JP2010278633A - 無線基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の端末装置と無線により通信する無線基地局装置1で、端末装置のスループットを向上させる。
【解決手段】単位毎に区切られた複数の通信領域が設けられ、通信領域エッジ端末用のバーストと通信領域中間端末用のバーストと通信領域中心端末用のバーストを含むフレームが使用される。バースト構造設定手段18が、通信領域中間端末用のバーストの構造として、通信領域エッジ端末用のバーストの構造又は通信領域中心端末用のバーストの構造を設定する。バースト割り当て手段19が、通信領域エッジ端末のグループに分類される端末装置には通信領域エッジ端末用のバーストを割り当て、通信領域中間端末のグループに分類される端末装置には通信領域中間端末用のバーストを割り当て、通信領域中心端末のグループに分類される端末装置には通信領域中心端末用のバーストを割り当てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末装置と無線により通信する無線基地局装置に関し、特に、端末装置のスループットを向上させた無線基地局装置に関する。
例えば、デジタル無線通信システムでは、従来のリアルタイム音声通信のようなある程度の伝送誤りを許容しつつ伝送遅延の少ない通信より、インターネット等で代表されるように、伝送に要する時間遅延を許容しても高信頼性・高速なデータ通信に対する要求が高まっている。それを具現化した例が、W(Wideband)−CDMA(Code Division Multiple Access)やCDMA2000等で代表される3G移動通信システムやWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信方式である。
これらのシステムでは、高信頼性且つ高スループットの通信を維持するために、伝搬路の状況に応じて多値変調方式や誤り訂正符号化率を切り換える適応変調方式が採用されている。
特にWiMAXやLTEでは、直交周波数分割多重多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を採用することにより周波数方向に送信資源を分割(サブキャリア化)して割り当てることが可能であるため、送信する端末である移動局装置(移動端末装置)の通信状況(例えば、C/N(Carrier to Noise)等)に応じて周波数利用係数(Frequency Reuse Factor)を制御するFFR(Fractional Fequency Reuse)方式が採用されている。
図8には、従来の基地局送受信部101の構成例を示してある。なお、本例の基地局送受信部101は、基地局装置(無線基地局装置)に相当する無線送受信装置から構成される。
本例の基地局送受信部101は、IP(Internet Protocol)制御部111、MAC(Medium Access Control)機能部112、DL(Down Link) MAPPING部(DLマッピング部)113、物理層部(PHY)114、RF(Radio Frequency)部115、アンテナ(送受信アンテナ)116、セルエッジ中心判定部117を備えている。
ここで、DLマッピング113は、フレーム構造をサブキャリア単位で設定する。
PHY114は、物理レイヤ処理として、エアに送信するための時間軸送信信号を生成する。
RF部115は、RF信号とベースバンド信号との変換を行う。
セルエッジ中心判定部117は、各端末(MS:Mobile Station)のC/Nの情報によりセルエッジ中心判定を行う。
なお、セルエッジ中心判定部117の機能は、MACの機能の一部であるが、本例では、説明の都合上、別の処理ブロックとしている。
また、図8に示される基地局送受信部101における各処理部の構成や動作については、概略的には、後述する実施例で参照される図1に示される基地局送受信部1における各処理部(但し、バースト構造判定部18及びセルエッジ中心判定部(step2)19は除く)と同様である。
図9には、従来のFFR方式の下りリンク(DL)のバーストのフレーム構造の一例を示してある。縦軸には直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)のサブキャリア方向(周波数軸)を取ってあり、横軸にはセクタ1、2、3のシンボル方向(時間軸)を取ってある。
本例では、1つのセルをセクタアンテナで3セクタにセル分割した場合におけるDLのフレーム構造を示してある。また、本例では、同一のフレーム(本例では、各セクタのサブフレーム)には、2つの移動局用バーストを割り当てる構成とした。
具体的には、各セクタのサブフレームにおいて、移動局毎にバースト#0〜#1の2つのバーストのうちの1つを割り当てる。
特に、バースト#0は各セクタ1〜3がセル内で当該周波数帯域を占有する(他のセクタでは同一の帯域で送信しない。Reuse Factor=3)構成とし、隣接するセクタからの干渉を低減する。一方、バースト#1は各セクタ1〜3がセル内で当該周波数帯域を共有する(他のセクタからの干渉を受ける。Reuse Factor=1)構成とし、帯域内の全てのサブキャリアを使用して送信する。
この構成の長所は、セルの境界に位置するC/Nの低い移動局装置(セルエッジ端末)にバースト#0を割り当てることによりセルエッジ端末への干渉を低減し、セルエッジ端末のスループットを上げることが可能となり、無線基地局装置(BS:Base Station)から離れた端末にもある程度のスループットを与えることが可能となることである。
図8に示される基地局送受信部101のセルエッジ中心判定部117により行われる処理の一例を示す。
セルエッジ中心判定部117は、各端末が上りリンク(UL:Up Link)で通知してきたDLのC/N情報を受信復号した結果をMAC機能部112から受け取り、端末毎のC/N平均値を定期的に更新する。そして、この値を定められたしきい値と比較することにより、前記値がしきい値を下回る場合にはセルエッジ端末とし、前記値がしきい値を上回る場合にはセル中心端末として、グループ分けを行う。
そして、このグループ分けに基づいて、図9に示されるバースト#0及びバースト#1の割り当て対象となる端末グループを決定する。具体的には、セルエッジ端末グループに属する端末については、Reuse Factor=3で、干渉が少ないバースト#0で送信を行い、また、セル中心端末グループに属する端末については、Reuse Factor=1で、隣接セクタからの干渉を受けるがバーストサイズが大きいバースト#1で送信を行うことにより、干渉が少ない端末(セル中心端末)のスループットを向上させ、且つセルエッジ端末についても確実に送信エラーが少ない通信を実現することができる。
IEEE Computer Society、 IEEE Microwave Theory and Techniques Society、 "IEEE Standard for Local and metropolitan area networks、 Part16:Air Interface for Fixed and Mobile Broadband Wireless Access Systems" (IEEE802.16e−2005)
しかしながら、上記のような従来の技術では、次のような問題点があった。
すなわち、セクタ内に複数の端末が配置されている場合には、セクタ内の端末の数が同じであっても、セルエッジ端末とセル中心端末の数によって、端末のスループットに違いが発生する、という問題があった。
ここで、具体例として、セクタ内に4台の端末があった場合を想定して説明する。
図10に示される表には、FFRのバースト#0、#1の諸元例を示してある。これは、セルエッジバースト#0とセル中心バースト#1の干渉量と距離減衰量から、1フレームでの1バースト当たりのスループット(スループット比率)を想定したものである。なお、DLのシンボル数は24の固定としてある。
本例では、(1)シンボル長は、バースト#0が4シンボルであり、バースト#1が20シンボルであり、(2)使用サブキャリア数比率(全帯域=1)は、バースト#0が1/3であり、バースト#1が1であり、(3)送信ビット(bit)数/サブキャリアは、バースト#0が1(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying 1/2)であり、バースト#1が3(64QAM:Quadrature Amplitude Modulation 1/2)であり、(4)スループット比率は、バースト#0が4/3であり、バースト#1が60である。
図11に示される表には、FFRのセクタ内の端末分布によるスループットの比較の一例を示してある。これは、図10に示される表に基づいて、セクタ内の4台の端末分布により求められたセルエッジ/中心別の端末当たりのスループット比率である。
図11に示されるように、セルエッジ端末/セル中心端末の分布により平均スループット比率は大きく影響を受け、特に、セルエッジ端末のスループットは端末集中時に特に劣化が大きいといった問題があった。
本例では、(セルエッジ端末の数/セル中心端末の数)=0/4である場合には、セル中心端末1台当たりのスループット比率は15となり、また、(セルエッジ端末の数/セル中心端末の数)=1/3である場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は4/3となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は20となり、また、(セルエッジ端末の数/セル中心端末の数)=2/2である場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は2/3となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は30となり、また、(セルエッジ端末の数/セル中心端末の数)=3/1である場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は4/9となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は60となり、また、(セルエッジ端末の数/セル中心端末の数)=4/0である場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は1/3となる。端末平均スループット比率は、セルエッジ端末については0.53となり、セル中心端末については24となる。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、端末装置のスループットを向上させることができる無線基地局装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、複数の端末装置と無線により通信する無線基地局装置において、次のような構成とした。
すなわち、単位毎に区切られた複数の通信領域が設けられる。また、通信領域エッジ端末用のバーストと通信領域中間端末用のバーストと通信領域中心端末用のバーストを含むフレームが、前記複数の端末装置との通信に使用される。
当該無線基地局装置では、バースト構造設定手段が、前記通信領域中間端末用のバーストの構造として、前記通信領域エッジ端末用のバーストの構造又は前記通信領域中心端末用のバーストの構造のうちの一方と同じ構造を設定する。また、バースト割り当て手段が、通信領域エッジ端末のグループに分類される端末装置には前記通信領域エッジ端末用のバーストを割り当て、通信領域中間端末のグループに分類される端末装置には前記通信領域中間端末用のバーストを割り当て、通信領域中心端末のグループに分類される端末装置には前記通信領域中心端末用のバーストを割り当てる。
従って、通信領域中間端末用のバーストの構造として、通信領域エッジ端末用のバーストの構造又は通信領域中心端末用のバーストの構造のうちの一方と同じ構造を設定し、各端末装置に対してそれぞれに対応する各バーストを割り当てることにより、例えば、総じて、端末装置のスループットを向上させることができる。
以下で、本発明に係る(構成例1)〜(構成例9)を示す。
(構成例1)OFDMA方式及びFFR方式を使用して、複数の端末装置と無線により通信する無線基地局装置において、
単位毎に区切られた複数の通信領域が設けられ、
通信領域エッジ端末用のバーストと通信領域中間端末用のバーストと通信領域中心端末用のバーストを含むフレームが前記複数の端末装置との通信に使用され、
当該無線基地局装置は、前記複数の端末装置を通信領域エッジ端末のグループと通信領域中心端末のグループに分類する第1の分類手段と、
前記第1の分類手段により分類された2つのグループについて端末装置の数の分布状況を検出する分布状況検出手段と、
前記分布状況検出手段により検出された分布状況に基づいて、前記通信領域中間端末用のバーストの構造として、前記通信領域エッジ端末用のバーストの構造又は前記通信領域中心端末用のバーストの構造のうちの一方と同じ構造を設定するバースト構造設定手段と、
(例えば、前記第1の分類手段とは異なる分類の仕方で)前記複数の端末装置を通信領域エッジ端末のグループと通信領域中間端末のグループと通信領域中心端末のグループに分類する第2の分類手段と、
前記第2の分類手段による分類結果に基づいて、通信領域エッジ端末のグループに分類された端末装置には前記通信領域エッジ端末用のバーストを割り当て、通信領域中間端末のグループに分類された端末装置には前記通信領域中間端末用のバーストを割り当て、通信領域中心端末のグループに分類された端末装置には前記通信領域中心端末用のバーストを割り当てるバースト割り当て手段と、
を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
(構成例2)前記単位毎に区切られた複数の通信領域として、セル又はセクタが用いられる。
(構成例3)前記第1の分類手段及び前記第2の分類手段は、各端末装置の受信品質(無線基地局装置から各端末装置への通信品質)に基づいて、分類を行う。受信品質としては、例えば、C/N(時間的な平均値でもよい)などが用いられる。例えば、受信品質に関するしきい値を用いて、分類を行う。
(構成例4)通信領域エッジ端末のグループ、通信領域中間端末のグループ、通信領域中心端末のグループには、順に、端末装置の受信品質が、低い、中間、高い、ものが分類される。
(構成例5)前記第1の分類手段により分類された2つのグループについて端末装置の数の分布状況として、端末装置の数の比率(分布比率)が用いられる。
(構成例6)前記バースト構造設定手段は、例えば、前記分布状況検出手段により検出された分布比率(ここでは、(通信領域中心端末のグループに属する端末装置の数/通信領域エッジ端末のグループに属する端末装置の数)とする。)とそのしきい値に基づいて、前記通信領域中間端末用のバーストの構造として、分布比率が低い場合には前記通信領域エッジ端末用のバーストの構造を選択し、分布比率が高い場合には前記通信領域中心端末用のバーストの構造を選択する。
(構成例7)前記通信領域エッジ端末用のバーストとして、隣接する通信領域と重複しない周波数領域を占有するものが用いられ、また、前記通信領域中心端末用のバーストとして、全ての周波数領域を占有するものが用いられる。
(構成例8)端末装置としては、移動局装置が用いられる。
(構成例9)無線基地局装置は、通信領域毎に、その通信領域に存在する(0又は1又は2以上の)端末装置を通信相手として管理する。
以上説明したように、本発明に係る無線基地局装置によると、端末装置のスループットを向上させることができる。
本発明の一実施例に係る基地局送受信部の構成例を示す図である。 (a)及び(b)はFFRのDLバースト構造の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るDLバースト構造判定処理及び分類処理の手順の一例を示す図である。 Reuse Factor=1を適用する場合におけるセル端末配置の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るFFRを適用する場合におけるセル端末配置の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るFFRのバースト#0、#1、#2の諸元の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るFFRにおいて中間端末に1台シフトした場合におけるスループットの比較の一例を示す図である。 基地局送受信部の構成例を示す図である。 FFRのDLバースト構造の例を示す図である。 FFRのバースト#0、#1の諸元の一例を示す図である。 FFRのセクタ内の端末分布によるスループットの比較の一例を示す図である。 FFRを適用する場合におけるセル端末配置の一例を示す図である。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
本例では、デジタル無線通信システムにおいて、複数の無線基地局装置(BS)と、複数の端末である移動局装置(MS)が設けられ、無線基地局装置と移動局装置が無線により通信する。また、無線基地局装置のセルは3つのセクタに分けられているとする。
図1には、本発明の一実施例に係る基地局送受信部1の構成例を示してある。なお、本例の基地局送受信部1は、基地局装置(無線基地局装置)に相当する無線送受信装置から構成される。
本例の基地局送受信部1は、IP制御部11、MAC機能部12、DL MAPPING部(DLマッピング部)13、物理層部(PHY)14、RF部15、アンテナ(送受信アンテナ)16、セルエッジ中心判定部(step1)17、バースト構造判定部18、セルエッジ中心判定部(step2)19を備えている。
ここで、DLマッピング13は、フレーム構造をサブキャリア単位で設定する。
PHY14は、物理レイヤ処理として、エアに送信するための時間軸送信信号を生成する。
RF部15は、RF信号とベースバンド信号との変換を行う。
セルエッジ中心判定部(step1)17は、各端末(MS)のC/Nの情報によりセルエッジ中心判定を行う。
バースト構造判定部18は、セルエッジ中心判定部(step1)17によりセルエッジ端末グループとセル中心端末グループに分類された端末の数を入力し、セル中心端末とセルエッジ端末の比率に応じて、バースト#1(図2に示されるもの)をReuse Factor=3(セルエッジ型)とReuse Factor=1(セル中心型)のうちのどちらで運用するかを判定する。
セルエッジ中心判定部(step2)19は、平均C/Nから、端末をセルエッジ/中間/中心の3つに分類する。
なお、セルエッジ中心判定部(step1)17やバースト構造判定部18やセルエッジ中心判定部(step2)19の機能は、例えば、MACの機能の一部であるが、本例では、説明の都合上、別の処理ブロックとしている。
本例の基地局送受信部1において行われる概略的な動作の一例を示しておく。
送信処理では、ネットワークから入力されたデータがIP制御部11、MAC機能部12を経由して、DLマッピング部13によりフレーム化され、PHY14、RF部15を介してアンテナ16から無線により信号として送信される。また、セルエッジ中心判定部(step1)17やバースト構造判定部18やセルエッジ中心判定部(step2)19の機能により制御が行われる。
受信処理では、アンテナ16により無線受信された信号がRF部15、PHY14を介してMAC機能部12に入力され、IP制御部11を経由してネットワークへ出力される。
図2には、FFR方式のDLのバースト構造の一例を示してある。本例では、2つのタイプのバースト構成を用いる。1つは図2(a)に示されるセルエッジ端末優先構成であり、他方は図2(b)に示されるセル中心端末優先構成である。
縦軸にはOFDMのサブキャリア方向(周波数軸)を取ってあり、横軸には(例として、3つのセクタ1〜3のうちのセクタ1について)シンボル方向(時間軸)を取ってある。
本例では、1フレーム(本例では、サブフレーム)は3バーストで構成されており、セルエッジ端末優先のバースト#0とセル中心端末優先のバースト#2を共通の構成とし、セル中間端末用バースト#1をセクタ内の端末の分布により、Reuse Factor=3(セルエッジ型)とReuse Factor=1(セル中心型)とで切り替えて送信する。
具体的には、図2(a)に示されるセルエッジ端末優先構成のダウンリンクサブフレームでは、シンボル方向に沿って、プリアンブル及びMAP情報(マップ情報)に続いて、セルエッジ端末優先でReuse Factor=3であるセクタ1占有のバースト#0、セル中間端末のみでReuse Factor=3であるセクタ1占有のバースト#1、セル中心端末のみでReuse Factor=1であるバースト#2が設定される。
また、図2(b)に示されるセル中心端末優先構成のダウンリンクサブフレームでは、シンボル方向に沿って、プリアンブル及びMAP情報(マップ情報)に続いて、セルエッジ端末優先でReuse Factor=3であるセクタ1占有のバースト#0、セル中間端末のみでReuse Factor=1であるバースト#1、セル中心端末のみでReuse Factor=1であるバースト#2が設定される。
図3には、DLのバースト構造の判定処理及び分類処理のフローチャートの一例を示してある。
図3において、ステップS1〜ステップS6の処理はセルエッジ中心判定部(step1)17により行われ、ステップS7〜ステップS10の処理はバースト構造判定部18により行われ、ステップS11〜ステップS14の処理はセルエッジ中心判定部(step2)19により行われる。
セルエッジ中心判定部(step1)17により行われるステップS1〜ステップS6の処理について説明する。
まず、例えば自装置(基地局装置)の配下に存在する、全ての移動局装置の識別情報(本例では、移動局番号)と通信品質(本例では、C/N)の情報を取得し(ステップS1)、各移動局装置について長期の時間(例えば、予め設定された十分な時間)における平均C/Nを計算する(ステップS2)。また、セルエッジ端末数及びセル中心端末数を0に初期化(クリア)する(ステップS3)。
次に、(n=1〜全ての端末数)について、ステップS4〜ステップS6の処理を行う。
すなわち、n番目の移動局装置について、計算された長期時間平均C/Nと所定のしきい値(例えば、予め設定された値であり、本例で、しきい値1と言う)とを比較し(ステップS4)、長期時間平均C/Nがしきい値1より小さい場合には、当該移動局装置はセルのエッジ(本例では、セクタの境界)の近くに存在するとみなして、当該移動局装置をセルエッジ端末グループに所属させて、セルエッジ端末の数に1を加算する一方(ステップS5)、長期時間平均C/Nがしきい値1以上である場合には、当該移動局装置はセルの中心(本例では、セクタの中心)の近くに存在するとみなして、当該移動局装置をセル中心端末グループに所属させて、セル中心端末の数に1を加算する(ステップS6)。
バースト構造判定部18により行われるステップS7〜ステップS10の処理について説明する。
まず、セルエッジ端末数が0であるか否かを判定し(ステップS7)、そうである場合には、セル中心優先と判定する一方、そうではない場合には、(セル中心端末の数/セルエッジ端末の数)と所定のしきい値(例えば、予め設定された値であり、本例で、しきい値2と言う。)とを比較する(ステップS8)。この比較において、(セル中心端末の数/セルエッジ端末の数)がしきい値2以上である場合には、セル中心優先と判定する一方、(セル中心端末の数/セルエッジ端末の数)がしきい値2より小さい場合には、セルエッジ優先と判定する。
そして、セルエッジ優先と判定した場合には、図2(a)に示されるセルエッジ端末優先のバースト構成を選択する一方(ステップS9)、セル中心優先と判定した場合には、図2(b)に示されるセル中心端末優先のバースト構成を選択する(ステップS10)。
セルエッジ中心判定部(step2)19により行われるステップS11〜ステップS14の処理について説明する。
(n=1〜全ての端末数)について、ステップS11〜ステップS14の処理を行う。
すなわち、n番目の移動局装置について、計算された長期時間平均C/Nと所定のしきい値(例えば、予め設定された値であり、本例で、しきい値A及びしきい値Bと言う。ここで、しきい値A>しきい値Bである。)とを比較する(ステップS11)。
この判定の結果、長期時間平均C/Nがしきい値Bより小さい場合には、当該n番目の移動局装置はセルのエッジ(本例では、セクタの境界)の近くに存在するとみなして、当該移動局装置に対して、セルエッジ端末グループに対応するバースト#0を割り当てる(ステップS12)。また、長期時間平均C/Nがしきい値A以上である場合には、当該n番目の移動局装置はセルの中心(本例では、セクタの中心)の近くに存在するとみなして、当該移動局装置に対して、セル中心端末グループに対応するバースト#2を割り当てる(ステップS14)。また、長期時間平均C/Nがしきい値B以上で且つしきい値Aより小さい場合には、当該n番目の移動局装置はセルエッジとセル中心との中間の位置に存在するとみなして、当該移動局装置に対して、セル中間端末グループに対応するバースト#1を割り当てる(ステップS13)。
ここで、セルエッジ中心判定部(step2)19による処理で用いられるしきい値A及びしきい値Bとしては、例えば、バースト構造判定部18による処理結果に基づいて変更されるような構成が用いられてもよい。
本例では、一例として、バースト#1にセルエッジ端末優先バーストが選択された場合には(ステップS9)、しきい値Aとしてはしきい値1を採用し、しきい値Bとしてはしきい値1より数dB(例えば、1〜5dB、など)低い数値を設定し、セルエッジ端末グループからセル中間端末グループへ移動させるようにし、また、バースト#1にセル中心端末優先バーストが選択された場合には、しきい値Bとしてはしきい値1を採用し、しきい値Aとしてはしきい値1より数dB(例えば、1〜5dB、など)高い数値を設定し、セル中心端末グループからセル中間端末グループへ移動させるようにする。なお、他の種々な構成が用いられてもよい。
また、図3におけるステップS4の処理やステップS8の処理やステップS11の処理のように、所定の値とそのしきい値とを比較する場合には、例えば、「しきい値以上であるか」の判定と「しきい値より大きいか」の判定を互いに置き換えることや、「しきい値より小さいか」の判定と「しきい値以下であるか」の判定を互いに置き換えることが可能である。つまり、実用上で有効であれば、しきい値との大小を比較するときに、しきい値と一致する場合に大と小のいずれに属させるかは任意に設定されてもよい。
本発明の一実施例に係る図4及び図5、従来例に係る図12には、それぞれ、セル内に端末を配置した場合における与干渉/被干渉の様子の例を示してある。
図4には、全てのセクタでReuse Factor=1を適用してDL送信する場合におけるセルの端末配置及び干渉条件の一例を示してある。
各セクタについてBSからセクタ内の移動端末装置へDL送信を行う場合、他のセクタに位置する移動端末装置への与干渉が発生する。特に、セクタでDL受信する自局BSから遠く、セクタ境界に位置する移動端末装置は被干渉が大きく、且つ自局BSからの受信波電力が距離減衰により弱くなるためC/Nが劣化する。一方、セクタ中心(自局BSの近傍)に位置する移動端末装置では、自局BSからの信号の距離減衰が小さく、他のセクタのBSからの距離が大きいため、被干渉が小さくなり、C/Nが良くなる。
図12には、従来例に係るFFRを適用してDL送信する場合におけるセルの端末配置及び干渉条件の一例を示してある。
セルエッジ端末へのDL送信では、Reuse Factor=3で運用している隣接セクタからの干渉はなくなり、セル中心端末の干渉条件については変更がない。
図5には、本例に係るFFR構造を適用してDL送信する場合におけるセルの端末配置及び干渉条件の一例を示してある。
バースト#1の選択として、BS1はReuse Factor=1であるセル中心端末優先構成(中心優先バースト)を用いており、BS2はReuse Factor=3であるセルエッジ端末優先構成(エッジ優先バースト)を用いており、BS3はReuse Factor=3であるセルエッジ端末優先構成(エッジ優先バースト)を用いている。
この場合、次の(特徴1)〜(特徴3)が言える。
(特徴1)エッジ優先バーストを用いているBS2、BS3から他のセクタのセルエッジ端末、セル中間端末への干渉はない。
(特徴2)中心優先バーストを用いているBS1から他のセクタのセルエッジ端末への干渉はない。
(特徴3)中心優先バーストを用いているBS1から他のセクタのセル中間端末への干渉はある。
ここで、本例のFFRと従来例に係るFFRとの主な違いは(特徴3)にある。
しかしながら、本例では、セル中間端末は、セルエッジ端末と比較して被干渉が少なく、自局BSに比較的近いエリアに位置する端末であるため、C/Nは比較的良好であり、ある程度良好なスループットを期待することができるので、特に問題はない。
図6及び図7を参照して、以上の条件を考慮して、本例のFFR方式を用いた場合と従来例に係るFFR方式を用いた場合との比較を示す。
図6に示される表には、本例のFFRのバースト#0、#1、#2の諸元例を示してある。図6では、図10の場合と同様に、セクタ内に4台の端末があった場合を想定し、セルエッジバースト#0、セル中間バースト#1、セル中心バースト#2の干渉量と距離減衰量から、1フレームでの1バースト当たりのスループット(スループット比率)を想定した。
本例では、(1)シンボル長は、バースト#0が4シンボルであり、バースト#1(Reuse Factor=3)が4シンボルであり、バースト#1(Reuse Factor=1)が4シンボルであり、バースト#2が16シンボルであり、(2)使用サブキャリア数比率(全帯域=1)は、バースト#0が1/3であり、バースト#1(Reuse Factor=3)が1/3であり、バースト#1(Reuse Factor=1)が1であり、バースト#2が1であり、(3)送信ビット(bit)数/サブキャリアは、バースト#0が1(QPSK 1/2)であり、バースト#1(Reuse Factor=3)が1(QPSK 1/2)であり、バースト#1(Reuse Factor=1)が3(64QAM 1/2)であり、バースト#2が3(64QAM 1/2)であり、(4)スループット比率は、バースト#0が4/3であり、バースト#1(Reuse Factor=3)が4/3であり、バースト#1(Reuse Factor=1)が12であり、バースト#2が48である。
本例では、バースト#1の(3)送信ビット数/サブキャリアについては、RF(Reuse Factor)=3では、中間端末の位置がエッジに比べてBSに近いために距離減衰が小さくなる一方で、隣接セクタのバースト#1がRF=1で運用される場合には干渉が増える可能性があるため、バースト#0と同じと想定した。同様に、RF=1で運用する場合には、隣接セクタがRF=3で運用した時に干渉が減る可能性がある一方で、セル中心端末に比べてBS間距離が大きいために距離減衰が大きくなることが想定されるため、バースト#2と同じと想定した。
図7に示される表には、本例のFFRにおいて中間端末に1台シフトした場合におけるスループットの比較の一例を示してある。これは、端末4台が図11の表で示される分布であった場合に、本例のFFR構造を用いることによりセル中間バーストへ1台移動することを想定してスループット比率を求めたものである。
具体的には、(セルエッジ端末の数/セル中間端末の数/セル中心端末の数)=0/0/4である状態から1台のセル中心端末がセル中間端末に割り当てられて0/1/3となった場合には、セル中間端末1台当たりのスループット比率は12となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は16となる。
また、(セルエッジ端末の数/セル中間端末の数/セル中心端末の数)=1/0/3である状態から1台のセル中心端末がセル中間端末に割り当てられて1/1/2となった場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は4/3となり、セル中間端末1台当たりのスループット比率は12となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は24となる。
また、(セルエッジ端末の数/セル中間端末の数/セル中心端末の数)=2/0/2である状態から1台のセル中心端末がセル中間端末に割り当てられて2/1/1となった場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は2/3となり、セル中間端末1台当たりのスループット比率は12となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は48となる。
また、(セルエッジ端末の数/セル中間端末の数/セル中心端末の数)=2/0/2である状態から1台のセルエッジ端末がセル中間端末に割り当てられて1/1/2となった場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は4/3となり、セル中間端末1台当たりのスループット比率は4/3となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は24となる。
また、(セルエッジ端末の数/セル中間端末の数/セル中心端末の数)=3/0/1である状態から1台のセルエッジ端末がセル中間端末に割り当てられて2/1/1となった場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は2/3となり、セル中間端末1台当たりのスループット比率は4/3となり、セル中心端末1台当たりのスループット比率は48となる。
また、(セルエッジ端末の数/セル中間端末の数/セル中心端末の数)=4/0/0である状態から1台のセルエッジ端末がセル中間端末に割り当てられて3/1/0となった場合には、セルエッジ端末1台当たりのスループット比率は4/9となり、セル中間端末1台当たりのスループット比率は4/3となる。
また、端末の平均スループット比率(中間端末を最初のエッジ/中心分類に戻して考えたもの)は、セルエッジ端末については0.89となり、セル中心端末については23となる。
図7に示される本例のFFRの結果と図11に示される従来例に係るFFRの結果との比較をまとめると、セル中心端末の平均スループット比率はほとんど変わらない(24から23へ変化した)のに対して、セルエッジ端末のスループット比率は、0.53から0.89へ変化しており、約67%も向上している。また、図11に示される従来例に係るFFR方式で問題となったセルエッジ端末の最低スループット比率について、従来例では(1/3)であったのが本例では(4/9)となっており、約33%も向上している。このように、本例は、例えば、最低送信レート補償型(帯域補償)サービスの運用に有効な方法であると言える。
以上のように、本例は、基地局装置及び移動局装置を有する無線伝送装置を備え、伝送する無線信号がフレーム構成を有するOFDMデジタル無線システムに関し、特に、セル構造で複数の基地局装置が隣接して1基地局装置が複数の移動局装置を管轄してデータを送受信するセル構造を持ち、全周波数領域を使用して送信するバースト(セル中心用バースト)と、通信環境が不良な移動局装置に優先的に近接のセルに対して排他的に一部の時間領域と周波数帯域を占有させるバースト(セルエッジ用バースト)を同一フレーム内で区分して送信するFFR方式を用いる無線通信システムに関する。
そして、移動局装置のDLの受信品質により移動局装置を複数のグループに分類する機能と、これら複数のグループ間の端末数の分布比率を求める機能と、求められた端末数の分布比率を元に複数のバースト構成を送信に使用するバースト構造の選択機能を有し、適応的にバーストフレームの構造を選択する。
更に、複数のバーストとして、セルエッジ用バーストと、セル中心用バーストと、セル中間用バーストを有し、セル中間用バーストの構造については前記複数のグループ間の端末数の分布比率によりセルエッジ用バーストとセル中心用バーストのうちの一方を選択して送信する。
具体的には、OFDMA方式を用いた移動通信システムにおいて、移動局装置(移動端末装置)との通信に使用する無線バーストフレームの割り当てを行う無線基地局装置に関する。そして、次のような(ポイント1)〜(ポイント6)を有する。
(ポイント1)FFR方式を用いる。
(ポイント2)隣接するセルと重複しない周波数領域を占有するセルエッジ用バースト(例えば、RF=3)と、全周波数領域を占有するセル中心用バースト(RF=1)のほかに、セル中間用バーストを設ける。
(ポイント3)移動局装置の受信品質により端末(移動局装置)をセルエッジ端末グループ1とセル中心端末グループ1とに分類する(図3に示されるセルエッジ中心判定処理のステップ1)。
(ポイント4)上記したグループ間の端末の分布比率に応じて、セル中間用バーストの構造を、セルエッジ用バーストの構造或いはセル中心用バーストの構造のうちの一方に設定する(バースト構造判定)。
(ポイント5)移動局装置の受信品質により端末(移動局装置)をセルエッジ端末グループ2と、セル中間端末グループと、セル中心端末グループ3の3つのグループに分類する(図3に示されるセルエッジ中心判定処理のステップ2)。
(ポイント6)セルエッジ端末グループ2の端末にはセルエッジ用バーストを割り当て、セル中間端末グループの端末にはセル中間用バーストを割り当て、セル中心端末グループ2の端末にはセル中心用バーストを割り当てる。
従って、本例では、例えば、セクタ内における移動局装置のセルエッジ/セル中心の分布状況に応じて2種のバースト構造を切り換えて送信するFFR方式を用いることにより、セルエッジ端末のスループットを向上することができるという利点があり、特に、帯域補償サービスの運用に有効である。例えば、セクタ内における端末の分布を考慮してバースト構成を変更することにより、セクタ全体のスループットを劣化させずにセルエッジ端末のスループットを向上させることができ、特に、最低レート補償型サービスに好適な適応型バースト構成方法を実現することができる。
なお、本例の無線基地局装置(基地局送受信部1)では、セルエッジ中心判定部(step1)17が図3に示される処理(ステップS1〜ステップS6)を行う機能により第1の分類手段が構成されており、バースト構造判定部18が図3に示される処理(ステップS7〜ステップS10)を行う機能により分布状況検出手段やバースト構造設定手段が構成されており、セルエッジ中心判定部(step2)19が図3に示される処理(ステップS11〜ステップS14)を行う機能により第2の分類手段やバースト割り当て手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
1、101・・基地局送受信部(基地局装置)、 11、111・・IP制御部、 12、112・・MAC機能部、 13、113・・DLマッピング部、 14、114・・物理層部(PHY)、 15、115・・RF部、 16、116・・送受信アンテナ、 17・・セルエッジ中心判定部(step1)、 18・・バースト構造判定部、 19・・セルエッジ中心判定部(step2)、 117・・セルエッジ中心判定部、

Claims (1)

  1. 複数の端末装置と無線により通信する無線基地局装置において、
    単位毎に区切られた複数の通信領域が設けられ、
    通信領域エッジ端末用のバーストと通信領域中間端末用のバーストと通信領域中心端末用のバーストを含むフレームが前記複数の端末装置との通信に使用され、
    当該無線基地局装置は、前記通信領域中間端末用のバーストの構造として前記通信領域エッジ端末用のバーストの構造又は前記通信領域中心端末用のバーストの構造のうちの一方と同じ構造を設定するバースト構造設定手段と、
    通信領域エッジ端末のグループに分類される端末装置には前記通信領域エッジ端末用のバーストを割り当て、通信領域中間端末のグループに分類される端末装置には前記通信領域中間端末用のバーストを割り当て、通信領域中心端末のグループに分類される端末装置には前記通信領域中心端末用のバーストを割り当てるバースト割り当て手段と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
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