JP2010500903A - 折畳可能な膨張式旅行鞄 - Google Patents

折畳可能な膨張式旅行鞄 Download PDF

Info

Publication number
JP2010500903A
JP2010500903A JP2009524730A JP2009524730A JP2010500903A JP 2010500903 A JP2010500903 A JP 2010500903A JP 2009524730 A JP2009524730 A JP 2009524730A JP 2009524730 A JP2009524730 A JP 2009524730A JP 2010500903 A JP2010500903 A JP 2010500903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
cover
travel
bottom panel
travel bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009524730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5174023B2 (ja
Inventor
ミッチェル ベツア
キラン ジョセフ
ラチェル マッタイ
Original Assignee
マックスミラニ,エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マックスミラニ,エルエルシー filed Critical マックスミラニ,エルエルシー
Publication of JP2010500903A publication Critical patent/JP2010500903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5174023B2 publication Critical patent/JP5174023B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C7/00Collapsible or extensible purses, luggage, bags or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C7/00Collapsible or extensible purses, luggage, bags or the like
    • A45C7/0018Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C7/0022Rigid or semi-rigid luggage comprising an integrated expansion device
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C5/00Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C5/04Trunks; Travelling baskets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C5/00Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C5/14Rigid or semi-rigid luggage with built-in rolling means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C7/00Collapsible or extensible purses, luggage, bags or the like
    • A45C7/0018Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C7/0036Rigid or semi-rigid luggage collapsible to a minimal configuration, e.g. for storage purposes

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Handcart (AREA)

Abstract

折り畳み可能な旅行鞄が開示される。旅行鞄はホイール並びに伸張及び引っ込み可能なハンドルを備える。旅行鞄の側壁部、底部及びカバーは、その形状を維持するのに十分な剛性を有し、旅行鞄の幅及び深さが小さくなった収容形態に折り畳むことができる。加えて、旅行鞄は、膨張機能を備え、この膨張機能は、旅行鞄のカバーが外方にピラミッド上に膨張し、旅行鞄の収容容積部を増加させることを可能にする。

Description

本発明は、全体として旅行鞄に関し、より詳しくは折畳可能な膨張式旅行鞄に関する。
旅行は、ますます近代的な生活の一部となっている。高度に関連しあう今日の世界において、多くの幹部職員が業務に関連して、1年当たり数千マイルの旅行を行なう。レジャとしての旅行も同様に増加しており、多くの人々が現在、休暇旅行や過去に見聞きしたことのない知識及び滞在期間を目的とする他の旅行を考えるようになっている。
ほとんどの旅行者が、旅行鞄を用い、旅行の最中に旅行者の所有物の格納及び保護をしている。多くの異なる種類の旅行鞄が今日用いられている。これら旅行鞄には、従来式の硬い面を備えるスーツケース並びに柔らかい面を備えるスーツケース、ダッフルバッグ、ガーメントバッグ及び直立したローラを備える旅行鞄が含まれる。従来式の旅行鞄である直立式ローラ付旅行鞄は、一体化されたホイールと一体化された剛性の嵌め込み式ハンドルを備えるスーツケースであり、特に人気のあるバッグとなっている。なぜなら、この旅行鞄は、あちこちに容易に移動可能であるとともに、移動の間、安定感があり簡単に制御可能であるためのである。加えて、便利にバッグ内に折り畳むことができるハンドルを備えることも、この旅行鞄の人気の一因である。
従来の旅行鞄が抱える一の問題点は、不使用時において、旅行鞄をしまうのにかなり大きな空間をしばしば必要とすることである。大きな鞄の中に小さな鞄を格納可能な鞄セットでさえも、最も大きな鞄を収納するのに十分な空間を必要とする。しかしながら、収容のための空間は多くの場合、非常に高価であり、旅行鞄の収容は不便且つ煩わしいものである。
折り畳み式の旅行鞄を作り出すための幾つかの試みがなされ、これにより、旅行鞄が消費する収容空間の量の最小限化が図られてきた。しかしながら、市場に届いた折り畳み式の旅行鞄は、大きな柔らかい面を備える旅行鞄である。柔軟な面を備える旅行鞄の壁面は、一般的に十分な剛性を備えず、その形状を保つことはない。したがって、柔らかな面を備える旅行鞄に荷重を負荷することは一層困難なものとなるとともに、収容物を保護することに対する柔軟な面を備える旅行鞄の能力に対して悪影響を与えるものとなっている。おそらく、これらの理由から、柔軟な面を備える旅行鞄は、一般的に、従来の硬い面を備える旅行鞄及び半硬質の旅行鞄が備える魅力を備えるものでなくなっている。
いくつかの場合において、補強用棒体が柔軟な面を備える旅行鞄に取り付けられ、旅行鞄の折り畳みに係る能力を保持しながら、幾分の剛性を作り出すこととしている。例えば、米国特許第6,443,274号明細書(発明者:Klamm)は、柔らかな面を備えるバッグを開示し、このバッグは、側面内に金属製のステーを備える。
米国特許第6,443,274号明細書
しかしながら、ステーは、側壁全体を補強するものでなく、ステーの存在にかかわらず、バッグは尚柔らかな面を備える。更に、一般的には、旅行鞄の側壁の剛性が高まるにつれて、旅行鞄を折り畳み、収容を目的とする小型化を行なうことは一層困難なものとなる。
本発明の一実施形態は、旅行鞄に関する。旅行鞄は、底部パネル、左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分、下側壁部分及びカバーを備える。底部パネルは、少なくとも1つの剛性部材を備える。左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分は互いに接続し、全体として連続した側壁部を形成する。この側壁部は、底部パネルに接続し、底部パネルから外方に延出する。側壁部は、その形状を維持するのに十分な剛性を備える。側壁部及び底部パネルがともに収容容積部を形成する。カバーは、側壁部及び底部パネルによって形成された収容容積部を覆うとともに閉塞する大きさに形成される。カバーは、側壁部分のうち少なくとも1つに取り付けられ、収容容積部に到達可能な開放位置と収容容積部が閉塞される閉塞位置の間を移動可能である。カバー、側壁部及び背面部は、所定位置に折り曲げ線を備え、旅行鞄が収容形態に折り畳まれる。収容形態において、側壁部、カバー及び底部パネルの部分は、底部パネルの少なくとも1つの剛性部材により定められる領域内に折り畳まれる。
いくつかの実施形態において、旅行鞄は更に、伸張並びに引っ込み可能なハンドルと1若しくはそれ以上のホイールを備える。ハンドルは、底部パネルの少なくとも1つの剛性部材内に配され、この剛性部材に接続する。ハンドルは、ハンドルが少なくとも1つの剛性部分を越えて伸張する伸張位置とハンドルが略少なくとも1つの剛性部材内に位置する引っ込み位置の間で移動可能である。1若しくはそれ以上のホイールが、下側壁部分或いは底部パネルの外面に取り付けられる。
本発明の他の実施形態は、旅行鞄に関連する。旅行鞄は、底部パネル、左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分及びカバーを備える。底部パネルは少なくとも1つの剛性部材を備える。左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分は、互いに接続し、全体として連続した側壁部を形成する。側壁部は底部パネルに接続し、底部パネルから外方に延出する。側壁部は、その形状を維持するのに十分な剛性を備える。側壁部及び底部パネルはともに収容容積部を形成する。カバーは、側壁部及び底部パネルにより形成される収容容積部を覆うとともに閉塞する大きさに形成される。カバーは、側壁部分のうち少なくとも1つに取り付けられ、収容容積部に到達可能な開放位置と収容容積部が閉塞される閉塞位置の間で移動可能である。カバーは複数の幾何学的形状をなす部分を備える。これらの幾何学的形状をなす部分は、カバーの外縁に回動可能に接続されるとともに、カバー内部に向かうガセット材料によって互いに接続される。これにより、カバーは、2つの形態(幾何学的形状をなす部分全てが略同一平面上にある非膨張状態と幾何学的形状をなす部分が同一平面上になく、外方に向けて突出し、収容容積を増加させる膨張状態)をとることができる。カバー、側壁部及び背面部は、所定位置に折り曲げ線を備え、旅行鞄は、収容形態に折り畳まれる。収容形態において、側壁部、カバー及び底部パネルの部分は、底部パネルの少なくとも1つの剛性部材により定められる領域内に折り畳まれる。
いくつかの実施形態において、旅行鞄は、伸張可能且つ引っ込み可能なハンドルと1若しくはそれ以上のホイールを備える。ハンドルは、底部パネルの少なくとも1つの剛性部材内に配され、この剛性部材に接続する。ハンドルは、ハンドルが少なくとも1つの剛性部材を越えて延出する伸張位置と、ハンドルが略少なくとも1つの剛性部材内に位置する引っ込み位置の間で移動可能である。1若しくはそれ以上のホイールは、下側壁部分或いは底部パネルの外面に取り付けられる。
本発明の更に他のもう1つの実施形態は、旅行鞄に関する。旅行鞄は、底部パネル、左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分並びにカバーからなる。底部パネルは、少なくとも1つの剛性部材を備える。左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分は互いに接続され、全体として連続的な側壁部を形成する。側壁部は、底部パネルに接続し、底部パネルから外方に延出する。側壁部は、その形状を保つのに十分な剛性を備える。側壁部及び底部パネルはともに収容容積部を形成する。カバーは、側壁部及び底部パネルにより定められる収容容積部を覆うとともに閉塞する大きさに形成される。カバーは、側壁部分のうち少なくとも1つに接続する。カバーは、収容容積部に到達可能な開放位置と、収容容積部が閉塞される閉塞位置の間で移動可能である。カバーは、複数の幾何学的形状をなす部分を備える。幾何学的形状をなす部分は、カバーの外縁と回動可能に接続するとともに、ガセット材料により互いに接続される。ガセット材料はカバー内方に延び、カバーは、幾何学的形状をなす部分が全て全体的に同一平面にある非膨張形態と、幾何学的形状をなす部分が同一平面になく、外方に突出し、収容容積部を増加させる膨張形態の2つの形態をとることができる。
ある実施形態において、旅行鞄は更に、底部パネル外面に取り付けられた剛性部材、伸張及び引っ込み可能なハンドル並びに1若しくはそれ以上のホイールを備える。ハンドルは、底部パネルの少なくとも1つの剛性部材のうち1つの中に配されるとともに接続し、ハンドルが少なくとも1つの剛性部材を越えて伸張する伸張位置と、ハンドルが少なくとも1つの剛性部材内に略位置する引っ込み位置の間で移動可能である。1若しくはそれ以上のホイールは、下側壁部分若しくは底部パネルの外面に取り付けられる。
これらの及び他の本発明の特徴、形態並びに利点は、以下の詳細な説明にて言及される。
本発明の一実施形態にしたがう折り畳み式旅行鞄の斜視図である。 図1の折り畳み式旅行鞄の前方正面図であり、非膨張状態の膨張式パネルを示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の後方正面図である。 図1の折り畳み式旅行鞄の斜視図であり、バッグを開いた状態を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の斜視図であり、様々な補強板及び補強構造体の位置並びに形状を示す図である。 一実施形態にしたがう折り畳み式旅行鞄の前方正面図であり、カバーの補強板を示す。 他の実施形態にしたがう折り畳み式旅行鞄の前方正面図であり、カバーの補強板を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の斜視図であり、旅行鞄を折り畳む一工程を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の斜視図であり、図8に続く旅行鞄を折り畳む一工程を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の斜視図であり、図9に続く旅行鞄を折り畳む一工程を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の斜視図であり、図10に続く旅行鞄を折り畳む一工程を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の側方正面図であり、膨張式パネルの膨張を示す。 図1の折り畳み式旅行鞄の前方正面図であり、膨張状態の膨張式パネルを示す。
本発明は、図面を参照しつつ、以下に説明される。尚、同様の符号は、図面を通じて同様の特徴部分を表す。
図1は、旅行鞄の斜視図であり、旅行鞄は全体として符号10で示される。旅行鞄(10)の説明を簡便にすることを目的として、特段の説明がない限り、「左」、「右」、「上」及び「下」なる特定の方向を意味する用語は、図面の座標系に対して与えられるものである。例えば、「左」との用語は、図の左方において見出される特徴部分を一般的には意味するものである。
図2及び図3は、旅行鞄の前方及び後方正面図であり、図4は、開状態における旅行鞄の斜視図である。
旅行鞄(10)は、底部パネル(12)を備える。尚、底部パネル(12)は、後方パネルとも称される。全体的に連続する側壁部(14)が、底部パネル(12)に接続するとともに底部パネル(12)から外方に延出する。全体的に連続する側壁部(14)は、左側壁部分(16)、右側壁部分(18)、上側壁部分(20)及び下側壁部分(22)からなる。側壁部(14)は、十分な剛性を備え、その形状を維持することが可能であり、底部パネル(12)とともに、旅行鞄内部の収容容積部(24)を形成する。
カバー(26)は、側壁部(14)と合致するように大きさ並びに形状を定められる。これにより、収容容積部(24)を覆い、旅行鞄(10)を閉塞可能となる。図示の如く、図示された実施例のカバー(26)は、深さ寸法を備え、したがって、収容容積部(
24)を拡張する。しかしながら、いくつかの実施形態において、カバー(26)が十分な深さ寸法を備えなくともよく、旅行鞄(10)の収容容積部(24)の一部を十分に構成するものでなくともよい。図に示す如く、カバー(26)は、側壁部分(16,18,20,22)のうち少なくとも1つに接続する(図示例においては、カバー(26)は左側壁部分(16)に接続する)。カバー(26)と側壁部分(16,18,20,22)の接続は、可撓性材料からなるヒンジ領域(28)を形成する。可撓性材料を用いて、図1の閉塞位置と図4の開放位置との間でカバー(26)が移動可能となる。ジッパ(30)が、カバー(26)を他の3つの側壁部分(18,20,22)に開放可能に接続する。実施形態によるが、ジッパ(30)は、布製縁取り部(32)或いは他の隠覆手段によって、隠覆或いは部分的に隠覆されてもよい。
カバー(26)の深さ寸法によって、旅行鞄(10)は、全体的に二枚貝形状をなし、この形態は図4に最も良く示されている。尚、図4は、開状態の旅行鞄の斜視図を示している。図示例におけるカバー(26)が、側壁部(14)の一部を形成するならば、これら側壁部の部分も十分に剛性を備え、その形状を保つ。図示例のカバー(26)は、膨張構造も備える。膨張構造は、より詳細に以下において説明される。しかしながら、他の実施形態において、カバー(26)が膨張構造を備えなくともよい。
剛性部材(34)が、底部パネル(12)の外側部分に取り付けられる。剛性部材(34)はC型形状をなす。剛性部材(34)は、側壁部(14)の上部分(20)及び下部分(22)に固定される。図示の実施形態において、剛性部材(34)は、底部パネル(12)の略3分の1を覆うとともに、上側壁部分(20)及び下側壁部分(22)の同様の面積部分を覆う。剛性部材(34)は、接着剤、リベット或いは他の従来の固定手段を用いて旅行鞄(10)に固定される。所望に応じて、底部パネル(12)の部分は、剛性部材(34)並びにその部品に適合するように金型成型、形成或いは輪郭形成処理が施される。更に、剛性部材(34)は、単一部材として金型成型或いは形成されてもよい。或いは、剛性部材(34)は、互いに固定される幾つかの部分として形成されてもよい。例えば、図3に最もよく示されているが、図示の実施例の剛性部材(34)は、底部パネル(12)に沿って延出する中央部分(35)、上側壁部分(20)に沿って延出する直角上側部分(37)及び下側壁部分(22)に沿って延出する直角下側部分(39)に分割される。一般的に、ある程度の剛性、耐磨耗性及び耐衝撃性を備える材料から剛性部材(34)は作られる。アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン・コポリマ(ABS: acrylonitrile-butadiene-styrene)からなるプラスチック(ABSプラスチック)が、剛性部材(34)への使用に適した材料である。しかしながら、当業者であれば、使用に適した他の材料を選択可能であり、他の材料として、アルミニウムなどの軽金属、他のプラスチック及び様々な種類の木材を挙げることができる。
最も有利な旅行鞄(10)は、直立ローラを備える旅行バッグである。伸張及び引き込み可能なハンドル(36)が、剛性部材(34)及び/又は底部パネル(12)の部分内に配され、剛性部材(34)に内部で接続する。ハンドル(36)は、伸張位置(図示せず)と引き込み位置(図3及び他の図を参照)の間で移動可能であり、伸張位置において、ハンドル(36)は、剛性部材(34)を越えて延出し、旅行鞄(10)の移動のために握持可能となり、引き込み位置においてハンドルは、略剛性部材(34)内に位置することとなる。従来において多くの嵌め込み式伸縮機構が知られており、これらのうちいくつかは本発明に係る旅行鞄(10)に応用可能である。更に、ハンドル(36)及びハンドル(36)が取り付けられるシャフトは、プラスチック、金属、プラスチックと金属の組み合わせ或いは他の材料からなる。ハンドル(36)とシャフトは同一材料から形成されてもよく、異なる材料からなるものであってもよい。ハンドル(36)は、任意の輪郭或いは使用者がハンドルを握る能力を増大させる握り構造を備えるものであってもよい。補助的な非嵌め込み式伸縮機構の持ち上げハンドル(41)が、剛性部材(37)の上側部分(34)に固定される。他の実施形態において、持ち上げ及び取り扱いを容易にすることを目的として、他のハンドルが、旅行鞄の他の部分に取り付けられてもよい。
追加的に、底部パネル(12)及び下側パネル(22)は、一組のホイール(38)を備える。ホイール(38)は、対応するホイール格納部と軸の組立体(40)に接続する。実施形態によるが、2以上のホイール(38)或いは単一の細長いローラホイールが用いられる。一般的には、ホイール(38)は、プラスチック、ゴム或いは適用するのに好適な他の材料からなる。ホイール格納部組立体(40)は剛性部材(34)を構成する材料と同一の材料から構成されてもよいが、いくつかの実施形態においては、ホイール格納部組立体(40)の材料は、剛性部材(34)の材料である。所望に応じて、ホイール(38)は、ゴム製の周縁部或いはタイヤを備え、静摩擦力を増すことができる。
したがって、図示される実施形態に係る旅行鞄(10)は、ホイール(38)並びに伸張及び引き込み可能なハンドル(36)を備える直立ローラ式旅行バッグであるが、ハンドル(36)及びホイール(38)は、幾つかの実施形態においては付随的な特徴部分である。
図示例に係る旅行鞄(10)は、若干台形状の全体形状をなし、長い下側壁部分(22)を備える。しかしながら、旅行鞄(10)は、長方形、正方形或いは後述の折り畳み機構を備えるのに適する他の形状をなすことができる。台形状の旅行鞄(10)の場合、若干の台形状の全体形状は、その広いベースに起因して、移動の間の旅行鞄(10)の安定性に貢献することとなる。また、旅行鞄(10)の特徴的な外観をもたらすこととなる。
旅行鞄(10)は、所望の大きさであってもよく、旅行鞄(10)は様々な大きさで構築可能であり、大きな収容容積部(24)及び小さな収容容積部(24)をもたらすことが可能である。一の例示的な大きさは、約24インチの長さ寸法、18インチの最大幅寸法及び約9インチの深さ寸法である(約61cm×43cm×23cm)。
旅行鞄(10)を作るために用いられる材料は、実施形態ごとに異なるものとすることができる。旅行鞄(10)の材料は、いくつかの材料層を備えるものとしてもよく、使用時において特定部位が受ける力或いは応力に応じて、旅行鞄(10)の異なる部位に異なる材料を使用してもよい。旅行鞄が設計される用途、予測されるエンドユーザ、所望のコスト及び他の因子に応じて、当業者は適切な材料を選択可能である。
例えば、ある実施形態において、側壁部(14)、底部パネル(12)及びカバー(26)は、例えば、1−2mmの厚さを有するポリプロピレンプラスチックの内部シートで裏張りされたバリスティックナイロンの層から形成することができる。ポリ塩化ビニル(PVC:Poly(vinyl chloride))シート或いは適切な密度の発泡体が内部補強材として用いられてもよい。布製の外層間のプラスチックの厚さは、側壁部(14)、底部パネル(12)及びカバー(26)に十分な剛性を与え、これらの自己形状を保持することができる。
他の実施形態において、適切な種類の金属、プラスチック或いは他の剛性材料が補強パネルに使用可能である。他の好適なプラスチックとして、高密度ポリエチレン(HDPE:High Density Polyethylene)或いはABSプラスチックを挙げることができる。また、好適な金属として、アルミニウム及び鋼鉄のシートを挙げることができる。本発明の実施形態にしたがう旅行鞄(10)の構造に用いられる他の布材として、ごく一部であるが、CORDURA(登録商標)及び他の種のナイロン、ポリエステル、綿カンバス、革及びポリウレタンを挙げることができる。最も内側に配される布材の層は、収容容積部(24)の内側を被覆し、マイクロスエード或いは高光沢ナイロンを2つの布材層の例として挙げることができる。
変更形態として、いくつかの実施例において、側壁部(14)、底部パネル(12)及びカバー(26)を作るための材料が、追加的な補強を要することなく、自己の形状を維持可能な十分な剛性を備えるものであってもよい。このような材料の例として、適切な密度を備えるエチレン−ビニルアセテート・コポリマ発泡体(EVA発泡体:ethylene-vinyl acetate copolymer foam)、ABSプラスチック、カーボンファイバ複合材料或いは他のこのような材料を挙げることができる。いくつかの実施形態において、装飾的及び/構造的な目的のために、旅行鞄(10)の外面がいくつかの層で構成されてもよい。例えば、旅行鞄(10)の外面が、ナイロンメッシュが重ねられたEVA発泡体から構成される。もちろん、側壁部(14)、底部パネル(12)及びカバー(26)を構成する材料が十分な剛性を備える場合であっても、上記したような補強パネルが所望に応じて追加されてもよい。
側壁部(14)、底部パネル(12)及びカバー(26)からなる主要な構成に加えて、追加的な材料が、特定領域に接着され、摩擦、磨耗或いは機械的応力に抗する構造としてもよい。例えば、ABSプラスチック、革、ゴム或いは追加的なバリスティックナイロンシートが、カバー(26)の下部の外面部分及び側壁部(14)の下部分(22)に所望に応じて接着され、これら部分を補強し、良好な耐磨耗性を得たり、加えられる荷重に抗する構造としてもよい。
剛性或いは半剛性の面を備えるバッグであるが、収容形態に折り畳むことが可能であることは、旅行鞄(10)の一の利点である。収容形態において、側壁部(14)、カバー(26)及び底部パネル(12)の部分が、剛性部材(14)により形成される領域に折り畳まれる。以下において説明され、添付の図面に描かれるように、旅行鞄(10)は、2次元に折り畳まれることが可能であり、収容形態における旅行鞄(10)は、収容形態ではない旅行鞄(10)と比べて、小さな幅寸法及び深さ寸法を備えることとなる。
収容形態への変形を容易にするために、底部パネル(12)、側壁部(14)及びカバー(26)は、予め定められる位置に折り曲げ線を備える。これらの折り曲げ線は、隣接する補強部分間の補強されていない可撓性の布材により形成され、或いは、隣接する補強部分間の補強されていない可撓性の布材と一致する。変更例として、旅行鞄(10)が、補強部材を必要としない比較的剛性の高い材料からなる大きな連続的なシート材から形成される場合には、折り曲げ線は、連続シートの厚く、高い剛性を有する部分間の柔軟性を有するリビングヒンジとして作用する材料部分の薄い部分により形成されるか、或いは、当該薄い部分と一致する。折り曲げ線の種類のうちいずれか一方或いは両方が、同一の旅行鞄(10)に用いられる。
図5は、図1の斜視図と同様の旅行鞄(10)の斜視図である。図5は、旅行鞄(10)の一実施形態を示し、この旅行鞄(10)において、ポリプロピレン或いはPVC板及びPVC構造などの補強構造が、布材或いは他の材料からなる内層と外層の間に配置される。図5に示す点線は、補強構造の範囲を示す。
図6は、カバー(26)の前面部分(42)の正面図であり、点線内に補強構造が示されている。図5及び図6に示す如く、図示される実施形態においてカバー(26)の前面部分(42)は、4つの補強板(左側の台形状の補強板(44)、右側の台形状の補強板(46)、上側の三角形状の補強板(48)及び下側の三角形状の補強板(50))を備える。加えて、上側の補強板(48)及び下側の補強板(50)それぞれは、追加的なリビングヒンジ(52,54)を備える。リビングヒンジ(52,54)は、折り曲げ線として作用し、大きな補強板(48,50)を更に2つの小さな部分に分割する。
もちろん、いくつかの異なる実施形態において、補強板が、リビングヒンジを備えるかわりに再分割されてもよい。図7は、旅行鞄(200)の前方正面図であり、これらの変更実施形態のうち1つに従うものである。図7は、カバー(260)を示す。カバー(260)は、カバー(26)と補強板と同様に、左側の台形状の補強板(44)と右側の台形状の補強板(46)を備える。しかしながら、単一の大きな上側及び下側の三角形状の板材(48,50)の代わりに、カバー(260)は、個別に再分割された上側板材(262,264)の組と個別に再分割された下側板材(266,268)の組を備える。板材(262,264,266,268)が補強する布材の層は、ヒンジとして機能する。図7のカバー(260)により描かれる概念は、必要に応じて、他の部分の補強構造に応用可能である。
旅行鞄(10)に関して、補強板は、カバー(26)の側面にも配される。図5において、2つの補強板(上側板(56)及び左側面板(58))が視認可能であるとともに底部板(60)が部分的に視認可能である。しかしながら、少なくとも補強構造に関する限り、旅行鞄の右側部分は、左側部分に対する鏡像構造であり、右側面板は、左側面板(58)とほぼ同様である。上側板(56)と下側板(60)は、リビングヒンジも備える。リビングヒンジは、折り曲げ線として作用し、上側板と下側板を小さな部分に再分割する。上側板(56)のリビングヒンジ(62)が図5において視認可能である。
図5に示す如く、カバー(26)の側部の板材は、上側板(56)、下側板(60)及び2つの側面板(58)からなり、上側の角隅部は所定曲率半径を備え、角隅部の曲線部分は、板材の幅の約半分に等しい幅を占める。下半分において、板材は略直線状の縁部を備える。したがって、板材(56,58,60)は互いに下半分に沿って当接するが、上側半分に沿って丸みを帯びた角隅部を備え、各補強板材間に十分な空間を確保し、カバー(26)を折り曲げ可能になる。
カバー(26)が個別の補強板(44,46,48,50,56,58,60)を備える一方で、旅行鞄(10)の底部における補強構造は異なる。側壁部(14)及び底部パネル(12)は、左右に配される単一の3次元の補強構造体(64,66)により補強される。補強構造体(64,66)は、側壁部(14)及び底部パネル(12)を補強するとともに、旅行鞄(10)の角隅部も補強する。右側の補強構造体(66)は、図5において部分的に示されているが、左側の補強構造体(64)の鏡像に当たり、補強構造体(64,66)のうち一方の説明をなすことにより、両方の説明がなされたものとなる。
図5に示す如く、左側の補強構造体(64)は、左側の側壁部分(16)の略全体に沿って延出し、略90°の角度をなして、底部パネル(12)内に延出する。底部パネル(12)において、補強構造体(64)は、略剛性部材(34)の位置まで延出する。補強構造体(64)は、上側壁部分(20)及び下側壁部分(22)内にも延出し、短い距離だけ延出した後、これら側壁部分(20,22)両方の対角線上に終端部を有する。
補強構造体の他の形態が本発明の他の実施形態に用いられてもよい。更に、上述した如く、比較的高い剛性の材料が、旅行鞄(10)に用いられるならば、別個の補強構造体の追加は不要である。しかしながら、別個の補強構造体が存在しない場合であっても、リビングヒンジ、薄く形成された部分或いは他の種の曲げ動作を可能とする構造が、図5乃至図7に示される略同一の場所に配されてもよい。
一連の折り畳み工程及び収容形態が図8乃至図11に示される。図8乃至図11は、折り畳みを行なっているときの旅行鞄を連続的に示す斜視図である。
旅行鞄(10)を収容形態に折り畳むために、使用者はまず、主要ジッパ(30)を開状態にする。その後、指圧を負荷して、使用者は、カバー(26)を折り曲げ線に沿って折り曲げる。これにより、カバー(26)の上側及び下側の三角形部分(78,80)が、カバー(26)の中心に向けて折り畳まれ、カバー(26)の2つの台形部分(74,76)は、カバー(26)の面から下方に向けて折り畳まれる(図9参照)。したがって、カバー(26)は、旅行鞄(10)の左側壁部分(16)の反対側に向けて略折り畳まれる。
続いて、図10に示す如く、左側壁部分(16)及び左側補強構造体(64)により裏張りされた底部パネル(12)が内側に折り畳まれ、旅行鞄(10)の中心に向けて移動し、旅行鞄(10)の底部に向けて折り畳まれる。
折り畳み工程を完了するために、右側壁部分(18)及び右側の補強構造体(66)により裏張りされた底部パネル(12)の部分が内側に折り曲げられ、旅行鞄中心に向けられる。最後に、折り畳まれた収容形態が図11に示される。図11から明らかな如く、旅行鞄(10)は、剛性部材(34)により定められる面積並びに体積に折り畳まれる。底部パネル(12)は、収容形態の旅行鞄(10)の側部となり、左側及び右側の側壁部分(16,18)は、収容形態の旅行鞄(10)の前面をなす。図示の実施形態において、収容形態は、収容形態にない旅行鞄の体積の約4分の1となるが、適切な体積減少率は、実施形態ごとに異なる。
旅行鞄の収容形態を保持するために協働作用する固定構造が設けられる。図示される実施形態において、固定構造は、左側壁部分(16)上に配されるスナップ留め金(68)と右側壁部(18)上に配される対応するスナップ構造部(72)を備える帯体(70)からなる。収容形態に旅行鞄(10)を折り畳むことにより接近する部分にスナップ留め金(68)及び帯体(70)が配される。他の実施形態において、協働作用する噛み合い固定構造として、フックとループからなる固定具(例えば、ベルクロ(VELCRO)(登録商標))或いは他のもう1つの適切な固定構造を対応する部分に配することも可能である。
図示される実施形態において、旅行鞄(10)は、特定の補強構造を備え、この補強構造は、カバー(26)内の補強パネル(44,46,48,50,56,58,60)及び側壁部(14)と底部パネル(12)に沿う3次元の補強構造体(64,66)からなる。しかしながら、いくつかの実施形態において、旅行鞄(10)を構築する材料及び旅行鞄(10)が受ける応力によるが、追加的な補強構造が配されてもよい。
例えば、ある実施形態において、下側壁部分(22)に沿って追加的な補強部材が配されることが望ましい。特に、ホイール(38)を補強し、荷重負荷時においてホイール(38)の位置が変動することを防止することが望ましい。ホイールの補強が、使用者によって配されるロック機構付の嵌め込み式の伸縮棒体によりなされてもよい。ロック機構付の嵌め込み式の伸縮棒体は、下側壁部(22)に沿って、旅行鞄(10)内部に配され、旅行鞄(10)が収容形態に折り畳まれるとき除去可能である。例えば、ダブル・ラック・アンド・ピニオンシステムを利用することができ、使用者は中央のノブ(ピニオン)を回転し、上側のラックと下側のラックを外側に移動させ、旅行鞄(10)の左側壁部分(16)及び右側壁部分(18)に向けることができる。従来において知られている他の補強構造を使用することも可能である。しかしながら、側壁部(14)が十分に高い剛性を備える材料からなるならば、下側壁部分(22)の追加的な補強部材は必要とされない。
カバー(26)の構造は、旅行鞄(10)が上記した全ての特徴部分を備えるか否かにかかわらず、旅行鞄内に含まれる旅行鞄の追加的な一の特徴とすることが可能となる。
上述の如く、カバー(26)の前面パネル(42)は、多数の幾何学的形状の部分からなる。図示される実施形態において、これら部分は台形状及び三角形状である。特に、左側の台形状のカバー部分(74)、右側の台形状カバー部分(76)、上側の三角形状のカバー部分(78)及び下側の三角形状のカバー部分(80)が存在している。これらの部分は、前面パネル(42)の外縁に回動可能に接続し、カバー(26)の前面パネル(42)内方に向かうガセット材料(82)によって互いに接続される。
説明を目的として、「ガセット材料」なる用語は、広く解釈すべきである。例えば、一の実施形態において、ガセット材料(82)は、それぞれの部分(74,76,78,80)の内縁に縫い付けられた布材である。ガセット材料(82)は、前面パネル(42)の残り部分を作るのに用いられるものと同一の材料であってもよく、同一の材料でなくともよい。例えば、部分(74,76,78,80)がバリスティックナイロンからなるならば、ガセット材料(82)は、CORDURA(登録商標)ナイロンから構成されてもよい。ガセット材料(82)は、部分(74,76,78,80)の有する性質と異なる性質を備えてもよい。例えば、ガセット材料(82)は、特に、部分(74,76,78,80)が、ナイロンのような比較的非弾性の材料からなる場合には、弾性材料あるいは僅かに弾性を有する材料から構成されてもよい。ガセット材料(82)は、ガセット材料が接続する部分(74,76,78,80)よりも薄く形成されてもよい。しかしながら、他の実施形態において、ガセット材料(82)は、別個の布材或いは材料ではない。代わりに、ガセット材料(82)は、部分(74,76,78,80)を作るための材料と同一の材料からなる薄く柔軟な連続的な部材からなる。
上記した構成において、カバー(26)の前面パネル(42)は、2つの形態をなすことができる(非膨張形態及び膨張形態)。非膨張形態において、部分(74,76,78,80)は、全体的に同一平面上にある。膨張形態において、部分(74,76,78,80)は、同一平面上になく、外方に向けて突出し、旅行鞄(10)の収容容積部を増加させる。
カバー(26)の膨張形態が図12(側方正面図)及び図13(前方正面図)に示される。図12に示す如く、図示される実施形態において、部分(74,76,78,80)は、膨張状態をなすとき、全体として、ピラミッド形状をなす。しかしながら、部分(74,76,78,80)が他の形状をなしてもよく、したがって、カバー(26)が膨張形態において異なる形状をなしてもよいことは理解されるべきである。一般に、膨張形態において、カバー(26)の高さは、カバー(26)の全体領域にわたって一定ではない。
ガセット材料(82)が、余剰の材料をもたらし、カバー(26)の前面パネル(42)が膨張可能となる。しかしながら、図示の如く、カバージッパ(84)が、左右の台形部分(74,76)の内縁間に配され、ジッパが噛み合うとき、余剰のガセット材料(82)を押し留め、ガセット材料(82)は、カバージッパ(84)の下方の空間に収容され、折り畳まれ或いは詰め込まれることになり、2つの台形部分(74,76)の移動を妨げる。カバージッパ(84)が噛み合うとき、カバー(26)はしたがって、膨張形状となることを妨げられる。カバージッパ(84)の噛み合いが解除されると、カバーは膨張形態をなす。カバージッパ(84)自体は、布製縁部(86)或いは他の隠覆構造により隠覆される。
余剰のガセット材料(82)及びカバー(26)を制限するためのカバージッパ(84)の存在は、全ての実施形態に必要とされるものではない。例えば、ガセット材料が弾性材料であるならば、旅行鞄(10)に物品が配され、物品が膨張形態にするようにカバー(26)に力を加えない限り、カバー(26)は、弾性を有するガセット材料(82)により付勢され、非膨張形態を保つ。
図12は、膨張形態のカバー(26)を備える旅行鞄(10)の側方正面図であり、参照符号90で示される点線部により、非膨張形態の範囲が示されている。膨張形態において、カバー(26)は、旅行鞄の体積を20−30%増すが、これは、部分(74,76,78,80)の大きさ及び形状並びに配されるガセット材料の量による。
本発明は、特定の例示的な実施形態に関して説明がなされてきたが、説明は、単に例示的なものであり、何ら制限を加えるものではない。添付の請求項の技術的範囲内で改良又は変更は可能である。

Claims (20)

  1. 少なくとも1つの剛性部材を備える底部パネルと、
    互いに接続され、全体として連続的な側壁部を形成する左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分を備える旅行鞄であって、前記側壁部は、その形状を維持するのに十分な剛性を備えるととともに、前記底部パネルとともに収容容積部を形成し、
    前記旅行鞄は、前記側壁部及び底部によって形成される前記収容容積部を覆うとともに閉塞する大きさに形成されるカバーを備え、該カバーは、前記側壁部分のうち少なくとも1つに取り付けられ、前記収容容積部に到達可能な開放位置と、前記収容容積部を閉塞する閉塞位置の間を移動可能であり、
    前記カバー、側壁部及び背面部は、所定位置に折り曲げ線を備え、これにより、前記旅行鞄は、収容形態に折り畳まれ、前記側壁部、前記カバー及び前記底部パネルの一部が、前記底部パネルの前記少なくとも1つの剛性部材により形成された領域内に折り畳まれることを特徴とする旅行鞄。
  2. 前記底部パネルの前記少なくとも1つの剛性部材内に配されるとともに接続する伸張並びに引っ込み可能なハンドルを備え、該ハンドルは、前記ハンドルが前記少なくとも1つの剛性部材を越えて伸張する伸張位置と、前記ハンドルが前記少なくとも1つの剛性部材内に略配される引っ込み位置との間を移動可能であり、
    前記旅行鞄が更に、前記下側壁部分又は前記底部パネルの外面に取り付けられる1若しくはそれ以上のホイールを備えることを特徴とする請求項1記載の旅行鞄。
  3. 側壁部の左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分それぞれが、可撓性材料からなる1若しくはそれ以上の層と、該1若しくはそれ以上の可撓性材料からなる層に固定される1若しくはそれ以上の半剛性材料の片を備えることを特徴とする請求項1記載の旅行鞄。
  4. 前記折り曲げ線が、隣接する半剛性材料の片間に位置する可撓性材料の部分により形成されることを特徴とする請求項3記載の旅行鞄。
  5. 前記折り曲げ線が、半剛性材料の片内のリビングヒンジであることを特徴とする請求項3記載の旅行鞄。
  6. 前記側壁部の前記左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分それぞれが、半剛性材料を備えることを特徴とする請求項1記載の旅行鞄。
  7. 前記折り曲げ線が半剛性材料からなる片内のリビングヒンジであることを特徴とする請求項6記載の旅行鞄。
  8. 収容形態にある旅行鞄の幅及び深さ寸法が収容形態にない旅行鞄と比して小さいことを特徴とする請求項1記載の旅行鞄。
  9. 左側と右側それぞれに、略剛性の3次元補強構造を備え、
    該3次元補強構造は、前記底部パネルの少なくとも一部、少なくともいくつかの側壁部分及び旅行鞄の角隅部を補強し、
    底部パネルの補強された部分及び補強された側壁部分が前記剛性部材により形成された領域に折り畳まれることを可能とするように、前記補強構造が回動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の旅行鞄。
  10. 少なくとも1つの剛性部材を備える底部パネルと、
    互いに接続され、全体として連続的な側壁部を形成する左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分を備える旅行鞄であって、前記側壁部は、その形状を維持するのに十分な剛性を備えるととともに、前記底部パネルとともに収容容積部を形成し、
    前記旅行鞄は、前記側壁部及び底部によって形成される前記収容容積部を覆うとともに閉塞する大きさに形成されるカバーを備え、該カバーは、前記側壁部分のうち少なくとも1つに取り付けられ、前記収容容積部に到達可能な開放位置と、前記収容容積部を閉塞する閉塞位置の間を移動可能であり、
    前記カバーは、複数の幾何学的形状をなす部分を備え、該幾何学的形状をなす部分は、前記カバーの外縁に回動可能に接続するとともに前記カバーの内方に延びるガセット材料により互いに接続され、
    前記カバーは、前記幾何学的形状をなす部分が全て全体的に同一平面にある非膨張形態と、前記幾何学的形状をなす部分が同一平面上になく、外方に向けて突出し、前記収容容積部を増加させる膨張形態の2つの形態をとり、
    前記カバー、側壁部及び背面部は、所定位置に折り曲げ線を備え、これにより、前記旅行鞄は、収容形態に折り畳まれ、前記側壁部、前記カバー及び前記底部パネルの一部が、前記底部パネルの前記少なくとも1つの剛性部材により形成された領域内に折り畳まれることを特徴とする旅行鞄。
  11. 前記底部パネルの前記少なくとも1つの剛性部材内に配されるとともに接続する伸張並びに引っ込み可能なハンドルを備え、該ハンドルは、前記ハンドルが前記少なくとも1つの剛性部材を越えて伸張する伸張位置と、前記ハンドルが前記少なくとも1つの剛性部材内に略配される引っ込み位置との間を移動可能であり、
    前記旅行鞄が更に、前記下側壁部分又は前記底部パネルの外面に取り付けられる1若しくはそれ以上のホイールを備えることを特徴とする請求項10記載の旅行鞄。
  12. 前記膨張形態にあるとき、前記カバーが全体としてピラミッド形状をなすことを特徴とする請求項10記載の旅行鞄。
  13. 前記幾何学的形状をなす部分が、全体として台形状の部分と全体として三角形状の部分からなる群から選択されることを特徴とする請求項12記載の旅行鞄。
  14. 前記カバーの前記幾何学的形状をなす部分が、1若しくはそれ以上の上側の三角形状部分、1若しくはそれ以上の下側の三角形状部分、左側の側方台形状部分及び右側の側方台形状部分を備え、
    前記カバーの内側に向かう前記部分の内縁が、ガセット材料により接続されることを特徴とする請求項13記載の旅行鞄。
  15. 底部パネルと、
    互いに接続され、全体として連続的な側壁部を形成する左側壁部分、右側壁部分、上側壁部分及び下側壁部分を備える旅行鞄であって、
    前記側壁部は、底部パネルに接続されるとともに底部パネルから外方に延出し、前記側壁部及び底部パネルは収容容積部を形成し、
    前記旅行鞄は、前記側壁部及び底部により形成される収容容積部を覆うとともに閉塞する大きさに形成されたカバーを備え、該カバーは、少なくとも1つの側壁部分に取り付けられ、前記収容容積部に到達可能な開放位置と、前記収容容積部が閉塞される閉塞位置の間を移動可能であり、
    前記カバーは、複数の幾何学的形状をなす部分を備え、該幾何学的形状をなす部分は、前記カバーの外縁に回動可能に接続するとともに、前記カバーの内方に向かうガセット材料により互いに接続され、
    前記カバーは、前記幾何学的形状をなす部分が全て全体的に同一平面上にある非膨張形態と、前記幾何学的形状をなす部分が同一平面上になく、外方に突出し、前記収容容積部を増加させる膨張形態の2つの形態をとることが可能であることを特徴とする旅行鞄。
  16. 前記底部パネルの外面に取り付けられた剛性部材と、
    前記剛性部材内に配されるとともに接続された伸張並びに引っ込み可能なハンドルを更に備え、
    前記ハンドルが前記少なくとも1つの剛性部材を越えて延出する伸張位置と前記ハンドルが前記少なくとも1つの剛性部材内に略位置する引っ込み位置の間を前記ハンドルは移動可能であり、
    前記下側壁部分或いは前記底部パネルの外面に取り付けられた1若しくはそれ以上のホイールを更に備えることを特徴とする請求項15記載の旅行鞄。
  17. 前記カバーが、前記膨張形態にあるとき、全体的にピラミッド形状をなすことを特徴とする請求項15記載の旅行鞄。
  18. 前記幾何学的形状をなす部分が、全体的に台形状をなす部分と全体的に三角形状をなす部分からなる群から選択されることを特徴とする請求項15記載の旅行鞄。
  19. 前記カバーの前記幾何学的形状をなす部分が、1若しくはそれ以上の上側の三角形部分、1若しくはそれ以上の下側の三角形部分、左側の側方台形状部分及び右側の側方台形状部分からなり、
    前記カバーの内部に向かう前記部分の内縁が、ガセット材料により接続されることを特徴とする請求項18記載の旅行鞄。
  20. 前記カバーが前記膨張形態にあるとき前記収容容積部が約20%から約30%までの範囲で増加するように前記幾何学的形状をなす部分と前記ガセット材料が、設計されるとともに配されることを特徴とする請求項15記載の旅行鞄。
JP2009524730A 2006-08-14 2007-08-06 折畳可能な膨張式旅行鞄 Expired - Fee Related JP5174023B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/464,313 2006-08-14
US11/464,313 US7500547B2 (en) 2006-08-14 2006-08-14 Collapsible expanding luggage
PCT/US2007/075283 WO2008021793A2 (en) 2006-08-14 2007-08-06 Collapsible expanding luggage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010500903A true JP2010500903A (ja) 2010-01-14
JP5174023B2 JP5174023B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=39082894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009524730A Expired - Fee Related JP5174023B2 (ja) 2006-08-14 2007-08-06 折畳可能な膨張式旅行鞄

Country Status (6)

Country Link
US (3) US7500547B2 (ja)
EP (1) EP2051602B1 (ja)
JP (1) JP5174023B2 (ja)
KR (1) KR20090108585A (ja)
CN (1) CN101500450A (ja)
WO (1) WO2008021793A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524984A (ja) * 2013-07-18 2016-08-22 エニーベンション リミテッド 拡張可能な鞄及び鞄を拡張させるための方法

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM312925U (en) * 2006-03-31 2007-06-01 Che-Wen Lin Backpack structure combining puller
US7500547B2 (en) * 2006-08-14 2009-03-10 Max Mirani Llc Collapsible expanding luggage
US20100326985A1 (en) * 2009-06-25 2010-12-30 Chien-Jen Lin Structure of box
US20110162931A1 (en) * 2010-01-07 2011-07-07 Grit Inc. Collapsible bag for carrying articles
US20110186397A1 (en) * 2010-01-29 2011-08-04 Heys (USA), Inc. Suitcase with biometric lock mechanism
US8695770B2 (en) 2010-07-12 2014-04-15 Samsonite Ip Holdings S.A.R.L. Luggage having bottom frame member
US9232837B2 (en) * 2011-02-10 2016-01-12 Max Mirani Investments, Llc Luggage with crushable, resilient portions and methods for manufacturing it
CN102695384B (zh) * 2011-03-24 2015-11-18 博莱特(上海)压缩机有限公司 空压机电控箱门
US9375063B2 (en) 2011-08-24 2016-06-28 Stephen Chi Yueh Chen et al. Systems and methods for collapsible luggage
US20150114776A1 (en) * 2012-05-10 2015-04-30 Travelpro International, Inc. Soft sided luggage frame
US10004307B2 (en) 2012-06-21 2018-06-26 Biaggi USA, LLC a Delaware Limited-Liability Company Folding duffle
US20140142479A1 (en) * 2012-11-16 2014-05-22 Harjinder Kaur Luggage and bag massager
USD734608S1 (en) * 2012-12-12 2015-07-21 Societe Bic Storage cabinet
US9375062B2 (en) 2013-01-21 2016-06-28 Grit Inc. Flexible sports bag
US20140265760A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Bridging The Gap, Inc. Mobile research laboratory
US9706821B2 (en) * 2013-04-03 2017-07-18 Twinkle Leatherware Co., Ltd. Collapsible suitcase structure
US9204696B2 (en) * 2013-04-03 2015-12-08 Twinkle Leatherware Co., Ltd. Suitcase structure
CA151520S (en) * 2013-06-05 2014-07-07 Grit Inc Hockey bag
CA153776S (en) 2013-11-15 2014-09-16 Grit Inc Sports bag
CA153775S (en) 2013-11-15 2014-09-16 Grit Inc Sports bag
US9616562B2 (en) 2014-07-22 2017-04-11 Milwaukee Electric Tool Corporation Tool storage devices
USD746050S1 (en) * 2014-12-05 2015-12-29 Nike, Inc. Backpack
HK1199165A2 (en) * 2015-01-08 2015-06-19 移代有限公司 Material of storage device, storage device and a bag thereof
US10159318B2 (en) * 2015-01-20 2018-12-25 Karsten Manufacturing Corporation Rolling collapsible travel luggage
US11388965B2 (en) 2015-01-20 2022-07-19 Karsten Manufacturing Corporation Rolling collapsible travel luggage
CN104757762A (zh) * 2015-03-12 2015-07-08 深圳立益运动用品有限公司 一种折叠箱包
EP3095590B1 (en) * 2015-05-18 2019-10-02 AIRBUS HELICOPTERS DEUTSCHLAND GmbH A carbon fiber reinforced polymer panel arrangement and method
USD778048S1 (en) * 2015-05-29 2017-02-07 Boban Jose Collapsible suitcase in collapsed form
USD844324S1 (en) 2015-07-17 2019-04-02 Milwaukee Electric Tool Corporation Bag
US9872547B2 (en) 2015-11-25 2018-01-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Handle assembly for a case
ITUB20159611A1 (it) * 2015-12-18 2017-06-18 My Bag S R L Valigia a volume variabile
US20180188008A1 (en) * 2016-12-29 2018-07-05 Wayne Ludewig Ballistic protective medical response bag
KR101720092B1 (ko) * 2017-01-04 2017-03-27 주식회사 트레졀콜렉션 부피 조절이 가능한 여행용 가방
FR3061841B1 (fr) * 2017-01-16 2020-11-27 Patrick Zemiro Bagage pliant
RU2654677C1 (ru) * 2017-07-20 2018-05-21 Сергей Владимирович Марочкин СКЛАДНОЙ ЧЕМОДАН (варианты) И ЗАГОТОВКА ДЛЯ ЕГО ИЗГОТОВЛЕНИЯ (варианты)
FR3084822B1 (fr) * 2018-08-10 2022-01-07 Vuitton Louis Sa Procede pour realiser un bagage, en particulier un sac de voyage souple ou semi-rigide
US11653730B2 (en) * 2020-07-21 2023-05-23 Osprey Packs, Inc. Collapsible luggage
RU201814U1 (ru) * 2020-08-14 2021-01-13 Александр Андреевич Быков Чехол для чемодана

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2538616A (en) * 1945-01-20 1951-01-16 Barrow Hepburn & Gale Ltd Collapsible containers such as suitcases, attache cases, or like traveling cases
JPS4416192Y1 (ja) * 1966-08-10 1969-07-12
JPS5882112U (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 株式会社ヤマト屋 袋物
JP3023840U (ja) * 1995-10-17 1996-04-30 株式会社松本 キャリーケース

Family Cites Families (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US21384A (en) * 1858-08-31 Traveling-casket
US94708A (en) * 1869-09-14 Improved animal-trap
US21381A (en) * 1858-08-31 Bracelet
US736871A (en) * 1902-09-15 1903-08-18 Joseph John O'brien Folding case.
US952911A (en) * 1909-12-09 1910-03-22 Charles Kukuruda Lunch-box.
US1636838A (en) * 1925-04-15 1927-07-26 Mathias F Roser Collapsible hand bag
US1618955A (en) * 1926-04-30 1927-02-22 Theodore H Gotisar Traveling bag
US2018809A (en) * 1935-06-05 1935-10-29 Leo J Rodgers Convertible hand bag
US2136669A (en) 1936-07-08 1938-11-15 Hartmann Trunk Co Container closure flap
US2250126A (en) 1938-09-15 1941-07-22 Barrow Hepburn And Gale Ltd Collapsible container such as a suitcase, attache case, or the like
US2425035A (en) * 1944-09-20 1947-08-05 Garnett Arthur Thomas Collapsible travel case
US2461482A (en) * 1945-07-28 1949-02-08 Howe Folding Furniture Inc Collapsible wheeled container
US2634836A (en) * 1951-07-24 1953-04-14 Warren Harry Utility case
US3031121A (en) * 1960-11-01 1962-04-24 Chase Herbert Insulated carrier
US3276572A (en) * 1964-07-02 1966-10-04 American Optical Corp Spectacle cases
US3647035A (en) * 1970-02-02 1972-03-07 William Honig Collapsible luggage bag
US4128150A (en) 1977-03-23 1978-12-05 York Luggage Corporation Expansible carrying case
US4160496A (en) * 1977-05-10 1979-07-10 Knight Kenneth R Foldable hand baggage
US4128160A (en) * 1977-07-21 1978-12-05 Sam Stein Associates, Inc. Leak free housing for vertical screw conveyor
US4561525A (en) * 1983-11-07 1985-12-31 Shidner Morris C Utility bag with sustained open configuration
US4773515A (en) * 1987-04-28 1988-09-27 Skyway Luggage Company Multi-compartment, expansible luggage bag
US4792024A (en) * 1987-10-09 1988-12-20 The Quaker Oats Company Changing caddy including a removable changing pad for an infant
US4984662A (en) * 1989-12-27 1991-01-15 Sgi Inc. Self supporting, selectively collapsible soft-walled carrier
US4999863A (en) * 1990-03-05 1991-03-19 Oprington Company Ltd. Portable collapsible baby bed and carrying bag
IT222494Z2 (it) * 1991-09-03 1995-04-20 Piero Guidi Di Pierino Giusepp Borsa pieghevole particolarmente borsa da viaggio
US5450629A (en) * 1994-01-14 1995-09-19 Gilstrap; Keith D. Convertible hat with a foldable visor and associated method
US5645212A (en) * 1995-11-29 1997-07-08 Packaging Resources, Inc. Foldable display tray
US5749446A (en) * 1996-04-10 1998-05-12 Jet General Investment Company Collapsible luggage piece and cart
US6302250B1 (en) 1997-06-09 2001-10-16 Outrigger, Inc. Towable carrying case
US5918711A (en) * 1997-10-20 1999-07-06 Travel Caddy, Inc. Storage and travel bag
USD435967S1 (en) 1999-03-03 2001-01-09 500 Group, Inc. Hard-sided luggage article
US6244399B1 (en) * 1999-08-17 2001-06-12 O.J. Birkenstrand Collapsible hard case
US6502677B1 (en) * 1999-09-24 2003-01-07 500 Group, Inc. Full-gussetted luggage and an associated method of making full-gussetted luggage
US6382131B1 (en) * 1999-12-15 2002-05-07 Mcgivern Sean Disposable kitty litter box
USD441161S1 (en) * 2000-05-23 2001-04-24 Thomas H. Shetterly Tool caddy
US6443274B1 (en) * 2000-12-08 2002-09-03 The Coleman Company Inc. Foldable wheeled carrying bag
US6604617B2 (en) * 2001-03-07 2003-08-12 Tumi, Inc. Wheeled lightweight collapsible luggage
US6408443B1 (en) * 2001-04-18 2002-06-25 Dada Corp. Reversible visor
US6401890B1 (en) * 2001-06-05 2002-06-11 Fu-Hsing Tan Folding collapsible wheeled luggage
TW513934U (en) * 2001-07-02 2002-12-11 Universal World Wide Business Structure of suitcase with sectorial shaped expandable bag
US6955365B2 (en) * 2002-02-26 2005-10-18 Paul Giampavolo Collapsible wheeled shopping container
US20040007433A1 (en) * 2002-07-09 2004-01-15 Travel Caddy, Inc. D/B/A/ Travelon Luggage with cover
US6926129B2 (en) * 2002-10-03 2005-08-09 Travelpro International, Inc. Rolling duffel bag
US20040144606A1 (en) * 2003-01-24 2004-07-29 Han Angela W. Foldable wheeled traveling case assembly
WO2005011430A2 (en) * 2003-08-01 2005-02-10 Cisco Technology, Inc. Bag and method of use
US20050034947A1 (en) * 2003-08-14 2005-02-17 Nykoluk Cory O. Collapsible duffle bag
US7451861B2 (en) * 2004-04-07 2008-11-18 Sun Coast Merchandise Corporation Collapsible utility bag and advertising vehicle
US20050284718A1 (en) * 2004-06-28 2005-12-29 Tai Woon S Collapsible container
US20070017947A1 (en) * 2005-07-19 2007-01-25 Tumi, Inc. Backpack with expandable area
US20070074941A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Joseph Liang Expandable luggage
US7500547B2 (en) * 2006-08-14 2009-03-10 Max Mirani Llc Collapsible expanding luggage
GB2441180A (en) * 2006-08-26 2008-02-27 David Henry Henshall Folding trolley

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2538616A (en) * 1945-01-20 1951-01-16 Barrow Hepburn & Gale Ltd Collapsible containers such as suitcases, attache cases, or like traveling cases
JPS4416192Y1 (ja) * 1966-08-10 1969-07-12
JPS5882112U (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 株式会社ヤマト屋 袋物
JP3023840U (ja) * 1995-10-17 1996-04-30 株式会社松本 キャリーケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524984A (ja) * 2013-07-18 2016-08-22 エニーベンション リミテッド 拡張可能な鞄及び鞄を拡張させるための方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090108585A (ko) 2009-10-15
US20080047792A1 (en) 2008-02-28
EP2051602B1 (en) 2013-05-22
JP5174023B2 (ja) 2013-04-03
EP2051602A2 (en) 2009-04-29
US20090120752A1 (en) 2009-05-14
EP2051602A4 (en) 2011-11-30
US7500547B2 (en) 2009-03-10
WO2008021793A3 (en) 2008-11-27
WO2008021793A2 (en) 2008-02-21
CN101500450A (zh) 2009-08-05
US20090114494A1 (en) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5174023B2 (ja) 折畳可能な膨張式旅行鞄
US7093700B2 (en) Expandable luggage with locking expansion mechanism
US20140284157A1 (en) Hard-sided suitcase
US5645146A (en) Suitcase with retractable pull handle
US5944155A (en) Luggage piece with removable tote bag
US20090301833A1 (en) Side handle luggage
CA2803708C (en) Foldable travel bags and methods to manufacture foldable travel bags
US20020185350A1 (en) Expandable bag with folding struts
US8820498B2 (en) Expandable suitcase
EP3965607A1 (en) Luggage with pocket
CA3002737A1 (en) Luggage article with an external compartment
EP2981186B1 (en) A suitcase and method of manufacture thereof
US20120241269A1 (en) Telescopic Handle for Hard-Sided Suitcase
WO2007086821A1 (en) Luggage with low-profile hanger bracket and harness
EP3407752B1 (en) Luggage
GB2503303A (en) Foldable travel bag
US20150041272A1 (en) Collapsible Rolling Luggage
CN215455920U (zh) 一种可拖拉手提袋
US20230109765A1 (en) Rolling collapsible travel luggage
CN116896994A (zh) 具有保护肋的运动包
CA2164397A1 (en) Suitcase with retractable and locking pull handle

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121024

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121227

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees