JP2010282786A - El発光装置 - Google Patents

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剛 岩田
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Abstract

【課題】発光表示のパターンをユーザーの好みや用途等に応じて任意に設定できるEL発光装置を提供する。
【解決手段】このEL発光装置は、導電体層4と誘電体層5を積層して一体化した構造の第1のシート1と、蛍光体層9と透明導電層11を積層して一体化した第2のシート2を有する。第2のシートは、発光させようとする所望の形状に切り抜き、蛍光体層を下にして第1のシート1の誘電体層5の側の表面に配置する。導電体層4の両電極7,8間に交流を加えると、第2のシート2は、各々のパターンで各々の蛍光体の発光色で発光する。
【選択図】図3

Description

この発明は、交流で駆動される導電体層の上に誘電体層と蛍光体層と透明導電層を積層した構造を有し、導電体層の交流駆動で形成された電界によって蛍光体層を発光させるEL発光装置に係り、特に表示パターンをユーザーが自由に設定することができるために表示の自由度が高く優れた表示効果を達成できるEL発光装置に関するものである。
下記特許文献1には、EL素子を利用した発光ステッカーについての発明が開示されている。この発明は、大型化を招くことなく発光するステッカーを実現すると共に、ステッカーによって視界が遮られることを防止することを目的としており、そのため当該発明の発光ステッカーは、透明なステッカー本体2に文字又は図形の形状に形成されたEL素子3を設け、EL素子3の発光面3aが被取付体と対向するようにステッカーを被取付体に取付るための取付部4,12を有している。さらに、EL素子3はステッカー本体2の一部に設けられており、EL素子2が設けられていないステッカー本体の残余の部分2cにはステッカー表裏を通じた可視性が確保されている。
特開2001−306003号公報
前記特許文献1に記載のEL素子を利用した発光ステッカーに係る発明によれば、発光パターンは製造時に一定に固定されている。例えば、同文献中図1の実施形態においては「POLICE」の文字に固定されている。従って、発光表示のパターンをユーザーの好みや用途等に応じて任意に設定したり、使用時に自由に変更したりすることができず、表示態様に関して使用上の自由度が低く、十分な表示効果が得られない場合があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、発光表示のパターンをユーザーの好みや用途等に応じて任意に設定したり、使用時に自由に変更したりすることができるため、表示態様に関して使用上の自由度が高く、十分な表示効果を達成することができるEL発光装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載されたEL発光装置は、交流で駆動される間隔をおいて配置された第1の電極と第2の電極を有する導電体層と、前記導電体層の上に設けられる誘電体層と、前記誘電体層の上に設けられる蛍光体層と、前記蛍光体層の上に設けられる透明導電層の少なくとも4層を含むEL発光装置において、
少なくとも前記導電体層を含む第1のシートと、前記4層のうち前記第1のシートが含まないその他の層を含み所望の形状とされて前記第1のシートの上に配置される第2のシートと、を有することを特徴としている。
請求項2に記載されたEL発光装置は、請求項1記載のEL発光装置において、
前記第1のシートは、前記導電体層と前記誘電体層を積層して一体化した構造であり、
前記第2のシートは、前記蛍光体層と前記透明導電層を積層して一体化した構造であり、
発光させようとする所望の形状に切り抜いた前記第2のシートを、前記蛍光体層を下にして前記第1のシートの前記誘電体層の側の表面に配置したことを特徴としている。
請求項3に記載されたEL発光装置は、請求項1記載のEL発光装置において、
前記第1のシートは、基体シートの上に前記導電体層を積層して一体化した構造であり、
前記第2のシートは、前記誘電体層と前記蛍光体層と前記透明導電層を積層して一体化した構造であり、
発光させようとする所望の形状に切り抜いた前記第2のシートを、前記誘電体層を下にして前記第1のシートの表面に配置したことを特徴としている。
請求項4に記載されたEL発光装置は、請求項1乃至3のいずれか一つに記載のEL発光装置において、
前記第1のシートに接する前記第2のシートの下面には、前記第1のシートに貼着する粘着層が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載されたEL発光装置によれば、第2のシートをユーザーの任意のパターンに形成して第1のシート上に配置し、第1のシートの導電体層を交流駆動することにより、第2のシートの蛍光体層の発光色により当該パターンの発光表示を行なうことができる。
請求項2に記載されたEL発光装置によれば、所望の発光パターンに切り抜いた第2のシートが載置される第1のシートは、導電体層と誘電体層を積層して一体化した構造であるため、第1の電極と第2の電極からなる導電体層が外側から見えないようにシート内に隠蔽することができ、良好な外観に構成することができる。また、第1のシートの導電体層が外側から見えないようにすれば、この上に載置される第2のシートの発光パターンの視認性が良好となる。
請求項3に記載されたEL発光装置によれば、所望の発光パターンに切り抜いた第2のシートは、誘電体層と蛍光体層と透明導電層を積層した構造であり、誘電体の材質を選択することで第2のシートの柔軟性や発光輝度を調整することができる。例えば、誘電体層の材質に、柔軟性が高く誘電率が低い材料を選択して蛍光体層の発光を比較的低輝度とすることができ、また柔軟性が低く誘電率が高い材料を選択して蛍光体層の発光を比較的高輝度とすることもできる。
請求項4に記載されたEL発光装置によれば、第2のシートの下面に粘着層を設けたので、第2のシートを所望の発光パターンに切り抜けば、そのまま第1のシートに所望の配置で貼り付けることができ、簡単な工程で所望の発光表示を行なえるEL発光装置を形成できる。
(a)は第1実施形態における第1のシートの分解拡散斜視図であり、(b)は分解していない完成状態の同第1のシートを(a)中に示した切断線で切断した場合の拡大断面図である。 (a)は第1実施形態において所定の発光パターンに形成する前の第2のシートの斜視図であり、(b)は(a)中に示した切断線における拡大断面図である。 (a)は第1実施形態において第1のシートに貼付するために第2のシートを具体的な発光パターンに形成した状態を示す図、(b)は同実施例において具体的な発光パターンに形成した第2のシートを第1のシートに貼付した状態を示す図、(c)は同実施形態のEL発光装置の発光状態を示す図である。 第2実施形態における第1のシートの斜視図である。 (a)は第2実施形態において所定の発光パターンに形成する前の第2のシートの斜視図であり、(b)は(a)中に示した切断線における拡大断面図である。 (a)は第2実施形態において第1のシートに貼付するために第2のシートを具体的な発光パターンに形成した状態を示す図、(b)は同実施例において具体的な発光パターンに形成した第2のシートを第1のシートに貼付した状態を示す図、(c)は同実施形態のEL発光装置の発光状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(1)第1実施形態(図1〜図3)
本実施形態のEL発光装置10は、交流で駆動される導電体層を含んだ第1のシート1(図1)と、蛍光体層を含んだ発光側となる第2のシート2(図2)からなる。
図1に示すように、本例のEL発光装置10の第1のシート1は、樹脂や紙等の矩形の基体シート3の上に導電体層4と誘電体層5を順次積層して一体化した矩形状のシートである。この導電体層4は、例えば基体シート3の表面に銅又はアルミニウム等の金属を蒸着し、エッチング等を行うことによって形成されたものである。また、この導電体層4は、例えば、銀粉を含むペースト状の銀ペースト、銅粉を含むペースト状の銅ペースト、カーボン等の導電性ペーストをスクリーン印刷等により所定のパターンで基体シート3に被着した後に熱乾燥処理することにより形成されたものであり、所定間隔をおいて互いに平行に配置された多数の線状の電極が共通の端子6aに接続された櫛歯状の第1の電極6と、所定間隔をおいて互いに平行に配置された多数の線状の電極が共通の端子7aに接続された構造であり、第1の電極6の各電極と所定の間隔をおいて対峙するように入れ子状に配置された櫛歯状の第2の電極7とを有している。なお、誘電体層5は、チタン酸バリウム、ロッシェル塩のような強誘電体粉末をフッ素樹脂系やシアノ樹脂系、ポリエステル樹脂系等に分散させた塗料を用いて形成することができる。
第1のシート1において、第1及び第2の各電極6,7の各端子6a,7a間に交流を加えれば両電極6,7間に交流電界を発生させることができるので、誘電体層5の側の表面に後述する第2のシート2を設けておけば、これを発光させることができる。
図2に示すように、本例のEL発光装置10の第2のシート2は、樹脂や紙等の矩形の基体シート3の上に蛍光体層9と透明導電層11を順次積層し、さらに透明導電層11を保護材である樹脂や紙等の矩形の保護シート12で覆い、全体として一体化した矩形状のシートである。なお、図示はしないが、基体シート3の下面には粘着層が設けられて剥離紙で覆ってあり、これを剥がして粘着層で第1のシート1の上面に貼着することができる。なお、透明導電層11は例えばITO(Indium Tin Oxide)によって構成することができる。
第2のシート2は、元の矩形のままで、蛍光体層9が下となるように第1のシート1の上に重ねて粘着層で貼着して発光に供することもできるが、ユーザーの好みに応じて所望のパターンに切り抜いて使用することもできる。所望のパターンに切り抜いた第2のシート2は、剥離紙を剥がして粘着層を露出させ、第1のシート1上の導電体層4が存在する範囲内の所望の位置に所望のレイアウトで貼り付けて発光に供することができる。
第2のシート2は、ユーザーが用途や目的に応じて発光色を自由に選択できるようにするために、発光色が異なる数種類の蛍光体を用いた数種類を予め用意しておくことが好ましい。蛍光体層9を構成する蛍光体の種類は、例えば母体材料としてのZnSにCuをドープさせた無機EL用蛍光体としてのZnS:Cu蛍光体を利用することができ、その場合には添加するMnの量によって波長のシフトを行い、青、青緑、緑、橙、白等の各色の発光を得られるようにすることができるが、もちろんドープ物質が異なるその他の公知の無機蛍光体を使用して異なる発光色を得ることもできる。また、第2のシート2の表面側に蛍光ペン等で色を塗布することにより、更に発光色を部分的に変更することもできる。
次に、本例のEL発光装置10の使用方法について説明する。
図3(a)に示すように、第1のシート1の導電体層4の2つの端子6a,7a間に、交流電源15とスイッチ16を有する交流駆動装置17を接続する。また、第2のシート2は、表示の目的に合わせ、又はユーザーの好みにより、具体的な表示パターンに形成しておく。図では、具体的な一例として、4つの英文字からなる文字列「ABCD」を表示するものとしている。さらに、本例では、これら各文字の発光色をすべて互いに異なるものとするため、発光色の異なる蛍光体を蛍光体層9に用いた4種類の第2のシート2を予め用意しておき、これら4種類の矩形状の第2のシート2から、それぞれ各文字の形状の発光パターンを切り抜いている。
図3(b)に示すように、第2のシート2から切り抜いた各文字を、第1のシート1の誘電体層5の側の表面に所望のレイアウトで配置し、粘着層の粘着力によって固定する。
図3(c)に示すように、交流駆動装置17のスイッチ16を閉じ、第1のシート1の導電体層4の第1及び第2の電極6,7に交流電流を加える。重ねられた第1のシート1と第2のシート2からなるEL発光装置10の内部では、第1の電極6、誘電体層5、蛍光体層9、透明導電層11、蛍光体層9、誘電体層5、第2の電極7からなる回路に沿って交流電界が形成され、A、B、C、Dの各パターンに形成された4種類の第2のシート2は、同図中A、B、C、Dの各パターン中に異なる斜線を付して示したように、各々の蛍光体の発光色で発光する。
(2)第2実施形態(図4〜図6)
本実施形態のEL発光装置20は、交流で駆動される導電体層4を有する第1のシート21(図4)と、EL発光装置20の積層構造を構成している各層のうち、導電体層4以外の層を積層した発光側の第2のシート22(図5)からなる。
図4に示すように、本例のEL発光装置20の第1のシート21は、樹脂や紙等の矩形の基体シート3の上に導電体層4を積層した矩形状のシートである。この導電体層4は、基体シート3の表面に、例えば銅又はアルミニウム等の金属を蒸着し、エッチング等を行うことによって形成されたものである。また、この導電体層4は、例えば、銀粉を含むペースト状の銀ペースト、銅粉を含むペースト状の銅ペースト、カーボン等の導電性ペーストをスクリーン印刷等により所定のパターンで基体シート3に被着した後に熱乾燥処理することにより形成されたものであり、所定間隔をおいて互いに平行に配置された多数の線状の電極が共通の端子6aに接続された櫛歯状の第1の電極6と、所定間隔をおいて互いに平行に配置された多数の線状の電極が共通の端子7aに接続された構造であり、第1の電極6の各電極と所定の間隔をおいて対峙するように入れ子状に配置された櫛歯状の第2の電極7とを有している。
図4では、構造を説明する便宜上又は図示の便宜上、基体シート上の導電体層4が見えているように表現しているが、導電体層4は表面に露出していてもよいし、導電性のない何らかの被覆シートで覆って保護してもよい。被覆シートを設けない場合には、基体シート3の色彩と導電体層4の色彩をなるべく同じにして、後述するように第1のシート21上に貼付した第2のシート22の視認性を一層高めることができる。また、被覆シートを設ける場合には、被覆シートは非透明として導電体層4が見えないようにし、第1のシート21の上に貼付した第2のシート22の視認性を一層高めることができる。
第1のシート21において、第1及び第2の各電極6,7の各端子6a,7a間に交流を加えれば両電極6,7間に交流電界を発生させることができるので、第1のシート21の表面に後述する第2のシート22を設けておけば、これを発光させることができる。
図5に示すように、本例のEL発光装置20の第2のシート22は、樹脂や紙等の矩形の基体シート3の上に誘電体層5と蛍光体層9と透明導電層11を順次積層し、さらに透明導電層11を保護材である樹脂や紙等の矩形の保護シート12で覆い、全体として一体化した矩形状のシートである。なお、図示はしないが、基体シート3の下面には粘着層が設けられて剥離紙で覆ってあり、これを剥がして粘着層で第1のシート21の上面に貼着することができる。
第2のシート22は、元の矩形のままで、誘電体層5が下となるように第1のシート21の上に重ねて粘着層で貼着して発光に供することもできるが、ユーザーの好みに応じて所望のパターンに切り抜いて使用することもできる。所望のパターンに切り抜いた第2のシート22は、剥離紙を剥がして粘着層を露出させ、第1のシート21上の導電体層4が存在する範囲内の所望の位置に所望のレイアウトで貼り付けて発光に供することができる。
本例の第2のシート22では、誘電体層5、蛍光体層9、透明導電層11の各材質は第1実施形態と同様であり、また蛍光体の種類が異なる数種類の第2のシート22を予め用意し、ユーザーが用途や目的に応じて発光色を自由に選択できるようにすることが可能であることも第1実施形態と同様である。
また、本例のEL発光装置20によれば、所望の発光パターンに切り抜ける第2のシート22は、誘電体層5と蛍光体層9と透明導電層11を積層した構造であり、誘電体の材質を選択することによって第2のシート22の柔軟性や発光輝度を調整することができる。例えば、誘電体層5の材質に、柔軟性が高く誘電率が低い材料を選択して蛍光体層9の発光を比較的低輝度とすることができ、また柔軟性が低く誘電率が高い材料を選択して蛍光体層9の発光を比較的高輝度とすることもできる。
次に、本例のEL発光装置20の使用方法について説明する。
図6(a)に示すように、第1のシート21の導電体層4の2つの端子6a,7a間に、交流電源15とスイッチ16を有する交流駆動装置17を接続する。また、第2のシート22は、表示の目的に合わせ、又はユーザーの好みにより、具体的な表示パターンに形成しておく。図では第1実施形態と同様に、4つの英文字からなる文字列「ABCD」を表示するものとしており、さらに、発光色の異なる蛍光体を蛍光体層9に用いた4種類の第2のシート22を予め用意しておき、これら4種類の矩形状の第2のシート22から、それぞれ各文字の形状の発光パターンを切り抜き、各文字の発光色がすべて互いに異なるようにしている。
図6(b)に示すように、第2のシート22から切り抜いた各文字を、誘電体層5の側を下にして、第1のシート21の導電体層4の表面に所望のレイアウトで配置し、粘着層の粘着力によって固定する。
図6(c)に示すように、交流駆動装置17のスイッチ16を閉じ、第1のシート21の導電体層4の第1及び第2の電極6,7に交流電流を加える。重ねられた第1のシート21と第2のシート22からなるEL発光装置20の内部では、第1の電極6、誘電体層5、蛍光体層9、透明導電層11、蛍光体層9、誘電体層5、第2の電極7からなる回路に沿って交流電界が形成され、A、B、C、Dの各パターンに形成された4種類の第2のシート22は、同図中A、B、C、Dの各パターン中に異なる斜線を付して示したように、各々の蛍光体の発光色で発光する。
以上説明したように、本発明の各実施形態のEL発光装置10,20によれば、ユーザーの好みに応じて第2のシート2,22を所望の形状に切り抜くことにより、任意の発光パターンを得ることができる。また、様々な形状を切り抜きうるような汎用性の高い形状(例えば各実施形態のような矩形状)で、かつ様々な発光色の蛍光体を用いた複数種類の第2のシート2,22を予め用意しておけば、これらから所望の発光色の第2のシートを選択して発光パターンを切り抜くことにより、発光パターンだけでなく、その発光色も任意に選択することができる。また、各実施形態のように第2のシート2,22の裏面(第1のシート21に接する側)に剥離紙に覆われた粘着層を設けておけば、発光パターンに切り抜いた後、剥離紙を剥がして粘着層を露出させることにより、任意の発光パターンとした第2のシート2,22を第1のシート1,21の上面に所望のレイアウトで固定することができ、また粘着層の粘着力を適宜に設定すれば張り直してレイアウトを変更することもできる。従って、表示態様に関して使用上の自由度が高く、十分な表示効果を得ることができる。
1,21…第1のシート
2,21…第2のシート
3,8…基体シート
4…導電体層
5…誘電体層
6…第1の電極
7…第2の電極
9…蛍光体層
10,20…EL発光装置
11…透明導電層
12…保護シート

Claims (4)

  1. 交流で駆動される間隔をおいて配置された第1の電極と第2の電極を有する導電体層と、前記導電体層の上に設けられる誘電体層と、前記誘電体層の上に設けられる蛍光体層と、前記蛍光体層の上に設けられる透明導電層の少なくとも4層を含むEL発光装置において、
    少なくとも前記導電体層を含む第1のシートと、前記4層のうち前記第1のシートが含まないその他の層を含み所望の形状とされて前記第1のシートの上に配置される第2のシートと、を有することを特徴とするEL発光装置。
  2. 前記第1のシートは、前記導電体層と前記誘電体層を積層して一体化した構造であり、
    前記第2のシートは、前記蛍光体層と前記透明導電層を積層して一体化した構造であり、
    発光させようとする所望の形状に切り抜いた前記第2のシートを、前記蛍光体層を下にして前記第1のシートの前記誘電体層の側の表面に配置したことを特徴とする請求項1記載のEL発光装置。
  3. 前記第1のシートは、基体シートの上に前記導電体層を積層して一体化した構造であり、
    前記第2のシートは、前記誘電体層と前記蛍光体層と前記透明導電層を積層して一体化した構造であり、
    発光させようとする所望の形状に切り抜いた前記第2のシートを、前記誘電体層を下にして前記第1のシートの表面に配置したことを特徴とする請求項1記載のEL発光装置。
  4. 前記第1のシートに接する前記第2のシートの下面には、前記第1のシートに貼着する粘着層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のEL発光装置。
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