JP2010284163A - 多方向回転スプールを具えたリール - Google Patents

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【課題】多方向回転スプールを具えたリールの提供。
【解決手段】本多方向回転スプールを具えたリールは、本体のベース内に収容空間と結合部が設けられ、且つ二側壁に外側に貫通する軸孔が設けられ、各軸孔外部にスライドブロックが設けられ、各スライドブロックの滑り溝内に回転軸が可動に挿通され、二つの回転軸は収容空間内で転向装置のスプールの二側にアラインし、スプール外に多方向回転する対向式の回転シートが枢接され、ベースの一側の回転軸に駆動装置が枢設され、連接軸により駆動歯車セットに噛み合い、転向装置のスプールを駆動して回転させ、ベースの別側の回転軸に回転装置が枢設され、主動歯車セットは従動歯車セットに噛み合い、ベース二側のスライドブロックを駆動して二つの回転軸を駆動して転向装置の回転シートを駆動し、スプールに多方向変換回転を行わせ、ライン巻取り時の引張り力を増し、ライン放出、巻取り時の時計回り、逆時計回りにスプールを回転させて、ねじれたラインを直線状とし、ライン放出時の抵抗力を減らす。
【選択図】図3

Description

本発明は釣り竿に結合して使用されるリール、特に、多方向にスプールを回転させてラインの巻取りと引出しを調整でき、ラインの巻取りと引出し時に、スプールの多方向回転を組み合わせることで、ライン巻取り時の引張り力を高め、ライン引出し時の抵抗力を減らしたリールに関する。
国民生活水準の向上により、人々はレジャー活動をますます重視するようになり、週末や連続休暇は、ただ仕事と睡眠の日常習慣のほか、屋外にハイキングや遊びに出かけたり、運動したりする時間とし、並びに運動により身体の新陳代謝を促し、さらに大自然とのふれあいにより、日常生活で受ける過度のストレスを開放させ、心情を楽しくリラックスさせると共に、現代病の発生による身体の健康への影響を防止するようになった。レジャー活動の概念及びその関係産業の勃興発展のもと、釣りは急速に発展し、ファンの多い運動の一つになって久しく、多くの人が釣りを通して屋外の活動を楽しんでいる。そのうち、池釣り、渓流釣り、及び海釣りの三種類の釣り方式が最も一般的である。釣りは天気、水流などの多方面の環境条件を組み合わせる必要があるのみならず、魚種、釣り方法、及び使用する餌などの多種類の釣りテクニックについて細心の研究を重ねる必要があり、細やかさと忍耐を育てることができるとも言え、人に外在の環境の影響を受けずに、静かに考えさせることができる、一種の動態レジャー活動である。
このほか、海釣りは比較的多種類の方式に分けられるが、船釣り、磯釣り、灘釣りに大きく分けられ、加えて、海の魚の種類は非常に多様であり、変化や刺激を好む釣り人にとって、十分な吸引力がある。伝統的な釣り具に使用されるリールは、スピニングリールとベイトリールの二種類に大きく分けられる。そのうち、スピニングリールの構造は、図13に示されるとおりであり、図13は周知のスピニングリールの側面図である。それは、ベースAの一側に釣り竿に取付けられるリールフットA1を具え、並びにベースAの該リールフットA1の別側にロータB及びスプールB1が枢接され、且つスプールB1は直立して釣り竿と相互に平行を呈し、使用者が釣り竿でラインを放出する時、ベイルB2を回して開けば、スプールB1に巻かれたラインDが引き出される。この時、ラインDは未だスプールB1を駆動して同期に回転させておらず、これによりラインD放出時の抵抗力を減らすことができ、使用者は急速にラインDをスプールB1より放出でき、長距離の糸投げ動作を行うのに有利である。使用者がラインを巻取りたい時は、ベースAに取付けられたハンドルCを回してロータBを回転させれば、ラインDがベイルB2に枢接されたガイドロールB21により90度近くの角度でスプールB1に引き込まれて巻き取られる。しかし、このような方式は、巻取り時の引張り力が比較的小さく、ライン放出時にラインを回転させて直線とすることができず、自動ライン放出時のラインDの湾曲と絡まりを形成し、スプールB1に対して高い引張り力の巻取り動作を行えず、ラインD放出の時には、湾曲や絡まりが発生し、ラインD放出の距離に影響を与える。
さらに、ベイトリールの構造では、図14の周知のベイトリールの側面図に示されるように、ベースAの一側に、リールフットA1が結合され、並びにベースA内部にスプールB1が枢接され、且つスプールB1は横置きされて釣り竿と相互に垂直とされ、使用者がライン放出する時には、そのスプールB1に巻かれたラインDがガイドロッドB3に設けられたスライドシートB4のガイドリングB41に沿って引き出される。このとき、ラインDはスプールB1を同期に回転させる。しかし、このような方式は、ライン放出時の抵抗力が比較的大きく、このためラインDをスプールB1より急速に引き出すことができないほか、長距離のライン放出動作を有効に行えず、並びにライン放出時に速すぎるブレーキ状況が発生した場合、ラインDが跳ね返り、ブレーキが遅すぎると、スプールB1の遠心力の関係から、放出されたラインDがスプールB1内に戻り、ラインDのバックラッシュを発生する。使用者がラインDを巻き取る時には、ただベースAに取付けられたハンドルCを操作してスプールB1を回転させて、ラインDをガイドロッドB3上のスライドシートB4のガイドリングB41に沿って、直接スプールB1に巻き取る。
ゆえに、如何にして周知のリールのライン巻取り時に高い引張り力を具備させ、ライン放出時に抵抗力を低くし、ライン巻取り或いはライン放出時の抵抗を減らすかが、この業界に従事する者及びメーカーの研究及び改善の方向がある。
本発明者は上述の周知の技術の不足点と欠点を鑑み、関係資料を収集し、多方面での評価と考察を経て、この業界での長年の経験と、不断の構想、改良を通し、多方向回転スプールを具えたリールの発明に至った。
本発明の主要な目的は、リールの本体のベースにおいて、内部収容空間の二側壁にそれぞれ外側に貫通する軸孔を設け、各軸孔外部にスライドブロックを設け、各該軸孔と各該スライドブロックの滑り溝内に可動に回転軸を通し、該回転軸を該収容空間内に挿入し、並びに転向装置のスプールの二側にアラインさせ、且つスプールの外側に多方向回転可能な相対式回転シートを枢接し、さらに該ベースの一側のメインシャフトに、駆動装置を枢設し、連接軸を駆動歯車セットに噛み合わせることで、該駆動装置により転向装置のスプールを駆動して回転させて、該スプールを多方向変換回転可能とし、すなわち、リールの回転シートとスプールの角度を回転させて、長距離のライン放出を行えるようにし、ライン巻取り時の引張り力を高め、並びにライン放出、ライン巻取り時に、時計回り、逆時計回りにリールを回転させ、捩れ曲がったラインを回転させて直線状とし、ライン放出時の抵抗力を減らす目的を達成することにある。
上述の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、スプールを多方向に調整回転させてラインの放出と巻取りを行う、多方向回転スプールを具えたリールを提供し、それは、本体、転向装置、駆動装置、及び回転装置で構成され、
該本体に、内部に収容空間を具えたベースが設けられ、該ベースには該収容空間の内壁面の二側においてそれぞれ収納空間を具えた結合部が設けられ、並びに該収容空間の二側壁にそれぞれ該ベースの外側に貫通する軸孔が設けられ、さらに該ベースの二つの外側の軸孔外部にスライドブロックが設けられ、各該スライドブロック内に回転軸が可動に挿通され、
該転向装置は可動に該ベースの収容空間内に枢設され、並びに二側の該結合部間で多方向回転活動を行える対向式の回転シートが設けられ、且つ該対向式の回転シートの内部にラインが巻き付けられるリールが設けられ、該リールの二側が該ベースの二側の該軸孔にアラインする外軸棒が設けられ、二つの該外軸棒内に二つの該軸孔内の回転軸と伸縮係合する接合孔が設けられ、さらに二つの該外軸棒がそれぞれ該対向式の回転シートに設けられた嵌止溝に嵌合し、
該駆動装置は該ベースの一側の軸孔内より突出する回転軸の側辺に枢設され、それは回転軸の側辺にて可動伸縮しアラインする連接軸を具え、並びに連接軸外部に転向装置のスプールを駆動し回転させる駆動歯車セットが噛み合わされ、
該回転装置は該ベースの別側の軸孔内より突出する回転軸の側辺に枢設され、主動歯車セットを駆動し回転させる引き棒セットを具え、該主動歯車セットはベースの二側のスライドブロックを駆動して二つの回転軸を駆動して転向装置の回転シート、スプールに多方向変換回転を行わせる従動回転盤と噛み合うことを特徴とする。
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、該ベースは一側の結合部の外壁面に、外部の釣り竿に固定されるリールフットを有し、該ベースの二つの外側の軸孔外部に、それぞれガイド溝が設けられ、二つのスライドブロックがそれぞれに対応する該ガイド溝に挿入されてスライド自在とされ、且つ二つの該スライドブロックの外側面のガイド溝の二側に、ガイド溝外部に露出する斜凸部が設けられ、各該スライドブロックのガイド溝の一側に対応する位置に、位置制限滑り溝が設けられ、該位置制限滑り溝は該回転装置の主動歯車セット、従動歯車セットが二つの該スライドブロックを駆動して各ガイド溝内で往復スライドさせるのに供され、従動歯車セットには駆動軸が設けられ、該駆動軸の二側は該ベースの二側より突出し、ガイド溝内に位置し、さらに二つのガイド溝内の駆動軸の二側に、従動歯車、回転輪が連設され、且つ従動歯車は主動歯車セットに噛み合い、並びに従動歯車、回転輪の外側に二つのスライドブロックの位置制限滑り溝内に嵌め込まれる凸柱が設けられ、二つのスライドブロックの側辺に設けられた斜凸部の外部表面が当接面を形成し、さらに該当接面の側辺に斜めにスライドブロック側面に延伸される押圧面が形成されたことを特徴としている。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該転向装置の対向式の回転シートは、該基部の二側より同方向に延伸されたサポートアームを有し、並びに各サポートアームの外側に、枢接部が設けられ、並びに一側の枢接部の二つのサポートアームに、異なる回転角度の位置決めレール溝が設けられ、さらに該位置決めレール溝を具えた二つのサポートアームの内側に、該ベースの結合部の収納空間内に結合される回転盤が結合され、該回転盤に二つのサポートアームの位置決めレール溝内でスライド可能なスライド押し棒が設けられたことを特徴とする。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該転向装置の対向式の回転シートの二側に、それぞれ各該回転シートの相対回転に供される枢接部が設けられ、且つ二つの該枢接部は該ベースの二側の接合部に可動に枢接され、一側の枢接部には接合部に位置決めされて制動バネを具えた回転軸が設けられ、別側の枢接部には回転盤が設けられ、該回転盤に接合部の収納空間内に挿通されて駆動部と接続可能な接続軸が設けられたことを特徴とする。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該回転装置に、該ベースの一側より突出し並びに引き棒セットが設けられ、且つ引き棒セットは相互に連動する主引き棒と副引き棒を具え、主引き棒は主動歯車セットに連設され、副引き棒は従動歯車セットに連設され、従動歯車セットに結合部の収納空間内に設置される駆動軸が設けられ、並びにこの駆動軸に転向装置を駆動して回転させる駆動部が設けられ、該駆動部に斜めに噛み合う第1傘歯車と第2傘歯車が設けられ、第1傘歯車は駆動軸に取付けられ、第2傘歯車は転向装置に連設され、該ベースの一側の主引き棒に主動歯車セットの主動歯車が連設され、且つ主動歯車と主引き棒間に、緩衝体で回転速度を制限される緩衝輪が嵌合されたことを特徴とする。
さらに、請求項6記載の発明は、請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該回転装置の対向式の回転シートは、該本体の該ベースの二側の結合部間の収容空間に取付けられ、並びに一側の結合部内の従動歯車セットの駆動により多方向回転し、且つ対向式の回転シートの基部に、スプールの二側の外軸棒の係止に供される嵌止溝が設けられ、且つ各嵌止溝はベースの二側の軸孔にアラインし、並びに各嵌止溝の外側に、リールに巻かれるラインの外部への変移を防止できる円弧形のストッパが設けられ、対向式の回転シートの基部内に、嵌止溝に貫通する内溝が設けられ、各内溝にスライド部材が挿通され、且つスライド部材の一側と内溝間に回復バネが保持され、別側に内溝外部より進入してスライド部材を押動する押圧部材が設けられ、各押圧部材は凸字状を呈し、並びに各押圧部材が該ベースの一側の結合部内に設けられたガイド孔内の複数のガイドロッドに可動に枢設され、各押圧部材が結合部内で従動歯車セットの駆動を受けてスライド部材を押圧して内溝中でスライドさせることを特徴とする。
さらに、請求項7記載の発明は、請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該駆動装置の駆動歯車セットは、連接軸上に連接歯車が設けられ、並びに連接歯車が駆動歯車に噛み合わされ、且つ駆動歯車の外部二側がそれぞれ連動歯車に噛み合わされ、各連動歯車にベースの収容空間内に挿入される位置制限ガイドロッドが嵌合され、さらに各位置制限ガイドロッドがスライドシートの二側の孔に挿入され、二つのスライドシート間がアーチ形連接棒で接続され、アーチ形連接棒にラインを案内してスプールに巻き付けるための導線溝孔が設けられ、且つ駆動歯車内に回転軸が挿通され、駆動歯車の回転軸が駆動装置を回転させる把手を回転させられ、且つ該回転軸には把手の回転半径調整変換に用いられる複数のナットのアライン締結に供される締め片が設けられたことを特徴とする。
さらに、請求項8記載の発明は、請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該本体のベースの二つの外側に、対応するカバーが設けられ、二側のカバーの内部に、ベースの二側の軸孔にアラインする位置決め部が設けられ、並びに二つの軸孔内の回転軸はバネが嵌合された後に該位置決め部に枢設されることを特徴とする。
本発明は使用者が回転装置の引き棒セットを時計回り或いは逆時計回りに回す時、主動歯車セットにより従動歯車セットが駆動され、ベースの二側のスライドブロックが協働して側方向に回転軸を押動してスプールより離脱させ、こうして従動歯車セットに接続された駆動部により、同期にスプール、対向式の回転シートを駆動されて左向き或いは右向きに90度回転し、スプールが直立或いは横置きの回転状態を形成することができる。これにより、本発明は釣り竿において、ライン放出時に左右に回転させられ直立状とされ、ライン放出時の抵抗力を減らすことができる。また、且つライン巻取り時にも左右に回転させて横置き状態とされることで、巻き取りに有利な高い引張り力を提供する。こうして、本発明は長距離のライン放出を行え、ライン巻取り時には高い引張り力で巻取りできる。さらに、ライン放出、巻取り時に、時計回り、或いは逆時計回りの方式でスプールを回転させることができ、ねじれたラインを回転させ直線状とでき、ライン放出時の抵抗力減少の目的を達成し、これにより、大幅にその適用性の範囲を達成でき、且つ全体の使用上の機能と効果を高めることができる。
本発明の立体外観図である。 本発明の立体分解図(一)である。 本発明の立体分解図(二)である。 本発明の立体断面図である。 本発明の俯瞰断面図である。 本発明のリールのスプール転向作動俯瞰断面図である。 本発明のリールの回転装置とスプールの伝動方式立体外観図である。 本発明のリールのスプール逆時計方向回転側面図である。 本発明のリールのスプール逆時計方向回転俯瞰図である。 本発明のリールのスプール時計方向回転側面図である。 本発明のリールのスプール時計方向回転俯瞰図である。 本発明の好ましい実施例の立体外観図である。 周知のスピニングリールの側面図である。 周知のベイトリールの側面図である。
上述の目的と作用効果を達成するための、本発明の採用する技術手段及びその構造について、以下に図を参照して本発明の好ましい実施例について詳細にその特徴と機能を説明し、完全に理解されるようにする。
図1、2、3、4は、それぞれ本発明の立体外観図、立体分解図(一)、立体分解図(二)及び立体断面図である。これらの図からわかるように、本発明は、本体1、転向装置2、駆動装置3、回転装置4を包含する。本発明の構成要件及び特徴について、以下に詳細に説明する。
該本体1は、ベース11及びその二側のカバー12で構成され、該ベース11内部に収容空間110があり、且つ該収容空間110の内壁面の二側にそれぞれ結合部111が設けられ、各該結合部111内に収納空間1110があり、そのうち一側の該結合部111の外側にリールフット112が延設され、さらに該収容空間110の二側の壁面の結合部111と異なる位置に、外部に貫通する軸孔13が設けられ、該ベース11の二側外側において該軸孔13を通るように、ガイド溝113が設けられ、この二側のガイド溝113内にスライドブロック14が置かれている。
二つの該スライドブロック14の外側表面に、略台形を呈する斜凸部141が設けられ、該斜凸部141の側辺に押圧面142が設けられ、且つ押圧面142は斜めにスライドブロック14表面まで延伸され、且つ押圧面142は斜凸部141上端の当接面143へと漸次縮小し、斜凸部141の上面に横向きに切削された滑り溝144が設けられ、該スライドブロック14において斜凸部141の押圧面142と反対の側辺に近い一側に、縦向きの位置制限滑り溝145が形成され、且つ二つのスライドブロック14の滑り溝144はそれぞれ収容空間110の二側壁の軸孔13に対応する。
さらに、ベース11の二側の外側に、互いに対向するカバー12が設けられ、二つの該カバー12の内壁面に、軸孔13位置にアラインする位置決め部121が設けられ、且つ一側のカバー12の外表面に操作エリア122が設けられ、操作エリア122内に収容室1221が設けられ、さらに収容室1221の側辺に外部に貫通する移動軌道1222が設けられ、且つ操作エリア122の収容室1221外側はカバー板1223に被覆されている。
該転向装置2は対向するように枢接される二つの回転シート21、22を具えている。各回転シート21、22の基部211、221は、二側より同方向に延伸されたサポートアーム212、222を具え、並びに二つの回転シート21、22において同側にあるサポートアーム212、222の相互接続部分には、枢接部23が設けられている。且つ枢接部23は一側の回転シート21においては二つのサポートアーム212に設けられた枢接溝231とされ、もう一側の回転シート22においては二つのサポートアーム222に設けられた枢接体232とされている。各枢接溝231と枢接体232の中心位置にはそれぞれ貫通する中心軸孔230が設けられ、さらに一側の枢接溝231、枢接体232の中心軸孔230の外周に、環状に異なる回転角度の位置決めレール溝233が設けられている。
該枢接溝231、枢接体232の中心軸孔230に対応する位置に、回転盤234が設けられ、回転盤234は接続軸2341を有して該接続軸2341が該中心軸孔230に挿入されることで、枢接体232に枢接される。並びに回転盤234の表面にはスライド押し棒2342が設けられて、異なる回転角度を有する位置決めレール溝233内に嵌め込まれる。別側の枢接溝231、枢接体232の中心軸孔230には枢接軸235が通され、且つ枢接軸235の一側にはそれぞれ制動バネ2351とブシュ2352が嵌合されている。
別に、対向する回転シート21、22の基部211、221にはそれぞれU形状の嵌止溝213、223が設けられ、並びに各嵌止溝213、223の外側には、それぞれ円弧形のストッパ2131、2231が設けられ、且つ各基部211、221内にそれぞれ内溝214、224が設けられて、該内溝214、224と該嵌止溝213、223が相互に連通し、さらに、各内溝214、224中にスライド部材2141、2241が設けられている。
各該スライド部材2141、2241の一側と該内溝214、224の内部壁面間にはそれぞれ回復バネ2142、2242が設けられ、各スライド部材2141、2241の別端は、各内溝214、224の外部より挿入された押圧部材2143、2243に当接し、並びに各押圧部材2143、2243には長ガイドレール2144、2244が設けられ、それぞれ複数のガイドロッド2145、2245が可動に通されている。
該対向式の回転シート21、22の基部211、221の内側にはスプール24が設けられる。該スプール24の二側にはそれぞれ外軸棒241が凸設され、並びに各外軸棒241に凹環溝2411が設けられ、且つ外軸棒241の内部に接合孔2412が設けられている。該スプール24の二側の外軸棒241が各基部211、221の嵌止溝213、223内に嵌め込まれ、且つ各外軸棒241上の凹環溝2411はそれぞれ各基部211、221内のスライド部材2141、2241がスライド係止溝2146、2246と係合してスライドを係止するのに供される。
該駆動装置3は複数の回転軸31、駆動歯車セット32及び把手33で構成されている。そのうち、回転軸31の一端には連接軸311が嵌合され、該連接軸311には連接歯車312が同軸上に設けられている。該回転軸31の別端には嵌合部313が設けられ、この嵌合部313の設けられた端部近くの外部表面にストッパリング314が凸設され、該回転軸31の該連接軸311に挿入される端部にはバネ315が嵌合されている。もう一つの回転軸31には、嵌合部313、ストッパリング314が設けられ、このもう一つの回転軸31の嵌合部313と反対の端部はバネ315が嵌合され、且つ位置決め部材316の位置決め軸3161に嵌合、枢設されている。
さらに一側の回転軸31の連接歯車312は、駆動歯車セット32の駆動歯車321と噛み合い、駆動歯車321の二側にそれぞれ連動歯車322が噛み合わされ、且つ連動歯車322に位置制限ガイドロッド323が挿通され、並びに二つの位置制限ガイドロッド323に摺動可能にスライドシート324が嵌合され、さらに二つのスライドシート324の間にアーチ形連接棒325が連設され、並びにアーチ形連接棒325に導線溝孔326が設けられている。
別に駆動歯車321内に回転軸327が通され、回転軸327の別側には駆動歯車セット32を駆動して回転させられる把手33が接続され、且つ回転軸327には締め片332が設けられて、把手33表面の複数のナット331と回転軸327の接続を調整、交換した後に、該締め片332で締結し、並びに、把手33と回転軸327の間のアーム距離を調整し、把手33回転のトルクを変換できる。
該回転装置4は、主動歯車セット41、引き棒セット42、及び従動歯車セット43で構成される。該主動歯車セット41の主動歯車411の一側に同軸上に主動輪412の伝動軸4121が連設され、且つ伝動軸4121に緩衝輪413が設けられ、並びに緩衝輪413の底部は緩衝体4131、緩衝バネ4132に支持されている。別に主動輪412の一側に複数の引張りバネ4122が連設されている。さらに主動輪412の主動歯車411から遠い別側に引き棒セット42の主引き棒421が枢接され、並びに主引き棒421の側辺に副引き棒422が枢設され、且つ副引き棒422の側面に推移ロッド4221が凸設されている。
さらに、主動歯車セット41の主動歯車411の一側は、従動歯車セット43の従動歯車431と噛み合わせられ、従動歯車431の外側表面に凸柱4311が設けられ、従動歯車431の別側は駆動回転盤432に連設され、並びに従動歯車431に隣接する駆動回転盤432の側面に、駆動ガイド柱4321が凸設され、駆動回転盤432の別側にはさらに駆動軸433が連設され、駆動軸433の別側には従動回転盤434と回転輪435が設けられ、且つ回転輪435に隣接する従動回転盤434の側面に、駆動ガイド柱4341が凸設され、回転輪435の従動回転盤434より離れた別側表面に、凸柱4351が凸設されている。
別に駆動軸433に駆動部436が枢接され、駆動部436は駆動軸433において嵌合された第1傘歯車4361と、該第1傘歯車4361の一側に垂直方向に噛み合わされる第2傘歯車4362からなり、並びに第2傘歯車4362の第1傘歯車4361より離れた別側に接合ロッド4363が突伸している。
上述の各部品が組み合わされる時は、本体1のベース11内の収容空間110に、転向装置2、駆動装置3及び回転装置4が設置され、且つ収容空間110内に、転向装置2の対向式の回転シート21、22、スプール24が可動に枢設される。対向式の回転シート21、22は二側の枢接部23により、収容空間110の二側の結合部111の収納空間1110内に枢設され、一側の枢接部23は回転盤234の接続軸2341が収納空間1110に挿入され、別側の枢接部23は枢接軸235が収納空間1110に挿入された後、制動バネ2351が嵌合され、さらにブシュ2352で収納空間1110内に位置決めされ、並びに対向式回転シート21、22の側辺の押圧部材2143、2243が、複数のガイドロッド2145、2245を利用してそれぞれ一側の収納空間1110の二辺に枢設される。
且つ転向装置2はさらに、スプール24の二側の外軸棒241を利用して、それぞれ回転シート21、22に凹設された嵌止溝213、223に嵌合されて並びに外部に突出し、二側の外軸棒241の接合孔2412がそれぞれ収容空間110の二側壁面に設けられた軸孔13にアラインし、且つ軸孔13に対応する外側に、駆動装置3の二つの回転軸31が通される。
このとき、二つの該回転軸31の嵌合部313は、二側の軸孔13外側に位置するガイド溝113内のスライドブロック14の滑り溝144をとおり、且つ二つの回転軸31のストッパリング314がそれぞれ二つのスライドブロック14側面の当接面143に当接し、並びに二側の回転軸31の嵌合部313が、それぞれ二つの外軸棒241の接合孔2412内に嵌合し、且つ一側の回転軸31は軸孔13外で連接軸311に接続され、且つ連接軸311の駆動歯車321及び二側の連動歯車322は、ベース11の外側面に枢設される。
さらに、二つの連動歯車322に接続された位置制限ガイドロッド323が、ベース11の収容空間110内に挿入される。二つの位置制限ガイドロッド323に枢設されたスライドシート324、アーチ形連接棒325は、収容空間110内のスプール24の上方に位置する。
並びに別側の回転軸31は、軸孔13外のスライドブロック14の滑り溝144において、回転装置4に接続される。回転装置4において、主動輪412の一側の伝動軸4121がスライドブロック14の滑り溝144を貫通した後に、主動歯車411に接続され、並びに主動歯車411がベース11の一側のガイド溝113内に枢接され、主動歯車411の側辺が従動歯車セット43の従動歯車431に噛み合わされる。
従動歯車431の表面に凸設された凸柱4311は、スライドブロック14の一側の位置制限滑り溝145内に枢設され、従動歯車431の別側の駆動回転盤432はその駆動ガイド柱4341が転向装置2の一側の回転シート21の押圧部材2143の長ガイドレール2144内に挿入され、且つ駆動回転盤432の別側は駆動軸433がベース11の一側の結合部111の収納空間1110に挿入される。
該駆動軸433上の駆動部436の第1傘歯車4361は、接合ロッド4363により収納空間1110内の転向装置2の回転盤234の接続軸2341に結合された第2傘歯車4362を駆動する。駆動軸433の別側は、従動回転盤434の駆動ガイド柱4341が、転向装置2の別側の回転シート22側辺の押圧部材2243の長ガイドレール2244内に挿入され、並びに駆動ガイド柱4341の別側に回転輪435が結合される。且つ回転輪435はベース11別側のガイド溝113内に設置され、並びに回転輪435の別側面上の凸柱4351がガイド溝113内のスライドブロック14の滑り溝144中に枢設され、収容空間110の二側のベース11側辺がそれぞれカバー12で閉じられる。
回転装置4において、ベース11の一側のスライドブロック14に枢接される部分については、該回転装置4の主動輪412の一側に引き棒セット42が枢接され、引き棒セット42は主引き棒421が操作エリア122のカバー板1223をとおり突出するほか、副引き棒422が操作エリア122の収容室1221の一側の移動軌道1222をとおり突出する。
さらにベース11の別側の駆動装置3の駆動歯車セット32の駆動歯車321に接続された回転軸327は、一側がカバー12外に突出し、締め片332で把手33をナット331を利用して接続するのに供される。こうして、本体1、転向装置2、駆動装置3及び回転装置4により本発明のリールが構成される。
前述の本発明の好ましい実施例では、収容空間110の前後二側にそれぞれ結合部111が設けられている。しかし、実際の応用では、これに限定されるわけではなく、収容空間110の内壁には少なくとも一つ或いはそれ以上の結合部111が設けられ得る。
且つ上述の転向装置2のスプール24の二側の外軸棒241と、駆動装置3の二つの回転軸31の一側の嵌合部313は、相互に対応し可動に嵌合される凹孔或いは凸棒とされ得て、それは、ただ回転軸31の嵌合部313がスプール24の対応する外軸棒241と可動嵌合され、並びに駆動歯車セット32の駆動歯車321が連接軸311の連接歯車312と噛み合いそれを駆動し、並びに連接軸311で回転軸31を駆動しこれによりスプール24を回転状態とすることができればよい。
且つ回転装置4の駆動部436は歯車セット、駆動連接棒或いはベルトとプーリ等の動力伝送する装置とされ得る。そのうち、歯車セットは、転向装置2の回転盤234と回転装置4の駆動軸433に設けられた、相互に斜めに噛み合う第1傘歯車4361と第2傘歯車4362とされ、回転装置4の駆動軸433が回転する時に、駆動部436が駆動されて転向装置2の回転盤234を駆動して回転させ、これにより転向装置2が駆動され回転した後に、多方向変移角度を呈する。本発明の明細書及び図面の内容を運用してなし得る簡易な修飾及び同等の構造変化は、いずれも本発明の特許範囲内に包含される。
図4、5、6、7は本発明の立体断面図、俯瞰断面図、リールのスプール転向作動俯瞰断面図、回転装置とスプールの伝動方式立体外観図である。これらの図から明らかであるように、本発明のリールは使用時には、回転装置4の引き棒セット42の主引き棒421を回して逆時計回りに回転させる時に、副引き棒422が逆時計回りに回転し、並びに推移ロッド4221により主引き棒421が押し動かされて逆時計回りに回転し、主動歯車セット41の主動輪412側辺に連設された複数の引張りバネ4122、及び伝動軸4121に設けられた緩衝輪413、緩衝体4131、及び緩衝バネ4132を利用して、適当な弾性抵抗力に調整され、これにより主動輪412の伝動軸4121の回転が駆動部436を駆動する過程に、引き棒セット42が外力を影響を受けても、簡単には任意揺動の状況を発生しないものとされる。
主動歯車セット41の主動歯車411により、従動歯車セット43の従動歯車431が駆動されて、駆動軸433上の回転輪435及び駆動部436が回転し、これにより、従動歯車431と回転輪435の凸柱4311、4351がそれぞれベース11の左右二側のスライドブロック14の位置制限滑り溝145内をスライドし、スライドブロック14を駆動してガイド溝113内壁面に沿って往復スライドする動作を行わせる。このとき、二つのスライドブロック14の斜凸部141は側方向より駆動装置3の二つの回転軸31を押圧する。
二つの回転軸31のストッパリング314が力を受けた後に、それぞれ二つの回転軸31の嵌合部313はスプール24の二側の接合孔2412より退出させられ、並びに二つの回転軸31はそれぞれバネ315を圧縮し連接軸311、位置決め部材316上で弾性変形させ、並びに二つの回転軸31のストッパリング314はそれぞれスライドブロック14の斜凸部141の押圧面142に沿って、軸方向にスライドして当接面143位置まで至り、これによりベース11の左右二側に位置する回転軸31を、それぞれ転向装置2のスプール24の外軸棒241の接合孔2412の制限より離脱させる。
主動歯車411が従動歯車431を駆動して駆動軸433上の駆動部436を回転させる時、駆動部436は同時に転向装置2の一側の回転シート21を駆動し、該回転シート21の側辺のスライド部材2141のスライド係止溝2146が、スプール24の一側の外軸棒241の凹環溝2411に嵌合する。スプール24の一側の外軸棒241は回転シート21の基部211の嵌止溝213部分に嵌止され、且つ別側の回転シート22内の押圧部材2243は、駆動軸433の別側の回転輪435の駆動ガイド柱4341により駆動され、押圧部材2243が内溝224中のスライド部材2241を押動し、これによりスライド部材2241のスライド係止溝2246が、スプール24の別側の外軸棒241の凹環溝2411を離脱する。スライド部材2241は並びに別側の回復バネ2242を押圧し、スプール24の別側の外軸棒241を、別側の回転シート21の嵌止溝213、内に位置決めさせる。
こうして回転盤234及び別側の枢接軸235を軸心とし、一側のサポートアーム212、222上の枢接部23に回転盤234が枢接され、スライド押し棒2342が、一側の枢接部23の二つのサポートアーム212、222間において、対向式の位置決めレール溝233内でスライド自在とされる。且つスライド押し棒2342は位置決めレール溝233内にあり、サポートアーム212、222の位置決めレール溝233が時計回りに回転することにより、一つのサポートアーム222の位置決めレール溝233の右止点2331に至り、これと同時に回転装置4の従動歯車セット43が駆動回転盤432の駆動ガイド柱4341により、二つの押圧部材2143、2243を駆動し、転向装置2のスプール24別側の外軸棒241を駆動し、別側の回転シート22の嵌止溝223より離脱させ、並びにスプール24の一側の外軸棒241を、回転シート21の嵌止溝213に嵌止し、これによりスプール24と回転シート21を時計回りに90度回転させて直立の状態を形成させられる。
並びに従動歯車セット43の駆動部436が再度転向装置2の対向式回転シート21、22を駆動する。一側のサポートアーム212、222の枢接部23に枢接された回転盤234は、スライド押し棒2342が一側の枢接部23の二つのサポートアーム212、222において、対向式位置決めレール溝233内でスライド自在とされ、且つスライド押し棒2342が位置決めレール溝233内で、サポートアーム222の位置決めレール溝233の右止点2331より、逆方向に逆時計回りに回転してサポートアーム212、222の位置決めレール溝233内に至ることにより、回転盤234及び別側の枢接軸235を軸心とし、転向装置2の一側の回転シート21及びスプール24が、逆時計回りに90度回転し、こうして、スプール24が水平の状態を形成し、且つスプール24の別側の外軸棒241は別側の回転シート22の嵌止溝223内に係止され、且つが回転シート22の内溝224中のスライド部材2241は、回復バネ2242の押圧を受け、スライド係止溝2246で嵌止溝223部分に滑り込み、並びにスプール24別側の外軸棒241の凹環溝2411中に嵌入し、こうしてスプール24が回復して水平方向にベース1の収容空間110内に横置される(図8、9も参照されたい。)。
また、転向装置2の別側のスライド部材2241のスライド係止溝2246が、スプール24の別側の外軸棒241の凹環溝2411に嵌合されると、スプール24の別側の外軸棒241は回転シート21の基部211の嵌止溝213部分に嵌止され、且つ一側の回転シート21内の押圧部材2143が駆動軸433の一側の駆動回転盤432の駆動ガイド柱4321により駆動され、押圧部材2143が内溝214中のスライド部材2141を押動する。これによりスライド部材2141のスライド係止溝2146が、スプール24一側の外軸棒241の凹環溝2411より離脱し、且つスライド部材2141は並びに別側の回復バネ2142を押圧し、スプール24一側の外軸棒241を、一側の回転シート22の嵌止溝223内に位置決めする。
こうして回転盤234及び別側の枢接軸235を軸心とし、一側のサポートアーム212、222の枢接部23に枢設された回転盤234のスライド押し棒2342は、二つの回転シート21、22のサポートアーム212、222のうち一側の枢接部23の位置決めレール溝233内でスライドする。且つスライド押し棒2342は位置決めレール溝233内で、逆時計方向に回転して位置決めレール溝233の左止点2332に至り、同時に回転装置4の従動歯車セット43は駆動回転盤432の駆動ガイド柱4321が、二つの押圧部材2143、2243を駆動し、転向装置2のスプール24の一側の外軸棒241を駆動し、別側の回転シート21の嵌止溝213より離脱させ、スプール24の別側の外軸棒241を、回転シート22の嵌止溝223に位置決めし、こうして、スプール24と回転シート22に、逆時計方向の90度角の回転を形成させ、こうして、逆時計回りに回転させ直立状態を形成させることができる。
並びに従動歯車セット43の駆動部436により、再度転向装置2の対向式の回転シート21、22を駆動し、一側のサポートアーム212、222の枢接部23に設けられた回転盤234を駆動し、回転盤234のスライド押し棒2342を一側のサポートアーム212、222の枢接部23の二つの位置決めレール溝233内でスライド移動させ、スライド押し棒2342を位置決めレール溝233内で一つのサポートアーム212の位置決めレール溝233の左止点2332から、反対方向に時計回りにスライドさせてサポートアーム212、222の位置決めレール溝233内に至らせ、回転盤234及び別側の枢接軸235を軸心として、転向装置2の別側の回転シート22及びスプール24を駆動して回転させ、時計回りに90度回転させ、こうしてスプール24を時計回りに回転させて水平の状態を形成させることができる。且つスプール24の別側の外軸棒241を一側の回転シート21の嵌止溝213内に嵌止し、且つ該回転シート21の内溝214内のスライド部材2141に、回復バネ2142の押圧を受けさせ、さらに、スライド係止溝2146を嵌止溝213部分にスライド嵌合させ、並びにスプール24の別側の外軸棒241の凹環溝2411中に嵌め込み、スプール24を元の位置に回復させ且つ水平方向にベース1の収容空間110内で横向きとする(図10、図11も共に参照されたい)。
このほか、回転シート21、22の別側の枢接軸235の外縁に制動バネ2351が位置決めされ、且つ制動バネ2351は回転シート全体の回転回復に必要な回転回復力を提供し、これにより回転シート21、22全体の回転回復過程がさらに安定する。
図8、図9、図10、図11、図12は、本発明のリールのスプール逆時計方向回転側面図、スプール逆時計方向回転俯瞰図、スプール時計方向回転側面図、スプール時計方向回転俯瞰図、好ましい実施例の立体外観図である。これらの図から明らかであるように、本発明のリールは、本体1の一側に設けられたリールフット112により、釣り竿5に固定される。使用者が本発明を取り付けた釣り竿5に対して、ライン放出の動作を行う時は、回転装置4の引き棒セット42を逆時計回りに回転させると、ベース11内部に収容された転向装置2及びそのスプール24が左回りに90度回転し、或いは、使用者は、回転装置4の引き棒セット42を時計回りに回転させると、ベース11内部に収容された転向装置2及びそのスプール24を右回りに90度回転する。すなわち、スプール24を左回転或いは右回転させて、釣り竿5と相互に平行として直立状態とした後、スプール24に巻き付けられたライン6を、スライドシート324のアーチ形連接棒325の導線溝孔326に沿って、放出させることができる。且つライン放出の過程で、ライン6はスプール24を同時にスプール24を回転させないため、ライン6の放出時の抵抗力を減らすことができ、使用者がスピーディーにライン6をスプール24より引き出せるほか、有効に直距離のライン放出動作を行える。
以上を受け、使用者が釣り竿5に対して、ライン巻取りの動作を行う時は、回転装置4の引き棒セット42を回して時計回り方向に回転させると、同時にベース11内部に収容された転向装置2及びそのスプール24が右回りに90度回転し、或いは使用者は、回転装置4の引き棒セット42を逆時計回りに回転させれば、同時にベース11内部の転向装置2及びスプール24を左方向に90度回転させることができ、並びにそれを釣り竿5と相互に垂直な横置き状態とすることができる。
さらに、駆動装置3の把手33でスプール24を駆動して回転させ、スライドシート324に沿ってアーチ形連接棒325の導線溝孔326に沿って巻取る。巻取りの過程で、ライン6とスプール24は同時に回転し、ライン6が平均して順調にスプール24に巻き取られ、ライン6の巻取りの過程でのスプール24の一側への偏り、或いはスプール24の外側への巻取りを防止でき、こうしてライン6のねじれ、絡まりを防止して、ライン6を平らにねじれなく保持することができる。こうして、スライドシート324のライン巻取り時の引張り力を増すことができ、使用者がライン6をスプール24に高い引張り力で巻き取ることができ、便利である(図12)。
ゆえに、本発明の主要な特徴は以下のとおりである。本体1のベース11内に転向装置2が収容され、その対向式の回転シート21、22の二側のサポートアーム212、222の枢接部23に、回転盤234、枢接軸235で、ベース11の収容空間110内の二側辺の結合部111と可動に枢接され、駆動装置3の複数の回転軸31がそれぞれベース11の左右二側のスライドブロック14の滑り溝144及びガイド溝113の軸孔13内をとおり、並びに転向装置2のスプール24の二側と係止或いは離脱の状態を形成する。
さらに駆動装置3の駆動歯車セット32をもって、一側の回転軸31の連接軸311の連接歯車312と噛み合い、スプール24が駆動され回転し、別にその回転装置4の主動歯車セット41の伝動軸4121がベース11のスライドブロック14の滑り溝144より突出し、且つ従動歯車セット43の駆動軸433がベース11の左右二側より突出し、こうして従動歯車431が回転輪435の凸柱4311、4351がそれぞれスライドブロック14の位置制限滑り溝145内より突出させられ、さらに、駆動軸433の駆動部436が転向装置2の一側のサポートアーム212、222の回転盤234の接続軸2341に接続され、こうして駆動部436が転向装置2とそのスプール24を駆動し回転させて多方向変移角度を形成させ、こうして直立或いは横置き回転状態を形成させることにある。
本発明は使用者が回転装置4の引き棒セット42を時計回り或いは逆時計回りに回す時、主動歯車セット41により従動歯車セット43を駆動し、ベース11の二側のスライドブロック14を協働させて側方向に回転軸31を押動させてスプール24より離脱させ、こうして従動歯車セット43に接続された駆動部436に、同期にスプール24、対向式の回転シート21、22を駆動させて左向き或いは右向きに90度回転させ、スプール24に直立或いは横置きの回転状態を形成させ、これにより、本発明を釣り竿5において、ライン放出時に左右に回転させて直立状となして抵抗力を減らし、且つライン巻取り時にも左右に回転させて横置き状態となして、必要な高い引張り力を提供する。こうして、本発明は長距離のライン放出を行え、ライン巻取り時には高い引張り力で巻取りでき、ライン放出、巻取り時に、時計回り、或いは逆時計回りの方式でスプール24を回転させることができ、ねじれたライン6を回転させ直線状とでき、ライン放出時の抵抗力減少の目的を達成し、これにより、大幅にその適用性の範囲を達成でき、且つ全体の使用上の機能と効果を高めることができる。
以上の説明は、本発明の好ましい実施例の説明にすぎず、この実施例は本発明の特許請求の範囲を限定するために用いられるものではなく、本発明に開示される技術精神下で完成される均等の変化と修飾、変更は、いずれも本発明のカバーする権利請求範囲に属する。
総合すると、本発明の多方向回転スプールを有するリールは、使用時に顕著な機能の向上を有し、特許の要件に符合し、ゆえにここに特許出願を行うものである。
1 本体
11 ベース 1222 移動軌道
110 収容空間 1223 カバー板
111 結合部 13 軸孔
1110 収納空間 14 スライドブロック
112 リールフット 141 斜凸部
113 ガイド溝 142 押圧面
12 カバー 143 当接面
121 位置決め部 144 滑り溝
122 操作エリア 145 位置制限滑り溝
1221 収容室
2 転向装置
21 回転シート 2244 長ガイドレール
211 基部 2245 ガイドロッド
212 サポートアーム 2246 スライド係止溝
213 嵌止溝 23 枢接部
2131 ストッパ 230 中心軸孔
214 内溝 231 枢接溝
2141 スライド部材 232 枢接体
2142 回復バネ 233 位置決めレール溝
2143 押圧部材 2331 右止点
2144 長ガイドレール 2332 左止点
2145 ガイドロッド 234 回転盤
2146 スライド係止溝 2341 接続軸
22 回転シート 2342 スライド押し棒
221 基部 235 枢接軸
222 サポートアーム 2351 制動バネ
223 嵌止溝 2352 ブシュ
2231 ストッパ 24 スプール
224 内溝 241 外軸棒
2241 スライド部材 2411 凹環溝
2242 回復バネ 2412 接合孔
2243 押圧部材
3 駆動装置
31 回転軸 322 連動歯車
311 連接軸 323 位置制限ガイドロッド
312 連接歯車 324 スライドシート
313 嵌合部 325 アーチ形連接棒
314 ストッパリング 326 導線溝孔
315 バネ 327 回転軸
316 位置決め部材 33 把手
3161 位置決め軸 331 ナット
32 駆動歯車セット 332 締め片
321 駆動歯車
4 回転装置
41 主動歯車セット 431 従動歯車
411 主動歯車 4311 凸柱
412 主動輪 432 駆動回転盤
4121 伝動軸 4321 駆動ガイド柱
4122 引張りバネ 433 駆動軸
413 緩衝輪 434 従動回転盤
4131 緩衝体 4341 駆動ガイド柱
4132 緩衝バネ 435 回転輪
42 引き棒セット 4351 凸柱
421 主引き棒 436 駆動部
422 副引き棒 4361 第1傘歯車
4221 推移ロッド 4362 第2傘歯車
43 従動歯車セット 4363 接合ロッド
5 釣り竿
6 ライン
A ベース
A1 リールフット
B ロータ
B1 スプール
B2 ベイル
B21 ガイドロール
B3 ガイドロッド
B4 スライドシート
B41 ガイドリング
C ハンドル
D ライン

Claims (8)

  1. スプールを多方向に調整回転させてラインの放出と巻取りを行う、多方向回転スプールを具えたリールにおいて、本体、転向装置、駆動装置、及び回転装置で構成され、
    該本体に、内部に収容空間を具えたベースが設けられ、該ベースには該収容空間の内壁面の二側においてそれぞれ収納空間を具えた結合部が設けられ、並びに該収容空間の二側壁にそれぞれ該ベースの外側に貫通する軸孔が設けられ、さらに該ベースの二つの外側の軸孔外部にスライドブロックが設けられ、各該スライドブロック内に回転軸が可動に挿通され、
    該転向装置は可動に該ベースの収容空間内に枢設され、並びに二側の該結合部間で多方向回転活動を行える対向式の回転シートが設けられ、且つ該対向式の回転シートの内部にラインが巻き付けられるリールが設けられ、該リールの二側が該ベースの二側の該軸孔にアラインする外軸棒が設けられ、二つの該外軸棒内に二つの該軸孔内の回転軸と伸縮係合する接合孔が設けられ、さらに二つの該外軸棒がそれぞれ該対向式の回転シートに設けられた嵌止溝に嵌合し、
    該駆動装置は該ベースの一側の軸孔内より突出する回転軸の側辺に枢設され、それは回転軸の側辺にて可動伸縮しアラインする連接軸を具え、並びに連接軸外部に転向装置のスプールを駆動し回転させる駆動歯車セットが噛み合わされ、
    該回転装置は該ベースの別側の軸孔内より突出する回転軸の側辺に枢設され、主動歯車セットを駆動し回転させる引き棒セットを具え、該主動歯車セットはベースの二側のスライドブロックを駆動して二つの回転軸を駆動して転向装置の回転シート、スプールに多方向変換回転を行わせる従動回転盤と噛み合うことを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  2. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該ベースは一側の結合部の外壁面に、外部の釣り竿に固定されるリールフットを有し、該ベースの二つの外側の軸孔外部に、それぞれガイド溝が設けられ、二つのスライドブロックがそれぞれに対応する該ガイド溝に挿入されてスライド自在とされ、且つ二つの該スライドブロックの外側面のガイド溝の二側に、ガイド溝外部に露出する斜凸部が設けられ、各該スライドブロックのガイド溝の一側に対応する位置に、位置制限滑り溝が設けられ、該位置制限滑り溝は該回転装置の主動歯車セット、従動歯車セットが二つの該スライドブロックを駆動して各ガイド溝内で往復スライドさせるのに供され、従動歯車セットには駆動軸が設けられ、該駆動軸の二側は該ベースの二側より突出し、ガイド溝内に位置し、さらに二つのガイド溝内の駆動軸の二側に、従動歯車、回転輪が連設され、且つ従動歯車は主動歯車セットに噛み合い、並びに従動歯車、回転輪の外側に二つのスライドブロックの位置制限滑り溝内に嵌め込まれる凸柱が設けられ、二つのスライドブロックの側辺に設けられた斜凸部の外部表面が当接面を形成し、さらに該当接面の側辺に斜めにスライドブロック側面に延伸される押圧面が形成されたことを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  3. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該転向装置の対向式の回転シートは、該基部の二側より同方向に延伸されたサポートアームを有し、並びに各サポートアームの外側に、枢接部が設けられ、並びに一側の枢接部の二つのサポートアームに、異なる回転角度の位置決めレール溝が設けられ、さらに該位置決めレール溝を具えた二つのサポートアームの内側に、該ベースの結合部の収納空間内に結合される回転盤が結合され、該回転盤に二つのサポートアームの位置決めレール溝内でスライド可能なスライド押し棒が設けられたことを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  4. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該転向装置の対向式の回転シートの二側に、それぞれ各該回転シートの相対回転に供される枢接部が設けられ、且つ二つの該枢接部は該ベースの二側の接合部に可動に枢接され、一側の枢接部には接合部に位置決めされて制動バネを具えた回転軸が設けられ、別側の枢接部には回転盤が設けられ、該回転盤に接合部の収納空間内に挿通されて駆動部と接続可能な接続軸が設けられたことを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  5. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該回転装置に、該ベースの一側より突出し並びに引き棒セットが設けられ、且つ引き棒セットは相互に連動する主引き棒と副引き棒を具え、主引き棒は主動歯車セットに連設され、副引き棒は従動歯車セットに連設され、従動歯車セットに結合部の収納空間内に設置される駆動軸が設けられ、並びにこの駆動軸に転向装置を駆動して回転させる駆動部が設けられ、該駆動部に斜めに噛み合う第1傘歯車と第2傘歯車が設けられ、第1傘歯車は駆動軸に取付けられ、第2傘歯車は転向装置に連設され、該ベースの一側の主引き棒に主動歯車セットの主動歯車が連設され、且つ主動歯車と主引き棒間に、緩衝体で回転速度を制限される緩衝輪が嵌合されたことを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  6. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該回転装置の対向式の回転シートは、該本体の該ベースの二側の結合部間の収容空間に取付けられ、並びに一側の結合部内の従動歯車セットの駆動により多方向回転し、且つ対向式の回転シートの基部に、スプールの二側の外軸棒の係止に供される嵌止溝が設けられ、且つ各嵌止溝はベースの二側の軸孔にアラインし、並びに各嵌止溝の外側に、リールに巻かれるラインの外部への変移を防止できる円弧形のストッパが設けられ、対向式の回転シートの基部内に、嵌止溝に貫通する内溝が設けられ、各内溝にスライド部材が挿通され、且つスライド部材の一側と内溝間に回復バネが保持され、別側に内溝外部より進入してスライド部材を押動する押圧部材が設けられ、各押圧部材は凸字状を呈し、並びに各押圧部材が該ベースの一側の結合部内に設けられたガイド孔内の複数のガイドロッドに可動に枢設され、各押圧部材が結合部内で従動歯車セットの駆動を受けてスライド部材を押圧して内溝中でスライドさせることを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  7. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該駆動装置の駆動歯車セットは、連接軸上に連接歯車が設けられ、並びに連接歯車が駆動歯車に噛み合わされ、且つ駆動歯車の外部二側がそれぞれ連動歯車に噛み合わされ、各連動歯車にベースの収容空間内に挿入される位置制限ガイドロッドが嵌合され、さらに各位置制限ガイドロッドがスライドシートの二側の孔に挿入され、二つのスライドシート間がアーチ形連接棒で接続され、アーチ形連接棒にラインを案内してスプールに巻き付けるための導線溝孔が設けられ、且つ駆動歯車内に回転軸が挿通され、駆動歯車の回転軸が駆動装置を回転させる把手を回転させられ、且つ該回転軸には把手の回転半径調整変換に用いられる複数のナットのアライン締結に供される締め片が設けられたことを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
  8. 請求項1記載の多方向回転スプールを具えたリールにおいて、該本体のベースの二つの外側に、対応するカバーが設けられ、二側のカバーの内部に、ベースの二側の軸孔にアラインする位置決め部が設けられ、並びに二つの軸孔内の回転軸はバネが嵌合された後に該位置決め部に枢設されることを特徴とする、多方向回転スプールを具えたリール。
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