JP2010287799A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単位画素の1/f雑音を低減することが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の固体撮像装置は、2次元状に配列された複数の単位画素41を備える固体撮像装置であって、単位画素41は、n型の半導体基板50上に設けられたp型のエピタキシャル層51内に形成されたp型の第1不純物拡散領域103を有し、光電変換により信号電荷を生成するフォトダイオード20と、エピタキシャル層51内に形成されたn型の第3不純物拡散領域126及び第4不純物拡散領域105を有し、フォトダイオード20と接続されたp型チャネルのMOSトランジスタであるリセットトランジスタ22とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の固体撮像装置は、2次元状に配列された複数の単位画素41を備える固体撮像装置であって、単位画素41は、n型の半導体基板50上に設けられたp型のエピタキシャル層51内に形成されたp型の第1不純物拡散領域103を有し、光電変換により信号電荷を生成するフォトダイオード20と、エピタキシャル層51内に形成されたn型の第3不純物拡散領域126及び第4不純物拡散領域105を有し、フォトダイオード20と接続されたp型チャネルのMOSトランジスタであるリセットトランジスタ22とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、固体撮像装置に関し、特にMOS型の固体撮像装置に関する。
近年、固体撮像装置を用いたデジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ等が家庭用と業務用との区別に関わらず広く普及している。主な固体撮像装置としては、MOS型固体撮像装置(CMOSイメージセンサ)とCCD型固体撮像装置(CCDイメージセンサ)との2種類がある。
このうちMOS型固体撮像装置はCCD型固体撮像装置に比べて低消費電力で動作可能、かつ既存のMOSプロセスで製造可能等の利点があり、採用比率が大きくなりつつある。このようなMOS型固体撮像装置では、光電変換素子及び複数のMOSトランジスタで構成された単位画素(セル)が行列状に配列されている(例えば特許文献1及び2参照)。
ところで近年、MOS型固体撮像装置では、イメージセンサの性能のひとつである解像度を向上するために単位画素の微細化が急速に進んでいる。しかしながら、単位画素が微細化されると、単位画素内で使われるMOSトランジスタのサイズが小さくなり、MOSトランジスタより発生する1/f雑音、特に増幅トランジスタより発生する1/f雑音が増加する。その結果、単位画素からの増幅信号に重畳する画素雑音が増加するため、センサの重要な特性である感度が劣化する。なお、1μm以下のサイズの単位画素はこの画素雑音でセンサとしては使えないといわれている。
ここで、MOS型固体撮像装置での雑音の発生源は複数あるが、最大の発生源であり設計技術等で小さくできないものは、単位画素の増幅トランジスタの1/f雑音に起因する画素雑音である。従って、この画素雑音を小さくすることが画素の微細化を実現するための重要な技術の一つである。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、単位画素の1/f雑音を低減することが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の固体撮像装置は、2次元状に配列された複数の単位画素を備える固体撮像装置であって、前記単位画素は、p型の半導体基板上に設けられたn型のエピタキシャル層内に形成されたp型の不純物拡散領域を有し、光電変換により信号電荷を生成するフォトダイオードと、前記エピタキシャル層内に形成されたp型のソース領域及びドレイン領域を有し、前記フォトダイオードと接続されたp型チャネルのMOSトランジスタとを有することを特徴とする。
これにより、単位画素内のトランジスタが、n型チャネルのMOSトランジスタと比較して1/f雑音が小さいpチャネルのMOSトランジスタにより構成されるので、単位画素の1/f雑音を低減することができる。その結果、高解像度の固体撮像装置を実現することができる。
ここで、前記MOSトランジスタは、LDD(Lightly Doped Drain)構造のトランジスタであってもよい。
pチャネル型のMOSトランジスタのソース及びドレインはエピタキシャル層内部に形成されたp型の不純物拡散領域で構成されるが、p型不純物はn型不純物に比較して拡散され易い。従って、微細化された単位画素においては、pチャネル型のMOSトランジスタを形成することは困難である。これに対し、LDD構造を用いることにより、p型不純物の拡散による悪影響を低減することが可能となる。
また、前記MOSトランジスタは、前記フォトダイオードから信号電荷としての正孔を読み出す転送トランジスタ、前記転送トランジスタにより読み出された正孔の量に対応する信号電圧を出力する増幅トランジスタ、及び前記増幅トランジスタのゲートの電位を初期化するリセットトランジスタの少なくともいずれか1つとして用いられてもよい。
これにより、特に1/f雑音が大きい増幅トランジスタの1/f雑音を低減することができる。
また、前記エピタキシャル層の端部には、該エピタキシャル層の表面から前記半導体基板の表面に達するp型の不純物拡散領域が形成されていてもよい。
p型の半導体基板の上にn型のエピタキシャル層が形成されているため、半導体基板の外周端面ではpn接合がむき出しになる。従って、半導体基板に電圧が印加されると、半導体基板の外周端面には電圧のかかったpn接合が現れることになる。そして、半導体基板の外周端面では、半導体基板を切り分けるチップ分離により界面状態の悪いダイシング面が現れる。その結果、半導体基板の外周端部では、リーク電流が発生し、発熱等の問題が発生する。これに対し、半導体基板の外周端部はすべてp型になるので、pn接合が半導体基板の外周端面にむき出しになることはないため、半導体基板の外周端部でのリーク電流の発生を抑えることができる。
また、前記エピタキシャル層の端部の表面には、凹部が形成されていてもよい。
これにより、半導体基板の外周端部においてエピタキシャル層の表面から半導体基板の表面までの距離を短くし、半導体基板の表面までp型の不純物イオンを高確率に注入することができる。その結果、半導体基板の外周端部でのリーク電流を抑えるためのp型の不純物拡散領域を高確率に半導体基板の表面に到達させることができる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記単位画素から出力される信号電圧を処理する信号処理回路と、前記単位画素を駆動する駆動回路とを備え、前記信号処理回路及び前記駆動回路は、前記エピタキシャル層内に形成されたp型チャネルのMOSトランジスタのみをトランジスタとして用いてもよい。
これにより、撮像領域のトランジスタ及び周辺回路のトランジスタを共にpチャネル型のMOSトランジスタで構成できるため、製造プロセスを簡易にし、コストを削減することが可能となる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記単位画素から出力される信号電圧を処理する信号処理回路と、前記単位画素を駆動する駆動回路とを備え、前記信号処理回路及び前記駆動回路は、前記エピタキシャル層内に形成されたCMOSを有してもよい。
これにより、単位画素が形成された撮像領域の外側に配置される駆動回路や信号処理回路等の周辺回路をCMOSで構成することができるため、高速な信号処理動作や単位画素の駆動動作が可能となる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記単位画素を電気的に分離する画素信号混合防止部を備え、前記画素信号混合防止部は、前記複数の単位画素の間に位置するように前記エピタキシャル層内に形成されたp型の不純物拡散領域を有してもよい。また、前記画素信号混合防止部の不純物拡散領域は、前記エピタキシャル層の表面から前記半導体基板の表面に達しない深さまで形成されていてもよい。
p型の不純物イオンはn型の不純物イオンと比較して深い位置まで注入を行うことができる。例えば、イオン注入機の加速電圧は最高で3.2MeV程度であり、p型の不純物イオンであるボロンは3.5μm程度までイオンを打ち込むことができるが、n型の不純物イオンであるリンはその半分以下の約1.5μm程度までしか打ち込むことができない。従って、画素信号混合防止部を構成するp型の不純物拡散領域をエピタキシャル層の深い位置まで形成することができるので、隣接する単位画素への信号電荷の漏れを低減することができる。
また、前記単位画素のサイズは、1μm平方以下であってもよい。
これにより、単位画素の1/f雑音を低減することができるので、雑音でセンサとしては実用的に使用できないといわれていた1μm以下のサイズの単位画素を持つ固体撮像装置をセンサとして実用的に使用可能とすることができる。
また、前記エピタキシャル層の厚さは、3.5μm以上であってもよい。
これにより、画質で最も重要な緑色光を全て吸収するために必要な約3.5μmという光入射面からの深さをフォトダイオードに持たせることができるので、緑色光の光電変換効率を高め、高画質の固体撮像装置を実現することができる。
本発明によれば、単位画素の1/f雑音を低減することができるので、高解像度の固体撮像装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態における固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係るMOS型の固体撮像装置40の構成を示す上面図である。
この固体撮像装置40は、Si基板等のp型の半導体基板50と、半導体基板50上に設けられ、固体撮像装置40の各機能要素が形成されたn型のエピタキシャル層51とを備え、シリコンプロセスにより製造される。
具体的には、固体撮像装置40は、複数の単位画素41がマトリクス状(行列状)に配列された感光領域30と、感光領域30の周辺に設けられた周辺回路とを備える。周辺回路は、CMOSを用いて構成されたCMOS回路であり、感光領域30の下方に設けられたカラム処理回路(信号処理回路)32及び水平走査回路34と、感光領域30の側方に設けられた垂直走査回路(駆動回路)31とを備える。
感光領域30には、光信号を電気信号に変換し電圧信号として出力する、行列状に配列された1μm2以下のサイズの複数の単位画素41と、単位画素41の列(画素列)に対応して設けられ、単位画素41の電圧信号を垂直方向に伝達する垂直信号線43と、垂直信号線43に対応して設けられた電流源とが設けられている。
カラム処理回路32は、画素列に対応して設けられた複数の列回路から構成され、各垂直信号線43を伝達してきた信号電圧の増幅処理、雑音抑圧処理及びアナログデジタル変換処理等の信号処理を画素列毎に並行して行う。
列回路は、例えば垂直信号線43を伝達してきた信号電圧を増幅する列増幅回路、列増幅回路から出力された増幅された信号電圧を一時的に保持する保持回路と、保持回路に保持された信号電圧をデジタル信号に変換する列AD変換回路とを有する。
水平走査回路34は、例えばシフトレジスタ等の回路で構成され、カラム処理回路32の複数の列回路から出力されるデジタル信号のいずれかを選択し、信号出力線35に順次出力させる。
垂直走査回路31は、単位画素41を駆動する駆動信号を生成するデコーダ回路や、シフトレジスタ等で構成されている。垂直走査回路31は、信号線42を介して単位画素41の各トランジスタのゲートに駆動信号を供給し、単位画素41の各トランジスタを選択的に駆動する。
ここで、シリコン内部での波長550nmの緑色光の吸収深さを示す図2から分かるように、エピタキシャル層51は緑色光をすべて吸収するために約3.5μmの深さが少なくとも必要である。緑色光よりも波長の長い赤色光は3.5μmよりも深い部分で光電変換されるが、画質で最も重要な光は緑色光であるため、3.5μm以上の厚さがあれば十分である。
図3は、単位画素41の構成を示す回路図である。
この単位画素41は、フォトダイオード20と、転送トランジスタ21、リセットトランジスタ22、増幅トランジスタ23及び選択トランジスタ24の4つのトランジスタと、フローティング拡散層部(FD部)25とから構成される。転送トランジスタ21、リセットトランジスタ22、増幅トランジスタ23及び選択トランジスタ24としては、LDD(Lightly Doped Drain)構造を持つp型チャネルのMOSトランジスタ(PMOS)が用いられる。
フォトダイオード20は、フォトダイオード20への入射光を光電変換して信号電荷を生成し、得られた信号電荷を蓄積する。
転送トランジスタ21は、フォトダイオード20とFD部25との間に設けられ、接続されたフォトダイオード20に蓄積された信号電荷を読み出し、FD部25に転送する。
FD部25は、接続されたフォトダイオード20から転送された信号電荷を一時的に蓄積する。
増幅トランジスタ23は、FD部25の電位(増幅トランジスタ23のゲートの電位)に応じた信号電圧を出力する。
リセットトランジスタ22は、FD部25に蓄積された信号電荷をリセット(排出)し、FD部25の電位を初期化する。
選択トランジスタ24は、増幅トランジスタ23と垂直信号線43との間に設けられ、垂直信号線43への信号電圧の出力を行う。
ここで、転送トランジスタ21は、PMOSであるため、フォトダイオード20から正孔を信号電荷として読み出す。そして、増幅トランジスタ23は、転送トランジスタ21により読み出された正孔の量に対応する信号電圧を出力する。また、単位画素41にはマイナス電圧(−Vdd)が電源電圧として供給され、FD部25の電位は−Vddにリセットされる。さらに、単位画素41を構成する全てのトランジスタはPMOSであるため、0V及び−Vddの2つの電位を持つ駆動パルスが駆動信号として単位画素41に供給される。これに対し、周辺回路はCMOSから構成されるため、0V及びプラス電圧(+Vdd)の2つの電位を持つ駆動パルスが駆動信号として周辺回路に供給される。
図4は、固体撮像装置40の構成を模式的に示す断面図である。
固体撮像装置40では、感光領域において、エピタキシャル層51内にp型の第1不純物拡散領域103、p型の第2不純物拡散領域125、p型の第3不純物拡散領域126、p型の第4不純物拡散領域105、複数のp型の第5不純物拡散領域106及び第6不純物拡散領域124が形成されている。また、エピタキシャル層51の上には、複数のゲート電極104、シリコン酸化膜128及び129、並びにゲート絶縁膜127が形成されている。
つまり、感光領域では、第1不純物拡散領域103を有するフォトダイオード20が形成されている。
また、感光領域では、ゲート電極104、シリコン酸化膜128及び129並びにゲート絶縁膜127と、第2不純物拡散領域125と、ソース領域及びドレイン領域としての第1不純物拡散領域103及び第3不純物拡散領域126とを有する転送トランジスタ21が形成されている。
さらに、感光領域では、ゲート電極104、シリコン酸化膜128及びゲート絶縁膜127と、第2不純物拡散領域125及び第6不純物拡散領域124と、ソース領域及びドレイン領域としての第4不純物拡散領域105及び第3不純物拡散領域126とを有するリセットトランジスタ22が形成されている。
さらにまた、感光領域では、第5不純物拡散領域106を有し、複数の単位画素41間での信号の混合を抑える画素信号混合防止部が形成されている。
第1不純物拡散領域103、第2不純物拡散領域125、第3不純物拡散領域126、第4不純物拡散領域105、第5不純物拡散領域106及び第6不純物拡散領域124は、エピタキシャル層51にp型の不純物イオン、例えばボロンイオン、アルミイオン、ガリウムイオン、インジウムイオン及びチタンイオン等の3族元素の不純物イオンを注入することにより形成される。
第1不純物拡散領域103は、フォトダイオード20の光電変換効率を高めるため、他のp型の拡散不純物領域と比較して深い位置まで形成されている。
第2不純物拡散領域125は第3不純物拡散領域126と比較して不純物イオンを低濃度にドーピングさせて形成された領域であり、第3不純物拡散領域126は転送トランジスタ21のソース領域又はドレイン領域である。従って、転送トランジスタ21はソース領域又はドレイン領域とチャンネル領域との間に低不純物濃度の第2不純物拡散領域125が設けられたLDD構造を持つ。
同様に、第6不純物拡散領域124は第4不純物拡散領域105と比較して不純物イオンを低濃度にドーピングさせて形成された領域であり、第4不純物拡散領域105はリセットトランジスタ22のソース領域又はドレイン領域である。また、第3不純物拡散領域126はリセットトランジスタ22のソース領域又はドレイン領域でもある。従って、リセットトランジスタ22はソース領域又はドレイン領域とチャンネル領域との間に低不純物濃度の第2不純物拡散領域125又は第6不純物拡散領域124が設けられたLDD構造を持つ。
このようなLDD構造のリセットトランジスタ22及び転送トランジスタ21は図5の固体撮像装置40の断面図に示すように製造される。
すなわち、まず、表面にゲート絶縁膜171及びゲート電極104が設けられたエピタキシャル層51にp型の不純物イオンが注入されて、第1不純物拡散領域103、第2不純物拡散領域125及び第6不純物拡散領域124が形成される(図5(a))。
次に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等でエピタキシャル層51表面にシリコン酸化膜173が形成された後(図5(b))、ゲート電極104の側面上の部分が残る形でシリコン酸化膜173の一部がエッチング除去される(図5(c))。これにより、ゲート電極104の側面を覆うシリコン酸化膜128と、第1不純物拡散領域103の上方を覆うシリコン酸化膜129と、ゲート絶縁膜127とが形成される。
最後に、表面に露出する第2不純物拡散領域125及び第6不純物拡散領域124の部分にp型の不純物イオンが注入されて、第4不純物拡散領域105及び第3不純物拡散領域126が形成される(図5(d))。
画素信号混合防止部の複数の第5不純物拡散領域106は、複数の単位画素41の間に位置するようにエピタキシャル層51内に形成され、隣接する単位画素41を電気的に分離する。複数の第5不純物拡散領域106は、エピタキシャル層51の表面から半導体基板50の表面に達しない深さまで下方に連なって形成されている。
ここで、第5不純物拡散領域106形成におけるp型不純物イオンの注入深さにはイオン注入機の性能上4.0μm等の上限が存在する。従って、エピタキシャル層51の厚さが大き過ぎると第5不純物拡散領域106と半導体基板50の表面との距離が大きくなり、隣接する単位画素41間での信号電荷の混合を抑えることができない。その結果、エピタキシャル層51の厚さは、p型不純物イオンの注入深さにより決められ、例えば4.0μm以下とされる。
固体撮像装置40では、周辺回路において、エピタキシャル層51内にp型のウェル領域108及びn型のウェル領域113が形成されている。そして、ウェル領域108内にはn型のソースドレイン不純物拡散領域140及び141が形成され、ウェル領域113内にはp型のソースドレイン不純物拡散領域150及び151が形成されている。また、エピタキシャル層51の上には、複数のゲート電極143及びゲート絶縁膜142が形成されている。
つまり、周辺回路では、ソース領域及びドレイン領域としてのソースドレイン不純物拡散領域140及び141が内部に形成されたウェル領域108と、ゲート電極143と、ゲート絶縁膜142とを有するn型チャネルのMOSトランジスタ(NMOS)が形成されている。
また、周辺回路では、ソース領域及びドレイン領域としてのソースドレイン不純物拡散領域150及び151が内部に形成されたウェル領域113と、ゲート電極143と、ゲート絶縁膜142とを有するPMOSが形成されている。
言い換えると、周辺回路では、これらPMOS及びNMOSで構成されるCMOSが形成されている。カラム処理回路32及び垂直走査回路31は、このエピタキシャル層51内に形成されたCMOSを回路素子として有する。
ウェル領域108は、エピタキシャル層51にp型の不純物イオンを注入することにより形成される。ソースドレイン不純物拡散領域140及び141は、ウェル領域108にn型の不純物イオン、例えばリンイオン及び砒素イオン等の不純物イオンを注入することにより形成される。
ウェル領域113は、エピタキシャル層51にn型の不純物イオンを注入することにより形成される。ソースドレイン不純物拡散領域150及び151は、ウェル領域113にp型の不純物イオンを注入することにより形成される。
固体撮像装置40では、エピタキシャル層51の端部において基板バイアス部が形成されている。基板バイアス部は、エピタキシャル層51の表面から半導体基板50の表面に達する深さまで下方に連なった複数のp型の不純物拡散領域114を有する。また、エピタキシャル層51の端部の表面には、エピタキシャル層51の表面から半導体基板50の表面までの距離を短くし、不純物拡散領域114の形成に際して半導体基板50の表面までp型の不純物イオンを高確率に注入することができるように、凹部が形成されている。
不純物拡散領域114は半導体基板50と接しており、半導体基板50には不純物拡散領域114を介して基板電圧が印加されている。不純物拡散領域114はエピタキシャル層51にp型の不純物イオンを注入することにより形成される。
以上のように、本実施の形態の固体撮像装置40によれば、単位画素41を駆動する各トランジスタが、NMOSと比較して1/f雑音の小さいPMOSにより構成されるので、単位画素の1/f雑音を低減することができる。その結果、高解像度の固体撮像装置を実現することができる。
このとき、PMOSはNMOSと比較して動作速度は遅いが、単位画素では周辺回路と比較して高速度が要求されない。また、単位画素の微細化に伴い動作速度は向上する。従って、単位画素41をPMOSで構成することによる問題は特に生じない。
また、本実施の形態の固体撮像装置40によれば、単位画素41が形成された撮像領域の外側に配置される周辺回路をCMOSで構成することができるため、高速な信号処理動作や単位画素41の駆動動作が可能となる。
また、本実施の形態の固体撮像装置40によれば、光入射面にp型の第1不純物拡散領域103を形成することで、フォトダイオード20が形成される。p型の不純物イオンはn型の不純物イオンと比較して、深い位置まで注入を行うことができるので、深い位置まで第1不純物拡散領域103を形成することができる。その結果、光電変換した信号電荷が捕まえられ易くなるので、感度を向上させることができる。
また、本実施の形態の固体撮像装置40は、p型の半導体基板50上にn型のエピタキシャル層51を形成して構成されるが、エピタキシャル層51の端部には半導体基板50の表面に達する深さのp型の不純物拡散領域114が形成される。従って、半導体基板の外周端面にpn接合がむき出しになることはなくなる。その結果、pn接合による半導体基板の外周端部でのリーク電流の発生を抑えることができる。
(比較例)
以下、図面を参照にしながら本発明の実施形態の比較例に係る固体撮像装置について説明する。
以下、図面を参照にしながら本発明の実施形態の比較例に係る固体撮像装置について説明する。
図6は、本比較例に係るMOS型の固体撮像装置260の構成を模式的に示す断面図である。
この固体撮像装置260では、単位画素が2次元状に配列される感光領域において、n型の半導体基板101内にp型のウェル領域102が形成されている。ウェル領域102内には、n型の第1不純物拡散領域203、n型の第2不純物拡散領域228、n型の第3不純物拡散領域205及び複数のn型の第4不純物拡散領域206が形成されている。また、半導体基板101の上には、ゲート電極204及びゲート絶縁膜227が形成されている。
つまり、感光領域では、第1不純物拡散領域203を有するフォトダイオードが形成されている。
また、感光領域では、ゲート電極204及びゲート絶縁膜227と、ソース領域及びドレイン領域としての第1不純物拡散領域203及び第2不純物拡散領域228とを有する転送トランジスタが形成されている。
さらに、感光領域では、ゲート電極204及びゲート絶縁膜227と、ソース領域及びドレイン領域としての第3不純物拡散領域205及び第2不純物拡散領域228とを有するリセットトランジスタが形成されている。
さらにまた、感光領域では、第4不純物拡散領域206を有する画素信号混合防止部が形成されている。
ウェル領域102は、半導体基板101にp型の不純物イオンを注入することにより形成される。第1不純物拡散領域203、第2不純物拡散領域228、第3不純物拡散領域205及び第4不純物拡散領域206は、ウェル領域102にn型の不純物イオンを注入することにより形成される。
ここで、ウェル領域102内で入射光の光電変換が行われるため、ウェル領域102の深さは緑色光の入射光の光電変換の効率で決まり、3.5μm以上とされる。
また、転送トランジスタは、NMOSであるため、フォトダイオードから電子を信号電荷として読み出す。そして、増幅トランジスタは、転送トランジスタにより読み出された電子の量に対応する信号電圧を出力する。また、単位画素にはプラス電圧(+Vdd)が電源電圧として供給され、増幅トランジスタのゲート電位は+Vddにリセットされる。さらに、単位画素を構成する全てのトランジスタはNMOSであるため、0V及び+Vddの2つの電位を持つ駆動パルスが駆動信号として単位画素に供給される。
画素信号混合防止部の複数の第4不純物拡散領域206は、複数の単位画素の間に位置するように半導体基板101内に形成され、隣接する単位画素を電気的に分離する。複数の第4不純物拡散領域206は、半導体基板101の表面からウェル領域102の底面に達しない深さまで下方に連なって形成されている。
固体撮像装置260では、周辺回路において、半導体基板101内にp型のウェル領域208及びn型のウェル領域213が形成されている。そして、ウェル領域208内にはn型のソースドレイン不純物拡散領域240及び241が形成され、ウェル領域213内にはp型のソースドレイン不純物拡散領域250及び251が形成されている。また、半導体基板101の上には、複数のゲート電極211及びゲート絶縁膜242が形成されている。
つまり、周辺回路では、ソース領域及びドレイン領域としてのソースドレイン不純物拡散領域240及び241が内部に形成されたウェル領域208と、ゲート電極211と、ゲート絶縁膜242とを有するNMOSが形成されている。
また、周辺回路では、ソース領域及びドレイン領域としてのソースドレイン不純物拡散領域250及び251が内部に形成されたウェル領域213と、ゲート電極211と、ゲート絶縁膜242とを有するPMOSが形成されている。
言い換えると、周辺回路では、これらPMOS及びNMOSで構成されるCMOSが形成されている。すなわち、CMOS回路を回路素子として有するカラム処理回路、水平走査回路及び垂直走査回路感光領域30が形成されている。
ウェル領域208は、半導体基板101にp型の不純物イオンを注入することにより形成される。ソースドレイン不純物拡散領域240及び241は、ウェル領域208にn型の不純物イオンを注入することにより形成される。
ウェル領域213は、半導体基板101にn型の不純物イオンを注入することにより形成される。ソースドレイン不純物拡散領域250及び251は、ウェル領域213にp型の不純物イオンを注入することにより形成される。
固体撮像装置260では、半導体基板101の端部において基板バイアス部が形成されている。基板バイアス部は、半導体基板101の表面に形成されたn型の不純物拡散領域214を有する。
半導体基板101には不純物拡散領域214を介して基板電圧が印加されている。不純物拡散領域214は半導体基板101にn型の不純物イオンを注入することにより形成される。
以上のような構成の固体撮像装置260において、感光領域を構成する単位画素の不純物拡散領域の導電型をn型からp型に反転させることで、単位画素の各トランジスタをPMOSとすることができる。しかし、この場合には、以下のような問題が発生する。
すなわち、緑色光の光電変換の効率を考慮すると、ウェル領域の深さとして3.5μm程度は必要であるが、半導体基板内には、p型のウェル領域のように深いn型のウェル領域は形成できないという問題が発生する。例えば、イオン注入機の加速電圧は最高で3.2MeV程度であり、p型の不純物イオンであるボロンイオンなら3.5μm程度まで不純物イオンを打ち込むことができるが、n型の不純物イオンであるリンイオンでは半分以下の約1.5μm程度までしか打ち込むことができない。
また、PMOSのソース及びドレインはp型の不純物拡散領域で構成されるが、p型不純物はn型不純物に比較して拡散され易い。従って、微細化された単位画素においては、PMOSを形成することは困難であるという問題も発生する。
以上より、固体撮像装置260の構成では、単位画素の各トランジスタをPMOSにより構成することができない。
以上、本発明の固体撮像装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、単位画素のMOSトランジスタだけでなく、周辺回路のMOSトランジスタもLDD構造を有していてもよい。
また、上記実施の形態において、フォトダイオードとしてpn構造のフォトダイオードが用いられるとしたが、エピタキシャル層の表面から3つの不純物拡散領域が接する形で順次並ぶnpn構造の埋め込み型フォトダイオードが用いられてもよい。すなわち、フォトダイオードは、エピタキシャル層の表面に形成されたn型の不純物拡散領域と、該n型の不純物拡散領域と接する形で該n型の不純物拡散領域の下方に形成されたp型の不純物拡散領域と、該p型の不純物拡散領域と接する形で該p型の不純物拡散領域の下方に形成されたn型の不純物拡散領域とから構成されてもよい。
また、上記実施の形態において、周辺回路はエピタキシャル層内に形成されたCMOSを有するとしたが、エピタキシャル層内に形成されたPMOSのみをトランジスタとして用いてもよい。この場合は、感光領域及び周辺回路のトランジスタを同じPMOSで構成することができ、コストダウンが可能である。
また、上記実施の形態において、単位画素を構成する全てのトランジスタつまり転送トランジスタ、リセットトランジスタ、増幅トランジスタ及び選択トランジスタとしてPMOSが用いられるとした。しかし、転送トランジスタ、リセットトランジスタ、増幅トランジスタ及び選択トランジスタの少なくともいずれか1つとしてPMOSが用いられ、それ以外としてはNMOSが用いられてもよい。
また、上記実施の形態において、単位画素は転送トランジスタ、リセットトランジスタ、増幅トランジスタ及び選択トランジスタの4つのトランジスタを有する4トランジスタ型の単位画素であるとしたが、選択トランジスタが無い3トランジスタ型の単位画素であっても良い。
また、上記実施の形態において、画素信号混合防止部の複数の第5不純物拡散領域は、エピタキシャル層の表面から半導体基板の表面に達しない深さまで下方に連なって形成されるとした。しかし、エピタキシャル層の第5不純物拡散領域が形成される領域の表面に凹部を形成し、凹部内にp型不純物イオンを注入することにより、エピタキシャル層の表面から半導体基板の表面に達する深さまで下方に連なる複数の第5不純物拡散領域を形成してもよい。これにより、隣接する単位画素間での信号電荷の混合を抑えることができる。
本発明は、固体撮像装置に利用でき、特にMOS型の固体撮像装置等に利用することができる。
20 フォトダイオード
21 転送トランジスタ
22 リセットトランジスタ
23 増幅トランジスタ
24 選択トランジスタ
25 フローティング拡散層部
30 感光領域
31 垂直走査回路
32 カラム処理回路
34 水平走査回路
35 信号出力線
40、260 固体撮像装置
41 単位画素
42 信号線
43 垂直信号線
50、101 半導体基板
51 エピタキシャル層
102、108、113、208、213 ウェル領域
103、203 第1不純物拡散領域
104、143、204、211 ゲート電極
105、206 第4不純物拡散領域
106 第5不純物拡散領域
114、214 不純物拡散領域
124 第6不純物拡散領域
125、228 第2不純物拡散領域
126、205 第3不純物拡散領域
127、142、171、227、242 ゲート絶縁膜
128、129、173 シリコン酸化膜
140、141、150、151、240、241、250、251 ソースドレイン不純物拡散領域
21 転送トランジスタ
22 リセットトランジスタ
23 増幅トランジスタ
24 選択トランジスタ
25 フローティング拡散層部
30 感光領域
31 垂直走査回路
32 カラム処理回路
34 水平走査回路
35 信号出力線
40、260 固体撮像装置
41 単位画素
42 信号線
43 垂直信号線
50、101 半導体基板
51 エピタキシャル層
102、108、113、208、213 ウェル領域
103、203 第1不純物拡散領域
104、143、204、211 ゲート電極
105、206 第4不純物拡散領域
106 第5不純物拡散領域
114、214 不純物拡散領域
124 第6不純物拡散領域
125、228 第2不純物拡散領域
126、205 第3不純物拡散領域
127、142、171、227、242 ゲート絶縁膜
128、129、173 シリコン酸化膜
140、141、150、151、240、241、250、251 ソースドレイン不純物拡散領域
Claims (12)
- 2次元状に配列された複数の単位画素を備える固体撮像装置であって、
前記単位画素は、
p型の半導体基板上に設けられたn型のエピタキシャル層内に形成されたp型の不純物拡散領域を有し、光電変換により信号電荷を生成するフォトダイオードと、
前記エピタキシャル層内に形成されたp型のソース領域及びドレイン領域を有し、前記フォトダイオードと接続されたp型チャネルのMOSトランジスタとを有する
固体撮像装置。 - 前記MOSトランジスタは、LDD(Lightly Doped Drain)構造のトランジスタである
請求項1記載の固体撮像装置。 - 前記MOSトランジスタは、前記フォトダイオードから信号電荷としての正孔を読み出す転送トランジスタ、前記転送トランジスタにより読み出された正孔の量に対応する信号電圧を出力する増幅トランジスタ、及び前記増幅トランジスタのゲートの電位を初期化するリセットトランジスタの少なくともいずれか1つとして用いられる
請求項1又は2に記載の固体撮像装置。 - 前記エピタキシャル層の端部には、該エピタキシャル層の表面から前記半導体基板の表面に達するp型の不純物拡散領域が形成されている
請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。 - 前記エピタキシャル層の端部の表面には、凹部が形成されている
請求項4記載の固体撮像装置。 - 前記固体撮像装置は、さらに、
前記単位画素から出力される信号電圧を処理する信号処理回路と、
前記単位画素を駆動する駆動回路とを備え、
前記信号処理回路及び前記駆動回路は、前記エピタキシャル層内に形成されたp型チャネルのMOSトランジスタのみをトランジスタとして用いる
請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。 - 前記固体撮像装置は、さらに、
前記単位画素から出力される信号電圧を処理する信号処理回路と、
前記単位画素を駆動する駆動回路とを備え、
前記信号処理回路及び前記駆動回路は、前記エピタキシャル層内に形成されたCMOSを有する
請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。 - 前記固体撮像装置は、さらに、前記単位画素を電気的に分離する画素信号混合防止部を備え、
前記画素信号混合防止部は、前記複数の単位画素の間に位置するように前記エピタキシャル層内に形成されたp型の不純物拡散領域を有する
請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像装置。 - 前記画素信号混合防止部の不純物拡散領域は、前記エピタキシャル層の表面から前記半導体基板の表面に達しない深さまで形成されている
請求項8記載の固体撮像装置。 - 前記単位画素のサイズは、1μm平方以下である
請求項1〜9のいずれか1項に記載の固体撮像装置。 - 前記エピタキシャル層の厚さは、3.5μm以上である
請求項1〜10のいずれか1項に記載の固体撮像装置。 - 前記フォトダイオードは、npn構造の埋め込み型のフォトダイオードである
請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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CN113809108A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-12-17 | 上海天马微电子有限公司 | 光电传感器及其驱动方法、显示模组和显示装置 |
-
2009
- 2009-06-12 JP JP2009141624A patent/JP2010287799A/ja active Pending
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