JP2010284898A - スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】版離れに際してペーストの位置ずれや形崩れを防止することができ、良好な版離れ性と安定した印刷品質を確保することができるスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
【解決手段】スキージング動作後にスクリーンマスク12の下面から基板8を離隔させる版離れ工程において、密閉型スキージ機構13を一方のクランプ部材9Bの上方に位置させてスクリーンマスク12の上面に押し付けた状態で、基板下受部6を密閉型スキージ機構13とともに所定のストロークΔHだけ下降させて一旦停止させることにより、スクリーンマスク12と基板8との版離れを端部から順次行わせる第1の版離れ工程を実行し、次いで第1の版離れ工程後に基板下受部6をさらに下降させる第2の版離れ工程を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、部品接合用や回路形成用などに用いられるペーストを基板に印刷するスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法に関するものである。
部品接合用や回路形成用などに用いられるペーストを基板に供給する方法として、スクリーン印刷が知られている。この方法では、スクリーンマスクに設けられたパターン孔を介してペーストが基板の電極面に印刷され、スクリーンマスクの下面に基板を当接させた状態でスクリーンマスクの上面でスキージユニットを摺動させるスクリーン印刷機構を備えたスクリーン印刷装置が用いられる(例えば特許文献1)。
この特許文献に示す例では、スキージユニットとして、ペーストを貯留するカートリッジが内部に装着され、カートリッジ内のペーストを加圧してパターン孔内に加圧力により充填する構成の密閉型スキージ機構を用いた例を示している。この密閉型スキージ機構は、通常の開放型スキージのようにスキージの移動によってペーストをパターン孔内に押し込む単純なスキージング動作と比較して、充填性に優れるという特徴を備えている。このため、印刷に用いられるスクリーンマスクが金属製のメッシュ素材を樹脂で封止した形式のメッシュマスクなどであって、通常のスキージでは良好な充填性が得られにくいような用途に適している。
特開2005−225235号公報
スクリーン印刷において良好な印刷品質を確保するためには、パターン孔内へ確実にペーストを充填させる充填性とともに、充填後にスクリーンマスクを基板の下面から離隔させる版離れの際に、ペーストをパターン孔から形崩れすることなく離脱させる版離れ性が良好であることが求められる。しかしながら、印刷対象が金属ナノ粒子ペーストを用いた回路形成用印刷であって、スクリーンマスクとしてメッシュマスクを用いる場合には、メッシュマスクの特性に起因して以下のような版離れ性の課題が生じる。
すなわち、メッシュマスクは芯素材としての金属の細線を織り合わせたメッシュ部においてパターン孔以外の範囲を樹脂によって封止した構成となっていることから、通常の金属板を用いたメタルマスクと比較して、面内方向の伸縮性が大きくかつ曲げ剛性が小さいという強度特性を有している。このため、印刷後にスクリーンマスクを基板の下面から離隔させる際に、基板に対して印刷面に沿う方向に位置ずれを生じやすく、版離れに際して位置ずれや形崩れが発生する傾向にあった。そしてこの傾向は、電子部品へのバンプ形成用など厚みが小さくパターン孔の密度が高いメタルマスクにおいても共通する課題であった。
そこで本発明は、版離れに際してペーストの位置ずれや形崩れを防止することができ、良好な版離れ性と安定した印刷品質を確保することができるスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
本発明のスクリーン印刷装置は、パターン孔が形成されたスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスクの上面にスキージユニットを当接させて摺動させることにより前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、前記基板を下受けして保持する基板下受部と、前記基板下受部によって下受けされた前記基板を両側方から挟み込んでクランプし、前記スキージユニットを摺動させるスキージング動作において前記スクリーンマスクの下面に当接する1対のクランプ部材と、前記スキージユニットを昇降させるとともに前記スキージング動作方向に移動させるスキージ移動機構と、前記基板下受部を前記クランプ部材とともに昇降させる昇降機構と、前記昇降機構および前記スキージ移動機構を制御することにより、前記スクリーンマスクの下面から前記基板を離隔させる版離れ動作を実行させる版離れ制御手段とを備え、前記版離れ制御手段は、前記スキージング動作後の前記スキージユニットを前記1対のクランプ部材のうちの一方側の上方に位置させるスキージ配置工程と、前記スキージ配置工程後に前記スキージユニットを前記スクリーンマスクの上面に押し付けた状態で前記基板下受部をこのスキージユニットとともに所定のストロークだけ下降させて一旦停止させることにより、前記スクリーンマスクと前記基板との版離れを前記一方側の反対の他方側の端部から順次行わせる第1の版離れ工程と、前記第1の版離れ工程後に前記基板下受け部をさらに下降させて版離れを完了させる第2の版離れ工程と、前記第2の版離れ工程後に前記スキージユニットを前記スキージング動作時の高さ位置まで復帰させるスキージ復帰工程とを実行させる。
本発明のスクリーン印刷方法は、パターン孔が形成されたスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスクの上面にスキージユニットを当接させて摺動させることにより前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、前記スクリーンマスクの下面に基板下受部によって下受けされ1対のクランプ部材によって両側方から挟み込まれてクランプされた状態の前記基板を当接させるマスク当接工程と、前記スクリーンマスク上で前記スキージユニットを移動させることにより前記パターン孔内にペーストを充填させる充填工程と、前記スクリーンマスクの下面から基板を離隔させる版離れ工程とを含み、更に前記版離れ工程は、前記スキージング動作後の前記スキージユニットを前記1対のクランプ部材のうちの一方側の上方に位置させるスキージ配置工程と、前記スキージ配置工程後に前記スキージユニットを前記スクリーンマスクの上面に押し付けた状態で前記基板下受部をこのスキージユニットとともに所定のストロークだけ下降させて一旦停止させることにより、前記スクリーンマスクと前記基板との版離れを前記一方側の反対の他方側の端部から順次行わせる第1の版離れ工程と、前記第1の版離れ工程後に前記基板下受部をさらに下降させて版離れを完了させる第2の版離れ工程と、前記第2の版離れ工程後に前記スキージユニットを前記スキージング動作時の高さ位置まで復帰させるスキージ復帰工程とを含む。
本発明によれば、スキージング動作後にスクリーンマスクの下面から基板を離隔させる版離れ工程において、スキージユニットを一方のクランプ部材の上方に位置させてスクリーンマスクの上面に押し付けた状態で、基板下受部をスキージユニットとともに所定のストロークだけ下降させた後一旦停止させてスクリーンマスクと基板との版離れを端部から順次行わせる第1の版離れ工程と、第1の版離れ工程後に基板下受部をさらに下降させて版離れを完了させる第2の版離れ工程とを実行することにより、版離れに際してペーストの位置ずれや形崩れを防止することができ、良好な版離れ性と安定した印刷品質を確保することができる。
本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の側断面図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の部分側断面図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置によるスクリーン印刷動作の動作説明図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置によるスクリーン印刷動作の動作説明図 本発明の一実施の形態のスクリーン印刷動作における版離れ動作の説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1を参照してスクリーン印刷装置の構造を説明する。このスクリーン印刷装置は、パターン孔が形成されたスクリーンマスクの下面に印刷対象となる基板を当接させ、スクリーンマスクの上面にスキージユニットを当接させて摺動させることにより、パターン孔を介して基板に半田接合用や回路形成用のペーストを印刷する機能を有するものである。
図1において、基板位置決め部1は、Y軸テーブル2およびX軸テーブル3よりなる移動テーブル上にθ軸テーブル4を段積みし、さらにその上にZ軸テーブル5を配設して構成されている。Z軸テーブル5の上面には、基板下受部6および保持部材7によって保持された1対のクランプ部材9が設けられている。基板下受部6は下受駆動機構6a(図3参照)によってZ軸テーブル5に対して相対的に昇降し、基板搬送コンベア(図示省略)によって上流側装置からX方向(紙面垂直方向)に搬入された印刷対象の基板8を下受けして保持する。
クランプ部材9はクランプ機構9a(図3参照)によってY方向に水平往復動し、基板下受部6によって下受けされた基板8を両側方から挟み込んでクランプする。クランプ部材9は、スキージユニットを摺動させるスキージング動作においてスクリーンマスク12の下面に当接する。Y軸テーブル2、X軸テーブル3、θ軸テーブル4を駆動することにより、搬入され基板下受部6によって下受けされた基板8は水平方向に位置決めされ、以下に説明するスクリーン印刷部10に対して位置合わせされる。Z軸テーブル5を駆動することにより、基板下受部6は保持部材7および基板8とともに昇降する。すなわちZ軸テーブル5は基板下受部6をクランプ部材9とともに昇降させる昇降機構となっている。
基板位置決め部1の上方に配設されたスクリーン印刷部10は、ホルダ11にスクリーンマスク12を装着して構成されており、スクリーンマスク12には印刷対象の基板8の印刷部位に対応したパターン孔12aが開孔されている。スクリーン印刷部10の上方には、スキージユニットである密閉型スキージ機構13がスキージ移動機構20によって移動自在に配設されている。密閉型スキージ機構13は、結合部材15によって保持された印刷部14を備えており、印刷部14の内部に貯留されたペーストPをシリンダ16によって加圧してパターン孔12a(図2)に充填する構成となっている。
次に図2を参照して、密閉型スキージ機構13およびスキージ移動機構20の構成を説明する。スキージ移動機構20は、移動プレート22をY方向(スキージング動作方向)に移動させるY軸移動機構21および移動プレート22の上面に設けられたスキージ昇降機構23を備えている。スキージ昇降機構23はエアシリンダを備えており、スキージ昇降機構23から下方に延出した昇降軸23aの下端部には、結合部材15を介して密閉型スキージ機構13が結合されている。スキージ昇降機構23を駆動することにより、密閉型スキージ機構13はスクリーンマスク12に対して昇降する。
スキージ昇降機構23に備えられたエアシリンダは複数のリードスイッチを備えており、これらのリードスイッチの位置を調整することにより、印刷高さ位置や上限位置、下限
位置など予め定められた任意の高さ位置で、密閉型スキージ機構13を停止させることができるようになっている。また昇降軸23aにはクランプ部材24aをシリンダ24bによって開閉駆動する構成の昇降クランプ機構24が設けられており、クランプ部材24aによって昇降軸23aを挟み込むことにより上下方向に固定することができ、これにより密閉型スキージ機構13の上下位置が固定される。スキージ昇降機構23を作動させることにより、密閉型スキージ機構13を昇降させて予め定められた任意の高さ位置に位置させることができるとともに、さらに密閉型スキージ機構13をスクリーンマスク12に対して規定の印圧によって押圧することが可能となっている。
ここで、本実施の形態において用いられるスクリーンマスク12について説明する。図2の拡大図に示すように、スクリーンマスク12はメッシュマスクであり、金属の細線を織り合わせたメッシュ部12bにおいて、パターン孔12a以外の範囲を封止樹脂12cによって封止して構成されている。このようなメッシュマスクは、金属ナノ粒子ペーストを用いた回路形成用印刷など、印刷パターンが連続した線状のパターン孔によって構成されて通常の金属板を用いたメタルマスクでは連続した1枚のスクリーンマスクを形成することができないような用途に用いられる。
メッシュマスクを用いたスクリーン印刷においては、パターン孔12a内にもメッシュ部12bが存在することから、パターン孔12a内にペーストPを完全に押し込むことが難しいという充填性の問題がある。またメタルマスクと比較して面内方向の伸縮性が大きくかつ曲げ剛性が小さいという強度特性を有していることから、印刷後にスクリーンマスクを基板の下面から離隔させる際に、基板に対して印刷面に沿う方向に位置ずれを生じやすく、版離れに際して位置ずれや形崩れが発生しやすい。このため本実施の形態においては、スキージユニットとして内部に貯留されたペーストを加圧してパターン孔内に充填する構成であってパターン孔12a内への半田の充填性に優れた密閉型スキージ機構13を採用し、さらに後述する版離れ動作を用いることにより版離れ性を向上させるようにしている。
Y軸移動機構21の構成を説明する。移動プレート22の下面にはナット部材26が結合されており、ナット26に螺合した送りねじ27は、モータ28によって回転駆動される。モータ28を駆動することにより、移動プレート22は水平移動し、したがってスキージ昇降機構23に結合された密閉型スキージ機構13も水平移動する。密閉型スキージ機構13を下降させた状態で、モータ28を駆動することにより、密閉型スキージ機構13はスクリーンマスク12上で水平移動する。すなわち、モータ28、送りねじ27およびナット部材26は、密閉型スキージ機構13をスクリーンマスク12上で水平移動させるY軸移動機構21を構成する。
密閉型スキージ機構13の下部には、スクリーンマスク12の表面に当接してペーストPをパターン孔12aに充填する印刷部14が設けられている。印刷部14を構成する本体部30は、スクリーンマスク12の幅方向に細長形状のブロック状部材である。本体部30の長さ寸法は印刷対象の基板8の幅寸法をカバーするように設定される。本体部30には、ペーストPが貯溜されたカートリッジ31が着脱自在に装着される凹部30aが形成されている。
カートリッジ31には予め所定量のペーストPが貯溜されており、印刷時に本体部30に装着される。カートリッジ31の上面の開口には、内部のペーストPを加圧する加圧板32が嵌入している。加圧板32は上方に配置されたシリンダ16のロッド16aと結合されており、シリンダ16を駆動することにより、加圧板32はカートリッジ31内で上下動する。シリンダ16を所定の圧力で駆動することにより、カートリッジ31内のペーストPを加圧板32によって所定の圧力で押し下げる。
カートリッジ31の底面はペーストPの押出し板31aとなっており、押出し板31aには多数の開口31bが設けられている。押出し板31aは、本体部30の底部に装着された絞り板33の上面に当接しており、絞り板33にはカートリッジ31の押出し板31aと同様に多数の開口33aが設けられている。加圧板32をシリンダ16で下方に押圧することにより、カートリッジ31内のペーストPは加圧され、押出し板31aの開口31bおよび絞り板33の開口33aを通過して絞られながら下方に押し出される。このようにペーストPが絞られることにより、ペーストPの粘度が低下しスクリーン印刷に適した性状に改質される。そして押し出されたペーストPは、本体部30の下方に形成された空間、すなわち本体部30の下部に内側斜め方向に配設された2枚の摺接部材34A、34Bと本体部30の下面とによって囲まれた印刷空間35に到達する。
摺接部材34A、34Bは可撓性を有する板状部材であって、印刷空間35のスキージング方向の前後壁を形成し、密閉型スキージ機構13を下降させた状態では、摺接部材34A、34Bの下端部がスクリーンマスク12の表面に当接する。印刷動作時には、この印刷空間35は加圧されたペーストPを収容し、摺接部材34A、34Bの開口を介してペーストPをスクリーンマスク12の表面に接触させる。
スクリーン印刷においては、加圧板32により内部のペーストPが加圧され、上述のように適正粘度に改質されたペーストPが印刷空間35内に満たされた状態の密閉型スキージ機構13を、スクリーンマスク12上で摺動させる。これにより、印刷空間35内のペーストPは摺接部材34A、34Bの間の開口を介してスクリーンマスク12のパターン孔12a内に充填される。そして密閉型スキージ機構13を移動させることにより各パターン孔12a内に順次ペーストPが充填される。全てのパターン孔12a内にクリーム半田が充填されたならば、Z軸テーブル5を駆動して基板下受部6によって保持された基板8を下降させ、スクリーンマスク12の下面から基板8を離隔させる版離れ動作が実行される。これにより、基板8へのペーストPのスクリーン印刷が完了する。このスクリーン印刷において、スクリーンマスク12として充填性に難があるメッシュマスクを用いる場合にあっても、ペーストPを加圧してパターン孔12a内に押し込むことにより、良好な充填性を確保することができる。
次に図3を参照して、制御系の構成を説明する。図3において、制御部40は、記憶部41に記憶された制御プログラムおよびデータに基づいて、基板位置決め部1およびスキージ移動機構20を制御する。すなわち、制御部40が、Y軸テーブル2、X軸テーブル3、θ軸テーブル4、Z軸テーブル5、下受駆動機構6a、クランプ機構9aを制御することにより、基板下受部6によって下受けした基板8をクランプ部材9によってクランプし、スクリーン印刷部10に対して位置合わせしてスクリーンマスク12に対して基板8を昇降させる動作が実行される。また制御部40がY軸移動機構21、スキージ昇降機構23、昇降クランプ機構24、密閉型スキージ機構13を制御することにより、密閉型スキージ機構13をスクリーンマスク12に対して昇降させるとともに、スクリーンマスク12の上面で密閉型スキージ機構13をスキージング動作方向に移動させる。
そしてこれらの動作を組み合わせることにより、以下に述べる動作説明に示すように、スキージング動作後に基板8をスクリーンマスク12から離隔させる版離れ動作が実行される。上記構成において、制御部40は、昇降機構としてのZ軸テーブル5およびスキージ移動機構20を制御することにより、スクリーンマスク12の下面から基板8を離隔させる版離れ動作を実行させる版離れ制御手段となっている。なお版離れ動作において制御部40がZ軸テーブル5を制御する際には、記憶部41に記憶されたデータ(図5(b)に示すストロークΔH参照)が読み込まれる。
このスクリーン印刷装置は上記のように構成されており、次にこのスクリーン印刷装置によって実行されるスクリーン印刷方法について、図4,図5,図6を参照して説明する。ここでは、左右1対のクランプ部材9をそれぞれクランプ部材9A、9Bと記載して区別する。まず印刷対象の基板8を基板位置決め部1に搬入して基板下受部6によって下受けして保持し、次いでクランプ部材9A、クランプ部材9Bによって両側からクランプする。
次いでZ軸テーブル5を上昇させて、図4(a)に示すように、スクリーンマスク12の下面に、基板下受部6によって下受けされクランプ部材9A、9Bによって両側方から挟み込まれてクランプされた状態の基板8を当接させる(マスク当接工程)。このとき、基板8の上面が規定の印刷高さ位置H1に保持されるよう、Z軸テーブル5の上昇動作が制御される。そしてこの後、密閉型スキージ機構13によるスキージングが開始される。すなわち密閉型スキージ機構13をスキージング開始側のクランプ部材9Aの上方において下降させ(矢印a)、密閉型スキージ機構13をスクリーンマスク12に当接させて規定の印圧によって押圧する。この状態では、昇降クランプ機構24による密閉型スキージ機構13の上下方向の位置固定は解除されており、図5(c)に示す版離れ完了まで密閉型スキージ機構13の位置固定解除の状態が保持される。
次いで図4(b)に示すように、スクリーンマスク12上で密閉型スキージ機構13を移動させることにより、パターン孔12a内にペーストPを充填させる(充填工程)。すなわちシリンダ16を駆動して内部のペーストPを加圧しながら、密閉型スキージ機構13をスキージング動作方向(矢印b)へ移動させる。これにより、加圧され印刷空間35に移動したペーストPは、摺接部材34A、34Bの間の開口からスクリーンマスク12の複数のパターン孔12aに順次充填される。そして図4(c)に示すように、密閉型スキージ機構13がスキージング終了側のクランプ部材9Bの上方まで移動することにより、基板8を対象とするスキージング動作を完了する。
次いで、スクリーンマスク12の下面から基板8を離隔させる(版離れ工程)。この版離れ工程においては、スキージング動作後の密閉型スキージ機構13を、クランプ部材9A,9Bのうちの一方側(スキージング終了側)のクランプ部材9Bの上方に位置させる(スキージ配置工程)。この後、スキージ昇降機構23とZ軸テーブル5とを駆動して、図5(a)に示すように、基板8を保持した基板下受部6の下降を開始させる(矢印c2)とともに、密閉型スキージ機構13をスクリーンマスク12に対して押圧した状態のまま基板8の下降に追従させる(矢印c1)。これにより、図6(a)に示すように、スクリーンマスク12の下面が基板8に当接していた範囲のうち、密閉型スキージ機構13によってスクリーンマスク12が押し下げられていない部分では、基板8とスクリーンマスク12との当接面はクランプ部材9A側から順次口開きし、基板8に印刷されたペーストPは、クランプ部材9A側に位置するパターン孔12aから順次離脱して、版離れを開始する。
そして図5(b)に示すように、基板下受部6をさらに下降させ(矢印d2)、密閉型スキージ機構13を基板8の下降に追従させる(矢印d1)。そして基板8の上面が、印刷高さ位置H1から予め記憶部41から読み込まれた所定のストロークΔHだけ下方の停止高さ位置H2に到達したならば、Z軸テーブル5による基板8および基板下受部6の下降を一旦停止させる。この所定のストロークΔHは、図6(b)に示すように、基板8のうちクランプ部材9Bに近接した部分においても印刷されたペーストPのパターン孔12aからの離脱が開始されるような下降量となるように予め設定される。
すなわちここでは、スキージ配置工程後に密閉型スキージ機構13をスクリーンマスク12の上面に押し付けた状態で、Z軸テーブル5を作動させて基板下受部6を密閉型スキ
ージ機構13とともに所定のストロークだけ下降させて一旦停止させることにより、スクリーンマスク12と基板8との版離れを、一方側(スキージング終了側)の反対の他方側(スキージング開始側)の端部から順次行わせる(第1の版離れ工程)。次いで、図5(c)に示すように、第1の版離れ工程後にZ軸テーブル5を駆動して、基板下受部6を基板8とともにさらに下降させて(矢印f)、版離れを完了させる(第2の版離れ工程)。
これにより、図6(c)に示すように、基板8の上面に印刷されたペーストPは基板8の全範囲にわたってパターン孔12aから完全に離脱する。そして版離れ完了後にはスキージ昇降機構23を駆動して密閉型スキージ機構13を上昇させる(矢印e)。すなわち図5(c)に示すように、第2の版離れ工程後に密閉型スキージ機構13をスキージング動作時の印刷高さ位置H1まで復帰させ(スキージ復帰工程)、昇降クランプ機構24を作動させて密閉型スキージ機構13の上下位置を固定する。
上記版離れ動作では、スクリーンマスク12は密閉型スキージ機構13によって一方側のクランプ部材9(図4,5に示す例ではクランプ部材9B)に対してスクリーンマスク12を介して押しつけられていることから、基板8とスクリーンマスク12とを他方側の端部から順次引き離して版離れさせる過程において、スクリーンマスク12の基板8に対する面方向の相対移動が生じにくくなっている。したがってパターン孔12a内からペーストPが離脱する際の位置ずれや形崩れの発生が防止され、良好な印刷品質を確保することが可能となっている。
なお上記実施の形態では、スクリーンマスク12としてメッシュマスクを用い、ペーストPを印刷するためのスキージユニットとして密閉型スキージ機構13を用いる例を示しているが、本発明の適用はこのような実施例には限定されない。例えば、電子部品へのバンプ形成用など厚みが小さくパターン孔の密度が高いメタルマスクなど、版離れ難度が高いスクリーン印刷に対しても本発明を適用することができる。この場合には、スキージユニットとして通常の開放型の板状スキージが装着されたスキージユニットを用いてもよい。
本発明のスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法は、版離れに際してペーストの位置ずれや形崩れを防止することができ、良好な版離れ性と安定した印刷品質を確保することができるという効果を有し、メッシュマスクなど版離れ性に難があるマスクを用いた半田印刷において有用である。
1 基板位置決め部
5 Z軸テーブル
6 基板下受部
8 基板
9 クランプ部材
12 スクリーンマスク
12a パターン孔
12b メッシュ部
12c 封止樹脂
13 密閉型スキージ機構
20 スキージ移動機構
21 Y軸移動機構
23 スキージ昇降機構
24 昇降クランプ機構
P ペースト

Claims (4)

  1. パターン孔が形成されたスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスクの上面にスキージユニットを当接させて摺動させることにより前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、
    前記基板を下受けして保持する基板下受部と、前記基板下受部によって下受けされた前記基板を両側方から挟み込んでクランプし、前記スキージユニットを摺動させるスキージング動作において前記スクリーンマスクの下面に当接する1対のクランプ部材と、前記スキージユニットを昇降させるとともに前記スキージング動作方向に移動させるスキージ移動機構と、前記基板下受部を前記クランプ部材とともに昇降させる昇降機構と、前記昇降機構および前記スキージ移動機構を制御することにより、前記スクリーンマスクの下面から前記基板を離隔させる版離れ動作を実行させる版離れ制御手段とを備え、
    前記版離れ制御手段は、前記スキージング動作後の前記スキージユニットを前記1対のクランプ部材のうちの一方側の上方に位置させるスキージ配置工程と、前記スキージ配置工程後に前記スキージユニットを前記スクリーンマスクの上面に押し付けた状態で前記基板下受部をこのスキージユニットとともに所定のストロークだけ下降させて一旦停止させることにより、前記スクリーンマスクと前記基板との版離れを前記一方側の反対の他方側の端部から順次行わせる第1の版離れ工程と、前記第1の版離れ工程後に前記基板下受け部をさらに下降させて版離れを完了させる第2の版離れ工程と、
    前記第2の版離れ工程後に前記スキージユニットを前記スキージング動作時の高さ位置まで復帰させるスキージ復帰工程とを実行させることを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 前記スクリーンマスクは金属メッシュにおいて前記パターン孔以外の範囲を樹脂で封止して形成されたメッシュマスクであり、前記スキージユニットは前記メッシュマスクの上面に当接して摺動し内部に貯留された前記ペーストを加圧して前記パターン孔内に充填する構成の密閉型スキージ機構であることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷装置。
  3. パターン孔が形成されたスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスクの上面にスキージユニットを当接させて摺動させることにより前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、
    前記スクリーンマスクの下面に基板下受部によって下受けされ1対のクランプ部材によって両側方から挟み込まれてクランプされた状態の前記基板を当接させるマスク当接工程と、前記スクリーンマスク上で前記スキージユニットを移動させることにより前記パターン孔内にペーストを充填させる充填工程と、前記スクリーンマスクの下面から基板を離隔させる版離れ工程とを含み、
    更に前記版離れ工程は、前記スキージング動作後の前記スキージユニットを前記1対のクランプ部材のうちの一方側の上方に位置させるスキージ配置工程と、
    前記スキージ配置工程後に前記スキージユニットを前記スクリーンマスクの上面に押し付けた状態で前記基板下受部をこのスキージユニットとともに所定のストロークだけ下降させて一旦停止させることにより、前記スクリーンマスクと前記基板との版離れを前記一方側の反対の他方側の端部から順次行わせる第1の版離れ工程と、前記第1の版離れ工程後に前記基板下受部をさらに下降させて版離れを完了させる第2の版離れ工程と、
    前記第2の版離れ工程後に前記スキージユニットを前記スキージング動作時の高さ位置まで復帰させるスキージ復帰工程とを含むことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  4. 前記スクリーンマスクは金属メッシュにおいて前記パターン孔以外の範囲を樹脂で封止して形成されたメッシュマスクであり、前記スキージユニットとして、前記メッシュマスクの上面に当接して摺動し内部に貯留された前記ペーストを加圧して前記パターン孔内に充填する構成の密閉型スキージ機構を用いることを特徴とする請求項3記載のスクリーン
    印刷方法。
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