JP2010283247A - 電子部品を実装した電装装置および空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、パワー半導体の放熱性能の改善と基板の小型化が可能な電装装置およびその電装装置を使用した空気調和機を提供することにある。
【解決手段】電装装置10は、基板12、基板12に接合されたリードフレーム14、リードフレーム14に直接実装された電子部品16を備える。基板12は、一面から他面まで貫通する開口部18を備える。開口部18に電子部品16やワイヤ20が配置される。リードフレーム14にベアチップを実装した場合、基板の一面側から封止樹脂24で封止される。
【選択図】図1
【解決手段】電装装置10は、基板12、基板12に接合されたリードフレーム14、リードフレーム14に直接実装された電子部品16を備える。基板12は、一面から他面まで貫通する開口部18を備える。開口部18に電子部品16やワイヤ20が配置される。リードフレーム14にベアチップを実装した場合、基板の一面側から封止樹脂24で封止される。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子部品を実装した電装装置およびその電装装置を使用した空気調和機に関するものである。
従来、パワー半導体と非パワー半導体を一緒に安価な樹脂基板に実装することによってコスト低減が図られている。また、熱伝導率の低い樹脂基板の熱抵抗を低減するために種々の技術が開発・開示されている(下記の特許文献1など)。
例えば、図12に示すように、電装装置100は、パワー半導体と非パワー半導体の電子部品16、16b、16cが1枚の基板12に実装されている。電子部品にはベアチップ16、表面実装部品16b、挿入部品16cが含まれる。ベアチップ16は基板12の上で樹脂封止される。電装装置100は、他の電装装置100などに接続するための接続端子102が設けられる場合がある。
パワー半導体にベアチップ16を使用した場合の冷却について説明する。ベアチップ16はヒートスプレッダ104の上に設けられ、ベアチップ16の熱はヒートスプレッダ104によって拡散する。また、樹脂基板12にはサーマルビア106が設けられ、サーマルビア106の上にヒートスプレッダ104が配置される。サーマルビア106によって基板12の厚み方向の熱抵抗が下げられており、基板12の一面側から他面側に熱が伝わりやすい。基板12の他面側に冷却装置を取り付けることにより、ベアチップ16の熱がヒートスプレッダ104およびサーマルビア106を介して冷却装置で放熱される。
しかし、ヒートスプレッダ104の上にベアチップ16を実装し、さらにワイヤボンディングをおこなうと、樹脂封止したときの厚みが非常に大きくなり、電装装置100が大型化される。また、封止樹脂24は熱硬化タイプが多く、熱硬化させるときの加熱とその後の冷却により、封止樹脂24と基板12との線膨張係数差によって基板12が反る。この反りの対策に多くの評価時間とコストが必要となる。封止樹脂24の厚みが厚くなればなるほど反りが顕著に現れるため、封止樹脂24の厚みを薄く抑えることが求められている。
サーマルビア106によって基板12の熱抵抗は改善されるが、金属基板に比べると熱抵抗は非常に大きい。サーマルビア106の上にヒートスプレッダ104を半田実装するため、サーマルビア106の穴埋め加工が必要であり、コストアップとなる。
樹脂基板12上の配線パターン22の幅は、金属箔の厚みと電流容量に依存する。樹脂基板12の配線パターン22の厚みは70μm程度が一般的であり、厚みを厚くすると高価になる。パワー半導体の電流容量が大きくなると配線パターン22の幅を広げる必要があり、基板面積が大きくなる。
本発明の目的は、パワー半導体の放熱性能の改善と基板の小型化が可能な電装装置およびその電装装置を使用した空気調和機を提供することにある。
本発明の電装装置は、一面と他面を有し、開口部を備えた基板と、前記基板の他面側に接合されたリードフレームと、前記開口部内でリードフレームに取り付けられた電子部品と、前記電子部品が基板の導体パターン、リードフレーム、または電子部品同士と電気的に接続されるためのワイヤとを備える。基板に取り付けられたリードフレームに電子部品が実装される。電子部品は基板の開口部に配置される。
少なくとも前記電子部品およびワイヤを樹脂封止する。開口部に電子部品があり、ヒートスプレッダが無いため、封止樹脂の厚みは薄い。
前記基板の他面において、リードフレームと面一になるように樹脂封止する。リードフレームは、基板の反対側の面が樹脂と面一となる。
前記基板の他面において、リードフレームの全体を樹脂封止する。リードフレームの全体が樹脂封止される。
前記基板、リードフレーム、またはその両方によって基板の一面側から基板の他面側に樹脂が流れ込む空間を設ける。基板やリードフレームの他面側に封止樹脂が流れ込むようにする。
前記リードフレームの他面側において、封止樹脂または絶縁手段を介して放熱器を備える。電装装置に放熱器が取り付けられる。
前記リードフレームに外部接続端子を設ける。リードフレームと一体的に外部接続端子が設けられる。
前記基板およびリードフレームに挿入部品を実装するための貫通孔を設ける。挿入部品の端子を貫通孔に通して、半田などで電気的に接続する。
前記開口部を複数備え、基板における開口部同士の間において、前記ワイヤがまたがるように形成される箇所の基板厚を他の箇所の基板厚よりも薄くする。ワイヤの高さを低くする。
空気調和機は、前記の電装装置を備える。空気調和機に本発明の電装装置を使用する。
本発明は、リードフレームに電子部品が実装されるため、熱伝導が従来のサーマルビアに比べて非常によい。電流容量の高い箇所にリードフレームを使用することにより、基板の配線パターンの幅を広げる必要はない。基板の面積が縮小され、基板を小型化できる。開口部内に電子部品が配置され、ヒートスプレッダを使用しないため、樹脂封止したときの樹脂高さが低くなる。基板の反りなどがおきにくい。
本発明の電装装置について図面を用いて説明する。以下、種々の実施例を説明するが、各実施例は独立したものではなく、適宜組み合わされても良い。
図1に示す電装装置10は、基板12、基板12に接合されたリードフレーム14、リードフレーム14に直接実装された電子部品16を備える。
基板12は、一面から他面まで貫通する開口部18を備える。開口部18に電子部品16やワイヤ20が配置されるため、開口部18は電子部品16の大きさやワイヤ20の配置にあわせて形状や大きさを適宜設定する。基板12は樹脂基板であり、例えばガラスクロス含浸エポキシ樹脂などが挙げられる。基板12の表面には銅や銅合金などの金属箔からなる配線パターン22が形成されている。
基板12の他面にはリードフレーム14が接合されている。図1においては基板12の他面の配線パターン22とリードフレーム14とが接続されているが、回路設計によって適宜変更される。リードフレーム14は配線パターン22よりも厚みが厚い金属板であり、配線パターン22よりも電流容量が大きい。大電流の流れる箇所にリードフレーム14を使用する。
リードフレーム14に電子部品16を実装してから、開口部18に電子部品16が入るようにリードフレーム14を基板12に接合する。リフローで半田接合する場合、他の電子部品でリフローで半田接合されるものと一括でおこなう。また、接着で接合する場合、リードフレーム14のみを接着し、他の電子部品は別途リフローまたはフローの半田接合でおこなう。また、半田の手付けであっても良い。なお、基板12にリードフレーム14を接合後、リードフレーム14に電子部品16を実装しても良い。その場合、電子部品16を基板12の一面側から開口部18に入れておこなう。
リードフレーム14に実装される電子部品16は、パワー半導体および非パワー半導体のベアチップ16である。また、基板12に実装される電子部品としては、表面実装部品16b、および挿入部品16cを含む。パワー半導体の一例として、IGBT(insulated
gate bipolar transistor)やFWD(free wheeling diode)などのベアチップが挙げられる。IGBTのベアチップであれば、コレクタがリードフレーム14に直接実装され、エミッタとゲートをワイヤ20によって他の電子部品16やリードフレーム14、基板12の配線パターン22に接続する。
gate bipolar transistor)やFWD(free wheeling diode)などのベアチップが挙げられる。IGBTのベアチップであれば、コレクタがリードフレーム14に直接実装され、エミッタとゲートをワイヤ20によって他の電子部品16やリードフレーム14、基板12の配線パターン22に接続する。
リードフレーム14によって電流容量を高めることができるため、基板12の配線パターン22の幅を広げる必要はない。基板12の表面積が広くならない。リードフレーム14に実装された電子部品16がパワー半導体であれば、リードフレーム14に直接熱を拡散させることができる。リードフレーム14であるので、サーマルビアよりも熱伝導が高く、放熱性能を格段に向上させることができる。従来のような、ヒートスプレッダやサーマルビアを設けずに、簡単な構成で熱拡散をおこなえる。
また、リードフレーム14にベアチップを実装した場合、基板12の一面側から封止樹脂24で封止される。封止樹脂24として、熱硬化型のエポキシ系樹脂などが挙げられる。樹脂封止しても、ヒートスプレッダが無く、開口部18に電子部品16が配置されるため、封止樹脂24の厚みが抑制される。基板12と封止樹脂24の線膨張係数の違いから生じる基板12の反りを抑制できる。従来、基板12の反りの対策に多くの評価時間とコストが必要であったが、それらを低減できる。図1では、開口部18とその付近に対して高さが一定になるように封止樹脂24があるが、少なくとも電子部品16とワイヤ20を覆う構成も含む。
リードフレーム14に外部接続端子26を設けてもよい。外部接続端子26は、基板14を他面側から一面側に突き抜けるように設けられる。外部接続端子26は他の電装装置などに接続される。リードフレーム14を取り付けるときに一緒に外部接続端子26を形成することができる。従来は金属棒を基板12に取り付ける必要があったが、本願は製造が容易であり、頑丈に形成できる。
基板12およびリードフレーム12に挿入部品16cを実装するための貫通孔28を設けてもよい。貫通孔28に挿入部品16cの端子30を挿入し、端子30とリードフレーム14を半田などで電気的に接続する。挿入部品16cを簡単にリードフレーム14を実装することができる。接続部品の削減およびコストダウンが可能である。
開口部18が複数あり、一の開口部18に電子部品16があり、他の開口部18のリードフレーム14や電子部品16とワイヤ20で接続する場合がある。このような場合、基板12におけるワイヤ20がまたがる箇所12bは、基板12の他の箇所よりも厚みを薄くする。薄くする方法としては、基板12の一面側が低くなるようにする。ワイヤ20が基板12の一面側を通過するため、ワイヤ20の高さを低くすることができ、封止樹脂24の厚みを薄くすることができる。上述した基板12の反りを抑制するのに役立つ。
実施例1は基板12の開口部18から基板12の一面側に封止樹脂24を封止したが、基板12の他面側も封止樹脂24で封止されるようにしてもよい。図2(a)であれば、リードフレーム14によって開口部18を塞ぐため、基板12の他面側に封止樹脂24が回り込むことはない。そこで、図2(b)に示すように、開口部18を形成する縁部18bとリードフレーム14とで隙間18cを形成する。隙間18cから封止樹脂24が基板12の他面側に回り込む。封止樹脂24を所定の形状で硬化させるために、図3に示すように型枠32を使用する。
基板12の他面への樹脂封止は、次の(1)〜(3)の順におこなう。(1)リードフレーム14、電子部品16、およびワイヤ20を取り付けた基板12を型枠32にはめ込み(図3(a)、(b))、(2)基板12の一面側から封止樹脂24を流し込み(図3(c))、(3)封止樹脂24の硬化後に型枠32を外す(図3(d))。
図3(d)に示すように、基板12の他面側まで封止樹脂24が回り込んで、リードフレーム14と封止樹脂24とが面一になる。基板12の両面に封止樹脂24があるため、封止樹脂24の熱硬化時の基板12の反りが低減され、基板12の信頼性が向上する。封止樹脂24によって基板12の他面側の絶縁距離を縮めることができる。隙間18cを形成したため、リードフレーム14が小型化され、基板12の小型化も可能となる。
図3に示すように、基板12における開口部18同士間に穴34を設け、その穴34から基板12の他面側に封止樹脂24を流し込むようにしてもよい。隙間18cからは封止樹脂24が流れ込まない箇所に、穴34から他面側に封止樹脂24が流れ込む。また、リードフレーム14にも基板12やリードフレーム14の他面側に封止樹脂24が流れ込む穴を設けても良い。隙間18cや穴34などによって封止樹脂24のために複雑な型枠32を準備する必要はない。
電子部品16の冷却能力を高めるために、電装装置10に放熱器40を取り付ける場合がある(図4(b))。放熱器40は電装装置10の基板の他面側に接続される。放熱器40は熱伝導性の高い金属板が挙げられる。基板12の他面側にはリードフレーム14があるため、単純にリードフレーム14に放熱器40を取り付けると短絡される。短絡を避けるために、リードフレーム14と伝熱板12との間に絶縁体のスペーサー36を設ける。
図4(a)のように、リードフレーム14の一面側に電子部品16が実装されており、リードフレーム14の他面にスペーサー36を取り付ける。そして、実施例2の方法で樹脂封止をすることによって、スペーサー36なども一体的に形成することができる(図4(b))。スペーサー36を一体的に形成できるため、製造工程数を減らすことができ、製造コストを下げることができ、歩留まりを良くすることができる。その後、放熱器40が取り付けられる。樹脂封止した際、リードフレーム14の他面側も封止されるため、放熱器40に対する絶縁を確実におこなうこともできる。
図5のように、リードフレーム14に絶縁性シート38を取り付けて、図4(a)のように、封止樹脂24と一体に形成しても良い。さらに、スペーサー36や絶縁シート38を使用せずに、封止樹脂24のみでリードフレーム14の他面まで完全に封止しても良い(図6)。
なお、電装装置10が空気調和機に使用される場合、電装装置10の他面側には冷却装置が取り付けられる。冷却装置は、冷媒が通過する配管、配管を覆う冷媒ジャケット、冷媒ジャケットに取り付けられる伝熱板とで構成される。上記の放熱器40は伝熱板に対応する。また、上記の冷媒ジャケット以外に空冷のヒートシンクも挙げられる。冷媒ジャケットやヒートシンクは、伝熱板を介する場合と介さない場合がある。伝熱板を介さない場合、ヒートシンクのベース板や上記配管を覆う冷媒ジャケットが伝熱板の機能を有する。
また、リードフレーム14と放熱器40との間にスペーサー36や絶縁シート38を取り付け(図7(a))、放熱器40を含めて実施例2の方法で樹脂封止をおこない(図7(b))、型枠32を取り外してもよい(図7(c))。電装装置10と放熱器40が一体的に形成される。工程数が減るため、製造コストを下げることができ、歩留まりを良くすることができる。
リードフレーム14ではなく、放熱器40にスペーサー36や絶縁シート38を取り付けても良い。図8では、放熱器40のリードフレーム14と対向する面全体に絶縁シート38を取り付けて、一体的に形成している。リードフレーム14のある位置にのみ絶縁シート38やスペーサー36を設けても良い。
図9に示すように、放熱器40の電装装置10への対向面の外周部分を一周するフレーム42を設けてもよい。フレーム42は絶縁体で構成する。フレーム42が基板12の他面に密着されるようにする。基板12の一面側から樹脂封止をおこなったとき、基板12の他面側で封止樹脂24がフレーム24によって止められる。封止樹脂24の粘度を調節することにより、基板12の一面側に型枠などを使用せずに樹脂封止することができる。型枠32を使わずに樹脂封止をおこなうことができる。
放熱器40に直接フレーム42を設けたが、放熱器40に絶縁シート38を取り付けた場合、絶縁シート38の上にフレームを設ける(図10)。
図11のように、電子部品16が開口部18内に納められるのであれば、開口部18の側部にも配線パターン22を設け、側部にワイヤ20を接続するようにしてもよい。
基板12の一面側から封止樹脂24を流し込んで基板12の一面と他面の樹脂封止を一体的におこなったが、一面側と他面側にそれぞれ別個に封止樹脂24を流し込んで樹脂封止をおこなってもよい。
図1などではワイヤ実装が開示されているが、本発明をTAB(tape
automated bonding)やフリップチップ実装に適用してもよい。また、開口部18の中でリードフレーム14に実装されるのはパワー半導体に限定されず、非パワー半導体であってもよい。電子部品16などの発熱がほとんど無く、放熱が必要なければ、上記の構成において放熱器40を備えない構成であっても良い。
automated bonding)やフリップチップ実装に適用してもよい。また、開口部18の中でリードフレーム14に実装されるのはパワー半導体に限定されず、非パワー半導体であってもよい。電子部品16などの発熱がほとんど無く、放熱が必要なければ、上記の構成において放熱器40を備えない構成であっても良い。
上記の実施例の電装装置10は、空気調和機に使用してもよい。空気調和機の室外機のインバータ装置などに本発明の電装措置10を適用する。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
10:電装装置
12:基板
14:リードフレーム
16、16b、16c:電子部品
18:開口部
20:ワイヤ
22:配線パターン
24:封止樹脂
26:接続端子
28:貫通孔
30:端子
32:型枠
34:穴
36:スペーサー
38:絶縁シート
40:放熱器
42:フレーム
12:基板
14:リードフレーム
16、16b、16c:電子部品
18:開口部
20:ワイヤ
22:配線パターン
24:封止樹脂
26:接続端子
28:貫通孔
30:端子
32:型枠
34:穴
36:スペーサー
38:絶縁シート
40:放熱器
42:フレーム
Claims (10)
- 一面と他面を有し、開口部を備えた基板と、
前記基板の他面側に接合されたリードフレームと、
前記開口部内でリードフレームに取り付けられた電子部品と、
前記電子部品が基板の導体パターン、リードフレーム、または電子部品同士と電気的に接続されるためのワイヤと、
を備えた電装装置。 - 少なくとも前記電子部品およびワイヤを樹脂封止した請求項1の電装装置。
- 前記基板の他面において、リードフレームと面一になるように樹脂封止した請求項1または2の電装装置。
- 前記基板の他面において、リードフレームの全体を樹脂封止した請求項1または2の電装装置。
- 前記基板、リードフレーム、またはその両方によって基板の一面側から基板の他面側に樹脂が流れ込む空間を設けた請求項1から4のいずれかの電装装置。
- 前記リードフレームの他面側において、封止樹脂または絶縁手段を介して放熱器を備えた請求項1から5のいずれかの電装装置。
- 前記リードフレームに外部接続端子を設けた請求項1から6のいずれかの電装装置。
- 前記基板およびリードフレームに挿入部品を実装するための貫通孔を設けた請求項1から7のいずれかの電装装置。
- 前記開口部を複数備え、基板における開口部同士の間において、前記ワイヤがまたがるように形成される箇所の基板厚を他の箇所の基板厚よりも薄くした請求項1から8のいずれかの電装装置。
- 請求項1から9の電装装置を備えた空気調和機。
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