、
    少なくとも制御遅延値のキュー時間の間、第1のクラスのパケットを保持することと、
    該キュー時間が前記制御遅延値に到達するまで、第2のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断することと
    を含む、方法。
  15. 前記キュー時間が前記制御遅延値に到達した際に、前記第1のクラスのパケットの伝送を可能にするために、前記第2のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記キュー時間が前記制御遅延値に到達した際に、前記第1のクラスのパケットの伝送を可能にするために、第3のクラスのパケットの伝送を遅延させるか否かを判断することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記制御遅延値を判断するために前記制御遅延キュー論理によってアクセスされるタイムスタンプ情報によって、前記第1のクラスのパケットにタイムスタンプすることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 先制優先クラスのパケットを伝送することと、
    該先制優先クラスのパケットの伝送が、前記キュー時間が前記制御遅延値を超過した後に完了する場合に、前記第1のクラスのパケットをドロップすることと
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記先制優先クラスのパケットを形成することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. クライアントをタイムサーバに同期化する方法であって、
    タイミングパケット情報を該タイムサーバにおいて生成することと、
    少なくとも1つのスイッチング装置を介して該タイミングパケット情報を転送することであって、該転送することは、該タイミングパケット情報のキュー時間が制御遅延値に到達した後まで、データパケット情報の伝送を遅延するか否かを該少なくとも1つのスイッチング装置において判断することを含む、ことと、
    該タイミングパケット情報を該クライアントにおいて受信することと、
    該タイミングパケット情報の処理に基づいて、該クライアントのタイミングを同期化することと
    を含む、方法。
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