JP2010288429A - 充電台 - Google Patents

充電台 Download PDF

Info

Publication number
JP2010288429A
JP2010288429A JP2009142791A JP2009142791A JP2010288429A JP 2010288429 A JP2010288429 A JP 2010288429A JP 2009142791 A JP2009142791 A JP 2009142791A JP 2009142791 A JP2009142791 A JP 2009142791A JP 2010288429 A JP2010288429 A JP 2010288429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
position detection
power
battery
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009142791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5394135B2 (ja
Inventor
Shoichi Toya
正一 遠矢
Kyozo Terao
恭三 寺尾
Yasunari Mizoguchi
康成 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2009142791A priority Critical patent/JP5394135B2/ja
Publication of JP2010288429A publication Critical patent/JP2010288429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5394135B2 publication Critical patent/JP5394135B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】ケースに載せられる載置物の温度上昇を簡単な回路構成で検出して、電池内蔵機器を安全に充電する。
【解決手段】充電台は、電池内蔵機器50に内蔵される電池を、受電コイル51に誘導される電力で充電する。充電台は、受電コイル51に起電力を誘導する送電コイル11と、電池内蔵機器50を載せる上面プレートを有するケースと、送電コイル11を移動させる移動機構13と、電池内蔵機器50の位置を検出して移動機構13を制御して送電コイル11を受電コイル51に接近させる位置検出制御器14とを備える。充電台は、位置検出制御器14が、上面プレートのセット領域21Aに分布して複数の位置検出コイル30を備え、この位置検出コイル30が、所定の位置にPTC41からなる温度センサ40を接続しており、このPTC41の電気抵抗を検出して、上面プレートに載せられる載置物の温度を検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、パック電池や携帯電話などの電池内蔵機器を上に載せて、電磁誘導作用で電力を搬送して内蔵電池を充電する充電台に関する。
電磁誘導の作用で送電コイルから受電コイルに電力搬送して、内蔵電池を充電する充電台は開発されている。(特許文献1及び2参照)
特許文献1は、充電台に、交流電源で励磁される送電コイルを内蔵し、パック電池には送電コイルに電磁結合される受電コイルを内蔵する構造を記載する。さらに、パック電池は、受電コイルに誘導される交流を整流し、これを電池に供給して充電する回路も内蔵する。この構造によると、充電台の上にパック電池を載せて、非接触状態でパック電池の電池を充電できる。
さらに、特許文献2は、電池内蔵機器の底部に電池を内蔵し、さらにその下方に二次側充電用アダプターを設けて、この二次側充電用アダプターに受電コイルと充電回路を内蔵する構造を記載する。また、受電コイルに電磁結合される送電コイルを充電台に設ける構造も記載する。充電台に二次側充電用アダプターを結合する電池内蔵機器を載せ、送電コイルから受電コイルに電力搬送して、電池内蔵機器の電池を充電する。
特開平9−63655号公報 実用新案登録第3011829号
特許文献1は、充電台の上に載せるパック電池の位置がずれると、パック電池を充電できなくなる欠点がある。それは、携帯電子機器と充電台との相対位置がずれると、送電コイルと受電コイルが電磁結合されない状態となって、送電コイルから受電コイルに交流電力を搬送できなくなるからである。この欠点は、特許文献2に記載されるように、充電台に位置決め凸部を設け、この位置決め凸部を嵌入する位置決め凹部を携帯電子機器に設けて解消できる。この構造は、位置決め凹部に位置決め凸部を案内して、携帯電子機器と充電台との相対的な位置ずれを防止できる。
ただ、特許文献2に示す構造は、位置決め凸部を位置決め凹部に案内するように電池内蔵機器を充電台にセットするので、電池内蔵機器のセットに手間がかかる欠点がある。また、この構造は、全てのユーザーが常に正常な状態で電池内蔵機器を充電台にセットすることが難しい欠点もある。さらに、この構造は、ケースの底面に位置決め凹部を設けて、この位置決め凹部の上に受電コイルを配置することから、電池内蔵機器を薄くできない欠点がある。携帯電話等の電池内蔵機器は、できるかぎり薄くすることが要求されることから、位置決め凹部によって厚くなると携帯に不便になる欠点がある。
この弊害は、充電台の上面全体の広い面積に受電コイルに電力搬送する磁界を発生して解消できる。ただ、この構造によると、電池内蔵機器を載せない部分にも磁界を発生することから、送電コイルから受電コイルに搬送する電力効率が低下する欠点がある。また、充電台の上に、鉄などの金属を載せると、これに磁気誘導作用で電流が流れて発熱する弊害がある。
本発明は、さらに、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池内蔵機器をケースのどこに載せても内蔵電池を効率よく充電できると共に、ケースに載せられる載置物の温度上昇を簡単な回路構成で検出することで、電池内蔵機器と一緒に誤って他の金属等が載せられても、この発熱を確実に検出して安全に使用できる充電台を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の充電台は、電磁結合される受電コイル51を内蔵して、この受電コイル51に誘導される電力で充電される電池52を内蔵する電池内蔵機器50の充電台である。充電台は、交流電源12に接続されて受電コイル51に起電力を誘導する送電コイル11と、この送電コイル11を内蔵すると共に、電池内蔵機器50を載せる上面プレート21を有するケース20と、このケース20に内蔵されて、送電コイル11を移動させる移動機構13と、上面プレート21に載せられる電池内蔵機器50の位置を検出して移動機構13を制御して送電コイル11を電池内蔵機器50の受電コイル51に接近させる位置検出制御器14、64とを備えている。充電台は、位置検出制御器14、64が、上面プレート21の電池内蔵機器50のセット領域21Aに分布して、セットされる電池内蔵機器50の位置を検出する複数の位置検出コイル30を備えており、この位置検出コイル30が、所定の位置にPTC41からなる温度センサ40を接続しており、このPTC41の電気抵抗を検出して、上面プレート21に載せられる載置物60の温度を検出する。
以上の充電台は、電池内蔵機器をケースのどこに載せても内蔵電池を効率よく充電できると共に、ケースに載せられる載置物の温度上昇を簡単な回路構成で検出するので、電池内蔵機器と一緒に誤って他の金属等が載せられても、この発熱を確実に検出して安全に使用できる特徴がある。とくに、以上の充電台は、載置物の温度を検出するために設けている温度センサに専用の配線を設ける必要がなく、上面プレートに多数の温度センサを配置しながら、専用の配線をすることなく、載置物の温度を検出できる特徴がある。それは、送電コイルを電池内蔵機器の受電コイルに接近するために設けている位置検出コイルにPTCを接続することで、位置検出コイルを温度センサの配線に利用するからである。とくに、位置検出コイルにPTCを接続して温度を検出する構造は、専用の配線を設けないにもかかわらず、載置物が異常に温度上昇するのを確実に検出できる特徴がある。それは、送電コイルの電気抵抗やインダクタンスが極めて小さく、PTCの電気抵抗の変化を正確に検出できるからである。また、位置検出コイルは、上面プレートのセット領域にセットされる電池内蔵機器を検出できるように、上面プレートのセット領域に広く配線されるので、これにPTCを接続して載置物の温度を検出する充電台は、上面プレートのセット領域に載せられて温度上昇する載置物をもれなく検出できる特徴がある。
また、以上の充電台は、上面プレートのセット領域に載せられる載置物の温度を、位置検出コイルに接続したPTCで検出するので、電池内蔵機器に付着した金属付着物や、上面プレートに誤って載せられた金属片などが、交流磁界で励磁されて発熱した場合においても、異常な発熱を確実に検出して、送電コイルの励磁を遮断して発熱を停止できる。また、電池内蔵機器の内蔵電池の温度が異常に高くなる状態にあっても、位置検出コイルのPTCでこの状態を検出して充電を停止することができるので安全に充電できる。
本発明の充電台は、複数の位置検出コイル30を、上面プレート21のX軸方向とY軸方向とに並べて配置することができる。
この充電台は、上面プレートのセット領域の全ての領域にセットされる載置物の異常な温度上昇を確実に検出できる。
本発明の充電台は、X軸方向とY軸方向に配置される位置検出コイル30の途中にPTC41からなる温度センサ40を接続して、PTC41を上面プレート21に分散状態で配置することができる。
以上の充電台は、PTCを載置物に接近できるので、PTCの電気抵抗の変化で載置物の異常な温度上昇を正確に検出できる。
本発明の充電台は、位置検出制御器14、64が、上面プレート21の内面に固定している複数の位置検出コイル30と、この位置検出コイル30にパルス信号を供給するパルス電源31と、このパルス電源31から位置検出コイル30に供給されるパルスに励起されて電池内蔵機器50に内蔵している受電コイル51から位置検出コイル30に出力されるエコー信号を受信する受信回路32と、この受信回路32が受信するエコー信号から受電コイルの位置を判別する識別回路33、73とを備えることができる。
以上の充電台は、位置検出コイルでもって電池内蔵機器の位置を正確に検出しながら、この位置検出コイルを利用して載置物の異常な温度上昇を確実に検出できる。
本発明の充電台は、位置検出制御器14、64が、載置物60が載せられる位置検出コイル30のみに通電してPTC41の電気抵抗から載置物60の温度を検出することができる。 この充電台は、位置検出コイルで載置物の位置を検出できるので、検出した位置にある位置検出コイルに接続しているPTCの電気抵抗の変化のみを検出して、載置物の温度上昇を速やかに検出できる。
本発明の充電台は、位置検出制御器14が、電池内蔵機器50の受電コイル51の位置を粗検出する第1の位置検出制御器14Aと、受電コイル51の位置を精密検出する第2の位置検出制御器14Bとを備え、第1の位置検出制御器14Aが位置検出コイル30を備えることができる。
以上の充電台は、位置検出コイルに接続しているPTCで載置物の温度上昇を検出しながら、第2の位置検出制御器でもって、電池内蔵機器の位置をより正確に検出できる。
本発明の一実施例にかかる充電台の概略斜視図である。 本発明の一実施例にかかる充電台の概略構成図である。 図2に示す充電台の垂直縦断面図である。 図2に示す充電台の垂直横断面図である。 本発明の一実施例にかかる充電台の位置検出制御器を示す回路図である。 本発明の一実施例にかかる充電台と電池内蔵機器のブロック図である。 パルス信号で励起された受電コイルから出力されるエコー信号の一例を示す図である。 送電コイルと受電コイルの相対的な位置ずれに対する発振周波数の変化を示す図である、 本発明の他の実施例にかかる充電台の位置検出制御器を示す回路図である。 図9に示す位置検出制御器の位置検出コイルに誘導されるエコー信号のレベルを示す図である。 位置検出コイルに接続されるPTCの電気抵抗を検出する抵抗検出回路の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための充電台を例示するものであって、本発明は充電台を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図6は、充電台の概略構成図及び原理図を示している。充電台10は、図1と図6に示すように、充電台10の上に電池内蔵機器50を載せて、電池内蔵機器50の内蔵電池52を磁気誘導作用で充電する。電池内蔵機器50は、送電コイル11に電磁結合される受電コイル51を内蔵している。この受電コイル51に誘導される電力で充電される電池52を内蔵している。ここで、電池内蔵機器50は、パック電池であっても良い。
図6は電池内蔵機器50の回路図を示す。この電池内蔵機器50は、受電コイル51と並列にコンデンサー53を接続している。コンデンサー53と受電コイル51は並列共振回路54を構成する。コンデンサー53と受電コイル51の共振周波数は、送電コイル11から電力搬送される周波数に近似する周波数として、送電コイル11から効率よく受電コイル51に電力搬送できる。図6の電池内蔵機器50は、受電コイル51から出力される交流を整流するダイオード55と、整流された脈流を平滑化する平滑コンデンサー56とからなる整流回路57と、この整流回路57から出力される直流で電池52を充電する充電制御回路58とを備える。充電制御回路58は、電池52の満充電を検出して充電を停止する。
充電台10は、図1ないし図6に示すように、交流電源12に接続されて受電コイル51に起電力を誘導する送電コイル11と、この送電コイル11を内蔵すると共に、上面には電池内蔵機器50を載せる上面プレート21を有するケース20と、このケース20に内蔵されて、送電コイル11を上面プレート21の内面に沿って移動させる移動機構13と、上面プレート21に載せられる電池内蔵機器50の位置を検出して、移動機構13を制御して送電コイル11を電池内蔵機器50の受電コイル51に接近させる位置検出制御器14とを備える。充電台10は、送電コイル11と、交流電源12と、移動機構13と、位置検出制御器14とをケース20に内蔵している。
この充電台10は、以下の動作で電池内蔵機器50の内蔵電池52を充電する。
(1)ケース20の上面プレート21に電池内蔵機器50が載せられると、この電池内蔵機器50の位置が位置検出制御器14で検出される。
(2)電池内蔵機器50の位置を検出した位置検出制御器14は、移動機構13を制御して、移動機構13でもって送電コイル11を上面プレート21に沿って移動させて電池内蔵機器50の受電コイル51に接近させる。
(3)受電コイル51に接近する送電コイル11は、受電コイル51に電磁結合されて受電コイル51に交流電力を搬送する。
(4)電池内蔵機器50は、受電コイル51の交流電力を整流して直流に変換し、この直流で内蔵電池52を充電する。
以上の動作で電池内蔵機器50の電池52を充電する充電台10は、交流電源12に接続している送電コイル11をケース20に内蔵している。送電コイル11は、ケース20の上面プレート21の下に配設されて、上面プレート21に沿って移動するように配設される。送電コイル11から受電コイル51への電力搬送の効率は、送電コイル11と受電コイル51の間隔を狭くして向上できる。好ましくは、送電コイル11を受電コイル51に接近する状態で、送電コイル11と受電コイル51の間隔は7mm以下とする。したがって、送電コイル11は、上面プレート21の下にあって、できるかぎり上面プレート21に接近して配設される。送電コイル11は、上面プレート21の上に載せられる電池内蔵機器50の受電コイル51に接近するように移動するので、上面プレート21の下面に沿って移動できるように配設される。
送電コイル11を内蔵するケース20は、電池内蔵機器50を載せる平面状の上面プレート21を上面に設けている。図の充電台10は、上面プレート21全体を平面状として水平に配設している。上面プレート21は、大きさや外形が異なる種々の電池内蔵機器50を上に載せることができる大きさ、たとえば、一辺を5cmないし30cmとする四角形、又は直径を5cmないし30cmとする円形としている。本発明の充電台は、上面プレートを大きくして、すなわち複数の電池内蔵機器を同時に載せることができる大きさとして、複数の電池内蔵機器を一緒に載せて内蔵電池を順番に充電することもできる。また、上面プレートは、その周囲に周壁などを設け、周壁の内側に電池内蔵機器をセットして、内蔵する電池を充電することもできる。
送電コイル11は、上面プレート21と平行な面で渦巻き状に巻かれて、上面プレート21の上方に交流磁束を放射する。この送電コイル11は、上面プレート21に直交する交流磁束を上面プレート21の上方に放射する。送電コイル11は、交流電源12から交流電力が供給されて、上面プレート21の上方に交流磁束を放射する。送電コイル11は、磁性材からなるコア15に線材を巻いてインダクタンスを大きくできる。コア15は、透磁率が大きいフェライト等の磁性材料で、上方を開放する壺形としている。壺形のコア15は、渦巻き状に巻かれた送電コイル11の中心に配置する円柱部15Aと、外側に配置される円筒部15Bを底部で連結する形状としている。コア15のある送電コイル11は、磁束を特定部分に集束して、効率よく電力を受電コイル51に伝送できる。ただ、送電コイルは、必ずしもコアを設ける必要はなく、空芯コイルとすることもできる。空芯コイルは軽いので、これを上面プレートの内面で移動する移動機構を簡単にできる。送電コイル11は、受電コイル51の外径にほぼ等しくして、受電コイル51に効率よく電力搬送する。
交流電源12は、たとえば、20kHz〜1MHzの高周波電力を送電コイル11に供給する。交流電源12は、可撓性のリード線16を介して送電コイル11に接続される。送電コイル11が上面プレート21に載せられる電池内蔵機器50の受電コイル51に接近するように移動されるからである。交流電源12は、図示しないが、自励式の発振回路と、この発振回路から出力される交流を電力増幅するパワーアンプとを備える。自励式の発振回路は、送電コイル11を発振コイルに併用している。したがって、この発振回路は、送電コイル11のインダクタンスで発振周波数が変化する。送電コイル11のインダクタンスは、送電コイル11と受電コイル51との相対位置で変化する。送電コイル11と受電コイル51との相互インダクタンスが、送電コイル11と受電コイル51との相対位置で変化するからである。したがって、送電コイル11を発振コイルに使用する自励式の発振回路は、交流電源12が受電コイル51に接近するにしたがって変化する。このため、自励式の発振回路は、発振周波数の変化で送電コイル11と受電コイル51との相対位置を検出することができ、位置検出制御器14に併用できる。
送電コイル11は、移動機構13で受電コイル51に接近するように移動される。図1ないし図4の移動機構13は、送電コイル11を、上面プレート21に沿って、X軸方向とY軸方向に移動させて受電コイル51に接近させる。図の移動機構13は、位置検出制御器14で制御されるサーボモータ22でネジ棒23を回転して、ネジ棒23にねじ込んでいるナット材24を移動して、送電コイル11を受電コイル51に接近させる。サーボモータ22は、送電コイル11をX軸方向に移動させるX軸サーボモータ22Aと、Y軸方向に移動させるY軸サーボモータ22Bとを備える。ネジ棒23は、送電コイル11をX軸方向に移動させる一対のX軸ネジ棒23Aと、送電コイル11をY軸方向に移動させるY軸ネジ棒23Bとを備える。一対のX軸ネジ棒23Aは、互いに平行に配設されて、ベルト25に駆動されてX軸サーボモータ22Aで一緒に回転される。ナット材24は、各々のX軸ネジ棒23Aにねじ込んでいる一対のX軸ナット材24Aと、Y軸ネジ棒23Bにねじ込んでいるY軸ナット材24Bからなる。Y軸ネジ棒23Bは、その両端を一対のX軸ナット材24Aに回転できるように連結している。送電コイル11はY軸ナット材24Bに連結している。
さらに、図に示す移動機構13は、送電コイル11を水平な姿勢でY軸方向に移動させるために、Y軸ネジ棒23Bと平行にガイドロッド26を配設している。ガイドロッド26は、両端を一対のX軸ナット材24Aに連結しており、一対のX軸ナット材24Aと一緒に移動する。ガイドロッド26は、送電コイル11に連結されるガイド部27を貫通しており、送電コイル11をガイドロッド26に沿ってY軸方向に移動できるようにしている。すなわち、送電コイル11は、互いに平行に配設されるY軸ネジ棒23Bとガイドロッド26に沿って移動するY軸ナット材24Bとガイド部27を介して、水平な姿勢でY軸方向に移動する。
この移動機構13は、X軸サーボモータ22AがX軸ネジ棒23Aを回転させると、一対のX軸ナット材24AがX軸ネジ棒23Aに沿って移動して、Y軸ネジ棒23Bとガイドロッド26をX軸方向に移動させる。Y軸サーボモータ22BがY軸ネジ棒23Bを回転させると、Y軸ナット材24BがY軸ネジ棒23Bに沿って移動して、送電コイル11をY軸方向に移動させる。このとき、送電コイル11に連結されたガイド部27は、ガイドロッド26に沿って移動して、送電コイル11を水平な姿勢でY軸方向に移動させる。したがって、X軸サーボモータ22AとY軸サーボモータ22Bの回転を位置検出制御器14で制御して、送電コイル11をX軸方向とY軸方向に移動できる。ただし、本発明の充電台は、移動機構を以上のメカニズムには特定しない。移動機構には、送電コイルをX軸方向とY軸方向に移動できる全ての機構を利用できるからである。
さらに、本発明の充電台は、移動機構を、送電コイルをX軸方向とY軸方向に移動させる機構に特定しない。それは、本発明の充電台が、上面プレートに直線状のガイド壁を設けて、このガイド壁に沿って電池内蔵機器を載せる構造として、送電コイルをガイド壁に沿って直線上に移動できる構造とすることができるからである。この充電台は、図示しないが、送電コイルを、一方向、たとえばX軸方向にのみ移動できる移動機構として、送電コイルをガイド壁に沿って直線上に移動できる。
位置検出制御器14は、上面プレート21に載せられた電池内蔵機器50の位置を検出する。図1ないし図4の位置検出制御器14は、電池内蔵機器50に内蔵される受電コイル51の位置を検出して、送電コイル11を受電コイル51に接近させる。さらに、位置検出制御器14は、受電コイル51の位置を粗検出する第1の位置検出制御器14Aと、受電コイル51の位置を精密検出する第2の位置検出制御器14Bとを備える。この位置検出制御器14は、第1の位置検出制御器14Aで受電コイル51の位置を粗検出すると共に、移動機構13を制御して送電コイル11の位置を受電コイル51に接近させた後、さらに、第2の位置検出制御器14Bで受電コイル51の位置を精密検出しながら移動機構13を制御して、送電コイル11の位置を正確に受電コイル51に接近させる。この充電台10は、速やかに、しかも、より正確に送電コイル11を受電コイル51に接近できる。
第1の位置検出制御器14Aは、図5に示すように、上面プレート21の内面に固定している複数の位置検出コイル30と、この位置検出コイル30にパルス信号を供給するパルス電源31と、このパルス電源31から位置検出コイル30に供給されるパルスに励起されて受電コイル51から位置検出コイル30に出力されるエコー信号を受信する受信回路32と、この受信回路32が受信するエコー信号から送電コイル11の位置を判別する識別回路33とを備える。
位置検出コイル30は複数列のコイルからなり、複数の位置検出コイル30を、電池内蔵機器50が載せられる上面プレート21のセット領域21Aに配置している。位置検出コイル30は、上面プレート21の内面に所定の間隔で固定されてセット領域21Aに配置している。位置検出コイル30は、たとえばインダクタンスを2〜3μHとし、電気抵抗を数Ω以下とするコイルで、上面プレート21の下面に、Uターンする形状として、あるいは複数回巻かれて固定している。位置検出コイル30は、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する複数のX軸検出コイル30Aと、Y軸方向の位置を検出する複数のY軸検出コイル30Bとを備える。各々のX軸検出コイル30Aは、Y軸方向に細長いループ状であって、複数のX軸検出コイル30Aは、所定の間隔で上面プレート21の内面に固定されている。隣接するX軸検出コイル30Aの間隔(d)は、受電コイル51の外径(D)よりも小さく、好ましくはX軸検出コイル30Aの間隔(d)を受電コイル51の外径(D)の1倍ないし1/4倍としている。X軸検出コイル30Aは、間隔(d)を狭くして、受電コイル51のX軸方向の位置を正確に検出できる。各々のY軸検出コイル30Bは、X軸方向に細長いループ状であって、複数のY軸検出コイル30Bは、所定の間隔で上面プレート21の内面に固定されている。隣接するY軸検出コイル30Bの間隔(d)も、X軸検出コイル30Aと同じように、受電コイル51の外径(D)よりも小さく、好ましくはY軸検出コイル30Bの間隔(d)を受電コイル51の外径(D)の1倍ないし1/4倍としている。Y軸検出コイル30Bも、その間隔(d)を狭くして、受電コイル51のY軸方向の位置を正確に検出できる。
パルス電源31は、所定のタイミングでパルス信号を位置検出コイル30に出力する。パルス信号が入力される位置検出コイル30は、パルス信号で接近する受電コイル51を励起する。励起された受電コイル51は、流れる電流のエネルギーでエコー信号を位置検出コイル30に出力する。したがって、受電コイル51の近くにある位置検出コイル30は、図7に示すように、パルス信号が入力された後、所定の時間遅れて、受電コイル51からのエコー信号が誘導される。位置検出コイル30に誘導されるエコー信号は、受信回路32で識別回路33に出力される。したがって、識別回路33は、受信回路32から入力されるエコー信号でもって、位置検出コイル30に受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。複数の位置検出コイル30にエコー信号が誘導されるとき、識別回路33は、エコー信号レベルの大きい位置検出コイル30にもっとも接近していると判定する。
図5に示す位置検出制御器14は、各々の位置検出コイル30を切換回路34を介して受信回路32に接続する。この位置検出制御器14は、入力を順番に切り換えて複数の位置検出コイル30に接続するので、ひとつの受信回路32で複数の位置検出コイル30のエコー信号を検出できる。ただし、各々の位置検出コイルに受信回路を接続してエコー信号を検出することもできる。
図5の位置検出制御器14は、識別回路33で制御される切換回路34で複数の位置検出コイル30を順番に切り換えて受信回路32に接続する。パルス電源31は切換回路34の出力側に接続されて、位置検出コイル30にパルス信号を出力する。パルス電源31から位置検出コイル30に出力されるパルス信号のレベルは、受電コイル51からのエコー信号に比較して極めて大きい。受信回路32は、入力側にダイオードからなるリミッター回路35を接続している。リミッター回路35は、パルス電源31から受信回路32に入力されるパルス信号の信号レベルを制限して受信回路32に入力する。信号レベルの小さいエコー信号は、制限されることなく受信回路32に入力される。受信回路32は、パルス信号とエコー信号の両方を増幅して出力する。受信回路32から出力されるエコー信号は、パルス信号から所定のタイミング、たとえば数μsec〜数百μsec遅れた信号となる。エコー信号がパルス信号から遅れる遅延時間は、一定の時間であるから、パルス信号から所定の遅延時間後の信号をエコー信号とし、このエコー信号のレベルから位置検出コイル30に受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。
受信回路32は、位置検出コイル30から入力されるエコー信号を増幅して出力するアンプである。受信回路32は、パルス信号とエコー信号を出力する。識別回路33は、受信回路32から入力されるパルス信号とエコー信号から位置検出コイル30に受電コイル51が接近してセットされるかどうかを判定する。識別回路33は、受信回路32から入力される信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ36を備えている。このA/Dコンバータ36から出力されるデジタル信号を演算してエコー信号を検出する。識別回路33は、パルス信号から特定の遅延時間の後に入力される信号をエコー信号として検出し、さらにエコー信号のレベルから受電コイル51が位置検出コイル30に接近しているかどうかを判定する。
識別回路33は、複数のX軸検出コイル30Aを順番に受信回路32に接続するように切換回路34を制御して、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する。識別回路33は、各々のX軸検出コイル30Aを受信回路32に接続する毎に、受信回路32に接続しているX軸検出コイル30Aにパルス信号を出力し、パルス信号から特定の遅延時間の後に、エコー信号が検出されるかどうかで、このX軸検出コイル30Aに受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。識別回路33は、全てのX軸検出コイル30Aを受信回路32に接続して、各々のX軸検出コイル30Aに受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。受電コイル51がいずれかのX軸検出コイル30Aに接近していると、このX軸検出コイル30Aを受信回路32に接続する状態でエコー信号が検出される。したがって、識別回路33は、エコー信号を検出できるX軸検出コイル30Aから受電コイル51のX軸方向の位置を検出できる。受電コイル51が複数のX軸検出コイル30Aに跨って接近する状態では、複数のX軸検出コイル30Aからエコー信号が検出される。この状態において、識別回路33はもっとも強いエコー信号、すなわちレベルの大きいエコー信号が検出されるX軸検出コイル30Aにもっとも接近していると判定する。識別回路33は、Y軸検出コイル30Bも同じように制御して、受電コイル51のY軸方向の位置を検出する。
識別回路33は、検出するX軸方向とY軸方向の位置から移動機構13を制御して、送電コイル11を受電コイル51に接近する位置に移動させる。識別回路33は、移動機構13のX軸サーボモータ22Aを制御して、送電コイル11を受電コイル51のX軸方向の位置に移動させる。また、移動機構13のY軸サーボモータ22Bを制御して、送電コイル11を受電コイル51のY軸方向の位置に移動させる。
以上のようにして、第1の位置検出制御器14Aが送電コイル11を受電コイル51に接近する位置に移動させる。本発明の充電台は、第1の位置検出制御器14Aで送電コイル11を受電コイル51に接近した後、送電コイル11から受電コイル51に電力搬送して電池52を充電することができる。ただ、充電台は、さらに送電コイル11の位置を正確に制御して受電コイル51に接近させた後、電力搬送して電池52を充電することができる。送電コイル11は、第2の位置検出制御器14Bでより正確に受電コイル51に接近される。
第2の位置検出制御器14Bは、交流電源12を自励式の発振回路として、自励式の発振回路の発振周波数から送電コイル11の位置を正確に検出して移動機構13を制御する。第2の位置検出制御器14Bは、移動機構13のX軸サーボモータ22AとY軸サーボモータ22Bを制御して、送電コイル11をX軸方向とY軸方向に移動させて、交流電源12の発振周波数を検出する。自励式の発振回路の発振周波数が変化する特性を図8に示している。この図は、送電コイル11と受電コイル51の相対的な位置ずれに対する発振周波数の変化を示している。この図に示すように、自励式の発振回路の発振周波数は、送電コイル11が受電コイル51に最も接近する位置でもっとも高くなり、相対位置がずれるにしたがって発振周波数が低くなる。したがって、第2の位置検出制御器14Bは、移動機構13のX軸サーボモータ22Aを制御して送電コイル11をX軸方向に移動し、発振周波数が最も高くなる位置で停止する。また、Y軸サーボモータ22Bも同じように制御して送電コイル11をY軸方向に移動して、発振周波数が最も高くなる位置で停止する。第2の位置検出制御器14Bは、以上のようにして、送電コイル11を受電コイル51に最も接近する位置に移動できる。
以上の充電台は、第1の位置検出制御器14Aで受電コイル51の位置を粗検出した後、さらに第2の位置検出制御器14Bで微調整して送電コイル11を受電コイル51に接近させるが、図9に示す以下の位置検出制御器64は、微調整することなく送電コイル11を受電コイル51に接近できる。
この位置検出制御器64は、図9に示すように、上面プレートの内面に固定している複数の位置検出コイル30と、この位置検出コイル30にパルス信号を供給するパルス電源31と、このパルス電源31から位置検出コイル30に供給されるパルスに励起されて受電コイル51から位置検出コイル30に出力されるエコー信号を受信する受信回路32と、この受信回路32が受信するエコー信号から送電コイル11の位置を判別する識別回路73とを備える。さらに、この位置検出制御器64は、識別回路73に、受電コイル51の位置に対する各々の位置検出コイル30に誘導されるエコー信号のレベル、すなわち図7に示すように、各々の位置検出コイル30をパルス信号で励起して所定の時間経過後に誘導されるエコー信号のレベルを記憶する記憶回路77を備えている。この位置検出制御器64は、各々の位置検出コイル30に誘導されるエコー信号のレベルを検出し、検出したエコー信号のレベルを記憶回路77に記憶しているエコー信号のレベルに比較して、受電コイル51の位置を検出している。
この位置検出制御器64は、以下のようにして、各々の位置検出コイル30に誘導されるエコー信号のレベルから、受電コイル51の位置を求めている。図9に示す位置検出コイル30は、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する複数のX軸検出コイル30Aと、Y軸方向の位置を検出する複数のY軸検出コイル30Bとを備え、複数の位置検出コイル30を、電池内蔵機器50が載せられる上面プレート21のセット領域21Aに配置している。複数のX軸検出コイル30Aと複数のY軸検出コイル30Bは、上面プレート21の内面に所定の間隔で固定されてセット領域21Aに配置している。各々のX軸検出コイル30Aは、Y軸方向に細長いループ状であって、各々のY軸検出コイル30Bは、X軸方向に細長いループ状としている。図10は、受電コイル51をX軸方向に移動させる状態における、X軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルを示しており、横軸が受電コイル51のX軸方向の位置を示し、縦軸が各々のX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルを示している。この位置検出制御器64は、各々のX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルを検出することによって、受電コイル51のX軸方向の位置を求めることができる。この図に示すように、受電コイル51をX軸方向に移動すると、各々のX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルは変化する。たとえば、受電コイル51の中心が第1のX軸位置検出コイル30Aの中心にあるとき、図10の点Aで示すように、第1のX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルが最も強くなる。また、受電コイル51が第1のX軸位置検出コイル30Aと第2のX軸位置検出コイル30Aの中間にあるとき、図10の点Bで示すように、第1のX軸位置検出コイル30Aと第2のX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルは同じとなる。すなわち、各々のX軸位置検出コイル30Aは、受電コイル51が最も近くにあるときに誘導されるエコー信号のレベルが最も強くなり、受電コイル51が離れるにしたがってエコー信号のレベルは小さくなる。したがって、どのX軸位置検出コイル30Aのエコー信号のレベルが最も強いかで、受電コイル51がどのX軸位置検出コイル30Aに最も接近しているかを判定できる。また、ふたつのX軸位置検出コイル30Aにエコー信号が誘導されるとき、強いエコー信号を検出するX軸位置検出コイル30Aからどの方向にあるX軸位置検出コイル30Aにエコー信号が誘導されるかで、最もエコー信号の強いX軸位置検出コイル30Aからどの方向にずれて受電コイル51があるかを判定でき、また、エコー信号のレベル比でふたつのX軸位置検出コイル30Aとの相対位置を判定できる。たとえば、ふたつのX軸位置検出コイル30Aのエコー信号のレベル比が1であると、受電コイル51はふたつのX軸位置検出コイル30Aの中央に位置すると判定できる。
識別回路73は、受電コイル51のX軸方向の位置に対する、各々のX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルを記憶回路77に記憶している。受電コイル51が置かれると、いずれかのX軸位置検出コイル30Aにエコー信号が誘導される。したがって、識別回路73は、X軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号で受電コイル51が載せられたこと、すなわち電池内蔵機器50が充電台10に載せられたことを検出する。さらに、いずれかのX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベルを、記憶回路77に記憶しているレベルに比較して、受電コイル51のX軸方向の位置を判別することができる。識別回路は、隣接するX軸位置検出コイルに誘導されるエコー信号のレベル比から受電コイルのX軸方向の位置を特定する関数を記憶回路に記憶して、この関数から受電コイルの位置を判別することもできる。この関数は、ふたつのX軸位置検出コイルの間に受電コイルを移動させて、各々のX軸位置検出コイルに誘導されるエコー信号のレベル比を検出して求められる。識別回路73は、ふたつのX軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号のレベル比を検出し、検出されるレベル比から、この関数に基づいてふたつのX軸位置検出コイル30Aの間における受電コイル51のX軸方向の位置を演算して検出することができる。
以上は、識別回路73が、X軸位置検出コイル30Aに誘導されるエコー信号から、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する方法を示すが、受電コイル51のY軸方向の位置もX軸方向と同じようにして、Y軸位置検出コイル30Bに誘導されるエコー信号から検出できる。
識別回路73が、受電コイル51のX軸方向とY軸方向の位置を検出すると、この識別回路73からの位置信号でもって、位置検出制御器64は送電コイル11を受電コイル51の位置に移動させる。
なお、上記のような波形のエコー信号が検出されたとき、充電台の識別回路73は、電池内蔵機器50の受電コイル51が搭載されたと認識、識別することができる。エコー信号の波形とは異なる波形が検出、識別されるときは、電池内蔵機器50の受電コイル51以外(例えば、金属異物)の載置物60が載せられたとして、電力供給を停止することができる。また、エコー信号の波形が検出、識別されないときは、電池内蔵機器50の受電コイル51が搭載されていないとして、電力供給をしない。
充電台10は、位置検出制御器14、64で移動機構13を制御して送電コイル11を受電コイル51に接近させた状態で、交流電源12で送電コイル11に交流電力を供給する。送電コイル11の交流電力は受電コイル51に電力搬送されて、電池52の充電に使用される。電池内蔵機器50は、電池52が満充電されたことを検出すると、充電を停止して、満充電信号を充電台10に伝送する。電池内蔵機器50は、受電コイル51に満充電信号を出力し、この満充電信号を受電コイル51から送電コイル11に伝送して、充電台10に満充電の情報を伝送することができる。この電池内蔵機器50は、交流電源12と異なる周波数の交流信号を受電コイル51に出力し、充電台10はこの交流信号を送電コイル11で受信して満充電を検出することができる。また、電池内蔵機器50が特定周波数の搬送波を満充電信号で変調する信号を受電コイル51に出力し、充電台10が特定周波数の搬送波を受信し、この信号を復調して満充電信号を検出することもできる。さらに、電池内蔵機器は、満充電信号を充電台に無線伝送して、満充電の情報を伝送することもできる。この電池内蔵機器は、満充電信号を送信する送信器を内蔵しており、充電台は満充電信号を受信する受信器を内蔵する。図6に示す位置検出制御器14は、内蔵電池52の満充電を検出する満充電検出回路17を内蔵している。この満充電検出回路17は、電池内蔵機器50から出力される満充電信号を検出して、電池52の満充電を検出する。
複数の電池内蔵機器50を載せることができる上面プレート21の充電台10は、複数の電池内蔵機器50の電池52を順番に切り換えて満充電する。この充電台10は、最初にいずれかの電池内蔵機器50の受電コイル51の位置を検出して、この受電コイル51に送電コイル11を接近させて、この電池内蔵機器50の電池52を満充電する。この電池内蔵機器50の電池52が満充電されて、満充電検出回路17が満充電信号を受信すると、位置検出制御器14は、この電池内蔵機器50とは別の位置にセットされる第2の電池内蔵機器50の受電コイル51の位置を検出し、移動機構13を制御して送電コイル11を第2の電池内蔵機器50の受電コイル51に接近させる。この状態で、第2の電池内蔵機器50の電池52に電力搬送して、この電池52を満充電する。さらに、第2の電池内蔵機器50の電池52が満充電されて、第2の電池内蔵機器50からの満充電信号を満充電検出回路17が受信すると、位置検出制御器14が、さらに第3の電池内蔵機器50の受電コイル51を検出して、移動機構13を制御して第3の電池内蔵機器50の受電コイル51に送電コイル11を接近させて、この電池内蔵機器50の電池52を満充電する。以上のように、複数の電池内蔵機器50が上面プレート21にセットされると、次々と電池内蔵機器50を切り換えて内蔵電池52を満充電する。この充電台10は、満充電された電池内蔵機器50の位置を記憶して、満充電された電池内蔵機器50の電池52を充電しない。上面プレート21の上にセットされる全ての電池内蔵機器50の電池52を満充電したことを検出すると、充電台10は、交流電源12の動作を停止して電池52の充電を停止する。ここで、上記の実施例では、電池内蔵機器50の電池52が満充電されると充電を停止しているが、電池52が所定容量となったときを満充電として充電を停止してもよい。
第1の位置検出制御器14Aは、位置検出コイル30に誘導されるエコー信号から、上面プレート21に載せられた載置物60が電池内蔵機器50かどうかを識別することができる。載置物60が電池内蔵機器50でないと判別すると、送電コイル11から交流磁界を発生しないように制御して、載置物60の発熱を防止できる。ただ、電池内蔵機器50に不要な金属物が付着していた場合、送電コイル11が接近されて交流磁界が発生される。この交流磁界は、電磁誘導作用によって、金属付着物63に渦電流を流し、この渦電流で金属付着物63が発熱する。
さらに、位置検出制御器14は、位置検出コイル30のインダクタンスの変化を検出して、載置物60の位置を検出することもできる。位置検出コイル30に接近して金属などの載置物60が載せられると、位置検出コイル30のインダクタンスが変化するからである。この位置検出制御器14も、金属片61などの載置物60の位置を、電池内蔵機器50と同じように検出し、検出した位置に送電コイル11を移動させて交流磁界で励磁する。このため、載置物60が電池内蔵機器50でない金属片61などであると発熱する弊害がある。
さらに、位置検出制御器14は、電池内蔵機器50の内蔵電池52が充電される状態においては、内蔵電池52が発熱することもある。このように、上面プレート21に載せられる載置物60は、発熱して温度上昇することがある。この弊害を防止するために、位置検出コイル30は、上面プレート31に載せられる載置物60の温度を検出するためのPTC41を接続している。
上面プレート21に載せられる載置物60の温度上昇を検出するために、位置検出コイル30にPTC41を接続している。図11の充電台10は、各々の位置検出コイル30の途中にPTC41の温度センサ40を直列に接続して、各々のPTC41を上面プレート21のセット領域21Aの全体に分散して配置している。すなわち、図11の充電台10は、X軸検出コイルとY軸検出コイルのいずれにも途中にPTC41をセットして、各々のPTC41をセット領域21Aの全体に分散状態で配置している。
各々のX軸検出コイル30AとY軸検出コイル30Bに接続しているPTC41からなる温度センサ40は、電気抵抗から載置物60の温度を検出する。PTC41は、設定温度よりも高くなると電気抵抗が急激に増加するので、電気抵抗の変化から載置物60の温度が設定温度を越えたことを検出できる。たとえば、設定温度よりも低いときのPTC41の電気抵抗は10Ω以下と極めて小さく、設定温度を越えてトリップすると、数倍の大きな電気抵抗となる。設定温度を超えてトリップしたPTC41の電気抵抗は大きいので、位置検出コイル30の電気抵抗がPTC41のトリップを誤検出する原因とはならない。したがって、PTC41を直列に接続している位置検出コイル30の電気抵抗を検出することで、トリップしたPTC41の電気抵抗を確実に検出できる。各々のPTC41の電気抵抗を検出するために、図11の充電台10は、各々の位置検出コイル30を切換回路であるマルチプレクサ43を介してPTC41を直列に接続している位置検出コイル30の電気抵抗を検出する抵抗検出回路42に接続している。
図11の抵抗検出回路42は、位置検出コイル30の一方を電源47に接続しているプルアップ抵抗44と、位置検出コイル30の電圧を増幅してA/D変換するA/Dコンバータ45と、このA/Dコンバータ45から出力されるデジタル信号の電圧信号から、PTC41の電気抵抗が設定値を越えたかどうか、いいかえるとPTC41の検出温度が設定温度を越えたかどうかを判定する判定回路46とを備えている。この抵抗検出回路42は、PTC41の電気抵抗が設定値を越えて、A/Dコンバータ45に入力される電圧が設定値よりも高くなることを検出して、載置物60の温度が設定温度を超えたと判定する。PTC41は、接近して熱結合状態にある載置物60の温度が設定温度を越えると、電気抵抗を異常に大きくする。PTC41の電気抵抗が大きくなると、プルアップ抵抗44との分圧比が変化して、位置検出コイル30の出力電圧が大きくなる。したがって、判定回路46は、A/Dコンバータ45から入力される出力電圧が設定電圧よりも高くなると、PTC41の検出温度が設定温度を超えたと判定する。温度検出回路42は、マルチプレクサ43が順番に位置検出コイル30を切り換えて、どのPTC41の検出温度が設定温度を超えたかを判定できる。
ただ、位置検出コイル30を備える位置検出制御器14は、前述した電池内蔵機器50の位置を検出するのと同様にして載置物60のエコー信号から、上面プレート21に載せられる載置物60の位置を検出できる。載置物60のX軸方向とY軸方向の位置が検出されると、載置物60に最も接近する位置のPTC41が特定できる。載置物60に接近するPTC41は、載置物60に熱結合される状態にあるので、載置物60の温度を正確に検出できる。この充電台は、載置物60に接近して熱結合状態にあるPTC41の電気抵抗のみを検出して、載置物60の温度上昇を検出できる。この充電台は、マルチプレクサ43の切り換え位置を、電気抵抗を検出するPTC41を接続しているX軸検出コイル30AとY軸検出コイル30Bの位置として、特定のX軸検出コイル30AとY軸検出コイル30Bの電気抵抗を検出して、載置物60に接近しているPTC41の電気抵抗のみを検出する。この充電台は、載置物60の位置にあるPTC41、いいかえると載置物60の温度を検出するPTC41の電気抵抗のみを検出して、載置物60の温度を検出するので、マルチプレクサ43を所定の周期で切り換えることなく、速やかに載置物60の温度を検出できる。
抵抗検出回路は、位置検出制御器と別回路として設けることもできるが、図5に示すように、第1の位置検出制御器14Aを抵抗検出回路62に併用することもできる。図5に示す第1の位置検出制御器14Aは、位置検出コイル30を切り換える切換回路34を抵抗検出回路62のマルチプレクサ43に併用し、識別回路33を判定回路46に併用している。この抵抗検出回路62は、上面プレート21に載せられた載置物60の温度が上昇するとPTC41の電気抵抗が大きくなって、パルス電源31から位置検出コイル30に流すパルス電流がPTC41の抵抗によって弱められ、規定値のエコー信号が返ってこなくなる。つまり、受電対象物がなくなったかのように判断されて、送電コイル11からの電力搬送が停止される。この構造によると、電池内蔵機器50の電池52を充電中において、充電されている電池52の温度が異常に上昇した場合には充電を停止して、充電可能な温度が下がるまでヒステリシスを持って待機することも可能となる。
充電台10は、PTC41の電気抵抗から載置物60の温度が設定温度を超えたことを検出すると、この載置物60に接近している送電コイル11への交流電力の供給を遮断する。
10…充電台
11…送電コイル
12…交流電源
13…移動機構
14…位置検出制御器 14A…第1の位置検出制御器
14B…第2の位置検出制御器
15…コア 15A…円柱部
15B…円筒部
16…リード線
17…満充電検出回路
20…ケース
21…上面プレート 21A…セット領域
22…サーボモータ 22A…X軸サーボモータ
22B…Y軸サーボモータ
23…ネジ棒 23A…X軸ネジ棒
23B…Y軸ネジ棒
24…ナット材 24A…X軸ナット材
24B…Y軸ナット材
25…ベルト
26…ガイドロッド
27…ガイド部
30…位置検出コイル 30A…X軸検出コイル
30B…Y軸検出コイル
31…パルス電源
32…受信回路
33…識別回路
34…切換回路
35…リミッター回路
36…A/Dコンバータ
40…温度センサ
41…PTC
42…抵抗検出回路
43…マルチプレクサ
44…プルアップ抵抗
45…A/Dコンバータ
46…判定回路
47…電源
50…電池内蔵機器
51…受電コイル
52…電池
53…コンデンサー
54…共振回路
55…ダイオード
56…平滑コンデンサー
57…整流回路
58…充電制御回路
60…載置物
61…金属片
62…抵抗検出回路
63…金属付着物
64…位置検出制御器
73…識別回路
77…記憶回路

Claims (6)

  1. 電磁結合される受電コイル(51)を内蔵して、この受電コイル(51)に誘導される電力で充電される電池(52)を内蔵する電池内蔵機器(50)の充電台であって、
    交流電源(12)に接続されて受電コイル(51)に起電力を誘導する送電コイル(11)と、この送電コイル(11)を内蔵すると共に、電池内蔵機器(50)を載せる上面プレート(21)を有するケース(20)と、このケース(20)に内蔵されて、前記送電コイル(11)を移動させる移動機構(13)と、上面プレート(21)に載せられる電池内蔵機器(50)の位置を検出して移動機構(13)を制御して送電コイル(11)を電池内蔵機器(50)の受電コイル(51)に接近させる位置検出制御器(14)、(64)とを備え、
    前記位置検出制御器(14)、(64)が、前記上面プレート(21)の電池内蔵機器(50)のセット領域(21A)に分布して、セットされる電池内蔵機器(50)の位置を検出する複数の位置検出コイル(30)を備え、さらにこの位置検出コイル(30)は、所定の位置にPTC(41)からなる温度センサ(40)を接続しており、このPTC(41)の電気抵抗を検出して、上面プレート(21)に載せられる載置物(60)の温度を検出するようにしてなる充電台。
  2. 複数の位置検出コイル(30)が、前記上面プレート(21)のX軸方向とY軸方向とに並べて配置されてなる請求項1に記載される充電台。
  3. X軸方向とY軸方向に配置される前記の位置検出コイル(30)の途中にPTC(41)からなる温度センサ(40)が接続されて、PTC(41)が上面プレート(21)に分散状態で配置されてなる請求項2に記載される充電台。
  4. 前記位置検出制御器(14)、(64)が、前記上面プレート(21)の内面に固定している複数の位置検出コイル(30)と、この位置検出コイル(30)にパルス信号を供給するパルス電源(31)と、このパルス電源(31)から位置検出コイル(30)に供給されるパルスに励起されて電池内蔵機器(50)に内蔵している受電コイル(51)から位置検出コイル(30)に出力されるエコー信号を受信する受信回路(32)と、この受信回路(32)が受信するエコー信号から受電コイル(51)の位置を判別する識別回路(33)、(73)とを備える請求項1に記載される充電台。
  5. 前記位置検出制御器(14)、(64)が、載置物(60)が載せられる位置検出コイル(30)のみに通電してPTC(41)の電気抵抗から載置物(60)の温度を検出する請求項1に記載される充電台。
  6. 前記位置検出制御器(14)が、電池内蔵機器(50)の受電コイル(51)の位置を粗検出する第1の位置検出制御器(14A)と、前記受電コイル(51)の位置を精密検出する第2の位置検出制御器(14B)とを備え、第1の位置検出制御器(14A)が位置検出コイル(30)を備える請求項1に記載される充電台。
JP2009142791A 2009-06-15 2009-06-15 充電台 Expired - Fee Related JP5394135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009142791A JP5394135B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 充電台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009142791A JP5394135B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 充電台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010288429A true JP2010288429A (ja) 2010-12-24
JP5394135B2 JP5394135B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=43543703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009142791A Expired - Fee Related JP5394135B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 充電台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5394135B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132143A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 三洋電機株式会社 充電台
WO2014125596A1 (ja) * 2013-02-14 2014-08-21 トヨタ自動車株式会社 受電装置および送電装置
US9871385B2 (en) 2013-05-14 2018-01-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Power feeding device and power receiving device for contactless power transmission
US9887559B2 (en) 2013-05-14 2018-02-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Power feeding device and power receiving device for contactless power transmission

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216081A (ja) * 1992-09-10 2001-08-10 Graphtec Corp コードレスデジタイザ
JP2002209344A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Matsushita Electric Works Ltd 非接触電力伝送装置
JP2006149168A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Fuji Electric Holdings Co Ltd 非接触給電装置
WO2008032746A1 (fr) * 2006-09-12 2008-03-20 The University Of Tokyo Feuille d'alimentation électrique et circuit de connexion électrique
JP2008109762A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Olympus Imaging Corp 電力伝送装置
WO2009040998A1 (ja) * 2007-09-27 2009-04-02 Panasonic Corporation 非接触充電器
JP2009081946A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Seiko Epson Corp 構造物

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216081A (ja) * 1992-09-10 2001-08-10 Graphtec Corp コードレスデジタイザ
JP2002209344A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Matsushita Electric Works Ltd 非接触電力伝送装置
JP2006149168A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Fuji Electric Holdings Co Ltd 非接触給電装置
WO2008032746A1 (fr) * 2006-09-12 2008-03-20 The University Of Tokyo Feuille d'alimentation électrique et circuit de connexion électrique
JP2008109762A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Olympus Imaging Corp 電力伝送装置
JP2009081946A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Seiko Epson Corp 構造物
WO2009040998A1 (ja) * 2007-09-27 2009-04-02 Panasonic Corporation 非接触充電器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132143A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 三洋電機株式会社 充電台
WO2014125596A1 (ja) * 2013-02-14 2014-08-21 トヨタ自動車株式会社 受電装置および送電装置
CN104995817A (zh) * 2013-02-14 2015-10-21 丰田自动车株式会社 受电装置和送电装置
JPWO2014125596A1 (ja) * 2013-02-14 2017-02-02 トヨタ自動車株式会社 受電装置および送電装置
US9755436B2 (en) 2013-02-14 2017-09-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power receiving device and power transmitting device
US9871385B2 (en) 2013-05-14 2018-01-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Power feeding device and power receiving device for contactless power transmission
US9887559B2 (en) 2013-05-14 2018-02-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Power feeding device and power receiving device for contactless power transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JP5394135B2 (ja) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5362330B2 (ja) 充電台
JP5362453B2 (ja) 充電台
JP5340017B2 (ja) 電池内蔵機器と充電台
JP5872373B2 (ja) 無接点給電方法
JP5348183B2 (ja) 電池内蔵機器と充電装置
JP2010288431A (ja) 電池内蔵機器と充電台
JP2009273327A (ja) 電池内蔵機器と充電台
JP6090172B2 (ja) 無接点充電方法
JP2010183706A (ja) 充電台
JP2011114985A (ja) 電池内蔵機器と充電台
WO2013011905A1 (ja) 充電台、パック電池と充電台、及び、パック電池
JP5775614B2 (ja) 充電台
JP2014003903A (ja) 充電台
WO2012132144A1 (ja) 充電台
JP2011259534A (ja) 電池内蔵機器と充電台
WO2013047260A1 (ja) 電池内蔵機器と充電台、及び電池内蔵機器
JP5394135B2 (ja) 充電台
WO2012173128A1 (ja) 充電台
JP5538124B2 (ja) 電池内蔵機器の無接点充電方法
JP2012110085A (ja) 電池内蔵機器及び電池内蔵機器と充電台
JP2014087249A (ja) 無接点充電方法
JP2013251956A (ja) 電力搬送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees