JP2010287194A - マウス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より直感的な電源切り替え操作が可能であるとともに小型で操作性に優れたマウス装置を提供する。
【解決手段】本マウス装置100は、バッテリを内蔵したマウス本体10と、該マウス本体に設けられたキー部11と、キー部を塞ぐことによって操作を不可とする第1の位置とキー部を表出させることによって操作を可能とする第2の位置との間でマウス本体に対して移動自在に設けられたスライドカバー60とを備える。そして、スライドカバー60が第1の位置にあるとき電源をオフとし、スライドカバー60が第2の位置にあるとき電源をオンに切り替えるように構成される。
【選択図】図9

Description

本発明は、マウス装置に係り、特にバッテリを内蔵し、操作対象の機器と無線で通信を行うマウス装置に関する。
マウス装置は、たとえば、パーソナルコンピュータやゲーム機器などの様々な種類の情報処理装置のための入力装置として汎用されている。また、近年では、有線でホスト装置として通信を行う方式から無線で通信を行う方式のマウス装置が登場しており、この種のマウス装置では、内蔵されたバッテリから動作のための電源を得るようにしている。このため無線式のマウス装置では、有線式のマウス装置では採られない特有の構造が採用されている。
その1つが電源のオンオフを切り替えるための操作部である。マウス装置の電源オンオフのための操作には手動式のスイッチが用いられるのが一般である(例えば、特許文献1参照)。
しかし、手動式のスイッチを採用した場合、マウス装置の持ち運び時などに、ユーザが知らない間に、スイッチが外圧によって押されて電源が入り、内蔵されたバッテリが無駄に消費され、いざ使用しようとした際には既にバッテリ切れにより使用できない場合がある。そこで、意図しない電源オンの操作を防止したり、携帯時の意図しない入力操作を防止できる機構が求められている。
特開2005−107703号公報
しかしながら、従来のマウス装置では、電源の切り忘れによってバッテリが消耗してしまうことを防止するには未だ改善の余地がある。例えば、マウス本体の側面の電源スイッチの端部の位置から電源のオンオフ状態を確認することのできるマウス装置の場合、使用者は意識的に電源スイッチの端部の位置を確認しなければならず、このような構成では電源の切り忘れを有効には防止するのに不十分である。また、マウス装置では、用途に応じて、左右のボタン、スクロールホイールなどの操作部の機能を変更できるようにしたい場合、マウス本体側にモード切替のためのボタンを新規に追加することによって対処することが多い。そのため露出するボタン数が増え、インターフェースの構成も複雑になるとともに、マウス本体のサイズが大きくなってしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、より直感的な電源切り替え操作が可能であるとともに小型で操作性と携帯性に奏でたマウス装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るマウス装置は、バッテリを内蔵したマウス本体と、該マウス本体に設けられた少なくとも一つの操作部と、前記操作部を塞ぐことによって操作を不可とする第1の位置と前記操作部を表出させることによって操作を可能とする第2の位置との間で前記マウス本体に対して移動自在に設けられたスライドカバーと、前記スライドカバーが前記第1の位置にあるとき前記バッテリからの通電をオフにし、前記スライドカバーが少なくとも前記第2の位置にあるとき前記通電をオンに切り替える切り替え部とを具備する。
本発明では、スライドカバーの移動に連動して電源のオンオフを切り替えることができ、より直感的な電源切り替え操作が可能になる。
また、本発明において、前記マウス本体の前記スライドカバーとの対向面が上方に膨出した曲率面とされ、前記スライドカバーは前記マウス本体の曲率面に沿った形状の板で構成される。
これにより、曲率の軌跡でスライドカバーを移動させることができ、操作性の向上を期待できる。
また、本発明において、前記スライドカバーは、カバー本体と、前記マウス本体に移動自在に設けられたカバーベース部と、前記カバーベース部に固定され、前記カバー本体を着脱自在に装着するアタッチメント部とを具備し、前記アタッチメント部は、前記スライドカバーの移動が可能な第1の軸方向に一定の逃げを確保しつつ、前記第1の軸方向に直交する第2の軸方向での前記カバー本体の位置決めを行う位置決め部を有し、前記カバーベース部は、前記アタッチメント部の位置決め部による前記逃げの範囲における一方の端部に位置する前記カバー本体を固定する固定部を有するものとしてもよい。
これにより、スライドカバーの着脱を容易かつ確実に行うことができる。
また、本発明は、前記スライドカバーが前記第1の位置と前記第2の位置との間で予め決められた位置を第1の中間位置として、この第1の中間位置と前記第1の位置との間の第1の範囲にあるとき、前記スライドカバーを前記第1の中間位置から前記第1の位置へ向けて付勢し、前記スライドカバーが前記第1の中間位置と前記第2の位置との間の第2の範囲にあるとき、前記カバーを前記第1の中間位置から前記第2の位置へ移動させるように付勢する付勢手段をさらに具備するものとしてもよい。
これにより、スライドカバーを第1の中間位置まで人為的に移動させることによって、そこから先への第1の位置または第2の位置に向けてのスライドカバーの移動は付勢手段の付勢力によって行われるので、スライドカバーを操作する際の人為的な負担を軽減することができる。
また、本発明は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で予め決められた位置を第2の中間位置として、前記切り替え部は、前記スライドカバーが前記第2の位置から前記第2の中間位置までの間にあるとき電源をオンにし、かつ前記マウス装置は、前記スライドカバーが前記第2の位置にあるときと前記第2の中間位置にあるときとで入力のモードを切り替えるモード切替部をさらに具備するものでとしてもよい。
これにより、スライドカバーの位置に応じてマウス装置のボタンの入力モードを切り替えることができる。
また、本発明は、上記動作モードの切り替えの結果を表示するモード表示部をさらに具備するようにしてもよい。これにより、使用者がマウス装置の使用中にマウス装置の動作モードを容易に確認することができる。
本発明によれば、電源の切り替え操作をより直感的に行えることによって電源の切り忘れを防止でき、さらには小型化、操作性、携帯性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るマウス装置の外観斜視図である。 スライドカバーが可動範囲の他方の末端に位置しているときの外観斜視図である。 マウス本体の構成を示す分解斜視図である。 スライドカバーの分解斜視図である。 係合溝82の拡大図である。 カバー本体の裏側面を示す平面図である。 カバーベース部およびアタッチメント部に対してカバー本体が2つの位置それぞれにあるときの各部の位置関係を示す平面図である。 固定機構の構成を拡大して示す平面図と側面断面図である。 第1の位置にスライドカバーが位置する状態を示す平面図である。 第1の位置と第2の位置との中間の中間位置にスライドカバーが位置する状態を示す平面図である。 第2の位置にスライドカバーが位置する状態を示す平面図である。 本マウス装置の電気的な構成を示すブロック図である。 スライドカバーとベース部との連結を示す側面図である。 図13の一部を拡大した断面図である。 本実施形態のマウス装置における下筐体を示す斜視図である。 スライドカバーの位置と各スイッチの状態との関係を示す図である。 スライドカバーの位置と各スイッチの状態との関係を示す図である。 スライドカバーの位置と各スイッチの状態との関係を示す図である。 本マウス装置の電気的な構成を示すブロック図である。 マウス装置の電源がオンになってからのCPUのフローである。 スライドカバーが第2の位置からy0方向へスライドされる際のCPUのフローである。 第1の変形例のマウス装置の上平面図である。 第2の変形例のマウス装置のカバー本体のデザインを示す図である。 第3の変形例のマウス装置を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
[全体の構成]
図1は本発明の一実施形態に係るマウス装置の外観斜視図である。
このマウス装置100は、人の手のひらに収めて使用するのに適度なサイズと外形を有している。このマウス装置100は、外観的には、ほぼ全体の外形をなすマウス本体10と、このマウス本体10においてユーザの手のひらがあてられる面側に配置されたスライドカバー60とを有する。
マウス本体10のユーザの手のひらがあてがわれる側の面はY−Z断面において上方に膨出した曲率面となっている。スライドカバー60は、そのマウス本体10の曲率面に沿った形状の板で構成され、曲率面に沿ってY軸の方向に移動可能なように設けられている。なお、図1はスライドカバー60がY軸方向の可動範囲の一方の末端(以下「第1の位置」と呼ぶ。)に位置しているときの外観斜視図である。
図2は図1とは逆に、スライドカバー60が可動範囲の他方の末端(以下「第2の位置」と呼ぶ。)に位置しているときの外観斜視図である。同図に示すように、スライドカバー60が第2の位置にあるときマウス本体10に設けられたキー部11が表出し、キー部11を本マウス装置100を把持する使用者の指で操作することが可能になる。すなわち、これらのキー部11はスライドカバー60が第1の位置にあるときにはスライドカバー60によって覆われ、スライドカバー60が第2の位置もしくは略第2の位置に移動してはじめて操作が可能になる。キー部11は、例えば、右ボタン12、左ボタン13、これらの間に配置されたスクロールホイール14などで構成される。
[マウス本体10の構成]
次に、マウス本体10の構成を説明する。
図3はマウス本体10の構成を示す分解斜視図である。
同図に示すように、マウス本体10は、下筐体20、ベース部30、レール部40、上筐体50などで構成される。ここで、下筐体20と上筐体50は合成樹脂などで作製されたのであり、ベース部30およびレール部40は金属製である。
下筐体20には、マウス装置100を構成するうえで必要な部品として、例えば、右ボタンスイッチ21、左ボタンスイッチ22、スクロールホイールアッセンブリ23、カバー開閉操作検知用のスイッチ24などが組み込まれている。さらに、図3に示されないか、下筐体20には、ホイール押下検出用のスイッチ、メインプリント基板、光学系アッセンブリ、バッテリなども組み込まれている。
右ボタンスイッチ21は、キー部11の右ボタン12が押下されたことを検知するスイッチである。左ボタンスイッチ22は、キー部11の左ボタン13が押下されたことを検知するスイッチである。スクロールホイールアッセンブリ23は、スクロールホイール14を回転自在に保持し、このスクロールホイール14の回転量、回転速度、回転方向などを検出する。カバー開閉操作検知用のスイッチ24は、スライドカバー60がキー部11の操作が可能な第2の位置に移動されたことを検知するためのスイッチである。これらの部品は、図示しないメインプリント基板上に設けられている。
さらに、図示しないメインプリント基板上には、上記の各部品のほか、マウス装置100の全体的な制御を行うCPU、光学系アッセンブリ、バッテリ部、無線モジュールなども搭載されている。無線モジュールは、例えば、PC(Personal Computer)などの情報処理装置との間での無線通信のための処理を行う。光学系アッセンブリは、本マウス装置100の位置を検出して二次元座標の情報を生成する手段である。
以上が下筐体20に関する説明である。
レール部40は、レール部本体41と、このレール部本体41を上筐体50にビス43を使って固定するための複数の固定部42とを備える。すなわち、複数の固定部42にはビス43によってそれぞれ上筐体50への固定用のビス孔44が設けられている。一方、レール部40に対向する上筐体50の下面には、各固定部42のビス孔44にそれぞれ対応するビス孔を有する複数のボス部(図示せず)が設けられている。
また、レール部本体41には、ベース部30のY軸方向への移動を案内する第1のガイド溝45a、第2のガイド溝45b、第3のガイド溝45cが設けられている。これらのガイド溝45a,45b,45cのうち第1のガイド溝45aと第2のガイド溝45bはレール部本体41のX軸方向の両端部に設けられ、残る一本の第3のガイド溝45cはレール部40のX軸方向のほぼ中間に設けられている。第1のガイド溝45aと第2のガイド溝45bにはそれぞれ、ベース部30とスライドカバー60との間に両端部が軸支された樹脂製の連結軸62a,62bが係合されている。すなわち、第1のガイド溝45aおよび第2のガイド溝45bの内壁に連結軸62a,62bの周面が接するような状態で両者は係合されている。また、第3のガイド溝45cにはベース部30のベース部本体31からZ軸方向に突出しかつY軸方向で互いに離間して設けられた2本の係合ピン32a,32bがそれぞれ挿入されている。さらに、レール部本体41のベース部30と対向する側の面の、特にX軸方向の両端部には、ベース部30との絶縁のための薄板状の樹脂部品48a,48bが固定されている。
さらに、レール部本体41には、バネ支持部46が設けられている。このバネ支持部46は、レール部本体41から上筐体50に向かってZ軸方向に立ち上げ、L字状に折り曲げて形成される。このバネ支持部46には、反転バネ71a,71bのそれぞれの一端が固定されている。反転バネ71a,71bのそれぞれの他端はスライドカバー60の裏側面に設けられたバネ支持部61a,61bに固定されている。反転バネ71a,71bは渦巻状のコイルスプリングであり、その渦巻きがX−Y平面に沿って巻かれて構成されたものである。このような反転バネ71a,71bは装置の薄型化に寄与する。反転バネ71a,71bは、スライドカバー60のY軸方向の移動に伴って、それぞれの支持点の位置関係が変化することを利用して、スライドカバー60のY軸方向の移動範囲の中間位置で付勢力の方向が切り替えられるようになっている。
次に、ベース部30の構成を説明する。
ベース部30は、下筐体20とレール部40との間に配置される。ベース部30はスライドカバー60と連結軸62a,62bを介して連結されている。これにより、ベース部30とスライドカバー60は一体にY軸方向へ移動される。連結軸62a,62bは各々、レール部40の第1のガイド溝45aと第2のガイド溝45bに係合されていることは既に述べたとおりである。さらに、ベース部30には、レール部40の第3のガイド溝45cに係合される2本の係合ピン32a,32bが設けられている。上記の係合関係により、ベース部30はスライドカバー60と一体となって、レール部40に対してY軸方向に移動し得るようになっている。
また、ベース部本体31には、下筐体20に設けられた、カバー開閉操作検知用のスイッチ24を押圧操作する樹脂製のスイッチ操作突起33が固定されている。このスイッチ操作突起33は、マウス本体10に設けられたキー部11を表出させるようにスライドカバー60が第2の位置に移動された際にカバー開閉操作検知用のスイッチ24を押圧して、このスイッチ24の状態を第1の状態から第2の状態に切り替える。なお、このスイッチ24は、バネなどの手段によって、スイッチ操作突起33から押圧される方向と逆方向からの付勢力を常に受けており、スイッチ操作突起33から押圧されない間は第1の状態に維持されている。
次に、上筐体50の構成を説明する。
上筐体50は、マウス本体10の上側の筐体であり、その上側の面はY−Z断面において上方に膨出した所定の曲率面となっている。また、上筐体50には、キー部11と、スクロールホイール14を露出させる開口部51などが設けられている。また、上筐体50の裏側には、レール部40をビス43で固定するための複数の固定部(図示せず)が設けられている。
[着脱自在なスライドカバー60の構成]
次に、スライドカバー60の構成を説明する。
図4はスライドカバー60の分解斜視図である。
同図に示すように、スライドカバー60は、カバーベース部70、アタッチメント部80、カバー本体90の3層構造で構成される。これらは全て金属製である。
カバーベース部70は、その裏側面で、ビス63a,63bでベース部30のベース部本体31と連結されている。また、カバーベース部70の裏側面には、一端がレール部本体41のバネ支持部46に固定された反転バネ71a,71b(付勢手段に相当)のそれぞれの他端を固定するバネ支持部61a,61b(図3)が設けられている。そしてカバーベース部70は、マウス本体10の上筐体50の上に僅かな隙間を置いて配置されている。
カバーベース部70には、アタッチメント部80をビス72a,72bで固定するための複数のビス受け71a,71bが設けられている。また、カバーベース部70のX軸方向の両端部には、カバー本体90のX軸方向の両端部に設けられた複数のフック93,・・・をZ軸方向から各々係止するための複数の爪73,・・・(固定部に相当)が設けられている。
アタッチメント部80は、カバーベース部70の上に重ねるようにして配置され、複数のビス孔81a,81bに挿入された複数のビス72a,72bによってカバーベース部70に固定されている。
また、アタッチメント部80には、カバー本体90を位置決めするための係合穴81と係合溝82(位置決め部に相当)が設けられている。
図5は係合溝82の拡大図、図6はカバー本体90の裏側面を示す平面図である。
係合穴81はY軸方向に長い長穴である。係合穴81には、カバー本体90の裏側面に突出して設けられた係合ピン91がZ軸方向から挿入されて係合されている。一方、係合溝82にはカバー本体90の裏側面に突出して設けられた係合突起92がZ軸方向から挿入されて係合される。係合溝82はY軸方向に長い長穴である。この係合溝82には、アタッチメント部80に対するカバー本体90の着脱時に適度な抵抗による操作感を使用者に与え、かつカバー本体90がアタッチメント部80に装着された状態に拘束するための絞り部82aが設けられている。この絞り部82aは、係合溝82の溝幅を係合突起92の円柱状部92aの径より小さく絞ることによって、係合突起92の自由な通過を規制する。すなわち、この絞り部82aによる規制力以上の力が使用者によって加えられない限りは、アタッチメント部80に対してカバー本体90を着脱できない構成とされている。
また、アタッチメント部80の係合溝82のX軸方向の両側近傍には、絞り部82aによる通過規制力を制御するための調整溝83,84が係合溝82に対して平行に設けられている。これらの調整溝83,84によって係合溝82との間のアタッチメント部80の板材部分は、人為的な力の範囲でX軸方向に弾性変形することが可能なバネ構造とすることが容易となる。これによりアタッチメント部80の材料および板厚の選定の自由度が向上するという効果が得られる。
上記の構成により、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90は2つの位置の間でY軸方向に移動可能となる。
図7はカバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90が2つの位置それぞれにあるときの各部の位置関係を示す平面図である。ここで、(a)はカバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90が着脱可能な位置にあるときの図、(b)は後述する固定機構により、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90が固定された位置にあるときの図である。
カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90が着脱可能な図7(a)に示す位置にあるとき、カバー本体90の係合ピン91はアタッチメント部80の係合穴81内の一方の端(図7では下端)にある。一方、カバー本体90の係合突起92の円柱状部92aは、係合溝82において絞り部82aより一方の側(図7では下側)にある。また、図7(b)に示すように、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90が固定された図7(b)に示す位置にあるとき、カバー本体90の係合ピン91はアタッチメント部80の係合穴81内の他方の端(図7では上端)にある。一方、カバー本体90の係合突起92の円柱状部92aは、係合溝82において絞り部82aより他方の側(図7では上側)にある。
次に、このマウス装置100において、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90を固定する機構について説明する。
この固定機構は、カバーベース部70のX軸方向の両端部に設けられた複数の爪73と、カバー本体90のX軸方向の両端部に設けられた複数のフック93とで構成される。
図8は固定機構の構成を拡大して示す平面図と側面断面図である。ここで(a)はカバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90の着脱が可能なときの状態を示し、(b)はカバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90が固定された様子を示している。
同図に示すように、カバーベース部70の爪73はカバーベース部70のX軸方向の両端より突出し、かつカバーベース部70の主面70aに対して僅かに浮上させた状態で設けられている。一方、カバー本体90のフック93も、カバーベース部70に設けられた爪73の位置に合わせるようにして、カバー本体90のX軸方向の両端より突出して設けられている。フック93のY軸方向の一方の端部はフック状に形成され、爪73をZ軸方向の両側より保持する爪保持部93aとして働く。
すなわち、図8(a)では、フック93の爪保持部93aに爪73は保持されていないことから、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90は着脱可能な状態にある。この状態から、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90をY軸に沿った一方向に移動させて行くと、フック93の爪保持部93aの中に爪73が入り込み、最終的に爪73が爪保持部93aによって保持された状態となる。これにより、カバー本体90はカバーベース部70およびアタッチメント部80に対してZ軸方向の両側より押さえられて固定される。この固定状態を解除するには、カバーベース部70およびアタッチメント部80に対してカバー本体90を、固定のための方向とは逆方向に移動させればよい。
[スライドカバー60の開閉動作]
次に、スライドカバー60の開閉動作について説明する。
図9はスライドカバー60が第1の位置にあるときの状態を示す平面図、図11はスライドカバー60が第2の位置にあるときの状態を示す平面図、図10はスライドカバー60が第1の位置と第2の位置との略中間の中間位置にあるときの状態を示す平面図である。ここで、第1の位置と第2の位置との中間位置は距離的に厳密な意味での中間であってもよいが、第1の位置と第2の位置との間に設定上任意に決められた位置であってもよい。これらを含めて、ここでは中間位置と呼ぶこととする。また、図9から図11では、スライドカバー60のスライド時に下筺体20に対して移動しない上筺体50、レール部40などを一点鎖線や点線で示し、スライドカバー60のスライド時に下筺体20に対して移動するベース部30およびスライドカバー60を実線で示す。
図9の状態において、使用者の指による操作によってスライドカバー60をy1方向へ移動させようとする力が加えられることにより、スライドカバー60とベース部30とが一体となって第1の位置から中間位置に向けてスライドする。スライドカバー60が第1の位置と中間位置との間の第1の範囲にあるときには、反転バネ71a,71bは、スライドカバー60を中間位置から第1の位置へ向けて付勢する。このため、y1方向に第1の位置から中間位置にスライドカバー60がスライドするときには、反転バネ71a,71bによる力に抗してスライドカバー60がスライドする。このとき、連結軸62a,62b,係合ピン32bがそれぞれ第1のガイド溝45a、第2のガイド溝45b、第3のガイド溝45cによってy1方向に案内される。
スライドカバー60が図10に示す中間位置に位置するときには、反転バネ71a,71bによる力が略釣り合ってスライドカバー60のスライドを付勢する力はほとんど発生しない。
さらに、使用者による操作によりスライドカバー60をy1方向へ移動させようとする力が加えられると、スライドカバー60とベース部30とが一体となって中間位置から第2の位置にスライドする。このとき、連結軸62a,62b,係合ピン32bがそれぞれ第1のガイド溝45a、第2のガイド溝45b、第3のガイド溝45cによってy1方向に案内される。
スライドカバー60が第2の位置に位置するときには、図11に示すように連結軸62a,62b,係合ピン32bがそれぞれ第1のガイド溝45a、第2のガイド溝45b、第3のガイド溝45cのそれぞれの端に位置する。このように、第1のガイド溝45a、第2のガイド溝45b、第3のガイド溝45cの長さにより、スライドカバー60のスライドする長さが制限されている。
スライドカバー60が中間位置と第2の位置との間の第2の範囲にあるときに、反転バネ71a,71bは、スライドカバー60を中間位置から第2の位置に向けて移動させようと付勢する。これにより、スライドカバー60は中間位置から第2の位置に自然にスライドする。
この第2の範囲でのスライドカバー60のスライドの途中において、ベース部30に設けられたスイッチ操作突起33がカバー開閉操作検知用のスイッチ24に当接してこれを押圧する(図11)。この結果、マウス装置100の電源がオンとなる。
逆に、スライドカバー60が第2の位置から中間位置に向かってスライドするときには、スイッチ24からスイッチ操作突起33が離れ、スイッチ24の状態は押下される前の状態に戻る。この結果、マウス装置100の電源がオフとなる。
また、スライドカバー60が中間位置から第1の位置にスライドするときには、反転バネ71a,71bがスライドカバー60を中間位置から第1の位置へ向けて付勢する。このため、スライドカバー60は中間位置から第1の位置に自然にスライドする。
このように、本マウス装置100では、スライドカバー60の移動範囲において、いずれか一方の端から略中間位置まで使用者が意図してスライドさせれば、あとは反転バネ71a,71bの作用で、スライドカバー60は自然に使用者の意図する方向へスライドする。これにより、スライドカバー60の操作性が向上する。
[電気的な構成]
次に、本マウス装置100の電気的な構成について説明する。
図12は本マウス装置100の電気的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本マウス装置100は、電気的な構成として、CPU(Central Processing Unit)101、無線モジュール102、光学系アッセンブリ103、バッテリ部104、カバー開閉操作検知用のスイッチ24、右ボタンスイッチ21、左ボタンスイッチ22、エンコーダ105、ペアリングボタン106を備える。CPU(Central Processing Unit)101および無線モジュール102はメインプリント基板108に実装されている。
CPU101は、マウス装置100の全体的な制御を行う。無線モジュール102は例えば、PC(Porsonal Computer)などの情報処理装置との間での無線通信のための処理を行う。光学系アッセンブリ103は、本マウス装置100の位置を検出して二次元座標の情報を生成し、CPU101に供給する。バッテリ部104は、本マウス装置100を動作させるために必要な電力供給源である。
カバー開閉操作検知用のスイッチ24は、ベース部30のスイッチ操作突起33によって状態が切り替えられるスイッチであり、その状態に対応して、バッテリ部104からメインプリント基板108への通電のオンオフを切り替える。すなわち、カバー開閉操作検知用のスイッチ24は、スライドカバー60が第1の位置にあるときバッテリからの通電をオフにし、スライドカバー60が少なくとも第2の位置にあるとき通電をオンに切り替える切り替え部に相当する。
右ボタンスイッチ21は、キー部11の右ボタン12が押下されたことを検知するスイッチである。左ボタンスイッチ22は、キー部11の左ボタン13が押下されたことを検知するスイッチである。エンコーダ105はスクロールホイール14の回転量を検出する。ペアリングボタン106は、本マウス装置100と通信ペアとなる機器を設定するための指令を使用者より受け付け、CPU101に通知するためのボタンである。
以上の構成において、電源スイッチ107は、カバー開閉操作検知用のスイッチ24からの検知信号の入力を常時監視している。いま、バッテリ部104からメインプリント基板108への通電はオフとなっているものとする。このときカバー開閉操作検知用のスイッチ24はバネなどの手段による付勢力によって第1の状態にある。カバー開閉操作検知用のスイッチ24は、ベース部30のスイッチ操作突起33との干渉により状態が第1の状態から第2の状態に切り替えられると、バッテリ部104からメインプリント基板108への通電をオフからオンに切り替える。これにより本マウス装置100が動作可能な状態となる。また、カバー開閉操作検知用のスイッチ24は、ベース部30のスイッチ操作突起33との干渉が解除されて状態が第1の状態に切り替えられると、バッテリ部104からメインプリント基板108への通電をオンからオフに切り替える。
[スライドカバー60およびベース部30とレール部40との絶縁構造]
次に、スライドカバー60およびベース部30とレール部40との絶縁構造について説明する。
図13はスライドカバー60とベース部30との連結を示す側面図、図14はその一部を拡大した断面図である。これらの図に示すように、連結軸62a,62bの一端はスライドカバー60に固定され、他端部はベース部30にビス63a,63bで固定されている。連結軸62a,62bの外周には円筒状の樹脂部品68が外嵌されている。したがって、連結軸62a,62bはレール部40の第1のガイド溝45aと第2のガイド溝45bに係合されるものではあるが、それらの係合部での電気的な接触を防止できる。さらに、ベース部30とレール部40とが互いに対向する面同士での電気的な接触を防止するために、レール部40のベース部30と対向する側の面には、薄板状の樹脂部品48a,48bが取り付けられている。
以上により、スライドカバー60およびベース部30とレール部40との絶縁性を向上させることができ、帯電したレール部40から、ベース部30のスイッチ操作突起33、カバー開閉操作検知用のスイッチ24を通じて、マウス本体10内の電子部品に大きな電流が流れることによる、電子部品の静電破壊を防止することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態を説明する。
本実施形態のマウス装置は、キー部11をマウス操作のための入力に用いる第1のモードと、キー部11をプレゼンテーションなどの特定の用途の入力に用いる第2のモードとで切り替えて使用することのできるマウス装置である。第1のモードと第2のモードとでは、キー部11の同じボタンが操作された場合でも、マウス装置からは異なるコマンドが通信先の電子機器に送信される。例えば、プレゼンテーションの入力に用いられるとき、左ボタン13の操作に対してページ送りを指示するコマンドなどがマウス装置にて生成され、出力される。また、マウス装置を第2のモードでリモコンとして使用するようにしてもよい。
本実施形態のマウス装置は、上記のようにキー部11のモードの切り替えをスライドカバー60の位置によって選択的に切り替えることを可能としたものである。
図15は、本実施形態のマウス装置における下筐体120を示す斜視図である。同図に示すように、本実施形態のマウス装置では、カバー開閉操作検知用のスイッチの数および位置が第1の実施形態と相違している。すなわち、下筐体120には、第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124と第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225とが設けられており、それぞれのスイッチ124,225はY軸方向において互いに一定の距離を隔てて配置されている。それぞれのスイッチ124,225はベース部30のスイッチ操作突起133との干渉によって状態が切り替えられる。
図19は、本マウス装置の電気的な構成を示すブロック図である。
第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124および第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225はそれぞれ、その状態に対応する検知信号を電源スイッチ107とCPU101に通知するように構成される。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
図16ないし図18はスライドカバー60の位置と各スイッチの状態との関係を示す図である。図16はスライドカバー60が第1の位置にあるときの状態を示す平面図、図18はスライドカバー60が第2の位置にあるときの状態を示す平面図、図17はスライドカバー60が第1の位置と第2の位置との略中間の中間位置にあるときの状態を示す平面図である。ここで、第1の位置と第2の位置との中間位置は距離的に厳密な意味での中間であってもよいが、第1の位置と第2の位置との間に設定上任意に決められた位置であってもよい。これらを含めて、ここでは「第2の中間位置」と呼ぶこととする。また、第1の実施形態での中間位置と同じであってもよいが、それとも異なる中間位置であってもよい。また、図16から図18では、スライドカバー60のスライド時に下筺体20に対して移動しない上筺体50、レール部40などを一点鎖線や点線で示し、スライドカバー60のスライド時に下筺体20に対して移動するベース部30およびスライドカバー60を実線で示す。さらに、スライドカバー60のスライド動作のための機構や、反転バネ71a,71bによる作用については第1の実施形態と同じであるため、ここでは説明を省き、主にスライドカバー60の移動に伴う第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124および第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225の操作を中心に説明する。
図16の状態において、使用者の指による操作によってスライドカバー60をy1方向へ移動させようとする力が加えられることにより、スライドカバー60とベース部30とが一体となって第1の位置から第2の中間位置に向けてスライドする。スライドカバー60が第2の中間位置まで達したところで(図17)、ベース部30に設けられたスイッチ操作突起133が第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124に当接してこれを押圧する(図17)。この結果、マウス装置100の電源がオンとなる。
図20はマウス装置100の電源がオンになってからのCPU101のフローである。CPU101に電源が投入されると、CPU101はシステムの基本プログラムに従ってシステムを立ち上げる。システムの立ち上げ完了直後、CPU101は基本プログラムに従って、第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225からの入力を一定時間監視する。そしてCPU101は、一定の監視期間内に第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225から、スイッチ操作突起133との干渉により状態が第1の状態から第2の状態に切り替えられたことを示す検知信号が入力されない場合には(ステップS104のYES)、スライドカバー60のy1方向へのスライドが使用者の意思で第2の中間位置付近で止められたものと見なし、キー部11のモードとして第2のモードを設定する(ステップS105)。これにより、マウス装置をプレゼンテーションやリモコンなど、通常の用途以外の用途に用いることが可能になる。
また、CPU101は、一定の監視期間内に第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225から、スイッチ操作突起133との干渉により状態が第1の状態から第2状態に切り替えられたことを示す検知信号が入力された場合は(ステップS103のYES)、次のような処理を行う。CPU101は、この場合、スライドカバー60が、図18に示すように、y1方向へ第2の位置まで使用者の意思でスライドされたものと見なし、キー部11のモードとして第1のモードを設定する(ステップS106)。これにより、マウス装置を通常の用途に用いることが可能になる。
次に、スライドカバー60が第2の位置からy0方向へスライドされる際の動作を説明する。図21はこのときのCPU101のフローである。
この場合、CPU101には、第2のカバー開閉操作検知用のスイッチ225から、スイッチ操作突起133との干渉が解除されて状態が第2の状態から第1の状態に切り替えられたことを示す検知信号が入力される(ステップS201)。CPU101は、この検知信号を入力すると、続いて第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124から、スイッチ操作突起133との干渉が解除されて状態が第2の状態から第1の状態に切り替えられたことを示す検知信号の入力を監視する。CPU101は、この第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124からの検知信号の入力を確認すると(ステップS20)、一定時間この検知信号の入力が継続するかどうかを判定する(ステップS203)。CPU101は、第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124からの検知信号の入力が一定時間継続する場合には、スライドカバー60のy0方向へのスライドが使用者の意思で第2の中間位置付近で止められたものと見なし、キー部11のモードとして第2のモードを設定する(ステップS204)。また、第1のカバー開閉操作検知用のスイッチ124からの検知信号の入力が一定時間継続しなかった場合には、CPU101はスライドカバー60がy0方向へ第1の位置まで使用者の意思でスライドされたものと見なし、電源スイッチ107を制御して電源をオフにする(ステップS205)。
以上のように、本実施形態によれば、スライドカバー60の操作で、キー部11のモードを切り替えることができ、モード切り替えのための操作性が向上する。
<変形例1>
次に、本発明に係る第1の変形例を説明する。
図22は上記の各実施形態の変形例を示すマウス装置300の上平面図である。第1の実施形態のマウス装置100との相違点は、スライドカバー60がキー部11を隠す第1の位置にあるとき露出し使用者により操作することが可能となる第2のキー部312が設けられている点にある。第2のキー部312は、例えば、プレゼンテーションやリモコンなど、マウス装置の通常の用途以外の用途に用いることができる操作部である。また、このマウス装置300では、スライドカバー60が第1の位置にあっても電源をオンにすることができるよう、マウス本体311の例えば裏面などに電源スイッチ(図示せず)が設けられている。
<変形例2>
次に、本発明に係る第2の変形例を説明する。
図23は第2の実施形態のマウス装置のカバー本体90の応用例である。
第2の実施形態のマウス装置は、キー部11のモードを切り替えて使用することができる。そこでカバー本体90のデザインとして、それぞれのモードに応じたキー部の操作説明書きを表面に印刷したものを採用するようにしてもよい。使用するモードに応じたカバー本体90を装着することによって、使用者はカバー本体90に印刷された操作説明書きを確認しながら、快適にマウス装置の操作を行うことができる。なお、図23において、(A)は通常のマウスとしてマウス装置を使用する場合に用いられるカバー本体90の操作説明書きのデザインの例、(B)はプレゼンテーション用途でマウス装置を使用する場合に用いられるカバー本体90の操作説明書きのデザインの例である。
<変形例3>
次に、本発明に係る第3の変形例を説明する。
この第3の変形例のマウス装置400は、図24に示すように、第2の実施形態のマウス装置において、スライドカバー60の移動先の位置に応じて切り替えられたモードを視覚的に表示して使用者に認識させるモード表示部330をキー部11の近傍に設けたものである。モード表示部330は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子などで構成される。
なお、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 マウス本体
11 キー部
20 下筐体
24 スイッチ
30 ベース部
40 レール部
50 上筐体
60 スライドカバー
70 カバーベース部
73 爪
80 アタッチメント部
81 係合穴
82 係合溝
71a,71b 反転バネ
90 カバー本体
91 係合ピン
92 係合突起
93 フック
100 マウス装置
101 CPU
104 バッテリ部
107 電源スイッチ

Claims (6)

  1. バッテリを内蔵したマウス本体と、
    該マウス本体に設けられた少なくとも一つの操作部と、
    前記操作部を塞ぐことによって操作を不可とする第1の位置と前記操作部を表出させることによって操作を可能とする第2の位置との間で前記マウス本体に対して移動自在に設けられたスライドカバーと、
    前記スライドカバーが前記第1の位置にあるとき前記バッテリからの通電をオフにし、前記スライドカバーが少なくとも前記第2の位置にあるとき前記通電をオンに切り替える切り替え部と
    を具備するマウス装置。
  2. 請求項1に記載のマウス装置であって、
    前記マウス本体の前記スライドカバーとの対向面が上方に膨出した曲率面とされ、前記スライドカバーは前記マウス本体の曲率面に沿った形状の板で構成される
    マウス装置。
  3. 請求項2に記載のマウス装置であって、
    前記スライドカバーは、
    カバー本体と、
    前記マウス本体に移動自在に設けられたカバーベース部と、
    前記カバーベース部に固定され、前記カバー本体を着脱自在に装着するアタッチメント部とを具備し、
    前記アタッチメント部は、前記スライドカバーの移動が可能な第1の軸方向に一定の逃げを確保しつつ、前記第1の軸方向に直交する第2の軸方向での前記カバー本体の位置決めを行う位置決め部を有し、
    前記カバーベース部は、前記アタッチメント部の位置決め部による前記逃げの範囲における一方の端部に位置する前記カバー本体を固定する固定部を有する
    マウス装置。
  4. 請求項3に記載のマウス装置であって、
    前記スライドカバーが前記第1の位置と前記第2の位置との間で予め決められた位置を第1の中間位置として、この第1の中間位置と前記第1の位置との間の第1の範囲にあるとき、前記スライドカバーを前記第1の中間位置から前記第1の位置へ向けて付勢し、前記スライドカバーが前記第1の中間位置と前記第2の位置との間の第2の範囲にあるとき、前記スライドカバーを前記第1の中間位置から前記第2の位置へ移動させるように付勢する付勢手段をさらに具備する
    マウス装置。
  5. 請求項4に記載のマウス装置であって、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間で予め決められた位置を第2の中間位置として、前記切り替え部は、前記スライドカバーが前記第2の位置から前記第2の中間位置までの間にあるとき電源をオンにし、
    かつ前記マウス装置は、
    前記スライドカバーが前記第2の位置にあるときと前記第2の中間位置にあるときとで入力のモードを切り替えるモード切替部をさらに具備する
    マウス装置。
  6. 請求項5に記載のマウス装置であって、
    前記モードの切り替えの結果を表示するモード表示部をさらに具備する
    マウス装置。
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