JP2010284808A - パレットケース - Google Patents

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JP2010284808A
JP2010284808A JP2009138121A JP2009138121A JP2010284808A JP 2010284808 A JP2010284808 A JP 2010284808A JP 2009138121 A JP2009138121 A JP 2009138121A JP 2009138121 A JP2009138121 A JP 2009138121A JP 2010284808 A JP2010284808 A JP 2010284808A
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正▲泰▼ 有馬
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Abstract

【課題】油絵の制作をする際、ワンタッチで紙パレットをパレットケースに装着でき、周囲を汚すことなく紙パレット上の絵の具をそのままの状態で収納、運搬することを特徴とするパレットケースを提供する。
【解決手段】台紙と積層状の薄いシートからなる紙パレットおよび、ケース本体1a、ケース蓋1b、取手1c、蝶番、掛止具1e、止具1fからなるパレットケース1において、前記ケース本体が紙パレット5の糊でとじられていない側の隅が湿気等でめくれないように上から押える、めくれ防止具4を備え、前記ケース蓋がパレットケースを逆さにした状態でも紙パレットが傾いてケース蓋に絵の具が付くことを防止する突起状のパレット押え2を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙パレットに油絵の具を出したままで収納、運搬するためのケースに関する。
従来の油絵用のパレットは材質が木のものが多く、作業を中断したり終了するときはパレットに付着した絵の具を拭き取るか、パレットナイフで掃除する等の手間がかかった。その手間を軽減しようとするのが紙パレットである。紙パレットは台紙と積層状の薄いシートからなり二面が糊で綴じられているので、絵の具が付着して汚れた一番上のシートをはがし捨てるだけで新しい面が出てきて、再び使用することができるものである。
自宅やアトリエ以外で油絵の制作をする際に問題になるのが、パレット上に残った絵の具の処理だった。紙パレットを使用すれば汚れたものをはがし捨てるだけで周囲を汚すことなく片付けることができる。しかし、まだ製作途中で移動したり、時間を置いて続きを描きたい場合は、パレットを掃除してしまうと再び同じ絵の具をパレット上に出す必要があるので、絵の具を浪費することになり、また、パレット上で絵の具を混ぜて作った色を再び試行錯誤して作る必要があった。
従来のパレットケースには、絵の具をいれておく専用のパレットに紙パレットを収納するスペースがあり、そこに加工した紙パレットを両面テープとクリップで固定したものがある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2005−59406号 公報
以上に述べた従来のパレットケースでは、紙パレットを装着する際に非常に手間がかかった。
まず、紙パレットの台紙を分離する必要があった。これはパレットの大きさに合せて紙パレットを裁断する場合、台紙が厚く硬いのであらかじめ台紙を分離しておかないと裁断が困難なためであるが、紙パレットの積層状の薄いシート部分を持ち、めくるようにしてはがそうとすると、台紙をベースにして積層状の薄いシート部分が糊で綴じられているので、糊が全て台紙側に残ってしまい積層状の薄いシートはまとまりを失いバラバラになることがあった。また、非常に神経を使ってはがせば積層状の薄いシート側に糊が残ることもあるが、台紙と分離してしまうことで台紙に付いているときよりも結束力が非常に弱くなり、シートをはがそうとする力で両面テープにより固定されている一番下のシートを残して束ごと積層状の薄いシートがはがれてしまうことがあった。
次に絵の具をいれておく専用のパレットの大きさに合せて紙パレットを裁断する必要があった。ここで紙パレットの裁断方法を説明する。まず上記理由によりあらかじめ台紙を分離しておく必要があった。絵の具をいれておく専用のパレットの紙パレットが入るスペースを定規などで測り、その寸法を紙パレットに書き写し裁断する。裁断する方法は裁断機があれば一発できれいに裁断できるが、どこの家庭にでもあるものではないのでわざわざ買わなければならなかった。一般的な手段としてはカッターで裁断することができるが、一枚一枚が薄いとはいえ数十枚ものシートが積層状になっているため、何度もカッターを往復しなければきれいに裁断できないし、下にマット等を敷いて切らないと机を傷つける恐れがあった。また、いずれの場合も刃物を扱う為、作業の際は危険を伴った。
次に紙パレットの固定方法について説明する。台紙から分離し、裁断した紙パレットの糊で綴じられている側の裏面に両面テープを貼り、絵の具をいれておく専用のパレットの紙パレットが入るスペースの奥側に貼り付ける。そして紙パレットの糊で綴じられていない側の両端をクリップで固定していた。この場合だと、紙パレットを固定するたびに新しい両面テープを貼り付けるため、両面テープが消耗品となり常備しなければならなかった。また、汚れた紙パレットをはがすたびに両端のクリップを着脱するので面倒であり、クリップを紛失する原因にもなっていた。
また、自宅やアトリエ以外で油絵の制作をする際に問題になるのが、パレット上に残った絵の具の処理でした。紙パレットを使用すれば汚れたものをはがし捨てるだけで周囲を汚すことなく片付けることができた。しかし、まだ製作途中で移動したり、時間を置いて続きを描きたい場合は、パレットを掃除してしまうと再び同じ絵の具をパレット上に出す必要があるので絵の具を浪費することになり、また、パレット上で絵の具を混ぜて作った色を再び試行錯誤して作る必要があった。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、紙パレットを加工することなくワンタッチでパレットケースに装着することを目的とするものである。
本発明のパレットケースは、台紙と積層状の薄いシートからなる紙パレットおよび、ケース本体、ケース蓋、取手、蝶番、掛止具、止具からなるパレットケースにおいて、前記ケース本体が紙パレットの糊で綴じられていない側の隅が湿気等でめくれないように上から押える、めくれ防止具を備え、前記ケース蓋がパレットケースを逆さにした状態でも紙パレットが傾いてケース蓋に絵の具が付くことを防止する突起状のパレット押えを備えることを特徴とする。
上記のように構成された本発明のパレットケースは、紙パレットを加工することなくワンタッチでパレットケースに装着することを目的とするものである。
パレットケースに紙パレットを装着することで、絵の具を出したまま収納できるので、制作旅行など日をまたいで制作したい場合や、野外制作を中断して家やアトリエに持ち帰って制作を再開したい場合など、蓋を開ければすぐに作業を再開できる。
パレットケースに紙パレットを装着することで、風が吹いてもパレットケース側板が風を防ぎ、めくれ防止具により押さえられているので、紙パレットがめくれ上がってしまうことがない。
パレットケースに紙パレットを装着することで、絵の具を出したまま収納できるので、移動や制作を中断するたびに絵の具を処分しなくて済む。
パレットケースに紙パレットを装着することで、絵の具を出したまま収納できるので、衣服など周囲を汚すことがない。
パレット押えがパレットケースと紙パレットの間に隙間を保つため、蓋が汚れることなく持ち運ぶことができる。
パレットケースに紙パレットを装着することで、絵の具が空気に触れるのを抑えられるため、絵の具の乾燥を遅らせて保護保存することができる。
本発明に係るパレットケースの実施例1を示す斜視図 同パレットケースの図1におけるA−A線断面図 同パレットケースの蓋をして逆さにした状態の図1におけるA−A線断面図 本発明に係るパレットケースの実施例2を示す部分平面図及び断面図 本発明に係るパレットケースの実施例3を示す部分平面図及び断面図
以下、図1から図5に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るパレットケースの実施例1の構成を示す斜視図である。側板に取手(1c)と掛止具(1e)を設けたケース本体(1a)と、側板に止具(1f)を設け、その反対側が蝶番(1d)によりケース本体(1a)と接続されたケース蓋(1b)、ケース蓋(1b)の内側に向けて突出させたパレット押え止具(3)の軸体に接着固定されたパレット押え(2)、ケース本体(1a)の側板から内側に向けて突出する軸体のめくれ防止具(4)から構成されたパレットケース(1)のケース本体(1a)側に紙パレット(5)を装着し絵の具(6)を載せて使用する。
図2は、本発明に係るパレットケースの実施例1の装着状態を示す断面図である。ケース本体(1a)とめくれ防止具(4)の間に紙パレット(5)の糊で綴じられていない広い面を滑り込ませるようにして装着する。こうすることで紙パレット(5)の糊で綴じられていない側の両端が湿気等によりめくれるのを防ぐ。この時、紙パレット(5)の一番上の面がめくれないように手で押えながら入れると引っかかることなくスムーズに装着できる。
図3は、本発明に係るパレットケースの実施例1を逆さにしてもケース蓋(1b)に絵の具(6)が付着しないことを示す断面図である。紙パレット(5)がめくれ防止具(4)と蝶番(1d)側の2本のパレット押え(2)により四隅が固定されているのでケース蓋(1b)側に傾くことがない。また、残りのパレット押え(2)により、パレットケースを逆さにしたときに中央付近がたわむのを防止している。
パレットケース(1)の素材は、特別に限定はしないが、中が透けて見える素材が中の状態が見易く、より軽量なものが扱い易い。
よりコンパクトにしたい場合は、取手(1c)を可動式にするか、もしくは設けなくても良い。
ケース本体(1a)、ケース蓋(1b)、取手(1c)、蝶番(1d)、掛止具(1e)、止具(1f)はパレットケース(1)に一体成形により設けても良い。
パレット押え(2)の素材は、紙パレット(5)の残り枚数が最大時と最小時でも押えられるように、弾力性のある素材が望ましい。ただし、ケース蓋(1b)と一体成形のほうが容易に制作でき、同様の効果が得られれば、ケース蓋(1b)と同一素材でも良い。取付け場所は、ケース蓋(1b)の蝶番側は両隅付近に1個づつ、止具(1f)側は中央付近に1個あれば紙パレット(5)の傾きとたわみを防止できる。ただし、パレット押え(2)の数量は少なければ絵の具が付着する確立が下がるため、なるべく少ないほうが良く図面上では3個であるが、一例のため紙パレット(5)のサイズにより増減するのでこの限りではない。
めくれ防止具(4)とケース本体(1a)の固定方法は、圧入方式、接着方式、ねじ込み方式、ボルトナット方式など容易に外れない方法にする。そのため、めくれ防止具(4)はツバ付の形状になっているのが良い。ただし、ケース本体(1a)とめくれ防止具(4)を一体成形する場合はこの限りではない。
不要になった紙パレット(5)をはがし捨てる際は、紙パレット(5)の糊付けされていない頂角付近をつかみ、手前からめくりあげるようにすると無理なくはがすことができる。
絵の具(6)は図面上では12箇所載せた状態であるが、限定するものではなく、絵の具(6)の場所や個数は任意で良い。
油絵の具は粘性があるため、紙パレットに載せた状態で垂直にしても垂れることがない。この性質を利用して、自宅やアトリエ以外で油絵を描く際にあらかじめ絵の具を紙パレット上に載せた状態で出かければ、チューブごと持ち出す絵の具の量を減らすことができるので、荷物が軽くなる。ただし、紙パレット(5)の端に余白を残して載せたほうが周囲が汚れにくい。また、絵の具(6)がパレット押え(2)に付いた場合は拭き取れば簡単に取れるが、パレット押え(2)の位置を避けて載せることで、絵の具(6)の付着を避けることができる。
図4は、本発明に係るパレットケースの実施例2を示す部分平面図及び断面図である。実施例1のパレット押え(2)に代わり、ケース蓋(1b)に板状のパレット押え(7)を設けている。
図5は、本発明に係るパレットケースの実施例3を示す部分平面図及び断面図である。ケース本体(1a)の内側に突出させた軸体に板状の回転体を設けたものである。ただしこの場合、めくれ防止具(8)が可動式の為、回転体を弾性体で押し付けたり、きつくかしめる等して振動、衝撃等で紙パレット(5)から外れないような対策が必要である。
従来の技術では両面テープと市販のクリップを利用して紙パレット(5)を固定していたが、パレット押え止具(3)とめくれ防止具(4)の組合せによりワンタッチで装着することができ、また、がたつくことなく安定した状態で固定することができる。
1 パレットケース
1a ケース本体
1b ケース蓋
1c 取手
1d 蝶番
1e 掛止具
1f 止具
2、7 パレット押え
3 パレット押え止具
4、8 めくれ防止具
5 紙パレット
6 絵の具

Claims (1)

  1. 台紙と積層状の薄いシートからなる紙パレットおよび、ケース本体、ケース蓋、取手、蝶番、掛止具、止具からなるパレットケースにおいて、前記ケース本体が紙パレットの糊でとじられていない側の隅が湿気等でめくれないように上から押える、めくれ防止具を備え、前記ケース蓋がパレットケースを逆さにした状態でも紙パレットが傾いてケース蓋に絵の具が付くことを防止する突起状のパレット押えを備えることを特徴としたパレットケース。

JP2009138121A 2009-06-09 2009-06-09 パレットケース Pending JP2010284808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200482635Y1 (ko) * 2016-11-14 2017-02-27 서민진 팔레트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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